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令和 2年 9月  議会運営委員会−09月16日-01号

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  1. 大田区議会 2020-09-16
    令和 2年 9月  議会運営委員会−09月16日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年 9月  議会運営委員会−09月16日-01号令和 2年 9月  議会運営委員会 令和2年9月16日                午前10時00分開会 ○伊佐治 委員長 ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。  調査事件を一括して上程いたします。  まず、本職から申し上げます。  感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの症状が見られた場合、委員長の判断により傍聴人には退室をお願いする場合がございます。あらかじめご了承願います。  それでは、議題に入ります。  はじめに、議会運営委員会に付託された陳情についてを議題といたします。  議会運営委員会には2件の陳情が付託されています。  まず、2第136号 定期的に区議会議員活動報告チラシをおおた区報とともに全戸配布してほしい陳情を議題といたします。  まず、陳情の原本を回覧いたします。  (原本回覧)  審査時間を考慮し、書記の朗読は省略いたします。  事務局から、陳情の説明をお願いいたします。 ◎古川 議会事務局次長 それでは、2第136号 定期的に区議会議員活動報告チラシをおおた区報とともに全戸配布してほしい陳情について、説明いたします。  本陳情は、区議会議員活動は、支援などにはチラシ配布されているが、全戸配布されておらず、その活動区民には見えないので、区政への興味が上がらず投票率も上がらない。よって、年に一度程度、おおた区報全戸配布と併せて配布することを求めるとの趣旨でございます。 ○伊佐治 委員長 委員の皆様、質疑はございますか。  (「なし」と呼ぶあり)
    伊佐治 委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。  各会派から、この陳情取扱いを含めたご意見をお伺いいたします。なお、会派名は略称とし、大会派順とさせていただきます。  初めに、自民、お願いします。 ◆海老澤 委員 自由民主党大田区民連合は、2第136号 定期的に区議会議員活動報告チラシをおおた区報とともに全戸配布してほしい陳情に対して、不採択を求めます。  議員活動報告に関しては、政務活動費が支給され、議員それぞれが独自の広報、活動報告を行っている。また、議会全体に関しては、ホームページ区議会だより等で周知されており、全戸配布が適当な手法であるとは考えにくい。よって不採択とさせていただきます。 ○伊佐治 委員長 続いて、公明、お願いします。 ◆大橋 委員 大田議会公明党は、2第136号 定期的に区議会議員活動報告チラシをおおた区報とともに全戸配布してほしい陳情は、不採択を求めます。  議員個人政策活動チラシの作成や配布は各議員の判断により取り組まれており、さらに区議会議員活動大田区議会だよりとして発行し、新聞折り込み、区立図書館特別出張所JR主要施設駅など、多くの箇所で配布されており、ホームページでもご覧になれます。そうした中、さらに全戸配布となれば、多額の予算を必要とし、貴重な区民の税金を使うことにもなります。よって、本陳情は不採択を求めます。 ○伊佐治 委員長 続いて、共産、お願いします。 ◆清水 委員 2第136号 定期的に区議会議員活動報告チラシをおおた区報とともに全戸配布してほしい陳情について、日本共産党大田区議団継続審査を求めます。  陳情趣旨で述べられている、投票率が上がっていないことや、各議員活動区民に見えないことの原因が、チラシ配布がないことだけではないと考えます。地方議員は住民の利益を守るために議会の機能や権限を生かして、真に自治体としての使命と役割を果たすことができるよう活動することが求められています。議会は言論の府であり、議員活動の最も重要な権利は発言の自由で、議員には自由な論議が基本的には保証されています。一般質問代表質問では、住民に代わって行財政運営を監視し、行財政全般について執行機関の所信や疑義を正すことがその職務です。さらに、我が党は議案提出権を使って議会に提案をしております。我が党はこれらの活動を広く区民に知らせるための区議団ニュースの発行や、各議員議会報告ニュース等にして発行しております。また、ホームページツイッターフェイスブックなどのSNSも使い、区政報告議員活動報告をしています。  それらの活動は、各政党、各会派、各議員自主性に任されているものです。各議員政治活動チラシの作成、配布を強制することはなじまないと考えますが、陳情の、区民区議会議員の仕事を身近に感じられるように、コストもかからないようにと考えて陳情を提出してくれたことには感謝をいたします。 ○伊佐治 委員長 続いて、令和、お願いします。 ◆犬伏 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました、2第136号 定期的に区議会議員活動報告チラシをおおた区報とともに全戸配布してほしい陳情について、不採択を主張いたします。  私は、平成7年の一回目の落選以降、定期的にいぬぶし秀一の余計なお世話レポートという、品のいい名前のついたチラシを全戸ではありませんけれど、相当数配って、結果2回目からは当選をさせていただいたということで、チラシの効果、ましてやきれいごとではない本音で書くことによる区民の評価については、大きな効果があると思っております。  しかしながら、チラシをつくる、つくらない。そして、情報を取りに来るという努力、残念ながらこれは主権者たる有権者に求められるのではないでしょうか。現在では、ホームページツイッターフェイスブック、または議会ホームページ、さらには各議会のユーチューブによる中継等々、様々な手段によって区議会議員活動を知らしめることができますし、区民の方はいつでもそれに接触することができます。接触しない区民が悪いのか、発信しないほうがいいのか、これはコロンブスの卵ではありますが、この全戸配布による多額な税金を使う、その結果、果たして本当に区政に関心を持っていただけるのでありましょうか。時間はかかりますけれど、小学校以降、主権者教育あなたたちが政治を変えるんだという教育学校において推進すべきことが、時間はかかりますけれど、区政に、そして政治に国民が区民が持っていただく最も近い手段であると考えており、本陳情は不採択を求めます。 ○伊佐治 委員長 最後に、エール、お願いします。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第136号 定期的に区議会議員活動報告チラシをおおた区報とともに全戸配布してほしい陳情については、不採択を主張します。  区議会議員活動を知りたいと思っていただくことは現職の区議会議員として、大変ありがたいことです。また、我々区議会議員にとっても、様々な形で議会活動報告を行うことは、区民に対する責務であると考えます。  現在は、公平に支給される政務活動費も活用しながら、政党活動などの報告は厳格に除きつつ、議会活動報告チラシを発行することが、各会派、各議員の判断で行われています。このように、区議会議員による議会活動報告は自由な形で行われることが原則であり、発行頻度や形式など、知らせようとする姿勢も含めて区民皆さんに見ていただくことが大事であると考えます。  また、議会活動報告チラシ配布することは、自身の知名度を上げるという意味で、次の選挙に影響する面は否めず、公費による全戸配布は現職のみに許されるとなると、新人や元職などにとっては、不公平なものになりかねません。  このように、本陳情には同意しかねる点がありますが、文中に、区民区議会議員の仕事を身近に感じられるように報告の仕組みをつくってくださいとあるように、区議会だよりをより充実させる。議会として報告会を行うなどの方法で、区議会として区議会議員仕事ぶり区民に伝わるような方法を工夫することは必要と考えます。  以上のことから、本陳情趣旨には一定の理解を示した上で、不採択を主張します。 ○伊佐治 委員長 それでは、2第136号について、継続及び採決、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りいたします。  本件につきまして、継続とすることに賛成の方は挙手を願います。  (賛成挙手) ○伊佐治 委員長 賛成少数であります。  よって、これより採決を行います。なお、採決の際は、採択賛成の方の挙手を求めます。挙手されない場合は、不採択賛成とみなしますので、ご注意願います。  それでは、本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手を願います。  (賛成挙手) ○伊佐治 委員長 全員不採択とのご意見ですので、2第136号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それでは、そのように決定いたします。  次に、2第138号 区議会議員女性比率を上げる努力をするようにしてほしい陳情を議題といたします。  まず、陳情の原本を回覧いたします。  (原本回覧) ○伊佐治 委員長 事務局から、陳情の説明をお願いいたします。 ◎古川 議会事務局次長 それでは、2第138号 区議会議員女性比率を上げる努力をするようにしてほしい陳情について、説明いたします。  本陳情は、大田区議会議員は他区と比べて女性議員の割合が少ないため、大田区民の代表として区民男女比に近い比率になるよう努力してほしいとの趣旨でございます。 ○伊佐治 委員長 委員の皆様、質疑はございますか。 ◆佐藤 委員 この陳情趣旨には、区内での区民男女比率なども考えて、それに区議会の構成も近づける努力をしていただきたいというのが載っています。  大田区の9月1日付けの人口統計などを見ましても、若干女性のほうが男性より多いという状況になっていまして、そこにどう近づけるかというのは、確かにここで言われている努力が必要だと、私も考えております。  それで、質問なのですが、区議会選挙管理委員会、そして各公党に、それぞれできる範囲の女性候補を増やすための努力を行ってほしいと陳情では言っているのですが、こういった問題で、区議会選挙管理委員会、今何かされているか、分かれば教えてください。 ◎古川 議会事務局次長 政治分野における男女共同参画推進意識啓発は、区全体でも、今取り組んでおりますし、当然選挙管理委員会大田区議会、いずれも取り組んでいるところでございます。  具体的には、選挙管理委員会においては選挙PR等を今行っているところですし、大田区議会についても、区議会だより、ホームページ等議員活動を広報しているところでございます。  やはり、男女の性別に限らず、多くの区民の方が区政区議会活動に興味、関心を持ってもらうことで、女性を含めた立候補の増につながるのかなと考えているところでございます。 ◆佐藤 委員 歴史的な様々な経過とか制約なども、この男女比率、男性のほうが多いというのは、私はあると思っているのですが、女性は出産などがあったり、歴史的に育児休暇も男性より女性が取ったりして、その期間、活動休止するとかということなども大きな要因の一つだと考えているわけですが、大田区議会におきまして、こういった分野で、この間変えてきたことというのは、ないですか。 ◎古川 議会事務局次長 大田区議会としましては、もともと男女の待遇の差がない、同等な待遇、環境が整っているのかなと考えております。  出産等に関しては、本会議等の欠席の事由にもあたりますし、大田区議会につきましては、議場に親子席もありまして、自分のお子さんも議場に連れてくることも可能です。  そういったところから、環境は整っているのかなと考えております。 ◆佐藤 委員 分かればでいいのですが、他自治体などでの、そういう先進的な取り組みというものがあれば、教えていただけますか。 ◎古川 議会事務局次長 育児制度みたいなところにつきましては、各区議会、ほとんど変わらないのかなと考えております。  先ほど申し上げた親子席、議場の工夫のところは、親子席を設けている区は、我々の調べたところだと大田区を含めて3区ございまして、そういったところでいうと、大田区は進んでいるのかなと考えております。 ○伊佐治 委員長 質疑は以上でよろしいですか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。  各会派から、この陳情取扱いを含めたご意見をお伺いします。  初めに、自民からお願いします。 ◆海老澤 委員 自由民主党大田区民連合は、2第138号 区議会議員女性比率を上げる努力をするようにしてほしい陳情に対して、不採択を主張いたします。  男女共同参画の推進は必要と考えます。しかし、女性議員の数を増やすということだけにとらわれず、区民に広く議会活動を周知し、区政に対する関心を高めることによって男女問わずより多くの参画への意識を高めることが重要と考え、単純に女性議員を増やす努力をするということは論点がずれているというふうに思いますので、不採択とさせていただきます。 ○伊佐治 委員長 続いて、公明、お願いします。 ◆田島 委員 大田議会公明党は、ただいま上程されました、2第138号 区議会議員女性比率を上げる努力をするようにしてほしい陳情について、不採択を求めます。  平成26年、政府は、我が国最大潜在力である女性の力が十分に発揮され、社会の活性化につながるよう、内閣にすべての女性が輝く社会づくり本部を設置し、全ての女性が活躍する社会づくりを進めております。  そして各種選挙男女候補の数が出来る限り均等となることを目指す、政治分野における男女共同参画推進法が平成30年5月16日に国会で成立、施行されました。  その際、公明党山口代表は我が党としても各議会女性候補を出すにあたり、適任を擁立するよう積極的に取り組みたい。また、今後も各議会女性活躍の場を広げて政策実現に活かしたいと述べ、陳情が求める公党、おおやけの党としての努力をすでに行っております。  また、区議会としても、本会議を子育て世代に気軽に傍聴してもらえるよう、他議会ではあまり設置されていないガラス張りで防音仕様親子席を設けているなど、男女に開かれた議会への環境整備に努めております。  以上のことから、本陳情に対し、不採択を求めます。 ○伊佐治 委員長 続いて、共産、お願いします。 ◆佐藤 委員 日本共産党大田区議団は、2第138号 区議会議員女性比率を上げる努力をするようにしてほしい陳情は、採択を主張します。  この陳情は、大田区議会選挙管理委員会、各公党それぞれでできる範囲の女性候補を増やすための努力を行ってほしい。大田区民の代表の区議会大田区民男女比率に近づける努力をしてくださいという内容です。  2015年、国連で採択された、持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年までに達成すべき17の目標を掲げ、その5番目の目標にジェンダーの平等を達成し、全ての女性と少女のエンパワーメントを図ることを掲げると共に、全ての目標にジェンダーの視点を据えることが強調されました。  このジェンダーの問題で日本は著しく遅れています。世界経済フォーラムが公表したグローバルジェンダーギャップ指数で、昨年2019年、日本は153か国中121位となり、これまでの最低となりました。あらゆる方面での努力が求められています。  現在大田区を含む地方議会において、日本共産党女性議員第一党となっていますが、この到達に安住することなく、国政選挙でも地方選挙でも、あらゆる選挙女性候補比率を高め、女性議員を増やすことに力を注ぐことを今年1月に行なった党大会で決議をしています。  ジェンダー平等社会の実現を目指すためにも、本陳情採択を求めます。 ○伊佐治 委員長 続いて、令和、お願いします。 ◆犬伏 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました、陳情2第138号 区議会議員女性比率を上げる努力をするようにしてほしい陳情について、不採択を主張いたします。  前回の大田議会議員選挙を見てみましても、女性候補全員当選をしております。そしてさらに上位10位の中には6名の女性候補、60%が女性で占められております。私は12位でありまして、それより上を見ますと、新人2人が1万票、5000票という大変な得票をとっていらっしゃいます。女性であるということは選挙にとって大変大きなメリットであると感じており、落選候補は全て男性でありました。  私の故郷であります自衛隊において、防衛大学校、先頭を歩く指揮官成績順で歩かせます。そうしたところ全員女性になってしまって、これでは格好がつかないということで男女比を50%ずつにしようと、逆に男子の比率を高めようというですね、笑い話のような施策が行われてまいりました。  いずれにいたしましても、政治の場において男女議員の数が同数に近づくということは、きわめて大切なことだと思いますが、それを議会事務局選挙管理委員会努力するということはいかがなものかと。女性皆さんが出てきやすい環境を各公党におかれまして、また、各会派におかれまして検討し、女性は出れば当選するよと、こういうスタイルでやっていけば、女性の方が増えてくるだろうと。そしてまた、今までの一部の議員がやっていたような町会を回る、老人会を回るという古い体質の選挙は、コロナをきっかけにたぶん衰退をしていくだろう。そうすれば、女性が家事の合間に選挙立候補するという新しいスタイル選挙も出てくるのではないかと思うのであります。  いずれにしましても、この趣旨には賛成しかねるので、不採択を求めます。 ○伊佐治 委員長 最後に、エール、お願いします。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第138号 区議会議員女性比率を上げる努力をするようにしてほしい陳情については、採択を主張します。  本陳情にあるとおり、大田区議会議員女性比率は他区に比べても低い状況であり、趣旨にある大田区民男女比に近い比率となるように努力してくださいという点に強く同意します。  一方、本陳情の件名にある、努力をすべき主体については一定の留保が必要と考えます。陳情文では大田区議会選挙管理委員会、各公党努力すべき主体として挙げられていますが、このうち各公党、つまり政党が努力すべきというのはもっともです。ただし、区議会への陳情をもって政党に努力を求めるのは筋が異なるようにも思えます。  次に、選挙管理委員会は投票の啓発は行っても立候補の啓発を行うことはその役割でなく、女性議員を増やす啓発を行うことは、候補に対する公平性に欠けます。  以上を踏まえつつ、最後に大田区議会としては、文中にもあるように女性議員が働きやすい環境を作ることや、広い意味で女性立候補しやすい社会となるような政策を作る努力は必要であるし、できると考えます。  このように女性比率を上げる直接的な方法ではありませんが、大田区議会として女性比率を上げる努力はできると考え、本陳情採択を主張します。 ○伊佐治 委員長 それでは、2第138号について、採択と不採択、それぞれ意見が分かれましたので、これより採決を行います。  それでは、本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成挙手) ○伊佐治 委員長 賛成少数であります。  よって、2第138号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、願意にそいがたいでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それでは、そのように決定いたします。  次に、請願陳情取扱いについてを議題といたします。  事務局から説明願います。 ◎古川 議会事務局次長 資料1をご覧ください。  令和2年第3回定例会の2次締切分請願陳情付託先案でございます。受理番号別委員会別の資料となっております。
     請願陳情の原本の写しにつきましては、昨日タブレット型端末に配信させていただいております。  今回の2次締切分で受理しました請願陳情は11件でございます。  それでは受理番号別付託先案のご説明をいたします。  まず、2第141号 新型コロナ感染拡大防止のため、新空港線積立金を取り崩し、緊急支出を求める陳情は、不要不急な新空港線計画のための約68億円の積立金を取り崩し、新型コロナウイルス感染拡大防止対策医療機関への支援、困難を抱えている区民と施設への支援に緊急に支出することを求める趣旨です。  こちらは本定例会請願陳情一次締め切り分で受理いたしました、2第129号 新空港線計画をやめ積立金コロナ対策などのために使うことを求める陳情と同趣旨と思われる陳情であるため、陳情審査除外基準(5)「同一期内で概ね一年を経過していない同趣旨陳情で、状況の変化がないと認められるもの」に該当し、付託外とする案です。  次に、2第142号 大田介護保険料減額制度の改善を求める陳情は、介護保険料減額制度の改善を求める内容であるため、福祉部を所管する健康福祉委員会に付託する案です。  次に、2第143号 航空機騒音による区民への健康被害を調査し、実態の把握を求める陳情は、新飛行経路の騒音に係る健康被害調査を区に求める内容であるため、羽田空港対策特別委員会に付託する案です。  次に、2第144号 大田区のオープンデータを早急に充実させて公開してほしい陳情は、情報政策に関する内容であるため、企画経営部を所管する総務財政委員会に付託する案です。  次に、2第145号 田園調布5丁目水防拠点土地購入問題についての陳情は、水防に関する内容であるため、都市基盤整備部を所管するまちづくり環境委員会に付託する案です。  次に、2第146号 学校保育園でのコロナ感染発生時に名称を公表することを求める陳情は、小中学校及び保育園等における新型コロナウイルス対応に関する内容であるため、教育委員会及びこども家庭部を所管するこども文教委員会に付託する案です。  次に、2第147号 学校保育園でのコロナ感染発生時に濃厚接触範囲より広くPCR検査を求める陳情は、小中学校保育園新型コロナウイルスが発生した際のPCR検査対象範囲の拡大、及び検査範囲の公表を求めるものであるため、健康政策部を所管する健康福祉委員会に付託する案です。  次に、2第148号 外国人学校保護助成金制度の見直しを求める陳情は、外国人学校保護助成金に関する内容であるため、教育委員会を所管するこども文教委員会に付託する案です。  次に、2第149号 私道整備助成期限付き補助率割合増道路舗装をすすめてほしい陳情は、私道整備に関する内容であるため、まちづくり推進部を所管するまちづくり環境委員会に付託する案です。  次に、2第150号 自主休校をしている生徒が提出する課題で通知表の評価をするように求める陳情は、新型コロナウイルスの感染を避けることを理由に自主休校をしている生徒の通知表評定等に関する内容であり、教育委員会を所管するこども文教委員会に付託する案です。  最後に、2第151号 騒音発生回数の多すぎる新飛行ルート運用をやめるよう国への働きかけをお願いする陳情は、第2回定例会で付託しました、2第107号 空港周辺住民環境を考えず国策優先の時代をくり返すことのないようお願いする陳情と同じく、騒音などによる環境悪化を理由に新飛行ルートの中止を求める内容であるため、陳情審査除外基準(5)「同一期内で概ね一年を経過していない同趣旨陳情で、状況の変化がないと認められるもの」に該当し、付託外とする案です。  以上に基づきました委員会ごとの件数ですが、総務財政委員会陳情1件、健康福祉委員会陳情2件、まちづくり環境委員会陳情2件、こども文教委員会陳情3件、羽田空港対策特別委員会陳情1件、付託外が2件となっております。  以上、付託案につきまして、ご協議、ご決定をお願いいたします。 ○伊佐治 委員長 それでは、ただいま事務局から説明がありました11件の請願陳情について、質疑はございますか。  (「なし」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 それでは、2第141号についてですが、資料(案)のとおり、付託外とすることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定します。  次に、2第151号についてですが、資料(案)のとおり、付託外とすることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定します。  次に、その他の請願陳情について一括して決めたいと思います。  2第142号から2第150号までの9件の請願陳情については、配信されている請願陳情の付託先について(案)のとおりでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定いたします。  なお、2第141号については付託外としますが、本件陳情書の写しを交通臨海部活性化特別委員、及び理事に送付し、また、同趣旨と判断された陳情が明日、9月17日の委員会で審査される旨を陳情提出本人に事務局から伝えることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定いたします。  また、2第151号についても付託外といたしますが、本件陳情書の写しを羽田空港対策特別委員、及び理事に送付することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定いたします。  ほかに、何かございますか。 ◆犬伏 委員 我が会派の荒木議員なのですけれど、最近非常に体調が優れないということで本会議の間も離席をたびたびしていたのですが、今後の議会、この非常に気候が不安定な時期の議会につきましては、場合によっては退席もしくは欠席ということがあることもあろうかと思いますので、ご理解をお願いしたいと一言申し上げておきます。 ○伊佐治 委員長 それでは、次回の日程について確認いたします。  日時は9月23日、水曜日、午前10時開会予定とし、議題は、令和2年第3回大田区議会定例会(第3日)議事順序(案)についてほかとなります。よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶあり) ○伊佐治 委員長 そのように決定いたします。  以上、調査事件を一括して継続とし、議会運営委員会を閉会いたします。                午前10時29分閉会...