• "経営刷新計画素案"(1/4)
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  1. 板橋区議会 2006-11-08
    平成18年11月8日健康衛生委員会−11月08日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    平成18年11月8日健康衛生委員会−11月08日-01号平成18年11月8日健康衛生委員会  健 康 衛 生 委 員 会 記 録 開会年月日  平成18年11月8日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 零時22分 開会場所   第4委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  委 員 長   遠 藤 千代子      副委員長    かなざき 文子  委   員   大 田 ひろし      委   員   もちづき広太朗  委   員   菊 田 順 一      委   員   白 井 よう子  委   員   大 野 きくお      委   員   橋 本 祐 幸 説明のため出席した者  健康生きがい          菊 地 裕 之      保健所長     山 口 鶴 子  部   長                       生きがい推進
     健康推進課長  中 村 一 芳               新 井   正                       課   長  予防対策課長  本 保 善 樹      生活衛生課長   細 田 雄 二  おとしより                板橋健康福祉  保健福祉    松 田 玲 子               品 川 靖 子  センター所長               センター所長  赤塚健康福祉               志村健康福祉          石 原   浩               平 野 宏 和  センター所長               センター所長 (上板橋健康福祉センター所長兼務)     (高島平健康福祉センター所長兼務) 事務局職員  事務局長    岩 崎 道 博      書   記    龍 野 慎 治                 健康衛生委員会運営次第 〇 開会宣告 〇 理事者あいさつ 〇 署名委員の指名 〇 議  題    板橋区第二次経営刷新計画(素案について(3頁) 〇 閉会宣告 ○委員長   ただいまから健康衛生委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のごあいさつをお願いいたします。 ◎健康生きがい部長   おはようございます。昨日に引き続きの健康衛生委員会お疲れさまでございます。本日は、板橋区第二次経営刷新計画の素案についてご審議をいただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  大田ひろし委員、もちづき広太朗委員、以上お二人にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、議題に入ります。  板橋区第二次経営刷新計画(素案についてを議題といたします。  なお、健康衛生委員会の審議項目は既にお配りしてあります資料のとおりでございますので、その範囲内で質疑されるようお願い申し上げます。  それでは、本件について理事者より説明願います。 ◎健康推進課長   板橋区第二次経営刷新計画(素案について、こちらの健康衛生委員会に関係します所管でのご説明をさせていただきます。  最初に、資料の2枚目の、資料の2ページ目というか、2枚目の裏面の方に最初に全体の総論のところがございますが、簡単に総論の方ご説明させていただきます。  1、これまでの経緯でございますが、板橋区では平成4年度の「区政活性化推進計画」から「再生経営改革推進計画」の終期である平成15年度までの諸改革により、243億円余りの経費削減、職員削減ですと1,187人の削減を行いました。  しかし、少子高齢化や地方分権を初めとする社会経済状況の大きな転換期を迎えまして、多種多様な行政課題に対応していくことが求められる中、区財政は単年度の収支が均衡しないという財政状況に直面せざるを得なくなった状況がございました。  そうした中、平成16年1月に板橋区経営刷新計画会議から「板橋区の行財政のあり方」、についての答申が出され、区政の抜本的な見直しを通じて大胆な構造改革を断行する「経営刷新」の方向性が示されまして、それを受けまして、平成16年度は「経営刷新元年」と位置づけまして、「収支均衡型財政構造への転換」を最重要課題として掲げまして、平成18年度までの3か年における経常収支比率、人件費比率、公債費比率の財政指標、財政効果額及び職員削減数の数値目標を明示しまして、目標達成に全力で取り組んだところでございました。  そして、ことし1月に、平成18年度から22年度までの5か年を期間とする経営刷新の「追加・修正版(集中改革プラン)」を公表しまして、経営刷新を一層強力に進めてきたところです。  そういう状況の中で区民、区議会、区が相互理解と協力のもと取り組んできた結果、いずれの数値も計画を上回る実績を上げております。こちらの※印3つ、経常収支比率、人件費比率、公債費比率ございます。14年度の決算、18年度の目標、18年当初、3つとも18年度目標の数値より改善されている状況でございます。  それから、16年度から18年度の財政効果、計画ですと42億2,400万、今年度までの見込みですと53億1,800万ということで上げておりますし、それから16年度から18年度の職員削減数も計画ですと420、ことし18年の見込みですと437人ということで実績を上げている状況でございます。  第二次経営刷新計画をこれから検討するわけでございますが、その基本的視点は2ページの上に書いておりますが、今までの経営刷新計画の基本的視点として上げている4本の柱であります「1、公共サービスの民間開放」「2、内部努力の徹底」「3、情報公開と区民の協力」「4、国・都に対する働きかけ」に代表される経営刷新の4つの精神ですね、これは引き続き踏襲させていただきますが、下の方の「なお」に書いてありますが、4点目の「国・都に対する働きかけ」については、個別の計画の目標となじまないため、進行管理から除外させていただくことにしております。  第二次経営刷新計画の計画の位置づけでございますが、2ページ、3の下の方に書いておりますが、第二次経営刷新計画は、引き続き収支均衡型財政構造を堅持することを最重点課題の一つとさせていただいています。景気動向を初めとする社会経済状況に左右されず、時代の変化に柔軟かつ的確に対応できる弾力性のある健全財政基盤を確立するための方策を示します。  3ページを見ていただきます。それで、事務事業の見直しにおいては、指定管理者制度の導入と公共サービスの民間開放を着実に推進するとともに、区民、団体、事業者等のさらなる協働を進めていきまして、また内部努力については定型的業務を中心に職員配置、整理統合、効率化による見直しを進めてきたところですが、今後もIT化による事務の効率化や基幹業務の外部化の検討を通じて、引き続き計画項目を随時追加させていただきます。  職員数については、第二次経営刷新計画についても「追加・修正版」をイメージした平成22年からこの4月1日における職員数をさらに削減するようさせていただきます。  第2次の計画の期間でございますが、下の方に図表で書いておりますが、19年度から22年度の4か年の計画とさせていただきます。  4ページの方に計画の構成ですが、1の公共サービスの民間開放21項目、この中に新規のものが7項目ございます。  2の内部努力の徹底18項目、この中に新規の項目が4項目ございます。  3の情報公開と区民の協力7項目、この中に新規のものが2項目ございます。合計46項目。その中に新規のものが合計13項目ございます。  進行管理と公表につきましては、計画の進行管理は、区長をトップとする経営刷新本部において行わせていただきます。経営刷新計画の進捗状況や区政を取り巻く環境の変化、さらに各種制度の改革進展の状況に応じまして、期間中に追加・変更すべき改革項目が生じた場合は、経営刷新計画の趣旨にのっとり、絶えず見直しを行っていきます。  また、行政評価の評価結果を受けた見直しや、具体的取り組み内容の円滑な実施方法への変更や緊急的な取り組みの事項が発生した場合は、速やかに対応させていただきます。  進捗状況や結果につきましては、随時区議会に報告するとともに、広報紙やホームページ等により区民に公表させていただく予定にしております。  5ページに今回の第二次経営刷新計画素案上の財政効果の目標が書いておりまして、追加・修正版との比較が書いてありまして、全体の合計としては19年度、20年度、21年度、22年度、合計7億7,900万円になっております。  5番の職員数の削減目標がこの追加修正版と比較がありまして、今回の二次の方の合計としては正規職員297人減、再任は正規から振りかわりますが、27人の増ということになっています。  あとその関係で6の方に職員の退職者、採用者数の見込み及び実質的な職員数の削減目標も掲げますが、これに関しては当の区議会のご意見やパブリックコメントの状況としまして、刷新本部におきまして協議、調整して改定版が確定したときに、この段階のものは載せさせております。同じく財政収支も都区財政協議の結果などを踏まえた上で、改正案の段階までに作成させていただきます。  各論のうちこちらの健康衛生委員会の所管する方に入らせていただきます。  14ページを見ていただきたいと思います。  1の公共サービスの民間開放の(1)サービス供給体制の見直しということで、2)の委託化の推進ということで、授産場の運営ということで、授産場運営の今後のあり方を、民営化を視野に入れながら検討します。所管は生きがい推進課でございます。  2つ目がふれあい館の運営、ふれあい館、志村の方でございますが、より効率的な運営を図るため、管理運営業務について指定管理者制度を導入します。所管は生きがい推進課でございます。  裏面の方にいこいの家の運営がございます。いこいの家の配置について、利用状況や類似施設の配置状況に基づき見直しを行います。所管は生きがい推進課でございます。  それから、ずっと飛びまして、28ページを見ていただきたいと思います。  28ページ、こちらは2の内部努力の徹底でございまして、(2)内部管理業務の見直しということで、1)職員配置の見直しということで、少数専門職種業務(医療系)でございますが、少数専門職種業務(医療系)については医療制度や介護保険制度などの諸改革の動向を踏まえながら、原則として退職不補充により対応し、経費削減に努めます。所管は健康推進課でございます。  それから、35ページを見ていただきたいと思います。  35ページは大きな3の情報公開と区民の協力でございまして、(2)受益者負担の適正化ということで、3)受益者負担の導入ということで、各種検診の自己負担についてでございます。基本健康診査、がん検診については受益者負担の適正化の観点から一部自己負担金を導入することにより、区が歳出する経費を圧縮し、経費の削減を図ります。また、基本健康診査に関しては医療制度改革の動向を踏まえ、事業の実施方法の見直しをしますと。所管は健康推進課でございます。  あと、37ページでございます。  これは新規の項目でございますが、(1)事務事業の見直し、2)効率化による見直しということで、健康増進センターの管理運営ということで、小豆沢体育館の大規模改修がありまして、平成20年12月に完成ということでございますが、設備の充実により志村地域における運動継続の場を確保するため、一般利用を廃止しますという内容でございます。所管は志村健康福祉センターでございます。  もう一つ新規がございまして、38ページでございます。  高齢者配食サービスでございます。安否確認機能を効果的に果たすために、他の事業とも連携を図るとともに、配食サービスは民間開放を視野に入れ、事業の見直しを行います。所管はおとしより保健福祉センターでございます。  以上の、項目としては健康衛生委員会7項目ございますので、この7項目についてご審議をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長   どうもご苦労さまでした。  ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆もちづき広太朗   ちょっとまだ説明をいただきたいんですが、私、前回の一般質問でシルバー人材センターの件で質問しまして、シルバー人材センターの活用ということで一般質問をしましたけれども、その際、期待する回答は得られませんでしたけれども、今回のこの経営刷新計画の中で18年度目標と18年度の初年度のこの数字は、目標以上に成果を上げているという、こういう当初の計画があるわけですが、先ほどの私が質問したシルバー人材センターの活用ということでお金はそんなに、経費的にそんな多額な金がかかるわけでありませんし、それから姿勢、今後も健全財政のために、こういうことはぜひとも健全財政で進めてほしいということは当然ですが、ですから余りお金をそれほどかける必要はないということで、しかしシルバーの人材センター、きのうも言いましたように生きがいという部分でシルバー人材センターが560人もの年間で職につけない人がいると。こういうものは、職につけないということと、それが生きがいにどういうふうに、生きがいであることにつけなかったという。ならば何かその生きがいにかわるものということで質問しましたが、期待する答えは得られませんでした。その辺の関係を絡めて、この計画素案でどういう措置になっているかお尋ねします。 ○委員長   一応きょうはこの中身で今ご報告をいただいたことに関連してということなんですけれども、質問がシルバー人材センターということで出ておりますが、もし今の委員のご質問の趣旨にご用意がありましたら、お願いできますでしょうか。 ◎生きがい推進課長   お答えになりますかどうか、ちょっと大変申しわけないんですが、一応シルバー人材センターにつきましては、第一次の刷新計画の中で、いわゆる区の刷新計画を計画した段階で、シルバー内部の刷新も同時にやるべきだというようなことが第一次の刷新計画の中でうたわれております。そういった中でシルバー人材センターが区と同様に内部の刷新3か年計画というのを立てた経緯がございまして、その中では先ほど仕事の職につけないというようことがお話ございましたけれども、そういったものについてはワークシェアリングを徹底するというようなことが、このシルバー人材センター内部の刷新計画の中でうたわれてきておりまして、そういった部分では一定の方向性が出てきていると。  あわせて、前回の委員会でもお話ありましたように500名余のいわゆる仕事につけないというふうな状況があるという中では、そういった人たちの改善に努めていくというのがシルバー人材センターの刷新計画にうたわれておりまして、そういった部分では、やはり生きがいづくりの中に含めた形で、区と同様に刷新を進めて改善に努めているということで、シルバー人材センターの方は事業運営を行っているという状況でございます。 ◆もちづき広太朗   この計画、経営刷新計画の中でシルバー人材センターについての検討は、だから、どこに、どういうふうにこの中へ、その今のおっしゃったことはどこに入っているんですか。 ◎健康推進課長   シルバーほか、いろいろな区の関係する財団法人等がございますが、それは先ほど生きがい推進課長の方でちょっとお話がありましたが、16年のこちらの第二次じゃなくて、最初できた経営刷新計画の中で16年度中に各団体で行政のいろいろな改革をつくれと、計画をつくれということでつくっていただいて、その中で各、区の関係するいろいろな団体ございますが、シルバーとか社会福祉協議会とか、そういうところは、その計画に基づいて各団体でその取り組みを、改革の取り組み計画をつくっていただいて、その計画に基づいて改革の取り組みをしていただいているというのが経営刷新計画の位置づけではそうさせていただきます。16年作成させていただいて、その各団体でその刷新の計画に基づいて、いろいろな取り組みをやっていると、そういうことが前回のこの刷新の位置づけでは16年度に取り組みをさせていただいたものです。 ◆もちづき広太朗   きのうも生きがいについて、もっと簡単に何とかという時間の制限の中の話がありましたけれども、その生きがいということをこういう計画の中で、はっきりと認識しなきゃならないんですよ。だから、それは生きがいということは、人生については1日や2日でもって説明できる、そういう、もっと根本の問題なんですよ。そのことがわかっていただいたら、簡単に説明しろ、そんな問題じゃないんですよ。生きがいということについて、この刷新計画では、どういう取り上げ方でいるかということをちょっともう一回質問してから。 ◎健康推進課長   区の方の計画、この経営刷新計画というのは字のとおりに、いろいろな事務事業を見直してやるという計画で、当然その事業計画は基本構想があって、基本計画があって、それに基づいて実施計画があったり、それから福祉の関係で、そういう保健福祉計画等がありまして、そういう事業の展開はそちらの方で明記させていただきたいということで、こちらに関しては、経営の視点で、区の経営の視点で、いろいろな事業を後世に引き継ぐとか、それから職員を削減するとか、そういう項目の計画ですので、直接こちらの計画では生きがいについては……。生きがいについては区の基本構想となる基本計画、実施計画の方でのせさせていただいております。 ◎生きがい推進課長   生きがいという全体的なお話が出ておりましたが、大変大きな課題というふうに受けとめております。私ども健康衛生の立場からいたしますと地域保健福祉計画、昨年度つくりましたけれども、そういった中で高齢者の生きがい対策というようなことが項目に挙げさせていただいておりまして、先ほどポイントになっておりました就労の部分ですとかでいきますと、私どもの社協にお願いしているアクティブの就業支援ですとか、まさに今、委員おっしゃるようにシルバー人材センターの就労、そういった部分も含めて、そういったところの事業運営について積極的に区は活用しながら、あるいは支援しながら進めていくという状況で動いているところでございます。
    ◆もちづき広太朗   もとへ戻りますが、シルバー人材センターの560人が1年間登録をしてあるのに職がないと。だから、その人たちは自分の天職を持っている、それを生きがいにしてシルバー人材センターに、自分はこういう技術があるということで生かしたいということで登録をしておりますが、それを生きがいにしていますが、その仕事がなかったと。1年間なかったと。しかし、その人たちに何かかわって生きがいを見つけてもらうという姿勢が必要だということを私は言っているんですよ。  そしたら、教育委員会で560人の中から子どもに対して適任者、子どもの教育に対して適任者がいたら、560人の中からそういうことで適任者がいたら、その中から探すことを努力しますという教育委員長の答弁があったんですね。560人から教育に関する適任者がいたら使う、就労してもらうことを選びますという考え方、考えが違うんですよ。560人にどうしたら生きがいを、自分が持っている天職のほかに生きがいを見つけてもらえることができるかという、そのためには今、問題の年代の格差があるから、例えば教育、学校でその560人と一緒に遊べるというか、何か参考になる話し合いでも、そういうことがあったら、それにお金を支出してもいいじゃないかと。560人の生きがいのためにということの方がウエートを多くして質問したんですが、そうでなくて、ただ1人でも、560人の中からただ1人でも適任者がいたら使うという、全然感覚が違うんですよ。だから、そういうことについて、もっと経営刷新の中で健康生きがい部でもって、そういうことについてもっとどういう発言をして、こういう経営刷新計画ができたかということを尋ねている。 ◎生きがい推進課長   中心となるのは、いわゆる就労というようなお話の趣旨だということで受けとめさせていただきたいと思いますけれども、先ほど申し上げましたように基本的に前回の委員会でもお話ししましたように500余名の人たちの就労ができないという事情があるということは私の方からも報告させていただいているところです。  ただ、基本的にシルバー人材センターにつきましては一応会員制度、そういう制度化の中で進めているという状況です。一番大きな理由は、やはり仕事そのもののミスマッチ、いわゆるこういう仕事をやっていただきたいという部分と、いわゆるシルバーの会員登録している人たちとの仕事の中身の一致がなかなか見出せないというのが大きな原因でございます。  そういった原因を踏まえて、シルバー人材センターといたしましては、その会員の方々も何の仕事でも、ある意味ではできるような、そういった指導というふうなことも内部では進めてございます。そういったもので刷新計画の中で先ほどお話し申し上げましたとおり、一次の刷新計画の中で各外郭団体の刷新計画をつくった段階で、いわゆるワークシェアリングという方策を用いて今後改善していくということがうたわれたわけでして、その500余名の人たちについては今後引き続き改善の、あるいは指導の進め方をして、事業の運営を改善していきたいというふうに思っているところでございます。 ◆もちづき広太朗   最後にしますが、要するに確かに手に職があって技量があって、そのことを生きがいにしている人たちがその仕事を得られれば一番いいんですよ。ところが、それはなかったと。なかったらそういう人に、ないからといって、そのまま捨てるんじゃなくて、せっかくそういう希望があって登録しているんですから、その人たちにそれ以外の生きがいを何か見つけてあげてやる、見つけてもらうという、それ以外の生きがいを見つけてもらうという姿勢が健康生きがい部に欲しいということです。そのために経営刷新においても、そういう意味合いの発言をしてほしい。そういう発言がないから、教育委員会では560人の中から教育に関係する、できる人がいたら、その中から1人でも見つけましょうという態度になってしまうんですよ。その観点が違う。560人にどういう生きがいを求めてもらうかと、次にかわる。自分の技量以外にどういう生きがいを見つけてもらうかということを、生きがい推進課ではそれを探してあげるくらいの施策をやらないと、健康で長生きはできないということを言いたいわけです。そのことを今後ともご参考にお願いをします。  以上。 ◎生きがい推進課長   今、委員のお話のあったように、いわゆる生きがいという観点からのこれからシルバー等の指導について、シルバー人材センターの方に十分にお話しさせていただきたいというふうに思います。 ○委員長   ほかに。 ◆白井よう子   新規の方で2つお伺いします。  健康増進センターが、小豆沢体育館の施設の充実によって一般利用を廃止しますというふうにあるんですけれども、一般利用がどの部分で、廃止をされない部分があるのかどうなのか、ちょっと教えてください。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   簡単に健康増進センターの事業について説明させていただきます。  ここに廃止されるという一般利用というのと、あともう一つ運動コースというのがございます。運動コースはさらに金曜コース、名前は金曜とついているんですけれども、別に金曜に限らず、一般平日の月曜日から金曜日までやっているこのコースなんですけれども、あともう一つ勤労者コースといいまして、土曜もしくは日曜の午前または午後、つまり休日の午前または午後にやっている運動コースというのがございます。それは簡単に言いますと、有酸素系の運動を運動指導員の指導のもとに行うものなんですけれども、一般利用というのは、それとはちょっと違いまして、基本的には運動するためのマシンがあるんですけれども、それを来ていただいて個人利用していただくというのが主なものになっています。ただ、希望があれば各毎日ですけれども、約30分ですけれども、運動指導員のもと、みんなでするという同じようなプログラムを実はご用意しております。 ◆白井よう子   じゃ、その決まったコースのほかの一般利用がなくなるということですが、30分のマシン使ったものはあるということなんですね。 ○委員長   ちょっとゆっくりお話ししてもらえますでしょうか、すみません。しっかりと聞きますので。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   すみません。もう一度繰り返しになりますが、30分のものは運動マシンを使うものではなくて、運動指導員のもと、つまり運動コースのようなものの部分も希望が少しあるかと思いまして、30分だけ各回に設けているという意味で申し上げました。 ◆白井よう子   その30分という……、30分になったらもうおしまいになってしまう……。ちょっとごめんなさい、わからない。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   すみません。私の説明が悪かったので、もう一度説明いたします。  一般利用というのは基本的には個人利用でして、自分で来ていただいて、自分でするには、やはり何か道具がないと困りますので、それにトレーニングマシンが用意してございます。トレーニングマシンは最新式のエアの圧でやりますので非常にショックのない、しかもウエートじゃないので、ウエートだったら重さをちょっとずつ、つまり段階的でないとできないんですけれども、これは無段階にできますので、自分の力の程度までで負担がかけられるという非常に最新式のものを使っております。それを一般的に使っていただくのが個人利用という意味で、だから1人でできるんですけれども、それではなくて有酸素系のよく例えばどこかのスタジオとか行って、例えばうちの体育館のところでもやっているんですけれども、運動指導員のもと皆さんでこういうエアロビクス系の運動も、そういうことも実はそれは運動コースでやってほしいんですけれども、その方も実は需要があるかと思いまして、約30分間だけ行っているという意味で先ほど申し上げました。 ◆白井よう子   その場で参加しないとイメージがなかなかつかめないんですけれども、この特定財源、今これ事業評価表を見ているんですけれども、都の支出金は17年度から18年度に変わってしまっているんですか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   去年までですけれども、都からの補助金でこの事業は運営していますけれども、なくなってしまいましたのでということが、ことしからはあります。 ◆白井よう子   そうすると、やっぱり区からの持ち出しがかなりふえてきているわけで、17年度はこの計画としては目標がすごく少なくなっていますが、そういうことによって少なくしたんでしょうか、財源が厳しいということで。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   実は財源が厳しいということもありまして、実は17年と18年の間でも、既にことしからも去年に比べて少し事業の規模を、つまり必要最低限の非常に人気の高いところは全然全く手はいじっておりませんけれども、経営刷新ということで余り需要のないところから削減させていただいております。 ◆白井よう子   一般のスポーツ施設、例えば私、三田線に乗っているものですから、西台の駅通ると、あそこにスポーツセンターがあって、ちょうど電車の目線から見えて、何かウィークデーも何も夜間も何もいっぱいなんですけれども、ここの健康増進センターいろいろな器具があって、私もやったことありますが、脈拍はかったり、何か血圧はかって、いろいろな機械がいっぱいある中で、このマシンを使って、最高の環境だと思うんですが、何か利用者もそれほどふえていないような感じもあるんですけれども、それはどういうことが原因なんですか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   一言に原因とちょっと申し上げにくいんですけれども、考えられることとしては、営業時間帯が一般のところはやっぱりもう少し遅くまでやっていて大体11時ぐらいまでやっているところが多いんですけれども、私どもでは一応9時までということになっております。  それで、あと機器の面に関しましても、今言ったように最新式のものって申し上げましたけれども、実は3台しかございません。ということで、例えば同じ人は1人使っていても、例えばよく使われているトレーニングマシンは3人の人しか同時には使えません。ほかの人はしばらく待っていただくか、それか従来の旧式の重りによるものも実はあるんですけれども、それでやっていただくということで、だから時間を決めていただいて、かわりばんこに使っていただくという方法しか今のところはないので、そういう面で皆さんにご不便をかけているところがあるかと思います。 ◆白井よう子   この対象年齢ですけれども、これは35歳以上65歳未満の区民となっておりますけれども、これ65歳過ぎちゃうと、あるいは35歳未満だといけないですか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   一般利用に関しては一応65歳未満と。実は過去にも65歳以上のことを偽って来られた方おられるんですけれども、実はその人に限って、やっぱりけがをなさったということがありまして、やっぱり65歳ということは、年齢で区切るのは私どもも問題があると思っているんですけれども、どこかで区切りを入れないことには、高齢の方にはトレーニングマシンにはある程度の危険を伴いますので、それを一応65歳と私たちは決めて、65歳以上の方たちには一般利用ということは制限を設けております。  ただ、運動コースに関しては、一応運動コースも当初は65歳未満ということで始めたんですけれども、需要、要望が強いものですから、65歳以上にも年齢を設けていないコースも設けることにしております。実際行っております。 ◆白井よう子   ここでやっているコースの運動の場合の大きな役割というのは、そこに行って自分が健康を維持するための運動をすることとともに、コースを終わって、その受講した人たちが地域の核になって仲間3人でも4人でもいいから一緒にやるよみたいなことが、流れが続くことも大きなテーマの一つだと思うんですけれども、その辺の追跡調査は、終了時にそういうふうに流れていってほしいみたいなことをまず言っているのかどうなのか。その後にどんなふうに追跡をしているのか、ちょっと教えてください。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   一応運動コースというのは、運動のきっかけづくり、つまりこれで運動のやり方を覚えてもらうであるとか、そういうふうにして、ここで運動習慣をつけていただいて、それでついた人は、お好みであれば一般利用として、つまりトレーニングマシンを使っていただいてもよろしいですし、一般の民間施設に行っていただいてもよろしいという意味で、そのようにお勧めしております。ただ、その委員のおっしゃった終わった人の仲間づくりという意味では、そちらに関しては今のところは特には紹介という形では行っておらないのが現状です。 ◆白井よう子   私、実際に知っているんですけれども、そこにコースでやっていて大変効果があって、できれば地域でやってもらえませんかみたいな働きかけがあったので、地域の仲間とやっていて、とてもそれがもう多分7年も8年も続いているんですね。こうやって経営刷新計画つくるということも、何でも間でも行政がやるということじゃなくて、自分たちができることを自分たちでやろうという、こういう時代にならなければいけないと思いますので、本当に地域の5人でも10人でもいいから、自分たちの力で、自分たちでやっていこうというような流れをつくらないといけないと思うんですね。働きかけてくれたものですから、その方は地域の中でずっと毎週1回、歩け歩け何とかというふうなことでやっているんです。そういうやっぱり働きかけも、すごく大事なんじゃないかなというふうに思います。  それから、高齢者の配食サービスなんですけれども、これも都の支出金が今年度どんなふうに変化しているんでしょうか。 ◎おとしより保健福祉センター所長   今までの都からの補助金というのは一般財源化されまして、なくなりまして、大方そうなんですけれども、ただし配食サービスに関して、いわゆる特定高齢者向けの内容については介護保険の特別会計で対応するということで、そういった面では財政構成が変わってきたと、そういう事業でございます。 ◆白井よう子   ちょっと実績を見てみましたら、利用している方の人数が16年が1,311、17年が1,161で、ちょっと高齢者ふえているんですが、減ってきて、18年の計画としては1,000名ということなんですけれども、この減ってきているということは、皆さん元気が出てきて自分でつくるようになったという意味であればよろしいんですけれども、どんなことでしょうか。 ◎おとしより保健福祉センター所長   この経営刷新計画に、第一次の方ですけれども、そちらに基づきまして、内容的な部分では食の自立支援というようなことと、それから見守りの機能にかなり限定した形で今までの食数から、かなり食数自体は3食ということで絞ってきたということがございます。そういう中で、やはりこの事業は使わないで民間の配食サービスをお使いになりたいというような方もいらっしゃいまして、その中で利用者数がやや少なくなってきたという状況がございます。 ◆白井よう子   わかりました。  それで、この安否確認ということがあるんですけれども、最近の配食なんですが、例の交通規制によって、車で運んできたものがお届けできないので取りに来てくださいというような流れになっているんですが、何か安否確認になるのかなというような、じゃ取りに来てくださいといったときにいないとすると、いなければ出向いていくから安否確認なのかなという拡大解釈もあるんですけれども、実際にそんなことが身の回りにありますが、こういう実態はいかがでしょうか。 ◎おとしより保健福祉センター所長   車の方に取りに来てというようなお話でしょうか。申しわけございません。そのようなお話は、こちらとしては把握していないんですけれども、ただ交通の規制に関して、やはり今委託している在宅サービスセンターの方からはご相談もありまして、それで区の配食サービスであるということを明示していただき、短時間でお届けしますからというようなことを表示して、必ず手渡しでやっていただくと、そういうような形で、うちとしてもご協力できるところはご協力しているというところで、もしそういう来ていただかなくてはいけないというような事情があるとすれば、そこのところはもう一度、確認していきたいというふうに思ってございます。 ◆白井よう子   利用者の方は、もう再三お願いしますと言うんですが、規則だから仕方ありませんという一言で、もちろん配る方はそうなんでしょうけれども、もう一回その辺ちょっと徹底していただいて、利用者の実際の声ですので、これちょっとお願いをしたいと思います。  じゃ、それで結構です。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆かなざき文子   まだ触れられていない方、行きますけれども、少数専門職種業務、これ職員の退職不補充で行っていくということなんですけれども、退職不補充で一体いつまで、要するに退職されたら再雇用、再任用という形で配置していくという考えなんですか。退職した方についてはもう補充していかないということでいっちゃうと、いつの日かゼロになってしまうわけで、そんな業務のこと考えたら、ますます逆に専門的な技術を持った方がいらっしゃらなくなるということは大変なことですよね。ちょっとその点がわからないので、もう少し詳しく説明してください。 ◎健康推進課長   こちらの少数専門職種業務(医療系)ということで、一応5つの職種、少数の職種ですね、歯科衛生士、放射線技師、検査技師、それから理学療法士、作業療法士でございます。この職種でいらっしゃる方は5名ないし4名でございまして、年齢的には相当まだ若い方もいらっしゃいます。こちらの考え方で想定効果の※印に書いておりますが、こちらの説明のところにも書いてありますが、「少数専門職種業務(医療系)については、医療制度や介護保険制度の諸改革の動向を踏まえながら、原則として退職不補充により対応し、経費削減」、原則はそうなんですが、ですからそのこちらに書いてある医療制度や介護保険の制度とか全体の状況を見て、補充するか補充しないかというようなことは実際的には考えさせていただいています。再任用、再雇用は、当然全体の区の事業を見て再任用するかどうかは判断させていただきますし、こちらの退職不補充は原則なんですが、そのいろんな事業展開で制度改正等を見てどうするかは検討しますので、こちらは実際はその時点でどうするかは判断させていただきますので、人数等は入れさせていただいていません。  実際的に19年度1名、歯科衛生士が今年度退職で退職不補充でございますが、これに関しては今年度から介護予防、介護保険制度の改正で介護予防に重点を置くという改正がございます。その中で歯科衛生士の仕事、口腔ケアをやるということで、今年度退職で19年度、退職不補充ですが、実際もう来年度1名の方は募集をするということで、今ご案内をつくって募集をさせている。ですから、その時点で事業の必要性とか制度の状況とか見て、原則は退職不補充でやらせていただきますが、その展開の中でどうするか、その時点で判断させていただきます。再任用に関しても、その区のやらなければならない事業、民間に任せてやっていただける事業を見てご判断させていただく。ただ考え方としては、少数職種はほかも、うちの所管でない別のところもありますが、そういうものに関しては基本的には原則民間でやっていただけるものは民間にして、退職不補充という考え方ですが、ただ実際的ないろいろな状況を見て個別に判断させていただくということで、原則という言葉を入れさせていただいております。 ◆かなざき文子   ごめんなさい。この間、国の、あるいは東京都の仕事が結構自治体におりてきましたよね。仕事はとてもふえている中で、ここ退職不補充という考え方で来ている。逆に言えば、そういう情勢に合わせて、本来これは刷新計画で出していたけれども、これはちょっと改めて見直す必要性があると。それから、ますますその感染症等いろいろな私たちを取り巻く衛生にしても保健にしても環境というのは、ますます私たちが予想できないようなそういう環境だって、これから考えられるわけですよね。というか、逆に言えば非常に複雑な状況って広がってきていると思うんですよね。だとすれば、こういったところというのは、一番離しちゃいけない。改めて刷新計画にのせていたけれども、今こういう情勢なので、こういう状況なんで、そういう実態見ると、この考え方はやはりふさわしくないので、これは見直しましたというふうにすることの方が私は大事なんじゃないかなって考えるんですけれども、仕事ふえていますでしょう。その点は現場としての感覚というのはいかがなんですか。 ◎健康推進課長   今こちら5職種ございまして、その5職種についても、その時点でいろいろな状況がございますので、それで原則という言葉を入れさせていただいて、考え方としては、区の大きな考え方としては少数の職種はなるべく民間の方にお願いしたいんですが、ただ行政として保健所としてやらなければならない、その時点の仕事がありますので、それはそういう意味でちょっと医療制度とか介護保険制度などを例に挙げさせていただいて、その諸改革の動向を見て、原則不補充なんですが、その状況を見て個別的に判断させていただくということで、経営刷新計画ではこういう表現でのせさせていただいております。 ◆かなざき文子   私は、この考え方はぜひちょっと見直していただきたいということは、これは要望しておきます。逆に自治体が責任を持って行っていかなきゃいけない専門的なところは、ますます事業数としてもふえていくだろうというふうに考えられますので、その点では絶対にこの考え方は見直していただきたいということ、これは要望しておきます。よろしくお願いいたします。  それから、授産場なんですけれども、ちょっと決算総括のときにも授産について富士見の都営住宅のところにあるということで、決算総括でも取り上げさせていただいたんですが、今、富士見の都営住宅の建てかえ自体がかなり急ピッチで進んでいるんですけれども、その辺との兼ね合いで、逆に言えばここのあたりとかなり影響来るのかなというふうに思われるので、この辺は柔軟に考えようというふうに区としては考えているのかということと、東京都としては富士見に新たに建てかえる住宅の中に授産場は入れたくないというご希望を持っていらっしゃるような感じなんですけれども、そのことに対して区としてはどういうふうに今後、この間、東京都のお話まだ聞いていないって部長の方から言われたんですけれども、決算総括で取り上げたので逆に東京都に聞きやすくはなっているんじゃないかなと思うので、そのあたり、そんなに日数がたっているわけじゃないんですけれども、情報把握をされていたら、その点も含めてちょっとご答弁お願いいたします。 ◎生きがい推進課長   決算総括の方でも委員の方から確かに質問等ございました。私の方も二次の計画の中では東京都で一体の富士見団地の建てかえ計画進めているということを伺っているということで、当然に今ここの授産場も影響出るであろうというふうに私ども今のところ考えております。そんなことから考えますと、一応ここの二次に上げましたけれども、やはりこの計画についても、その動向を見きわめて、やはり柔軟に対応せざるを得ない状況が当然出てくるだろうというふうに思っております。  現時点では、いわゆる政策経営部の方とも今調整しておりますけれども、まだ政策経営部にも正式には東京都からまだ来ていないという状況なんですね。実は一番初めに話を伺ったときには、あそこの商店街のところの入っているところについては別棟をつくって、一体のところに集約して開発というか、整理するというお話があったようなんですけれども、この前、委員のお話等直接伺ってみますと、そういったところはボツになっちゃっているというふうな状況もあるということで、非常にその計画そのものについても動きが激しいという状況があることのようです。したがいまして、私どもとしては綿密な情報を取るように東京都に求めていきたいというふうに思いますし、当面、今の段階では政策経営部が窓口になって対応するということになっておりますので、その辺のことを見きわめて、その辺の判断をしていきたいなというふうに思っているところでございます。 ◆かなざき文子   あそこで一生懸命皆さん、それこそ、もちづき委員が言われていましたけれども、生きがいを持って皆さん働かれていますので、その場をきちっと保障し続ける、その姿勢をぜひ貫いていただきたいということ、これは要望させていただきたいと思うんです。  次、ふれあい館なんですけれども、志村のふれあい館が建てかえで完成して、あそこかなり複合的になるんですけれども、指定管理を入れられて、そこの指定管理の問題はまた後日やるにしても、ちょっと気になったのが、例の事務事業の評価の中で、全館が指定管理者の運営になるのに合わせて団体利用への利用料の導入について検討するというふうに書かれてあったんですけれども、これは団体利用の利用料の導入というのは、例えば囲碁、将棋だとか、そういう……、何なんでしょうか。どういうことを考えて受益者負担というところでこれを上げられているのかというのをちょっと教えていただけますか。 ◎生きがい推進課長   まだ私ども具体的にこれだということは決めてございません。ただ、一応ご案内のとおり、あそこの志村のふれあい館につきましては21年度完成後、いわゆる地域の人たちの集会室機能についての要望、非常に強いというふうなことがありまして、4階部分については集会室等を開放したスペースにしていくというふうなお話しさせていただいております。それとあわせて、ふれあい館のあいているとき、そういったところについても貸してほしいというような地域の人たちの要望が非常に強いという、集会室機能として活用したいという要望もあるというようなことがありますので、私どもは夜間等の開放、そういったものについては集会室機能として活用する部分については、やはりそういう団体利用については、今地域センター等でも使用料を取ってやっておりますので、それは考えざるを得ないのかなというふうに考えているところでして、まだその辺については、ふれあい館の使用料を取るとかって、そういうお話じゃございませんので、そこを整理させていただきたいなと、考え方を完成までには整理したいという状況でございます。 ◆かなざき文子   まだその辺は先ということなんだと思うんですけれども、いつもいろいろ感じるんですけれども、今回卓球だとか囲碁、将棋だとかっていうふうに使われている団体の方々から陳情が議会へ出されてきたじゃないですか。そのどうもバック、背景を見てみると、きちんとした説明と、それから理解、納得を得るいろいろ丁寧な対応、その辺が結構ネックにもなっているというのがちょっと感じられた、卓球は特にちょっとその辺がどうなっているのかしらって、ちょっと感じたものですから。でも、区がきちっと説明を重ねたら、その中で納得されていたわけですよね。そういう出していく前に、どう区民の利用されている方々の意見をきちっとどうつかんで、それがどうそういう区が行っていく計画に反映されていくのかという、その区民参画って、区民参加、区民参画ってパブリックコメントだと、どうしても一方通行になってしまうんだけれども、そうじゃなくて、利用されている方々の意見をきちっと踏まえて、どういうふうにしていくのかというのを一緒に考えていかれなきゃいけないと思うんですね。そこの視線をぜひ刷新計画にきちっと置いていただきたいということ、これは1つ要望としてしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、さっき白井委員の方から健康増進センターの話であったんですけれども、すみません、健康増進センターのその健康増進センターというところを見ると、その赤塚健福の方では高齢者健康づくり事業、これ17年度の概要で言っているんですけれども、それから志村健福の方で生活習慣予防事業ということで運動入門コース、金曜日コース、勤労者コース、ここに一般利用というのがあって、それからみんなで体操というふうになっているんですけれども、この刷新計画というのは、今言ったのをこの一般利用というところをなくしますよという理解でいいのかどうなのか。621回、延べ4,733人、平成17年度のときに利用されているわけですよね。健康づくり講座の修了者を中心に運動継続の場として運動室を利用することができるというところを削るんですか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   今、委員のおっしゃったとおり、そのとおりでございます。一般利用の部分だけを廃止するということです。 ◆かなざき文子   そうすると、またすみません、事務事業評価の方ちょっと読むと、一般利用ともに参加率を踏まえて一部廃止って一次評価ではそうなっているんですが、今度は逆に外部評価の方にいくと、運動コースによって運動に取り組むきっかけづくりを行えば、その後の一般利用は何もここでやらなくたって、民間や区立体育館でやればいいですよというふうに外部評価で出てくるわけですね、行政評価のあそこに載っている内容なんですけれども。今後についてはあり方を検討していくということで出てきたのが、今回のこの一般は廃止しますという、そういう受けとめでいいのかどうなのか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務] 
     我々もやっぱり人数の利用のぐあいが低いことから、一般利用に関してはということは考えておったんですけれども、この事務事業評価の方からも民間、区立の体育館も含めて、ほかに補完する場所がある上に、さらに志村地区だけは今言ったように小豆沢体育館がちょっと施設の面で不自由だったんですけれども、それもリニューアルされるということで、そういう意味で補完されるという意味を加えまして、一般利用を今回廃止するということにいたしました。 ◆かなざき文子   例えばさっき白井委員が言っていたように、きっかけとしては、もう持ったわけですよね。そのきっかけとして持った方々が、そこのスペースを使って自分たちで健康づくりをやっていくという、一般利用というのがその講座を終了した方を中心に、いわゆるこの方々というのはハイリスクじゃなくて、生活習慣の方のハイリスクって変な言い方なんですけれども、そういう受けとめでいいんですか。いわゆるこれから生活習慣の方を重点的にやるという医療制度の改革があるわけです。そこを中心ということなんですか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   私どもの行っている事業は、逆に言いますと、むしろハイリスクの方は来ていただいてもよろしいんですけれども、それは構わないという意味でして、一般のポピュレーション、つまりすべての方が来ていただければ、その予防のためを含めて来ていただいてほしいということの方が、むしろその方が私どもでは強く思っております。肥満の是正のために来ていただくことは別に構わないんですけれども、むしろ予防のために来ていただく方が、私どもとしては趣旨に沿っているというふうに考えております。 ◆かなざき文子   それを、ごめんなさい、それをスペースとして一般の人たちにも引き続き自由にやっていいですよということでやっていたんですか。それともだれか講師が、これは一般利用というのは、だれかトレーナーみたいな方が横についてやっていた。それをトレーナーのその配置というのをやめるから一般利用もやめるということなんですか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   一般利用ですけれども、これは委託事業でして、外部の業者の運動指導員2人が来まして、基本的にやっているのであります。その聞きたい人は運動トレーナーに聞いて、やり方を覚えていただくのもよろしいですし、さっき申したように個人利用ですから、むしろそういうことが嫌な方が世の中たくさんおられますので、その方は自分で黙々とトレーニングマシンをしていただければいいことになっております。 ○委員長   かなざき委員の質疑の途中ですけれども、20分を過ぎましたので、ほかの委員の質疑にお願いします。 ◆大田ひろし   じゃ、私の方からもちょっと聞いておきたいと思います。経営刷新の方向性については我々も賛成をした立場であれなんで、個別の内容についてはやっぱり問題があるところもあるので、何点かお話しさせてもらいたいと思います。  1つは、先ほど少数専門職種業務、これは僕もよくわからなったんですけれども、この医療系には5種類あるということなんですが、これは保健所の管轄と健康推進課の管轄というので、これはこの5種類しかないんですか、医療系の専門職種というのは。例えば医師とか看護師とかというのは、こういうのは全然ないわけですかね、そういう資格者。 ◎健康推進課長   ほかに医療系の区の職員としては医師もおりますし、保健師等もおりますが、少数職種としては先ほど言いましたように少数、現在数名、5名ないし4名、正確に言いますと歯科衛生士が今5名、放射線技師が5名、検査技師が5名、理学療法士が4名、作業療法士4名、これをこちらの対象とさせていただいております。  医師、保健師は医療系ですが、こちらの少数専門職種から外させております。人数が多くいらっしゃいますので、外させております。 ◆大田ひろし   それは長くやりませんけれども、要するにこれ見直し、退職不補充ということは、少数専門職種業務という今言った5種類の方たちの職種というのは、十分これは今の時代で民間に委託する、あるいはそういった形で対応できる職種と考えておられるのかどうか、そこら辺のことをきちんと聞いておきたいと思います。これで安全なんですよということがあればいいんじゃないかなと僕は思っております。 ◎健康推進課長   ですから、そこら辺が人数的には少数ですので、新たに退職した場合、補充しなくても、なるべく民間にできることをお願いしようというのが区全体の、ここだけじゃなくて区の経営刷新の大きな方向です。ただ現実的には、いろいろな行政として保健所としてやらなければならない、引き続き直接やらなければならない部分がございますので、そういう形でちょっとそこは判断がなかなか、その時点で個別的に判断しなければならないということで、それでちょっと言葉として原則として不補充。その理由として、医療制度や介護保険制度で引き続き区が直接やっていかなければならない業種の部分もございますので、そういう形で原則ということで、こういう形でちょっと動向を見てという条件にさせていただいて、具体的な人数は効果の※印で判断させていただくということで、※印にさせていただいております。 ◆大田ひろし   そうですけれども、公の仕事としてやはりきちっとした、先ほどかなざき委員のおっしゃっていることも僕は少しはわかるんですけれども、やっぱり安心できる、あるいはチェックできるとかという人がやっぱりいなければ、不安にはなることはなりますよね。ですから、例えば「退職不補充により対応し、経費削減」を、退職不補充というのは、やめたらもう補充しないという言葉ですから、基本的に最終的にはゼロにしていくということなのか、あるいは今5とかいる数をきちっと2にして、残りの3に対しては例えば再任用であるとか、そういうことをするのか、あるいは完全に民間に委託していくのか。そこら辺のことというのは、大まかである程度出ていなければ、こんな計画したって、これその時々変わっていくような計画になっちゃうんじゃないですか。そこら辺どうなんですか。 ◎健康推進課長   人数はこの5業種で5名ないし4名いらっしゃいます。年齢的にはまだ相当若い方もいらっしゃいます。この経営刷新が、こちらの第二次が4年間、それから全体でも25年度までの計画ですので、この中で大きな方向としては何名か退職をされて、あと実際的には再任用等される方いますので、新たに正規の分を大きな方針としては補充しなくても、ある程度民間でお願いできる分、区が直接やらなくても民間でお願いできる分があろうかなという方針で原則という言葉をさせていただきました。  ただ、先ほどちょっと1つ例を挙げたように、今年度、介護保険制度が改正して介護予防重視の方に改正されましたので、その中で今年度退職で、こちらの19年度退職不補充という考えになる歯科衛生士に関しては、歯科の介護予防という口腔ケアの方が必要ということで、やっぱり今の時点では歯科衛生士5名を正規として確保する必要があるという判断で来年度19年度は退職不補充じゃなくて、新たに来年度募集を1名させていただいている状況ですので、そういうどこまでが行政でやるという状況を全体の再任用の人数とか、その制度の改正も、これも今後もいろいろありますので、その状況を見て判断させていただくということで、原則ということにさせていただいています。 ◎健康生きがい部長   再三ご質問いただいておりますけれども、区全体として少人数の職種については全体として見直すという方向性にございます。ただ、この経営刷新計画の掲載の仕方が、例えば事業としてもう民間に移していこうと。例えば他の項目でいけば自動車運転は委託に変えていくんだよというような書き方をしている部分があるわけですけれども、私どものこの医療系の少数専門職種については、事業そのものを委託にするとかということについて今決定ができない状況でございます。それは今、医療制度改革ですとか、それから介護保険制度がこれからどのように変化していくかというのをしっかりと見きわめていきたいという部分でございまして、少し判断するのに時間がかかるというので、今回こういう書き方をさせていただいているわけです。  したがって、事業そのものについは、私どもとしては今やっている事業を縮小しようですとかいうことについては、考えているわけではございません。動向を見ながら、場合によっては民間に移せる部分もあるかもしれない。あるいは制度改革なり、新たな制度ができてくる中で、場合によっては充実していかなきゃいけない部分も出てくるだろう。その辺はしっかりと私どもとして判断をさせていただきたいというふうに考えておりまして、今そういう状況でございますので、こういう掲載の仕方をさせていただいているということでございますので、その辺はぜひご理解をいただきたいと思います。 ◆大田ひろし   このことについては、安全をきちっと担保していただいて進めていただければと思いますけれども、次に私は基本健康診査のことで聞いておきたいと思います。これは、この委員会に入ってから私の大体主張は言ってきましたので、基本健康診査のこの一部自己負担というのは、非常に僕は個人的には反対なんですけれども、基本的にここではもう一部自己負担を導入することにより、区が歳出する経費を圧縮し、経費の削減を図りますとして、平成20年度に8,000万の財政効果額まで見込んで書いてあります。今のこのことを検討している、じゃ検討委員会、あるいは何でしたかね、これもう一回確認しますけれども、このことについて話し合いをしているところはどこで、どういう方が参加をしているのか、ちょっとそこだけ聞いておきたい。 ◎健康推進課長   経営刷新本部、これもこの部分だけじゃなくて、全体は先ほどご説明しましたように16年1月にですね……          (「短くね」と言う人あり) ◎健康推進課長   はい。経営刷新会議がございまして、それが16年にできました。今回これに関しては18年に修正した時点で医療制度改革があるということで、18年度から導入分を20年度にずらさせていただいて、さらに今回これもちょっと含みのある言葉で申しわけないんですが、「また、基本健診としては医療制度改革動向を踏まえ、事業の実施方法を見直してきます」ということをちょっと加えさせていただいて、数字は18年1月に修正した……          (「質問の内容と全然違うんだよ。質問の内容を言ってよ」と言う人あり) ◎健康推進課長   はい。その中で経営刷新本部ではこういう形で、今回はこの「また」を追加させていただいて素案をつくらさせていただいたところでございます。 ◆大田ひろし   ということは、この有料化について、有料化じゃないや、がん検診とかの見直しですよね、について、これは何かそういった会とか審査会とか、例えば検討会とか区民を入れてとか、学識者を入れてとかということは、これやっていないで、庁内の経営刷新本部ですから、部課長、部長以上かな、区長を中心とした、そこだけの検討の域をまだ出ていていんですか、これ、有料化については。 ◎健康推進課長   全体のこれに対しては先ほど申したように16年に外部やりまして、その後、経営刷新本部で全体の個別の項目も各課の方から意見を聞いたり、先ほどの行政評価の方で意見取り入れて経営刷新本部で今回は素案ということで決定させていただいて、今パブリックコメントをやったり、それから各常任委員会の意見を聞いて修正するものでございます。 ◆大田ひろし   これは、僕は地方自治体の責務として、やはり福祉の向上を目的とするという我々の使命があるわけですよね。その中のやっぱり根本的な区民の命をどういうふうに見ていくかということで、僕は非常にこれ重要な事業だと思っています。軽々に削減したり、あるいは負担をさせたりする事業じゃないと思っていますが、経営刷新で確かにこれは項目として上がったかもしれません。それを経営刷新本部の中で今討議をし、パブリックコメントをしていると言いますが、このことについては今後、例えばそういう検討委員会みたいなものはやらないんですか、これ。やらないで、どこで、議会で、ただ議決だけ見て進めていくんですか。議論はどこですればいいんですか、我々は。 ◎健康推進課長   当然事業、経営刷新計画のほかに事業を来年度どうするかは当然ご審議をいただきたいんですが、そのほかにこちらちょっと別な問題がございまして、医療制度改革と書いてありますが、20年度から、今、老人保健制度の中で基本健康診査やっているんですが、今度は医療保険者が責任持って生活習慣病等の中で特定健康診査でやるというものがございまして、ちょっとそこら辺が各医療保険者、実際には区の方が国民健康保険者というような判断になりますので、そこらの状況がございますので、ちょっとこちらのまたちょっと入れさせていただいて、今後そこらへんを議会のご意見伺うとか、それから実際に医療保険者と国民保険者として全体の計画の中でどうするかを今後検討するということになっております。 ◆大田ひろし   今これは基本健康診査については、区民の約9万人弱の方が受診しているわけですよね。大体18億、19億弱の事業になっていまして、がん検診についても3億8,000万だから約4億円のこれも事業になっています。もちろん国から都とかって、いろいろあるでしょう。区ももちろん一定の負担をしているというのがあると思うんですが、社会保険に加入している方は、社会保険のそういう組合の中で基本的に受けていただくと。共済組合に加入している方も基本的には共済組合の中で実施しているやつで受けていただく。ここで一般的な対象になるのは、国民健康保険で自営業だとか、そういう組合に組織されていない人たちが受ける事業だと思っておりますけれども、そこら辺の確認しておきたいんですが、どうですか。 ◎健康推進課長   大田委員さんのおっしゃるとおりで、ほぼいいです。もっと正確に言わせていただきますと、我々勤めている部分等は、労働安全法に基づいて事業主が健康診査する義務がございます。そういう形でやらせていただいて、そうでない方は法的には40歳以上が、板橋では35歳からやっていますが、40歳以上老人保健制度の中で自治体がやっているということでございます。  20年度から変わりまして、今度は労働安全法でやっているのは基本的には同じなんですが、各医療保険者が責任持ってやるということで、国民健康保険に加入している人は国民健康保険、ほかのお勤めやっている保険の人は各保険者、さらに今までとちょっと変わってくるのは、家族の方の分に関しても基本的には医療保険者が、今は老人保健制度の中でやっていますが、医療保険者が責任持って、その事業主のところでやるのか、それとも地元の国民健康保険者の方に委託してやるというような方向で、ちょっとそこら辺はまだ具体的に決まっていませんが、今度は大きく変わってくるのは家族の方も各医療保険者が責任持って20年度から義務的にやらなければならないということがちょっと大きく変わってくるものでございます。 ◆大田ひろし   その医療制度が、この財源がどこから出てくるかということも、もう20年度から大きく変わってくるので、これは見直しというのはよくわかるんですが、基本的には働いている方はその組合の中できちっとやっていただけると。これは一部自己負担というのはないですよね、きっと。ただ国民健康保険料で払って、国民健康保険に加入している方は年1回の健診受けていない方もたくさんいるわけですけれども、通知が来るから行って受けていくという人もたくさんいて、これはさっき言った約9万人近くの方、9万人といったら相当大きいですよ。40歳代で板橋の区民が52万人で40歳以上の対象者って、これ対象者どのぐらいいらっしゃいますか、これ。今の段階でいいんですけれども、基本健康診査、教えてください。 ◎健康推進課長   受診された方が8万、先ほど言った8万9,000、対象者というとなかなか難しくて、さっき言った労働安全法で事業主が責任持ってやる分が実態はどの程度だかというのは、なかなかつかめない。ただ一般的に言われているのが、6割が事業主の分で4割が老人保健制度の範疇だということで、そのうち6割程度の方が受けていると。老人保健制度の中では6割程度の方が受けているということになります。というふうに言われております。ですから、正確にはちょっと事業主のところで受けている、受けなければならない方がどの程度いるか、ちょっと正確には……、大体6割。残りの4割が老人保健制度になっていて、板橋ですと、ほぼそのうちの60何%が受けていただいております。 ◆大田ひろし   約9万人の人で6対4ですから、受けていない人の方が少ない。合わせると15万か14万ぐらいです、対象者というのは。その中のうちの9万人がきちっと受けております。僕は、やっぱり国民健康保険に加入していて、国民健康保険料は年々上がっていっていますよ。僕が一番言いたいのは、高齢者はいろいろな意味で負担も重くなっているんですけれども、僕はこの生産年齢で一生懸命社会で働いている40代、50代、ほとんど医療もかかっていない。保険料だけがどんどん取られている。これ国民皆保険ですから世代間負担していかなきゃいけないわけですけれども、いずれ自分たちがなったときには使わせていただかなきゃならないけれども、そういった一番健康で、もっと健康でいてほしい方たちのやっぱり病気を見守っていくという意味では、この基本健康診査というのはすごく僕は大事な事業だと思っております。  サラリーマンの方は、それで会社が折半とかってやっておりまして、それで受けられる、担保されている。だけれども、一般にそういうところに加入していない人から取ることについて、これは大きなパブリックコメントとかと言ったって一般の人みんなやっていませんから、もうちょっとこれは板橋区としてちゃんと議論すべき余地が僕はあると思います、これは。しかも、一番根幹の生命ですよ、これ。何かあったらすぐ初期対応すれば治る病気が、例えば1,000円負担になったおかげで、下がるか上がるかわかりませんよ。1,000円ぐらい大丈夫だとおっしゃるのかもしれないけれども、大概の人は反対すると思います、これは。そういった意味からも、やっぱりもうちょっと慎重な議論と、なぜ事業者、要するにサラリーマンじゃない人たちのところからさらに1割負担させなきゃいけないのかというようなこともあろうかと思うんですよ。  もう一つちょっと聞きたいんですけれども、例えばこれ35歳以上から今うちはやっておりますね、板橋は。国基準は40歳からでいいわけですね。板橋はその5年先から受けられるようにしてくださっています。これの世代間のデータというのは持っていますか。例えば17年度で35歳から40歳あるいは5年置きぐらいで、どの層で何人の人たちが受診しているかというの、これありますか。教えてもらえれば。 ◎健康推進課長   データはありますが、データはつくっておるんですが、ちょっと手元にないので、別途また資料でお出しさせていただきたいと思います。 ○委員長   すみません、大田委員、質疑の途中なんですが、20分を経過しましたので、ほかの委員が回りましたらお願いします。 ◆橋本祐幸   ちょっと聞いておきたいんですけれども、ここに表題があるように刷新計画の素案と、こうしてあるんですね。素案ですから、この健康衛生委員会に所管とされるところの素案について審議をしてくださいと、あるいは意見を言ってくださいということなんですか、この報告というのは。そうじゃなくて、素案だから、これは提示した以上、了承してくださいということなんですか、どうなんですか。それだけお聞きします。 ◎健康推進課長   こちらあくまで素案でございますので、素案として経営刷新本部で決定しましたが、各今きょうとか各常任委員会でご意見伺ったり、パブリックコメントもしておりますので、その状況を見て、その意見を集約して、再度庁内で検討して経営刷新本部で協議して決定ということで、そのご意見を今回伺うということで各委員会で分けてご意見を伺っている状況でございます。 ◆橋本祐幸   じゃ、そのとおりに理解をしていいんですね。そうすると、私たちもここで皆さんの先ほどから話を聞いていると、いわゆる意見を聞くんだと、審議をしてくださいということのようには思えないですね。素案が出ましたと、何とかこれ了承してくださいよと。それじゃこんなところ出さなけりゃいいんですよ。そういうふうに私は思っているんですけれども、ではぜひ私どもの意見を反映をしていただきたいということを前触れにして、ちょっとお話をさせていただきたいと思うんです。  先ほどから少人数職種を退職不補充ということで最終的には廃止をするんだというふうに聞こえているんですけれども、最近皆さんも耳に大変新しいことだと思うんですが、建築確認という一つの建設行政の中の業務を民間に委託ではないんですね。民間でもできる権力行政にしたんですよ。その結果、姉歯前1級建築士によるあのような大変な事件が起きてしまった。これなど、まさに少数の資格を有する人たちの職種を民間に開放したために起きた大変大きな私は問題だろうと、このように思っております。少なくとも行政が行政の領分として、あの職務を最後まで遂行していたら、ああいうことにはならなかったんじゃないかと、このように思うんですが、今この健康生きがい部関係のこの素案の中に保健所関係でしょうね、少数人数職種、いわゆるその中には、ほとんど資格職種ですよね、資格職種。これを民間に開放するという思想はどこから来ているんですかね。むしろ事務系で大勢の人がだれでもできる職種の方が民間に開放していくべきじゃないんでしょうか。資格の職種というのは、やっぱりそれなりの何かがあるから資格職種を置いているんでしょう。それ退職不補充にしていってどうするんですか。ちょっとお聞きをします。 ◎健康推進課長   5つの職種ということで5名か4名でございまして、今の仕事を辞めるということではなくて、その状況を見て、もう少しこれは区の全体の大きな方針の中で民間にお願い、ちょっと委託とかできる分は委託をという考えに基づいてやります。基本的にはその状況を見て、先ほど部長の方よりありましたように、今いろいろな医療制度改革とかございますので、その動向を見て個別的に今後検討していくということで、こういう表現にさせていただいております。 ◎保健所長   ご承知のように保健所も保健所法から平成6年に地域保健法に変わってございます。その中で、保健所法で保健所という行政機関の中にはこういう職種とこういう職種とこういう職種、あるいはこういう設備を置かなきゃいけないというそういう決まりがございましたんですけれども、やはり昭和23年ですか、保健所法になりましたものは。その当時の民間の検査技術、そういうものは非常に少なかったということがございまして、保健所でそういう検査機能を必置というような形で設けられたというふうに理解してございます。その中で健康推進課長が申し上げておりますように、必要なものはやっていくんだということは変わりません。  それで、今まで私の記憶に、今手元に資料がないものですから、今までの計画の中で退職不補充だった職種は放射線技師でございます。この放射線技師なぜ退職不補充になったかといいますと、結核予防法の中でやってまいりました胸部エックス線検査、この件数がだんだん年々少なくなってまいりましたし、そういうことがございまして、仕事の量、それから法律の改正等に合わせまして、必要な職種はきちっと確保して保健所としての機能低下を来さない、これからの健康危機にも備えて十分な体制はとっていきたいと、そのように考えておるわけでございます。 ◆橋本祐幸   よくわからないんだけれども、要するに必要な者は置いておくんだと、こういうことでしょう。ですから、資格職種というのは、せっかく採用して今までやってきて、これから要らないんだということであるなら別ですけれども、私はやはり区民生活を守っていくためには必要なんではなかろうかと。事務職の方ができる仕事なら別に要らないですよ。ほかの職種の方がやってもいい仕事なら要らない。その人しかできない仕事なんでしょう、恐らく。  例えば保健所長さん医師ですよね。私たちが保健所の所長のかわりできないんです。今度は獣医師さんでもいいんですかね。その辺はちょっとわからないですけれども、そういうことです。そういう職種というのは、やはり大事にしていかなきゃいけない。最少限度の人、なぜ数が少ないかというと、やっぱり最少限度でやるんだという考え方なんでしょうから、それまで民間に開放していくんですよということになったら、どうなっちゃう。やはり民間になじむものとなじまないものとあると思うんですよね。民間開放型と開放できない、役所がやっていかなければならない仕事、その辺はよく考えていただきたいと思う。  意見を言う場ですから言わせてもらいますけれども、ぜひそういった意見もあるということを経営刷新会議の中で言ってくださいよ。橋本祐幸がこう言っていたと、それで結構ですよ。大事なことですよ。それでないと、まさに建築行政みたいな轍を踏むこともあるんです。あるの。民間はいろいろな権力とか政治力とか、いろいろなところに大変左右されちゃう。お得意さんとか、営利事業ですから利益の追求をしていかなきゃいけないわけですよ。ところが、役所は利益の追求をする必要ないわけですよ。ちょっとその辺でも経営刷新会議、間違ったところがあるんですよ。利益の追求なんかをしちゃいけないの。特に中央行政、自治体は、利益追求は度外視していかなきゃいけない。税収の中でやっていくということは変わりないんですけれども、民間並みに利益追求していってどうするんですか。やはりおのずから行政が置かれた立場というのは、私は違うんだろうと、このように思っているんですが、そこだけで結構です。 ○委員長   これは部長さんにちょっと答弁していただいてよろしいですかね、基本的な。 ◎健康生きがい部長   まず前段のお話ですけれども、重ねて申し上げます。  この委員会は各委員からご意見をお伺いして、素案から案に変える中で、いかに反映できるかという状況で、きょうは取りまとめをさせていただきたいというふうに思っておりますし、私も経営刷新本部の本部員でございますので、こういうご意見があったということは私の方からも刷新本部の方にお伝えをしていきたいというふうに考えております。  また、その利益なりというお話ですけれども、基本的にこの刷新計画そのものは、区民サービスをいかに向上させていくかということをやっぱり中心に考えていかなければならないというふうに考えております。その中で産業振興ですとか、あるいは雇用の創出ですとか、民間開放ということも場合によっては出てくるかもしれませんが、それをここでは区政の経営という言葉をかりて表現しているということでございまして、必ずしもその利益追求の一本やりで考えているわけではないということも、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。 ◆大野きくお   私も一言言わせてもらいたいと思うんだけれども、この素案づくりについては内部評価、外部評価ね、あるいは費用対効果、いろいろなもの調査をして、それでつくったんだと思うんですよ。思うんですけれども、私どもとしても第1番目の公共サービスの民間開放ね。これについてはいいんですけれども、一番問題なのは、さっきも大田委員さんも言っていたけれども、今まで無料だったものが有料になる。今まであったものがなくなってしまう。特に無料のものが有料になるということに対しては、大変なこれは区民の反発を買うと思うんですよ。区民の協力を得なくちゃならないとも書いてありますけれども、やっぱり区民の協力、理解と協力を得るのは大変なことだと思う。  私は、そもそも経営刷新というのは、むだを省いて必要なところには充当していくというのが、ただ単なる財政効果だけを追求するんではなしに、それも大きな仕事だと思うんですよ。そういった意味では一番の問題は、行政というのは最大の区民に対するサービス産業だからね。サービス産業という立場からいったら、この素案、これからのいろいろな経営刷新そのものがどれだけ区民サービスを向上させていくか。低下させてはいけない、必要なものはね。むだなものはいいですよね、切り捨てるんですけれども、必要なものに対して、どの程度サービスがアップされたということを常に考えていくのが経営刷新だと思うんですよ。  そういった意味で、現在ここに配られたこの素案というものについては、果たして区民サービスというサービス産業という立場からいったら、果たしてどれだけ貢献しているかなということも考えられる。そういったことについて、ひとつこれは私の意見で答弁はどうでもいいと思うんですけれども、考えてやっていただきたい。区の仕事って、みんなそうなんですよね。出張所がなくなったときもそうですよね。あれも大変な仕事でしたよ。でも、やっぱり大方区民の協力を得られたのででき上がったことなんで、すべてにかわって、やっぱり区民の協力と理解は大変必要だと思う。そういう努力をやっぱり徹底的にしなければ、やはり経営刷新はできないと思いますよ。そういった意味でお考えがあったら部長さんひとつお願いします。 ◎健康生きがい部長   先ほども申し上げましたけれども、やはりその区民サービスをいかに向上させていくかというのをやはり一番に考えていかなければならないというふうに、私もそのように考えております。  今回お示しした経営刷新計画の素案が、いわゆる縮小する部分ですとか、民間に開放する部分だけが強調されて掲載してありますので、そういう印象をお持ちかもしれませんが、このほかに基本構想、基本計画があって、充実していかなければいけない部分も計画に掲載をされておりますので、そういった部分については私どもも全力を注いで実現に向けて取り組んでいきたいというふうに思っております。そういっためりはりのきいた区政運営に私ども全力で取り組んでまいりたいというふうに考えておるところであります。 ○委員長   ほかによろしいですか。 ◆かなざき文子   すみません、大きな話から急にまた小さい話になると申しわけないんですけれども、ちょっと引っかかっているのがあの一般利用の配置、あったものがなくなるということでは、これはやはりちょっと気になるんですよね。それで利用されている方々の意見というのを、やめるということについての意見を聞いてから決めるのかどうなのかという、そういう姿勢というのは持てないのかどうなのか、いかがなんでしょう。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   今後、一応利用者に関してはその姿勢はとっていきたいと思っているんですけれども、利用者の観点から、先ほども平均の回数、1回当たりやっぱり10人未満の方、少ないときは二、三人というときもよくありますので、本当に少数の意見も大切にしなければならないということもよくわかるんですけれども、やっぱり板橋区の行政としても非常に効率の悪い行政は行っていくわけにはいかないということで、わずかの人数のために何千万というお金をかけるわけには、ちょっと私どもいかないと思いまして、一般利用は、これも強調させていただきますけれども、民間、公立の体育館を含めて、ほかに補完するところは確実にございますので、そこで一般利用は我々は十分、我々以上のものが受けていただけるというふうに考えております。 ◆かなざき文子 
     我々以上と言われると、何かこれまで皆さんが積み上げてきた実績を何かみずから否定しなきゃいけないという、そのつらさというのは何なんだろうなって、ちょっと私もつらくなっちゃうんですけれども、今まで例えば志村健福で行い続けてきた方々が、例えばじゃ小豆沢体育館が改築後そこを利用するというふうになったときに、今まで通いなれて使いなれていたところからかわっていくということについてのやっぱりギャップって区民には出てくると思うんですよね。だから、一概に何もかもが今ご答弁されたように、そういうふうにイコールで言われるのかどうなのかというのは、ちょっと私は同感できない部分なんですけれども、ただ16年度と17年度のこの実績を見ても、16年度に比べて17年度はふえていますよね。そういう実績がふえているのと、それからあとこの評価のところで、そのアンケートのとり方に問題点が指摘もされましたよね。  そういうことの改善もしながら、結論的には事業のあり方再検討しとはあるんだけれども、一般利用についてはやめなさいというふうに書いてあるわけじゃないですよね。結論づけて書いてあるわけじゃなくて、例えばいろいろな健康づくりのその講座を終了された方々が中心になって引き続き使いたいという方々は、そのトレーナーなしで使うことができるというそういう点は模索できないのかどうなのか、その点についてはいかがかということも1つちょっと聞いておきたいのと、それから高齢者の配食サービスの方もちょっと聞いておきたいんですけれども、私よく記憶しているんですけれども、刷新計画のこの一番最初に出たところには高齢者の配食サービスについて何もなかったじゃないですか。だけれども、予算のところで急に出てきて、これは刷新計画の考え方ですということで、あのときご説明があったかなと私もよく覚えているんですが、急にあのとき1食当たりの単価も変わり、それから1週間の4食を3食にというふうに削られていったじゃないですか。私あのときに何人かの方々に、結局そのなくなった部分をどうしているのかと聞いたときに、皆さんコンビニのお弁当等でやはり済まされていたんですね。これが本当に自立とか、そういうことを考えたときに、あるいは介護予防という点も考えたときに、本当にその選択がよかったんだろうかということを、とても私は疑問に感じたんです。  さらに今回、民間等のこの同じく評価の方を見ますと、民間あるいはNPOとの協働できる部分を見直していく部分としてということで挙げられていますよね。だとすれば、逆に今民間やNPO等で、今、区が行っている高齢者の配食サービス、それと同じように、あるいは1週間の中でレトルト食品ではなくて、本当に食の安全と、それから高齢者の方々の健康をきちっと基本に置いた、そういった民間NPOがどれぐらい育っているのかということがわからないと、ここに踏み切るということは非常に危険だと思うんです。その点についてはいかがなんでしょうか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   先ほども一応申し上げたんですけれども、運動の継続の場に関しては、今のところは一般利用ということで私ども提供しているんですけれども、今回の経営刷新の外部評価にあったように、競合するところが区内にはたくさん施設がございます。区立の体育館も含めて民間の施設もありますので、そういうことで、これをやっている意味は、ここには考えた方がいいというふうに書いてあるかもしれません。実はその場では、もうやめるべきだ、必要がないというふうに言われたこともあります。私どもにおきましても、今言ったように料金体系としては少し高くなることも承知していますけれども、区立の体育館に関しては420円と、私どもと20円しか変わらない、ほとんど同じでございます。向こうは時間の制限もございませんし、今言ったように最新の、私どもは非常に健康の安全面を考えて非常に無段階で、先ほども申しましたけれども、非常にいい機械を使って、それは非常にやっぱり高コストについていることも事実です。ということで、最新の施設じゃないかもしれませんけれども、一応安全の配慮もされている機械を置いていることも、しかも向こうはたくさんの台数もございますし、運動の継続の場に関しては民間もしくは区立体育館で十分、十二分に私ども以上に開放時間を考えてあるというふうに、これはもうどのようなひいき目に考えても、それはその結論は出さざるを得ないと思います。  ということで、その運動のきっかけづくりの、つまりコースというものなどには私どもも必要だ。実はこの運動コースというのも民間が実はやっております。ただ、私どもは栄養士であるとか、そのほかの例えば保健師であるとか必要なときには、その説明とか助言も、つまり来られたときには血圧が高くて、実を言うと、あなた運動はまだでそれよりも治療が必要ですよということも、それは私ども役目と思っておりますので、それは医師なり保健師が対応することは、今のところはそこまでできる体育館はございませんので、それは私どもの責務だと思っておりますので、そのきっかけづくり、つまりいろいろな病気の人も来られる、先ほどの話にちょっと戻りますけれども、その可能性も含めたきっかけづくりで、医療が必要な人は医療を相談するし、運動に来た人はきっかけづくり、それを覚えたら民間を含めた区立体育館へ行っていただいたりというふうな理論構成で言っているんですけれども、納得いただけないでしょうか。 ◎おとしより保健福祉センター所長   配食サービスの件でございますけれども、やはり今現在、民間の高齢者向け配食サービスというのも非常に事業展開がされてきているという中で、公費で区の事業としてどこまでやるのかというところでは、やはり中身だとかも見ながら、食数なども考えながら、いろいろやっていかなければいけないのかなというふうに思ってございます。金額的なところも実は民間はかなり安く、安否確認も今財団でやっていただいているようなところまでいかないとしても、やっていますというふうに打ち出している事業もたくさんありまして、そこのところはちょっと見ていきたいと思っております。  それで、あとはNPOの導入、参入とか、そういったところも必ず早急にやるということではなくて、やはりどれくらいの力量でやっているところがあるのかないのか、そういったところもじっくり見ていかないと、この刷新計画にのっていることで進められるのかどうかということになりますので、そこのところは慎重に見ていきたいというふうに思ってございます。 ◆かなざき文子   非常に強い説得力で驚きましたけれども、ただ私ね、1つだけお願いがございます。やはり利用されている方々がきちっと理解をして、その区の姿勢に一緒にますますの健康づくりに向けて新たなところで健康づくりを自分で積み上げていくことができるように、そこのところについては、ぜひこれまで利用されている方々に理解と協力をいただける、その姿勢はぜひ貫いていただきたいということ、これ要望しておきますので、よろしくお願いいたします。  すみません、高齢者の配食サービスは民間が安いって、その根底のところがどういうものを使っているのかというところをやっぱり調べないと、不安が広がるだけなんですね。ちょっと気になるものですから、そういったことが調べられるのかどうなのか、それからどういったところがあるのか、そういうもし資料がありましたら、ぜひちょっと教えて、資料として教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきたいと思います。  最後にごめんなさい。健診事業のことなんですけれども、私も大田委員が言われていた思い、私も全く同じなんですけれども、これちょっと気になっているのは、この間の委員会でもちょっとそこの点についてはやられましたけれども、要するに国民健康保険の事業として行っていくわけですよね。  2つちょっとお聞きしたいんです。1つは、庁内組織として国民健康保険は国保年金課の方で、今そのことを検討しているのは東京都内でやっていて、その責任者たしか茂木さんがやられているんでしょうか。やられていると思うんですけれども、だけれども、その健診についてはここで、この委員会で審議をしているというところで、物すごく私自身も質問しにくさがどうしても出てしまうんです。来年度その辺の組織的なものも含めて、どういうふうに区としては、健康生きがい部と福祉部ですよね。そのいろいろな改革がある中で、また障がい者も精神、知的、身体みんな一体となる中で、かなり大きなその辺の組織的な改革が必要とされてくるのかなって、ちょっと感じるものですから。  それから、議会としても審議が本当にできる、結局向こうとこっちと分かれてしまうというので、とてもやりにくいじゃないですか。その点はどういうふうになるのかということが1つはちょっとお聞きしておきたいのと、それから国民健康保険でやっていくときに後期高齢者は広域になっている。国保も広域になっていくんじゃないかというところが想定できるじゃないかというふうに思うんですけれども、そういうことについてはどうなんでしょうか。 ◎健康推進課長   確かに20年度から、こちらの特定健康保険者、それから後期高齢者もございますので、今の事務改善委員会の方で20年度に向けた準備体制の組織をどうするかということで検討して、なるべく早く関係の福祉部、うちの部で関係課も多くございますので、そういう準備組織をきちんとしたものをつくるよう、ちょっと今、内部で検討している状況でございます。  それで後期高齢者の方が、それは今回の法律の中はそこまではいっていませんが、ただ考え方としては、確かに保険者をまとめていくような方向というような考えもあるようですが、ただ今回の改正の中は、あくまでも後期の高齢者の分をまとめていくと。医療制度と保険者の分は、確かに大きな流れとしてはそういう考えがあることは、いろいろな国の検討とかを見ますと、そういう考えは、確かに動きはあるかなと思いますが、ただ今回の6月の中では、後期高齢者の分だけということになっております。 ◎おとしより保健福祉センター所長   先ほど民間事業者の食材の件なんですけれども、17年度まで委託していた在宅サービスセンターの1か所がちょっとできないということで、そこの部分だけ民間1社に委託しておりますので、そこの内容をご提示したいというふうに思います。 ◆かなざき文子   すみません、練馬が今年度から基本健康診査に自己負担を導入いたしましたよね。500円だったかなと覚えているんですけれども、その受診率はどうなっているかわかりますか。 ◎健康推進課長   今年度から基本健康診査で本体分がたしか300円で、大腸がん分がたしか200円で、合わせて一緒にやっているんで500円じゃなかったかと思います。ただ、練馬区は秋分だけですので、うちみたいに春秋ということじゃなくて、秋の今ちょうど終わったかどうかというふうなところですので、まだ状況の結果は出ていないと思います。 ◆かなざき文子   出たらすみません、ちょっと資料でいただいておきたいということと、それからちょっと資料いただきたいんですけれども、改めてその23区内の基本健康診査と、あと独自の内容、独自検診、基本健康診査に入るものと、それからあと板橋みたいに眼科やっていますよ、何やっていますよといって独自の検診事業があるじゃないですか。それの前にいただいたんですけれども、一覧表を。改めて今、一番最新のもので自己負担等がどういうふうになっているのかも含めて、その資料をちょっといただきたいので、そのことだけ1つお願いしておきたいのと、この医療制度の改革で大きく健診に対する考え方って非常に変わっていくんじゃないかと思うんです。板橋区としては、しっかり貫いていただきたいのは、基本健康診査についてのこれまでの無料で行ってきたその姿勢についても、ぜひ貫き通していただきたいということをひとつ強く要望しておきたいのと、もう一つサラリーマンの配偶者の方々は、それぞれの健康保険のところでということなんですが、そのそれぞれの保険者の方から各自治体の方に要望があれば、区が行う健診を受けることができると私聞いているんですけれども、そこはどうですか。 ◎健康推進課長   まず1点目のほかの区の検診の項目とかは、ちょっと調べないと今のこの近年ちょっと調べていませんので、ちょっとお時間は相当いただくと思いますが、ちょっとお願いします。  それから、扶養者の分で家族の分ですが、新たな法律の中では、ほかの保険者から受けることができるということがございまして、これに関していろいろな議論がありまして、国の方でその方で検討しまして、直接各保険者がやる方法と、地元の国保険者に委託、それとまた別の考えも出てきまして、そういう別なまたまとめてやろうというような、そういう代理的にやろうというようなことも検討しているようなんで、ちょっとそこら辺はまだ国の検討の状況なので、ちょっとやり方……。ただ最終的には保険者と、受ける場合はそのもとの保険者と受ける保険者の契約みたいなことになりますので、それはまた個別的な問題があると思いますが、どちらにしても、どういう方法がいいのかは今、国の方、法律では受けることができるという規定があるんですが、実際的にどうするかは今、国の方で検討、保険関係の局の方で検討を始めておりますので、その動向を見ていきたいと思います。 ◆白井よう子   すみません、1つだけ質問させてください。  健康増進センターの先ほど話なんですけれども、一般利用をやめるということで、先ほど所長の方から1回の利用が2名とか3名とかっていう、それはちょっといかがなものかと思いますので、それじゃなくて、例えば介護予防ですとか予防医学ですとか、これからのもっと升の細かいところで、場所を借りて何かをしようという動きがどんどん出てこなきゃならないし、出てくると思うんですね。そういうときに、あの場所を要するに場所として担当者とか講師がいなくても場所として借りられるということはどうなんでしょうか。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   以前、夜間だけ区民に開放したということがあるんですけれども、その開放の仕方というのは、つまり施設の管理ということもありますので、シルバー人材の人を雇って、その人に管理していただいたということがあるんですけれども、そうすると特定の人だけが使うだけで、一般の方が来られることは実はほとんどなかったという経緯がありまして、それでその特定の人だけにという理論、そういう議論がありまして、それに関してはやったという実は経緯がございます。そのほかでは職員がいる間、昼間だけでもということの考えは、実はあるんですけれども、それに関してはちょっと今のところは考えてはおりません。 ◆白井よう子   たしか何か管理の面で中から入れないといけないということで、健康増進センターだけは使えないということで確かそういうことも聞いたことありますけれども、例えば夜間でなくても、昼間そういう難しいことがない時間帯に、私、恐らくこれから学校も非常に一般の方は使い勝手悪いですから、部活で使うとかいろいろなことがありますので、大抵聞いている話、場所がないということがあるものですから、そういうご意見をお伝えしますので、検討の1つに加えていただければなと思います。 ◎志村健康福祉センター所長高島平健康福祉センター所長兼務]   年齢対象層は、対象者は今のところ65歳以上と少し違うかもしれませんけれども、高齢者のポピュレーション、つまり一般には健康だと考える方の運動の継続の場としては、高齢者の介護予防事業という名前にはなりますけれども、らくらくトレーニングというのが、これは各地域ごとに16圏域に少なくとも1か所以上はありますので、各健康福祉センターでも今既に行っているんですけれども、来年からは回数をふやそうという意図もありまして、確実に行っていくことを考えておりますので、委員のおっしゃっているような、じゃ若い人はということなんですけれども、これも繰り返しになりますけれども、ほとんどの場合は個人利用が多いですので、これに関しては集団でということは今のところは、それは数はわずかにはあるかもしれませんけれども、ほとんどの方は個人利用が主になります。ということですので、近くに今繰り返しになりますけれども、民間の施設であるとか区立体育館に行っていただけることで、それで十分だというふうに考えております。 ◆大田ひろし   先ほどの続きなんですけれども、経営刷新本部の方で各種検診の自己負担についての見直しを今しているということでございます。大野委員からもあったんで、私もそのとおりだなと思っているんですが、たかだかこの削減額は8,000万ですよ、これ。8万人あるいは9万人の人たちが受けて、簡単に割り返すと1人1,000円取るという話だと思うんですよね。  僕は、やっぱり基本健康診査については区民のやっぱり命とか、やっぱり人間が中心にいてこそ、この区は成り立っているわけですよね。僕はそういう観点からしても、これ受益者負担に関知していますか、これ。受益者負担というのは、益を受けた人が負担する行為でしょう、これ。ただ対象者がこれ10数万人でですよ、9万人の6割方が受けている。受けていて、これだけの多くの人たちが受けていて受益者負担で通りますか、これ。何か僕は体験事業か何かしていて、特定の本当に人たちだけが恩恵をこうむっているんだと、これ公平性の観点からいっても、これは納得いくんですけれども、そういったこと、例えばさっき言った国保料を納めている方々の区民の暮らしとよく言うけれども、共産党さんは。非常に今苦しいこと確かなんですよ、これは、現場回っていると。  ただ、そういった話とか、今言った受益者負担でこれ適正かどうかとか、あるいは9万人という人たちが受けているこの事業から負担を取ることが正しいのかどうか、あるいはそれを取って、減って、逆に今度は医療保険でどんどん使うようなことにならないのかどうか。早期でやれば軽費で済むかわかりません。何か見つかった、がんが見つかったとか、そんなことがあって。基本健康診査というのは、そういうことの目的のためにやっているはずですよ。僕はそう思っているんで、理解しているんです。健康な人がどこか悪かったら、すぐ治してもらうために、一応基本的なところだけ見てもらおうと、こういうことだと思っております。  僕は経営刷新本部の中で、どんな議論がされているのかというのは、これは我が党は一応庶民の党と言っておりますけれども、やっぱり現場回っている感覚からして、ちょっとこれもしこれを書いたままストレートに載っけたら、相当区民の反発を僕は受けると思っております。この経営刷新計画そのものは全然僕はいいんですよ、賛成しているわけですけれども、ただ個別の案件として、きちっとそういう議論が精査されたのかどうかというの、これは部長しかわからないと思うんですけれども、部長の方から答弁いただきたいなと思います。  それから、受益者負担といって、この項の中に入れるべき僕は案件じゃないと思います、これは。ただ行かない人は四、五万人いるかもしれませんよ、対象者で。行った人から取るということの、その区民の人口の比率から言っても、対象者から見ても、僕は全然これこういうところで入れて扱うべき案件じゃないんじゃないかなと思いますけれども、どうですか。 ◎健康生きがい部長   経営刷新本部での議論でございますけれども、総括的な第二次の経営刷新の方向については、行政評価の結果とあわせて議論が幾つかございました。ただ個々の、ここに掲載されている個々の事業についての詳細な議論がなされたということになると、それは決して十分な議論がされたということでなかったというふうに思っております。  基本健康診査については、第1次の計画にも掲載されておりましたので、第二次に引き継いだという部分がございますけれども、本日、数々のご議論いただいておりますので、それを本部の方に持ち帰ってまいりたいというふうに思います。 ◆大田ひろし   僕も勘違いしていまして、さっき言ったような学識者とか、せめてそういうところも入れて、いろいろこの辺のことはやっているのかなとは思ったんですけれども、やっていなかったんですけれども、やる必要はないのかもしれませんが、経営刷新会議をやって決定したことについて経営刷新本部で決定していくと、これはもう流れですから、これはもう一応認めますけれども、このことについて我々が議論すべき、もっとこの案件は他の案件から比べると非常に重いと僕は思っているので、できればこれは要望なんですが、これできるかどうか。ある程度の筋が決まったらですね、決まったらというか、経営刷新本部の方で、きょう持ち帰って部長の方からもちゃんと言っていただけるということですから、この健康衛生委員会でしか取り上げられないんですよ、これ、この案件は。もう20年度からという1つの計画になるんであれば、もう今からやっぱりいろいろな議論を聞いていただいて、やっぱり会派の意見もあるでしょうし、議員さんとしての意見もあるでしょうし、我々区民の代表としての立場で論じているわけですから、そこら辺の意見をしっかり入れてもらった上で、もう一回練り直しというか、そういう部分も僕は検討していただきたいと、それが筋じゃないかなと思うんです。そういう意味では、この基本健康診査についての見直しについては、できれば報告事項等の中で1項目挙げていただいて、そういう議論する時間は取れませんでしょうか、どうでしょう。 ◎健康推進課長   全体のスケジュールとしては、先ほどお話ししたように今回の各委員会でお話を、ご意見をいただくとともに、パブリックコメントもしまして、案をつくって経営刷新本部に来ます。具体的な事業に関しては、当然各個別の検討が必要です。この基本健康診査に関しては医療制度改革の関係があって、20年度というお話がありますので、来年度になりましたら、いろいろな医療制度の改革、基本的にはこちらは国民健康保険者の方で計画をつくって、その健診の分をどういう形で自己負担はどうするのか、どの程度までやるのかは来ますので、その中で、こちらの委員会になるのか、ちょっと別の委員会になるのかわかりませんが、そういう計画をつくるときに委員会にご報告させていただいて、各医療保険者、実際的にはこちら国民健康保険者が特定健康診査等の実施計画を5年間つくります。そのときに当然どういう検診の方法で、どういうお金をどうするかというのは計画にのせさせていただきますが、それは所管の委員会にご報告させていただいて、ご意見を伺って、区の国民健康保険者の計画としてどうするかは決めさせていただくことになりますので、来年そういう形でご意見を伺うということになろうかと思います。 ◆大田ひろし   じゃパブリックコメントというのは、これいつやる予定ですか。 ◎健康推進課長   パブリックコメントは10月21日から11月6日までやられて、全体で企画の方に確認したら11件ございました。ただ、うちのこちらの健康衛生委員会に所管する関係のご意見はなかったということでございます。 ◆大田ひろし   僕もこれ知りませんでした。知らない私が悪いのかわかりませんけれども、既にパブリックコメントやっているということは、そこの内容についての資料とかって、我々にもいただけていいんじゃないですか、これ。所管だったら、どこかの報告事項の中で。僕はそう思いますよ。既に終わっちゃっているということですか。終わったということだよね、今の話は11件で。こんな案件が11件のわけないんですよ、ちゃんとやれば、パブリックコメントなんていうのは。こんないいかげんなことは、それでスルーしていくというのは、これは僕は断じて許せないと思います、これ。  ここに、じゃどういうパブリックコメントで聞いているのか、内容とかも資料でも後でいただきたいと思いますが、我々にまずはあるべきじゃないの、これ。いつもそうなんですよ。ちょっと待ってよ。パブリックコメント聞いてから議員の意見聞いているというケースは非常に多いですよ。議会軽視とまで言わないけれども、委員会というのは、常任委員会というのはそういうことを所管している委員会ですよ。皆さん知っていましたですか。  僕はやっぱりそこからちゃんとスタートしていかないと、パブリックコメント11件聞きましたから、この意見に対して答弁して、区の考え方はこうですといつもやっているのがそうですよ。本来のパブリックコメントというのはこんな件数じゃないですよ。板橋区はパブリックコメントと言ったって、制度入れてから何年かたっていますけれども、その告知の仕方とか、あるいはどういうふうな内容で聞いているのかということも僕らも知りませんし、それはもうある程度の計画のスタンスがあって聞いていることだと思うんですね、そこまで公表するということは。これから審議しますという話じゃないじゃないですか、これ、区民に1回もう紹介したら。ご意見ちょうだいするということはあるかもしれませんけれども、そこら辺の骨子になるようなものというのは我々議員に資料としてくれましたか。そうじゃないですか、それ。私の言っていること違うかどうか、ちょっと答弁してください。 ◎健康推進課長   所管の政策企画課の方に確認したところ、9月8日に区の方の経営刷新本部で素案を、素案です、あくまでも素案です。素案を審議して決定させていただいて、10月6日の地方分権行財政改革調査特別委員会にご報告させていただいたと、ご意見を伺ったと。まずそっちの方で意見を伺ったと。それで、10月21日の「広報いたばし」の方にパブリックコメントをやりますということで、ホームページ等でその内容は見られますというようなご意見を10月21日の「広報いたばし」の3面に載せさせていただいて、パブリックコメントは今週の6日まで、件数は11件。ただ各常任委員会の方には、きょうとあと分かれた残りの10日にご意見を伺って、そこら辺のパブリックコメントと各常任委員会のご意見を集約させていただいて、庁内でもいろいろまた各委員会にご意見を伺って検討させていただいて、12月か1月になるかもしれませんが、そのご意見を伺ったのに基づいて改正案の審議を経営刷新本部で審議させていただいて決定させていただくということがありますね。パブリックコメントは当然ですが、今回のきょうと10日の各常任委員会でご意見伺ったのを各部署からも上げますし、それから企画の方でも各委員会の議事録を確認して、所管の企画の方でも、どういうご意見があったかという委員会の、議会の意見を反映して改定案をつくるというスケジュールになってございます。 ◆大田ひろし   これは審議といったって、これたしかに審議なんですけれども、我々がもらったの、こんな簡単なことしか書いていない資料ですよ。受益者負担のところに負担額で数行しか書いていないことしかもらっていないんですよ、これ。パブリックコメントでこんなの出しました、それについても見ておいてくださいとかって、例えばあるならいいですよ。経営刷新のこんなのぽんともらって、僕が言いたいのは、総論賛成ですけれども、基本的にこういう個別の問題については非常にやっぱり危惧されるところあるから言っているわけで、ここの委員会で審議すると言ったって、聞いた話だけですよ、これ。みんなで議論しているわけでも何でもないですよ、こんな大事なことに対して。区民に聞くんだったら、まずこの委員会で取り上げて聞くべきじゃないですか。それがやっぱり区民から選ばれた議員の僕は使命だと思っていますし、知らない自分が悪いと言えばそうかもしれませんけれども、やっぱりそういう姿勢というのは、僕は行政と議会とやっぱり本当に言うべきことは言いながら是々非々でちゃんと進めてくルールとしては、僕はそういうことを確立していかなかったら、こういう僕がさっき言った9万受けている方々、あるいは現場歩いている方々の声というのは全然届いていませんよ、きっと経営刷新本部の方には。それで賛成してくださいと言ったって、僕個人としては、これ賛成できない話ですよね。というようなこともあるので、きちっとそういうことをしていただけないでしょうか。もう時間がないので、あれですけれども。  それと、あとはパブリックコメントやったんだったら、その資料。どういうことで聞いたのか。聞く目的は何だったのか。それから、もう時間がないですから、あとはさっき言った年代別でどの層が受けているんだと、実際。僕は若い人たちには受けてもらいたいんですよ、この制度あるんだから。これから病気の予防していくためにも絶対受けてもらいたい。その人たちが一番苦しんでいる世代であるということも知っておいてもらいたい。それを本当に執行部の方にちゃんと伝えてもらいたいですね、きょうは。  以上です。 ◎健康推進課長   そういうご意見があったのは、このパブリックコメントは企画の方から資料出させていただきます。個別の計画、今回の計画と別にして、今回の検診に関しては先ほどもお話ありましたように20年度からの分でございまして、国民健康保険者がやるということで、来年度計画をつくると、20年度に向かって計画をつくるということがありますので、そのとき計画の素案等を担当の常任委員会に出させていただいて、ご意見等を伺ったり、いろいろなことのご意見を伺って、どうするかは検討させていただきます。ほかの事業に関しても計画を持って実際的に事業を経営刷新の計画をするに関しては議会の方にもいろいろ報告させていただいて、ご意見を伺って事業を決定させていただくと。そのほかのすべての事業はそういうふうにさせていただきますので、計画はそういうことで第二次は本年度中に計画つくりますが、それに基づいた事業の執行については、各所管の方でその事業を執行する上で各議会に報告させていただいたり、ご意見を伺って決めさせていただくと。  年齢に関しては後で年齢別のは出ております、資料がありますので、資料で提出させていただきます。 ◆大田ひろし   課長の言っていることもよくわかるんだけれども、今回のことに関しては地方分権とかで言ったかと言わないとかと言っているけれども、この委員会では取り上げていないんですからね、これ。この委員会にちゃんと取り上げた上でパブリックコメントして、それでなおかつこういう議論させてもらうんだったらいいんですよ。所管この委員会でしょう。そこのことだけ言っているわけですよ。ですから、そういう議会をスルーしてやるようなことは、直接区民にするようなことをしないでくださいよ。そのこと言っているんですよ。最後その答弁だけお願いします。 ◎健康推進課長   各種検診、今回のったわけじゃなくて、前からちょっとのっている分ですが、どちらにしても実施、どういう形でやるのかやらないのか、どういう形でやるのか、先ほどお話ししたように20年度にかけて来年度計画つくりますので、そのときに委員会に、ちょっとこちらの所管になるか、ちょっと別の所管になるかわかりませんが、委員会にご報告させていただいて、ご意見を伺わせていただきたいと思います。 ○委員長   委員のお話と答弁というのが食い違っているんですが、パブリックコメントを出す前に所管の大事なことですので、順位が違うんではないでしょうかという、これなんですね。だから、その点はしっかりと受けとめていただいて、再三……          (「責任においてパブリックコメント、それもしっかりやらなきゃだめだよ、勘違いしているんだから」と言う人あり) ○委員長   その辺を再度お願いします。 ◎健康生きがい部長   大田委員のご意見しっかりと私ども受けとめたつもりでございます。こういったスケジュールで確かに地方分権の特別委員会にご報告をさせていただいておりますけれども、たしかに委員会の中では大枠で大綱的なことの中でご議論いただくという仕切りがされているというふうに私も伺っております。個別の内容は特別委員会の中でやっておりませんので、確かに個別の議論は本日初めてこの委員会でご報告をさせていただきながらご議論いただいたところでございます。今のご意見については、しっかりと事務局の方にもお伝えをしてまいりたいと思いますし、ご指摘いただいた特に基本健康診査の受益者負担の部分でございますが、今後この委員会にどのような報告をさせていただいて、ご議論いただくことができるかということも含めて、刷新の事務局の方と打ち合わせをさせていただきたいというふうに思います。全体のスケジュールの中で整理をさせていただくことになるかもしれませんが、その際にも十分にこの委員会の委員の皆様とご相談をさせていただきながら、今後の事務を進めさせていただきたいと思いますので、ぜひご了解をいただきたいと思います。 ○委員長   かなり時間があれですので。 ◆もちづき広太朗   今の大田委員の考えに全く同感ですが、私が最初からその健康生きがい部のこの部内の調整の中で、私は随分この健康生きがい部としての意見が余り採用されていないんじゃないか、どういうことを言っているんだという疑問を受けておりまして、そもそも健康、今健康の部分でそういうお話が大田委員からありました。全くそのとおりだと思います。それと生きがいという部分に触れて議論されたという形跡が全く感じないですね。健康生きがい部が何を言っているのか、健康の問題で今ありました。生きがいの部分はどうなのか。もう少し、この部分は非常に私は大切だと思いますので、こういう刷新計画の中でも十分発言できるような、またそういう資料をまた集めることも仕事でありますので、そういうこともお願いをします。 ○委員長   それでは、本件につきましてはこの程度で終了したいと思います。  なお、きょうの委員会で各委員からの意見、それからできましたら、この委員会の結成されているところ、途中報告で結構ですけれども、どこかの分野の中に報告事項として上がってくることを望んでおります。でないと、またほかの部署に多分途中、今の経過ですと途中の報告になろうかと思いますが、これだけ皆さんが集中して意見を申し上げているところ、ぜひお聞かせしていただきたいというのが私の感想でもあります。  どうも本日はこれで終わりにしたいと思います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   健康衛生委員会を閉会いたします。ありがとうございました。...