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  1. 大田区議会 2019-09-26
    令和 1年 9月  まちづくり環境委員会-09月26日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年 9月  まちづくり環境委員会-09月26日-01号令和 1年 9月  まちづくり環境委員会 令和元年9月26日                午前10時00分開会 ○高山 委員長 ただいまから、まちづくり環境委員会を開会いたします。  まず初めに、須藤委員から、前回の委員会における発言を訂正したい旨の申し出がありました。ついては、須藤委員の発言を許可いたします。 ◆須藤 委員 私、須藤英児、前回の委員会のときに、ちょっと勘違いして発言をしてしまったのですけど、大田区議会定例会区長挨拶の話の中で、床上浸水など、約125件の被害が発生しましたと、文章のほうでも書いてあったのですけど、それを床上浸水約125件の被害と勘違いしてしまいまして、よく文章を読んだ結果、自分の間違いであるということに気づきました。ご迷惑をおかけしました。 ○高山 委員長 皆様、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 委員のマイクを通しての発言は議事録に記載されることになりますので、くれぐれもご注意いただきますように、よろしくお願いいたします。  それでは、本日の審査予定についてお諮りいたします。  まず、本委員会に新規に付託された陳情1件の審査を行い、その取扱いまで決めさせていただきます。その後、継続分の陳情についての状況変化等をお伺いいたします。  続いて、蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書(案)についてを議題といたします。  以上の後、所管事務報告の説明を受け、質疑を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのように進めさせていただきます。  審査事件を一括して上程し、請願・陳情の審査を行います。  今回、本委員会には1件の陳情が付託されました。  それでは、元第74号 西六郷二丁目児童公園出入り口の改善に関する陳情の審査に入ります。  原本を回覧いたします。
     (原本回覧) ○高山 委員長 なお、審査時間を考慮し、書記の朗読は省略いたします。  理事者の見解をお願いいたします。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 私からは、元第74号 西六郷二丁目児童公園出入り口の改善に関する陳情について、理事者見解を申し上げます。  まず、本陳情の趣旨は、1、西六郷二丁目児童公園出入り口を、車椅子の方も通ることができ、乳幼児が簡単に出入りできない、安全性を考慮した出入り口に改善してください。  2、出入り口を改善できない場合、出入り口の位置をバス通りから離れたところに設置してください。以上の2点の改善要望でございます。  児童公園の概況です。資料の1ページ目、案内図をご覧ください。西六郷二丁目児童公園は、西六郷二丁目30番3号に位置しており、西六郷二丁目において唯一の区立公園であります。  下段の平面図をご覧ください。児童公園の敷地の北側と東側は、区道に接しております。公園の東側にある道路は、バス通りとなっております。隣地西側が西二なかよし保育園となっています。  公園の大きさは、面積475.9平方メートル、公園に設置してある施設としまして、複合遊具、砂場、誰でもトイレが各1基ずつ、ベンチが3基と道路側に面して植栽となっております。  一つ目の陳情に対する見解を述べさせていただきます。西六郷二丁目児童公園は、隣接する西二なかよし保育園代替園庭として利用されていると聞いております。  また、平面図に記載しておりますとおり、当児童公園内には、誰でもトイレ市民消火隊格納庫消防団防災資機材格納庫リサイクル倉庫、地下には、防火水槽が設置されており、地域活動及び防災の拠点、区民の遊び場としても貴重な公園であります。  当児童公園出入り口については、交通量が少ない北側区道の見通しのよい位置に設置しております。  写真1をご覧ください。出入り口には、車どめを設置しております。子どもの飛び出しを防止するとともに、車椅子が通り抜けられる構造になっております。  また、車どめには、飛び出し防止の注意喚起の看板をあわせて設置しています。したがいまして、誰もが自由にできる公園において、車椅子が出入りできる最低幅を確保しつつ、乳幼児が簡単に出入りできない構造の出入り口にすることは困難であると考えます。  2番の見解を述べさせていただきます。平面図をご覧ください。当児童公園出入り口は、誰でもトイレへの動線や緊急時の防火防災資機材の出し入れ、また、防火水槽からの取水経路となっております。このことから、現在の出入り口の位置の変更は、困難でございます。  また、写真2をご覧ください。複合遊具付近から北側を見た写真になります。当児童公園は、出入り口が一つのため、保育園児等公園の外へ出ないよう目配りしやすい構造となっております。  保育園児のご利用の際は、保育園運営側において乳幼児安全管理に万全を期していただく必要があると考えております。  なお、第1回定例会の陳情以降、西二なかよし保育園におかれましては、公園利用時において、一般の公園利用者にご配慮いただきながら、出入り口に簡易な柵を置くなどの安全対策をとっていただいていることを確認しております。 ○高山 委員長 今、理事者からも説明がありましたけれども、これはほぼ同じ内容の陳情が第1回定例会のときにも提出されて、継続となっておりまして、審議未了ということになりまして、また改めて提出されたものであります。  前回の陳情の審査の中で、子どもたちが遊ぶときに出入り口に簡易な安全柵を設置してもいいという話があって、そのように対応をしているということですけれども、もう少し何か具体的に補足があれば。地域の人たちと、保育園だけではなくて不特定多数のその他の子どもたちを含めて、今、いろいろな人が自由に遊べるような公園でなければいけないと思いますけれども、その辺の状況とか、もし何か補足があれば、説明をお願いします。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 こちらの公園なのですけれども、まず、出入り口におきましては、見通しのよい位置になっておりますので、子どもの飛び出しの際でも、車からの見通しはいい状態となってございます。  先ほど申し上げました安全柵なのですけれども、一時、保育園のほうで安全柵を立てていただいた際、そのまま柵をしてしまった関係で、地域住民の方から、保育園が独占しているのではないかという苦情もいただきました。  その際、保育園側の方々とお話し合いをさせていただきまして、現在は柵に保育園として利用しておりますなどの案内を出していただいて、地域にご配慮いただきながら安全対策はしている状態でございます。 ○高山 委員長 では、委員の皆様、質疑があれば、お願いいたします。 ◆福井 委員 今、入り口の形状を変えるのは難しいということだったのですが、安全柵が、今、資料の写真に三つありますよね。三つの柵というのですかね、入り口にある。フェンスというのかな、ガードレール。 ○高山 委員長 この黄色と赤と青いものですね。 ◆福井 委員 そうですね。これもいろいろな形状があって、車椅子でも通れる、何というのですか、丸い形で自転車が入れないような柵もあるのです。だから、そういうのであれば、小さい子どももそちらに出られないような形状になっているのではないかというので、この入り口の柵を検討されたらいかがかなと思っているのですけど。写真を持ってくればよかったかな。丸い形になっているのです。  だから、柵の検討で、この安全対策はできないのかと考えているのですけど。今の柵を変えて、安全対策を進めるというのは考えられないでしょうか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 2点、あわせてお答えさせていただきます。  まず、1点目、そちらのS字というか、カーブにおいて、よく自転車やバイクなどをとめる柵はあるのですけれども、まず、そちらを設置するには、平らな部分に置く必要がございます。こちら、公園入り口の部分が若干斜めになっておりますので、平らな部分となりますと、またそういった公園入り口スロープ等の若干的な構造上の問題も出てくることがありますので、一つ公園の大規模改修が必要になってくると思われます。  2点目としまして、先ほど理事者見解でも申し上げさせていただいたのですけれども、こちら防火水槽等取水経路、または消防団防災資機材がありますので、そういったものが出しにくくなってしまいます。こちら、先ほど委員長がおっしゃられました、赤、青、黄色の柵は、抜き差し式で取り外しが可能となってございます。そういった資機材が消火の際、出やすいような構造となっていますので、S字というか、カーブというものの構造に変えることは困難であると考えております。 ◆福井 委員 保育園が増えている中で、園庭がない保育園が増えているから、公園代替地になるということで公園課のほうも承知されていると思うのですが、大田区として今、こういった公園代替地となっているという中で、大田区として園児の皆さんの安全を守るために何か考えられるのか、検討されている課題があれば教えていただきたいのですが。 ◎武藤 道路公園課長 今、ご指摘の園児の安全ということに関しましては、園児の皆さんに限らず公園の皆様の利用に関しての安全対策に関しましては、公園を管理する上で重要な課題だと認識しております。  その中で、各公園におきまして、飛び出し等々含めてあるような箇所の場合には、注意喚起等を図りながら看板を設置したり、そういった対策を実施しているような状況でございます。 ◆福井 委員 今、簡易の柵をということで、保育サービス課と打ち合わせをしてやられていたということなので、ほかの代替地公園もこういった対策をとれる可能性というのはあるのですか。今回、陳情に出たここだけではなくて、ほかにもというのがあれば。 ◎岡本 都市基盤整備部副参事〔糀谷・羽田地域基盤整備担当〕 公園代替遊技場として指定している保育園というのは、たくさんございます。それぞれ公園の条件が違いますので、公園の個々の特性に応じて、そういったご要望がありましたら、丁寧に対応させていただきたいと考えているところでございます。 ◆野呂 委員 今、柵の話がございましたけれども、私、この陳情が昨日、手渡されて、現場を見たかったのですけど、見に行けなかった、夜遅かったので。それで、柵をどういう形状のもので置いているのかと、残念ながら写真がないですよね。載っている。  (「保育園側が用意したもの」と呼ぶ者あり) ◆野呂 委員 そうそう、それはどのようなものなのかというのは。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 簡易な金属製なので、恐らくアルミ製と考えられるのですけれども、横幅1メートル、おおむね高さ80センチぐらいと思われます。それの縦格子の足がついている柵、持ち運びが可能な軽い柵を、すみません、資料の写真で説明させていただきますが、黄色と赤の私どもが設置している車どめの間のところに置いて、子どもが外に飛び出さないような形で設置してございます。 ◆野呂 委員 その車どめの間にこの柵を置いたときに、車椅子の方が例えば誰でもトイレを使いたいときは、どちらから入るのですか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 先ほど、柵を置いたことによって、ちょっと独占しているという苦情があったという説明をさせていただいたのですけども、そのときに、柵には園で使っているので、お声がけくださいという、すみません、文字まではきちんと読み取ってはいないのですけれども、そういったことで外向け一般区民の方が利用の際の張り紙がその柵に貼ってございました。なので、例えば車椅子の方がご利用されたい際は、保育園の先生にお声がけいただければ、柵を外して入れるようになっていると考えております。 ◆野呂 委員 実際に柵を立てて、子どもたちが遊んでいる現場をご覧になったことはありますか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 申しわけありません。今回の陳情をいただいてから、現地へ私は4回ほど行ったのですけれども、その際、私個人的には現認しておりませんが、過去に担当職員であったり、公園を管理している維持作業の業務の委託員等が現地を確認して写真を撮ってきていただいております。私は、その写真で確認をさせていただいております。 ◆野呂 委員 私は、できればこういう現場が伴う陳情は、委員会で一度、保育園子どもたちが園庭を利用している時間帯に行って、柵も実際に立てているところを見て、それで決めていきたいといつも思うのですけれども。  今回、お写真でこうやって拝見しました。前回2月の議会でしたか、そのときも写真が6枚ほどついていたので、マンホールの写真とかいろいろありまして、公園はもちろん園児だけではなく誰でも使えますので、急な飛び出し等に注意しながら、皆さん保育士子どもたちを見てくださっていると思いますけど、もし何かそれ以外できちんと対策できるものであれば考えていきたいですし、皆さんが使うために、それ以上できないということなのかどうか、その辺も1回、現場を見てみたいと思うのですけど、これは、委員長、私の要望です。 ○高山 委員長 個人的にですけれども、私は一昨日の午前中、現場へ行って見てきまして、ちょうど保育士が1人、公園にいて、10人ぐらいの園児が公園で遊んでいました。  ちょうど本当に公園の真横に保育園があるような状況で、金網のフェンス1枚で仕切られて隣が保育園という形で、私が見たときには、保育園の金網のフェンス三つぐらいをあけっ放しにした状態で子どもが出たり入ったりして遊んでいる。公園の中で保育士が1人、子どもを見ていたという状況でした。  ちょっと、聞いて確認したわけではないので、子どもの年齢とか、何歳ぐらいの子どもとか、その辺はわからないですけれども、そうやって当然、子どもたちに広いところで、なるべくたくさん遊ばせてあげていただきたいとは、もちろん安全管理をしながら、その一方で、常にあいた状態で、もし公園に誰か入ってしまったらどうするのだろうという心配もなくはなかったので、その辺、認識があるのかどうなのか、理事者として何か意見があれば、聞かせていただきたい。そういったのは、見ていないですか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 大変申しわけありません。私が個人的に行ったときが、園庭として、時間には行ったのですけれども、ちょうどその日は児童公園で遊んでいなかったので、扉があいているという状態は確認しておりません。  一般的な公園の考え方としまして、公園は開かれた場でありますので、公園はどこから出入りしてもいいという考えはございます。  ただ、私も安全上、一つ、扉が固定されているという安全管理は行ってほしいと考えてございます。万が一、急な突風等お子様等がけがをしてはいけないので、固定等をしていただければ問題ないと考えております。 ○高山 委員長 ちなみに、そのときは公園には園児以外は見当たりませんでした。  言うのを忘れましたけど、安全柵のようなものは特には設置していなかったです。今、ちょうど交通安全運動の実施中なので、公園の中、この写真で言うと1番の木の横あたりに町会のテントを立てて、3、4人が座っていたという状況でした。 ◎岡本 都市基盤整備部副参事〔糀谷・羽田地域基盤整備担当〕 すみません、先ほどの委員長のご質問に補足でお話しさせていただきます。今、委員長から公園をご覧になったというお話がありまして、こちらの公園保育園に隣接した公園ではございますけれども、あくまで公園であると、不特定多数の方が利用する場所でございます。  そこを園庭がわりとして利用しているということでございますので、隣にあるということで園庭のような形で職員の方が1名ついてというお話があったのですが、あくまで公園でございますので、どこの公園でも少し離れた公園に、自分のところは園庭があっても子どもを連れていく場合があると思います。そこは大体、複数の付き添いの方が付き添って安全管理を行っていただいていると考えてございます。  こちら、あくまでも公園でございますので、そういった複数の方による安全管理ということを、隣にあるということで自分の園庭のような気持ちになってしまうかもしれませんが、あくまでも公園という認識でご利用いただきたいと我々としては考えているところでございます。 ◆野呂 委員 私が地元の矢口のせせらぎ公園ふれあいパークをやっていて、近くの認証の子どもたちとか、ずっと使っているのです。普通6名をバギーに乗せて1歳児を連れてくると、2人で6人連れてきます。12人いると4名ほどいたと思うのです。  今、1歳、2歳は6人に1名、3歳だと20人に1名の保育士だから、委員長がご覧になったとき、何歳児がいらっしゃったかちょっとわからないですけれども、通常、複数の方々で見られると思うので、その辺はやはり後で、もし1名しかいなかったとしたら、それはきちんと確認をしてみたいと思って聞きました。  これはすみません、なかよし保育園からの出入り口というのは4か所あって、ここから子どもたち公園に入ってきて、大体、全体で遊ぶのですか。うちの場合だと、奥の丸くなっているところで遊ばせて、入り口のほうにはなるべき来させないようにして奥で遊んでいるのですけど、この場合はどの辺で遊んでいるかということはわかりますか。それとも、全部を使っていらっしゃるのですか。 ○高山 委員長 ちなみに、私が見たときは、真ん中複合遊具と書いてあるあたりで遊んでいた子が一番多かったですね。  理事者のほうからは、お答えありますか。よろしいですか。 ◎保下 都市基盤管理課長 本日の資料の平面図をご覧いただきたいのですけれども、こちら、隣の保育園が遊びやすいように、砂場、また真ん中複合遊具を配置しているという児童公園配置状況となってございます。  ですから、保育をする先生方がこの出入り口部分に1人配置していただければ、全体が490平米ほどの小さな公園になりますので、全体に目が行き届くような公園の配置となってございます。  大田区内には、107の代替園庭があるのですけれども、そちら、どの公園もやはりこうした問題を抱えておりますので、例えば代替園庭として使いやすいような見通しのいい公園づくりを私どもの部として行っているという状況でございます。 ◆奥本 委員 資料の①の児童公園出入り口園内側の写真で、今、拝見しているのですけれども、この柵を出てすぐ、柵というか、今、立っている出入り口のすぐ出たところの通りは一時停止ラインが見えるのですけど、これが一方通行なのか、多分、両側を通れるのかという感じがするのですけど。  あと、それと反対側と、こちらの両側に信号があるのかとか、その辺の形状ももしわかれば教えてください。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 北側の道路につきましては、相互通行となってございます。また、この角にあります交差点におきましては、信号がついてございます。 ◆奥本 委員 交通量はどのくらいありますか。日中。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 北側の道路につきましては、一般的な生活道路ですので、交通量というものは、ほとんどないという認識でございます。バス通りにつきましては、申しわけありません、ちょっと数字では、今、用意してございませんので、わからないです。バス通りということで、それなりの交通量はあるということでございます。 ◆馬橋 委員 私も、陳情をいただいて、昨日、グーグルストリートビューで見た後、夜だったので、次の予定に行く途中に道すがら立ち寄って見てきたのですけど。ここ、バス通りということで、交通量もかなりあって、かつ道幅の中における車道の割合が結構広いと感じていまして、歩道の部分が結構細いと感じたのです。  それで、もちろん公園はたくさん私の住んでいる周りのところにもあるのですけど、結構、公園の規模にもよると思うのですが、割と道路に面している部分について、導入の何というのですか、通路というかあって、その奥に公園が広がっているという形状の公園がすごく、うちの雪谷のほうは多いような気がしていて、この公園に関して言うと、入り口のところがほぼバス通りに面していて、そこからすぐ公園の敷地ということで、正直、私は個人的にはちょっと危ないのかと感じました。  先ほど来、保育園の先生が責任を持って見るべきだというご意見ももちろんあるのですけど、それは保育の問題として当然のことだと思うのです。ただ、この公園自体子どもが使っていく上で、保育園子どもだけではなくて、園内で遊ぶ子どもが安全に遊んでもらえるためにどうすればいいかというところを、今回、この陳情を通して考えるべきではないかと感じました。  その中で、私自身も1人子どもがいますけれども、やはり夫婦2人で子ども1人見ていても、気がつくとどこかへ行ってしまうみたいな、そういう中で、この形状を何とか変えられないのかと感じたところなのです。  その中で、写真の2で、これも昨日、見てきたのですけど、ちょうど生活道路の奥の北側の道路のところに、倉庫がありますよね。ここのところは、公園の外側に倉庫があけられるように扉が面して、外に向けてあるのですけど、こっちも柵が切ってあって、例えばこの倉庫をずらして、こっち側に持ってくるとか、そういうことはできないのですか。  もちろん、今、ご答弁があったように、生活道路のほうは交通量はほとんどないように感じたので、例えばこの入り口をこっちにずらすだけで、子どもが飛び出しても車にはねられるリスクというのは、ものすごく下がると感じたのですけど、それは可能性としては不可能ですか。 ○高山 委員長 どなたか、お答えいただけますか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 やはり、こちらに倉庫をずらして多少、人等が入ることができる出入り口とすることは可能かと思うのですけれども、やはりこちらの、今現在ある入り口につきましては、防火水槽関係側からの取水経路であったり、誰でもトイレの直線上の経路にもなっていますので、こちらの入り口も必要であると考えてございます。  ですので、倉庫側に、すみません、出入り口をつくることは何とか1人分ぐらいは可能かとは思うのですけれども、こちらのもともとある出入り口をなくしてまで、交換というのはちょっと難しいと考えております。 ◎保下 都市基盤管理課長 本日の資料の案内図をご覧いただきたいのですけれども、今回の西六郷二丁目児童公園というのは、西六郷二丁目30番街区のちょうど端の部分に位置している赤色の部分が今回の公園の位置となっております。  現在の出口につきましては、この公道上のちょうど車が走ってきて、停止線の近くに配置されているという状況でございます。当然、停止線ですから、車を運転される方は、そこをしっかり徐行でとまるというのが現状となってございます。  万が一リサイクル倉庫のところに公園出入り口をつくりますと、30番街区の北側の道路のちょうど中間部分にその出入り口をつくることになりますので、やはりそうしたところは私たち一般の人々が車を運転する際に制限速度、このあたりですと30キロ程度で走行すると思うのですけれども、その際、徐行もしていない状態でこの出入り口部分を通過するような形になりますので、公園管理者としては、現在の出入り口部分が適地ということで、その当時に建設されたものと考えております。 ◆馬橋 委員 30番街区、ちょうど真ん中のところで、今、課長がおっしゃったこともよくわかるのですけど、その前に先に伺いたいのが、防火水槽がここにあって、そこから水を、私も地域の消防団に入っているので、いろいろ団本部の運営もやったりしていますけど、市民消火隊格納庫から資機材を出すのに、ここ真っすぐではないといけないということはまずないと思います。それは、別にこっちの例えばリサイクル倉庫側から可搬ポンプを運ぶとか、そういったことは全くもって問題ないと思います。  それから、あと誰でもトイレの直線というのは、これは今の出入り口からも真っすぐ線を引っ張れるからということなのですか。例えば、リサイクル倉庫側から斜めに引いても真っすぐの線にはなると思うのですけど、それは遊具はちょっとよけるとかはだめなのですか。だめだという意見なのだと思うのですけど、これは多分、各委員の価値観の違いなのかとは思いますが、私はこれ、別にそんなに支障はないのかと、正直、思いました。  あと、今、おっしゃった一時停止がないのでというところなのですけど、それこそここについて、例えば私がさっき言ったように、公園入り口のところから、公園として遊べるところまでの間に何か導入のコンクリートか何かを引いて、そこに柵を置くとか、そういった形でやれば、その部分についても解消されるのではないかと思いましたが、これ、1月の陳情があがってきたときに、継続審査になりましたけど、例えば何かを移動したりとか、新しいことをやることによって、これぐらい費用がかかりますよとか、そういう計算はやりましたか。 ◎武藤 道路公園課長 前回の陳情のときに、具体的な費用に関しましては、その場ではご説明はさせていただいておりません。ただ、先ほど委員からご指摘の入り口の件に関しましても、例えば防火水槽に関しまして、道路上からホースを挿入する際に5メートル以内でホースが届かないと、排水口等々を含めて道路に新たな施設を設けなければいけないと記憶しております。そういったことで、入り口等々を含めての移動に関しては、慎重にならざるを得ないということで、私どもは考えてございます。 ◆馬橋 委員 そうすると、では、何より防火水槽から5メートル、ここだと取れないので、基本的にはここしか出入り口がないという認識で間違いないですか。 ◎武藤 道路公園課長 公道からホースが10メートル以内で届かないと、私も現場の中で一度設計をしたことがございますが、その中で排水口等と含めて、道路上からホースが届かないところに関しまして、新たな設備を設けております。  そういった中で、今、入り口にすぐ接近しているところに100トンの防火水槽のふたが二つございますので、仮にこういったものが物理的に移設できるという話であれば、入り口等も検討できる可能性があるのかもしれませんが、今の現状の中で、こちらに100トンの大きいものが入っておりますので、こちらの移設等々含めて厳しい状況かなと。  また、新たな取水口をつける際にも、また大規模な掘削等を含めての改修工事が必要になりますので、そういった観点を含めまして、費用等も含めまして、前回の案件のときには算定等は実施をしていないところでございます。 ◆馬橋 委員 別に私は下に埋まっている貯水槽を掘り出して動かしてほしいとか、そういうことではないのですけど、あくまで今回の陳情も含めて、当然、できる限り安全策をとるべきだとは思っているのですけど、その中で私が昨日、見てきた感じだと、こっちの倉庫のところを網とコンクリが切れているので、基礎のところが、だったらこっちに移動してあげれば安全なのかなと思ったので、ちょっと伺ったのです。  一応、その判断材料に使わせていただきたいのですけど、今おっしゃった防火水槽からのところで、例えばこっちのリサイクル倉庫のほうに出入り口を切ると、それは10メートルを超えてしまうのでできませんよという認識で間違いないですか。 ◎武藤 道路公園課長 入り口を当然移動しますと、実際、有事の際に水槽を使う際に、ホースが届かないとどうにもなりませんので、やはり入り口をつくる際には、新たに取水口を設けなければいけないという認識でございますので、大規模な改修工事が必要になるのかと思います。  また、入り口が今の現状のところに関しまして、また塞ぐということに関しましても、地元を含めて地域の皆さんを含めての調整事項になるのかと認識してございます。 ◆野呂 委員 園庭のない保育所は、大田区が23区でトップなのですよね。それはもちろん人数の多さもあるかもしれないのですけれども、面積が23区で一番広いのに、園庭がないという保育所が大田区は本当に多くて、やはり保育課とまちづくり、都市基盤と一緒になって代替園庭ついてどう考えていくかということをすべきだと、私は思うのです。  千代田区が今から3年前に、やはり区民の皆さん代替園庭を利用されている課題を千代田区が区民から意見を聞きまして、それで対策を設けたのです。  一つとして、午前10時から12時は専用の遊び場という形で保育園の形にするとか、危険箇所は区で改修するとか、そうしたことを全面的に全部のところから意見を聞いて、そしてできるものをやっていきました。  だから、これからもまだまだ園庭のない保育園が増えていくということが予測される中で、きっと様々なところでも課題を抱えながら、本当に必死に園から公園までの距離も、位置を皆さん点検してくださいましたけれども、課題はたくさんあるかと思うので、そういったことも含めて一緒に本当は検討してくださると、もう少し課題が見えてくる。しなくてはいけない場所、しなくてもいいところというのが精査されていくのではないかというのを私は思うのですけれども、大田区はそういったお考えというのは、今、どうなのですか。  そうしたら、もう少し保育園の運営者から素直な声やいろいろなものが出てくるのかという。もちろん、地域の多くの方たちにも利用していただくために、そうしたお声も吸い上げるために、近隣にお住まいの保育園に預けていない保護者や子どもたちからも意見を伺って、対策を立てました。  だから、やはりそういうこれから子どもたちが安全に過ごしていくための、区として全庁的な配慮というのが、私は必要な時代になってしまったということは非常に思うので。
    ◎岡本 都市基盤整備部副参事〔糀谷・羽田地域基盤整備担当〕 今、野呂委員がおっしゃったような代替園庭としての公園利用というのは確かに増えておりますので、そういったニーズに対応した公園安全対策というのは非常に重要だと我々も考えております。  実は、今日も糀谷・羽田の基盤事務所では、保育園と、あと保育サービス課の職員と警察と我々の職員とで、主に道路の安全対策をメインに、安全点検に今日も行っております。  その中で、特に保育園から公園に散歩に行くルートの安全箇所を重点的に、今、点検を行っているところでございますが、そういった場で公園についての安全対策についてのご意見も実際に聞いております。  可能なところにつきましては、極力対応するようにということで、綿密に我々もそういった声を聞いて、公園の改善に生かしていきたいと考えてございます。 ○高山 委員長 ほか、いかがですか。よろしいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、質疑は以上で終了といたします。  それでは、各会派から取扱いを含めたご意見をお伺いいたします。  発言は大会派から順次お願いいたします。なお、会派名は略称をさせていただきます。  では、自民からお願いいたします。 ◆深川 委員 自由民主党大田区民連合は、元第74号に不採択を主張いたします。  前回の第1回定例会における審議で、我が党は、継続という話をさせていただきました。その中で、前回の審議の中でも、この柵について設置をして構わない、そしてそれをしっかりと周知徹底するということで、そのときに要望をさせていただいた次第であります。  先ほど、理事者の答弁では、それを徹底して、現在、設置をしたという状況であるということを確認したという答弁をいただきました。  残念ながら、柵を設置したとしても車椅子の方が通れて、なおかつ子どもが飛び出さないというものをつくるということは、物理的に無理だと思います。しにくいという環境をつくるということが重要だと思っています。  そのためにはこの柵を設置して、そしてあわせて保育士がそこで見ていていただくということが重要だと考えます。  そういった意味で、単に機能というだけではなくて、最大限、こういった代替園庭に使っているところについての配慮をするという姿勢を都市基盤整備部として明確に示したということは大変大きなことであると思いますので、ぜひこういった考え方を徹底していただきたいと思います。 ○高山 委員長 公明、お願いします。 ◆大橋 委員 大田区議会公明党は、元第74号につきましては、不採択を求めます。  本陳情は、今年の第1回定例会の際、同陳情者から同趣旨の提出があり、我が会派といたしましては、子どもを預かる保育園として、安全を確保したいとの陳情は理解できるところでありますが、保育園独自に安全柵を設置することが可能であるとの理事者の配慮ある見解と、陳情者の認識が異なることから、前回、陳情の取り下げを求めて継続を主張させていただきました。  今回、再度の提出があり、意見を述べさせていただきます。  西六郷二丁目児童公園は、西六郷二丁目において唯一の公園であり、地域防災活動の拠点とともに、区民の遊び場、憩いの場として多くの方々にご利用していただいている公園であります。  また、誰でもトイレの設置により、車椅子の通路の確保は不可欠であり、乳幼児が簡単に出入りできない構造の出入り口にすることは困難であると区が見解を示されております。その中でも区は、公共の場ですが、保育園側の管理の中で園児の安全対策として、柵を置くことを認めております。  今回の出入り口の位置の変更については、誰でもトイレの動線や緊急時の防火・防災時の出し入れ、防火水槽からの取水経路となっており、困難であるとの区の見解は当然のことであります。  地域住民の安全・安心のために、多くの方々が使われている公園であり、本陳情は願意にそいがたく、不採択を主張いたします。  公共の場となる公園のため、公園を使用の際は、保育園の責任ある行動で子どもたちの安全・安心の対応をよろしくお願いいたします。 ○高山 委員長 共産、お願いします。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、元第74号 西六郷二丁目児童公園出入り口の改善に関する陳情は、採択を求めます。  趣旨にあります、安全性を考慮した出入り口に改善してください、この問題については、安全対策公園を管理する大田区がしっかりと、安全対策は、質疑の中でやっているというお話がありましたが、陳情理由の中に、公園保育園の園児だけではなく、地域の小さなお子さんも遊びに来ています。地域のお子さんも出入り口から飛び出したこともあり、保育園児だけの問題ではないと思います。ということで、やはり公園を管理する大田区はしっかりと対策をとってほしいと。今後、質疑の中でもありましたが、公園代替地ということで、保育園の園児が遊びに来る場所でもあるということで、ここに対して保育園側がしっかりやってくれだけではなくて、私たちは保育園の安全確認するためには、保育士の配置基準、これを見直すこともあわせて必要だと考えています。  安全で利用しやすくするためにも、この陳情の採択を求めます。 ○高山 委員長 令和、お願いします。 ◆須藤 委員 ただいま上程されました、元第74号 西六郷二丁目児童公園出入り口の改善に関する陳情、令和大田区議団は、不採択を主張いたします。  代替園庭として、公園の利用は増えていることは現実であります。大田区内に107か所の代替園庭があるということ。しかし、あくまでも公園は開かれた公共のものであり、不特定多数の方が使うものです。  継続的に安全な故障ない出入り口に変更することは、技術的に難しいと思われます。また、出入り口の位置の変更が妥当だとも思いません。子どもの飛び出しによる自転車・自動車との接触事故などは、あってはならないことだと思います。ですから、出入り口に1人、安全管理の上で人をつけていただけたら、公園全体を見渡せると思います。 ○高山 委員長 緑、お願いします。 ◆野呂 委員 大田区議会緑の党は、元第74号 西六郷二丁目児童公園出入り口の改善に関する陳情は、採択をお願いいたします。  この地域の貴重な公園、唯一の二丁目公園ということで、防火水槽の設置や消防団防災資機材格納倉庫、それからリサイクル倉庫など、地域の貴重な公園だということは十分理解しています。  同時に、この公園保育園代替園庭として活用されているため、区は前回の陳情提出において、安全柵を設けてもよいというご答弁だったということで、園としてもそれを準備されたということでした。  しかし、本来、区の公園であり、危険対策は区がするべきことであって、私はそういうことが、これから、前回107の代替園庭がある。新しく設置しているところもあるので、もっと増えているのではないかと思うのですけれども、大田区が23区でもトップクラスの代替園庭の利用率ということを考えれば、総合的にこの代替園庭のあり方を区民の皆さんと議論する必要があるかと思います。  先ほど、課長から今日も糀谷・羽田地域で警察の方、保育士の方、そして基盤の方たちと一緒に通路の点検をされているということ、そして同時に、そのときに公園利用の不具合などをお聞きしているということで、そうした点が図られていることは、大変よいことだと思いますし、これが全区内で実施され、全ての意見として吸い上げられることがとても大切かと思います。  ただ、千代田区のように、決して園が多いわけではないけれども、安心して利用してもらうための区として区民から意見をとって、そして、区として危険対策、保育園専用の利用時間など、きちんと明確な方針を示してくださったように、こういった陳情を機会に、私たちも代替園庭のあり方と、そして多くの区民の皆さんが安心して使えるような整備に取り組んでいくべきだと思います。  先ほど、馬橋委員がおっしゃったように、私も交差点の近くではなくて、リサイクル倉庫を移動させて、そちらに入り口を設けるなどした工夫のあり方はあってもいいのではないかと思って、採択をお願いいたします。 ○高山 委員長 無所属、お願いします。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、ただいま上程されました、元第74号の本陳情については、継続を主張します。  意見としてですが、先ほども申し上げましたけれども、保育園としての子どもたち安全性の確保については、これは当然、保育園の責任としてやるべきことだと思います。ただ、それとこの西六郷二丁目児童公園公園自体安全性の確保については、これは別問題だと考えています。全児童の安全を確保する必要が、大田区にはあると思っています。  ただ、先ほどご答弁いただきましたとおり、入り口の場所を変える場合、新たな防災上の施設を整備したりと問題もあり、入り口の改修には多大な費用と時間がかかることから、本陳情について採択は難しいと思います。  ただし、こうした代替園庭が今、増えている中で、こうした区民の方からの要望やニーズというのは、これからも広がっていく可能性を感じます。  そうした中で、今後、車椅子が通れて、なおかつ子どもが通りづらい柵などについては、こういったニーズや要望があれば、今後、開発が進んでいく可能性もあると感じています。新しい素材や技術など、今後もぜひ大田区には、この動向を見守っていっていただきたいと思い、継続を主張いたします。 ○高山 委員長 都民ファ、お願いします。 ◆奥本 委員 大田区議会都民ファーストの会は、元第74号 西六郷二丁目児童公園出入り口の改善に関する陳情の、不採択を主張いたします。  理由としましては、公園の北側の公道は一時停止ラインがあり、見通しがよい交差点であり、公道の構造にも配慮した位置に出入り口があります。  区は、保育園出入り口安全柵の設置をすることを認めておりまして、現状、ベストではないけれども、ベターな状態になっているのではないかと思います。  引き続き、保育士の方々に注意をしていただきまして、保育を見守っていただけたらと思います。不採択を主張いたします。 ○高山 委員長 それでは、継続及び採決、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りいたします。  本件につきまして、継続することに賛成の方、挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者少数であります。よって、これより採決を行います。  なお、採決の際は、採択に賛成の方の挙手を求めます。挙手されない場合は、不採択に賛成とみなしますので、ご注意願います。  それでは、本件につきまして、採択することに賛成の方、挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○高山 委員長 賛成者少数であります。  よって、元第74号は、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は、いかがいたしましょうか。願意にそいがたいでよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  次に、9月17日の委員会でも確認をしておりますが、継続分の陳情について、その後、状況変化等はございますか。 ◎榊原 都市計画課長 状況の変化はございません。 ○高山 委員長 委員の皆様、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 特になければ、審査は行わないこととし、審査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛て、継続審査要求書を提出することに、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  続いて、蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書(案)を議題といたします。  自民幹事長から提案があり「蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書について(案)」を議員提出議案として提出する予定がある旨、議長からお話がございましたので、委員の皆様にご報告いたします。  つきましては、タブレット型端末のまちづくり環境委員専用フォルダに配信しております意見書(案)についてご覧ください。  あまり確認していただく時間も、そう長くはありませんでしたが、何かご意見等はございますでしょうか。 ◆福井 委員 蒲田駅周辺のまちづくり等に関する意見書の中で、3番ですね、新空港線整備に対する都の財政的支援及び都市計画事業としての位置づけと書いてあります。日本共産党大田区議団は、新空港線、蒲蒲線が本当にまちづくりに寄与するのかということには、大きな疑問を持っていまして、この新空港線、蒲蒲線ができることによって、財政が圧迫するのではないかという懸念を持っています。  ですので、私たちはこの意見書を出すことには、反対という立場があります。意見です。 ○高山 委員長 意見として。 ◆馬橋 委員 私は、思い的な部分ではないのですけど、ちょっとしつらえの中で、例えば4行目の東京全体の中でも重要な位置づけにありの「づけ」が平仮名になっていて、その下、7行目の位置付けは漢字になっていたりとか、その辺、もし東京都に出すのであれば、もう少し精査する必要はあるかと思います。 ○高山 委員長 議長に申し伝えます。 ◆馬橋 委員 個人的には、句読点の打つ場所とかももうちょっと、つらつら言って、どこで切っているのかなというのがあったりとかするので、もう少し文章全体の精査をしていただけるとうれしいかなと思います。 ○高山 委員長 そうですね、出す際には、内容はもちろんですけれども、そういった句読点だとか、そういうことも改めて確認するよう申し伝えます。 ◆野呂 委員 下のほうに、新空港線は東京都にとっても重要な路線ですと書いていましたけれども、これは東京都の認識はそれでよろしいのですか。いいのですか。 ◆深川 委員 提出者が我が党の幹事長からということで、私のほうから少しお答えできるところについてはお答えさせていただきたいと思います。  今、野呂委員からお話ありましたような点ですが、6路線に指定されているということと、優先的に行うという2路線に入っているということで、こういう位置づけになるのではなかろうかという感覚としてとっているということでございます。 ○高山 委員長 ほか、いかがでしょうか。特にこの場で採決するとか、そういったものではないのですけれども、1人でも多くの皆さんにご賛同いただきたいので、もし何か文章的にこうしたほうがいいよとかいうのがあれば、聞いていただきたいということで、この委員会でも皆さんにご意見をお伺いしております。  それでは、ご意見等がある場合には、時間はあまりないですけれども、本日午後5時までに文書にて本職までご提出いただければと思います。  いただいたご意見については、議長に申し伝えさせていただきます。  よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、この件に関しては、そのように進めさせていただきます。  次に、調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎中村 まちづくり推進部副参事〔耐震改修担当〕 私からは、まちづくり推進部資料番号31番に基づいて、木造診断士による耐震診断の助成額等の変更について、ご説明させていただきます。  大田区は、大地震による建物の倒壊から区民の生命や財産を保護するとともに災害に強いまちづくりを推進するため、平成18年から耐震診断等を実施する際の助成を行っています。特に、木造住宅では、区と診断業務について協定を締結した建築士の団体が推薦する木造診断士が実施する診断については、有利な定額制の診断を実施しています。  このたび令和元年10月1日から実施される消費税改正に伴い、定額制の診断において、木造診断士が建築物所有者と契約する契約金額、助成金額及び自己負担額を変更します。  変更理由は、消費税率の引き上げに伴い、木造住宅診断助成制度の利便性を維持するために、助成金額と自己負担額の割合を維持しながら、契約金額、助成金額及び自己負担を変更するものです。  変更の内容は、現行で80平方メートル未満の契約金額、助成金額、自己負担が、それぞれ12万5,000円、10万円、2万5,000円のものが、変更後は、同じく12万7,315円、10万1,815円、2万5,500円になります。  その他は、延べ面積に応じて表のとおりです。
     変更日ですが、令和元年10月1日以降に耐震診断完了報告の審査が終了したものから適用されます。 ◎大木 都市開発課長 私からは、まちづくり推進部資料番号32番、大森駅東口駅前広場の歩行者空間整備における安全等対策について、ご報告を申し上げます。  本件につきましては、本年5月の当委員会におきまして、大森駅東口駅前広場内の歩行者空間、いわゆる交通島部分の暫定整備計画についてご報告を申し上げました。  その際にもお示しをさせていただきました、基本的考え方でございますが、本日の資料1ページ目の箱囲みの中に記載をしてございますとおり、大森駅東口駅前広場の暫定整備により、スポーツ健康ゾーンや東京2020オリンピック競技大会のホッケー会場を擁する大田区臨海部への玄関口にふさわしい快適で賑わいのある駅前歩行者空間を実現してまいりたいと考えてございます。  2の整備計画の中で、(1)及び(2)につきましては、前回ご報告を申し上げておりまして、現在、工事の真っ最中でございます。今回、さらに太字で記載をしてございます(3)歩行者の安全な通行環境確保、こちらと、(4)歩行者空間の夜間安全対策につきまして、工事の中で行うこととなりましたので、本日ご報告を申し上げます。  別紙資料に図を用いて詳細を記載してございますので、次ページの別紙資料をご覧ください。まず、歩行者の安全な通行環境の確保でございます。別紙資料の中では、左側のほうにオレンジの箱囲みで記載をしてございます。駅から交通島に向かう横断歩道の周辺では、荷さばきや客の乗りおり等により停車をする車両と、その横を通過する車両などが交錯をしておりまして、歩行者の通行環境にとって好ましくない影響を及ぼしている状況でございます。  本来であれば、交差点や横断歩道付近は駐停車禁止でございますが、そういった規制が運転者等にも徹底をされてございません。そこで、安全な通行環境を確保するため、車道の舗装面を赤く着色をし、車両の通行にあたって、特に安全への配慮が必要な区間であることを強調いたします。  こうすることで、車両運転手への注意喚起とともに、警察等による指導・取り締まりの強化を依頼し、歩行者通行の安全性を高めてまいりたいと考えてございます。  続きまして、歩行者空間の夜間安全対策でございます。別紙資料の中では、青の箱囲みで記載をしてございます。交通島は周囲を車道で囲まれておりまして、夜間はどうしても人の目が届きづらく死角になってしまうという懸念がございます。人の目が届かないと、迷惑行為が起こる可能性なども否定ができません。  そこで、通常の夜間照明に加えて照明演出を施すことで、大森駅東口の新たな顔となる夜間景観を創出いたします。これによりまして、夜間でも人の目が集まり、死角となる空間になることを防ぎたいと考えてございます。日中だけでなく、夜間も安全にたたずみ、快適に過ごしていただくことができる駅前広場のパーク化を目指していきたいと考えてございます。  資料の1ページ目にお戻りをいただきまして、下段に記載の工事期間の変更について、ご案内申し上げます。今回、さらなる対策を講じることで、整備工事開始の際に予定をしていました工事の完了時期、令和2年2月3日を延長しまして、年度末までの工事を行います。令和元年度中に、全ての暫定整備工事を完了し、オリンピックイヤーである令和2年度の初めから新たな駅前広場の歩行者空間を、地域の皆様はもとより、大森を訪れる多くの方々にも親しんでいただければと考えてございます。  今回の暫定整備工事によりまして、大田区の中心拠点の一つである大森駅の東口で、特徴的な駅前空間を実現してまいります。  整備後には、この広場を活用したイベントなどを周辺の商店街や町会、まちづくり協議会などでも検討を実施していきたいという意向も伺ってございます。地域におけるより一層のにぎわいの創出の場として、また貴重な憩いの空間として、これまでにも増して地域の皆様にご利用いただければと考えてございます。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 私のほうから、資料番号33番、蒲田駅周辺地区グランドデザイン改定に向けた区民参画について、ご説明いたします。  蒲田駅周辺のまちづくりは、現在、蒲田駅周辺地区グランドデザインと蒲田駅周辺再編プロジェクトに基づき進めているところでございます。  資料をご覧ください。1番、概要についてですが、策定から10年が経過する蒲田駅周辺地区グランドデザインにつきましては、区内外を取巻く情勢と蒲田駅周辺におけるまちづくりの動向に変化が生じていることなどを踏まえ、改定に向けた検討を進めております。改定は今年度から始めており、令和3年度に終了する予定です。なお、改定を行うという方向については、5月27日の本委員会で報告しております。  改定の際は、区民等の意見を計画に反映させるために、蒲田駅周辺地区の住民、就業者、就学者などを中心に、ワークショップ等の多様な区民参画を実施します。  2番の区民参画についてですが、区民から広く意見を求めることを目的に、改定までの間に以下の区民参画を実施する予定でございます。  (1)として、ワークショップですが、こちらについては、この後の3で詳しく説明いたします。  (2)として、出張座談会ですが、例えば商店街や企業などの特定の団体に対して、節目ごとに意見をいただくものです。  (3)として、意見募集箱ですが、節目ごとに様々な人から広くご意見をいただくためのものでございます。  (4)として、パブリックコメントですが、最後の改定案に対して広く意見をいただくものです。  (5)として、蒲田都市づくり推進会議ですが、この会議は既にある会議体であり、蒲田駅周辺再編プロジェクトの実現に向けて、地域特性を考慮したまちづくりを推進するための会議でございます。こちらも、節目ごとに意見をいただくものでございます。  なお、会議の今後の検討状況によりましては、内容に変更が生じる可能性がございます。  3番、第1回ワークショップの実施についてですが、(1)目的は下記のとおりでございます。  (2)実施概要につきまして、実施日は、令和元年12月8日でございまして、対象は区内在住・在勤・在学の方で、人数につきましては30名程度で、事前申込制としております。申込期間として、令和元年10月21日から11月11日とし、広報としては、区報10月21日号のほか、区ホームページ、SNS等で行います。  なお、一番下の米印に書いてありますが、今回は蒲田の魅力などを再発見するため、大きな地図に蒲田の強み・弱みなどを書いてもらう事前イベントを開催し、上記の第1回のワークショップで共有いたしたいと考えてございます。  実施日は、ワークショップ前の令和元年12月2日から3日にかけて行い、会場としては、本庁舎1階のロビーとし、対象は、本庁舎を訪れた方としております。  このように、改定にあたっては多様な区民参画を行う予定でございます。 ◎吉田 建築調整課長 私からは、まちづくり推進部資料番号34番、「第10回おおた住まいづくりフェア」の開催についてご報告させていただきます。  まず、開催の目的でございますが、本フェアは、区民の良質な住まいの確保、地場建築産業の振興、安全で安心できるまちづくりの実現を目的としており、今回で10回目の開催となります。  昨年の第9回目の開催では、子連れのご家族を中心に、2,400名を超える皆様にご来場いただいたところでございます。  本年の開催日時は、11月17日、日曜日、午前10時から午後4時まででございます。場所は、産業プラザPiOで開催いたします。  主催、協力団体は、ご覧の資料のとおりでございます。  催事の内容としましては、大人から子どもまで住まいづくりを知っていただくために、住宅相談、住宅技術展示、職人技体験、セミナー&講習会などを実施いたします。  また、広報活動も区報やホームページ等のみならず、チラシの区立小学校への全児童配付や、9月から10月の初めにかけまして、自治会・町会でのチラシ回覧を行い、多くの皆様のご来場をお願いする予定でございます。  そのほか催事の詳細につきましては、別紙のチラシを後ほどご覧いただければと思います。  委員の皆様もお忙しい中とは存じますが、ぜひ当日会場にお越しいただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。 ◎保下 都市基盤管理課長 私からは、資料番号都市基盤整備部17番、18番、19番を続けて報告いたします。  17番の資料につきましては、修正がございましたので、タブレットの表題部分に修正後となってございます。  まず、資料番号17番でございます。この業務は、平成22年度から23年度に区で実施した「がけ等実態調査」に基づくAランク及びBランクの道路擁壁28か所と、土砂災害警戒区域等に係る区擁壁2か所の計30か所について基礎調査を行いました。  業務内容としましては、対象のコンクリート擁壁、石積擁壁、自然がけに対して、目視、計測、擁壁背面検査、コンクリート強度試験を実施し、調査結果において、擁壁の危険度を判定し、今後の維持管理の方針計画にしていくことを目的としてございます。  当該調査の対象擁壁の結果につきましては、緊急的な防災工事を要するものはありませんでした。  今回の調査結果は、A評価が1か所、B評価が29か所となり、平成22、23年度の調査結果と比較しますと、経年による劣化の若干の進行が見られましたが、同様の調査結果となりました。  右側に、対象30か所の擁壁調査判定結果一覧を記載しております。危険度評価は、ほぼBで、異常箇所及び破損箇所はなく、構造的に問題がある箇所はございませんでした。  今後、日々の維持管理パトロール等を通じまして、経過観察をするとともに、土砂災害警戒区域におきましては、水防態勢時に重点的に監視を行ってまいります。  続きまして、資料番号18番でございます。がけ地安全安心対策基礎調査その2(公園)について、報告いたします。  この調査は、平成22、23年度に実施しました、「がけ等実態調査」に基づき行った経過観察調査でございます。今回、平成22、23年度の調査で、Bランクとされた5メートル未満の擁壁及び自然がけ地を有する13公園が対象となっております。  擁壁の結果につきましては、表3.2.1をご覧いただきたいと思います。まず、調査した擁壁の数でございますが、多摩川台公園で1か所、平成22、23年時の調査時点では、大谷石の擁壁がありましたので、これらを今回調査に加えまして、41の擁壁を調査いたしました。  その結果、経年劣化の進行が見られる箇所が確認されました。その中で、池上梅園1か所、コアラ児童公園1か所、石川町二丁目児童公園1か所、多摩川台公園1か所の計4か所の擁壁が経過観察から安全対策の検討を要するCランクとなりました。  この4か所の擁壁の形状や主な劣化状態、保全対策の案につきまして、表3.3.1に記載しております。既に、担当課による現地確認や詳細調査を開始し、今後の保全対応について検討に入ってまいります。  また、コンクリート擁壁につきましては、コンクリートの劣化を調べるため、リバウンドハンマー試験を実施いたしました。その結果、3公園で再調査が必要となりましたので、今後、詳細調査を進めてまいります。  次に、右側のほうをご覧ください。自然がけ及び植生調査でございます。自然がけの調査結果につきましては、全ての対象公園でCランクはありませんでした。今後、経過観察を続けてまいります。  また、植生の調査結果では、7公園26本がBランク、3公園3本がCランクとなってございます。Bランクの樹木につきましては、現地調査を行い、枯死の剪定や腐朽や根上りに対する樹木医の診断を進めてまいります。Cランクにつきましては、枯死原因の把握を行い、伐採等の措置を行ってまいりたいと考えてございます。  続きまして、資料番号19番をご覧ください。こちらは、城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う3河川(渋谷川・古川、目黒川、呑川)への送水停止についてでございます。  1、送水停止理由でございます。城南河川の清流復活事業開始から約20年が経過し、施設の老朽化が著しく維持管理が困難となっている落合水再生センターにおきまして、送水ポンプ設備更新工事などを東京都下水道局により実施することとなりました。  つきましては、関係機関との調整により、3河川への送水停止を行ってまいります。送水停止期間中につきましては、呑川の水質状況に注視してまいります。  2番、送水停止日時でございます。令和元年10月7日から令和2年2月28日までのうちの8日間でございます。  停止時間は、平日昼間7時間、停止範囲は、3河川とも停止してまいります。  具体的な日時等につきまして、確定次第、ホームページで公表してまいりたいと考えてございます。  3番につきましては、東京都の担当部署を記載してございます。 ◎菅野 環境対策課長 私からは、環境清掃部資料16番、秋の大田区クリーンキャンペーンの実施について、ご説明申し上げます。  本事業は、駅前の放置自転車防止及び喫煙マナーの向上を図るため、都市基盤整備部と連携して区内の鉄道の駅前で区民等に対し、啓発を行っているものでございます。  今年の秋のキャンペーンの実施は、10月22日の火曜日から11月21日、木曜日の期間で実施をいたします。  10月における日程は、3の駅頭キャンペーン日程のとおりでございます。当日は、のぼり旗や横断幕を掲げるとともに、地域の皆様、事業者の方々と放置自転車防止、喫煙マナー向上のティッシュペーパーを配布し、意識の向上を図ってまいります。  また、昨日、大田区屋外における喫煙マナー等に関する条例の議決をいただいたところでございます。11月に行うキャンペーンでは、本条例の周知をはじめ、歩きたばこの禁止などの呼びかけを行う予定でございます。  現在、特別出張所を通じ、各自治会に実施の意向アンケートを行っているところでございます。  環境清掃部では、このキャンペーンを皮切りに、来年4月の条例の施行に向け、区内における歩きたばこの禁止、ポイ捨て禁止など、区民が安心・安全で暮らせる環境づくりの取り組みを進めてまいる予定でございます。 ○高山 委員長 それでは、委員の皆様からの質疑をお願いいたします。  質疑は、部ごとでお願いいたします。  まず、まちづくり推進部の説明に関して、いかがでしょうか。 ◆福井 委員 32からですね。 ○高山 委員長 どれでもいいです。 ◆福井 委員 資料32番の大森駅東口広場の件なのですが、平成30年5月15日に、これから検討していきますよということで報告がありました。その中で、課題としてタクシープールが広場に設置されていないではないか。停車スペースが常に混雑しているから解消しようではないかというのが課題として挙げられているのですけど、今回、このスペースの中にはタクシープールが入っていないので、これをつくることによって、タクシーの流れというのがどうなるかというのはわかりますか。 ◎大木 都市開発課長 平成30年5月のご報告させていただいた中でというご指摘ですけれども、そのときのご報告は、今後、大森駅東口駅前広場の中長期の整備を地域の皆さんと一緒に構想を検討していきますよということのご報告をさせていただきました。  その中長期整備については、まだ検討を地域の皆さんと一緒に行っている最中ですので、まだ最終的なタクシープール等についての結論が出ていません。  今回の暫定整備の中では、あくまで交通島の中と、それから周辺の安全対策というところになりますので、今、ご質問をいただいたタクシーの流れとか、タクシープール等については、今回の暫定整備の中では変更はございません。 ◆福井 委員 この広場なのですが、これを見るとベンチ、椅子がないですよね。蒲田駅の広場のものの場合は、例えば腰かけパイプ等で、こうやって座る場所を確保するのですけど、座るところがないと、これはとどまるということではなくて、通行するだけになりますよね。だから、ベンチとかを置く計画はないのかということです。 ◎大木 都市開発課長 今回のこの図の中では、詳細の表記にはなっていないのですけれども、今現状でも、この大森駅東口の駅前広場には、石でつくられている1人がけのベンチというか、スツールみたいなものがございます。それについては、できるだけ場所は広場の真ん中ということではなくて、端に寄せていきますけれども、それは継続して設置をしていく予定ですので、座っていただく場所についてもございます。  また、今回、段差をなくしてフラットにした部分については、擁壁の補強を行っているのですけれども、そちらについても腰かけができるような構造になりますので、そういったところで座っていただくことも十分可能なスペースが確保されていると考えています。 ◆福井 委員 広場の中で自転車ですね、これはどう対応されている、入ってはだめとか、一緒にやるとか、何か。本来、すみ分けをするべきだと思うのですけど、歩行者と自転車は。車両ということは書いてあるのですけど、自転車は軽車両なので、この広場についてはどういう扱いになるのか教えてください。 ◎大木 都市開発課長 この空間に自転車に積極的に入っていただくということは想定をしてございませんが、一方で、自転車が入れないような物理的な入り口に柵をするとか、そういったことも今回は入れておりません。  ここの場所に、自転車で来る目的があるかどうかというところが一つ大きいと思うのですけれども、基本的には、先ほど申し上げたとおり、車道に囲まれた中の空間で、ここに自転車置き場等もございませんので、自転車が積極的に入ってくるということは、想定しづらいのかとは考えます。 ◆馬橋 委員 関連で、32番なのですけど、今回、この写真とかをまたつけていただいて、何か季節に応じた大人ファンタジーの森とか、「Omo-ring」とか、いいなと思うのですけど、夜の写真が4枚入っているのですけど、例えば昼間の明るいときの写真というのがなくて、今まで緑がたくさんあったところも含めてなのですけど。緑の数、要は緑被率も含めて、その辺はどういう感じになりますか。 ◎浦瀬 建築工事課長 昼間の緑の数だとかは、基本的には変わらないです。緑としては。  ただ、植栽にカラーの演出だとかを置きますので、低木の小さい木などは、ちょっと剪定などかはしております。 ◆馬橋 委員 当然、昼もやってくるので昼の価値観も上げないといけないのですけど、これは多分、ライトも含めて夜のこういうシンボリックな何か演出をされるのだろうと見受けられるのですけど、今、蒲田の東口もどんどんデザインが出てきている中で、例えばこの間、蒲田の東口の交通島に、何というのですか、ポールベンチというのですか、ああいうのを置きますとかというお話をいただいたのですけど、大森のここだと、今、置いてある、いわゆる石っぽいスツールみたいな。これは、大田区の中の蒲田、大森という二つのまちがあると思うのですけど、そこについては、ある意味、デザインを共通せずに独自性を持たせるみたいな、そういうイメージなのですか。 ◎大木 都市開発課長 今回の大森駅東口の駅前広場のデザインについては、地域のまちづくり協議会の皆さんとも調整をさせていただきながら、こういったペイントをしていこうと、それから段差をなくしてフラットにしていこうという形で検討してきました。  その検討の過程の中で、議論として特に蒲田駅の駅前広場とのデザインの統一性というところは、ご意見としてはあがってきておりません。また、所管としても、統一性ということも考え方の一つではあると思うのですけれども、逆に中心拠点である大森と蒲田がそれぞれの地域特性に合った広場のデザインということがあってもいいのかなと考えてございますので、ここについては当初から蒲田の東口や西口とのデザインの統一性というところについては、特段の想定はしてございません。 ◆馬橋 委員 最後にします。今、シティプロモーションとかもすごく一生懸命やっていただいている中で、特にまちのイメージになるのが、この駅前の広場だと思うのですけど、蒲田はこの間、資料をいただいたときは、あそこの交通島でマルシェをやってみる、そういうイメージパースがはまったりとか、何か昼間の明るいイメージで、これを見ると大森はちょっとシックな夜の大人のまちのイメージというか。  でも、我々大田区民は、やはり蒲田、大森は知っているので、もともとのまちを知った上でもこういう資料を見ると、そういうイメージを持つという。  だから、今後、大森の駅前東口のまちづくりと進めていく中で、大田区が区内外の人に提案をしていくまちの雰囲気というのは、すごい大事だと思うのです。私は、それは全然いいと思うので、そういった部分も含めてまちづくりというか、駅前の広場の空間づくりというのを行っていっていただけると、とても大田区のまちの価値が上がっていいのかと思いますので、よろしくお願いします。 ◆野呂 委員 関連して。大森が大きく変わっていくということは、とてもうれしいことだと思うのですけれども、1個だけ、ここ、これほどきれいにされて、夜間も皆さんが訪れやすいようにしてくださるということで、トイレについても、この整備と一緒に少しきれいにするとかということはあるのですか、そのままですか。何もないですか。 ◎浦瀬 建築工事課長 トイレに関しては、今回の工事の中ではきれいにするという予定はございません。ただ、洋式トイレにするとか、それは別のトイレの改修工事の中でやっていくように考えております。 ◆大橋 委員 ちょっとお尋ねなのですが、光の輪のところにあるエリア、これ、樹木は今ある樹木を残す、それとも新たに植えるのですか。 ◎大木 都市開発課長 現状の樹木がそのまま残ります。今、樹木の足元にある、石のサークル、そこにライトを仕込んでいくということを想定しています。 ◆大橋 委員 あと、ちょっと私が心配しているのが、ごみの問題です。これは環境清掃部になるのかもしれないのですが、工事が始まってからもそうなのですが、ごみが非常に増えて、吸い殻、それから空き缶、あらゆるごみが増えました。これは、すぐに地域基盤整備課に連絡したら、即、動いていただいたのですが、ごみが非常に増えるというのと、これから整備できた後、喫煙所はこちらの右側のほうに喫煙所を設置ですけれども、今までずっと喫煙所が左のほうにありましたので、どうしてもその意識がある方もたくさんまだまだいらっしゃいます。そうすると、やはり吸い殻が出る可能性もありますし、先ほど聞きました樹木なのですが、どうしても人は樹木の根元のところにごみをどんどん捨てる。1人が捨ててしまうと、どんどん増えていく。吸い殻も同じように、どんどんそういうところに捨てていって、せっかくきれいに整備してもごみで環境が悪くなってしまうと思うのですが、その辺の対応は、どのように考えていますでしょうか。 ◎浦瀬 建築工事課長 委員、ご心配のところなのですけれども、今回、夜間照明だとかを整備していくにあたって、樹木のやはり根元のところは照明を目立たせるというのもあるのですけれども、それとともに、そういうごみだとか、そういうものを助長しないように、なるべくその辺はきれいに剪定をして、よりカラー照明が目立つよう、かつ、ごみが捨てられにくいようにやっていきたいと考えております。 ◎柞木 地域基盤整備第一課長 今、委員からお話しいただいた件で、私からも一言、お願いいたします。今、お話がございましたとおり、現状でも喫煙所が移り変わったことによって、吸い殻が置かれているということで、前回も迅速に対応させていただきましたけれども、現在もそうですけれども、今後もこの駅前広場ができ上がった後も、やはり利用者の方がなれ親しんだ場所で行われる可能性がございますので、今後も引き続きこのエリアにつきましては、清掃部分について強く意識をして対応していきたいと考えておりますので、引き続き努めてまいりたいと思っております。 ◆岡元 委員 1点だけ、この近くの三角広場に整備していただいた喫煙コーナーは、もともとそこが喫煙場所として使われていたところが整備されたので、利用者の方は抵抗なくというか行けるのですけど、今度の場合は、入り口付近にあったものが、結構、奥、遠いのです。そこまで行く、そういう案内というか、それはどのようにして誘導していくのか。一度わかれば、そちらに行っていただくかと思うのですけど、バスに乗る前に、バス停に向かう人たちがここで一服みたいな方が多いようなのですけど、その方々は一旦、奥まで行っていただいて、また戻っていただかないとバス停には行けないのですけど、この辺の誘導はどのような感じですか。
    ◎菅野 環境対策課長 委員ご指摘のとおり、新しい公衆喫煙所は、公衆トイレの、今、この中には置き込みがありませんが、その横に設置する予定でございます。今も仮設の喫煙所が奥のほうにございます。現在、これまであった喫煙所は、風向きによってはバス停のほうに流れるという苦情がかなりございまして、それも含めてちょっと奥になったということもありますけれども、そこへの誘導につきましては、基盤のほうとも連携しながら、しっかりやっていきたいと考えてございます。 ◆岡元 委員 フェンスが取れて、さあ、そこでそのままと思ったらないみたいな状態になると思いますので、ごみの心配などはフェンスが取れて、全体が本当にきれいになったら、意識として解消されるかと思いますけど、喫煙所についてだけは何らかの誘導策をしっかりしていただければと思います。要望です。 ◆奥本 委員 夜間の死角化を防ぐための対策をしてくださっているということなのですけれども、樹木以外に何か高さのあるようなものとか、例えば子どもが見えなくなってしまうような高さのものとか、そういった危険性のあるものは何かあるのでしょうか。 ◎大木 都市開発課長 この広場の周りが、今、委員ご指摘のとおり樹木がずっと植わっているというところと、その植栽の中に一部、案内看板ですとか、あとは電気を配分するための分電盤とか、そういったものは出てきますけれども、基本的には回りがぐるっと車道に囲まれている状態なので、出入り口、特に駅側ですとか、駅の反対側ですとか、そういった出入り口について、何か視界を遮るようなものができてくるということはございません。 ○高山 委員長 ほか、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、続いて、都市基盤整備部からの報告について、質疑がありましたらお願いいたします。 ◆須藤 委員 ちょっとお伺いしたいのですけど、都市基盤整備部の資料17番のがけ地の修正後のデータなのですけど、先日の台風15号被害で、がけ崩れがあったというのが9月9日11時時点でも13日の12時時点の両方の資料で、がけ擁壁が1件あったということが報告されているのですけど、その場所というのは、この中には入ってはいないのですか。それだけ、ちょっと教えていただけたらと思っております。 ◎柞木 地域基盤整備第一課長 こちらの今、委員のご質問につきましてですが、この資料の中の住所とは、また別のところでございます。 ◎保下 都市基盤管理課長 先日の台風で被害の起きました崖につきましては、民有地の所有する崖となってございまして、今回、こちらの資料17番で報告したのは、道路管理者であります区が所有するがけ地でございます。 ◆須藤 委員 わかりました。 ◆福井 委員 資料19番で、水がとまりますよということで、呑川の水質、ユスリカ対策で水質改善をしてほしいと繰り返し求めているのですけど、送水停止期間中については、呑川の水質状況に注視してまいりますと書いてあるので、注視するというのは、具体的に東京都からデータをもらうのか、それともこの期間は大田区が、注視するというのは具体的にどういったことをやるのかというのを教えてください。 ◎保下 都市基盤管理課長 大田区におきまして、現在、水質調査も行っておりますし、当然、この水量が停止されますので、水の量が減るというのを、道路管理者、また環境清掃部と常時パトロールなども行いながら、監視しているという状況でございます。 ◆岸田 委員 送水が停止するときには、川の掃除というのは年に何回かやっていただいているのですけれども、このときにあわせてやるのかどうか。 ◎岩澤 都市基盤整備部副参事〔調布地域基盤整備担当〕 田園調布地域の清掃につきましては、3年に一遍、地域を分けて清掃しております。そういったのを含めて対応してまいります。 ◎保下 都市基盤管理課長 呑川の清掃につきましては、通年通して清掃している状況なのですけれども、現在のような清流復活事業の水が流れているときも清掃を行っておりますので、水を停止した期間にあわせて河川清掃をするという考えはございません。  特に、当然、今のこの夏から一番暑い時期に藻が発生する時期となっておりますので、そうした時期を見て区のほうでは河川清掃を行っているという状況でございます。 ◆岸田 委員 何か最近、結構暖かくなっているので、夏だけではなく結構出る期間が長くなるというか、多くなっているような気がするのですよね。せっかく水がない時期に、うまく調整しながらやっていただいてもいいのかな。  わざわざ水があるときにやって、事故もないでしょうけれども、一時何かありましたよね、一回たまたまということがあったので、せっかくですので、こういうときにやっていただくのもいいかなということを考えていましたので、よろしくお願いいたします。 ◆馬橋 委員 私も19番なのですけど、今回、まだ日程が決まっていないということなのであれなのですが、この間、ごめんなさい、上流域のほうの話なのですけど、ユスリカの生態調査等も含めて、東工大と官学連携の中で、いろいろやっていただいているのですけど、あと、呑川の会とか。そういうところに、この辺の情報提供をちょっとしてあげてもらえると、例えばこの時期に落合の高度処理された水が流れてきて、そこにはリンとかいろいろなものが入っていて、それを養分にしてという、いろいろなメカニズムがあるというやには聞いているのですけど。  例えば送水を停止している期間、どういう影響があるのかとか、そういう調査をもしかしたらやりたいと思っているかもしれないので、情報提供をその辺の関係機関に送ってあげていただけると、さらに理解が進むかと思いますので、何とぞよろしくお願いします。 ◆深川 委員 ユスリカの話が出たので。前にユスリカ対策でハエ取り紙を使ったほうがいいのではないかと言ってハエ取り紙をあげたのだけど、あれ、どうなりましたか。 ◎岩澤 都市基盤整備部副参事〔調布地域基盤整備担当〕 深川委員から話がありました用紙につきましては、設置をさせていただいております。設置場所につきましては、たくさん出る場所ではないので、あまり捕獲はできていませんけれども、少数捕獲しております。 ◆深川 委員 今回、夏にキャンプに行ってきまして、ハエ取り紙を使ったのですよ。びっくりするぐらい効果てきめんなのです。ハエだろうが、ハチだろうが、ガだろうが、やはりアナログというのは本当にアナログでいいなと思う。本当に外にぴゅっとつるしておくだけなのです。  あとは髪の毛をひっかけないようにするというのが、昔から言われている話なのだけど、本当に勝手にぴたっとくっつくのです。だから、2日もたったら満杯。くっつくところがなくなるわけ、それで捨てるという、単純な話なので、前からこれは半分冗談のように聞こえるかもしれないのだけど、やはり人間が自転車に乗って走っていると、前に勝手に顔にピチャッと来るわけです。  顔にピチャッと来るのは、人間が走っているからではなくて、ただ単純にそこにふわふわいるわけで、蚊とか、アブとかみたいに人間に向かってきているものだったら、それは確かに効果が薄いかと思うのだけど、あれは関係ないのです。ただ、そこの空間にふわふわといるものだから、本当にハエ取り紙でうちわをつくって、こうやってあおぐだけで、本当に人間がこうやってやるだけでくっつくと物理的にはどう考えても思うわけ。  だから、本当に半分冗談に聞こえるかもしれないのですけど、ユスリカ対策として確かに発生源をというところで、河床清掃をやっていただくのは、当然、それはやっていかなければいけない。  ただ、発生してしまうものも、やはり残念ながらあって、水質環境とかを改善していくということもやっていった上で、でも発生したものについては、さあ、どう取り上げるのだという観点と、あとはやはりハエ取り紙など今どき使っている人はいないと思うのです、皆さんも。やはり、そういったところで、新しい使い方があるというのは、やっていって、場合によっては業者という方々にも、ハエを捕まえるというのではなくて、ユスリカも捕まえるというユスリカとり紙と名前を変えるかどうか知らないけど、何かそういうところも含めて、ちょっともう1回、考えていただきたいと。  やはり、住んでいる人たちからすると、我々もいつもそうなのですけど、議会の人間というのは、ある意味、予算がかかるとか、時間がかかるとかというところに、ある意味、しようがないという意識を持っているのです。でも、住んでいる人は、やはり毎日なのです。行ったり来たりしている方々からすると、1日何回もあそこを通らないといけないとすると、やはり精神的な苦痛というのは結構大きいものだと思いますので、ぜひ、このハエ取り紙だけではなくて、多角的に検討する中で、アナログなところも見直していただきたいということだけ、要望したいと思います。 ○高山 委員長 要望でよろしいですか。 ◆深川 委員 要望で結構です。 ◆須藤 委員 実はハエとり紙は、アナログではない、かなり科学的なものなのです。虫を誘引する物質を塗っているから来るということ。あとは、光による捕集とか、あとは自分はよく思うのですけど、アブラコウモリが結構、あの辺にいっぱいいますよね。アブラコウモリをたくさん繁殖できるような環境をつくることによって、多分、アブラコウモリ1匹について、多分、何千匹と補食してくれると思うのです。  だから、アブラコウモリを繁殖できるような環境をつくることによって、あの地域のユスリカを全滅させるということもできるのかなと、これは一つの案なのですけど、参考にしていただけたらと思います。 ◆野呂 委員 ユスリカの話が出たので。私はその地域ではないので、今、深川委員が住んでいる人は大変なのだとお話されて、本当にそうなのだろうと思うのです。  ただ、蚊と名前がついているので、でも刺すわけではなくて、ただ、成虫になってからはあれですけど、幼虫のときは河川の水質を浄化するという作用があるということで、私、かつて調べたとき米子市では、ユスリカの対策をやめてしまったと。  あと、本当に時期的なときに泥水をしゅんせつしたりはするけれども、いろいろなものを散布したりもするのをやめたのだそうです。  市民の方に紫外線のシートとか、それから照明を紫外線のものに変えると、ユスリカは寄ってこないということで、それを市民の方たちに周知させて、窓にシートを貼るとか、それから玄関の明かりもそういう形に変えていったら、うちのところにはユスリカは寄ってこないので、だから、そういった周知もとても近隣の方には大事なのかということを思いました。  あと、丸子川は、側溝をしゅんせつしてあるので、きれいですよね。水が汚水とかが来ても。だから、清渓川ではないですけれども、いつか本当に呑川を元のように少し真ん中のところだけでもしゅんせつして、地下と接するような場面があったら、もっと変わっていくのかと、これ夢でしかないのかもしれないですけれども、そういった環境に配慮した大田区にいつかなってほしいという思いです。 ◎久保 都市基盤整備部長 ユスリカ対策に関しましては、河床清掃、それからランプに集まるユスリカをファンによりまして吸引捕獲する、そういう方法などもやっているところです。  ただし、ハエ取り紙とか、そういう形の安価な、また効果的な対策が見つけられるならば、今後も産学連携なども含めて、研究を深めてまいりたいと考えております。 ○高山 委員長 よろしくお願いします。  では、よろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、次は、環境清掃部の報告について、質疑はありますでしょうか。 ◆岡元 委員 クリーンキャンペーンのことなのですけど、私もいつも参加をさせていただいているのですが、なかなかティッシュはお配りするものの、効果というのも正直、やりながら複雑な思いをしながらやっているのですけど。今回、大田区屋外における喫煙マナー等に関する条例は来年になりますけど、そういうことも含めて、私は大森の西口しかわからないのですが、ほかの地域では何かそのことを区民の方に周知というか、アピールするような何かされている例があったら教えていただきたいと。  私、一応、大田区のクリーンキャンペーンですと言って渡すのですけど、何も言わずに町会の方たちは、はい、はいと渡して、はい、終わってしまったというのが正直なところで、何かこのような事例がありますよとかいうのがあったら教えていただきたいと思うのですけれども。 ◎菅野 環境対策課長 特段の取り組みについては、ちょっと把握してございませんので、お答えできないのですが、今度、11月の喫煙マナーのキャンペーンのときには、ティッシュだけではなくて、啓発として携帯用の灰皿に白いものに条例の名前と歩きたばこ禁止であるとか、ポイ捨て禁止というのを書いて、たばこを吸う方だけなのですけれども、そういう方にお配りをすることも考えてございます。 ◆岡元 委員 それは私も以前も何回かやったことがあるのですけど、口上というか、ティッシュをお渡しするときに、このようにするとか、あるいは、私たちがやるときではないときに、係の方がマイクを使ってやってくださったりしているのですけど、やはり周知にならないかと。  あと、歩いている方に放置自転車というのも難しいし、今、たばこを吸われない方が増えていく中で、どうなのか。だから、それをもしかしたらティッシュの届かない方とか、携帯用灰皿が届かない方に、どう広げていくか。せっかくなので、地域の方もたくさん朝早くから集まっていただいてやるので、効果につながるようなやり方にしないと、何か申しわけないかなという気がしているのです。  その口上、今度、大田区のこういう条例ができて、来年からやりますとか何か、受動喫煙防止のために何とか、何かそういう、何というのでしょう、具体的に言えなくて申しわけないのですけど、そのようなものが最初にここで駅ごとに集合しますので、そのようなものを皆様にお伝えするとか、場合によっては、口上をお配りするとか、何かもう一歩、回を重ねるごとに、進んだ効果的なキャンペーンになっていったらいいなと思っていますので。 ◎菅野 環境対策課長 私も春のキャンペーンで初めて参加したのですが、確かにクリーンキャンペーンですといって渡されても、区民の方は何のクリーンかちょっとわからないかなというところがありました。  皆さん、お集まりのときに、ご挨拶もさせていただいたのですけれども、そこで改めて口上ということもお伝えできなかったので、効果的な口上については検討させていただいて、わかりやすいようなキャンペーンにしていきたいと考えております。 ○高山 委員長 まだ1か月ぐらい先なので、その間によりいい方法を考えていただければと思います。  よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛て、特定事件継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  最後に、次回の委員会日程について確認いたします。  以前、調整させていただきましたように、次回の委員会は、10月11日、金曜日、午後1時から開会したいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 定例の15日ではないので、ご注意いただきたいところですけれども。それでは、次回の委員会、10月11日、金曜日、午後1時から開会いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、まちづくり環境委員会を閉会いたします。                午前11時45分閉会...