• デマンド(/)
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  1. 世田谷区議会 2022-03-01
    令和 4年  3月 公共交通機関対策等特別委員会-03月01日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年  3月 公共交通機関対策等特別委員会-03月01日-01号令和 4年  3月 公共交通機関対策等特別委員会 世田谷議会公共交通機関対策等特別委員会会議録第二号 令和四年三月一日(火曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十二名)    委員長         桃野芳文    副委員長        宍戸三郎                山口ひろひさ                和田ひでとし                河村みどり                佐藤ひろと                桜井純子                中塚さちよ                江口じゅん子                ひうち優子                佐藤美樹                青空こうじ  事務局職員    議事担当係長      髙橋 亮    調査係副係長      阿閉孝一郎
     出席説明員    技監          松村浩之   道路交通計画部    部長          田中太樹    交通政策課長      堂薗次男    副参事         石川哲男   土木部    部長          青木 誠    交通安全自転車課長   北川健介   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和三年度一般会計補正予算(第八次)について〔当委員会所管分〕   (2) バス路線(玉04・05系統)の運行形態変更に向けた取組み状況について   (3) その他  2.閉会中の特定事件審査(調査)事項について  3.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午後三時開議 ○桃野芳文 委員長 ただいまから公共交通機関対策等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━桃野芳文 委員長 本日の委員会に、中塚委員より遅参の届けが出ておりますので、御報告いたします。  本日は、報告事項聴取等を行いますが、引き続き、新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者報告は簡潔明瞭に、委員質疑は要点を絞るなど、会議時間の短縮に御協力をいただきたいと思います。  また、発言の際は、お手元のワイヤレスマイクの使用をお願いいたします。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  (1)の補正予算のデータについては、本会議フォルダにございますので、よろしくお願いいたします。  まず、(1)令和三年度一般会計補正予算(第八次)について〔当委員会所管分〕について、理事者説明を願います。 ◎青木 土木部長 私からは、令和三年度一般会計補正予算(第八次)のうち、当委員会所管分土木部に関する内容について御説明を申し上げます。  まず、歳出でございます。  恐れ入りますが、PDFファイルの一二九ページをお開きください。款項目でございますが、07土木費、02道路橋梁費のうち、目が06交通安全対策費でございます。  次のページ、一三〇ページを御覧いただけますでしょうか。下から二番目の升のところになりますけれども、自転車走行環境整備工事次年度から前倒しするため、1交通安全対策事業費の五百十万円を増額補正いたします。  続いて、繰越明許費について御説明を申し上げます。一七五ページをお開きください。07土木費、02道路橋梁費でございます。先ほど御説明を申し上げました自転車走行環境整備工事、こちらのほうが年度内に終了しないため、自転車走行環境整備の推進について五百十万円を繰越しいたします。  当委員会に関連する令和三年度一般会計補正予算(第八次)の説明につきましては以上でございます。 ○桃野芳文 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━桃野芳文 委員長 それでは資料については、当特別委員会フォルダにお戻りください。  次に、(2)バス路線(玉04・05系統)の運行形態変更に向けた取組み状況について、理事者説明を願います。 ◎堂薗 交通政策課長 それでは、バス路線(玉04・05系統)の運行形態変更に向けた取組み状況について御報告いたします。  まず、1の主旨でございます。宇奈根・喜多見地区において、東急バス運行しているバス路線(玉04・05系統)について、運行形態変更に向けた取組として実施した地域向け説明会及び検証運行状況報告するものでございます。  2の地域向け説明会実施状況についてです。(1)説明会概要でございますが、令和四年度に予定している運行形態変更概要検証運行時の予約サイト使い方等に関し、地域方々向け説明会東急バスと区が連携して実施したところでございます。  (2)の参加人数記載の表のとおりでございまして、五回に分けて開催し、合計七十八人の方に御参加いただいております。  (3)参加者からの主な意見でございます。まず、バス路線廃止と認識していたところ、既存バス停を活用した運行形態変更であることが分かりよかったとする安堵の声や、乗り継ぎが大変なので現行の路線を維持してほしい、また乗り継ぎ場所バス待ち環境を整えてほしい、予約高齢者にとって負担であり、特に予約サイト利用は困難である、また乗降場所などは地域の声を聞いて考えてほしいなどといった声でございます。  次に、3検証運行実施状況についてでございます。(1)検証運行概要ですが、専用サイト予約利用者にとって快適なシステムとなっているかを検証するために、令和四年一月十七日から二月十三日にかけて実施された検証運行であり、詳細は後ほど東急バス作成資料説明をいたします。  次に、(2)の検証運行結果でございます。期間は一月十七日から二月十三日までの約一か月間で実施しており、合計百二十一人の利用者数がございました。予約する上で、専用の予約サイトに登録した方は百八十六人でございます。このうち、運行回数としては六十七回でして、実際に利用した方の予約状況は、サイト予約の方が百十三人、電話予約された方が八人となってございます。この検証期間中も玉04・05系統はこれまでどおり運行してございます。  次に、(3)の検証運行時アンケートにおける主な意見でございます。操作に慣れたらサイトでの予約は便利だと感じた声や、電話でスムーズに予約ができた、また予約は前日受付等検討してもらいたい、玉06系統との乗り継ぎがスムーズにできると便利であるといった声でございます。  次に、4の今後のスケジュールの予定についてでございます。令和四年二月から検証運行等を踏まえた運行に関する調整として、地域から寄せられた乗降場所の精査や、乗り継ぎ環境整備について具体的に調整等を行いながら、また円滑な運行形態変更に向けた周知などに取り組みます。これらの調整を踏まえまして、具体的な月日は確定しておりませんが、令和四年度下期から玉04・05系統運行形態変更していきたいと東急バスより伺ってございます。  次に、一月の説明会において配布した東急バス作成資料三ページを御覧ください。左側に記載がございます利用案内の目的は、専用サイト予約利用者にとって快適に利用していただけるようなシステムであるかどうかの検証を行うものでございます。運行期間コールセンターなどの連絡先記載のとおりでございます。  次に、位置図を御覧ください。今回のシステム検証運行を実施する上で、ミーティングポイントと呼ばれる乗降地点を青い三角印位置で設定してございます。本格運行時には現在玉04・05系統で使用されている既存バス停からも乗降できるようになると伺っております。  次に、四ページを御覧ください。予約方法等につきましては、インターネットもしくは電話による受付となります。また、今回用いた車両はワンボックスタイプでございます。  説明は以上でございます。 ○桃野芳文 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆ひうち優子 委員 検証運行結果のところで、サイト予約百十三人、電話八人となっているんですけれども、サイト予約した方の年齢層だとかは分かっているんでしょうか。 ◎堂薗 交通政策課長 こちらにつきましては百十三人の方でございますけれども、予約登録時の段階では年齢層は分からないという形でございますけれども、実際に利用された方で東急バスに伺ったところでは、若い方から高齢者の方までいらっしゃったということで伺ってございます。 ◆ひうち優子 委員 ありがとうございます。サイト予約高齢の方はなかなか難しい方もいらっしゃるのかなと思って、御高齢の方のパーセンテージとかがどれぐらいかなと思って聞いたんですけれども、そこはちょっと分からない感じですかね。 ◎堂薗 交通政策課長 詳細なところはちょっと分からないところでございますけれども、あくまでも東急バス確認すると、高齢者の方も結構いらっしゃったということはお聞きしてございます。 ◆佐藤美樹 委員 参加者からの主な意見とか今後のスケジュールを見ると、乗り継ぎ環境だったり、乗り継ぎ場所という言葉が出てきて、オンデマンドでどこかまで行って既存バス路線に乗り継ぐということを指していらっしゃるんだと思うんですけれども、これはオンデマンドミーティングポイント既存バス停そのものというか、そこの近くというか、そういうふうな設定を今後考えていくんですか。その乗り継ぎ、恐らく、そこが結構これの使い勝手にも、一つ肝になるのかなと思うんですが、どういう方向で今検討されようとしているのかを教えていただきたいです。 ◎堂薗 交通政策課長 現在こちらのところ東急バス確認しますと、現在玉04・05系統で使われているバス停を今後のミーティングポイントとして活用していきたいという形でございます。またあわせまして、その乗り継ぎ段階、例えばこの資料でございますけれども、砧本村のところは、今回のいわゆるデマンドによって乗り継ぎとしても使われる停留所でございます。こういった乗降場所でございますので、この部分の乗り継ぎ環境をよくしていきたいということで、東急バスのほうでも、バス時刻表の例えば案内表示等を設置する方向で今後検討していきたいということで伺ってございます。 ◆江口じゅん子 委員 検証運行期間中も玉04・05は並行して運転していたということで、だからか電話予約も八人でちょっと少なかったのかなと思いました。やはり、高齢者の方が説明会でもちょっと難しいという声も出ていましたし、実際に乗られる方は自転車にも乗れないというような高齢の方が多いと思うので、引き続き高齢者の方がスムーズに移行できたりとか、あと、主な意見でいろいろ課題はあるわけですよね。そういったことに関して区として、これから事業者がまさに調整に入るということですけれども、区民の声というのを代弁する形で事業者と一緒に協議や調整をしていただきたいと思うんですけれども、いかがですか。 ◎堂薗 交通政策課長 今、委員お話のとおりでございまして、区民からいただいた声は、区としてもしっかりと受け止めていきたいというふうに思っております。その上で、今回高齢者の方への対応といたしまして、コールセンターを設置してございますけれども、今後もこういったことは大事だというふうに思っておりますので、引き続き電話対応等もうまくできるように伝えていきたいと思っております。 ◆江口じゅん子 委員 やっぱり具体的に課題というのが出されているので、区も説明会にも同席されているわけですし、問題解決というところで、ぜひ事業者との調整に当たっていただきたいと思います。  あと今後、玉04・05系統廃止してオンデマンドに移行する具体的な日程というのは、まだ未定ということですよね。でしたら、今回説明会をやって試験運行してということですけれども、本格運行するに当たっては、また引き続き説明会なり、地域の丁寧な対応というのを要望していただきたいとお願いいたします。 ◆山口ひろひさ 委員 速報値利用者合計百二十一名というふうになっていますけれども、この利用者数というのは、どのレベルが多い少ないというのはちょっと僕はよく分かりませんけれども、その辺の想定としてはいかがなものなんでしょうか。 ◎堂薗 交通政策課長 東急バスのほうに確認いたしますと、こちらの百二十一人の方の利用者の年代層というものは、比較的若い方もいらっしゃったし、また高齢者の方も結構いらっしゃったということで伺ってございます。 ◆山口ひろひさ 委員 なかなか多い少ないというのは決められないと思うんですけれども、例えばこのオンデマンド利用者数が少なくなれば、このやり方というのも廃止になるという可能性もあるんですか。 ◎堂薗 交通政策課長 東急バスのほうに確認いたしますと、今運行している玉04・05系統車両等が二台を用いて使われているということでお聞きしてございます。今回新たにデマンドにする際は、一台で使用していくということを聞いてございますので、その分、人件費等で削減されるということもあって、利用者数が多少少なくても運行は継続していきたいということは東急バスから伺ってございます。 ◆桜井純子 委員 一月十七日から二月十三日というのは、コロナ対応に関していえばなかなか外出もままならないというか、控えようかなと思うような状況なので、一般的な状況と、あと冬ということがありますし、抑えがちだったかなということも思いますけれども、この登録者数は百八十六人で、利用した方というのは、これは延べなんですかね、延べじゃないんですかね。よく分かりませんけれども、百二十一人というこの人数ですよね。この人数に関して、区はどういう評価をしているのかちょっとお聞きしたいと思います。やっぱり人数が増えれば増えるほど、サンプル数としては現実に近づくと思うんですよ。ここの評価をお願いします。 ◎堂薗 交通政策課長 こちらの百二十一人の利用状況でございますけれども、システム検証運行期間中に委員お話しのとおり、コロナの関係でまん延防止適用期間にも入ったという状況がございまして、恐らく利用を控えた方もいらっしゃったのではなかろうかということは東急バスよりも伺っております。その中で、玉04・05系統が従前どおり運行しているという状況もある中で、実際この人数の方は、百二十一人いらっしゃったということで、一定程度利用はあったというふうに区としては認識してございます。 ◆桜井純子 委員 これからバス路線というか、このオンデマンド交通に一本化していくということになりますよね。そこで、やっぱり先ほどからいろいろ出ている意見高齢者の方のことについて懸念するような意見が多いということは、やはり利用するだろうなと想定される方というのがどれだけいらっしゃると思っていて、ちゃんと予想と同じように利用できるのか、そうではなくて利用できない人がどれだけ出てきたのかというところが、この検証では実は重要で、その落差というのをどう埋めるように工夫するのかということも、プラスアルファで見ていくための実験だと思うんです。  そういうふうに考えたときに、今回のこの時期だったりとか、やり方、一方ではバスが動いているという代替の方法もあるわけですから、そこを加味して評価をしていく必要があると思うんですけれども、やっぱり区民のためにというところに立って世田谷区が考えていくべきじゃないかなと思うんですが、そこら辺の検討というのをもう少し突き詰めてやっていただきたいと思いますがいかがですか。 ◎堂薗 交通政策課長 今いただいた委員内容を含めまして、東急バスのほうとも再度確認等をさせていただきたいというふうに思ってございます。 ◆桜井純子 委員 やっぱり公共交通はすごく重要ですよね。それは様々な影響があるわけです。経済活動もそうですけれども、あと健康の問題とか、引き籠もっていくという、社会とつながらなくなるとか、いろいろな影響があるということがありますから、公共交通の問題というのをもうちょっと広げて、想像力を使って考えていただかないと、区民に本当に大きな影響を与えて取り返しがつかないと思うんです。形を変えたら。なので、慎重にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。要望しておきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━桃野芳文 委員長 次に、(3)その他ですが、ほかに報告事項はございますでしょうか。 ◎石川 道路交通計画部参事 それでは、口頭での報告になりますけれども、外環事業につきまして、私から二点ほど御報告をさせていただきます。  まず初めに、二月二十五日金曜日午後になりますけれども、事業者中央ジャンクションにおける北側ランプシールドトンネル工事今後の事業用地内の掘進作業実施に関するお知らせ、こちらを事業者ホームページ等で公表を行いました。こうしたことからポスティングをさせていただいたものでございます。  このお知らせの中で、現在停止中のシールドマシンにつきまして、今週の金曜日、三月四日以降に事業地内での掘進作業を実施するということが表記されております。この件につきましては、沿線のお住まいの方々にもお知らせとして配布がされているところでございます。  続きまして、本日午前十時過ぎのことでございますけれども、急遽ポスティングをさせていただいたものについての御報告でございます。東京外かく環状道路関越~東名)における東京地裁工事一部差し止めの決定について、昨日二月二十八日に国土交通大臣コメントが公表されたので御報告したものでございます。  コメント概要でございますけれども、二月二十八日に東京地裁から工事差止め処分命令申立決定事業者である関東地方整備局NEXCO東日本NEXCO中日本に送達されたところであります。東京外かく環状道路関越~東名)におきましては、七本のシールドトンネル工事が行われており、そのうち東名の立て坑から発進しております二本のトンネル、現在調布市内停止中のものでございますけれども、こちらの掘削工事につきまして、気泡シールド工法による掘削工事を行ってはならない旨の内容となっているところでございます。  なお、工事差止め対象シールドマシン二機、対象外となりました五機のシールドマシンの現在の位置図等につきましては、同じくホームページ参考資料として、その位置図が公表されております。後ほど御確認をいただければと思います。  国土交通省におきましては、今後決定内容をよく確認し、関係機関調整の上、適切に対応していきたいとしております。  区といたしましては、今後の国の対応状況、こういったものを注視してまいりたいと考えております。  私からの報告は以上でございます。 ○桃野芳文 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆桜井純子 委員 ポスティングしていた内容裁判の件ですけれども、世田谷区内でもこの外環道路に関しては懸念を表明している方がたくさんいらっしゃって、こういう方法をやめてほしいという話もあり、つつじヶ丘陥没事故のときにも、やっぱり中止をするべきではないかという意見もありましたけれども、今回のこの中止命令に当たるものですよね。これに関しては重く受け止めていく必要があると思います。  世田谷区内も同じ工法を使っているところは中止をしろということで、工事の再開はできないという内容なわけですから、世田谷区としてどのように考えていくのかということをはっきりさせていく必要があると思いますし、例えば調布市では、住民に対して丁寧な説明対応を求めるということをいち早くコメントも出しています。世田谷区としては、どのようにこれを受け止めているのかということをお聞きします。 ◎石川 道路交通計画部参事 今お話がありました調布市ですとか、そういったところの要請文書、こういったものは私どもも内容ホームページ等確認をしたところでございます。私ども世田谷区も、一昨年の陥没事故等発生後に二度にわたって区長から要請書を提出してございます。こちらでは一部重複するところもございますけれども、やはり原因の究明ですとか、あとは分かりやすい説明と丁寧な区民への対応、そういったものを求めているところでございます。この件につきましては、全く変わるものはございませんので、こうした区から既に要請した事項、こういったものが着実に実行されるように、改めて国のほうに対応を求めていきながら、国の動向というものをしっかりと注視してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆桜井純子 委員 これはすごい重要なことですよね。財産にも関わることでありますが、何よりも生活環境が本当に安全で健康に送れるかどうかというところというのは、世田谷区がしっかりと守っていかなくてはならないと思いますので、区としてもいち早く、過去にはコメントを公表している、要請文書を出しているんですか。そういう状況ではあるかもしれませんが、改めて昨日の結果を受けて、コメントをしっかりと出していく、要請していく必要があると思いますがいかがですか。 ◎石川 道路交通計画部参事 いわゆる第三回目の要請文書、もしくは要請の行動という形になろうかと思うんですけれども、現時点でちょっと区長のほうから特段指示はないところではございますけれども、お話にもありましたとおり、この間の中でも大分動きが変わってきておりますので、国の対応状況、こういったものを見る中で、区長とも相談しながら適切な対応をしていく必要があるというふうに考えてございます。 ◆桜井純子 委員 のんびりしている場合ではありませんので、裁判での結果というものがまた一つ後ろ盾となって、区からの要請というのが一段と強くなるというところでありますから、早急に相談をしてまとめていただきたいと思います。要望にしておきます。 ◆江口じゅん子 委員 桜井委員がぜひ区としての要請をというふうに御要望されて、私も前回の委員会でそのことを求めたので、私のほうからもしっかりそれを求めたいと思うんです。やはり東京地裁の判決で、具体的な再発防止策事業者から示されていなくて、だから工事再開による陥没のおそれがあり、同じ工法による工事を認めないというふうに判決が出たというのは非常に画期的なことだと思っています。既に二月二十五日に区民の方などから、区長議長宛て外環道掘削中止を求める要望書というのも出されたというふうに聞いています。  今、桜井委員とのやり取りの中で、三回目の要請区長からまだ特段指示はないので、この後、区長と相談しながらということですけれども、しかしこれは事業所管としてはどうなんですか。確かに、この間、区長の名前で二回にわたって要請したわけですけれども、しかし、先ほど副参事がおっしゃった安全な工法であることとか、工事を進める上での住民への情報提供、丁寧な対応というのは、区長個人がではなくて、あくまでも世田谷区を代表とした区長の名前でその要請を出したわけで、区長の考えで要請を出す出さないではなくて、所管として重大な事態を受けたことや、住民の声も直接この間、聞いていると思うんですよね。その上で、所管としてどうするかということを私は伺いたいんですけれども、いかがですか。 ◎石川 道路交通計画部参事 こちらの要請事項につきましては、やはりこれまで、繰り返しになってしまうんですが、二度、世田谷区長として要請文を出しているところでございます。こちらの要請事項の中には、万全な措置を講じることですとか、安全を最優先にといったところを要請しているところでございます。まだ一部の区間、今回の対象となったところの区間については、再発防止対策検討中というところがございますけれども、私どもがこれまで要請してきた安全を優先として考えていくこと、安全に工事を進めていくこと、こういったことに関して、引き続き求めていくという態度は変わらないということでございますので、そういった国の対応状況も見ながら判断をさせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆江口じゅん子 委員 区民の御心配とか御要望とか、身近な声を一番聞いているのは所管ですし、ぜひこれまでの要請書のその中身、また、これまでの七項目の要望の立場で、主体的に区民の命と暮らしを守る立場で事業者要請なり、主体的な行動を取っていただきたいと重ねて要望します。 ○桃野芳文 委員長 それでは、以上で1報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━桃野芳文 委員長 次に、2閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 交通機関対策について 2. 自転車利用等の交通安全対策について
    3. 外かく環状道路について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○桃野芳文 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━桃野芳文 委員長 次に、3協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてですが、年間予定である五月二十七日金曜日午後三時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○桃野芳文 委員長 それでは、次回委員会は、五月二十七日金曜日午後三時から開催予定といたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━桃野芳文 委員長 その他、何かございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○桃野芳文 委員長 特にないようですので、以上で本日の公共交通機関対策等特別委員会を散会いたします。     午後三時三十一分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   公共交通機関対策等特別委員会    委員長...