世田谷区議会 2003-09-03
平成15年 9月 区民生活常任委員会-09月03日-01号
3の施行日でございますが、平成十五年十一月一日でございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 それでは、報告「平成十四・十五年度
株式会社世田谷川場ふるさと公社の
経営状況について」、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎城倉 区民健康村・
ふるさと交流課長 それでは、
地方自治法の二百四十三条の三第二項の規定により、平成十四年度の
株式会社世田谷川場ふるさと公社の
経営状況報告、それから、平成十五年度の
世田谷川場ふるさと公社の
経営状況報告をさせていただきます。
お手元に配付させていただいている資料に基づいて説明いたします。まず第一なんですが、年度別の
施設利用実績です。ちなみに
世田谷川場ふるさと公社は、昭和六十一年の四月に区民健康村事業、それから川場の事業を推進するために、区と川場が出資して設立しております。
1の
施設利用実績なんですが、表を見ていただけますでしょうか。
移動教室、
一般区民等、
日帰り利用、それから合計ということで表示させていただいております。それで
移動教室、これは
区立小学校の五年生を対象として、春から秋にかけて二泊三日で自然を体験する、あるいは
団体生活の中で心身を鍛えるという目的で実施しておりますが、これが一万六千五十六人、それから
一般区民等――これは区民とそれから村民が利用するということなんですが、四万五千七百三十七名、それから
日帰り利用が四千四百二十一名、トータルで六万六千二百十四名となっております。
特にこの中では
日帰り利用が十三年度に比べて少ないという状況がございます。これは理由として考えられるのが、十三年度は縁組協定の二十周年
記念事業があったというようなこと、あるいは魯山人展がふじやまビレジであったというようなことから、このような違いが出てきているのかなというふうに思います。
2の主な
事業実績でございます。
順次説明させていただきますが、まず
施設運営維持管理ということです。これはなかのビレジの上の方にあります森のむら、それから、森の学校では自然観察ややまづくり塾の終了者で組織するやま
づくりクラブ――これは
森林ボランティアグループなんですが、これらを初め多くの区民、村民の
自主活動拠点として利用されております。また、ふじやまビレジのボイラー、それから貯湯槽の交換が、これは経年劣化の中で行われました。
それから(2)なのですが、
てんぐ山公園の
運営維持管理でございます。これは村立の公の施設でございますが、これはなかのビレジの下の方にあります。それで野球とかサッカー、あるいはテニスなどを区民や村民が利用して楽しんでいるということでして、
利用人数は二千七百六十二人ということになっております。
それから、
交流事業ですが、
先ほど移動教室について申し上げましたが、これは、この
移動教室について、
移動教室の
情報連絡会議を設置しております。これは構成としては区と村、それから
ふるさと公社、
教育委員会などで設置しまして、プログラムの進め方、食事、
アレルギー児童への対応などさまざまなことを協議しております。
それから、食事の賄いにつきましては、年四回、
献立検討会等を実施して研さんを重ねております。
それから、裏面を見ていただけますでしょうか。
事業報告になります。
まず、
収益事業ですが、
施設運営維持管理、これが三億九千五百五十四万円。これは先ほど申し上げましたふじやまビレジ、なかのビレジ、あるいは森のむらの施設でございます。それから、
てんぐ山の
公園運営維持管理、これが一千二百四十万余円、それから森の学校の運営が四百二十八万四千余円、その他の事業として一億四千五百万二千余円等となっております。
それから、
事業原価ですが、五億三千二百六十三万一千余円、
一般管理費が九百五十九万一千余円、それから
法人税等で三百三十七万五千円となっております。
それで、このAからBを引きまして、当期の利益が一千百六十五万一千余円、それから前期の繰り越しが四千三百七万一千余円ございまして、当期未処分利益が五千四百七十二万二千余円、これが次期に繰り越されます。
次に、十五年度の
株式会社世田谷川場ふるさと公社の
経営状況でございます。
それで
事業計画につきましては、先ほど十四年度を申しましたが、同じような内容で1から4までそれぞれございます。
それから、
収支計画でございますが、ここに記載のとおりでございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、(2)新たな
基本計画の
検討資料について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎小坂
市民活動推進課長 新たな
基本計画の
検討資料についてご報告をさせていただきます。本件は五つの常任委員会あわせて報告をさせていただくものでございます。
お手元にA4の一枚の資料と、それから冊子がございます。この
検討資料でございますが、平成十七年度を初年度とする新たな
基本計画を策定するに当たりまして、今後の議論の素材の一つということでございます。内容といたしましては、平成七年度からの世田谷区の
基本計画期間中の区の
取り組みの概要、それから平成十五年度の
政策評価結果概要、十五年度の
実施計画・
行財政改善推進年次計画の
推進状況より成ってございます。
表紙をおめくりいただきまして、目次でその構成をごらんいただきたいと思います。第一章に本
検討資料の目的等が記載されてございます。第二章は
基礎的データの推移ということで、人口、
土地利用の特徴が書かれてございます。第三章でございますけれども、この間の
社会変化ということで、平成七年からの
社会変化について記載がございます。第四章でございますが、この間の主要課題と成果ということで、
基本計画の大項目、十九
項目ごとに
実績数値等をもとに評価してございます。
おめくりをいただきまして、第五章、財政の推移ということで記載がございます。第六章でございますけれども、
行財政改善への
取り組みということで、
行財政改善の
取り組みの一環として
政策評価及び直近の
政策評価結果の概要を記載してございます。第七章でございますけれども、平成十五年度の
実施計画、それから
行財政改善推進年次計画推進状況といったものが記載されてございます。
資料の内容につきましては、後ほどお目通しをいただけたらと思ってございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 それでは続いて、(3)公の施設の管理に係る法改正について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎小坂
市民活動推進課長 公の施設の管理に係る法改正についてご報告を申し上げます。
本件につきましては、五つの委員会でのあわせ報告とさせていただいてございます。
お手元にA4の表裏の資料がございます。
地方自治法の改正の趣旨でございますけれども、記載されてございますが、多様化する
住民ニーズに効果的、効率的に対応するため、民間の能力を活用しつつ、
住民サービスの向上、また施設の適正な効率的な運営を図る、こういったことで
指定管理者制度を導入するといったものでございます。
現行法と改正法の比較がございますので、お目通しいただきたいと思います。六月十三日公布され、九月二日に施行されてございます。
管理を行う者でございますが、現行は、
管理委託制度では区の
出資法人、
公共的団体等に限定されてございます。改正後は、区が指定する者、いわゆる
指定管理者でございまして、これは
出資法人以外の
民間事業者も可能ということでございます。
施設の
使用許可の権限でございますけれども、現在は
管理権限は自治体にあるということで区長でございますが、改正後は
指定管理者にその権限が移行する、こういった形でございます。
条例において規定すべき事項でございますけれども、現行は委託の基本的な事項、これが書かれてございまして、また
管理受託者を指定してございます。これを
指定管理者の指定の手続、それから業務の
具体的範囲、管理の基準を条例の中で規定するように改正されております。
契約の手続でございますけれども、現行では条例に指定した
管理受託者と毎
年度随意契約によって締結いたしておりますけれども、改正後は条例で定めた基準によりまして管理者を指定する。方法といたしましては、複数の申請者の
事業計画書から最も条件に合うものを指定する、こういった形になってございまして、
指定管理者の名称、指定の期間等を議決いただきまして、ご議決いただいた後に契約を締結する、こういった形になってございます。
本法改正に対する区の対応でございますけれども、法施行後三年以内に
関係条例を改正する必要があるということになってございますので、今後、区の施設に関する条例の把握、それから施設の
管理運営方法の検討、
指定管理者の選定手順の検討、それから
指定管理者制度と
利用料金制、また
公共施設利用案内システムの
関係整理等をいたしまして、十八年度までに見直しを図る予定でございます。
参考の1といたしまして、公の施設の例示。
それから、参考の2といたしましては、
指定管理者制度をとることができないもの。これは個別法に規定されているものでございます。
それから、裏面をお開きいただきまして、現在
管理委託を行っている施設を現時点において把握できる状況を一覧とさせていただいてございます。なお、名称には
世田谷区立の省略をさせていただいております。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆山内彰 委員 よくわからないんですけれども、この場合、
指定管理者が公のこの施設を使って営業ということはできるわけですか。今でも後ろのこれを見ていたらやっているような気がするんだけれども。
◎小坂
市民活動推進課長 業務の
具体的範囲でありますとか、管理の基準、こういった運営に当たっての基本的な条件を条例で規定をいたしまして、その範囲内において
指定管理者が実施するということでございます。
◆山内彰 委員 ということは、営業もできるということね。
◎小坂
市民活動推進課長 これは条例の規定の方法によりますが、現在、この法改正に伴う通知、いわゆる詳細な部分につきましては、まだ国の方から示されておりませんので、その辺につきましては今後詳細な検討を進めていきたい、かように考えております。
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○山口拓 委員長 続いて、(4)
弦巻区民センター改修工事に伴う休館について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎栗原
世田谷地域振興課長 弦巻区民センター改修工事に伴う休館についてご説明いたします。
休館予定期間は、来年一月五日から六月三十日までの予定でございます。
休館理由につきましては、当
センターが開設後二十四年目を迎えまして、建物や設備が老朽化しておりまして、館の
運営上支障が出てきております。そのため、全面的に改修を行う必要が生じてまいりました。
利用者への周知につきましては、
弦巻区民センター運営協議会において説明したほか、
利用者説明会を二回開催いたしました。また、「区のおしらせ」や
館内ポスター、区のホームページ、けやき
ネット端末機画面でもお知らせする予定でございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆
中里光夫 委員 区民の方から、弦巻の
区民センターを使って
赤ちゃん体操だとか
親子リズムだとかをやっているグループの方がいらっしゃるんですけれども、
センターが使えない間、代替えの別の施設、例えば児童館を午前中開放してほしいだとか、そんな要請があるというのを私も聞いているんですけれども、そういった策は何か考えていらっしゃるんでしょうか。
◎栗原
世田谷地域振興課長 二回の
利用者説明会をする中でご要望が出ておりまして、必要な場合については他の施設のご紹介をするとか、個別にご相談をさせていただくということでお話しさせていただいております。
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○山口拓 委員長 続いて、(5)平成十四年度
世田谷区民会館第二別館の
利用料金制に係る部分の
実績報告について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎栗原
世田谷地域振興課長 それでは、お手元の資料に沿いましてご報告いたします。
株式会社世田谷サービス公社の
経営状況が本日、
企画総務委員会で報告されておりますので、そのうち当委員会に関係する平成十四年度
世田谷区民会館第二別館の
利用料金制に係る部分、レストランスカイキャロットでございますが、この実績についてご報告いたします。
事業期間は平成十四年四月一日から十五年三月三十一日まででございます。
利用実績につきましては、レストラン、
ドリンクコーナー、会議室、記載のとおりでございまして、
年間利用者の合計は十四万七千三百四十人となっております。
収支状況につきましては、まず収入でございますが、
飲食売上金につきましては二億四千八百八十八万三千円で、会議室の使用料は百三十三万一千円でございまして、合計、二億五千二十一万四千円となっております。
次に、支出でございますが、
仕入れ原価七千四百三十万六千円で、人件費一億一千八百四十三万二千円、管理費五千六十六万四千円で、支出の合計が二億四千三百四十万二千円となりまして、
収入合計Aから
支出合計Bを引いた六百八十一万二千円が営業利益となっております。
以上でございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、(6)
住民基本台帳ネットワークシステムの二次稼働について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎澤谷
地域窓口調整担当課長 それでは、八月二十五日から二次稼働いたしました
住民基本台帳ネットワークシステムにつきましてご報告いたします。
お手元の資料をごらんください。1の
取扱窓口につきましては、
住基カード発行につきましては、
世田谷総合支所、
烏山総合支所区民係と北沢、等々力、成城の各出張所、計五カ所で発行しております。住民票の広域交付につきましては、
世田谷総合支所、
烏山総合支所区民係と全二十七出張所と二子玉川分室の計三十カ所で手続を開始いたしました。
2の交付状況ですが、先週一週間で住基カードにつきましては三百九十一件の申請がございました。三百九十一件の申請のうち、三百七十四件、九五・七%が身分証明書にもなる顔写真つきの申請となっております。
また、住民票の広域交付についてですが、世田谷区での交付数が七十四件、区外での交付件数が六十三件となっております。
次に、3のシステムの運用についてご説明します。
八月十三日から十五日まで住基ネットの運用を一時停止いたしました。本件につきましては、二次稼働に向けてのデータの整合性のテストのため、東京都との接続を停止し、再接続を準備していました十二日午後に庁内情報網のパソコンが新種のコンピューターウイルス、MSブラストに感染し、被害が拡大しているとの情報が入っております。その時点で住基ネットはファイアウオール等にて万全の対策をとっておりましたが、万が一のため、テストのための停止を延長したものでございます。
住基ネットのCSサーバーと端末機が感染していないことを確認し、また同時に、ウイルス対策も完了するとともに、庁内情報網のウイルスの駆除対策を終了し、安全を確認の後、十八日に稼働を開始いたしました。
テストによる停止を含め、約五千百名の本人確認情報の更新ができなくなりましたが、この間の影響としましては、パスポート申請等で三件ほど東京都から問い合わせがあったほかは、区民の皆様には大きな影響がございませんでした。
次に、八月二十六日のシステム障害の件ですが、これは今回のウイルス対策のため、急遽住基ネットの補強作業を実施いたしましたが、この際にコンピューターの設定に誤りがあり、システムが停止したものでございます。区民の皆様に大変ご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。来庁者の皆様には事情をご説明し、特にトラブルはございませんでしたが、今後はシステム管理者であります情報政策課と綿密に連携をとりながら、システムの運用には万全を期してまいりたいと考えております。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆関口太一 委員 ウイルスの感染によって停止をしたお盆の期間の件なんですけれども、停止を決定した後、事後的に所属長並びに区長に報告しなければならないと思うんですけれども、何か二日後になったというような新聞報道もありましたが、その件について状況を少し詳しくご説明いただけますか。
◎吉本 世田谷
区民部長 先ほど課長の方から説明申し上げましたとおり、八月八日から十二日までシステムを停止しておりました。その延長といいますか、システムメンテナンスの一環として停止を延長したということで、その判断の範囲で安全を期したということから若干報告がおくれたということがございました。その点については、私ども非常に反省しております。
◆関口太一 委員 重要な問題だと思いますので、これを契機に、きちっとした報告体制みたいなものを確立していくような体制づくりに尽力していただきたいと思います。
◆
中里光夫 委員 庁内ネットにウイルスが感染したという話ですけれども、この庁内ネットはいわゆる第二ネットで外部と通信をさせないネットワークなんだというふうに聞いておりますが、ここにウイルスが感染した。その原因はわかりましたか。
◎澤谷
地域窓口調整担当課長 今委員おっしゃいますように、庁内ネットは他との情報は切断している庁内専用の情報網ということになっております。住基ネットにつきましてはゲートウエーサーバーを通しまして一部つながっておったわけなんですが、今回のウイルス感染につきましては、今区の情報政策課の方で調査を行っているということで、結果についてはまた後ほどご報告できると思っております。
◆
中里光夫 委員 第二ネットには個人情報も含めてどういう情報が入っているのか、教えていただきたいんですけれども。
◎岡本
地域行政担当課長 第二ネットというのは庁内の業務用のネットワークということで、今回の住基ネット、それからIDESという街づくり情報システム、それからあとは
保健福祉総合情報システム、このようなシステムが第二ネット上で稼働しているというふうに聞いております。
◆
中里光夫 委員 電算機に個人情報を入れるときには、一々審議会にかけて入れるというお話も聞いていますけれども、具体的にこういう個人情報が入っているというのはわからないですか。
◎岡本
地域行政担当課長 個別にという形になりますと、それぞれ業務に必要な情報ということなので、
保健福祉総合情報システムというところでは、保健福祉に関するいろんな福祉情報にかかわるもの、それから、まちづくり情報システムについてはまちづくり関係ということで、私どもの所管外なので、その程度の知識しかございません。
◆
中里光夫 委員 ウイルスが入ってきたということは、外部と隔離されているとはいっても、何らかのルートがあったということの証明にほかならないと思うんですけれども、第二ネットにどんな個人情報が入っているのか、ぜひ調査して区民の皆様の前に明らかにしてほしいということと、ウイルス感染の原因調査を徹底して行っていただきたいということを要請しておきます。
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○山口拓 委員長 それでは続いて、(7)公的個人認証サービスについて、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎岡本
地域行政担当課長 それでは、資料に従ってご報告させていただきます。公的個人認証サービスについてということで、この公的個人認証サービスは平成十四年十二月十三日に公布されました電子署名にかかる
地方公共団体の認証業務に関する法律に基づいて、区民の皆さんが行政機関に対して申請、届け出等の手続をする際に、コンピューターを使って個人の認証をするという仕組みでございます。
この個人の認証の情報は、個人でお持ちのICカード、現在この法律では住民基本台帳カードが想定されております。そのほかには法で定められた総務省の認めるカードというものも対象になります。この個人認証された情報を持ったICカードによって手続を行うということで、個人認証の簡略化を図るものでございます。インターネット等での情報のやりとりについては、第三者による情報改ざん、なりすまし、それから送信の否認などが起こりますが、この仕組みを使うことによって高度な個人認証サービスを行うことができるというものでございます。
今後、施行時期を定めた総務省令が公布される予定ですが、国といたしましては今年度中に全国的な運用を開始したいということでございます。公的個人認証の事務、認証局というものは
都道府県事務でございますが、区といたしましては本人確認機関ということで窓口で本人を確認して、ICカードに電子証明書を記載して交付するような形になるものです。
実施時期でございますが、都では来年の一月実施を目途に第四定で条例化をしていきたいということで準備を進めているということでございます。
3でございますが、都と区の業務ということで、東京都は先ほど申し上げましたように認証機関ということで、電子証明書の発行、それから失効情報の提供、認証局の運営というようなことが業務にあります。区の業務といたしましては、本人確認機関ということで、窓口をもって電子証明書の申請受け付け、それから都知事に対する電子証明書の発行請求、電子証明書の交付というものが区の業務になります。
今後のスケジュールですが、この資料作成時点では八月ごろに総務省令が出て施行時期が確定するという予定でございましたが、きょう現在でもまだ総務省令は出てございません。東京都に確認しましたところ、全国実証実験などを踏まえて施行時期を決めていきたいというふうに国は言っているということでございます。
全国実証実験ですが、十二月に全国的なこのシステムの実証実験を実施しまして、総務省としてはそれ以後運用に入っていきたいという予定を考えているということです。東京都といたしましては、先ほどの四定で条例化をして、一月から運用開始を想定しているということです。
この公的個人認証に使用される回線なんですが、総合行政ネットワーク、LGWANというものを使ってこの認証サービスを行うということでございます。
一枚めくっていただきまして、公的個人認証サービスの概要が記載されたものでございます。このサービスのメリットといたしましては、左側の囲ってあるところに、住民のメリットとしては住基ネットシステムを使って諸申請時に住民票の提出が不要になっていく、それから、公的個人認証サービスは二十四時間いつでも自宅のパソコンから諸申請が可能になっていくというものです。
行政機関のメリットといたしましては、電子申請による行政の効率化、受付業務の自動化であるとか省力化が図れる、それから、本人確認が確実かつ容易に実施できるということでございます。
平成十六年度の電子申請が可能となるサービスの予定でございますが、都内では所得税申告、消費税申告等、それからパスポートの申請。それから、現在、都区市町村共同ということで開発を行っています――これから取り組む形になりますが、電子申請を実現するということで、平成十六年度後半の予定でございますが、地方税の課税・納税証明書申告、施設等利用申し込みなどが予定されております。
ということで、この下に手続の流れが出てございます。①から始まりますが、住民の方が発行申請を窓口にしていただいて、公的個人認証の方では区市町村の窓口で住民基本台帳ネットワークを使って本人の確認をさせていただきます。その本人の確認がされた方について、窓口に置かれております端末を使って、暗証かぎというのをつくるんですが、それをつくって
都道府県に認証申請をして、電子証明書の発行を受けて、区民の方にお渡しするという流れがございます。この細かい流れは、その後に細かい流れをつけてございますので、後ほどごらんいただければと思います。それから、電子証明を受けたICカードを使って区民の方が自宅等でインターネットを使って行政の手続をするというのが、⑦から手続の流れが記載されてございます。
その次のページ以降は、今の流れをもう少し細かく書いたものでございますので、後ほどごらんいただければと思います。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆
中里光夫 委員 これは個人認証のサービスというのが始まると、窓口に行かないで、自宅のパソコンからインターネットかなんかを通じて手続がとれるということなんですか。ちょっとその辺がよくわからない。
◎岡本
地域行政担当課長 三枚目のところにちょっと出ていますが、ご自宅でご自分のパソコンで行政機関等のホームページへアクセスをしていただいて、そこで申請手続、届け出をするという形が可能になるということでございます。
◆下山芳男 委員 私も非常に勉強不足なんですけれども、こういった電子化といいますか、こういった流れが急速に進んでいくというのが今現状だと思うんですけれども、こういったものは、区民の使い方であるとか、どのようなことに対してどのような方法でやっていくというような指導といいますか、使い方の説明ですよね、そういったことをよほどきちっとしていかないと、使える方にとっては非常に便利なものになるとは思うんですけれども、パソコンとかについての知識等がない方にとっては、結局は置いてけぼりというようなことにならないかということを考えるんですけれども、いかがでしょうか。
◎岡本
地域行政担当課長 まさにそういうことで、そういう情報にふなれな方については、この制度が始まるに当たっては、「区のおしらせ」等いろんな形でのPRをさせていただきたいというふうに思っております。
◆関口太一 委員 このサービスが導入されて、行政機関のメリットでいろんな効率化だとか省力化とかありますけれども、世田谷区役所としてこれが導入されて、例えば窓口の人員だとか個別具体的にどれぐらいの効率化が予想されるかというのは考えられていますか。
◎岡本
地域行政担当課長 このサービスについては、想定されています住基カードであるとか、そういうものの普及と、それから、そこで提供されるサービスのその両面から効果というものが出てこようかと思っております。そういう意味では、これからそういう普及と、それから利用できるサービスのメニューを考えていきながら、どういう効果が出てくるかということを検証していきたいと思っております。
◆
中里光夫 委員 先ほど実施時期が来年一月をめどということですけれども、これは来年一月になったら自宅のパソコンから何らかの申請ができるということなのかと思うんですが、資料を見ても話を聞いても非常に複雑な話で、どういうものかなかなかよく理解できないように――私自身、何か複雑だなというふうに感じているんですけれども、住基ネットなんかでもこれだけ社会的に不安だという声であるとか反対だという声がある中で、さらに個人認証というのをこうして急いでやっていく必要があるのかどうかというのは、私は非常に疑問に思うんです。こういう複雑なものを現実的に一月に実施というのはどうなんでしょう、できるんですか。
◎岡本
地域行政担当課長 一月の段階でできるサービスというものはどんなものがあるかというのは、今現在のところではそんなにないかなというのは思っております。こういう電子申請というものは、先ほど申し上げましたようにインフラになるものなんで、こういうものが使える形、カードの普及であるとかサービスのメニューの拡大であるとか、そういうこをしていく中で普及していくのかなということで、段階的に普及していくものであろうと考えております。そういう過程では、やはり窓口における手続申請というものと並行しながら、こういうサービスが順次普及していくというふうに考えておりますので、一月の段階でそういうサービスを電子的にできるからといって、窓口での扱いをなくしてしまうというようなものではないというふうに考えております。
◆
中里光夫 委員 住基ネットなんかで情報漏えいが心配だとかいろいろある中で、稼働してからもう何年もたっているのに、まだごたごたやっている中で、個人認証ということで始める。しかもLGWANですか、全国の自治体をまた別のネットワークで結ぶという――これはさっきウイルス感染のあった庁内ネットを全国規模で接続するという話だというふうに聞いていますので、そういうものを進めるという政府の方針に対して、世田谷区自身としてきちんと区民に対する、例えば個人情報の安全を守ることができるのかとか、その辺きちんと区の中でも検討して、問題がある場合にはきちんと声を出していくべきだと思うんですね。それから、我々議会や区民に対してもその辺の説明をしっかりとしていくべきだと思います。お願いします。
◆飯塚和道 委員 細かいようですけれども、もしこれが導入になった場合、今までですと窓口で手数料というのがありますよね。例えばパスポートにしろ発行の手数料。そうすると、これでやりますと申請は仮にできたとしても、その辺の料金の問題というのが、例えば金融機関からの自動引き落としとか、いろいろその辺のことについては検討されておりますか。
◎岡本
地域行政担当課長 今ご指摘の点ですが、十六年の当初の段階では手数料の支払いを伴うようなものとか、物を交付しなくてはいけないものについては、準備としては、まだおいでいただいたり手数料を現場で払っていただくという形になろうかと思います。ただ、手数料支払いをしてしまえば手続が終えられるようなものについては、マルチペイメントだとかそういうような仕組みを使いながら電子的な決済ができるようなことも検討されているようなので、そういうものができていく中で、今委員おっしゃったような形の支払いも電子的な仕組みでできるという形にはなっていこうというふうに考えております。
◆飯塚和道 委員 そういうようなものだと、これで仮に申請しても、また窓口に来て料金を払うということになると、自宅にいながら申請できて非常にサービスになる、しかし、料金はまた別個に窓口に来て支払う、これでははっきり言いまして、そういうメリットというのがサービスという観点から考えると余り――そういうシステムができてからやれば、ある程度なると思うんですけれどもね。二度手間のようにちょっと感じるんですけれどもね。それはどういう考えか。
◎岡本
地域行政担当課長 ご指摘の点につきましては、支払いの関係について、この制度開始に間に合っていないというところでは、最初のうちはやっぱりご不便かなというふうに考えております。ただ、段階的にそういうものがこのネットワークの中でできるような形というものが整えられていくということなんで、順次そういう利便性が上がっていくというふうに考えております。
それから、今委員が例で出されましたパスポートとか、実際に物の交付を受けなくてはいけないというようなものについては、申請は自宅でできて、窓口に行くのは一回省略できるというところでは、完全ではないですが、ある程度利便性が高まっていくものではないかというふうに考えております。
◆羽田圭二 委員 ちょっと質問なんですけれども、本人確認情報以外のものを住基カードの中には入れないという考え方がこれまでありましたよね。つまり、現状そうですよね。今回のは本人確認情報以外の情報が入るということでいいんでしょうか。
◎岡本
地域行政担当課長 今回の公的個人認証サービスにつきましては、法に基づいて、この住民基本台帳カードの中に認証された情報が入るということになります。その情報の中身なんですが、この中の例にありますような公開かぎ、非公開かぎというかぎの情報と、それから電子証明書というものがこのICカードの中に記載されます。この電子証明書の中身なんですが、ご本人が申請時に書いていただきました住所、氏名、生年月日、性別という四つの情報がこの証明書の中に記載されるという形になります。
◆羽田圭二 委員 その点は、この間の議論で言うとかなり慎重に取り扱うというのが区の答弁だったと思うんですけれども、その辺はどういうふうに理解をされていますか。
◎岡本
地域行政担当課長 その点につきましては、先ほどの電子署名にかかる法に基づいてこれが記載されるものというふうになってございます。これから先ですが、具体的なもっと詳細な省令が出た段階で、個人情報保護審議会等にご報告の形になるのか、担当所管と協議の上、取り扱いについては諮っていきたいというふうに考えております。
◆羽田圭二 委員 これは要望にもなりますけれども、個人情報保護審議会での報告といいますか、いつも一定程度方向性が出て、その上で報告するみたいなことに終わっている傾向があるんですよね。ですから、先ほども出ていますけれども、できるだけ事前に伝えるといいますか、特に住民に伝えるということが必要なのではないかというふうに思いますので、その辺は慎重に取り扱っていただきたいと思います。
◆佐藤弘人 委員 二点だけお伺いしたいんですが、このICカードの盗難とか紛失した場合の区の対応についてどうされていこうとしているのかということと、これは十六年一月から東京都は運用開始ということを想定しているんですが、将来的に公的個人認証については、このICカードという媒体に限定して、これ以外のものについては本人確認の媒体にはならないというおつもりなのかどうか、それだけお聞きしたいんですけれども。
◎岡本
地域行政担当課長 この公的個人認証サービスにつきましては、この認証サービスを受けたいという個人の方が選択をして、個人の方がこういうサービスを受けるということで申請されるものなので、まず区民全員に対して認証サービスをするということではないということと、それから紛失した場合なんですが、紛失した場合については、ご本人から失効の申し出をしていただくという形で、この認証が失効するという形になります。ですから、基本的にはかなり強いセキュリティーを持ったものなので、拾った方が使えるようなものではないんですが、もしそれで申請したとしても、失効の届け出が出ていれば、認証機関の方で認証は失効しているということになります。
◆佐藤弘人 委員 わかりました。一般のクレジットカードなんかはそうなんですけれども、落としてしまう、もしくは盗難をされた場合は、リアルタイムにカードのセキュリティーというのがストップしてくれるんですよね。これも非常にセキュリティーの高い媒体だとは思うんですけれども、ただ、これで完璧というわけではないと思いますし、例えば行政の業務が終わった後、それから翌日の朝までの間で例えば盗難、紛失した場合において、これは特に個人のパソコンでカードリーダーを使っていろいろとできるということも考えると、非常に不安な面もあると思うので、夜間の対応だとかそういったことも念頭に入れていただいて、区民の皆さんが紛失した場合、例えば夜の場合だと翌日まで待たなきゃいけないという、そういう不安な面もあると思いますので、その辺の対応も考えていただきたいということを要望したいと思います。よろしくお願いします。
◆関口太一 委員 今回のこの個人認証サービスのシステムというのは、いわゆる独自回線というふうに考えてよろしいんですか。
◎岡本
地域行政担当課長 これはLGWANという総合行政ネットワークを使う回線で、これは専用線ということで、住基ネットと同じような回線を使っているということでございます。
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○山口拓 委員長 それでは続いて、(8)臨海部広域斎場の
進捗状況について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎小坂
市民活動推進課長 それでは、五区共同で大田区の東海一丁目に建設してございます臨海部広域斎場の
進捗状況についてご報告をさせていただきます。
お手元にA4の資料がございます。まず、施設の名称が決まりました。これは五区の区民の方々から応募をいただきまして、最終的には組合の役員で臨海斎場とう名称に決定をいたしました。なお、このほかに五つの特別賞というのがございまして、世田谷区からも一名の方がその特別賞を受賞されております。
二番目に、役人の構成でございます。区長会につきましては区長会の互選、それから議会の方は議決によりまして、記載されてございます役員が現在のものとなってございます。
三点目でございます。駐車場等整備工事請負契約、これは組合の議会にかけられた契約でございまして、世東工・シンレキ・山田建設工事共同企業体が落札しておりまして、記載のような契約をしてございます。
四点目でございますけれども、新築工事につきまして、当初、二十七億二千五百八十万円で契約してございましたが、建設用地の中に障害物が出てまいりまして、それを除去するための経費二千九百余万円を追加といたしまして、契約金額がこのように変更になってございます。
五番目でございますけれども、施設の管理運営業務、また火葬業務の委託業者を選定した結果でございます。施設管理運営業務につきましては東京ビジネスサービス、火葬業務につきましては宮本工業所を相手方として決定いたしました。選定に当たりましては、複数の業者から企画書、また見積書等を見まして決定いたしたものでございます。
六点目でございますけれども、障害者の支援ということでございまして、本施設では可能な限り障害者の雇用につながるような配慮をしてまいるという考えでございまして、売店業務、屋外清掃業務、それから骨壺の製造につきまして、記載のような法人、団体と契約することで進めてございます。
七点目でございますけれども、今後のスケジュールでございまして、本体工事が九月に終了いたしまして、十一月にはその他工事についても終了する予定でございます。十二月の下旬に開設記念式典を予定してございまして、内覧会、業者説明会等を経まして、一月中旬に開場の予定でございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆関口太一 委員 この臨海斎場の費用負担に関しては、これは五区均等割合なんですか。
◎小坂
市民活動推進課長 経費の負担につきましては組合の規約で決定してございます。それで考え方といたしましては、最終的には
利用実績で戻ってきます。現在の時点では均等割と、それから利用権益割、こういったような形になってございまして、世田谷区の経費負担は一六・五五%でございます。開場後に、先ほど申し上げましたけれども、
利用実績に基づいて精算し直す、こういったような手法をとってございます。
◆山内彰 委員 私もこの臨海斎場に関しては多少かかわっていたんですが、ちょっと気になりまして先月見にいってきたんです。もう大分でき上がっていて、ただ、中に入ることはできなかったので、一月上旬に内覧会があるようですけれども、もしこの委員会でそれ以前に見ることができたらなというような気がしているんです。その辺、委員長の方で取り計らっていただければありがたいと思いますけれども。
◎小坂
市民活動推進課長 ご視察いただけますなら、工事の方の関係もございまして、新築工事が終わりまして、その他工事が大体十一月末でございますので、十一月の中旬か下旬ごろですと皆様が入っていただきやすような状況になっているというふうに聞いてございますので、もしあれでしたらそのころにご計画いただけたらありがたいと思います。
○山口拓 委員長 それでは、ただいまのご意見をいただきましたので、正副委員長の方に一度預からせていただいて、日程等を調整した上で適切な時期に視察に行くということでお預かりをさせていただいてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山口拓 委員長 それでは、また適時ご報告をさせていただきます。
◆山内彰 委員 それから、もう一つあるんだけれども、世田谷区も広いから、利用範囲というのが多少あると思って自分の家から時間をはかってみたの。利用率によって後で経費負担が違ってくるんだけれども、区の方で何回か調査したと思うんだけれども、時間というか、午前、午後、渋滞時期その他いろいろ調べて、世田谷の各地からどのぐらいの時間で行けますよというぐらいの調査を今後してもらわないと、ただ単に臨海部にありますよと――烏山の向こうの方が近いのかな、どうかわからないけれども、利用が本当にできるかどうか、ちょっと疑問な点もあるので、その辺のこともこれから調査を入れてもらったらありがたいかなと思っていますので、その辺のところも……。
◎小坂
市民活動推進課長 当初、選定の段階でも何回か現場の方に車で行きまして時間をはかったという経過がございます。もちろんそれからかなり時間もたってございますので、我々また現場へ行く際も再三、区役所から出た場合の時間であるとか、玉川のあたりから行った場合の時間であるとか、そういうのをできるだけ調査してございますけれども、ご指摘のように、また再度引き続き調査させていただきます。
◆飯塚和道 委員 来年一月からいよいよ営業開始ということなんですけれども、この辺の利用の問題というのと、区のいわゆる収支のその辺はどのような想定をされているのか、ちょっとお伺いしたい。桐ケ谷とか幡ケ谷がありますよね。それに比べて、この斎場の利用料金の問題と同時に、区としてどういう収支を見込んでいるのか、その辺ちょっと……。
◎小坂
市民活動推進課長 使用料につきましては、現在検討中でございまして、具体的な数字についてはまだあれですが、考え方といたしまして、管理運営費については何とかすべて負担できるような使用料の算定をしたい、こういったように考えてございまして、大体年間五千件ぐらいの火葬のあれが出れば、それによりまして大体管理運営費はすべて出る、そういったような考え方で、それが現在、組合での推計では、開場してから六年ぐらいたてばそういったようなことではないかと。この間、死亡者数の経緯みたいなものを当初から調査してございますけれども、たしか平成三十何年ごろには、この間調査した時点に比べると一・七七倍の死亡者の方が出てくるということからいくと、現在、八斎場で九十数基の火葬炉がございますけれども、それでは対応し切れなくなってくるというような状況がございますので、大体六年目ぐらいになれば逆にプラスになるというような、そんな見込みを現在組合の方で調査した結果として出してございます。
◆飯塚和道 委員 今非常にふえていますよね。そして変な話、一週間待ったり二週間待ちなんていう、その中で特に火葬場そのものは今一時間ぐらいで意外と早いですよね。ただ問題は、式場が非常に……。この前も実は都立大学のセレモニー目黒ですか、あれは目黒区が多分つくったと思うんですけれども、物すごく評判がいいのね。ただ、世田谷区の人は使えないという話なのね。ですから、例えばその辺で一体的に――これとは若干外れますけれども、みどり会館が世田谷区はあるわけですけれども、みどり会館は烏山の方で、南の方は実際は余り使えないのね。ですから、何かその辺の目黒ともタイアップしながら、世田谷区は一割負担でも、その辺も今後の検討事項として考えていただきたい。これに関連しまして、その辺はよろしくお願いしたいと思います。
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○山口拓 委員長 それでは続いて、(9)姉妹都市小・中学生の派遣及び受け入れについて、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎八谷 文化・
国際課長 それでは、姉妹都市小・中学生の派遣及び受け入れについてご説明をさせていただきます。
姉妹都市ウィニペグ市への中学生の派遣及び姉妹都市バンバリー市の小学生の受け入れにつきましてご報告いたします。本件は
教育委員会との共管でございますので、本日の文教委員会にあわせ報告とさせていただいております。
最初に、ウィニペグ市への中学生の派遣でございますが、派遣期間は九月十七日から十月四日までの十八日間でございます。別紙の日程表のとおりでございます。参加者につきましては、生徒十六名、引率者四名でございます。別紙名簿のとおりでございます。内容といたしましては、ホームステイをしながら中学校に通学し、相互親善と交流を深めるというようなこととしているものでございます。
次に、姉妹都市バンバリー市の小学生の受け入れでございますが、受け入れ期間は九月二十五日から十月六日までの十二日間でございます。別紙日程表のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。参加者は児童十五名、引率者四名です。名簿につきましては別添のとおりでございます。内容といたしましては、学校を通して紹介された区内の家庭にホームステイをし、小学校の授業体験など、ごらんの内容となってございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、(10)
申請書等の
性別欄削除に関する調査結果について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎水戸 子ども・
男女共同参画課長 それでは、
申請書等の
性別欄削除に関する調査結果について、今回、五つの委員会あわせ報告をさせていただきます。
1、趣旨でございますが、区で使用しております行政文書の性別欄を、特に必要な場合を除いて不要なものを削除するという方向で取り組むに当たりまして、洗い出し調査を実施いたしましたので、その集計結果をご報告するものでございます。
調査結果につきましては、2の表にございますように、右下でございますが、区の行政文書で性別欄を有するものが全部で三百件ございました。そのうち性別欄を削除して支障のないというものが百七十一件、
性別欄削除が不可能なものが百二十九件という内訳でございまして、区民生活領域では
性別欄削除可能が十八件、不可能なものが九件、合計二十七件でございました。
次に、性別欄を削除できないという主な理由でございますが、まず法律等区の裁量を超えるものが1から3までで計五十三件、また、区の独自の判断といたしまして、保健・福祉のサービス提供上、また教育指導上、その他の理由、4から7で合計七十六件、計百二十九件となっております。
今後、この調査結果をもとに広くご意見をいただいた上で、実施に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。
資料といたしまして、集計結果の内容を担当課別、事務事業別に掲載してございます。本領域関係は1ページと2ページに掲載がございますので、ご確認いただきたいと思います。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 それでは続いて、(11)「第1回
消費者教育教材資料表彰」の優秀賞の受賞について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎阿竹
消費生活課長 このたび消費生活課が
教育委員会の協力を得まして作成いたしました中学生向けの小冊子が、内閣府の外郭団体であります財団法人消費者教育支援
センターから優秀賞をいただきました。お手元に配付してございますので、ごらんいただきたいと存じます。
この小冊子ですけれども、身近な生活を通しまして、契約について楽しく学べるように工夫いたしました。これは総合学習の時間だけではなく、学校生活のさまざまな場面で活用できるようにしたものでございます。
今後も多様な手法を使いまして、わかりやすく親しみやすい、また効果的な消費者啓発に向けて取り組んでまいりたいと思っております。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 それでは続いて、(12)
環境マネジメントシステムの
取り組み(平成十四年度)の成果について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎堀川
環境課長 環境マネジメントシステムの
取り組み(平成十四年度)の成果についてご報告させていただきます。
お手元の資料の方をごらんいただきたいと存じます。まず、日常業務活動での省エネルギーの推進でございますが、電気、ガス、水道の使用量については、平成十二年度の使用量を超えないことを目標としております。それぞれ全体といたしましては目標を達成しておりまして、達成度は電気で一〇三%、ガスは一一六・一%、水道は一〇八・九%でございまして、一〇〇%を超えて目標を達成しております。ただし、欄の右側に星印がついております電気での本庁舎・世田谷、また水道での烏山など、若干目標に達しなかったところもございます。
一ページおめくりください。資料の裏面になりますが、日常業務活動での省資源・リサイクルの推進でございますが、廃棄物排出量、コピー用紙購入量につきましては、それぞれ平成十二年度実績の五%削減を目標としております。これも全体としては目標を達成しており、達成度は一〇〇%を超えておりますが、支所によっては達成できていないところもございます。印刷物の総ページ数につきましては、チラシ、ポスターなどの発行が大幅に減少しておりまして、目標を達成してございます。
公用車による環境負荷の低減につきましては、低公害車の導入などで目標を達成しております。
右のページに参りまして、次に公共工事での建設副産物対策の推進でございますが、建設発生土、建設廃棄物の再生資源利用促進率については、それぞれ七〇%、九〇%を目標としておりますが、十四年度につきましては目標を達成しております。
最後に、環境保全型事業ということで、区の
実施計画事業のうち環境
基本計画の基本施策21というものがございますが、それに該当しまして目標数値が明らかな事業で、平成十四年度分では十一事業が該当いたしましたが、そちらにつきましては目標が達成できていないものがやや多くなってございます。
最後に、4、是正処置でございますが、星印がついているものにつきましては目標が未達成ということでございますので、今後必要に応じて是正処置を講じていきます。また、平成十五年度からは新たな目標(数値)を掲げ、進行管理等を行っておるところでございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、(13)環境にやさしい
暮らしエコライフ世田谷大作戦の展開について、理事者の方の説明をお願いします。
◎堀川
環境課長 環境にやさしい
暮らしエコライフ世田谷大作戦の展開についてご報告いたします。
資料、記の1に趣旨を記載しておるところでございますが、地球温暖化対策として、地域での行動として区民一人一人の皆様に二酸化炭素削減、排出削減の
取り組みを行っていただくことが求められているという認識のもと、この世田谷大作戦を展開して、エコライフの普及啓発を図っておるところでございます。
経緯といたしましては、平成九年、十四年、代沢地区での
取り組みがございました。
3の事業内容でございますが、今年度及び来年度につきましては、実証実験及び普及・啓発活動を実施するところでございます。
まず、実証実験につきましては、区民の家庭で使用しない家電製品のスイッチを切るなどの
取り組みを実践していただきまして、それとともに当該月間の電気、ガスの使用量などについてアンケート調査に答えていただきまして、実際の二酸化炭素の排出削減量を推計するものでございまして、十五年度、本年度は区内八千世帯、来年度は四万世帯の参加を目標とするものでございます。
それから、普及・啓発活動といたしましては、ポスター、チラシにより実践を呼びかけ、また、ただいま申し上げました実証実験への参加なども募集をし、また、その成果、結果を公表するようなことを考えてございます。また、②で記載しておりますが、エコライフセミナー、ワークショップなどの開催により普及・啓発活動を図ってまいりたいと考えております。
今後の進め方でございますが、今年度につきましては、前回の本委員会でもご報告いたしましたが、これまで家庭エコライフセミナーを開催しておりまして、また、町会、自治会の皆様のご協力を得て参加を呼びかけたところ、約八千世帯の実証実験への参加を見込める状況となってございます。そこで、九月から十月の間の約一カ月間の二酸化炭素の削減量等の調査を行います。また、今後も普及・啓発活動を拡充いたしまして、来年度に向けまして小中学校、あるいは環境NPO等にも協力を依頼して、より多くの皆さんの実証実験への参加が得られるよう取り組んでいきたいと考えております。
また、今後、普及・啓発活動を拡充するということに際しまして一層のPRを図ってまいりたいと考えておりまして、現在、国庫補助金の導入について環境省とも相談させていただいておりまして、第三回定例会議の方への補正予算の計上につきまして現在準備させていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、(14)平成十四年度
大気汚染状況の測定結果について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎堀川
環境課長 平成十四年度
大気汚染状況の測定結果についてご報告いたします。
世田谷区では四カ所の大気汚染総合測定室を設置しておりまして、大気汚染の状況を測定しております。十四年度の測定結果がまとまりましたので、報告するものでございます。
また、東京都の方で設置しております二カ所の一般環境大気測定局と二カ所の自動車排出ガス測定局の測定結果についても、あわせてご報告するものでございます。
測定結果につきましては、資料の裏面に表の形式で掲載させていただいております。
環境基準への適合状況についてでございますが、資料、記の2に記載してございますが、まず二酸化硫黄につきましては、三宅島の噴煙の影響はまだ若干残っておるようでございますが、すべての測定室(局)で三年ぶりに環境基準に適合したところでございます。
一酸化炭素につきましても、すべて環境基準に適合しております。
浮遊粒子状物質につきましては、玉川、烏山で短期的評価のみ適合しておりますが、それ以外につきましては、短期的、長期的、いずれも基準に適合しなかったというところでございます。
それから、二酸化炭素につきましては、都の自動車排出ガス測定局の二局、こちらは上馬と八幡山でございますが、こちらでは適合しませんでした。その他の測定室では適合しております。
光化学オキシダントは、すべてのところで適合してございません。
資料の裏面をごらんいただきたいと存じます。ただいま申し上げました環境基準の適合状況につきましては、表では適合を丸で、不適合のところをバツで示してございます。
それから、資料には参考資料といたしまして、東京都発表の平成十四年度
大気汚染状況の測定結果についての資料を添付しております。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、(15)
酒類小売業者の経営の改善等に関する
緊急措置法第三条に基づく
緊急調整地域の指定について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎杉本
商業課長 標記の件につきまして、
緊急調整地域の指定が確定したことを税務署の方からご連絡がございましたので、ご報告いたします。
八月二十七日に地域指定がございましたが、趣旨としましては、酒類小売業免許に係る規制緩和に伴い、酒類の小売業の経営が著しく困難になる等の状況が生じるおそれがあるため、緊急措置として、税務署長が
緊急調整地域を指定し、当該地域における酒類小売業免許の新たな付与及び他の地域からの酒類小売販売場の移転許可を行わないこととした臨時法でございます。
地域の指定要件としましては、①に酒類の販売数量の減少が特に著しいこと、②に継続が困難な小売販売場の割合が著しく高いこと、③に過半数の小売販売場から税務署長に経営改善計画が提出されていることの三点を皆、満たしているものということでございます。
それで、税務署の方からの指定の報告があったのは玉川税務署管内でございまして、世田谷税務署及び北沢税務署管内につきましては、指定基準に満たないため、指定対象外とされました。
指定の有効期間は九月一日から来年の八月三十一日の一年間でございまして、
緊急措置法自体の施行期日につきましては、平成十五年七月七日よりでございます。法は十七年八月三十一日までの時限法でございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆山内彰 委員 世田谷と北沢地域が指定されなかったんですが、世田谷、北沢の酒屋さんも指定していただくということでいろいろ署名活動などをしていました。しかし、実は酒屋さんをやめてしまったところと、それからコンビニ化した。また、コンビニでかなり申請があって、世田谷、北沢というのは過半数のという数のとり方が少し違ってきちゃったんですよ。というのは、普通の小売屋さんがそのままでやれば過半数はとれたのかもしれないんだけれども、コンビニさんが新しく申請して免許を取ってしまったら、その人たちはどちらかというとこういうことにはなかなか署名をしてくれない。とすると、今までいた既成の酒屋さんがどんどん減っているわけだから、こういう過半数の小売酒販店からというような③のことがなかなか実現できなくなってきてしまっていることも事実であるし、私個人の話をすれば、近所の酒屋さんはほとんど早いところ店を閉めちゃった。また、多くの人はコンビニ化しちゃって別の方法を図っているということで、
緊急調整地域の指定要件がきちっとここに書いてあるとおりに当てはまらないような時期になっちゃってこういうことをやっていたから、結局、世田谷も北沢も外れちゃったというような気がしてなりません。
玉川署管内は幸いそういうことで指定されましたので、ここ何年か、時限立法なので許可はおりないとは思いますが、現実に自分は酒販店をやっているからここでこう話していて、本来いけないのかもしれないけれども、しかし、各店の
経営状況というのはかなり悪くなっていますので、その辺のことをまた考慮していただき、現実となかなかそぐわないところが多くあるということを皆様方に知っていっていただければありがたいかなと思っております。
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○山口拓 委員長 それでは続いて、(16)行事予定等についてですが、まず、平成十五年度世田谷区たまがわ花火大会の中止について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎本橋 砧
地域振興課長 それでは、平成十五年度世田谷区たまがわ花火大会の中止についてご報告をいたします。
たまがわ花火大会につきましては、平成十五年八月十六日土曜日を予定しておりましたが、八月十四日から降り出しました大雨の関係で会場が水浸しとなり、使用できない状況になりました。このため、花火大会は十六日、十七日とも両日中止、花火大会翌日の多摩川クリーン作戦も中止とさせていただきました。
なお、中止に当たっての周知、広報でございますが、報道関係者への配信、世田谷区のホームページによる周知、FM放送による中止放送といったことでご案内を図ってまいりました。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、第二十六回
ふるさと区民まつりについて、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎城倉 区民健康村・
ふるさと交流課長 第二十六回の
ふるさと区民まつりの実施結果について報告いたします。
開催日は八月一日から三日の前夜祭を含めて三日間でございました。当日はいずれも晴れでして、昨年度と違っていたという状況がございます。
そういう関係からか、5になりますが、約四十三万五千人の来場者があった。内訳は記載のとおりです。
それから、開催内容、参加団体についても記載のとおりでございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 続いて、「
世田谷線沿線イベント」の開催について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎大西 北沢
区民部長 A4の紙を皆様のお手元に配っておりまして、十二年から始まりました
世田谷線沿線イベント、ことしは下高井戸、上町、世田谷、松陰神社、三軒茶屋の五つの各駅で行われます。昨年度から行われています世田谷線車両へのラッピング広告のデザイン、それから中づり広告については、今実行委員会が集まりまして、間もなく、初めての方もいるかもしれませんが、世田谷線にはこういう子どもたちの絵がラッピングでできます。
それから、これが中づり広告でございまして、これは間もなくでき上がるということでございます。
内容につきましては、各イベントは商店街が中心になりました実行委員会をつくりまして、3に書いてございますように、しもたか音楽祭が十一月一日、二日。内容については地域の音楽祭、それから松沢小学校での世界の民族音楽、こういうようなことが行われます。
以下、せたがや駅前・楽市楽座が十一月二日、三日でございます。
(3)が、十二回の萩・世田谷幕末維新祭りが十月二十五日、二十六日。
(4)の世田谷アートタウン2003の三茶de大道芸、これは三軒茶屋の駅のプラザが中心になると思いますが。
それから、(5)の二十七回の青年の祭典・
産業フェアは後ほど説明があります。
(6)がことしから参加しました上町浪漫「世田谷城物語」、これが十月二十六日に上町駅前の城山通りを中心に行われる、こういうことでございます。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆山内彰 委員 このイベントは本当にすばらしいと思うんですけれども、世田谷以外にお知らせというか、そういうことはどの程度していますか。これは中だけで終わっちゃおもしろくないと思うんでね。
◎大西 北沢
区民部長 申しわけございませんが、中づり広告は東急沿線が協力していただけるということで、世田谷線だけではなくて、東急沿線ではお知らせをできるということなんですが、あとは昨年までの例で申し上げますと、外へのPRというのは余りしていないという現状だと思います。
◆山内彰 委員 萩と、それから世田谷ね。幕末というか、近代日本は世田谷から始まったと、世田谷の人間だからそういう言い方をするのかもしれないけれども、やっぱりその辺のところを強く打ち出して、ある意味では東京でも有名なこういう沿線イベントとなるように、これからやっていかなければならないと私は思うんですよね。その辺を考えて、できればあらゆる媒体を使って宣伝していくということが必要だと思いますので、その点、もっと力を入れてもらいたいなと思っています。
◎大西 北沢
区民部長 ことしは九月二十五日の地域版――「区のおしらせ せたがや」の二十五日号の一面を使ってお知らせができるのと、それから、これからも実行委員会が何度か開かれますので、今のご意見をいただきながらお話をしていきたいと思います。
◆山内彰 委員 それからもう一つ、エフエム世田谷はまだローカルなFM局だけれども、かなりの範囲で聞けているから、そちらの方でもどしどし合間に入れていくようにお願いできたら、よろしくお願いします。
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○山口拓 委員長 続いて、第二十七回青年の祭典・
産業フェアの開催について、理事者の方の説明をお願いいたします。
◎城倉 区民健康村・
ふるさと交流課長 世田谷線沿線イベントの方でも話がございましたが、第二十七回の青年の祭典・
産業フェアの開催についてお知らせいたします。
これは、ここにも書いてございますけれども、世田谷区を代表する主要産業である商業、工業、農業を中心とする各界の青年層がイベント等を企画し、運営することで、その連携を深めるということ、あるいは世田谷のまちづくりに寄与するということを目的に実施いたします。
開催日時でございますが、十五年の十月十八日土曜日、十九日日曜日のいずれも十時から午後四時までということでございます。
会場は、
世田谷区民会館及び中庭ということでして、主催は、世田谷区青年の祭典・
産業フェア実行委員会。構成団体は、ここに記載のとおり六団体でございます。
内容につきましては、両日、十八日、十九日、
産業フェア、それから川場村の物産展。それから十八日につましては、仮称子ども音楽祭、あるいは仮称青年区議会。それから十九日につきましては、傑出した世田谷の青年ということで、いろんなすぐれた活動をしている方の事例紹介をする。あるいは明和電機のトークショーでございます。
それから、後援は世田谷区ほか。
それから、周知方法については「区のおしらせ」等で周知を図っていきたいというふうに考えております。
○山口拓 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 (17)その他
報告事項はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○山口拓 委員長 なければ、以上で
報告事項の聴取を終わります。
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○山口拓 委員長 次に、
協議事項に入ります。
(1)次回委員会の開催についてですが、昨日の議会運営委員会理事会において、第三回区議会定例会会期日割表(案)で示されましたとおり、九月二十二日月曜日午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山口拓 委員長 それでは、次回委員会は九月二十二日月曜日午前十時から開催することと決定いたします。
以上で
協議事項を終わります。
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○山口拓 委員長 そのほか何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山口拓 委員長 ないようですので、以上で本日の
区民生活常任委員会を散会いたします。
午前十一時三十二分散会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
区民生活常任委員会
委員長...