• "儀武さとる議員"(1/1)
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  1. 豊島区議会 2016-06-24
    平成28年第2回定例会(第 8号 6月24日)


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    平成28年第2回定例会(第 8号 6月24日)         平成28年豊島区議会会議録第8号(第2回定例会)   平成28年6月24日(金曜日)  議員定数 36名  出席議員 35名       1  番    ふるぼう知 生       2  番    石 川 大 我       3  番    小 林 弘 明       4  番    細 川 正 博       5  番    藤 澤 愛 子       7  番    松 下 創一郎       8  番    村 上 典 子       9  番    森   とおる       10  番    清 水 みちこ       11  番    ふ ま ミ チ       12  番    根 岸 光 洋       13  番    西 山 陽 介       14  番    辻     薫       15  番    芳 賀 竜 朗
          16  番    池 田 裕 一       17  番    星   京 子       18  番    磯   一 昭       19  番    永 野 裕 子       20  番    藤 本 きんじ       21  番    儀 武 さとる       22  番    小 林 ひろみ       23  番    島 村 高 彦       24  番    高 橋 佳代子       25  番    中 島 義 春       26  番    木 下   広       27  番    河 原 弘 明       28  番    竹 下 ひろみ       29  番    村 上 宇 一       30  番    本 橋 弘 隆       31  番    里 中 郁 男       32  番    吉 村 辰 明       33  番    大 谷 洋 子       34  番    山 口 菊 子       35  番    渡 辺 くみ子       36  番    垣 内 信 行  欠席議員 1名       6  番    有 里 真 穂 ────────────────────────────────────────  説明のため出席した者の職氏名       区  長    高 野 之 夫       副区長     水 島 正 彦       副区長     宿 本 尚 吾       政策経営部長  城 山 佳 胤       総務部長    陣野原 伸 幸       危機管理監   今 浦 勇 紀       施設管理部長  石 橋 秀 男       区民部長    佐 藤 和 彦       文化商工部長  小 澤 弘 一       環境清掃部長  齋 藤   明       保健福祉部長  吉 末 昌 弘       健康担当部長  常 松 洋 介       池袋保健所長  原 田 美江子       子ども家庭部長 金 子 智 雄       都市整備部長  齊 藤 雅 人       地域まちづくり担当部長               奥 島 正 信       土木担当部長  石 井   昇       会計管理室長  佐 野   功       ──────────────────       教育長     三 田 一 則       教育部長    天 貝 勝 己 ────────────────────────────────────────  職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名       事務局長    栗 原   章       議会総務課長  高 桑 光 浩       議会担当係長  七 尾   弘       議会担当係長  大根原 尉 之       書  記    藤 村 亜 子 ────────────────────────────────────────   議事日程 ・会議録署名議員の指名 ・会期の決定 ・日程第 1 報告第4号 平成27年度豊島区一般会計繰越明許費の報告について ・同 第 2 第48号議案 豊島区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例 ・同 第 3 第49号議案 豊島区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例               の一部を改正する条例 ・同 第 4 第50号議案 豊島区防災対策基本条例の一部を改正する条例 ・同 第 5 第51号議案 豊島区議会議員及び豊島区長の選挙における選挙運動の公               費負担に関する条例の一部を改正する条例 ・同 第 6 第52号議案 豊島区立区民集会室条例の一部を改正する条例 ・同 第 7 第53号議案 豊島区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条               例の一部を改正する条例 ・同 第 8 第54号議案 豊島区立豊島区民センター条例を廃止する条例 ・同 第 9 第55号議案 としま南池袋ミーティングルーム条例 ・同 第10 第56号議案 豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例 ・同 第11 第57号議案 豊島区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条               例の一部を改正する条例 ・同 第12 第58号議案 豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例 ・同 第13 第59号議案 池袋中学校グラウンド整備その他工事請負契約について ・同 第14 第60号議案 和解について ────────────────────────────────────────   追加議事日程(1) ・追加日程第1 第63号議案 平成28年度豊島区一般会計補正予算(第3号) ・同   第2 第64号議案 平成28年度豊島区一般会計補正予算(第4号) ・同   第3 第65号議案 平成28年度豊島区国民健康保険事業会計補正予算(第                2号) ────────────────────────────────────────   追加議事日程(2) 委員会審査報告 ・追加日程第4 第63号議案 平成28年度豊島区一般会計補正予算(第3号) ────────────────────────────────────────   追加議事日程(3) ・追加日程第5 議員提出議案第9号 元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に強         く抗議し再発防止を求める意見書 ・同   第6 議員提出議案第10号 米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗         議し、再発防止を求める意見書 ────────────────────────────────────────   会議に付した事件 ・会議録署名議員の指名 ・会期の決定 ・区長の招集あいさつ ・日程第1から第14まで ・追加日程第1から第6まで ・陳情の委員会付託
    ・会議時間の延長 ────────────────────────────────────────    午後1時開会及び開議 ○議長(竹下ひろみ) これより、平成28年第2回豊島区議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 会議録署名議員を御指名申し上げます。35番渡辺くみ子さん、36番垣内信行さん、1番ふるぼう知生さん、以上の方にお願いをいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 次に、会期についてお諮りをいたします。  本定例会の会期は、本日から7月11日までの18日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、本定例会の会期は18日間と決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) この際、お諮りをいたします。  本区議会議員として、在職すること25年になられました山口菊子さん、垣内信行さんに対し、内規により議会の議決で、その永年の功労を表彰いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。  これより、議長が起草いたしました表彰文を朗読いたします。  被表彰者の方は、御起立願います。    〔被表彰者起立〕 ○議長(竹下ひろみ) 表彰状。山口菊子様。あたなは豊島区議会議員として在職すること25年に及び常に区政の発展に貢献され、その功績はまことに顕著であります。よって、ここに豊島区議会は永年の功労を多とし特に議決をもってこれを表彰します。平成28年6月24日、豊島区議会。  表彰状。垣内信行様。あなたは豊島区議会議員として在職すること25年に及び常に区政の発展に貢献され、その功績はまことに顕著であります。よって、ここに豊島区議会は永年の功労を多とし特に議決をもってこれを表彰します。平成28年6月24日、豊島区議会。  被表彰者の方は、御着席願います。(拍手)    〔被表彰者着席〕 ○議長(竹下ひろみ) なお、表彰状の贈呈方につきましては、議長において取り計らいますので、御了承願います。  この際、表彰を受けられました山口菊子さん、垣内信行さんよりごあいさつがございます。  最初に、山口菊子さんよりごあいさつがございます。    〔山口菊子議員登壇〕 ○34番(山口菊子) ただいまは、皆様に表彰していただきまして本当にありがとうございました。  また、きょうは定例会の初日の本会議という大変ハードなスケジュールにもかかわらず、こうした発言の機会をいただきますことにも重ねて感謝を申し上げたいというふうに思います。  私が初当選をさせていただきましたのは、1991年、平成3年でございました。ちょうどバブルの末期でございましたので、目白庭園や特別養護老人ホーム、あるいは三芳グランド、さまざまな施設の落成式に随分足を運んだことを思い出しております。そのときの喜びが後々大きな借金となって、この豊島区政に大変大きな影響を及ぼしたということは記憶に新しいところでございます。  一口に25年と言うと、振り返ってみると短いようにも思いますが、大変長い年月だったというふうに思っております。私ごとでちょっと恐縮でございますが、当選したときに小学生だった私の愚息が社会人になって、小学生の父親になっております。それだけ長い年月だったなというふうに思っております。  長年の功績の功労ということで、議長から大変過分なお言葉をいただいておりますけれども、それだけの実績を積んだかどうか、今改めて思い起こしているところでございます。  今日まで来られましたのは、やはり私を7回の選挙をお支えくださった有権者の方はもとより、既に鬼籍に入られた先輩の方もいらっしゃいますけれども、議会の先輩や同僚や多くの皆さんのおかげでありますし、また、区長を初めとする多くの理事者、あるいはまた窓口の職員も含めて多くの職員の皆様のおかげだというふうに思って、心からこれも感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。  これからも豊島区の発展のために微力を尽くしたいというふうに思っております。とりわけ私どもは選挙で選ばれておりますから、選ばれているという自負と責任を忘れずに職務を全うさせていただきたいというふうに思います。本日は本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(竹下ひろみ) 次に、垣内信行さんよりごあいさつがございます。    〔垣内信行議員登壇〕 ○36番(垣内信行) ただいまは、私、豊島区議会議員在職25年表彰を賜りまして、まことにありがとうございます。  これまで25年間にわたる区議会議員としての政治活動を支えていただきました区民の皆様、区長を初めとする区理事者の皆さん、職員の皆さん、そして歴代の議員の皆さんなどに支えられながらの25年間でございました。心より感謝とお礼を申し上げます。  私が初当選したのは1991年の選挙でございます。当時は定数44名で、10人の新人議員が誕生した選挙でございました。自民党では戸塚由夫さん、そして吉越四郎さん、村上誠さん、それから公明党では此島澄子さん、池内晋三郎さん、醍醐修三さん、きょう御一緒に表彰を受けられた社民党の山口菊子さん、無所属の福原保子さん、我が党は渡辺くみ子さんと私でございます。  当時は若干32歳という最年少で、議会のことは右も左もわからないことばかりで、独特の役所用語もさっぱりわからなくて、どうしようかと思いながらのスタートであったというのが今でも忘れません。  選挙が終わってすぐの第2回定例会では、一般質問に会派を代表して質問に立ったのですが、たしか住宅対策とスポーツ対策と西武線の踏切対策などを取り上げたと思いますけども、本当に緊張したことを思いますけども、家に帰ったらどっと疲れが出たというのを覚えております。  25年間は長いようで短く、あっという間でしたけども、初当選のときは加藤区政の2期目で、ちょうどバブルのはじける少し前で、税収も右肩上がりで伸びて、財政的には多額の借金してでも土地を取得し、公園や特養、区立住宅、自転車駐輪場などが次々とつくられた時代でした。その後、臨調行革路線がしかれて、財政難を口実にした自治体リストラは豊島区にも大きな影響をもたらして、区民にも大きなしわ寄せが引かれたときでした。新庁舎計画が頓挫し、前加藤区長が、行くも地獄、引くも地獄といったような東池袋四丁目開発や、次々と難題が表面化した事態も経験をいたしました。  こうした中で、議会の中で印象に残っている事案は数多くあるのですが、私が2期目のときでしたけども、区が打ち出した区立保育園の5園廃園計画に対して、物すごい区民の運動があって、請願や陳情などを恐らく10時間近くかけて審査したことが印象に残っています。結局、当初の計画から1園が断念されて4園廃園なりましたが、区民の皆さんの声と議会は区政を動かすことができると私の政治信条に深く刻み込んだ1つの住民闘争であったことは忘れられません。  また、高野区長になってからも、場外車券場設置をめぐる区と議会、区民が一体となって阻止したことは私にも忘れない1つの運動です。  地元地域におきましては、千川通りの地下道や東長崎駅や椎名町駅のバリアフリー化や公園の整備、マンション闘争、学校の改修など、住民の皆さんの声や要求を届けて微力ながら一つ一つ実現するように努めてきたつもりであります。  新庁舎に議会も移転して、時代は刻一刻と流れて、社会、そして政治情勢も日々目まぐるしく変化し、こうした流れに対し、区政においても機敏に対応することがますます求められていると感じております。今後も微力ではございますが、議会の一員として区民の福祉向上のために力を尽くしていきたいと考えております。これからも御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。  本日は貴重な時間、私の区議会議員在職25年表彰のために、あいさつの機会をいただいたことにまことにありがとうございました。  最後になりますが、豊島区と豊島区議会のますますの発展と皆様の御健勝を御祈念申し上げまして、お礼のごあいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) この際、区長より招集のあいさつがございます。    〔高野之夫区長登壇〕 ○区長(高野之夫) 本日、ここに平成28年第2回区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、御出席を賜りまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。  5月25日に開会されました平成28年第1回区議会臨時会におきまして、竹下ひろみ議長、西山陽介副議長体制がスタートいたしました。お2人のリーダーシップによって、活発な議会活動が行われますことを御期待を申し上げます。  招集あいさつに先立ちまして、一言御紹介をさせていただきたいと思います。  本日のこの本会議に、大変、傍聴席にはすばらしいお客さんをお迎えすることができました。私のほうから御紹介をいたしますけど、東京都議会議員待遇者の皆さんでございまして、都議会で御活躍の方々ばかりでございます。まさに東京都議会の歴史をつくられたといっても過言ではないかと思う先輩の皆様方であります。今、保坂三蔵さんが会長さんでありまして、(拍手)副会長には尾崎正一さんでございます。(拍手)そして、幹事長として岩舘衛さんでございます。岩舘さんでございます。(拍手)お一人一人御紹介をさせていただきたいと思いますけど、大変お時間の関係もあり、省略をさせていただきますが、総勢14名の方、都議会からも、行政からも御参加もいただいているわけでありますが、本当にこの新庁舎、この視察をしていただけるというのは本当に私たちにとっても大変名誉なことであります。  とりわけこの14名の皆さんの中に、宇田川芳雄さんは、私の政治の師匠でありますので、どうも本当にありがとうございます。(拍手)ありがとうございます。皆さん方に本当にお世話になったばかりでありますが、ぜひこの新庁舎、うわさの、うわさの新庁舎を見たいということでお越しいただいたことを改めて感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございます。(拍手)  お時間の関係がございますので、頭だけでも結構ですから、この雰囲気をちょっと味わっていただければと思っております。本当にありがとうございます。  まず冒頭に、熊本地震について申し上げたいと思います。  今回の地震は、震度7が3日間のうち2回も発生するという未曾有の災害でございました。この地震により69人ものとうとい命が失われ、今なお6,000名以上の方が避難生活を送られております。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたすとともに、被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げ、1日も早い復旧・復興を祈念をいたしたいと思います。  私も去る5月22日、村上前議長さん、今浦危機管理監とともに、被災地である熊本市を訪問をいたしました。現地では、かねてより親交がございました大西熊本市長さんとお会いをいたしまして、これまでの災害対応、今後の支援について意見を交わすとともに、区の職員からの義援金と熊本城修復支援金の目録を直接、大西市長さんにお渡しし、激励をしてまいりました。  熊本城は、石垣などの倒壊の危険から立ち入りが厳しく制限されておりましたが、大西市長の特別なお計らいによりまして、市と県の危機管理監、熊本城管理責任者の御案内で、その現地を視察する機会を得ました。熊本城は、まさに熊本市民の誇りであり、そしてシンボルでございます。そして、何にも増して心のよりどころでもございます。天守閣の瓦がすべて落ちるなど、その惨状を見まして、大変心が痛みました。たとえ修復に何十年かかろうとも、被災者、被災地に心を寄せ、今後も支援し、応援を継続してまいりたいと思っております。  私は、熊本地震で得た教訓をぜひ本区の災害対策に生かしたいと考えております。  1つは、支援物資の物流体制の確立であります。平成32年春に完成予定の造幣局跡地防災公園を物流拠点として整備し、各救援センターが必要とする物資を迅速にかつ確実に送り届ける体制を早急に確立をしてまいります。また、この防災公園につきましては、本区ではかつてない大規模な公園でありますので、区民の皆様の憩いの場としての公園機能はもとより、公園全体を豊島区の防災対応の中心拠点として、あらゆる機能を集中させてまいりたいと考えております。  2つ目には、受援体制の確立であります。被災地では、全国自治体からの応援職員、ボランティアの皆さんが、住民の支援や復興に汗を流す姿を拝見をいたしました。首都直下型地震が発生した場合、こうした善意の方々をどう受け入れ、どう活動してもらうのか、その受け入れ体制につきましても、早期に確立をしてまいりたいと思います。  次に、南池袋公園について申し上げます。  4月の2日、南池袋公園が、これまでの豊島区にはない、また、都内でも例のない大変おしゃれな公園としてリニューアルオープンをいたしました。御案内のとおり、今回の公園整備は、池袋地域の安定的な電力供給のため、変電所を建設することに伴い行われたもので、東京電力からの復旧費等によって整備費が賄われました。また、維持管理費についても、東京電力や東京メトロからの占用料、レストランからの建物使用料を充てており、新庁舎と同様、整備から利用面に至るまで、財政負担の少ない施設となっております。  また、地下に自転車駐車場を整備したことで、周辺の放置自転車数はピーク時の10分の1にまで激減をしております。  また、公園内には公募型プロポーザル選定方式によって、池袋で人気のカフェレストラン・ラシーヌが入っております。この建物には、災害時用の飲料水や資機材が備えられており、レストランの調理施設は災害時にも活用することができます。都会の中にあって緑の芝生が大きく広がる様子がマスコミにも数多く取り上げられ、南池公園はすばらしい、元気の出る公園だなど、大変うれしい評価をちょうだいをしているところでございます。  今後は、地域の皆さんとともに、野外の芸術・文化活動の拠点としても活用するなど、わくわくするような活用方法を検討し、池袋の新たなにぎわいと憩いの拠点として、さらに多くの皆さんが訪れる名所となるよう取り組んでまいりたいと思います。  次に、雑司ヶ谷鬼子母神堂の国の重要文化財指定について申し上げます。  去る5月20日、文化庁の文化審議会が雑司ヶ谷鬼子母神堂を国の重要文化財に指定することを文部科学大臣に答申をしたという大変うれしいニュースが入りました。鬼子母神堂は、意匠的に優秀で歴史的な価値が高いと認められたもので、国際アート・カルチャー都市としての評価を一段と高めるものと考えております。  国の有形重要文化財の指定は、豊島長崎の富士塚、自由学園明日館に次いで3件目の快挙であります。7月には官報に告示され、正式に国の重要文化財として指定される予定となっております。  江戸時代の初期、第4代将軍、徳川家綱の時代から352年の長きにわたり、地域の人々に親しまれてきた鬼子母神堂への評価とあわせて、地域の皆様の雑司が谷の歴史と文化のまちづくりの取り組みが評価され、今回の指定につながったと思っております。鬼子母神堂は、まさに区民の歴史的、文化的シンボルであり、豊島区民、そして日本国民にとって大きな誇りでもございます。  これを機に、10月8日には、この3つの国の指定重要文化財を探訪する健康ウオークラリーを開催するなど、区を挙げてお祝いをしたいと計画をしております。このウオークラリーにつきましては、豊島区医師会を初めとする3師会と共催により、区民の皆さんに広く参加を呼びかけ、歴史と文化に親しみながら楽しんで健康が維持できるよう、教育、文化、健康が融合した盛大なイベントにしてまいりたいと思います。  次に、国際アート・カルチャー都市の推進について申し上げます。  6月3日、区議会議場におきまして、第3回国際アート・カルチャー都市懇話会が開催をされ、元文化庁長官の近藤誠一会長により、この都市構想の実現戦略について答申をいただきました。  答申をいただいた内容に即し、豊島区を国際芸術文化都市として世界に魅力を発信すべく、文化戦略、国際戦略、空間戦略を着実に実行してまいります。  また、実現戦略推進の最強の応援団、豊島区国際アート・カルチャー特命大使は、直近の数字で1,057名の皆さんから賛同を得ました。特命大使の皆さんを強力な応援団として、ますます国際アート・カルチャー都市豊島を盛り上げてまいりたいと考えております。答申はゴールではなく、戦略の実現に向けたスタートであります。まち全体が舞台のだれもが主役になれる劇場都市豊島を目指して、私は全力で取り組んでまいる決意でございます。  次に、南長崎マンガランド事業について申し上げます。  かつての椎名町、現在の南長崎にあったトキワ荘は、手塚治虫さんを初めとする日本を代表する漫画家が若き青春の日々を過ごした伝説のアパートであります。残念ながら、トキワ荘は昭和57年に解体されましたが、現代アニメの原点は漫画であり、その漫画の原点はトキワ荘なのであります。豊島区はまさに漫画、アニメの聖地であると考えております。昨年度、その復元の可能性を探るために、トキワ荘等に関する基礎調査を行いました。本日は、この調査報告書が皆さんのお手元にお届けをさせていていただきました。この調査によりまして、トキワ荘に居住している漫画家や、地域の方々の証言、新たに御提供をいただいた写真や資料などから、これまで詳細が不明であった建物内部の間取りまで、さまざまなことがわかりました。  そこで今回、この調査結果を受けて、原寸大のトキワ荘復元施設をマンガ・アニメミュージアムとして開設し、漫画によるまちづくりを地域と区が一体となって進めることといたしました。建設候補地については、トキワ荘跡地にも近く、トキワ荘の記念碑があります。南長崎花咲公園内を第1候補として適地の検討を進めております。公園の一部活用というようなことでございますので、それにかわる公園用地の確保も検討してまいりたいと思います。  東京オリンピック・パラリンピック前の2019年度末までにオープンできるよう、私が陣頭指揮をとり、事業展開に加速をさせてまいりたいと思います。そして、漫画の聖地豊島からクールジャパンと言われる漫画、アニメ文化を世界に発信してまいりたいと思います。  次に、東京芸術祭の開催について申し上げます。  東京芸術祭につきましては、東京都が2020年オリンピック・パラリンピックのシンボル事業として位置づけをいたしました。既に前東京芸術劇場館長の福地茂雄氏を会長とする組織委員会が発足しておりまして、東京都、東京芸術劇場、アーツカウンシル東京、としま未来文化財団等が連携し、今年度の開催に向けて検討が始まっております。  東京都は、伝統芸能、舞台芸術、音楽、現代アートなど、多様な芸術文化を結集させて、都市型総合芸術祭によって、東京の文化芸術の魅力を世界に発信したいと考えており、今年度は演劇・舞踊部門に絞り、池袋を中心に開催することとしております。記念すべき第1回の幕あけは、9月の初旬、南池袋公園において記念イベントを開催をいたします。東京都は、今後もこの演劇・舞踊部門の開催の中心地を池袋に置くこととしておりまして、本区といたしましても、国際アート・カルチャー都市構想の推進のため、東京都との積極的な連携によって、国内外へ舞台芸術のまちとしての存在感をさらに高めてまいりたいと思います。  次に、2016パラアートTOKYOについて申し上げます。  このイベントは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた文化プログラムの1つとして、世界で初めて開催する障害者アート国際交流美術展でございます。日本チャリティ協会が主催、本区が共催するもので、7月15日から19日までセンタースクエアにおいて開催されます。日本、中国、韓国を中心としたアジア諸国を初め、世界各国から集められた作品、約130点を展示する質の高い障害者アートの国際展となります。また、7月の16日には、区議会議場におきまして、障害者アートをテーマにシンポジウムを開催をいたします。  豊島区が国際アート・カルチャー都市という明確な将来のあり方を示す中で、今回の国際展は、福祉と文化の融合を目指す本区から、世界に向けて障害者アートを発信をするもので、大変期待をしております。  次に、女性に優しいまちづくりについて申し上げます。  本区では、消滅可能性都市の指摘を受け、豊島区まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、女性に優しいまちづくり、その重要な柱としております。その施策展開を強化するため、女性にやさしいまちづくり担当課長を公募し、日本マイクロソフト社などで事業PR、ブランディングなどを長く経験をいたしました宮田麻子さんを登用をいたしました。女性に優しいまちづくりを戦略的、多角的に推進するため、区内外への情報発信強化のためのプロモーション活動を展開し、女性のみならず、働く世代にとって魅力的なまちとしてブランドづくりを目指してまいりたいと思います。  そのブランドづくりの一環として、今後、公民連携を加速し、民間の企画力や発信力などを活用しながら、さまざまな主体と連携を強化してまいります。現在、さまざまな企画を構想中でありますが、その1つとして、機能性が重視されている防災グッズを女性や子どもを初め、日ごろから身につけていられる、身につけたくなるような視点で提案することを目的に、主に女性クリエーターが所属する民間事業者と連携し、災害時に役立つハンドメイドグッズプロジェクトを立ち上げる予定であります。さきに触れました南池袋公園内で住民参加の防災グッズ手づくり体験ワークショップや区内施設での展示、体験の場などを提供していくこととともに、こうした志を持つ女性クリエーターの起業支援も視野に入れており、豊島区ならではの企画を展開をしていきたいと考えております。  次に、女性の骨太健診について申し上げます。  出産前からの切れ目のない支援の仕組みを築き、だれもが安心して子どもを産み育てられる地域社会の実現を目指す鬼子母神プロジェクトの一環として、若年世代の女性を対象とする女性の骨太健診を実施をしております。その検査項目に、今年度から新たに甲状腺刺激ホルモン検査を追加をいたしました。甲状腺疾患は若年女性に多く見られること、流産リスクなど、妊娠との関係が深いことから、検査を追加したものでございまして、都内初の、そして全国的にも珍しい取り組みであります。女性のための健康対策を推進することで、女性が安心して住み続けられる豊島区を築いてまいりたいと思います。  次に、池袋駅周辺の都市再生について申し上げます。  まず、旧庁舎跡地及び周辺まちづくりについて申し上げたいと思います。  去る5月10日の国家戦略特別区域会議におきまして、旧庁舎跡地・公会堂エリアが東京都の都市再生プロジェクトの1つに追加をされました。これまで都内に22のプロジェクトがあり、東京駅周辺など、都心に集中しておりましたが、旧庁舎跡地エリアを含め、6つの地区が追加をされました。正式な認定は今年度中の予定でございますが、城北地区では初の指定となり、池袋の国際化に向けての弾みとなることは間違いありません。東京都の試算によると、これら28のプロジェクト全体で約10兆円の経済波及効果を見込むとのことです。  旧庁舎及び公会堂は、現在、解体作業に入っておりますけど、つい先日、引退の花道を飾るように、思い出多き公会堂に対しまして、日本映画批評家大賞特別賞をいただきました。NHKののど自慢大会など、64年間にわたってさまざまなイベントや映画の試写会が開かれたことが評価をされたものでありまして、豊島公会堂は、まさに地域の誇りであったと改めて感慨深く、そのありし日の姿を思い浮かべた次第でございます。  旧庁舎及び公会堂跡地の8つの劇場を含む国際的な文化によるにぎわい拠点づくりは、いよいよ実施設計段階まで進んでまいりました。今年の秋の新ホール売買契約の締結、年あけ早々の本体工事の着工、そして2020年春グランドオープンを目指して全力で取り組んでまいります。
     次に、グリーン大通りの国家戦略特区について申し上げます。  グリーン大通りでは、国家戦略特区の規制緩和を活用し、まちににぎわいを呼ぶ事業を展開をしております。5月19日から6月1日までの2週間、広い歩道を活用したオープンカフェ、アートフェスを実施をいたしました。期間中の土曜、日曜日にはマルシェが開催され、多くの人々でにぎわいました。秋にも開催を予定をしておりますが、今後は、地元主体のエリアマネジメント協議会を中心に、継続的なまちづくり活動の一環として位置づけていきたいと考えております。  次に、福祉・子育てについて申し上げます。  まず、保育園の待機児童について申し上げます。  平成28年4月の待機児童数は105名でした。昨年の4月が209名でありましたので、ほぼ半減したことになるわけであります。3年連続の減少であり、平成21年度以降、8年間で最少の数字となりました。昨年度、認可保育所10園、小規模保育所6園の新設等により過去最大の922名の定員拡大を行った成果が出たと考えております。  一方、保育需要も前年度比で460名の増加であり、こちらも過去最大の増加数となりました。今年度は、認可保育所等を可能な限り新設するとともに、認証保育所の認可施設への移行を促すほか、既存の保育施設の定員変更の検討などにより、保育の受け入れ枠をふやし、平成29年度末までに待機児ゼロにすべく最大限の努力をしてまいりたいと思います。  次に、児童相談所の特別区への移管について申し上げます。  5月27日、児童福祉法の一部を改正する法律が成立し、特別区においても児童相談所が設置できることになりました。国に対して関係自治体の意見を十分に反映した支援策の実施について強く要望してまいりますとともに、東京都に対しましても、希望する区への移管が円滑に行われるよう協議、支援を強く申し入れてまいります。  本区といたしましては、区民の生活に密着した基礎自治体として、子どもたちの生命を守るとともに、子どもたちが夢と希望を抱き、安心して健やかに成長していけるよう、児童相談所移管の早期実現に向け、設置場所の候補地検討も含め、積極的に準備を進めてまいります。  次に、教育について申し上げます。  まず、インターナショナルセーフスクールの進捗状況について申し上げます。  本年2月、朋有小学校の再認証、富士見台小学校の認証式がこの本会議場で行われましたことは、いまだ記憶に新しいところであります。6月10日には、国際セーフ・コミュニティ認証センターの副理事長・チョ・ジョンピル氏らを招聘して、仰高小学校、池袋本町小学校が新たにセーフスクールの認証取得に向けた事前審査を受けました。意欲的な児童と保護者、地域の皆さんの熱心な御協力をいただき、11月の本審査、2月の認証式に臨んでいく予定であります。  さらに、来年度の認証取得に向けて、5月18日に池袋中学校、池袋第一小学校がインターナショナルセーフスクールへの申請を行いました。本区におきましては、中学校として初となる取り組みであり、小中連携校が一体となって安全・安心な学校モデルになるよう、新たな期待を寄せております。  次に、学校改築について申し上げます。  まず、池袋本町地区小中連携校は、池袋中学校の校庭整備を除き、順調に工事が進み、2学期が始まる8月29日に開校する予定であります。  養生が外され、小・中学校が一体となった校舎は、これまでの区立学校では想像もつかないスケールの大きさであり、桜門の前には豊島区発祥のソメイヨシノなど、3種類14本の桜の森の景観をあらわし、地域からの期待が日増しに高まっております。  本連携校の仕様の特色は、小・中学生の円滑な学びの連続性を獲得するため、シェアリングが随所に見られることです。職員室や図書室を含む学習情報センター、プール、家庭科室、給食の調理場、ランチルームなどは、小・中学校が有効に共有する施設として、効率的で協働的な教育が仕組める環境となっております。  また、ガラスを用いた開放的なつくりは、校外からも子どもたちの様子が感じられ、地域と学校が互いに見守られながら、小・中学校と地域がつながる連携と交流の拠点となる学校となります。  なお、池袋中学校の校庭部分は中学校校舎の解体工事におけるアスベスト対策に細心の注意を要することから、工法につきまして詳細な調査をした結果、当初の予定の29年度4月より半年程度おくれる見込みとなりました。校庭整備までの間、可能な限り池袋中学校の生徒の皆さんに御不便をかけることのないよう対応してまいりたいと思います。  また、池袋第三小学校は、3学期初めの1月から開校できるよう順調に工事が進んでおります。本校は地域の御協力をいただき、既存の樹木約60%生かした継承の森とビオトープや実のなる木など、学びの森を持ち、敷地の四方をすべて緑化空間とするエコスクールとして、環境緑化を実現をいたしました。さらに、コンパクトな校舎に加えて狭い校庭を広く使うために、2階部分を一体的なベランダとして、運動会やさまざまな学校行事において、観覧席や非常用通路として使用できるようにしております。あわせて、防災拠点、救援センターの機能を強化し、歴史ある立教大学のレンガを地域カラーとして校舎の意匠に取り入れ、住宅街の中にある学びの拠点として、周辺環境とマッチした好感度の高い校舎が次第にその姿をあらわしつつあります。  次に、学校トイレの緊急改善推進事業について申し上げます。  今年度から3年間の間、短期間に圧縮して進めることといたしましたトイレ改修は、児童・生徒からはもちろんのこと、保護者の皆様から大変好評を博しております。子どもたちにとっては、安心して学校生活が送れる環境がまた1つふえることになるものと期待をしております。今年度は小学校で6校、中学校で2校の改修を着実に行ってまいります。  最後に、新たな区史編さんについて申し上げます。  豊島区史につきましては、戦後昭和史を2冊でまとめました通史編第3巻及び第4巻を平成4年に発行をしたのを最後に編さん作業を中断しております。  一方、平成以降の本区の歴史は、バブルの崩壊、血のにじむ思いで断行した行財政改革、そして苦難の時代を乗り越えて新庁舎の完成を見るに至り、さらには国際アート・カルチャー都市として新たな時代の扉をあけようとしているまさに激動の30年間であり、区民の皆さんとともに切り開いてきた道のりにほかなりません。その歴史を区民の皆さんの共有財産として後世にきちんと伝えていかなければならないと考えております。  このため、本年2月、豊島区の歴史に造詣が深く、かつて区史編さん委員も務められました伊藤榮洪氏を区史編さん顧問として迎え、さまざま御助言をいただいているところでございます。前回までの編さん作業を引き継いでいくとともに、新たな時代に合致した区史の編さんを目指してまいります。  未来は、ずっと先にあるわけではございません。未来は今にあるのです。将来、実現したい何かがあるならば、今、そのために行動しなければなりません。これは、アフリカの女性として史上初のノーベル平和賞を受賞したケニア出身の環境保護活動家・ワンガリ・マータイ博士の言葉であります。  今、豊島区では、国際アート・カルチャー都市という未来の都市像の実現に向けて、多くの事業が動き出し、その姿が見えるようになってまいりました。これまで長年かかって取り組んできたものが、花開き、大きく実を結ぶ、そんな重要な時期を迎えております。  まさに、豊島区は新時代へ向けて動き出しています。新たな未来を築いていくためには、今が大事な時期なのであります。未来は、これまでの取り組みとともに、今、どう行動し、どう努力していくかによって新たに開かれていくものであります。  この未来に向けて、私みずから区政の先頭に立って、不屈の精神と信念と熱意を持って豊島区をリードしてまいりたいと思っております。議員各位におかれましても、最大限の御理解と御協力を賜るようお願いを申し上げる次第でございます。  本日御提案申し上げる案件は、条例11件、補正予算3件、そのほか3件、合わせて17件であります。各案件につきましては、後ほど、日程に従いまして、水島副区長より御説明申し上げますので、よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願いを申し上げます。  以上をもちまして、私の招集あいさつといたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) この際、御報告申し上げます。  区長より、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、豊島区土地開発公社、公益財団法人としま未来文化財団、一般財団法人東京城北勤労者サービスセンター、東長崎駅・椎名町駅整備株式会社、医療法人財団豊島健康診査センターの経営状況を説明する書類及びその他関係書類が提出され、その写しを既にお手元に配付してございます。御了承願います。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) これより日程に入ります。  日程第1を議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 報告第4号、平成27年度豊島区一般会計繰越明許費の報告について。 ○議長(竹下ひろみ) 本件について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 報告第4号、平成27年度豊島区一般会計繰越明許費の報告についての御説明を申し上げます。  この報告は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成27年度一般会計において繰越明許費として計上した事業について、平成28年度への繰越額を報告するものでございます。  まず、第2款総務費でございますが、電算管理費の業務委託料につきましては、繰越額が7,909万1,000円となります。  第6款都市整備費につきましては、2つの事業で繰越明許費がございます。まず、池袋駅東西連絡デッキ整備事業経費につきましては、繰越額が2,500万円、池袋駅東口エレベーター整備事業経費につきましては、繰越額が600万円となります。  最後に、第7款土木費につきましては、3つの事業で繰越明許費がございます。まず、大塚駅自転車駐車場の建設経費につきましては、繰越額が1億1,392万円、目白古道(仮称)整備事業経費につきましては、繰越額が3,500万円、橋梁の整備事業経費につきましては、繰越額が1億7,500万円。以上、合計で4億3,401万1,000円の繰り越しとなるものでございます。  報告第4号の繰越明許費の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) 説明が終わりました。御了承願います。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 日程第2から第5までを一括して議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第48号議案、豊島区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例外3議案。 ○議長(竹下ひろみ) 4議案について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 第48号議案から第51号議案までの4議案について御説明を申し上げます。  最初に、第48号議案、豊島区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、特別職報酬等審議会の審議対象に、教育長の給料の額を加えようとするものでございます。  改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。  次に、第49号議案、豊島区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、行政委員会の委員長及び委員の報酬について、職務遂行の対価と認められない場合の支給制限規定を設けようとするものでございます。  改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。  次に、第50号議案、豊島区防災対策基本条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、災害対策基本法の一部改正に伴い、発災時の避難行動、発災後の生活などの各段階において、特に配慮を要する要配慮者並びに災害時において特に援護を要する災害時要援護者及び避難行動において特に支援を要する避難行動要支援者の意義を定めるほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。  改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。  次に、第51号議案、豊島区議会議員及び豊島区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、選挙運動用自動車の使用の公費負担額等の上限額を引き上げようとするものでございます。  改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 第48号議案から第51号議案までの4議案は総務委員会に付託することを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、これら4議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 日程第6を議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第52号議案、豊島区立区民集会室条例の一部を改正する条例。 ○議長(竹下ひろみ) 本議案について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 第52号議案、豊島区立区民集会室条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。  本案は、区民集会室において、公の施設における指定管理者制度を導入するほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。  改正条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 第52号議案は区民厚生委員会に付託することを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、第52号議案は区民厚生委員会に付託することに決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 日程第7を議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第53号議案、豊島区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例。 ○議長(竹下ひろみ) 本議案について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 第53号議案、豊島区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。  本案は、補助81号線沿道巣鴨・駒込地区地区計画、上池袋二・三・四丁目地区地区計画、東池袋四丁目42番地地区地区計画、池袋本町地区地区計画及び補助172号線沿道長崎地区地区計画の都市計画決定に伴い、各地区計画のうち地区整備計画が定められた区域内における建築物の制限を定めるほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。  改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 第53号議案は都市整備委員会に付託することを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり)
    ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、第53号議案は都市整備委員会に付託することに決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 日程第8から第12までを一括して議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第54号議案、豊島区立豊島区民センター条例を廃止する条例外4議案。 ○議長(竹下ひろみ) 5議案について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 第54号議案から第58号議案までの5議案について御説明を申し上げます。  最初に、第54号議案、豊島区立豊島区民センター条例を廃止する条例についてでございますが、本案は、豊島区民センターを廃止しようとするものでございます。  本条例は、規則で定める日から施行しようとするものでございます。  次に、第55号議案、としま南池袋ミーティングルーム条例についてでございますが、本案は、主に豊島区民センターの廃止に伴う代替施設として、としま南池袋ミーティングルームを設置し、その管理及び使用料について必要な事項を定めようとするものでございます。  本条例は、公布の日から即日施行するものでございますが、としま南池袋ミーティングルームは、区長が別に告示する日から利用しようとするものでございます。  次に、第56号議案、豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、子どもスキップ池袋本町を設置するとともに、附則において豊島区立児童館条例及び豊島区立学童クラブ条例を廃止しようとするものでございます。  改正条例は、本年8月29日から施行しようとするものでございます。  次に、第57号議案、豊島区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、厚生労働省令の一部改正に伴い、小規模保育事業所A型、小規模保育事業所B型、保育所型事業所内保育事業所及び小規模型事業所内保育事業における職員の配置基準や資格要件を緩和するとともに、建築基準法施行令の一部改正に伴い、規定の整備を行おうとするものでございます。  改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。  次に、第58号議案、豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、池袋本町小学校及び池袋中学校で構成される池袋本町地区校舎併設型小中連携校を設置するとともに、池袋第三小学校の位置を変更しようとするものでございます。  改正条例は、池袋本町地区校舎併設型小中連携校に係る規定を本年8月27日から施行するとともに、池袋第三小学校に係る規定を教育委員会規則で定める日から施行しようとするものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 第54号議案から第58号議案までの5議案は子ども文教委員会に付託することを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、第54号議案から第58号議案までの5議案は子ども文教委員会に付託することに決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 日程第13を議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第59号議案、池袋中学校グラウンド整備その他工事請負契約について。 ○議長(竹下ひろみ) 本議案について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 第59号議案、池袋中学校グラウンド整備その他工事請負契約についての御説明を申し上げます。  本案は、去る6月7日に条件つき一般競争入札を実施した結果、契約金額7億2,036万円をもって、株式会社入沢工務店と契約をしようとするものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 第59号議案は総務委員会に付託することを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、第59号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 日程第14を議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第60号議案、和解について。 ○議長(竹下ひろみ) 本議案について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 第60号議案、和解についての御説明を申し上げます。  本案は、豊島区立南長崎はらっぱ公園の北東側に隣接し、長期間にわたり不適正使用が続いております区有地につきまして、土地明け渡しに応じていただける建物所有者の方と交渉を重ねてまいりました結果、和解案の合意に達したものでございます。  この案につきまして、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき提案しようとするものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 第60号議案は総務委員会に付託することを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、第60号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) この際、日程の追加についてお諮りをいたします。  ただいま、区長より、予算3件が提出されました。  よって、これらを本日の日程に追加し、追加日程第1から第3までとして直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 追加日程第1から第3までを一括して議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第63号議案、平成28年度一般会計補正予算(第3号)外2議案。 ○議長(竹下ひろみ) 3議案について、理事者より説明がございます。    〔水島正彦副区長登壇〕 ○副区長(水島正彦) 第63号議案、平成28年度豊島区一般会計補正予算(第3号)につきまして御説明を申し上げます。  今回の歳入歳出補正予算の総額は1億2,558万2,000円で、これにより歳入歳出予算の総額は1,229億4,756万7,000円となるものでございます。  まず、歳出の内容でございますが、第2款総務費につきまして、都知事選挙執行経費1億2,558万2,000円を新たに計上するものでございます。  以上が歳出でございまして、これに充てる歳入は都支出金1億2,558万2,000円を計上いたしております。  以上が一般会計補正予算案の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  引き続き、第64号議案、平成28年度一般会計補正予算(第4号)につきまして御説明を申し上げます。  歳入歳出補正予算の総額は6億9,489万9,000円で、これにより歳入歳出予算の総額は1,236億4,246万6,000円となるものでございます。  まず、歳出の内容でございますが、第2款総務費につきましては、一時滞在施設の整備事業経費に1,645万1,000円、会計事務諸経費に1,661万3,000円、女性にやさしいまちづくり推進事業経費に1,500万円、豊島区ホームページ制作経費に419万9,000円、アーカイブ構築事業経費に312万2,000円、エリアWi−Fi構築経費に5,757万4,000円、還付金関係経費・株式配当割等還付金に2,500万円、番号制度対応事務及び新住民記録系システム整備関係経費に1億3,398万2,000円、地域区民ひろば自主運営推進事業経費に195万7,000円を追加で計上するものでございます。  第3款福祉費につきましては、介護ロボットを導入する介護サービス事業者への補助を実施するための経費として、介護従事者の負担軽減に資するロボット導入促進事業経費に544万5,000円を新たに計上するほか、民生委員・児童委員関係経費に611万6,000円、総合保健福祉システム番号制度システム整備経費に464万4,000円、施設型給付費等関係経費・保育従事職員宿舎借上助成経費等、借上助成3事業に5,589万4,000円、民間保育所改修工事代替施設整備経費に2,000万円を計上するものでございます。  第4款衛生費につきましては、区内の国重要文化財をめぐる健康ウオークラリー実施経費といたしまして、健康づくり関係経費・豊島区内の国重要文化財めぐり健康ウオークラリー実施経費に176万8,000円を新たに計上するものでございます。  第6款都市整備費につきましては、池袋駅地下街防災推進事業経費に3,000万円、さらには、区内の空き家実態調査、所有者への意向調査等の経費といたしまして、空き家実態調査経費に2,000万円を新たに計上するものでございます。  第7款土木費につきましては、公園・児童遊園等維持管理経費に3,840万円、高田小学校跡地近隣公園整備事業経費に4,371万円を追加で計上するものでございます。  第8款文化商工費につきましては、池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業経費と、としま国際アートフェスティバル事業経費、合わせて1億2,000万円を新たに計上するほか、漫画、アニメ関係経費、南長崎マンガランド事業経費に1,000万円を追加で計上するものでございます。  さらには、としま南池袋ミーティングルーム管理運営経費に3,494万8,000円を新たに計上するものでございます。  第9款教育費につきましては、としま未来塾事業経費に847万8,000円、学校と家庭の連携推進事業経費に239万4,000円、オリンピック・パラリンピック教育推進・重点校事業経費に1,030万円、日本の伝統・文化のよさを発信する能力・態度の育成事業経費に194万円、アクティブライフ研究実践校事業経費に60万円、スーパーアクティブスクール事業経費に60万円、情報モラル推進校事業経費に21万4,000円、東京都道徳教育推進拠点校事業経費に40万円、豊島区内の国重要文化財めぐり健康ウオークラリー実施経費に515万円を新たに計上するものでございます。  以上が歳出でございますが、これに充てる歳入につきましては、使用料及び手数料385万円、国庫支出金1億7,260万7,000円、都支出金1億2,344万1,000円、繰入金3億9,461万4,000円、諸収入38万7,000円をそれぞれ計上いたしております。  続きまして、第65号議案、国民健康保険事業会計補正予算(第2号)でございます。  今回の歳入歳出補正予算の総額は648万円で、これにより歳入歳出予算の総額は368億8,000万1,000円となるものでございます。  歳出につきましては、国民健康保険制度の財政運営の都道府県化に伴うシステム対応経費といたしまして、一般事務経費に648万円を追加で計上するものでございます。  これに充てる歳入につきましては、国庫支出金648万円を計上いたしております。  以上が国民健康保険事業会計補正予算案の概要でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 3議案について、第63号議案及び第64号議案の2議案は総務委員会に、第65号議案は区民厚生委員会に付託することを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり)
    ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、第63号議案及び第64号議案の2議案は総務委員会に、第65号議案は区民厚生委員会に付託することに決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) この際、議事の都合により、暫時休憩いたしたいと存じます。  なお、休憩中に総務委員会で、ただいま追加して付託されました第63号議案の審査をお願いいたします。  それでは、暫時休憩といたします。    午後2時17分休憩 ───────────────────◇────────────────────    午後4時35分再開 ○議長(竹下ひろみ) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) この際申し上げます。  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 日程の追加についてお諮りをいたします。  ただいま、1議案について、総務委員長より審査報告書が提出されました。  よって、これを本日の日程に追加し、追加日程第4として直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 追加日程第4を議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 第63号議案、平成28年度豊島区一般会計補正予算(第3号)、委員会審査報告。 ○議長(竹下ひろみ) 本議案について、総務委員長より報告がございます。    〔磯 一昭議員登壇〕 ○18番(磯 一昭) 第63号議案、平成28年度豊島区一般会計補正予算(第3号)について、総務委員会の審査報告を申し上げます。  今回の歳入歳出補正予算の総額は1億2,558万2,000円で、これにより歳入歳出予算の総額は1,229億4,756万7,000円となるものであります。  歳出の内容として、第2款総務費に都知事選挙執行経費を新たに計上するものであります。  以上に充てる歳入については、第14款都支出金を計上するものであります。  本委員会は、慎重に審査した結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第でございます。  以上で報告を終わります。 ○議長(竹下ひろみ) これより討論に入ります。 ○24番(高橋佳代子) 第63号議案は直ちに採決に入ることを望みます。    (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。  本動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。  第63号議案は、総務委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。  よって、第63号議案は原案が可決されました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) この際、日程の追加についてお諮りをいたします。  ただいま、議員提出議案として、意見書2件が提出されました。  よって、これを本日の日程に追加し、追加日程第5及び第6として直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 追加日程第5及び第6を一括して議題といたします。 ○事務局長(栗原 章) 議員提出議案第9号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に強く抗議し再発防止を求める意見書外1議案。 ○議長(竹下ひろみ) 2議案について、それぞれ提案者より提案理由の説明がございます。  まず、議員提出議案第9号について、35番議員より説明がございます。    〔渡辺くみ子議員登壇〕 ○35番(渡辺くみ子) 私は、ただいま議題とされました議員提出議案第9号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に強く抗議し再発防止を求める意見書について、提案者である日本共産党区議団を代表し、御説明を申し上げます。  うるま市の20歳の女性が遺体で発見され、元海兵隊員の米軍属が去る5月19日に死体遺棄容疑で逮捕されるという凶悪事件が発生しました。この事件は、沖縄県民はもとより日本国民に強い衝撃と悲しみ、怒りを与えました。私も女性として、また、娘を育てた母親としても、今回の事件は本当に許せません。怒りと悲しみがまさにいっぱいであります。  戦後、米軍人、軍属等による事件、事故が発生するたびに、沖縄県議会等が綱紀粛正、再発防止を米軍等に求めてきましたが、またもやこのような事件が起きたことは、これまでの再発防止の取り組みなどの実効性に疑問を抱かざるを得ません。今こそ沖縄県及び県民の声に真摯に耳を傾け、米軍基地の整理縮小、日米地位協定の見直しを視野に入れた再発防止対策を強く求めることが必要であります。  以下、意見書案を朗読し、説明にかえさせていただきます。  元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に強く抗議し再発防止を求める意見書。  4月下旬から行方不明となっていたうるま市の20歳の女性が遺体で発見され、元海兵隊員の米軍属が去る5月19日に死体遺棄容疑で逮捕されるという凶悪事件が発生した。この事件は、沖縄県民はもとより日本国民に強い衝撃と悲しみ・怒りを与えた。  元米軍人によるこのような蛮行は、沖縄県民の生命をないがしろにするものであり、断じて許されるものではない。被害者とその遺族の悔しさや悲しみは計り知れず、沖縄県民からは激しい怒りの声が噴出している。  沖縄県議会などは、米軍人・軍属等による事件・事故が発生するたびに綱紀粛正、再発防止及び関係者への教育等を徹底するよう米軍等に強く申し入れてきた。今年になってからも3月22日には、那覇市内で発生した女性暴行事件に関する抗議決議を可決し厳重に訴えを行っている。それにもかかわらず、またもやこのような事件が続発したことは極めて遺憾であり、米軍による再発防止への取り組みや軍人・軍属等に対する教育等の実効性に疑問を抱かざるを得ない。  沖縄県によると1972年の祖国復帰から2015年末までの米軍関係者による犯罪検挙件数は5896件、このうち殺人や性的暴行などの凶悪犯は574件に上っている。こうした事件の背景として米軍人や軍属の特権的身分を保証した日米地位協定が指摘されている。全国の米軍基地の74%が沖縄に集中し過重負担となっている。  よって、豊島区議会は、政府に対し、沖縄県及び県民の声に真摯に耳を傾け、米軍人・軍属等の犯罪を根絶するために米国政府と協議するとともに米軍基地の整理・縮小、日米地位協定の見直しを視野に入れた再発防止対策を強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。年月日、豊島区議会議長名。内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣官房長官、沖縄及び北方対策担当大臣あて。  以上でございます。御審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(竹下ひろみ) 次に、議員提出議案第10号について、27番議員より説明がございます。    〔河原弘明議員登壇〕 ○27番(河原弘明) 私は、ただいま議題とされております議員提出議案第10号、米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗議し、再発防止を求める意見書について、提案者を代表し、御説明申し上げます。  本意見書は、5月に米軍属の元海兵隊員が逮捕された死体遺棄事件に関して、同様の事件の再発防止策を講じるとともに、沖縄と米軍の関係改善に向けて努力することを求めるものであります。  以下、意見書文を朗読し、説明にかえさせていただきます。  米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗議し、再発防止を求める意見書。  平成28年5月19日、沖縄県うるま市在住の二十歳の女性が遺体となって発見された事件は、その事件の凶悪性、残虐性、また利己性に加え、犯人が米軍属の元海兵隊員であったことも相まって、沖縄県民はもとより日本国中が深い悲しみと憤りに包まれた。  この事件に関し、安倍晋三首相は今年6月の伊勢・志摩サミットで沖縄を訪れたオバマ米大統領に対し、強い口調で抗議するとともに遺憾の意を表明している。  今回のこのような犯罪は憎むべきであり、強固な再発防止策を速やかに構築しなくてはならないことは言うまでもない。  その一方で、米軍そのものが犯罪集団であるはずもなく、米軍関係者全員に疑いの目が向けられることはあってはならない。実際、容疑者逮捕後多くの在沖縄米軍関係者が国道沿いに立ち、謝罪や慰霊の言葉を記したプラカードを手に頭を垂れるという行動が見受けられた。  よって、豊島区議会は、在沖縄米軍に対して強く抗議するとともに再発防止策を早急に構築すること、また日米地位協定のあり方を再検討するとともに基地の整理・縮小を進め、ひいては沖縄と米軍の関係を改善していくことを強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。年月日、豊島区議会議長名。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣あて。  以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入りますが、通告がございませんので、直ちに討論に入ります。  この際、議員提出議案第9号及び第10号について21番議員より、議員提出議案第10号について7番議員より討論の通告がございましたので、順次これを許可いたします。  まず、21番議員より発言がございます。    〔儀武さとる議員登壇〕(拍手) ○21番(儀武さとる) 私は、日本共産党豊島区議団を代表して、ただいま議題となっております議員提出議案第9号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に強く抗議し再発防止を求める意見書について、可決に賛成の立場から討論をします。  また、議員提出議案第10号、米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗議し、再発防止を求める意見書については、可決に反対の立場で討論をします。  沖縄で、また米軍基地あるがゆえの悲劇が起こりました。うるま市の20歳の女性が行方不明になっていた事件で、米空軍嘉手納基地の元海兵隊員の米軍属が死体遺棄容疑で逮捕されました。遺体が見つかったのは米海兵隊キャンプ・ハンセン近くの恩納村の雑木林で、容疑者は女性の首を絞め、ナイフで刺したと供述しています。これからの人生に夢と希望を抱いていただろう若い女性の命を無残にも奪った残虐な事件に激しい憤りを禁じ得ません。女性の無念さ、無事な帰りを願っていた家族らの心情を思うと胸が締めつけられます。  沖縄では、戦後71年、日本復帰からでも44年もの間、米軍基地あるがゆえの事件、事故が絶えず繰り返されてきました。県民は、米軍人、軍属などによる凶行の犠牲者になる危険と常に隣り合わせの生活を余儀なくされてきました。  1972年の復帰から2015年末までの米軍関係者による犯罪の検挙状況は5,896件に上ります。このうち殺人、性的暴行、強盗、放火といった凶悪犯は574件と1割近くを占めています。国土面積のわずか0.6%の沖縄に、在日米軍専用基地面積の約75%が集中している異常な事態が背景にあることは間違いありません。  安倍晋三首相は、沖縄の基地負担軽減を繰り返していますが、日米首脳会談で厳重な抗議、再発防止など述べるだけで、県民の多くが望んでいる基地撤去はおろか、最小限の緊急要求である日米地位協定の見直しも提起しませんでした。オバマ大統領も遺憾としながら謝罪の言葉がなく、日米地位協定の見直しも否定しました。日米地位協定は米軍人、軍属による公務中の事件の第一次裁判権を米側に与えるなど、在日米軍にたくさんの治外法権的特権を与え、そのことが米軍人、軍属による犯罪が絶えない重大な土壌となっています。そうした屈辱的な日米地位協定の見直しは、沖縄県民が島ぐるみで願っていることです。沖縄県民の心に寄り添うと言いながら、この切実な願いに背を向ける態度は許しがたいと言わなければなりません。  同じ敗戦国のドイツでは、日本と違って必要なときには米軍基地への立ち入りもできます。警察権の行使もできます。演習や訓練では事前の政府の承認も必要になります。なぜ日本でそれができないのか。  さらに、イギリス人ジャーナリストのジョン・ミッチェル氏が情報公開請求で米国政府から入手した資料によると、米海兵隊の県民蔑視の新兵研修が行われていることが明らかになりました。在沖縄米海兵隊の文書は、沖縄の世論は論理的というより感情的。二重基準、責任転嫁、本土側の罪の意識を沖縄は最大限利用するなどと県民蔑視の内容が記されています。在沖縄海兵隊が新兵に対して沖縄県民蔑視の教育をやっていて、どうして犯罪がなくなるのでしょうか。これが今厳しく問われなければなりません。  沖縄の米軍関係者の事件、事故をめぐる歴史が示しているのは、幾ら米政府や軍が謝罪し、再発防止や綱紀粛正を約束しても守られたためしはないということです。  ことし3月に米海兵隊キャンプ・シュワブの米軍人が那覇市で、寝込んでいて抵抗できない女性に性的暴行を加えたとして逮捕された事件でも、日本政府は米側に再発防止を申し入れていました。今回の事件はその直後に起きました。米軍基地がある限り、今後も犠牲者が出るおそれは避けられない。今回の事件を受けて、沖縄からほうはいとしてわき上がっている声です。米軍の再発防止策に限界があるなら選択肢は1つしかない。基地の撤去しかありません。本来、基地撤去こそ米軍犯罪根絶の唯一の解決策です。  沖縄では19日、被害者を追悼し、海兵隊員の撤退を求める県民大会が開催されました。炎天下、主催者の予想を上回る約6万5,000人が参加しました。未来ある命を奪われた20歳の女性を追悼し、日米両政府に改めて謝罪と完全補償を求め、二度と悲劇を繰り返さないため米海兵隊の撤退を迫りました。大会決議では、基地あるがゆえに絶え間なく引き起こされる米兵による事件や事故に県民の怒りと悲しみは限界を超えたとしています。  県民大会であいさつした翁長雄志知事は、21年前の少女暴行事件にも触れながら、政治の仕組みを変えることができなかったことは政治家として痛恨のきわみと語り、沖縄に基地を押しつけてきた日米両政府の壁を突き崩す決意を表明しました。  現在、沖縄に駐留する米軍の主力は海兵隊です。沖縄の海兵隊は第3海兵遠征軍という名称が示すように、海外侵攻、殴り込み専門部隊であり、日本防衛の任務を持っていません。実戦のために激しい訓練を繰り返す海兵隊は、沖縄での米軍犯罪の温床です。大会決議が県民の人権と命を守るためには、米軍基地の大幅な整理縮小、中でも海兵隊の撤退は急務であると強調しました。本来、沖縄の米軍基地の抜本的縮小、撤去に踏み出さない限り、基地あるがゆえの犯罪は決してなくなりません。  議員提出議案第9号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に強く抗議し再発防止を求める意見書は、沖縄県及び県民の声に真摯に耳を傾け、米軍人、軍属等の犯罪を根絶するために米国政府と協議するとともに米軍基地の整理縮小、日米地位協定の見直しを視野に入れた再発防止対策を強く求めるものであります。今回の意見書には、新基地建設反対や海兵隊の撤退を求める表現はありません。この意見書の内容は、都内6議会で全会派一致等で可決されています。沖縄県議会では、日米地位協定の抜本改定、米海兵隊の撤退を求める意見書、抗議決議を公明党も含めて可決されています。それなのに、なぜ豊島区議会では同意することができないのか、本当に残念でなりません。改めて可決することを求めるものであります。  先ほど提出された自民党と公明党の共同提案、議員提出議案第10号、米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗議し、再発防止を求める意見書について述べます。
     表題は似ていますが、内容は似て非なるものです。再発防止策を早急に構築すること、日米地位協定のあり方を再検討するとともに、基地の整理縮小を進め、ひいては沖縄と米軍の関係を改善していくことを強く要望するとしています。  日米地位協定のあり方の再検討や沖縄と米軍の関係を改善することで再発防止をできるものではありません。これまで綱紀粛正、徹底した再発防止などというのは、この数十年、何百回も聞かされたが、現状は全く変わらなかったのであります。  先ほども述べましたが、米軍人、軍属の犯罪が繰り返される要因は、基地あるがゆえの問題に加え、日米地位協定という特権的な状況があり、軍人、軍属が占領意識を持って県民を見ていることが大きいのです。在日米軍に治外法権的な特権を保障している屈辱的な日米地位協定の抜本的見直しは軍人、軍属らの犯罪を防止する上でも不可欠です。  昨日、6月23日の沖縄は、第2次大戦末期の沖縄戦で日本軍の組織的な抵抗が終わったとされる慰霊の日です。糸満市の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式を開きました。平和宣言で翁長知事は、悲惨な戦争の体験が平和を希求する沖縄の心の原点とし、その心をよりどころに、復興と発展の道を歩んできたと述べました。沖縄戦で県民の4人に1人が犠牲になった沖縄にこれ以上の基地負担押しつけは許されません。今こそ沖縄の民意と連帯しようではありませんか。  よって、議員提出議案第9号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に強く抗議し再発防止を求める意見書について、直ちに可決することを求めます。  また、議員提出議案第10号、米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗議し、再発防止を求める意見書については、可決に反対することを求めて討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(竹下ひろみ) 次に、7番議員より発言がございます。    〔松下創一郎議員登壇〕(拍手) ○7番(松下創一郎) 私は、ただいま議題とされております議員提出議案第10号、米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗議し、再発防止を求める意見書について、可決に賛成の立場から討論を行います。  本事件は、沖縄県うるま市在住の20歳の女性が遺体となって発見され、5月19日、米軍属の元海兵隊員が逮捕されたものです。沖縄における米軍関係者による事件は、これまでも平成7年の少女暴行事件、平成14年の強制わいせつ未遂事件等、さまざまなものが報道されており、沖縄における米軍のあり方は、国土防衛の意義とともに、そのたびに議論されてまいりました。  そしてまた、このたびの事件は、その凶悪性、残虐性、また利己性が際立つ事件であり、言うまでもなく同様事件の再発は何としても防がなければならないものであります。  一方で、沖縄において米軍関係者は平成23年現在4万7,000人居住しており、沖縄県の人口140万人と比しても相当の割合を占めていると言えます。在沖縄米軍関係者全員がこのような犯罪行為に手を染める可能性が高いかと言えば、決してそうではありません。今般の事件後、容疑者逮捕後に多くの在沖縄米軍関係者が国道沿いに立って、事件についての謝罪や慰霊の言葉を記したプラカードを手に、こうべを垂れるという行動をとったことも事実であります。  また、沖縄県内で発生した凶悪犯罪の件数を全体の件数と米軍関係者によるものの件数で比較した場合、沖縄県民人口と米軍関係者数の比率と大差ないという統計もあり、先ほど申し上げた人口比で約3.3%でありますが、凶悪犯罪に占める米軍関係者の関与の率は平成26年で約1.7%、平成27年で約4.4%と有意な傾向はありません。米軍基地は、今回の事件のように凶悪犯罪件数の増加には起因してしまっているものの、その主因となっているわけではないのであります。  今回の事件は、一個人が起こした事件ではありますが、軍属という立場から米軍には強く抗議し、また、再発防止に向けて対策を講じなければなりません。在日米軍の駐留に関しては、日米地位協定において規定されており、被疑者の身柄引き渡しや労務の需要の充足等、今回の事件ともかかわる部分が多く見られますが、この見直しも視野に入れながら、沖縄と米軍の関係性を改善していく必要があります。  以上により、議員提出議案第10号、米軍属の元海兵隊による女性死体遺棄事件に抗議し、再発防止を求める意見書については可決されるべきものと考えます。  以上で、討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(竹下ひろみ) 討論を終わります。  これより採決に入ります。  まず、議員提出議案第9号について採決いたします。  本議案について、原案を可決することに賛成の方は御起立願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(竹下ひろみ) 御着席願います。  起立少数と認めます。  よって、議員提出議案第9号は否決されました。 ──────────────────────────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 次に、議員提出議案第10号について採決いたします。  本議案について、原案を可決することに賛成の方は御起立願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(竹下ひろみ) 御着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議員提出議案第10号は原案が可決されました。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 最後に、陳情の付託について申し上げます。  ただいまお手元に御配付いたしました陳情8件は、付託表に記載のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。  それでは、付託表を局長に朗読いたさせます。 ○事務局長(栗原 章) 陳情付託表。平成28年6月24日。受理番号、件名、付託委員会。28陳情第7号、千葉県柏市のように被害者ケアも含めた振り込め詐欺防止の区条例制定を求める陳情、総務委員会。28陳情第8号、外国籍の認知症患者や、タバコの火を消すことを忘れてしまう日本人の愛煙家の禁煙サポートに、もっと区が積極的な対策を講じることを求める陳情、同第9号、小笠原村のようなシロアリ侵入防止条例の制定を求める陳情、同第13号、旅館業法改正及び民泊の対応についての陳情、以上、区民厚生委員会。28陳情第6号、「羽田空港増便による都心および豊島区上空の飛行ルート計画」を強行しないよう求める陳情、同第10号、豊島区の木造住宅の耐震改修補助事業で、横浜市のように偏心率0.15以下となるように努力目標を入れることを求める陳情、同第12号、羽田空港増便計画による航空機の豊島区上空低空飛行ルート計画を強行せず丁寧な説明を行う事を求める陳情、以上、都市整備委員会。28陳情第11号、先に豊島区議会で採択された「27陳情第19号 吉村辰明区議会議員の違法寄付行為についての真相究明を求める陳情」について、「真相究明の結果」及び「不起訴になったといわれる証」を豊島区議会の記録に残すことを求める陳情、議会運営委員会。  以上でございます。 ───────────────────◇──────────────────── ○議長(竹下ひろみ) 以上で、本日の日程全部を終了いたしました。  本日は、これをもって散会といたします。    午後5時14分散会...