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  1. 大田区議会 2020-07-21
    令和 2年 7月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−07月21日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年 7月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−07月21日-01号令和 2年 7月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会 令和2年7月21日                午前10時00分開会 ○末安 委員長 ただいまから、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を開会いたします。  まず、本職から申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの体調不良の症状が見られた場合、周囲への影響を鑑み、委員長の判断により傍聴人には退室いただくことをお願いする場合があります。  今般の社会情勢に鑑み、このような対応をさせていただく場合があることをご理解いただきますとともに、あらかじめご了承願います。  継続調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者説明お願いいたします。 ◎白根 観光課長 私からは、資料4番、令和2年度大田観光にぎわい創出事業補助金の結果について報告いたします。  この補助金は、平成29年度に始まり、今回で4回目の実施となります。  今年度分の申請受付は、令和2年3月2日から4月6日まで行い、表にございますとおり、五つの団体から申請がございました。  このうち、5番目のHANE FES 2020は、途中で取下げがあり、4件について書類審査プレゼンテーション実施いたしました。  結果といたしまして、いずれの事業合格基準点に満たず、今年度の採択事業はありませんでした。 ◎堀 スポーツ推進課長 私からは、資料番号5番、スポーツ情報紙SPOOTA!」での自宅で出来るスポーツ紹介について、ご報告いたします。  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、スポーツに取り組む機会が限られておりますが、スポーツに取り組み、心と身体の健康を維持することは重要でございます。  今回の第9号は、withコロナの中で家族全員が取り組めるトレーニング紹介しており、運動の習慣化に有効なため特にご紹介をさせていただきます。  内容でございますが、スポーツ情報紙SPOOTA!」は、年4回発行しており、自宅で手軽に取り組めるストレッチやトレーニング紹介をして、動画も配信しております。  第9号は、「おうちdeエクササイズ」をタイトルとし、家事の合間やテレビを見ながら親子で取り組めるトレーニングを、「簡単・楽しい」をテーマ紹介いたします。今回は夏休みの期間の発行となるため、動画でのエクササイズは子どもにも分かりやすく、スポーツに取り組めるよう作成いたしました。
     発行日発行部数でございますが、発行日は8月5日、発行部数5,000部でございます。  3の周知方法は、資料に掲載したとおりとなってございます。  4の参考でございますが、紙面デザインは案でございますが、左側から表紙、中開きエクササイズ紹介しております。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 私からは、資料6番、7番を続けて報告させていただきます。  まず、資料6番でございます。東京2020大会一年前展示実施についてでございます。  目的でございますが、大会1年前を迎えまして、オリンピックパラリンピックそれぞれの期間にパネル展を開催し、来庁者を対象とした企画展を行いまして、情報発信をし、大会の関心を維持してきたいと考えております。  展示の概要でございますが、第一弾は、「挑戦し続けるアスリート」というテーマを掲げまして、7月16日の木曜日から30日まで3階の中央展示コーナーにおいて実施をしております。内容については、区ゆかりアスリートブラジルオリンピック委員会からのメッセージ等紹介しております。困難な中で大会に向け準備をしているアスリートの姿を伝えていきたいと考えております。  第二弾は、「パラスポーツの世界」ということで、パラリンピック期間、8月19日から8月27日まで開催をいたします。場所は同じく3階になります。こちらについては、区内中小企業が関わっています、競技用車いすなどの展示も行い、パラリンピックの理解を深めていきたいと考えております。  続きまして、資料番号7番でございます。区ゆかり選手及びブラジル選手等の情報についてということでございます。  区ゆかり選手については、これまでも区として応援をしておりましたが、なかなかこういった形でご紹介する機会がありませんでしたので、今回、区にゆかりのある選手をご紹介させていただきたいということでございます。  この中で、大会出場が内定しているのは、3番の田千明さんのみで、それ以外の方はこれから大会出場権を目指して準備をしていくという状況でございます。  2番目のブラジルコロナウイルス感染状況及びブラジルチームの近況ということでございますが、ご承知のとおり、ブラジル感染者数が世界で2番目に多いという状況でございます。資料のほうは7月15日現在ということで193万人の感染者数としておりますが、直近、昨日の数字で申し上げますと210万人、死者も約8万人ということで増加が続いている状況でございます。  (2)の事前キャンプを受け入れる競技の近況ということでございます。バレーボールビーチバレーボールについては、ブラジル国内での活動が中心となっており、現時点でまだチームとしての活動ができていないという状況になっております。  裏面のほうへまいりますけれども、ハンドボールについては、所属する選手の多くがヨーロッパチームに在籍をしているということで、ヨーロッパのほうでの活動が行われているということでございます。また、今後、2回の代表合宿を予定しているということで、こちらもヨーロッパのほうで合宿をやる予定だと伺っております。  また、ブラジルオリンピック委員会は7月の中旬から12月までの間に、ハンドボールを含めた約15競技で、ポルトガルでの合宿を行う計画というのを予定しているということでございます。 ○末安 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。質疑は、資料番号順に行います。  まず、資料番号4番からお願いをいたします。 ◆福井 委員 観光にぎわい創出事業補助金の結果についてということで、審査をした結果、採択事業がなしでしたよという説明を受けたのですが、この採択の基準合格基準を満たさなかったというのは、コロナ影響があったのでしょうか。 ◎白根 観光課長 委員がおっしゃられたとおりの部分がかなり大きいと思っております。今年度につきましては、これまでとは全く違う状況の中で審査実施することになりましたけれども、やはり区としましては、事業補助者として、区民の生命、健康というのを何よりも重視しなくてはならないというところで、このような結果になったものと思っております。 ◆福井 委員 というと、そもそもそういったことであるのであれば、コロナ影響で今回はやりませんよという判断で、募集を見合わせるということも考えられたと思うのですけれども、募集をしたということは、コロナ影響があってもいいものだったらやるということなのですか。 ◎白根 観光課長 募集準備を進めるにあたりまして、新型コロナ感染が拡大しつつありましたので、どういうふうにするかというところの検討もさせていただきましたけれども、十分に安全対策実施するということと、民間の発想ならではイベント実施というのがあるのではないかというところで、募集をするという判断を行ったものでございます。 ◆福井 委員 そうすると、書類審査プレゼンテーションというのは、今回4回目なので、3回目と同じ基準で採点したけれども、それにコロナ影響が加わったということでいいのですか。 ◎白根 観光課長 審査基準自体は、これまでと変えてございません。ただ、やはりコロナというところがありましたので、何よりも安全対策というところに重きを置いて審査がなされたものと考えております。 ◆福井 委員 何で細かく聞いたかというと、これは4年目で、例えばふるはまビーチフェスとか、水辺にぎわいイベントというのは、3年連続で補助を受けていて、今回も水辺にぎわいイベントとか、ふるはまビーチフェスとか入っているのです。ですから、3年連続受けていたものが、4回目はもう駄目ですということであれば、考え方が変わっていなければ何か問題があったのかなという気がするのです。なので、今確認して、コロナ影響もあったということで理解はしたのですが、それにしてもこの補助金の額がやはり大きいのです。なので、この事業をやったことによる費用効果の検証というのは、どのようにされているか教えてください。 ◎白根 観光課長 3年間、個々でやってきておりますので、新たなにぎわい創出というところでは一定の成果があったと、私どもは考えておりますけれども、委員お話し費用効果というところですと、やはり単発のイベントということになりますので、その瞬間、瞬間では多くのにぎわいを集めるものの、なかなか継続しないといった課題があったと思っております。ただ、これについては、事業を受け付けるときに、どういった形でにぎわいの広がりを見せるかというところで事業者のほうとやり取りはさせていただいているところでございます。 ◆福井 委員 課長説明を伺ったところ、やはり書類プレゼンの中でしっかり見ていこうというのは、理解したのですけれども、やった結果として、プレゼンどおりにいかなかった場合もあるわけだから、その中身について検証する。例えば前回だと水辺にぎわいイベントは1,000万円ですよね。1,000万円かけた効果があるのかというのをしっかり検証していただかないと、補助金のばらまきではないかと見る人もいると思うのです。ですから、この補助金の活用については、区民皆さんの目が厳しい中でしっかりと検証していただきたいと思っているのですが、その辺についてはどうでしょう。 ◎白根 観光課長 ご指摘のとおり、税金を使ってやっている事業でございますので、きちんとそれが区民にあまねく広がるような形でイベント実施したり、あるいはにぎわいが広がるようにというところは、常に心に刻んでおりますけれども、そこら辺も今後の課題というところできちんと対応していきたいと考えてございます。 ◆福井 委員 最後に、検証する中で、やはり不正みたいな、これは当初の予定どおり使っていないのではないかということがあれば、返還命令というのは出せるのでしょうか。 ◎白根 観光課長 あくまで補助金でございますので、そのような適正化を図る必要があれば、そのようなこともございます。 ◆犬伏 委員 結果として相当な金額が入らなくなりながら、それぞれの事業というのは実施するのでしょうか。またはされたのでしょうか。 ◎白根 観光課長 この結果になりまして、実施するというお話は伺ってございません。中止したものは1個ございましたけれども、その後中止の報告も受けてございませんが、ただ、この状況でございますので、なかなか実施というのは難しいのではないかと考えてございます。 ◆犬伏 委員 お役所の仕事と民間の仕事の違いは、お役所の仕事は何かやったらそれで終わり、つなげない、継続しない、コンティニューしない、これがお役所の仕事。民間はつなげるのです。つまり、この事業は、事業補助金を決定したら終わりなのです。採択事業がなかったから、もう課長仕事はこれで終わり。そうではないのです。この仕事は、にぎわい創出して、まちの活性化大田区の観光促進がメインであって、これは一つの手段にしかすぎないのです。ところが、これがもう全ての目的になってしまっているから、これ、1件もありませんでしたで終わり。だから事業をやるかどうかは分からないですと。そんな無責任なことはないでしょう。  補助金が出ていたから、今までやっていたのか、補助金が出なくてもやるのか。やる場合には、おっしゃったようにコロナ対策をちゃんとやりましょうねという指導まで突っ込んでいってこそ事業であって、金を出さなかったからもう知らないよという態度でしょう。その辺は、調べる気もなかったのですか。相手が言ってこないと、こっちからわざわざ聞くのは大変なことなのですか。 ◎白根 観光課長 委員お話しのとおり、そこら辺の配慮が、私ども欠けておりました。補助がないからできないとかではなくて、やはりにぎわい創出するというところに、我々が補助するというものでございますので、しっかりとこういった事業を育てていかなければいけないというところは肝に銘じて、今後続けていきたいと思います。 ◆犬伏 委員 一介の主任主事とかが、そういうことを言っているのならいいのだけれども、仮にも様々な現場を経験した管理職課長、所管のトップが知らないというのは、あまりにも情けない。うちの会社の社員なら、明日稚内かどこかに異動だね。本当ですよ。もう少し公金を使っているということを強く認識してもらないと。一番高いところでも課長の年収ぐらいだから大した金額ではないだろうけれども、やはり区民の金を預かって、にぎわい創出するのだという、そんな思いが全然感じられない。にぎわい創出に合致する事業がなかったら、俺、知らねという。白根課長だから言ったのだけれども。  さっき福井委員が言われたけれども、検証も大切だし、補助金が出なくたってちゃんと見極めていかないと。何やっているのかなと現場に行ってみないと。それが管理職ですよ。そもそも観光課なんて、私は要らないと思っているから、余計強く言うのだけれども、本当に大田区で観光ができると思っているのなら、本気でやらなければ駄目です。区長がうるさいから観光課長をやっているのだというだったら、放っておけばいい。こんなものやらないほうがいい、もったいない、金の無駄遣い。新聞でも読んでいたほうが、よっぽど公金を使わなくて済む。ご決意をお伺いします。 ◎白根 観光課長 お話しのとおり、本当に私のこの考え方が少し浅い部分がございました。観光課長というポストでございますので、観光を核に、私たち区内経済活性化、それから区民郷土愛というものを高めていきたいと考えてございますので、今回の件を契機に気持ちを新たにして、観光の振興に取り組んでいきたいと考えてございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。 ◆清水 委員 私も、この採択事業がなかったということについて、非常に驚きました。それが、コロナ影響だとはっきり説明してくださればいいのですが、それがないので、余計にいろいろと意見が出るのだと思うのです。まずこの第一次審査書類)、第二次審査プレゼンテーション)までもっていくのに、関わっている人たちはやはりすごい苦労していると思うのです。書類だって、勝手にできるわけではないし、時間もかかるし、場合によっては職員を雇っているかもしれないし、そういったその準備費用なり人手がかかっているのに、この補助金が交付されなかったらお金は入ってこないということになると思うのですが、それでいいのかどうか説明してください。 ◎白根 観光課長 準備というのは非常に時間がかかるものですし、そのために費用がかかるというところも想定されますけれども、実際、今の制度上は、そこら辺はカバーしていないというところが実情でございます。 ◆清水 委員 そういった要綱等見直しもしなければ、補助金があるうちは何とかできるけど、今後自力でやってくださいということで、3年過ぎた後は自力でやってもらうために補助金を出すのだと昨年度の担当課長のほうからもご説明がありましたけれども、そういうのは本当にできないのではないかなと。補助金がある時しかできないということになってしまったら、何のための事業かなという疑問が残りますので。  昨年の説明ではこの事業令和3年度まで、令和4年の3月31日で終了となっておりますけれども、まさにこの事業を検証していただかないと、言い方は悪いですけれども、思いつきの事業だといわれても仕方がないかなと思うのです。  だから、検証というか、何年度に交付申請を受けて、どういった事業にどれだけの補助金が出て、この事業者はその3年後、4年後、5年後、6年後、今どうなっているのかということをちゃんと議会に説明していただかなかったら、予算審議から決算審議をした議会としては、非常に了承しがたいことかと思いますので、そのことをまず先にお願いをしておきます。  それから、今年度のにぎわい創出事業補助金は、たしかほかのものも入って予算審議のときには7,085万円になっていたと思うのです。全部が全部ではなく、多少入っているのだよね、ほかのが。その予算については、全く使われないということで、マイナス補正になるのですか。 ◎白根 観光課長 現在のところ、支出というものの見通しが立ってございませんので、これは全事務事業見直しの中で議論をしていくことになると考えてございます。 ◆清水 委員 第2回定例会のときの区長開会挨拶で、区長はやはり新型コロナ感染拡大非常事態であると。大田区政始まって以来の難局だとおっしゃって、不要不急事業の延期や廃止、事業の優先順位づけ、新たな手法の検討など、全事務事業の聖域なき見直しを行うと。これにより捻出した財源を適正に配分し、効果的な行政運営を行ってまいりますとご挨拶されました。7,000万円余のこのにぎわい創出事業補助金が使われないわけですから、年度末にマイナス補正するのではなくて、一刻も早く区長がおっしゃるように適正に配分する。例えば先ほど話したように、この審査のためにそれぞれの申請した事業者は、それなりに人を雇ったり、経費がかさんでいるわけです。そういった意味を含めて、今インバウンドも減り、苦労している区内のそういう観光関連事業者などに、7,000万円ではやり切れないとは思いますけれども、区長が言う聖域なし見直し、適正に配分する、そういうことを今、当課はやっていらっしゃるのかどうか、お答えください。 ◎白根 観光課長 まず、予算でございますけれども、7,000万円というお話がございましたが、今年度の予算は2,300万円でございます。  それと、事業見直しのお話の中で、これは全てにおいてゼロベースということでございますので、このにぎわい創出事業補助金以外の部分も聖域なき見直しを現在行っております。必要なところに財源を配分するというところは、区一丸となって取り組んでいるところでございます。 ◆清水 委員 観光課ではどうですか。この事業に関わった事業者への何かしらの支援は考えていませんか。 ◎白根 観光課長 見直しの中で生まれた財源につきましては、必要なところに充てていくというところでございますので、現在新たな支援策などを講じる検討をしているところでございます。 ◆清水 委員 その新たな支援策は、いつ頃出ますか。 ◎白根 観光課長 できる限り早くと考えてございますので、早ければ直近の議会で何とかとは考えてございます。 ◆清水 委員 観光事業等に関わっている区内事業者皆さんと区の行政の皆さんは常に連携し合いながら、現状の把握等もしながら、区の発展のために共に頑張っていらっしゃると思いますが、このコロナ関係インバウンドの減で、こういった事業者皆さんからどんな声を聞いていらっしゃいますか。 ◎白根 観光課長 非常に厳しいというところは、世の中一緒でございます。ただ、数字的にもホテルなんかもかなり稼働率が下がっているというところで、個別にお聞きしてもなかなか対策も打ちにくいという、本当に悲痛な声を伺ってございます。 ◆清水 委員 本当に大変で、私たちもそういう声を聞いています。  最後になりますが、にぎわい創出事業補助金について、例えば令和元年の7月の委員会では、ワークショップのための施設整備受入体制の確立で株式会社善工業が50万円、工場見学者のための受入体制の確立で京浜島工業団地協同組合連合会が19万8,000円の交付が決定したという資料がありまして、各委員からもこういう産業関係のところは、ほかの水辺事業に比べて非常に額が少な過ぎるのではないかという意見や、こういった事業に手を挙げるのは困難があるだろうから、特段の支援が必要ではないかという意見委員会で出た記憶があるのですが、今回、申請事業の中にこの産業関連が入っていなかったようですけれども、それについての区の見解をお示しください。 ◎白根 観光課長 今年度につきましては、産業の関係の申請は、残念ながらなかったというところでございます。  昨年度、委員お話しの二つにつきましては交付をさせていただきました。この効果を見ますと、やはり産業観光というところの部分もございますが、かなり多くの方の見学にご対応いただいているというところでございますので、一定の成果を上げていると思っております。  過去の事例を見ますと、多くのところがこの補助金を受けて、一定の部分では進んだものと思いますけれども、さらにこういったことを進めていく上で、我々の周知、PRを重ねていく必要があると考えてございます。 ◆清水 委員 産業関係におけるこのコロナ関係の負担というのは、もう本当に比べようがないのですけれども、大変大きな影響を受けていて、とてもこういった事業に手を挙げるゆとりもないという状況ではないかなと思います。そもそもものづくり産業観光をマッチングさせて、大田区の魅力を発信していくというところで、私たちのほうは全面的に賛成というよりも、もちろんそれも大事だけれども、区内ものづくり企業を本当に支援しないと、そういったところまでできないのではないかという意見はずっと述べさせていただきましたが、今回産業申請が一つもなかったと。それから申請事業の全てが審査の結果、採択されなかったということは、このコロナ危機の中と大田区の産業の在り方をやはり見直すという意味で、大きな問題だと思います。さっき課長がおっしゃった、こういったところへの新たな支援策を、一刻も早く出していただくことを要望します。 ○末安 委員長 では、続いて資料番号5番に移りたいと思います。 ◆大橋 委員 自粛も続いたりで、こういった取組みは非常にすばらしいことだと思うのですが、動画は何分ものになるのでしょうか。 ◎堀 スポーツ推進課長 おおむね1分程度のものを3本、4本立てで提供しております。 ◆大橋 委員 多くの方に知っていただくということで、例えばデジタルサイネージで合間、合間に流していただくみたいなことというのはどうなのでしょうか。 ◎堀 スポーツ推進課長 現在、デジタルサイネージで流したことはないので、ぜひそのようなこともできるか検討してみたいと考えております。 ◆大橋 委員 ぜひとも、多くの方に知っていただいて、やはり健康が第一でありますので、取組みをお願いしたいと思いますので、要望でお願いいたします。 ◆馬橋 委員 おうちで、今コロナ太りとか、すごく言われていて、このコロナ禍でどきっとする方もいるのではないかなと思うのですけれども、結構いろいろなアスリートの方がおうちエクササイズ、こういうのがありますよとかという紹介動画とかを上げたりしていて。そういうのを見ると、割とソーシャルディスタンスにすごく気を使っていて、1人で重いものを持ち上げたり、あと何人かでやるときは大体1人が前を向いていて、1人は椅子に座ってこっちを向いていてみたいな動画があるのです。今回、この画像が少し粗くて分かりづらいのですけれども、親子で楽しみながらということで、ハイタッチしたりとか、股の下から手をタッチしたりとか、こうやって腕を組んだりとかという。私は気にしないほうなのですけれども、あえて大田区が出す、この「おうちdeエクササイズ」というものに、家族でありながらも人と人が接触をしている映像を使っているのですけれども、これは何か狙いがあるのですか。 ◎堀 スポーツ推進課長 今回、夏休みの8月5日にこの冊子は発行されます。それに合わせて、やはり健康になるために家族で取り組んでいくという日常をつくっていただけるのではないかなと思って、いろいろな場面で家族が触れ合えるようなものをテーマとして提供しているところでございます。 ◆馬橋 委員 私も自分でサッカーチームを持っているので、本音と建前の部分はやはりあると思っていて。当然サッカーだから接触するプレーとかもあるのですけれども、広報的に見せるときというのはソーシャルディスタンスをやはりちゃんと取って、トレーニングもパスは3メートル以上離れてやっていますよとか、1人でリフティングの練習をしていますよという形で、割と対外的にはそのように見せるようにはしているのですけれども。もちろんやっている中でどうしても接触するということは当然あるのですけれども、そういう中で大田区の自治体としてのリスクヘッジという部分でいうと、今また二次感染が広がっている中で、こういう風潮として、大田区が公式に出すもので人と人が密接しているものを配布するというのは、今後リスキーなのかなという気もしなくもないのですけれども、その辺りはどうですか。 ◎堀 スポーツ推進課長 委員お話しのとおり、人と人の距離を取るということは、本当に重要なことだと考えております。一方で、そのことはスポーツ推進課としてスポーツをするときにこういうことをしっかり守っていきましょうということを、今打ち出しているところです。ホームページにもそのようなことを掲載させていただいて、コロナ感染拡大防止をする取組みについて、スポーツをする際の注意を呼びかけております。その中で、やはりこの夏休みということを少し取り上げて、やはり家族であれば、安心して何かできるのではないかということも視点の一つに取り入れていただいて、親子で、またご夫婦で、そしてお一人でやられる方もいらっしゃると思いますが、どのようなペアになっても、いろいろな運動に役立つものを紹介しているところでございます。 ◆馬橋 委員 課長がおっしゃられたとおり、私ももちろん家族単位とか、新しい生活様式が発表されてかなり話題になりましたけれども、家族で食事をするときはなるべく会話しないようにしましょうとか、それはどうなのかなと正直不思議に思うところもありながらも、さっき私、自分のサッカーチームの例を出しましたけれども、ある程度やはり本音と建前の部分があって、対外的に見せていく部分と、本音の部分はあると思うのです。あえて家族単位で、夏休みだからということで、こうやって触れ合っているような画像はすごく目に残りやすいので、そういうのを今回こういう具体的なエクササイズとして出したのは、大田区のそういうメッセージ性もあるのかなと思って、伺ったのですけれども、そういうことであればもうとにかく大田区としては、こういう家族単位で夏休みではもう触れ合いながらエクササイズもやってくださいねという、そういう考え方でいるということですよね。 ◎堀 スポーツ推進課長 もちろん家族の中で、具合の悪い方がいらっしゃった場合には、このような取組みはなかなか難しいと思いますけれども、子どもたちも毎日健康で過ごしているときには、このような触れ合いをもって夏をうまく乗り切っていただいて、新学期を迎えていただきたいなという思いを持っております。 ◆馬橋 委員 最後に一つ要望ですけれども、例えばほかの自治体のものなんかも調べてきたのですけれども、あまりこういう、具体的に人と人がこうやっているようなエクササイズとかを自治体がこうやって紹介しているのは、そこまで多くはなくて。なので、そういった部分でいうとすごくいいのかなと思う反面、ある程度注目をされるので、今後例えば、感染者数がどんどん増えていったときに、そういうのが変な意味で捉えられないように、ある程度、大田区としてのリスクヘッジもしておくべきかなと私は思っているので。例えば今回ツイッターとか、大田区の公式チャンネルとか、ホームページに掲載もされるということなのですけれども、どこかに、これはもう建前のところでいいと思うのですが、一文、例えばさっき課長がおっしゃられたように、ご家族の中で体調不良の方がいらっしゃったらとか、ソーシャルディスタンスにある程度配慮して守りながらやってくださいとかというのを書いておけば逃げ道にできると思うので、そういったものはぜひ、大田区のリスクヘッジとして考えるべきかなと私は思います。よろしくお願いいたします。 ◎堀 スポーツ推進課長 ご意見ありがとうございます。今お話しいただいたような注意書きのようなものをつけながら、ご案内をしていきたいと存じます。ありがとうございます。 ◆田村 委員 私も動画のことでお聞きしたいのですが、先ほど課長は、子どもでもできる簡単なエクササイズということでおっしゃっていました。私も、昨日、今日と動画を見てみたのですけれども、最初にお聞きしたいのは前号の第8号のときの動画の再生回数は分かりますか。 ◎堀 スポーツ推進課長 約336回です。 ◆田村 委員 少ないですよね。私も眺めていて、音楽も単調だし、何か、こう、うーんという感じだったのですけれども、ただやられているモデルが、いのうえのぞみさんという方で、調べたら世界を一周するフォトグラファーみたいな方で、すごく活躍している方らしいのです。こういう方がこういうビデオに出ているということは、すごく発見というか、すごくうれしくなったのですけれども、これは契約の話だと思うので、ではいのうえさんをクローズアップして、もっと見ていただこうなんてことはなかなか難しいのかもしれないのですけれども、こういう隠れたものを光らせる取組みは必要かなと思うのですけれども、どうですか。 ◎堀 スポーツ推進課長 委員お話しのとおり、前回の第8号にはモデルのいのうえさんという方が出演していただいております。この方は、その前の回にも出ていただいておりまして、この「SPOOTA!」に非常に協力をしていただいておりますが、一方でいのうえさんの事務所のほうも、どのような形で彼女を前面に出すのかとか、その辺の部分は、やはり彼女自身のこれからの活躍をどうしていくのかという事務所の考えもあるようでございます。  話は変わりますが、今回の第9号のほうに出演していただいたのは、大田区の総合体育館等で働いている職員が出演しております。気軽に誰でも取り組めるということで、モデルの方の場合もあり、また身近な職員が出ているものもあるという形をつくってみました。いのうえさんの所属する事務所のほうともいろいろな話を進めてみたいと思います。 ◆田村 委員 ぜひお願いしたいなと思います。5,000部という発行部数が多いのか少ないのかは分からないですけれども、より多くの方々に見ていただく、手に取っていただく、知っていただくことがすごく大事かなと思いますので、いろいろな機会を捉えてまた展開していただければなと思いました。 ○末安 委員長 では、続いて資料番号6番について、お願いします。 ◆海老澤 委員 展示の場所について、区役所の3階というところではあるのですが、観光情報コーナーの壁を使ったりとかで、ポスターだったら貼れるのかなと思ったりとか。あとは以前も質問させていただのだけれども、区役所の外のガラスを使って、結局駅に向かっていく、駅から帰ってくる人たちが多く通る場所で目につくような感じで、これを1年間やるというのは厳しいと思うのだけれども、気運を上げていくというところになった場合には、やはり大会が近くなってくればくるほど出したほうがいいのかなと。あとは、区の施設、スポーツの施設、大田区総合体育館だったり、スポーツセンターだったり、大田スタジアムだったりとかというものもあるし、今回中止になったけれども、プールだったりとか、そういう区民が集まるスポーツの施設にスポーツのものがあるというのは、多分目につきやすいのかな。スポーツに意識を持っている人が来る場所とか、体を動かそうと思っている人たちが来る場所だからこそ見るのかなと。役所に来る人は手続きの方のほうが多いでしょう。暇潰しに来るという人たちがどれだけ見るのかなと思うから、やはり意識を持っている人たちが目につくような場所も考えていただいたらいいのかなと思います。要望です。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 ご意見ありがとうございます。私たちとしても、こういった区のスポーツ施設等、そういったところでも展示できるようにということで、今後、調整、検討していきたいと思っておりますし、区役所の外側のガラスにおいて、本当は3月にそういった装飾も予定をしていたのですが、コロナの関係で見送っているということもございますので、そういったことも、また大会直前の機会等を捉えて、ぜひそういった目立つような形の取組みというものも検討して進めていきたいと思っております。 ◆清水 委員 こういう一つの事業をやるときには、どのぐらいの人たちが見に来てくれるかとか、どのぐらいの効果があるかということをしっかりと予測なりをして、こういう事業をやると思うのですが、担当課としては、この7月16日から7月30日までの間にどのぐらいの方が見てくれることを予測しているのか。どのぐらいの方が見てくれたら、この事業はよかったと評価できるのか、考えていることをお答え願います。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 やはりコロナ状況下で、なかなか積極的なPRを打ち出すということが難しいという状況もございまして、今回、来庁されている方にぜひお立ち寄りいただきたいということを考えております。そういった意味では、多くの方に見ていただくということよりは、来ていただいた方に響くような形でやれたらいいかなと考えておりまして、その人数の予測というところについては、事前には立てていないというのが正直なところでございます。 ◆清水 委員 何かの事業をやるということは、それだけ担当課もこの事業に対して計画書なりを作ったりとか、検証したりとかをするということでお仕事をしているわけですから、何人ぐらいの人に見てもらおうかという予測もなくやるというのは、不安が残ります。  ここに書いてあるように、アスリートが困難な状況を打破してオリンピックに向けて挑戦し続ける姿を伝え、「応援しよう」「自分も頑張ろう」という気持ちを持ってもらえるような内容とするということでいきますと、児童・生徒とかで、こういったスポーツで自分もオリンピックに出たいと頑張っている若者や子どもたちの思いをより強く大きくするべきだと私は思っているので、来庁した人が寄ってもらうという催しにするのは、非常に残念だと思います。  それから、2020年大会の1年前となっていますが、このコロナの第2波、それから世界的に困難な状況の中でオリンピックの担当の人たちも無観客でやるかどうするかなんてことを審議し、現在考えている状況だと思うのですが、最後に担当課としては、東京2020大会の1年前というところですが、オリンピックパラリンピックについては、今どのようにお考えですか。  (「そんな難しい質問をしては駄目だよ。そんな難しい質問はIOCにしてくれよ」と呼ぶ者あり) ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 我々は、あくまでもやはり大会を主催する大会組織委員会であったり、開催都市である東京都がどのような判断をしていくのかということを注視していくということに尽きるのかなとは思っております。そういった中で、開催するということが現時点では計画がされておりますし、開催することに向けて準備、努力を進めているわけですので、その中で区としてどういった形で大会を良いものにできるのか、区として盛り上げていけるのか、そういったことを考えながら取り組んでいきたいと考えております。 ◆清水 委員 そんな質問をしても答えられないという声がありましたが、確かにそうだと思いますけれども、自治体の担当者として区民の思いだとか、意識だとか、それからそれに関わる様々な税金とか、そういったものを含めて一刻も早く結論をはっきりと出してもらいたいという声を自治体から上げていくことだって何の問題もないと思いますので、注視するに尽きるというだけではなく、積極的に東京都のほうにもどうするのかという意見も上げていただくことを、私としては要望しておきます。 ○末安 委員長 続いて、資料番号7番について、質疑をお願いします。 ◆福井 委員 ブラジル代表チームの近況についてなのですが、事前キャンプを迎えるにあたって総合体育館とかの予定を一定程度押さえていますよね。この近況の中で、そういったことで来られなくなったとか、その押さえていたものが変わったとか、そういった点というのはあるのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 まず1年延期ということで、日程がほぼ1年先延ばしになっているというところではございますが、基本的には今年度予定していた日程で全ての施設を押さえることができております。 ◆福井 委員 その変化というのは、今のところ出ていないということでいいのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 変化というところでいうと、アーチェリーの合宿そのものがなくなっているという点での変化はありますけれども、実施する予定になっておりますバレーボールハンドボールビーチバレーボールについては、現時点では大きな変化はございません。 ◆福井 委員 迎えるにあたって、これは国の仕事だと思うのですけれども、例えばPCR検査を受けてもらって大丈夫な人だけ迎えるとか、そういった基準というのは国がやることではありますが、大田区としては迎え入れるにあたっての安全対策というのはどのように考えているかというのを教えてください。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 当然、大きな方針というのは国なり組織委員会等が対応したりということになるとは思うのですけれども、そういった指針を踏まえて、ブラジルがどういった要望をしてくるのかというところもあろうかと思いますので、そういったことも含めて判断をし、具体的な対応というのはやはり区として判断をしながら取り組んでいくということになるかなと考えております。 ◆田村 委員 先ほどの資料番号6番の展示も見させていただいて、本当に大きいパネルみたいなものもあって、すごくきれいに展示されているのを見て、いいなと思いました。  この資料番号7番の中で8人の大田ゆかりのある選手紹介されていますけれども、実際今世界で戦っている方もいらっしゃるとして、遠征だとか、トレーニングに行っている方もいらっしゃると思うのですけれども、実際、今大田区にお住まいの方で活動している方は何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 実際にお住まいになっているというと、この在住となっております6番目の本橋選手、8番目の大滝選手が該当ということになるかと思います。
     (「7番も」と呼ぶ者あり) ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 ごめんなさい。7番の若生選手も今、区内にお住まいだと伺っております。それ以外の方は、別のところで活動されているという状況でございます。 ◆田村 委員 大田区に住んでいるから、例えばインタビューをしに行って、コメントを頂いて、その動画をホームページにリンクさせるだとか。世界に行ってしまっている方には、例えばオンラインでやってもらうとか。せっかくだから少しずつPRしていったほうがいいのかなと思ったのですけれども、そういったものはどうなのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 委員お話しのように、動画ということでメッセージを頂くというものも非常にメッセージ性としては強く出せるかなと思います。今回の展示にあたってもメール等でコメントを頂いた上で展示を行ってはいるのですけれども、今後の展開の中でそういったインタビュー動画ということも考えていきたいと思います。 ◆清水 委員 ブラジル選手団の受入れは、当初予定はいつでしたか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 競技によって様々ですが、当初は今年の7月上旬から8月のオリンピックが終わるぐらいまでの期間の受入れということで予定をしておりました。 ◆清水 委員 1年延期になったから、練習等で来るという報告は来ていないのですよね。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今年度中に事前に日本に来るということは、今のところは、お話は何もございません。 ◆清水 委員 先ほど安全対策の話があったので、質問しているのですけれども、7月18日付けのニュースでは、ブラジルオリンピック代表選手はポルトガルで練習となっているので、大田区での事前キャンプというのは、もうほとんどないものと私は想像していたのですが、区のほうはまだ受け入れる可能性があるということで準備をするということでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今年度の受入れというのは、やはり状況を考えると海外から国内に入ってくるというのも、非常にハードルが高い状況にありますので、実質的には難しいだろう、ないだろうということで考えております。我々としては、来年の7月の受入れに向けて準備を進めているという状況でございます。 ◆清水 委員 先ほどの安全対策等については、来年の7月から8月の間の受入れということになりますね。予定どおり1年後に行われればの話ですけれども。そうなると予算等は来年度の予算ということになりますから、先ほどのにぎわい創出事業もそうですけれども、こういう、特にオリパラ関連の事業はいわゆるマイナス補正になって、今使わなくてはいけないところに使うということになると思いますので、その辺は、先ほどの観光課と同様に、オリンピック関連のお金についても急いで見直し等をしていただきますことを要望します。 ○末安 委員長 よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○末安 委員長 では、その他で。 ◆犬伏 委員 コロナのせいにしてしまうのはいいのだけれども、西野区政のときになかった観光・国際都市部というのを松原区長になってつくって、出向者もいるけれども、現在4名の参事級の職員、11名の副参事級の職員、15名の管理職が集っていて、この1か月間でこの4件しか仕事をしていなかったのですか。ポスターを貼って、補助金を出そうと思ったらコロナで出さなくなってしまって、やるかやらないか分からないと。5,000枚のチラシを配って終わりましたと。それからブラジル選手の動向を調べましたと。15名の管理職がこれしかやっていないということはないのではないですか。もしそうだとしたらやめてしまったほうがいい。15名で約2億円の公費を使っているわけでしょう、管理職だけでですよ。私はあきれました。民間企業ではあり得ない。だったら、もう部をやめてしまって、部長以下、区長に進言して、この部は当面いりませんと。今コロナで大変なところ、保健所とか、産業経済部とか、それから給付金のところに行って頑張りますというぐらいの進言をしてもいいのではないのですか。部長たちはどう思っているのですか。これしか仕事をしていないのですか。 ◎飯嶋 観光・国際都市部長 今のコロナ禍の中で観光・国際都市部としましても、今できることは何があるのか、てこ入れと事業見直しを行っております。特に観光、あとスポーツの話がございましたけれども、それ以外にも国際都市のほうでもいろいろ見直しをしながら、今できることをやっております。文化のほうもしかりでございます。  委員お話しのとおり、何もやっていないということではなくて、今、我々としてできることは何なのか。当然、保健所、また産業経済部のほうにも応援に行っております。そういう中で我々としては、やはり与えられた使命、何ができるのか、そこはしっかりと真剣に考えて、今後も取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆犬伏 委員 では、逆に伺うけれども、何ができて、何ができないかというすみ分けをして、今何をやっているのかを報告しなければ駄目でしょう。これを見ただけだったら何もやっていないと、いいな、暇なセクションでと思ってしまいますよ。それぞれ毎日何をやっているのですか。オリンピックパラリンピックなんて、何をやっているのと思ってしまいますよ。本当に暇なお仕事だろうなと思ってしまうけれども、どうですか。みんな一生懸命お仕事しているのですか。何をやっているのか教えてくださいよ。見えないのだけれども。 ◎飯嶋 観光・国際都市部長 本当に職員は一生懸命やっております。中でも、今は事務事業見直しということで、今までの事業はできないという中で、真に求められるものは何なのか、そこを今真剣に考えて、職員も一生懸命やっております。そこはしっかりと事務事業見直ししておりますから、その中で整理がついたところで、しっかりと報告をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆犬伏 委員 本当にもう20年間私は言い続けてきたのですけれども、皆さんは執行機関なのです。政策を出すのが首長です。我々は議決機関なのです。皆さんが全部決めるのではないのです。こっちで決めるのです。決めるところに何も言わないで、何やっているのだか分からないけれども、分かるようになったときに話しますというのは、それは手後れ、トゥーレイトというのです。決まってから言ってきて、報告で終わってしまうではないですか。ポスター貼りましたとか、募集したら何もなかったので、金は出しませんと。やっているかやっていないか分かりません。このようなものでは駄目なのですよ。議会をなめているとしか言いようがない。  それから、例えば私が言っている閑古鳥情報センターがあるでしょう、観光情報センターです。インターネットを見ると分かりますけれども、ああいうのをやっている自治体は周辺ですと、松戸市とか、栃木市とか。遠くは稚内市とか、福島市、成田市、金沢市、倉敷市などはコロナでみんな閉めているのです。あのようなものは開けておいても来るわけないではないですか。感染症対策で東京都が閉めてくれと言っている施設なのだから。あそこに毎月400万円を払っているのです。このようなコロナ状況なのだから、契約も見直して、申し訳ないけど閉鎖すると。400万円払わないと。100万円ぐらい払ってやるといって金を使わないようにするとか、またはあそこに給付金の相談コーナーをつくるとか、何とでも転用はできるのです。例えば部長のお金が毎月400万円飛んでいったら奥さんに怒られるでしょう。1回契約してしまったら、全く工夫なしで、客もいないので3人のおじさんとおばさんがおしゃべりしている。おしゃべりのために区民の税金である400万円を払っているわけです。何で工夫しないのですか。どうしようという問題意識をなんで持たないのですか。だから頭にきているのです。暇だったら考えろよと思うのです。どうですか、部長。 ◎飯嶋 観光・国際都市部長 今、観光情報センターについては、我々も一緒に見直しをしております。やはり今までのやり方がよかったのかというと、やはりまだまだ発信も弱かったし、存在価値としてどうなのかということは、私個人としても非常に問題意識を持っております。そういう面では、まずあそこがどれだけ有効に活用できるのか。そこは、本当に私も日々、職員、また課長にもお話しをして、そこはしっかり今検討しておりますので、委員がおっしゃるとおり、決まってから言うのは何だという話がございますけれども、我々としてもしっかり目に見える形で、そこは有効に使えるようにしっかりとやってまいりますので、そこはまたご相談をさせていただきながらしっかりと取り組んでまいります。 ◆犬伏 委員 別にあそこだけを目の敵にしているわけではないのだけれども、区民から目立つのです。あそこにいるのは委託業者である人材派遣会社の派遣社員です。いつ行ったっておしゃべりしているのです。少しは緊張感持てよと、本当に。何かやることないのかなと、何か集客できないのかなと考えなさいよと。お土産だけ売っているわけではないのだよと。400万円ももらって。そういう緊張感を全庁の全公務員に私はこういうコロナのときだからこそ持っていただきたいと思うのです。強く要望しておきます。 ◎町田 スポーツ・文化担当部長 犬伏委員のお話の中で、我々観光・国際都市部があたかも遊んでいるようなご指摘がございましたけれども、まず所管がこの特別委員会と共に地域産業委員会でもあり、特に私のスポーツ・文化については、様々なイベントが中止になったり、延期になったりをしております。そのそれぞれのイベントについては、その途中経過を示した上で、そのイベントそのものの内容の中止はございましたけれども、それに代替する事業ができるかということを、当然ながら考えています。それは報告をしておりますし、その実行部隊は動いてございます。  そのほかに、これから行われるであろう秋以降の様々なイベント、それは東京都のロードマップの中のステップが8月になってから、例えばスポーツの施設だと5,000人という枠を外す。そして半分以下の観客でやるといって、それを少しまた変えるような話もございますけれども、それに向けて具体的なスポーツイベントを安全・安心にできるかという観点で、そういうことができるように我々は今準備を進めているというところです。  具体的には、それぞれの文化施設がどのようにできるか。それは文化振興協会ともやっていますし、スポーツ部分でもガイドラインというのを定めて、これから区民スポーツをやる場合や、我々が主催者としてスポーツをやる場合も安全・安心にできるようにという準備を進めていて、これからそれを指針として地域団体にも出していきたいと考えております。  それぞれのところで、withコロナの中で何ができるかということを考えながら、実際にそういう事業を進めているというところでございます。 ◆犬伏 委員 部長のお立場として、やはり職員のやる気を失せさせてはいけないから、一生懸命やっているのだというお気持ちは分かるし、みんなサボっているというわけではない。ただ、民間のつらさとか、民間の創意工夫、民間の早さからいったら、あまりにものんびりしていると映るから、それをそうではないのだというのであれば、発信をしなければいけないですよ。  今、特に大田区役所は都内でも注目されて、給付金が遅いとか、PCRが滑った転んだとか。そのようなことはどうでもいいではないかと思うのだけれども、やはり注目をされている。その原因は何かといったら、給付金が遅いのはトッパン何とかという会社に頼んだのが悪かったというのは分かったのだけれども、そうはいっても大田区は、大田区に住みたくなかったとかということをそこら中で発信されているときだからこそ、そうではないのだと。私たちはやっているのだという発信をしていかないと、大田区行政に対する信頼がなくなってしまうよと。そういう視点であらゆる物事を見直してほしいという要望なのです。皆さんが全員サボっているとは思っていないです。ただ、サボっていないのだったら発信をしましょうよ。お願いしておきます。 ○末安 委員長 では、しっかりお含み置きいただいて、これからまた生かしていただければと思います。  それでは、本日は以上で質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会日程ですが、8月は、現段階では報告案件がないと伺っております。案件が生じれば、必要に応じて招集をしたいと思います。次回の委員会は第3回定例会会期中の9月17日、木曜日、午前10時から開会することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○末安 委員長 それでは、9月17日、木曜日、午前10時から開会いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を閉会いたします。                午前11時01分閉会...