令和 2年 9月 定例会(第3回) 東京都北区議会会議録第十三号(第三回定例会) 令和二年十月九日(金)(午前十時
開議)----------------------------------- 出席議員(三十七人) 一番 山中りえ子 二番 みつき慎太郎 三番 吉田けいすけ 四番 こまざき美紀 五番 福田光一 六番 佐藤ありつね 七番 野口将人 八番 永井朋子 九番 大畑 修 十番 花見たかし 十二番 うすい愛子 十三番 坂場まさたけ 十四番 松沢よしはる 十五番 竹田ひろし 十六番 石川さえだ 十七番 宇都宮 章 十八番 野々山 研 十九番 せいの恵子 二十番 山崎たい子 二十一番 小田切かずのぶ 二十二番 くまき貞一 二十三番 すどうあきお 二十四番 古田しのぶ 二十五番 永沼かつゆき 二十六番 大沢たかし 二十八番
渡辺かつひろ 二十九番 さがらとしこ 三十番 本田正則 三十一番 福島宏紀 三十二番 大島 実 三十三番 いながき 浩 三十四番 近藤光則 三十五番 宮島 修 三十六番 坂口勝也 三十七番 青木博子 三十九番 戸枝大幸 四十番 榎本 一 欠席議員(二人) 十一番 赤江なつ 二十七番 名取ひであき 出席説明員 区長 花川與惣太 総務部長 中澤嘉明 総務部参事 雲出直子 (
総務課長事務取扱) 議事日程 第四号日程第一 令和元年度東京都北区
一般会計歳入歳出決算の認定について +日程第二 令和元年度東京都北区
国民健康保険事業会計歳入歳出決算の認定につい| て |日程第三 令和元年度東京都北区
中小企業従業員退職金等共済事業会計歳入歳出決| 算の認定について |日程第四 令和元年度東京都北区
介護保険会計歳入歳出決算の認定について |日程第五 令和元年度東京都北区
後期高齢者医療会計歳入歳出決算の認定について| (
委員会審査報告)日程第六 第四十九号議案 一般職の任期付職員の採用に関する条例 |日程第七 第五十号議案 東京都
北区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する| 条例 |日程第八 第五十一号議案 東京都北区
高齢者住宅条例の一部を改正する条例 |日程第九 第五十二号議案 東京都
北区営住宅条例の一部を改正する条例 |日程第十 第五十三号議案 東京都北区立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤| 師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例+日程第十一
議員提出議案第四号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書日程第十二
議員提出議案第五号 選択的夫婦別氏制度について国会審議の推進を求める意見書日程第十三
議員提出議案第六号 防災・減災・
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書日程第十四 二第一号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書提出に関する請願(
委員会審査報告)日程第十五 二第十六号
選択的夫婦別姓制度について国会審議の推進を求める意見書提出に関する陳情(
委員会審査報告)
○議長(
渡辺かつひろ議員) 本日の会議を開きます。 この際、会議時間の延長をしておきます。
-----------------------------------二北教教政第千六百六十五号令和二年十月一日 東京都北区教育委員会 教育長 清正浩靖 東京都北区議会議長
渡辺かつひろ殿 委任説明員について 令和二年一月十日付三十一北教教政第二千二百三十九号をもって通知しました令和二年中における委任説明員について、変更がありましたので左記のとおり通知いたします。
記子ども未来部参事 参事 鈴木正彦 (
子ども未来部子ども未来課長事務取扱)
子ども未来部子ども環境応援担当課長 副参事
染矢悠司-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) これより議事日程に入ります。 日程第一から日程第五までを一括して議題とします。 (書記朗読)
△日程第一 令和元年度東京都北区
一般会計歳入歳出決算の認定について(
委員会審査報告)
△日程第二 令和元年度東京都北区
国民健康保険事業会計歳入歳出決算の認定について(
委員会審査報告)
△日程第三 令和元年度東京都北区
中小企業従業員退職金等共済事業会計歳入歳出決算の認定について(
委員会審査報告)
△日程第四 令和元年度東京都北区
介護保険会計歳入歳出決算の認定について(
委員会審査報告)
△日程第五 令和元年度東京都北区
後期高齢者医療会計歳入歳出決算の認定について(
委員会審査報告)-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) 本件に関し
委員会審査報告書が提出されていますので、書記から朗読させます。 (書記朗読)
決算特別委員会審査報告書令和元年度東京都北区
一般会計歳入歳出決算の認定について令和元年度東京都北区
国民健康保険事業会計歳入歳出決算の認定について令和元年度東京都北区
中小企業従業員退職金等共済事業会計歳入歳出決算の認定について令和元年度東京都北区
介護保険会計歳入歳出決算の認定について令和元年度東京都北区
後期高齢者医療会計歳入歳出決算の認定について 本委員会は九月十五日付託された右決算審査の結果、いずれも認定すべきものと決定したので報告する。 令和二年十月五日 東京都北区
議会決算特別委員会 委員長 小田切かずのぶ 東京都北区議会議長
渡辺かつひろ殿
-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) 本件に関し、
決算特別委員会委員長の報告を求めます。 二十一番 小田切かずのぶ議員。 (二十一番 小田切かず
のぶ議員登壇)
◆二十一番(小田切かずのぶ議員) おはようございます。 ただいまから、
決算特別委員会審査報告を申し上げます。 去る九月十五日開会の本会議において、
決算特別委員会に付託されました、令和元年度東京都北区各
会計歳入歳出決算については、九月二十五日、二十八日、十月一日、二日及び五日の計五日間にわたり、区長をはじめ関係理事者の出席を求め、慎重かつ熱心に審査を行いました。 以下、審査の経過概要と結果について、一括してご報告申し上げます。 令和元年度決算は、一般会計において、歳入総額一千五百六十億七千三百三十八万七千三百六十円、歳出総額一千五百十六億九千三百五十三万七千三百九十三円、差引残額四十三億七千九百八十四万九千九百六十七円の剰余金を生じ、翌年度に繰り越すべき財源である
繰越明許費繰越額等九千六百八十四万四千円を差し引いた実質収支額は四十二億八千三百万五千九百六十七円となり、執行率は九六・一%でありました。 四特別会計を加えた決算総額では、歳入総額二千三百四十九億四千七百五十九万八千六百四十六円、歳出総額二千二百七十五億六千七百十四万四千四百五円、差引残額七十三億八千四十五万四千二百四十一円の剰余金を生じ、
繰越明許費繰越額等を差し引いた実質収支額は七十二億八千三百六十一万二百四十一円となり、執行率は九五・三%でありました。 これらの状況を踏まえ、各会派代表及び各無会派議員による総括質疑をはじめとして各款の質疑が行われました。質疑の詳細については、追って会議録を作成の上、配付いたしますので、報告を省略させていただきます。 これらの質疑を経た後、各
会計歳入歳出決算の認定について、各会派代表及び各無会派議員からそれぞれ討論が行われましたので、その概略を申し上げます。 まず、
日本共産党北区議員団の討論について申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の危機の中、約百八十三億円の財調基金の活用、不要不急な事業の大胆な見直し、行革路線推進による区民等への負担の回避という我が会派の議論を前提に予算執行を振り返ると、子ども・子育て、高齢者、防災、
地域公共交通等の施策で区民要望に資する積極的事業は見られたが、以下の改善を強く求め、一般会計に反対する。 一、高まった財政対応力が
区民生活応援に十分に活用されていないこと。二、駅前市街地再開発や
大型道路計画等の住民合意のない事業を都と推進したこと。三、人口増の中、経営改革の名の下に必要な施設を削減したこと。 また、国保会計及び
後期高齢者医療会計は、保険料の引上げ等から反対する。 以上の意見が述べられ、一般会計、
国民健康保険事業会計及び
後期高齢者医療会計の
歳入歳出決算の認定にいずれも反対、
中小企業従業員退職金等共済事業会計及び
介護保険事業会計の
歳入歳出決算の認定には、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、
自由民主党議員団の討論について申し上げます。 北区基本計画2015に基づく新たな事業の構築やレベルアップを図り、未来志向の行政課題に積極的に取り組むとともに、北区
経営改革プラン2015に基づく歳入確保と歳出抑制、基金と起債の効率的な活用により必要な財源を確保したことは高く評価する。 今後、持続可能な財政運営のためには、より一層の財源の確保策が必要不可欠である。基本計画2020に基づき、最重要課題と優先課題に引き続き取り組み、事業見直しに当たっては、区民生活への影響や優先度・緊急度を十分勘案し、優先順位をできるだけ早急に判断するとともに、
経営改革プラン2020に基づいた新しい生活様式として、庁内のデジタル化を進め、
スマート自治体の実現を推進することを要望する。 以上の意見、要望が述べられ、各
会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、
公明党議員団の討論について申し上げます。 令和元年度の予算執行については事業の前進を評価する。 なお、以下につき要望する。 一、
インフルエンザ流行期を考慮した効果的な
PCR検査体制の確立等。二、横断的な
シティプロモーション施策を展開できる行政組織の構築等。三、
高齢者ヘルシー入浴券事業の適切な負担割合での利用拡充。四、高齢者事業における重複事業の縮減等。五、多胎児支援の拡充。六、支援対象児童等見守り強化事業の実施。七、妊婦・子どもの
インフルエンザ予防接種助成の早期実現。八、
住まい改修支援事業の拡充。九、
幼稚園保護者負担軽減補助金分の
復活上乗せ等の実現による近隣区との格差解消。十、
区内小・中学校体育館への飲料水の
災害対応型自動販売機の設置。 以上の意見、要望が述べられ、各
会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、立憲クラブの討論について申し上げます。 「区民とともに」の基本姿勢の下、限られた資源を各分野に重点的・効率的に配分し、新たな事業の構築やレベルアップを図っている。優先課題の中では、大
規模水害避難行動計画策定の着手、保育所等の待機児童が発生している地域を中心とした定員・受入数の拡大、
公園総合整備構想策定に着手等、積極的な取組を評価する。 同時に以下を要望する。 一、事務事業の精査と各種計画の見直し等、全庁的な取組。二、高齢者の見守りについて、各種関係機関と連携を密にしながらの重層的な対策の推進。三、東十条駅南口駅前整備の一日も早い完成に向けた取組の強化。四、水害被害に関して、低地居住者の避難先の確保と避難誘導の在り方及び消防団との連携強化。 以上の意見、要望が述べられ、各
会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、無会派(
社会民主党所属)の討論について申し上げます。 元年度は、待機児童解消への保育所等の定員拡大、幼児教育・保育の無償化に伴う
保護者負担軽減策の実施、産後
ショートステイ事業の拡充、学校改築の着実な取組等、健全財政の維持に努めた堅実な予算執行を評価する。 なお、以下を要望する。 新型コロナに対する医療機関等への支援。高齢者等の避難要支援者への救援体制の構築。
子ども家庭支援センターの機能強化及び新設予定の北区児童相談所の人材育成。コロナ禍における新たな生活様式に合った教育環境の整備。介護従事者の処遇改善や、創意工夫した介護予防・
健康長寿支援事業の実施。障害者の
基幹相談支援センターの来年度の設置。若者の雇用促進や地域産業の活性化等に対する支援策の実施等。 以上の意見、要望が述べられ、各
会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、無会派(無所属)
こまざき委員の討論について申し上げます。 既存事業の整理等による歳出抑制に努め、直面する行政課題に積極的に取り組み、事業を着実に推進したことを評価する。 なお、以下を要望する。 分かりやすく便利な区事業のデジタル化や
キャッシュレス化の推進。
パートナーシップ認証制度の導入等を進め、多様性社会の実現。子育てにっこりパスポートの既存アプリの一部化等の改善。北区
児童相談所等の人材確保等に注力し、子どもの利益を優先した施設の開設準備。乳幼児・
子どもショートステイの柔軟な対応による児童虐待防止。
GIGAスクール構想におけるスムーズな
オンライン学習の実施。小・中学校の
オンライン学習教材を活用した休校時の備え。水分補給等、小・中学生の心身の健康へ最大限の配慮。 以上の意見、要望が述べられ、各
会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 最後に、無会派(無所属)みつき委員の討論について申し上げます。 中期計画をはじめ、北区
経営改革プラン2015に基づく事業の整理等、行政課題に積極的に取り組み、レベルアップを図った各種事業の推進により、区政を前進させたことを評価する。 なお、以下を要望する。 区庁舎内の
NHK受信料衛星契約の解約。区内在住の同性カップルを対象とした
パートナーシップ制度の導入。国際社会の中で世界と対等に渡り合える人材の育成。対外的な圧力や自然災害から区民を守るため、自衛隊との協力体制の構築。介護人材確保のため、区主催の研修や補助金制度の積極的な周知。
おむつ支援事業の要件の緩和。野生生物の被害防止に向けた一層の取組。
受動喫煙防止対策の推進及び喫煙者と非喫煙者が共生する環境づくりの推進。 以上の意見、要望が述べられ、各
会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 討論終了後、まず態度の分かれた一般会計、
国民健康保険事業会計及び
後期高齢者医療会計の各
歳入歳出決算の認定について、一括して起立により採決を行いましたところ、賛成多数をもって、いずれも認定すべきものと決定しました。 次に、
中小企業従業員退職金等共済事業会計及び
介護保険会計の各
歳入歳出決算の認定について、一括して採決を行いましたところ、全会一致をもって、いずれも認定すべきものと決定しました。 以上で、
決算特別委員会審査の経過概要と結果についての報告を終わります。 最後になりましたが、竹田ひろし副委員長をはじめ、委員並びに理事者各位のご協力に対し、心から御礼申し上げまして、
委員会審査報告の結びといたします。 ご清聴ありがとうございました。
○議長(
渡辺かつひろ議員) これより討論に入ります。 本件に関し、七番
野口将人議員、十四番
松沢よしはる議員から討論の通告がありましたので、順次これを許可します。 七番
野口将人議員。 (七番
野口将人議員登壇)
◆七番(
野口将人議員) 私は、
日本共産党北区議員団を代表して、ただいま上程されました日程第一、二〇一九年(令和元年)度東京都北区
一般会計決算、日程第二、東京都北区
国民健康保険事業会計決算及び日程第五、東京都北区
後期高齢者医療会計決算に対する反対討論を行います。 初めに、
一般会計決算についてです。 本決算審査では、
新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の危機の中で、改めて北区政の運営の在り方が問われました。 会派が議論の前提に据えた柱の一つは、百八十三億円に積み上がった
財政調整基金を活用し、
新型コロナ感染症対策や、区民の暮らし、営業への支援を行うことです。区も引き続き、
財政調整基金を積極的に活用していくとの姿勢を示しました。 二つは、特別区交付金の減収など、今後、区財政への大きな影響が予想される下で、不要不急の事業については大胆な見直しを行うことです。数十億円規模の財源を要する市街地再開発はその典型です。 東京都は今年五月五日、副知事四名の連名で、
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた当面の都政運営についてとの依命通達を出しました。ここでは、都民の命を守り、経済活動を支え、社会変革を促すために、「都民の生命・財産への直接の関連性が低く、直ちに取り組む優先度が低いと考えられる事業のうち、未着手、未発注、一時停止が可能な事業は、原則延期又は中止すること」としています。 そして、具体的な事業名として市街地再開発を挙げています。これを踏まえれば、北区において現時点で未着手の赤羽一丁目第二地区、第三地区の市街地再開発は一旦立ち止まるべきです。 三つは、
経営改革プランなど行革路線の推進により、窮地に陥っている区民や区内事業者に対して新たな負担を求めないようにすべきです。区が現下の社会経済情勢や区民生活の実態を踏まえ、今年度行う予定の施設利用料・手数料見直しの検討を中止したことは、適切な判断を行ったものと評価をいたします。 こうした議論から昨年度の予算執行を振り返ると、子ども・子育て、高齢者、防災、地域公共交通、多文化共生を目指す取組などで、区民要望に資する一定の積極的事業が見られました。 しかしながら、以下に述べる三点についての課題も明らかになったことから、
一般会計決算に反対をいたします。 第一の理由は、高まった財政対応力が、区民の暮らしを応援するために十分活用されていないことです。 昨年度末の基金残高は、主要五基金で六百二十億円、
財政調整基金においては百八十三億円と、いずれも過去最高となりました。景気の低迷に加え、昨年度は消費税増税も行われたことから、区民生活を支えることがこれまで以上に求められました。 一例としては、毎年の猛暑、酷暑による熱中症で命を失う区民もいる中、
エアコン設置費用助成などの機動的な財政出動が求められましたが、基金の活用は不十分にとどまり、結果として積み増すことになりました。今年度に入り、
新型コロナウイルス感染症拡大の対策として、
財政調整基金二十三億円の活用を含む区民、
区内事業者向けの支援施策が行われて、支援対象となる区民、区内事業者に大きく歓迎されています。 しかし、今なお制度のはざまで支援策を受けられない区民や事業者が残されています。区民が安心して年を越すことができるよう、引き続き
財政調整基金を活用して、区民要望に応える対応を行っていただくことを求めます。 第二の理由は、まちづくりにおいて、駅前市街地再開発や大型道路建設などの事業を、東京都と共に住民合意のないまま推し進めたことです。 市街地再開発事業や大型道路の建設は、巨額の税金が投じられるほか、多くの住民、事業者に強制力を持って立ち退きを迫るという問題があります。そして、多くの地域住民の生活環境を変えることから、権利者だけでなく、地域住民の幅広い合意を得ることが必要不可欠です。 これまでも、区内の特定整備路線と十条駅
西口地区市街地再開発で四つの裁判が起こされたことは、住民合意が得られないまま事業を推進したことが大きな原因となっています。そのような中、昨年度も住民への説明が尽くされないまま、埼京線の高架化と鉄道付属街路、さらには補助八十五号線の事業化が行われました。 今年の議会での議論を通して、とりわけ市街地再開発について、住民合意に逆行する問題が浮き彫りになりました。 その一つ目は、再開発ビルが地域の景観等にも不似合いな超
高層マンションになることです。これまでに失敗が繰り返されてきた再開発の歴史を踏まえて、一般向けに販売する保留床と呼ばれるマンションの空き床を確保するために容積率緩和などの規制緩和が図られることで、これまでの再開発とは比較にならないほど高層化したマンションが最近の市街地再開発では建設されることになります。 また、このように税金が投入されて建設された駅前の超
高層マンションは販売価格が高額となるので、これを購入できるのは高額所得者層に限られます。このことも幅広い区民のための税金の使い方が行われていないという点で課題があります。 二つ目は、巨額の税金が使われることです。十条駅
西口地区市街地再開発には二百三十億円、赤羽一丁目第一地区市街地再開発には五十七億円の税金が投じられます。コロナ禍の下で、そして
アフターコロナの社会ではどうあるべきかが論じられ、自治体の予算配分も大きく変えていかなければならない中で、このような税金の使い方は到底区民の納得が得られるものではありません。 三つ目は、参加企業の利益が最優先とされることです。既存建物の除却など開発にかかる費用に巨額の税金が投入される、再開発ビルの建設コストを軽減できるなど、開発に関わるデベロッパーが参入しやすい仕組みがつくられてきました。結果として、多くの保留床を安く確保することのできるデベロッパーは、巨額の利益を上げる仕組みとなっています。 さらに、デベロッパーが利益を最大化させるためには事業期間を最短とすることが求められることから、事業に協力しない権利者に対しては、裁判所に対する明渡しの仮処分申請までされて、長年住み慣れた場所から立ち退かされることとなりました。 四つ目は、自然環境の保全にも逆行してしまうということです。十条駅西口再開発においては、地区計画で既存の緑は保全されることになっていましたが、開発により樹木が伐採されてしまうことになりました。このことには地域住民のみならず、北区民以外からも疑問の声が出されています。 聞くところによると、北区だけでなく、東京都に対しても樹木伐採中止の申入れが行われた結果、東京都は、都の責任において一部樹木を移植させるという判断に至ったようですが、北区においては、再
開発スケジュールに与える影響の配慮が優先され、緑を守るための検討が十分に行われることはありませんでした。 以上のことから、住民に理解を得られるまちづくりの在り方として、時間をかけ、住民も参加しながら進める
修復型まちづくりへの転換を求めます。 第三の理由は、人口が増加しているにもかかわらず、経営改革の名の下に、区民に必要な施設を削減してきたことです。 北区は昨年度までの五年間、北区
経営改革プラン2015において、人口減少が進むことを想定して
施設削減計画を定め、区民施設の統廃合を進めてきましたが、人口が増加に転じていることが明らかになっても、この方針が変わることはありませんでした。 その結果として、区民事務所七分室を廃止したことにより、住民の利便性を奪っただけでなく、コロナ禍の下では、人を分散させることが求められるにもかかわらず、赤羽、王子、滝野川の三つの
区民事務所窓口に区民を集中させる結果となりました。また、学校統廃合や児童館の再編など、小・中学生のための施設を削減してきたことは、児童・生徒や保護者に大きな不安を与えています。 小・中学校に関しては、国全体としても少人数学級の実現へ向けて動き出しつつある中で、教員の確保など、国や東京都の支援を求めることに加え、北区としても普通教室など施設の確保や用地不足にどう対応するのかが正面から問われることになります。 このことは、北区
経営改革プラン2015が進めてきた施設削減の矛盾が噴き出した結果ではないでしょうか。
経営改革プランを区民本位に転換することが必要であることを指摘しておきます。 以上、
一般会計決算について反対理由を述べました。 次に、特別会計決算についてです。 まず、
国民健康保険事業会計決算についてです。 現在、国民健康保険料は協会けんぽの約二倍の負担が求められます。年収三百二十万円標準家族四人の場合、これは生活保護と同等の収入になりますが、三十七万円を超える国民健康保険料の負担が求められます。これに国民年金の支払いも加わると、合わせて七十七万円になることから、払いたくても払えないのが現状です。支払うことのできる保険料とするために、せめて収入のない子どもに対しての均等割は、まずは半額とすべきです。 このような高額な保険料である中、昨年度も保険料の引上げが行われたことから、
国民健康保険事業会計決算には反対をいたします。加えて、保険料の軽減を図るための法定外繰入れの解消や、自治体を競わせペナルティまで与える保険者努力支援制度には、区として反対を表明するよう求めます。 次に、
後期高齢者医療会計決算は、低所得者対策としての保険料軽減特例の段階的廃止により保険料の引上げが行われたことから、反対をいたします。 なお、
介護保険会計決算及び
中小企業従業員退職金等共済事業会計決算には賛成といたしますが、
介護保険会計については、第七期の二年間で、計画と実績の乖離額が既に五十二億円となっています。さらに、今年度の執行率も八五%程度と見込まれることから、三年間を通して八十億円を超える乖離額となることは必至です。二〇二一年度スタートの第八期
介護保険事業会計では、保険料の引下げの検討を行うことを求めます。 反対討論の最後に、以下要望いたします。 一つ、少人数学級の実現を国や東京都に働きかけるとともに、区としても対応を具体化すること。二つ、PCR検査については、検査対象を広げるとした九月十五日の国の通知及び東京都の拡充を踏まえて対応すること。併せて、保育園、幼稚園、小・中学校など、子どもに関わる検査の拡充も行うこと。三つ、住まい改修支援制度の拡充や緊急融資の期間延長、各種給付金や支援金の対象とならない事業者に対して区独自の支援策など、中小業者への支援を強化すること。四つ、保健師の増員などで、ひきこもりなど困難を抱えた区民へのアウトリーチを充実させ、相談活動を強化すること。五つ、大規模水害時の避難行動を具体化すること。六つ、CO2排出実質ゼロなど、気候変動抑制に向けた取組を進めること。七つ、ジェンダー平等社会の実現へ、まずは
パートナーシップ制度の導入に踏み出すこと。 以上をもって
日本共産党北区議員団の反対討論といたします。 ご清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
渡辺かつひろ議員) 十四番
松沢よしはる議員。 (十四番
松沢よしはる議員登壇)
◆十四番(
松沢よしはる議員)
自由民主党議員団を代表して、令和元年度
一般会計決算、四特別会計決算に賛成の立場から討論いたします。 令和元年度の一般会計、四特別会計では、中長期的な財政環境や行政需要を見据えながら、直面する多くの課題に積極的に取り組み、北区基本計画2015に基づき、二つの最重要課題と三つの優先課題を中心に、限られた資源を効率的かつ重点的に配分し、新たな事業の構築やレベルアップを図られました。 また、少子高齢化の対応、防災・減災対策、新庁舎建設、児童相談所設置、十条駅や王子駅などの駅周辺まちづくり、学校改築などの課題を着実に解決し、東京オリンピック・パラリンピック大会を見据えた北区の魅力の発信や、北区の特性を生かした施策の充実など、未来志向の行政課題へも積極的に取り組みながら、北区
経営改革プラン2015に基づく歳入確保と歳出抑制、基金と起債の効率的な活用により、必要な財源の確保を図り、「人が輝く、まちが輝く、未来が輝く ふるさと北区」の実現に向け、対応した予算としておりました。 計画的かつ効率的に遂行されたものと認められる決算内容であり、区政の着実な前進として評価いたします。 我が会派が予算編成時より要望した、一つ、行財政改革の推進に努めること。一つ、防災・減災、国土強靱化による安心・安全のまちづくりを進めること。一つ、地域産業経済の活性化支援と助成制度の拡充とともに、区内事業者への公共事業発注増などの雇用確保策を行うこと。一つ、ファミリー層の定住化に向けた少子化対策推進とともに、教育環境、生涯教育の充実を図ること。一つ、北区の
シティプロモーション施策を充実させること、など、ほか要望についても反映され、前進していることは高く評価いたします。 しかしながら、さらなる内部努力として、内部統制制度の実効性ある制度の整備、運用と統制の質強化向上に今後とも努めることと、官民の役割分担の見直しや公共施設の再配置等に取り組むことを指摘しておきます。 一方、
新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大により、世界経済、そして日本経済の見通しが一変し、地方財政への深刻な影響が懸念されます。北区が今後も持続可能な財政運営を行うためには、より一層の財源確保策が必要不可欠です。また、国による不合理な税制改正や赤字地方債の発行については、引き続き大きな課題であり、財源確保に向け特別区全体で連携を図り、協力しながら是正に向け取り組んでいくことを申し添えます。 そして、基本計画2020の柱である二つの最重要課題と三つの優先課題については、引き続き継続しながら、事業見直しをする際に当たっては、区民生活への影響や優先度・緊急度を十分勘案し、その優先順位についてはできるだけ早急に判断するよう要望いたします。さらに、
経営改革プラン2020においても新しい生活様式への適応が求められ、庁内のデジタル化を積極的に進め、
スマート自治体の実現に向けて推進することを要望いたします。 今回、
決算特別委員会の質疑の中で我が会派が申し上げた、私立幼稚園等保護者負担軽減事業への区独自上乗せ、子ども学習支援事業への支援拡大、ICT教育推進と
GIGAスクール構想の整備、障害者就労支援事業の拡充、企業のワーク・ライフ・バランスを促進する健康経営推進事業への支援、商店街活性化に向けた電子マネー等キャッシュレス決済の導入支援、荒川氾濫時の高台水害避難場所の整備、新庁舎建設計画への整備など、ほか各項目については北区の将来像実現のための必要な視点であり、選ばれる北区を目指して、なお一層の取組を強く求め、令和元年度北区
一般会計決算並びに四特別会計決算について賛成いたします。(拍手)
○議長(
渡辺かつひろ議員) 以上で討論を終結します。 これより採決に入ります。 まず、日程第一、日程第二及び日程第五を一括して起立により採決します。 本件に関する
委員会審査報告は、いずれも認定を可としております。
委員会審査報告どおり認定することに賛成の方はご起立願います。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺かつひろ議員) 起立多数であります。よって、日程第一、日程第二及び日程第五は、いずれも
委員会審査報告どおり認定することに決定しました。 次に、日程第三及び日程第四を一括して採決します。 お諮りします。 本件はいずれも
委員会審査報告どおり認定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺かつひろ議員) ご異議ないと認め、日程第三及び日程第四は、いずれも
委員会審査報告どおり認定することに決定しました。
-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) 日程第六から日程第十までを一括して議題とします。 (書記朗読)
△日程第六 第四十九号議案 一般職の任期付職員の採用に関する条例(
委員会審査報告)
△日程第七 第五十号議案 東京都
北区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例(
委員会審査報告)
△日程第八 第五十一号議案 東京都北区
高齢者住宅条例の一部を改正する条例(
委員会審査報告)
△日程第九 第五十二号議案 東京都
北区営住宅条例の一部を改正する条例(
委員会審査報告)
△日程第十 第五十三号議案 東京都北区立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例(
委員会審査報告)-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) 本案に関し
委員会審査報告書が提出されていますので、書記から朗読させます。 (書記朗読) 企画総務委員会議案審査報告書第四十九号議案 一般職の任期付職員の採用に関する条例第五十号議案 東京都
北区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例第五十一号議案 東京都北区
高齢者住宅条例の一部を改正する条例第五十二号議案 東京都
北区営住宅条例の一部を改正する条例第五十三号議案 東京都北区立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例 本委員会は九月十五日付託された右議案審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決定したので報告する。 令和二年九月二十三日 東京都北区議会企画総務委員会 委員長 大沢たかし 東京都北区議会議長
渡辺かつひろ殿
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○議長(
渡辺かつひろ議員) お諮りします。 本案はいずれも
委員会審査報告どおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺かつひろ議員) ご異議ないと認め、本案はいずれも
委員会審査報告どおり決定しました。
-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) 日程第十一から日程第十三までを一括して議題とします。 (書記朗読)
△日程第十一
議員提出議案第四号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書
△日程第十二
議員提出議案第五号 選択的夫婦別氏制度について国会審議の推進を求める意見書
△日程第十三
議員提出議案第六号 防災・減災・
国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書 (議案は会議録末尾に掲載)
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○議長(
渡辺かつひろ議員) お諮りします。 本案は、会議規則第三十五条第三項の規定により、いずれも提案理由の説明及び委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺かつひろ議員) ご異議ないと認め、本案はいずれも提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定しました。 お諮りします。 本案はいずれも原案どおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺かつひろ議員) ご異議ないと認め、本案はいずれも原案どおり決定しました。
-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) 日程第十四及び日程第十五を一括して議題とします。 (書記朗読)
△日程第十四 二第一号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書提出に関する請願(
委員会審査報告)
△日程第十五 二第十六号
選択的夫婦別姓制度について国会審議の推進を求める意見書提出に関する陳情(
委員会審査報告)-----------------------------------
○議長(
渡辺かつひろ議員) 本件に関する
委員会審査報告書は配付してありますので、朗読は省略します。
----------------------------------- 企画総務委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 令和二年九月二十三日 東京都北区議会企画総務委員会 委員長 大沢たかし 東京都北区議会議長
渡辺かつひろ殿
-----------------------------------一、件名 二第十六号
選択的夫婦別姓制度について国会審議の推進を求める意見書提出に関する陳情二、提出者 (非開示)三、審査結果 採択すべきものと決定。
----------------------------------- 区民生活委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 令和二年九月十七日 東京都北区議会区民生活委員会 委員長 小田切かずのぶ 東京都北区議会議長
渡辺かつひろ殿
-----------------------------------一、件名 二第一号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書提出に関する請願二、提出者 一般社団法人王子青色申告会 会長 大室洋昭三、審査結果 採択すべきものと決定。
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○議長(
渡辺かつひろ議員) お諮りします。 本件はいずれも
委員会審査報告どおり決定したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺かつひろ議員) ご異議ないと認め、本件はいずれも
委員会審査報告どおり決定しました。
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○議長(
渡辺かつひろ議員) お諮りします。 請願・陳情の継続審査については、各委員長から継続審査の申し出がありますので、継続審査件名表のとおり、閉会中の継続審査に付したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺かつひろ議員) ご異議ないと認め、そのように決定します。
----------------------------------- 請願・陳情継続審査件名表 (令和二年十月九日第三回定例会) 企画総務委員会 (令和二年) 二第十七号 NHK放送受信料の時効は五年と放送法等に規定することを求める意見書提出に関する陳情 区民生活委員会 (令和元年)三一第十五号 羽田新飛行ルートの運用の撤回を求める意見書提出に関する陳情三一第十九号 羽田新飛行ルートから区民の生活環境を守るよう求める意見書提出に関する陳情 (令和二年) 二第三号 羽田新飛行ルートが及ぼす人命被害と環境破壊を阻止するため、運用の撤回を求める意見書提出に関する陳情 二第十三号 危険な「羽田新飛行ルート」の運用の中止を求める意見書提出に関する陳情 二第十五号 「羽田新飛行ルート」の運用中止を求める意見書提出に関する陳情 健康福祉委員会 (令和元年)三一第十一号 北区
滝野川西高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)に関する陳情 (令和二年) 二第二号 高齢者の補聴器購入費用の補助制度を求める陳情 二第十号
新型コロナウイルス感染症から区民生活をまもり、安心・安全に生活ができるよう、意見書提出等を求める陳情(第一項) 二第十二号 安全・安心の医療・介護実現と夜勤改善・大幅増員を求める意見書提出に関する陳情 文教子ども委員会 (令和二年) 二第八号 別居・離婚後の親子交流を促進する運用・法整備を求める意見書提出に関する陳情 二第十八号 別居・離婚後の養育費支払い・面会交流を促進するパンフレットの配布を求める陳情 建設委員会 (令和二年) 二第四号 北区の区営住宅に「同性パートナー」も入居できるよう求める陳情 防災対策特別委員会 (令和元年)三一第十七号 台風十九号による避難から見えた課題の検討、改善を求める陳情(第四項、第六項)
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○議長(
渡辺かつひろ議員) お諮りします。 各委員会において調査中の特定事件については、各委員長から継続調査の申し出がありますので、継続調査事項表のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺かつひろ議員) ご異議ないと認め、そのように決定します。
----------------------------------- 特定事件継続調査事項表 企画総務委員会一、区政の総合的な企画、調整及び経営管理について二、予算について三、情報政策及び情報システムについて四、広報及び広聴について五、条例、和解等について六、国際化について七、契約及び財産管理について八、営繕について九、男女共同参画及び多様性社会の推進について十、危機管理について 区民生活委員会一、コミュニティの育成その他区民生活について二、産業振興について三、区民施設及び産業文化施設の管理について四、スポーツ施策の推進について五、戸籍及び住民の登録について六、区税について七、国民健康保険について八、後期高齢者医療(東京都後期高齢者医療広域連合が所管する事務は除く)及び高齢者の医療費の支給について九、国民年金について十、リサイクル事業の推進について十一、清掃事業について十二、生活環境について 健康福祉委員会一、地域保健の推進について二、高齢者福祉について三、介護保険について四、障害者福祉について五、生活保護について六、福祉施設の管理について 文教子ども委員会一、校舎建設及び学校用地について二、学校環境整備について三、校外施設について四、社会教育事業の運営及び施設の整備について五、義務教育について六、幼児教育について七、児童福祉について八、青少年対策について九、子育て支援について 建設委員会一、都市計画について二、まちづくりの推進について三、道路、河川、公園その他土木施設について四、住宅について五、建築について六、交通対策について 議会運営委員会一、議会の運営に関する事項について二、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について三、議長の諮問に関する事項について 地域開発特別委員会一、西ケ原地区まちづくりについて二、志茂地区まちづくりについて三、赤羽駅東口地区まちづくりについて四、赤羽西地区まちづくりについて五、赤羽南地区まちづくりについて六、田端地区土地区画整理事業について 防災対策特別委員会一、地震災害について二、風水害等について 十条まちづくり特別委員会一、十条駅付近立体交差化について二、十条駅周辺地区再開発について三、十条地区まちづくりについて 都市ブランド推進特別委員会一、シティプロモーションについて二、観光及び産業・文化PRについて三、都市間交流・連携事業について
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○議長(
渡辺かつひろ議員) 以上で本日の日程全部を終了しました。 会議を閉じます。 これをもって令和二年第三回東京都北区議会定例会を閉会します。
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○議長(
渡辺かつひろ議員) 区長から挨拶があります。 (花川與惣太区長登壇)
◎区長(花川與惣太区長) 令和二年第三回北区議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し述べさせていただきます。 令和元年度各会計決算の認定をはじめ、条例案、補正予算案など、ご提案申し上げました全ての議案につきましてご決定をいただき、誠にありがとうございました。
決算特別委員会や本議会の審議を通じて、議員の皆様から賜りました数多くのご意見、ご提言につきましては、その趣旨を踏まえ、今後の区政執行に際して心がけてまいりたいと存じます。 現在、
新型コロナウイルス感染拡大防止の取組と社会経済活動の両立を実現させていくための新たな段階に進んでおります。 区といたしましては、引き続きスピード感を持って、今後の感染再拡大への備えなど、必要な対策を的確かつ着実に推進してまいる所存です。 あわせて、台風や集中豪雨への備えにも全職員一丸となって取り組み、区民の皆様の安全・安心を守るため、議会の皆様と力を合わせ、全力を尽くしてまいります。 議員各位におかれましては、大変お忙しいことと存じますが、健康に留意され、お元気で過ごされますように心から祈念いたしまして、お礼の挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。
○議長(
渡辺かつひろ議員) お疲れさまでした。 午前十時四十七分閉会...