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令和 2年12月  議会運営委員会−12月02日-01号

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  1. 大田区議会 2020-12-02
    令和 2年12月  議会運営委員会−12月02日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年12月  議会運営委員会−12月02日-01号令和 2年12月  議会運営委員会 令和2年12月2日                午前10時00分開会 ○伊佐治 委員長 ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。  調査事件を一括して上程いたします。  まず、本職から申し上げます。  感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの症状が見られた場合、委員長の判断により傍聴人には退室をお願いする場合がございます。あらかじめご了承願います。  それでは、議題に入ります。  まず、区長提出人事案件についてを議題といたします。  本日は、区長がお見えでございますので、ご挨拶と説明をお願いいたします。 ◎松原 区長 どうも皆さん、おはようございます。  本日は、教育長並び教育委員会委員任命同意の2件につきまして、追加議案として提出いたしたく、ご説明に参りました。  まず、教育長の任命同意についてご説明を申し上げます。当区教育長、小黒仁史氏は、令和2年12月21日をもって任期満了となります。つきましては、小黒仁史氏を再任し、任命いたしたく、ご同意をお願い申し上げます。  経歴につきましては、併せて提出してございます。  次に、教育委員会委員任命同意についてご説明を申し上げます。当区教育委員会委員弘瀬知江子氏は、令和2年12月21日をもって任期満了となります。つきましては、弘瀬知江子氏を再任し、任命いたしたく、ご同意をお願い申し上げます。  経歴につきましては、併せて提出してございます。  以上、追加議案としてよろしくお取り計らいいただきますようお願い申し上げます。 ○伊佐治 委員長 それでは、質疑はございますか。  (「なし」と呼ぶあり)
    伊佐治 委員長 それでは、本議案については、本会議第3日に上程することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定いたします。  議案については、委員会終了後にタブレット型端末にデータ配信することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定いたします。  それでは、区長理事皆様は、ご退席ください。  (区長理事退席) ○伊佐治 委員長 次に、議会運営委員会に付託された陳情についてを議題といたします。  議会運営委員会には、1件の陳情が付託されています。  それでは、2第154号 鷹栖町のような議会広告傍聴、Youtube視聴を増やす努力をしてほしい陳情議題といたします。  まず、陳情の原本を回覧します。  (原本回覧) ○伊佐治 委員長 審査時間を考慮し、書記の朗読は省略いたします。  事務局から陳情説明をお願いいたします。 ◎古川 議会事務局次長 それでは、2第154号 鷹栖町のような議会広告傍聴、Youtube視聴を増やす努力をしてほしい陳情について、説明いたします。  本陳情は、大田区議会傍聴は少ないため、傍聴数を増やす努力をするべきである。  また、コロナ傍聴を制限するとしても、ユーチューブ視聴を増やす努力をしてほしい。そのため、北海道鷹栖町の議会広告のような広告区設掲示板に貼り出したり、通信簿を導入するなどしてほしいとの趣旨でございます。 ○伊佐治 委員長 委員皆様質疑はございますか。 ◆庄嶋 委員 陳情書を拝見いたしまして、この鷹栖町の町議会取り組みについても、あちらのホームページなどを拝見しながら、調べさせていただきました。  それで、陳情書に、つり広告のような議会広告を作ったことで、傍聴が増えたという実績が載っているのですけれども、今回のこの陳情趣旨は、大田区議会傍聴が少ない。あとは、ユーチューブ視聴を増やす努力をしてほしいといったこと。要するに傍聴大田区議会ユーチューブ視聴を増やしてほしいということなのですけれども、この辺、区議会傍聴ですとか、ユーチューブ視聴。登録数は184人と、今日、数字を見たのですけれども、視聴数とか把握されているのか、その辺の情報が欲しいと思います。  併せて、増やす努力をしてほしいということなので、何か取り組みとして、議会事務局でやられていることを改めて確認させていただければと思います。 ◎古川 議会事務局次長 まず、傍聴数の推移でございますが、過去3年間の傍聴数で申し上げますと、平成30年本会議につきましては、314人です。  令和元年が345人で、今年は、コロナの関係がありまして、278人という状況になってございます。  それから、ユーチューブにつきましては、昨日現在の再生回数は、4万6,034回でございまして、この半年間の推移を見ますと、約16%増加してございます。そういった状況でございます。  続いて、議会広報取り組みなのですけれども、従前から区議会だより、区議会ホームページ、区公式のツイッター区設掲示板、おおた区報、デジタルサイネージにより議会広報をしておるところでございますが、今年は、それに加えて新たな取り組みを幾つかしておりますので、ご紹介させていただきます。  まず、区議会だより編集委員会の提案を受けまして、今年の第1回定例会号区議会だよりから、代表質問質問顔写真の下にQRコードを記載しておりまして、ユーチューブの動画にリンクするといった取り組みを始めてございます。  それから、区設掲示板ポスターにもQRコードをつけておりまして、QRコードを読み込んでいただければ、区のホームページ議会ホームページに飛ぶようになってございます。  それから、今年の第1回臨時会以降、議会広報写真議員皆様サイトブックスに配信させていただいておりまして、各議員においてもツイッターなどで情報配信できるといった取り組みをさせていただいております。  また、今年の第3回定例会からは、ユーチューブ概要欄質問項目など詳細情報を記載するようにしておりまして、検索ワードなどでヒットしやすくなっているということ。そういった工夫をさせていただいております。  また、今年の第4回定例会からは、委員会傍聴向けに本庁舎の10階のエレベーターホールの前に、委員会議題等を記載しました傍聴資料、傍聴受付の手順をあらかじめ掲載をしておりまして、より興味を持って安心して傍聴していただけるように、そういった工夫をしているところでございます。 ◆庄嶋 委員 今、取り組みの話を伺っていて、確かにそういった取り組みが今年、増えたなということを今思い出しながら、お聞きしているところでした。ポスターQRコードとかも、私もポスターをいただいて、自分の事務所に貼らせていただいたりするのですけれども、あるときからQRコードが入っているなというのを感じたりしていたところでございます。  実際に、こういう取り組みをして、傍聴とか、ユーチューブ視聴とかの増加の傾向が一定程度見られるということですけれども、その辺は、やはりこういった取り組みの効果と捉えていいでしょうか。その辺は、どうお考えでしょうか。 ◎古川 議会事務局次長 先ほど申し上げたとおり、ユーチューブ再生回数も半年で16%増加しておりますので、今年は、特にユーチューブ工夫については、力を入れてやっているところですので、こういった効果が表れているのかなと。  また、議員各位におかれましても、個々に情報発信をしてくださっていまして、やはりコロナ禍でご自宅にいる機会も多いですから、ご自宅でも区民皆様は、インターネットとか、ユーチューブツイッターをかなりチェックされているのではないかなと思いまして、それに今の取り組みがマッチしているのかなと考えております。 ◆庄嶋 委員 1点だけ確認なのですけれども、大田区の公式ツイッターでは、区議会情報が流れているというのは、私も確認をしておるところなのですけれども、今年始まったLINE公式アカウントはどうでしたでしょうか。 ◎古川 議会事務局次長 今年度始まった区の公式LINEには、議会情報は、まだ掲載をしていない状況です。  ただ、今後、LINEも、恐らく登録も増えてまいりますので、そういったところも議会広報として使えるかどうか、活用について探ってまいりたいと思います。 ◆庄嶋 委員 どうしてもツイッター情報量が多いので、やはり埋もれて見逃してしまうということも多いと思うのですが、LINEは割と確実に来て、目に留まって、関心があれば意識に留まりやすいかなと思うので、そちらも割と手間をかけずにできる取り組みかと思うので、やっていただけるといいかなと思います。 ◆清水 委員 この町議会事務局にどんな状況か伺ったでしょうか。もし伺っているとしたら、このつり革広告のような区議会だよりは、どのように作っておられるのか、聞いていたら教えてください。  それから、休日議会が行われているようですけれども、この大田区議会にも、休日議会等の要望の声が上がっておりましたが、この町議会では、どのようにしているのか、もし分かっていたら教えてください。 ◎古川 議会事務局次長 まず、鷹栖町議会つり革広告風議会広報についてなのですが、鷹栖町の議会事務局に電話で問合せをさせていただきました。  広告風のチラシなのですけれども、内容としては、議会関心を持っていただくために、各議員質問内容をユーモラスに記載しまして、週刊誌広告のようなイメージで作成をしていると。こちらは、その町議会議員の方が、直接、ご自分で作られていると。  この取り組みも、議員主導でなされておりまして、議員、また町議会の中でそういった問題意識があって、こういうのは議員が主導でやるべきだという形で、今取り組んでいると聞いてございます。  それから、休日議会に関してですけれども、申し訳ありません。休日議会については、詳しくは聞かなかったのですけれども、この町議会については、日中、働かれている方も多いというところで、休日議会を開催しているのかなとは考えているところです。 ◆清水 委員 大田区と町の人口等の規模も違うとは思いますけれども、このような努力がされている議会をご紹介していただいた陳情が、大変有意義だなと思いました。  それから今、事務局から新たな取り組みについて、るる努力の点を述べていただきましたので、全議員がこういった努力をみんな同じように事務局努力と、それから、区民への発信という点について、全議員で思いを一致させたらいいなと思いました。 ◆佐藤 委員 この鷹栖町の取り組みを、この陳情書なども拝見させていただいて、また、ホームページなども見させていただきましたけれども、そもそも地方議会は、なかなか住民の方から関心がないところで、マスコミなどでも、ほとんど取り上げられないということがありますから、それをどう住民皆さんに知らせていくかという取り組みだと思います。  それで、ここの陳情書にあるように、掲示板などには、今でも大田区は、貼り出しはしていますし、先ほど、次長からも答弁がありましたけれども、ユーチューブのところでも、ある程度、検索ワードにヒットする努力をされているということですが、やはりそもそも区議会にあまり関心のない区民の方が、関心を持ってもらうような取り組みということが、私は大事かなと思っているのですね。  それで、QRコードを入れたりだとか、この間、様々な取り組みをされてきたというお話がありましたけれども、今後、さらに、そもそもあまり区議会関心がないというか、あまり知らていないといいますか、そういった層向け取り組みなどで、今考えていることがあれば、教えていただけますか。 ◎古川 議会事務局次長 ただいま委員からのご意見でも、議会関心がないと、関心が薄いという課題をおっしゃってくださいましたが、例えば、鷹栖町議会の場合ですと、3期連続で無投票ということで、もう議員なり手がいないというのが、非常に大きな課題と聞いていまして、地方議会でそういう議会も多くあると聞いております。  そういった中で、やはり奇抜な広告というのも一つの手段かと思いますが、大田区議会の場合ですと、投票がされているということで、大きな基盤としての状況は違うのですが、ただ、やはりその関心の薄い層に知ってもらうための努力としまして、我々は、今、力を入れているところは、やはり中学生ですね。若い層にまず、議会になれ親しんでもらうということで、大田区議会でもハンドブックを作成しておりまして、絵とか、アニメみたいなものを入れまして、中学生に配付しております。  また、区議会だよりも、中学3年生の全員に配付をしておりまして、各議員皆さんの顔とか、質問内容中学生皆さんにも、伝わっているということがございます。  また、成人のつどいなど、そういった若者のイベントには、そういった議会のPRも打っていきましたり、議長がご出席されていますので、そういったところで大田区議会のアピールをしてくださっております。  それで、当然、もう一つは、大田区議会陳情がかなり多い件数をいただいておりまして、23区の中でもトップクラスの件数をいただいておりますので、もともと政治には関心がある区なのかなと思っておりますが、そういった関心の低いとか、教育の中にそういうものを組み込んでいくということで、なり手をまた生むというか、新たな関心をつくっていきたいと考えています。 ◆佐藤 委員 この区政関心を持っていただくというのは、もちろん議会事務局や、また、大田行政だけの仕事ではなくて、我々議員一人ひとりが、区民皆さん住民皆さんに今議会でこんなことが話し合われていて、私たちは、こういうことをやっていますよということを、しっかりPRしていくという面もありますので、私たち自身努力というのも、もちろん大事だと考えております。  今お話がありましたように、若い世代に関心を持っていただく取り組みというのも大事だと思いますし、私が議員になってからは、やられていませんけれども、かつて子ども議会というのが、大田区議会でもやられたという話は聞いていますので、また、そういう取り組みも含めて、議会だよりを見て話をするだけではなくて、自分たちの身の周りの問題を子どもたちが議論をするというのも大事ではないかなと思っていますので、これは、しっかり受け止めてやっていかなければいけないと思っています。  私ごとになりますけれども、子どもが国会か何かに見学に行ったときに、質問をする人と答える人か何かで分かれてやって、何か質問をする人に自分はなったみたいな話を前にしていたので、そういうこともやはり体験をすると、議会とか国会とか、こういうことをやられているということを感じられていいのかなと、その話を聞きながら思いました。  それと、この通信簿を導入してほしいというのが、陳情の中に書かれているのですが、これは、誰がどういった形でやるかを、聞いていれば教えていただけますか。 ◎古川 議会事務局次長 鷹栖町議会通信簿についてですけれども、傍聴による議員一般質問の評価という取り組みをされていまして、テーマ設定説得力など、五つの項目を5段階で評価しているのですが、傍聴に来た方にアンケート用紙をお配りして、任意で記入していただいているといった形でやっているようでございます。 ◆犬伏 委員 私も、平成11年に初当選をさせていただいて、当時、ブログを書いていたのは私ぐらいしかいなくて、非常に評価は高かった。今は、ほとんど全員がブログなり、ホームページを持っていて、発信は、それぞれ皆さんやっていらっしゃると思うのですね。  投票率を見てみますと、大体年代が投票率なのね。80代の人は80%、70代の人は70%。30代ぐらいから激減して、もう30%なんてものではないですよね。最も政治の働きを必要としている人たちが、区政には関心を持っていない。これは、やはり我々にも大きな責任があると思うのですけれども、先日の代表質問で申し上げましたけれども、区長が、誰が書いたか分からない答弁原稿を棒読みしている議会は駄目だと。自分の言葉で発信してくれということを言う。やはりあれは、ユーチューブで見ても面白くも何ともないから見たくないですよ。あんなお互いに原稿を読み合って、大朗読大会みたいでは。  そこは、我々も心して、別にユーチューブのために議会をやっているわけではないのだけれども、本当に自分の言葉で質問をし、区長自分の言葉で答弁し、やっていることを答えるだけだということを認識する必要が大いにあるのかなと。  それともう一つは、議会の公開という意味では、本会議一般質問代表質問なんていうのは、原稿を棒読みしているようなものだから、あまり緊張感はないけれども、こういう委員会は、まさに所管事務報告が出てきたり陳情が出てきて、もうノー原稿でやるので、議会ユーチューブで中継できるのだとすれば、より何か臨場感があるのかなと思うのですけれども、議会ユーチューブで五つの常任委員会を中継するとなると、事務方の手間も大変。  別にオンデマンドでやる必要はなくて、ずれて、終わったら流すとかという取り組みも必要かなと思うのですけれども、委員会の中継については、23区の状況は把握されていますか。 ◎古川 議会事務局次長 申し訳ありません。今、手元に細かい資料はないのですが、幾つかの区だけではなくて、全国の市町村では、委員会のほうもライブ中継ではなくて、動画配信している自治体があると聞いております。 ◆犬伏 委員 先ほど、佐藤委員から、子ども議会の話、私も、あのとき参加していましたけれども、要は議員が、理事席、ふだんお役人が座っている席に議員が座って、子どもたち議員席に座って質問するのですよ。それこそノー原稿で。質問通告がないから、議員が答えられなくて、すごく面白くて、子どものほうが素直だし、これが本来あるべき議会の姿ではないのという気がしましたので、たまには質問通告をしないでやるのも、そういう意味では、緊張感が出て、ユーチューブで面白いのではないかという気がしたので、一言申し上げます。  それから、23区で墨田区議会が、休日に委員会を開いている。さらに、議場や委員会室ではないので。 ○伊佐治 委員長 犬伏議員陳情趣旨を読んでいただいた上で、質問をお願いいたします。 ◆犬伏 委員 そういう意味で、やはり議会を公開していって、区政関心を持たない、特に若い人たち、今、まさに現役でいる人たちにどうやって関心を持っていただくかということは、この陳情趣旨に大いに賛同するのです。  ただ、議会広告であるとか、その他のものにつきましては、何分にも相手は人口7,000人の町議会、こちらは74万人ということで、ストレートにこの陳情趣旨を取り入れるのはどうかなと思ったところ。  全体としての議会を公開しようと、もっと関心を持ってもらうということについては、最もだと思います。 ○伊佐治 委員長 ほかにいかがですか。 ◆大橋 委員 あらゆる広報に取り組んでおりますけれども、新聞折り込みにも入っていると思いますが、今現在、何誌に入っていますでしょうか。 ◎古川 議会事務局次長 区内6誌の新聞に折り込みをしております。 ◆大橋 委員 また、駅にも区議会だよりを置いていただいていると思いますけれども、数駅ではないと思いますが、何か所になりますか。 ◎古川 議会事務局次長 区内の鉄道の各駅35駅に配布をしております。 ○伊佐治 委員長 質疑は以上でよろしいですか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。  各会派から、この陳情の取扱いを含めたご意見をお伺いいたします。  なお、会派名は略称とし、大会派順とさせていただきます。  初めに、自民からお願いします。 ◆海老澤 委員 自由民主党大田区民連合は、2第154号 鷹栖町のような議会広告傍聴、Youtube視聴を増やす努力をしてほしい陳情に対して、不採択を求めます。  内容といたしましては、確かに今、質疑の中でいろいろありましたように、賛同できる部分もあるのですけれども、今現在、議会事務局、そして各議員たちも、いろいろな形で議会広報していく努力をしているところでもあります。  そして、数字でも表れているように、微増ですが、少しずつ増えてきている。そして、子どもたち関心を持ってもらうという取り組みもいろいろとしているということで、この部分に関しては、今後も進めていただきたいと思いますが、陳情に関しては、不採択を求めます。 ○伊佐治 委員長 続いて、公明、お願いします。 ◆田島 委員 大田議会公明党は、ただいま上程されました、2第154号 鷹栖町のような議会広告傍聴、Youtube視聴を増やす努力をしてほしい陳情について、不採択を求めます。  鷹栖町議会広告通信簿取り組みは興味深いものです。しかし、広告については、定数12の鷹栖町と定数50の本区とでは、規模が全く異なることから、公平性課題があること。また、通信簿については、採点基準通信簿の公開の在り方に課題があることから、同様に実施することが困難であると考えます。  区民区議会への関心を持っていただくことは、非常に重要です。本区においては、区議会定例会臨時会の開催をお知らせするポスターを、区内約900か所に上る区設掲示板に掲示する取り組みを本格的に開始したのは、平成30年1月から。  また、ポスターのサイズを横長に変更して、より長い期間の掲示を図るための改善も、昨年から始まりました。  そのほか、ポスターや印刷物にQRコードをつけるなどして、区議会ホームページや動画にアクセスしやすくする取り組みも進めております。  以上のことから、本陳情に対し、不採択を求めます。 ○伊佐治 委員長 続いて、共産、お願いします。 ◆清水 委員 日本共産党大田区議団は、陳情2第154号 鷹栖町のような議会広告傍聴、Youtube視聴を増やす努力をしてほしい陳情採択を求めます。  議会は、基本的機能として、地域住民の意思を代表する機能自治立法権に基づき条例の制定、予算の議決、自治体行政の基本を決める機能行政執行機能を監視して、公正で民主的・効率的な行政が行われるよう、批判、監視をする機能を持っております。  議員は、住民の利益を守るために、議会機能や権限を生かして、真に自治体としての使命と役割を果たすことができるよう、活動することが求められております。そして、議事は全て公開しなくてはならないことになっています。  陳情が望んでいる通信簿つり広告については、そのまま大田区議会に導入するかについては、全議員区民意見等を十分に伺って、進めていくことが必要だと思います。  しかし、陳情の理由にあるように、議会で何を話しているのか区民に知ってもらうことは、大変重要なことです。大田区議会も、掲示板定例議会の日程を広報するポスターを掲示しておりますが、区民から評価の声をいただいております。  区議会だよりについても工夫努力がなされております。ホームページユーチューブ等の配信もありますが、より多くの区民議会をより身近に感じてもらい、区政に参加できるよう、さらなる努力をしてほしいという区民からの要望としての本陳情採択し、議会として真摯に受け止めるべきと考えます。
    伊佐治 委員長 続いて、令和、お願いします。 ◆犬伏 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました、2第154号につきましては、不採択をお願いしたいと思います。  先ほど申し述べましたように、議会を公開する。そして、その公開も努力をする。さらには、私たち議員も、議会関心を持っていただけるような活発な議論をするということは、極めて重要なことであります。  しかしながら、この大田区議会にしても、国会にしても、都議会にしても、私たちは、自分自分たちを選ぶことができません。選ぶのは主権者である有権者であります。有権者の方々とお話をすると、議員、政治家はうそつきだとおっしゃいます。  その方に聞きます。では、あなたが投票した衆議院議員、参議院議員、都議会議員区議会議員を教えてください。その方たちが何をもってうそをついたか教えてくださいというと、黙ってしまいます。つまり一般的に政治家はうそつきだと。  さらには、地方議員は、人数が多いという方が大変多いです。  では、あなたの住んでいる市、町の議員の数を教えください。ご存じない。数を知らないけれども、何となく多いと思っている。これが、残念ながら我が国の有権者の実態であります。  どうか、議会を公開すると同時に、主権者教育、小さいうちからあなたたち主権者、あなたたちが政治を変えるのだという教育を公立の小中学校においてもすべきことを要望し、反対といたします。 ○伊佐治 委員長 最後に、エール、お願いします。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第154号 鷹栖町のような議会広告傍聴、Youtube視聴を増やす努力をしてほしい陳情については、継続を主張します。  陳情提出は、大田区議会傍聴は少ないと主張していますが、何人なら多いと言えるのか、何人なら少ないのかを判断するのは難しいところです。  しかし、今まで以上に区議会への関心を高め、傍聴してみよう、あるいはユーチューブ大田区議会チャンネルを視聴してみようという区民皆さんを増やすことは、常に掲げるべき目標であり、不断の努力が必要です。  その意味で、北海道鷹栖町議会の中づり広告風議会広告取り組み、また通信簿取り組みなどは、本陳情が提出される以前にも、私もSNS等で知る機会がありましたが、議会への関心を高める取り組みとして、ヒントになる事例だと思います。  ただし、3期連続無投票議会と毎期50人枠に当選するためにしのぎを削る議会とでは、議員同士のライバル意識に違いがあると考えられ、中づり広告風議会広告の奇抜な見出し、また一般質問通信簿の採点方式などで合意するのは、容易でない面があります。  そのため、議会への関心を高め、傍聴ユーチューブ視聴を増やす努力をするとの趣旨には賛同するものの、具体的な方法については、継続して研究する必要があると考え、本陳情については継続を求めます。  ただし、まずは、現在ある方法でも、大田区議会への関心を高められる方法はあると考えられます。議会事務局取り組みについては、本日伺ったところですけれども、ほかにも大田LINE公式アカウントを通じて、区議会定例会の開催と傍聴の案内を行うこと。  また、本日現在、登録が184人であるユーチューブ大田区議会チャンネルの周知と登録促進を行うことなどは、それほど手間をかけずにできるのではないかと申し添えておきます。 ○伊佐治 委員長 それでは、2第154号について、継続及び採決、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りいたします。  本件につきまして、継続とすることに賛成の方は挙手をお願いいたします。  (賛成挙手) ○伊佐治 委員長 賛成少数であります。  よって、これより採決を行います。  なお、採決の際は、採択に賛成の方の挙手を求めます。挙手されない場合は、不採択に賛成とみなしますので、ご注意願います。  それでは、本件につきまして、採択することに賛成の方は、挙手をお願いいたします。  (賛成挙手) ○伊佐治 委員長 賛成少数であります。  よって、2第154号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それでは、そのように決定いたします。  次に、陳情書の取扱いについてを議題といたします。  本件につきましては、前回の委員会で各会派からのご意見をお伺いし、本日、陳情書の取扱いの方向性を決定することとしておりました。  それでは、皆さんのご意見をお伺いいたします。 ◆鈴木 委員 私どもの考え方は、この間、B案というところでお伝えをしました。  確認の意味を込めて、もう一度、なぜBかと申しますと、B案の場合は、従来どおり何ら制限をかけることがないと。常に区民から寄せられる扉は広く開かれたままというところ。  何でB案かというと、例えば、今、大田区議会陳情が上がったときに、委員会で審査はしますけれども、不採択になってしまったら、そこで終わりでございます。  私どもの言っているものに関しましては、参考送付という言葉は、ただ送るだけではなくて、区民から寄せられた陳情・請願として挙げられた意見が、全議員や各所管に確実に送られ、そこでしっかりと認識・共有をされるという大きなメリットがあること。  ただ、いただいたものをすぐ送付するだけでは、何のための議会委員会の審査か分かりませんので、例えば、意見書や議会の決議が必要な場合のものに関しては、しっかりと委員会に付託をして審査をする。議会の権能をしっかりと示さなくてはいけない場合には、それは、しっかりと付託して審査をする。  ただ、そのB案の中では、しっかりと考えていかなくてはいけないのは、議会運営委員会の中の振り分けの基準というものを、さらに調査、研究してしっかりと定めなくてはいけない、厳正に審査をしなくてはいけないという課題は残ります。  よって、私どもは、区民の寄せられた意見というのをしっかりと認識、共有、反映させるためには、最もBがふさわしいというところの見解は変わっておりませんので、皆様方から、今日、ご意見があって、今後の方向性を決めるかと思うのですけれども、あくまでも確認の意味を込めて申し上げました。 ◆佐藤 委員 私たち日本共産党区議団は、前回、従来どおりのD案というお話をさせていただきました。  このA案、B案、C案、D案の中で言うと、A、B、Cどちらも今の陳情の審査について、ある程度制限を加えるという部分があるものですから、制限は必要ないという立場でD案ということを言わせていただきましたけれども、さらに私たちの中で論議をする中で、例えば、今の審査除外基準の見直しなども、やはり見直しというところでは、踏み込んだほうがいいのではないかという意見も出ております。  大田区議会では、マンション紛争等私人間で解決すべき内容を含む陳情は審議をしないとしておりますが、23区の他議会を見ましても、こういった規定を持っている議会というのは、大分少数になっています。  また、スケジュールなども、しっかり考慮をする上で、区民から出される区民の声である陳情での審査というものは、必要であるという立場を取っております。  また、陳情からの意見陳述の場を与える議会も、23区の議会の中で複数ありますので、こういうことも含めまして、今回、陳情の取扱いの議論というのが、大田区議会の中で始まっているということになりますので、制限をするというところではなくて、逆に、もっと審議をしやすい議会というところで話し合っていきたいと思っております。 ○伊佐治 委員長 前回、現状維持というお話だったのが、A、B、C案にとらわれず、議論をしていきたいという認識でよろしいのですよね。 ◆庄嶋 委員 前回、この陳情書の取扱いについてを扱った議会運営委員会の日は、やむを得ざる事情で欠席ということだったので、意見を自分から言う機会はなかったのですけれども、そのときに、一応、我々もDですね。従来どおりというところでエールおおた区議団も意思を示させていただいたところで、理由としては、やはり区民皆さんが、今持っている権利を制限することになることについては、やはり慎重でなければいけないという考えで、我々の会派は一致しているところであります。  では、もともとこの話は、何で出てきたかというと、陳情がたくさん寄せられた場合に、やはりそれをどのように我々議会として取り扱っていくのかというところで課題があったということなので、先ほど、佐藤委員が言われた意見陳述の機会を設けるといった話も、エールおおた区議団の中でも、そういった意見が出て、議論をしているのは確かです。  ただ、今回は、もともとの出発点が陳情がたくさん出てきたケースについてどう対応していくかということが出発点だったかと思うので、まずは、そこに限定した形で、私は、意見を申したいなと思うのですけれども、やはりたくさん出るというか、いろいろな我々委員が気づかない観点というのも、この陳情という形で寄せられてきます。  ですので、仮に参考送付の形でいくと、もちろんそれをどう受け止めるか、しっかり我々は参考送付の場合でも、議員は、しっかりその内容を読んで受け止めていかなければいけないわけですけれども、やはりこの陳情という形で討論をしたり意思表明をするという機会があることで、その内容をよりしっかり受け止める機会になっているなというのを、私は、まだ新人というか、1期目の議員ですけれども、陳情審査をさせていただく中で感じたことであります。  その意味で、やはり基本的には出していただくものについては、しっかり受け止めていきたいなと思っています。  ただ、やはりスケジュールの問題とか、そういったところが課題かなと思うので、いかに、そのときによって件数は変わってくるわけですけれども、この議会の日程の中で、取り扱っていける工夫をしていく。そのところから、まずスタートすることが大事ではないかということで、前回、自分の言葉で言うべきだったところになるかもしれませんが、そのように考えます。 ◆犬伏 委員 先般もお話ししましたように、令和大田区議団は6名の中で、A案にするか、D案にするか、意見が分かれたところでありますが、結果としては、多数決でA案、制限をすべきではないかという結論に落ち着いたのは、ご説明したとおりであります。  請願につきましては、憲法に定められたとおり、その権利は、制限すべきではありませんけれども、陳情につきましては、23区の場合は若干違いますけれども、地方議会に行きますと、陳情については審査しないという自治体が、相当数、視察に行くと必ず聞いてくるのですが、ほとんどの自治体が、陳情審査をしないという回答をいただいているところであります。  そうはいっても、大田区議会では、今までは陳情についても請願と全く同じ扱いをしておりますが、残念ながら最近、一部の方が、大量な陳情を出してこられるというケースが見受けられ、これを何とかしなければいけないということで、この議論が始まったわけであります。  前回の第3回定例会の2号の陳情を見ますと、陳情が9件挙がってきているのですけれども、そのうちの7件が、一人の方が出してきていると。その前の陳情については、件数を数えられないくらい一人の方が出してきているということで、権利の濫用とは言わないけれども、やはり議会の通常の運営に大変問題が、時間的な制約が出てきてしまっていたのも、皆さん経験したところで、結果として、1件として採択をされたものがなかったということでありました。  陳情区民の権利でありますけれども、この権利が、別の目的、つまり、今回の多量な陳情がそうだったわけではありませんけれども、例えば、労災病院、都立病院、これを独立法人化するなという。これは、地域の医療が崩壊するという陳情が出てきます。  実は、これは、地域の医療が崩壊するのではなくて、勤務している公務員が、公務員でなくなるから何とかしてくれという事情が裏に隠されているのでありますが、そうは書かないで、地域の医療が崩壊すると書いてくる。  例えば、大田区立の保育園の給食を民営化するのを反対、子どもたちの食が危ないという陳情が出てまいりました。これは、実は、子どもたちの食が危ないのではなくて、保育士の職が危ないと、民営化されると。こういう裏の事情が出てくる陳情を見極めるのも大変困難。  そういう意味では、本当に区民の方が渇望している、本当にこれを何とかしてくれという陳情を考える意味では、ある程度の制限はやむなしと。  ただし、その制限は、合理的に誰もが納得できる、一方的に区議会陳情を制限するのではなくて、そうだよな、この基準だったらやむを得ないなという、区民も納得できる基準を検討していくべきだと申し添えておきます。 ○伊佐治 委員長 今の犬伏委員の意見だと、A案では別にないということですよね。 ◆犬伏 委員 A案。 ○伊佐治 委員長 A案ではないですよね。別に件数制限という話ではないので。 ◆犬伏 委員 いやいや、だから、件数の制限の仕方ね。 ○伊佐治 委員長 件数制限ありきの議論ということですね。 ◆犬伏 委員 そうです。 ○伊佐治 委員長 分かりました。 ◆田村 委員 私も前回の議会運営委員会でも、方向性についてはA案でという話をさせていただきました。そもそもこの議論の始まりは、第2回定例会終わりの議会運営委員会の中で、みんなが今回の第2回定例会を受けて、この請願・陳情の取扱いをどうするというところから起点しているのかなと感じました。そのときは、みんなそれぞれが、何らかのルールというか規制というか、こういったものを考えていかなくてはいけないよねという意識で共通したと思うのですね。  それで、その上で、私たちも党としてどういう方向性で行けばいいのかということを絶えず議論をしてきた中での方向性のA案ということでお示しをしました。  ただ、そこに至るまでに、この議会運営委員会の中で出されてきた陳情なり請願なりをどういう形で、先ほどB案でもありましたが、参考送付するのか。この振り分けの基準というものもしっかり議論していかなければいけないし、その先に件数制限もあるのかなという感じはしているので、従来どおりという意見もありますけれども、何らかのルールというか、決め事をしっかりこの議会運営委員会の中で、今、チャンスだと思うのですね。しっかり議論をしていく中で決めていきたいというのが、正直、私個人の思いでもありますので、ここは、会派としてもしっかり共有していきたいなと思っています。 ◆清水 委員 今、犬伏委員から、今まで出された陳情内容に踏み込んだお話がありましたけれども、先ほど来の陳情のときも審議がありましたけれども、50人の議員は、それぞれ議員として政策を区民に訴えて、そして当選してきて議員活動をしているわけですから、様々な意見があります。  先ほどの例として出された陳情も、様々な意見が議会で出されて、多数決にはなりましたけれども、意見が述べられたわけですよ。  先ほど言った意見は犬伏委員の意見であるわけで、それ以外の意見も議事録を見れば、出されているわけですので、内容に踏み込んで、今ここについて犬伏委員のご意見は、この場ではそぐわないと思うし、その辺についても、ぜひ考えていただきたいと思います。  そして、他の議員からたくさん出されたときに、どうするかと。1日の日程で審議が終わらないと。午前中の審議で終わらないと。お昼ご飯も食べられないという声がありましたので、日程等についての審議も必要だし、そこについては、改選時に行われる委員長会議等のそういった会議も必要だと思うのですね。委員長の采配ですね。どのように委員会を運営していくのか、その陳情の数によってどうしていくのかということも必要だと思いますので、早急に日程を決めて審議するというのは、まずいのではないかと。もっと慎重に大田区議会として審議が必要だと思うので、先ほど、佐藤委員から我が党の意見を述べさせていただきました。  この問題は、やはり50人の議員の意見をしっかりと反映しないといけないと思います。この議会運営委員会だけで決めるというのは、いかがかなと思っております。 ○伊佐治 委員長 最終的には、議会運営委員会で決めなければいけないので、だけで決めるとは言っていない。そこは、ご理解いただきたいと思います。 ◆鈴木 委員 前回に引き続き、各会派の皆さんのご意見は、ゆっくり聞かせてもらいました。  先ほど、田村委員もおっしゃっていましたけれども、今の請願・陳情に対して、何らかの改革は必要だというところは、全会一致で、私は二度も三度もあえてここで確認をさせていただいたので、従来どおりでいいとするD案はないであろうと。それは、議論が振出しに戻るというところは、前回申し上げました。  ですけれども、先ほど佐藤委員が、D案の中でも、例えば、審査除外基準の厳格化のようなことも触れられていたように、私は、審査除外基準に関してもこれから議論をしていくとか、そういう話があったと思いますし、まるっきり従来どおりでいいと思っていないと。やはり少し進めなくてはいけないというご認識があったと、私は今認識しております。  そうした中で、今後、例えば、当初、この議論が始まったときに、年度替わりの第2回定例会からそれをするためには、どういったスケジュール感でやらなければいけないかといったら、方向性に関しては、今日ぐらいに決定をしなくてはというところで、それに向かって活発な議論が進められてきました。  なので、私は、これは簡単な話ではなく、大田区議会の大きな話ですので、全てを第2回定例会までにやらなくてはいけないという時限的な、それありきの議論ではなくて、かといって、今のうちからそれをずらしましょうかというところから話をスタートしてしまうと、ただの議論の先延ばしになるので、当初、みんなで目標としていた、第2回定例会というところの照準はしっかりと定めて、そこに対しての努力はしっかりとしていきながらも、ただ、慎重な議論は必要だと思っております。  そうした中で、今日の話だと、C案というのは誰も触れておられなかったので、ないのかなと。そして、D案というお考えをお持ちの中でいらっしゃるかもしれませんけれども、A案、B案という中がありましたので、ここは、A案、B案プラスアルファ、現状維持というところは、しっかり台紙に置いておきながら、A案、B案をしっかりと深掘りをして調査研究をして、それぞれ持ち帰って、さらに広くいろいろな多くの議員からの意見を集約したりとか、この辺をもう少し深掘りした議論を含める中で、やむなくスケジュールの見直しというところが入ってくるのであれば、それは仕方がないのかなと思っておりますので、今日のところは、A案、B案に絞り込む、プラス何かしらの改革をしたD案というところも置いておきながら、次回以降、もっと深掘りした議論を進めるための準備を調査したいと、私は思います。 ◆佐藤 委員 いろいろな意見が今分かれていますので、もっと深掘りした話をしていくという今の鈴木委員の意見には、私も賛同しますが、A案、B案を深掘りとおっしゃったので、何かしらD案とつけ加えましたけれども、従来どおりと言ったのは、私はA案からC案までは、何かしらの制限を加えるというところがあったので、そうではなくて、もっと今の陳情審議の在り方を出された陳情の声がしっかり通る議会に改革をする必要があるということでの改定案、改革案が必要だという考えなのですね。  だから、全く変わらないというわけではなくて、いっぱい出されたときにどう審議するかだとか、先ほど少し述べた陳情の意見陳述の機会だとか、審査除外基準に、他議会にないものも含めたものが、今、大田区議会の中にあるので、そういうものもどう扱っていくかということをしっかり論議をしていきたいと思っていますので、そこもしっかり議論されるのでしたら、私は、今の意見には賛成します。 ◆犬伏 委員 清水委員から、50人全員の意見を聞かねばならぬというご発言があったのですけれども、ここに今いる、いわゆる交渉会派に所属している議員が46名います。  つまり、この場は46名の代弁である。46名の声を聞いて、幹事長なりがここに出席をしているわけでありますから、残る一人、二人会派は、4名いらっしゃいます。  したがって、ここだけで決めないで50名の意見を聞くというところは少し違って、議会運営委員会で議論をする上で、議会運営委員会にメンバーを出していない一人、二人会派の意見もここに反映すると。これは、毎回、事務局でヒアリングをしていただいて、一人、二人会派の意見は、ここで開示をされているわけでありますから、または、議長も丁寧に一人、二人会派の意見を聞く機会を設けていただいていますので、50名の意見を聞くわけではないのです。議会運営委員会に出てくる委員プラス議会運営委員会にメンバーを送っていない議員の意見を聞きましょうということが、正しい発言だと思いますので、いかにも何か人の意見を聞かないで勝手に決めてというストーリーをつくるような発言は、よくないと思いますよ。 ○伊佐治 委員長 では、鈴木委員から先ほど発言がありましたし、佐藤委員からも発言がありましたとおり、深掘りをこれからしていくということで、議論については、継続的に行っていかなければならないと思いますし、A・Bを主体というか、A・Bの議論をしながら、深掘りをしながらも、それ以外の例えば、審査除外基準とか、意見陳述とか、そういうものも含めた議論をこれから進めていくという方向性は、皆さん、それでよいということですよね。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 では、その議論を進めていく上で、Dは、だから従来どおりではないと先ほど佐藤委員がもう言っているので、そこは。  (「それは議論をしないということ」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それは関係ない話なので。  (「それを含めて」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 という形で進めていく上で、事務局には、もう少し議論を深めていく上で、資料作成などをお願いしていくということでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのようにさせていただきます。  では、継続してこの陳情の件については、審議を進めていきますので、皆さん、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 ほかに、何かございますか。
     (「なし」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それでは、次回の日程について確認いたします。  日時は、12月7日、月曜日、午前10時開会予定とし、議題は、令和2年第4回大田区議会定例会(第3日)議事順序(案)についてほかとなります。  よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定いたします。  以上、調査事件を一括して継続とし、議会運営委員会を閉会いたします。                午前10時55分閉会...