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  1. 大田区議会 2021-06-18
    令和 3年 6月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−06月18日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 3年 6月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−06月18日-01号令和 3年 6月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会 令和3年6月18日                午前10時00分開会 ○広川 委員長 ただいまから、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を開会いたします。  初めに、本職より申し上げます。感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの症状が見られた場合、委員長の判断により傍聴人には退室をお願いする場合がございます。あらかじめご了解願います。  次に、委員会運営について申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大防止を図るため、資料の配信を通常よりも早め、事前読み込みを徹底することで理事者の説明を最小限とし、質疑時間を確保する旨、昨年6月3日の議会運営委員会で決定しております。  また、先日の合同委員長会においても、区民の生活を守る大切な委員会であるため、審査等の質疑はしっかりと行いながらも、理事者からの所管事務報告等の説明に関しては、要点を押さえて簡潔にしていただくよう、議長のご発言がございました。理事者の皆様におかれましては、この趣旨を踏まえて説明くださるよう、ご協力をお願いいたします。  初めに、理事の選任を行います。  委員の皆様にお諮りいたします。理事は2名とし、合同委員長会で確認のとおり、委員長による指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 ご異議なしと認め、本職から指名をいたします。  理事に菅谷郁恵委員、松原元委員を指名いたします。  これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました、菅谷郁恵委員、松原元委員が理事に決定いたしました。  以上をもって、理事の互選を終了いたします。  次に、本日の審査予定についてお諮りいたします。  まず、本委員会に付託された陳情の審査を行い、その取扱いまで決めさせていただきます。
     その後、所管事務報告を受けたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  委員並びに理事者の皆様のご協力をお願いいたします。  では、これより請願・陳情の審査を行います。  審査事件を上程いたします。  今回、本委員会には、1件の陳情が付託されました。  それでは、3第32号 五輪開催中止を東京都に求める大田区議会決議採択の陳情の審査に入ります。  原本を回覧いたします。  (原本回覧) ○広川 委員長 なお、審査時間を考慮し、書記の朗読は省略いたします。  理事者の見解を求めます。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 では、私より、理事者見解を述べさせていただきます。  オリンピックパラリンピックは、世界最大スポーツの祭典であり、国際的な相互理解友好関係を促進させる平和の祭典でもあります。大会を成功に導くためには、実効性のある新型コロナウイルス感染症対策を行い、安全・安心な環境が整うことが、最優先となります。  東京2020オリンピックパラリンピック競技大会への実施にあたっては、IOC国際オリンピック委員会大会組織委員会、東京都、日本国政府が、新型コロナウイルスに対する感染予防対策を徹底して行うこととしております。  そのために水際対策行動制限健康管理の徹底など、選手・大会関係者が守るべきルールとして、組織委員会等がプレイブックを取りまとめております。  これらにより、選手をはじめとする大会関係者はもとより、区民への感染が広がらないよう十分に配慮した対応がなされるものと認識しております。  また、医療関係者の同意についてですが、大会のスポーツドクターの募集では、約2倍の応募がありましたが、コロナ対応に従事する医師とは、診療科が異なる医師が応募していると見込まれます。  さらに、東京都は、大会時にリモート救護の仕組みを導入し、1人の医師が複数の救護所を担当することで、必要な医師の数を削減し、医療関係者負担軽減を図ることを検討しております。  これらにより、コロナ対応等の医療への影響は、少ないものと認識しております。 ○広川 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いします。 ◆菅谷 委員 今、最大の平和の祭典ということもおっしゃっておりましたけれども、実効性のある感染対策ということで、大田区としては、実効性のある感染対策としては、どういったものを予定されていますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今回の陳情に関しては、大会そのものの中止ということの趣旨と受け止めております。区としての対策については、区が行う事業に対しての対策ということになっておりますので、それが、そのまま直結するものではないと受け止めておりますが、区としては、区が行う事業の中でも、しっかりとした感染症対策ということでイベントでの検温であったり、手指消毒の徹底、あとは、距離をとった観戦ということを徹底していくということを取り組んでいきたいと考えております。 ◆菅谷 委員 いろいろな国の方針に従ってマニュアルも作ってこられていると思うのですけれども、大田区としても、マニュアルを作って、それを区民に公開したりするのですか。  それともう一つ、この内容的には、本当は、健康福祉委員会にも関わることかなと、保健所の人たちにも、感染症が今、どんな状況なのか聞きたいですけれども、そういった変異株の広がりとか、そういったことについては、お答えできますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 対策のマニュアル等についてなのですけれども、ブラジル事前キャンプ受け入れ等に関しては、相手方への安全確保といった観点から、公開は、できないということで、国のほうから指示をいただいております。  また、区が行うイベントについては、マニュアルという形ではございませんが、対応策、どのようなことをやっていくのかということは、ホームページ等でもお伝えをして、皆さんに伝わるようにしていきたいと考えております。 ◆菅谷 委員 区民の命と安全を守るということが、しっかり行われていることが大事だということでありますが、この2点について、先ほどもお話がありました、コロナウイルス医療ひっ迫にはならないのではないかと、ドクターの募集を見ていてもということですから、大田区内医療機関があると思いますけれども、その大田区内医療機関においても、そのところは大丈夫かという点については、いかがでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 区内のひっ迫状況につきましては、私は、詳しくは存じ上げておりません。  ただ、今回のオリンピックに対して医師を派遣するということの点に関しては、それが、直接そういったひっ迫に影響しているものではないだろうと認識をしております。 ◆菅谷 委員 ちょうど今日も暑いし、今度は、熱中症とか、いろいろなことも出てくるし、今、ドクターの募集では、スポーツドクターでしたか、そういった人たちの応募が多いということなのですけれども、本当にこの今、いろいろな数値で関係機関人たちとか、研究者が発表されて、変異株の拡大の中で、もっと医療が大変になるだろうということで、やはりもっと慎重にやるべきではないかということを思っています。  それと、この三つ目の開催に伴う費用負担というところでは、大田区としては、どのくらいの費用がかかるのか、教えてください。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 大会開催そのものには、区は、直接関与しておりませんので、開催費用という点において区の負担があるのかと言われると、直接的な費用の負担はないと認識をしております。 ◆菅谷 委員 区に直接求められていなくても、私たちが納めている税金が活用されるというところでは、費用負担は、伴うわけですよね。その点は、いかがですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 実態として、様々な社会活動、生活に影響が出てくる部分があるというお話かと思いますけれども、それに伴う費用というのは、私のほうでは、分かりかねるところでございます。 ◆平野 委員 私の周りでも、この陳情者のように、やはりオリンピックパラリンピック大会を開くと、その後で感染が広がるのではないかという懸念の声が結構聞かれているのですが、区のほうに、そういった声というのは、もし、分かれば、件数とかも含めて、どんな声があるのかと教えていただければと思います。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 大会そのものの中止という趣旨での区への要望というのは、ほぼない状況にはなります。  ただ、一方で、ブラジル事前キャンプであったり、予定をしておりますコミュニティライブサイトというイベントを実施するということに関しては、不安のご意見をいただいておりまして、中止をしてほしいというご要望をいただいております。  件数としては、電話やメールでのお問い合わせを含めて、10件をちょっと超えるぐらいの件数ということになっております。 ◆平野 委員 なかなか中止というところまではっきり言わないけれども、やはりそのコミュニティサイトの話とかも、私も聞いていまして、やはりパブリックビューイングとかの話だと思うのですけれども、あと、大田区総合体育館の中でやるので、この後、また、所管事務報告があると思うのですが、そういった懸念の声があるということで、本当に心配ですということであります、私としても。  医療体制の話は、別という話があったのですが、区としては、今まで東京都も含めて、国も含めて、人流が増えると感染が増えるということで、大田区としても、候補者を回して、できるだけ自粛してくださいという話はしていたのですが、その辺については、いかがでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 確かに、人流が増えるということで、感染が増えるという、一定の関係性はあるものと認識はしております。  とはいうものの、ただ、大勢の人がマスクをして何も声も発せずに集まったところで、本当に感染が広がるのかということに関しては、明確なまだ、論証というのは、なされていないものと認識をしておりますので、どういったやり方をするのかという部分が、重要になってくると認識をしております。 ◆平野 委員 あと、このオリンピックが行われて、大田区もブラジル選手団がいらっしゃってとかとあると思うのですが、実際に選手団の方とか、スタッフの方が、コロナPCR検査で陽性が出たときに、大田区の病院に行く形になるのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 おっしゃっていただいたとおり、区内の医療機関にかかるということで、今、調整を進めているところでございます。 ◆平野 委員 やはりそういうことを考えると、ちょっと区内の医療体制に影響があるのかなと思っているので、私としても、これは、ちょっと懸念をするところがございます。これも意見です。 ◆伊佐治 委員 今、平野委員から人流で感染が拡大するというお話があったのですけれども、立憲民主党は、今、解散総選挙を求めていて、私は、そちらのほうがよほど人流が増えて、感染拡大すると思っているのですよ。私は、オリンピックパラリンピックよりも全然そちらのほうが問題だと思っていますよ。それは置いておいて。  先ほどのお話だと、実際、オリンピックパラリンピックを中止をしてほしいという声は、大田区には、直接は届いていないというお話だったのですが、実際、例えば、医療機関側医師会とか、そういうところから、このオリンピックパラリンピックに対する意見とかというのは、出ていますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 先日、三医師会の会合に出席をさせていただく機会がございました。その中で、ブラジルキャンプの件でご相談をさせていただいているのですけれども、その中では、オリンピックそのものに対するご意見というものは、特にはいただきませんでしたが、やはりブラジル選手たちへの対応というところでは、非常に関心を持っていただいていたというところでございます。 ◆松原〔元〕 委員 今回、先に先行して、都議会のほうで同内容の陳情が不採択となり、今回、東京都の一部である大田区に、同様の陳情が、東京都に対して言うようにという今回の陳情をもし採択するとしたら、本当にこれは、よほどの理由がないといけないと思うわけなのですよ。  今の議論で、直接的なそういう中止すべきだという意見は、区には挙がってきていないと伺っておりまして、私も、まち場でできるのというクエスチョンの問い掛けはあっても、やめるべきだという問い掛けは、正直、ほぼない状況であります。  それで、その中で大田区は、これまでオリンピックをやるのだというところでの気運醸成のため、様々行ってきたところがあるではないですか。商店街のフラッグだったり、役場の1階の模様替だったり、本当にやめるべきだという意見が盛り上がっていたら、そういうものに対する毀損であったり、何かそういうアクションもあると思うのですが、こういうものは、今までは、確認されていないのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 まず、発言の訂正なのですけれども、先ほど、中止のご意見について、ないとお答えさせていただいているのですが、区全体ということではなく、我々の部局で把握しているものはないということで訂正をさせていただければと思います。  その上で、装飾物等オリンピックパラリンピックに関する取り組みに対して、何かそういう危害を加える声があるかということに関しては、特段、そういったものは、現状ございません。 ◆勝亦 委員 質疑の中で、パブリックビューイングは、どのように大田区は、考えているのですか。 ○広川 委員長 実は、今日、報告があるのですよね。なかなか順番的に。  では、ちょっと簡潔に説明してください。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 パブリックビューイングに関してですけれども、大田区の場合は、その競技観戦とステージでの演技披露といったものを複合的に行うコミュニティライブサイトという形で実施をします。大田区総合体育館オリンピック期間6日間、パラリンピック期間3日間ということで予定をしております。 ◆佐藤 委員 今、いろいろ質問やご意見がありましたけれども、こういったオリンピックパラリンピック開催中止を求める決議というのは、ほかの地方の実際の議会では、今、どういった状況か、把握されていますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 私の知り得る限りでは、今、東京都の状況しか存じ上げておりません。  一方で、都内の市部では、意見書というものを採択した自治体があるということは、認識はしておりますけれども、それ以上のことは、存じ上げません。 ◆佐藤 委員 私が把握している限りでは、6月3日に小金井市議会が、東京都オリンピックパラリンピック開催中止を求める意見書を採択しておりまして、東京新聞によると、これが全国初だと出ていますけれども、やはりそういう声というのは、少なからず、私は、出ているのかなと思います。  それで、日々、状況は変化していますから、今のところでという話をされているのだと思うのですが、やはり陳情者が言うような心配というのは、かなり出ていると思っていまして、先ほど、松原委員は、あまり聞いたことがないと話をされていますけれども、私は、逆に、飲食店をやられている方だとか、まちの方が、緊急事態宣言だとか、あと、まん延防止等重点措置などに移っていろいろ宣言をされる中で、何でオリンピックだけはやるのだという話は、散々皆さんから私が言われるわけですけれども、話している人が違うということは、そうなのかなと思いますが、そういう声というのは、私は、まち場にあふれていると認識をしています。  それで、この間開かれました厚生労働省アドバイザリーボードに提出されたシミュレーションでは、今、インド株デルタ株と言われていますけれども、このデルタ株の影響が小さい場合でも、緊急事態宣言解除後の人流増加が、プラス10%程度に抑えたとしても、7月後半から8月前半に、緊急事態宣言の再発令が必要となる可能性があるという資料が新たに提出されています。  また、デルタ株の影響が非常に大きい場合は、7月前半から中旬にかけて、宣言の再発令が必要になる可能性があるという資料が、専門家から出されているわけですよね。  だから、人流というのは、やはりかなり激しくなるだろうと、今、緊急事態宣言が開けた後ですね。  だから、そういうことを考えると、総選挙の話とか、いろいろありますけれども、わざわざ今、オリンピックをやる必要があるのかということが、私は、専門家の中からも出ている声だとは思いますけれども、やはり新たにいろいろ情報が更新されているので、対応が大変だというのは、よく理解できますけれども、こういったことを考えると、なかなか担当としても、不安ではないかなと思うのですが、やはり状況が変われば、そういう中止だとかということも含めて考えざるを得ないということでいいですよね。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 区としていいですと言える立場ではないのかなと認識はしております。そういった専門家の意見ということを様々な分野から意見を聞きながら、国等が判断をし、結論を出していくものと認識をしております。 ◆佐藤 委員 菅首相自身が、国民の命と健康を守るのが、自分の最優先の仕事だとおっしゃっているわけですから、国もそういうところで、先ほど、ご紹介したアドバイザリーボードに提出された資料のようなことが、実際に起こってくるということになれば、決断をしかねない状況が、私はあると思っているわけですよ。  だから、それに対応したことを、大田区でもちゃんと準備をしておくということは、私は大事だと思いますが、その点については、いかがですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 その決断に関して、どういった決断がなされるかということに関しては、我々としても、注視をしていかざるを得ないと思っておりますけれども、そういった判断が、万が一なされた場合には、それに沿ってきちんと対応できるということは、想定をしておかなければいけないのかなとは思います。 ○広川 委員長 佐藤委員、すみません、この陳情は、議会に対する決議採択の陳情なので、認識とこの陳情の趣旨を踏まえて、質問を簡略にお願いします。 ◆佐藤 委員 私は、やはり今の状況でも、オリンピックパラリンピックが開催できる状況にないと考えていますけれども、これからの状況が、どのように進展するか、変異株を含めてコロナウイルスの影響がさらに大きくなる状況が広がっていくことになれば、中止せざるを得ないという状況に思う方もどんどん増えてくると、私は思っていますので、やはり大田区もそういうことを踏まえた準備を進めていくということが、大事だということを重ねて強調して、意見を述べさせていただきます。 ◆椿 委員 ちょっと1点、お聞きしたいのですけれども、医療崩壊とか、医師が足りないとか、よく聞くわけですよ。その中で、私は、以前、ちょっと聞いたことがあるのですけれども、外国から選手が来る場合、その国の医師も一緒に来ると聞いたことはあるのですが、それは、どうなのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 委員の発言のとおり、基本的には、チームドクターという形で、それぞれの競技に附随して、医師が帯同してくるというのが基本となっております。  ただ、規模の大小によって、いらっしゃらない地域・国ということもございますので、その辺りは、個別の対応になっております。 ◆椿 委員 それで、例えば、コロナウイルスに限らず、オリンピックの選手が、その開催国で何らかの病気・けがをした場合、普通どおり地元の病院に行って治療を行うと聞いたことがあるのですけれども、それは、コロナウイルスに限らず、普通、どこでもということでよろしいのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 帯同するドクターが対応できるものは、そのまま対応で終わってしまうのですが、やはりそれでは不安だという方、不十分だという方については、地域の医療機関のほうで診察を受けるということになっております。 ◆伊佐治 委員 ちょっと佐藤委員にお聞きしたいのですけれども、先ほど、いろいろお話があって、納得できる部分もあるのですが、コロナウイルスだから、オリンピックパラリンピックに反対なのですか。それと、中止をしてほしいのですか。  それとも、そもそもオリンピックパラリンピックは、やめてほしいと思っているのですか。どちらなのですか。 ◆佐藤 委員 私は、今の状況から言って、もう決まったことですから、オリンピックというのは必要だとは思っていましたけれども、ただ、今の状況から言って、国民の命や健康をギャンブルにかける形でやるというのは、私は、間違いだと思っていて、普通の状況ではないということをしっかり考慮した中で考えたら、やはり中止をすべきだというのが、私の意見です。 ○広川 委員長 それぞれ、ご意見は、あろうかと思いますが、それは、態度表明のときに述べていただければと思いますが。 ◆勝亦 委員 ちょっと陳情の中で、2番で全国各地医療現場では、コロナ病床ひっ迫しうんぬんと、十分な治療を受けることが困難になっている状況となっているのですけれども、緊急事態宣言全国レベルで広がっているのは分かっているのですが、私も、以前、病院に勤めていたことがあるのですけれども、そういったところで、ちょっと情報的には、そこまでひっ迫していない気がするのですが、実際に、例えば、区内でどんな状況になっているかは、分かりますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 詳細には把握はしておりませんが、区内に関しては、受け入れ切れずにということが、非常に懸案になっているというお話ではないのかなという認識を持っております。 ○広川 委員長 所管ではないので、あまり正確な発言ではないということを加味した上で、やっていただければと思います。 ◆佐藤 委員 今、勝亦委員から全国の医療現場のという話がありましたけれども、特に、関西圏、大阪府や兵庫県におきまして、高齢者施設で亡くなられた方が、結局、医療現場医療機関ひっ迫をしていて、病院・医療機関にかかれないで亡くなられた方が、結構出ているわけですよね。  多分、このところを捉えた、私は、文書だと思いますので、この認識は、私は、間違っていないなと理解しております。 ◆勝亦 委員 全国各地となっていたので、確認しました。 ○広川 委員長 現状は、それぞれお聞きになりたいことは、終わりましたでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、質疑は、以上といたします。  それでは、各会派からの取扱いを含めたご意見をお伺いいたします。発言は、大会派から順次、お願いいたします。  なお、会派名は、略称とさせていただきます。  では、自民からお願いいたします。 ◆伊佐治 委員 自由民主党大田区民連合は、3第32号につきまして、不採択を求めます。若干意見を申し上げますが、本来であれば、平和の祭典たるオリンピックパラリンピックが、このような政争の具となってしまっていることに、私は、とても残念に思っております。  我々、自由民主党大田区民連合は、やはり感染対策、そして、医療機関の機能的な強化という観点で、こうしたことをしっかりとやれば、私は、実施できると考えています。  開催の是非につきましては、大田区議会が判断することではなくて、国であったり、東京都、また、組織委員会が考えることですから、まさに、この陳情の趣旨を踏まえて、私は、この議会の中で決議をすることは、正直あまり意味のあることではないと思っています。  以上の理由で不採択を求めます。 ○広川 委員長 次、公明、お願いします。 ◆椿 委員 3第32号 五輪開催中止を東京都に求める大田区議会決議採択の陳情について、大田区議会公明党は、不採択を求めます。
     今月11日からイギリスで行われたG7先進国首脳会議の場において、大きな困難に直面する今だからこそ、世界が団結し、人類の努力と英知によって、難局を乗り越えていけることを日本から発信したい。安全・安心な大会開催に向け、安全な感染対策を講じ、準備を進めていくと菅総理から説明され、3か国の首脳からは、全員の賛意を代表して東京大会の成功を確信していると歓迎されました。  現在のマスコミ報道では、大半がオリンピックに対して悲観的で、危機感をあおる報道がなされており、陳情者が不安になるお気持ちも理解できますが、今後、ワクチンの接種も対象年齢の拡大や職場での接種が始まるなど、加速的に増えるものと考えます。  大会に向けては、水際対策行動制限、毎日の健康チェックなど、感染症対策を徹底して行い、万全の準備をした上で、安全・安心な東京オリンピックパラリンピック大会の開催を期待し、本陳情に対しては、不採択を求めます。 ○広川 委員長 次に、共産、お願いします。 ◆菅谷 委員 3第32号 五輪開催中止を東京都に求める大田区議会決議採択の陳情は、日本共産党大田区議団は、採択を求めます。  今年に入って今日まで、東京では緊急事態宣言は、127日間、まん延防止等重点措置を加えると141日間、区民は、自粛に続く自粛を求められています。これは、やるべきことを怠ってきた政治の責任であり、菅政権による人災と言わざるを得ません。国民に長期にわたる我慢を強いながら、感染リスクを拡大するオリンピックパラリンピックの開催を強行しようとすることは、認められません。  政府分科会の尾身会長は、全国から310万人とも言われる人が移動するなど、三つの理由で人の流れが増えると指摘し、オリンピックを開催すれば、今より感染リスクが高くなるのはどう考えても普通だ。開催するというのであれば、リスクを最小限にすることが必要だが、ゼロにはできないと述べています。  世論調査では、朝日、中止43%、再延期40%、これは5月17日です。毎日、中止・再延期6割を超える、5月22日。JNN、中止31%、延期24%が6月5日・6日の調査。読売は、開催中止50%、中止が48%、6月7日です。商工リサーチの調査が新たに出てきたのですけれども、開催中止、延期を求めた企業が、64%に上るという状況です。前回の調査から、8.1ポイント増加しております。  今回のオリンピックは、やるべきではないという国民の圧倒的な声が出ております。オリンピックは、自然災害でなく、人間が行うイベントです。人間が止めることができます。オリンピックを行うことで、新たに重傷者が増え、亡くなる方が出るなどということがあってはなりません。日本共産党は、オリンピックを中止し、コロナ感染症終息に全力を挙げることを提案しています。  先日、小金井市議会が、オリンピック中止を求める意見書を採択しました。大田区もこの陳情書にある三つの趣旨に賛同し、命と健康を守るためにも、東京都に対して、オリンピックパラリンピックの中止を求める決議を挙げようではありませんか。 ○広川 委員長 次、令和、お願いします。 ◆須藤 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました、3第32号 五輪開催中止を東京都に求める大田区議会決議採択の陳情について、不採択を主張します。  理由は、現時点で、国、組織委員会の見解として、水際対策など、区民への感染防止対策を徹底して、感染リスクを発生しないとのこと。安全・安心の東京オリンピックを開催するとのこと。  よって、不採択を主張いたします。 ○広川 委員長 次、エール、お願いします。 ◆平野 委員 エールおおた区議団は、陳情3第32号 五輪開催中止を東京都に求める大田区議会決議採択の陳情については、採択を求めます。  この際、若干意見を述べさせていただきます。この陳情は、新型コロナウイルスの感染が収まらない中で、東京オリンピックの開催の中止を求める決議を採択することを求めるものです。  東京都は、6月17日、新たに452人、16日には、501人の感染を発表しています。新規の感染者数は、前週の同じ日と比べて2日続けて増えており、500人を超えるのは、6月3日以来、13日ぶりです。  直近1週間の平均も、17日の時点で、対前週比の98.6%になり、減少幅が小さくなり、下げ止まりの傾向が出始めています。下げ止まりの原因とされるのは、現在、日本国内では、インド型変異株デルタ株、従来のウイルスより1.78から2倍の感染力があり、7月中旬には、国内の新型コロナウイルスの半数を占めるという報道もあり、厚生労働省も検査体制を強化しています。  本陳情にもあるように、この感染が収まらない中で、五輪開催は、人流を増やし、感染者を増加させる恐れがあります。  また、医療関係者を動員することにより、医療資源が足りなくなり、本来受けられた治療が受けられなくなる可能性があります。  私の周りでも、緊急事態宣言が出ていて、飲食店を含め、自粛をしているのにオリンピックを開催しても大丈夫かなど、多くの声が寄せられています。  また、五輪開催後に感染が広がり、医療体制を圧迫するという声もあります。  また、五輪を開催することで、もうコロナウイルスは大丈夫であるという間違ったメッセージを区民に与え、人流を増やし、感染が拡大する可能性があります。国際公約なので、開催を中止するわけにはいかないという声もありますが、ここは、区民の安心・安全のために、一度立ち止まることが重要です。  1年の延期ができないのなら、残念ながら中止を求めることが、区民の命と暮らしを守ることになると考え、本陳情に賛成し、採択を求めます。 ○広川 委員長 それでは、これより採決を行います。  なお、採決の際は、採択に賛成の方の挙手を求めます。挙手されない場合は、不採択に賛成とみなしますので、ご注意願います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は、挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○広川 委員長 賛成者少数であります。  よって、3第32号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、そのようにさせていただきます。  以上で、請願・陳情審査を終了いたします。  次に、調査事件を一括して上程いたします。  なお、説明につきましては、開会前に申し上げましたとおり、議会運営委員会の決定及び合同委員長会での議長の発言を踏まえ、観光課からの報告に関する説明は、簡潔にお願いし、東京オリンピックパラリンピックに係る報告に関する説明は、質疑の時間を最大限確保するという観点から、省略とさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  では、まず、観光・国際都市部、資料7番、「大田区学」“ミニミニ講座”動画公開等について、理事者の説明をお願いします。 ◎白根 観光課長 私からは、初めに、観光・国際都市部資料番号7番、「大田区学」“ミニミニ講座”動画公開等について説明をいたします。  本編につきましては、5月14日の本特別委員会で報告をさせていただきました。このたび、6月30日からユーチューブで動画を公開する運びとなりました。  今回は、約60秒の予告編を制作いたしましたので、どうぞご覧いただきたいと思います。  では、よろしくお願いします。  (動画放映) ○広川 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。  (「これだけを先にやるのですか」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 これだけちょっと一旦やって、その後、また。 ◆菅谷 委員 このミニミニ講座は、では、外国人向けの講座なのですか。 ◎白根 観光課長 こちらでございますけれども、区民の皆様が、大田区を知っていただきたいということと、あと、区民以外の方も大田区を好きになっていただきたいと。こういった目的でございますので、今回、日本語がお分かりになる方にご覧いただきたいと考えてございます。 ◆菅谷 委員 わざわざ今、外国の人も出ていたし、私は、かえって外国の方を対象に、大田区を身近にしていることでと思ったので、狙いが、本当にちょっと定まっていないことと、それと、では、どのぐらいの人を目標としているのかというところでは、いかがでしょうか。 ◎白根 観光課長 キャストの起用に関しましては、ベサニー氏が国際交流員というところで、かなり大田区を本当に好きだというところで買って出ていただいたものでございます。  また、目標につきましては、数値というのは、特に設けておりませんけれども、たくさんの方に、とにかく見ていただきたいと考えてございます。 ◆菅谷 委員 講座となっていたから、私は、何回か受講すると、何かもらえるのかなとなる。資格証とか、大田区のアドバイザーになるとか。ちょっとよく狙いが分からないということが、今、映像を見たりしながら、答弁しながら、聞いて思ったのですけれども。ただ、流せばいいということではないですよね。 ◎白根 観光課長 まずは、親しみやすいというところを狙っておりまして、将来的には、委員のお話しのような方向性もあろうかと思いますけれども、まずは、ご覧いただきたいというところでございます。  それで、今回、大田区の名前の由来でございますけれども、いろいろなテーマを考えておりますので、見れば楽しくなって、そして、また、ここに書いてございますけれども、クイズも実施しますので、そういった形でご参加いただきたいと考えてございます。 ◆菅谷 委員 せっかく行われるので、本当にちゃんとした、あまり難しくて、みんなが入りづらいというのは、どうなのかなと思うのですけれども、やはりもう少ししっかり目的を、歴史・文化というところがあるので、私も受けてみようかなと思ったのですが。  それは、何か資格が得られるのかとか、あと、そういうことがあったので、やはりそういう意識付けも必要なのではないかということと、前の委員会でも、この登録、ユーチューブを見ている人は、どのくらいなのかということで、そのお話もありましたけれども、やはりもっと魅力は、これは、またこの後もあるので、魅力あるものになっていくと思うのですけれども、ぜひいろいろな声を聞きながら、生かしてやっていただきたいと思います。 ○広川 委員長 要望ですね。 ◆伊佐治 委員 菅谷委員がおっしゃっていることは、もうそのとおりだと、私も、今思いました。  やはりこういう取り組みをすること自体は、私は、嫌いではないので、面白いなと思って、これから見たいなと思うのですけれども、やはりせっかくだったら、大田区検定ではないのですけれども、そういうところにつながっていく内容にしていくことが、結果的に見る人が増えるし、検定を受ける人がお金を落としてくれるし、そのようにつながっていくのではないかと思いますが、その辺の先の展開は、どのようにお考えですか。 ◎白根 観光課長 委員から検定のお話が出ましたけれども、実は、この事業を構築するにあたっては、検定までも視野に入れながら考えてきたところでございます。  ただ、まだ、そこに行くには、かなりいろいろ積み重ねなければならない経験等もございますので、まずは、それを積み重ねてから、検定の部分も考えながらと思っております。 ◆伊佐治 委員 先を考えながら進めていくということなのですけれども、ちょっとそれにしては、スタートが、何かしょぼいというか、何ていうのでしょうね。ちょっと言葉を選びづらいのですけれども、やはりこういうのを見る方は、ある程度興味がないと見ないと思うのですよ。  それで、いきなりこの大田区の「大」と「田」が何なのだみたいなスタートからやってしまうと、多分誰も見ないのではないかな。どちらかというと、その検定に向けてやっていくのであれば、ある程度、高度な知識といったら変ですけれども、大田区民もなかなか知らない知識を取り入れるとか、何かそういう形でやっていただきたい。  スタート、導入部ですから、これに対してこれが駄目だと言うつもりはないですけれども、ちょっと2回目以降の展開は、少し修正を加えていただいて、日本人向けであれば、別に国際交流員を出さなくてもいいと思いますから、ちょっとうまくやってください。応援はしていますので。 ◎白根 観光課長 ご助言をありがとうございます。  ちょっとこの予告編というところで、その中身がお伝えできなかったというところが、申しわけないと思っておりますが、大森と蒲田、こんなのは誰でも知っているよというところなのですけれども、ぜひ本編をご覧いただきますと、意外と知らないことがございますので、ぜひ6月30日に公開になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○広川 委員長 では、また、見てから言っていただくということで。 ◆松原〔元〕 委員 では、見てからということですので、内容については、何も申し述べないのですが、これまで、大田区は、こういう情報発信があまり得意ではないなというイメージが、私は、ありまして、この動画もすごく、どれくらい伸びるのかなというのは、本当に不安に、今、思っております。  やはり最初、スタートだからという理由は分かるのですが、できれば、その閲覧件数、いついつまでに何件とか、そういうのは、やはり目標としては、定めておいたほうがいいのではないかと、意見は、申し述べておきます。  (「聞いたらいいと思います、目標何件ですかと」と呼ぶ者あり) ◆松原〔元〕 委員 では、質問でもよろしいですか。 ◎白根 観光課長 目標件数は、今、立てて、先ほども申し上げましたとおりでございますけれども、やはりこういったものをほかの市とか区でも作っておりますけれども、どうしても伸び悩んでいるというところは、我々も承知しておりまして、やはり中身が大事なのかなと。  それと、効果的に見ていただく宣伝ですとか、そういったものが大事だと思いますので、やりながら、目標をある程度立てられるところに来ると思いますので、そのときに、また、改めてと考えてございます。 ◆勝亦 委員 そもそもこれは、あれですね。今、見せていただいたものは、今後、本格的に流すものの一部分なのですか。その辺が、ちょっとよく分からないのですが。 ◎白根 観光課長 委員のおっしゃるとおりでございまして、これからというところで、ちょっと切れてしまっている部分がありますけれども、ボリュームがちゃんとございますので、どうぞご覧いただきたいと思います。 ◆勝亦 委員 では、例えば、その大田区学という、このミニミニ講座を作った資料には、目的とかと書いてあるのですけれども、また、そういったところも、区民の皆さんに最初、説明が入るのですか。  ではなくて、いきなり今のですか。それから、後ろに続くのですか。 ◎白根 観光課長 動画は、時間をある程度区切ってございますけれども、実は、チラシの作成なども考えてございまして、その中で触れていきたいと考えてございます。 ◆勝亦 委員 では、全体的には、どのくらい時間なのですか。1回、1話は。 ◎白根 観光課長 8分程度になります。 ◆平野 委員 私としては、もうちょっと動画が見たかったかなというのは、意見として言わせていただきます。  それで、これは、今、連続講座みたいな形になると思うのですけれども、どれぐらいの、例えば、2月に1回とかと、何か決まっていらっしゃっていたら、教えていただきたいのですが。 ◎白根 観光課長 できる限り1月、あるいは、長くても2月の間に、定期的に発信していくと思っております。  それと、先ほど、勝亦委員からのお話、ちょっと補足させていただきますと、チラシに加えてユーチューブは、説明する欄がございますので、その中でも、ちょっと触れていきたいなと考えてございます。 ◆平野 委員 全何回とかと、決まっていらっしゃいますか。 ◎白根 観光課長 周期というのは、特に設けてございませんが、1月に1回ですと、これから3月までですと、10回になりますでしょうか。 ◆佐藤 委員 今のやりとりを聞いていて、率直に感じたのは、何か目的がここに出されているのですけれども、よく分からなかったなというのが、私はありまして、結局愛着を持ってもらうというのは、とてもいいことではあるのですけれども、どういう層にどれぐらい、どう広げたいかというのなんかが、やはりよく分からなかったのですね。  今、ほんのちょっとしか見ていませんけれども、区立郷土博物館の方と国際交流員の方のキャラクター設定がやはり立っているから、これはこれで、どういうことが起きるのかなという楽しみな感じは思いましたけれども、今、その大田区は、何で大田区というところから、では、どこまで話が広がっていくのかなというのが、今ないのですよね、きっとね。  それで、いろいろやりながら、大田区のいろいろな魅力を一つひとつ紹介をしていこうということなのか、今、到達というのは、考えていないけれども、そういう感じで考えられているということなのですか。 ◎白根 観光課長 まず、最初のターゲットでございますけれども、幅広くとは考えてございますが、できれば、小学生とか、中学生とか、あるいは若い方にご覧いただきたいなとは、考えてございます。  それと、どういったものを今後というところの話でございますけれども、本当に魅力がたくさん、実は、ありまして、どういった形でやっていくかというのが、ちょっといろいろ意見がまだ、こちらの中にもございまして、一つひとついいものを、1話完結になりますので、そういった形で伝えていきたいと考えてございます。 ◆佐藤 委員 いや、先ほども言いました、私は、そんな嫌いではないのですよ、キャラクターが立っていて、おもしろそうだなと拝見させていただいたのですけれども、ただ、今、課長がおっしゃったように、小学生とか、若い方となると、ある程度、戦略を持ったほうがいいというか、構成とか、あと、はねぴょんみたいなキャラクターをどう使っていくかとか、何かそういうことは、私は、よく分からないですけれども、専門家の意見を聞いているとか、何か考えられているのですか。 ◎白根 観光課長 こちらにつきましては、実は、今は職員の企画で、作成も全部職員のみで行っております。  それで、専門家というところなのですけれども、こちらにつきましても、これを育てていく中で、そういった方々のご協力も必要だというのは感じておりまして、いずれそういったアドバイスを受ける形になると思いますけれども、現在は、この形でスタートをさせていただいた次第でございます。 ◆佐藤 委員 職員の方が中心にやられているのは、分かりました。  ちなみに、これは、予算というのは、どのくらいで考えて進めているのですか。 ◎白根 観光課長 今年度の予算は、51万7,000円になります。 ◆椿 委員 こういったことを繰り返し、繰り返し行っていくことによって、シビックプライドに直結していくとすごく感じます。菅谷委員もおっしゃいましたけれども、検定まで考えておられるというところで、積極的にそういったところは、取り組んでいただきたいなと思います。
    伊佐治 委員 私も、佐藤委員と同じで、結構こういうのを好きなので、楽しみにしているというのは、先ほど言ったとおりなのですけれども、なぜこれを大田区の観光課がやるのかというところが疑問で、観光協会では駄目だった理由とかは、何かあるのですか。 ◎白根 観光課長 駄目だったというわけではないのですけれども、まず、職員の企画から上がってきたというところで、まず、では、大田区が始めましょうというところで、考えてございます。  ただ、検定とか、そういったことも視野に入れてくると、やはり大田区だけでやるというよりも、観光協会を巻き込むとか、そういった視点も必要になってきますので、そこら辺は、検討してまいります。 ○広川 委員長 質疑は以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、観光課に関する残りの所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎白根 観光課長 続きまして、資料番号1番、近隣自治体との連携による主な観光の取組について、説明いたします。  観光課は、広域的な観光資源の活用と、観光人材の育成を目指し、隣接の自治体である品川区、川崎市と連携し、これまで様々なイベント等を実施してまいりました。  昨年度は、新型コロナの感染拡大により、イベントの実施はできませんでしたが、今年度、川崎市とは、多摩川やものづくりなど、共通の観光資源を活用したイベントを検討しております。  また、品川区とは、両都市の観光協会と連携した事業を検討しております。  このほか、神奈川県などとインバウンド向けの観光PR、その他、3都市合同によるウェブ・プロモーションを実施する計画でございます。  今後も、近隣自治体との協力関係を強化しつつ、コロナ後も見据えた観光施策に取り組んでまいります。  続きまして、資料番号2番、大田区公式PRキュラクター「はねぴょん」の取組について説明いたします。  はねぴょんは、これまで区内外のイベント参加やグッズ販売など、本区の認知度向上とシビックプライドの醸成に貢献してまいりました。  昨年度は、成田市、所沢市のキャラクターとともにリモート配信を行ったほか、コロナ禍に対応した諸活動を行いました。併せて、これまで手続が煩雑でありました、利用申請の基準も大幅に緩和したことで、申請件数は、緩和前と比較し、5割ほどの伸びを示しております。  今年度は、新規事業はねぴょん散歩のユーチューブ配信をこの5月から行い、また、下の写真にありますとおり、品川観光大使見習いのハタチの龍馬とのコラボや、新たなグッズの開発にも力を入れてまいります。  これからも、様々な皆様と連携し、はねぴょんの積極的な活用を図ることで、大田区ファンを増やし、区への来訪意欲を喚起してまいります。 ○広川 委員長 それでは、委員の皆様、観光課に関する報告について、質疑をお願いいたします。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、質疑は以上といたします。  次に、東京オリンピックパラリンピックに関する資料について、資料の番号順に質疑を行います。  まず、資料番号3について、委員の皆様、質疑をお願いいたします。事前キャンプの進捗状況についてです。 ◆平野 委員 このブラジル事前キャンプということで、バレーボール、ビーチバレーボール、ハンドボールは、もう以前から決まっていて、このテコンドーから下の四つ、テコンドー、空手、ボクシング、レスリングは、新たに受け入れということだと思うのですが、これは、最初の選手団とか、スタッフの人数に加えて、どれぐらい増えたかというのが分かれば、教えていただきたいなと。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 まず、今、4競技ということで、資料のほうを報告をさせていただいておりますが、実は、直近でこの二つ目にある空手が、大会の出場権を獲得できなかったために、キャンプを行う必要がなくなりましたという連絡が入っております。  ですので、こちらの空手については、実施がなくなるということをまず、ご報告をさせていただきます。本当に直近でどんどん変わっていく状況ということでございまして、このタイミングになってしまいましたことをお詫び申し上げます。  そういったこともございますが、人数は、どれくらい増えたのかというところでございます。  まず、選手団のほうの規模といたしましては、三つの競技というところで考えますと、おおよそ40名ぐらいの規模になっていきます。  また、それに付随して、ブラジルオリンピック委員会のほうのスタッフというのも、若干増えると伺っておりますので、その規模も合わせますと、60名ぐらいが増えるという人数になると認識をしております。 ◆佐藤 委員 この事前のキャンプ受け入れなのですが、選手は、来日前にファイザー製のワクチンを接種して、入国手続前にPCR検査をして、陰性であることを確認してから来ると。  それで、滞在中は、毎日検査をするということで、検査方法なども出ていますが、この3番の職員やボランティアなどの方なのですけれども、活動する14日前から健康観察を行って、活動する日の2日前、もしくは、前日にPCR検査をすると出ているのですが、これは、1回だけなのかということと、あと、その前日とか、2日前で、検査結果がそのボランティアで活動するときに、もう出ているのかどうかというのを、まず、確認します。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 まず、検査の回数についてなのですが、資料3、(2)のオをご覧いただきますと、選手との接触の度合いに応じて検査ということで、毎日、もしくは、4日に一度と書いております。ここは、その度合いに応じて、その従事する職員やボランティアについても、必要な頻度で検査を随時行うということになります。  また、この2日前、もしくは、前日に検査を行うのは、従事するタイミングで既に、検査結果が分かっていることを踏まえて、この期間に検査を受けてもらおうということで考えております。 ◆佐藤 委員 実際に、この職員やボランティアなどの検査をする方というのは、何人ぐらい今、想定されているのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 検査については、だ液を採取する形での検査を予定しております。これに関しては、キット等を用意し、選手や関係者等に配布をして、自分でとっていただくということになりますので、検査の対応については、職員やボランティア等がその検体の配付や回収といったところを行うことを考えております。  (「何人くらい」と呼ぶ者あり) ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 人数についてですけれども、その従事をするのは、基本的には、1名ないし、2名というぐらいの数になってくるかと思います。  (「検査をする総数は、何人ですか」と呼ぶ者あり) ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 検査をする総数ですか。 ○広川 委員長 対象ということですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 対象ですか。検査対象になる人数と。 ◆佐藤 委員 この職員やボランティアなどの検査をする人の数は、何人ぐらいになると想定されていますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 失礼いたしました。選手、スタッフ、職員については、5名程度ということになります。  あと、施設での従事スタッフが、また、3施設ありますので、それぞれの施設で5人から10人ぐらいずつ受けていただくことを考えております。  そのほか、ボランティアについては、オリンピックパラリンピックのボランティアに従事するスタッフというのを、これから募集をかけるといいますか、日程調整を行っていくので、なかなかちょっとまだ、人数は、固まり切ってはいないのですけれども、延べ人数ということで考えているところでは、ボランティアの数としては、やはり200人ぐらいの規模の方には、検査を受けていただくことになると思っております。 ◆佐藤 委員 それで、これは、ここに検査方法を書いていますけれども、だ液による検査で検体採取場所は、青少年交流センターだということも書いていますが、今、延べでボランティアは200人で、職員の方は、それぞれの施設で5名から10名と言っていますけれども、これに対応できるような、今、体制をとっているということでよろしいですよね。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 必要な回数、日にち等も割り振りをしまして、その実施に対応できる体制を整えていくことができると考えております。 ◆佐藤 委員 あと、もう1点なのですけれども、職員やボランティアの方のワクチンの接種の有無は、どうなっているのか。選手の方は、ブラジルの選手など、スタッフなどの方は、来日前にワクチンを接種するということが、今は、義務付けられているのだと思いますけれども、実際に、そのブラジルの皆さんを対応する職員やボランティアの方は、ワクチン接種では、どうなっているのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 職員やボランティアへのワクチン接種についてでございます。  やはり相手国の選手、また、ボランティアや活動する職員が、安心にという視点で考えると、接種した上で従事ができるのが、一番望ましい形であろうとは、認識をしております。  そういったことを踏まえて、健康政策部等は、そういった選手ができないのかということで、今、調整をさせていただいているところです。  その中で、ごく限られた数のワクチンの確保は、できそうだというお話をいただいておりますので、まずは、通訳ということで、一番そういう接触の多くなりそうな業務に就いていただく方に、そのワクチンを接種していただこうかということで、調整をさせていただいております。 ◆佐藤 委員 まさに、今、調整中で進めておられて、努力をされているということなのですけれども、ここに、ボランティアには、事前に活動場所の内容と活動時の感染対策を十分に説明し、同意を得た上で参加いただくと書いてありますから、あくまでも、どういう内容かというのを説明して、賛同を得て、納得の上で参加していただくということを書かれていますので、理解はしますけれども、やはり希望される方全員に、検査とワクチン接種は、やはり最低限でもやらないと、本当に心配だと思うのですよね。  それで、やりたいけれども、こういうことがあるからどうしようかと迷われている方というのは、いるのではないかなと思いますので、こういう対策の強化は、もちろん今、努力をされているから、さらに努力をしろと言っているみたいで、大変恐縮ですけれども、やはりそこは必須で、進めていただきたいということを要望しておきます。 ○広川 委員長 要望でよろしいですね。 ◆菅谷 委員 今のワクチン接種とPCR検査については、前回の委員会のときの質疑の中では、公募制ボランティアの件で、まだ、考えていないということだったので、一歩前進ということは思うのですけれども、やはり先ほどの陳情とかも出ていますけれども、ちゃんと安全に行うためには、本当にワクチン、PCR検査を抜きには考えられないので、そこは、よろしくお願いします。ごくごくではなくて、東京都の責任でも、国の責任でも、これをやってもらうということを、ぜひ大田区からも要望して、実現してもらいたいと思います。  あと、ちょっと確認なのですけれども、事前キャンプということで、もう7月13日には入ってこられる、早かった選手団で、そうですよね。そうすると、これまでの報告ですと、この上の三つの競技で、選手とスタッフを合わせて約90人の受け入れ、そして、さらに60名程度が増えるということでよろしいのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 選手団の規模としては、90名、それに40名ぐらいの規模が追加をされるということで間違いございません。 ◆菅谷 委員 ということは、大田区は、90名足す40名、130名をこの期間中に受け入れるということで、これは、いつからいつ、7月13日から終わりは、何日になるのですか。 ○広川 委員長 90名足す40名足す20名ですね。 ◆菅谷 委員 60名だものね。ということは、150名ということで、ごめんなさい。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 スタッフについては、追加になるのが20名ということで、もともとの選手たちと、スタッフもおりますので、その数も含めると200人を超える規模の受け入れということになってまいります。  終わりの期間についてなのですが、表のほうにもありますが、競技によってまちまちでございます。選手村に入るまでの競技と選手村に入って以降も練習会場として使うという競技がございますので、実際に選手が勝ち続ければというところもありますが、大会終了までは、練習がある可能性があると考えております。 ◆菅谷 委員 それをボランティアとか、区の職員も関わって、安全にということで行われると思うのですけれども、自治会のほうとかにも要請は、されているのですか、ボランティアとか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 このボランティアに従事していただく方というのは、大田ウェルカムボランティアの募集ということで、区民を対象に過去に募集をさせていただいておりますので、その方々の中から割り振りをするということで考えております。 ○広川 委員長 続いて、資料番号4及び5は、聖火リレーに関することですので、まとめて。委員の皆様、質疑をお願いいたします。 ◆菅谷 委員 聖火リレーが行われるということで、これまでも、先ほど、陳情のところで。  でも、聖火リレーでなくて、パブリックビューイングでしたか。中止をということで、この聖火リレーについては、どうですか。いろいろな所で著名人が走るのを取りやめたりとか、それから、本当に三密を避けるというところで、大丈夫なのかという声が大田区には、届いていないのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 聖火リレーに関しては、それほどご意見は、いただいてはおりません。中止は、しないのかということは、聞かれてはおりますけれども、これに関しては、公道で走るか、走らないかということについて、東京都として判断をしていくという認識でおりますので、そのタイミングを我々としても、注視をしているというところでございます。 ◆菅谷 委員 ぜひ、どのように現状が動いていくかということもあると思うのですけれども、前回の委員会で、600人ぐらいの規模のボランティアが沿道でということで、そのときにも、PCR検査やワクチンの予防接種を求めたのですけれども、それに関しては、いかがですか。三密を避けるという。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 リレーのボランティアに関しては、ワクチンの接種ということについては、現時点では、検討をしておりません。実は、人数が多いということ。それから、この人数を実際に実証する日にちが、もう21日と決まっていますので、それに間に合う形で接種の計画を立てていくということも、なかなか厳しいという状況もございますので、この件については、非常に難しいなという認識でおります。 ◆菅谷 委員 600円程度で高校生にも応募をかけたということで、前回、報告があったのですけれども、大体年齢層でも、ボランティアだからその600人は分かると思うのですけれども、そういった中でワクチン接種をして、65歳以上の方だったら来ると思うのですけれども、そういった把握については、いかがですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 自治会や町会の方々に、まず、お願いをして応募をいただいた数というのが、大体130名ぐらいいらっしゃいます。  それで、年齢までは、正確には把握はしておりませんが、こちらの関係の方々は、多くが接種をできる年齢に当たるのではないかと認識をしております。  高校生のほうが、今、50名ぐらいの規模の人数ということで、応募をいただいておりまして、そのほかは、ウェルカムボランティア、それから、スポーツ協会の加盟団体のほうにもご協力をいただくということで、人数のほうを集めさせていただいているところでございます。 ◆菅谷 委員 ぜひこれも、三密を避けるという点でも、それから、本当に暑くなると思うのですね。この気候を感じますとね。そういう暑さ対策とか、本当は、65歳以上の方が、健康管理をしてこられると思うのですけれども、そういう安全・安心の部分もしっかりと捉えてもらいたいのと、やはり先ほどから言われたように、ワクチンの、せめてこのPCR検査とワクチン接種というのは、最小限のやるべきことではないかなと思うのですけれども、これは健康政策部なのだけれども、ほかの自治体でも早めにできる人はやっているという所もあるので、そういった相談をしながら、私たち、この聖火リレーもどうなのかなと思う点があるのですけれども、やる以上は、安全に行ってもらいたいと思いますが、中止を求めても中止にできないのですよね。最後、ごめんなさい、変な質問で。中止はできないのでしょうか。 ○広川 委員長 質問は、何ですか。 ◆菅谷 委員 中止はできませんか。 ○広川 委員長 その前の安全がどうのこうのではなく、中止はできませんかということ。 ◆菅谷 委員 はい。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 区として、中止という判断は、できないものと考えております。  安全に本当に実施できるのかどうかというところは、やはり開催前後の状況ということも影響してくる部分かとは思いますが、そういったことも踏まえて、東京都のほうで、判断をしていくものと認識しております。 ◆佐藤 委員 東京都が判断ということなのですけれども、この聖火リレーのセレモニー、ミニセレブレーションと聖火リレー、沿道で走るということの最終的な判断は、東京都がそれぞれやるということですか。  今、全国で沿道を走ったり、また、セレモニーを中止するという所が出ていますけれども、あれは、それぞれの県が判断したということなのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 各県の対応につきましては、それぞれの都道府県が、判断をしております。  そして、最初の部分の話ですが、リレーの走行と、このセレブレーションそれぞれの判断を誰がするのかという部分なのですけれども、その走行に関しては、東京都になってきます。  それで、イベントの部分に関しては、東京都がやるものも一部含まれてはいるのですけれども、それを少し膨らませて実施するという部分については、区が、主体となって行ってまいりますので、その部分については、区のほうの判断ということになっていくと考えております。 ◆佐藤 委員 ちょっと一つ一つ聞きますが、このミニセレブレーション、セレモニーのほうですね。事前予約は、一般で100名。来賓は約50名で、出演は、ランナー、出演者などで約80名。これも決まっていますか、名前で。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 一般については、今、申し込みを受け付けている最中ということで、これから抽選を行っていく予定でおります。  来賓につきましても、人数を絞るということで、主催となる区の幹部、そのほか、議会の関係者の方々をご招待したいと思っておりますが、区議会に関しては、オリンピックパラリンピック観光推進特別委員会のメンバーの皆様には、お声かけをさせていただきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 それで、この人数で今やる予定だということで、間違いないですね。  そのままですね。  それで、聖火リレーですが、先ほど、600人のボランティアで、130名程度がそのうち自治会・町会関係で、50名程度が高校生だというお話があったのですけれども、これは、ボランティアが600人ですから、恐らくその沿道には、もっとそれ以上の人が来るだろうと想定してボランティア600人とやっているわけですけれども、今、沿道でどれぐらい来られるかと想定されて、600人にしているのですか、ボランティアを。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 ボランティアの人数の策定にあたっては、その沿道の観覧人数を踏まえてというよりは、沿道の距離や必要な場所等、交差点であったりとか、脇道のある所とか、そういった所を勘案して必要な人数というのを算出して、およそ600人ぐらいだろうということで考えております。 ◆佐藤 委員 そうしますと、観覧人数というのは、どのくらい考えているのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 なかなか算出の難しいところではございますけれども、おおよそ5万人から多くても10万人ぐらいの人数になるのかなと考えております。  この根拠といたしましては、東京マラソンを今年、やっているのですけれども、沿道での観覧を自粛してくださいという要請をした上で実施したときに、7万人ぐらいの方が集まったという報道がございまして、そういった数を踏まえて、おおよその数ということで、5万人から10万人ぐらいということを、今、想定をしております。 ◆佐藤 委員 先ほど、ボランティアの数は、その観覧人数で出したものではないよというお話だったのですけれども、そもそも想定している5万人から10万人の観覧人数が、このボランティアの数でこなし切れるのかということと、今、課長からお話しがあったように、東京マラソンのときは、自粛要請をしたと言っていますが、この聖火リレーについては、自粛要請というのは、あるのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 自粛という点に関しては、組織委員会のほうでライブストリーミングということで、生放送をやっております。そちらのほうを見てくださいということは、既にご案内をしております。区としても、広報をしていく中で、そういったお願いをしていくということを考えております。  そういった中で、この人数で足りるのかというところなのですけれども、やはり密集するエリアというのは、ある程度、想定をしながらということで考えております。蒲田の駅の周辺というのは、通常でも人通りが多い部分ですので、そういったところなどでは、少し人が多くなるかと思っておりますけれども、ランナーもそんなにみんながわっと見に来るランナーが走るとは、私は、聞いておりませんので、そういったところで人が集まってしまう状況というのは、大田区の走路の中では、起こらないということを前提に考えております。 ◆佐藤 委員 自粛要請は、お願いですから、強制力は全くないものですよね。
     だから、結局お願いしても、こういう5万人、10万人単位で人が来てしまうのだろうなということで、今、計画を立てているのですけれども、課長が、そんな著名な方が走らないから、そんなに集まらないのではないかということも、今、おっしゃいましたけれども、聖火を見てみたいとか、見せたいとか、やはりいろいろな思いがあって、やれば、やはり集まってしまうというのが、密が避けられないのだろうなと思うわけですよね。  そういう意味では、区長の広報カーなんかが、不要不急の外出は控えてくださいと言いながら、だけれど、人が集まる聖火リレーをやってしまうというところに、私なんかは、ちょっと矛盾を感じるわけですけれども、これを決めるのは、東京都の判断だから、大田区としては、人が集まって密になるけれども、一生に一度見られるか、見られないかの聖火リレーだから、これは、しようがないかなということで、進められるのかなと、私の感想ですけれども、そうやって進めていくわけなのですが、この対策をどうとるのかというのは、本当に悩ましいなと思います。  それで、一つ、確認なのですが、先ほどのブラジル選手団の受け入れのときのボランティアなどには、いろいろな検査体制があったり、ワクチンもという話もありましたけれども、先ほど、確認をした十分にボランティアの方には、説明をして、それに納得の上に参加してもらうということを、この聖火リレーのボランティアもやられるのかな。実際に、600人確保するというのは、大変だと思っているのです、ボランティアの方を。  それで、これからの変異株の流行などの推移にもよりますけれども、実際にそうやって予定していたのだけれども、確認をとれなかったとか、確認をとると辞退をする方が増えるのではないかとか、私もいろいろなことを聞いているので心配しているわけですが、このボランティアの皆さんには、そういう先ほどのブラジル選手団の受け入れと同様に、しっかり確認をとった上で納得がいかなければ、辞退もできるのですよと言いながら、集めているということですかね。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 委員のお話のとおり、強制するものではないと思っております。  今、マニュアル等を皆さんに送付をさせていただき、集まっての説明というのが、やはりこの時期できないので、内容については、そちらを読んでいただく形でお願いを進めております。そういった中でやはり安全対策についても記載しておりますので、これでは、不安だという声も上がってくるかと思います。その場合に、辞退というお話があった場合は、その意向に沿った形で対応していきたいと考えております。 ◆佐藤 委員 確認なのですが、例えば、町会・自治会だとかにボランティアをお願いするときに、何々町会だとか、何々自治会だとか、何々地区の所で何人ぐらい出してくださいみたいなことは、やっていないですよね。そう言ってしまうと、なかなか断りづらくなってしまうということが、やはり起きてしまうのかなと思っていて、十分にそこは説明して、納得の上でボランティアとして参加してもらうということでやっているかどうか、確認します。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 当初、依頼をしたときは、各地区に対して20名程度という言い方をさせていただいております。  ただ、地区ごとに町会数が違うとかという、今、いろいろなご意見もいただいておりましたので、あくまでも目安の数字ですと。  それで、希望をいただいた方を推薦をしていただければ大丈夫ですということで、お話をさせていただいております。 ◆須藤 委員 先ほど、このリレーのイベントに対しては、区の領域だという話だったのですけれども、自分は、ちょっと結構前から心配していることとして、今でこそ、この新型コロナウイルスが心配されているのですけれども、以前だと、やはり過激派であったり、テロに対する対策がすごく必要だという話をしていて、もちろん感染症に対しても、コロナウイルス以外の感染症はあると思うので、そのような対策は、もし、分かる範囲であったら教えていただければと思います。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 テロ等への対策という点で申し上げますと、今回、入場者数を限定し、会場を柵で囲いまして、それ以外の方は、入れないという形をとらせていただいております。  その上で、手荷物検査を行い、警察の方々も配備をする。我々ボランティアも配備をするということで、変な動きがないようにということでの対策をしているというところでございます。  また、沿道についても、ボランティア、警察も随時、配備をしておりますので、そういった中で対応していくということで、考えております。 ◆須藤 委員 よく分かりました。多分多くの人は、新型コロナウイルス感染防御というところに集中している方が多いと思うので、もちろん国としても、都としても、区としても考えているということなので、心配はしていないのですけれども、多分自分がテロリストだったら、やはりそういうときについてくると思うので、これは、もちろんイベントに関してもそうだし、本番のオリンピックもそうだし、あと、特に今までは、沿道では起こっていなかったことが、多分この7月21日、直前になってくると、オリンピック反対を表明する過激派がいろいろ現れて、いろいろなことをやってくる可能性があるので、そういうところもぜひ注意していただきたいと思います。要望です。 ◆平野 委員 このオリンピックの走行のほうが、東京都の判断でイベントのほうが、大田区の一部判断があるというお話だったのですが、今の状態でまん延防止等重点措置が、7月11日までということで、まん延防止等重点措置が出ていたら、中止をするとか、緊急事態宣言が出たら中止するとか、何か今の時点で考えが出ているものがあれば、ちょっと教えていただきたいのですが。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 明確な基準というものは、特には、出てはいないのですけれども、これまでのほかの県等の状況を見ると、やはり緊急事態宣言が出ている場合には、走行は取りやめるという判断を行っておりますので、そういったことが、一つの目安にはなっていくものと考えております。 ◆平野 委員 本当に安心・安全を気を付けて、何か私の周りでも、先ほども、自治会・町会の話があったのですけれども、積極的な所もあれば、もうちょっとという所もあるということなので、あまりに密にならないようにというのと、あまり強制をされないようにということで、よろしくお願いいたします。要望です。 ○広川 委員長 最後に、資料番号6について、委員の皆様、コミュニティライブサイトの参加方法について、質疑をお願いいたします。 ◆勝亦 委員 このコミュニティライブサイトは、実施する区、注視する区、検討中という区があると思うのですけれども、大田区は実施ということで、その実施の決断が、どんな理由からでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 現時点での判断、考え方ということになりますけれども、こちらを実施するにあたっては、人数を大田区総合体育館は、4,000人が入れる大きな施設ですけれども、そこの中に最大入れる人数を、今、800名ぐらいまでの絞ろうということも考えております。そういった人数を減らして、空間をゆったりととっていくこと。  また、体温の検査であったり、消毒ということをしっかり徹底をすること、マスクの着用の中で声を出さないといったことを、事前に入場する際に、皆さんにお願いをした上で入っていただくということを行っていきながら、実施をすることで、安全な実施ができるだろうと考えております。そういったことを踏まえての現在、実施という判断になっております。 ◆勝亦 委員 いわゆる例えば、そのオリンピック観戦も自宅で見るよりは、こういった所で見たほうが迫力があり、また、区民も喜ぶのではないかと。その上で、安全対策をしっかりやれば、実施は可能ではないかという判断ということでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 補足をありがとうございます。まさにそのとおりで、開催する意義そのものについては、やはり大きな画面でみんなで応援をするということが、大会の盛り上がりにつながるだろうということ。  また、展示等も区やオリパラに関する展示等も予定をしておりますので、そういったことも来ていただいた方には、知っていただく、そういった機会にしていただければということで、考えております。 ◆勝亦 委員 定員4,000人で、たしか飛び出てくる席を使って4,000人だと思うのですけれども、そうすると、飛び出てくるところは使わずに、常設の所で2,000人で800人、そんな考えでいいのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 大きなスクリーンを設置するつもりでいますので、実は、半分ぐらいは、観客席としては、使えない状況にはなるかと思っていますので、残り半分のほうは、そのせり出しの席も使いながらということ。  それから、アリーナのほうも、席を置きまして、こちらも隣の席とは、前後、左右、1メートル以上離すということで、距離をとった形で配置をするということを行った結果、上限が800人ぐらいかなということで、この人数を設定させていただいております。 ◆勝亦 委員 あと、すみません、アスリートのトークショーというのは、どんなイメージで行うのでしょう。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 競技放映を行っていきますけれども、その競技の例えば、オリンピアンの方々などをお招きして、そういった競技について解説をしていただいたりとか、ご自身の経験をお話しいただいたりということをやっていただくことを考えております。 ◆椿 委員 ちょうど時期的に暑い時期なのですけれども、空調とか、その温度調節は、どんな感じで考えておられるのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 大田区総合体育館につきましては、空調がしっかり効く施設になっておりますので、暑さについては、施設の中は、支障がない状態で入っていただけると考えております。 ◆椿 委員 換気については、どんな感じで。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 大田区総合体育館なのですけれども、こちらの換気機能という点に関しても、大体3、40分くらいで、そこの施設の中の空気が全部取り替えられるぐらいの機能があると聞いておりますので、しっかり換気を行ないながら、実施をしていきたいと考えております。 ◆椿 委員 先ほど、勝亦委員からもあったのですけれども、23区の中でやるところと、やらないところと検討中という区の数というのは、わかりますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 こちらは、NHKが各23区にアンケートを採った結果として、報道があったものと認識しているのですけれども、実際、やると答えたのは5区、その中に大田区が入っていたというところではありますが、実際、ほかの自治体と話をしている中では、検討中と言っているところについても、基本的には、やることが前提かなというお話をされているところも多くございます。正確に中止を公表しているのは、墨田区1区のみと、私としては、認識をしております。 ◆菅谷 委員 私もその点について聞きたかったのですね。その中止で、報道では、墨田と荒川、台頭、板橋、杉並が中止ということで、でも、計画をまだしていないよというのが、練馬と江東ということで、報道で見たのです。  それで、なぜ大田区と違うのかなという。大田区は、やるという、これは、では、各区で決断できるのだなと思ったのですけれども、大田区が、その命の危険性とか、また、これからどれだけ拡大するか分からないという状況の中で、そこまでして行う理由というのは、何なのかなと。  先ほど、勝亦委員にも答えていたけれども、ちょっとあまり理解しがたいので、再度、答弁を求めます。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 先ほど、お答えをさせていただいたとおりというお答えになってしまうのですけれども、なぜやるのかという点に関しては、安全な対策をしっかり講じていくことで、そういったリスクというのは、高くはないのだということを我々としては、認識をしておりますので、そういった観点から、現時点では、実施をしていこうと考えているところでございます。  一方で、また、今後、週開けには、大会そのものの観客の入場数が決まったりということで、また、状況が変わっていくことも想定をしております。  そういった中で、また、東京都がどのような判断をしていくのかというところもございますし、区として、そういった状況を踏まえて、どういった判断をするのかということは、検討は、行っておりますので、現状での実施ということと今後について、それがずっと、それを決定事項としていくのかということに関しては、若干状況が違うとご理解をいただければと思います。 ◆菅谷 委員 本当に、状況がどうこれから変異株とか、拡充の中で、そういった中で、区として、ここは、区が決断できるところですよね。東京都から区が決断するということは、この部分だけは、区がお金を出すのですか、予算については。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 コミュニティラブサイトに関する経費については、区の負担ということになりますが、そのうちの一部は、東京都からの補助金も活用して実施をするということになります。 ◆菅谷 委員 およそ幾らぐらいですか、都の持ち出し。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 東京都からの補助金額というのは、オリンピックのライブサイトのほうでは、1,000万円程度ということになります。 ◆菅谷 委員 区の持ち出しもあるのですね。今、おっしゃっていたけれども。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 オリンピックパラリンピックの予算ベースの話になりますけれども、コミュニティライブサイトに今、予定をしている金額というのは、大体7,000万円程度となっております。 ◆菅谷 委員 ますますその金額も聞いたりして、そういったところに、区民の命と暮らしは、命ということも関わっているので、本当にちょっと考えものだなと思っていますし、やはり東京都から何か干渉があるのかなと、やらないと何か罰則があるとか、そういうことはないのでしょう。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 東京都から実施を強制されているものではなく、あくまでも、コミュニティライブサイトについては、それぞれの自治体の判断、意思で行うものになっております。 ◆菅谷 委員 意見です。これを決めるにも、千葉課長が1人で決めたわけではなくて、区全体で決めているので、大変しんどい部分があると思うのですね。  そういう中で、なぜ区がそこまでしてやるのかなというところに、ちょっと何となく情けないという感じを持ちました。 ◆佐藤 委員 コミュニティライブサイトは、この大田区総合体育館でやるのですけれども、ほかに何かパブリックビューイングみたいなのを考えているところは、区内でありますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 コミュニティライブサイトを開催の日程が既に決まっておりまして、それ以外の日に、区のゆかりの選手の放映等が決まった場合は、パブリックビューイングという形で実施をできないかということも考えております。  その場合、どこの施設を使うのかというところも含めて、そこは、今、調整をしているという状況でございます。 ◆佐藤 委員 それは、決まってからということと、あと、調整ということなのですけれども、会場の規模なんかで、その人数というのは出てくると思うのですが、この大田区総合体育館の場合は、会場の規模があるので、1回800人としていますけれども、大体最大でそのパブリックビューイングは、どれぐらいですか。  外でやるということもありますよね。何か東京都は、代々木公園でやるのだという話なんかも、この間、あったりもしましたけれども、ちょっとそれは、今、どう想定しているのか教えていただけますか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 まず、大田区としては、外でやると、また、設備等の準備というものもかなり費用がかかっていってしまいますので、基本的には、施設内で実施をしたいと考えております。  そういった中で、今、考えているところというのが、例えば、大田区民プラザだったり、産業プラザPiOの小展示室みたいな、そこまで大きくない所というのも、候補としては考えております。  そういった施設の定員というものがありますので、その定員よりも、少なくとも半分以下という数で実施をすることになるのかなとは考えております。 ◆佐藤 委員 今、大田区総合体育館の所でオリンピック期間は6日間、パラリンピック期間が3日間で、定員800名のところで、それぞれ6回、3回、合わせて9回やった場合に、最大で7,200人の方がいらっしゃると。  それで、そのほかに区のゆかりの選手が登場する場合に、今、計画としては、区民プラザや産業プラザPiOなどの区内施設を使ってやることもあり得るということで計画しているということになると、1万人弱ぐらいの方を集めるように、1か所の所に集めることが今、予定されているということなのですが、第5波に備えて、無観客開催というのを決めてほしいなんていうことを医療関係の専門家が、発言されたりということもあるわけなので、やはりいろいろ考えていく中でも、その命と健康をどう守っていくかという部分を、やはりないがしろにできないと思いますが、先ほどの聖火リレーのところでも言っていましたけれども、中止の目安として、緊急事態宣言だとか、まん延防止等重点措置という話もあると思うのですが、その辺のところが、今、今度、解除されて、まん延防止等重点措置になるわけですけれども、その辺の勘案というのは、今、どう判断されるでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 現時点で、7月11日のまん延防止等重点措置の解除ということも言われております。そうなれば、そういったことについては、考慮は、なくなるのかなとは思っておりますけれども、やはりそれが、さらに延期ということもありうるのだろうとは思っておりますので、そういった場合に、どういった判断をするのかというところも、我々としては、少し視野に入れながら、今後、ちょっと検討をしていかなければいけないとは、思っております。 ◆佐藤 委員 NHKの報道で、大田区はやりますと言った5区の中に報道されたという話は、随分積極的にやられているというのが、報道されてしまったわけですけれども、そこは、やはり今後の感染状況なども勘案して、区が判断できるところですから、しっかり判断していただきたいということを意見として述べさせていただきます。 ○広川 委員長 本日は、以上で質疑を終結し、というか、先ほどの何か言いますか。 ◆椿 委員 観光・国際都市部の資料番号2番のPRキャラクターはねぴょんのところで、ちょっと気になって聞きたかったなと思っているのが、2番の(2)のほうの、3年度の計画というところのウ、はねぴょんグッズの新規制作というところで、黒湯入浴剤等と書いてあるのですけれども、以前、黒湯サイダーとか、作ったのを覚えていますか、ありますよね。やはり我々というのは、税金を使って開発して、それで、商品化していってというところがあるから、やはり黒湯サイダーは、その後、どうなったのかなというのと、そういう、もし、順調ですというのであればいいのですけれども、そういったものが、ちょっと厳しいかなというのであれば、その同じてつは踏んでいけないなというところが一つあるのですけれども、どうでしょうか。 ◎白根 観光課長 今回、入浴剤なのですけれども、実際、作られた所がありまして、そこが、非常にうまくいったということを聞きまして、ちょっとやってみようかというところが、今、企画に上がっております。 ◆椿 委員 では、既存で黒湯というのがあると聞こえたのですが、それで、間違いないですか。 ◎白根 観光課長 過去の例として、作られた銭湯がございまして、それが良かったというところが、実は、ございまして、それがヒントにというところでございます。 ◆椿 委員 そのときに、サイダーの話をすると、何か悪いなという気もするのですけれども、たしか黒湯サイダーには、黒湯の成分は、全く入っていませんというのが、ちょっと書いてあったと思うのですね。  今回のは、では、大田区内の黒湯の成分は、入っていないのですか。 ◎白根 観光課長 そのまま再現というか、その雰囲気を味わっていただきたいという思いがございまして、そういったことで、今、考えてございます。 ◆椿 委員 それで、このウのはねぴょんグッズの下の絵ですけれども、この正面には、このはねぴょんの「は」の字も見えないのですのですけれども、それは、入れる予定なのですか。 ◎白根 観光課長 これは、過去のものをちょっと例として挙げておりまして、ここのは、広告ではねぴょんになりますので、当然ながら、はねぴょんのグッズの一つとして、制作するという予定でございます。 ○広川 委員長 それでは、本日は、以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会終了後に、議長宛継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、そのようにさせていただきます。  最後に、次回の委員会日程ですが、7月20日、火曜日、午前10時から開会したいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、そのようにさせていただきます。  以上で、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を閉会いたします。                午前11時50分閉会...