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  1. 世田谷区議会 2020-02-05
    令和 2年  2月 災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会−02月05日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年  2月 災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会−02月05日-01号令和 2年  2月 災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会 世田谷議会災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会会議録第一号 令和二年二月五日(水曜日)  場  所 第二委員会室  出席委員(十三名)    委員長         藤井まな    副委員長        河村みどり                石川ナオミ                上島よしもり                下山芳男                佐藤弘人                中村公太朗                ひえしま進                つるみけんご                たかじょう訓子                金井えり子                上川あや                くりはら博之  事務局職員    議事担当係長      末吉謙介
       調査係主任       伊藤美奈子  出席説明員   烏山総合支所    総合支所長       西澤 滋    副支所長        柳澤 純    地域振興課長      山本恵造   危機管理室    室長          工藤 誠    災害対策課長      前島正輝    地域生活安全課長    吉田忠博    副参事         河野雄治   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  .報告事項   (1) オウム真理教問題対策状況)について   (2) 風水害応急対策復旧対策検討状況について   (3) 台風第十九号に伴う多摩川浸水被害に関する住民説明会について   (4) 大容量ポータブル蓄電池の購入について   (5) 区民向け蓄電池補助導入について   (6) その他  2.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午前九時五十九分開議 ○藤井まな 委員長 ただいまから災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○藤井まな 委員長 本日は、報告事項聴取等を行います。  それでは、報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)オウム真理教問題対策状況)について、理事者説明を願います。 ◎山本 烏山総合支所地域振興課長 オウム真理教問題対策状況について御報告いたします。  現地の状況についてですが、前回の報告時点から変更はございません。  次に、2烏山地域オウム真理教対策住民協議会活動状況についてですが、第百七十七回と百七十八回の実行委員会が記載の日程で開催され、次年度の活動内容協議等を行いました。  次に、3オウム真理教問題講演会の開催結果についてです。十二月十日、北沢タウンホールで「オウム真理教問題を風化させない」をテーマに、公安調査庁職員から御講演をいただきました。当日は百八十名の参加があり、講師からはオウム真理教の活動を時系列的に経過を追って説明があり、オウム真理教について余り詳しく知らない参加者にもわかりやすく理解できるお話を聞くことができました。  私からの説明は以上です。 ○藤井まな 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○藤井まな 委員長 では次に、(2)風水害応急対策復旧対策検討状況について、理事者説明を願います。 ◎河野 副参事 それでは、風水害応急対策復旧対策検討状況について御説明いたします。  昨年の台風十九号への対応ではさまざまな課題が浮かび上がったことから、区では風水害対策総点検を実施することとし、現在、区内部の検証や区民意見区議会における議論などを踏まえ、十九号と同規模程度台風が接近し計画運休が示唆された場合などにおける対応を全庁を挙げて検討しております。  本日は、今後の対応方向性を整理いたしました対応方針、その方針に基づきます風水害対策総点検の現時点における検討状況、また、防災行動計画となりますタイムラインについて御説明いたします。  一枚おめくりいただきまして、別紙をごらんください。検討の前提となる対応方針を記載しております。なお、方針に基づく取り組みにつきましては、主な取り組みを御説明いたします。  災害対策本部の設置についてでございます。方針をごらんください。猛烈な台風の上陸や暴風雨により災害の発生が予想される場合には、十九号の際と同様に災害対策本部を設置し、全庁体制をとり対応してまいります。  主な取り組みでございます。(1)十九号と同規模程度以上の台風が接近する場合、気象情報鉄道等計画運休情報を参考にいたしまして、災害対策本部の設置を判断してまいります。(3)公共施設区立小中学校区民サービス休止等災害対策本部長室会議で決定してまいります。  続きまして、2情報発信の強化についてでございます。区民避難行動を円滑にするため、さまざまな状況にある区民に対して、さまざまなツールを活用し、災害時に情報発信、伝達するとともに、事前の周知を図ってまいります。  取り組みでございます。(1)十九号の際に防災無線が聞こえづらいとのお声を多くいただいたことから、今後、防災行政無線の伝達、音達性能の向上・検討を進め、防災行政無線のスピーカーのよりよい伝達方法の検討を行い、改善に取り組んでまいります。(2)その一方で、台風暴風雨の中では防災無線がどうしても聞こえづらいことから、無線の補完として、ホームページを初めとしたさまざまな媒体を活用し、無線の放送内容を同時に発信してまいります。裏面をごらんください。(9)災害対策本部エフエム放送機器を設置し、一定の警戒レベル以上が発令された場合には、エフエム世田谷の社員を常駐させまして、災害情報をリアルタイムに、かつ、繰り返し発信する体制を構築してまいります。  続きまして、3避難所運営についてでございます。台風等の接近による風雨が発生する前に避難所の設営を行い、円滑かつ安全な避難行動につなげてまいります。  取り組みでございます。(1)これまでハザードマップなどでお示しした考え方と同じく、多摩川沿い浸水想定区域には避難所を開設しないこと、また、(2)では、土砂災害警戒区域には同じく避難所を開設しないことを記載しております。(3)、(4)でございます。十九号のような大規模の台風の影響が見込まれる場合には、玉川・砧地域では、浸水想定区域以外の区立の小中学校避難所として開設してまいります。その他の世田谷・北沢・烏山地域では、区民センターなどの施設を避難所として開設してまいります。(5)小中学校等避難所の補完といたしまして、都立高校や大学などに避難所としての使用を協議してまいります。(6)は、今回の台風の反省を踏まえまして、台風接近の影響が出る前日に、学校の授業終了後、避難所の設営を行うことといたしました。また、(7)では、避難準備高齢者等避難開始情報は、前日の安全に避難できる時間帯に発表する計画といたしておりますが、この発表を受け避難なさる方を受け入れられる避難所を他の避難所よりも早く開設していくものでございます。(10)では、ペット同行避難を各避難所で行うこと、あわせて、動物アレルギーがある方がペットと接触しない配置を行うことを記載しております。  4水防活動等についてでございます。風水災による被害を軽減させるために、水防計画などを見直し、適切な職員態勢の構築と水防に関する施設の適切な運用、改善に取り組んでまいります。  (1)は、区の水防計画について、今回の十九号の被害状況等を踏まえ、見直しを図ってまいります。(3)は、水門の操作体制を強化するとともに、閉鎖や開門に当たっての周知体制見直してまいります。(4)は、土のうステーションの拡充を行うこと、(5)は、二子玉川の無堤防箇所の近傍に無堤防箇所専用土のう置き場を用意することといたしました。  対応方針説明は以上でございます。  次に、別紙2をごらんください。昨年の十一月に台風第十九号の検証における課題といたしまして議会に御報告した項目及び一部追加した課題について、風水害対策総点検の検討状況として、左から項目、課題、対応策を記載しております。こちらの資料では、先ほどの方針で説明いたしました取り組みに加えまして、各項目に対する対応策検討状況を記載しております。特にゴシックで記載してある対応策は、予算を伴う対応や重点的に取り組む対応となっております。  災害対策本部の設置についてでございます。項目の3各部への決定事項連絡体制対応策をごらんください。十九号の際に、特に避難所との連絡に支障を来したことから、災害対策本部と災対各部とで職員が避難所状況などの情報収集、共有ができるよう通信用アプリを導入いたします。これはLINE WORKSというLINEアプリを想定しておりますが、具体的な活用を検討した上で早期の運用を開始してまいります。こちらは令和二年度予算として計上しております。  2情報発信の強化についてでございます。項目2の携帯電話を持たない区民への情報伝達です。防災行政無線放送内容放送終了後、電話で聞けるサービスを提供しておりますが、回線数が少なかったことから、百万コールまで対応可能な回線の増加を図ってまいります。こちらも令和二年度予算として計上しております。  おめくりいただきまして、二ページをごらんください。項目6のエフエム世田谷でございます。十九号対応の検証を受けまして、災害時などにおける緊急態勢に関する協定の見直しを行うとともに、放送頻度災害対策本部での緊急放送についても協議してまいります。こちらは四次補正で災害対策本部での緊急放送に必要な機器を計上しております。  項目7の日頃からの周知啓発でございます。令和二年度には洪水ハザードマップ全区版の改訂を行い、全戸配布する予定で、その予算を計上しております。  次に、三ページをごらんください。3避難所開設・運営についての項目4運営体制運営要員運営ルールでございます。多数の避難者携帯電話の一斉充電ができるように、各避難所などに大容量ポータブル蓄電池を配備してまいります。こちらは四次補正で計上しております。また、避難所の開設、運営は区が責任を持ち、地域の住民の方の協力が得られる場合には、ともに開設運営を行ってまいります。  項目5備蓄物品、人員、車両配置でございます。避難所には、避難者数の想定に応じた備蓄を事前に配備してまいります。また、不足が生じた場合は、本庁の共有車両協定団体の車両を活用し、物資の搬送を行ってまいります。こちらも四次補正で計上しております。  項目9避難所停電対策でございます。現在、避難所に配備しておりますガソリンガスボンベ式発電機などの燃料が枯渇した場合を想定いたしまして、他自治体の事例も参考に、環境にも配慮した上で、災害時の電源確保のための電気自動車――こちらは庁有車になりますが――を十台導入してまいります。こちらも四次補正で計上しております。  おめくりいただきまして四ページ、5水防活動体制でございます。ここからは主に土木部において検討している項目となっております。項目6土のうステーションの拡充でございます。土のうが広く区民に行き渡るように土のうステーションを拡充してまいります。こちらは三次補正で対応済みでございます。  続きまして、五ページをごらんください。7風水害被害による事後対応の課題でございます。項目の4浸水した大規模建築物地下室からの排水作業でございます。排水ポンプの能力が不足し、宅地での排水作業に時間と労力を要したことから、新たに排水ポンプ車を購入してまいります。こちらは四次補正で計上しております。  最後に、別紙3をごらんください。台風第十九号を踏まえまして、防災行動計画であります世田谷風水害タイムラインの策定に着手しております。タイムライン全体版の主な対応の流れにつきまして御説明申し上げます。  タイムライン前提条件は、大型の台風が襲来し、多摩川の氾濫による大規模な浸水被害が発生した場合を想定しており、対応時期を四つのフェーズに分け、それぞれの対応行動を記載しております。  まず、一つ目フェーズであります台風通過・接近前です。このフェーズは、台風接近の三日前からの対応行動となります。台風発生・接近のおそれがある場合、鉄道の計画運休発表などの情報をもとに災害対策本部を設置いたします。本部長室会議において区の対応方針を決定し、災対各部の要員配置の決定、各種準備対応応援体制等事前確認を行ってまいります。台風接近の前日には、多摩川の洪水に関する避難準備高齢者等避難開始警戒レベル3)を発令し、早目に避難する方を受け入れる避難所を開設いたします。  続きまして、2つ目フェーズとなります台風通過・接近当日になります。水位の上昇に伴いまして、全ての開設予定避難所を開設するとともに、土のう積み水門等の監視、操作、河川・堤防等警戒巡視を開始いたします。その後のさらなる水位の上昇に伴いまして、消防、警察等関係機関との連携、また、必要に応じまして自衛隊派遣要請を行ってまいります。さらに、多摩川の洪水に関する避難勧告避難指示(緊急)等、早目早目に発令してまいります。  次に、三つ目フェーズとなります台風通過・接近により被害発生後になります。こちらは、台風通過後三日目までの対応行動になります。多摩川の水位の下降に伴いまして、避難情報を解除いたします。本部長室会議での事後対応方針を決定いたしまして、避難所の継続、閉鎖の判断、災害ごみの収集、瓦れき処理消毒対応被災世帯への訪問、罹災証明発行に向けた調査等を開始してまいります。  最後に、4つ目フェーズであります復旧・復興への移行となります。災害対策本部を解散し、災害復興本部を設置いたします。また、災害救助法激甚災害法被災者生活再建支援法適用に伴う業務を開始してまいります。  次ページ以降にタイムライン災害対策本部全体版をおつけしております。なお、このタイムラインのほかにも、災対各部では現在、各部における詳細なタイムラインの策定に取り組んでいるところでございます。  説明は以上でございます。 ○藤井まな 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 いろいろと周知というか情報提供なんですけれども、情報提供のもとは国の発表であるとか交通機関のということですけれども、例えば世田谷区のこの地域はこうだといった情報収集などについては、何か計画というか検討があるんでしょうか。 ◎河野 副参事 台風が接近した、あるいは上陸した場合につきましては、今回、職員の配置が非常に手薄だったことの反省を踏まえまして、玉川・砧地域にはほかの三地域の職員を投入しようかという計画にしておりまして、そういった中で、先ほど御説明いたしましたLINE WORKSというアプリを使いまして、職員のほうから情報を収集していく、そういうふうに考えております。 ◆たかじょう訓子 委員 それは、避難所状況だけじゃなくて、その地域が今こういう状況ですよといったことのやりとりをされるんですね。 ◎河野 副参事 そうです。避難所状況だけではなく、周辺の状況も含めまして情報収集したいと考えております。 ○藤井まな 委員長 では続いて、(3)台風第十九号に伴う多摩川浸水被害に関する住民説明会について、理事者説明を願います。 ◎前島 災害対策課長 それでは、台風第十九号に伴う多摩川浸水被害に関する住民説明会について報告いたします。  本件は、区民生活常任委員会及び都市整備常任委員会とのあわせ報告となります。  昨年の十二月三日の当委員会におきまして住民説明会の開催について報告いたしましたが、その結果報告でございます。参加者は、一回目の十二月二十一日の玉堤小で四百三十名、二回目の二十二日の二子玉川小で二百八十名の参加となり、合計七百十名の参加となりました。いずれも午後二時からの開始としまして、被害状況罹災証明書発行等被災者支援関連浸水被害状況等説明を行った後に質疑応答を行いました。また、説明会の終了後に税や支援制度、住宅などの個別ブースを設けまして相談を受け付けたところでございます。  主な質疑内容については、資料の2の主な質疑のところに記載してございますが、樋門、樋管に関すること、支援制度に関すること、避難所に関すること、土のう等に関すること、治水に関することなどについてでございました。詳細については資料の記載のとおりでございます。  裏面をごらんください。3の提出された質問票につきましてなんですが、質問し切れなかった方につきましては質問票を提出いただきまして、主な質問としては記載のとおりでございますが、各所管にて対応しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○藤井まな 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○藤井まな 委員長 (4)大容量ポータブル蓄電池の購入について、理事者説明を願います。 ◎前島 災害対策課長 それでは、大容量ポータブル蓄電池の購入について御説明いたします。  資料の主旨でございますが、首都直下地震台風等による大規模災害時に区内で停電する地域が発生することが想定されています。そうした事態に備えまして、避難所等におきまして、避難所運営用ガソリンガスボンベ式発電機を配備してございますが、現在、避難所区民情報収集の手段となるスマートフォンなどの充電に供するための機器は配備してございません。このたび、台風十五号や台風十九号における被害や、頻発する大規模災害における電力等状況を考慮いたしまして、今後指定する避難所も含めた九十六カ所の避難所帰宅困難者支援施設十一カ所、合計で百七カ所に大容量ポータブル蓄電池を購入し、配備するものでございます。  2の購入物品でございますが、配備を予定してございます施設に一台ずつ、計百七台の蓄電池に加えまして、発電のための折り畳み式ソーラーパネルUSBポートUSBケーブルをあわせて購入いたします。電池の容量につきましては、スマートフォン約三百台をフル充電できる容量として記載の容量を想定していまして、サイズは記載のとおりでございます。  3の購入予定金額、4の配備場所につきましては記載のとおりでございます。  5の今後のスケジュールは、第一回区議会定例会補正予算案を提出いたしまして、議決いただいた後、四月に入札により購入業者が決定し、八月に配備場所に納品する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○藤井まな 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○藤井まな 委員長 (5)区民向け蓄電池補助導入について、理事者説明を願います。 ◎前島 災害対策課長 それでは、区民向け蓄電池補助導入について御報告いたします。  なお、本件は区民生活常任委員会とのあわせ報告でございます。  まず、資料のの主旨でございます。区では、脱炭素社会に役立つエネルギー利用拡大と創出を環境基本計画において掲げまして、エネルギー地産地消に取り組んでおります。こうした中、台風第十九号による風水害により発生しました停電などを教訓にしまして、区民安全安心のため、災害対策における電源確保は喫緊の課題となってございます。そのため、区民向け蓄電池補助導入を予定してございます。  2の目的でございますが、記載の二つでございます。一つ目は、地産地型再生可能エネルギーの利用の促進と、二つ目は、地域防災力の向上でございます。  3の補助対象機器補助限度額等につきましては、二種類の機器を対象としてございます。一つ目は、定地型蓄電池でございます。上限は五万円、この五万円につきましては、裏面をごらんください。参考のところでございますが、蓄電池補助額の図をごらんください。こちらに記載してございます、例えば百万円の蓄電池ですと、一般社団法人環境共創イニシアチブというところで記載してございます参考例を見本にしまして、初期の実効容量が六・八キロワットアワー掛ける一万円としまして六・八万円、上限が五万円としております。国の補助金と東京都の補助金区民の方がお使いになる場合は、残りの自己負担額、おおむね五分の一程度は区が補助することとなります。
     表面にお戻りいただきまして、もう一つの対象機器でございます(2)の小型ポータブル蓄電池システムでございます。蓄電容量は最低四百ワットアワー以上を対象としてございます。上限は一万円です。この一万円につきましては、電池容量で市販されております蓄電池の相場は約六万円弱となってございまして、この対象物については国や都の補助はございません。自己負担額の五分の一程度を区で補助するという仕組みでございます。二種類とも太陽光パネルと同時に購入、もしくは既に太陽光パネルを設置されていることが条件となります。  続きまして、4の補助対象者につきましては、区民もしくは集合住宅管理組合としてございます。  続きまして、裏面をごらんください。5の実施期間につきましては、令和二年度から三年度を予定しております。  6の経費につきましては、定置型蓄電池ポータブル蓄電池を合わせまして年間三百五十万円を予定してございます。予算額に達した時点で、その年は受け付け終了とする予定でございます。  最後に、今後のスケジュールでございますが、「区のおしらせ」四月一日号に掲載する予定でございまして、環境政策部におきまして申請受け付けの準備を行い、四月中旬を目途に申請受け付けを開始する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○藤井まな 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 これは戸建てだけじゃなくて共同住宅管理組合ということですけれども、周知の仕方はどのようにされるんですか。 ◎前島 災害対策課長 先ほども御説明いたしましたが、まず、四月一日に「区のおしらせ」のほうに掲載記事を載せまして、ホームページ、ツイッター、各種イベントなどでも周知する予定でございます。 ◆たかじょう訓子 委員 管理組合などの組織がありますよね。そこも活用したらいいんじゃないかなと思いますし、私が住んでいる共同住宅でも、蓄電池の問題ですとかが大変議論になっているところなんです。こういったものをいち早く知らせていくようなことをぜひ進めていただきたいなと思っています。いかがですか。 ◎前島 災害対策課長 今おっしゃっていた管理組合につきましてなんですが、管理組合は所管もございますし、あと、耐震とかの各種イベントなどで所管部門がかなり周知をしておりますので、そういったところと連携して対応していきたいと考えております。 ◆上川あや 委員 予算額が三百五十万円で、定置型蓄電池小型ポータブル蓄電池、この二種類の合計額が三百五十万円に達した時点で打ち切りということですね。どれくらい実際にお申し込みがあるのかわからないんですけれども、以前からよく言われていることですけれども、電源の喪失が命の危険にかかわる方々は、人工呼吸器ですとか酸素濃縮器ですとかたんの吸引器ですとか、かなりいらっしゃるんじゃないかなと思っていて、こういった方々に対して、受け付ける上での広報上の配慮とか、あるいは上限がある設定で受け付けて提供するにしても、なるべくそういった方々に優遇できるような配慮は考えていらっしゃらないんでしょうか。 ◎前島 災害対策課長 今御指摘いただきました人工呼吸器の方のバッテリー補助の件でございますが、東京都の事業で、災害時の電源を購入するための助成があると聞いてございまして、その補助率が十分の十というスキームはあると聞いてございます。今回の補助スキームは五万円だったり一万円だったりというのが自己負担として必要になりますが、そちらを御案内するとか、そういったことで対応するということにはなるかと考えてございます。 ◆上川あや 委員 余り細かいところに入るつもりはないんですけれども、東京都の補助事業があるというのはすばらしいなと思うんですけれども、その対象は人工呼吸器だけですか。酸素濃縮器とかたん吸引器とかは対象でしょうか。 ◎前島 災害対策課長 今、資料を持ち合わせてございませんので、対象がどこまでなのかというのは今すぐには答えられないので、後ほど確認して御報告したいと思います。 ◆佐藤弘人 委員 今は、太陽光発電システムの導入に助成はありましたか。あれは続いているんでしたか。何でそういうことを言うかというと、既に太陽光発電システムを導入している人にとっては有効かもわからないですけれども、同時購入と同時に蓄電池というのは、かなりコストが高くなるんです。大体、入れたと想定すると、十五年ぐらいのスパンでいくと、それでも月二万円ぐらいはかかるんです。それが大体十五年で償還されてから十五年以降、自分がプラスになる。だから、同時購入というのは、既に導入されている方にとってはいいですけれども、同時購入と導入されている方のみだけ考えちゃうと、その考えでこんな金額になっているんでしょうけれども、その次のステップもぜひ考えていただきたいということをお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎前島 災害対策課長 かつて太陽光パネルの補助を受けた方というのは確かにいて、今回を機に太陽光パネルと同時にやる場合は、太陽光パネルの補助スキームというのが現状見当たらない部分がありますので、そのあたりは、今後の展開で環境のほうの部門と、今御指摘いただいた部分は踏まえまして、どのような対応をするかというのは考えてまいりたいと思います。 ◆佐藤弘人 委員 新築の場合はいいんですけれども、既存の建築物の場合は、屋根のさまざまな措置から始まっていくので、単なる機器の設置とかというもので終わらないので、そこも促進させることを考えると、新たな設置に対するそもそもの助成、それも太陽光発電のみならず、これからはいろんな発電の方法が生まれてくるでしょうから、そういったことも念頭に置いて、次の展開をぜひ考えておいていただきたいということを要望しておきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○藤井まな 委員長 では次に、(6)その他ですが、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤井まな 委員長 以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○藤井まな 委員長 次に、2協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は、第一回定例会の会期中である二月二十七日木曜日午前十時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤井まな 委員長 それでは、次回委員会は二月二十七日木曜日午前十時から開催予定とすることに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○藤井まな 委員長 その他、何かございますでしょうか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤井まな 委員長 以上で本日の災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会を散会いたします。     午前十時三十二分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会    委員長...