○
渡辺くみ子委員 多分、児童福祉司さん、あるいは今、精神福祉士さんと言うんですかね、それなりに専門性を持った職員の方の配置というか、それは当然求められるし、設置をする段階から多分力を出していただけるんだろうというふうに思うんですが、今のお話だと研修も参加をしているし、それなりの
施設の
視察もしているし、
対応しているというふうに受けとめてよろしいですね。わかりました。
次に、ちょっと教えていただきたいのは、つくられる期間で、この間、住民
説明会等々を見ますと、29年度から具体的な、今年度から
設計との
関係に入って、30年の半ばということで、33年度ということで、一定の期間
施設自体をつくっていくという時期になるんですけれ
ども、この間、区民ひろば長崎のほうが
移転先ということで御報告受けているんですけれ
ども、区民ひろば長崎との
関係で言うと今度ここの
施設を今お使いになっている方々も当然いらっしゃると思うんですけれ
ども、そこら辺に対する
対応というのはどういうふうにされているんでしょうか。
○
木村施設計画担当課長 長崎健康相談所につきましては、
改築している間は旧第六出張所の
建物のほうに行って、仮
移転して
業務を行うという
ところでございます。その間、区民集会室のほうが、そこの区民集会室の
部分を仮
移転先として
業務をする
場所になりますので、その間につきましては今、集会室を利用されている方
たちには大変申しわけない
ところではございますが、集会室については使えないというような
状況になってございます。
7月に集会室の現場のほうで夜間、今使ってらっしゃる方
たちに対して
説明会、今後こういうことで、こういう理由で使えなくなりますということで
説明会のほうした
ところではございます。その際、やはり今使っている
とこが使えなくなるというような確かに御意見もございました。ただ、現状ではそれ以外の周辺の集会室のほうに行って御利用のほうしていただきたいということで御
説明のほうをした
ところでございます。
○
渡辺くみ子委員 今いろんな
ところが、例えば私なんかは旧高田小学校で、あそこで二つのお部屋を使えていて、それが使えなくなっちゃうとか、では、ほかに何かというと具体的には出てこないということで、あと地域では生活産業プラザが、
工事が始まったら、あそこの
ところが使えなくなるとか、結構いろんな声が出ていますよね。
一つは、やはり地域の中で地域の人
たちがさまざまな形で活動しているということは区の一つの大きな方針でもありますし、そういうのは推進をすべきだろうというふうに思うし、こういう経過の中で一つ、
改築に入るとやはりいろんなことが起きてくるというのはあるんですけれ
ども、住民さんの中には一体どこを使ったらいいのかしらとか、やはり声が日常の会話の中で浮かんでくるというか、寄せられるんですよね。そういうときに、では、どこそこなんていう簡単にも言えないし、そこら辺に対する体制というか、
対応というか、日常的に、例えば区のほうにお電話してみたらとかと言っていいのかどうか、そういう
部分はいかがなんでしょうかね。
○
木村施設計画担当課長 長崎第三区民集会室、こちらが仮
移転の
業務先でございます。この利用されている方
たちにつきましては、7月の21日の夜に地域で
説明会のほうをさせていただいた
ところでございます。その際には来ていただいた方
たちに配布した資料の中には、長崎第三区民集会室の周辺の集会室の地図ですね、それとともにそれぞれの
施設の住所、電話番号、あるいは申し込み方法を書いた紙をお配りして御案内を差し上げた
ところでございます。
長崎第三区民集会室ですね、こちらのほうにつきましては、同じ
建物の2階の区民ひろば長崎のほうで問い合わせのほう受け付けしておりまして、その7月21日に使った資料のほうも用意してございますので、そちらのほうで周辺の地図、あるいは周辺の集会室の一覧の紙のほうですね、こちらのほうはお渡しする、あるいは御案内しているという
ところでございますので、区民ひろば長崎のほうに問い合わせのほうしていただければと思います。
○
渡辺くみ子委員 必ずこういう問題というのは
豊島区全域でいろいろ出てくるだろうというふうに思うんです。しかも今回5年間という一定の期間が、長い期間が、29年、30年、31年、32年、そうですね、ありますんで、こういう
状況の中で区民集会室のほう御利用されている方がどうかという、そこら辺に対しては、区のほうも最大限御努力はされていると思うんですけれ
ども、やはりそういう声が出ているということだけは受けとめといていただきたいというふうに思います。
もう1点、もう一つ大事な点忘れちゃったんですけれ
ども、
児童相談所の
対応に関してはよくわかりました。
もう一つは、
長崎健康相談所、これが
複合施設になるからということでその機能が落ちちゃうとか、それから仮
移転で落ちちゃうというようなことはやはり基本的にはあってはならないというふうに思うんですが、そこら辺に対する
対応というのはどうなんでしょうか。
○
荒井長崎健康相談所長 御
指摘のとおりでございます。今、実際行っております保健所の
事業に関しましては、そのまま継続して行います。
ただ、
施設の
関係上、どうしても今の旧第六出張所の地下の
部分を健診
業務をメーンで行うことになりますので、どうしても狭くなってしまうということと、今、
豊島区
自体で出生数が少しふえてきておりまして、結局、健診をやるとお母さんとお子さんということで2倍の人数が来ますので、とにかく安全を第一にということで事務員の配置をふやしまして、安全に
業務が行えるようにしていきたいと思っております。
○
渡辺くみ子委員 ちょっと聞き忘れちゃったんですけれど、仮
施設のとき、それから完成後の
状況という点ではどうなんでしょうか。
○
荒井長崎健康相談所長 特に変わりはございません。全く同じように行う
予定でおります。
○
渡辺くみ子委員 わかりました。
そういう点では地域的には大変重要な
施設で、私
たちはやはり保健所機能ももっと拡充をというのをずっと要求もしていた
関係もありますんで、最低限でも今までの
対応できる中身については、ぜひ、大変ですけれ
ども、頑張っていただきたいと思いますし、それから人の配置とかそういう点で必要があればやはり声を上げていただければというふうに思っていますんで、よろしくお願いいたします。
○高橋佳代子
委員 済みません。これ、いただいた資料が1枚ということで、これ見たときに全然中身がわかんないと思って、こういうふうにしかやはり出せないですね。いや、ほかの
自治体の、さっきそれこそ
さいたま市なんかは
プロポーザルの
選定結果を出すときは、もうちょっと
特徴、その
プロポーザルの
内容の
特徴なんかも明記されているようなことも公表されているんですけれ
ども、どうしてここに決まったのかというのは今の
質疑でわかりましたけれ
ども、非常にこれ1枚見たとき全然中身わかんないなと思いながら、思っておりました。
先ほどちょっと気になったのは、設置準備担当課長、児童相談のときの
質疑の中で、ほかの
児童相談所、現場
確認をされたときに死角の問題とか、いわゆるそういった
児童相談所においてはこういうふうにしてくださいというような方針と現場と違っているような、そういう
部分もあったというようなことでちらっとお話が出たんですが、ほかに何か設置をするに当たってこういうふうな
基準でつくってくださいと言われることと、さらに現場を
確認されたときにちょっと違っているなというか、気になった点とかもしあったらお聞かせいただきたいなと思います。
○
猪飼児童相談所設置準備担当課長 各
自治体の
児童相談所、特に一時
保護所なんですけれ
ども、そこを見て感じた
ところは、やはり
運営方針で男女を一切接触なくして分けるという方法でやっている
ところと、例えば学習とか食事については男女混合でやっているというような
ところはあります。それについてはその
自治体の考え、方針でやっているんだなという
ところはございました。
あと死角でございますが、やはり既存
施設を活用して行っている
ところもありますので、どうしても死角になっている
ところはあったかなと思います。この死角についても二つ考え方がありまして、全て死角がない
ところがいいという
ところと、死角はあってもそれを職員がそこに死角があるんだというふうに認識して
対応すればそんなに気になることではない。むしろちっちゃいお子さんですと死角になるような
ところをあえてつくるというような保育理論もあるというような学識
経験者の話もありますので、なかなか、そういった
ところは
施設上の制約と、あと
自治体としての考え方によって
建物の構造も変わってくるのかなと思っております。
東京都の
確認作業で聞き及んでいる
内容につきましては、現場の管理職、また課長代理級が出られているようなんですけれ
ども、その中ではやはり都の
児童相談所がやっていることを全てということではなくて、こうあったらいいという理想の
ところで御
指摘をいただいているということでございます。その中のなるべく多くの
部分を網羅できるように区としては準備できればいいのかなというように考えてございます。
○高橋佳代子
委員 今いろいろお話しいただいて、ありがとうございます。
豊島区の方針によって、またそういった細かい
施設の
内容というか、細かい
ところはちょっと決まってくるのかなというように思いますので、本当にそういう意味ではそれぞれの考え方でそれぞれの
建物が存在しているというように思いますけれ
ども、
豊島区がつくるそういった
複合施設ですので、今までやってらっしゃった
児童相談所それぞれの検証もあるでしょうから、しっかりとその結果も生かしながら取り組んでいただきたいなということだけ申し上げたいと思います。
○
木村施設計画担当課長 今、高橋
委員のほうから資料につきましてはわかりにくかったという御
指摘賜りました。今後こういった
プロポーザルの
選定結果等々の資料をつくっていく際には、よりわかりやすい資料を心がけてまいりたいと思います。申しわけございませんでした。
○竹下ひろみ
委員 質疑というよりはちょっと要望もあるかもしれませんけれ
ども、今の高橋
委員の最初の
プロポーザルについての
選定の結果を事細かく、こういう
場所で報告するというのはなかなか、
プロポーザルというそこの担当する
事業者のノウハウですとか、
特徴があからさまになってしまうことの、そこを少し抑えていかないといけないというようなお考えもあって、今回のようなこういう資料の発表になったという認識でよろしいんでしょうか。
○
木村施設計画担当課長 プロポーザルの
選定の過程というのは、一応、
基準のほうはございますが、なかなか全てを公開できない
部分も確かに
竹下委員おっしゃるとおりある
ところではございます。
ただ、なぜこの
受託候補者が選ばれたかというのは、やはり
説明のほうはしっかりしていかなきゃいけない
部分だと思いますので、可能な
範囲でできる限り、なぜ選ばれたかというのは資料のほうにもきっちり
記載のほうは、今後はしていきたいと思います。
○竹下ひろみ
委員 よろしくお願いをしたいと思います。
これについて
選定結果についてではありませんけれ
ども、いよいよ
児童相談所が
東京都から区に移管されるということが現実味を帯びてきて、心配されていながらも
豊島区ではこの
長崎健康相談所と一緒に
複合施設となって誕生するということで、本区は狭いですから、狭いながらも
児童相談所としての機能をどういうふうに発揮していくのかというのは、この
プロポーザルの
選定の中にも多少はあらわれているというふうに認識してよろしいんですか。例えば先ほど
藤本委員さんから警察
関係の
設計などに多く手がけているということについては、
児童相談所ですから、ある一定程度の警備上の
配慮というものも大切になってくるのかななんて思うんですが、そういうことは今回の
プロポーザルには生かされているんでしょうか。
○
木村施設計画担当課長 今回の
審査基準の中での
業務の
実績という中では、あくまで類似の
業務の
実績ということで、例えば
児童相談所、あるいは児童や医療
関係の
実績があるかという
ところで、今回の
審査の中ではそういった
基準でやっておりますので、今回の受託
事業者が東口の交番を手がけてはいるんですけれ
ども、そこをやっていたということがプラスにはちょっと働いてはいない
ところではございます。
ただ、こちら今回受託された
佐野建築研究所につきましては、児童分野あるいは医療分野だけでなく、先ほどからありますように警察
関係とか行政
関係も
実績としてございますので、そういった
ところはやはり安心して任せられるのかなというふうには考えております。
○竹下ひろみ
委員 これからという
ところでありますので、
豊島区、私
たちも議会も
児童相談所が区に移管されるという責任をしっかりと全うするためにも、まずは外枠というか、
建物をどうしていくのかというのは大変重要なことだと思いますし、いろいろな事例があると思いますので、
豊島区だけではなくて、他区と連携をして広域的な
配慮の中で子供
たちや、そして親御さん
たちをある意味守っていくというような
児童相談所であるのが一番いいと思いますんで、きょうは
プロポーザルの
選定結果でありますから、深くは中身には言う機会ではありませんけれ
ども、その点も踏まえて事あるごとにこういう
ところでも、また
委員会等でも
児童相談所のあり方というか、これからの
豊島区の
児童相談所の
特徴あるというんでしょうかね、しっかりと有効に
運営できる、運用できるような環境に私
たちもしっかりとそれを応えていかなくちゃいけないなというふうに思っていますので、よろしくお願いをいたします。
以上です。
○
猪飼児童相談所設置準備担当課長 今の御
指摘しっかりと受けとめていきたいと思っております。現在、確かに各区との連携が極めて重要です。都と区のやりとりもありますし、あと現在区間で検討も行っております。大体月3回は課長会等で区政会館のほうに参りまして、そこで課題についての検討しておりますし、各区の情報も共有しながらどうすべきか、特別区として
児童相談所を設置することはとても有効なことだと思いますから、それが効果的に発揮できるような準備をしていこうということで絶えず行っている
ところでございます。今後についてもさらにその連携を深めて
対応してまいりたいと思っております。
○藤澤愛子
委員 1点だけ。昨年ほかの
委員会で
視察等させていただいたときには2階とかからでも外にある塀であるとかを伝って子供
たちが外に出てしまったりするということもあったんですけれ
ども、内装の
レイアウトはすごくすばらしいということでしたけれど、その周りの
施設であるとか、住宅地ですので、そういった
配慮とかもあったほうがいいのかなと思うんですけれ
ども、そういった
ところも
レイアウトには含まれて考えられているんでしょうか。
○
近藤施設整備課長 やはり今回の
事業者さんのほうはそういった
経験等もございまして、そういったのも
配慮しながら
設計をされていたなというふうには感じております。
ただ、詳細な
部分はこれから各こちらと
長崎健康相談所の職員の皆様と調整をさせていただいて、ヒアリング等行って、要望等もいっぱいあると思いますので、それを
設計に反映させていきながら少しずつつくり上げていきたいというふうに思ってございます。
○藤澤愛子
委員 細かいことはこれからだと思いますので、ぜひ調節しながら安全な
施設になるようによろしくお願いいたします。
以上です。
───────────────────◇────────────────────
○
辻薫委員長 それでは、次回の
日程についてお諮りいたします。
次回は11月7日火曜日午前10時から
開会したいと存じます。11月7日火曜日午前10時からになりますけれ
ども、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
「異議なし」
○
辻薫委員長 それでは、そのように決定いたします。
なお、12月に本
委員会の
視察を行いたいと考えております。次回の
委員会で正副
委員長案をお諮りしたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
以上で、
施設用地特別委員会を閉会いたします。
午前10時47分閉会...