これは、もう
一つ、
雨水浸透ますの
補助金もこの
地球温暖化対策の中に入っていると思いますが、これも
所管は、いいんですね、これも同様に
減額の
理由をお聞かせいただきたいと思います。
◎
環境課長
雨水浸透ますの
補助金の
関係ですけれども、
雨水流出抑制の
事業の一環として
雨水浸透ますを設置するときに
補助金を使用するという
事業を持っているわけですけれども、当初
計画して
年間30基ということだったんですけれども、
実績を見まして、10基減らして20基ということで
減額補正をさせていただいたところでございます。
◆
元山芳行
直接はこの
雨水対策は土木のほうになるのかなというふうに思いますけれども、もしわかったらでいいんですが、
東京都の下水のいわゆる
形状拡大をして
雨水対応能力というのを向上させるという形で今るる進めていると思うんですけど、その
あたりの
進捗状況なんかはわからないですかね。その後、大分進んだとかいうのがもしわかれば。それとこの
浸透ますとの両輪で
対応が恐らく求められてくるものだというふうに
理解をしているので、もしわかればでいいです。
◎
環境課長
雨水の50ミリ
対応の中で
東京都は
対応しているというふうに聞いておりますけれども、詳細についてはちょっとお答えしかねます。それから
東京都の
道路事業の中で都道の
歩道部分については
雨水浸透舗装を実施するということになっていますので、そういった
部分も含めて
地下水の涵養について
事業を進めているところでございます。
◆
元山芳行
わかりました。じゃ、次に
産業経済の
関係でいきますが、
工場ビルの
使用料についてであります。この中で
産業技術支援センターの
機器使用の減ということで、
使用率ですね、
使用率の減ということでありますけども、この辺の
利用状況というのは、当然、これ、
支援センター整備をしたのはもう必要に求められて
整備をしたというわけでありますが、当初の
利用率の減ということですね。思ったより活用されてないということになっているのか、もしくは
整備したその
機材の問題なのか、というのは要するに
ニーズと
マッチがしていないと、当然、
使用率が落ちていきますから、もしかしたらそういうのがあるのか、その
機器と
ニーズがバランスとれてないということは、もしかするとその設置する
機器自体の再構築というのも求められてくるかもしれないというふうに考えますが、この
機器使用率の減ということはどういうところに
原因があって
利用率が下がっているのかをお聞きします。
◎
産業振興課長
工場ビルの
産業技術センターの
使用料につきましては
2つ理由がございまして、1点目がまず去年の2月にスタートしておりますけれども、この
予算編成の
時点ではなかなか一言で言うと過大見積もり、
収入が多いんではないかというちょっと
見込みが立ちませんでしたので、使った
係数が大きかったというのが1つございます。それから、もう
一つが、ことしに入りまして三次元
測定器とか大型の
機器を買いそろえましたけれども、それの運用が始まったのが実際1月であったり、非常に精巧な
検査器のために、なれるための時間が非常に長かったというのが1つございます。
大きくはこの
2つの
理由なんですけれども、全体的に思ったほど
利用が伸びていないというのは事実でございます。これにつきましては、やはりまだまだ
PR不足なのが1つございますけれども、なかなか
事業者の方が実際に使いたいと思ったときに、
板橋にあるんだということがまだまだ
周知されていないと。
チラシ等をまいたり、
産業団体の
機関紙で
PRもしたりしているんですけれども、そういう用がないという
人たちにスルーされてしまって記憶にとどまらない。
ただ、
板橋でもそういった
技術支援の
センターができたということをかすかに覚えていただいて問い合わせがあるというのが結構ございますので、まだまだ
周知には積み重ねが必要なのかなと思っております。やはり何といっても
東京都の
産技研センターの
情報量が圧倒的に多いというところがございますけれども、そちらと連携、今、協定を結んでおりますので、
産技研センターから
板橋区に紹介されるという例も次第にふえておりますので、もうちょっとお時間をいただきたいなというふうに思っております。
それともう
一つ、
ミスマッチがあるんではないかという話がありましたけれども、これは西が丘に都立の
産技研センターがあったころに、
板橋区内の
事業者が主に使っているものをそろえましたので、今のところはまだ
ミスマッチが多かったというふうには認識していないところでございます。
◆
元山芳行
周知というところがすこしひっかかって、これ、求められたからやったんで、一番声高かったのは
産業連合会だと思うんですが、
産業連合会のほうでこういう
利用促進の
努力なんか、何かしてくれてるんでしょうかね。
◎
産業振興課長
産業連合会が一番身近、切実なところでございまして、そのとおりでございますけれども、
機関紙、毎月、月1回、
会員向けに
機関紙を
発行しております。それを去年の秋、暮れからほぼ、ほぼでもないですけども月1回の
機関紙に
産業技術センターの
PRを載せていただいておりまして、その
記事の
スペースの
あきぐあいによっては毎回載せていただくようにお話は進めさせていただいております。
◆
元山芳行
その
記事の
スペース確保に、まさかこちらから
広告料を払っているような、そういうことはないですね。向こうがちゃんと割いてくれるということですね。はい、それはいいです、じゃ。
次に、今度は
商店街の
事業関係で、先ほどもちょっと出ましたけど、に
ぎわいのあるまちづくり事業、これはもう本当に代表的な
事業だと思いますが、これも実際、
商店街から求められてそれのお手伝いをしようということで進めている
事業だと思いますが、そういう
事業であっても
実績がまた下がっているということは、これは一体どういうことなのか、その
原因をお聞きします。
◎
産業振興課長
に
ぎわいのあるまちづくり事業につきましては、毎年この
最終補正では比較的、額としては大きな数字が出ております。ただ、ことしの場合は
執行率でいきますと5.9%の残ということで落とさせていただいております。
その主な
理由ですけれども、に
ぎわいのあるまちづくり事業、都と区の
補助制度がございますけれども、
予算編成の前の年に翌
年度、各
商店街でこんな
事業や
設備投資をしたいというようなことで
予算要求を出す、それを当初
予算に計上いたしまして、その中で実際執行していくわけですけれども、その数が例えば
イベント事業では70を超えております。それから
活性化事業でも12
事業ございます。
これを単純に今回
補正で落とさせていただいている596万円で割りますと、1件
当たりは6万8,000円
程度の残ということになりますので、ほぼ2年前に立てた
事業計画に乗っけるかその執行した
実績残が数万円ということであれば、これはやむを得ないのかなというふうに思っておりまして、できるだけこの額が、差が小さくなるのが望ましいんですけれども、やはりその2年近く前に立てた
計画ということで、そのぐらいがやむを得ないというふうに考えてございます。
◆
元山芳行
この
部分は、今出た特に
イベントはこの
補助金をかなり当てにして
計画を立てている、各
商店街がですね、そういうふうに思っておりますから、それはそれで
お客さんの呼び込みにはいいんでしょうけども、中長期的に考えると果たしてそれだけでいいのかということを、そこについてどういうふうにお手伝いをしたらいいのかということをもう少し考えてあげたほうがいいのかなと、それはもう直接、
経営ですよ。
個店の力をしっかり保たせなければ、
お客さん来てもそのときのお祭りだけで、実際に買いたいものがなければ戻ってこないわけですから、そこをしっかり
お客さんのハートをつかむにはやはり
経営努力というのも相当必要でありますから、そういう
経営者支援というのももう少し考えられたらなというふうに思っております。
それから、もう
一つは
コミュニティビジネスの
活性化支援を委託しておりますが、
コミュニティビジネスというのは大分前からそういう言葉が出てきて、各自治体、取り組んでいるんだろうというふうに思っておりますけれども、
板橋は
コミュニティビジネス、どんなものが育っていますかね。それをお聞きします。
○
主査
では、時間が余りありませんから簡潔に。どなたですか。
◎
産業戦略担当課長
コンテストを
平成15
年度ぐらいから続けておりまして、
コンテストは今
年度は見直しによって廃止なんですけれども、といいますのは、
応募数がちょっと少ないということもありまして、ずっとここ数年
課題だったんですけれども、とりあえず
コンテストはちょっと見直ししましょうということで、昨
年度までやっていました。この
コンテストに
応募があった
事業者の中から入賞した
事業者さんが
区内でさまざまな
コミュニティビジネスを行っております。
コミュニティレストランであったり、または子育て中の
お母様方を支援するようなサービスであったりとか、各地で今も継続している
事業者はあります。
ただ、一旦開業したんですけれども廃業になったという
コミュニティビジネスの
事業者さんもありまして、昨
年度調査した結果では、15
年度からの
コンテスト入賞者で現在も継続しているその
割合というのがたしか5割か6割ぐらいで、残りはちょっと廃業してしまったというような
状況ではありました。
◆中野くにひこ
端的に3点ほどちょっと確認させてください。
71ページ、
収入のほうなんですけれども、
工場ビル弁償金、
マイナスの78万4,000円、これの
内容はぴんとこないんですけれども、
収入ですから、それで入ってくるのは
マイナスに計上されているというところは、ちょっと
内容について教えてください。
同じく、
空き缶等売却収入1,200万円の
マイナスという形で、
単価が下がったのか、単なる
積算根拠の
見込み違いなのか、詳しく教えていただければと思います。
3つ目です、73ページ、
産業振興公社求償権回収金返還金が
プラス446万円ということで、頑張りによって
プラスになったのかなと、詳しい
内容、何件で何人でこれだけだったのか。以上、3点です。
◎
産業振興課長
まず、71ページの
工場ビルの
弁償金でございます。この78万4,000円と申しますのは、
平成13年12月に
経営破綻いたしました
工場ビル入居企業がございます。この
入居企業がそういった
経営破綻した途端に
板橋区のところから遠方に転居しまして、
工場ビルの
機械類を置きっ放しにして退出してしまったという例が
平成13年にございました。これを次の貸し出しに供するために全部処分をして、
内装を例えばペンキを塗り直したり、
内装を原状回復するために78万4,000円がかかってございます。これをその当時借りていた
経営者に当然債務として求償していたわけですけれども、このほど10年以上経過しておりまして、
弁護士等も相談させていただいておりましたけれども、
時効の
援用通知という、本人の承諾も得た上で
時効が完成するという仕組みでございますけれども、この手続が終了しました。そのために、長くこの78万4,000円というのは区の債権として残っていたわけですけれども、今回はこれを
不能欠損として
処理をさせていただくという
内容で初めてここに、10年以上たってやっとここで出てきたものでございまして、事務的な
処理ということになっています。
◎
清掃リサイクル課長
予算書71ページの
空き缶等売却収入の約1,200万円の
減額でございます。これは、
委員ご
指摘のように、まず例えば
アルミ缶は当初
予算125円で想定しましたが、既に売却しました分としては4月から11月で109円でございました。12月以後の
見込みが102円で見込んでおります。この
単価が非常に響いております。また、
スチール缶は1キロ
当たり28円で想定しましたが、4月から11月で26円で売却しております。12月から3月までが23円ということで、1,200万円に大きく影響した、品目によってはもちろん高く売れているところもあるんですが、この
2つの
減額が一番影響しております。
◎
産業戦略担当課長
産業振興公社の
求償権回収金返還金でございますけれども、従事している者は
調査役という者が3名で
回収作業に当たっております。これまでのところ
回収金が3,700万円ございまして、それから
費用2,000万円
程度を引いて、差額が1,650万円
程度あるわけですけれども、その中で、これは
平成15
年度までの分なわけですけれども、区から
補助が出ている分があります。その
補助の
一定程度の
割合、この
係数を掛け合わせたものを本来、区に返す分だということで、掛け合わせたものから算出しましたものが446万円ということでこの分が計上されているものでございます。
◆
高橋正憲
歳入で
寄附金、
科目存置で1,000円、何か減っている、4,000円という
寄附金が出ていたんですが、何ですか。
◎
地域振興課長
ことし、本
年度、大きなものを申しますと、今、確実に入っているものがあって、
板橋区の障がい
者就労援助事業団、こちらの
団体が清算になりまして、こちらのほうで1,000万円ほどこれは
寄附として区のほうにいただいております。それと、
あと高齢者の
身元保証や
財産管理をする
NPO法人のほうから1,000万円ほど個人の意志に基づいて区のほうに
寄附がございました。それと、
あと大きなものといたしましては、
有限会社の
共済企画センターのほうから約500万円ほど、その他、もろもろのものがございます。それが今まで入っているところでございまして、
あと今後、
土地開発公社のほうから、
収入から、収益を上げた分について区のほうに
寄附をいただくというものがございまして、それが2,100万円ほど今のところ予定されておりまして、そちらを
補正の
歳入としてこちらに計上しているものでございます。
◆
高橋正憲
わかりました。ただ、予定されているという、まだ入ってきていないんでしょう。予定されているんでしょう。そんなのも入れるんだ。
◎
地域振興課長
補正ですので、確実に見込まれているものについて、ただ、
補正の
見積もり時点というのはもっと今より前なので……
◆
高橋正憲
わかりました。大丈夫やね。
◆
川口雅敏
1点だけお尋ねします。
くらしと
観光課ですね、133ページ、このけやき荘を落札した業者、たしか3億5,001万9,999円で落札したんですけれども、これ以外にかかる
費用、
不動産所得税、
所有権移転、
固定資産税ほか、そのほかにかかる
費用を教えてもらいたいのと、もう一点、現在営業している
事業者が、たしか、前、聞いたと思うんですけれども、露天風呂をつくったと、それをお返しするという話もしてあったと思うんですけれども、その辺の金額を教えてください。
◎
くらしと
観光課長
まず、保養施設を取得する際でございますけれども、まず温泉
関係の
費用がございます。こちらにつきましては箱根荘、湘山開発株式会社また箱根登山鉄道、2種類の温泉業者と契約をしているところでございます。買い受け人が負担しなくてはならないところは、名義変更手数料が、こちらが約200万円ほど湘山開発のほうにはかかるというところでございます。
また、箱根登山鉄道のほうの温泉でございますが、こちら、買い受け人は譲渡承認料、名義変更手数料など、こちらも同じように200万円
程度かかるというところでございます。また、給湯保証金としましてこちらも200万円
程度、箱根登山鉄道のほうにかかるというところが温泉に関する手数料等でございます。
あと、不動産の所得税などその辺につきましてはすみません、今、こちらのほう手元にございませんけれども、それ相応の金額がかかるということでございます。
また、今回ではございませんけれども、
固定資産税相当分がございます。こちらは名称が
固定資産税とは言わないんですけれども、箱根荘につきましては大体500万弱
程度の
固定資産税相当分がかかってくるところでございます。ただ、こちらにつきましては25
年度につきましてはまだ
板橋区のものという認識ですので、
板橋区が25
年度は支払うと。実際、買い受けた業者が負担するのは27
年度からの負担ということになります。
あと、箱根荘のリニューアル工事についてでございます。こちらにつきましては現在の
運営業者が
平成16年にリニューアル工事ということで個室の露天風呂と、また3階のほうに特別室、応接室と呼んでいますけれども、こちら3部屋つくるということで、かなり大がかりなリニューアル工事をしているところでございます。こちら、当初は1億円以上の金額を投じて改修したものでございます。ただ、その
部分につきましては区のほうも区の負担分というものがございます。こちらは昨年、不動産鑑定を入れまして算定したところでございます。3,400万円強の区の負担分が出てくることでございますが、これは25
年度の当初
予算のほうに計上させていただきまして、精算という手続になるかと思います。
以上でございます。
◆すえよし不二夫
まず、73ページの(24)番、体育施設
利用料還元金、1,700万円入っていますから、これはコナミのほうの、善意に解釈すれば営業
努力によって
収入があって返ってきたと、還元金だというふうに
理解するんですけれども、その計算式は全額だったか半額だったか3割だったのか、その相対の金額とあわせて。
それから、127ページ、ペットボトルの回収
経費で2,300万円
減額しておりますけれども、これは当初
予算が3億6,300万円だったんですよね。そのうち2,300万円
減額ですから、そうするとペットの回収量が減ったのかなというふうに
理解する、どれぐらいのがどれぐらいになったのかと、
見込みが幾らあって現実はどうなっているかということですね。同じような趣旨で129ページ、産業融資の利子補給で
実績減で8,000万円、これは、だから2億3,800万円予定している、当初
予算はね。そのうちの8,000万円だから相当な
実績減だというふうに
理解できるんだけど、そのとおりなのかどうか、その
件数を含めて、要因も含めて
説明してください。
◎
スポーツ振興課長
体育施設
利用料還元金でございますが、
2つに分かれておりまして、1つはあらかじめ決めた基準額、こちらについては
利用料
収入がその基準額を上回った場合はその50%を削減いただいております。ちなみに23
年度の
部分でございますが、基準額は3億3,267万1,000円でございます。これに対しまして
利用料
収入につきましては2億9,854万7,937円で、超えませんでしたので、こちらの還元額はございませんでした。
もう
一つの還元ですが、指定管理者で行っております自治
事業収入の還元金でございます。それにつきましては特に基準額は設けませんで、単純に
利用料
収入の20%をいただいております。今回、23
年度につきましては自主
事業収入が9,972万396円でございました。そのうち20%、1,994万4,000円ほどですが、これに今回23
年度につきましては
計画休間、東日本大震災の影響で、節電の
関係で
計画休間を実施いたしましたので、その損失補償が約400万円ほどございまして、その補償分については折半、区と指定管理者で折半というところで、200万円
減額して、こちらの1,790万1,000円ということで入ったものでございます。
◎
清掃リサイクル課長
予算書の127ページ、ペットボトルの回収でご
指摘のように2,369万2,000円
減額しております。これにつきましてはただいまご
指摘のありましたように、まず当初の予定が2,800トンの回収量を
見込みましたが、500トン減少、少なく現
時点では考えており、最終的に2,300トンの回収を見込んでおります。その
関係で減容化、いわゆる小さく砕くというんですか、固める減容化の委託料が2,310万円、主な
減額の
理由になっております。
◎
産業振興課長
129ページの産業融資利子補給金です。こちらは8,000万円ほど
減額させていただいておりますけれども、主な
理由につきましては、まず
板橋区の産業融資は長期プライムレートに連動してございますけれども、このところ非常に低下をしてございます。近年のピークだった
平成20
年度は2.32%ほどございましたけれども、最新の長プラが1.15%まで低下しております。このため、利子補給金も連動して下がっているというのが1つございます。
それから、もう
一つが、
件数がこれは1月31日現在の昨年との比較ですけれども、
平成24年1月31日現在、4月から1月までの10か月で1,099件だったものが、ことし1月31日現在836件、24%ほど減少してございます。こういったところで融資
実績も減ってございます。
それともう
一つが、実は昨年の
予算編成時にはヨーロッパの政府債務問題、いわゆる先行き不透明というような言われ方をしておりましたけれども、再びその景気が底を打つのではないかというようなちょうど時期でございましたので、もしそうなった場合に、ちょうどリーマンショック後のような、同じような緊急融資等の
対応をとる必要が出てくるかということで、そういったところではやはり
予算を少し余計に計上していたというケースがございます。結果的にはそれらの
状況は起きなかった、あるいは長期プライムレートが低下を続けている、それと実際にリーマンショック後にやはり融資
件数が非常に伸びた時期がございますけれども、その時期の利子補給が暫時終了しているといったことが重なりまして、少し大きな
見込み違いが出てしまったということでございます。
◆
小林おとみ
じゃ、余り、皆さんお疲れでは……
今の融資のところでお聞きしたかったんですけど、私、この間、23
年度の統計というのを見ていたら、
板橋区というのは物すごく融資って少ないんですね。中小企業の融資
状況というのが23
年度の区民特別統計で
件数はあっせんでも910件となっていて、ほかは大体、例えばよくいう大田区などは2,897件で、これ、
件数だけでも3分の1ぐらい、
板橋はだから下から4番目、融資決定率は結構83番、高めだけど、でも854件でやっぱり下から4番目という感じで、桁的に全然、その
件数とか金額もすごく低いというのを私は見まして、その上でなおかつ
予算を残すんだからなと思っちゃって、どうなっているんだろうと思ったりしたんですけど、だから融資の全体の枠が23区の中でも仕組みそのものがかなり借りにくいとか、進まない要因があるんじゃないでしょうかというのを聞きたいんですけれども。
◎
産業振興課長
ちょっときょうは
資料をお持ちしていないんですけれども、23区の産業融資の利率に比べますと、
板橋区ははるかに低い利率を採用しています。だから、長期プライムレートに連動しているということで、毎月現状では下がる局面ですので、低くなっております。上がる局面になるとちょっとまた別の
理由になってきますけれども、現状はそういうところです。
それから、今の特別区の統計が何年版かちょっとわからないですけれども……
◆
小林おとみ
22年の3月まで。
◎
産業振興課長
なるほど。そうしますと、例えば先ほど申し上げました
平成20年ではこれが1
年間で1,658件というような
状況がございまして、非常に景気の変動に連動していくということでございます。比較的、大田区などに比べると中堅企業が多いということで、産業融資自体はその額が、規模が小さい、小規模でございますので、なかなか例えば
東京都の融資であるとか金融機関のプロパー融資だとか、そういったところを
利用されている方も多いのかなというふうに考えてございます。
決して、入口のところで、先ほど融資実効率というお話もございましたけれども、入口のところで絞っているわけではございませんで、必要に応じて適宜産業融資をしているという
状況でございます。
○
主査
では、以上で
質疑を終了いたします。
これをもちまして、
区民環境分科会を閉会いたします。...