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令和 5年豊島副都心開発調査特別委員会( 1月13日)

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  1. 豊島区議会 2023-01-13
    令和 5年豊島副都心開発調査特別委員会( 1月13日)


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    令和 5年豊島都心開発調査特別委員会1月13日)   ┌────────────────────────────────────────────┐ │             豊島都心開発調査特別委員会会議録              │ ├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤ │開会日時│令和5年1月3日(金曜日)           │場所   │議員協議会室 │ │    │午前0時00分〜午前0時50分        │     │       │ ├────┼─────────────────────────┼─────┼───────┤ │出席委員│星委員長  辻副委員長  小林(ひ)副委員長   │欠席委員 │       │ │    │入江委員長                   │     │       │ │    │ 小林(弘)委員  石橋委員  藤澤委員     │     │       │ │    │ くま委員  川瀬委員  塚田委員  ふま委員 │     │       │ │    │ 西山委員  根岸委員  芳賀委員  池田委員  │     │       │ │    │ 中澤委員  元谷委員  ふるぼう委員      │     │       │ │    │ わがい委員  儀武委員  清水委員  高橋委員 │     │       │ │    │ 島村委員  木下委員  磯委員  村上委員   │     │       │ ├────┤ 細川委員  河原委員  永野委員  里中委員  ├─────┤       │ │3名 │ 渡辺委員                    │なし   │       │ ├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤ │列席者 │ 木下議長委員として出席)  永野副議長(委員として出席)         │ ├────┼───────────────────────────────────────┤
    │説明員 │〈高野区長〉〈齊藤副区長〉 高際副区長                    │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │ 岡谷危機管理監                                    │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 近藤都市整備部長地域まちづくり担当部長)  松田都市計画課長            │ │           大根原開発担当課長  小澤交通基盤担当課長          │ │ 野島建築担当部長                                   │ │ 宮川土木担当部長                                   │ ├────┬───────────────────────────────────────┤ │事務局 │高田事務局長  樋口議会総務課長  大平書記  水本書記           │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │                 会議に付した事件                   │ ├────────────────────────────────────────────┤ │.会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   │ │   くま委員西山委員を指名する。                         │ │.委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   │ │   小委員会案を了承する。                              │ │.池袋ウォーカブル基本方針(素案)について・・・・・・・・・・・・・・・・・・   │ │   松田都市計画課長より説明を受け、質疑を行う。                   │ │.池袋東口A・C・D地区地区計画の変更について(街並み再生方針たたき案)・ 6  │ │   松田都市計画課長より説明を受け、質疑を行う。                   │ │次回の日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11  │ │   3月23日(木)午後2時 小委員会を開会することを確認する。           │ │   3月30日(木)午前0時 委員会を開会することを確認する。           │ └────────────────────────────────────────────┘   午前0時開会 ○星京子委員長  それでは、ただいまから、豊島都心開発調査特別委員会を開会いたします。  会議録署名委員を御指名申し上げます。さくま委員西山委員、どうぞよろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○星京子委員長  それでは、委員会の運営につきまして、小委員会案を申し上げます。  本日は、案件2件を予定しております。最後に次回の日程について確認いたします。  なお、本日、高野区長及び齊藤副区長、本日の委員会を欠席いたしますので、どうぞ御了承ください。お願いいたします。  以上でございますが、何か運営についてございますでしょうか。   「なし」 ───────────────────◇──────────────────── ○星京子委員長  それでは案件に入ります。  初めに、池袋ウォーカブル基本方針について、理事者から説明がございます。 ○松田都市計画課長  それでは、池袋ウォーカブル基本方針の素案について御説明をさせていただきます。  まずは、目的になります。豊島区では、池袋の将来都市像である東西ダンベル型のまちづくり構想区民の皆様や事業者方々に分かりやすく伝えるため、検討部会を立ち上げ、池袋ウォーカブル基本方針を策定中です。これまで、都市計画緑化計画、再開発など、各分野の有識者方々から様々な御意見を伺っておりますが、このたび、方針策定において一定の方向性が定まってきましたので、本委員会にて御報告をさせていただくものです。  次に、2番目として基本方針の構成を中段にお示ししています。冒頭の区長挨拶ウオーカブル必要性について語り、章では、世界の都市の動きや国の動向について説明しています。また2章では、本方針基本理念となる「「人」が主役のまちづくり」について説明しています。最後、3章では、基本理念を踏まえた3つのテーマを基に9つの方針を示し、それぞれ説明をしています。  方針の具体については、今回、参考資料としまして、基本方針の素案のほうをデータでお示ししておりますので、後ほど御説明をさせていただきます。  最後、資料一番下の部分に、簡単ですが、今後のスケジュールをお示ししています。グリーン大通りアゼリア通りの車道を交通規制して実施する池袋ウオーカブルまちづくり体験イベントの開催や、今回御説明している基本方針の策定、また、区政90周年事業のクロージングで予定している隈研吾氏の講演等、それぞれ今年の3月に行う予定にしています。  次に、参考資料としてお示ししていますこの池袋ウォーカブル基本方針の素案について、これ、時間も限られておりますので、できるだけ簡潔に御説明をさせていただきます。  表紙、おめくりいただきまして、冒頭の区長挨拶部分には、これまでの豊島区のまちづくりや区政00周年に向けて、今、ウオーカブルまちづくりを打ち出す意義などについて述べております。  本方針の読み手としては、区民の皆様や事業者方々を想定しておりますので、ウオーカブルという言葉を初めて聞いた人でも分かりやすい表現に努めました。そういったこともありまして、第章ではウオーカブルまちづくりについて、世界の潮流や国の動向、地域の個性を生かした取組について紹介しています。  この用紙の右下にページ番号を振っておりまして、ページ目の世界の都市の動きでは、ニューヨーク、コペンハーゲン、パリを事例として挙げながら、ウオーカブルまちづくりを進めたことで、都市空間における人々の活動や滞在時間の増大につながったといった本施策の内容や効果について紹介をしています。  2ページ目は、国の動向を紹介しています。居心地よく、歩きたくなる町なかづくりを今後目指すべきまちづくり方向性として打ち出し、全国各地自治体と連携した取組を推進しています。  3ページ目は、国の呼びかけに対し、多くの自治体ウオーカブル推進都市に賛同し、ウオーカブルまちづくりを導入して、社会実験都市空間再編等を行っている中で、池袋において、他都市との差異化を図る上で、池袋の特性や地域資源を生かした取組が必要ということを記載しています。この部分は、前回、部会の中で多くの委員の皆様から御指摘をいただいた点になります。  この池袋独自性を考える上で、4ページ目から始まる第2章では、これまで区が取り組んできた国際アートカルチャー都市SDGs未来都市と連携しながら、ウオーカブルまちづくり池袋において先導的に実現していくことを示しています。  また、5ページ目では、アートカルチャー都市SDGs未来都市考え方にもあった「「人」が主役のまちづくり」を本方針基本理念として掲げています。  あわせて、6ページ目では、この基本理念を踏まえて、ウォーカブル基本方針の3つのキーワードを文化、自然、ストリートと設定し、各キーワードに基づいた3つのテーマを設定しています。  これらテーマを基に、第3章では、テーマごとに3つの方針を立てています。つまり、本方針では、「「人」が主役のまちづくり」を基本理念とした上で、文化、自然、ストリートといった3つのテーマを設定し、さらにそれぞれ3つずつ、計9つの方針による構成となっています。  テーマの「世界に選ばれるアートカルチャーによるまちづくり」についてのうち、7ページ目では、町なか文化活動・多様なアクティビティーの創出ということで、国際アートカルチャー都市により劇場空間化された公園や広場のさらなる活用を図り、文化活動や多様なアクティビティーが生まれるグランドレベルを創出していくことについて記載しています。  また、8ページ目の人の活動が見えるアイレベル景観向上では、アイレベルデザイン向上に加えて、中間領域の積極的な活用について示しています。  また、9ページ目では、女性や子ども、若者を含めたオールとしまで取り組む場づくりとして、先月設立された池袋エリアプラットフォームのように、多様な人々が主体的に関われるような場づくり必要性について記載しています。  ページ目からは、テーマ2の「自然を活かしたグリーンインフラまちづくり」についてに関わる各方針の紹介になります。豊島区の売りである個性あふれる4つの公園をグリーンスローモビリティのIKEBUSが結ぶといったように、緑のネットワークを広げながら、回遊性向上を図ってまいります。  また、11ページ目自然資本活用によるまち全体における緑の体感価値向上では、緑被率が低い豊島区だからこそ、エコベール豊島の森、モザイカルチャーなど、創意工夫することで緑の体感価値向上を目指すことを示しております。  ページ目グリーンインフラによる自立循環型の市街地再編では、立教通りを事例としながら、自然の持つ自立循環型の機能を持たせることで持続可能な開発となるとともに、歩く際の快適性向上につながることを示しております。  ページ目からは、テーマ3の「東西シンボルストリートを基軸としたまちづくり」についてということで、主に基盤整備に関わる各方針の紹介になります。地域資源を継承・活用したシンボルストリートの形成では、駅の東西に広大な歩行者空間の創出が可能となる池袋の特徴を生かし、東西シンボルストリートをつなげるダンベル型のまちづくりについて紹介しています。  また、ページ目では、ウオーカブルまちづくりによる地域産業活性化として、半径500メートルで描かれた2つの円の区域の回遊性向上について記載しています。  また、最後、ページ目では、駅東西にわたる人中心駅前空間活用として、駅の結節機能向上として、西口再開発によるサンクンガーデンの整備や東口駅前広場クルドサック化東西デッキ整備等について説明をしています。  大変雑駁ではありますが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○星京子委員長  ありがとうございます。説明が終わりました。  それでは、御質疑を行います。 ○清水みちこ委員  幾つか質問したいと思います。  一昨年、ちょうど年前の当委員会で、ウオーカブルまちづくりの推進についてというのを御報告いただいて以来かなというふうに思うんですけれども、ちょっと資料を見ると、目的のところに東西ダンベル型のまちづくり構想区民事業者方々に分かりやすく伝えるため、検討部会を立ち上げというふうに書いてあるんですけれども、ちょっと、私御報告いただいた記憶がないので、この検討部会について、その後ろにいろいろ事業者とか書いてあるんですけれども、ちょっとメンバーとか、もうちょっと具体的にどういった構成になって、いつからとか、そういったのを教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○松田都市計画課長  昨年の1月7日にこのウオーカブル記者会見区長隈研吾氏が立ち上げて以降、我々もこのウオーカブル取組について、どのようにこれを区の施策として展開していくのがいいのかということで内部で検討をしていたところでございます。このウオーカブル取組というのは比較的新しい考え方でありまして、まだなじみが薄い部分もあります。そういったこともありまして、どのような形でこれを方針まで持っていくかというところが課題だったわけでありまして、ここで、有識者方々からやっぱり話を聞いていくほうが、豊島区、いろんなところで関わりの深い、都市政策顧問である隈研吾氏なんかを総合監修に入っていただきながら、豊島区のまちづくりアドバイザーである楠本正幸氏、それから元副区長であります渡邉浩司さんが国土交通省に戻られて以降、街路計画課長として、あるいは都市局大臣官房技術審議官としてこのウオーカブルに深く関わられてたということもありますので、御参画いただきながら、部会の中で御意見を聞いていたというものになります。 ○清水みちこ委員  たしか去年の御報告のときは、そういった検討部会とか、そうした具体的な御報告はいただいてなかったと思うんですね。資料を見ると載ってない、載ってないというか、まだこれからという、これからやっていきますよという御報告なので載ってないとは思うんですけれども、今いろいろメンバーの方教えていただいたので、そういった検討部会資料とか構成とか、分かるものを資料で頂くことできるんでしょうか。まずそれを頂きたいんですが、いかがですか。 ○松田都市計画課長  部会に参加される方々等々の、それから、これまでの取組等については、後日まとめたものを御説明したいなというふうに考えております。 ○清水みちこ委員  それについてはお願いいたします。  次の質問させていただきます。  今回、ウォーカブル基本方針ということで、この今、資料を課長の説明に沿って見せていただいたんですけれども、ちょっと割とイメージ先行かなという感じがして、ちょっとなかなか具体的にどういったものかというのが私も分かりづらいところではあるんですけれども、基本方針ということで、今回策定の方向で一定の方向性が定まってきたとあるんですけれども、池袋周辺に関して、今まで計画とか、例えば今、策定中だと思うんですけれども、池袋コア整備方針とか、いろいろ都市づくりビジョンとか、いろいろな計画があると思うんですけれども、ちょっとこの位置づけがよく分からなくて、今までこう、いろんなこう上位計画とか、様々な分かりやすい資料があったんですけれども、今回、こういった計画とか、方針とかにどういうふうにこれが関わっていくのか、位置づけはどうなっているんでしょうか。 ○松田都市計画課長  今回のこのウオーカブル基本方針は、まちづくりのみの体系ではないかなというふうに考えておりまして、そういった意味では、国際アートカルチャー都市構想であるとか、SDGs未来都市であるとか、そういった区のコンセプトと並ぶものというふうに考えております。一方で、今、お話のありました池袋のコア・ゾーンガイドラインであるとか、このようなものは、我々、来年度からまたまちづくりビジョンをつくっていきますけれども、体系としては、その中に今度具体的な計画がつくられていくものというものであります。  当然、このウオーカブル基本方針については、まちづくりの要素も多分に入っておりますので、この方針の内容を含めて、まちづくりビジョンの策定であるとか、コア・ゾーンガイドラインだとか、そういったことは要素としては十分に入ってくるものというふうに考えております。 ○清水みちこ委員  要素として十分に入ってくるということなんですけども、ちょっとそこのところがこの資料に書いてある、区民事業者方々に分かりやすく伝えるためとおっしゃるんですけれども、今聞いても、なかなかちょっと関連性が分かりづらいと思います。そこをどう区民の方に説明、ごめんなさいね、ちょっとまだ説明していくのかというところにかかってくると思うんですね。私もウオーカブルまちづくりということに関しては、決して否定はするものではありませんし、いいことだとは思うんですけれども、それがどういうふうに区民の方にメリットとして還元されるのか、そういったことが全く分からなくて、ちょっとどっちかというと、このまちづくりのほうに目が行きがちになるというところはまずいと思うんですよ。そこのところをどういうふうに、この書いてあるように分かりやすく説明していくのか、今後だと思うんですけれども、その点についていかがでしょうか。 ○松田都市計画課長  今の清水委員からの御指摘というのは非常にごもっともだなと思っておりまして、我々もこの基本方針のみでウオーカブルというのを御理解いただくというのはなかなか難しいのかなというふうにも思っております。  そこで、スケジュールの3月に予定しています、これ地元の方々からも提案あったものですけど、例えばウオーカブル体験イベントというもの、これはグリーン大通り、それからアゼリア通り車道部を通行規制して、以降、駅に広がる広大な歩行者空間を実際に体感していただいて、その効用を理解していただくというような取組になります。このようないろいろとウオーカブルを御理解いただくような、丁寧に我々も説明しながら、あるいはイベントを利用しながら、単に空間をまちづくりの中でつくり出すだけじゃなくて、例えば東西同時にしながら、それぞれの、東でやっていたイベントを西でやる、西でやっていたイベントを東でやると、これはまた交流も広がっていくような効果もあると期待しておりますので、こういったことも含めて、今後も区民の皆様にできるだけ丁寧に御説明をしてまいりたいというふうに思っております。 ○清水みちこ委員  丁寧に説明していただくのは、これは当たり前のことです。ですので、そういったイベントを利用してというところで、ちょっとイベントイベントというところで、あまりそれについても、地域に行くと、イベントばっかりとかいう、そういった御意見もいただくので、全否定するわけではないんですけれども、何というのかな、なかなかこううまく区民の方の御理解というのが難しいところではあると思うんですけれども。あと、イベントということと同時に、この参考資料を見ても、パース図ではあるんですけれども、東口、西口とも高いビルが建ってる絵とかが出てくると、やはり何かこういったほうにどんどん進んでいくんじゃないかみたいなふうに思われてしまう。私も思います、こういった絵が出てきたりすると、やはり再開発事業とか、そういったところに関連づいていくのかなみたいな御懸念も出てくるのは当然だと思いますので、イベントでやっていただくのも一つの手法ではあると思うんですけれども、もう少ししっかりと区民の目線に立って、地元に入ってしっかりと御説明していっていただかないと、区民理解というのは進まないと思います。その点について、最後、御答弁いただいて、私の質問は終わりにしたいと思います。 ○松田都市計画課長  確かになかなかそのイベント本打ったから理解が深まるというものではなくて、私もこれどういうような例を挙げると皆さんに分かりやすく思ってもらえるかなと思って、いろいろ勘案しているところなんですけども、例えばですけども、一例、参考例としまして、大塚なんかを想定していただきたいんですけれども、5年前の大塚というのは駅で分断されていて、駅前広場にはかなり多くの不法駐輪があったような状態でしたんで、なかなかやっぱり北と南が直接交流するのが難しかったのかな、物理的にもというところがあります。それが平成2年、22年の3月ですか、南北自由通路ができまして、南側にはトランパル大塚という広場もできました。これは歩行者動線イベントスペースを、彫り込み式のイベントスペースを設けることによって、歩きやすく、さらにそこでにぎわいがつくれるという仕様にしたわけでございます。一方で、北側は、この令和3年の3月にironowa hiro baとしてスタートして、地域の駅前広場を明るくしてほしいというニーズとともに、少し光の演出なども加えながら、またそれに面白いと思っていただいた企業さんがネーミングライツといったようなことで、00万のかなり高額なネーミングライツ料も支払っていただいて、維持管理に充てているということもあります。こういった動きが今度は、例えば不法駐輪のものを地下駐輪場に埋めて、都市施設を設けることによって、結節機能がよくなってきていますので、例えばこの間開催された商人まつりなんか見ましても、かつての商人まつりと比べると、かなり南北の交流というのがスムーズにできているのではないかなというふうに私は思っているところでございます。今、また東側の道路では一方通行化してますし、南のほうでは、今度は、都市施設ができてきたことによって、駅前再開発準備組合が立ち上がると、つまり再開発で高い建物を建てるのが目的ではなくて、そこに都市利便施設を集積して、皆さんが分かりやすく、過ごしやすくするというのが今回のウオーカブルの目的でありますので、一参考例池袋よりはかなり規模は小さいかもしれませんけども、大塚というのは、そういった意味では先駆的な取組ができている例かなというふうに考えております。 ○星京子委員長  ほかに御質疑ある方。 ○渡辺くみ子委員  駅前というか、いかににぎわいをつくっていくかとか、それから何ていうんでしょうね、人がこう集まるような、そういう状況を改めてつくっていくんだというようなのが、このまちづくりの推進に向けてということかなと思うんですよ。  それで、ちょっと日常生活、私たちにとっての日常生活がどういうふうになっていくのかという疑問を一貫して持ってるんですけれども、池袋の東口、今、都バスと、それから国際興業のバスが止ま‥‥。何だ、そこから走るとか、そんなふうになってますけれども、どのくらいの方向づけのバスが、要するに駅があるのか、その点はいかがですか。 ○松田都市計画課長  先ほどもちょっとウオーカブル体験イベントというのが、東西の交流であるとか、にぎやかし、あるいは広大な歩行者空間を確認していただくイベントというような話をしましたが、一方で、もう一つの目的としては、警察であるとか、バス運行事業者と、今走っている、例えば東口でいいますと0路線、5営業所にわたる都バスをいかに迂回させて、それが支障なく進めてるかという、そういうような社会的実験の意味合いも大きくあるわけでございまして、そういった意味では、いずれクルドサック化した際にどのような位置にバス停を配置していくのがいいかということを今回、かなりバス停の乗り場、それから降車場もイベントによって移設して試してみますので、こういったことも含めて、今後の最終的なクルドサックした後の東口の駅前広場の運用について併せて考えていきたいというふうに考えているところでございます。 ○渡辺くみ子委員  考えていきたいという御答弁でしたけれども、私自身も学習院下からバスに乗らないと池袋の東口に来れないという状況は続いています。この間、本数が大分減ったんですけれども、あそこの警察、交番の後ろのところなんかは、早稲田行きと、それから渋谷行きが出てますけれども、結構人が並んでますよ。これは学習院下で乗るときも、本数が少ないので並んでるという状況があります。やっぱりそういうことも含めて、住民の、区民の人たちの日常生活をどう保障するかというようなことも含めて、やっぱりこういう資料の中には載っからないと、駅前がすごい広い空間のところで、歩く人の絵がばあっと出てるんですけれども、じゃあ、私たちは駅前にどうやって行くんだろうかという思いを持たざるを得ないと。それから、環5のの関係でというふうにも書いてありますけれども、環5のの地下に入るところというのはまさにこの庁舎の向こう方が今、工事をやってるところで。千登世橋中学のところで出ていくわけですよ。そうすると駅とはやっぱりちょっと離れるじゃないかと、池袋の駅からね。そういう感想がはっきり言って、私の周辺でこれを見てもらったときに言われました。そういう点では、やはり区民の日常生活をどういうふうに保障していくのか、そういう問題もきちんと触れてくれないと、いわゆる一般的な理想論のところだけで持っていくというのはやっぱりちょっと違うんではないかと。日常生活、区民の日常生活をどう守りながら、なおかつウオーカブル基本方針を立てていくんだと、そういう姿勢を見せていただかないと、やっぱり住民さんの中では具体的に自分たちの生活がどう保障されるのかという目線で見ますので、そういうところをきちんと重点を置いてつくっていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○松田都市計画課長  今、委員のおっしゃったことはそのとおりだと思いますので、区民の、ここの基本理念として人が主役のまちづくりというのを、まさに今、委員から御指摘のあった点かなというふうに思ってまして、これは、行政や企業、一つのそういったところは、駅前の開発、大きなものを建てていきたいという、そういうことではなくて、人がいかにここの中で多様に集まり、集え、そして、先ほどのバス停の話もありますけども、利便性が高まっていくのかと、そういうようなところを主眼に置いて方針をつくっておりますので、今言われたことは、ただ、具体の内容、つまりバス停をどの位置に配置するか等々につきましては、ここはやっぱり環5のの事業進捗も含め、また、今回のような体験イベントでのバスを止めた際の、どこに負荷がかかって、どの辺りに最終的にバスを、バス停を配置すればいいのかとか、今後の計画、具体の計画にも必要なのかなというふうに思っておりますので、その辺は、方針の中でどこまで、今、素案の段階ではありますけれども、今ちょっと調整してますのは、2月あたりにこの内容をもってパブコメを行って、今まで有識者方々から御意見はいただいたところでございますけど、今度は、区民目線としてパブコメの中で御意見を受け付けた上で、最終的には方針の策定に持っていきたいなというふうに思ってますので、そういうような細かなニーズも含めて、十分に住民さんの意見を反映して、方針策定に結びつけたいというふうに考えております。 ○渡辺くみ子委員  ありがとうございました。  いわゆるウオーカブルというか、この世界の都市の動きとか、それから地域の状況なんかを見てみると、やはり車中心から人が中心になるという、そういうイメージは十分持てるんです。でも、そういう中で、先ほど来繰り返してるとおり、区民の日常生活をどう保障していくかという、そこら辺の部分も当然ないと、まちづくりがこう浮いてしまうという、そういうような思いもありますので、今、課長さんの御答弁をいただきましたけれども、やはりそういう点をきちんと目線に入れた上で、計画、目に見える計画の具体化をお願いしたいと思います。終わります。 ○星京子委員長  ほかに御質疑ございますでしょうか。 ───────────────────◇──────────────────── ○星京子委員長  それでは、続いての案件に進めてまいります。  次に、池袋東口A・C・D地区地区計画の変更について、理事者から説明がございます。 ○松田都市計画課長  それでは、池袋東口A・C・D地区地区計画の変更について(街並み再生方針たたき案)の内容を御説明いたします。  本案件につきましては、昨年12月22日に開催されました第200回都市計画審議会にて報告を行っています。先ほど御報告しましたウオーカブルまちづくりとも関係の深い内容になりますので、本委員会でも御報告をさせていただきたく存じます。  まず、地区計画の目標では、池袋駅とその周辺において、都市計画道路の整備や駅施設及び駅周辺市街地の再編を契機としまして、歩行者中心のまち都市構造を変換することと併せて、文化・芸術等の育成、創造・発信・交流等の機能の充実・強化を図るとともに、魅力ある商業、業務機能等を集積し、国際アートカルチャー都市の形成を目指しております。  これに向けて、池袋駅周辺の7つの地区計画が連動してまちづくりが進められており、池袋駅東地区では、Hareza池袋、南池袋公園等の拠点整備が成熟しつつある中で東西方向に集中していたにぎわいが南北方向へ面的な広がりを展開し始めています。この辺り、地区計画の目標につきましては、池袋駅全体の目標を参考資料でお示ししているところです。  次に、各地区の役割ですが、池袋駅では、地下通路や南北デッキで駅の東西を接続し、駅前広場及び地上部との連続性、また一体性に配慮した地域の核となるターミナル拠点を形成します。また、池袋駅前の池袋駅西口B地区や東口のB地区では、街区再編を推進し、にぎわいを強化するとともに業務・商業機能の更新を図ってまいります。ターミナル拠点を形成する多様な都市機能を集積することで、駅前広場からまち全体へにぎわいを広げてまいります。  そして、今回の池袋東口A・C・D地区では、東池袋一丁目地区再開発による新たな拠点整備やHareza池袋、南池袋公園等のアートカルチャー・ハブやアートカルチャー・スポットと連携した新たなにぎわいの創出を図るとともに、サンシャイン60通りやサンシャイン通り、グリーン大通り、また南北区道などにおいて、安全で快適な歩行者ネットワークを形成することでにぎわいを面的に広げてまいります。  この各地区の役割については、参考資料の2にお示ししていますので、御参照いただければと思います。  ページ替わりまして、裏の面になりますけれども、このような各地区の目標や役割を踏まえまして、3番目の池袋東口A・C・D地区のまちづくりルールについて御説明しますと、下記に示すとおり、2段階で設定してまいりたいと考えています。ステップとしましては、町並み誘導型の地区計画というものを設定していきます。これは必須の項目になりまして、内容としましては、壁面後退等により道路と一体となって機能する歩行者空間を創出します。また、回遊性の支障となる看板、駐輪等の路上障害物に対して、安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。さらに斜線制限等により未消化となっている容積率を活用し、主に小規模敷地における建て替えを促進することで都市機能の更新を図ります。  ステップ2は、街区再編まちづくり制度と高度利用型地区計画を組み合わせたまちづくりルールで、任意の項目になります。街区再編まちづくり制度とは、まちづくりの様々な課題を抱える地域において、都市計画に基づく規制緩和、これが高度利用型の地区計画等になりますが、これを利用して、細分化された敷地の統合や細街路の付け替えなどを行いながら、共同建て替え等のまちづくりを進めることにより、個性豊かで魅力ある町並みを実現しようとする制度です。街区再編まちづくり制度は、地域独自のまちづくり方針街並み再生方針として定め、地域貢献と規制緩和の関係等を事前に明示するとともに、地域の皆様と共有し、合意形成を図りながら、地域の実態に即した柔軟なまちづくりを進めることが可能となります。
     これら街区再編まちづくり制度や町並み誘導型の地区計画、また高度利用型の地区計画につきましては、参考資料の3にてお示しをしておりますので、御参照いただければと思います。  そして、この4の街並み再生方針たたき案)についてが、今回の御報告のメインになります。目標とするまちづくりを早期実現するため、地域に必要な都市基盤の整備や都市機能の誘導を示した街並み再生方針たたき案参考資料の4に示しているところです。今後は、制限の数値や評価する項目を具体的に追記しながら、地域の皆様の御意見を丁寧に伺いながら、詳細な検討を進めてまいります。  最後になりますけれども、今後のスケジュールにつきましては、参考資料5に示しております。令和5年度に町並み誘導型の地区計画の策定、令和6年度に高度利用型地区計画を策定することを目標としまして、地域の方々とともにまちづくりのルールを検討してまいります。  雑駁ですが、報告は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○星京子委員長  はい、ありがとうございます。説明が終わりました。  それでは、質疑を行います。 ○渡辺くみ子委員  これに関しては、さっき課長さんもおっしゃったように、都計審等でも御報告はされています。  それで、1つ、まず伺いたいのは、B地区の再開発方向性、ここら辺は具体的にどうなっているか、今の段階でも準備組合だと、ああ、準備組合になっていないんだ、まちづくり協議会のままというふうに伺ってるんですが、入ってない人も結構いたりして、そこら辺の位置づけと、それからこのA・C・D地区計画との関連性も含めてちょっと教えてください。 ○松田都市計画課長  このB地区における、今、委員から御指摘のあった点については、まだ具体の形にないということもあって、先ほど申し上げた東池袋一丁目の再開発事業であるとか、A地区だというのはそこが主要の都市施設になると思いますし、B地区はHareza池袋、またD、あ、C地区がHareza池袋、D地区が南池袋公園というような、具体に定まったところからこのまちづくりルールを設定していこうというようなものでございますので、B地区の再開発事業だけじゃないと思いますけれども、まちづくり、駅前の今後のどういうような形になるのかも含めて、これが定まり次第、またB地区にも同様にまちづくりルールを設定していくというような計画をしているところでございまして、これは西側のA・B・C地区につきましても同様の考え方でございます。 ○渡辺くみ子委員  いや、だから、A地区じゃないや、B地区の再開発の状況が具体的にどういうふうになってるのか、それからどういうイメージになるのか、そこの再開発との関連も含めて、ここのA・C・Dの関連も出てくるわけですよ。だから、全体のまちづくりに当然なるわけで、そこだけをすっぽ抜けてね、すっぽ抜けてという表現は悪いですけど、こちらだけがこういう形でやられるというのは本当にどういうことなのかというふうに思わざるを得ません。お願いします。 ○松田都市計画課長  そうですね、このまちづくりの、そのためにというのもあるんですけども、例えば参考資料を御覧いただきますと、参考資料には、池袋駅全体の目標として、今、御指摘のあった池袋駅東口のB地区も目標、このような方針まちづくりを進めていくというような目標をうたっているところでございますし、各地区の役割として、それぞれ池袋駅のほうを持つ役割であるとか、駅前の東口B地区の持つ役割については参考資料2のほうに具体的にここ、表示をしているところでございます。これに伴って、いずれこのB地区の再開発事業も進むものと思っておりますけれども、こういった方針に基づいてB地区の再開発事業も進めるというふうに考えてございますので、今回、A・C・Dを先行してやるわけでございますけれども、いずれ、B地区のほうの再開発事業が進んだとしましても、大きな考え方にそごが生じるものではないというふうに認識した上で、都市計画審議会にも御報告し、その旨の一定の御了解もいただいてるものかなというふうに考えておるところです。 ○渡辺くみ子委員  さっきも言いましたけれども、B地区との関係でいうと、いわゆる準備組合ではなく、まちづくり協議会の状況で、本来であれば、昨年中に準備組合をつくってという流れがあったんだと思うんですよね。そこをやるという前提でA・C・Dをやるというふうになってますけれども、B地区そのものが具体的にどういう再開発をやろうとしているのか、そこら辺も全然はっきりしない中で、少なくてもA・C・Dを準じてという発想というのは、基本的にはイメージを持ち切れないですよ、こちらは。だから、池袋の東口、もちろん西口の再開発もありますけれども、東口の全体像をどういうふうに考えているのかね、それを示すためにはB地区の再開発の状況のイメージが出てこないと分からない。だけど、B地区に関連しては、住民の人たちがまだ協議会の段階で終わってるわけですから、そういう点では、そこを無視をした形でどんどんとこういう雰囲気というの、どうなんだろうかと思わざるを得ないんですが、いかがですか。 ○大根原再開発担当課長  B地区ですね、お話が出ております。今、B地区の上の北側の部分ですね、ヤマダ電機とかがある街区、台形の部分ですけれども、こちらについて、委員御指摘のとおり、まちづくり協議会というものが今あって、検討しているところでございます。こちらの現状が見えないと、どういうふうになるのか分からないと、このA・C・D地区の地区計画もちょっと関係が変わってくるんじゃないかというような御指摘かと思いますけれども、この駅前の街区につきましては、基本的には明治通りに面している部分は、将来的にはクルドサックしまして、グリーン大通りについても歩行者広場化するということを前提に大街区化を検討している地域でございます。この街区とA・C・D地区につきましては、かなり大きな幅員の広い幹線道路で、離れているということもありますので、必ずしもここの開発がどうなるかということが全てA・C・D地区に関係するかというと、無関係ではもちろんないですし、連携を取っていかなければいけませんけれども、この街区が全く決まらないと、このA・C・D地区が何も決められないということではないのかなと思っております。  いずれにしましても、このA・C・D地区につきましては、既に拠点として、都市計画課長が申し上げたとおり、計画されているもの、あるいは既に完成しているものございますので、その周辺の街区をまとめてまちづくりを検討するということは可能かと思っておりますので、このA・C・D地区について、先行して地区計画の変更をするものと考えております。  また、B地区のうち、この先ほど申し上げたまちづくり協議会につきましては、現在、加入者が64.5%ということで、かなり加入率も上がってきています。今年に入ってから上がってきています。もう少し検討を進めた上で、中身が皆様に御公表できるようになりましたら、そのときには情報提供させていただきたいと思います。 ○渡辺くみ子委員  64.5%ということで、全体の流れから様々の再開発の状況から見れば、やっぱりちょっと低いなというのを率直な感想です。  若干こう場所が離れてるとかありますけれども、でも、基本的には池袋東西の、池袋の駅を中心とした東西の中心部分をどういうふうにやるかというのが、これは区としての大きな方針なんだろうというふうに思うんですよ。だからこそ、そういう状況に合わせて、私は再開発をどんどん進めろなんて全く思っていませんけれども、やはり全体像をきちんと示していただかないと、なかなか、ああ、そうですかというような、簡単に住民との関係でどうなのか、住んでる人との関係で駅前がどういうふうになっていくのかとか、そういうような問題がやっぱりある程度見えてこないと、そう簡単に事は進まないんではないかというふうにも思ってるんですが、そういう点ではいかがですか。 ○松田都市計画課長  今回の御報告のこの地区計画の内容というのは、基本的にはA・C・Dも含めましてですが、池袋のこのいろいろな建物というのが指定容積をフルに使えないというところが問題であって、これはスピード感を持って対応しないと、なかなか他都市と比べて、今、新宿で先行して実施してますし、渋谷でも同時に行っておりますけれども、つまり国際競争力等々も考えると、つまり何を言いたいかというと、池袋のこの繁華街の一番のネックは道路の細さなんですね、幅員が細いというところにあります。結局、指定容積として800%かかっていましても、道路の幅員が狭いと道路の斜線制限がかかりますので、例えば6メートルの前面道路に対して360%の容積しか使えない、ここが問題なんですね。8メートルの道路であると60を掛けますから480%です。0メートルってなかなかない道路にしたって、800%の指定容積を使えずに600%で止まってる、ここが問題なわけでございまして、この施策というのは、全部を待って進めるというのも一つの考え方はあるかもしれませんけれども、一方で、住民さんの中で、そういうところでいろいろ、容積をフルに使えない中で何とか経営をされてる方々にとっては、一刻も早くこの道路制限の斜線制限を緩和してほしいというニーズがあることも御理解いただきながら、また、先ほどちょっとウオーカブルのほうで事例として御説明しましたけれども、大塚にしたって、全部が決まってから進めたわけじゃございません。これは一定のまちづくりのこの方針に沿って全体をうまくコントロールしながら進めていくものであるというふうに考えておりますので、この事業、単発ですぐに終わるものではございません。5年、20年かかって、もっとかかるかもしれませんけれども、いろんな立場の方々の御意見を尊重しながら、まちづくりを順々に進めていくものであることを何とか御理解いただければというふうに思うところです。 ○渡辺くみ子委員  すみません、これは都計審で配られたもんなんですけれども、池袋東口A地区、C地区、D地区というところで、特徴というか、何のためにやるのかといったら、どこのところも新たなにぎわいの創出を図るという表現が全部に乗っかってるんですよ。で、結局、さっきの一番最初のウオーカブルまちづくりの関係からいっても、池袋の駅前の周辺は車をストップをさせて、人がにぎわうと、そういう場にしていくと。それから、それと連動して、A地区、C地区、D地区のところも新たなにぎわいの創出を図るということが大変強く強調されているように思うんです。そうすると、池袋の、さっきから言ってますけど、西口も含めてなんでしょうけれども、少なくても池袋の東口のこのA・C・Dも含めて、全体的なところでのまちづくりのイメージを持ってるんだろうというふうに思うんですよ。やっぱり、もちろん何年もかかる話だし、それから住んでる方々の具体的な協力とかやっていく中でいろんなことが出ていくという、出てくるというようなのはよく分かります。だけど、基本はそういうところを思ってるんだろうと。そういう点でいうと、B地区のところが具体的にはどういうふうになっていくのかというイメージも持つこともなく、こういうところだけがこう進めていくというのはどうなんだろうかと、全体のまちづくりのイメージをどういうふうに持てばいいのかというふうに思わざるを得ないんです。改めて伺います、いかがですか。 ○松田都市計画課長  なかなか各地区の方針が全部にぎわい一辺倒じゃないかとかというようなお話だとか、また、この3地区を先行することそれぞれについては、これはやっぱりまちづくりの、我々豊島区だけではなかなか理解できない、本当にいいのだろうかという部分を、それこそ都市計画審議会という学識の先生方だとか、地元の方々だとかが入った場で、あえて審議会にかけて、このまちづくりの素案についてお示ししたというのは、これで、こういうような書き分けで、今後、この各7つの地区がそごが生じずに、池袋全体のウオーカブルまちづくりについて進めていくことができるかどうかというのをこの間の都市計画審議会で聞いて、委員方々からも様々な御意見を伺ったところでございまして、その都市計画審議会に諮るというプロセスを設けたことそのものが今の委員の御指摘なのかなというところもありますので、今後も、3月には今度具体な、どれだけセットバックをするのかとか、どこまでの高さ制限にするのか、具体の数値を入れて、再度また都市計画審議会にお諮りした上で、住民さんのほうには今後、またアンケート調査等々を含め、お披露目していきたいなとは思ってますので、そういうような方向で進めることについて御理解を賜りたく存じます。 ○渡辺くみ子委員  なかなかまちづくりというのは、私なんかも素人ですので、十分全体像がつかみ切れない、しかも今回は、B地区の再開発問題がちょっとこっちのほうにあってという状況も含めれば、何がどういうふうになっていくかというのはイメージが持ち切れないというのが率直な感想です。都計審の中でもいろんな方の御意見なんかも伺ってはいますけれども、やはり私は、ばっと走り出すんじゃなくて、やっぱりきちんと慎重に、全体的に池袋の駅周辺が何が必要で、何をすることによって、区民にとってきちんと効果があるのかというようなことも含めて、私は十分それなりの時間をかけて御検討をいただきたいと。それから、ど素人でも分かりやすい資料を御提示いただきたいということをお願いします。 ○星京子委員長  よろしいでしょうか。  ほかに御質疑ある方いらっしゃいますか。  では、ないようでございますので、それでは、案件についてはこれまでといたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○星京子委員長  次回の日程についてですが、12月の委員会にて決定をしておりますので、確認をさせていただきます。  次回は、3月23日木曜日、午後2時から小委員会を、そして3月30日木曜日、午前0時から委員会を開会いたします。御確認のほうをどうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。  以上で本日の豊島都心開発調査特別委員会、閉会といたします。   午前0時50分閉会...