豊島区議会 2014-12-05
平成26年第4回定例会(第18号12月 5日)
平成26年第4回定例会(第18号12月 5日) 平成26年豊島区
議会会議録第18号(第4回定例会)
平成26年12月5日(金曜日)
議員定数 32名
出席議員 32名
1 番 西 山 陽 介
2 番 根 岸 光 洋
4 番 小 林 弘 明
5 番 古 堺 稔 人
6 番 関 谷 二 葉
8 番 村 上 典 子
9 番 高 橋 佳代子
10 番 辻 薫
11 番 中 田 兵 衛
13 番 磯 一 昭
14 番 細 川 正 博
15 番 森 とおる
16 番 儀 武 さとる
17 番 藤 本 きんじ
める陳情
・同 第32 同 第16号 3月11日福島第一
原子力発電所事故から漏れ出してい
る
放射線物質の長期化により空気や水、食糧の汚染から、
外部被曝、体内被曝に怯えることのない暮らしを取り戻
すための防護・安全・確保についての陳情
・同 第33 同 第21号 放射能から
子ども達を守るため食品検査及び砂場と園庭
の除染を求める陳情
・同 第34 同 第23号 非核三原則の法制化を求める
意見書採択に関する陳情
・同 第35 同 第24号 放射能から
子ども達を守るため食品検査及び砂場と園庭
の除染を求める陳情
・同 第36 24陳情第4号
人権救済機関設置法案について反対の意見書を政府に提出
する決議を求める陳情
・同 第37 同 第12号 食材からの内部被曝を防ぐために「
放射性物質汚染対処
特措法」に基づく「
汚染状況重点調査地域」の指定され
た地域の食材を
豊島区内の保育園、小中学校の給食食材
に使用する場合の事前の安全確保の
態勢づくりの陳情
・同 第38 同 第13号 子どもを
内部被ばくから守る安心安全のための対策につ
いての陳情
・同 第39 25陳情第11号 豊島区新庁舎の「全面禁煙」を求める陳情
・同 第40 同 第15号 新庁舎建設に伴う分煙施設の設置についての陳情
・同 第41 同 第18号 現庁舎地・公会堂地への「新ホール」等の建設計画(案)
の区民説明を求める陳情
・同 第42 26陳情第38号
豊島区役所のみなさんに
性同一性障害をはじめとするセ
クシュアルマイノリティの現状を理解し、さらに施策に
活かしていただくことを求める陳情
・同 第43 25陳情第9号 婚姻歴のない母子家庭の母についても税法上の「寡婦」と
みなし控除を適用し、窮状を救うため手を打つように求め
る陳情
・同 第44 26陳情第3号 東京都の
大気汚染医療費助成制度の存続を求める意見書提
出を求める陳情
・同 第45 同 第27号
区役所職員による
豊島区民に対する
差別的扱いについて
再考をお願いする陳情
・同 第46 同 第39号
豊島区内の
介護保険施設において、
LGBT当事者が安
心してサービスを受けられるように配慮を求める陳情
・同 第47 24請願第1号
コミュニティバスの運行を要請する請願
・同 第48 同 第2号 駒込地域に
コミュニティバスの運行を求める請願
・同 第49 同 第5号 長崎5丁目
日立ハウス跡地に194戸
賃貸ワンルームマン
ションを建設する事に対し、住民の訴えを極力取り上げる
よう施工主に働きかけて頂くことについての請願
・同 第50 26請願第12号 豊島区
東部駒込地域に
コミュニティ・バスの導入を求め
る請願
・同 第51 24陳情第1号 上池袋と大塚間の
コミュニティバス運行を求める陳情
・同 第52 同 第5号 「岩手県、宮城県
震災廃棄物(
放射性廃棄物瓦礫)を焼却
処分する23区内すべての
清掃工場で「試験焼却」を実施
し、安全確認ができるまで、「凍結」を求め、
清掃工場の
周辺「土壌調査と
放射性物質への24時間モニタリング」
体制実施」についての陳情
・同 第53 同 第7号 自転車の安全利用に関する陳情
・同 第54 同 第11号
広域震災廃棄物(
放射性廃棄物瓦礫)
豊島清掃工場を含
む東京二十三区清掃一部事務組合による
震災廃棄物(放
射
性廃棄物瓦礫)焼却に対する住民の「健康被害の予報
処置」と
広域震災廃棄物(
放射性廃棄物瓦礫)瓦礫処理
見直しの陳情
・同 第55 25陳情第21号 「
容器包装リサイクル法を改正し、発生抑止と再使用を
促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求
める陳情
・同 第56 26陳情第2号
造幣局宿舎跡地を
多目的広場として利用を求める陳情
・同 第57 同 第12号 「資源化可能な紙類の焼却工場への
搬入禁止条例制定」
の陳情
・同 第58 同 第36号 宮坂周辺の
都市計画に関する陳情
・同 第59 同 第40号
豊島区営住宅の
入居申込みにおける
同性カップルの扱い
について、更なる検討を求める陳情
・同 第60 23請願第4号
保育制度改革に関する
意見書提出を求める請願
・同 第61 同 第7号 豊島区の
保育環境向上を求める請願
・同 第62 26請願第8号
労働者保護ルールの見直しに関する
意見書採択を求める請
願
・同 第63 同 第10号 「安定した雇用の実現を政府に求める意見書」に係る請
願
・同 第64 23陳情第9号 豊島区在住の子ども(未就学児童、児童、生徒)に対する
被曝許容放射線量1
ミリシーベルト基準の宣言と
豊島区内
ホットスポット実態調査。並びに保育園、幼稚園、小学校
の給食における食材安全の確認と確保。保育園・幼稚園・
小学校・中学校の2011年
夏季プール安全確保について
の陳情
・同 第65 同 第10号
地方消費者行政充実のための国による支援についての陳
情
・同 第66 同 第12号
勤労福祉会館当局の
会場予定不当取消しについての陳情
・同 第67 同 第14号 豊島区で安心して子育てできる
放射能対策についての陳
情
・同 第68 同 第15号
区立小中学校の
救援センター機能維持・充実のため、開
放
管理員業務の区直営を維持することについての陳情
・同 第69 同 第19号 西巣鴨第二
保育園民営化に関する陳情
・同 第70 24陳情第2号 池袋本町
地区校舎併設型小中連携校の建築計画の見直しを
求める陳情
・同 第71 25陳情第4号
豊島区立図書館の開館時間・休館日についての陳情
・同 第72 同 第20号
就学援助制度の改善を求める陳情
・同 第73 26陳情第20号 豊島区の
学童クラブの充実を求める陳情
・同 第74 同 第37号 性別違和(
性同一性障害)の子どもも同性愛の子どもも
共に安全・安心して学べる
学校づくりを求める陳情
・同 第75 26請願第7号 豊島
区議会議員の定数を削減しないことを求める請願
・同 第76 25陳情第5号 平成23年豊島区議選における
公選法違反(買収)事件の
真相究明・公表と再発防止を求める陳情
・同 第77 26陳情第32号 陳情には本人陳述ができない制度についての陳情
・同 第78 定例会・臨時会の会期等に関する事項
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追加議事日程(1)
・
追加日程第1 豊島区
議会議会運営委員の
補充選任について
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追加議事日程(2)
・
追加日程第2
議員提出議案第10号
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続を
求める意見書
・同 第3
議員提出議案第11号
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充
等を求める意見書
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追加議事日程(3)
・
追加日程第4 第106号議案 豊島区
監査委員の選任について
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会議に付した事件
・
会議録署名議員の指名
・
石川大我議員の辞職の報告
・日程第1から第78まで
・
追加日程第1から第4まで
・各委員会副
委員長互選結果の報告
・会議時間の延長
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午後4時12分開議
○議長(
本橋弘隆) これより本日の会議を開きます。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆)
会議録署名議員を御指名申し上げます。9番
高橋佳代子さん、10番辻薫さん、11番中田兵衛さん、以上のお三方にお願いいたします。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) この際、御報告申し上げます。
12月2日、
石川大我さんが平成26年12月14日執行の
衆議院議員選挙に立候補の届け出をされたことに伴い、同日付をもって
公職選挙法第90条の規定により
区議会議員の職を辞されましたので、これを御報告申し上げます。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) この際、日程の追加についてお諮りいたします。
石川大我さんが職を辞されたことに伴い、
議会運営委員の欠員を補充するための委員の選任を行わなければなりません。
よって、
議会運営委員の
補充選任についてを本日の日程に追加し、
追加日程第1として直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆)
追加日程第1を議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 豊島区
議会議会運営委員の
補充選任について。
○議長(
本橋弘隆)
議会運営委員の
補充選任については、本区
議会委員会条例第5条第1項の規定により、山口菊子さんを御指名いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、
議会運営委員の
補充選任については、議長指名のとおり決定いたしました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) この際、議事の都合により暫時休憩いたしたいと存じます。
なお、休憩中に委員会を招集いたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。
午後4時15分休憩
───────────────────◇────────────────────
午後4時32分再開
○議長(
本橋弘隆) 休憩前に引き続き会議を開きます。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) この際申し上げます。
本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) それでは、副委員長の互選結果を局長に報告いたさせます。
○
事務局長(
佐藤正俊)
区民厚生委員会、副
委員長里中郁男議員。豊島副
都心開発調査特別委員会、副
委員長村上典子議員、以上でございます。
○議長(
本橋弘隆) 報告を終わります。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) これより日程に入ります。
本日の既定日程の案件については、既に
審査報告書及び継続審査申出書の写しをお手元に配付してございますので、御了承願います。
日程第1から第6までを一括して議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第76議案、豊島区
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例外5議案、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) 6議案について、
総務委員長より報告がございます。
〔
竹下ひろみ議員登壇〕
○23番(
竹下ひろみ) 第76号議案から第81号議案について、
総務委員会の
審査報告を申し上げます。
第76号議案、豊島区
附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例は、豊島区
国際アート・
カルチャー都市懇話会を
附属機関として設置するとともに、同
懇話会委員の報酬を定めるものであり、公布の日から即日施行するものであります。
第77号議案、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例は、同条例の全部を改正し、通勤手当、
超過勤務手当及び夜勤手当の支給を可能とするなど、
非常勤職員制度を全面的に改めるものであり、平成27年4月1日から施行するものであります。
第78号議案、豊島区
附属機関の構成員の報酬及び
費用弁償に関する条例は、
附属機関の構成員の報酬及び
費用弁償について、一般的な
非常勤職員制度とは別の条例で規定するものであり、平成27年4月1日から施行するものであります。
第79号議案、豊島区
行政情報公開・
個人情報保護審議会条例の一部を改正する条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の施行に伴い、豊島区
行政情報公開・
個人情報保護審議会の所掌事項に
特定個人情報保護評価制度に関する事項を加えるものであり、公布の日から即日施行するものであります。
第80号議案、職員の
配偶者同行休業に関する条例は、職員の
配偶者同行休業の制度を定めるとともに、規定の整備を図るものであり、公布の日から即日施行するものであります。
第81号議案、豊島区
危険ドラッグその他の
危険薬物撲滅条例は、区民等の生命、身体及び生活の安全を害する危険薬物に関して、建物を他人に提供しようとするものや建物の
区分所有者に当該提供に係る契約及び建物の
管理規約等の策定に当たっての責務など、区及び区民等が取り組むべき措置を定め、区民等の安全で平穏な生活を確保しようとするものであり、平成27年3月1日から施行するものであります。
本委員会は、以上の6議案について、慎重に審査した結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、報告を終わります。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 第76号議案から第81号議案までの6議案は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますので、お諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第76号議案から第81号議案までの6議案は、
総務委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、これら6議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第7から第13までを一括して議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第82号議案、
豊島区立豊島区民センター条例の一部を改正する条例外6議案、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) 7議案について、
子ども文教委員長より報告がございます。
〔
永野裕子議員登壇〕
○18番(永野裕子) 第82号議案から第88号議案までの7議案について、子ども文教委員会の
審査報告を申し上げます。
第82号議案、
豊島区立豊島区民センター条例の一部を改正する条例は
豊島区民センターに、第83号議案、
豊島区立生活産業プラザ条例の一部を改正する条例は生活産業プラザにそれぞれ会議室を新設することに伴い、使用料を定めるものであります。これら2議案に係る改正条例は、いずれも平成27年4月1日から施行するものであります。
第84号議案、
豊島区立体育施設条例の一部を改正する条例は、区民のより一層の健康増進を図るため、体育施設の利用について区民優先を明確化するとともに、温水プールとトレーニングルームの使用料を改定するものであります。改正条例は平成27年4月1日から施行するものであります。
第85号議案、
豊島区立子ども
スキップ条例の一部を改正する条例は、子どもスキップ千早の新設に伴い、これを条例に加えるとともに、附則において、千早児童館及び千早児童
学童クラブを廃止するものであります。改正条例は、子どもスキップ千早を加える規定については平成27年4月1日から、その他の規定は公布の日から施行するものであります。
第86号議案、豊島区保育の実施及び費用の徴収に関する条例の一部を改正する条例及び第87号議案、
豊島区立子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例の両議案は、いずれも児童福祉法の一部改正に伴い、所要の規定を整備するものであります。これら2議案に係る改正条例は、平成27年1月1日から施行するものであります。
第88号議案、
豊島区立保育所条例の一部を改正する条例は、要町保育園分園の廃止及び高松第一保育園の民営化のため、条例の一部を改正するものであります。改正条例は、平成27年4月1日から施行するものであります。
本委員会は、以上の7議案について、慎重に審査した結果、第85号議案及び第88号議案については賛成多数により、その他の5議案については異議なく可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、報告を終わります。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 第82号議案から第88号議案までの7議案は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
まず、第85号議案について採決いたします。
本議案について、
子ども文教委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、第85号議案は原案が可決されました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、第88号議案について採決いたします。
本議案について、
子ども文教委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、第88号議案は原案が可決されました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、ただいま議決いたしました2議案を除く5議案について採決いたします。
これら5議案は、
子ども文教委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、これら5議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第14を議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第89号議案、建物の買入れについて、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) 本議案について、
総務委員長より報告がございます。
〔
竹下ひろみ議員登壇〕
○23番(
竹下ひろみ) 第89号議案、建物の買入れについて、
総務委員会の
審査報告を申し上げます。
本案は、
豊島区役所新庁舎の開設のために、南池袋二丁目A地区市街地再開発組合と建物及び敷地に関する権利を買い入れる契約をするものであります。
本委員会は、慎重に審査した結果、賛成多数により原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、報告を終わります。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
この際、第89号議案について、16番議員、24番議員及び5番議員より討論の通告がございましたので、順次これを許可いたします。
まず、16番議員より発言がございます。
〔儀武さとる議員登壇〕(拍手)
○16番(儀武さとる) 私は、日本共産党豊島区議団を代表して、ただいま議題とされています第89号議案、建物の買入れについて、後ほど上程されます第102号議案、平成26年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)に対し、可決に反対の立場から討論を行います。
第89号議案、建物の買入れについては、庁舎、駐車場、駐輪場の保留床を専有面積として、敷地に関する権利は共有持ち分とし、南池袋二丁目A地区市街地再開発組合から135億9,403万8,708円で買い入れようとするものです。
第102号議案、平成26年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)は、教育費など一部にいいものもありますが、主なものは、新庁舎買い入れの財源として財政調整基金から110億円、公共施設再構築基金から25億9,400万円取り崩し、再開発組合に支払うために補正するものであります。
我が党は、この新庁舎建設については、当初より、市街地再開発の手法で行うことにより、情報公開が不十分であるとともに、マンションなどとの合築建物で権利関係が複雑になること、民間の不動産市況に左右される不安定な資金計画であること、新庁舎建設を起爆剤とした大型開発中心のまちづくりは区財政を破綻に導くことになることなど指摘し、反対してきました。
以下、議案に反対する理由について述べます。
反対する理由の第1は、保留床を高く買わされる問題についてです。
11月13日の副
都心開発調査特別委員会では、再開発組合の余剰金があるため、事業計画を変更し、権利床の床価格を減額するので、区は2億7,231万2,000円の権利床交付金を2015年10月以降に再開発組合から交付されると報告がありました。一方、保留床の価格は減額されない仕組みとなっているとのことです。
区は、権利床をふやすことができないので、お金でもらうから同じことだと答弁しましたが、それはごまかしです。本来、もっと多く権利床がもらえるはずであり、保留床を減らし、保留床購入費を減らすことができたはずです。
新庁舎専有面積2万5,573.46平米のうち権利床分は1万741.77平米で、割合は42%、保留床分は1万4,831.69平米、58%です。当初の権利床の平米単価は79万3,000円、保留床の平米単価は81万6,000円です。権利床を多く取得すれば保留床が少なくなり、取得費は安くなるはずです。
そもそも区の土地は全体敷地の約6割あったにもかかわらず、等価交換ではなく、超高層分譲マンションであればあるほど、権利変換で土地の区分所有は少なくなるのが再開発の手法です。
第2は、今回の保留床購入費に充てる財調基金、公共施設再構築基金は、区民の福祉、暮らしを削ってつくったものだということです。
今回の補正予算の内容は、今年度、保留床購入費として135億9,400万円を再開発組合に支払うために、財調基金から110億円、公共施設再構築基金から25億9,400万円を取り崩すものです。
日本共産党区議団の2014年区政アンケート調査結果では、この1年で生活が苦しくなったが53%、よくなったはわずか3%でした。生活が苦しくなった理由として、住民税や健康保険料、介護保険料の負担が重くなったが全体の65%、また、これ以上の負担増に耐えられないは77%、前回より3.1ポイントも増加しています。区民の暮らしが一層深刻になっているのは明らかです。
2013年度決算でも指摘しましたが、認可保育園の待機児童や特養ホームの待機者、学校改築の先送りなど、区民需要にこたえないで、26億円の決算余剰金を財政調整基金に積み増し、現在の残高は128億円となったのであります。区はわざわざ条例改正し、決算剰余金の全額を財調基金に積み増しするようにしたのです。保留床を購入するために財調基金にため込んだのであります。
第3に、区長は税金を使わない、借金をしないと言って新庁舎建設を進めてきましたが、その資金計画は完全に破綻し、今後の区財政に深刻な影響を与えることについてです。
区長は、新庁舎建設を税金を使わない、借金をしないと言って進めてきました。2008年の整備方針では、公会堂や区民センターを建てかえても10億円の黒字となると言っていました。2010年には25年分貸付料一括受け取りは143億円に大幅に下がりましたが、区は一括受け取り年数を35年にすれば182億円になるから大丈夫などと言ってごまかしてきたのです。さらに、昨年6月、区長は突然新ホール整備を発表し、公会堂は2倍以上の面積の劇場ホールに変質し、費用も50億円となりました。それだけにとどまらず、区民センター改築と一体の生活産業プラザ改修に約44億円、中池袋公園改修に約3億円、周辺区道整備に約17億円、総額114億円の現庁舎地活用及び周辺整備を進めようとしています。
これらによって、新たな文化とにぎわい拠点をつくることを目的として価値を上げるというものですが、141億円の収入を得るために114億円の税金を投入するということであります。114億円の中には起債が64億円も含まれており、税金を使わない、借金をしないという区の資金計画は完全に破綻しています。
新庁舎建設費は、今回議案となっている保留床購入費、設備造作の追加費用、第1回6億7,600万円、第2回4億1,000万円の計135億9,403万8,708円に解体、引っ越し代、初度調弁を合わせ、約147億円になります。当初は141億円の予定でしたから、6億円もふえています。部長は再開発組合から清算金が入るからとんとんになるなどと答弁しましたが、筋が違うのであります。
区は、現庁舎地等の定期借地権の地代収入は141億円が目標額だとしています。委員会で区は、言葉ではなく、目力で141億円は最低だと民間事業者に伝えたと答弁しましたが、言語道断であります。現時点でも、地代収入が幾らになるのか全く不透明なのです。しかも、地代の受け取りは最大5年後になる可能性もあるのです。
さらに、昨今の労務単価、建築資材の高騰などにより、新ホールなどの建築コストが大幅にふえる可能性もあります。このまま計画を実行すれば、区財政に深刻な影響を与え、区民需要をさらに圧迫することになりかねません。
よって、第89号議案、建物の買入れについて並びに第102号議案、平成26年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)を可決することに反対をします。
以上で討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
本橋弘隆) 次に、24番議員より発言がございます。
〔村上宇一議員登壇〕(拍手)
○24番(村上宇一) 私は、自由民主党豊島区議団を代表いたしまして、ただいま議題とされております第89号議案、建物の買入れについて、第102号議案、平成26年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)に賛成の立場から討論をいたします。
第89号議案は、新庁舎の移転を予定しております南池袋二丁目45番1号に建設中の再開発建物の一部を買い入れるものでありまして、本庁舎として必要な2万5,573.46平米のうち、日出小学校跡地等の土地と建物の権利返還分を除く約58%の部分と庁舎専用の駐車場等を再開発組合から買い入れるものであります。
この新庁舎への移転につきましては、既に平成22年第4回定例会において、豊島区の区議会史上初めてとなる
出席議員の3分の2以上という特別多数議決により既に決定をしておりますが、今回の建物の買い入れの議案の議決により、名実ともに新庁舎への移転が実現するという大変重要な議案であります。
この本庁舎建てかえにつきましては、長い苦難の歴史がありまして、今からさかのぼること30年ほど前、当時既に老朽化と狭隘化が問題となり、昭和63年から庁舎建設基金を設置し、基本計画、実施設計と進み、事業費も公会堂を含み460億円という遠大な計画でございました。しかしながら、バブル経済の崩壊に伴う区財政の悪化を受け、平成8年に残念ながらこの計画の凍結を余儀なくされたのであります。その後も財政状況は好転することなく、本庁舎の建てかえは不安を抱えたまま、遠い将来まで不可能になったとだれもが考えておりました。
その間、行政需要の増大により、庁舎はますます手狭になり、老朽化もどんどん進んでまいりました。そのような状況の中、平成17年ごろより、区の土地資産を活用し、税金を使うことなく新庁舎を建てるという案が現高野区長から提案をされ、半信半疑ではありましたが、一筋の希望の光が見えたことを今でも強く記憶しておるところでございます。
我が会派といたしましても、この計画に賛同し、平成22年11月には、区民センター文化ホールにおいて、自由民主党豊島区議団主催の自治推進の拠点である新庁舎建設推進区民の集いを実施するなど、新庁舎の実現を強力にバックアップをしてまいりました。その後、この計画はさまざまな面から検討が図られ、新庁舎の機能面からも肉づけされ、ハード面、ソフト面をともに全国の自治体に誇れる庁舎になったものと実感をしております。
まずその1点目は、今、全国の庁舎で一番関心の高まっている防災対策です。
本区の新庁舎の建物は、日本の最新の建築技術が随所に取り入れられ、中間免震装置や高強度のコンクリートにより、万全の構造となっております。また、新庁舎の整備を機に総合防災システムが導入されることになっており、これまで豊島区の最大の弱点であった防災対策本部機能が飛躍的に改善されることになりました。
次の点は、区民の皆様が最も多く利用される3階の総合窓口、4階の福祉総合フロアの充実です。
これまでさまざまな手続、相談で来庁された区民の皆様には、繁忙期には長い時間立ってお待ちいただくという非常に情けない状況でありました。新庁舎におきましては、ゆったりとした待ち合いスペースが確保され、また、最新のITシステムの導入により手続処理時間の短縮が図られます。土日開庁、コールセンターの開設とあわせ、区民の皆様にとっての利便性は飛躍的に向上いたします。
また、我々議会の本丸である本会議場も明るく開放的な設計となっており、傍聴者の方々が見やすいように左右側面からの傍聴席となっております。さらに、議会が開催されていないときには、区民の皆様が参加する大規模な区の会議や国際的な会議にも使用をできるようになっております。
このほか、新庁舎には、区民の皆様が手続以外にも気軽に立ち寄れる豊島の森などのエコミューゼやまるごとミュージアム、としまセンタースクエアなど、さまざまな工夫が盛り込まれ、新庁舎はまさに
豊島区民のためのシティホールになったものと確信をしております。
建設費の高騰により、全国の自治体の庁舎や大型公共施設の建設費が従来の1.5倍は当たり前という時代に、このような高機能な新庁舎が平成22年に策定された新庁舎整備推進計画に示された新庁舎整備費概算の約136億円の範囲内にほぼおさまる予定であるとの委員会での理事者の答弁を伺い、信じられない思いではあります。
高野区長を初め、関係理事者の先見性と、これまでの並々ならぬ御苦労に心から感謝をするとともに、一日も早い新庁舎での業務開始を熱望するものであります。
以上、第89号議案、建物の買入れについて、第102号議案、平成26年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)に賛成することを改めて表明して、討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
本橋弘隆) 最後に、5番議員より発言がございます。
〔古堺稔人議員登壇〕(拍手)
○5番(古堺稔人) 豊島区議会みんなの党、古堺稔人でございます。
私は、会派を代表して、ただいま議題となっております第89号議案、建物の買入れについて並びに第102号議案、平成26年度
一般会計補正予算(第8号)について、可決に反対の立場から討論を行います。
まずは、第89号議案、建物の買入れについてですが、現在整備中の新庁舎において、権利床の面積では不足する分を保留床として約136億円で再開発組合から購入する契約案件です。
この議案については、次に述べます2つの点から反対いたします。
まず1点目は、新庁舎を税金を使わず、借金もせずに整備するというスキームがほころんでいる点です。
現段階では新庁舎整備の財源対策として起債は行われておりませんが、今回の保留床購入において、現庁舎跡地活用による地代収入に先行して税金が投入されます。財政調整基金を110億円取り崩し、一たん庁舎等建設基金運用金の償還に充て、さらに公共施設再構築基金からも25億9,000万円余りを取り崩し、全額を再開発組合への支払いに充てるものです。
基金の取り崩しイコール税金を使うということです。地代収入による補てんが後から行われたとしても、この時点で税金を使わずに新庁舎を整備するというスキームは破綻していますので、事実と経過を区民の方々にきちんと開示すべきです。
2点目は、区から投入される税金が土地権利者の財産形成につながっている点です。
豊島区は保留床の購入者ではありますが、一方で、権利床を持つ土地権利者でもあります。先日の副都心委員会や
総務委員会の中で説明があったとおり、権利床の価格変更があり、建築費高騰の折でも現時点で約2億7,000万円の戻りが確定しており、最終的にはさらにふえることが予想されています。この事実をかんがみると、そもそも事業費の算定において、リスクを過大に評価し過ぎているものと考えます。建築費の上昇がなければ、さらにどれだけの戻りが発生していたのでしょうか。
再開発組合に個人が加入しているから絶対に破綻は許されないという理由があったとしても、余りにリスクヘッジし過ぎです。今回のこの再開発計画は従来のものとは違い、保留床購入経費として区の税金が直接投入されるわけですから、それが土地権利者や事業者のさらなる財産形成につながるのは公平という観点から見て問題です。改めて保留床の価格を見直し、覚書を再度交わした上で契約するのが区民の方々の利益につながるものと考えます。
よって、第89号議案、建物の買入れについて反対いたします。
続いて、第102号議案、平成26年度
一般会計補正予算(第8号)ですが、新庁舎保留床購入経費並びに設備造作等追加仕様分購入経費及び新庁舎の修繕積立一時金、共用部、専用部管理費の手当と、庁舎等建設基金運用金償還金として一般財源から財政調整基金を取り崩して繰り入れることが今回の補正のメインとなっています。また、そのほかに区民の方からの指定寄附金を財源とした読書活動推進事業経費と学校運営諸経費、学校配付予算が計上されています。
補正予算については、区民の方々の生活に直結する緊急の対応によるものが多いので、まずはこの補正予算を否決すると、区民の方々へのサービスの低下につながるものなのかを確認いたしました。答弁としては、指定寄附金をいただいた方の御厚意の実現が遅くなってしまうとのことでした。その点においては大変心痛い部分がありますが、そのほかに区民の方々へのサービス提供の低下につながらないということであれば、今回の補正予算は反対せざるを得ません。
これだけ大きな支出をなぜ当初予算ではなく補正予算で対応するのかは、ことし3月の予算特別委員会においても、また、第2回定例会での一般質問においてもただしました。本来であれば、当初予算において既定の金額は準備し、追加工事などを補正で対応すべきです。なぜそれができなかったのか。平成25年度の決算剰余金を財政調整基金に繰り入れた後でなければ、必要額に対応できなかったのです。そうでなければ、金額が金額だけに、そのために起債するか、大幅な事業の縮小を迫られたと考えます。
再開発組合への支払いは来年3月までには実行される予定です。その後の財政調整基金の残高は約20億円、公共施設再構築基金の残高は約11億円です。現庁舎跡地活用の地代収入は、おくれれば4、5年後になってしまう可能性があります。その間に万が一、首都直下地震が起こり、インフラが大きな打撃を受け、復旧・復興のための大規模な財政需要が発生したら、どのように対応するのでしょうか。
また、庁舎等建設基金運用金は今回110億円償還したとしても、80億円残っています。来年度以降で一たんはひもつきでない80億円を準備しなければ、その整理もできません。運用金190億円に現庁舎跡地活用収入が足りなければ、最終的に税金で処理をすることになるのでしょうか。収入より先にキャッシュが外部に出ていってしまうので、大変不安です。不確定な要素がある以上、今後計画されている新ホールなどの大規模な箱物投資を見直し、将来世代への負担を抑えるべきです。
以上、新庁舎整備経費に関連して述べましたが、今回の補正のメインが新庁舎保留床購入経費であり、その購入経費は区民の方々の利益という観点から見直すべきであると考えるので、この第102号議案、平成26年度
一般会計補正予算(第8号)についても反対いたします。
以上で、私の討論を終了いたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
本橋弘隆) 討論を終わります。
これより採決に入ります。
第89号議案について、
総務委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、第89号議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第15及び第16号を一括して議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第90号議案、
豊島区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定について外1議案、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) 2議案について、都市整備委員長より報告がございます。
〔西山陽介議員登壇〕
○1番(西山陽介) 第90号議案及び第91号議案について、都市整備委員会の
審査報告を申し上げます。
第90号議案、
豊島区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定については、駒込駅北自転車駐車場、巣鴨駅南自転車駐車場、巣鴨駅北自転車駐車場、巣鴨駅第三自転車駐車場、巣鴨駅北口白山通り自転車駐車場及び西巣鴨駅自転車駐車場について、公の施設として管理を行うため、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社を
指定管理者に指定するものであります。指定の期間は、平成27年4月1日から平成32年3月31日までの5年間であります。
第91号議案、
豊島区立目白庭園の
指定管理者の指定については、目白庭園について、公の施設として管理を行わせるため、共同事業体西武グループ環境パートナーズを
指定管理者に指定するものであります。指定の期間は、平成27年4月1日から平成32年3月31日までの5年間であります。
本委員会は、以上の2議案について、慎重に審査した結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、報告を終わります。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 第90号議案及び第91号議案の2議案は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第90号議案及び第91号議案の2議案は、都市整備委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、これら2議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第17を議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第92号議案、
豊島区立体育施設の
指定管理者の指定について、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) 本議案について、
子ども文教委員長より報告がございます。
〔
永野裕子議員登壇〕
○18番(永野裕子) 第92号議案、
豊島区立体育施設の
指定管理者の指定について、子ども文教委員会の
審査報告を申し上げます。
本案は、西巣鴨体育場、総合体育場及び荒川野球場について、公の施設として管理を行わせるため、共同事業体東京ドームグループを
指定管理者に指定するほか、池袋スポーツセンターについて、株式会社ピーウォッシュ・アズビル株式会社共同事業体を
指定管理者に、三芳グランドについて、日本テニス事業協会共同企業体を
指定管理者に、豊島体育館について、特定非営利活動法人豊島区体育協会を
指定管理者にそれぞれ指定するものであります。指定の期間は、いずれも平成27年4月1日から平成32年3月31日までの5年間であります。
本委員会は、慎重に審査した結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、報告を終わります。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 第92号議案は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第92号議案は、
子ども文教委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、第92号議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第18から第24までを一括して議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第94号議案、池袋第三
小学校改築工事請負契約について外6議案、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) 7議案について、
総務委員長より報告がございます。
〔
竹下ひろみ議員登壇〕
○23番(
竹下ひろみ) 第94号議案から第100号議案について、
総務委員会の
審査報告を申し上げます。
第94号議案、池袋第三
小学校改築工事請負契約については渡邊・歌特定建設工事共同企業体と、第95号議案、池袋第三
小学校改築に伴う
冷暖房換気設備工事請負契約についてはクリマ・菱サ特定建設工事共同企業体と、第96号議案、池袋第三
小学校改築に伴う
給排水衛生・消火・
ガス設備工事請負契約については経塚・パイプ特定建設工事共同企業体と、第97号議案、池袋第三
小学校改築に伴う
電気設備工事請負契約については愛工大興・唐沢特定建設工事共同企業体と条件つき一般競争入札を実施した結果、または随意契約の方法によりそれぞれ契約するものであります。
第98号議案、新
庁舎開設に伴う初度調弁(第1次)椅子等の買入れについては株式会社徳河と、第99号議案、新
庁舎開設に伴う初度調弁(第2次)片袖机等の買入れについて及び第100号議案、新
庁舎開設に伴う初度調弁(第3次)収納庫等の買入れについては株式会社丸正商店と、いずれも希望型指名競争入札を実施した結果、契約するものであります。
本委員会は、以上の7議案について、慎重に審査した結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、報告を終わります。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 第94号議案から第100号議案までの7議案は直ちに採決することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第94号議案から第100号議案までの7議案は、
総務委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、これら7議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第25を議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第102号議案、平成26年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) 本議案について、
総務委員長より報告がございます。
〔
竹下ひろみ議員登壇〕
○23番(
竹下ひろみ) 第102号議案、平成26年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)について、
総務委員会の
審査報告を申し上げます。
今回の歳入歳出補正予算の総額は247億2,325万8,000円で、これにより歳入歳出予算の総額は1,357億9,254万4,000円となるものであります。
歳出の内容として第2款総務費は、新庁舎保留床購入経費、新庁舎設備・造作等追加仕様分購入経費などを新たに計上するほか、本庁舎及び分庁舎等維持管理経費を追加計上するものであります。
第9款教育費は、学校運営諸経費の小学校費の学校配分予算を追加計上するものであります。
第11款、諸支出金は、庁舎等建設基金運用金償還金を追加計上するものであります。
以上に充てる歳入については、寄附金及び繰入金を計上するものであります。
このほか、債務負担行為の補正として、統一作業着購入経費などの限度額を新たに定めるものであります。
また、繰越明許費として発券・呼び出しシステム構築事業経費などを新たに定めるものであります。
本委員会は、慎重に審査した結果、賛成多数により原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で、報告を終わります。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 第102号議案は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第102号議案について、
総務委員長の
報告どおり、原案を可決することに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、第102号議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第26から第28までを一括して議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 26陳情第5号、
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充に関する陳情外2件、
委員会審査報告。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 26陳情第5号外2件は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
これら3件は、
区民厚生委員会の
報告どおり、決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、これら3件は
区民厚生委員会の
報告どおり決定いたしました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 日程第29から第78までを一括して議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 23請願第6号、豊島区の保育園における
放射能対策についての請願外49件、委員会継続審査申出。
○議長(
本橋弘隆) これより討論に入ります。
○21番(星 京子) 23請願第6号外49件は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
まず、26陳情第38号について採決いたします。
本件について、
総務委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、26陳情第38号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、26陳情第39号について採決いたします。
本件について、
区民厚生委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、26陳情第39号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、24請願第1号について採決いたします。
本件について、都市整備委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、24請願第1号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、24請願第2号について採決いたします。
本件について、都市整備委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、24請願第2号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、26請願第12号について採決いたします。
本件について、都市整備委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、26請願第12号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、24陳情第1号について採決いたします。
本件について、都市整備委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、24陳情第1号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、26陳情第36号について採決いたします。
本件について、都市整備委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、26陳情第36号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、26陳情第40号について採決いたします。
本件について、都市整備委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、26陳情第40号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 次に、25陳情第5号について採決いたします。
本件について、
議会運営委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、25陳情第5号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 最後に、ただいま議決いたしました9件を除く41件について採決いたします。
これら41件は、委員会の申し出どおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、これら41件は、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 続いて、日程の追加についてお諮りいたします。
ただいま、
議員提出議案として意見書2件が提出されました。
よって、これらを本日の日程に追加し、
追加日程第2及び第3として直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆)
追加日程第2及び第3を一括して議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊)
議員提出議案第10号、
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書外1議案。
○議長(
本橋弘隆)
議員提出議案第10号及び第11号について、36番議員より提案理由の説明がございます。
〔河野たえ子議員登壇〕
○36番(河野たえ子)
議員提出議案第10号、
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書について、提案者を代表し御説明申し上げます。
本案は、26陳情第31号、
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続について意見書の提出に関する陳情が採択されたことに基づき、提案するものであります。
以下、意見書文を朗読し説明にかえさせていただきます。
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書。
青色申告者を含む小規模事業者を取り巻く環境は、長期的な景気の低迷に続き、世界規模の経済状況の悪化により危機的かつ深刻な状況にあり、また、雇用不安の拡大、金融事情の悪化、後継者不足など、様々な危機にさらされています。
このような社会経済環境の中で、小規模事業者は厳しい経営を強いられ、家族を含めてその生活基盤は圧迫され続けている現状にあります。
また、小規模事業者のみならず多くの都民が、税や社会保険などの負担の増加にあえいでいる実態にあります。
小規模住宅用地に対する
都市計画税を2分の1とする軽減措置は、都民の定住確保と地価高騰に伴う負担の緩和を目的として昭和63年度に創設されて以来、多くの都民と小規模事業者が適用を受けています。
小規模非住宅用地に対する
固定資産税及び
都市計画税を2割減額する減免措置は、過重な負担の緩和と中小企業の支援を目的として平成14年度に創設されて以来、多くの都民と小規模事業者が適用を受けています。
商業地等における
固定資産税及び
都市計画税について負担水準の上限を65%に引き下げる減額措置は、負担水準の不均衡の是正と過重な負担の緩和を目的として、平成17年度に創設されて以来、多くの都民と小規模事業者が適用を受けています。
この厳しい環境下において、東京都独自の施策として定着しているこれらの軽減措置が廃止されることとなると、小規模事業者の経営や生活はさらに厳しいものとなり、ひいては地域社会の活性化のみならず、日本経済の回復に大きな影響を及ぼすことにもなりかねません。
よって、豊島区議会は、東京都に対し、次の事項について強く要望します。
記。1、小規模住宅用地に対する
都市計画税を2分の1とする軽減措置を、平成27年度以後も継続すること。
2、小規模非住宅用地に対する
固定資産税及び
都市計画税を2割減額する減免措置を、平成27年度以後も継続すること。
3、商業地等における
固定資産税及び
都市計画税について負担水準の上限を65%に引き下げる減額措置を、平成27年度以後も継続すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出をします。年月日、豊島区議会議長名、東京都知事あてでございます。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
続きまして、
議員提出議案第11号、
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充等を求める意見書について、提案者を代表し御説明申し上げます。
本案は、26陳情第5号、
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充に関する陳情及び、26陳情第41号、
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充についての陳情が採択されたことに基づき、提案するものであります。
以下、意見書文を朗読し説明にかえさせていただきます。
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充等を求める意見書。
B型・C型肝炎に代表されるウイルス性肝炎は、わが国において350万人以上の患者がいると推定され、国内最大の感染症であります。
しかし、現在の
ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成は、インターフェロン治療、核酸アナログ製剤治療など一定の抗ウイルス療法に限定されています。これらの治療法の適用とならない肝硬変・肝がんの患者は、高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能等の生活困難に直面しているため、肝硬変・肝がんを含むすべての肝炎医療に対する
医療費助成の拡充が必要です。
また、身体障害者福祉法に基づく肝疾患の障害認定については基準がきわめて厳しいため、肝炎患者に対する生活支援の実効性が発揮されていません。早急に患者の実態に配慮した基準の緩和・見直しを行うべきです。
よって、豊島区議会は、国会及び政府に対し、次の事項について強く求めます。
記。1、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る
医療費助成制度を創設すること。
2、身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。年月日、豊島区議会議長名、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣あてでございます。
以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
本橋弘隆) これより質疑に入ります。
○21番(星 京子)
議員提出議案第10号及び第11号の2議案は、提出理由の説明により内容が了解されましたので、質疑・討論を省略し、直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
議員提出議案第10号及び第11号の2議案は、原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認めます。
よって、これら2議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 続いて、日程の追加についてお諮りいたします。
ただいま、区長より、同意を求める議案1件が提出されました。
よって、これを本日の日程に追加し、
追加日程第4として直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆)
追加日程第4を議題といたします。
○
事務局長(
佐藤正俊) 第106号議案、豊島区
監査委員の選任について。
○議長(
本橋弘隆) 本議案について、区長より説明がございます。
〔高野之夫区長登壇〕
○区長(高野之夫) ただいま追加上程になりました第106号議案、豊島区
監査委員の選任につきまして御説明を申し上げます。
御案内のとおり、本区
監査委員のうち、識見を有する者より選出されております鳴川智久
監査委員の任期は、来る12月16日をもって満了となります。
その後の選任につきましてでございますけど、第4回区議会定例会最終日の本日現在、鳴川氏の任期はまだ満了をしてございませんが、あらかじめ区議会の御同意をいただきたく、ここに御提案を申し上げる次第でございます。
申し上げるまでもなく、識見を有する者から選任される
監査委員につきましては、人格が高潔で、地方自治体の財務管理、事業の経営管理、そのほか、行政運営に関し、すぐれた方でなければならないのであります。
このような観点から、都政、区政双方の要職を歴任され、豊富な経験と知識を兼ね備えた鎌形満征氏を最適任者として選任をいたしたいと存ずる次第でございます。
鎌形満征氏につきましては、お手元の略歴にございますとおり、昭和43年4月に東京都に奉職し、昭和48年8月に自治省行政局行政課へ派遣され、昭和58年12月に港区赤坂保健所総務課長へ就任後、港区監査
事務局長、港区企画部の予算課長、東京都総務局の総務部副主幹、東京都総務局行政部区政課長、東京都労働経済局商工計画部長、東京都労働経済局
総務部長、そして東京都教育庁次長などを歴任され、平成13年7月からは東京都大学管理本部長の要職を務められ、平成15年5月に退職をされました。また、15年の7月から、公益財団法人特別区協議会の常務理事、特別区人事・厚生事務組合副管理者、特別区長会
事務局長などに着任され、御活躍をされておりました。
以上、御経歴の一端を申し上げた次第でございますが、同氏の豊富な経験と専門的知識は必ずや監査行政に遺憾なく発揮され、本区の行政の発展のために御貢献いただけるものと存ずる次第でございます。
何とぞ御賛同を賜りますことを心からお願いを申し上げまして、本案の提案説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(
本橋弘隆) これより質疑に入ります。
○21番(星 京子) 第106号議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
本橋弘隆) 賛成者がございますのでお諮りいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
本橋弘隆) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第106号議案について、原案を可決することに賛成の方は御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(
本橋弘隆) 御着席願います。
起立多数と認めます。
よって、第106号議案は原案が可決されました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(
本橋弘隆) 以上で、本日の日程全部を終了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって、平成26年第4回豊島区議会定例会を閉会いたします。
午後5時47分閉議及び閉会...