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  1. 大田区議会 2020-02-27
    令和 2年 2月  地域産業委員会-02月27日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年 2月  地域産業委員会-02月27日-01号令和 2年 2月  地域産業委員会 令和2年2月27日                午前10時00分開会 ○広川 委員長 ただいまから地域産業委員会を開会いたします。  本日は、まず、付託議案の討論及び採決を行った後、補正予算案及び未来プランについて、それぞれ説明及び質疑を行います。  そして、統合後の校舎活用施設次期活用計画案について及び大田区積立基金条例の一部を改正する条例についての説明を受けた後、前回報告分も含めた、所管事務報告の質疑を行います。  委員並びに理事者の皆様のご協力をお願いいたします。  これより、本委員会に付託されました16件の議案の審査を行います。  第12号議案 大田区立消費者生活センター条例の一部を改正する条例ほか15件の議案を一括して議題といたします。  前回の第12号議案から第25号議案における質疑に対する答弁について、一部訂正を行いたい旨、理事者から申し出があり、これを許可いたしましたので、前回、保留答弁としたものをあわせて、理事者から説明をいただきたいと思います。 ◎北村 文化振興課長 佐藤委員から区民プラザの茶室の使用料が唯一、減額になっているが、この料金は激変緩和の措置が適用されているのかという質問に対し、適用されていないと回答してしまいましたが、それは誤りであり、正しくは適用されているものでございました。  ここにおわびをして訂正させていただきます。申しわけありませんでした。  また、保留答弁ですけれども、前回の施設使用料見直し時に、区民ホール区民プラザ、文化の森、矢口区民センタープール料金改定が見送られたが、今回は改定されている、考え方がかわったのかとの質問につきましては、施設の使用料の改定を担当した財政課では、平成29年度の改定において、1平米1時間当たりの単価などの見直し考え方をそのまま適用することが適切かどうかを引き続き検討が必要と考え、先送りにしました。前回の改定以降検討を重ねた結果、受益者負担適正化の観点から、施設コストを適切に反映させた前回同様の算定基準をこの施設についても適用することが望ましいと考え算定を行い、この4施設を料金改定の対象にしたというようなことでございました。  これを回答とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎近藤 地域力推進課長 私のほうからは、補正係数等について改めまして説明させていただきます。  補正係数等についてでございますけれども、午前、午後、夜間の各使用区分により使用単価が異なる施設や、休日料金等を適用する施設については、使用区分ごと使用料の比がおおむね従前どおりになるような補正が行われている施設がございます。  また、所要面積の大きい文化センター体育室などについては、従前同様、単純な原価計算では使用料が高額となるため、補正を行っている施設がございます。 ○広川 委員長 委員の皆様、質疑はよろしいでしょうか。 ◆佐藤 委員 まず、区民プラザの茶室の件なのですが、今、課長から激変緩和の措置がとられていて、削減なんだけど、25%削減にとどまっているというお話でした。
     これ上限の場合は、25%以上というのはどこまでかわからないのですが、上限といいますか、上がる場合ですね、増額の場合。減額の場合も25%を上限ということなのですが、この区民プラザの茶室は、実際に補正係数などを用いて計算をすると、減額幅というのはどれぐらいになるかというのは答えられますか。 ◎北村 文化振興課長 実際の金額等については、なかなか全部をというような形にもなりますので答えづらいところはあるのですけれども、やはり面積が茶室の場合小さいことから、ある程度、これに見合う額か、低く算定されているというような形でございます。 ◆佐藤 委員 区民プラザは、前回、この施設使用料の適用をされないと、見直しをしないという見送りになった施設の中で、今回、減額になったということで、見直しをして減額するというのは私たちは大賛成なのですが、激変緩和で下がって困る区民はいないという、昨日の答弁、私は本当によかったと思っていたのですが、それだけに今日、変わったというのは残念ではあるのですが。  これからも見直しをするということと、あと、この茶室、確かに4畳半で定員が5名だったかな、今、お話があったように、狭いということもあると思うのですけど、下がるほうの激変緩和というのは、私も区民の立場に立てばいまいち理解できないところもあるので、この25%というのが、上がるほうは上がるほうで、区民の負担増を考えれば理解できますけど、下がるほうはどうなのかというのを今後はぜひ検討していただきたいということはつけ加えておきます。  もう一つ、今、北村課長からご答弁ありましたが、前回、見直しはしないで見送りをして、今回、入れたという施設なのですが、検討に検討を重ねたと言っていますけど、もう少し何か具体的な話というのはないのでしょうかね。  というのは、除外施設ということで、どうしてこれを除外するかということを、前回の見直しのときは、かなり基準を細かく出したわけですよね。  ですから、そういう中で、見直しのところから見送られていたのが、区民ホールだったり、プラザだったり、大森スポーツセンター大田文化の森だったりするわけですが、興行等での利用が想定される施設だとか、特殊な仕様の施設というところは、私は4年前の見直しの時期と今と変わらないんじゃないかと、4年前と今、変わらないという認識でいるんですけど。その私の認識が違うのか、区のほうが検討した結果、認識が変わったのかというところが、今のお話だけでは、ちょっとあまりよく理解できなかったので、もう少し詳しくお話しできればしていただけますか。 ◎北村 文化振興課長 まず、見送った理由の興行の目的等々、特殊な仕様というような形で、前回はこれが平米、時間当たりの単価にそぐわないということで、今、お答えしたところなのですけれども。  今回、財政課のほうでいろいろ検討を重ねて、やはりこういった施設にも基本的な考え方は適用するのではないかというような形で、こんな料金でどうかと、私どものほうにも打診をされておりました。  その際に、やはり区民ホール区民プラザにつきましては、興行的な利用もあるということで、やはり一定の考え方を適用するのが、これは区としての施設の考え方に沿っていくというのが正しいと思い、私どものほうでもそのように判断させていただきました。 ◆佐藤 委員 今、財政課の話と所管課の話がありましたけど、財政課の判断だけでそういうふうに変わったということであればかなり問題だなと思っていたわけですが、所管課のほうでも、そこは理解した上で、前回除外施設になった部分も入れて今回、見直しをしたということなので、私としては残念なのですけど、もう少し区民にその辺がわかりやすい説明というのがあったほうがしかるべきだと感じております。  それと、補正係数のところですが、今、課長が答えられたことは今回の、昨日、出された資料の中に載っている部分ではあるのですが、それぞれの施設に補正係数ってかかっているのかなとは思うのですね。  今、何で「かな」と言ったのかというと、ここに出されている施設使用料の計算式のところに1平米、1時間当たり使用料原価掛ける、貸出面積掛ける、使用時間掛ける、括弧して、補正係数掛ける利用者負担割合というのが出ていて、この補正係数に括弧をして書いてあるわけですよね。つまり、入る場合もあるし、入らない場合もあるというふうに、私などは読み取れるわけですが、先ほどご説明いただいたところでも、補正係数等と書いてあるのですね。だから、ほかにもあるのだろうなと思うわけですけど。  この辺の説明というのはもう少しできるかということと、括弧は何で括弧が入っているのかというのはわかりますか。 ◎近藤 地域力推進課長 括弧につきましては、必ずしも全て計算するにあたって、補正係数がかかっていない施設もあるだろうというところが一つあるかなと思います。  実際のところ、それぞれの施設の中で計算するにあたっては、基本的には補正係数がかかっていない部分もあるのですけれども、初めての施設については、やはり先ほどの繰り返しになりますけれども、午前、午後、夜間等でそれぞれの金額が違うところについては、計算するにあたって、基本的にはその配分を使うために、係数を掛けて案分等はかかっているのかなという部分と。  あとは、実際の体育館とか大きい面積のところについては、今回については集会室1に対して体育室は4.6という形で対応しているという形になります。  地域力推進部の施設でいうと、8施設が係数がかかっているということです。 ◆佐藤 委員 今のお話だと、幾つかのパターンがあるのかなと思うのですが、そうすると、前回見送られて、今回、初めて施設使用料見直しをした区民ホールだとか区民プラザ大森スポーツセンターや、大田文化の森というのは初めて適用されるわけだから、補正係数というのはかかっているという理解でいいのかということと、あと、面積が広い、文化センターなどの体育室だとか、そういうところは補正係数がかかっている。補正係数の計算の仕方も複数あるという理解でいいのでしょうか。 ◎北村 文化振興課長 文化施設につきましては、先ほどお話ししたとおり、今回、初めてこの考え方を適用します。  現状の料金で、やはり午後を1としますと、午前中が安くなっていたり、夜間が高くなっていたりという、使用の頻度、ニーズによって料金を変えていると。  これが、今、そういう形の料金体系がある中で、そのパーセンテージを今回、適用して、それを補正係数とさせていただいたと。午後を1として、午前、夜間にこれを補正したというような形でかかっているところでございます。  文化施設、今回の3施設のうち、この補正係数がかかっていないのは、アプリコの音楽スタジオにつきましては、かかっていないということで、補正係数についての説明はそのようになっております。 ◎近藤 地域力推進課長 文化センター等体育施設については、それぞれ個々というよりグループで固めますので、実際の面積と全部が合算する形での案分となるので、例えばそれぞれの個々の施設に違う係数で掛けているとかそういうことではない形になります。  体育施設として共通の数字が入ると、先ほど申しました4.6という数字が今回は入っているということになります。 ◆佐藤 委員 ちょっと私の理解が足りないのかなと思っているのですが、そうすると、グループで掛ける場合は大体同じ補正係数ということになるのかなと、今、聞いていて思ったのですが。  あとは、文化施設などは、また違う補正係数があって、結局、ここでも示されていますけど、面積が大きいとか、そういうところで考えると原価がどうしても高くなってしまうから、補正係数を入れないととんでもない金額が出てくるのでこの補正係数を入れているということになるから、これを入れているということでいいのでしょうか。 ◎近藤 地域力推進課長 基本的には従来の価格等を考えた中で、数字として調整するために係数を掛けて、体育施設等の面積については圧縮していくという形になります。 ◆佐藤 委員 それぞれ面積なども違うから、そうすると、複雑というか、かなりいろいろな補正係数があると見ていいのですね。何種類もあるという。 ◎近藤 地域力推進課長 個々に何種類あるというよりは、全ての、例えば文化センターであれば文化センター体育室を持っているところの施設を合算した中で対応するという形なので、いろいろなところに、体育施設のところに幾つも幾つも違う補正係数が入っているとか、そういうことではないと。  あくまでも、合算して、今回の体育施設については集会室1に対して4.6という係数を入れたということですので、個々にばらばら、施設に個々の補正係数を持っているということではなくて、グルーピングされた中での係数は共通の係数でやっていると。 ◎北村 文化振興課長 文化施設につきましては、現状の午前、午後、夜間の料金の比率をそのまま補正係数とさせていただいたと。午後を1とさせていただいて、係数を掛けているということで。  ですから、施設等によって補正係数が若干ぶれてはいますが、それは現行の料金の比率を横引きしたということでご理解いただければと考えています。  面積はもともと1としている午後の部分がございますので、そこを面積と時間で料金をまず出して、現行の比率で補正をしたというような形になっております。 ○広川 委員長 ほか、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、16件全ての議案の質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論は16件の議案を一括して、大会派から順次お願いいたします。  なお、会派名は略称とさせていただきます。  それでは、自民からお願いいたします。 ◆湯本 委員 自由民主党大田区民連合は、第12号議案から第25号議案について、賛成の立場から若干の意見を述べさせていただきたいと思います。  今回のこの条例改正は、施設使用料については、受益者負担適正化による施設利用者と未利用者公平性を確保するため、統一的な施設使用料算定についての基本的な考え方に基づいて行われるものであります。  今までの話し合ってきた経緯や施設使用料のあるべき姿、この考え方に基づいて行われる料金改定でありまして、このことについては基本的に賛成とするものであります。  しかしながら、先日の議論の中で、様々な質疑の中の答弁の中で、そもそも減価償却の期間が50年と設定をされております。  その対象経費の中を見ると、資本的経費というものがあり、その中には、施設の建設費や大規模修繕の費用も含まれており、これを利用者利用料に割り返していくという考え方にそもそも妥当性があるのかどうなのか、この辺については今後、検討の余地があるものなのかと考えているところであります。  また、公共施設を設置している意味であったり、意義であったりというのは、この料金だけをもって是や非とすることはできないものであり、大田区の政策を前に進めていったり、または大田区の地域力をつくり出していく上で、公共施設が果たしている役割を考えると、必ずしもこの数字だけで切っていくということが、今後、大田区の公共施設利用料あり方として妥当なのかどうなのか、この辺については行政側も、そして、我々自由民主党としても検討をしていく、研究をしていく必要があると。  この点については一言だけ申し述べさせていただいて、賛成の立場とさせていただきたいと思います。 ○広川 委員長 次、公明、お願いします。 ◆玉川 委員 大田区議会公明党は、ただいま上程されました、第12号議案 大田区立消費者生活センター条例の一部を改正する条例から、第25号議案 大田区立大森スポーツセンター条例の一部を改正する条例までの14議案全てに賛成いたします。  この際、若干意見を述べさせていただきます。  これらの議案は受益者負担適正化の観点から、施設利用者と未利用者公平性を確保するため、統一的な施設使用料算定についての基本的な考え方に基づき、原則4年ごとに施設使用料見直しが行われるものとして、前回、平成29年度の改定に続き、令和3年度の改定に向けて見直すというものであります。  前回は平成10年度以来の改定でしたが、今回は4年ごとに施設使用料見直しを行うという原則どおり実施されるものであります。  今回の算定による見直しで、当然、使用料が値上がりする施設がありますが、使用料が変わらないもの、一部使用料が値下がりするものもあります。  また、算出された使用料額が現行額と比較して25%を超える増減となる場合は、原則25%を上限とする激変緩和措置が講じられております。  令和2年度は周知期間で、条例施行は令和3年4月1日からとなり、問題なく公平、公正を期すことができると判断し賛成いたします。  また、この次の4年後も原則として施設使用料見直しが行われるものとなりますが、自然災害等発災時の区内施設あり方について、今後、検討されていくこともあるかと思います。  その上で、使用料算定基準明確化区内施設あり方などについての明確化にも努め、区民が利用しやすくなる取り組みを進めていただきたいことを要望しておきます。 ◆椿 委員 第26号議案 大田区南六郷創業支援施設条例、第27号議案 大田区創業支援施設条例を廃止する条例について、大田区議会公明党は賛成し、この際、意見を申し添えます。  第26号議案は、羽田旭町にある大田区創業支援施設BICあさひ老朽化による建て替えに伴い、新たに南六郷三丁目10番16号に大田区南六郷創業支援施設を整備するため、条例の制定を行うものであります。  新たな施設においては、地元六郷地域の特徴でもある、ものづくり技術を発揮し、幅広く希望者を募り、未来に貢献できる企業として育てていただくよう希望いたします。  第27号議案老朽化に伴うための廃止であることから、異論を挟むことはありませんが、昨日の理事者説明にもありますように、建て替え後の新たな施設活用については、区内産業の振興に資するものとなることを期待しております。  大田区議会公明党は、賛成とさせていただきます。 ○広川 委員長 自民。 ◆湯本 委員 大変失礼いたしました。第26号議案、第27号議案についての態度表明をいたしておりませんでしたので、追加で態度表明をさせていただければと思います。  自由民主党大田区民連合といたしまして、第26号議案、第27号議案の大田区南六郷創業支援施設条例等について、賛成とさせていただきます。  若干の意見を申し述べさせていただきますが、先日の質疑の中でも申し述べさせていただきましたが、大田区の産業振興にとって非常に重要な政策であるとは思います。  しかしながら、大変人気の高いこの施設の利用でありますので、公平性や、誰かから見たときにうがった見方がされないような運用、これはきちんとそのような運用をしていただけるように求めるものであります。 ○広川 委員長 次、共産、お願いします。 ◆佐藤 委員 日本共産党大田区議団は、第12号議案、第13号議案、第14号議案、第15号議案、第16号議案、第17号議案、第18号議案、第19号議案、第20号議案、第21号議案、第22号議案、第23号議案、第24号議案、第25号議案、第27号議案に反対をし、第26号議案に賛成をします。  まず、第12号から第25号の14件の議案は、大田区立消費者生活センター区民活動支援施設蒲田、各特別出張所付属集会室、各区民センター、各文化センター大田区立大森東地域センター大田区立ライフコミュニティ西馬込大田区立池上会館大田区立山王会館、大田区多文化共生推進センター大田区民プラザ大田区民ホールアプリコ大田文化の森、大田区立大森スポーツセンターなど30施設、890区分の施設使用料見直しを行う条例改正案です。  今回の見直しによって、890区分のうち値上げが807区分、91%、据え置きは73区分、8%、値下げは10区分、1%であり、大半の施設・区分で、使用料値上げをする内容となっております。  昨日、そして、今日の議案審議でも明らかになりましたが、単純計算をすると、ほとんどの区分で使用料が大幅に値上げとなるため、複雑な補正係数を用いて計算をして出していることから、区民にはわかりづらいものとなっています。  今回も4年前に続き、受益者負担適正化に向けた施設使用料見直しとしています。  まず、問題なのは、使用料人件費建設費、大規模修繕費が含まれていることです。  公の施設は、税金で建設をして管理します。その中には既に建設費や管理費、修繕費人件費が含まれています。つまり、税金で賄うのは基本的な考え方です。  使用料地方自治法第225条に、行政財産の使用または公の施設の利用につき使用料を徴収することができるとしています。  趣旨は、使用者一般住民との公平を図るとともに、行政経費の補てんという意味を持つとされています。  使用料行政経費であり、管理経費ではありません。本来、税金で賄うべき人件費建設費修繕費受益者負担という名のもとに使用料に含めることは、二重に区民に負担をかぶせるものであり、地方自治法第225条の考え方に逸脱をする地方自治法違反の疑いがあります。  今回、地域産業委員会に付託された14件の条例案は、区民が趣味やスポーツなどの活動に使用する施設です。施設使用料値上げによって、区民の活動に大きな負担を課すものです。  使用料値上げや、今後、新たに建設する施設の建設費も一部区民に負担をさせるとの考え方は矛盾しています。  公平性の観点に立てば、利用料は上げるのではなく、逆に引き下げ、多くの区民に利用してもらう政策への転換が必要で、それを強く求めます。  次に、第27号議案 大田区創業支援施設条例を廃止する条例は、第26号議案の大田区南六郷創業支援施設をつくるので、大田区創業支援施設BICあさひを廃止する内容です。  大田区の特徴であるものづくり技術を生かした地域産業の振興のためにも、BICあさひは廃止、なくすのではなく、増設をし、施策の拡充をすることを求めて討論とさせていただきます。 ○広川 委員長 次、令和お願いします。 ◆植田 委員 第12号議案から、第25号議案に関しまして、令和大田区議団といたしましては、4年に1度の施設使用料などの今回の改定に際しては適正であると考え、賛成いたします。  そして、第26号議案、第27号議案に関しても、令和大田区議団といたしましては、特段、反対する理由がないため、賛成といたします。 ○広川 委員長 次、つらぬくお願いします。 ◆荒木 委員 昨日、あれからずっと考えていたのだけど、やはり区民の使う方にすれば、値上げしたよっていったら、ただそれだけなのだよね。いくらごちゃごちゃ何か言っても、ああまた値上げかと必ず言われると思う。特に、文化の森などはね。  やはり、あそこを運営している立場としては、とにかくどうお客様を増やすか。それの一言に尽きるのだよ。文化の森など、かなりいろんな努力をして、一生懸命しようとしているよね。  例えば未使用の区民って、今、お話ししていたけど、そういう人たちをいかに、また新しい魅力で、いつも100%で、くじじゃないと絶対にとれないというような施設にしないと。それとほかの、例えば文化の森と、ほかのセンターなどと比べてみると、何で同じ議論をしなくちゃいけないのかなとも思うわけ。言っている意味わかるよね。  それで、昨日、この委員会終わったとき、後で玉川委員が、備品がただだとか、100円、200円はそれは意見が違うと思うと私に言われて、やはりそうやって真剣に考えてくれる人いるのだなと思って話していたのだけど。  やはり100円、200円、例えば会議室を使って、演台の花代が100円とか、ふざけるんじゃないよと言いたくなるよね、こっちとしてはね。それは消耗品で壊れるようなものはしょうがないけど、ちゃんとそれは使用料の中に入れておきなよと思う、そういう努力もしなくてはと思うのです。  第25号までは限りなく反対に近い賛成です。  でも、まじめな話、これはちゃんと、言っている人たちが、算数のお勉強して、一生懸命理屈をこねて、区民の方に誰か言ってみな、代表で。何もわからないから。私だってわからない、はっきり言って。  そういうのがあるので、ぜひ肝に銘じて、特に運営者は、よく区民目線に立つというけれど、区民目線に立つというのは、区民の人が1回説明してわからなかったら、2回説明したってわからないのだよということだから、別に愚民政策で言っているわけじゃないけど、とにかく丁寧にやってください。  第26号、第27号議案はもっともです。賛成です。 ○広川 委員長 では、次、区民お願いします。 ◆荻野 委員 大田区民の会令和は、ただいま上程されました、第12号議案 大田区立消費者生活センター条例の一部を改正する条例から第25号議案 大田区立大森スポーツセンター条例の一部を改正する条例、また、第26号議案 大田区南六郷創業支援施設条例、第27号議案 大田区創業支援施設条例を廃止する条例全てに賛成をいたします。  この際、若干の意見を述べます。
     施設使用料について、4年ごとに行われる受益者負担適正化に向けた使用料見直しにより、多くの施設での値上げとなります。区民の皆様に対してしっかりとした周知をお願いいたします。  考え方についても多くの意見が交わされましたが、原価計算補正係数減価償却人件費の二重取りとも見られる問題など、検討の余地があると思います。  また、他の自治体で採用されている考えですが、駅からの距離、利便性、施設の内容によって補正されることもあるようです。  区民の方の負担や利用の頻度なども鑑み、より区民の方が利用しやすい施設運用となるよう、今後の検討を要望します。  次に、第26号、第27号議案の南六郷の創業支援施設についてです。  羽田のBICあさひのかわりにつくられる施設ですが、昨日の質疑にご回答いただいたように、オフィス、その部屋数がBICあさひが27室から、南六郷が10室と、大きな変更もあります。  コワーキングスペースやセミナールームなど、新たな用途に使えるスペースも新設されますが、創業支援施設として全体の受け入れ数が減っていることには懸念もあります。  より多くの起業家の方がこの施設、大田区から新規事業を始めていけるよう、今後の運用に期待し、討論を終えます。 ○広川 委員長 以上で討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第12号議案 大田区立消費者生活センター条例の一部を改正する条例、第13号議案 大田区区民活動支援施設条例の一部を改正する条例、第14号議案 大田区特別出張所付属施設条例の一部を改正する条例、第15号議案 大田区立区民センター条例の一部を改正する条例、第16号議案 大田区立文化センター条例の一部を改正する条例、第17号議案 大田区立大森東地域センター条例の一部を改正する条例、第18号議案 大田区立ライフコミュニティ西馬込条例の一部を改正する条例、第19号議案 大田区立池上会館条例の一部を改正する条例、第20号議案 大田区立山王会館条例の一部を改正する条例、第21号議案 大田区多文化共生推進センター条例の一部を改正する条例、第22号議案 大田区民プラザ条例の一部を改正する条例、第23号議案 大田区民ホール条例の一部を改正する条例、第24号議案 大田文化の森条例の一部を改正する条例、第25号議案 大田区立大森スポーツセンター条例の一部を改正する条例、第27号議案 大田区創業支援施設条例を廃止する条例、以上15件の議案を一括して採決いたします。  本案を原案どおり決定することに賛成の方は挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○広川 委員長 賛成者多数であります。よって、第12号議案から第25号議案及び第27号議案はいずれも原案どおり決定いたしました。  次に、第26号議案 大田区南六郷創業支援施設条例を採決いたします。  本案を原案どおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 ご異議なしと認めます。よって、第26号議案は原案どおり決定いたしました。  以上で付託議案の審査を終了いたします。  なお、委員長報告につきましては、正副委員長及び理事にご一任いただくことでよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  次に、調査事件を一括して上程いたします。  まず、補正予算案について理事者から説明をお願いいたします。 ◎近藤 地域力推進課長 私からは、地域力推進部にかかわります補正予算案につきまして、ご説明申し上げます。  地域力推進部の資料3番、令和元年度大田区一般会計補正予算(第5次)案についてをご覧ください。  初めに、歳入でございます。  事項別明細書では38、39ページの下段あたりに記載されております寄附金でございます。  地域力応援基金助成事業に対する寄附金として、36万円を補正計上するものでございます。  次に、歳出でございます。  事項別明細書では50、51ページに記載されております。総務費、地域振興費、区民施設費でございます。  休養村とうぶ管理運営費、その他運営費、15節工事請負費でございます。  大田区休養村とうぶの温水ポンプ更新工事について、令和元年度と2年度の両年にわたり実施する予定でしたが、大田区教育委員会から、中学校の特別支援学級の移動教室を令和2年7月に休養村とうぶで実施したいと依頼があったため、7月に予定していた設置工事を11月に変更することとし、温水ポンプ製作を含む更新工事を令和2年度単年度で実施することとしたため、令和元年度予算に計上した工事請負費を379万1,000円減額補正するものでございます。  次のページでございます。区民協働費でございます。  青少年交流センター管理運営費、管理代行費、13節委託料でございます。  青少年交流センターの指定管理者が選定されたことに伴い、契約落差により予算残額が生じることとなったため、委託料を3,904万3,000円減額補正するものでございます。  次に、複合施設建設費でございます。  大森西地区公共施設の整備、11節需用費、13節委託料及び15節工事請負費でございます。  地域との協議を丁寧に進め、今後のスケジュールを再検討した結果、令和元年度に予定していた大田区区民活動支援施設大森の土壌汚染調査については、概況調査のみを実施し、本調査を令和2年度に延期することといたしました。  また、令和元年度に実施する予定だった地盤調査を、令和元年度と2年度の両年にわたり実施する予定だった、プール・体育館取り壊し工事を令和3年度以降に延期することとしたため、一般需用費を2万6,000円、委託料を1,685万4,000円、工事請負費を1,520万円減額補正するものでございます。  次のページをご覧ください。繰越明許費でございます。  事項別明細書では104、105ページに記載されております。  総務費、地域振興費、特別出張所管理運営費、15節工事請負費でございます。  矢口特別出張所庁舎外壁改修その他工事について、矢口区民センター温水プールのサッシを支える支柱の塗装が浮き上がっていることが判明し、工期を延長し、支柱の改修工事を実施するため、8,270万円を繰越明許するものでございます。  次に、区民センター管理運営費、15節工事請負費でございます。  矢口区民センター温水プール系統パネルヒーター及び温水制御機器取りかえ工事について、矢口特別出張所庁舎外壁改修その他工事で設置した足場の解体後に実施する予定でしたが、外壁改修工事の工期の延長により実施時期がずれ込んだため、3,158万円を繰越明許するものでございます。  次に、田園調布地区公共施設の整備、13節委託料でございます。  (仮称)田園調布せせらぎ公園体育施設地盤調査委託について、体育施設の設置場所について地域住民との調整を丁寧に進めたところ、昨年の段階では確定せず、768万1,000円を繰越明許するものでございます。  次のページをご覧ください。債務負担行為補正でございます。  事項別明細書では、110、111ページに記載されております。  総務費、地域振興費、区民施設費、15節工事請負費でございます。  大田区休養村とうぶの温水ポンプ更新工事について、先ほど歳出の減額補正についてご説明させていただきましたとおり、令和元年度と2年度の両年にわたり実施する予定の工事を令和2年度単年度で実施することとしたため、令和元年度の減額補正をするとともに、令和2年度に設定した債務負担を廃止するものでございます。この工事の費用については令和2年度予算に計上されております。  次に、複合施設建設費、15節工事請負費でございます。  大田区区民活動支援施設大森取り壊し工事について、先ほど歳出の減額補正についてご説明させていただきましたとおり、令和元年度と2年度の両年にわたり実施する予定だった工事を令和3年度以降に実施することとしたため、令和元年度の減額補正をするとともに、令和2年度に設定した債務負担を廃止するものでございます。 ◎吉川 観光課長 私からは、観光・国際都市部にかかわります補正予算についてご説明を申し上げます。  観光・国際都市部資料2番、令和元年度大田区一般会計補正予算(第5次)案についてご覧いただければと存じます。  初めに、歳入でございます。  事項別明細書では36、37ページに記載されてございます。  国庫支出金、国庫補助金、総務費補助金、観光国際費補助金でございます。  2件ございまして、1件目につきましては、214万9,000円を教育支援体制整備事業として補正計上するものでございます。  内容といたしとしては、帰国・外国人児童生徒等教育の推進支援事業に伴う、おおたこども日本語教室(蒲田・大森教室)の運営に関する補助金でございます。  2件目につきましては、448万9,000円を観光振興事業費補助金として補正計上するものでございます。  内容といたしましては、観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業に伴いますデジタルサイネージ、多言語案内・翻訳用タブレット、非常用電源装置・情報端末充電機器の整備に関する補助金でございます。  次に、歳出でございます。  事項別明細書では52、53ページに記載されてございます。  総務費、観光国際費、観光国際総務費、2節給与、3節職員手当等、4節共済費として、総務部とあわせまして4,305万9,000円を補正予算計上するものでございます。  そのうち、観光・国際都市部分といたしましては、東京2020大会聖火リレー関連事業が、当初想定していなかった業務への対応や大会組織委員会派遣者の業務量増などで時間外勤務手当の不足により、475万9,000円を増額補正するものでございます。 ◎小澤 産業振興課長 私からは、産業経済部にかかわります補正予算案につきましてご説明を申し上げます。  産業経済部の資料2番、令和元年度大田区一般会計補正予算(第5次)案についてご覧いただければと存じます。  初めに、歳入でございます。  事項別明細書では34ページから41ページにかけまして記載がされてございます。  まず、国庫補助金の産業経済費補助金でございます。  こちらにつきましては、地方創生推進交付金の交付決定を受けまして、補助金収入を計上するため、6,000万円増額補正するものでございます。  また、都の補助金、東京都商店街チャレンジ戦略支援事業につきましては、商店街の当該補助事業に係る歳出予算の減額補正に伴い、都からの補助金収入を1,647万9,000円減額補正するものでございます。  続きまして、雑入その他の産業プラザ利用料金剰余金、こちらに関しましては、産業プラザ施設利用料金収入から経費を除いた金額でございますけれども、4,619万2,000円増額補正するものでございます。  続きまして、次ページ、歳出でございます。  事項別明細書では72、73ページに記載をされてございます。  まず、産業振興費でございます。  商店街チャレンジ戦略支援事業につきまして、年度内に執行額が確定し、一定の不用額が見込まれるものについて5,124万9,000円減額補正するものでございます。  次に、産業施設費でございます。  工場集積の維持・発展に向けた支援につきまして、インダストリアルパーク羽田の賃借料や、内装工事等の負担金の見直し、(仮称)南六郷創業支援施設整備で生じた契約落差による不用額など、2億9,998万7,000円減額補正するものです。  続きまして、次ページ、繰越明許費でございます。  事項別明細書では106、107ページに記載をされてございます。  旧羽田旭小学校敷地の整備につきまして、今年度中に基本計画の策定や本敷地の土壌汚染調査等を実施する予定でありましたけれども、こちらについて地域住民及び施設利用者との調整を慎重に進めたことによりましてスケジュール変更が生じました。このため、5,963万4,000円を繰越明許するものでございます。  産業経済費につきましては、以上でございます。 ○広川 委員長 では、委員の皆様、ただいまの報告に対する質疑をお願いいたします。 ◆荒木 委員 予算に関することではないとだめなのですか。補正予算のこと。それはなじまないというのだったら言ってください。  吉川観光課長のところでいろいろこうやって頑張ったりしてらっしゃると思うのだよね。今このご時世で、文化・国際という部署は、かなりいろんな意味でこれから必要になることいっぱいあると思うのだけど、そんな話を聞いても、あなたに言ってもわからないからだめかな。心配でしょうがないのだよ。  どう。委員長いいですか。 ○広川 委員長 後に、未来プランの達成度評価報告とかありますので、多分そちらのほうでやっていただいたほうがいいかと思いますので。今は補正予算案に関することだけで。 ◆荻野 委員 特別出張所管理運営費で、地域力ですね、矢口出張所の区民センターの外壁工事と管理運営費で温水プールのほうが出ていますけど、これは両方とも温水プールの関係で、だけど、項目は分けて二つとも出ているという感じですかね。 ◎伊藤 矢口特別出張所長 そのとおりでございます。  特別出張所管理運営費の矢口特別出張所庁舎外壁改修その他工事の中に、プールの窓枠改修と内部壁の改修工事が含まれておりまして、それと、パネルヒーターの取りかえ工事、この二つがいずれもプールの工期延長に係る項目でございます。 ◆荻野 委員 今ちょうど、いろんな時節柄、騒動が起きていて、それがよかったのか、悪かったのかの話はしませんけれども、こちらも、やはり楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃると思いますので、延長になったということはしっかりと周知をしていただければと思います。これは要望です。お願いします。 ◆荒木 委員 温水プールでわからないことがあるので聞きたいのだけど、私の記憶だと、昔、清掃局であそこに置きましたよね、その一つの付帯品として矢口に、初めて大田区に温水プールができたというのだったけど、あれはパイプでつながっているわけじゃないのですか。 ◎伊藤 矢口特別出張所長 昭和47年に多摩川清掃工場の還元施設としての位置づけで、区民センター温水プールが開設されたという経緯がございまして、熱供給管をもって排熱利用をするプールという位置づけで開設されたものでございますが、今回の工期延長につきましては、内部壁の一部で劣化が進行したことに伴いまして、補修工事が追加で必要ということでございまして、その熱供給に関することとは関係はございません。 ◆荒木 委員 パイプは関係ないのだよね。  でもあそこから、長い管を通って温水が供給されているのかな、今でも。 ◎伊藤 矢口特別出張所長 多摩川清掃工場から区民センターの温水プールまで、約240メートルほどの熱供給管で結ばれているところでございますが、平成30年に不具合が見つかった関係で、今現在は熱供給はとめておりまして、ボイラーをたいての対応としているところでございます。 ◆佐藤 委員 歳出の観光国際費なんですけど、先ほど報告がありましたように、東京2020大会聖火リレー関連事業や大会組織委員会派遣者の業務量増などで時間外勤務手当の不足と言っているのですけど、これ最初、予測していたものよりも、何人でどれぐらい増えてしまってこうなっているのでしょうか。
    ◎千葉 東京オリンピック・パラリンピック推進担当課長 何にどのぐらい増えているかということなのですけども、当初、この聖火リレーの業務については組織委員会、それから、東京都の実行委員会等が主に実施をしていくと聞いていたところですが、そういった中で、区のほうでも運営の一部を担ってほしいということで、沿線の警備であったり、そういったところが実際、今、区のほうで対応しなければならない状況になってきており、そういったことへの対応が必要になっているというところがございます。  また、組織委員会の派遣者についてですけれども、こちらについては、当初見込んでいたよりも実際の実務のほうが、どうやらなかなか進まないということで、業務のほうが増えてしまっているという状況で増えているということで伺っております。 ◆佐藤 委員 なかなか、これ近くなってこないとわからないとか、具体的にならないとわからないということだと思うので、今のお話でよく理解しました。  それと、産業経済費のほうの歳入、まち・ひと・しごと創生に資する事業に伴う地方創生推進交付金ですが、6,000万円。これは羽田空港の跡地の第1ゾーンのところでいいのですよね。 ◎臼井 産業交流担当課長 こちらの交付金につきまして、充当先として予定している事業といたしましては、跡地のほうを直接ではなく、IoT仲間まわしによる中小企業の生産性向上プロジェクト、こちらの事業に充当させていただくということで歳入のほうを今回、計上させていただきました。 ◆佐藤 委員 IoTとか、そういう関係で使うということでいいのですよね。 ◎臼井 産業交流担当課長 こちらのほうは委託業務として、これまで4年間実施をさせていただいておりまして、毎年、こちらの交付金事業のほうを活用させていただいて、委託事業を実施させていただきました。 ◆佐藤 委員 それと、この産業プラザ利用料金ですが、これは、当初予定していたよりも多く入ってきたということでいいのか、それがまた原因は何なのか教えてもらえますか。 ◎小澤 産業振興課長 先ほども説明しましたが、施設料金、利用料金の収入から経費を除いたものが今回の額になっておりまして、全て利用料金が、収入が多くなったというわけではございませんで、例えば職員を派遣している人件費、これも平均値で最初に予算計上をしている、それから、修繕を予定していたものがもう少し修繕をしなくても延びるよということで見送りになったとか、そういうものを合算して今回、計上しているものでございます。 ◆佐藤 委員 そうしますと、大体いつも、年度末のこの時期に、こうやって補正をかけて調整していくような、そういう性質のものでいいのですか。 ◎小澤 産業振興課長 委員お話しの毎年というところでは、そういう形ではなくて、本来は補正が生じないように適正に予算を見積もって執行していくものと考えておりますけれども、やはり年度内の利用の状況とか、先ほども言いましたけれども、修繕をするタイミングとか、そのようなものを見計らいながら行っているもので、結果として生じているというものでございます。 ◆佐藤 委員 あと、この産業振興費の歳出の商店街チャレンジ戦略支援事業なのですが、毎年、予算が出るたびに見るのですけど、やはり今、景気もよくないということで、商店会自体が解散したり、また、区商連の加盟から外れるとか、そういうところが増えてきているのですが、ここで言っている支援事業を当初見積もっていたところより、さっき説明で、途中でというお話もあったのですけど、当初見積もっていたところよりも利用しているところが減ってしまったという見方もあるのかなと思うのですが、その辺についてはどうでしょうか。 ◎小澤 産業振興課長 今の委員お話しの部分につきましては、今回は景観整備事業が主なものでございます。  こちらにつきましては、具体的に申し上げますと、洗足池の商店街、また、田園調布の商店街が景観整備事業に着手をしております。  私どもも一緒に考えていく中で、例えば洗足池のほうでは、一挙に設計と施工をやろうという話であったのですけれども、話を進めていく中では、設計と施工を分離して、年度をまたいで行おうということで減額になったもの。  また、田園調布の商店街は駅前の整備の関係で、都とも折衝しながら、この部分を含みたいのだという商店街会長のご希望もありまして、いろいろ折衝したのですけれども、所有地の関係とか、いろいろ様々な要因がありまして、ここについては最終的に補助から対象外としたというものがございまして、その2件が減額の対象となっております。  また、イベント等につきましては、今回は、これまでも補正の中で、商店街の補助金については減額補正をしていたという経緯から、予算を編成する段階でかなり綿密に、予算編成のぎりぎりまで商店街と折衝をして編成をしているものですので、この辺については大きなものはありませんでしたので、補正には入っておりません。 ◆湯本 委員 観光国際費の、先ほど佐藤委員も質問していた部分なのですが、これは23区というか、東京中から集められるのですか、職員の派遣要請みたいなものは。大田区だけというわけじゃないでしょう。 ◎千葉 東京オリンピック・パラリンピック推進担当課長 組織委員会への職員の派遣ですが、これは23区全ての区から派遣を行っておりますし、もっと広く、東京都の市町村、そのほか全国の県等、そういったところからも組織委員会への派遣というのは行われております。 ◆湯本 委員 どういうことをやる、ざっくり警備とか、聖火ランナーみたいな話だったのだけども、職員を派遣する以上、やはり当区としては、大田区にどう資するのかという話になっていかなければいけないと思うのだけれども。どういう業務を、何をどこまでしてほしいみたいな、そういうオーダーが、どこからいつ、どうあって今回の形になっているのかというのは、なし崩し的にオリンピックやるから人を送ってくれ、はいわかりましたというのでは、これは話の説明、筋が通らないのかなと思うのですけれども、その辺のいきさつというのはどうなっているのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピック・パラリンピック推進担当課長 職員の派遣の経緯については、招致のころからも派遣というのは行われてはいるのですけれども、派遣にあたっては、まず、東京都から23区区長会に対して協力の要請ということが行われておりまして、そういった要請を受けて特別区として対応するということで話が進んでいるものでございます。  詳細な派遣先等については、各区の意向等を踏まえながら、要望を聞いていただくような部分もあるのですが、非常に業務が多岐にわたっている関係で、やはり必要なポスト、部署に人を置かなければいけないというような状況もありますので、そこは組織委員会の中で配置を、最終的には決めているという状況になっております。 ◆湯本 委員 確かに現場で動いていると、きっちり切り分けて、この部分だけやってください、この部分は触れないでくださいというのは、現実問題としてはなかなか難しい部分があるのだろうなと思います。  ただ、あくまでこれ税金によって雇われている皆さんを派遣するという話なので、こういうことについてはきっちりと筋道立ててやってもらいたいなという思いの中で今、確認をさせていただいたところであります。  余計な話かもしれませんけど、江東区だとかってオリンピックに対して非常に大きな影響があって、開催すると得られるものが多くて、若干、大田区などというのはちょっと寂しいなみたいな部分があるのだけど、負担割合はそこの中で調整されたりとか、そういう議論というのはあるのですか。 ◎千葉 東京オリンピック・パラリンピック推進担当課長 負担割合については特段、そういった案分等ということがなされているわけではなく、各区の状況に応じた形で派遣をしていくということで、調整をしていると聞いております。 ◆湯本 委員 わかりました。  東京全体で盛り上げていかなければいけない行事であろうということはわかっておりますが、あわせて説明責任がついて回るという部分もあろうかと思いますので、盛り上げていくために、職員の方には頑張っていただいて、サポートやそういう説明というものは我々もしっかりと行って、区民に対して行っていく必要があるのかなと思いました。 ◆荒木 委員 今、産業の話で景観、田園調布と話を聞いたのだけど、どうも私らの話に耳に入ってくると、商店街同士で話をしていると、実は大田区は結構、補助金を受けるのに、丁寧に説明をしてくれたり、あるいは、派遣してくれたりっていう話をすると、東京都はどうにもならないと。  感想で言っているのだよ、私が言っているのではないからね。東京都はややこし過ぎてどうにもならないって、途中でやる気が失せてしまうよというようなことまで言われているのだけど、それって感じているかな。  例えば田園調布の景観はわかるのだけど、洗足池のまちの景観って、何をどうする予定だったのでしたか。 ◎小澤 産業振興課長 個々の具体的なというと、詳細まで正確にはお話しできるかというのはあるのですけれども、例えば商店街のアーチ、こういうものを撤去して新たにつけようかとか、装飾灯をどうしようかとか、そういうお話がありました。  また、委員お話しのとおり、東京都の補助金については、非常にやはり厳しいものがありまして、申請の内容も厳格です。  例えば装飾灯を設置するのに、直径何センチか実際検査をするときに、写真できちんとわかるようにしろとか、これだと入るのとか入らないのかとか、そこまで言ってきている状況があります。  私どもは都市基盤整備部とも連携をとりながら、商店街の皆様が喜ばれるように、東京都とも随時、折衝しているところでございます。 ◆荒木 委員 商店街も今、それこそ景気が悪くて区商連から抜けてしまうとか、商店街が解散してしまったとか結構あるのだけど、その中でもやっぱりやろうと思っている、何とかしようよって。LEDとか使ってね、何かやりたい、やったらいいなというのを計画もしているところもあるのですよ、具体的に。  やはりそれで手続上で頓挫してしまうというのは、厳格にするは当たり前なのだよ、当たり前だけど、少なくとも大田区は、ちゃんと来て説明をしてくれていると、結構、評判いいのだよね。  いいものだと言われている、横で聞いていてもうれしくなって、ぜひ、東京都も絡んでうまくやれるように手を貸してください。 ○広川 委員長 ほかはよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、補正予算案については以上としまして、次に、未来プランについて理事者から説明をお願いします。 ◎近藤 地域力推進課長 それでは、私のほうから、おおた未来プラン10年(後期)「めざす姿」の達成度評価報告についてご報告させていただきます。  おおた未来プラン10年(後期)「めざす姿」で、まず、概要版1をご覧ください。  1の達成度評価の目的でございます。  おおた未来プラン10年(後期)は平成30年度をもって計画期間が終了したことから、5年間の成果と課題を分析し、「めざす姿」の達成度を評価するとともに、その結果を新たな基本計画の策定に活用するというものでございます。  2の評価結果のまとめでございます。  めざす姿の達成度は、指標及び主な事業の進捗状況による定量評価と、各取り組みの成果や課題による定性評価を行い、総合的に評価しております。  36の施策単位の評価結果をまとめると、めざす姿の達成状況は、おおむね達成のA判定が16施策で4割半ば、相当程度の進展ありのB判定が20施策で5割半ばとなっており、進展がないのC判定の施策はゼロでございました。  めざす姿にどれだけ近づいたかをはかるモノサシ指標は達成度が90%以上のものが全体の7割を占めました。  このことから、未来プラン全体としては着実に取り組むことができたと判断しております。  主な成果でございます。  各委員会で関連する個別目標の成果についてご説明をします。  地域産業委員会が主に関係する個別目標は、1-2、2-2、2-3、3-1及び3-3でございます。  個別目標3-3では、3施策中B評価のものが3施策、モノサシ指標の達成状況は90%以上が2件でした。  主な成果としては、特別出張所単位で様々な分科会が組織され、地域課題の解決に向けた取り組みが行われております。  行事やイベントを開催することにより参加者の地域への愛着を育むことができました。  その他の個別目標については後ほどご覧いただければと思います。  続けて、報告としてまとめた資料についてご説明申し上げます。  18ページから、102ページまでが、36の施策ごとの評価結果でございます。  各施策の評価結果は後ほどご覧いただければと思います。  103ページには、第3章として総括、懇談会委員からの意見がございます。  評価結果については、令和元年11月8日に実施した第1回大田区新基本計画策定懇談会において報告し、懇談会委員から様々な意見をいただきました。  いただいた意見は、客観的な評価の仕組みなど、評価のあり方に関するものが中心でございました。  105ページには、新たな基本計画への活用がございます。  懇談会委員からいただいた意見を踏まえ、客観的な評価の仕組み、適切な指標の設定、評価結果の活用などについて改善を図り、効果的に施策を推進するための新たな評価制度を構築してまいります。  本評価報告につきましては、全常任委員会でのご報告を経て、速やかにホームページ上で公開する予定でございます。 ○広川 委員長 それでは、委員の皆様、ただいまの報告に対する質疑をお願いいたします。 ◆荒木 委員 要するに、外国の今いろいろな問題になっているよね、コロナウイルスとかって。さっき1階に行ったときも結構、外国人の方が困っているような場面もあったみたいなのだけど。これからどういう予算を立てて、やはり考えなきゃいけないことでしょ、課長としては。どう思いますか。 ◎吉川 観光課長 いろいろご心配、また、ご配慮いただきましてありがとうございます。  今、新型コロナウイルスの話もございますけれども、観光・国際都市部は、今年、正念場だなと考えてございます。オリンピック・パラリンピックを控えまして、部が一丸となって課を乗り越えまして、全体の組織体制を考えてございます。  そこに、コロナウイルス騒ぎが入ってまいりまして、ますます忙しくなってございますけども、そこは、私どもはイベント中心の部でございますけど、従来から助け合うという、協力関係というのが非常にできている部だと考えてございますので、こういう世界的な問題に対しても、部長をはじめ、私どものほうで力を合わせてあたっていきたいなと思っております。 ◆荒木 委員 今の答えはいい答えだね、なんか感動してしまったよ。ぜひ、頑張って。  とにかく外国から来ている方に嫌な思いだけはさせないようにしていってもらいたいなと。これは熱烈な要望だね。お願いしたいと思います。 ○広川 委員長 ほかよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、未来プランについては、以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 次に、統合後の校舎活用施設次期活用計画案について及び大田区積立基金条例の一部を改正する条例について、それぞれ理事者から説明をお願いいたします。 ◎荒浪 蒲田西特別出張所長 私からは、統合後の校舎活用施設と次期活用計画(ふれあいはすぬま)について、資料番号30番の資料についてご説明いたします。  資料をご覧ください。  蒲田西地区の施設再編については、仮称新蒲田一丁目複合施設や東京都と連携した、蒲田西特別出張所を含む都区合同庁舎の整備を行っています。  ふれあいはすぬまにつきましては、平成19年より、おおむね10年間を目安として暫定利用され、今年度で13年間が経過し暫定期間終了を迎えるため、大田区公共施設整備方針に基づき活用計画を定めました。  平成30年度に建物の健全化調査を行った結果、躯体の老朽化が進んでいるため長寿命化には適さないと判断しました。  ふれあいはすぬまの一部施設機能は蒲田西地区施設整備完了後に、他の施設へ移転します。それ以外の必要な施設機能については、別棟を設置し移転します。  施設整備は2期に分けます。  Ⅰ期工事としてプール棟を取り壊し、仮称西蒲田三丁目複合施設を設置します。  入居施設として、既存のさわやかワークセンター、わかばの家ふれあいはすぬま分室、文書整理室が入ります。  学校防災拠点としてのさらなる防災機能の強化を図るため、既存の防災備蓄保管庫に加え、感染症対策を含む地区備蓄保管庫及び取り壊しプールの代替として防火水槽を設置します。  また、行政需要の変化により、スポーツ協会が移転いたします。  なお、体育館は現状のとおり学校避難所機能を継続し、地域開放も継続します。グラウンドにつきましても地域開放を継続します。工事期間中も利用できるよう配慮しますが、現在より狭くなります。  敷地北側のⅡ期工事部分につきましては、不登校特例校及び関連施設の設置について検討を行います。  スケジュールです。  Ⅰ期工事については、蒲田西地区施設整備が完了する令和6年度末以降となりますが、仮称西蒲田三丁目複合施設につきましては、令和2年度設計、令和2年から3年度にプール棟取り壊しを予定し、新築工事は令和3年から4年度を予定しております。  配置図案です。  現在のプール棟部分を取り壊し後、複合施設を建設します。  鉄骨造3階建て、約1,500平米程度の計画となります。  最後に、本案件につきましては、総務財政委員会、健康福祉委員会、こども文教委員会におきましても同様に報告させていただいております。 ◎北村 文化振興課長 私からは、観光・国際都市部、資料31番、大田区積立基金条例の一部を改正する条例についてご報告をいたします。  昨年12月に区内在住の美術家から、絵画等の収蔵庫整備のために1億円を活用してほしいとご寄附をいただいたことなどから、広く区の文化振興に基金を活用するために、郷土博物館資料収得積立基金から、その名称を文化振興基金と改めるものでございます。  施行日は公布の日とし、寄附金の使途につきましては、(1)郷土博物館の資料収得に要する経費(当該資料の修復及び保存に要する経費を含む)、(2)絵画収蔵庫整備に要する経費、(3)文化施設(勝海舟記念館に属するものは除く)における展示品や資料等の購入、修復に関する経費とさせていただきます。
     なお、この件につきましては、昨日、開催された総務財政委員会で同様の説明をさせていただいたところでございます。 ○広川 委員長 それでは、前回の報告分も含めた所管事務報告の質疑を行います。  地域力推進部から順次行っていきたいと思いますので、件数も多いですのでご協力よろしくお願いいたします。  地域力推進部の6件について質疑がありましたら順番にお願いいたします。  地域力応援基金とか、上から順番にありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 次は、青少年表彰。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 行動計画第7次の策定についてもいいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 矢口区民プール。 ◆佐藤 委員 先ほど、荻野委員も聞いていましたけど、この矢口区民センターの温水プールの休場期間が昨日も報告があったように、補修工事の期間が延びるということで、残念だなと思いながら、理由を聞くとしようがないなという気持ちもありながら、報告を聞かせていただいたのですが。  当初、今月末までという予定が、4月の末まで延びるということなのですが、これ所長に聞いてもわからないので、ほかの方に答えてほしいなと思っているのですが、今、温水プール、区民プールも含めまして、例のコロナ肺炎のことなどで、スイミングスクールなどが少しお休みするという話も聞いているのですけど、そういった話というのは把握されていますか。 ◎堀 スポーツ推進課長 現在、委員お話しのコロナウイルスの感染拡大防止について、各自治体のほうでも感染の拡大を防止するように、区民の方、それから、事業主等にいろんな協力要請を行っているところでございます。  今、プールのほうにおきましても、管理している都市基盤整備部並びに地域力推進部のほうも、自主事業などは、実施主体のほうにどのようにやっていくのかということで、区の現状並びに国の現状、都の動向等をお知らせして、実施をするのか、それとも、縮小してやっていくのか、また中止、延期などいろいろな方策を検討していただいているところでございます。  こちらの矢口区民プールも同様な対応をしているところと捉えております。 ◆佐藤 委員 私の知っている区民の方から、区民施設であります平和島公園プールでやっているスイミングスクールかな、子どもが行っているのだけど、しばらくお休みしますという話があったと聞いていまして、たまたま延びたのですけど、そういう意味では利用したいけど利用できないという時期と重なるから、不幸中の幸いなのかなと思いながら見たのですが。  実際に定期的に利用される方には、工事期間が延びるというのは、どんな説明を今、されていますか。 ◎伊藤 矢口特別出張所長 矢口区民センター温水プールは、個人利用の利用枠と貸し切り団体の利用枠がございまして、常にご利用いただいている団体が15団体ございますので、その団体の方皆様に個別に電話連絡等で追加の補修工事が必要になったため工期が延長になる旨をご説明したところです。 ◆佐藤 委員 こういう工事が必要だからやるわけですから、しっかり工事やっていただいて、今、利用できずに、楽しみを待たされている皆さんにはしっかり説明もしていただきたいということをつけ加えておきます ◆荒木 委員 青少年表彰でもいいですか。 ○広川 委員長 戻りますか。いいですよ。 ◆荒木 委員 長いこと青少対を、委員をやっていて、かなり子どもたちとも話す機会もあるのだけど、不思議でしょうがないのは、これ質問なのだけど、模範青少年部門ってあるよね、表彰で。模範青少年とは何だい。これ真面目に考えたけど、すごいおかしいのだよね。何をした人が模範なのか、しない人が模範なのか。  大田区の、要するに、模範青少年という概念を聞きたいのだよ。こういう人が模範青少年という、青少対でおまえは絶対にもらえないと言われたけどね。 ◎金子 青少年健全育成担当課長 大田区で考えている概念といたしましては、他の生徒の模範となるような行動、例えば青少対の活動を長くやってくださっている児童、生徒に対してですとか、あるいはご自分の目標としてやってらっしゃる活動に対して一生懸命取り組んでいただいて、例えば都で何位とか全国で何位とかという成績をおさめられている方を一応基準として、こちらの模範青少年として表彰するというところでやらせていただいております。 ◆荒木 委員 大体そんな感じだろうね。  ただ、どういうふうに子どもたちは見たらいいかというのを考えると、例えばただ真面目に、表面は大人の都合のいいように、お返事がよくて、この子、いい子なのかなんて話ってあるでしょ。でもややこしくなるからいいね。わかりました。 ○広川 委員長 旧蒲田西特別出張所庁舎の活用について。 ◆荒木 委員 これはもう自分の感覚なのだけど、この間、都税事務所に行ったときに、間違えてあそこの1階に入っていってしまって、右側曲がって。かなり大変だよね、あそこの場所。込み入っているというか、我慢してやっているよねと思っているのだけど。あれ全部あそこに入っているわけじゃないのかな、窓口だけですか。 ◎荒浪 蒲田西特別出張所長 現在、仮庁舎としまして、都税事務所の1階に執務室、それから、その奥に会議室、小会議室という三つの機能を持って運営をしております。  旧庁舎から移転をしておりますが、若干、会議室等は狭くはなりましたが、問題なく今のところ、あのスペースで運営をしているところでございます。 ◆荒木 委員 所長がそう言っているなら何も言うことないです。 ◆佐藤 委員 この旧蒲田西特別出張所庁舎の活用ですが、Ⅱ期工事が終わった後、1階の多目的スペース、管理室等と書いてありますけど、これもう少し詳しくどんなものが入るか教えてもらえますか。 ◎荒浪 蒲田西特別出張所長 現在、1階のⅡ期活用時期、多目的スペース、それから、管理室というところは設計段階でございまして、どのように活用していくかというところはまだ確定していないところでございます。  多目的スペースに関しましては、地域の方の自主活動の展示スペースやワークショップの開催など様々な可能性があると考えておりますので、今後、区民の方の活発な活動に寄与する施設として検討のほうをしてまいりたいというところでございます。 ◆佐藤 委員 今、検討されているということなのですが、Ⅰ期、Ⅱ期を通じて3階とか、2階の場所は、これは一般の区民の方に貸し出すような考え方なのか、それとも池上出張所や、新井宿特別出張所のように地域の人に無料で貸し出すような場所なのか、どう考えているのでしょうか。 ◎荒浪 蒲田西特別出張所長 Ⅰ期につきましては、あくまで出張所付属の会議室ということでございますので、限られた地域団体等にお貸しすることはありますが、広く一般のという考えはございません。  Ⅱ期に関しましては、出張所という位置づけではなく、広く一般の方に使っていただく地域活動施設として解放していく予定でございますので、Ⅰ期、Ⅱ期ですみ分けを考えております。 ◆佐藤 委員 その場合に料金というのは発生するか、発生しないかというのを教えていただけますか。 ◎荒浪 蒲田西特別出張所長 Ⅰ期につきましては、先ほども申しましたとおり、出張所の会議室ということで、無料で限られた方に使っていただく形になりますが、Ⅱ期につきましては、一般の貸し出しの施設と同様に料金の負担等が出てくるかなと考えております。 ◆椿 委員 ふれあいはすぬまを閉鎖することに伴うということもあると思うのですけど、関連して聞かせていただきたいのですが、今、ふれあいはすぬまをお使いの団体で、ダンスをされているグループなんか結構あるわけですよね。  教室の正面の黒板の場所を全面鏡みたいな、そういったことをして、本当にダンスが本格的にできるようなのもあるのですけど、そういった方々がⅡ期、使えるのかなというのがちょっと心配だったのですけど、どうなのでしょうかね。 ◎荒浪 蒲田西特別出張所長 ダンスの方々、ふれあいはすぬまで実際に練習なさっているのですけれども、蒲田西地区においては現在、仮称新蒲田一丁目複合施設の建設が進んでおります。そちらに関しましては、社交ダンス等も利用できるような床材を設置して行く予定でございますので、そちらのほうが竣工しましたら、恐らくダンスのほうはそちらを活用いただく形になるかなと思っております。 ○広川 委員長 地域力推進部は以上。  次に、観光・国際都市部について、伝統工芸士の認定についてよろしいですか。 ◆佐藤 委員 伝統工芸士なのですが、現在まで6名の方を認定して、新たに2名の方を認定されるという話なのですが、これは最終的と言えるのかどうかよくわからないですが、目標として何名ぐらいまで増やしていきたいのかということと、それと、審査するのはいろいろ専門家などの意見なども聞いて、そういうところで審査するというのは、以前の地域産業委員会で議論されているのは見たのですけど、推薦をするというのですかね、結構、やっぱりまちを歩いていますと、その道の専門家っていろいろいらっしゃるわけですよね。  だから、この人なんかすごいなと思っていろいろ話聞いていたら、こういうのがあるんだというのが、私なんかもわかったりすると、どういうところで推薦というのはされるのかなと疑問に思うところなので、その辺のところを教えてください。 ◎北村 文化振興課長 まず、目標の人数みたいなものについては特に考えておりません。  推薦につきましては、一般社団法人大田区伝統工芸発展の会というものがございまして、そちらのほうの活動も、要するに、当然、技能等もあるのですけれども、やはり大田区のということになりますと、区のいろんな行事にどれだけの協力をしていただいているかという実績も加味しておりますので、それを審査会のほうで、主に東京芸大のほうの分野ごとに専門の教授等に来ていただいて、最終的にそこでご意見をいただきながら、最終的には大田区長のほうで判断をしているというような形でございます。 ◆佐藤 委員 今回、認定されます中山氏などは、この報告の写真の中にも写っていますけど、おおたの逸品などで、こういうイベントにも参加されているということはわかるわけですが、それと経歴、今回、2名の方の紹介をされていますけど、それぞれ内閣総理大臣賞を受賞しているとか、東京マイスターに認定されているって、そういう実績が客観的にもあるというのはわかるんですね。  だから、こういう何か受賞しているとか、認定されているという方と、それと、大田区の様々なイベントに協力していると、これが大体、認定される上で大きな基準になるんですか。 ◎北村 文化振興課長 おおむねそういったところでございます。委員おっしゃったようなことでございます。 ◆荒木 委員 伝統工芸士って、三味線の伊東氏は伝統工芸士に入っているのでしょう。 ◎北村 文化振興課長 認定をしているところでございます。 ◆荒木 委員 あの人同級生でね。耳にたこができるくらいこの話を聞いているの。  要するに、これ認定されたからどうなんだと。例えば品川のほうは認定工芸士とか、ちゃんとグループがあって、発表の場所みたいなのもあるらしくて、ちゃんとした文化として扱ってくれているよと。  大田区は、ただ認定しますって、それで終わりだと。何か大田区の優工場みたいな感じだよね。あれにもすごい文句があるのだけど、それはいいけど。  これから、認定士がだんだん増えていくのはいいのだけど、どういうビジョンを持っているの、最終的に。  例えば、彼らが言うにはやはり、品川のようにちゃんと手をつなぎ合って、発表する場所とか、特別に何か図ってくれるとかというのはあるのかなって、本当に顔を合わせるたびに言うのだよ、私に。それはどうなのでしょうね。 ◎北村 文化振興課長 先ほど申し上げたとおり、一般社団法人の大田区伝統工芸発展の会というようなものがございまして、そちらのほうで、主にこういった伝統工芸のほうを区民にPRしていくような活動をしていますので、そこと連携、そして支援などを行って、年1回になりますけれども、区民プラザの地下のほうで、発展の会による、そういうお客さんを呼んだ会を開かせていただくと。  今年などはコロナの関係で中止になったのですけれども、グランデュオの連絡通路のほうを使ってそういったものをPRしていく、支援していく等で、文化としても広く区民に知っていただくような形で努めていくというような形でございます。 ◆荒木 委員 三味線屋さんの皮を張る人とか、特に、今いなくなるだろうとしたら、ちょうちんに字を書く人ね。本当もう絶滅危惧種になってしまう、これから。  その伝統を守るために、大田区もこの、品川区がどういう計画をしているのか、どんな事業をしているのかよく私はわからないのだけど、ちょっと聞いてみたりして、再考してみてもらえないかな。よろしくお願いします。 ◆湯本 委員 伝統工芸士の方の、去年かな、行事に行って、イベントに行っていろいろ話を聞かせてもらったのですけど、みんな食えないということを言うのですよ。恐らく食えないだろうなと私は思うのですけど。  ただ、社会とのつながり方があまりうまくできていないのかなという気がするんですよね。  区民協働などの人たちとくっつけて、要は、三味線張りかえるのはいいのだけど、三味線やる人たちを集めなかったら、三味線を張りかえる作業というのは生まれないわけで、三味線教室を一緒に何かこう考えるとか、やり方っていろいろあると思うし、優工場だって、あれがついたからどうこうということは特段ないけど、ただ、クオリティが高い仕事をするよということを客観的に評価をしてもらっているということをうまく使いながら、優工場の人たちは自分の会社のブランド力みたいなものをうまく発揮していたりするのですよね。  だから、認定を受けたことによって、こういう立ち回り方をすれば、あなたたちのやっていることが、自分がすごいんだというだけではなくて、人から認めてもらったすばらしい技能を持っているんだという客観的証明になるのですよね。それをどう使っていいかというのは、あまりわかっていないような雰囲気を感じたのですよ。  多分、そういうふうに使ってほしいからこういう認定をされているのだと思うので、そこまで行政が面倒を見るべきなのかという議論は確かにあるのだけど、ほっとくと多分なくなってしまうと思うのですよね。  だから、持っているものをどういうふうに世の中に発信したらいいかとか、どういうふうにそこに対して人が集まってくる仕掛けをつくるというところまで、説明をするなり、そういうことができる人とつなげるなり、社会資源、地域資源として人材を見たときに、そこまでのプロデュースを全部とは言わないけども、ちょっと考えてもらえるといいのかなと。  それはあなたたちの考えることだから、あとはあなたたち勝手にやってとは思っていないとは思うけど、それだと多分、限界が来ちゃうのかなと思いますので。どう思いますか。 ◎北村 文化振興課長 直接、区民と触れ合うというところで、先ほどグランデュオの話をしましたけれども、またこれも中止の判断をさせていただいている、和の祭典なども3月14日に企画しておりました。  そして、認定することで、委員おっしゃるとおり、信用といいますか、そういうものもございますので、学校等で様々な形で、外部講師等で活躍されている、まさに伊東先生などもそういう形で広げていく。  ですから、直接、例えば三味線でいけば、三味線をひく人をどう薦めるのだということが、どうつながるかはありますけれども、そういう様々な場面で、三味線というものに、例えば興味を持ってもらえるとか、触れていただく、まず見ていただくという機会を増やしていきたいと。  そして、今後、この大田区伝統工芸発展の会との関係を、今は法人ですので支援というような形をしておりますけれども、今年、来年度になりますけれども、オリンピックの期間中に、私どもとしては、今まで独自にとっていただいていたような区民プラザ施設等を区としてとって、共催というような形で開いていただきながら、オリンピックで大田の文化を知っていただくという意味で、そういった形で連携して、事業を打っていこうかというようなところで、一つずつ着実に進められればと考えているところでございます。 ◆荒木 委員 湯本委員の言うとおりでね、本当に。その三味線屋も、商店街とコラボして、外人の子どもさん集めて、山王会館で三味線教室やって、さくらさくらを嫌というほど聞かされて。あれが一番簡単らしいのだけど。  そんな努力はしているのだけど、やはり自分でも言っているけど、おれは職人だからよっていうのでね。やはりその辺は、どこかでコラボして、何かマッチングするとか、そういう人がいれば、結構うまくみんなでのれるんじゃないかなと思うのだよね。  それをひとつ、湯本委員の言うとおりで、お願いをいたします。 ◆玉川 委員 確認ですが、伝統工芸士と発展の会との関係性をもう一回。 ◎北村 文化振興課長 発展の会につきましては、そういう方たちが、いろんな分野でいらっしゃるものが一つの形にまとまってきて、区の関係の中で、そういう中から推薦をいただいて、認定された方につきましては、発展の会にも所属していただいているというような関係に今なっているところでございます。 ◆玉川 委員 今、湯本委員からもありましたけど、私も最初は、発展の会の方がいろんなイベントでやっているのを見たときに、オープンファクトリーに行ったときと同じような感覚を得たのですね。腕はあるのだけど、話したりアピールするのが苦手なのかなと。  やはり、発展の会ってそういう若い方が新たに加わったりとかしていて、ブースとかも出していて、さっきコラボの話もあったのですが、商い・観光展のときですかね、並んでいるブースか何かで、伝統工芸の方の余った部品か何か、隣のブースの人とコラボして新しい商品つくってみたみたいなことを言っていて、本当に発展の会とかけて、本当に今、発展途上なのかなという、すごいそういう印象を受けまして。  伝統工芸士と発展の会とは別だと思うのですけれども、発展の会の方はいろいろイベントすごい出ていて、空の日のときとかもやったりしていましたし、今回もグランデュオのイベントはなくなってしまいましたけれども、いろんな場面に出ていて。  先ほど品川の話出たのですが、品川だと、伝統の技と味という、そういう名前で展示やっているのですね。  私、隣接しているので、たまたまそういうポスターを見かけたら、今年度は先月行われているのですが、大田区の発展の会からも何か応援で出ているみたいなのですよね、品川のほうに。  そこだと、食べ物とかなのですよ。商店街の名物のお店とかも、伝統の味といってやったりとか、その中で着物、振り袖をやっている人とか、そういった技というところのをやったりとか。  大田区だとものづくりということで、どうしても工業のほうがメインになってしまうのですけども、そういった観点では、そもそも商い・観光展でも両方ともやっているし、だから、見せ方なのかなと思って。  そうするとオープンファクトリーみたいなところから何か倣って、そういった技の見せ方みたいなところは、もう既に大田区は土壌があるのかなと思うので。そういった視点で、あとは本当に当然、本人たちの努力だと思うのですけども、でも、私もいろんな現場で努力されているのを見てきているので、それがうまくやれれば、今回、本当にグランデュオがなくなってしまったのは本当に残念ですけども、ああいった場面で、また、そういった視点でほかの方たちにも足を運んでもらうような、工業の人からも、例えば行って何かアドバイスしてもらうとか、そういう連携を図っていくことで、あとは本人たちがそこでヒントを見つけて、そういう支援でいいのではないかなと思うのですけどもね。 ◎北村 文化振興課長 産業と非常に密接に親和性があるというような形は十分認識しているところでございます。  様々な機会に、こうやって区民の方と触れ合う機会が、職人たちがそういう機会を得ることで、区民の方がどういうニーズがあるのか。  例えば畳屋が出ていただいているときに、区民の方からいろんな声を聞きながら、例えば携帯の、スマホのケースをつくったりとか、いろんなところにつながっていくのかなと考えているところでございます。  ですので、また、今年の夏に、オリンピック期間中に大田区の伝統工芸展を開かせていただきますので、そういう中ででも、今言ったような視点を、どの程度生かせるかというのはちょっとありますけれども、会の方とよくご相談しながらいいものをつくっていけたらなと考えています。 ◆椿 委員 先日、池上の畳屋が、伝統工芸展とかよく出られている方なのですけど、お話をしてきました。  やはり日ごろからそういった区のイベントに出てくださっている関係で、奉仕的というような感覚がすごくあって、去年の10月だと思うのですけど、大田区と5日で5,000枚の畳をという協定まで結ばれたのですよ。災害が起きたときに、避難所に5,000枚の畳を用意しますという。数は防災危機管理課と一緒にいろいろすりあわせしてやっていただいたというところなのですけど、非常にいいと思いました。  だから、日ごろから区がそういった、どこで役に立つかわからない、役に立つって言ったら失礼ですけど、区民の方のために何かしてあげようという思いはすごく持っていらっしゃるので、常に区と接触していただくというのは重要と思いますので、これからもよろしくお願いいたします。 ○広川 委員長 あともう少しありますので、簡潔な、効率的な質疑をよろしくお願いいたします。  では、積立基金条例の一部を改正する条例。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 次、大田区絵画等保管施設の整備について。 ◆佐藤 委員 これは、何だか唐突だなという感がありまして、大体、羽田のインダストリアルパークのところに、絵画の保管庫をつくるという話自体がなぜなのだろうと思いながら、この委員会でも議論をして、それで視察をしたところだったのですが、このほど検討したらやはりやめるという話になったということなのですけど。  そうしますと、検討の結果、じゃあなぜあそこにしようとしたのかというところがちょっと疑問に思ってくるわけですが、この経過も少し答えられますか。
    ◎北村 文化振興課長 絵画の収蔵庫に関して、私どもが考えていることにつきましては資料のほうにもあるのですけれども、当然のようにある程度大きなスペース、それから天井高とか、美術品を運ぶ大きなエレベーターがあるとか、その中に温湿度が適切に管理できるものが設備できる、そういうものにつきましては、当然、このインダストリアルパーク羽田については備えていたのですけれども、工業専用地域というのはもちろんわかっていたのですけれども、もともとが倉庫だということで活用をしていきたいと。  その一方には、やはり今、いただいた絵画の保管状況等が決していいものではないというような状況もございましたので、ここでと考えていたところでございます。  ただ、その一方で、収蔵庫を整備するにあたり、できれば区民還元として、そこで美術品等も見せられたらというような検討も進めていたというところ。  ただ、こういったようなことに対して、工業専用地域というところで限定的に見せられるなど、どうしても区民への還元が制約的、制限的になるようなことがはっきりとわかってきたというようなことから、そういったいろんなことを総合的に、それから、ここでどんな文化事業が展開できるかなども検討していったのですけれども、そのようなハード、ソフト面を総合的に判断させていただいて、このような形で本当に申しわけなく思っているのですけれども、一旦ここで立ちどまって、もう一度、検討させていただくという結論に達したということでございます。 ◆佐藤 委員 たしかこれ、ここを収蔵庫にという報告を受けたときに、今、課長からもお話がありましたように、ただ収蔵庫にするだけではなくて、区民に公開するようなものを設けたいというお話があったと思うのですが、視察もさせていただきましたけど、なかなか一般区民が入るには大変な場所ですよね、あそこはね。交通の規制もあるようですし、そういう面もあったのかなと思うのですが。  それで、絵画の保管庫というのは、それはそれでここにも必要条件って書いていますけど、必要なものですし、つくらなければいけないですが、だから、所管課としてはこういう収蔵庫、保管庫をつくりたいという、持ちたいということを要求していたのだと思うのですけど。これ、インダストリアルパーク羽田に決まったのは所管課が、つまり観光・国際都市部で、あそこをとりたいと言ったのか、どこでもというか、そういう適切な場所があったらいいと言っていたときに、産業経済部のほうで、ありますよという話になったのか、その経緯というのはどちらが先ですか。 ◎北村 文化振興課長 先ほど申し上げたような、収蔵庫としてまず、主は収蔵庫でございますので、そういった必要な条件を満たしている施設というのはやはり工場とか、倉庫という形になるということで、インダストリアルパークはある程度、大きさが、今回、広かったものですから、総務課等とも連携させていただきながら、そこで計画ができないかというところからスタートしたというところでございます。 ◆佐藤 委員 今回、インダストリアルパークのところに、区の絵画の保管庫が入らなくなるということになりますと、今、4区画のうち三つの区画は貸し出しますよと、1区画は大田区で持ちます、絵画の保管庫にしますと言っていたのですが、今後はどうなるのでしょうか。 ◎堀江 工業振興担当課長 今回、こういった形になったところのスペースにつきましては、将来的に企業の入居に向けた募集の活動のほうを進めていくという方向で今、検討を進めているところでございます。 ◆佐藤 委員 今、工業振興担当課長からそういう答弁ありましたけど、そうすると大田区として活用するのではなくて、ほかの区画と同様に、工業振興のために貸し出すという方向でいいのですね。 ◎堀江 工業振興担当課長 委員お話しのとおり、工業振興に資する機能として企業への貸出というところを検討してまいります。 ◆佐藤 委員 その辺のスケジュールなども決まりましたら、ぜひ当委員会での報告をお願いします。 ○広川 委員長 それでは、産業経済部の京浜島建替促進事業用地。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 最後、令和元年度創業者支援事業について。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会日程ですが、3月5日、木曜日、午前10時から開会したいと思いますがよろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、そのようにさせていただきます。  以上で地域産業委員会を閉会いたします。                午前11時51分閉会...