ポート
利用ランキングのところで、貸出・返却の1位、2位が区役所前と京急蒲田東口ということ、
あと、入新井のほう、5位以外が全部一緒ですね、上位4位が。
これを見ますと、区役所だったり、駅のところで
自転車に乗って、返却の5位が東糀谷の防災公園となっているのですけれども、そうすると、東糀谷方面、海のほうに住んでいる
人たちがそのまま行くというパターンが多いのかと感じたところです。
次
ページの
効果検証のところでいろいろありますけれども、
放置自転車の削減、4番目ですね。この
放置自転車の削減に大きな
効果があるように感じます。これ、すごく大きいことかと私も思っているのですけれども、特に大森では、584台から一気に175台に減ったりとかして、コミュニティサイクルの
効果というのは、こういうところにすごいあらわれているのだと、短期間ですけれども、やはり意義があるものなのだというのを改めて感じたところです。
これを続けることで、さらに
放置自転車も削減できるのかと私自身は思っているのですけれども、
大田区としても、やはりそういう
効果をさらに増やすために、できれば
放置自転車ゼロにしたいという思いではいると思うのですけれども、どのように考えているのかというのを教えていただけますか。
◎柞木
地域基盤整備第一
課長 委員のお示しのとおり、大森地区におきましては、かなり数字として
効果的に出ているところでございます。
その一方で、駐輪場の確保についても、
放置自転車削減という側面から取り組んでいるところではございますが、なかなか土地を見つけるというのも非常に難しいところでございます。
そういった中で、コミュニティ
サイクルポートを設置することによって、大森地区におきましては、
資料をご覧のとおり現在比較的多く設置ができております。
今後もその
取り組みもしっかり行っていくことによって、さらに
放置自転車の台数を減らしていきたいと考えているところでございます。
◆
荒尾 委員 引き続きよろしくお願いします。
あと、
一つ気になっているのが、返却の場所で1位になっている
大田区役所前なのですけれども、夜になると結構、本当にコミュニティサイクルの
自転車が道路にまではみ出してしまっているような状況になっていることがあって、結構危ないかと思うのです。
狭いので改善する必要があると思うのですけれども、区としてはどう対処していけばいいのかというお考えがあれば教えていただけますか。
◎
保下 都市基盤管理課長 私どもも実態を把握してございまして、運営
事業者のほうに、やはり集積された場合には速やかに他のポートに移動させるよう指導してございます。
◆
荒尾 委員 引き続き対応をよろしくお願いします。
◆
菅谷 委員 何回も言われていると思うのですけれども、今日もちょうどたまたま通ったら、
サイクルポートというのですか、そこで女性の方がずっといたのです。私も様子を見て、バッテリー残量がどのくらいあるかと思って一緒に押してみたら、10台あるのだけど大体ゼロか、表示もできないぐらいなくなっていると。
それから、バッテリー残量が多くて22のものが1台、12ぐらいのものが1台ということで、その方は職場に電話していた感じで。多分遅れるという
報告だったのではないかと思うのですけど。
そのことと、それから、パンクとか、そういったことについて
区民の人からちょっと言われたことがあるので、それはドコモという会社がやるということだと思うのですけれども、やはり足として考えるのであれば、どういったことで改善をしているかという、その結果について、どのように返事をもらっていますか。再三言ったとしても、その後の対応というか、それは区としても感じていらっしゃると思うのですけど。向こうからのご返答とか、そういったものを。
◎浦瀬
建設工事課長 担当のほうからも話も聞いて、やはり
事業者に対して充電がされていない
自転車がかなりあるということで、充電をちゃんとチャージして配車をする車をなるべく回数を多くしたりだとか、パンク修理だとか、そういうのも実際、
事業者が車で回っているのですけれども、そういうのを定期的に回る回数をもっと増やしたりだとか、充実させるように、それがやはり
利用者のサービスの向上につながるということを伝えていっております。
◆
菅谷 委員 一番、
利用頻度が高い、速い朝とか、働き方改革と言いながら、それで求めていいのかどうかというのがあるのだけど、そういった
施策をするのであれば、何がいいのかという、また、そういう
自転車は便利なのだけど、実際、本当にどうなのかといろいろ今、考えているところなので、様々に検討してもらいたいと要望しておきます。
◆高山
委員 このコミュニティサイクルは
平成29年3月ぐらいから始めていただいて、今
年度3年目、
実施状況の紙を見ても3番目の
利用実績、2017
年度は本当、グラフでも下のほうで、1年ごとにどんどん数字が伸びていて、その下の延べ
利用回数を見ても最初のころは1日当たり0.3回、要は3日に1回、その
自転車に乗るぐらいの
利用率だったのが、今では1日に3回ぐらいみんなが
利用してくれていると、すごい
利用率、
利用回数が上がって
周知していただいた
効果が出ているのかと思っているところなのですけれども。
当初、始めたときには、その3年間の中で今
年度検証して、来
年度の本格運行につなげるかどうするか決めるという
方向性でスタートしてきて、これまでずっとそういう
説明だったと思うのですけれども。
先ほどの話だと、それがちょっと違うような検証をもう少しして、本格運行につなげるかどうするか、もう少し時間をかけて検証するような話だったと思うのです。その辺の見通しをもう1回、ちょっとご
説明いただければと思います。
◎浦瀬
建設工事課長 すみません、私が先ほど、ご
説明がちょっと不十分だったと思う点は反省しております。
今後、次
ページにありますような
効果検証をいたしまして、実際、六つの期待される
効果というのがもともとコミュニティサイクルにありまして、観光振興、回遊性の向上、公共交通の補完、
放置自転車の削減、環境負荷の軽減、健康増進ということで、これらについて実際に
本格実施に向けた評価指標の数値というものが存在しませんでしたので、今
年度の委託の中で数値をきちんと決めて、それをクリアするような状況があれば、
本格実施に行くし、実際、その数値に対してまだ足りない部分はどうやってそれを向上させていくかというところを検証した上で、
本格実施につなげていきたいと考えております。
◆高山
委員 ぜひ、そうやって目標というか、基準を設定して、しっかりそれをクリアして、本格運行につなげていただければと。
たまちゃんバスを例にとると、試行運行を始めて廃止にするのか、本格運行にするのかと、ずっと長い年月がかかってやっと
回収率50%という基準を設けて達成して、今
年度から本格運行という形になっているかと思うのですけれども、そうやって、まず値みたいな
目標値を定めて、それに対して進んでいただいて、ぜひともそれをクリアして、少しでも早く本格運行につなげていただいて、
アンケートの結果などで、どういった目的で使っているというのが大体見えてきていると思うので、通勤だったら駅とか、そういうところにどんどん増やしたほうがいいでしょうし、観光・レジャーであれば、どういったところにポートをつくればいいかとか、そういったこともしっかり検証しながら、ぜひ進めていただければと思います。これは要望で。
○
犬伏 委員長 ほかにございますか。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
犬伏 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、
調査事件を一括して継続といたします。
なお、本定例会最終日に、議長宛て、継続
調査要求書を提出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
犬伏 委員長 では、そのようにさせていただきます。
最後に、次回
委員会日程について確認いたします。
次回については、定例日の第3火曜日である1月21日、火曜日、午前10時から開会とすることでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
犬伏 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
◆高山
委員 12月はもうないということですね。
○
犬伏 委員長 はい。もし12月、緊急に案件が生じれば、必要にて招集はいたしますが、次回は1月21日、火曜日、午前10時から開会いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、
交通臨海部活性化特別委員会を閉会いたします。
午前10時43分閉会...