調査係主任 村上由希恵
出席説明員
烏山総合支所
総合支所長 皆川健一
副支所長 柳澤 純
地域振興課長 大塚 勇
危機管理部
部長
菅井英樹
災害対策課長 前島正輝
地域生活安全課長 吉田忠博
副参事 若松 武
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本日の会議に付した事件
1.
報告事項
(1) 令和二年度
一般会計補正予算(第二次)について(当
委員会所管分)
(2)
令和元年台風第十九号に伴う
浸水被害への区の取組みに関する
住民説明会について
(3)
オウム真理教問題対策(状況)について
(4) 世田谷区
国民保護計画の修正について
(5) その他
2.閉会中の
特定事件審査(調査)事項について
3.
協議事項
(1) 次回委員会の開催について
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午前十時五十九分開議
○藤井まな
委員長 ただいまから災害・防犯・
オウム問題対策等特別委員会を開会いたします。
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○藤井まな
委員長 本日は
報告事項の聴取等を行います。
まず、委員会に関しましては、引き続き
新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者からの報告は簡潔明瞭に、委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間の短縮に向けた御対応をお願いいたします。
また、発言に当たりましては、お手元の
ワイヤレスマイクを使用いただきますようよろしくお願いいたします。
それでは、1
報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)令和二年度
一般会計補正予算(第二次)について(当
委員会所管分)について、理事者の説明を願います。
◎前島
災害対策課長 それでは、令和二年度
一般会計補正予算(第二次)について(当
委員会所管分)について御説明をいたします。
お手元の
補正予算書の四六ページ中ほどを御覧ください。09
防災対策費でございます。右側の隣のページの四七ページをそのまま御覧いただきまして、
備蓄体制等の整備としまして、需用費を一千二百四十九万九千円補正するものでございます。これは避難所におけます
感染症防止対策用の
備蓄用物品としまして、マスク、
手指消毒液、体温計、
手洗い用石けんを配備するためのものでございます。
説明は以上でございます。
○藤井まな
委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○藤井まな
委員長 次に、(2)
令和元年台風第十九号に伴う
浸水被害への区の取組みに関する
住民説明会について、理事者の説明を願います。
◎前島
災害対策課長 それでは、
令和元年台風第十九号に伴う
浸水被害への区の取組みに関する
住民説明会について御説明をいたします。
なお、本件は、一昨日、十五日開催の
区民生活常任委員会及び昨日、十六日開催の
都市整備常任委員会との併せ報告でございます。
まず、資料の1の主旨でございますが、昨年十二月二十一日、二十二日に開催いたしました
住民説明会後の区の
対応状況や対策につきまして、
浸水被害のありました
周辺住民の皆様を対象としまして
住民説明会を開催するものでございます。なお、
新型コロナウイルス感染状況に応じまして、やむを得ず説明会を中止することも想定されますので、その際は参加者への
資料配付等、代替策を講じてまいります。
2の日時・会場でございますが、記載のとおりでございます。なお、
新型コロナウイルス感染状況に応じまして、密集等を避ける必要がございますため、
出席人数に定員を設けまして、参加は
事前申込制とし、
参加希望者が定員を上回った場合は抽せんとする予定でございます。
3の
説明内容でございますが、風水害時の開設、運営や
情報発信の強化など、
風水害対策総点検の区の具体的な取組及び
浸水被害の
検証状況を予定してございます。
4の
周知方法につきましては、前回の十二月に周知を行いました同じエリアにチラシを配布する予定でございます。また、
区ホームページでも掲載を予定してございます。
説明は以上でございます。
○藤井まな
委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
下山芳男 委員 今、説明で十九日、二十六日ということで、定員については調整中ということだったんですが、大体何人くらいを今想定しているのかということで、上回った場合は抽せんということになっていますけれども、これはとても多かった場合は日程の追加とかそういうことも考えているのか、ちょっとお願いします。
◎前島
災害対策課長 今御質疑いただきました
想定人数でございますが、これは体育館の面積とか、ソーシャルディスタンスで二メートルを確保するとかといった措置を講じた上で、計算の上での人数の試算でございますが、玉堤小で百六十名程度、
二子玉川小で百五十名程度を試算してございます。これは区側の出席者も含みまして、ただし、それは定員ということではなくて、
施設管理者である学校長との協議の上で決定してまいるというふうに考えております。
二つ目の定員を上回った場合の措置として、回数の増とかの御質疑ですが、そのあたりにつきましては、現在、
新型コロナウイルスの
感染状況もございますので、その状況を考慮しまして、何回やるかとかというあたりも
関係所管と状況を見ながら検討してまいりたいというふうに考えております。
◆た
かじょう訓子 委員 私、
区民生活でも申し上げたんですけれども、申込みがある時点で定員を超えているのかというのはもうはっきりするわけですから、その時点でも判断をするべきだというふうに思いますし、その想定をして準備も必要だと思いますので、本当に必要だと、聞きたいという方がしっかりと聞けるような状況、
環境整備を求めていきたいというふうに思います。要望です。
◆つるみけんご 委員 今の
住民説明会については、これは本当に区民の命に直接関わるような内容の説明会ですので、そもそもこの抽せんというのが適切なのかどうかというのが非常に疑問でありまして、やはり希望者の方全員に聞けるような工夫、回数の増等を検討していただきたいということが一つと、あとは
コロナウイルス感染症下で、会場に行きたいけれども、やはり感染が怖いということで行けないということも想定されるので、当然
オンラインというのも今考えていかなければいけないのではないかと思うんですけれども、その点をお聞かせいただけますでしょうか。
◎前島
災害対策課長 回数の増につきましては、繰り返しになりますが、その状況を見ながら検討してまいります。
二点目の
オンラインでという話でございますが、それにつきましては、やり方とかにつきましては
関係所管と検討してまいりますが、前回も説明会でも行いましたが、会場での
配付資料の
ホームページのアップとかあたりは、それと別に早めにアップできるようにまずやりまして、その他の方策については
関係所管と検討してまいります。
◆つるみけんご 委員 本当に命に関わるものを抽せんというのがそもそも適切ではないと思っておりますので、その点はぜひ検討していただきたいということと、あとやはり
オンラインについても、資料をただ
ホームページにアップするだけではなくて、やはりこれから対応していかなければならない部分だと思いますので、きちんと対応をぜひしていただきたいと要望いたします。
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○藤井まな
委員長 次に、(3)
オウム真理教問題対策(状況)について、理事者の説明を願います。
◎大塚
烏山総合支所地域振興課長 それでは、
オウム真理教問題対策(状況)について御報告いたします。
1の現地の状況でございますが、
GSハイム烏山にひかりの輪の信者五名程度が居住している模様ということで、
前回委員会時点から変更はございません。
次に、2の
烏山地域オウム真理教対策住民協議会の
署名活動についてでございます。前回の委員会におきましても御報告をさせていただいておりますが、
オウム真理教に対するいわゆる
団体規制法に基づく
観察処分が来年、令和三年一月末をもって三年の期間を満了いたします。そのために更新を求める
署名活動を実施しているところでございますが、
新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みまして、従来の回覧等による
署名活動から、各地区の町会、自治会の代表の方々に署名していただく方式に変更して行っているところでございます。また、加えまして
区議会議員の皆様方にもぜひとも署名の御協力をお願いしたいということでございます。何とぞ御協力をお願いいたします。
御説明は以上でございます。
○藤井まな
委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○藤井まな
委員長 次に、(4)世田谷区
国民保護計画の修正について、理事者の説明を願います。
◎若松 副参事 私からは、今年度に実施いたします世田谷区
国民保護計画の修正について御報告させていただきます。
まず1の主旨でございますが、平成二十九年十二月に国の
国民保護に関する
基本方針の変更、
令和元年七月に東京都の
国民保護計画が修正されました。また、現在、世田谷区
地域防災計画を修正中でございますので、これらの
変更内容を踏まえまして、区の
国民保護計画を修正いたします。
次に、2の
国民保護計画の概要についてでございますが、
国民保護計画は、法に基づき、外国の
武力攻撃や大
規模テロがあった際、国と区が連携して迅速、的確に住民を保護するためにあらかじめ策定するもので、区では平成十三年三月に策定をいたしました。区の
現行計画の主な内容といたしましては、概要版の写しを別添の
参考資料1として添付しておりますので、後ほど御覧ください。
続きまして、3では、今回の
計画修正の内容を掲載しておりまして、これらの内容を踏まえて進めてまいります。また、裏面には
修正箇所の一覧表をつけておりますので、併せて御覧いただければと思います。
最後に、4の今後のスケジュールにつきましては、七月の
国民保護協議会において諮問、八月に
国民保護協議会委員、庁内への
意見聴取をいたしまして、九月に本委員会で素案について報告した後に、東京都への
事前協議を経て、令和三年一月の
国民保護協議会で案について御答申をいただきます。その後、二月の本委員会にて案を御報告し、東京都への
正式協議を行った上で決定していく予定でございます。
なお、
国民保護協議会の
委員職名一覧を
参考資料2として添付いたしましたので、後ほど御確認いただければと思います。
私からの説明は以上となります。
○藤井まな
委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○藤井まな
委員長 次に、(5)その他ですが、ほかに
報告事項はございますでしょうか。
◎吉田
地域生活安全課長 私から、本年六月五日、
区長宛てに送信された
爆破予告メールの
事案概要について報告させていただきます。
まず事案の概要でございますが、本年六月五日、
区長宛てに、世田谷区、渋谷区にある学校のうち三十か所に爆弾を仕掛けた、
爆破時刻は全て六月八日の十時三十分といった内容のメールがありました。区は、
区内警察署と協議を行った結果、愉快犯の可能性が高いものの、万が一のことを考慮いたしまして、
区内小中学校などに
施設止まりの連絡にとどめることといたしました。
その後、
区内警察署と連携をいたしまして、施設内の点検、周辺の警戒を行ってまいりましたが、六月七日、同様に
爆破予告のあった渋谷区の事案が
報道機関に報道されるに至りまして、保護者の混乱を防ぐため対応を変え、保護者へお知らせすることといたしました。
爆破予告の期限でありました八日午前十時三十分を過ぎた午前十一時の時点で
区内学校施設が破壊されるといった事件は確認されなかったことから、その経過については
区内ホームページなどで区民に周知いたしました。現在まで施設が破壊される事件は確認されておりませんが、
区内警察署と連携をして
学校警戒を継続しているところでございます。
○藤井まな
委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
中村公太朗 委員 直接的には学校になるかと思うんですけれども、まず一点、今回、十時三十分に各学校で避難をしたということですけれども、学校によっては五分前に校庭に出るみたいな場合もあったんですけれども、それは五分前でいいんですかというところがまず一つ。ずれたりする可能性もあるし、どの部分が
危機管理部署としては適切、今回学校に行かせることがいいか悪いかという批判も起きているみたいですけれども、仮に行ったとして何分前、何分後みたいなところというのはどの程度が適切なゾーンなのかというのが一つと、これはもちろん捜査はしているんですよね。サイバーや何なりが追いかけてくれていて、比較的こういうケースでは、今のこの状況であれば逮捕に至る、アカウント含めてなるというパターンが多い――電話でしたっけ、ごめんなさい、メールか。メールであれば追って捕まえることができたケースというのは結構あるという認識でいいんでしょうかという二点、お願いします。
◎吉田
地域生活安全課長 まず一点目の学校における
避難時刻の関係ですけれども、ここにつきましては
教育委員会ともう少し調整いたしまして、マニュアルの整備なども調整いたして、一定の基準というものをつくっていきたいと考えております。
二点目につきましての
捜査関係ですが、これは現在
捜査進行中ということですので情報等は入ってまいりませんが、警察のほうは、同人と思われる者からのメールの送信が相次いでいる状況もありますので、鋭意捜査していると聞いております。
◆
上川あや 委員 今中村委員からもお話がありましたけれども、実際こういうことが起きたときに現場の対応をどういうふうに迫られるか、それが適切にできるかがすごく大切だと思っていて、今回の件ですと区内の学校の先生から、学校長から爆発物を捜すようにというふうに指示が出て、わたわたとその場で捜し始めながら、一方で生徒さんを校庭に移動させるみたいなことをやっていたようなんですけれども、これが果たして適切だったのかなと。
愉快犯の可能性が高いというふうには現場でもその日も思っていたようなことは聞いたんですけれども、かといって爆発物を素人の先生方が捜すみたいなことを指示している場合なのかなと思っていて、先ほど今後の対応について整理していくみたいなお話はあって、当然それはしなければいけないんですけれども、またいつこんなことが起こるかわかりませんので、ぜひ素早い対応をお願いしたいと思っています。これは要望です。
◆
ひえしま進 委員 この事件について、メディアに最初に流れたと思うんですね。僕も区民の方から問い合わせが来て初めて知ったということだったんですが、今後、事件の性質にもよると思うんですけれども、最低でも当委員会の委員には連絡をしてもらうというか、
情報提供していただく必要があるんじゃないのかなと思うんですけれども、その辺はどうなっていますかね。
◎菅
井 危機管理部長 今お話があったとおりだと思います。このたびは愉快犯の可能性が極めて高いという段階で、施設にはもう五日の段階にお知らせして、
先ほどお話があった点検をしてくれということで、金曜日の段階ではもうやっている状況でした。一転、渋谷区のほうが報道されたということで、その中に区も入っていたということで、一部保護者の方にも情報がということだったので、混乱しないようにということでちょっと方向転換をいたしました。その時点におきまして保護者に通知するということでしたので、議員の皆様、全ての皆様に基本的にはすべきだったかなと反省しております。今後は適時適切、事案の内容にもよりますけれども、確認した上にはなりますけれども、
情報提供のほうはさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
○藤井まな
委員長 なければ、これで
報告事項を終わります。
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○藤井まな
委員長 次に、2閉会中の
特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。
1. 総合的な
災害対策について
2
. 危機管理の
総合調整について
3
. 防犯対策について
4
. オウム問題対策について
とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井まな
委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
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○藤井まな
委員長 続いて、3
協議事項に入ります。
(1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は、年間予定である九月三日木曜日午前十一時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。