表面にお戻りいただきまして、もう一つの
対象機器でございます(2)の
小型ポータブル蓄電池システムでございます。
蓄電容量は最低四百ワットアワー以上を対象としてございます。上限は一万円です。この一万円につきましては、
電池容量で市販されております
蓄電池の相場は約六万円弱となってございまして、この
対象物については国や都の補助はございません。
自己負担額の五分の一程度を区で補助するという仕組みでございます。二種類とも
太陽光パネルと同時に購入、もしくは既に
太陽光パネルを設置されていることが条件となります。
続きまして、4の
補助対象者につきましては、
区民もしくは
集合住宅の
管理組合としてございます。
続きまして、裏面をごらんください。5の
実施期間につきましては、令和二年度から三年度を予定しております。
6の経費につきましては、
定置型蓄電池、
ポータブル蓄電池を合わせまして年間三百五十万円を予定してございます。
予算額に達した時点で、その年は受け付け終了とする予定でございます。
最後に、今後の
スケジュールでございますが、「区の
おしらせ」四月一日号に掲載する予定でございまして、
環境政策部におきまして
申請受け付けの準備を行い、四月中旬を目途に
申請受け付けを開始する予定でございます。
説明は以上でございます。
○藤井まな
委員長 ただいまの
説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆た
かじょう訓子 委員 これは戸建てだけじゃなくて
共同住宅の
管理組合ということですけれども、周知の仕方はどのようにされるんですか。
◎前島
災害対策課長 先ほども御
説明いたしましたが、まず、四月一日に「区の
おしらせ」のほうに
掲載記事を載せまして、
ホームページ、ツイッター、
各種イベントなどでも周知する予定でございます。
◆た
かじょう訓子 委員 管理組合などの組織がありますよね。そこも活用したらいいんじゃないかなと思いますし、私が住んでいる
共同住宅でも、
蓄電池の問題ですとかが
大変議論になっているところなんです。こういったものをいち早く知らせていくようなことをぜひ進めていただきたいなと思っています。いかがですか。
◎前島
災害対策課長 今おっしゃっていた
管理組合につきましてなんですが、
管理組合は所管もございますし、あと、耐震とかの
各種イベントなどで
所管部門がかなり周知をしておりますので、そういったところと連携して
対応していきたいと考えております。
◆
上川あや 委員 予算額が三百五十万円で、
定置型蓄電池と
小型ポータブル蓄電池、この二種類の
合計額が三百五十万円に達した時点で打ち切りということですね。どれくらい実際にお申し込みがあるのかわからないんですけれども、以前からよく言われていることですけれども、電源の喪失が命の危険にかかわる方々は、
人工呼吸器ですとか
酸素濃縮器ですとかたんの
吸引器ですとか、かなりいらっしゃるんじゃないかなと思っていて、こういった方々に対して、受け付ける上での広報上の配慮とか、あるいは上限がある設定で受け付けて提供するにしても、なるべくそういった方々に優遇できるような配慮は考えていらっしゃらないんでしょうか。
◎前島
災害対策課長 今御指摘いただきました
人工呼吸器の方のバッテリー補助の件でございますが、東京都の事業で、
災害時の電源を購入するための助成があると聞いてございまして、その補助率が十分の十というスキームはあると聞いてございます。今回の補助スキームは五万円だったり一万円だったりというのが自己負担として必要になりますが、そちらを御案内するとか、そういったことで
対応するということにはなるかと考えてございます。
◆
上川あや 委員 余り細かいところに入るつもりはないんですけれども、東京都の補助事業があるというのはすばらしいなと思うんですけれども、その対象は
人工呼吸器だけですか。
酸素濃縮器とかたん
吸引器とかは対象でしょうか。
◎前島
災害対策課長 今、資料を持ち合わせてございませんので、対象がどこまでなのかというのは今すぐには答えられないので、後ほど確認して御報告したいと思います。
◆
佐藤弘人 委員 今は、太陽光発電システムの導入に助成はありましたか。あれは続いているんでしたか。何でそういうことを言うかというと、既に太陽光発電システムを導入している人にとっては有効かもわからないですけれども、同時購入と同時に
蓄電池というのは、かなりコストが高くなるんです。大体、入れたと想定すると、十五年ぐらいのスパンでいくと、それでも月二万円ぐらいはかかるんです。それが大体十五年で償還されてから十五年以降、自分がプラスになる。だから、同時購入というのは、既に導入されている方にとってはいいですけれども、同時購入と導入されている方のみだけ考えちゃうと、その考えでこんな金額になっているんでしょうけれども、その次のステップもぜひ考えていただきたいということをお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。
◎前島
災害対策課長 かつて
太陽光パネルの補助を受けた方というのは確かにいて、今回を機に
太陽光パネルと同時にやる場合は、
太陽光パネルの補助スキームというのが現状見当たらない部分がありますので、そのあたりは、今後の展開で環境のほうの部門と、今御指摘いただいた部分は踏まえまして、どのような
対応をするかというのは考えてまいりたいと思います。
◆
佐藤弘人 委員 新築の場合はいいんですけれども、既存の建築物の場合は、屋根のさまざまな措置から始まっていくので、単なる機器の設置とかというもので終わらないので、そこも促進させることを考えると、新たな設置に対するそもそもの助成、それも太陽光発電のみならず、これからはいろんな発電の方法が生まれてくるでしょうから、そういったことも念頭に置いて、次の展開をぜひ考えておいていただきたいということを要望しておきます。
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○藤井まな
委員長 では次に、(6)その他ですが、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井まな
委員長 以上で
報告事項の聴取を終わります。
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○藤井まな
委員長 次に、2
協議事項に入ります。
(
1)次回
委員会の開催についてですが、次回
委員会は、第一回定例会の会期中である二月二十七日木曜日午前十時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井まな
委員長 それでは、次回
委員会は二月二十七日木曜日午前十時から開催予定とすることに決定いたします。
以上で
協議事項を終わります。
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○藤井まな
委員長 その他、何かございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井まな
委員長 以上で本日の
災害・防犯・
オウム問題対策等特別委員会を散会いたします。
午前十時三十二分散会
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署名
災害・防犯・
オウム問題対策等特別委員会
委員長...