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  1. 大田区議会 2021-01-19
    令和 3年 1月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−01月19日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 3年 1月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−01月19日-01号令和 3年 1月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会 令和3年1月19日                午前10時00分開会 ○末安 委員長 ただいまから、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を開催いたします。  まず、本職から申し上げます。  感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの症状が見られた場合、委員長の判断により傍聴人には退室をお願いする場合がございます。あらかじめご了解願います。  継続調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎白根 観光課長 私からは、観光・国際都市部資料番号30番、大田区観光情報センターにおける11月のイベントの実施結果について、報告させていただきます。  現在、観光情報センター緊急事態宣言発令に伴いまして、開館を10時から20時までとし、販売とイベントの実施を一時見合わせていることを報告させていただきます。  資料に戻りまして、11月は二つのイベントを実施しております。  一つ目は、友好都市東松島市の物産展をご覧のとおり実施し、期間中、1日平均4万5,000円余の販売がございました。特に、ブルーインパルスグッズの販売が好調でございました。  二つ目は、田園調布エリアの紹介です。こちらもまちの歴史や魅力を紹介いたしまして、ご覧のとおりの結果となってございます。  次ページにございますが、来館者のお声を一部記載しております。  ブルーインパルスグッズに対するもののほか、スタッフの対応、そして商品の展示に対するご意見などを頂戴しております。  最後に、まとめとなりますが、来館者は、調布地区からがまだ少ないという結果でございますので、引き続きPR等に取り組む必要があるということ。それから、緊急事態宣言後の通常業務の再開に向けては、今回いただきましたご意見なども生かしつつ、より魅力的な企画づくりに注力してまいります。  続きまして、資料31番、大田観光協会事業の取組についてでございます。  一つ目です。松竹キネマ蒲田撮影所開設100周年記念といたしまして、第8回蒲田映画祭を9月18日から1か月間実施し、映画上映トークショーなどに600名を超える方にご来場をいただいております。  また、「100年前の蒲田へGO!!」というまち歩き事業では、期間中に現在と100年前とが比較対比できる地図を配布させていただき、大変好評を得ております。
     二つ目は、ものづくり産業との連携でございます。  おおたオープンファクトリーは、新型コロナ感染防止の観点で、当日、オンライン配信とさせていただき、約6,300のアクセスをいただいております。  くりらぼ多摩川は、ものづくり情報交換や交流を行う施設でございますけれども、今年度は臨時で施設を閉じた時期もございましたが、感染予防対策を行いつつ、昨年12月末までに947人の利用をいただいております。  三つ目、地域と連携したエリアプロモーションは、今年度、池上地区で行い、まちめぐりマップを5,000部発行したほか、YouTubeによる動画配信をご覧のとおり行いました。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 私からは2件、報告をいたします。  資料32番、スポーツ健康都市宣言記念事業「第7回おおたスポーツ健康フェスタ」の動画配信の結果についてでございます。この事業は10月に所管報告を行い、本日はその結果でございます。  目的でございますが、スポーツ体験の機会を提供することで、スポーツの楽しさを実感し、継続的にスポーツに親しむことにつなげるものでございます。  2の概要でございますが、日時は、11月29日、日曜日。YouTubeの機能を使い、ライブで動画配信。視聴回数は、当日、延べ910回。12月末日までの再生回数は延べ2,140回でございます。  3は、配信の様子でございます。  次のページになります。アンケートの結果でございます。  このアンケートは、ウェブで送信いただく方法で実施いたしまして、53件の回答をいただきました。「今回の動画配信を見て一緒に体を動かしましたか」について、「はい」は81%。隣にございます、「各プログラムは、大田区チャンネルで閲覧できますが、見ようと思いますか」について、「見ようと思う」96%。そして、下段になりますが、「これまで以上にスポーツに興味を持ちましたか」について、「継続してスポーツ取り組みたい」が40%でございました。  下段になりますが、主な意見はご覧のとおりでございます。  5、まとめでございます。自宅で動画を見ながら、気軽にスポーツに参加するきっかけとなり、終わってからも繰り返し視聴できるため、動画配信は運動の継続につながる効果が得られました。  また、(2)にございます、「カキラ」という取り組みでございますが、ほかのプログラムの5倍近くの視聴がありました。今回、その結果をさらに分析し、今後の事業に生かしてまいりたいと考えております。  今後も、外出自粛が続くコロナ禍において動画を活用した取り組みを推奨し、健康や体力の維持を図ってまいります。  続いて、資料33番、12月に所管報告いたしました、大田スタジアム無料開放DAYの実施結果についてご報告をいたします。  1の目的でございます。大田スタジアムで多様なスポーツを楽しむ機会を無料で提供することで、大田スタジアムの魅力を感じてもらうというものでございます。  日時になりますが、12月26日、土曜日は参加数53名。27日、日曜日は参加数59名でございました。  当日の様子は写真で掲載をさせていただきました。野球だけではなく、ランニング、サッカー、バドミントン、縄跳びなども楽しんでおりますが、多目的なスポーツができる場を提供し、グラウンドの人工芝の感触を直接味わっていただきました。また、バックヤード見学ツアーも同時に行いましたので、スタジアムを身近に感じていただくことができました。  主な意見は、表記のとおりでございます。  4のまとめでございますが、広いグラウンドで多目的なスポーツに親しんでもらうことで、スタジアムの認知度を高めることができました。  それぞれ、53名、59名の参加者でございましたが、より多くの方に参加する機会を提供するため、今後、季節や時間帯などを検討し、次に繋げてまいります。  グラウンドの中に入れる貴重な機会により、スタジアムを身近に感じてもらうことにつながるため、定期的に実施をしていきたいと考えております。  続いて、資料34番、35番について、所管の東京オリンピックパラリンピック推進担当課長に代わり報告をさせていただきます。  はじめに、資料34番、東京2020大会気運醸成動画の作成についてです。本年7月に大会の開催を迎えるにあたり、区民の気運醸成共生社会理解促進を図るため、2つのテーマで動画を作成してまいります。動画は区のユーチューブチャンネルで公開するとともに、区のホームページやツイッター等を活用して広く周知を図り、大会への関心を高めてまいります。  1の大会気運醸成動画、こちらのほうはこれまでの日常が当たり前となっていたということで、コロナ禍において改めて認識することになりましたが、区ゆかりアスリートは、今も活動が制限される中にあって、大会に向けて真剣に取り組んでいらっしゃいます。その姿は区民に前向きな気持ちをもたらし、区民の中に応援したいという思いが生まれ、それが後押しとなって、区ゆかりアスリートの素晴らしい舞台での活躍につながっていくと考えております。  大会本番の年でございますので、区民やアスリートが、困難に負けずに活動している姿を映像にして配信いたしまして、大会に向けた前向きな気持ちをメッセージとして伝え、気運を高めてまいります。  映像時間は、2分30秒程度。出演者は18名の予定でございますが、@区ゆかりアスリートとして4名。新体操団体の熨斗谷さくら選手、バスケットボールの本橋菜子選手パラ陸上(走幅跳)の田千明選手パラ陸上(やり投)の若生裕太選手でございます。  また、Aにございます区民(商店街や銭湯、羽田空港など区の特徴的な場所や職業の方)14名の予定でございます。  完成時期は2月中旬を予定しております。  次ページになりますが、共生社会への理解促進動画でございます。  目的は、東京2020大会の3つのコンセプトの一つに、多様性と調和がございます。区はレガシーとして「人種、国籍、宗教や障がいの有無などにかかわらず、誰をも受け入れる多様性のあるまち」を目指しております。  新型コロナウイルスの感染が収束していない中でも、より一層、お互いを認め合い、誰もが活き活きと暮らせるように支えあうことが重要となっております。  そこで、区ゆかりのパラアスリートと選手を支えている方々が交流を通じて感じている思いや支えあう姿を伝えていき、共生社会に向けた理解促進を図ってまいります。  映像時間は、1本あたり10分程度で2本を作成予定でございます。  出演者でございますが、4名を予定しております。田千明選手と身体のケアをしていらっしゃる方。また、若生裕太選手と幼馴染の方で、保育園から小中学校が一緒の方。  完成時期は、3月下旬を予定しております。  続いて、資料35番、ホストタウンにおける新型コロナウイルス感染症対策についての続報でございます。  12月の委員会で報告以降、区ではブラジル事前キャンプ受け入れマニュアル作成に向けた検討を行っております。この度、閣議決定された国の令和2年度第三次補正予算案に、ホストタウンでの新型コロナウイルス感染症対策経費が盛り込まれ、財政支援の方向性が明らかとなりました。また、大会における感染症対策中間整理の内容も公表され、来日後の選手等のPCR検査の考え方が示されておりますので、このご報告をいたします。  1の国の財政支援ホストタウンにおける新型コロナウイルス感染症対策事業、127億円は国の予算でございます。  取組方針でございますが、ア、入国特例の検査等のルールを定める国の責任で必要な対策を実施いたします。  イ、国から財源を交付して都道府県で基金を造成いたします。  ウ、基金を原資に、ホストタウンにおけるコロナ対策を実施してまいります。  概要でございますが、アの対象経費PCR検査実施経費。交通、宿泊等に係る感染予防経費。医療・療養機能の強化等でございます。  イ、補助率。上記に係る経費の10分の10でございますが、上限が設定される可能性がございます。  ウ、今後のスケジュール(予定)でございますが、2月に需要見込調査を行い、3月に配分額の提示、交付という運びになります。  2、中間整理における選手等のPCR検査の考え方です。  入国後の検査の基本的考え方として、ア、出入国の検査、入国後の健康管理行動ルート等の徹底的な遵守を前提とした上で、安全性確保の観点から入国後検査を実施いたします。  イ、前回の検査実施後、4日〜5日後(96時間〜120時間)を目途に再度検査を実施いたします。  ウ、選手の陽性が判明した場合、再検査の実施を含めた対応を行います。  次に、ホストタウンでのスクリーニング検査です。  ア、入国時検査から4日〜5日後を目途に当該滞在地において検査を実施いたします。  次ページになります。  イ、選手村入村72時間前を目途に検査を実施いたします。  ウ、上記のほか、選手側もしくはホストタウンから要望のあった場合は、検査の実施を認めてまいります。  次に、スクリーニング検査の方法です。  ア、無症状者を対象として、有効性が認められているPCR検査または抗原定量検査を実施いたします。  イ、陽性を示唆する検査結果が出た場合には、速やかに医師の診断を受け、無症状と診断された場合は、再検査を実施いたします。  次に、自治体関係者への検査です。  ア、選手等と接触の度合いの強い関係者については、接触の機会が生じる前に検査を行い、接触の機会のある前後の行動管理の徹底を求めてまいります。  イ、大会参加後の事後交流においては、選手側もしくはホストタウンからの要望があった場合は、検査を実施してまいります。  選手等の検査の実施イメージになりますが、検査@、検査A、検査B、検査C、そして大会出場というイメージになってございます。  区の対応でございます。引き続き、事前キャンプを受け入れる他自治体や宿泊施設等関係団体と調整しながらマニュアルを作成してまいります。  なお、東京都からは、国の中間整理を受けた対応方針がまだ示されていないため、連絡を密に取り、万全の体制を確保する上で特に重要となる、PCR検査をはじめコロナ対策について早期に明確にし、保健所や医療機関と連携体制を構築してまいります。 ○末安 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。  質疑は資料番号順に行います。まず、資料番号30番について、質疑をお願いします。 ◆福井 委員 観光情報センターについてなのですが、来場者と販売額というのを教えていただいたのですが、当初、これぐらいの人に来てもらおうとか、これぐらいの売上げを上げようとかという数値目標というのはあったのでしょうか。 ◎白根 観光課長 明確な目標というのは立ててございませんが、昨年度の平均の実績で申しますと、1日当たり190人のお客様がおいでになっていたことと、1日当たり4万円ぐらいの売上げがあったと。これが一つの目安でございますけれども、来場者数につきましては、昨年度の数字には及んでおりませんけれども、販売額につきましては、それを超えることができたと認識してございます。 ◆福井 委員 来館者の声の中で、牛タンを買いましたとか、ブルーインパルスのグッズが買えてよかったと書いてある一方、区内の名産品の特売もやってほしいということで、区内の名産を買いたいという一方、大田区では本来買えないものも欲しいという声が、両方あるわけです。その辺の整理というのは、どのように考えればいいのでしょう。 ◎白根 観光課長 大田区内の品物につきましては、そういったイベントに応じて特別販売をさせていただいております。ただ、名産品につきましては、現在100点を中心に置いておりますけれども、もう少し柔軟にできればとは考えてございます。 ◆福井 委員 大田区としては、やはり区内の名産品を売っていきたいということが主ということでよろしいですか。 ◎白根 観光課長 区外の品物につきましては、基本的に友好都市とか、大田区に関連のある地区のものを取り上げてございますので、区内が当然中心であるということと、あと、友好都市ということを中心に据えております。 ◆福井 委員 観光情報センターについては、いろいろなご意見を持っている方がいらっしゃると思うのですが、費用対効果について、ぜひ検証していただきたいと思うのです。これについての費用対効果はこうですと。売上げとか人数だけではなくて、大田区の知名度を広げたといういろいろな見方があるのですけど、この費用対効果については報告や検証というのはされるのでしょうか。 ◎白根 観光課長 数値として表れるものにつきましては、報告をさせていただいております。ただ、目に見えない部分の相談であるとか、満足度というところは、数値化することがなかなか難しいところでございますけれども、そこら辺は非常に力を入れて、今、取り組んでございますので、何らかの形で報告できるように検討させていただきたいと思います。 ◆犬伏 委員 観光情報センターとは一体何なのだというのは、毎回申し上げているわけでありますが、多分、やっていらっしゃる皆さんも何なのだろうと思いながらも作ってしまった。お役所の特徴として、作ったものを潰すという判断はよっぽどの人でないとできない。  特に、親分、社長が作れといったものを潰すのは、自分の昇任はもうこれで終わりだという人しかできないから、それは役所のDNAとして諦めるとして、どうも最近、本当に大きく方向性がぶれていて、特にコロナ禍になって、何か大田区観光物産センターになってきたと。  であれば、逆に観光物産センターでもそれはそれでいいのではないかと。ブルーインパルスのグッズをここに行けばいつでも買えるよなどと言ったら、大田区外から多分、買いに来ると思うので、ブルーインパルスだけではなくて、航空自衛隊のジャケットを売ってしまうとか。だんだん本当にわけが分からなくなってくるのだけど。  例えば、羽田の穴子を売ってしまうとか、観光物産センターのほうが分かりやすい。そもそも、ここに来て観光情報をもらうという人は、たまたま寄って、交番があったから道を教えてもらっているようなレベルで、ここに観光情報センターがあるから、ここに来るという人は、多分100人来たら1人か2人ではないかと思うのですけど、たまたま来た人と、ここを目的に来た人というのは、分析されていますか。 ◎白根 観光課長 物販をお買い求めになる方というのは、目的を持っていらっしゃっております。また、蒲田に訪れた方が不案内な地でございますので、観光情報センターにお寄りいただくということもございまして、そのときには適切なご案内等をさせていただいております。  あと、ほかにも電話ですとか、あるいはメールでお問合せ等をいただきまして、そこら辺のご案内やご回答などもさせていただいているところでございます。 ◆犬伏 委員 そうではなくて、民間企業というのは、何か物を作ったら、そこを目指して来る人、このために来た人がどれぐらいいて、たまたま寄った人、フリーの客がどれぐらいいてというのをカウントするわけです。お電話いただきましたというのは分かるのだけど、お電話を含めて、観光情報センターがここにあるからお電話した、観光情報センターがここにあるからあえて来たと。そうではなくて、たまたま通りかかったらあったと。土産を買いに来た人は、私もそうですけど、大田区の土産はあそこに行けば買えると思って、地方へ行く際に買いに行くのだけど、それは観光情報センターのあるべき姿ではなくて、観光情報を取りに、ここにあるから来たという人は来場者の、または電話をかけてきた方のどれぐらいのパーセンテージなのですか。 ◎白根 観光課長 申し訳ございません、ちょっとそのパーセンテージにつきましては、後ほどご説明に上がりたいと思います。  委員おっしゃるとおり、たまたま通りかかった方のご案内というのもございますけれども、我々としましては、いわゆる例えばビジネスホテルの紹介などを受けまして、コンシェルジュ機能というところも果たしているところでございまして、多くの方に何度も訪れていただきたいという形で、丁寧にご案内をさしあげているところでございます。 ◆犬伏 委員 ビジネスホテルコンシェルジュなど、アパ直に電話すればいいのだし、今どきスマホを持っていればその場で予約できてしまうわけです。例えば蒲田の駅前にJTBという旧態依然とした旅行会社があり、多分、店を閉めてしまうと思いますけど、もう箱物を置いて、そこで情報を取るなどという時代は過去の遺物になりつつありますよね。  まして、あれだけのいい場所でブルーインパルスの煎餅を売ったり、田園調布の何か土産物を売るために区民の税金を使って、さらに人件費に5,000万円近いお金を払っているというのは、はっきり申し上げて民間では異常です。あり得ない。たまたま、人の金だからできると思っています。  数年後に、区長選がありますから、区長が変われば、多分、閉めることになろうかと思うのですけれども、開けている以上は5,000万円の価値を見出せと。ブルーインパルスのお土産を売っている場合ではないだろうと。本来の目的は何だったのだという、本来のミッションをもう一度思い返していただきたい。  それと、資料を見ると、今回、観光課から2件の、それもこういうことをやりましたという報告です。ほかの所管もそうなのだけど、やりましたではなく、これからこういうのをやるのだと。コロナ禍だけど、観光課はこれから新年度に向かってこういうことを今、考えているのだという報告が何でできないのですか。それとも何も考えていないのですか。 ◎白根 観光課長 事前に報告をさしあげて、その結果をまた改めて報告するというのが一つの形だと思いますが、それは事前にできていなかったことにつきましては、申し訳ございません。以後、きちんと報告をさせていただいた上で実施させていただきたいと思います。 ◆犬伏 委員 今回は、事前に報告できなかったことを報告申し上げまして申し訳ございませんというのは分かるのだけど、では、この後、何も計画していないのですか。観光課のお仕事はこの後、何もないのですか。こういうことを計画していますと、こういうことを春に向かってやるのですと、観光協会はこういうことをやろうとしているのですという報告がなくて、どこかでパンフレットを見つけて、何で報告しないだと。申し訳ございませんでしたという、オオカミ少年の繰り返しになってしまうのですか。 ◎白根 観光課長 今年度につきましては、ここの時点で基本的に主な事業というのは完了いたしますけれども、来年度につきましては、今、予算の中でしっかり報告をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆犬伏 委員 そうすると、観光課に何人職員がいるか知らないけど、今日、1月19日で、あと、1月の10日間と2月、3月は、主な事業は終わってしまったから、毎日、新聞か何か読んで過ごしていらっしゃるわけですか。 ◎白根 観光課長 現在、イベントといいますか、そういったものにつきましては、主なものというのは終了しておりますけれども、現在、引き続き行っておりますのが、ウェルカムショップとの連携ですとか、あと、MICEの推進に向けた各種調査等、そういったものに取り組んでございます。 ◆犬伏 委員 お役所と民間で大きな違いは、工数、タイムスタディ。そこに勤めている方がこの仕事をやるのに、何時間かかって何人の人が必要かというのは民間では常にチェックしていて、結果が非正規雇用につながってしまったりもするのだけれども、今、観光課に何人の職員がいて、この職員がどれぐらいの仕事をどれぐらいの時間でできるかというのをタイムスタディといいますけれども、これを多分、区の全ての部局でやっていないと思うのです。  以前、鈴木さんという保健所長がいらっしゃいました、大田区役所に。この方は民間の病院から大田区の保健所長になって、私の質問について、私は区役所の役人になってびっくりしたことがあります。それは、タイムスタディを全くしていないことですと。このときの私の質問は、大田区にエックス線技師が4名いました。この人たちは毎日、何をやっているのか教えてくれと。鈴木さんが調べてくれたら、何と1か月に1回、エックス線の液を交換する仕事しかしていないということが分かったのです。  結果として、この職はなくなりましたけど、要は職員が何をやっているかという、何時から何をやっているのか、仕事をやっているふりをしているのか、本当に仕事をしているのか、これは管理職を含めてタイムスタディをやったほうがいいと思います。  特に、観光課は正直言って、あってもなくても区民生活にほとんど影響がないところですから、影響がないからこそ、これだけ仕事をやっているのだぞというのをアピールしなかったら、未来はないですよ。意見として言っておきます。 ◆菅谷 委員 インバウンド政策として、区長の肝いりというところもあると思うのです、この観光施策というのは。今回のコロナの中で大変苦労するところがあると思うのですけど、ちょっと気になるのが、11月イベントの東松島市と、それから渋沢栄一の企画については、区も関わって計画するのですか。 ◎白根 観光課長 イベント自身は、センターが独自に企画するものと、区からこういったことをやろうと企画するものがございます。  東松島市に関しましては、大田区の友好都市というところで、これは一応、センターと区との共同の企画でございます。  渋沢栄一の企画につきましては、地域イベントをこの9月から実施しており、その+第2弾でございましたので、区が主体的に企画したものでございます。
    ◆菅谷 委員 ここで私が違和感を覚えたのが、松島基地所属のブルーインパルスが今、コロナ禍の中でいろいろな励ましを医療従事者にしようとか、一部報道ではそのようなこともあるのだけど、やはり自衛隊は憲法違反というところでは、これに区が関わって、今、そういう事業が多いのではないかということで、しっかりその辺は考えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎白根 観光課長 あくまで我々としましては、グッズを販売したということでございます。 ◆菅谷 委員 企画については、それをよしとする人と、それから、おかしいのではないかという人たちもいろいろいらっしゃると思うので、やはりここではいろいろなグッズが買えてよかったとあるのですけど、そうではない人たちもいると思うので、そういう点で企画については考えてほしいと思います。 ◆大橋 委員 観光情報センターですが、本当にこういったコロナ禍イベントもほぼ中止となり、センターの中でいろいろできることも中止になっておりますので、本当にできることを何かいろいろと新たな発想で、こういう状況だからこそ発信できることは知恵を出しながらやっていただきたいと思います。  また、東松島は震災から10年になりますが、この10年間、大田区もしっかり寄り添って、とにかく連携して一緒に復興をやっていくという一つの証でもありますので、こういった取り組みは非常に重要だと思います。  また、ブルーインパルスは本当に医療従事者をはじめ、多くの全国の方々に勇気と希望を送ったシンボルであります。こういったものをまたグッズを販売することによって、東松島との連携もそうですし、こういうコロナ禍だからこそ、多くの方に大田区からこういった勇気と希望を送るような、こういった取り組みが非常に重要になると思いますので、観光情報センターを運営していく限りは、そういった多くの方にこういうときだからこそ希望や勇気を送れるような、そういう発信をしていただきたいと思いますので、期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆田村 委員 観光情報センターについては、これまで議会でも幾つかお願いをさせていただいたことがあるのですけど、ここは人を集めるところでもないし、物産販売をするところでもないと私は思っています。  要は、大田区の持つ魅力をどのように発信していくかという発信拠点ではないかといつも言っているのですけど、そのためには、例えばホームページであったり、ツイッター、SNS、こういったものをリアルタイムに発信していくことがすごく重要ではないかと毎回言っているのです。  今回も、観光情報センターのホームページを見たり、あと、ディスカバー・オーセンティック・ジャパンだとか、大田区観光協会公式サイトみたいなものを見ていくと、本当に古い情報ばかり。特に、観光協会の公式サイトに載っているまち歩きの部分については、私、六郷なのであえて言いますけど、雑色駅からスタートして六郷土手まで行く、この散歩道の一番最初の雑色駅が旧雑色駅の写真のままなのですよ。もう新しくなっているのに、それすら差し替わっていないということは、いかに観光に力を入れていないのかと、あえて言いますけど、そのように感じるのです。  本当に観光課長を中心に、この大田区の観光を盛り上げていこうということであれば、そういった幾つかの団体としっかりタッグを組んで情報共有をするとともに、随時リアルタイムに大田の魅力を1日何回でもいいから発信していくぐらいの勢いでやっていかないと、コロナ禍がいよいよ収束に向かっていこうとしている段階でやったとしてももう遅いのです。今のうちにやっておいて、大田区はこんなに魅力があるのだということを情報センターに行かなくたってインターネットで自由に見られる社会があるので、そういったことをやってもらいたいと思うのですけど、ぜひ心意気をお聞きしたいと思います。 ◎白根 観光課長 今、お話しいただいた点は、本当に反省すべきところが多くございまして、申し訳ございません。我々、4月からこの体制で観光施策に取り組んでおりますけれども、実はできていなかったことというのは自分たちで見つかっておりまして、今、一つ一つ取り組んでいるのですが、例えばホームページにつきましても、まだ及んでいないというところがありますので、改めてそこら辺は気を引き締めてやりたいと思います。  観光情報センターは、今、マイクロツーリズムの発信拠点と明確に位置づけて、その取り組みを行っております。ただ、やはり発信すると同時に来ていただきたいという部分もございまして、その中でやっていることを知って、また地域を知っていただくということを目的としてございますので、できることをどれかということではなくて、いろいろな形で進めていきたいと考えてございます。 ◎飯嶋 観光・国際都市部長 今、委員おっしゃったとおり、情報発信が弱いということは非常に痛感をしております。今、観光課長が申し上げましたけれども、本当に言葉だけではなくて、しっかりと形を示せるように、しっかり頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 ◆田村 委員 それぞれの委員からもお話がありました。今、観光がなかなかできない、コロナ禍で人も集まれない、だからこそ今できることをやるべきだという意見が様々出ましたので、スピード感を持って本当に大田の観光を全世界に知らしめていこうというぐらいの心意気でやっていただけると、本当に我々も心から応援したいと思いますので、ぜひトライしていただきたいと思います。 ◆馬橋 委員 私も本当に田村委員と同じ意見です。ちょっと具体的なところなのですけど、委託している指定管理者との業務内容については、この間もコロナ禍が1年間も続いてきて、今までの契約内容の履行がなかなか難しい状況になってきていると思うのですけど、その中で新しく例えば大田区としてはこういうことを期待したいのだとか、業務内容の見直しみたいなものというのは図られているのですか。 ◎白根 観光課長 こちらは業務委託で行っております。契約内容は毎年同じではございませんで、その都度、変えているところでございますけれども、基本的にこういった状況で観光情報センターも本来、目的としていた業務ができていない部分がございますので、これは柔軟に見直すことも視野に入れつつ、今、事業者の自主事業をちょっと増やすことで委託料を抑えるようなこともしておりまして、こういった形でパフォーマンスを上げていきたいと考えてございます。 ◆馬橋 委員 私は、逆にこの1年間で観光課のほうで持っている予算の中から、イベント関連が潰れてしまったりとかして、ある意味、執行率も下がっている部分もあると思うのですけど、これちょっと次の案件でお願いしたかったのですけど、例えばこの間、テレビで茨城県が都道府県ランキング魅力度最下位を脱出したというのが報道に挙がりまして、47位から42位だったかな、上がったらしいのです。それの分析としては、やはりこのコロナ禍で、他県が何もできない中、率先していばキラチャンネル、要はSNSとか、ユーチューブとか、そういうのを頑張っていたというのがあって、チャンネル登録者数が14万人とかいるのです。  それを使って、動画を7,000本以上上げているのですけど、そういうので茨城の魅力を県内外にアピールして、その結果、何年か忘れてしまったのですけど、七、八年連続最下位だったものが一気にランクが5つ上がったというのがあって、そういうのを見ていると、やはりこれからの時代の観光のPRというか、情報発信はそっちに傾倒していくのかなというのをすごく感じたところなのです。  なので、例えば大田区の観光情報センターもできないことをできないと悲観するというよりも、これはできるのではないかというのを探してやっていくほうが、私は建設的ではないかと思っていて。という中で、今、やはり目先で何ができるといったら、そういうオンラインに載せて、何かをすることなのではないかと思っているのです。  その中で、ではこの大田区観光情報センターを委託契約している業者が今後、大田区の観光情報を発信するにあたって何をしていってくれますかというところを、やはり見直すべきだと私は思うのですけど、これは見直しのタイミングとか、それから今後大田区が業者に対して求めていくことの見直しというのは、何か計画がありますか。 ◎白根 観光課長 その見直しのタイミングについては、契約前に事業者と打ち合わせを行いまして、こういう方針でやっていくとなります。今、インバウンドがもうほぼないということでございまして、今年度は途中からマイクロツーリズムという形でやっておりますので、そこを明確にしつつ、このあたりに重点を置いた契約内容にしていきたいと考えてございます。  また、発信の部分ですけども、おっしゃられたとおり本当にその発信によって、その魅力度が上がって最下位を脱出したと今、お話もありましたし、大田区もなかなかその発信が実は苦手なところがございまして、いいものがいろいろありながら、なかなか伝わっていないというところがありますので、茨城県を見習って発信力を強化していくことも大事だと考えてございます。 ◆馬橋 委員 マイクロツーリズムって、本当にまさに言葉のとおり、マイクロ、小さいところから、ミクロの部分の観光をということだと思うのですけど、私はブルーインパルスの関連グッズが売れてくれてよかったねと思いますが、別にブルーインパルスは大田区のものではもちろんないし、もちろん友好都市のものなので、それはいいのですけど、大田区の中のものをやはり発見していく、開拓していくという努力と、その魅力を発信していくという、その二つの工程がやはり必要だと思っていて、それをやってもらえばいいのではないかなと。それができないのだったら、もう違う業者になってもらうとか、それぐらいの覚悟で、この大田区の観光情報センターを生まれ変わらせるぐらいの感じにしないと、やはりこのコロナ禍を受けて同じことを淡々とやっていて、恐らく12月も1月も、こうやって何人来ました、幾ら売れましたということしか多分ないのかなと感じるのです。なので、ちょっとそこは本当にこれまで観光情報センターを担ってきていただいている業者なので、もちろんリスペクトはあるのですけど、やはり大田区として再生をしていかなくてはいけないというところは、しっかりと伝えてほしいなと思います。お願いします。 ○末安 委員長 それでは、続いて資料番号31番のほうに移らせていただきます。 ◆馬橋 委員 では、続けていいですか。 ○末安 委員長 はい。 ◆馬橋 委員 今ちょっとお伝えしたとおり、これも本当に皆さんからご意見が出ているので、再三言ってもただ口うるさいだけになってしまうのですけど、この動画も、この後のなかやまきんに君の動画ももったいないなという話も本当はしたいのですけど。これは例えば、今回は池上の七福神めぐりとか、さんぽ動画とか、私もユーチューブを見ましたけど、まずそもそも観光協会のユーチューブチャンネルにしか載っていなくて、観光協会のユーチューブのチャンネル登録者数って109人なのです。私、最近同級生が2か月前にユーチューブを始めたのですけど、もう登録者数は300人ぐらいいるのです。全然おもしろくないのですけど。何かやってはいけない決まりとかあるのですか。SEO対策をしてはいけないとか。自治体のユーチューブって王道をいかなくてはだめで、SEO対策をしてはだめだよみたいな、そういう慣例とか何かあるのですか。 ◎白根 観光課長 特にそういう縛りはございませんけれども、見ていただくということが、やはり第一ということであれば登録者数がそれだけ少ないというのは、もうその可能性がほとんどないということでございますので、いろいろなところで発信していくということが必要ですし、中身につきましてもおもしろいか、おもしろくないかというところですと、ちょっと真面目過ぎるなと私は思っておりまして、もう少しそこら辺は、見る人の立場に立って、どうしたら見てくれるのかなというのは、ちょっとまだ足りない気がしております。 ◆馬橋 委員 多分それを気づいて変えられるポストにいる人というと、本当に白根課長なのかなと思うので、私たちはこうやって委員会で意見はさせていただけるのですけど、実務担当ではないし、観光協会に対して何か直接的にものを言える立場でもないので、それはぜひお願いしたいなと思います。109人はちょっと流石に少な過ぎるというか、例えば、この委員会でも今16、7人いて、みんな登録していますか。だってここの全員が登録して、例えば、家族とかにお願いして登録してもらって、それだけでもう100人ぐらいいくのですよね。あとはコンテンツがおもしろければ、ではそれをシェアしてよとかというところからスタートするでもいい気もするし、もっと予算があるのであれば、当たり前ですけどそういう広告を打っていくとか。ただちょっとこれはあまり強く言えないのが、ほかの区のものを見ても全然何かぱっとしないというか、大したことがないので、大田区だけが突出して少ないわけではないのですけど、逆に突出して出来れば、すごく目立つと思うのです。こんなコロナの時代なので、こういうところしか、もう今できることがないのではないかなと思うのですけど、ここを頑張れませんかね。 ◎白根 観光課長 委員がおっしゃられたとおり、私も実はほかの区のチャンネルとかずっと目を通していまして、大田区と似たり寄ったりでございまして、多分根本的に行政でやるものというのは、恐らく真面目腐って面白くないというのが一つにあるのかなと思っております。登録を幾ら呼びかけても多分だめで、やはり中身がよくないと増えないのではないかと思います。私自身が視聴者であるならば、自分が見たいものというのは何でも見ますし、そういう関心のないものというのは見ることがないと考えますと、やはり中身をまずよくしていくことが大事だと思いますし、あわせて登録者数を増やすための努力というのも必要だと思います。先ほど茨城県のお話もありましたので、努力の余地というのは相当残されておりますので、懸命に、まずこの登録者数を増やすことと視聴の回数を増やすということですね。せっかくやりますので、全力で取り組みたいと思います。 ◆馬橋 委員 ちょっとなくなってしまったのですけど、去年と一昨年と、夏に何か仲間内で1個イベントをやってみようかという話があって、そういう話を作っただけで、それこそシクラメンとか、私はマネージャーがたまたま友達なのですけど、全然もうギャラとかそんなになくていいから出るよとか言ってくれる人も結構いて。チャンネルを見ると、例えば、洗足に住んでいる高橋ひとみさんとかも出てくれていたり、蒲田だと片桐はいりさんとか、大田区のイベントに出てくれたりとか、そういう人にどんどん声をかけて、あまりギャランティは払えないけど、大田区の発展のために手を貸してくれないかとか言えば、多分やってくれるのではないかなと思うのです。そういうのをうまく使って、後は先ほど田村委員もおっしゃいましたけれども、やはり情報はコンスタントに出していかないと飽きられてしまうから、最低でも月に1本とか、それで受けてくれる業者にお金を払えるのだったら、そういう業者を探してもいいと思うし、今回のこの池上のエリアプロモーションは11月と12月からなのですけど、再生回数が24回とか、まだそんなものなのですよね、1か月ぐらいですけど。これは、逆に言うと、だからもうお金をこちらにかけないで、再生回数が30回とかなら、もっと違うお金のかけ方をしたほうが費用対効果は高いかなと思うので、これで終わりますけど、ぜひちょっと頑張っていただきたいなと思います。 ◆犬伏 委員 さすが元旅行業の馬橋委員の意見はすばらしいと思うのですけど、今、シクラメンと言われたけれども、私は大体芸能人とか全然知らないし、シクラメンというのはクリスマスの花かと思ったら、何かそういうグループがあるらしくて、この間、シクラメンの報告を受けましたが、あれは何をやったのでしたっけ。今、両隣に聞いたのだけど、両隣とも知らない、忘れたと。 ◎白根 観光課長 観光情報センターが5周年ということで、シクラメンにご協力いただきまして宣伝のためのプロモーションビデオを作ったこととか、あとコラボのグッズを販売させていただきました。今、結果については集計中でございまして、次回報告させていただく予定でございます。 ◆犬伏 委員 全員が知らないかどうか別にしても、両隣とも何をやったっけというレベルなので。何だろうな、身内といったら身内ですよね。おまえらが見ないのが悪いというと、そうかもしれないのだけど、身内もあまり関心を持たないというのは、やはり相当ひどいなという。例えば、先ほど馬橋委員からも登録者数が少ないと。大田区には正規雇用で4,000人ぐらいの職員がいて、非正規雇用を入れると5,000人ぐらいの人間が勤めているわけではないですか。その人たちって身内ではないですか。まず、例えば、生命保険会社に新入社員が入ると、身内から攻めるではないですか。身内の保険を全部取って来いと言われて、それでやめてしまっても生命保険会社はもうかるのだけど。身内すら登録しない、もしくは身内にすらアピールしない広報って多分誰も見ないと思う。身内の4,000人の正規雇用の職員に見てもらって、これはおかしいのではないのと。お役人の目線だからおかしいと感じないかもしれないのだけど、そこからやはり変えていくことが大切ではないですかね。おもしろいことを書けば人は見ますって。私のフェイスブックを見てみてください、おもしろいから。  それは置いておいて、前に多国語で大田区の魅力を動画で発信しましたよね。タイ語とかいろいろな言葉で。あれは今どういう状態になっているのですか。 ◎白根 観光課長 観光情報センターでは、日本語を含めまして6か国語対応させていただいておりまして、これは引き続き行ってございます。  それと、先ほどの職員にというお話なのですけども、実はやるたびに職員全員に向けて周知はしておりますが、ただ一人ひとりに来てよというところまでが、実はできておりません。我々の部としてもいろいろなご意見をいただく中で、これは何とかしなくてはいけないということで、まず部の中で観光情報センターに行って、ここがおかしいのだ、ここは評価しようという意見をまとめており、実は少しずつ形になってきているところがございまして、これを全庁的に広げれば、もっといろいろな意見が出て、もっとよくなるのではないかなと思いました。 ◆犬伏 委員 各国語対応ではなくて、大田区のPRビデオを各国語で作って流して、何十万回か視聴があったという報告を以前受けたと思うのですけど、あれはやめてしまったのですか。 ◎白根 観光課長 現在、それは今作成はしておりません。 ◆犬伏 委員 あれは1回作って、別にユーチューブに流しっ放しにしておけばお金かからない。せっかく作ったのに、あれはたしか10万回とか視聴があったという報告を受けて、それはすばらしいと。観光情報センターを閉めてしまって、そのお金でもっと多国語で流したらいいのではないのと言った切り報告がないけど、やめてしまったのですか。何でそんなよく見られるものをやめてしまって、100何十人しか登録がない、くだらないことをやっているのですか。 ◎白根 観光課長 すみません、ちょっと良いものが終わっているのはあれなのですが、新しいことに取り組んだ結果、その良いものがちょっと過去のものになってしまったというところがありますので、もう一度その良いものというのは何度も利用できる価値があると思ってございます。 ◆犬伏 委員 何か他人事みたいだけど知っているのですか。それを見たのですか。大田区の映像を各国語で流したことを知らない感じだよね。 ◎白根 観光課長 すみません、見たというのは記憶しているのですけども、ちょっと中身が。 ◆犬伏 委員 所管の課長でしょう。一般の職員ではないのだよ。見たという記憶ではないのだよ。お金をかけているのだよ、それ。区民の税金で作っているのだろう。真面目にやりなさいよ、少しは。 ◆海老澤 委員 皆さん、同じことを言っているのですけれども、観光だけに特化して話をするのではなくて、スポーツなど、この後のものもそうだし、馬橋委員、犬伏委員、皆さんが言っているように、いろいろなところでばらばらに動画を作っていて、いろいろなところに載っているからだめなのではないかなと。根本的なことですよ。根本的なことで、ユニークおおたということでいろいろ作ったりとかして、そういうところで全部集約できる状態にするというのが一番視聴率も上がるし、統一性も取れるのかなと。先ほどの観光情報センターの話もあるけど、大田区のおすすめの店を教えてほしいとか、大田区をもっと海外にアピールしてほしいという、厳しい言葉のほうをもっと理解してほしいなと。ブルーインパルスがよかったとか、いい音楽が流れていてすごく優しく対応してくれたとか、そういうすばらしい意見というのも大事なのだけど、やはり苦言を呈してくれる人たちの意見というのが大事なのかなと思っているのです。だから、やはり観光について受託をしている人たちが、馬橋委員が言ったとおり、そういったことができないのであれば、少し契約も考えなくてはいけないというのもあるだろうけれども、やはり大田区として広報とかという部分で、もっと大田区を知らしめていくのだという思いを観光の切り口だけではなくても考えなくてはいけないのかなと。そういう時期に、デジタルになってきているわけだから、それはやっていただかないといけないと思うのですが、その縦割りではない連携というのはどうなっているか、教えてもらってよろしいですか。 ◎白根 観光課長 動画でございますけれども、来年度に向けて、部として一体的なものを作ろうではないかという検討をしているところでございます。部の中以外ですと、例えば、はねぴょん健康ポイントとか、あと産業経済部との連携など、かなりいろいろございますが、シティプロモーションのほうはPRというところでは非常に重要と認識しておりまして、今ちょっと二重、三重にいろいろな形で分かりづらいと我々自身も感じているところでございますので、もう少しまとめることができないかとか、あるいは、やるのであれば同じものではなくて違った形でやるとか、あとは入り口を一つにして、そこからいけるようにしたほうがいいのではないかという意見は交わしているところでございます。 ◆海老澤 委員 今、お話があったように、はねぴょんという言葉が出てきたではないですか。はねぴょんって大田区の公式PRキャラクターですよね。はねぴょんをもっと頑張らせないといけないのではないかなと、いつも思っているのだけど、大田区のユニークおおただとかシティプロモーションだとかいろいろとありますけども、そういったところが逆にかけ橋になる。これは特定の話をするとあれですけど、フジテレビでガチャピンがいろいろなことをやっていて、ガチャピンに人気があって、何をやらせても子どもたちが喜ぶという状態で、当然はねぴょんはしゃべれないですからだめですけど、PR動画とかに出てきたときに、字幕ではねぴょんが何かを言っているとかというだけでも、子どもたちも見てくれるのかなとも思うし、観光地にはねぴょんが訪れて、その動画が上がっていれば、はねぴょんというところの切り口で見に来てくれる人もいるかもしれないしということを、これ多分最初の段階で気づくのではないかなと思うのです。それぐらいのことが考えられないのだったら、委託もちょっと考えなくてはいけないし、部の人たちも、もうちょっといろいろなところを見て、いろいろ勉強をしてほしいなと思うのですけど、今、課長が言ったとおり、これから来年度に向けてとかと言っていますけど、もう相当な時間がたっていますよね。だから、それが来年度なんて言っているようでは、まだまだ甘いのかなと。先ほど、犬伏委員から話があったように、今年度の事業が終わったのだったら、ここから2か月間あるので、そういうところで頑張っていただいて、仕事をしていただきたいなと思うのですけど、どうでしょうか。 ◎白根 観光課長 はねぴょんは今一番分かりやすくて人気があるというところで、ただ過去に実は、はねぴょんをあまり使っていなかったという時期が一時期ございまして、それをちょっと改める形でいろいろな使用申請にしましても、緩和をする方向でやっておりまして、大きく伸びてございます。来年度というところについては、実はもう今から仕込みをやっておりますけれども、事業化ができるのは来年ということで、そのように申し上げさせていただきました。余談ではございますけれども、はねぴょんは全国的に人気がありまして、実は年賀状がはねぴょん宛てに70枚届いたというところで、本当に人気があるということを改めて知りましたので、ここを中心に大田区をアピールしていくというのは非常に重要だと考えてございます。 ◆海老澤 委員 最後にしますけど、はねぴょんの貸し出しの緩和もそうなのですけど、当然地域のイベントで借りて、はねぴょんを使って何かイベントをやるということはできるのですけども、それより大田区としてはねぴょんをヘビーローテーションしないといけないのではないかなと思うのです。貸し出すことも大事ですけど、はねぴょんに何かこんな仕事をしてもらおうという気概をもって、やっていただきたいなと思うので。これは、はねぴょんを応援している意味で言っていますので。別に悪く言っているわけではないので、そこはぜひ職員の人たちも、全庁を挙げて、大田区全体のキャラクターなのだから、観光課だけのものでもないし、全ての庁内の人たちが使えるキャラクターという部分で取り組んでいただきたいということを意見として申し上げさせていただきます。 ◆犬伏 委員 先ほど、大田区のPR動画について各国語で出したのをお蔵入りさせたのかと聞いたところ、課長は古いものになってしまって私も見た記憶ぐらいしかないとおっしゃったので、今、大田区のホームページでピックアップしたら大田区観光PR動画、「まだ知らない東京を探しにいく?」は英語版、「東京で空いた時間に何する?」は英語版、「東京でどんな景色を見てみる?」は二つの中国語ですね。「今日は何食べる?」は韓国語、タイ語とこのように出ていまして、お問い合わせは観光課5744-1322と出てくるのですけど、課長はこれは過去のもので今は流していないと先ほどおっしゃったのですが、これは私のタブレットでは見られるのだけど、これはたまたま見れてしまって、観光課長としては流していない認識だったという理解でよろしいのでしょうか。 ◎白根 観光課長 ちょっと私の説明が足りず、申し訳ございませんでした。流していないというか、全面的に出してというところの認識が私のほうに不足しておりまして、そういった意味でそのような説明をさせていただきましたが、現在のところでは委員がおっしゃられたとおりでございます。 ◆犬伏 委員 観光課を全否定するわけではないのだけれど、そんなに広い範囲の仕事をやられているわけではないのに、ご自身の所管しているホームページに何が出ているか知らないと。そこの観光PR、それも海外に対するPR、これは以前の委員会のときに大変有効であり、100万回再生以上が各国語で出ていると。観光情報センターとは桁違いに多いという報告があったのを記憶しているので伺ったら、前任者はそう答弁しているのに、現在の課長は見たことがあるかもしれないが、もうそれは今使っていないと。ただ見てみたらあると。更新は2017年6月5日が最後で、それから更新していないと。これが残念ながら大田区のデジタル化の現状です。大田区の観光課長の認識ですよ、申し訳ないけど。どなたかがもうちょっと頑張れと言ったけど、もうちょっとどころではないね。本当に観光課の存亡をかけて、自分の人生をかけて大田区の観光は何なんだと。すばらしいなと思わせるようにやってくださいよ。 ◆田村 委員 2番のものづくり産業との連携というところで、おおたオープンファクトリーが載っています。ちょっと説明を聞き逃したかもしれませんけど、ここのところで羽田イノベーションシティと、アバターロボットを使って現場の町工場との連携事業をされたと、オープンファクトリーのホームページでは書いてあるのですけど、この辺はちょっと所管が違うので、詳しくは報告がないのかもしれないのですけど、もしご存じでしたら教えていただきたいのですが。 ◎白根 観光課長 この中で、ライブとオンデマンドでやってございます。こちらの中で、OTA WAZA TVとか、あとおおたクリエイティブ拠点バーチャルツアーという形で、そういったものを取り上げてございます。 ◆田村 委員 分かりました。また詳しくは所管のほうに確認させていただきますが、先ほど海老澤委員もおっしゃっていましたけど、もうこれからデジタルの社会になってきた中で、観光課だけではなくて、産業との連携でどんどんPRしていくとかと、こういう事業がもっと出てくるといいなと思いましたので、お聞きしました。ありがとうございます。 ○末安 委員長 それでは続きまして、資料番号32番。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○末安 委員長 では続いて、資料番号33番。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○末安 委員長 続いて、資料番号34番について。 ◆福井 委員 まずは、この動画にかかる費用を教えていただきたいのですが。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 動画の費用のほうは、今年度の予算額は約500万円程度でございます。 ◆福井 委員 これは、1本あたり10分の動画を2本作成と2分30秒の動画で、これは両方で500万円ですか。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 全部あわせての予算額でございます。 ◆福井 委員 動画の目的なのですけど、これはちょっと私、意見があるのが、大会が開催されるためには一人ひとりがそれぞれの立場で地に足をつけて活動し、地域や社会が安定し、安全であることが前提であると書いてあるのです。延期した理由というのは、バッハ会長も言っていたのだけど、アスリート及び観客の安心安全を確保することが最も重要であり、この観点から現在の世界の状況が継続的に悪化しているから延期しますよと言っているわけです。だから、問題なのはコロナを収束させるということが一番の大前提なわけですよね。そこがないと、一人ひとりが頑張ってやればできるではなくて、コロナが落ちついたらやりましょうよということにならないのですかね。コロナ収束というのは大田区がやるわけではなくて、国全体を含めてやるのだけど。だから、この全体がコロナウイルスを収束させましょうということが前提にないと、せっかく500万円をかけても、コロナだから中止になりますよという可能性もあるので、この観点というのは、どう考えればいいのですか。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 本来であれば、今日欠席している担当課長がこのことについてはしっかりとお話をしたいという思いがあったと思いますが、ちょっと私のほうで考えているところは、やはり委員がおっしゃるとおり世界、それから一人ひとりが安定して安全に過ごせているということが、やはり前提であると思います。その一方で、やはり大会を目指している区ゆかりの選手は、皆さんトレーニングに励んでいます。それは大会を開催する、そこに参加することを目標にして頑張っていらっしゃいます。その頑張っている姿を、やはりこういうときであるからこそ皆さんに知っていただいて、一筋縄ではいかない今の収束に向けての状況の中で、みんなで頑張っていこうというメッセージとともに大会の開催に向けて機運も高めていこうということを考えております。 ◆福井 委員 課長が言われたことは理解しました。ただ一番は、やはり国の責任でしっかりと収束をさせていくと。ここが大前提にないと、せっかくやるよといっても日本だけが収まっているからいいのではなくて、世界全体が収まらないとできないということがあるので、それについては国等には意見を上げていただきたいなと思います。 ◆大橋 委員 共生社会への理解という部分は子どもたちにも非常に重要な課題でありますので、ぜひ教育委員会とも連携をとっていただいて、小・中学生等の道徳の時間とか、そういう中でこういった動画を見ていただくことも非常に重要だと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 委員のお話のとおり、こちらの共生社会に向けた動画というのは、区ゆかりアスリートに出ていただいて、そして大会に向けて支援してくださる方との共生を事例として、非常に分かりやすく動画で理解ができると思いますので、今委員のお話のとおり、教育委員会等と調整をしながら、ぜひDVDにして配りたいと思います。ぜひ視聴していただいて、関心を持っていただきたいと思っております。 ◆犬伏 委員 どうしても私はお金のことが気になるのです、民間にいますと。500万円というお金はすごいお金ですよね。これは2本で500万円ですか。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 最初の短い2分30秒の動画、それから10分の2本の動画をあわせてでございます。 ◆犬伏 委員 この間、手話で大田区を案内するという動画を福祉部のほうで作られて、拝見したらドラマ風になっていて、見ていてもおもしろいのです。手話が分からなくてもおもしろい。工学院の方がやって、ジェイコムが手伝って、何とMCの声はどこかで聞いたなと思ったら、障がい者総合サポートセンターの要次長がやっていらっしゃるということで、非常に安価にできたと聞いているのです。出来栄えもそうなのですけど、例えば、大会の気運を醸成するのであるとすれば、地域の方に出演してもらうとか、地域の人たちに作成を協力してもらうとかということによって、費用が下がるだけではなくて、あれ俺が出ているのだぜとか、やはりそういうモチベーションにもなると思うのです。もう2月中旬に完成予定ということは発注もしてしまって、予算化してしまっているのだろうけれど、役所が物を買うときの価格って民間の価格と全然違うというのはいつも痛感しているのです。ぜひ自分のお財布からお金を払う感覚で役所の単価を見ないと、いつの間にか役所は置いてけぼりになってしまって、AIが進んでいったらお役人なんて、ほとんどAIに取って代わられて、窓口は全て民間委託になってしまう危機があると思っています。そういう意見があったということを、所管ではないけれども全ての事業課、管理職が役所のお金は自分のお金だと。自分の金というのは自分の奥さんから預かっている、自分のご主人から預かっている金だと思って精査をして執行してほしいですね。これ例えば、地元の連合町会の会議にいって、500万円かけて動画を作りましたといったら、ばかではないのと全ての町会長が思うと思うのです。ばかではないと思わない人は、元大田区の管理職だった人ぐらいだと思うので、ぜひその民間の貨幣価値と、お役所の貨幣価値の大きな乖離を、コロナ禍を機会に見直してほしいなと意見をしておきます。 ◆馬橋 委員 すみません、私も正直ちょっとお金のところが気になるのですけど、先ほど来、動画についてはいろいろとここで意見が出ていて、今回作った動画ってどこにアップロードをする予定になっていますか。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 アップロードのほうは、もちろん大田区チャンネルのほうにアップロードしたり、あと本庁舎前の通路のところで夜間に流している動画もありますので、そちらのほうにも活用していきたいと思っております。 ◆馬橋 委員 大田区の公式チャンネルって今、それこそチャンネル登録者数が大体3,500人とか、4,000人いないぐらいなのです。要は費用対効果はどうなのというのが常にあって、500万円かけて、何人の人にリーチできるのだろうと。多分そこが一番大事なのかなと思うのです。先ほどと同じ意見になってしまうのですけど、やはりお金のかけ方というか、よくメディアミックスといって、企業なんかだと今メディアミックス事業部とかありますけど、先ほど海老澤委員がおっしゃったように、やはり単一のチャンネルがたくさん乱立していても、そこがミックスしていないと効果が生まれないというのがあって。これはもう常識的な話だと思うのですけど、そこにまず費用投入していって、そもそも見てもらえる、リーチできる人数を増やしていくというところのほうが先かなと私は思います。今回500万円をかけて魅力的な動画を作成するという、一つコンテンツを作って、またそこから見てもらえる人を増やすということにつながればいいなとは思うのですけど、そちらを忘れないでほしいなと思うのです。要は、作るだけ作って出したら終わりではなくて、作ることというのは、要はまた次につなげるためのサイクルの一つだということなので、そこについてご意見があれば教えてほしいなと思います。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 先ほども大橋委員からお話があって、お答えさせていただきましたが、やはり今、馬橋委員のほうからもお話がございましたが、作った後にどのようにこれを活用していくかというのは非常に重要だと捉えております。特に、この共生社会理解促進に向けてパラアスリートの方々に出演していただき、そして若生選手であれば、幼い頃から一緒に過ごしてきた方々が、途中から障がいをお持ちになった若生選手とどのように連携をして、つながりを深めてきたのかというお話も中に出てくるのではないかなと思います。今、全て内容を私は把握しているわけではなくて大変恐縮なのですが、そのようなところに論点がいきますと、やはり障がいをお持ちになった方とどうやってつながっていったらいいのだろうというきっかけにもなるかと存じます。このような身近にいる選手の方々が苦労していて、選手として活躍していくまでの道のりには様々なご苦労もあったと思いますので、そういうことも含めて子どもたち、そしていろいろな区民の方に知っていただき、共生社会をともに目指していくきっかけになることが非常に重要かなと思っております。また、資料34番で紹介させていただいた2月中旬に完成予定の動画のほうにも、区民の方々が出演していただく内容になっておりますので、やはりこの動画は選手だけのものではなくて、区民のものとして認識をしていただけるような動画発信をしていきたいと思っております。貴重なご意見をありがとうございました。 ◆馬橋 委員 ぜひお願いします。先ほどの資料32番のなかやまきんに君の動画のところで言おうかと思ったのですけど、今回も同じなのですが、前回の委員会で事業の予定を報告していただいて、そのときもお願いしたのですけど、せっかく、いわゆるインフルエンサーの方だったり有名人の方を使うときであれば、もちろん条件とかはあると思うのですけど、大田区側だけが発信するのではなくて、出演してくれている人にも拡散してもらうように、ぜひお願いをしてほしいなと思うのです。それが予算的なもので、ここまでしかできないとかということであれば、それはもうしょうがないと思うのですけど、最初からやはり言わないともったいないなというのがありますが。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 委員にご助言をいただきましたので、なかやまきんに君のほうにツイートしていただく形でお願いをいたしました。スポーツ健康フェスタに出演するよということで、URLのほうも貼っていただきまして、拡散のほうにご協力をいただいたところでございます。 ◆馬橋 委員 きんにくTVというのがあるのですかね、なかやまきんに君の。これはチャンネル登録者数が100万人ぐらいいるのです。大田区は3,500人なのですけど。これはやはりすごくて、そこを使わない手はないので。  具体的に最後に1個だけ聞きたいのですけど、区ホームページが一番ページビュー的には多いと思うので、ここの目立つところに置いてほしいなと思いますけど、期限を切ってもいいので、例えば、一番上にトピックスで出してもらうとかバナーを貼るとかでいいと思うのです。あと区の公式ツイッターって、これは一応フォロワーが3万5,000人ぐらいいるではないですか。これ、先ほどの観光もそうなのですけど、例えば、動画を1本作ったら、そこに1週間毎日URLのツイートだけしてもらって、リンク貼ってそこから飛んできてもらうようにするとか。意外と情報って今、みんな受け身なのです、あまりにも情報が多いので。取りに行くというよりは受けたものから飛ぶというパターンが多いと思うのです。ここには区公式ツイッター等を活用してと書いてあるので、これはそういう認識でいいのですかね。今回作ったものは区の公式ツイッターで、例えば、URLとかリンク、バナーを貼って、そこに飛ばす工夫をするとかという計画があるということなのでしょうか。 ◎堀 スポーツ推進担当課長 現在、作成のほうに注力しておりますから、今お話がございました活用のところもあわせて、今お話しいただいたようにトップのほうに貼っていただくとか、そういうことができるのか、広報課のほうとちょっと調整を図っていきたいと考えております。  また例えば、先ほどからお話に出ています、共生動画のPRのほうでございますが、学校だけでなく福祉部の障がい者総合サポートセンター、それからUD講座での活用なんかも一つ視野に入れております。もちろん地域力推進会議、町会の会合等でも活用できるようにしていきたいと思っております。区の内部のほうでございますが、新人の研修のときなんかにも利用できるのかなと思っておりまして、今、申し上げた事例もございますが、委員お話しのような、もっと活用できる工夫というのはこれ以上にいろいろあると思いますので、広報課も含めて一緒に検討していきたいと考えております。 ◆馬橋 委員 私がちょっと言いたかったのは、今回の目的は大会の気運醸成ですよね。ということは、より拡散することが一番大事だと思うのです。そうすると、作った動画をまず何よりどうやって拡散させるかを考えながら作らないと。作ってからどうしようかではなくて、作る段階でどう拡散させるかを考えながら中身を、コンテンツを作っていくというのが絶対的に大事だと思います。その後で、でき上がった動画の質とかクオリティですよね。それをもって、ではこれはこういうところにも使えるね、こういうふうにも転用できるねというのは全然ありだと思うのです。まず何より主目的を忘れてはいけないというか、大会の気運醸成のために拡散をしていくという、それが積み重なってミックスされて、どんどん閲覧者数も増えてというところにつながるのかなと思うので、ぜひよろしくお願いします。 ○末安 委員長 では続いて、資料番号35番について。 ◆福井 委員 国の財政支援の中で、(2)の概要に補助率があります。10分の10が国から出るということなのですが、上限額が設定される可能性ありと書いてあるので、上限額が設定された場合は、それ以上にかかったものは大田区の負担になるということでいいのですか。 ◎町田 スポーツ・文化担当部長 上限額が示されることがありますということで、今いかほどが上限額かという数字も示されていませんし、これから各自治体にどのくらいの費用がかかるかという調査に基づいて、国のほうで判断していくことになろうかと思っております。 ◆福井 委員 なぜ聞いたかというと、先にこの上限額ありきで決められてしまうと、必要なものができなくなってしまうのではないかというおそれがあるので伺いました。  もう一つ、ブラジルキャンプの受け入れはゆいっつですよね。そこで受け入れると思うのですが、この間、そこにいる選手たちはここにとどまるのか、それとも食事はここ以外にいろいろなところに行っていいのかという行動制限というのはあるのですか。 ◎町田 スポーツ・文化担当部長 今、想定されているのは、ブラジル選手はゆいっつだけではなくて、ホテルにも泊まります。分散して泊まるのですが、そこの中で練習会場、それからそこの宿泊施設、あとどこまでが行動範囲かということについて、これから指針が示されると思いますので、その範囲の中で選手は行動していただくということになろうかと思います。 ○末安 委員長 ほか、皆さんよろしいでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○末安 委員長 それでは、一つだけ私のほうからも。今日の委員会の中で委員の皆様から様々なご意見がありました。本当に今、コロナ禍に入りまして、まさに緊急事態であり、また危機的な状況ということで、特に観光業というのは危機的な状況にある中で、区民の皆さんをはじめ、今持っている施設であったり人であったりお金であったりというのを、どう区が活用して、いろいろな流れを作っていただけるかというところにすごく注目をされていると思います。もちろん、大きな予算をかけることができないと思いますけれども、それはまた来年度ということで、できることについては、とにかく改善していっていただきたい。お金のかからない部分の改善というのはたくさんあろうかと思いますので、どうしても今、平時の報告ばかりで、そうした改善をすぐさましましたよというところがなかなか見受けられないというところに皆さんのご意見の主があったのかなと感じますので。ぜひ次回の委員会等々で、そうしたちょっとしたところでも改善していきましたという部分で見える改善を示していただきたいなという点だけ、私のほうからも要望させていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは、質疑は以上とさせていただきます。  継続調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会日程ですが、第1回定例会中の3月3日、水曜日、午前10時から開会したいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○末安 委員長 では、そのようにさせていただきます。  以上で、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を閉会いたします。                午前11時23分閉会...