• "藤本委員"(/)
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  1. 豊島区議会 2017-11-07
    平成29年公共施設・公共用地有効活用対策調査特別委員会(11月 7日)


    取得元: 豊島区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    平成29年公共施設・公共用地有効活用対策調査特別委員会(11月 7日)   ┌────────────────────────────────────────────┐ │         公共施設公共用地有効活用対策調査特別委員会会議録          │ ├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤ │開会日時│平成29年11月 7日(火曜日)         │場所   │第1委員会室 │ │    │午前10時 0分〜午前11時17分        │     │       │ ├────┼─────────────────────────┼─────┼───────┤ │出席委員│辻委員長  清水副委員長             │欠席委員 │       │ ├────┤ 藤澤委員  細川委員  藤本委員  高橋委員  ├─────┤       │ │ 8 名│ 竹下委員  渡辺委員              │な し  │       │ ├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤ │列席者 │〈木下議長〉 大谷副議長                           │ ├────┼───────────────────────────────────────┤ │説明員 │ 水島副区長                                 │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │ 城山政策経営部長公民連携推進担当課長)                       │ │          高田企画課長  木村施設計画担当課長                │ │          井上財政課長  上野行政経営課長                  │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 齊藤総務部長   田中財産運用課長庁舎運営課長)  近藤施設整備課長        │
    ├────────────────────────────────────────────┤ │ 小澤文化商工部長(国際アート・カルチャー都市推進担当部長東京オリンピック・     │ │          パラリンピック連携担当部長)                    │ │          藤田学習スポーツ課長東京オリンピックパラリンピック連携    │ │          担当課長)                             │ ├────────────────────────────────────────────┤ │          小倉障害福祉サービス担当課長                    │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 奥島都市整備部長 野島都市計画課長                          │ ├────┬───────────────────────────────────────┤ │事務局 │栗原議会事務局長  七尾議会担当係長  望月書記              │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │                 会議に付した事件                   │ ├────────────────────────────────────────────┤ │1.会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │ │   藤澤委員、渡辺委員を指名する。                          │ │1.委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 │ │   正副委員長案を了承する。                             │ │1.旧区民ひろば池袋跡地活用障害者地域生活支援拠点整備計画の変更について・・・・・・1 │ │   小倉障害福祉サービス担当課長より説明を受け、質疑を行う。             │ │1.次回の日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 │ │   12月13日(水)午前10時 委員会を開会することとなる。            │ └────────────────────────────────────────────┘   午前10時開会 ○辻薫委員長  ただいまから施設用地特別委員会を開会いたします。  会議録署名委員を御指名申し上げます。藤澤委員、渡辺委員、よろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○辻薫委員長  委員会の運営について、正副委員長案を申し上げます。  本日は、1件の案件を予定しております。なお、関係理事者の出席を予定しております。  最後に、視察についてと次回の日程についてお諮りいたします。  運営については以上ですが、何かございますでしょうか。   「なし」 ───────────────────◇──────────────────── ○辻薫委員長  それでは、早速案件に入ります。  旧区民ひろば池袋跡地活用障害者地域生活支援拠点整備計画の変更について、説明及び質疑のため、小倉障害福祉サービス担当課長が出席しております。  理事者から説明があります。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  池袋二丁目の旧区民ひろば池袋跡地活用障害者地域生活支援拠点整備計画、いわゆる重度の心身障害者の方を対象としたグループホームの整備計画の変更について御報告をいたします。  まず、本計画の概要でございます。計画地は旧区民ひろば池袋、住所、豊島区池袋二丁目24番17号、場所は2ページ目、案内図のほうでごらんいただきたいと思います。西口駅前の通りを要町方面に向かって真っすぐ進んでいただきますと、祥雲寺、光文社ビルの手前を右手に入った最初の交差点を右折した場所でございます。土地の面積につきましては493.21平米、地上3階建て、地下1階、鉄筋コンクリートづくりグループホームの建設を予定しております。  本計画の経緯について改めて御説明をさせていただきます。  旧区民ひろば池袋につきましては、平成23年度に実施されました耐震診断の結果、コンクリート強度の不足により、今後使用できないということが判明いたしたため、建物の解体を検討することになりましたが、周囲の道路幅員が狭く、工事車両が現場に出入りできないということで、解体はできないという判断を当初はされておりました。しかし、その後、近隣施設における狭隘道路拡幅整備事業において道路拡幅がありまして、工事車両が通行できるようになりましたことから、解体が可能ということで判断されまして、土地活用の検討がスタートいたしました。  そういった中で、課題となっておりました要望もございました障害者地域生活支援拠点重度心身障害者を対象としたグループホーム、これを整備することで、障害者の高齢化、重度化や親亡き後を見据えた地域生活支援を実施していくということに決定し、こうしたことから、この当該敷地を貸し付けて、社会福祉法人等障害者総合支援法に基づく共同生活援助グループホームの施設の整備を行うという事業スキームが成立したところでございます。  こうした経過を得まして、プロポーザルを実施させていただきまして、こういったことができるプロポーザルを実施しまして、2番に記載いたしました運営法人により、重度心身障害者を対象としたグループホームを整備、運営することとなりましたことは、本年2月に第1回定例会の区民厚生委員会で御報告をさせていただきましたとおりでございます。  整備運営法人につきましては、社会福祉法人東京知的障害者育成会でございます。所在地につきましては、記載のとおりでございます。  次に、3番目の本件の内容になります計画の変更についてでございます。1番の整備概要につきましては、全く変更はございませんが、計画スケジュールの変更となります。  変更内容でございます。この施設整備における開設時期、当初、31年4月を予定しておりましたが、これを平成32年4月へ最大変更するということでございます。2月に御報告いたしましたスケジュールでは31年ということでしたが、32年ということになります。  運営法人から御連絡がございました。変更せざるを得ないというような事情がございまして、こちらのほうの理由が、3番の丸にあります(1)から(3)に記載されております。当初計画では、本年5月に解体工事業者を入札により決定し、東京都への補助申請を6月または10月に行って、東京都の内示を受けた後、建築確認、建設事業者の決定という予定でございましたが、解体工事事業者の入札が不調となってしまいまして、記載見積もり等により、解体工事事業者の決定が8月で着工が9月ということになってしまいました。それに伴いまして、設計(構造計算)に当たりまして、旧区民ひろば池袋解体時に、地下1階がございまして、こちらの解体時に地中部の確認が必要ということだったんですけれども、解体工事着工がおくれたことによって、この作業が12月末にならないとできなくなったということがございます。これによって、年度内の着工が困難ということになりました。東京都の障害者通所施設等整備補助金、この補助金を活用した事業スキームになっておりますので、こちらの交付申請が年2回、6月と10月に限られておりまして、解体工事がおくれ、設計による構造計算の内容につきまして、東京都のほうに運営事業者のほうが相談したところ、今年度の申請を見送るようにということで指導をされたということでございます。  4番の変更後のスケジュールでございます。着工、丸々1年おくれます。着工が平成30年12月、平成31年12月には竣工し、開設を平成32年4月ということで予定をしております。ただ、運営法人のほうからもございまして、スケジュールは最も遅く開設した場合を想定しておりまして、31年度内竣工後、設備等、あとは人員等、整いましたら、部分的な開設を行いたいということで検討しているということで御報告を受けております。  今後の対応でございますが、スケジュール変更に伴う解体工事終了から次の建設工事着工まで約9カ月間時間があいてしまいますので、改めて法人と土地の無償貸付契約を締結いたしまして、整備運営法人が土地の維持管理を実際行っていくということでございます。さらに近隣住民の方に対しては区政連絡会、またポスティング、訪問等により、いわゆる期間の延長についての説明と管理についての説明を行っていきたいというふうに思っております。  また、利用を希望しております障害者団体連合会や保護者会等の説明も12月、年内には行っていきたいというふうに考えております。  雑駁ですが、私からの報告は以上でございます。 ○辻薫委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○細川正博委員  まず、ちょっと確認させていただきたいのが、この整備運営法人です。本区と整備運営法人との契約の内容について少し説明していただきたいんです。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  契約というか、決定しまして協定を結んでおります。基本協定という形で結んでおりまして、いわゆる障害者生活支援拠点の整備と運営、さらに解体、土地についても後で別途契約を結びますけれども、実際の運営についての協定という形で土地の整備、それから土地の貸し付けや定期借地でやるとか、そういったようなことで施設の建設についての基本協定を4月1日付で結んだところでございます。 ○細川正博委員  もう少し詳しく言っていただきたいんですけれど、まず契約というか、協定の内容ということですけれど、この施設の、当然整備の内容については、重度の知的障害の方向けの施設ということでやっている内容かと思いますけれども。その施設の内容などは当然その協定の内容に入っていると思いますが、あと、その後の建設後の運営に関しても、この法人がやるということなんですけれど。そのほかに施設の整備自体のことと、あと建物の解体とその後の運営について協定を結ばれていると。その間の整備後の土地の貸し付け、これについてはどのような契約になっているんですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  基本協定につきましては、土地で整備についての協定という形になっておりまして。運営につきましては公募で趣旨ということで、中身ですね、グループホームをどれぐらい以上、20名以内のグループホームをつくっていただいて、こういうような地域の方の交流施設もつくっていただくというような形のものは公募の際に、それについて手を挙げていただいたというような形になっております。  あとは、細かい契約を結んでいく形になっておりまして、土地の貸し付けにつきましては50年間の定期借地という形で、また定期借地が終わった後の解体も含めると53年間、整備の部分も含めますと53年間の定期借地という形で契約を結ぶ予定となっております。 ○細川正博委員  済みません、ごめんなさいね、ちょっとよくわからないので、少し整理して教えていただきたいんですけれど。現在、協定を結べている内容というのはどういったもので、今後協定を結ばなきゃならない内容というのはどういうものになるのかというのをちょっと切り分けて御説明いただけますか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  現在結んでいる協定につきましては、この土地の貸し付けをした上でグループホームの整備を行うというようなものになっておりまして、既存建物の解体撤去から、実際のところ施設の建設までということになっています。また、運営内容につきましては、別途運営協定を結ぶということになっておりまして、こちらはまだ結んでいる状態ではないというような形になっております。解体撤去に通ずる協定というのは、また別に結んでいるというような形になります。 ○細川正博委員  そうすると、まずこの解体撤去のところが今、協定を結ばれている内容ということで、この土地に関しては今後ということですよね。  そうすると、ちょっと1点疑問なのが、この解体工事終了から最後の今後の対応のところで、スケジュール変更に伴うものというのは無償貸付契約を結ぶということなんですけれど、今後その協定を結んだ後の土地の定期借地権でお貸しするという、50年の定期借地権ということで、工事の期間含めて53年間という御説明でしたけれど、この53年間については、これは費用をいただくものなのかどうか、ちょっとそこを御説明いただけますか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  53年間の定期借地の契約につきましては、建設工事着工からという形になります。当初5年間を月額24万円の賃料をいただく予定になっておりまして、当初5年間は、その賃料分を区が補助するというようなスキームになっております。 ○細川正博委員  わかりました。この質疑、ちょっと後でまた戻らせていただきます。  それで、今回の解体工事が要するに入札が不調になっちゃったというのがもともとの原因ですよね。この解体工事の発注の主体というのは誰になるんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  運営法人である東京都知的障害者育成会でございます。 ○細川正博委員  その運営法人が発注したところで不調になってしまったということなんですけれど、この不調になった原因というのはどういうことなんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  当初、運営法人のほうが設計業者のほうに見積もり依頼をしたところの大体の数字、5,000万円程度だというようなお話だったらしいので、そこについて、もうプラス1,000万円程度上乗せをした形で入札予定価格を設定したところ、3社ほど挙がったということなんですけれども、一番低い数字が8,800万円だったということで、入札が不調に終わってしまったということだったそうです。 ○細川正博委員  いや、そこが非常に問題だと思うんですけれど、もともとの当初のそもそもの解体工事の予定価格の設定自体に間違いがあったんではないかなと思うんですけれど、そこはどういうふうに分析なさっていますか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  そうですね、もともとの設定価格について、これぐらいでやりたいというようなお話があったときには、ちょっと少ないんではないかというようなことを、私どものほうからもサジェスチョンのようなことはさせてはいただいたんですけれども。熊本の地震等ありまして、あと、オリンピックも決まりまして、ちょっと高騰しているんではないかということで、もう少し余裕を見たほうがいいというようなことは、こちらのほうからもお話はさせていただいたところでございます。 ○細川正博委員  地震の影響で高騰しているんではないかというようなアドバイスがあったということですけれど、実際に豊島区の区内の公共事業で解体工事出す場合に、この解体工事の予定価格というのは、実際に積み上げの結果で上がっているんでしょうか。それをお答えいただけますか。 ○近藤施設整備課長  実際には上がってございます。積み上げていく中で、単価のほうも、解体の単価につきましても、区の場合は東京都の標準単価がございますので、その単価を活用しながらやらせていただきますけれども。あと、諸経費のほうが実際には上がっておりまして。結局、今までは土曜日とかもやっていたりとかするのがお休みになったり、その福利厚生の関係でお値段が若干上がってきているというのが現状でございます。 ○細川正博委員  ちょっと近藤課長にもう1個、さらに質疑なんですけれど、その設計価格が上がっているのは、あくまで年度がわりのときですよね。今回の解体工事の業者というのは5月に当初計画で決定ということですので、設計の単価をどちらでやっているか、区の場合はどちらでやるか、区でもし発注した場合、どっちになるかはちょっとわかりませんけれど。少なくとも年度がかわった後は、その公共工事の積算の価格に変更はないんではないかと思うんですけれど、その辺はいかがですか。 ○近藤施設整備課長  今、急激な単価上昇の時期がございましたので、毎月のように東京都の標準単価、部分的にですけれど変えています。だから、極端に単価が、上昇がある場合は、例えば鉄筋工だとか型枠の大工さんのお金とか、そういう部分的に変えていますので、年度がわりに変えるんではなくて、その都度その都度、単価改正をして、最新情報の単価で区のほうは発注をしているという形に今はなっています。 ○細川正博委員  それは一般の工事のお話しをなさっていますよね。そうではなくて、解体工事でかかわるものというのは、そういった材料とかは関係ないではないですか。確かに鉄筋とかは、多分恐らく油関係のものとか、そういった価格変動が大きいものというのは、そういう積算の仕方をしていると思いますけれど。でも、こういう解体工事とかの、どっちかというと人件費が大きなものですよね。あと重機類。こういった工事の場合は、年度変更後、毎月のように相場が変わるということはないと思うんですけれど、その辺はいかがですか。 ○近藤施設整備課長  確かに解体の工事をする、そのコンクリートの殻が何トンでどうのこうのというのは、変更はございません。基本的には大きな変更はなくやっていますけれども、実際の変更の部分は、先ほど申し上げましたように、人工の部分の変更、労務費につきましては若干変わっています。  例えば、解体屋さんのときに絶対交通誘導員さんがついたりとか、そういう場合は、その単価自身のお値段が上がっているんで、何人工かかりますんで、このぐらいでということは積算していますので。実際にはお金としては微々たるものかもしれませんけれども、解体のときにも最新の情報を得ながら積算をしているというのが、区の場合はそういう状況でやっています。 ○細川正博委員  わかりました。ちょっと細かく単価表を見ないと、どれが上がったのかわかんないので、これ以上深掘りすることはできませんが、いずれにしても、今、近藤課長が最後におっしゃったように、恐らくそんなに大きく相場が変わっていないだろうという工種であるということは想像できると思うんです。  先ほどのお話で、当初5,000万円ぐらいで、5,000万円だか6,000万円で見ていたというものが、最低価格を提示した会社が8,800万円だったということで、大きな乖離がありますよね。この解体工事の積算において、五、六千万円のものが年度途中に、それこそ何割上がっているんですか、二、三十%ですかね、相場が上がるということは、近藤課長、これは考えられますか。 ○近藤施設整備課長  民間の工事についてどこまでお話しできるかちょっとわからないんですけれども、恐らく設計事務所さんも自分で積算したのと同時に、解体業者さんからも見積もりをいただいているんではないかなという推測はできると思います。そのいただいた見積もりを何掛けにして発注するかという、そこの部分の見誤りはちょっとあったのかなというのは思います。 ○細川正博委員  恐らく、私もそういう想像なんです。恐らく何かしらの見積もりをとって、その見積もりに対して何掛けかしちゃったのかなという想像をしていました。ただ、ちょっとこれは実際にそういう証拠を私は持っているわけではないので、それは、ちょっと理由はわかりません。いずれにしても、客観的な状況としては、解体工事の相場が急激に上がったという状況は恐らくないだろうというふうに想像しています。  そういった中で、この解体工事の不調によって、この待望の施設が1年間、開設がおくれるというような状況に結局なってしまっているんです。もとをただせば、この解体工事の見積もりが甘過ぎて、入札の予定価格の設計が甘過ぎて、その結果、落札されないという状況が起きて、そのほかのスケジュールにも影響しちゃっているという、これは現実の問題としてありますよね。これについては、区はどのように考えているんですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  こうした工事についても、何とか補助金のほうの申請、10月に間に合わないかとか、私も建築のほうの仕事はしてはいませんけれども、建築のほうに大体スケジュールのほうを確認して、どれぐらい最短でできるかというところを確認して、何とか10月に間に合うようにということでお話はしたところなんですけれども。地下にくいが入っておりまして、こちらのくいを、2番に書いてはありますけれども。そちらのほうのくいが、どうしても図面と合っているかどうかの解体工事が終わった後に確認をして、その後、構造計算を、こういったような施設でございますので、させていただきたいということで、大変申しわけございませんがということで法人のほうからは御連絡がございました。何とかできないかということで、こちらのほうは、何度かお話はさせていただいたんですけれども、やはり地中のくいの部分の場所が図面と合っておるかどうか確認をさせていただいてから構造計算をしたいということで御連絡がありました。 ○細川正博委員  その変更理由の2番目のところは、もちろんそういう確認が必要なんであれば、確認していただかないと計算できないんでしょうからそうなんですけれど。このスケジュールというのは、当初から織り込んでいたものなんでしょうか。それとも実際に解体工事をやるとなったときに発覚したことなんですか。それはいかがですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  当初から地中のくいのほうはわかっておりましたので、それをあけて確認のほうを10月中に何とかできないかということで法人のほうは考えていたそうです。 ○細川正博委員  そうすると、別に当初から織り込んでいたんだったら、変更理由にはなりませんよね。当初からこのスケジュールは織り込んでいたわけですよね。当初から織り込んでいたんであれば、結局理由というのは、解体工事の着工がおくれたから、その分、全部後ろにスケジュールが行っちゃったというだけであって、この構造計算が急に入ってきたわけではないですよね、スケジュールとして。その辺、いかがですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  はい、そのとおりでございます。 ○細川正博委員  そうすると、やはり解体工事の初めの入札不調というのが全ての原因だということになると思うんです。  それで、現在、先ほど冒頭で契約の内容、協定の内容というようなおっしゃり方をしましたけれど、それを確認させていただきました。現在は解体とか撤去に関しての契約というか、協定を結ばれているということで、まさにこの解体撤去が、現在この法人に課せられている一番のミッションですよね。そこが今、果たされていないというような状況になるんですけれど、この辺についてはどのようにお考えなんですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  協定の中では、基本的には全て解体撤去し、解体廃棄物の処理を行うということになっておりまして、本協定の締結日から30年3月31日という期限を切っておりますが、ただし書きで変更の部分も工事の状況によってあり得るというような形にはなっております。 ○細川正博委員  解体工事がおくれた結果で、その後のスケジュール、最大1年延びるようなことになっているわけですよね。ここに関しては、この解体工事が実際にちゃんとできなかった場合に、その法人との関係というのは、区は契約上、何か担保するようなことはないんですか。  というのも、ちゃんと債務が履行されなければ、当然それに対して何かしらの契約を結んでおくものだと思うんですけれど。これ解体工事だけに限定して考えれば、かなり重大な問題が起きているんではないかと思うんですけれど。その辺は、契約上はどのようにしているんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  解体に関する協定の中では、いわゆる乙、法人です、本協定に規定する義務を履行しないことによって損害を与えたときには、相当する金額を損害賠償として甲に払わなければならないという条項はございます。 ○細川正博委員  今回のケースはどういうケースに当たるんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  今回のケースは、この協定書の中の変更ということで、期間の変更については、協議をしてやむを得ない場合はということで、そういったような条文もございまして、そちらのほうをとらせていただいて、特に損害賠償の請求等は考えておりません。 ○細川正博委員  やむを得ない場合というのは、どういうことを捉えて、やむを得ないと捉えているんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  補助金の当初の申請が間に合わないという、今年度中の着工ができないというようなことをもってやむを得ないという、内容は不調ということが一番なんですけれども。 ○細川正博委員  今、御説明の中で補助金の申請が間に合わないということがやむを得ない場合というのに該当するということですけれど、今ちょっと言いかけていらっしゃいましたけれど、補助金の申請が間に合わない理由というのは何でしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  29年度中の建設工事着工ができなくなったということが、補助金の申請が間に合わないという理由であります。 ○細川正博委員  だから、解体工事ができなかったからですよね。その解体工事ができなかった理由というのは、結局、予定価格の設定のミスですよね。ここに関しては、区もアドバイスをなさっていたというお話がありましたよね。この辺の関係は、どのように御説明していただけるんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  アドバイスというのは、基本的には、当初、これぐらいでという設定が低いんではないかということをアドバイスはさせていただきました。その後、6,000万円で設定し、不調に終わったという報告を受けたところでございます。 ○細川正博委員  私自身は、この解体の工事が、先ほどから申し上げているとおり、予定価格の設定が誤っていたというところが、やはりその解体撤去に対しての契約を結んでいるわけですから、そこに対しては、やはり実際にかなりの影響を与えていると思うんです。
     仮に、これ今、解体の業者さんと整備の業者さん、またその後の運営の業者さんが全部一緒だから、今問題が起きていないようなことをおっしゃいますけれど、そうではないですか。これが仮に分離発注していた場合、また大きな影響があったと思うんですけれど、その辺はいかがですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  解体の工事と建設事業者のほうは、また別に入札をする予定でございます。 ○細川正博委員  そうではなくて。それはもちろん解体業者さんと建築業者さんは、実際に請け負ってやる会社は違うでしょうけれど、整備運営法人は変わりませんよね。そういう意味で申し上げています。  だから、結局、解体を請け負う会社が、整備運営法人がやるという場合ではなくて、解体工事自体が分離発注されていた場合に、その後、スケジュールがほかに組まれていて、運営法人とかは完全に別々だった場合というのは、かなり大きな影響を与えていたんではないかと思うんですけれど、その辺はいかがですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  1年間ということですので、かなりの影響は大きいというふうには考えてはおります。 ○細川正博委員  その解体撤去のことのみを特に協定を結んでいて、そこに対してきちんとした履行がされてないという受けとめ方はあるべきではないかというふうに私は思います。  ちょっと今の観点ではこの辺にしておきますけれど。そうなってくると、解体の協定の内容がうまく履行できていないというような現実が私はあると思っています。それで、5の(1)の対応が、私は非常に納得できてないんですけれど、なぜこのスケジュールの変更というのが、相手の整備運営法人のほうに私は瑕疵があると思っているんですけれど。瑕疵があるのに、なぜ区が土地の無償貸付契約を結んで、土地の本来得られる果実を、後ろ倒しになっているにもかかわらず無償貸し付けをしなきゃいけないのかというのが非常に納得できないんですけれど。その辺はどのようにお考えなんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  無償貸付契約については、さまざまその期間に賃料をとるというようなこともちょっと検討はしたんですけれども、今後の事業所、法人の運営等、それから区民サービスの部分を考えまして、こちらについて維持管理をしっかりしていただいて、近隣の方に迷惑がかからないように。区がやるのではなくて、法人のほうに責任を持ってそちらについてもやらせようということで、貸し付けについてはそのまま無償でよいのではないかという判断をさせていただきました。 ○細川正博委員  これが区のほうに何かしらの瑕疵があって、後ろ側にスケジュールが行かざるを得なくなったんだったら、その対応、すごくよくわかるんですけれど。そもそも今回の理由というのは、解体の工事が入札不調になったことに起因していて、なおかつそこに関しては、区はアドバイスまでしている上で入札不調になっているということになると、やはりこの整備運営法人のほうの負うべき責任もあると私は思うんです。なんですけれど、解体の協定で損害を与えた場合には損害賠償を得るような協定の内容がある中で、それではなくて、やむを得ない場合というふうに捉えていると、そういう捉え方をしているということなんですけれど。それで、なおかつスケジュールが後ろ倒しになったことに対して、ある意味ノーリスクですよね、そうなってくると、整備運営法人は。そうなると、契約のやり方として問題はないのかなと思うんですけれど、それは担当部署としては問題ないという判断なんですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  今回は契約というか、協定書を結んでいる中で、双方で協議をした結果という形でございまして、問題がないかといえば、非常にこれは問題があった中身ではあったと思うんですけれど、やむを得ずということでしっかり管理をしていただいて、万全を期して重度障害者の方のグループホームのほうを、豊島区内に一つもございませんので、そちらのほうをしっかりやっていただければということで判断をしたところでございます。 ○細川正博委員  いや、それは確かにそうなんです。整備された後の施設に関しては、先ほど私も冒頭に触れたように、これ待望の施設ということで、知的障害の親御さんの団体さんも非常に喜んでおられた設備だというの、私もよくわかっているつもりです。ですので、その待望の施設が、入札のこういった不調で1年間後ろ倒しになっちゃうこと自体が非常に残念なことだなと思っているんです。ですから、ただ、その後できる施設の有用性と、現在話している解体の話というのは切り分けるべきだと私は思います。  なぜなら、この整備運営法人が解体工事をやらなくたって、別によかったわけではないですか。別に区が分離発注して、その後に整備運営法人に建築から任せることだってできたわけであって、別にこの解体工事自体が整備運営法人の東京都知的障害者育成会が発注の主体となってやらなきゃいけないものではそもそもなかったと思うんです。なんですけれど、結局それが理由で、それが原因で、結局このようにスケジュールに影響が出ちゃっているということは、そんなに簡単な話では私はないと思っています。  それなのに、今後の対応とか、解体の協定とかも結んでおきながら、そこに対しては、その後できる施設が有用なものだから仕方ないんだという、そういう受けとめ方では非常に問題があるんではないかなと思いますけれど、その辺はいかがですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  今後の有用な施設をつくるからということではなくて、しっかりやっていただければということで、当然指導はさせていただきましたが、今回は協定書のほうの、いわゆる変更等というところのやむを得ない部分というところで協議をして、解体撤去に係る追加変更についての協議において変更もやむを得ないというふうな判断をさせていただいたところでございます。  さらに、分離発注についてはなんですけれども、プロポーザルをかけていたときに、解体の部分を含めた形でプロポーザルをかけさせていただきまして、そちらに法人のほうが手を挙げて、こちらでできますということで手を挙げていただいたということで。解体ができるという事業スキームができたときに、もう既に解体も含めた形で整備をしようということで考えたところでございます。 ○細川正博委員  だんだん質疑の範囲が広くなっていっちゃうんで、ちょっとあんまり私ばかりなのもあれなんで、この辺にしておきますけれど。今の観点をもしお持ちなんであれば、ではなぜその解体工事をプロポーザルの範囲に今回加えたのかとか、そこの検証もやるべきだと思います。そうでないと、今後、似たような話があったときに、結局、こういうふうにその後の運営整備法人が、整備とか運営とか、その後のことも全部お任せする一体のスキームのときに、解体工事でこのような瑕疵が、私は瑕疵があると思っているんですけれども、あった場合でも、結局その後、いろいろお任せする事情があるから、解体の発注に関しての責任がうやむやになっていくというのが、私はちょっとやり方としていかがなものかなというふうに思っておきますので、私はそのような指摘をさせていただきます。  それで、私から最後、今後の対応の(2)のところで、近隣住民に対してはもちろんなんですけれど、これは工事の着工のおくれということで御説明なされば、そこまでならないのかなという気はするんですけれど。障害者団体連合会とか保護者会の説明というところ、ここはやはり、先ほどから何度も触れているとおり、待望の施設だったということもあるもので、やはり1年間開設がおくれちゃうというのは非常に残念に思っていらっしゃると思うんです。ですので、やはりかなり丁寧な対応をしていただきたいと思うんですけれど、最後そこだけ確認させてください。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  委員のおっしゃるとおりでございます。私も職員のほうからも、ケースワークへ行って、楽しみにしていますというふうな話も聞いておりますので、保護者会とか連合会、団体だけではなくて、個別に、もし説明をということがあれば、そちらのほうにも御説明をさせていただきたいというふうに思っております。 ○渡辺くみ子委員  細川委員さんの御発言と相通ずるところと通じないところがあるんですけれど。一つ、きちんと確認しておきたいんですけれど、変更についてという部分の(3)のところで、今年度の申請を見送るように指導されたという表現があります。これは、具体的にはどういうふうにこちらとしては受けとめればよろしいんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  10月申請の申請前には必ず東京都のほうと事前協議ということを行っておりまして、そのときにスケジュール、おくれている内容をしたところで、29年度中の着工が補助金の申請につきましては絶対条件ということでございまして、先ほど御説明をさせていただきましたけれども、建築の構造計算、それから建築確認をして住民説明、それから建設業者の入札、着工という形になりますと、29年度中の着工は非常に難しいということで東京都のほうにお話をしたところ、それでしたら来年度の6月の申請のほうに回るようにということで指導があったというふうに聞いております。 ○渡辺くみ子委員  要するに、何が言いたいかといいますと、一つは6月と10月の2回の公募だと。そういう関係でいうと、今回に関しては時期的には間に合わないから見送るように指導されたと。どこに私がこだわっているかというと、指導されたという表現なんです。これは東京都知的障害者育成会さん、委託された事業者さんからの御報告だろうというふうに推察はしますけれども、区のほうは直接ここら辺に関連しては確かめたのかどうか。  それから、もう一つ伺いたいのは、この施設整備費補助金というのは、例えば保育園なんかも典型的なんですけれど、区立には一銭も出しませんと、東京都は。ただ、民間さんには出しますという、民間主導型に持っていくという、非常に政治的な動きが保育施設なんかの建設に関しては見られるんですけれど。これに関しても、やはり民間さんだから補助金が出るというような受けとめ方でよろしいんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  私どもの施設のほうの管理の職員のほうから東京都のほうに確認はさせていただきまして、ちょっと言葉として指導ということかどうかはわかりませんけれども、来年度に送ったほうがいいというようなことを言われたということは確認しております。  施設の事業補助につきましては、補助対象者は、区ではなくて社会福祉法人や民間企業等になっております。NPO法人等になります。 ○渡辺くみ子委員  そういった点では、民設民営でないと補助金が出ないという、こういう東京都の助成制度自体、私は、例えば区でつくっても、きちんと補助金が出るような、そういう制度が必要ではないかというふうに思っています。  もう1点伺いたいのは、さっきの解体に関する部分なんですけれども、解体に関する補助金というのは、この施設等整備補助金の中に入っているんですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  入っておりませんので、区が全額補助をする予定でございます。 ○渡辺くみ子委員  金額は幾らの予算計上ですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  29年度予算は1億2,000万円程度を組んでいるというふうに思っております。 ○渡辺くみ子委員  これ自体がというのはわからないんですけれど、平成28年の5月に旧区民ひろば池袋跡地活用地域生活支援拠点事業者公募概要というのがあるんです。これで公募しますということで、一つは喫緊の施設が必要だというふうに区は判断をしていますと。そういう意味では、区有地を有効活用するということで提供をしますということが有効活用だろうというふうに思うんですけれども、区そのものが、あの施設は絶対に必要だという立場に立った上で応募をかけているんですけれど、ここの中で、先ほど来の御説明にありましたけれども、解体と、それから建設を一体型として事業者さんにやるというような感じの文章というのはどこにも書いていないんですけれども、それは具体的にはいつ決まったことなんですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  公募の際の公募要領の中に解体と一体というのを記載させていただきまして、28年の7月に出させていただきました。 ○渡辺くみ子委員  実際には解体をする費用は全額区が持つということで、これが、民間事業者さんが一体で受けて解体をするということは、区にとってのメリットというのは、何か具体的にあるんですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  基本的には、全て解体、建設、運営と責任を持ってやっていただくという部分と、それに対して区がバックアップするという事業スキームをつくったわけでございまして、解体だけを捉えるというよりは、全体を捉えた形で事業のほうを組み立てたという形でございます。 ○近藤施設整備課長  1点だけメリットといいますか、その業者さんにやってもらうメリットは、先ほどくいのお話が出ましたように、基本的に上物の設計が一緒にできますので、そうすると、基礎の地下の部分をどこまで壊すのかというのは設計事務所さんの判断になります。そうすると、くいを残すのか、例えばくいがくっついているフーチングという基礎の塊を残した上で工事ができるのかという検討ができまして、解体の範囲が小さくなります。  それと、今回不調に終わってしまいましたけれども、そういったのを残すことによって、解体の工期自体も短くなるというメリットがありますので、実際には区で解体をして、全部くいも抜いて、周りも全部きれいにして、はい、どうぞとやるよりは、全体的なその事業が始まるまでの期間としては絶対に早く始めることができますし、また、補助金としてお支払いする部分は、区のほうで発注して解体する経費の部分でしたとしても残しますので、それも絶対安くなるというメリットはございます。 ○渡辺くみ子委員  多分、御専門的なお立場からのお話で、ああ、そうかというふうに思いました。  それで、私は、基本的には、一般論からいっても、更地にして提供をするというのが本来だろうというふうに思っています。その考え方は変わらないんですけれども、今のようなメリットもあるという立場に立ったときに、今回、そこら辺に関しての検証はされたんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  解体工事でどれだけ、ちょっと私もその当時の担当課長ではなかったんですけれども、解体工事も一体になったほうがいいということの決定をされていますので、そういったような検討はされたとは思われます。 ○渡辺くみ子委員  だけど全くその反対に、くいがあったことが今回の不調になった大きな理由ですよね。だから、確かに一定のトータル的に考えたときに、改めてくいを打つかとか打たないとか、それを活用するかしないかとかというのは、多分、専門のお立場からすれば、そういう問題というのはあるんだろうという理解はできます。だけど、今回は反対にくいがあったこと自体が、改めての構造計算に当たりとか云々とかと、ちょっと専門的にはわかりませんけれど、そういうことが一つのデメリットになって、決定的な状況をつくってきているというふうに思うんです。  区が全面的に委託をしたにしても、やはり要所、要所、例えば区の予算が補助金として提供される以上は、その補助金の使われ方、中身がどうだったかというのだって、やはり区民の皆さんの税金を投入するわけですから検討していかなきゃいけないでしょうし、途中の状況なんかも押さえなきゃいけないだろうし、やはり私、もうちょっと区がきちんと責任を持つべきだったんではないかという思いはすごくあるんですけれども。今後のことも含めて、そこら辺に関しては今回のこういう経過をどういうふうに受けとめていらっしゃるのか、その点はいかがでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  今回につきましては、関与の仕方について協定を結んだり、契約を結ぶべきところは契約、協定で結ぶところは協定という形で、施設の解体、建設、運営についても行っていくところではございまして、基本的には区のほうも補助金を当然出す以上は、指導管理もやっておきたいというふうには考えております。  今回につきましては、大変残念なことになってしまいましたので、今後も法人に対してはしっかり指導していって、また、工事がおくれたということで、いわゆる一定期間、工事が着工できない期間もありますので、そういった期間の管理等についてもしっかりやっていくように指導していきたいというふうに思っております。 ○渡辺くみ子委員  流れがこういう形になってしまったということで、正直言って、この間、こういう報告を受ける前に、いわゆるどの程度の重度の方が入れるのかとか、うちの子供は入れるんだろうかとか、そういうお話はもう飛び交っています。それだけ期待度は非常に高いということだけは事実ですので。しかも最初のときは、知的の方が15名、精神の方が21名で、36ユニットとかという、そういう公募要件なんかもお出しになってて、それが現実的にはグループホームで15名と短期入所が3名ということで、流れの中で、これは専門の方がお考えになって、こういう、ボリュームに変えざるを得なかったという部分がきっとおありになるんでしょうけれども。ただ、本当に障害をお持ちの特に、いわゆる親亡き後対策を真剣に考えていらっしゃる多くの方は、今回のこの決定というのは大変ショックで受けとめられるんではないかというふうに思うんです。  そういう関係では、私はやはり、メリットという、近藤課長さんのお話のメリットというのが、どの程度のウエートがあるのかどうかわかりませんけれども、もしそういうやり方をするんであれば、要所、要所で区がきちんと絡んでほしいというふうに思います。都の補助金との関係でいけば、これも法人任せにするんではなくて、やはり区が経過としてどうなのかというような、そういう状況はきちんと押さえていただきたいと思います。  実際に東京都知的障害者育成会以外は、手を挙げたところはないわけですよね。東京都知的障害者育成会さんは、そういう点では、いろんな御経験をやはり一つのグループホームという形ででも区にも貢献する、それから障害をお持ちの方々に対しても提供していきたいという、そういう思いはおありになっていただいているんだろうというふうに思うものですから。そういう点では、一番迷惑をこうむる障害をお持ちになってらっしゃる方々に対しての対応と、それから、今後はやはり丸投げをしちゃったから、後は知りませんということではなくて、経過、経過できちんと押さえていただきたいということを強くお願いをいたします。一旦終わります。 ○藤本きんじ委員  期待されていた施設ですから、ちょっと1年の延期は大変残念ですが、解体する施設の延べ床面積は幾つあるんですか。ちょっと私も調べたんですけれど、なかなか数字が出てこなくて、建通新聞には約700平米と書いてあるんですけれど。 ○木村施設計画担当課長  684.5平米でございます。 ○藤本きんじ委員  そうすると、先ほど何か入札があったのが8,800万円ですよね。というと、すごい単価ですよね、これ解体。RCの解体の単価は、普通大体5万円とか、その他の費用はかかりますけれど。これ40万円を超すような坪当たりの単価になるんですけれど、今は解体の単価はそんなに高いんですか。 ○近藤施設整備課長  地下と上物が、今、委員がおっしゃられたのは上部の部分になります。地下の部分、今回、周りを全部壊すということになりますと、矢板でやって、土どめをつくってから地下を壊さなきゃならないんで、結局地下をつくるのと同じような感じでお金がかかります。そういった形で、やはりそれをなるべくかけないようにするためにも、設計の段階から考えていただいてやるというのがコストダウンになるのかなと思います。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  8,800万円は、不調に終わった金額になっておりまして、実際、再見積もりをとり直しまして7,700万円で落ちています。 ○藤本きんじ委員  地下の関係でこのような値段になったということで、これちょっとさっき話を聞いていて、結果としては区が解体費を全額補助するという話ですよね。だったら7,700万円とか8,800万円と、区が見てもやむを得ないということになれば、そのときに発注というか、それでやってもらうということはできなかったんですか。やはり五千何百万円という予定価格をつけちゃうと、一旦全部また白紙に戻さなきゃいけないとか。全額補助なら、もうやむを得ない金額なら受けてもらってもいいんではないのかなというふうなちょっと印象を持ったんですけれど、その点どうでしょう。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  法人からは、設定価格を大幅に上回ってしまったのでというような報告を受けました。そのときに一旦白紙に、不調という形で終わったという報告を受けたので、まだ入札をされた時点での御相談ということではなかったので、その設定時点ですね、実際法人さんのやった入札の結果を、報告を受けたということですので、基本的には全額うちが補助しますので、予算を持っていますから、まだ大丈夫ですよというのは当初、乗りかえの設定をするという、5,000万円程度の設定だったときには、もう少し上げても大丈夫ですということはお話をさせていただいたところです。 ○藤本きんじ委員  ちょっと何かよく理解できないところもあるんですけれど、話が。それであれば、例えば、1年おくれてしまって、やはりそこにおける損失や、仮にもう一回入札したって入るかどうかわかんないですよね。もしかしたら今度、1億円でなきゃ入んないとかということもなきにしもあらずではないですか。最近、やはり、また豊島区内でも解体しているとこがいっぱいありますから、業者さん自体が、今なかなか手が回らないというところがあると思うんです。  それであれば、その不調に終わった段階で、例えばちょっと随意契約に切りかえるとか、もう少しやり方があったんではないのかなという印象なんですけれど、その点はどうなんですか。また今後、同じようなことが起きて、また次に入んなかったら、また1年延びるのかとなると、それはちょっと施設を期待されている区民の皆様には大変大きな喪失となると思うんですけれど、その点いかがでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  再入札という形については法人から話はあったんですけれども、これ見積もりで3社挙がったんですけれども、2社、辞退をされたということもありまして、8,800万円ですけれど、1社と見積もりをもう一度とり直して、より合う数字で契約したらどうかということは、こちらのほうからお話をさせていただきました。  そういった形で、再見積もりで8,800万円をつけた業者が7,700万円に落として法人のほうと契約したというような形になっております。 ○藤本きんじ委員  何か言葉尻がよく聞こえないんですけれど。では、どうですかとお勧めはしたんですか、その8,800万円の見積もりに対して。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  8,800万円でというようなことは、こちらのほうからは話はしていないです。再入札をするという御相談がございましたので、それについては入札ではなくて、再見積もりをとって、そちらで数字を合わせていただくということで、こちらのほうからは助言をさせていただいたというところです。 ○藤本きんじ委員  でも受けなかったということなんですかね。助言をしたけれど、だめだったということ。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  1回入札が不調に終わりましたので、その後の再見積もりという形で、再入札をせずに見積もりをとり直した形でそちらの事業者と契約をしたというところでございます。 ○藤本きんじ委員  では、もうこれは契約が終わっている、契約したんですかね。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  はい。8月に解体事業者が決定しまして、現在9月から解体工事が進んでいるところでございます。 ○藤本きんじ委員  では、もうこれは再入札、また次入札するということはないわけですよね。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  はい。 ○藤本きんじ委員  わかりました。そういうことであれば、今後ということは大丈夫だということはわかりましたんであれですけれど。では今年度、本来は施設建設が12月ですから、もう来月ですから、予算は組んでいたと思うんですけれど、建物のほうは、繰越明許になるということですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  はい。繰り越しする予定でございます。 ○藤本きんじ委員  ということは、こちらの開設の平成32年4月は、ほぼ間違いなく開設はできるということでよろしいんでしょうか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  はい。そのようになるようにしていきたいというふうに思います。そのように、法人さんの、今度建設業者の入札の際には、こういった反省を踏まえまして、32年4月は確実に開設できるように進めていきたいと思います。 ○藤本きんじ委員  なかなか普通のマンションやビルを建てるのとちょっと違いますから、やはり入札するほうも、ある程度慎重になると思うんで、そういう点では、限られた業者さんの入札ということになりますから、今回の解体と、また建築は少し違うと思いますけれど、ぜひおくれの出ないように進めていただければと思います。  以上です。 ○高橋佳代子委員  何か聞けば聞くほど非常に心配な部分がたくさん出てくるような感じなんですが、今の藤本委員のお話、本当に私も同じことを思いました。初め、当初の決定5月で、今のお話だと再見積もりをとって8月、これは、こんなにやはりかかるものなんですかね。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  法人からは、理事会等にかけて決定まで非常に時間がかかったということで報告を受けております。 ○高橋佳代子委員  法人の事情もあるとは思うんですが、先ほどもほかの委員からもお話が出ていましたけれども、私ども公明党も重点要望で、この重度障害者の施設については区のほうにも要望させていただいているものであります。そういった意味では、本当に区民の皆様からの要望が強い、今までなかったということで、それに対しての期待は本当に大きいものがあって、本当にこの数カ月の狂いで1年おくれるというのが、どうしても私自身も納得がいかないという感じで、きのうも控室で大紛糾していたんですけれど。何でこうなるんだということで、非常にほかの議員も怒り心頭でございましたけれども。  これから、また建設工事等々もありまして、そういう意味では、いろいろ価格の変動もあるし、区のほうは指導していますとおっしゃいましたけれども、先ほども。ただ、やはり法人がどう判断するかというのも、もちろんあって、ただし事業としてはしっかり区が責任を持ってやっていくという。さっき指導監督というか、ありましたけれど、そこがやはり大事だと思うんです。しっかりリーダーシップをとって、ある意味サポートする体制をしっかり持って、この事業をちゃんと実施していくというか、完結していくということが大事だと思いますので、その点だけしっかりぜひやっていただきたいと思いますし、もうこれ以上のおくれは絶対許されないと思いますので、そこら辺、しっかり肝に銘じてやっていただきたいなというふうに思いますので、最後に、では、そこだけお聞きして。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  今回の計画のおくれにつきましては重く受けとめております。今回の変更、これ以上変わることがないように、区がリーダーシップをとってしっかりとやっていきたいというふうに思います。 ○竹下ひろみ委員  もう簡潔にいたします。各委員さんのお話を聞いて、私たち自民党といたしましても、今回の整備の計画が1年おくれるということは大変なことになったなという気持ちは一緒なんですけれども。全然話が違うんですが、解体のくいのことは、昔の旧中央図書館の解体のときも、くいがなかなか抜けないというか、解体ができずに、それを生かした形で整備をしなければいけないというような、そういう流れがあったかなというふうに思うので。このくいって本当に場合によっては解体もおくれるし、そのおくれおくれで建設も。建築の中でも、そのくいを生かした建築にしなくちゃいけないとかということで、結構今の特別養護老人ホームができるまでも、いろいろ紆余曲折があったというふうに私は記憶しているので、今回の解体のことでくいがあるということで、それも重々検証した中での解体工事だとは思いますけれども。解体が終わって、それが建築というふうになっていくとしても、やはり区の指導というのはしっかりと。ただどうですかというところではなくて、やはり一緒になって、お尻がもうここまで決めたんですから、そこに間に合わせるようにしっかりとした安全対策と、それから近隣対策もしていただく中で、しっかりとこの整備計画を遂行できるように、区がやはりリーダーシップをとってやっていただきたいなということを重ねてお願いを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  解体工事、くいの部分も含めて、あとは既存建物のアスベスト対策とかそういったものも含めまして解体の工事、それから建設工事、それから運営についても区がしっかりと管理監督だけではなく、リーダーシップをとってやっていきたいというふうに思います。 ○渡辺くみ子委員  最終確認なんですが、解体工事そのものが終わるのが来年の2月いっぱいということで、補助金との関係でいうと、6月と10月の年2回というんで、6月に申請を出すのか。それから、この申請を出して結局だめでしたなんていうのは大変困ることなんですが、そこら辺に関してはどういうふうにお考えですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  6月と10月、6月の申請をするということで、東京都のほうとも事前に協議を進めています。東京都のほうの内示が大体8月ぐらいには出るというようなことを伺ってはおります。 ○渡辺くみ子委員  内示が出ないということは、絶対基本的にはないだろうというふうに受けとめておいてよろしいですか。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  ないであろうということ、内示が出るであろうという見込みでございます。 ○渡辺くみ子委員  都の制度ですから、実際どうかという。それから、各区で1カ所というような感じですけれども、金額的には大変大きな金額の補助が出るということでは大事だと思うんで、議会として何ができるかというのはわかりませんけれども、ぜひ本当に補助金はきちんととれる状況をつくっていただきたいと。よろしくお願いいたします。  終わります。 ○清水みちこ委員  さまざま委員のほうから出されたので、私も今回のこの1年延びたというのは、一日千秋の思いで待たれている関係者の方にとっては、本当に衝撃的だと思います。  やはり施設自体がまだまだ足りないというのが実際のところだと思いますので、この今回の区民ひろば池袋の後、続く施設のほうもきちんと整備していっていただきたいというのと、今回この1年おくれたことによって、今後の検討とか計画にどのように影響が出てくるのかと、それに対して、区として今回の教訓をどのように生かされるか、その点についてお聞きしたいと思います。 ○小倉障害福祉サービス担当課長  今回の解体撤去の入札の不調ということで、区民の、利用したいというふうに思ってらっしゃる方たちに対しては、非常に申しわけないというふうに思っております。  先ほど渡辺委員からもお話がございましたが、一応決まってはいないんですけれども、東京都のほうは1件、自治体で1採択ぐらいしかしていないそうなんです。これは決まりではなくて、本当は2カ所同時でも採択する可能性はあるんですけれども、基本的に現実問題としては1件の補助金については1採択のような形になっているということですので、こちらの整備が終わることによって影響があるのは、次の候補地でまた補助金の申請をするのが1年延びるというようなことが、影響があるというふうに考えております。こういったことが二度とないようにやっていきたいということと同時に、また、さらに新たなグループホーム等の施設のほう、候補地等を探していきたいというふうに思っております。 ○清水みちこ委員  今回のこの1年延期で、また次の計画にも影響が出るということで、やはり大きな問題だったというふうに私は捉えています。  やはり関係団体、また保護者の方への説明、事業者任せにせず、区のほうから直接丁寧に説明をしていっていただきたいと思います。  以上です。 ○水島副区長  初めての重度障害者のための施設が1年おくれてしまいまして、大変申しわけございませんでした。さまざまな、先ほど来、御意見を頂戴いたしまして、そうした御意見を参考にさせていただいて、今後は計画どおり進めてまいりたいと思います。  最近、豊島区の土地を使いまして、民間の施設を整備するということがいろいろ行っておるところでございます。例えば養浩荘もそうでございます。区の土地を使って、養浩荘という特別養護老人ホームを整備しております。また、今回の案件にもそうでございますけれども、いずれの案件も地元対応はもちろんでございますけれども、事業者へのさまざまな交渉事なんかも、全面的に区はあたかも区立の施設を直接施行しているような感じで対応しているのが現実でございます。今後もそうした形で進めてまいりたいと思っております。  養浩荘などもなかなか今、地元対応で苦労しておりまして、年明けから本格的に建物の工事に入るんですが、ちょっといろんな方がいらっしゃるんですけれども、弁護士を立ててやるような状況にまで至っております。そうした意味では地元対応でも、今回のこの施設については非常に地元の方が御理解があって、ほとんど反対とか、そういうことはございませんで、地元の方々も大変すばらしい重要な施設だから、結構ですよということで御理解いただいている。  そこへ持ってきて、こういうような入札不調というふうな単純な、これも私がもうちょっと早く聞いておれば、こういう方法があったんではないのということを後で言ったんですけれど。ちょっと情報が遅かったものですから対応できませんでしたけれども、いずれにしましても、区はいずれの案件についても全面的に出て対応する予定でございますんで、よろしくお願いしたいと思います。 ○辻薫委員長  各委員さんからさまざまな貴重な御意見、ありがとうございました。きょうの御議論を今後の施策にというか、対応にも生かしていくということで今、水島副区長からも直接お話を伺いましたんで、大変貴重な、今回は委員会の御議論だったなと思います。大変にありがとうございました。 ───────────────────◇──────────────────── ○辻薫委員長  それでは、視察についてちょっとお話しさせていただきます。  前回の委員会で12月に視察を行いたい旨を触れさせていただきました。正副委員長としましては、視察先として、さいたま市子ども総合センターを考えておりましたが、視察先の受け入れ態勢の関係で12月の視察は難しい状況となっております。正副委員長としては、日程を変更して改めて4月にさいたま市子ども総合センターの視察を行いたいと考えております。  したがいまして、12月の視察は中止とさせていただきたいと思いますけれども、皆さんに御賛同いただく前に、まずこのさいたま市の子ども総合センターの内容について、ちょっと担当課のほうからお話を伺いたいと思いますので、木村課長、よろしいでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  今、さいたま市さんのほうでは、子ども総合センターということで、今建設中でございまして、今月中、11月中に竣工するというような状況でございます。
     そのため、現在準備でさいたま市の職員の皆様も忙しいというところで、なかなか12月の視察については御遠慮いただけないかというようなことをいただいたところではございます。  さいたま市の子ども総合センターの内容についてでございますが、こちらにつきましては、まず五つの機能が入ってございまして、メーンといたしましては児童相談所になります。それ以外に、こころの健康センター、総合教育相談室、男女共同参画室、あと最後、発達障害児生活支援室ということで、このような五つの機能が入っているというところでございます。  また、立地につきましては、最寄り駅といたしましては、与野駅が最寄り駅になりますので、こちらから仮に車で視察へ行った場合、おおむね片道1時間程度で行けるのかなというふうに考えてございます。  また、建物につきましては、鉄筋コンクリート造で4階建ての建物で、敷地面積は約1万4,000平米、建築面積は約4,000平米、延べ床面積につきましては約1万2,500平米というような施設になってございます。  また、今、先方のほうに4月の受け入れのほうは、私のほうからお願いはしているところでございます。ただ、向こうにつきましても、今まだ来年度、4月、新年度もどのような組織体制でいくかというのもまだ検討中というところでございます。実際受け入れにつきましては、こちらのさいたま市総合センターの総務課のような機能のところとやりとりするようになると思うんですが、まだきっちりとした形にはできていなく、まだ検討段階ではあるというようなことを聞いてございます。  ただ、豊島区といたしましては、ぜひとも今後、児童相談所、あるいは一時保護所を区といたしましても整備していきますので、ぜひとも視察についてはお願いしたいというところで強く申し入れて、向こうもできる限り対応しますというように言っていただいているようなところでございます。  以上でございます。 ○辻薫委員長  9月の委員会で皆様から、児童相談所についての、長崎健康相談所のプロポーザルで決まったということで、いろいろ御議論もいただきました。そういった意味では、正副委員長としては、昨年に引き続くんですけれども、児童相談所のこうした施設を見学するのが一番いいんではないかということで、課長からも提案いただきましたので、ぜひ日程をちょっと延ばしてでも見に行きたいという。ちょっとこういうことがあったものですから、一応皆様の御賛同をいただいて。1月に日程は最終的になろうかなと思うんですけれども、準備をしていきたいというふうに思っていますけれども、この点いかがでしょうか。よろしいですか。   「異議なし」 ○辻薫委員長  それでは、12月は中止とさせていただきまして、4月にこのさいたま市子ども総合センターの視察を行うということで皆様にお話しさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○辻薫委員長  それでは、次回の日程についてお諮りいたします。  次回は12月13日、水曜日、午前10時から、12月13日、水曜日、午前10時から開会いたしたいと存じますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。   「異議なし」 ○辻薫委員長  それでは、そのように決定いたします。  以上で施設用地特別委員会を閉会いたします。   午前11時17分閉会...