• "小学校連合運動会"(1/1)
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  1. 世田谷区議会 2021-09-21
    令和 3年  9月 文教常任委員会-09月21日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 3年  9月 文教常任委員会-09月21日-01号令和 3年  9月 文教常任委員会 世田谷区議会文教常任委員会会議録第十号 令和三年九月二十一日(火曜日)  場  所 大会議室  出席委員(九名)    委員長         福田たえ美    副委員長        加藤たいき                下山芳男                山口ひろひさ                高橋昭彦                藤井まな                田中優子                田中みち子                青空こうじ  事務局職員    議事担当係長      髙橋 亮    調査係副係長      阿閉孝一郎  出席説明員    教育長         渡部理枝    教育監         粟井明彦
      教育総務部    部長          知久孝之    教育総務課長      安藤良徳    学務課長        田中勝将    学校健康推進課長    山下裕光    副参事         秋元勝一   教育政策部    部長(教育監兼務)    粟井明彦    学校職員課長      前島正輝    教育指導課長      毛利元一    教育ICT推進課長   齊藤真徳    教育研究・研修課長   隅田登志意    教育相談・支援課長   柏原耕治朗   生涯学習部    部長          内田潤一    生涯学習・地域学校連携課長                谷澤真一郎    中央図書館長      會田孝一   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和三年度補正予算(当委員会所管分)について   (2) 令和三年度 全国学力・学習状況調査の結果について(速報)   (3) 図書館カウンター下北沢業務委託事業者選定プロポーザルの実施について   (4) 新型コロナウイルス感染症に係る教育委員会事務局の対応について   (5) その他  2.請願の継続審査について  3.閉会中の特定事件審査(調査)事項について  4.協議事項   (1) 勉強会の開催について   (2) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇      午後二時五十九分開議 ○福田たえ美 委員長 ただいまから文教常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行いますが、引き続き、新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者の報告は簡潔明瞭に、委員の質疑は要点を絞るなど、会議時間の短縮に御協力をいただきたいと思います。  また、発言の際は、お手元のワイヤレスマイクの使用をお願いいたします。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和三年度補正予算(当委員会所管分)について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎安藤 教育総務課長 それでは、令和三年度補正予算の当委員会所管分について御説明いたします。  本補正予算は第三次となり、第三回区議会定例会に御提案、企画総務常任委員会において審議をお願いしている案件ですが、その中で教育委員会の所管事項に関わるものについて、お手元の資料にまとめましたので、これに沿って御説明いたします。  お手元の資料を御覧ください。まず、1補正額(性質別)の(1)教育費でございます。今回補正額は、行政運営費が二億一千六百十五万五千円の増額となり、補正後の教育費総額は二百三十三億七千七百六十六万二千円となっております。  続きまして、2関連歳入歳出科目の補正内容でございます。(1)区民の生活と区内事業者等の活動を守る取組みを御覧ください。こちらは、令和四年三月を開設予定としております図書館カウンター下北沢の開設準備及び運営経費でございます。補正額は七百七十七万八千円を計上しております。  一枚めくっていただき、次に、(2)子どもの学びと育ちの支援を御覧ください。こちらは都の補助金を活用し、子どもの学習指導体制の確保並びにICT環境体制整備等を行うものでございます。内容といたしましては、ICT支援員の追加配置、画像転送機及び可搬型アクセスポイントの追加配備、ウェブ会議システムライセンスの購入等、区立小学校日光林間学園の延期に伴う経費、不登校特例校(分教室型)の開設準備経費となっております。歳入については、都の補助金を一億五千七百六十四万三千円を見込んでおり、歳出については二億一千八百五十三万一千円を計上しております。  (3)その他を御覧ください。こちらは教育相談室世田谷分室教育総合センター移転に伴う賃借料の減となります。なお、移転時期は令和三年十二月を予定しております。歳出について一千十五万四千円の減額となっております。  次に、3債務負担行為補正でございます。これは中丸小学校新BOP棟の増築に伴い、建物の賃貸借契約を締結するものでございます。期間は令和三年度から令和十二年度までで、限度額は二億六千四百九十二万三千円でございます。  以上が、一般会計補正予算(第三次)教育委員会事務局所管分の概要でございます。  続きまして、三ページを御覧ください。学校給食費会計補正予算(第一次)でございます。まず、予算規模ですが、今回四千三百二十八万二千円の補正を行い、補正後の予算額は三十一億三十万九千円となっております。  次に、歳入ですが、繰越金について、前年度繰越金の確定により四千三百二十八万二千円の増額となっております。  歳出については、学校給食費について、歳入と同額を計上するものでございます。  以上が、学校給食費会計補正予算(第一次)の概要でございます。  報告は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆加藤たいき 委員 ちょっとICT支援員の具体的な業務の確認をさせてください。 ◎隅田 教育研究・研修課長 ICT支援員につきましては、まず、教育環境のICT環境の整備を行う役割や、また、実際に直接授業の中で教員や子どもたちの操作支援、またICTを活用した授業づくりの段階からの支援、アドバイス、また校内研修の講師を引き受けるなどといった多様な役割を担っております。 ◆加藤たいき 委員 全部の学校から聞いているわけではないんですけれども、ある学校の方から聞いて、ICT支援員が今、月一回来ていた学校なんですけれども、今後、週一回から二回以上に増えていくとも聞いているんですけれども、ICT支援員が来る時間というのが学校の授業中であるがゆえに、具体的に授業を行っている教員と話す機会が全くないというところが実は生まれてきてしまっているというところがまず一点と、ICT支援員に何の仕事をしてもらうのかというのを、学校側が仕事をつくらないといけなくなってしまっているぐらいコミュニケーションがいまいち取れていないようでした。  何をやってもらっているんですかと話を聞いたら、タブレットの起動チェックだったりという、そういった雑務ばかりやってもらっている学校もあるようで、これは具体的に教育委員会として、こういったことを学校としてやってもらうと、ICT支援員とのすり合わせをちゃんとしていかないと、ただ行ってもらっただけで、今無駄な状況になってしまっている可能性も大いにあるということは、状況として把握しているんでしょうか。 ◎隅田 教育研究・研修課長 ICT支援員の委託先のコーディネーターとは連絡を取り合いながら、学校の状況について確認をさせていただいております。また、学校のほうでどのような業務を担っていくのかということについて、あらかじめ作業指示書の作成、提出を学校に依頼しているところでございます。今、委員の御指摘の話でありますと、そういった作成のほうを学校のほうに任せっきりかというようなことであったかと思っておりますので、また改めて、ICT支援員の業務内容につきまして、学校との確認、またICT支援員が自ら学校の中でコミュニケーションを発揮して、その学校に向けて必要な支援ができるような、そういったICT支援員の力量の向上などにつきましても、今後しっかりと取り組んでいきたいと考えております。 ◆加藤たいき 委員 ぜひお願いしたいんですけれども、ICT支援員も人数を増やしたからいいとかではなくて、回数を増やしたからいいというよりも、どれだけ濃厚なコミュニケーションを取りつつ教育に生かせるかだと思っておりますので、そこをしっかり教育委員会として把握した上で、学校側とICT支援員のバランスをうまく取ってもらえたらなというふうに思います。  以上です。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(2)令和三年度全国学力・学習状況調査の結果について(速報)について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎隅田 教育研究・研修課長 全国学力・学習状況調査は、昨年度は新型コロナウイルス感染症対策の中、実施が見送られましたので、二年ぶりの実施となりました。このたび、国より調査結果の公表がございましたので、取り急ぎ速報値として平均正答率の結果の御報告と今後の取組について御説明するものです。  調査の概要でございます。(1)実施日は記載のとおりです。  (2)対象は小学校が六年生、中学校が三年生、例年どおりでございます。  (3)(4)参加した児童・生徒数、調査の目的については記載のとおりでございます。  (5)調査内容は、国語と算数・数学の教科の調査と質問紙調査となります。  2調査結果、今回は速報値として、平均正答率の結果をお示ししております。小学校の国語、算数、中学校の国語、数学について、世田谷区、東京都、国、それぞれの平均正答率を一覧で示したものとなります。参考までに、令和元年度の調査結果も掲載しております。前回同様、今年度も全ての校種、教科で区の数値は国や都を上回っております。  3調査結果の活用については記載のとおりでございます。  4今後のスケジュールでございます。学校では児童生徒に結果を返却します。また教育委員会では、区全体の状況や課題などについて分析した結果を報告書としてまとめ、十二月の文教常任委員会において改めて御報告させていただく予定です。  御説明は以上となります。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 こういう結果はいいんですけれども、例えば国語、算数、小学校の場合は同じ世田谷区の中でも、令和元年と比べて令和三年はどちらも正答率が上がっているわけですよね。中学校の場合は逆に、国語はかなり正答率が下がっていると。これは、こういう結果でしたで終わるものなのか、一体どういう傾向があったり、どういう原因があってこのような結果になっているのか、そういうことを解析したり、何か研究材料にしたりということはされているんですか。 ◎隅田 教育研究・研修課長 ただいま結果がちょうど戻ってきた段階でございまして、全体の数値の動きを基に、これから結果を分析してまいります。また、国のほうでも全体の結果、今数値的なものが取りあえず届いている状況でありますけれども、全体の報告書というものもこの後まいりまして、区の個々の状況と併せて改めて分析をいたしまして、十二月には御報告できるように分析と結果のまとめを進めていきたいと考えております。 ◆藤井まな 委員 ほかと比べるのが必ずしもいいことだとは思わないんですけれども、二十三区の中では、世田谷区というのはどれぐらいのポジションにいらっしゃるんですか。 ◎隅田 教育研究・研修課長 区ごとの平均正答率の公表というものは、東京のほうが行っておりませんので、ちょっと他区市との比較ということはできておりません。都道府県ごとの数値は国のほうで出しておりますので、そちらとの比較はできるということになっております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(3)図書館カウンター下北沢業務委託事業者選定プロポーザルの実施について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎會田 中央図書館長 図書館カウンター下北沢業務委託事業者選定プロポーザルの実施について御報告いたします。  1主旨でございますが、図書館カウンター下北沢につきましては、本年二月にその整備につきまして本委員会で御報告させていただきました。令和四年三月の開設に向けて、公募型プロポーザルにより業務委託事業者を選定いたしますので御報告するものです。  2施設の概要です。(1)所在地等については記載のとおりでございます。  (2)開館時間・休館日ですが、開館時間は午前九時から午後九時、休館日は館内整理日を月に一日と年末年始ということです。  (3)開設予定時期ですが、令和四年三月下旬を予定しております。  (4)主な機能(業務内容)でございますが、図書館窓口業務区政情報等の発信、区内障害者施設自主生産品の展示、販売ということにしております。  3プロポーザルの概要でございますが、選定委員会を設置し選定を行ってまいります。一次審査として書類審査、二次審査、プレゼンテーション及び質疑応答で、総合的に事業者を選定していく予定でございます。提案上限額は記載のとおりです。  (4)選定スケジュールでございますが、これも予定ではございますが、九月二十四日に事業者の募集公告を行いまして、十一月中旬に一次審査、十二月中旬には二次審査から事業者選定にということで決定してまいりたいというふうに考えてございます。  裏面を御覧ください。(5)その他でございますが、委託事業者は区内在住の障害者雇用ということを、受託業務に従事させるということを考えてございます。  4として、今後の全体のスケジュールでございますが、今お話しさせていただきました運営事業者の選定と同時に、十月以降内装工事が入ってまいりまして、一月か二月には、もう一回、文教常任委員会のほうで正式に報告のほうをさせていただきたいと考えております。令和四年三月下旬開設を目指してまいります。  参考として、案内図のほうを記載してございますので参考にしていただければと思います。  報告は以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆藤井まな 委員 参考までに、二子玉川と三軒茶屋の状況というか、同じように選んでいるんだと思うんですけれども、すみません、勉強不足で分からないですけれども、その状況と、あとここは京王電鉄さんの高架下ということは、京王さんにこの賃料をお支払いするのかな。そこら辺の賃料の問題とかというのが、どういうふうな発生をしているのか教えてください。 ◎會田 中央図書館長 まず、二子玉川、そして三軒茶屋というところで、平成二十七年四月に二子玉川、十月に三軒茶屋ということで開設しております。こちらにつきましての事業者の選定につきましては同じような、いわゆるプロポーザル方式の形での公募をいたしました。結果といたしまして、どちらもTRC、図書館流通センターということで現在運営しているところでございます。  それから、今もう一点お話のありました京王電鉄との関係でございますが、賃料につきましてはお支払いすることになります。そういったことで、まだちょっと交渉中というところもありますので、正確な金額まであれですが、交渉のほうをさせていただきまして、賃料を支払って活用するということで考えてございます。 ◆藤井まな 委員 どっちかというとちょっと都市整備領域みたいな話になっちゃうんですけれども、要はここを開発することに関して、京王さんとかと何か取り決めみたいなものというのは事前にはなかった、後乗りしたから賃料が発生するということなんですかね。要は開発行為に対して、やっぱり行政から負担とかしているわけじゃないですか。その上に建っている建物になるんですよね、多分ここって。そういうところでも、やっぱり普通の、正規の賃料は全部発生するものなんですか。そういう話は一切出なかったのかなという、すみません、ちょっと都市整備っぽい話になっちゃいますけれども。 ◎會田 中央図書館長 こちらですが、都市整備領域にかかる部分が多いんですけれども、何年もかけていろんなお話のほうはさせていただいているというふうに聞いています。そういった中で、賃料につきましても、何度もお話はさせていただいているというふうに聞いています。そういった中で、こういった形につきまして、いわゆる高架、ちょっと正式な名称が出てこないんですけれども、高架の中に入って、いわゆる無償ということではなくて、やはりこれは京王の範囲だということで、京王に賃料をお支払いして使わせていただくということで、今お話のほうは進んでいるというふうに聞いております。 ◆藤井まな 委員 それは何となく分かるんですけれども、要は一般の人たちの入っている、入居するだろうなみたいなのと全く同じ金額での賃料なんですかね。そこにはもう、京王が例えばここに入る賃料は一〇〇%がこれぐらいだと決めたものを一〇〇%全部支払うのか、それとも教育という分野のものだからみたいなものとかは一切ないということですか。ニュアンスは伝わっていますか、大丈夫。 ◎會田 中央図書館長 この開発施設は京王電鉄の独自事業ということで、いわゆる連続立体交差化事業高架下利用の協議等は、この対象ではないというふうに聞いてございます。また、対象物件の賃料条件を協議、交渉するということは、やっぱり個別ということになるというふうに聞いています。そういった中で、駅周辺の商業施設でございますが、小規模であるということから話合いの中では――なので、ほかのテナントとイコールであるというふうには、ちょっと正確な情報がなくて申し訳ないんですけれども、そこは区ということでの減額等については、いろいろ交渉した中で決めているというふうに認識しているところでございます。 ◆藤井まな 委員 今の話だと、京王とそれぞれのテナントさんが話し合うという話だったんですけれども、賃料に関しては、教育委員会として、今までいろいろ様々な交渉のやり取りがあったということなんですか。 ◎會田 中央図書館長 この辺の交渉につきましては、具体的には都市整備領域のほうで中心で行っているというふうに考えてございます。同席はしていると思うんですが、教育委員会として独自には行っていないという認識です。
    ◆藤井まな 委員 では、図書館カウンターが入ります、そこの賃料をどうこう決めるのは都市整備領域がやっているということなんですか。 ◎會田 中央図書館長 交渉の窓口としては都市整備領域ということでございます。 ◆藤井まな 委員 いやもう、それはシステム的にはそうなるのは分かるんですけれども、それこそ教育分野の話だし、まさに個別で企業とやり取りするのであれば、世田谷区としては意見をどんどん言っていったほうがいいと思うし、結局区民の税金なわけですから、しかも教育分野で、下北沢には周辺に図書館がなくて、大変意義のあるものだと僕も思っていますよ。だからこそ、それはしっかりと交渉を、教育委員会がやっぱりこういう意味があるものなんだからと、賃料とかを交渉していっても、口を出してもいいんじゃないのかなと思うんですけれども、教育委員会はそうは思っていないということでいいんですか。 ◎會田 中央図書館長 そこは、言うべき意見のほうは言わせていただきながら、ちょっとまた引き続き交渉に当たりたいと思います。 ◆青空こうじ 委員 この地図を見ると、そんな賃料を払わなくたって、すぐそばに北沢総合支所があるんだし、そこの一角を使えば家賃も要らないで済む、そういうことを考えたことはないですか。 ◎會田 中央図書館長 図書館カウンターにつきまして、こういった施設について、どこに設置するかというのは、下北沢に設置するというふうに決めてからもう何年もたっておりますので、その中では北沢タウンホールも活用できないかということも、当初いろいろ考えました。ただその中では、やっぱり場所の問題であるとか、少し不便になってしまうということとか、また京王からの話もございましたので、京王電鉄にこの今の場所にということで、ここまで話が進んできたということで整備のほうは決まったということでございます。 ◆青空こうじ 委員 それはちょっとおかしいと思いますよ。不便だと言うけれども、対して変わらないですよ。一階にヘーベルハウスに貸しているじゃないですか、あんなもったいない。前はすし屋があったり、地下にもあったりして、あそこの総合支所の中にそういうのがあるじゃないですか。一階で、すごくヘーベルハウスさんとかいいですよ。決して区民に対しても、小規模なところだったら賃料も要らないし、自分のところの中で済むんだからね。僕は思うんだけれども、何か税金の無駄遣いをしているんじゃないかと思うよ。決して、北沢総合支所は不便な場所でも何でもない、まして一階はフラットだし、障害の方が来るのも楽だし、あそこの広さは結構大きいですよ。あれは前に違うお店に貸していて、今はヘーベルハウスさんのほうに貸してやっているんだけれども、なぜそういう無駄なお金を使うというのか、何かお金をもっと大事にしようと思わないんですか。 ◎知久 教育総務部長 ちょっとうろ覚えであるんですけれども、北沢タウンホールは、たしか小田急電鉄との共同で土地を持っているはずだと思って、開発したもの自体は。だから多分、商業的に適したようなところは、小田急のほうでお貸ししているんだと思うんですね。ですので、各店舗に入るときは、区としてもどこが必要だということで、今のタウンホールの中で借りていると思うので、新たにそういうサービスを提供するような場所を借りるのであれば、小田急との交渉が必要だと思うんです。その交渉ということは、当然賃料も発生してくると思うんです。その中で決定をしてきたんじゃないかと思われます。 ◆青空こうじ 委員 北沢総合支所の敷地の脇のところに、職員とか来場者が来る駐輪場もあるわけですよね。それも三つあるわけですよね、小さいけれども。あそこだって仮設のプレハブみたいなのを造って、もっとかわいらしい図書館カウンターを造れば僕はいいと思うので、よっぽどよそで家賃を払ってやるということは、もっと考えていくべきだと思うんだけれども、そういう考えはないんでしょうか。 ◎會田 中央図書館長 青空委員から貴重な御意見をいただきましたけれども、ちょっと図書館カウンターにつきましては、これで三つ目ということになります。今後、図書館の補完的な機能ということではカウンターというのは、地域図書館とはまた役割が明確に分かれたものということで意味のあるものだと考えてございますが、確かにコストの問題とかそういったことを含めると、今後、いわゆる図書が、本はなくても貸出し機能だけをより特化できるような形で、まさにICタグ等を使えばさらなるものというところでは、今後については総括しながら、今後の図書館全体の図書館ネットワークというものについては、また考えていきたいと思います。 ◆青空こうじ 委員 電車が下に入って上部利用があるわけですね。上でもまだ空いている店舗もあるんだし、だったらそういう場所を使ってあげるとか、もうちょっといろいろ考えてやるべきだと思うんだけれども、そういう考えはないんでしょうか。 ◎内田 生涯学習部長 いろいろ御意見いただきましてありがとうございました。今回の下北沢の図書館カウンターなんですけれども、確かに場所をどこにするかというのは重要な問題だと思っています。今いただいた北沢タウンホールですとか、そういったところというのは、まず検討の俎上に上がったんだと思うんですが、今回、京王電鉄の高架下とはいっても、高架の横を整備するような段階で、いろんな商業施設が入ってくる、そういった建物の活用といった部分もありまして、賃料がどうしても発生するという部分はあるんですが、駅に近い利便性も考えて、今回こういったところに整備させていただいたんですが、今後、図書館カウンターなり、そういった整備の段階につきましては、より慎重に検討してまいりたいと思っています。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(4)新型コロナウイルス感染症に係る教育委員会事務局の対応について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎安藤 教育総務課長 それでは、新型コロナウイルス感染症に係る教育委員会事務局の対応について御説明いたします。  1新型コロナウイルス感染症に係る区立小・中学校及び幼稚園等の運営方針について(その二)、九月十三日以降の運営方針を取りまとめたものでございます。  方針の内容は、一枚おめくりいただいて資料二枚目、別紙を御覧ください。3新学期の学校の状況です。九月十二日まで分散登校を実施してまいりました。  (2)コロナ感染不安により登校を控えている児童・生徒の割合は記載のとおりです。  裏面をおめくりいただき、下にページが振っております、二ページ、(3)分散登校の効果と課題として、①感染不安が高まる中、短縮授業や分散登校を実施し、可能な限り感染を防止しつつ、オンライン学習を併用し教育を保障してきています。③保護者が仕事を休めず子どもだけで自宅で過ごすことができなかったり、自宅にインターネット環境がなかったりという場合、学校や新BOPでの受入れを行っております。④受験を控えた中学三年生の登校日が減ることによる学習の遅れを懸念する声がございます。  4感染拡大抑止に向けた分散登校等の実施について、九月三日から実施してきた分散登校は十二日までで終了いたしました。その後は、自宅からのオンラインでの授業参加希望者が一定数いることから、通常授業と自宅でのオンライン参加の選択制を実施しております。  同じページの下のほう、(2)通常授業とオンライン学習の選択制に記載のとおり、九月十三日月曜日から当分の間としております。  三ページに移りまして、(3)共通事項の④新保BOP学童クラブは、分散登校終了後の九月十三日月曜日以降は通常運営に戻し、保護者へは可能な範囲で利用日数と利用時間を控えていただくよう、引き続き自粛を求めていくとしております。  かがみ文にお戻りください。2その他の事業、(1)連合運動会についてです。大人数での移動、集合等で、三密を避けて実施することが困難であること、分散登校の実施により、練習や準備等を十分に行うことが困難であったことなどから、安全性を十分に確保して実施することが困難であるため、十月に区立総合運動場で実施予定の小学校連合運動会、小学校特別支援学級連合運動会、中学校陸上競技大会を中止といたします。  3区立小中学校での感染発生状況は記載のとおりです。  説明は以上です。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 十三日からの選択制のほうは、実際どのぐらいの子どもたちが家庭学習というんですか、オンラインを選んでいるんでしょうか。 ◎毛利 教育指導課長 現在、先週から選択制を行っておりますが、今おおむね一〇%以下でして、六%から七%ぐらいの値になっております。 ◆田中優子 委員 その子どもたちに対するフォローといいますか、一応オンラインで授業を受けているということにはなっていますけれども、本当に受けているかとか、あるいはチェックということをしながら、その状況について担任からとかチェックしたり、あるいはフォローしたりするようなことはされているんですか。 ◎毛利 教育指導課長 分散登校、オンライン学習のときと同じように、引き続き子どもたちの様子を丁寧に見取るようにということを指示しております。 ◆田中優子 委員 何か実態をちょっと聞いたところ、本当に低学年はお菓子を食べていたり、もうばたばた動き回っていたり、全然授業になっていないというところもちょっと保護者が見ていて、そういう状況を目の当たりにしていますよということも、ひえしま議員の一般質問の中でも紹介されていましたけれども、そんな状況があるみたいなんですが、そういうことを担任の先生もきっと画面で見ていらっしゃると思うんですけれども、教育委員会としては、そういう状況をきちんと把握されているのか、また、そういうことについてどのような指導をされているのか伺います。 ◎毛利 教育指導課長 今、委員御指摘あったように、分散登校、オンラインのとき、半分の子どもたちが日ごとにオンラインで入っていたということで、子どもたちの学習は様々な状況であったというところは認識をしております。今後なんですけれども、子どもたちにオンライン学習はどうだったかという簡易なアンケート調査等を実施して状況を把握し、また、そこでの結果を基に、今後のオンライン学習の支援について考えていきたいと思っております。 ◆田中優子 委員 それはぜひ検証していただきたいと思うんですけれども、あとちょっと別件なんですが、前回の新型コロナ感染症対策の教育委員会の対応ということで報告がありました。また、第四次補正予算にも上がっている宿泊行事、それから大会前の抗原検査ということについてなんですけれども、これについては第四次補正というのは、今日の企画総務委員会で諮られましたけれども、本会議はまだ終わっていないので最終決定を待つところではありますけれども、私たちの会派では、抗原検査というものは文科省が各学校にキットを配布するとしてはいますけれども、利用対象者はあくまでも有症状、何か具合が悪いと、熱があるとか、もしかしたらコロナが疑われるかなとか、そういう人、そういう子どもを対象にやるものですよというふうに打ち出しています。  また、日本医師会の中川会長は、抗原検査のキットはあくまでも、無症状の方に実施して感染していないことを確認するものではないのだと、これはもう明確におっしゃっているんですね。そのことに対して、世田谷区教育委員会はそれに反して全く無症状の子どもたち、しかも全員対象と言いながら、全員義務づけて、強制して検査してくださいとは言えない、非常に中途半端な状態の形でやろうとしているんですけれども、これは適正な使い方だと思いますか。私どもの会派では、様々議論した結果、不適切な使い方を区教委は学校にやらせようとしているというふうに思っているんですけれども、まず伺います。適切な使い方だと考えてのことでしょうか。 ◎田中 学務課長 こちらの宿泊行事前の抗原定性検査につきましては、やはり今は感染数は少なくなっているような状況にありますが、やはりこの行事が他の行事と比較して、食事や入浴、就寝というところで集団の感染リスクが高くなる場面があるということで、より丁寧な感染症対策を行っておりますが、さらに集団感染、そういったものの発生を防ぎ、児童生徒が安心して行事に参加できることということで、こちらのほうは実施していくというふうに考えておりますので、そこについてはこの検査の実施については適正なものと考えております。 ◆田中優子 委員 今の説明の中に、より安心して参加できるという言葉があったんですけれども、安心していいんでしょうか。これは強制できないんですよね。全員がやるということは言えないわけですよ。そういう状況というのは非常に好ましくないと思うわけです。協力してくださいと教育委員会は言うけれども、各学校では非常に混乱するというか、強制ではないということが前提にあるわけですから、全員にやれとは言えない。できるだけやってきてねと言っても、恐らくやらない人たち、やらない家庭もあるでしょうし、それに対して絶対文句は言ってはいけないし、完璧に全員を検査できないもので安心していいんでしょうか。そこが非常におかしいと思うんですけれども。 ◎田中 学務課長 委員のおっしゃるとおり、こちらの検査については全員に強制するということはできませんので、最終的には、そこは任意の検査という形になります。ただ、こちらとして、先ほど説明した趣旨を御家庭、学校にちょっとそこは理解していただいて、可能な限りの御協力をいただくということで、より感染リスクがある方については、そこでしっかり見ていくということの検査としては、この検査はすぐに結果が出るというところもありますので、そういうところでは効果があると思いますので、その中で学校、家庭の理解を求めていきたいと思います。 ◆田中優子 委員 教育委員会としても非常に苦しい答弁だと思うんですけれども、より安心とかは保証できないんだよということは、一つ事実としてあるということですね。完璧じゃないですから。ということが一つと、もともと熱があったり、何か具合が悪いという子は、行事も大会も参加しないわけですよ。それはもうこのコロナ禍で、ちょっとの体調の変化でも、みんなすごく敏感になっているし、それはもう絶対ほかにも迷惑かけられないなと、分からないかもしれないけれどもやめておこうと、そういう常識というか、この一年半以上でみんな嫌というほど身につけているというか、そういう部分があると思うんです。  だから、本当に無症状で何でもないという状況で、でも大会なり宿泊行事も、文科省も東京都ももうやってくださいと、感染症対策に気をつけてやりましょうと、それは私も大賛成で、その中でやりましょうという中で、症状があったらもう休みましょうねというのは常識なんですから、何で世田谷区だけあえてこんなものをやって、もし出てしまったらどうしようとか、子どもたちに物すごい心理的な負担を強いるものだと思うんですよ。また、一体クラスで何人以上が陽性というふうに出たら中止、クラスごと、このクラスは駄目です、出られませんとか、行けませんとかということになるのか、そういう基準を学校に示しているんでしょうか。その辺についても教えていただきたいと思います。 ◎田中 学務課長 やはり陽性になった方については、無症状ということでなかなか自覚されていない状況で、陽性ということが可能性としてはありますので、そういう方が出た場合には、学校を通じてしっかりとしたケアはしていかなければいけないとは思っています。また、基準につきましては、委員のおっしゃるとおり学校に任せるのではなく、複数名陽性者が出たような場合には、教育委員会と学校が協議して、そこは決定していきたいと。なかなか何人であれば行かないとか行くとか、そういうところはちょっと難しいところはあると思うんですが、学級の状況などをそのときにしっかり見て判断していきたいと思います。 ◆田中優子 委員 要するに、不確定なところがたくさんあって、なかなかはっきりこうですとは言えないし、例えば何人出たって、もしかして何人受けていなければ、全く状況をつかめていないということになりますよね。その中で、もしかしたら学校によってはきちっと、できるだけこれは協力してくださいと強く保護者に伝えるところもあるかもしれませんし、強制じゃないから一応やる人だけやってねぐらいの、学校によってもかなり対応が違うということも考えられます。また、強制じゃないと言いながらも、同調圧力みたいなものが狭い集団の中で起こって、もう半強制みたいな形になるということは非常に好ましくないというふうに思うんです。  しかも、確実な検査ではないし、だからこそ文科省は、あくまで有症状者のみ使ってくださいよと、そういうふうに出しているものです。それをこういう使い方をするということを教育委員会が出すのは、私は非常に不適切だというふうに思います。取りあえず、今後も見ていきますけれども、それは意見として強く申し上げておきます。 ◆藤井まな 委員 前に、ワクチンは中学生から打てるという話で、今中学生がどれぐらい打っていて、副反応があるのかないのかみたいなことも、教育委員会としてもある程度把握しておいたほうがいいんじゃないですかというお話をさせていただいたんですけれども、その後、それはどうしようみたいなこととかは今考えていらっしゃいますか。それとも、やっぱりそれは教育委員会の仕事じゃないという判断なのか教えていただきたいと思います。 ◎山下 学校健康推進課長 以前の委員会で、今、藤井委員のほうから御指摘いただきました対象となる児童生徒へのワクチンの接種の状況についての調査についてでございますけれども、現時点で明確に調査をするというような方針はまだ定めておりません。適宜、住民接種の担当所管のほうに情報はいただいておりまして、参考に申し上げますと、本日九月二十一日現在の時点で十二歳から十五歳の方、対象がおよそ二万八千人いらっしゃいますけれども、そのうち一回接種をされた方が約一万一千人、割合として約四〇%となっております。二回目の接種が約五千人でございまして、割合としまして約一八%の方が接種をされているということでございます。  また、区の予約システムでの予約者数でございますけれども、こちらのほうが約一万三千人でございまして、割合としましては約四七%というふうになってございます。ワクチン接種の予約につきましては、必ずしも予約システムを通さないで直接医療機関に電話で申し込む、あるいはまた、御家族の方の仕事の関係で職域接種で受けられているというような方もいますので、予約者については、あくまでもシステムでの数字というようなことでございます。一応教育委員会のほうとしては、こういった形で関係所管のほうから情報をいただいて、状況の把握に努めているというところでございます。 ◆藤井まな 委員 どこまで入り込んでやるかは教育委員会だと難しいとは思うんですけれども、私の知り合いのお医者様でも、やっぱり大人はやるけれども、子どもには受けさせたくないと考えている方たちもかなりいらっしゃったりするという話も聞いていますし、また、大人と子どもで副反応がどうなるかというのもまだ分かっていない部分は多いと思うんですよね。やっぱりある程度の把握する努力というのはしたほうがいいんじゃないのかな。もちろんそれは名前を明かしてとかという話じゃなくて、やっぱり統計的にはいろいろとそういったことをしっかり調査する必要があるんじゃないのかなということは意見をしておきます。 ◆加藤たいき 委員 オンライン授業について、先ほど毛利課長が保護者の方に今後アンケートを取るということで、ぜひそれを進めてもらいたいなというところと、もう一点、学校側、オンライン授業として教育委員会として総括すべきだと思っておりますので、学校側と特に教員の現場の担当からは、どういったことをやったのかというところはちゃんと聞き取りをした上で、ソフト面、ハード面のことは言語化で今後、これは要望をしておきます。  この間、結構いろんな児童と、いろんな学校の二十校近くの子どもと話させてもらって、オンライン授業の話をいろいろ聞いてきて、教員の方のスキルによって非常にうまくいっているパターンと、子どもにとっては、もう全然オンラインなんて今後やりたくないよと言っている。もう二極化していて、すごく私自身も勉強になりました。これは保護者から来た関係なんですけれども、分散登校中にオンラインを一切やらない学校が当初あった中で、だんだんと変化があったということで、小中学校でこの間、分散登校中ですね。オンライン授業は全校でちゃんとやれたのかというのは把握できているんでしょうか。 ◎毛利 教育指導課長 まず今、委員の要望というところでしたけれども、学校のほうにも聞き取りしながら、よりよいものをつくっていきたいというふうに考えております。  また、当初なんですけれども、やはり特に初日、二日目については、なかなかオンライン学習の準備ができていない学校があったのは事実でございます。ただし、最終的には、分散登校、オンラインの中で、全ての学校がオンラインの学習を実施しております。 ◆加藤たいき 委員 それだったら安心したんですけれども、当初、ある学校の五年生の時間割を見させてもらったときに、自宅班、登校班とA班、B班で分かれていたんですけれども、入れ子でA班のやった授業を、次の日、またB班が同じ授業をするという関係で、自宅で何をやっていたかというと宿題をプリントでやっているという状況で、これが果たして授業としてカウントするのかな。その週は全部四時間だったわけですよ。ほかの学校は六時間までやっている学校があったりというところで、学校によってこま数がかなりばらつきが出てきてしまっている中で、おまけに自宅では、オンライン授業をしていない時間帯は全てプリント、それを授業としてカウントして、今後の授業数の、学年によって授業のこま数というのは年間を通して決められていますよね。それがちゃんと終わることができるのかというところが非常に懸念されると思うんですけれども、それは教育委員会として把握できているんでしょうか。 ◎毛利 教育指導課長 今お話がありましたように、今回オンライン学習を全ての子どもたちがやったというのは、日本で全ての一年生から中学校三年生までって多分、世田谷区だけだと思うんです。今回やってみて、本当にいろいろな課題があったんですけれども、そこの課題を今後にぜひ生かしていきたいなというふうに思っております。  また、授業時数につきましては、今のところ、学校はそもそも学習の計画を立てる際なんですけれども、いろいろな休校等の準備がありますので、比較的多めに授業時間を設定しているので、今回の分散登校、オンライン学習によって授業時間が足りなくなるということはございません。 ◆加藤たいき 委員 それを聞いたら安心しました。教員の方とお話しさせてもらう時間をいただいたのでちょっと話したんですけれども、授業に今、Qubenaを使ったりしていると思うんですけれども、Qubenaの正答率が低く出てしまう傾向にあるという話があって、何でですかという話をしたら、子どもの手書き、打ち込む形じゃなくて、手で直接タブレットに書き込むことによって、ゼロを書いているつもりが6に認識されてしまったりというところもあるようなので、ぜひ教育委員会としては、タブレットに使えるペンみたいなものをぜひ導入してもらえないかという声があったんですけれども、そういった声は現場から届いていますか。 ◎隅田 教育研究・研修課長 Qubenaの回答の様式、仕方につきまして、直接手入力するケース、また選択式、様々な回答方式のある中で、確かにうまくタブレット上で滑りにくいとか、いろんな状況があって、その辺の改善につきましても、業者とも話をしております。タッチペンを使って効果があるのではないかというふうなお声も聞いてはおります。ちょっと今その入力の方法につきまして、改めてドリル系アプリの会社、Qubenaの会社とも、今改善について話をしているところでございます。 ◆加藤たいき 委員 ぜひ検討してもらいたいです。特に低学年はキーボードを使い切れていないので、直感型の授業が多くなっているとも聞いていますので、そのQubenaだけではなく、ロイロノートにしても手書きで先生が全く読めないとか、担任の先生が読めない文字になってしまったりするらしいので、そういったところもちょっと考えてあげてもらいたいなというふうに思います。 ◆田中みち子 委員 私からは、実態把握のためにアンケートをするということで、今御答弁の中でも簡易なアンケートとおっしゃられて、簡易なというところがちょっと私のところで引っかかりが実はあって、やはり丁寧にこれはやっていただきたいというのが第一前提だと思うんですね。それで対象というのは、保護者向けであるのか、子どもたちからもしっかりと声を受け止められるようにするのか、そのあたりお聞かせください。 ◎毛利 教育指導課長 失礼いたしました。できるだけ回答に手間がないような形でという意味での簡易なというようなお話でした。現在、まだ内容等について、また方法等について検討している段階なんですけれども、保護者の方、または子どもたちにも聞きたいというふうに考えております。 ◆田中みち子 委員 多分、簡単に答えられるようにというところで簡易ということだと承りましたけれども、やはり、子どもたち一人一人の声というのがとても重要だと思っていて、それぞれの家庭環境というのも見てとれるようなアンケートにぜひ工夫していただきたいと思うんですね。やはり、子どもたちの主体な学びをしていくという上では、一人一人の声が丁寧に聞き取れるようにアンケートをぜひ工夫していただいて、簡易の部分もあれば、自由記述で書ける欄、あるいはまた学校の先生たちに対しても、教え方の様々な課題というのもあるかと思いますので、そういったところも拾い上げられるような内容というものに、ぜひ検討いただきたいと要望します。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、(5)その他ですが、何かございますか。 ◎山下 学校健康推進課長 前回、九月一日の本委員会における私の発言について訂正をさせていただきます。  前回、私のほうから、世田谷区債権管理重点プラン(平成三十~令和三年度)推進状況についてを報告した際、藤井委員から給食費に関しまして滞納者への催告の方法として、保護者面談時に催告書を担任から保護者へ手渡すとの記載があるが、渡せなかった場合にはどうするのか、子どもに渡すことはあるのかとの趣旨の御質問に対し、私からは、子どもを通じて働きかけることはない旨の回答をしたところですが、その回答を訂正するものでございます。  正しくは、年に一度、二月から三月頃にかけまして、その年度に一度も給食費が納付されていない場合に納付をお願いする通知文を封筒に入れまして、該当の児童生徒に手渡し、保護者へ渡すよう伝えることを学校のほうに依頼をしてございます。その際、児童生徒への配慮から、封筒には教育委員会等の記載のない無地の封筒を使用し、中を見られないように封をしてございます。令和二年度では、小学校で約百人、中学校では約四十人が対象になりまして、通知後に二十四人の方からの納付を確認してございます。  このほか、未納者への納付の働きかけとしましては、毎月督促状を送付しているほか、夜間の電話催告を十月と二月に実施しております。また、過年度分の滞納者には年三回催告書を送付するとともに、十二月と二月には、職員による訪問徴収を行っております。さらに、なかなか納付に応じていただけない方には、弁護士による催告も適宜行っているところでございます。  今後、未納者には様々な機会を捉えて納付を働きかけてまいりますが、保護者への通知を基本としまして、児童生徒を介しての通知は控えたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○福田たえ美 委員長 ただいまの説明に関しましては、委員の皆様におきましては御承知おきいただきたいと思います。  以上で報告事項の徴収を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、2請願の継続審査についてお諮りいたします。  令元・一二号を閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、3閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 児童生徒の教育環境について 2. 生涯学習について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 次に、4協議事項に入ります。  まず、(1)勉強会の開催について協議いたします。  前回の委員会でICTを活用した新たな学びに関する勉強会の実施について、御提案がありました。この間、正副委員長と理事者で調整させていただいた結果、勉強会については、十一月十日水曜日午前十一時から世田谷中学校で実施したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 それでは、十一月十日水曜日午前十一時から世田谷中学校にて実施することに決定いたします。集合場所等につきましては、後日、事務局を通してお知らせいたします。説明いただく理事者の方も、どうぞよろしくお願い申し上げます。  次に、(2)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は年間予定である十一月十日水曜日午後三時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 それでは、十一月十日水曜日午後三時から開催することに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○福田たえ美 委員長 そのほか何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田たえ美 委員長 特にないようですので、以上で本日の文教常任委員会を散会いたします。     午後三時五十九分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   文教常任委員会
       委員長...