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  1. 大田区議会 2019-12-02
    令和 1年12月  まちづくり環境委員会−12月02日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年12月  まちづくり環境委員会−12月02日-01号令和 1年12月  まちづくり環境委員会 令和元年12月2日                午前10時00分開会 ○高山 委員長 ただいまからまちづくり環境委員会を開会いたします。  本日は、付託議案の討論及び採決を行い、新規付託分の陳情の取扱いの決定を行い、その後、補正予算について説明及び質疑を行います。  続いて、所管事務報告について説明及び質疑を行いたいと思いますので、委員並びに理事者の皆様のご協力をお願いいたします。  これから本委員会に付託されました4件の議案の審査を行います。  第98号議案 大田区住宅修築資金融資基金条例を廃止する条例ほか3件を一括して議題といたします。  まず初めに、前回の議案審査の際の理事者答弁について修正をしたい旨の申し出がございましたので、発言を許可いたします。 ◎榎田 住宅担当課長 先日の第100号議案 大田区民住宅条例の一部を改正する条例に関する答弁で区民住宅プラムハイツ澤田借入期間を令和4年2月28日と申し上げましたが、資料の読み間違いでございました。正しくは令和4年5月9日でございます。申しわけございません。おわびして訂正申し上げます。 ○高山 委員長 よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 以上で理事者からの答弁修正を終わります。  その他、質疑は前回行っておりますので、本日はよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、4件全ての議案の質疑を終結いたします。  これから討論を行います。  討論は4件の議案を一括して大会派から順次お願いいたします。  なお、会派名は略称とさせていただきます。
     それでは、自民からお願いいたします。 ◆深川 委員 自由民主党大田区民連合は第98号議案、第99号議案、第100号議案にいずれも賛成、議員提出第16号議案に反対いたします。  第98号議案は、廃止が決定されて十数年が経過し、低金利時代にそぐわない制度となっており、民間ができることは民間での精神で、必要性がなくなっていると考えます。  第99号議案は、東京都などの制度変更に伴い子育て支援の拡大を進めるもので、賛成します。  第100号議案は、プラムハイツ西六郷の借上期間満了に伴うもので賛成いたします。  大田区が一括借り上げするやり方には疑問があり、場合によっては、満了前にでも返還すべきと付言しておきます。  議員提出第16号議案には反対いたします。  さきの定例会に上程された際の理由と同旨です。 ○高山 委員長 続いて、公明お願いします。 ◆大橋 委員 大田区議会公明党は第98号議案、第99号議案、第100号議案に賛成。  議員提出第16号議案に反対をいたします。  若干、意見を述べさせていただきます。  第98号議案 大田区住宅修築資金融資基金条例を廃止する条例につきましては、昭和51年から開始した制度ですが、この間の社会情勢の変化に伴う対応とともに、利用者全ての償還も終了したため、本条例の廃止を賛成いたします。  第99号議案 大田区営住宅条例の一部を改正する条例につきましては、区営住宅の中にはエレベーターが設置されてなく、長く空いている部屋もあったとお聞きしております。  高齢者、障がいのある方には入居が不向きでも、今回の子育て世帯の年齢を未就学児から高校生、18歳以下に引き上げることにより、子育て世帯に対する支援拡大、そして、生活が困難な若い世代が入居できる可能性も広がることにもつながります。よって、賛成をいたします。  第100号議案 大田区民住宅条例の一部を改正する条例につきましては、借上型区民住宅の借上期間満了のため、建物所有者に返還するための条例の一部改正であり、賛成をいたします。  区は引き続き、区民の住みやすい大田区を目指して配慮ある取り組みにこれからも取り組んでいただくことを要望いたします。  最後に、議員提出第16号議案大田区立下水道関連施設公園等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、前回、第3回定例会において、本委員会にて様々意見を交わしながら審議を行い、我が会派としても、使用料について周辺区に比べて料金が高い状況には危惧をするところでありますが、他区類似施設と比べても施工条件、また、観客席の設置など、やむを得ない状況と判断し、原案に賛成し、本会議においても可決となりました。  このたび、前回の議論を受けて金額を変更し再提出されましたが、根拠が曖昧な金額であり、単に安くすればよいとの考え方は、前回の委員会において各委員からの真摯な議論さえも不毛にし、大田区政に責任を持つ議員の姿勢としては甚だ疑問です。 ○高山 委員長 続いて、共産お願いします。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、第98号議案 大田区住宅修築資金融資基金条例を廃止する条例、第99号議案 大田区営住宅条例の一部改正する条例、第100号議案 大田区民住宅条例の一部を改正する条例、議員提出第16号議案 大田区立下水道関連施設公園等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に賛成をします。  一言意見を述べます。  第98号議案は、この基金は平成24年から新規の申し込みを終了し、全ての利用者の償還が終了したため廃止するとのことです。  この基金は平成8年、年率1.9%であっせんをしていました。社会情勢が変わる中で新たに融資制度も増えてきました。例えば住宅金融支援機構があり、リフォーム融資では、高齢者向け返済期間20年、年0.52%などの融資も出てきました。  選択肢が増える中で、大田区のあっせん制度の必要性も薄れてきたと感じ、賛成します。  第99号議案は、入居者対象拡大認知症患者等収入報告義務免除法定利率の見直し、項ずれを改めることを理由としております。いずれも必要なことだと考えます。  入居者対象拡大を行うことで申し込み数も増えることになり、倍率が高くなることが考えられます。この問題解決には区営住宅の増設しかありません。引き続き、区営住宅の増設を求めます。  第100号議案 大田区民住宅条例の一部改正についてですが、借上型区民住宅を借上期間満了のために廃止を行うことなどが理由であり、問題ないと考えます。  しかし、先ほども述べましたが、区営住宅を含め、公営住宅法にのっとって、公的住宅を増やすことを繰り返し求めていきます。  議員提出第16号議案サッカー場フットサル場利用料の引き下げの内容ですが、第3回定例会の中の委員会で、4,000円から2,000円に引き下げる修正案を出しましたが、否決をされました。  今回は、そのときのご意見を踏まえての提案です。  現在、サッカー場利用料は23区で一番高い料金となっています。それは、工事費、建築費を含めたために高額となっています。  公共施設地方自治法で住民の福祉の増進の目的をもってその利用に供するための施設とされています。公共施設は、住民自治住民生活の向上に役立つものとして、多くの区民に利用されてこそ、その目的が達成されるといえます。  使用料に人件費や減価償却を加えていますが、減価償却建設費用にかかった費用を回収するもので、区民の税金で建てた施設になぜ納税者の区民がこの分も使用料として負担しなければいけないのか全く説明がつきません。  問題なのは、1人でも多くの区民に利用してもらう立場で、施設を利用する人と、しない人の負担の公平性や、受益者負担という理由で使用料を決める民間方式で値上げをしていくことです。誰もが利用できる安い料金であることが必須であり、この条例に賛成いたします。 ○高山 委員長 令和お願いします。 ◆須藤 委員 令和大田区議団は、第98号議案、第99号議案、第100号議案、全てに対して賛成いたします。  議員提出第16号議案に反対いたします。 ○高山 委員長 緑お願いします。 ◆野呂 委員 大田区議会緑の党は、まず、区長提出の第98号議案 大田区住宅修築資金融資基金条例を廃止する条例について賛成します。  平成24年度に条例を改正し、既に新規申し込みの受け付けを終了しているため、今年7月、全ての利用者の償還が終了し廃止するものですけれども、条例改正のときに住宅リフォーム助成事業の拡充を進めると説明をされ今日に至りました。  住宅リフォーム助成事業は、工事内容によって助成率、限度額が異なりますけれども、より多くの区民が十分に利用できるよう周知するなど、頑張っていただくことを要望します。  第99号議案 大田区営住宅条例の一部改正について賛成いたします。  改正では、子育て世帯の年齢を未就学児から高校生18歳以下に引き上げ、子育て世帯の支援を拡大する、また、認知症患者等収入報告は区が把握し、使用料負担額の増加を回避するなど、入居者の支援が主な理由であり、賛成いたします。  改正により倍率が上がることが予測されますけれども、子育て中で入居困難な方等について、今後、居住支援協議会で検討すると答弁されていましたが、既に協議会を立ち上げ支援に取り組んでいる自治体では、空家等を活用して一定の質が確保された低廉な賃貸住宅の供給のため、空家のリフォーム助成あんしん住宅の提供など、積極的に取り組んでいます。  大田区も9月3日に居住支援協議会を設立いたしましたけれども、住宅確保各要配慮者のために、今後、早急な取り組みを要望いたします。  第100号議案 大田区民住宅条例の一部を改正する条例について、借上型区民住宅プラムハイツ西六郷の借上期間が満了するため、建物所有者へ返還しなければならないということで賛成いたします。  続いて、議員提出第16号議案 大田区立下水道関連施設公園等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてですけれども、さきの第3回定例区議会に大田区から条例が提案され、サッカー場1時間以内、平日4,000円、土日8,000円などが提案されましたが、大田スタジアム利用料区内チームで2時間7,500円と、サッカー場より広いが安く利用できることを踏まえ、私は反対いたしました。  その点から考えれば、4,000円より安い利用料金は歓迎したいのですが、議案を提案するときには、やはり根拠というものが必要ではないでしょうか。  以前にも述べましたけれども、平成28年度の施設使用料算定方法の中心は、算定基準の明確化と統一的な基準であり、公共性、市場性、選択制、必需性など、その組み合わせで様々な視点から検証して約900施設の利用料について見直しを行いました。  1時間4,000円の提案でも、当然それらを検証したと思いますけれども、ただし、人工芝などのコスト2億数千万円を盛り込むことで、どうしても高くなる利用料に、25億円もの経費を要したスタジアムと同様に、激変緩和を行うべきと考え反対しました。  区が施設の使用料の見直しをしたときも、激変緩和が提案されておりましたけれども、そうしたことが伴っての提案をすべきです。  今回の議案においては、これまでどの程度の利用率であったかなど、せめて過去のデータを調査した上で行うべきであり、高いという声があったので3,000円というあまりにも単純な理由はいかがなものでしょうか。  幸い、新たな利用料は来年4月から実施されます。17年ぶりの使用料改定のとき、次のような説明がありました。  区民センター文化センター体育施設等について、面積が大きいため、原価に単純に面積を乗じると非常に高額な使用料になってしまうので、補正係数を使用していましたと。また、運動場についても同様の考え方とすることや、激変緩和を行うことです。  この際、来年4月まではまだ時間がございますので、改めて関係機関と協議し、大田区内の同一の基準で担当の所管が算定していただくよう切に希望いたします。  この条例については、退席いたします。 ○高山 委員長 無所属お願いします。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、ただいま上程されました第98号議案から第100号議案までの3件の議案について賛成をいたします。特に意見はありません。  議員提出第16号議案については反対をいたしますが、この際、意見を述べたいと思います。  既に高いという声も私の耳にも届いておりますし、また、一区民としては、利用料が安いにこしたことはないというふうに思いますが、やはり先ほど来、ほかの委員の方が述べているとおり、受益者負担住民福祉のバランスの部分が非常に大切だと思っています。  前回の3定で上程され議決された本件であり、来年、令和2年の4月からの運用ということで、そこから先についてしっかりと利用実績や、また、利用者利用団体の方たちの声を、また、要望をしっかりと聞いた上で、金額の算定については今後も柔軟に対応していただけるという区の理事者の方の声をしっかりと信じて、対応をぜひ要望したいというふうに思っております。 ○高山 委員長 続いて、都民ファお願いします。 ◆奥本 委員 大田区議会都民ファーストの会は、第98号議案、第99号議案、第100号議案に賛成いたします。  議員提出第16号議案に反対いたします。  第98号議案、第99号議案、第100議案に関しましては、反対する点が見当たりませんでした。  議員提出第16号議案は、料金を下げてほしいという気持ちは理解できますが、根拠が曖昧であり、継続して料金について検討すべきと考え、反対いたします。 ○高山 委員長 以上で討論を終結いたします。  それでは、これから採決を行う前に、1点だけ確認しておきます。  緑、野呂委員、先ほどの発言、退席とおっしゃっていましたが、それでよろしいですか。 ◆野呂 委員 本当は取り下げてほしかったのですけど、実は。  根拠を明確にした上で、もう一度、出し直すというふうにすべきだと思うのです。あまりにも安易な形ではやるべきではないので、議案なので、態度ははっきりとしますので、きちんと態度表明します。退席せずに。 ○高山 委員長 わかりました。  それでは、これから採決を行います。  まずは、議員提出第16号議案 大田区立下水道関連施設公園等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の採決を行います。  本案を原案どおり決定することに賛成の方は挙手を願います。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者少数であります。よって、議員提出第16号議案は否決されました。  次に、第98号議案 大田区住宅修築資金融資基金条例を廃止する条例、第99号議案 大田区営住宅条例の一部を改正する条例及び第100号議案 大田区民住宅条例の一部を改正する条例の3件の議案を一括して採決いたします。  本案を原案どおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 異議なしと認めます。よって、第98号議案、第99号議案及び第100号議案はいずれも原案どおり決定いたしました。  以上で付託議案の審査を終了いたします。  なお、委員長報告につきましては、正副委員長及び理事に一任ということでよろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  次に、審査事件を一括して上程いたします。  本委員会に新たに付託された4件の陳情について、取扱いを決定していきたいと思います。  それでは、まず、元第83号 西馬込駅西口前の歩道拡幅に関する陳情の審査に入ります。  質疑は前回行っておりますので、本日はよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、各会派に取扱いをお伺いしたいと思います。  発言は大会派から順次お願いいたします。  なお、会派名は略称とさせていただきます。  それでは、自民からお願いいたします。 ◆深川 委員 自由民主党大田区民連合は、陳情元第83号に継続を主張いたします。  国道ということで、大田区が主体的に動ける部分は少ないと思いますが、沿線で一部セットバックしている部分もあり、一部だけでも広げられれば渋滞などが緩和されるものと考えます。しかし、道路は3車線で、国道としての幹線であることから、1車線つぶすことには賛同できません。  全体として、拡幅についてなど見守るべきと考え、継続とします。 ○高山 委員長 続いて、公明お願いします。 ◆岡元 委員 大田区議会公明党は元第83号 西馬込駅西口前の歩道拡幅に関する陳情につきまして、継続を求めます。
     第二京浜道路歩道拡幅につきましては、国に対し都市計画にのっとった早期の実現を求めることを要求しますが、土地の収用など相当の年数を要するものと考えます。  しかし、西馬込駅周辺の歩道は特に道幅が狭い上、車両乗り入れ部が多く、その車道側への傾斜が大きいため、一般歩行者はもちろん、ベビーカーやシルバーカー利用者にとっては非常に歩きにくい状況であることから、拡幅の完了を待つだけではなく、現実的な対応が必要と考えます。  そこで、歩道拡幅への要望とあわせて、バリアフリーの観点からも、既設のマウントアップ形式からセミフラット形式へ整備するとともに、歩道は車道とは異なり道幅が一定でなくても歩行者が譲り合って歩行することができますので、全ての区間の収用を待たずに、収用できたところから暫定的に歩道として使用できるよう、国に要望していただくことを求めます。  また、近隣に保育園の増設が続き、自転車による送迎もさらに増えることが想定されますので、保護者に対し、保育サービス課を通して注意喚起を促すようお願いいたします。 ○高山 委員長 共産お願いします。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、元第83号 西馬込駅西口前の歩道拡幅に関する陳情は採択を求めます。  西馬込駅西口の歩道拡幅を求める陳情は、質疑の中で、大田区も現状を把握していて努力はされている旨の報告がありました。大変危険な状況であり、早急の対応が必要です。また、質疑の中で国道1号が都市計画道路に位置づけられ、拡幅の方向であることもわかりました。  採択を行い、道路の補修改善もあわせて区民の安全対策をとることを求めます。 ○高山 委員長 令和お願いします。 ◆須藤 委員 令和大田区議団は、元第83号 西馬込駅西口前の歩道拡幅に関する陳情は継続を主張いたします。  以前から都営浅草線西馬込西口付近の歩道は狭いと感じています。都立桜台高校、私立立正高校の生徒や教職員、その他多くの通勤、通学に西馬込駅西口を使う方が多く、自転車に子どもを乗せて保育園、幼稚園に向かう方も多く見受けられます。  歩行者同士歩行者自転車接触事故を多数確認しております。特に朝7時から9時の時間帯は危険です。  歩道での自転車の押し歩きの徹底の呼びかけなど、現在ある車道上の自転車走行指導帯(ナビマーク、ナビライン)の意味を周知したり、自転車の逆走防止、自動車の駐車防止を含め、区には、国との協議を含め、前向きに継続的な対応を要望いたします。 ○高山 委員長 緑お願いします。 ◆野呂 委員 大田区議会緑の党は、元第83号 西馬込駅西口前の歩道拡幅に関する陳情は継続を主張いたします。  今回、西馬込駅前歩道拡幅の願いがありましたけれども、1車線をつぶしてでも拡幅という要望は若干厳しいものがございます。  しかし、ここは本当に狭く、車椅子の方々も傾斜がきついため本当に歩行困難となっており、改善が必要です。  東京都市計画道路幹線街路放射第1号線としてこの第二京浜が拡幅予定になっていると説明がございましたけれども、第一京浜の放射第19号線は徐々に拡幅が進んでいるように、私たち議会としても、みんなで一緒になって1号線の拡幅を要望するなど、時間がかかっても、この地域のために声を上げていくべきと考えます。 ○高山 委員長 無所属お願いします。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、元第83号の本陳情については継続審査を要望します。  国道でありますので、できれば区のほうで該当地域の状況を整理していただいて、国に対して要望を続けていっていただいきたいというふうに思っています。 ○高山 委員長 都民ファお願いします。 ◆奥本 委員 大田区議会都民ファーストの会は、元第83号 西馬込駅西口前の歩道拡幅に関する陳情に継続を主張いたします。  提出者の理由にあるとおり、こちらの歩道は確かに狭く、勾配もあり、車椅子やバギーも通行しにくいと感じます。通勤通学で利用する方が多く混雑しており、第二京浜道路の車道は交通量が多くスピードも速く、1車線つぶすことはできなくても、歩きやすくするなど対策をとるなどの工夫ができるものと感じます。  現在、区としても国に要望しているということですが、区としてもさらに引き続き要望を上げて検討していくべきと考え、継続審査を要望いたします。 ○高山 委員長 それでは、継続及び採決、意見が分かれましたのでお諮りいたします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者多数であります。よって、第83号は継続審査と決定いたしました。  次に、元第84号 カラスの被害・迷惑の調査及び繁殖抑制策に関する陳情の審査に入ります。  質疑はよろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、各会派に取扱いをお願いしたいと思います。  自民からお願いいたします。 ◆深川 委員 自由民主党大田区民連合は、陳情元第84号に継続を主張いたします。  カラス問題は数十年来の課題となっていることは認識しております。そのためには生ごみ対策を徹底し、カラスの餌にしないことが肝要と思います。早朝回収やポリバケツでの回収など、方策は幾つかあるように感じます。  また現在、清掃一組と土日、夜間帯の清掃車の受け入れについて協議が継続していることから、推移を見守りたいと思います。 ○高山 委員長 公明お願いします。 ◆岡元 委員 大田区議会公明党は、元第84号 カラスの被害・迷惑の調査及び繁殖抑制策に関する陳情につきましては、継続を求めます。  これまで、カラスによるごみの散乱や頭部を狙われた等の被害が発生していますが、ご相談を受けて、清掃事務所と連携し、地域住民との協力でごみ集積所のごみの散乱がなくなったり、地域によっては生ごみが見えないように新聞紙やチラシなどで包むなど、ごみ出しの方法を工夫して被害が減少したところもあります。費用をかけて実態の調査を行うよりは、区が巣の撤去を行っていることの周知を増やし、情報提供を呼びかけて、被害が減少した地域の事例を紹介するなどの具体的な対策を行うべきと考えます。  各清掃事務所におかれては、引き続き丁寧な対応をお願いし、本日のところは継続とさせていただきます。 ○高山 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、元第84号 カラスの被害・迷惑の調査及び繁殖抑制策に関する陳情は採択を求めます。  カラス被害は全区的に対応することが必要です。質疑の中で、大田区の取り組みも報告されました。また、委員からは自治体担当者のためのカラス対策マニュアルの話も紹介されました。この中では対策編があり、主にはごみの出し方、減量化が対策となっています。また、カラス調査項目もあり、ルートセンサス法定点観測法なども紹介されています。  大田区として調査研究をして、カラス実態調査に踏み出していただきたいと思います。 ○高山 委員長 令和お願いします。 ◆須藤 委員 令和大田区議団は、元第84号 カラスの被害・迷惑の調査及び繁殖抑制策に関する陳情は継続を主張いたします。  カラスが増える要因は、安全な食料の確保と安心して子育てのできる環境にあります。カラスの繁殖期は3月から7月ごろであり、特にこの時期に十分な食料の確保ができなければ繁殖はできません。  ごみの収集場所では、防鳥ネットでしっかりごみ袋を包み込むなどの徹底、ごみの収集場所にてカラスを確認したとき、見て見ぬふりをせずに威嚇するなど、地域ぐるみの協力も必要であると思います。カラスの問題は行政任せでなく地域全体での協力体制が重要です。  区には、カラスの繁殖期(3月から7月)の重点的なカラス繁殖防止のための地域住民の協力の呼びかけなど、前向きな対応を継続的に要望いたします。 ○高山 委員長 緑お願いします。 ◆野呂 委員 大田区議会緑の党は、元第84号 カラスの被害・迷惑の調査及び繁殖抑制策に関する陳情は採択でお願いいたします。  環境省が日本野鳥の会に委託してカラスの調査をしたのが平成13年で、それから二十数年ほど経過しましたけれども、今回、大田区も活用しているというこのマニュアルですけれども、大田区のホームページにもリンクして区民の皆様にまず周知して、いろんな対策があるということをお知らせしていただきたいと思います。  また、平成13年度、都内には約3万6,400羽のカラスが生息していたということです。東京都はこの間、調査を続けてきた結果をホームページに公表しましたけれども、昨年度約8,800羽に減っているということで、この間、自治体の協力、区民の協力によって減ってきている現実があります。東京都はトラップ捕獲や大規模なねぐらでの巣の撤去を継続して行っていますけれども、大田区はごみ対策を連携して取り組んでいます。  特に、都市部をねぐらとするハシブトガラスの被害を受けている区民の声に、私たちがもっともっと寄り添っていくことが必要ではないでしょうか。  東京都はそれぞれの役割として、区市町村へは、地域住民カラスの被害から守るために地域の実情に合った対策を求めるとともに、カラスの被害を減少させるために、ごみ問題だけではなく、適切な対策をとることを期待しています。  また、東京都は広範なエリアの調査を自治体と連携して行っていますけれども、より具体的な対策が様々とられている中で、大田区としてもそうしたものを、先駆的な自治体のことを学びながら、区民に周知して対策を練っていくことが重要と考え、採択をお願いいたします。 ○高山 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、陳情元第84号の本件については継続審査を求めます。  先日もたくさん議論ありましたが、私としては、この方のご住所を見る限り、繁華街とか商店街などでの対策も非常に大切じゃないかなというふうに感じています。  大田区で様々カラス被害に対する対策も行っていただいているということでございますので、区商連をはじめ、各商店街等にそういった対策について周知をしたり、また、カラス被害に関して注意喚起することがまず一歩目かなというふうに感じておりますので、ぜひよろしくお願いします。 ○高山 委員長 都民ファ。 ◆奥本 委員 大田区議会都民ファーストの会は、元第84号 カラスの被害・迷惑の調査及び繁殖抑制策に関する陳情に、継続審査を主張いたします。  陳情者の趣旨は、調査の依頼と被害を受けている方への対策であります。  大田区としてもカラス対策をしているというご答弁でしたが、カラス被害は現状なくなっておらず、今後も専門家を含めた調査と効果的な対策をしていくべきと考え、継続を主張いたします。 ○高山 委員長 それでは、継続及び採決、それぞれ意見が分かれましたのでお諮りいたします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者多数であります。よって、元第84号は継続審査と決定いたしました。  次に、元第86号 公園水泳場の利用料金を矢口区民センター水泳場と同じにすることを求める陳情の審査に入ります。  質疑はよろしいですか。 ◆馬橋 委員 先日伺ったときに、いわゆる運用費、運営費の金額がわからないというふうにおっしゃったんですけど、その点はいかがですか。 ◎石井 公園施設担当課長 今、区民センターのほうの運営費についてはまだ調査をしているところなのですが、東調布公園水泳場に関しましては、指定管理料として、7,700万円ほどが年間、経費としてかかっております。 ◆馬橋 委員 調査中というのは、わからないということですか。というのは私、前回の質疑のときに、一応、判断基準として、この方が要は、比較対象として矢口区民センタープールと東調布公園プールの利用料金の比較をしてらっしゃるのですけど、それにあたって、過去、矢口区民センターのプールは多摩川の清掃工場からの熱供給があったので利用料金が下がっていますというお話があって、現在、熱供給を受けていないという中で、どのぐらい運用費が違って、大田区から指定管理料が出ていて、それどれだけ赤字補填をしているのかというところも利用料金に反映されるべきなのかなと思ったので、その運用費の違いについて教えてほしいという質疑をさせていただいて、そのときその場で数字がわかりませんということだったので、今日はその保留答弁があるかなと思っていたのですけど、それはわからないということなのでしょうか。 ◎石井 公園施設担当課長 すみません、まだ調査のほうがまだ終わってなかったということで、また後日、報告をさせていただきたいと思っております。 ◆馬橋 委員 今日、採決をしないといけないので、そのための判断材料として教えていただきたかったのですね。そのために前回、質疑をさせていただいたのですけど。  運用費というのは何日もかかって調査しないとわからないものなのですかね。 ◎石井 公園施設担当課長 申しわけございません。まだ、今、手元のほうに資料がございません。すみません。 ○高山 委員長 この委員会で回答してくださいとは、私も前回、改めては申し上げなかったのですけど、今日は採決が、態度を表明しなきゃいけないということなので、その前までに報告していただきたかったところで、今後このようなことがないように、保留のところはすぐに対応していただきたいと思います。 ◆野呂 委員 矢口のプールは指定管理じゃないですよね。 ◎石井 公園施設担当課長 矢口区民プール、区民センターのプールにつきましては指定管理ではないと伺っております。 ◆深川 委員 今、順番でこの陳情に来ているのだけど、例えばこの30分なりで担当の部局に問い合わせをして確認ができるというのであれば、この態度表明だけを後にして、今すぐに課長は退席して調べに行くべきだと思います。  これ、今言ったみたいに、今日採決しなきゃいけないのは決まっているのだから、どんなことがあったって今日までに間に合わせなきゃいけいないし、もし万が一間に合わないのだったら、開会前に、少なくとも質問した馬橋委員のほうには報告をしていないと。この前にね、申しわけないと、こういう事情でこれできなかったと言うのだったら、まだ馬橋委員も、じゃあ、それを条件にしながらも、じゃあ賛成しようか、反対しようか、採択かということ悩めたと思います。今この場で言われて保留になっていると話が進まないから。今、この30分なら30分で行って、これから所管報告もあるわけだから。今すぐ調べに行くのだったら、この採決を後回しにしてやればいいと思いますけど、委員長いかがですか。 ○高山 委員長 そうですね、それは対応可能でしょうか。 ◎石井 公園施設担当課長 対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○高山 委員長 委員の皆さんよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、元第86号の審査については後ほど、また改めてやらせていただきたいと思います。  ほかの質疑は、とりあえずはよろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり)  (公園施設担当課長退席) ○高山 委員長 では、次に、元第88号 平張児童公園の整備・改善についての陳情の審査に入ります。  質疑はよろしいですか。どうですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、各会派に取扱いをお伺いしたいと思います。  大会派から順に、自民からお願いいたします。 ◆深川 委員 自由民主党大田区民連合は、陳情元第88号に継続を主張いたします。  理由の1では、近隣公園にトイレがあること。  2は、ダスト舗装だとしても風が吹いて若干の飛散はあり得ること。アスファルトやゴムにしては使い勝手が悪くなるなどの改善策にも課題もあります。  また、その方にとって使い勝手がよいものが他の方にとって使い勝手がよいかどうかというところには課題もあります。
     近隣住民との意見交換を引き続き求めて、継続といたします。 ○高山 委員長 公明お願いします。 ◆岡元 委員 大田区議会公明党は、元第88号 平張児童公園の整備・改善についての陳情につきまして継続を求めます。  トイレの新設につきましは、近隣の保育園の代替園庭となっていること、区内の公園の8割程度にトイレが設置されていること等から、設置の必要性を認めるところですが、だれでもトイレを設置するためのスペースの問題や、住宅地の中の公園であり、事故が起こらないような配置をするために近隣の了承など課題も多いと考えます。  また、駐輪場につきましては、トイレのほかに駐輪スペースを設置することは、915平米と決して広くない公園で、子どもたちが遊べるスペースを狭めることになり、公園機能を阻害することになってしまいます。  フェンスについても、忍び返しのついたものが既に設置されているとのことで、これ以上高くすることは倒壊の危険も懸念されます。  公園は地域の子どもたちの大事な遊び場です。しかし、子どもたちの行動範囲には限りがあり、遊具の設置や維持管理等、整備が十分でない公園も多く存在します。  したがって、公園整備には立地条件を十分に考慮しながらも、できるだけ公平な基準のもと整備されるよう要望し、本陳情は継続とさせていただきます。 ○高山 委員長 共産お願いします。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、元第88号 平張児童公園の整備・改善についての陳情は採択を求めます。  この陳情は、衛生的で安心・安全で楽しく過ごせる公園にすることを求めるものです。  トイレをつけてほしいという要望には、近くの大倉山公園のトイレがあるためつくらない旨の説明がありました。大人の足で2分かかります。公園を出て車道を歩き、丘の上にあるトイレに行かなければなりません。  大田区も認めているとおり、午前中には保育園児の利用があります。園児にも同様の対応を求めることは非現実的であり、子どもの安心・安全の観点からいってもふさわしくありません。  砂ぼこりの対応や自転車の対応についても対応できないとの説明でした。  できない理由を述べることではなく、どうすればできるのかを考えていただきたいと思います。  陳情を採択して、衛生的で安心・安全で楽しく過ごせる公園にすることを求めます。 ○高山 委員長 令和お願いします。 ◆須藤 委員 令和大田区議団は、元第88号 平張児童公園の整備・改善についての陳情は継続を主張いたします。  公園は子どもだけでなく、お年寄りも多く利用しております。多数のお年寄りから、トイレが心配で外出することが不安だという意見を多数伺っております。お年寄りがトイレの心配なく区内を歩き回れる環境にするためにも、トイレの設置範囲基準を見直して、多くのトイレを公共サービスとして増やす必要もあるかと考えます。  公園内の駐輪場の整備、改善についての検討も含め、区には前向きな、継続的な対応を要望いたします。 ○高山 委員長 緑お願いします。 ◆野呂 委員 大田区議会緑の党は、元第88号 平張児童公園の整備・改善について継続を求めます。  5項目の要望がございましたけれども、まず、トイレの新設について、基本的に公園の道路に面したところにトイレをできるだけ設置してあげるべきだと私は考えております。  ただ、以前に雪谷地域でトイレ設置について賛成、反対の意見もございまして、難儀をいたしました。やはり地域住民の声を両方から聞くということも必要かと思います。  また、今回の陳情では、3番として駐輪場の整備を求めておりますけれども、この公園は決して広いとはいえない公園であり、駐輪場の設置には無理があると考えます。  しかし、プリン公園として子どもたちにもとても親しまれている公園ですし、これを有意義に使っていくためにも、何ができて何ができないか、それらを検証する必要があると考え、継続を求めます。 ○高山 委員長 無所属お願いします。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、元第88号の本陳情について継続を求めます。  本陳情の要望事項としては5点あげられております、トイレの新設、地面の整備、駐輪場の整備、車椅子への配慮、それからフェンスのかさ上げということで、大変多岐にわたっております。  例えばトイレの新設一つとっても治安の問題があったりとか、様々な角度から検討する必要があるというふうに思っています。  お隣の大倉山公園のお手洗いがいまだにロケット型のトイレということで、このあたりは公園整備の一環として、お手洗いの、だれでもトイレへの改善等を含めた、この地域としての改善をぜひこれからも検討していっていただきたいということで、継続といたします。 ○高山 委員長 都民ファお願いします。 ◆奥本 委員 大田区議会都民ファーストの会は、元第88号 平張児童公園の整備・改善についての陳情に継続審査を主張いたします。  トイレの新設については、園内にトイレがないということは確かに不便で、園内に隣接する公園のトイレの案内があるとのことですが、子どもが利用するには非常に不便であり、さらに検討すべきであり、継続審査を求めます。 ○高山 委員長 それでは、継続及び採決、意見が分かれましたのでお諮りいたします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者多数であります。よって、元第88号は継続審査と決定いたしました。  それでは、陳情の審査は、ここで一旦保留とさせていただきます。  次に、調査事件を一括して上程いたします。  それでは、まず、補正予算について理事者から一括して説明をお願いいたします。 ◎保下 都市基盤管理課長 私からは、都市基盤整備部関連の補正予算について説明をいたします。  タブレットの本会議フォルダ、第4回定例会、議案のフォルダの中の補正予算をご覧ください。  なお、本件は第92号議案となってございまして、総務財政委員会でご審議いただく内容となってございます。  令和元年10月12日、13日の台風19号により、多摩川河川敷の運動場施設及び緑地が甚大な被害を受け、現在は全ての施設を使用中止としてございます。その復旧に係る経費を今回の補正予算として計上してございます。  まず、16ページ目、17ページ目でございます。  一つ目、総務費、観光国際費、スポーツ振興費、区立運動場管理運営費の増加についてでございます。  多摩川緑地など、河川敷の運動施設につきましては、野球場37面、サッカー場6面、庭球場11面ございます。土砂やがれきが緑地全体に流入し、その復旧に係る経費といたしまして、3億3,000万円を計上してございます。  次に、多摩川田園調布緑地維持管理の増額についてでございます。  多摩川田園調布緑地におきましては、施設の復旧に向け、廃棄物等の撤去を進めているところでございます。その復旧に係る経費といたしまして、9,400万円を計上してございます。  続きまして、事項別明細書、20ページ、21ページをお開きください。  土木費、公園費、公園管理費、公園等の維持管理の増額についてでございます。  多摩川緑地など河川敷の施設につきまして、駐車場3施設、400メートルトラック、200メートルトラック、各1か所の被害を受けており、全ての施設を中止してございます。その復旧に係る経費といたしまして、2億1,400万円を計上してございます。  次に、公園等の清掃の増額についてでございます。  緑地内全体に流木やがれきが堆積しており、一日も早い除去が求められております。その除去処分に係る経費といたしまして、3,530万円を計上してございます。  また、多摩川河川敷全体の被害状況につきましては、別途、所管報告でご説明をさせていただく予定でございます。 ◎丸山 環境計画課長 私からは、環境清掃部における一般会計補正予算についてご説明をさせていただきます。  大田区一般会計補正予算事項別明細書の22、23ページをご覧ください。  環境清掃費、廃棄物対策費、ごみ収集費を1,500万円増額させていただきます。財源といたしましては、防災対策基金からの繰り入れとなります。  内容につきましは、台風19号に伴う被災ごみの収集に伴う経費でございます。  内訳としては、23ページのとおり、役務費として1,400万円で、臨時のごみ収集車、中型プレス車、小型ダンプ車など計135台を手配いたしました経費でございます。  また、収集した粗大ごみなどの積みかえ場所としまして、被災地域にあります多摩川緑地公社の駐車場をお借りしました。その原状復帰費用としまして、委託料100万円を計上いたしたところでございます。 ○高山 委員長 それでは、まず、ただいまの説明について質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 歳出の16ページ、17ページで工事請負費ということで載っているのですが、これは概算であって契約はまだですか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 こちらは概算であって、契約金額ではございません。 ◆福井 委員 もう一つ聞きたいのが、20ページ、21ページで委託料と工事請負費というのが二つあるのですね。これは具体的に中身を、この違いを教えてもらいたいのですが。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 工事請負費につきましては、緑地等の構造物、ベンチとかブランコ等の復旧に係る工事費用等になってございます。  委託費につきましては、がれき等の処分費、そういった費用に充てる項目でございます。 ◆野呂 委員 今般の台風で本当に甚大な被害を受けましたけれども、担当の方々は本当に復旧に全力を挙げて頑張っておられると思います。  この野球場、サッカー場とか、復旧の3億3,000万円、これは全て、今は基金から取り崩していますけど、財調の特別交付金の申請をして戻ってきますよね、どうですか。 ◎保下 都市基盤管理課長 財源につきましては、特別交付金を申請していく予定でございます。 ◆野呂 委員 公園管理費についても同様ですか。 ◎保下 都市基盤管理課長 公園管理費についても同様でございます。 ◆野呂 委員 今までにない額かなと思います。過去には3億円ほどとかあったかと思いますけれども、交付金で戻ってくるのは次年度になるかもしれないけれども、この点は頑張ってしっかりとやっていただきたいと思います。  もし戻ってきたときに、これは基金に戻すのか、それとも一般会計の歳入とするのか、その点はまだ議論していないですか、どうですか。 ◎保下 都市基盤管理課長 まだ、詳細な議論には至っていないと財政課に確認してございます。 ○高山 委員長 ほか、いかがですか。  よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、次に、その他の所管事務報告につきまして、一括して理事者から説明をお願いいたします。 ◎榊原 都市計画課長 私からは、まちづくり推進部、資料番号43番、第170回大田区都市計画審議会の報告についてを報告させていただきます。  1、都市計画審議会の概要でございますが、11月6日の午後、本庁舎で実施しまして、議案は一つ、第1号議案ということで、東京都市計画生産緑地地区の変更(大田区決定)についてでございました。  内容につきましては、以前、9月の委員会で報告したとおりでございまして、資料の真ん中の内容の抜粋になりますが、生産緑地地区3件、約670平米を追加する、都市計画変更をするというような諮問でございました。  諮問どおりということでございましたので、今後、12月上旬予定どおり告示・縦覧をしてまいる予定でございます。 ◎深川 まちづくり計画調整担当課長 私からは、まちづくり推進部資料44番により、東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針についてご報告させていただきます。  この基本方針につきましては、7月12日のまちづくり環境委員会におきまして、案のついたものを報告させていただいたところでございます。  その後、パブリックコメントを実施し、こちらの方針を策定しましたので、本日報告させていただくものです。  なお、大田区内の内容につきましては、7月12日の報告内容と変化はございません。  まず、現状ですが、これまで東京都と区市町で都市計画道路の整備を計画的に進めるため、おおむね10年間で整備すべき優先路線を位置づけまして、平成28年3月に第4次事業化計画を策定しているところでございます。その後、都市計画道路の必要性を適宜検証し、見直しを行ってまいりました。  2の都市計画道路の在り方検討につきましては、この第4次事業計画で優先整備路線として選定されていなかった、残る約2割の都市計画道路について、こちらは事業着手まで期間を要することから、新たな検証項目として概成道路・交差点・都市計画公園等の重複等を設定し、検討を行ってまいりました。  検討経過につきましては、資料のとおりでございます。  平成30年7月には、中間の取りまとめ公表及びパブリックコメントを実施しました。  令和元年7月には基本方針案の公表とパブリックコメントを実施しております。  その中での意見としましては、道路整備・見直しの全体の考え方に関するもの、また、検討対象や具体的な検証項目についてのご意見、個別路線についての要望等ございました。  現在の状況ですけれども、今回、この方針を示しました東京における都市計画道路のあり方に関する基本の方針を策定したところでございます。  また、こちらの方針につきましては、事後報告とはなりますが、令和元年11月27日に公表し、その内容につきましては、大田区ホームページ、また、東京都のホームページでお知らせしているところでございます。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 私からは、令和元年台風19号による多摩川河川敷の被害状況につきまして、都市基盤整備部資料番号26にてご報告申し上げます。  令和元年10月12日、13日の台風19号により多摩川河川敷の運動施設及び緑地において、大量の土砂や流木、がれきなどが流入、堆積し、また、各構造物等が倒壊するなど甚大な被害を受けております。  先ほどの補正予算案の説明でも説明しましたが、現在は全ての施設を使用中止とさせていただいている状態でございます。  各施設の被害状況についてご説明いたします。資料をご覧ください。
     一つ目の運動施設の被害状況ですが、こちらの施設につきましては、多摩川緑地広場管理公社にて管理運営している多摩川田園調布緑地を含めた合計8緑地の施設になります。  表に記載のとおり、全施設が被害に遭っております。  全施設とも、草地以外の表面の土が流出するとともに、バックネット、サッカーゴール、防球ネット等、また、ベンチなどの構造物も全て損壊している状況でございます。  次に、緑地施設の被害状況ですが、こちらも広場や駐車場、砂場においても全て表面土が流出しております。また、ブランコや制札板、水飲み等の構造物等も破損も多く見られます。  次に、サイクリングロード等、道路関連施設ですが、サイクリングロードの土手の上部と河川敷をつなぐ斜路部の転落防止柵、階段の手すり、標識等も損壊しており、補修が必要となっております。  現在は当初予算の総務費、区立運動場管理運営費などに計上されております災害等復旧対応費を活用し、堆積した土砂、流木、がれき等の集積作業と、一部グラウンドの整地作業を行っております。  今後の復旧状況につきましては、適宜、委員会報告をさせていただくとともに、ホームページ等により区民の皆様へ周知していく予定でございます。 ◎丸山 環境計画課長 私からは、資料番号21、22、2件についてご報告させていただきます。  まず、資料番号21でございます。「第19回エコフェスタワンダーランドin六郷」の開催についてでございます。  こちらのほうは、小学校を拠点といたしまして、区内で活動する団体、NPO法人及び区内企業などと協働して実施している取り組みでございます。  今回が19回目となりますが、毎回、開催校の教室や体育館を会場といたしまして、出展者が行う環境保全の取り組みについて、来場者が実際にさわり、また、体験することにより、環境保全意識を高めていただくことを目的として開催しているものでございます。  今年度の開催は来年2月16日、日曜日に、東六郷小学校を会場に開催をさせていただく予定でございます。  内容につきましては、資料記載のほか、デジタル地球儀を活用した地球温暖化シミュレーションの展示、また、使用済み食用油を利用した石けんづくりや、水の浄化実験など、企業のCSR、社会貢献活動による取り組みなど、多くの方に関心を持っていただける展示や体験を実施する予定でございます。  本委員会での報告後、区内小中学校及び周辺地域をはじめとして周知を行っていく予定でございます。  続きまして、資料番号22、おおた クール アクション「地球温暖化対策を推進するための3つの活動」の推進についてご報告をさせていただきます。  こちらの活動でございますけれども、区では平成20年6月に大田区地球温暖化対策地域協議会というのを設立しまして、区民、事業者の皆様とともに、温暖化対策の推進に取り組んでまいりました。  しかし、昨年度、約10年間の活動を振り返りまして、そのあり方を再検討いたしました。  その結果、まずはこの対策の行動の実践が大切であり、その活動を区全体で共有していくことが必要といたしまして、地球温暖化対策推進の新たな仕組みとしまして、このおおた クール アクションを推進していくこととさせていただきました。  資料の1でございますが、おおた クール アクションは、囲みの中の三つの活動でございます。  一つ目は、一人ひとりが対策を自分事として捉え、実践しようということ。  二つ目は、区民、事業者、区は連携協力を図りながら地球温暖化対策に取り組むというもの。  三つ目は、温暖化対策の取り組みを共有することで、活動の輪を大田区全体に広げていこうというものでございます。  活動の名称の頭文字をとりまして、「Yes O Can!」を合い言葉に、区民一人ひとりに行動の実践を呼びかけてまいります。  2番目でございます、これらの活動の推進方法でございますけれども、この活動に賛同する団体、事業者等の賛同登録を受けまして、取組実績の共有・見える化などにより区内全域に活動を推進してまいります。  三番目、活動への賛同登録などの周知につきましては、今月上旬ホームページの開設、チラシの配布等により行わせていただきます。  4番目、今月の上旬に、運動を推進するために賛同者を中心に推進委員会というものを立ち上げます。なお、事務局は区が担う予定でございます。  5番目でございますが、来年3月27日、金曜日に賛同者に集まってもらいまして、立ち上げの設立総会を兼ねた集いを予定しております。これは総会と基調講演を兼ねたものというふうに考えております。  来年度以降は総会を年1回行いまして、その中で取り組みの発表会を行い、取り組みを共有化するとともに広めてまいりたいと考えております。また、講演会とシンポジウムを開催する予定でございます。  次のページには、賛同登録のための案内チラシというのをつけてございますので、ご覧になっていただければと思います。 ◎菅野 環境対策課長 私からは、環境清掃部資料23番、秋の大田区クリーンキャンペーン実施結果について報告をいたします。  1、期間としては、令和元年10月22日、火曜日から11月21日、木曜日までの約1か月間でございました。  2、目的でございます。放置自転車の防止と喫煙マナーの向上を図り安全で清潔な地域環境を実現するものでございます。  3の内容でございます。放置自転車の防止と喫煙マナーの向上を図る目的で、地域の皆様、事業者の皆様とともに、駅前を通る方々に向けてのティッシュの配布やのぼり旗の掲示を行ったところでございます。  4、啓発活動の実施状況でございます。10月に関しましては、放置自転車の防止と喫煙マナーの向上を図る目的で、4回実施をしたところでございます。  特に11月は喫煙マナーアップキャンペーンとしまして、多くの町会から実施要望が寄せられ、14回実施をいたしました。実施の実績は別表にございますので、後ほどご覧いただければと存じます。  また、早朝、夕方のお忙しい時間にかかわらずキャンペーン参加していただきました委員の皆様どうもありがとうございました。  この喫煙マナーアップキャンペーンの実施に関しましては、実施の際、町会の皆様に来年4月1日から喫煙マナー条例が施行されるということをお知らせするとともに、ティッシュを配る際にも喫煙マナーアップにご協力をお願いしますと呼びかけるようにお願いをしたところでございます。  実際に来年4月から歩きたばこが禁止になると伝えながらティッシュをお配りすると、いいことですねという反応をいただく機会もございました。  また、キャンペーンに参加された事業者の皆様にも喫煙マナー条例の施行をお伝えし、従業員への周知をお願いしているところでございます。  来年4月1日の施行に向けて、区民をはじめ来訪者や事業者にも喫煙マナーの内容が伝わるように、様々な媒体を活用するとともに、今後も地域の皆様、事業者の皆様へ説明に伺うなどの取り組みを進めてまいります。 ○高山 委員長 それでは、委員の皆様からの質疑をお願いいたします。  まずは、部ごとに行いたいと思いますので、まちづくり推進部からの報告に関する質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 資料44番、東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針について、2番のところ、残りの2割、だから8割はこのまま続けていって2割を見直しますよということなのですけど、この2割の部分の道路がどういった状況、大田区ではここですよとか、そういうのは公表しているのですか。 ◎深川 まちづくり計画調整担当課長 この8割に該当する道路及び2割に該当する道路は公表しているところでございます。 ◆福井 委員 それは大田区のホームページ、それとも東京都になるのでしたっけ。 ◎深川 まちづくり計画調整担当課長 どちらでも公表しておりますし、私の手元にもあるのですけれども、こういった地図でどの位置にどういった計画の道路というものも、これも窓口で販売もしております。 ○高山 委員長 ほか、いかがでしょうか。  報告の1番目、2番目どちらでも。  よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、続いて都市基盤整備部からの報告に関する質疑をお願いいたします。 ◆馬橋 委員 資料番号26番についてなのですが、前回の委員会のときにも、前々回、それとも防災安全対策特別委員会の臨時開催のときだったか、ちょっとすみません、ごっちゃになっているのですが、この運動施設を含めた大田区の区内施設の被害状況について、ぜひ、いつも台風とか風水害被害があると、人的被害とか、そういうものについては資料をいただいているのですけど、この区内の施設の被害状況についてもぜひ、まとめていただけたらありがたいですということでお伝えをして、こういった形で出していただけて、すごくわかりやすいし、来年以降に対しての一つの備えにもなっていくのかなと感じたところなのですけど。  そのときもちょっとお願いをしたというか、お伝えをしたのですけど、大田区って河川敷だけではなくて、私の場合はたまたまボランティアをやったのであれなんですけど、大森のふるさとの浜辺公園とか、そういうところも流木被害があって、ずっと浜辺が使えなくなったりとかしていて。恐らく、私なんかが知る由もない、例えば区内の公園の倒木があったりとか、いろいろ区内施設、区有施設の被害が多数あったと思うのですね。  そういったものも一つの資料にまとめておいていただけると、例えば今回でいえば野球場とかサッカー場とかテニス場なんかで、こういうものが流されたり壊れたりしたのだなというのがわかれば、次回以降、例えば19号と同じようなクラスの台風が見込まれたときに、これはどこかへ避難させようとか、そういったことにつながっていくのかなというふうに思うので、ぜひ、他の施設についてもこういったとりまとめをしていただけるととてもいいのかなと思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 そういった、公園施設、内陸側の運動施設のネット等も実際に壊れている箇所もございました。  そういったことも含めて、倒木も含めた資料、わかりやすいまとめを今後していきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆馬橋 委員 ぜひよろしくお願いします。  先ほど申し上げましたけれども、やっぱり土が流されちゃうとかですね、私も河川敷使わせていただくのでよくわかるのですけど、どうしても動かせないものとか、多分いろいろあると思うのですけど、逆いうと動かせるものに関してはどこか、例えば区内の内陸部の公園を一つちょっと潰すとかですね、そういったやり方で19号クラスの台風が見込まれるときには、そういった形で被害状況を少しでも抑えることができるようになるのかなというふうに思いますので、そういった部分も来年以降に向けての検討材料にしていただければと要望しておきます。 ◆須藤 委員 ちょっと自分勘違いしているかもしれないのですけど、台風19号の発災から田園調布5丁目に毎日行ったのですけど、その行き帰りに、多摩川河川敷を見ていたのですけど、結構、ボランティア団体みたいな方が自主的にあそこを治したりとかしていたのを見たのですけど、そういうのって区のほうで募集したりとかしていたのでしょうか、それとも勝手にやっていたのかというのをちょっとお伺いしたいなと思って、今、質問させていただきます。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 私どもに、ボランティアをしたいという方々の問い合わせはございました。  ただ、区内の河川敷におきましては、土砂の集積やがれきの撤去を建設重機を用いて行っているので、どうしても安全上、ボランティアの方の安全が守れないということで、お断りした経緯はございます。  委員の見られた方々がやっているというのは、自主的な行動で入られたのではないかと。私どもの緑地ではそういったことはお断りしていた状況でございます。 ◆須藤 委員 わかりました。 ○高山 委員長 ほか、いかがでしょうか。 ◆野呂 委員 毎回思うのですけど、台風がある前に都市基盤の方たちが、河川敷の倒しておけるものは早急に倒しに行くじゃないですか。それで、この移動できるネットとか、今、馬橋委員もおっしゃいましたけど、どこかに本当にしまっておける場所があれば、毎回、全壊とか半壊とかってならずに済むのかなと思うのですけれど。  それはちょうど、あの河川敷でヨットやっている方たちが、矢口三丁目のあるおうちを借りて、そこにしまっているのですね、そこを置き場にしているのですね。  それを見たときに、うちでも何かこういったものがあって、一部分でも片づけられたらもう少し、早目に河川敷に作業に行っておりますので、いつも毎回、見回りしていますので、何かそういったこともとられないかなというふうに感じたのですけど、非常に難しいことなのですかね。どんなものなのでしょうか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 今回の台風につきまして、まず10月9日から実は撤去作業等に入ってございます。  トイレにつきましては、下丸子公園と多摩川緑地事務所のすぐ隣にあります高畑児童公園、こちらのほうに避難をさせてございます。  バックネット等につきましては、どうしても作業上、倒すようにしております。同じく、サッカーゴールネット等も倒すなどの対応をしてございます。  今回の被害につきましては、委員の皆様ご存じのとおり、サッカーゴール等につきましては流されて破壊されている、破損している状態ですので、今後そういったことも、移動させるというようなことも検討していかなければならないのかなというふうに感じております。 ◆馬橋 委員 先ほどの須藤委員の関連なのですけど、私も重機を入れていただいて土を掘り起こしたりとか、下にたまったヘドロをほじくり返したりとか、いろいろやっているのはよく存じ上げておるのですが。  そうはいっても河川敷が年内いっぱい使えないということで、スポーツ団体の方たちも、その間、計画していた大会が全部潰れたりとか、非常に苦慮しているところがあって、かなり私のところに多くの方から、何か言ってくれれば、何かできることあればやるのにという人たちが結構いるのですよね。  やはり段階があると思うので、例えば重機を使って大がかりな修復工事をやったその後、例えば細かいところ、落ちているものを拾うとか、草木を抜いてごみを集めるとか、そういう手作業の人海戦術でできるようなところがもし今後、精査して出てくるのであれば、結構やりたいという区民団体の方がたくさん、野球もサッカーも言われていますし、フライングディスクとかですね、そういう団体の人からも言われたりとかして。  なので、そういうボランティアみたいなものの調整機能が大田区のほうにあれば、ある程度のマンパワーは集められるのかなというふうに思うので、それが必要かどうか、その工期の中で、逆にないほうが早く終わるということであれば、それは必要ないと思うのですけど。  その辺も含めて何か調整ができるものであれば、そういう声はあがっているというところだけちょっとお伝えしたいなというふうに思ったので。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 ボランティアの募集等につきましては、地域力推進部等で取りまとめておりますので、そういった作業がまた必要になったり、先ほど委員がおっしゃったように工程等の関係もありますので、可能であれば地域力推進部を通してそういった募集等もかけてみたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆須藤 委員 ちょっとつけ足しなのですけど、確かに地域力推進課のボランティアはどちらかといったら災害からの復旧が中心だったのですけど、先ほど馬橋委員が言ったように、結構、公園とか自分たちが使っているものに対する復旧に関しての意見が多くあったということでしたら、自分はやはり災害ってより多くの地域の人たちに我が事化することが大事だと思うのですよ。だから、自分は行政にやってくれという意見もいっぱい聞いたのですけど、行政がやってくれっていう意見もあるけど、自分たちが自発的にやろうという意見があるのだったら、そういうのを拾って、ぜひ次の機会にはそういうのを生かして、住民とともに復旧したすばらしい大田区というものにしていければと考えておりますので。要望です。 ○高山 委員長 よろしいですか。  それでは、続いて、環境清掃部からの報告について質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 22番、おおた クール アクションについて伺いたいのですが、ここの対策で、大田区が何をするのかというのがちょっと見えないのですが、推進委員会は本活動を推進するために賛同者による委員会を立ち上げますよと書いてあって、やりますよと書いてあるのですけど、大田区はこの推進について取りまとめをやるのか、一緒に中に入ってやるのか、その方向がちょっと見えないので教えてもらいたいのですが。 ◎丸山 環境計画課長 区の施策としまして、これまでもCO2削減の各施策、主に啓発活動になりますけども、講演会等、そういったこともやっていましたので、そういう区は役割分担を負いながら、事務局としてこの推進委員会をお世話するという位置づけでございます。 ◆福井 委員 すると、これはCO2対策ということでよろしいのですか。 ◎丸山 環境計画課長 はい、地球温暖化対策の取り組みでございます。 ◆福井 委員 もう一つ聞きたいのが、推進方法で団体事業者等の賛同ですよということで、区民個人が入っていないのですけど、これは個人でも入れるのですか。 ◎丸山 環境計画課長 当面、事業者単体を対象とさせていただきまして、個人の取り組みは対象とはさせていただいておりません。  一人ひとりの取り組みの中身の問題とか個人での登録になると、かなりの数になるということと、あと、個人は自治会・町会に加入している前提で団体として自治会・町会が賛同していただくということで補えればというふうに考えております。 ◆福井 委員 アクションのつどいやりますと書いてあって、地域パートナーシップということなどで、地域含めてやるのかなと思ったので、これ聞いたのですが。  具体的に大田区としてこの賛同する団体、事業者等というのは大体どういったところを想定していますか。 ◎丸山 環境計画課長 このつどいには、まず個人の参加も大丈夫でございますので、来ていただければと考えております。  事業者団体の賛同者としましては、現在、区内でも省エネ活動、CO2削減に積極的な企業がございます。例えば日本航空とかアルプス電気、また、教育機関でも大森第六中学校とかつばさ総合高校など、省エネ活動に積極的でございますので、そういった事業者、団体を想定させていただいております。 ◆奥本 委員 まず、区としてごみとかCO2削減を事業者に対して、具体的に数値で削減を目標化しているものはあるのでしょうか。 ◎丸山 環境計画課長 事業者というか、現在、環境基本計画というのを10年計画で、令和3年までの計画で立てておりまして、その中でCO2削減の目標値としまして、温室効果ガスの排出量を2030年度までに2013年度比で26%削減という目標を立てております。 ◆奥本 委員 全体として26%というと、区としての目標というのはわかるのですけど、個人として、自分たちの感覚としてはちょっと理解しにくいかなというふうに思うので、もっと身近なものとして捉えていただくために、例えば個人レベルとか、一団体、一企業レベルでもう少し具体的にしていただくと取り組みやすいのではないかなと思います。要望です。  あと、おおた クール アクションのつどいに関してなのですけれども、基調講演はどなたが行うのでしょうか。 ◎丸山 環境計画課長 講演者については選定中でございます。  あと、タブレット上の添付資料なのですけれども、先ほど私、次のページにチラシというふうに申し上げたのですが、手違いで添付されてないようでございました。申しわけございませんでした。  委員会が終了しましたら、タブレット上に追加で添付させていただければと考えてございますので、ご了解いただければと思います。 ○高山 委員長 資料に関してはそのようにお願いいたします。  よろしいですか。
     (公園施設担当課長入室) ◆福井 委員 CO2の場合だと家庭でもできるようなことということで幾つか紹介されているところもあるのですけど、今回は事業者と団体だから家庭向けということではないということでいいのですか。 ◎丸山 環境計画課長 自治会・町会レベルの取り組みとしまして、個人向けのいろいろな周知もさせていただいております。例えば、現在、はねぴょんの省エネハンドブックというのを発行させていただいて、地域で配らせていただいていますけども、そこでは家庭で取り組める例えば冷蔵庫とか、トイレの便座の設定温度の調整とか照明器具の小まめな消灯とかですね、そういったことを呼びかけて省エネ行動を呼びかけているとこでございます。 ◆福井 委員 この方向性ですけど、今回の講演をやりますよということでどんどんイベントをやりたいといったときに、こういった温暖化対策等の推進委員会がやりたいといったときに、大田区から援助とか支援というのは考えていますか。 ◎丸山 環境計画課長 総会で講演等考えておりますけども、そういった講師謝礼、また、OTAふれあいフェスタなどのイベントでこういう活動をPRしていきたいと考えておりますけども、それに伴う経費は区が経費として賄う予定でございます。 ○高山 委員長 よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛、特定事件継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  それでは、先ほど保留とさせていただいていた陳情の審査に戻らせていただきます。  元第86号 公園水泳場の利用料金を矢口区民センター水泳場と同じにすることを求める陳情の審査を行います。  保留となっておりました理事者答弁、ご用意できましたでしょうか。 ◎石井 公園施設担当課長 すみません、まず、すぐに即答できませんで、お時間かかりましたことをおわび申し上げます。  まだ全体の委託関係の費用についてはまだ算定中ということですが、今回この審査にあたりまして、参考となる資料のほうにつきまして今、回答できる見込みになりましたので、この件についてお答えをさせていただきたいと思います。  矢口区民センターのプールにつきましては、平成29年に熱供給ができなくなったというふうに伺っております。平成29年度のガス料金につきましては、244万円かかってございます。供給がとまりました30年度につきましては、711万円、ガスの料金がかかっているというような状況でございます。  申しわけございません。この内容での判断、ご審査のほうをお願いしたいと思います。 ○高山 委員長 馬橋委員いかがですか。 ◆馬橋 委員 お調べいただいてありがとうございます。  私が聞きたかったのは、東調布と矢口をこの区民の方が利用料金とか、いわゆる減免の割合とかで比較をしてきていらっしゃるので、区民の感情とすれば、指定管理していようが直営であろうが大田区内の区民プールということでいえば、一つのくくりとして捉えていらっしゃると思うのですけど。  その中で、要は、利用料金に110円かな、たしか差があって、今回の陳情について、その利用料金の部分の見直しも。 ○高山 委員長 120円です。 ◆馬橋 委員 ごめんなさい、120円差があって、そこについても陳情の趣旨としても入っているのですけど。そこで要は、東調布とじゃあ矢口ってこれぐらい違うのだよというのがあると、じゃあその120円とか、減免についてのその根拠みたいなものもすごくわかりやすいのかなって思ったのですね。それを、私の中でのその陳情の判断基準にしようかなというふうに思っていたのですけど。  例えば、仮に矢口も東調布もそんなに運用費も変わらないとか、例えば年間かかっている、区から税投入をしている部分についてもそんなに違わないのであれば、やっぱりそれは私の場合考え方としては下に合わせてしかるべきなんじゃないかなというふうに思ったのですね。  なので、そのガス代が今244万円と平成30年度で711万円というふうに教えていただいたのですけど、要は、その矢口と東調布のこのプールの運営にどれぐらいお金がかかっているのかというところを比較したかったのですけど、その比較材料になり得るその数字というのは、今わからないということなのでしょうか。 ◎石井 公園施設担当課長 今、その数字についてはまだ算定中という形になります。  ただ、一番大きく変化がございましたのはガスの料金ということで、今回244万円と、それから、711万円の差額の中で、例えば利用人数その他も含めてどれぐらいの経費として上げていかなければいけないかというようなことも含めて、今、調べているところではございました。 ◆馬橋 委員 矢口を上げていくという考え方になっちゃうってことですか、これから。 ◎石井 公園施設担当課長 単純に矢口を上げていくことよりも、前回、質問に対する答えの中でもお話をさせていただいたのですが、今現在、財政課を中心として全庁的な使用料の見直しですとか考え方のとりまとめというのをやってございますので、その中での検討になるかと考えてございます。 ◆馬橋 委員 調べていただいた上で、ここまで材料をできる限りそろえていただいた中で私も判断しないといけないなというふうには思っているので、これは継続的にずっとしっかり追っかけていくべきかというふうに思っているのですけど。  これ先ほどの議員提出第16号議案のときにも言ったのですけど、要は、受益者負担という考え方が原則と、やっぱり区としての地域区民、住民に対する福祉という部分で考えていく中で、たしか私の記憶だとプールって運営費で賄えていないはずなのですよね、ペイできていなくて。当然なのですけど、毎年その赤字補填がある中で、矢口も東調布も同じ区民のプールというふうに考えると、やっぱり利用者目線でいうと、金額についてはそこまで大きく乖離をしないほうがいいのかなというふうには思っているのですね。  そういう中で今回の陳情が出てきたものですから、ぜひこれを機にこの矢口と東調布のいわゆる運営費とか運営補助費に関して、どれぐらいの差があるのかなというところを確認をしたかったのですが、そのあたり今調査中ということなので、ぜひ引き続きちょっと調査をしていただいて、ぜひ今後わかった段階で教えていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○高山 委員長 ほか、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは質疑は以上として、各会派に本陳情、元第86号の取扱いをお伺いしたいと思います。  大会派から順にお願いいたします。  まず、自民お願いします。 ◆深川 委員 自由民主党大田区民連合は、陳情元第86号に継続を主張いたします。  公園と矢口区民センター水泳場では、光熱費の関係から差異があることは理解できます。まずはその点、現在、熱供給をとめているので、合わせるべきであるということであれば、当然に増額という判断になろうかと思います。  利用料の減免についても、団体を優遇すればそれだけ個人利用ができなくなるといった懸念もあります。  しかし、大田区としては利用料金を全庁的に見直しを行っていることや、健康政策部が旗振り役となり健康増進施策の充実を図り始めています。また、私自身、学校建て替え時に学校のプールの活用についても提案をしてきております。  今後は1人でも多く利用しやすい環境をつくるべきと考え継続とします。 ○高山 委員長 公明、お願いします。 ◆岡元 委員 大田区議会公明党は、元第86号 公園水泳場の利用料金を矢口区民センター水泳場と同じにすることを求める陳情につきまして継続を求めます。  公園水泳場と矢口区民センター利用料金の均一化と、社会教育関係団体の減免を同率にとの陳情ですが、減免率につきましては、公園は個人利用を推進しているため特定の団体への貸し切り利用に関して、区民センターの設置目的や運用の考え方と異なるとの理事者見解を理解できるところです。  成人の団体利用が増えることで、個人利用者のレーン使用がさらに制限されることは好ましいこととは言いがたいと感じます。  一方で、そもそもの利用料金につきましては、2時間で矢口区民センターの2倍の料金設定には疑問が残ります。団体の構成人数にもよりますが、週1回の利用で月に14万2,400円の利用料は、1人当たりの負担額が毎日利用できる民間のフィットネスクラブのプール使用料と比較しても割高になります。  区民の健康増進のための水泳場が、より多くの区民にとって利用しやすい運用となるよう、利用料の見直しを含めて検討していただくことを要望し、継続とさせていただきます。 ○高山 委員長 続いて、共産お願いします。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、元第86号 公園水泳場の利用料金を矢口区民センター水泳場と同じにすることを求める陳情は採択を求めます。  説明の中で、区民センター条例と公園条例の違いがあり、考え方が違うために社会教育関係団体の減免割合が違う旨の説明がありました。区民から見れば同じ区立の水泳場にもかかわらず料金に差があるのはおかしいと感じるのは当然だと考えます。  区内水泳場の利用料の統一化をぜひ検討していただきたいと思います。  この間、大田区では社会教育課がなくなり、社会教育の支援が弱くなっていると感じています。大田区のホームページでは、社会教育に関する活動とは技術の習得や教養を高めたり、生活を充実させたり、地域をよりよくするために行われる学習文化、スポーツなどの活動のことですとあります。  社会教育を推進する立場からも、減免制度を適用することを求めます。 ○高山 委員長 令和お願いします。 ◆須藤 委員 令和大田区議団は、元第86号 公園水泳場の利用料金を矢口区民センター水泳場と同じにすることを求める陳情は継続を主張いたします。  運動型健康増進施設としてのプールの役割は大きく、子どもからお年寄りまで幅広い世代に利用されています。同じ区内のプールで使用料金に大きな差異が生じていることは、区民にとって理解しがたいことと思います。  区民プールは区内福祉として捉え、施設利用料金を運営費と受益負担を考えながら、区民に対してわかりやすく適正な料金の設定にすることを、使用料金改定まで継続して模索していくことを要望いたします。 ○高山 委員長 緑お願いします。 ◆野呂 委員 大田区議会緑の党は、元第86号 公園水泳場の利用料金を矢口区民センター水泳場と同じにすることを求める陳情は採択でお願いします。  この陳情にもありましたように、公園水泳場と矢口水泳場の利用料金がまず違うこと。それから、団体の貸し切りの時間帯でも倍も開きがあるような料金設定は見直して、区民がどこの施設を利用しても理解を得る料金とすることが基本ではないでしょうか。  前回の改定の折には、受益者負担の適正化に基づいて算定基準の明確化と利用料金の不均衡是正に取り組みました。さらに、特に課題とした背景として、同一種別の施設間においても不均衡な料金体系が存在することは是正しなくてはいけないというそうした視点のもとで議論を深めていったはずです。  プールは健康維持のために大変貢献している施設であり、区民にとって新しい施設か古い施設かではなく、同じプールとして見ていくのであり、納得のできる公平な料金を設定することで、安心して利用料を納め、使っていくのではないでしょうか。  今、財政課が中心となり、見直しに着手しているということでございますけれども、やはり喫緊にこうした課題を改善していくためにも、この陳情は的を射た指摘だと思いますので採択をお願いします。 ○高山 委員長 無所属お願いします。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、陳情元第86号については継続を求めます。  先ほども質疑させていただきましたけれども、ちょうど昨日12月1日からはねぴょん健康ポイント事業が始まっていまして、私もアプリをダウンロードして、早速たくさん歩こうと思ってせかせか歩いていたのですけれど。  そういった中で、お金をかけて大田区が区民の健康増進を推進していくことと、こういった施設の受益者負担という考え方のもとで利用していく部分についてのバランスというのは非常に大事だというふうに思っています。  財政課のほうで今後、全庁的な計画見直しということでございますが、ぜひ、そういった部分も考慮しながら、大田区の中でしっかりと適正に、かつ均一に区民の方からこういった意見が出ないような形でぜひ検討を続けていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○高山 委員長 都民ファお願いします。 ◆奥本 委員 大田区議会都民ファーストの会は、元第86号 公園水泳場の利用料金を矢口区民センター水泳場と同じにすることを求める陳情に継続審査を主張いたします。  利用料金だけを比較すると確かに高い感覚はあり、区民の立場からすると理解しにくい面もあると思います。  行政側の立場は理解できますが、今後も個人利用者の人数や団体利用の状況に応じて調査検討を続けていくべきと考え、継続審査を要望いたします。 ○高山 委員長 継続及び採決、それぞれ意見が分かれましたのでお諮りいたします。  本件について、継続することに賛成の方は挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者多数であります。よって、元第86号は継続審査と決定いたしました。  本日は以上で陳情の審査を終了し、審査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛、継続審査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  最後に、次回の委員会日程について確認いたします。  次回の委員会は、12月16日、月曜日、午前10時から開会いたしますのでよろしくお願いいたします。  以上でまちづくり環境委員会を閉会いたします。                午前11時39分閉会...