初めに資料24番、
スポーツ健康都市宣言記念事業 東京2020
公認プログラム「第37回大田区
区民スポーツまつり」の実施結果について、ご報告をいたします。
事業の速報については、10月の当
委員会でご報告をさせていただきました。本日は、事業で実施した
アンケート調査の結果の抜粋等をご報告いたします。
事業の目的は、様々な
スポーツ種目に親しむ機会を創出し、区民に広く
スポーツへの関心と理解を深めることでございます。
2の
実施状況は、表記のとおりとなります。
3、
アンケートの調査結果(抜粋)でございますが、この
アンケートは、大田区
総合体育館、
大森スポーツセンターの来場者1,184人を対象に行い、
回答者数は247人でございました。
当日は、
親子連れも多くございましたので、
アンケートはご家族で1枚を出されるところも多くございました。
調査の主な項目は、(1)
コロナ禍における現在の
スポーツの取組み状況で、
スポーツを継続しているが43%、
スポーツの頻度が減ったが39%、
スポーツをしなくなったが6%です。(2)
スポーツの「頻度が減った」、「
スポーツしなくなった」と答えた方の体調の変化は、不調が25%、変わらないが72%です。(3)
区民スポーツ祭りの参加を契機とした
スポーツへの興味の有無は、興味を持ち、今後もとりくみたいが55%、
イベントにまた参加したいが35%でございました。
次に、4、
スポーツまつりを実施した20団体からの意見・感想の抜粋でございます。
(1)
コロナ禍の開催で、段取りに多くの時間を費やし、大変だったが、実施してよかったと感じた。同趣旨の意見13団体。
(2)区のガイドラインに沿って実施をした。11月以降の
スポーツ大会においてもこの経験を活かし、安全かつ充実した大会を開催したい。同趣旨の意見2団体。
(3)今年は、実施にあたり、様々な制限などがあり、周知に悩んだ。結果、参加者が少なく残念だった。同趣旨の意見3団体。
最後に、5のまとめでございます。
(1)
コロナ禍において、「
スポーツをしない・頻度の減った方」で体調が不調の方は25%、変わらない方は72%でした。
スポーツは健康・
体力維持に密接な関係があるため、当課としては、新しい
生活様式に即し、動画により自宅でできる
スポーツの推奨や
ランニングなど1人でも取り組める
スポーツの機会を提供していくことを進めてまいります。
(2)
区民スポーツまつりの参加により、「
スポーツに関心を持ち今後も
スポーツに
取り組みたい」、「
スポーツイベントに参加したい」の回答は、合わせて9割を占めておりました。事業が区民の
スポーツに親しむ機会として効果的であったと捉えております。
(3)
スポーツ団体は、
コロナ対策を講じ、安全性を確保しながら、
スポーツを実施しております。「する
スポーツ」「支える
スポーツ」の実践に努めておりますので、今後も、区は団体等と連携しながら
スポーツ事業の推進を図っていきたいと考えております。
(4)今回は、三密対策を取りにくい
プログラムの中止や台風の影響のため
実施会場が減ったことにより
参加者数が少なかった状況でございます。来年度以降は多くの方が参加できるように、
イベントのほうは工夫してまいりたいと考えております。
続いて、資料25番、
大田スタジアム無料開放DAYの実施についてでございます。
1、目的は、
大田スタジアムで多様な
スポーツを楽しむ機会を無料で提供し、多目的に利用できる
大田スタジアムの魅力を発信することでございます。
2、日程は、12月26日、土曜日、12月27日、日曜日の両日とも午前10時から12時30分まで。
内容でございますが、受付時に利用者の健康や体調を把握するなど、
コロナウイルス感染対策を徹底いたしまして、キャッチボール、サッカー、
ランニング、
体操のほか、ストラックアウトや
スピードガンの体験など、広いグラウンドを区分しながら多くの
スポーツの場として提供することにより、
大田スタジアムを多目的に利用する機会を提供してまいります。
両日、
スポーツトレーナーによる健康
体操プログラムを、午前11時から11時30分まで実施をいたします。
周知でございますが、区及び
大田スタジアムの
ホームページ、チラシ、ツイッターで周知をしてまいります。
下段は、
イメージ写真でございます。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 私からは、4件、報告をさせていただきます。
まず、資料26番でございます。
高校生ボランティアの募集並びに
ブラジル応援動画の作成についてです。
高校生ボランティアの
追加募集を開始いたしました。高校生にも
ブラジルオリンピックチームの
事前キャンプの補助など、大会を身近に感じる機会に参加してもらうために
ボランティアの募集を昨年も行っており、現在49名が登録している状況でございます。大会が延期されたことに伴い、追加の募集を行うものでございます。
募集期間につきましては、一昨日の12月1日から来年、令和3年4月20日までとさせていただきます。
募集要件は、来年4月1日時点で15歳から17歳の
区内在住、もしくは在学の学生ということで予定をしております。
活動期間としては、オリパラの前後ということで、
事前キャンプや区に関連する
イベント等で活動していただくことを考えております。
2点目でございます。
ブラジル応援動画の作成についてでございます。
こちらは、10月の
委員会でも報告をさせていただいておりますが、内容が少し固まってまいりましたので、そのご報告となります。
撮影にあたりましては、
ボランティアのうち希望者45名、それからハンドボールやバレーボールという
キャンプを実際に受け入れる競技の部活動をやっている中学校の
子どもたち等に協力をいただいて、動画を撮影しております。こういった動画を3分程度で作成させていただきまして、来年1月頃に
ブラジルの
オリンピック委員会を通じて、
選手たちのほうに届けたいと考えております。
コンテンツの内容といたしましては、
ボランティアがそれぞれ独自で考えた
メッセージであったり、
ボランティア、また
生徒たちが一緒に集まって
メッセージを送ったりという内容で作成をしていく予定でございます。
後ろに
ボランティアの募集のチラシをつけておりますが、こちらのチラシを
ホームページ等で掲出するとともに、区内の高校、また中学校のほうにも配布をして募集、周知を図っております。
続きまして、資料27番でございます。
区ゆかりの選手の
競技大会出場結果でございます。
11月に二つの
競技大会において、区のゆかりの選手が出場しておりますので、その報告をさせていただきます。
まず、一つ目が
全日本自転車競技選手権大会です。こちらには、区出身の
古山稀絵選手が出場をしております。
古山選手は、東京2020
大会日本代表の補欠に、現在選出をされている選手でございます。
大会は、11月5日から8日に群馬県の前橋市で開かれており、
古山選手は三つの競技で2位という成績、また
チームパシュートという競技では大会新記録という記録を出しているということでございます。
二つ目が、
関東パラ陸上競技選手権大会でございます。
こちらには、区出身の
田千明選手、
若生裕太選手、2名が出場をしております。大会は11月7日、8日に東京都の多摩市で開催をされております。
成績でございます。
田選手は走幅跳と100メートルに出場し、それぞれ優勝をしております。
若生選手はやり投に出場し、こちらも優勝ということです。
若生選手については、58メートル40センチという記録で、この競技の
日本記録を今回更新しているというところでございます。
田選手は、既に
パラリンピック出場内定をしておりますが、
若生選手は現在出場に向けた挑戦をしているというところでございます。
今回の記録も、その対象となる
世界ランキングに反映をされておりますが、まだ現時点で出場権の獲得には至っていないという状況でございます。
また、引き続き、このような競技等がありましたら、選手の活躍を周知し、皆さんに知っていただくように取り組んでまいりたいと考えております。
続きまして、資料28番でございます。
聖火リレートーチの
都内巡回展示についてでございます。
11月2日から来年7月3日までの期間で
東京都内62区市町村を、このトーチの展示が巡回していくというものでございます。
大田区での展示は、来年6月14日と15日の2日間ということになっております。
区役所本庁舎での展示を予定しております。
また、あわせまして、
聖火リレー当日の
交通規制情報であったり、
聖火リレールート等の案内、展示を予定しているところでございます。
続きまして、資料29番です。
ホストタウン等における
選手等受入れマニュアル作成の手引き(概要)についてでございます。
本件につきましても、10月の
委員会で報告をさせていただいておりますが、その後、11月12日にこの
受入れマニュアル作成の手引きというものが国から示されておりますので、その概要をご報告させていただくものでございます。
まず、
基本的事項といたしましては、選手の
滞在場所や
移動経路などの行程表を作成すること、また選手や自治体の対応者が守るべき
感染防止の原則を定めること、また選手等の
行動ルール等を定めることということになっております。
また、
場面ごとに様々な対策を講じることが求められております。また、選手の
健康管理、
PCR検査等についても
マニュアルの中で定めていくということになってございます。
あわせまして、感染が発生した場合、疑いのある者が発生した場合の対応であったり、
保健所等との調整、また
医療機関との調整、
連絡体制、そういったものもきちんと事前に定めておくようにという内容となっております。
区の対応といたしましては、引き続き、詳細についてはこれから国の
調整会議等で調整、検討が行われてまいりますので、そういった内容についても随時対応をしながら策定していくということになろうかと思っております。基本的には、区の
マニュアルの案については今年度末、令和3年の3月頃までに策定をし、
ブラジルオリンピック委員会とも調整をした上で、作成したいと考えているところでございます。
また、併せて
PCR検査等の
追加費用の負担というのも、どうなるかというところが課題となっておりますので、そういった点に関しては、国や東京都で負担をしていただけるように様々な機会を通じて、現在も要望しております。引き続き、そういった点については、要望を続けてまいりたいと考えております。
○末安
委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。質疑は、
資料番号順に行います。
まず、
資料番号22番について、質疑はございますでしょうか。
◆大橋 委員 大田区の
観光PR特使の
シクラメンによる、地元の
穴場スポットオリジナル紹介ムービーなのですが、ぜひ広く多くの方に見ていただくためにも、ネットとか
ユーチューブとか、そういった配信も必要だと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
◎白根
観光課長 会場で上映させていただきまして、その後、
ユーチューブで公開させていただくということで進めております。
◆大橋 委員 ぜひ、よろしくお願いいたします。
◆犬伏 委員
観光情報センターが出てきたら、私が質問しなければいけないということなのですけれども、
コロナ禍ということではあるのだけれども、この12月の
イベント、1月の
イベントを見ると、ところで
観光情報センターは何のためにつくったのかという本質的なところに戻ると、やはり
インバウンドの方々に大田区に滞留してもらおうと。それから
インバウンドの方々に大田区の情報を発信しようということで、高い委託費を払って、年間5,000万円近い委託費を払って、
バイリンガルの人をあそこに派遣してもらっていて、各国語が分かる人があそこにいると。
シクラメンの
イベントに英語はいらないし、
バイリンガルはいらないわけで、もうだんだん何をやっていいのか分からないけれども、とりあえず何かをやっていないと犬伏に文句を言われるからやっておくという雰囲気が
見え見えなのだけれども、
観光情報センターはそもそも何でつくったのですか。
◎白根
観光課長 委員から今お話しのあったとおり、羽田の
ゲートウェイというところにございますので、
インバウンドの方に対応する
最前線基地というところの意味合いがございます。
ただ、
インバウンドがこのような状況になっていますので、我々も実際は非常に迷っているところがございますけれども、もうご承知だと思いますが、実は
国内旅行のほうが、
旅行需要の8割を占めていたという実態も浮き彫りになってございますので、その足元で、まず区民の方が区を知るというところに、我々は目標を定めまして、当面の間でございますけれども、
マイクロツーリズムという中でこうした地域の紹介であったり、あるいは大田
区ゆかりの
グループの協力による
イベントというのを実施させていただいているところでございます。
今の状況に合わせて取り組んでおりますけれども、
コロナが収束後には、また元の形に戻りたいという希望は持ってございます。
◆犬伏 委員 民間でしたら、こんな垂れ流しを5年も絶対続けないです。2億5,000万円ぐらいの区民の貴重な税金が
閑古鳥情報センターに垂れ流されているという実態。やはり区長がやりたがっているからいいのかというと、確かに区長は政策を立案し、我々がそれを議論し、議決し、
執行機関がやらざるを得ないというのはあるのだけれども、区長、もうやめましょうよという、
イエスマンではなくて進言できる管理職であってほしいと思う。要は見えなくなってしまっているのです、何のためにやっているのだか。
さらに言わせてもらえば、あんなところに
観光情報センターをつくっても誰も情報を取りに来ない。
道案内センターだったら分かるのだけれども。今は、まさにこの
コロナ禍の中でリモート、インターネットでみんな情報を取ってくる。
ガリバー産業の
観光業界、
旅行業界トップのJTBはついに6,500名の
人員削減、480店舗のうち約120
店舗閉鎖。もう店舗を構えて、そこにお客さんが来て、そこで案内するという時代は
コロナと共に終えんを迎えていると思うのです。
だったら、今やっていらっしゃるように、各
観光大使が発信をするとか。それから各国語での大田区の画像を流していますよね。そのほうがよほど広範囲に大田区を発信できるし、特に海外から来られる方が復活したときにも、絶対そっちのほうがヒットするし、お金もかからないし、すぐさまタイムリーに情報も変えられるし。こんなところでお土産1,000万円売ったとかで喜んでいる場合ではないです、本当に。そういう展開については、全く庁内では検討していないのですか。このまま
未来永ごう5,000万円の金を垂れ流していこうという強い決意でいらっしゃるのですか。
◎白根
観光課長 観光情報センターの効果とか、そういったものが見えていないという、ご指摘であると私は受け止めております。ただ、やれることというのは、まだまだ我々はあると思っておりまして、今回の報告がその
取り組みでございます。
それと、先ほどございましたいろいろな
情報発信という部分も、今海外に向けても、やはりPRを続けていくということが、忘れ去られないという意味で大変に重要だと思っておりますので、これも一緒に続けておりますので、いましばらく努力をさせていただきたいなと考えてございます。
◆犬伏 委員 努力する先は何なのかが分からないから、やめてしまえと言っているのです。つまり、
観光情報センターでやることがまだまだいっぱいあると。何をやって、どうすると何がどうなるかというのがさっぱり見えない。ただ、
観光情報センターがオープンしてしまったし、区長がうるさいから仕方なくやっているのだけれども、何かやっていないと文句言われるから、何かやったふりをして、ハロウィンの
イベントをやったり、
シクラメンだか、チューリップだか分からないけれども呼んできて、何かやったふりをして、結果として、この
シクラメンのお兄さんが来ると、何か大田区の企業が活性化するとか、
大田区民が喜ぶとか、
コロナが終わったら
インバウンドの人が大田区に行ってみようと思うかといったら、多分絶対思わないと思うのです。
やったふりの仕事としては立派だと思うのだけれども、やはり公であっても、そろそろ費用対効果ということを真面目に考えるようにしてほしいと思うし、落としどころがないのにやってしまったからやめないというのは、そろそろやめにしようと思うのです、貴重な税金なのだから。つまり、こういうことをやって、まだまだやることいっぱいあると課長はおっしゃるのだけれども、その先は何なのか。その着地点、何をもってゴールとするのですか。
◎白根
観光課長 我々が今テーマとして取り組んでおりますのが、
区内経済の活性化、
シビックプライド、それと区の魅力度、
認知度向上というところでございまして、このどれにも
観光情報センターは欠かせないものだと考えております。
ここで、では、幾つ売ったって、どれぐらい効果があるのかというご指摘もあろうかと思いますけれども、直接的な効果というのは限定的かもしれませんけれども、徐々にその認知度が広がることによって、
区内経済への
波及効果、あるいは区民の方がほかの地域を知るという
取り組みもございますけれども、これによって郷土愛とか、そういうものが育まれていくということを目指しておりますので、まだまだ努力の余地はあると我々は思っております。
◆犬伏 委員 終わりにしますけれども、もう哲学も全く違うから議論にならないのだけれども、
区内経済がこんな
観光情報センターで活性化するわけないではないですか。郷土愛が芽生えるわけないではないですか。お立場があるから、そう言わざるを得ないのは分かるけれども、普通の民間人の感覚になって、大田区の管理職という頭をちょっとつけ替えてみて、本気でそう思っていたとしたら、申し訳ないけれども、おかしいよ。本当はそうは思っていないと私は思うのです。
区内経済なんか活性化するわけないです、あんなもので。活性化させるなら、あそこを民間に貸してしまって、賃料をもらって大田区の税収にしたほうがよほど活性化しますよ。そう思っていると思うのです。ただ、立場があるし、親分がやると言っているからやめられない。かわいそうだなと思いますけれども、ぜひ早くやめてください。
◆菅谷 委員 私は、
インバウンドに対して大田区のPRということでは、大事な視点かなと思うのですけれども、23区でこの
観光情報センターというのは、どこの区でも設置しているのかという点についてお聞きしたいのですけれども。
◎白根
観光課長 全てではございませんけれども、区では、私の把握しているところですと五つぐらいが設置してございます。
私もほかの
観光情報センターなんかも見学させていただきましたけれども、それぞれ大田区には大田区の、品川区には品川区のという特徴がございます。
◆菅谷 委員 五つということですが、PRというところではもっとあるのかなと、私は思ったのです。
そういった点と、それから、
あと場所ですよね。本当に必要とされる場所に設置したのか。たまたまそこが空いていたからそうしたのかなということもあるのですけれども、今、いろいろな観点から指摘もされていると思うのですけれども、今後においてもこのまま続けていかれると思うのですが、この企画については、
白根課長のところだけで組んでいらっしゃるのか。それとも、いろいろな声を聞きながらやっていらっしゃるのか。その点はいかがなのでしょうか。
◎白根
観光課長 5周年の
イベントにつきましては、
観光情報センターの
自主事業というところで、5年の節目にこういった形で企画をしていただいたものです。
地域の
イベントにつきましては、
マイクロツーリズムの考えの下に、地域を巡るというものは区主導でやらせていただいているものでございます。
◆田村 委員 前回のこの
委員会で、11月の
イベントが報告されています。
渋沢栄一がつくった
田園調布の
まち並みを紹介しようと。これは2週間の単位でやられていますけれども、この結果というのはどのように捉えていますか。
◎白根
観光課長 29日で
イベントは終了させていただいておりまして、今、集計中でまだ数値が固まってございませんけれども、大体の感覚でございますが、1日の
来館者数は、前回の洗足池の
イベントとほぼ同等の方においでいただいていると思います。
一方で、物販のほうでございますけれども、これは1日当たり2割ほど多くなるのかなと考えておりまして、次回の
委員会の中で詳しく報告させていただきたいと思います。
◆田村 委員 そのときに、大田区の来〜る大田区大使とかの活用はどのようになっていますか。
◎白根
観光課長 来〜る大田区大使も、実は
観光情報センターに来ていただいております。大使も含めまして、大田区には2万4,000、5,000人の外国人の方がいらっしゃいますので、この方々にもぜひとも来ていただきたいというアプローチを考えておりまして、この中で大使が果たしていただく役割というのは、非常に大きいものと期待しております。
◆田村 委員 ぜひ、また引き続き活用をお願いしたいのと、あと、この
田園調布の
取り組みのとき、1回私も行ったのですけれども、アニメの聖地のパネルがあって、あれ、
田園調布の紹介なのに何でアニメなのかなと思って、趣旨が変わったのかななんて思って、畳の部屋を見たら
田園調布がしっかりアピールされている。いろいろなチャンネルをもってアピールしていただくのもすごくいいなと思って、そういったところも含めて、ぜひ
インバウンドにつながるような
情報発信をやっていただいたほうがいいかなと思ったので、地元が六郷なものですから、また次の
取り組みを期待しておりますので、お願いいたします。
○末安
委員長 では、次に移らせてもらいます。資料23番について、お願いします。
◆福井 委員
MICE推進の
取り組みについてなのですが、この
コロナ禍で会議自体のオンライン化が進んでいます。MICEはMが企業との会議、Iが企業等の研修旅行、Cが学会などの国際会議、Eが
イベントという中で、みんな会議等はオンライン化が進む中で
イベントしか残らないのではないかという気がするのですけれども、大田区のMICEの考え方というのは、この
コロナを受けてどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
◎白根
観光課長 MICEも大小ございますけれども、大田区の目指すものは小回りの利くMICEということで、主に中小規模のMICEの誘致を考えてございます。
委員お話しのとおり、オンラインが、今、主ではないかというところでございます。確かに聞き取りをしますと、そういうものも増えているというお話も聞いておりますけれども、我々が目指すところは実際に区に来ていただきまして、
波及効果を生み出すというところにございますので、
コロナ後を見据えた
取り組みをしているところでございます。
◆福井 委員 この目的というのは、今後の方向性が出ていますが、これを踏まえてどこかにMICEの集会所というか、会議室を区内に設置をするというのが目的ですか。
◎白根
観光課長 基本的に施設を造るというよりも、現在の施設を十分に活用して
波及効果を生み出すということを目標にしてございます。
◆福井 委員 今課長が言われた、今ある施設というのは、具体的にどこを念頭に置いていらっしゃるのでしょうか。
◎白根
観光課長 もちろんPiOとかアプリコなどの区施設はもとより、資料にございます民間の施設というのも十分にMICEの会場になり得ると考えてございます。
また、羽田のほうには、いろいろな会場もできておりますので、非常にその可能性が広がっているものと認識しております。
◆福井 委員 そうすると、来ていただいて、大田区にお金を落としていただき、経済を回していこうということなのですが、民間の施設を活用するというのは、具体的に大田区が借りて何かやるのですか。それとも、ここに書いてあるMICE開催支援助成金みたいなものを出してやってもらうということになるのでしょうか。
◎白根
観光課長 助成金はあくまで背中を押すようなものでございまして、これによってMICEを推進するというものではございません。
実際、その会場について会場費を出すとかという話ではなくて、当然、地方からおいでになる、海外からおいでになるというところでは宿泊ですとか、あるいは飲食とか、そういった関連の経済
波及効果が期待できますので、このあたりを狙っていくというところが大きな目的となります。
◆福井 委員 日本総研の考察によると、もうビジネスのほうはどんどん縮小していって、MICE自体は、会場の大きさが必要ないのだと、どんどん縮小していくのではないかと考察をされているのですけれども、大田区としては、今言ったように小回りの利くということなので、大きいものではなくて小回りの利くのを幾つかということでよろしいのですか。
◎白根
観光課長 小回りの利くというのは、いろいろなMICEによってニーズとか、いろいろな形態が異なると思いますので、これに柔軟に対応していくということで、大田区を選んでよかったと言っていただけるようなMICEのことでございます。
◆犬伏 委員 私は以前から、特に地方自治体、基礎自治体が手を出してはいけない事業として、観光、交通、病院経営、この三つには手を出してはいけないと、みんな失敗していると申し上げているので、観光課なんていらないと思っているのだけれども。それは置いておいて、MICEにしても、やはり行政は呼び水をつくる。来てもらうための広報であるとか、補助金を出すとか、そういう部分はやってもいいと思うのですけれども、呼んでくるというノウハウは全くないわけだから、それはここに書いてあるビューローにもうお任せをして、庁内でない知恵を絞ることは、私は時間の無駄だと思うのです、失礼ながら。
だから、早々にこのMICEに慣れている、人が余ってしまってしょうがないJTBとか、日本旅行とか、そういうところを呼んで、もうビューローに丸投げして、知識を使ってもらって、集客をしてもらうということが重要だと思うのですが、このビューローのイメージというのはどのようなものですか。どこかに委託をして組織をつくっていくのか、それとも区内にある観光産業が寄り集まって組合みたいな雰囲気でやるのか、どんな感じなのですか。
◎白根
観光課長 ビューローでございますけれども、基本的に、いわゆる現場で陣頭指揮を執っていただく
ヘッドクオーターを考えてございます。工事でいうところの現場代理人のようなイメージで陣頭指揮を執ってもらうと。ビューローにつきましては、それに区とその
ヘッドクオーターがうまく機能するように助言をいただくというところで、主には学識経験者であるとか、専門の業者の方々にお集まりいただきまして、うまく機能するような助言をいただくということを考えてございます。
◆犬伏 委員 いろいろな人が集まって、またくだらない会議を何回もやって、何も決まらないという無責任な組織にしてしまうわけですか。つまり、例えばプロポーザルをして、どこかビューローを受けてくれる組織ありませんかと言って、コンソーシアムみたいな組織で来るところもあるかもしれないし、1法人で来るかもしれないけれども、そういうところに任せるのではなくて、先生、ちょっと来て教えてよと。JTBこっち来てよ、日本旅行こっち来てよと集まって、滑った転んだ言って、それで何も決めないで、ビューローにしてしまうのですか。
◎白根
観光課長 あくまで実施の主体の責任は区にございますので、その助言を受けるというところでビューローを考えてございます。
◆犬伏 委員 MICEの先進自治体の京都とかを見てきたらいいですよ。自治体なんか何もやっていないよ。というか、自治体が手を出すと能書きばかり多くて、書類ばかり多くなってしまって、物事が進まないので、もうこういうことをやってくれる人は手を挙げてと。大田区のMICEを推進できるところ、JTBでも何でもいいから手を挙げてと言って、そこに予算はつけるけれども、あとはやってと。1年間の実績を見させてねというほうが、効果は絶対に大きいし、畑違いのことをやらないほうがいいです。そういうことは考えないのですか。
◎白根
観光課長 委員ご指摘のとおり、実は自治体でやっているところというのが、我々が把握しているところでは、東京都と大田区というところでございまして、民間主体のほうが実際には圧倒的に多いと。我々としましても、そのような形が望ましいと考えておりますけれども、現在は、ちょっとその形が取れないという事情もございますので、行政がその地ならしをするという段階にあると考えております。
◆犬伏 委員 今、観光課は暇だから、やることないからこんなことでもやるかと思っているのだとしたら、それは大きな間違いで、スタートから考え直したほうがいいです。
それと、MICEは当然会議をする場所だけではなくて、宿泊も極めて重要になってきますけれども、現在、
コロナ禍の中でGoToキャンペーンがあったりして、大田区内のホテルの稼働率が
コロナ禍においてどれぐらい落ち込んで、GoToキャンペーンに東京を入れたことによってどれぐらい持ち直したかというデータはお持ちですか。
◎白根
観光課長 あくまで私どもが調べた中でございますけれども、
コロナ禍の最悪のときは、もう本当に2割程度にまで激減したというところでございました。ただ、その中には、稼働率を維持しているところもあれば、本当にひどい状況のところもございました。
稼働率を維持しているところは、激安キャンペーンとか、何とか維持するために、本当に身を削って努力をされているという状況でしたけれども、一時期GoToキャンペーンが始まったことと、少し
コロナが収まったというところで、50%弱ぐらいまで、全体では回復してきたというところまではつかんでおります。
◆犬伏 委員 やはり、観光を活性化するためには、泊まる場所の活性化が極めて重要であって、そういうデータを観光課で集約をして、それを宿泊施設にフィードバックしてあげる。例えばここは何で
コロナ禍にあってもそんなに稼働率が下がらなかったのか。それはこのような理由なのだと。それに対して、では区が何か行政としてお手伝いできることはないのかと。そういうことを考えて区内の宿泊施設に対してそのデータを提供することによって、行政に対する事業者の信頼感がつくれると思うのです。それこそ行政がやるべき観光施策であって、
観光情報センターをつくったり、MICEの事務局を自分たちでやるなんていうのは畑違いだと思うので、要望しておきます。
◆馬橋 委員 資料23番についてなのですが、先ほど犬伏委員からもあったように、JTBが4月から9月の連結決算で780億円の赤字になって、115
店舗閉鎖予定ということで、本当に全体の2割ぐらい
人員削減して黒字化するという計画を出されて、かなり旅行業界に衝撃が走っていると思うのですけれども。そういう中で、この間、もう本当にこの10年、20年ぐらいは旅行会社の命綱は
インバウンドを含めたMICEぐらいしか、もう黒字化できる事業がないのではないかと言われていて、その中でこの
コロナを受けて、そのMICEすらもこれだけダメージを受けているということで、そういう中で自治体として、大田区が
MICE推進に向けてどういうことをやっていくのかという方向性がすごく大事だと私は思っているのですけれども。
そういう中で、私は自分自身の質問をちょっと思い出して、6年前に質問していたのですけれども、MICEとかテクニカルビジットとかを誘致する組織をつくってほしいという要望をしたのですけれども、そのときのご回答は、大田区の産業振興協会がやりますというご回答で、そのままだったのですけれども、急に今回のご報告で、大田区
ヘッドクオーターをつくりますと。
MICEビューローを設置しますということで、何となくそれに似たような形をやってくれるのかなと思って、ちょっと期待しているのです。
その中で1個、まず聞きたいのが、
MICEビューローを設置するにあたって、その前段階の準備としてMICE誘致準備会を設置しますという形なのですけれども、タイトルが令和2年度大田区MICE誘致準備会となっていて、日程が来年の1月ということで、もうすぐなので、恐らくある程度形は見えているのかなと推測するのですが、令和2年度というと3月で終わってしまうではないですか。大田区
MICEビューローのほうを見ると、日程的にいうと、令和3年度の上半期設置検討中ということで、その一体的な流れをどういうふうにやっていくのかなというところが一つ心配です。まず、ここをちょっと教えてほしいのですが。
◎白根
観光課長 令和2年度としておりますので、3月で1回終わるのではないかということなのですけれども、そこはこのビューローが誘致準備会の機能を一部引き継ぐという形で、円滑に準備していきたいと考えてございます。
◆馬橋 委員 今、ご答弁の中で一部引き継ぐとおっしゃったのですけれども、主な実施・検討内容のところを見ると、MICE誘致準備会から名称を変更してということで、丸々そのまま組織を移管するという形なのかなと、私はこの資料を頂いてそう捉えていたのですけれども、そういうことではないのかな。一部引き継ぐということなのですか。
そうすると、例えば準備会も令和2年度という表記とかではなくて、第1回とかになってくるのかなと思うのですが、これは1回だけ、1月に準備会を設置して、
MICE推進の方向性を検討したら、そこで一旦終わって、一部引き継いだ形の
MICEビューローを設置するという考え方なのですか。
◎白根
観光課長 誘致準備会でございますけれども、今年度につきましては、実は書面でやり取りをしているのが第1回となっております。来年の1月に考えてございますのは、できる限り対面での会を考えてございます。
その中で、ビューローのほうに引き継ぐという形で準備を進めていきたいと考えてございます。
◆馬橋 委員 質問が下手で申し訳ないですが、その中でというか、要はこれを見ると、令和2年度大田区MICE誘致準備会を1月にやりますと。今のご答弁の中でその前段階で書面のやり取りをしていますということだと思うのですけれども、その後に、MICE誘致準備会から名称を変更し設置する大田区
MICEビューローへの移管の仕方なのですが、これは令和3年度の上半期と書いてあるので、上半期だと4月から9月までの間にやりますということなのですけれども、では、その間は何もしないのですか。2回目とか、3回目とかやるわけではなく、1月にやったきり、今度4月から9月のどこかでやるまで待っていてくださいねということなのですか。
◎白根
観光課長 1月で終わって、その間、後は何もしないというわけではなくて、当然このビューローが設置されるまでの間は、その機能というのは維持しつつ、必要に応じて開催することも視野に入れてございます。
◆馬橋 委員 すごい小姑とみたいで申し訳ないですが、その必要に応じてとか、維持しつつというところが知りたいなという。
◎白根
観光課長 ビューローにつきましては、この
ヘッドクオーターと密接不可分な関係にございまして、いわゆる
ヘッドクオーターの業者をどのようにするかとか、プロポーザルの実施とか、そういったものにつきましてもビューローにお諮りしながらやるというところでございます。
この準備と併せて、この誘致準備会の機能をずっと引き継いでございますので、ここに穴を開けないような形でやるという意味でございます。
◆馬橋 委員 ちょっとよく分からないです。
では、要望に変えますが、
MICEビューローは、今
ヘッドクオーターと密接不可分な関係というお話もありましたけれども、ちょっとその話はこの後質問しますが、まずMICE誘致準備会の設置を1月にして、MICE誘致準備会から名称を変更して設置する
MICEビューローに関しては、やはりここは1月にやる以上、そこからの間、しっかりその組織化をする。要はつくるだけつくって結局何の意味もないという組織になってしまうのではないのかと、さっき犬伏委員からもご指摘あったのですけれども、そうならないようにする努力をやはりするべきだと私は思うので。そこに関しては、やはり1月でやって、ではビューローを設置しましょうということではなくて、それなりにやはり有効性の高い組織を目指してほしいなと思います。
今、密接不可分な関係とおっしゃっていた、その大田区
ヘッドクオーターなのですけれども、
ヘッドクオーターと久しぶりに聞いたなという感じがするのですが、これ、
MICEビューローは恐らく会議体になるのかなと。
ヘッドクオーターというのはそれを受けて運営をする事業体になるのかなというイメージなのですが、ここの関係性をもう1回、ちょっと教えてほしいです。
あと、
ヘッドクオーターの予算規模だったり、人員的な規模だったり、場所的な規模だったり、業務内容だったりという部分について、今分かっている範囲でいいので教えていただけますか。
◎白根
観光課長 ビューローは、ここに書いてあるとおりでございまして、有識者等が区に対して助言を行うという機関でございます。
ヘッドクオーターは、ご指摘のとおりでございまして、民間の事業者に委託をしまして実務を担っていただくというところでございます。
共に、令和2年度に事業開始ということで予算化もしてございました。その中で申し上げますと、
ヘッドクオーター業務につきましては500万円強の委託料を今年度計上させていただいたというところでございます。
◆馬橋 委員 ちょっと一つ思うのが、よく大田区は、ほかの行政も多分そうだと思うのですけれども、諮問機関を1個つくって、会議体をつくって、そこから大田区に1回意見を入れて、そして大田区がまた事業体に発注をするという形が基本的に多いと思うのですけれども、そうすると、あまりここの意見の意味がないというか、大田区のフィルターが1回かかるので、意見は分かりましたと、でも大田区としてはこうやりますみたいな。それがよく出てくるパターンなので、この
MICEビューローを設置する意味合いというか、そこをやはり強く持たせる必要があるのかなと思います。
あと、予算規模も500万円ということなのですけれども、そうすると、例えば常設の人を雇うとかということは無理なのかなとかを考えると、この
ヘッドクオーターはかなり大仰な言葉だと私は思うのですけれども、やるならもう少し一気にやるなりする。私、観光はそれこそ水に落とす一滴の波紋であってほしいとずっと主張しているのですけれども。500万円ですか。
あと、もう一つ、さっき
観光情報センターの話もあったのですけれども、
観光情報センターのときに言ってもよかったのですが、情報を発信する拠点にしてしまったほうがいいと思うのです。受け取るだけ、人を呼び込むだけというよりも、
観光情報センターなので、情報を発信する拠点にする。せっかく産業振興協会があるPiOが目の前にあるので、例えばあそこにこの
ヘッドクオーターの事業を置き込むなり、あそこを中心に情報を発信して、大田区内全体に、区内外や世界も含めた
情報発信の拠点をあそこにつくっていくというのは、
観光情報センターを運営していく上で生き残る手だての一つかなと、私はちょっと思っています。
あと、今、羽田みらい開発株式会社とは、大田区ももちろん絡んでやっていると思うのですけれども、羽田イノベーションシティがオープンしたではないですか。ここに、今すごく視察とかが来ているのですよね。さっき福井委員がおっしゃっていましたけれども、MICEはミーティング、インセンティブ、コンベンション、
イベントとかエデュケーションとかと出ているのですけれども、いろいろな需要を内包していて、それこそ視察とか、そういうもの入っているのです、考え方や概念として。せっかく、イノベーションシティがオープンして、そこにたくさん視察が来ているのに、大田区の観光課は視察に来ているテクニカルビジットの受皿として何もやっていないではないですか。これは何でなのですか。もったいなくないですか。
◎白根
観光課長 確かに少しそこら辺の
取り組みが及んでいないというのはご指摘のとおりでございます。
羽田イノベーションシティは非常に魅力的な施設で、今、いろいろなことに取り組んでいるというところで、我々も注目しております。当然こことの連携ということも必要になってきますが、一方でここだけで終わらせない
取り組みも区に求められていると考えてございます。
◆馬橋 委員 ここだけで終わらせないとおっしゃいますが、やっていないですよね。何かやっていて、ここだけで終わらせない
取り組みを今後も頑張りますだったら、日本語として合っていると思うのですけれども、やっていないのに、ここだけで終わらせない
取り組みとはどういうことですか。
◎白根
観光課長 ちょっと言葉が足りなかったです。足りない部分は、当然取り組んでいくというところでございます。
その上で、今までやっていた部分のMICEの誘致というのは、並行して取り組んでいきたいという意味で申し上げたところでございます。
◆馬橋 委員 すみません、長くなってしまって。観光についてはいろいろ資料とか毎月出していただいて、いろいろ努力していきます、頑張りますとおっしゃっていただいていて、それはすごくいいことだなと
大田区民としても思うのですけれども、一方で、その頑張るの中に、何でこれが入ってこないのだろうという、不思議なところもやはりあって。特に今大田区として、これまでもそうですけれども、観光の拠点となる部分はあまりなかった。これはずっと犬伏委員が、この間、私も10年ぐらい聞き続けていますけれども、大田区の中には観光資源となるものが何もないみたいな。だけれども、羽田空港が大田区の中では一番人が入ってくる施設なわけです、考え方を変えれば。そのすぐ横にこれだけ大田区がお金を出して頑張った羽田イノベーションシティができて、そこが今
コロナ禍の中でもこれだけ施設も含めて人が来ているという、このおいしいマーケットをなぜ観光課が手をつけないのかという。その人たちが、例えば大田区内で泊まっているのかとか、大田区内でご飯を食べているのかとか、そういうマーケティングもしていないですよね。これはなぜですか。というか、泊まっていますか。
◎白根
観光課長 その部分が及んでいないというところは、
取り組みがちょっとおろそかになっているというところでございますので、今、アドバイスいただきました点、早速取り組んでいきたいと考えてございます。
◆馬橋 委員 まだ遅くないと思いますので、遅きに失しないようにというか、
コロナも動向が全く読めないですけれども、何かようやくイギリスではワクチンが承認されたとか、先進国で初めてワクチンが承認されたということで、ちょっとずつ明るい兆しも出てきている中で、希望的観測ですけれども、徐々にそういった観光が回復をしていくというところを考えると、今の段階でやはり手を打っていく。例えばですけれども、羽田イノベーションシティに視察に来る、その受皿というか、窓口をこのビューローとか、
ヘッドクオーターの設置を待たずに、それこそ以前ご答弁いただきましたけれども、産業振興協会のほうで受けて、例えばですけれども、よくある視察でいうと、そこを視察するには大田区内で泊まってくださいねとか、大田区内でご飯を食べてくださいねとか、そういったいろいろな形でやはり区内に、それこそ5,000万円かけても、1億円かけても、区内に5億円、10億円の経済
波及効果がありましたということであれば、それは税金投入としては有効な手だてだと思うので、そういった使い方が観光費として、私は妥当かなと思います。要望しておきます。
◆大橋 委員 一つ確認をさせてください。このBにある大田区のMICE開催支援なのですが、これ、全国規模の品評会は何の品評会で、アジア規模の
スポーツ大会とはどういう
スポーツ大会で、全国連携の医療学会というのはどのぐらいの規模でやられて、これをどうMICEに結びつけていくお考えなのか、その辺をちょっとお答えいただけますか。
◎白根
観光課長 まず、全国規模の品評会でございますけれども、これは錦鯉の品評会が流通センターで行われるということでございまして、農水省、東京都、新潟県が後援しているというところでございます。
続きまして、アジア規模の
スポーツ大会ですけれども、これはクロスミントンという、ネットがいらないバドミントンというイメージでお考えいただければと思うのですけれども、こちらも区の
スポーツ推進課が後援しているところでございます。これにつきましては、実は今年も予定しておりましたけれども、
コロナによって中止になったというものでございます。
一番下の全国連携の医療学会でございますけれども、これは妊産婦の学会でございまして、健康づくり課からお話をいただいているもので、全国からお医者様が1,500名ほど参加されると伺ってございます。
こちらをどうつなげていくかというところでございますけれども、やはりいずれも全国からお客様がいらっしゃるというところでございますので、きちんと宿泊先の確保であるとか、あるいはお食事の場所であるとか、お買物とか、そういったMICEに関連するものを余すことなく、準備をさせていただきまして、区に経済
波及効果を何とかもたらしたいなと考えてございます。
MICEにつきましては、実は規模に応じて効果測定もしておりまして、例えばこの一番上の温泉ウィークでございますけれども、これは補助が37万円ということでありますが、経済効果990万円と出ておりますので、こういった形で効果の認められるものに対して、適切に支援をしていきたいと考えてございます。
○末安
委員長 では、続いて、
資料番号24番について、質疑をお願いします。
◆海老澤 委員
区民スポーツまつりということで、これと健康政策部がやっているはねぴょん健康アプリとの関連が何かあったら教えてください。
◎堀
スポーツ推進課長 はねぴょん健康ポイントのほうでは、
区民スポーツまつりに参加すると、
スポーツイベントに参加したということでポイントが付与されることになっております。
◆海老澤 委員 ポイントが加算されるということは、皆さんアプリが入っている人だと思うのですけれども、その場で健康アプリをダウンロードできるようなQRコードがあるポスターだったりとか、それを入れるための指導をしてくれる人とかというのは、当日、私は調布でやっていたのですけれども、大森とか、蒲田の大きい会場では、そういうブースは設けていたのですか。
◎堀
スポーツ推進課長 ブースのほうは設けてございませんでしたが、お知らせであったりとか、ポスターは掲示をしておりまして、そちらのほうからダウンロードは可能という案内はしているところでございます。
◆海老澤 委員 参加した方たちが1,600人ぐらいで、
アンケートが二百幾つかと言っていましたけれども、結構な少なさだなと思うのです。だから、健康アプリの中で
アンケート機能というものがどういう形でできるか分からないですけれども、そういった
イベントに参加したときにもそういうデータを取るということ。あと参加した人数の把握とかも、そういうのは連携しておくといいのではないかなと思うのです。今、皆さんがさんざん話していたデジタルな部分でやっていかなければいけない状況になっているので、そういうので使えるという言い方をしたら失礼ですけれども、そういうものをつくっていただいているわけで。それはしっかりと連携していかないと、あくまでも
スポーツまつりというのは、一つの競技とかというのに特化してやっているわけではなくて、みんなが健康になりましょうねというのでやっている
イベントだと思うので。それだったら、なおのこと健康アプリと絡めないといけないのではないかなと思うので、今後の
取り組みとしても必要ですし、そういったことで、逆にこちらからオーダーをかけて、健康政策部を呼び込んで、縦割りではないパターンでやっていただければと思うのですけれども。今回の
コロナ禍でこういう状況での開催ということになった場合の
取り組みをしていく上で、健康政策部とどのぐらいの話をしたというのがあれば教えてください。
◎堀
スポーツ推進課長 健康づくり課との連携については、この
アンケートを取る前、それから取った後に情報提供いたしまして、例えば体調の不調を感じている人の割合であったりとか、そういうものを参考にして情報を共有しながら相談をしております。また、それに対する対策をどのようにしていったらいいのかなどの分析も含めて助言をいただいたりしているところでございます。
始めるときにも、まずは感染症対策の部分についてはかなりご相談をいたしまして、各会場のレイアウト、それから密にならないような対策、そして事後の情報収集のところまで協力をいただいております。
今、委員からお話しありましたように、はねぴょん健康ポイントとの連携というのは非常に重要で、
アンケートのデジタル化とか、そういうことも、私たちは視野に入れておりまして、今回のおおた
スポーツ健康フェスタ、こちらのほうでは、今デジタルで
アンケートを収集するというところで、送信をお願いして実施をしているところでございます。
ご指摘ありましたように、今後も健康政策部との連携をしっかり取っていきまして、そして東邦大学との連携等によって、今後いろいろな分析がなされると思いますので、そういうものも参考していきたいと考えているところでございます。
◆海老澤 委員 検討していただいているというのはありがたいと思っているのですけれども、
アンケートは私もいろいろと紙ベースで書くこととかが多い。デジタルでやることも最近は増えてきましたけれども、はねぴょん健康ポイントアプリとかで、参加することによってポイントがもらえましたと。
アンケートに答えたらまたポイントがもらえましたという感じで、言い方は悪いですけれども、餌を出して、ちゃんとしっかりとデータを取るということが区民の健康とか、
スポーツに関心を持ってもらうということにつながるのではないかなと思うことが一つと。
その後に、
スポーツ健康フェスタがありました。いろいろな
取り組みがあって、なかやまきんに君がデジタルで出てきてという話もあったから、そういうものも1か月ぐらいの間に同じような
イベントという言い方をしたら申し訳ないですけれどもあるわけで。大田区でもいろいろそういう地域の人たちと大田区がしっかりと
スポーツで連携していきましょうねという
取り組みがいっぱいあると思うので、そういうものも含めて総合的に考えていただていて、単体で考えているのではなくて、それを全てトータルで考えて、さっきも言いましたけれども、全部出たらまたポイントがつくよとか、そういう感じにしていくと、みんな、ポイントがあると結構動くのです、嫌らしい話ですけれども。でもそういったことを仕掛けていくというのは悪いことではないと思うのです。嫌らしい人たちが集まってくるというのは悪いことではないと思うので、ポイントためるだけに来たのだという人たちも受け入れて、どんどん盛り上げてもらうというのも必要だと思いますので、今後、大田区の各地に点在している
スポーツ施設とか、あと
スポーツへの
取り組みだとか、そういったものも、本来は健康政策部でやるのではなくて、
スポーツのほうでああいうアプリをつくってほしかったなというのは、私は質問とかでもずっと言っていますけれども、そういった部署がせっかく庁内にあるので、そこはしっかりと連携をしていくというところと、大田区全体でできる
取り組みを続けていただければなと思うので、これは要望です。
◆小川 委員 ちょっと
アンケートのところで、これに来てくれた方というのは、基本的に
スポーツとかがすごく好きな方が来てくださったと思います。その中で、やはり体調が悪くなったが25%というのはとても気になるところなのと、あと、ちょっと気になるのは、この後また
スポーツイベントに参加したいという人と、1%しかしないのですが、興味を持ったがどこで継続すべきか分からないという。私なんかもこれに入るのかなと思うのですけれども、行きたいけれども、今
イベントもないし、大変難しいとは思うのですけれども、今後、また
イベント等々は、密にならない状況で、外ということになってしまうと思うのですけれども、何かいろいろ考えていらっしゃることはございますでしょうか。
◎堀
スポーツ推進課長 密にならないような今後の
イベントということで、次の資料25番でも報告させていただきましたが、
大田スタジアム無料開放DAYとか、スタジアムはちょっと身近ではない方もいらっしゃるかもしれませんが、参加できる、そしていろいろな体験ができるという機会を大切にしております。
一つとしては、先ほどもお話ししました、
スポーツ健康フェスタ、こちらのほうもオンラインで配信をさせていただいております。現在、実施後の視聴も可能な状況をつくっておりますので、そのことをどんどんPRして、アクセスをしていただき、ご自宅でも取り組めるというものを提供していきたいと思っております。
私どもは、この25%の数値は非常に重要だと捉えておりまして、繰り返しになりますが、今後、健康政策部とも調整をしながら、対応を図ってまいりたいと考えております。
◆小川 委員 いろいろとありがとうございます。そんな形で、例えば一つの
イベントを実施したときに次の
イベントへの誘いがあるとうれしいと思います。先のことまで決めないといけないし、状況が状況なので、今は難しいと思うのですけれども、もし行ったときに、次はこんなのがありますよと、次々言ってくれると、こっちも、では今度はこれに参加してみようかなとか、あるいはこれはちょっとやめておこうかなと、いろいろ取捨選択できると思うので。大変な時期で本当にお手間をかけますけれども、次々といろいろ考えていただくと、特に高齢者が気になっていますので。高齢者ははねぴょん健康アプリとか持っていないし、こういうのが苦手という方が多いので、紙でありますよと言っても、もう面倒くさいし、見えないしということをおっしゃる方とかもいるので、そういう方も対象にして考えていただいて、もっとみんなに聞こえるような呼びかけがあるとちょっとうれしいかなと思いますので、これは要望ですけれども、よろしくお願いします。
○末安
委員長 では、続いて、
資料番号25番に移らせてもらいます。
◆馬橋 委員
大田スタジアムの無料開放DAYなのですけれども、スタジアムを改修して、今回の内容がキャッチボール、サッカー、
ランニング、
体操のほか、ストラックアウトや
スピードガンの体験ということで、サッカーが入っているのですけれども、スタジアムはサッカーができるようになったのですね。少年用のサッカーゴールとフットサルゴールの貸出しと書いてあったのですけれども。
一方で、今度の12月26、27日の
イベントについて、スタジアムの指定管理者のほうの
ホームページを見ると、
イベント案内が出ているのですけれども、そこにはふかふかの人工芝のグラウンドでキャッチボールやジョギング、ストレッチなど身体を動かしてみませんかと書いてあって、サッカーが消えているのです。今回は、なぜサッカーが入っているのか。逆になぜこの指定管理者のほうは消えているのか。その辺をちょっと教えてもらっていいですか。
◎堀
スポーツ推進課長 大変恐縮でございます。指定管理者のほうからサッカーも体験ができるということで連絡が来ておりますので、スタジアムのほうの
ホームページにも掲載するよう働きかけていきます。
◆馬橋 委員 あと、これは多目的としての利用と書いてあるのですけれども、スタジアムでサッカーができると。これは利用者がいるのかなと、ちょっと不思議に思ったのですが、スタジアムは野球場でいいのではないかと思うのですけれども、ちょっとごめんなさい、今回の報告と違うのでやめます。
○末安
委員長 では、続いて、
資料番号26番について、質疑をお願いします。
◆福井 委員
ボランティアのことで聞きたいのですが、
高校生ボランティアの
追加募集ということで、活動内容のところがありますが、その中で、その他、英語、ポルトガル語が得意な方と書いてあるのです。これは高校生に通訳もお願いしようということなのですか。それとも、いや、これは
ボランティアをお願いするけれども、
スポーツ推進課として
ブラジルの人を迎えるにあたってはちゃんとと言ったらおかしいけれども、通訳はお願いするのか、この辺をちょっと教えてください。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 活動の中での通訳ということでいうと、日常的な会話レベルのやり取りということが多くあるかなと思っております。高校生と言いつつ、海外にお住まいだったりとかということで語学が堪能な方というのは一定の数いらっしゃいますので、その方のそういう力量も踏まえながら、活動していただける範囲で活動していただこうと思っております。
◆福井 委員 なぜ聞いたかというと、
ボランティア任せで、区としてちゃんと対応してほしいということがあったので、区として、通訳は用意するのですか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 区としては、会場が多岐にわたっていたりということもありまして、その中で語学が堪能な方というのを高校生に限らず区民の方にも
ボランティアとして参加をしていただきまして、そういった方々も基本的には通訳としての対応をしていただくことを考えております。
◆福井 委員 これは、最後の
ホストタウン等における選手等受入れ
マニュアルにも関わってくるのですけれども、この
ボランティアについては、PCR検査は必ずするということでよろしいのですか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 そのあたりは、まだどのようにしなさいということが明確に決まっておりませんし、そういった基準が示されておりませんので、そのあたりがはっきり分かりましたら、必要に応じて検査しなければならなければ、当然検査はしていくということで考えております。
◆福井 委員 最後に、
活動期間が1日から2日、1日2時間から4時間ですよと書いてあるのですけれども、この活動時間の把握というのは自己申告になるのですか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 事前に活動をお願いしたい日にち、時間帯等をこちらからお示しして、ご本人の申請によって活動日を決めていくという形を取りますので、あくまでもこちらでお願いした日にち、時間帯に活動していただくことを予定しております。
◆高山 委員 この
高校生ボランティアのことで、ちょっとお伺いしたいのですけれども、
追加募集ということで、この1の(3)を見ると、区内の中学校と高校にチラシ配布と書いてあります。1年延期になったということで、現在の中学3年生も開催のときには高校生になるということで、区内の中学校としていただいているのだと思うのですけれども、これはもちろんいいことなのですけれども、逆に今年の開催で
ボランティアをやろうと思っていた現在の高校3年生は、来年にはもう高校を卒業してしまうと思うのです。積極的に手を挙げて参加してくれる気持ちがあったということなので、高校を卒業して来年はその人たちが就職をしているのか、大学へ通っているのかは分からないですけれども、もし可能であれば、希望者は高校生ではなくなったとしても
ボランティアができるような環境をつくってあげられたらいいなと思うのですけれども、その辺、区としてはどのようにお考えでしょうか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 今、おっしゃっていただいた点、我々としても課題だと思っておりました。これまでの間に、既に来年度希望されるかどうかということを、今の高校3年生も含め、全員に確認をさせていただいておりまして、高校3年生の方々についても、ぜひやりたいということでご希望もいただいておりますので、我々としましても、希望される方については活動に参加していただきたいということを考えております。
◆高山 委員 ありがとうございます。すごくいいことだと思うので、
ボランティアで参加してくれる人たちは、選手とか
オリンピックを開催する人たちにとっても助けになるし、
ボランティアで参加することによっていろいろ学ぶものもあるかと思うので、ぜひそういう方向でやっていただければと思います。
ただ、この活動内容とかを見ると、
事前キャンプのお手伝いとか、そういうものもあるので、感染の対策だけはしっかりとしていただきたいと思います。
オリンピックに出るために
選手たちが事前に来て、
キャンプをして、大会に出る前にどこかしらで感染してしまったとかとなると、選手にとっても気の毒だし、大田区としてもそういうことが少しでも減らせるような対策だけはしっかりとやっていただきたいと思いますので、どんな形かというのは、これから検討していくことになると思うのですけれども、ぜひよろしくお願いいたします。
◆小川 委員 この最初の募集で、英語が堪能な方とかはどのぐらいいらっしゃるとか、そういうのは分かっていらっしゃいますでしょうか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 ご本人の申告ということにはなりますけれども、海外での在住経験であったり、語学の資格を持っているということで申込みをしていただいている方というのが、大体15名ぐらいいらっしゃいます。
◆小川 委員 49名中ですか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 そうです。49名中です。
◆小川 委員 その中で、ちょっとばかなことを言って申し訳ないのですけれども、この申込書を見ますと、後ろに原稿用紙があるのですが、この作文は書かなければ駄目でしょうか。例えば、私なんか、こういうのはあまり好きではないので、やりたいけれども、この作文を書かなければいけないのだったらやめようと思ってしまう人も出てくるかもしれないのではないかと。この作文を書くような優秀な人しか採りませんよみたいなものとか、あるいはそういう作文を英語を話せる人はすごく嫌うのです、帰国子女の人は。以前、学校で教えていたのですけれども、日本語で書けないという人もいたりするので、これは検討できませんでしょうか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 そういった視点では認識をしていませんでしたので、そのあたり、もしご相談いただいた場合には柔軟に対応できるようにというのを考えていければとは思っております。200字以内と文字数は非常に少なくさせていただいておりまして、ぜひ
ボランティアとして
オリンピックに関わりたいという、要は本人の思いみたいなものを、我々としては確認をしておきたいなということで、これを書いていただきたいと思っているところでございます。
◆小川 委員 こういう書くものが少なければ、日本人の人でも、やりたいけどちょっとこういうのは嫌いだという人でも、一生懸命やりたいという気持ちがある人をぜひ参加させていただきたいという気持ちと、あと、今、帰国子女は確かにすごく多くて、そのような人たちはすごくしゃべれるので、ただし日本語がという人のためのことを思って、英語で書けとまでは言わないですけれども、そういうものをなくすとか、とりあえず住所と名前と学校だけ分かればいいとか、そういう形でお願いできるとありがたいと思います。要望です。
◆大橋 委員 要望なのですが、活動時間は短いのですが、やはり無理をする生徒もいるかもしれませんので、体調管理、熱中症にかからないように運営する事業者には伝えていただきたいのと、あと個人情報ですので、その管理をしっかりしていただきたいと思います。
それから、予算がかかることなのですが、例えば
ボランティアに参加した記念として、はねぴょんの
オリンピック関係のデザインが入った汗拭きタオルとかハンカチなど、何かそういうものがあれば、あのとき
オリンピックの
ボランティアでお手伝いしたのだという、何かそういったものを、記念品みたいなものをお渡しできたらと思うのですが、お答えは難しいかもしれないのですが、いかがでしょうか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 まず、無理をしないようにということと、熱中症対策ということなのですが、これは一般の
ボランティアの方も同じ状況にございますので、そのあたりはしっかりと対策を講じた上で取り組んでいきたいと思っております。
また、高校生についても、高校生だけでということではなくて、できるだけ大人の
ボランティアと一緒に活動していくということで、そのあたりも確認してもらいながら活動してもらえればと思っております。
また、記念になるようなものをというお話なのですけれども、
ボランティアの方々には基本的にユニフォーム、あと大会のときには帽子もお配りをしたいなと思っておりますので、そういったものを記念にできるのではないかなと考えております。
○末安
委員長 それでは、続いて、
資料番号27番に移らせてもらいます。
(「なし」と呼ぶ者あり)