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  1. 世田谷区議会 2016-12-05
    平成28年 12月 公共交通機関対策等特別委員会−12月05日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    平成28年 12月 公共交通機関対策等特別委員会−12月05日-01号平成28年 12月 公共交通機関対策等特別委員会 世田谷議会公共交通機関対策等特別委員会会議録第八号 平成二十八年十二月五日(月曜日)  場  所 第五委員会室  出席委員(十二名)    委員長         中村公太朗    副委員長        江口じゅん子                石川征男                真鍋よしゆき                三井ほこ                ゆさ吉宏                高久則男                福田妙美                そのべせいや                上川あや                すがややすこ                ひうち優子  事務局職員    議事担当係長      月岡弘志    調査係主事       前里美奈子
     出席説明員   道路交通政策部    部長          青山雅夫    交通政策課長      堂下明宏    副参事         北川健介   土木部    部長          小山英俊    交通安全自転車課長   大橋 聡   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 東急田園都市線三軒茶屋南口エレベーター整備について   (2) その他  2.請願継続審査について  3.閉会中の特定事件審査調査事項について  4.協議事項   (1) 次回委員会開催について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午前九時五十九分開議中村公太朗 委員長 ただいまから公共交通機関対策等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 本日は、報告事項聴取等を行います。  1報告事項の(1)東急田園都市線三軒茶屋南口エレベーター整備について、理事者説明を願います。 ◎堂下 交通政策課長 それでは、東急田園都市線三軒茶屋南口エレベーター整備について御報告いたします。  まず、主旨でございます。東急田園都市線三軒茶屋南口エレベーター設置でございますが、世田谷区は、平成十八年三月に三軒茶屋周辺地区交通バリアフリー基本構想策定に当たりまして、区民の方々より御要望をいただく設置の実現を長期目標として定め、これまで整備に向けて調整を行ってきたところでございます。  本日は、東急田園都市線三軒茶屋駅におけるバリアフリー化及び利便性の向上などを目的に整備予定駅南側地上地下改札階を結ぶエレベーター整備に関する進捗状況などにつきまして御報告するものでございます。  2の整備概要でございます。十一人乗りの二方向出入り口タイプエレベーター一基を整備いたします。  3の整備位置でございますが、東急田園都市線三軒茶屋南口A付近となりまして、国道二四六号線の歩道内に設置いたします。  恐れ入りますが、裏面をごらんいただけますでしょうか。上段位置図をごらんいただければと思います。上が北となりまして、右が渋谷方面、左が二子玉川中央林間方面という形になります。また、西改札と三茶パティオ口をつなぐ赤の実線がございますが、こちらは現在のホーム階地上階を結ぶバリアフリールートという形になります。丸く赤の点線で囲まれた部分整備予定箇所でございまして、らち外コンコースから南口Aに向かう階段の途中の位置エレベーター設置することになります。  恐れ入りますが、下段の整備イメージ図をごらんいただければと思います。上段位置図の黒の点線で囲まれた部分の範囲を拡大したものになります。現在は、南口A南口B、それぞれから改札階に向かう階段が途中の階段踊り場で合流し、コンコースにつながっている状況でございます。赤色で塗られた南口Aに向かう階段の途中の箇所エレベーター設置することになります。また、今回の工事によりまして、南口A階段を一部新設することによりまして、南口A南口Bに向かう階段につきましては、それぞれ独立した形に分けまして、図のとおり既設階段の一部を撤去し、エレベーター設置する形になります。また、南口B階段の一部を、段差解消のためスロープに整備するものでございます。  恐れ入りますが、表面にお戻りいただければと思います。4としまして、工事スケジュールでございます。十月に試掘調査を行っておりまして、来年一月に階段切りかえ工事に着手いたします。また、来年九月に南口A新設階段使用開始予定でございます。その後、企業者埋設物移設工事に着手いたしまして、平成二十九年十月にエレベーター設置工事に着手いたしまして、平成三十一年三月にはエレベーター使用を開始する予定でございます。また、道路復旧工事等仕上げ工事等を行いまして、平成三十二年三月、工事完了予定でございます。  5といたしまして、完成イメージでございます。エレベーター地上階乗降口イメージでございまして、国道二四六号線の歩道内に設置いたします。エレベーター手前側に写っている施設既設南口Aでございます。  6のその他でございますけれども、今後、既設階段等影響がある工事に当たりましては、原則階段通行どめは行わないとのことでございます。  報告は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 では、ただいまの説明に対して御質疑がありましたらお願いします。 ◆三井ほこ 委員 素朴な疑問なんですが、エレベーター工事に着手するのが二十九年十月で、使用開始まで大分あるような気がするんですけれども、こんなにかかるものなんでしょうか。 ◎堂下 交通政策課長 通常のエレベーター工事であればこんなにかからないと思うんですが、こちらの三軒茶屋南口につきましては、まず、国道二四六号線の歩道内に設置するということで、交通量、車両も歩行者もかなり多いところで工事をするということがまず一点。あとは、先ほど言いましたように、階段を切りかえるというようなことがございまして、鉄道営業時間中に工事がなかなかできないということがございますので、そういった技術的に難しいところと施工時間帯がとれないということでこのように時間がかかるというふうに承知しております。 ◆高久則男 委員 そうしますと、エレベーター設置工事というのは、電車がとまってから朝までやるということなんでしょうか。 ◎堂下 交通政策課長 南側階段がかなりの交通量になっておりますので、原則電車が走っていない時間帯、歩行者影響があるような工事の場合につきましては営業時間外という形で聞いております。 ◆高久則男 委員 上層部エレベーター乗降口工事についても深夜に行うということなんですか。 ◎堂下 交通政策課長 階段を利用する部分階段部分影響がある工事については営業時間外と聞いておりますが、それ以外の工事につきましては、夜間工事ということですので、例えば営業時間というと夜の十二時とか一時とかになるんですけれども、若干手前になるんじゃないかと思います。 ◆高久則男 委員 ということは、地上部工事についても、日中ではなくて夜、人通りが本当に減っていって通行量が少ないときに工事をするという認識でよろしいですか。 ◎堂下 交通政策課長 今回、歩道だけではなくて車道も一部さわるということがございますので、原則夜間という話を聞いております。特に階段影響がある部分営業時間外ということです。 ◆ひうち優子 委員 その続きで、先ほど階段に関しては乗降客影響がないとおっしゃったのは、夜間工事をするからここは通行どめにならないということでいいですか。工事期間中にずっと階段が使える、ここは通行どめにしないとおっしゃったんですけれども、それは夜間にやるという意味ですか。 ◎堂下 交通政策課長 階段を利用される方が駅を利用することになりますので、鉄道営業時間外に工事をするということです。階段を閉鎖しないということです。 ◆ひうち優子 委員 乗りおりする方に影響は全くないという考え方。わかりました。 ◆福田妙美 委員 これにかかる費用なんですけれども、費用に関しては東急さんと世田谷区とという感じでやっているんでしょうか。 ◎堂下 交通政策課長 基本的にはエレベーター鉄道施設になりますので、鉄道事業者の負担というのが原則なんですが、東京都と世田谷区がそういったバリアフリー対応施設につきまして要綱を持っておりまして、世田谷区の場合ですと、一駅に七千万円という上限、そういった要綱がございます。実は、三軒茶屋につきましては、車椅子対応用のエスカレーターに既に補助金を五千二百万円出しておりまして、今回のエレベーター補助につきましては、七千万円の残額、千八百万円をマックスとして補助対象として予定しております。 ◆上川あや 委員 参考までに伺いたいと思います。この新しくできるエレベーターの定員は何人なのかというのと、あと車椅子を乗せるのであれば、一台しか乗らないのか、複数乗せられるタイプなのかを教えていただけますか。 ◎堂下 交通政策課長 エレベーターにつきましては、十一人乗りエレベーターになります。二方向出入り口タイプになりまして、例えばストレッチャーなんかは入らない、車椅子も今ですと一台だけ。それは、先ほど言いましたように、歩道ぎりぎりの施工箇所という、企業者関係施設なんかをすり抜けてといいますか、場所が限られているというところがございまして、この規模だったらということで東急電鉄は考えているということでございます。 ◆真鍋よしゆき 委員 今のことともかかわるんですけれども、さっき二四六をちょっといじるとかという話がありましたが、これができることによって、今までのあの通りの歩道はどれぐらいの幅員があって、狭くなっているのが何メートルあって、今度の場合はどれぐらいの幅員になって、どれぐらい狭くなるのか教えてもらえますか。 ◎堂下 交通政策課長 二四六南側歩道でございますが、歩道幅員は約五メートルあると承知しております。地上部設置されるエレベーターの幅が約二・四メートルですので、残り歩道部分が約二・六メートルと承知しております。  ちなみに、南口A、現存、階段で上がるところでございますが、約二・六メートルの施設幅員になっておりまして、残りが二・四メートルほどの幅員というようなことがありますので、交通量が多い歩道ではございますが、影響を極力最小限に抑えている計画かなというふうに思っております。 ◆真鍋よしゆき 委員 今の地下に行くところで狭くなっていて、また今度新たにエレベーター部分もできるから、それだけの距離が、狭いところがふえるという解釈ですか。 ◎堂下 交通政策課長 資料の5の完成イメージをごらんいただければと思うんですが、手前側南口Aになります。ですので、歩道全体は五メートルあるところを、歩道部分は二・四メートルに狭くなって、既存はそうなっているんですが、エレベーター設置することによってさらに二・六メートルに狭いところができるということでございます。 ◆石川征男 委員 このエレベーターの問題は十年ぐらい前から起きたことなんですね。それで、ここに来て決断ができたというと、今までの障害が何だったんだろうかと。もっと早くできなかったのだろうかというか、この決断、ここでやりますよと言えたのは、何が障害を解決したんだろうか、それを聞きたいんですけれども。 ◎堂下 交通政策課長 今回まさに国道二四六号線に出すということになります。こちらの整備箇所を見ていただければわかるように、東急電鉄設置箇所をかなり工夫しています。あとは、国道二四六号線ですから、企業者関係施設なんかがございまして、単純に設置できるような箇所ではないと承知しています。それが東急電鉄側の工夫によりまして、あと国道管理者側の理解もありまして、今回の位置設置できるというふうになったと承知しております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 (2)その他ですが、何かその他報告をお持ちの理事者はいますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 2請願の継続審査についてお諮りいたします。  平二七・一八号「外環東名ジャンクション工事ヤードに姿を現した伝説の『殿山遺跡』を、同事業の『上部空間街づくり』のシンボルにしてくださることを各方面に働きかけてくださることを求める陳情」を請願継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 御異なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、3閉会中の特定事件審査調査事項についてお諮りいたします。 1. 交通機関対策について 2. 自転車利用等交通安全対策について 3. 外かく環状道路について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、4協議事項に入ります。  (1)次回委員会開催についてですが、次回委員会年間予定の、来年の二月八日まで飛びます。二月八日水曜日、午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、そのように決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 そのほか何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 なければ、以上で本日の公共交通機関対策等特別委員会を散会いたします。     午前十時十五分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   公共交通機関対策等特別委員会    委員長...