前回の
選定委員会の選定結果のほうを見ましても、個人情報の保護は、配点百五点のところ、得点は八十六点となっています。改めて、
センシティブな情報を扱う区営住宅ということで、私どもそこは厳重に個人情報の
管理運営力を高めていただきたいと要望したんですけれども、それを踏まえて、区として
指定管理選定に当たって、改めて
東急コミュニティーにどういったことを求め、また、委員会では
個人情報保護管理についてどのような評価になったのか、改めて確認したいと思います。
◎蒲牟田
住宅管理課長 個人情報の管理につきましては、本当に福祉的な部分を含めまして個人情報をかなり扱ってございます。現在の中で、パソコンは当然カードと暗証番号、実質的にUSBを使えないとかの措置はとってございます。今一番危惧していますのは、
プリント自体はできてしまうものですから、そこをどうしようかというところで、まさに東急と話をしておりまして、管理者が承認しなければほかの方が印刷できないという仕組みを今後導入する予定でございます。
あと委員会におきましての個人情報の管理の件でございますけれども、特段の部分。当然個人情報に関わるところはこういった体制でやっていきますよという御説明をさせていただいておりますので、そこでの御議論というのは特になかったという状況でございます。
説明は以上でございます。
◆
江口じゅん子 委員 あと一点伺いたいのが、九月の委員会でも各委員から一者しか応募がなかったということについては指摘もあったと思います。区の指定管理のガイドラインの中でも、競争性の観点から、一団体のみというのはふさわしくなくて、次期公募に向けて応募を促す取組を検討するとありますけれども、具体的に五年間の中で、次はいろんな事業者さんから応募してもらうために例えばどういった取組というのが考えられますか。
◎蒲牟田
住宅管理課長 二十三区の住宅の管理状況というのを一応全部、今回アンケートを取らせていただきました。その中でいろんな事業者、やっていらっしゃるということも確認してございますので、東京都のJKKさんなんかも、二十六万戸管理しているという中では、ある意味いろんなところにお声がけしながら、次回には競争原理がちゃんと働くように取り組んでいきたいと思ってございます。
○
石川ナオミ 委員長 それでは、意見に入ります。
本三件について御意見がございましたら、どうぞ。
◆
江口じゅん子 委員 議案第八十五号、議案第八十六号、議案第八十七号、計三件を賛成の立場で意見を申し述べます。
この間、
センシティブな情報を扱う公営住宅に関しての個人情報の取組について確認もさせていただきました。今のやり取りの中でも、区としても
プライバシー保護の重要性というところを認識しており、事業者に対して引き続き指導なども行うという御答弁でしたので、引き続きそこについては高めていただきたいと要望します。
また、
次期指定管理に向けて競争性の観点というところもやり取りさせていただきました。そこもぜひ取り組んでいただきたいと要望しまして、賛成の意見とさせていただきます。
◆
中塚さちよ 委員 私
ども立憲民主党も、前回の委員会とかでも意見が出ていましたとおり、
指定管理者を公募にした趣旨というのは、やはり競争性の中でサービスの質の維持向上というのが図られるのではないかということだったわけですが、前回もほかの委員の方々からも指摘がありましたとおり、実際には応募してきたところが
東急コミュニティーしかなかったということなので、ぜひ
指定管理者の公募の趣旨が生かされるように多くの事業者に応募してもらえるような周知や広報であったり、また、今も事業者からは詳細な実績報告もいただいておりますけれども、サービスの質の担保というのをしっかり図っていけるような工夫というのを要望させていただきまして、賛成といたします。
○
石川ナオミ 委員長 それでは、これより採決に入ります。
本三件を一括してお諮りしたいと思います。
本三件を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
石川ナオミ 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第八十五号から議案第八十七号に至る三件は可決と決定いたしました。
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○
石川ナオミ 委員長 次に、議案第八十八号「特別区道路線の認定」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を求めます。
◎鎌田
道路管理課長 それでは、議案第八十八号「特別区道路線の認定」につきまして御説明いたします。
本件は、道路法第八条第二項の規定に基づき、特別区道路線の認定について議案を提出するものでございます。
裏面を御覧ください。本路線は、世田谷区千歳台二丁目七百七十九番六地先無番から七百七十九番十四地先無番までの延長百十九・三メートル、幅員四・九九メートルから五メートルの道路でございます。
なお、本路線は、令和三年九月二日の本委員会にて御説明させていただきましたもので、
行き止まりの道路が多いこの地域で、このたび、本
私道地権者の寄附により
行き止まり区道の解消となることから、特別区道として道路認定をお願いするものでございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
石川ナオミ 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がございましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
石川ナオミ 委員長 それでは、意見に入ります。
本件について御意見がございましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
石川ナオミ 委員長 これより採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
石川ナオミ 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第八十八号は可決と決定いたしました。
以上で1議案審査を終わります。
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○
石川ナオミ 委員長 次に、2報告事項の聴取に入ります。
まず(1)令和三年度
一般会計補正予算(第三次)について〔当
委員会所管分〕について、理事者の説明を願います。
◎木本
北沢総合支所長 それでは、令和三年度
一般会計補正予算(第三次)について当
委員会所管分の説明を順次行います。
私からは、
北沢総合支所所管の補正予算につきまして御説明させていただきます。
歳出予算でございます。
補正予算書の八四ページ、八五ページをお開きください。土木費、
都市計画費、
都市計画総務費でございます。右のページ、21駅
周辺街づくりの推進(
鉄道跡地利用)の増額補正でございます。こちらは
下北沢駅南西口西側区間の通路や緑地・小広場並びに
京王井の頭線高架下の道路整備において、施工内容の一部変更による追加工事に伴うものでございます。委託料三千七百万円、
工事請負費二千万円の合計五千七百万円を計上しております。
私からの説明は以上でございます。
◎畝目
都市整備政策部長 私からは、
都市整備政策部所管分について御説明を申し上げます。
歳出予算についてです。
補正予算書の八二ページをお願いいたします。土木費、建築費、住宅費でございます。補正額は百万円でございまして、右のページを御覧ください。説明の下、五番になります。5の
民間住宅管理保全等の支援の増額補正でございます。こちらは東京都住宅供給公社との連携協力によりまして、
建て替え予定の公社住宅の空き室を、一
世帯当たり月額二万円を区が負担し、
区営住宅並みの家賃で
ひとり親世帯への新たな居住支援策といたしまして、
家賃負担付定期借家契約住宅の提供の開始に伴います増額補正でございます。
都市整備政策部所管の説明につきましては以上でございます。
以上、令和三年度
一般会計補正予算(第三次)について当
委員会所管分の説明を終わります。
○
石川ナオミ 委員長 ただいまの説明に対しまして御質疑がございましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○
石川ナオミ 委員長 次に(2)
区営住宅等における余剰地の活用について、理事者の説明を求めます。
◎蒲牟田
住宅管理課長 区営住宅等における余剰地の活用について御説明いたします。
1の主旨でございます。
区営住宅等の公共施設は、税外収入の確保に向けた取組や、周辺住民への地域貢献の役割が求められており、第四次
住宅整備方針におきましても公的住宅における余剰地の活用検討を基本施策としているところでございます。区では、
区営住宅等の
空き駐車場活用について検討を行い、
カーシェアリング及び予約制
有料駐車場の誘致を実施するなど余剰地の活用に取り組み、税外収入の確保を図ることから御報告するものでございます。
なお、予約制
有料駐車場はパソコンや
スマートフォンなどで指定の駐車場を予約するもので、一日単位で貸し出す駐車場となってございます。
カーシェアリングと違いまして翌日から開設でき、入居者より駐車場の使用申請があれば翌日から取りやめることもできることから導入するものでございます。
2の概要でございます。今回の事業のスキームといたしましては、現在区営住宅に設置しております自動販売機と同様となっておりまして、図をちょっと御覧いただければと思います。区は、
指定管理者と
空き駐車場の
土地貸付契約締結を行います。
指定管理者は
駐車場運営事業者の選定及び利用契約を締結いたします。なお、区と
指定管理者との
土地貸付契約の
土地貸付料につきましては、
駐車場事業者から
カーシェアリングの
定額利用料と予約制
有料駐車場の売上げの六割が
指定管理者へ支払われ、その収入の八割が区に支払われる形となってございます。今回、
指定管理者を通しての契約といたしましたのは、建物敷地、駐車場の管理を
指定管理者が行っており、事業に伴う
利用者トラブル等を含めた対応を行うためでございます。
実施団地につきましては、
カーシェアリング一台と予約制
有料駐車場六台となってございます。
3の経費は令和三年度の歳入といたしまして五十万三千円を予定してございます。
カーシェアリングにつきましては定額で、車の準備に一定の時間を要することから実施期間は五か月を予定してございます。予約制
有料駐車場は場所により利用料が異なりますが、
コインパーキングと違い、大規模な施設設備もなく、翌日には開設できることから、実施期間は六か月を予定してございます。令和四年度につきましては同じ台数であれば百三万四千円の歳入を予定しているところです。
4の今後のスケジュール(予定)でございます。十月の上旬に
土地貸付契約の締結を行い、準備ができ次第、運営を開始する予定でございます。
なお、本年度の実施結果を踏まえまして、令和四年度以降の事業の継続及び拡充を検討してまいります。
説明については以上でございます。
○
石川ナオミ 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がございましたら、どうぞ。
◆平塚けいじ 委員 今回の提案に関しては、我々が言っていました税外収入、また、稼ぐ公共ということで大変に賛同するものなんですけれども、今後なんですけれども、今、国としてもEV車を一生懸命推進していて、区内には今五十か所ぐらいしか充電器がないんですね。区立公園で一か所なので、今後区営住宅でもそういうEV車の充電器というのは設置していく方向があるのかどうか、確認したいんですが。
◎蒲牟田
住宅管理課長 今回は空いている部分を活用して、
カーシェアを含めたところを実施したいと思っておりますが、確かにEVの給電の部分がなかなかないのが現状でございますので、検討していく一つにはなるかなと思いますので、今後、他区も含めて状況を確認させていただいて、検討してまいりたいと思います。
◆平塚けいじ 委員 特に戸建てでEV車を持つ方は自宅で充電できるんでしょうけれども、集合住宅でEV車を持とうと思ったら、やはりそれなりのところにないと、今はほとんどディーラーか、商業施設しかないんですよね。今後進めるためには、こういう公共の駐車場等でEVの充電ができればより進んでいくと思いますので、ぜひとも御検討をよろしくお願いします。要望しておきます。
◆
江口じゅん子 委員 利用者専用の空いている駐車場を今度から
カーシェアリングと予約制
有料駐車場にするということですよね。ですから、ここに住んでいる利用者の方の専用駐車場の台数が減ってしまうことにつながると思うんですけれども、これに対して利用者の方には、どういった説明で、どういった声があったのかというのを伺いたいと思います。
◎蒲牟田
住宅管理課長 今の駐車場の利用状況ですと約六割ぐらいが空いている状況がございます。これは入居者が高齢化しているところと若い方もなかなか車を運転しないという状況がある中で、実際は使われていない。
ただ、今回、予約制を導入したところでもありますけれども、利用者があればすぐに変えられるというところで、あえてこの方式を選択させていただいておりますので、利用の状況を見ながら今後はこの制度を進めていく部分と、ちゃんと入居者の部分を確保するところではやっていきたいと思っています。入居者の方につきましては、自治会の方が清掃等をやっていただいているところもあり、また、
指定管理者のところもございますので、周知ビラをまかせていただいて、今の段階では反応はない状況でございます。
◆
江口じゅん子 委員
指定管理者導入の大きな目的は、この場合は入居者だと思うんですけれども、サービスの質向上であるので、そこのところは、ただ税外収入を進めるというだけではなくて、まず一義的にサービスの質の確保に留意していただきたいなと思うんです。
今、入居者の方にどういった告知をという話、質問をしましたけれども、周知ビラをまいて、反応がないというのはいかがなものかな。この間のコロナワクチンの例のこともありましたけれども、やはり高齢者の方は、配って、じゃ、見てくださいというのでは届かない情報があるというのは周知のとおりだと思うんですよ。実際にこれから始まっていく予定の報告ですから、例えば入居者と利用者間のトラブルだったりとか、また、近隣に及ぼす影響ということも考えられるので、周知ビラだけで終わらせるのではなくて、引き続き利用者とか入居者の声を聞く、また、近隣の方の声を聞く工夫はぜひ取り組んでいただきたいんですけれども、いかがですか。
◎蒲牟田
住宅管理課長 今回の実施の場所につきましては、こちらにある自治会さんの会長とかにはお話は一回させていただいております。今後もトラブルがないようにというところは当然周知ビラだけではできないと思っておりますので、丁寧な対応を今後もやっていきたいと思っています。
◆
江口じゅん子 委員 丁寧な対応というところで具体的な言及はありませんでしたけれども、ぜひそこは工夫していただきたいと重ねて要望します。
指定管理の大きな目的は、サービスの向上、コスト縮減とともに、やはり公共の責任というのはずっと放してはいけないことだと思うんです。実際
指定管理者のガイドラインにもその旨明記をしております。これから始めるに当たって、例えば先ほど申し上げたように入居者と利用者のトラブルとか、近隣のトラブルとか、赤堤一丁目アパートだと近隣に小学校もありますよね。ここが通学路になっているか、私はちょっと定かではないんですけれども、例えば
カーシェアリング利用者と小学生の交通事故とか、様々なことも考えられると思うんです。その場合、一義的には
東急コミュニティーが対応することであって、区としてはそういったトラブルや事故などに対してどのように関与していくのか、公の責任を果たすのかということも確認したいと思います。
◎蒲牟田
住宅管理課長 運営に関しましては、当然
指定管理者だけではなく、区も当然実施する中では対応していかなければいけないと思ってございます。今回のシステムについては、実は横浜市で既に実施されているものでございまして、そこの実態をいろいろと検証させていただいた中で今回始めるという形を取ってございます。当然いろんなトラブルが発生すると思いますので、そのトラブルに対しては
指定管理者と協力して対応してまいりたいと思っております。
◆
江口じゅん子 委員 トラブル発生時に
指定管理者と共同して対応するというのは当然だと思うんですよ。それはもうしっかりやっていただきたいんですけれども、一方で区としては、年次ごとの、また、その都度ごとのモニタリングというのも、指定管理に丸投げではなくて、区の責任を果たす意味では重要だと思うんですが、新しい
カーシェアリングとか
有料駐車場ということに関してモニタリング。具体的にどういった項目で、どうしていこうかという、まだ決まっていないかもしれないんですけれども、考えを伺わせていただけますか。
◎蒲牟田
住宅管理課長 モニタリングにつきましては、まだ検討している状況でございますけれども、基本的には施設のある住宅内の入居者に対して、車の出入りを含めてございますので、そこについてどういう影響があるかを含めては、アンケートを毎回行ってございますので、その中でチェックしていきたいと思ってございます。
また、
カーシェアの場合は、入居者ではなくて、逆に近隣の方が使う可能性が高いのかな、あるいは駅から近い場合には区外からの方も多いのかなと思いますので、そこはなかなか把握はできないんですけれども、
駐車場事業者を含めて、アンケートなり確認できるところがあれば協力して情報をもらいながら、モニタリングをやっていきたいと思ってございます。
◆
江口じゅん子 委員 十月から始まる予定で、モニタリングについてはまだ検討中ということなので、しっかり取り組んでいただきたいなと思います。指定管理のガイドラインでも、やはり区民意見の反映は、区が評価するに当たっての大きな項目の一つとして挙げられています。入居者はもちろん、近隣など含め、様々な工夫もしていただきたいですし、そういったモニタリングなどを踏まえて、この報告資料の一番最後の4の米印では「実施結果を踏まえて、令和四年度以降の継続及び拡充を検討する」わけですよね。ですから、どのようにモニタリングするのかというのもきちんと委員会にも報告していただきたいですし、ただ税外収入の確保ということだけではなくて、サービスの質を落とさない、公共の責任というところについてもきちんと示していただきたいと要望しまして、意見とします。
◆上川あや 委員 私、自分が車を運転しないので、情報に疎いのかもしれないんですが、予約制
有料駐車場というシステムがあまりよく分からないんですけれども、まず御説明いただけますか。
◎蒲牟田
住宅管理課長 今回ですと玉川三丁目アパートと玉川四丁目アパートになるんですけれども、こちらで指定の場所に専用のポールか、目印をつけます。あと簡易な看板的なものをつけていきまして、そこ自体を番号。今回三台分ございますので、パソコンですとかスマホの中で駐車場を探してみますと、そこを予約できると。そうすると、その方が一日そこを使って幾らという設定になってございます。
どちらかはあれですけれども、一日九百円とか千五百、利便性の関係で駐車場の料金は決まってございますので、それを予約していただければほかの方は入ってこられない、その方が一日占有できるようなシステムになってございます。料金の精算は駐車場会社のシステムでの精算になってございます。
◆上川あや 委員 御説明ありがとうございます。
先ほどの
指定管理者の指定の資料で拝見していると、委託する区営住宅が五十か所。片や先ほどの御説明ですと駐車場の約六割が空いているというお話があって、五十か所あるうち、どれだけ駐車スペースがあるのかもよく分からなくて、今後広がる可能性みたいなことを考える上で、どれくらいのボリューム感があるのかを知りたいのが一つ。
これは区営住宅に限らず、区立の高齢者借上げ住宅とか、
特定公共賃貸住宅とか、こちらのほうにも広がっていく可能性のある話というふうに理解すればよろしいんでしょうか。
◎蒲牟田
住宅管理課長 総数的には今、駐車場は大体百五十台分ぐらい、特公賃を含めた中にございます。ただ、全部入れていいのかというところはちょっと議論がありまして、やっぱり入居者の部分とトラブルが起きるといけませんので、ある程度台数を限定させていただいての実施かなと思ってございます。また、利用されなければあまり意味がないですので、駐車場利用者と立地の条件ですとか、そういうところも含めて一応検討の材料にはしてございます。うまくいきますと、年間で五百万近くの税外収入が入るようなところもございますので、なるべく実施していきたいとは思ってございます。特公賃とか、そこも今回は全部含めた中での制度でございます。
◆上川あや 委員 ありがとうございます。住宅の入居者以外の方が出入りするきっかけにもなるので、どういった反応が返ってくるのか、慎重に見ていただく必要があるなと私も思う一方で、区営住宅入居者の方が自家用車を持つというのは一般的には想像しづらいなと思う一方で、
カーシェアリングだったら逆に利便性の向上につながる可能性もあるのかなと。両方のことを考えながらお話を伺っていました。
いずれにしましても、入居者の方第一だと思いますので、十分様子を見た上で、ただ空いている駐車場があるというだけではやはりもったいないということもありますので、よくそれはバランスを見た上で、住民本位ということを忘れないという姿勢の上で今後考えていただければいいなと思います。お願いいたします。
◆ひうち優子 委員 余剰地の活用ということで、これ自体は税外収入ということで、よい取組だと思っております。
その上で、先ほど上川委員がお聞きになっていた予約制
有料駐車場の件なんですけれども、これはインターネットで一日貸しを予約するということで、
カーシェアリングは近くの方だとか、周辺の住民の方が使われるかなと思うんですけれども、一日貸しについてはニーズとしてはどのあたりを予想していらっしゃるのか。近くの方は、自分の駐車場を持っているので、一日貸しだとなかなか使わないと思うんですけれども、周知方法だとか、アプリを使うとか、そのあたりを教えていただけますか。
◎蒲牟田
住宅管理課長 基本的には、この
駐車場事業者のアプリを使った中で予約していただく形になります。どこをターゲットというのは細かくはやっていないんですけれども、一日貸しですので、入居者のところにいらっしゃる方も当然そうですし、近隣の駐車場のない戸建ての方に利用していただくとか、仕事の中でなかなか駐車場の確保は難しいですので、そういうところですとか、工事業者も含めて利用の範囲はあるのかなと思ってございます。
説明は以上でございます。
◆ひうち優子 委員 分かりました。ニーズの部分で、車を持っていらっしゃる方は車庫証明が必要なので、駐車場は絶対必要なので、多分近くの方たちは使わないかなと思っていて、そのあたりも含めて今後進めていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
石川ナオミ 委員長 続いて(3)自転車運転者負傷事故の発生について、理事者の説明を願います。
◎丸山 工事第二課長 それでは、自転車運転者負傷事故の発生について御報告申し上げます。
初めに、1事故の概要でございます。
発生日時は、令和三年八月一日日曜日の午前十一時半頃でございます。
発生場所ですが、世田谷区砧七丁目十八番先の仙川左岸の河川管理用通路上でございます。
相手方につきましては記載のとおりです。
次に、事故の内容です。お手数ですが、裏面の事故発生現場詳細平面図を御覧ください。乙が自転車を走行しながら、仙川左岸側の河川管理用通路に進入しようとしたところ、脱着式の車止めの留め金が路面から約十一センチ程度浮き上がっていたため、乙の右足の甲が円盤状の留め金に接触し、負傷したものでございます。