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  1. 大田区議会 2019-09-20
    令和 1年 9月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会-09月20日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年 9月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会-09月20日-01号令和 1年 9月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会 令和元年9月20日                午前10時00分開会 ○田島 委員長 ただいまから、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を開会いたします。  調査事件を一括して上程いたします。  まず、平成30年度おおた未来プラン10年(後期)進捗状況報告について、理事者の説明を求めます。 ◎吉川 観光課長 私からは、おおた未来プラン10年(後期)に掲げる主な事業の進捗状況について、資料1番を使いまして説明申し上げます。  これは各部共通でございますが、それに基づいてご報告を申し上げます。  平成30年度決算の説明資料でございます、主要施策の成果につきましては、おおた未来プラン10年の進捗状況報告書も兼ねてございます。本委員会におきましては、30年度末現在の未来プラン全体の進捗状況及び本委員会が所管する事業のうち、進捗に遅れのあるものについてご説明を申し上げます。  なお、ほかの委員会におきましても、それぞれの所管事務にかかわる部分について、同様の方法でご報告をさせていただいてございます。  それでは、資料1番に沿いましてご説明をさせていただきます。  初めに、1、昨年度からの変更点でございます。平成30年度は未来プランの総仕上げの年度であったことから、実施計画新規掲載事業など、未来プランには未掲載ですが、目指す姿の実現に寄与する8事業、48の取り組みについて、大田区事務事業進行管理規則に基づく進行管理の結果を踏まえ、「A」又は「B」の判定区分により進捗状況をお示ししてございます。  次に2、主な事業の進捗状況についてご説明を申し上げます。未来プラン事業未来プラン(後期)策定後に新たに開始した事業は合わせて183ございますが、このうち平成29年度までに未来プランとしての取り組みを終えた1事業を除く182の事業について、平成30年度は取り組みを進めてまいりました。この182の事業を構成する取り組みのうち、未来プラン(後期)に掲載されている30年度382件について4段階の基準を設け、進捗状況を判定してございます。  判定結果は、プランどおりの進捗があった3の判定が365件、全体の約9割を占めてございます。また、プランを上回る進捗となる4が6件、プランに軽微な遅れ・変更ありましたが未来プラン期間中に回復可能である2が2件、遅れ、変更ございまして未来プラン期間中に回復できない可能性がある1が9件ございます。  また、未来プラン策定後に新たに開始した事業など、未来プランに掲載されていない取り組み48件につきましては、計画どおりの進捗があったAの判定が47件、遅れ、変更があるBが1件ございます。  本報告書につきましては、全常任委員会及び必要に応じて特別委員会におきましてもご報告をさせていただいてございます。  続きまして、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会が所管する主な事業の進捗状況の概要についてご説明を申し上げます。  今年度、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会が所管する主な事業は、観光・国際都市部が8事業、まちづくり推進部3事業、合計11事業がございます。このうち評価が2となった取り組みについては1件ございます。また、未来プランに掲載されていない2件の取り組みにつきましては、いずれも進捗状況の評価はAでございます。評価2の理由については、私の説明の後に所管部の課長のほうからご説明をさせていただきます。  続きまして、4、区民等への公表でございますが、主要施策の成果につきましては、決算のご認定をいただけましたら、速やかにホームページで公表するとともに区政情報コーナー特別出張所図書館等での閲覧を開始させていただきます。また、区報10月21日号におきまして、公表する旨のお知らせを行う予定となってございます。
     なお、それぞれの取り組みに関する詳細につきましては、主要施策の成果の中で後ほどご確認いただければと存じます。 ◎榊原 都市計画課長 それでは、私から、3、進捗に遅れのある取り組みというところで、施策番号2-1-2、事業名、新空港線の整備推進、取組名が関係者との協議及び事業推進についてご報告させていただきます。  平成30年度主要施策の成果の75ページにございますが、関係者合意に向け、区、東京都、鉄道事業者で、昨年度も数多くの協議を実施しておりますが、合意形成に至らなかったため、引き続き次年度に協議を進め、整備主体設立を目指していくということで2になってございます。  なお、この事業につきましては、交通臨海部活性化特別委員会にて、本日審議いただくことになってございます。 ○田島 委員長 それでは、委員の皆様、ただいまの報告について、質疑をお願いいたします。 ◆大森 委員 1点だけいいですか。合意形成に向けてという、今の説明だったのですけれども、我々の認識の中では鉄道事業者ですとか、そこら辺についての話は、まあまあ双方、区との話も含めて、比較的前向きな話に進んでいっているように受けとめていたのですけれども。合意形成に向けてなかなか進捗が見られないというのは、主に自治体同士、いわゆる東京都と大田区という、そういう捉え方で我々は受けとめておけば、現段階ではそのように受けとめておけばいいということでよろしいのですか。 ◎榊原 都市計画課長 現時点で、事業費における負担割合最終局面というところで自治体間の協議を進めておりまして、それが固まり次第事業が動いていくと認識してございます。したがいまして、委員の言うとおりでございます。 ◆清水 委員 今さらなのですが、新空港線の整備推進実施計画事業というのは第1期工事のみということでよろしいでしょうか。 ◎榊原 都市計画課長 現在の計画では、京急蒲田駅までの延伸ということで、1期工事を想定してございます。 ◆清水 委員 2期工事、大鳥居駅までについては、どのような状況にこれからなっていくのでしょうか。 ◎榊原 都市計画課長 この計画につきましては、国の答申にも出ておりまして、引き続き関係者と協議をして続いて進めていくような考えを持ってございます。 ◆清水 委員 ここに、関係者の合意のところは大田区、東京都、鉄道事業者と書いてありますけれども、鉄道事業者は東急と京急という理解でよろしいのか。東急と京急は、もう合意はできているのか教えてください。 ◎榊原 都市計画課長 事業者との協議につきましては、当然のことながら東急電鉄と京急電鉄が含まれてございます。ただ、進捗につきましてどこまでかというのは、申しわけありませんが、現時点ではお答えは難しいと考えております。 ◆清水 委員 この状況、成果の状況を区民に知らせると先ほどもお話があったので、区民の皆さんからご質問等があったときに、私どもも答えるのに困りますので、私は大鳥居駅の近くですので、大鳥居駅周辺の皆さんから、埼玉の親戚に行くのに便利だから早く新空港線を通してほしいと言われるのです、よく。あと、渋谷に行くのに便利になると聞いているとか、そういうときに返答に困ってしまって、今は第1期工事のみの話しかできていないと言っているのですけれども、フリーゲージトレインの問題も残っていますし、東急と京急の関係はどうなのかなというところが心配で聞きました。東急は池上駅の連携のときも、新空港線は東急にとっても悲願だとおっしゃっているので、東急の態度は新空港線については割とわかりやすいのですが、京急がどう思っておられるのかをできる限り答えていただきたいなと思うのですが、どうでしょうか。 ○田島 委員長 一応、今回の報告につきましては、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会調査事件項目に沿ってということでございますので、計画の進捗、またそれぞれの事業者の合意形成などは当然それぞれの、しかるべき所管委員会で質疑をしているところでございますので、こういった報告につきましては、事件項目について沿った形で質疑をお願いしたいと思います。 ◆清水 委員 決して、項目に沿っていない質問だとは私は思っていないのですけれども、なぜかというと、今、京急は、空港線は特にお客さんがすごく増えまして、大混雑なのです、常に。大きな荷物というか、かばんですか、それが一緒に乗ってこられますので、本当に今、空港線沿線の人たちは、観光都市を目指している大田区でホテル等も増えて喜んではおられますが、マイナス面もありますので、そういったときに新空港線が大鳥居駅を通るということに対して区民も期待していますし、ちょっとその辺について京急の立場を聞いておきたいと思って聞いたのですが、答えられなければ答えられないで結構ですけれども、行政の答弁をお願いしたいのです。 ◎榊原 都市計画課長 京急電鉄は、今回の京急蒲田駅までの延伸の中で駅アクセス等の具体的な協議をしていただいていますので、事業について現時点では協力的と考えてございます。 ◆清水 委員 わかりました。 ◆広川 委員 ようやく大分進んできているのかなという思いがします。今の清水委員のお話もあるように、観光客の方がたくさん羽田空港を使っていらっしゃって、大田区に少しでも長く滞在をしていただくという意味で、観光の部分で交通の結節点が充実していくというのは大変重要だと思います。今、清水委員のご発言にもあったとおり、大変多くの方が切望していらっしゃる路線であるということが大変よく感じ取れましたので、大きな事業でありますし、様々な交渉ごとがあるので、表に出せないこともあろうかと思いますが、まず一つ一つ、一歩一歩、とにかく大きな目標である800メートルの改修に向けて、今後とも引き続きしっかり努力していただければと思います。これは要望で結構です。でも、もし言っていただけるのなら、一言いただければ。 ◎榊原 都市計画課長 今、委員のおっしゃったとおり、区としましてもこれまで悲願として掲げてきた事業でございまして、先ほども申し上げましたが、東京都との事業負担の割合の最終局面ということで鋭意努力しておりますので、引き続き早期着手に向け、事業を進めてまいります。 ◆荻野 委員 私も新空港線のお話で、今回、整備事業というところで進捗状況が2とついています。2というのは軽微な遅れがあって、未来プランの期間内に取り戻せるだろうというところで2の評価だと先ほどご説明があったかと思うのですけれども、国が審議会で答申を出してからもう3年たっているわけです。今、関係者との最終的な合意に向けてずっとやっていますというお話はされているのですけれども、最終的な調整という言葉が出だしたのは、ほんのつい最近だと思うのですけれども、やはりずっと関係者間での協議をしていましたというお話は、多分この間、ずっとその説明はされてきたと思うのです。プランの中でも進捗状況2なのだよと、これはもう本当に軽微な遅れで、すぐにこれは取り戻せるものなのだと書いているのですけれども、実際にめどといいますか、もちろん相手のあることだからいつまでに全部決着をつけますとか言えないのかもしれないですけれども、これはもうある程度のめどというのが、例えば話し合い自体はしているけれども、何かもう大分固まってきたよというのではなくて、もうこれはある程度の合意という意味でも、スケジュールも含めて全部できているのだということでしょうか。 ◎榊原 都市計画課長 国の答申の中に、費用負担あり方等について合意形成を進めるべきと記載されておりまして、費用負担につきまして、先ほど申しましたように、東京都との最終局面というところで現在進めているところです。ただ、委員もおっしゃったように相手方がいますので、いつまでにとはなかなか言いにくい状況ですが、今現在、今年度も引き続き協議しておりますので、早期着手したいというところで進めているところでございます。 ◆黒沼 委員 三つですけれども、一つはホームページを見ると、東急は非常に新空港線に熱心で、うちの一般質問にも取り上げさせてもらいましたけれども、社長の挨拶でも我が事のように取り組む、意欲満々なのです。京急は、一切ないのです。長期計画にもないのですよ。長期というのは50年。京急の今後50年の計画にないのです、新空港線について。京急が新空港線について50年ないとなると、50年後の計画なのかなというのを一つ疑問を持っています。これが一つです。  もう一つは、JRが空港との直行線を2020年に始めるということがあります。そうすると、その影響を勘案して、新空港線の数値を、影響があるかないかも含めたやり直しが必要なのかどうかと、もう一つは思っています。それを東京都は見ているのではないかなと。そうすると、これまで以上に非常に東京都の構築性が出てくると、大田区の熱心さはわかるのですが、東京都は次第に遠ざかっていく気がする。決して、ちょっと採算がもしかして、こっちのお客、東と西で分かれるからいいのだという答弁は知っているのですけれども、そうすると利用客が半分になると半々、その計算をしておいたほうがいいのではないかなと、全く影響なんかはないということ、それがちょっと心配なのです。見たことありますか、ホームページ。  以上お聞きします。 ○田島 委員長 質疑につきましては、観光のまちづくりという観点からの質疑でしょうか。今のは、かなりちょっと立ち入った合意形成の話に入ってきてしまっていますので。 ◆黒沼 委員 では、ちょっとやめますね。交通臨海部活性化特別委員会のほうに移ったほうがいいと思いますので。  ただ、京急の本社に電話して、伺いたいのですがと言いましたら、今、引っ越しの最中で、横浜に全部完了してからにしてくださいということで、来月か、そのころ伺って聞いてきたら、ここに報告したいと思うのですが、ひとつ頑張ります。よろしくお願いいたします。 ○田島 委員長 では、未来プランについては以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島 委員長 では、次に、所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎吉川 観光課長 それでは、私からは資料15番、16番について、続けてご説明を申し上げます。  まず、資料15番、大田の観光にぎわい創出事業補助金交付決定(2次募集)及び追加募集についてご説明をさせていただきます。  1番の交付決定(2次募集)についてでございますが、(1)、申請事業数は4事業ございました。①の新たな地域のにぎわいを創出する事業は3事業、②産業観光受入環境整備事業1事業が申請されてございます。  (2)の応募・審査日程は、①から③のとおりでございます。書類審査プレゼン審査を実施してございます。  (3)、交付決定団体は表のとおりでございます。総額322万6,000円の交付決定をしてございます。  2、追加募集についてでございます。今回の追加募集は、産業観光受入環境整備事業について募集をさせていただくものでございます。  (1)、募集期間は、10月21日から来年、令和2年1月17日まででございます。  (2)の補助概要につきましては、ア、対象区分、補助率及び補助限度額は、次のページの表のとおりでございます。イ、対象事業は区内の作業所、店舗及び自宅等において実施する事業で、区の産業観光に資する条件を満たす事業を対象としてございます。ウ、対象団体は、区内で製造業を営み、製造工程等が見学可能な事業者でございます。エ、対象期間は、本年度の本事業の補助金につきましては、対象期間を平成31年4月1日から来年、令和2年2月末までと定めてございます。  (3)、周知方法につきましては、区報10月1日号、ホームページ等を予定してございます。  続きまして、資料16番、大田区・川崎市観光まちづくり連携事業についてご説明を申し上げます。  本事業につきましては、川崎市と連携し、地域の魅力を広範囲に発信し、新たな来訪者誘致、誘客につなげることを目的として実施するものでございます。  1の工場見学バスツアーでございます。本年度はバスツアーを企画いたしまして、二つのコースを予定してございます。  (1)の実施日時は、令和元年11月16日、土曜日及び12月19日、木曜日を予定してございます。  (2)の定員は、各ツアーとも45名でございます。  (3)、実施方法につきましては、ア、募集は旅行会社のWEBサイト・電話受付を10月下旬ごろから募集開始、先着順とさせていただきます。イ、料金につきましては、各ツアーとも5,500円を予定してございます。ウ、広報につきましては、区報10月11号及びかわさき市政だより10月21日号及びホームページ等で周知をいたします。  (4)、ツアールートは、二日に分かれてございます。11月16日は武蔵新田駅周辺で開催されるオープンファクトリーを自由見学いただいた後、川崎市内で夕食をとり、川崎の工場夜景をご覧いただきます。12月19日は、羽田空港JAL機体整備工場を見学いただいた後、大田区内で夕食をとり、川崎の工場夜景をご覧いただくルートでございます。また、参加者には両区市のお土産のプレゼントをいたす予定でございます。  続いて2、大田川崎パンフレットの制作をご説明させていただきます。昨年度に続きまして、大田区及び川崎市の魅力をお伝えするパンフレットを作成させていただきます。  (1)、制作方針のアでございますが、昨年度は蒲田駅周辺及び川崎市の駅の周辺の飲食店や寺社仏閣を取り上げさせていただきました。今年は多摩川を挟んだ中原街道周辺を取り上げさせていただきます。イ及びウのGoogleマップと連動した広域図及びキャッシュレス可能店舗の表示を掲載させていただきます。  (2)、仕様につきましては、日本語と英語の2言語版をつくり、昨年度同様にA5判、12ページ程度を予定してございます。  (3)、本事業につきましては、実施主体は大田区・川崎市観光まちづくり連携事業実行委員会でございます。 ◎堀 スポーツ推進課長 私からは、観光・国際都市部資料17番、スポーツ健康都市宣言記念事業東京2020公認プログラム「第36回大田区区民スポーツまつり」の実施についてご報告を申し上げます。  1の事業趣旨。大田区区民スポーツまつりは、区民の間に広くスポーツへの関心と理解を深めるために、様々なスポーツ及びレクリエーション活動に親しむ機会を「体育の日」を中心に提供いたします。子どもから高齢者までが参加できるプログラムで、健康・体力づくり生きがいづくりを図るとともに、区民相互の交流の契機といたします。  2、概要でございますが、(1)、日時は令和元年10月14日、月曜日、祝日、体育の日になります。実施時間は、会場により異なります。この日には40会場で実施いたします。また、一部開催日も異なる会場もございます。  (2)、会場となる場所は、大田区総合体育館大森スポーツセンター大森東水辺スポーツ広場ほか、全51会場になります。  (3)、実施については、主催、大田区、大田区区民スポーツまつり実行委員会でございます。運営は、公益財団法人大田スポーツ協会に委託しております。  (4)、内容でございますが、主会場となる大田区総合体育館では、開会式を行うとともに、バレーボール元日本代表の大山加奈さんを招き、講演と実技指導を実施いたします。東京2020オリンピックパラリンピック競技大会の気運醸成といたしまして、区内開催協議であるホッケーに加え、ボルタリングボッチャ競技の体験会も行います。また、7月にリニューアルオープンした大田スタジアムも会場に加わり、スピードガンコンテストやティボール野球などを行います。グラウンドに出て、新しくなったスタジアムを楽しんでいただきたいと思います。  そのほか詳細については、次ページ以降にプログラムを掲載いたしましたので、ご参照ください。また、事前に委員の皆様には、現物のプログラムをお配りさせていただきましたので、ぜひご活用いただければと存じます。  3、去年の様子には、このようにホッケー体験教室、弓道などの様子が載ってございます。ぜひ、この機会に多くの区民の皆様にスポーツに親しんでいただきたいと考えております。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 では、私からは資料番号18、19、20の3件について、続けて報告をさせていただきます。  まず資料番号18番、大井ホッケー競技場完成披露式典及びテストイベントについてでございます。  式典につきましては、令和元年8月17日の土曜日、午前10時から10時50分までということで開催をされております。会場は、大井ふ頭中央海浜公園大井ホッケー競技場でございます。内容については、主催者の挨拶、来賓挨拶等をはじめ、テープカット、また、サムライジャパンによる始球式等が行われております。非常に暑い中実施をされましたが、委員の皆様方にも出席をいただき、ありがとうございました。  また、同日から5日間、テストイベントということで、8月17日から21日までホッケー国際親善試合が開催されております。結果につきましては、日本は男子が3位、女子が2位ということでございました。また、テストイベントには大田区の関係者の招待ということを取り組ませていただいております。区議会の皆様方をはじめ、近隣の小・中学校、自治会・町会、ボランティアの方々などにお声がけをさせていただいております。観戦者の方々からは、「ホッケーの迫力を感じることができた。」また、「ルールを知ることができ、来年の観戦が楽しみになった。」ということで、来年会場に行っていただけることにつながる結果になったのではないかと考えております。  資料2枚目には、当日の様子の写真をつけさせていただいております。後ほどご覧いただければと思います。  続きまして、資料番号の19番になります。こちらは、東京2020大会1年前カウントダウンイベント「おおたアクションデー夏for2020」の実施報告でございます。  概要でございます。こちらは、日時が令和元年8月4日、日曜日、12時から18時まで、会場はJR蒲田西口駅前広場で開催をいたしました。参加者は、およそ1万2,000人ということで、カウントさせていただいております。  内容でございますが、ステージイベントでは浜口京子さん等をはじめとするオリンピアン、パラリンピアンの方々のトークショーや、地元の団体の方々も参加していただきました。大会応援パフォーマンス、それからクイズを実施したりということを行っております。  また、競技体験といたしましては、ホッケー、ボルダリング、バスケットボール、ボッチャ、サーフィンの体験を行いました。  飲食店等の出展については、ブラジルに関連する食料品の販売を行いまして、また、当日は、ウエルカムボランティアにも活動をしていただきました。概要といたしましては、インフォメーションブースを設置いたしまして、その場所で大会に関する取り組みPRやチラシの配布等を行いました。また、同日開催の東口で行っておりました大蒲田祭においてもブースを出しまして、観光のPRを行っております。  活動人数は、両方を合わせて6名のボランティアに活動をしていただいております。  アンケートの結果でございます。イベントに参加していただいた方々から416件のアンケートをいただいております。「会場の中、ミストや日陰のスペースがあり、暑さを気にせずイベントを楽しめた。」また、「ホッケーやブラジルキャンプのことを知ることができた。」といった声をいただいております。  また、ボランティアの方にもアンケートをとりまして、「案内用のパンフレットを区民の方々に受け取ってもらい、反応よく受け取ってもらえたので良かった。」また、「ブースで足を止めてくれる方が多かった。」「いろいろな方々と対面してボランティア活動ができた。」ということで、こちらも来年に向けた試験的な活動として順調な滑り出しができたのではないかと考えております。  4番、実施結果でございます。今回は、通行量の多い蒲田駅西口駅前広場で開催したこともありまして、これまでのイベントで最高となる1万2,000人の方々が来場しております。また、同日の大蒲田祭り、西口では縁日のイベントを商店街のほうで開催していただきまして、駅周辺の回遊性に繋げるためスタンプラリーを行い、約600人の方に参加をしていただきました。オリンピック・パラリンピックが近づいて来たことを感じてもらえたのではないかと考えております。また、大会当年のイベント運営を見据えまして、暑さ対策なども配慮しております。会場に日陰の休憩スペースや各所にミスト扇風機を設置いたしました。結果、当日35度を超える気温の中ではありましたけれども、熱中症などで体調を崩す方は出なかったという状況でございました。  続きまして、資料番号20番についてでございます。ブラジルオリンピック委員会との2020年事前キャンプに関わる協定締結及び男子バレーボール合宿についてでございます。  まず、1の協定締結式です。こちらは、平成29年6月に覚書を締結し、昨年のハンドボール合宿では、積極的に区民交流をしていただいているところでございます。昨夏以降、内容の詳細を交渉し、8月24日、土曜日に協定締結に至っております。区長応接室にブラジルオリンピック委員会のマルコ・ラ・ポルタ副会長等にいらしていただき、署名を行っております。ラ・ポルタ副会長からは、大田区の素晴らしい施設を利用できることに感謝をしている。男子バレーボールとビーチバレーボールは2大会連続の金メダル獲得を目指し、最終調整をしている。大田区のサポートは欠かせないため、これからも関係性を深めていきたいということで、合宿の実施について非常に期待をいただいたという状況でございます。  また、2番目の男子バレーボールの合宿でございます。今年度は9月26日、木曜日、1日のみとなっておりますが、大田区総合体育館において合宿を行います。選手・スタッフ20名を含め、合宿を行うということになっております。  交流プログラムについては現在調整中とさせていただいておりますが、練習公開の9月26日、17時30分から20時までの実施については、既に合意をいただいております。こちらについては、事前申し込み等なしで、当日いらしていただければいいような形でバレーボールのチームの方々や、近隣の方々等にお声がけをさせていただいております。委員の皆様方におかれましても、ご都合がつくようであれば、ご来場いただければと考えております。  また、写真の撮影会についても調整をしております。こちらについては、現在、どういう形で行うのかということを調整中という状況でございます。 ○田島 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いしたいと思います。  質疑は報告順に行いたいと思います。  まず初めに、資料番号15番からお願いいたします。 ◆清水 委員 交付決定団体のキャンドルナイトinふるさとのはまべという事業名で、団体がふるさとのはまべを輝かせる会、代表者が実行委員長、伊東氏で、交付決定100万円という事業があるのですが、これはどういった内容なのか教えてください。 ◎吉川 観光課長 今、代表の方と事業名については、委員おっしゃるとおりでございます。10月13日に実施予定ということで聞いております。ワークショップで灯籠やキャンドルをつくりまして、それを会場公園内に並べ、その風景を楽しんでいただくという事業でございます。区民の方々がみずからつくった灯籠ということで、それを海に浮かべると、水に浮かべて楽しんでいただくというものを主にしてございます。 ◆清水 委員 団体のふるさとのはまべを輝かせる会というのは、どういう会なのでしょうか。この団体は絶えず活動されている団体でしょうか。団体の名前を、私は今日ここで初めて聞いたので、ちょっと教えてください。 ◎吉川 観光課長 従来からの継続という部分は、私どもも聞いておりません。今回の灯籠をつくるということで、実行委員会を構成されたと。ただし、灯籠づくりにつきましては、主催者は実績があって、様々な場面において灯籠のほうを流していると私どもは確認してございます。 ◆清水 委員 実行委員長は、町会長でいらっしゃいますか。 ◎吉川 観光課長 実行委員長につきましては、町名を申し上げてよろしければ大森中の会長でございます。また、大森西地区の自治会連合会の前会長とお聞きしてございます。 ◆清水 委員 ふるさとの浜辺公園で様々な催し物をやったときには、やはり周辺の、たしか何年か前に花火の事業があったときに、近くの団地の皆さんが驚いたというお話がありましたけれども、10月13日ということですが、こういう催し物をやると、たしかふるさとの浜辺公園は、夜間は自由に出入りできないようになっていたと思うのですが、周辺の皆様へのご周知だとか、団体がそういう周辺の住民の皆さんに配慮していただくことは区のほうがお話をされているのか、教えてください。 ◎吉川 観光課長 何年か前の花火につきましては、周辺の皆様、そして関係される皆様に多大なご迷惑をおかけしたと、私ども認識してございます。それ以降、所管である都市基盤整備部と事前の打ち合わせをさせていただいて、私どもから主催者に、また、都市基盤整備部のほうから主催者にと、両方の面から打ち合わせさせていただいて、迷惑をかけない、そして公園のルールにのっとって実施していただくものとお約束させていただいてございます。 ◆清水 委員 実行委員会があって、事業の計画書もきちんと提出されておられるということですから、心配はないとは思いますけれども、夜間ですし、水辺に入ったりしますので、事故のないようにお願いして、楽しい事業にしていただきたいと思います。  それと、次のところの追加募集ということで、ものづくりの区内の工場や店、店舗等で実施する事業で産業観光の推進に資する場合に、こういった事業に補助金を出すということで、公募をするとなっていますけれども、店舗、作業所、工場は理解できるのですけれども、自宅等ということで自宅を入れたというのはどういった意味でしょうか。 ◎吉川 観光課長 対象とする事業所が自宅兼工場という場合も非常に多くございます。工場といって想像されるイメージのほうと、実際の作業場の面積等によって、または設備によって、私ども区分けをしないで、いかに観光の方を受け入れていただくかということで自宅等にしておりますけれども、作業場ということで捉えていただければと存じます。 ◆清水 委員 つまり、イのところで、黒ぽちが三つ並んでいる製造工程等を公開する、それからものづくりの体験ができる、展示品を公開すると、この三つが重大だということで、そこが自宅兼工場でも、これにかなっていればいいという意味ですね。わかりました。  それと、例えばどのぐらいの時間をかけるのかとか、そういったものも何もなく募集すると。それで、その中で区が判断するということでしょうか。例えば半日とか、1時間とか、そういうものもないのですね。 ◎吉川 観光課長 委員のご質問は、見学の際の時間枠があるかという話だと思います。これまで多くの国々、または国内の修学旅行生などにご覧いただいて、それぞれのおいでいただく方のご都合によって時間のほうは変わってきます。5分で通り過ぎていくというのはなかなかないかと思いますので、工場を案内する必要な時間というものをご案内いただけると考えてございます。 ◆清水 委員 余計な心配かもしれませんけれども、補助金をお出ししているということがありますので、ある程度の規格の標準みたいなものがあったほうがいいのかなと心配して質問をしているのですけれども、製造工程の複雑なところと単純なところと、それでもここを見たいというご希望があれば、それに応えるという形で区民に協力してもらうということは大変いいことだと思うのですけれども、ちょっとある程度の規格みたいなのがあるのかなと思っています。で聞いたのですが、もう受け入れる方のある程度の裁量を認めて補助金を出すということで、今の段階ではよろしいでしょうか。 ◎吉川 観光課長 ある程度、見学のほうを誘導できるような基準なり枠というものも、時によっては必要になるかと思いますが、工場の作業内容によっても変わってくるかと思いますので。ただ、私どもがお願いしているのは、補助金を使う限りは受け入れをしてくださいと。そして、受け入れのときには、丁寧にご説明をしてくださいというのは再三申し上げております。それによっての所要時間は変わってくるかと思いますけれども、引き続き補助金を使った多くの企業が観光客、または地元の方を受け入れて、工場の操業のぐあいを、操業の状況を見ていただければと存じます。 ◆清水 委員 こういった公募をするのではなく、例えば、今、大田区の中学生が職場体験をしていて、そこで受け入れてくださっている、学校との連携も密であったり、信頼関係もできているような、そういう事業所や工場にお願いして、こういった観光事業を進めるという方法もありだなと思っているのですけれども。こういった工場の見学等、今、いろいろテレビでもニュースでもありますけれども、ただ有名なところを見る、日本だったらお寺を見たりとか、それだけではなく、体験型というのはすごくやりたいという海外の外国人、観光客の方が多いと聞いておりますので、かなりこれは要望にかなった事業になるのではないかなとも思っているのですけれども、このやり方について公募をするのか、区のほうからこういう事業所をお願いするのかという方法をとらなかったのはなぜでしょうか。 ◎吉川 観光課長 応募につきましては、私ども工業団体等を通じまして、できるだけ多くの皆様にご覧いただくために、こういう補助金もございますのでお使いくださいという話を再三申し上げております。また、学校関係につきましては、私ども、どこの工場を見たらよいのかという問い合わせもいただいておりますので、この補助金で受入環境が整っているところをご紹介させていただいております。例えば蒲田小学校、北糀谷小学校は再三にわたりご見学もいただいてございます。今後もそのように問い合わせがあった場合に、補助金または工業団体のほうからご紹介を受けた工場、または作業所をご紹介してまいりたいと考えてございます。 ◆清水 委員 今のご説明で、ただ公募で待っているだけでなく、区のほうからも積極的にこういう事業があるのでやっていただけないでしょうかという手だてもとっているということでしたので、よかったなと思います。待っているだけではなく、区のほうがたくさんの財産を持っていると思いますので、それを産業経済部や学校関係など、今までの大事な財産がいっぱいあると思いますので、それを使ってこういった事業をより深めていただきたいと思います。
     公募の事業の予算というか、何者ぐらい予定をしているのか、最後に教えてください。 ◎吉川 観光課長 産業観光受入の補助金につきましては、今年度500万円の枠をいただいてございます。第1回と第2回の募集をいたしまして、現在119万8,200円の交付決定をしてございますので、残りが380万円ほどございます。一枠が50万円でございますので、7件、あるいは8件、全てが50万円という限度額を申請してくるわけではございませんので、限度額に沿って私どものほう審査をさせていただければと考えてございます。 ◆大森 委員 既に交付決定をしたという最初の報告のふるさとのはまべなのですけれども、もう伊東会長は、よく存じ上げている隣のまちの町会長で、日ごろから梅屋敷でおつき合いしている会長でありますが、あまりふる浜の水だとか環境のことについては、恐らくご存じないのではないかなと思っているのです。あそこの水質は、大腸菌がいっぱいいて、海水浴はだめだという、入ってはだめですよという注意喚起をする看板がずっとあそこのところの管理事務所の脇に立ててあっても、若い親御さんたちは子どもを結構浮き輪で遊ばせている人がいて、まずいでしょうと思うのだけれども、あまり注意する人がいなかったりとかするという今のふる浜の環境で、これをやるということの中での大田区としてふる浜で水の中に入っていったりとか、何かすることが懸念されるなと思うのですけれども、そういったことについては、これを受けたときにどういったお話をして交付決定をしているのか。また、あと私は目では見ているのだけれども、自分であまり灯籠流しはやったことないのだけれども、あれは最終的に流すのでしょう。  (「多分流さないです」と呼ぶ者あり) ◆大森 委員 流さないの。でも、浮かべたらばどこかに行くよね、多分。でもあそこ、滞留水域だからどこかに流れていって、どこかで回収するということにはなかなかならないのかなと思うのだけれども、私は後始末がよくわかっていないのだけれども、どうやって後始末しているのかなということをちょっと素朴に疑問に思ったのだけれども、それは大体どうなるということをちゃんと把握しながら交付決定したということなのですか。ちょっと教えてもらえますか。 ◎吉川 観光課長 まず、公園を使うときのルールについては、これは再三申し上げております。先ほどの騒音の問題もありますし、水に入ってはいけない、危険なところに立ち入らないというのは、私どもからも、公園を所管する都市基盤整備部からも言っていただいてございます。なので、それを確認しながら、どの場所を使ってイベントを行うのかというのも審査の対象でございますので、そこは確認をさせていただいております。  灯籠流しでございますが、9月7日に勝海舟記念館をオープンさせていただきましたけれども、そのときも灯籠を洗足池に流す話がございました。一旦浮かべて、ある時間を経て、すぐにボートまたは網で回収をさせていただきます。景色がいいのですけれども、景観がよくなりますが、それは時間がたつとごみになりますので、それは回収させていただいております。なお、今回の灯籠につきましては、火気の使用の制限がございますので、果たしてろうそくを使っていいのか、それともLEDで現在販売されておりますので、それを使うのか、最終の調整をさせていただいてございます。当日までに調整をして、皆様方に楽しんでいただければと存じます。 ◆大森 委員 わかりました。問題が起こらないように対応してもらえればいいなと思います。  先ほど、清水委員からいろいろ追加募集のことで質問あったのですけれども、これ私は説明を最初に聞いたときに、もう、もともと大田観光協会が取り組んでいたオープンファクトリーの内容に対して、まちの工場の見学体験だとかということについて受けてくれるところに対しては補助金を出すみたいな、要は、かぶっているような受けとめ方をしたのですけれども、観光協会のオープンファクトリーの関係の事業とは、どのようなすみ分けをしているのですか。 ◎吉川 観光課長 オープンファクトリーで皆様にご覧いただく工場につきましても、私ども、この補助金を使っていないところにつきましては、大田観光協会または工業団体を通じて、こういう制度がございますので、ぜひご活用くださいという話をしてございます。それで、全てが重なっているわけではございませんで、オープンファクトリーでも補助金を使わなくても、観光客を受け入れる体制が整っているところは現在ございます。そのように聞いております。 ◆大森 委員 わかりました。 ◆広川 委員 二つ。にぎわいを創出する事業は、すごくいろいろな補助金を出しながらやっていらっしゃって、頑張ってもいろいろな苦情が出たりしていて、痛しかゆしで大変だなと思うのですけれども、補助金の交付の内容、3分の2となっておりますけれども、使える範囲はどのように決められているのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 資金使途のご質問かと思います。申請の段階でも、それを私どものほうは説明を申し上げております。補助対象経費としまして、事業周知に要する経費や会場の設営費、出演料、講演料、そして先ほどの産業観光受入につきましては、印刷製本費や広告宣伝費、施設整備費、最近の施設整備費はほとんどヘルメットの購入などが多いのですが、そういうものにお使いいただくと。使えないものといたしまして、事業の人件費など、飲食費、会議費については除外としてございます。 ◆広川 委員 水辺のほうは、今おっしゃったように、例えば灯籠みたいな流したときの回収とか、そういったこともきちんと経費に入れていただいて、ご自分たちでちゃんと回収をし、処分をするところまで責任を持ってやっていただくということだと思うのですけれども、補助を確定する、要するに実績でやるのか、はなからこの金額でもう使い切ってしまってくださいというやり方なのか、ちょっと教えていただけます。 ◎吉川 観光課長 まず後片づけにつきましては、これも再三申し上げております。公園を原状復帰いただくというのが条件でございます。そして、補助金の確定の段階でございますが、まず事業の開始前に、私ども概算払いとして100万円なりをお渡しし、事業清算後に全ての関係する領収書などを確認させていただいております。提出をいただいて、そこが補助金を支給した額に満たない場合については、その差額についてご返還いただくという要綱をつくらせていただいております。 ◆広川 委員 例えばにぎわいなので、周知したときにどのぐらいの人が来ればにぎわいと認めるとか、何かそういうのはあるのですか。 ◎吉川 観光課長 水辺のにぎわい事業につきましては、1事業について3,000人の集客を義務づけてございます。これが何日間行ってトータルでも構いませんが、補助金をこれだけ費やしてございますので、それだけの集客が条件としてございます。 ◆広川 委員 なかなか難しい問題で、やはり3,000人の方とか、いろいろな集客を目指して補助金を出していただく、本当に難しいと思います、例えば夜に3,000人がふる浜に集まれば、当然騒音という問題も出てくるかと思います。そういった苦情が出なかったら、果たしてそれだけ集まったのかということも逆に見てとれるのかなと。本当に申しわけない、一生懸命頑張っていらっしゃるし、何とかにぎわせたいと思って補助金も投入されているかと思いますが、やはり補助金をつぎ込む、また、事業の目的等を加味しながら、にぎわいも必要ですけれども、やはりそういった補助金を投入する以上は、そういったこともきちんと精査をしていただく必要があるのかなと思いますので、今後、そういったことも見ていただくような何かを考えていただければなと思います。  あともう一つ、工場見学のほうですが、こういった補助金をもらった方などを紹介するような仕組みというのはあるのでしょうか。例えば工場見学したければ、ここが見られますよとホームページなどに見られるようになっているとか、そういったものはやってあるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 委員ご指摘の部分については、現在、私どもに欠けている部分でございます。先月にそういうお話を別のほうからいただきまして、これをホームページでどのぐらい公開して、観光客の誘客につなげるかというのを現在検討させていただいてございます。また、その検討結果が出ましたら、ホームページなどでご報告を申し上げたいと思います。 ◆広川 委員 観光の部分もそうですけれども、私の地域でも都外の修学旅行の生徒を受け入れている工場などもございます。やはり、そういったこともあろうかと、特にその地域がものづくりの地域だったりすると、大田区のものづくりが見たいなどということもあるようなので、やはりそういった面からも連絡の取りやすいというか、見学のしやすい仕組みづくりというのをつくっていただくことも大事かなと思いますし、あと工場の方にご迷惑になり過ぎない、お仕事に差しさわり過ぎるということもあろうかと思いますので、やはりそういったことも踏まえて連携をとりながら、そういった情報の周知というものにも取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆黒沼 委員 領収書の場合、だめなものがあるという報告なのですけれども、例えば飲食費などがうっかりして入っていて、返金した例などあるのかどうかが一つと、3,000人集まらない場合に、満たなかったということでそのときどうしたかということなど、事例で今まであるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 領収書につきましては、飲食費が入っているのでそれをはじいたというのは、今までないかと思います。領収書につきましては要件がございます。当然、首票金額も必要ですし、発行者というものが、私どもがお店でお金を払ったときにもらう領収書というもの、その要件が整わないものについては全て取り直しをお願いしてございます。  また、3,000人のほうですけれども、なかなか3,000人のカウントというのが難しいという話もありますが、3,000人が条件でございますので、何日間かのイベントでそれに達しないという報告があった場合には、それをもう一度主催者に確認をとって、領収書を突き合わせながら、最後の精算額を決めさせていただいてございます。 ○田島 委員長 では、資料15番はよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島 委員長 では、次に、16番のほうをお願いいたします。 ◆庄嶋 委員 今回出ているのは大田区・川崎市観光まちづくり連携事業ということなのですが、2本あるうちの工場見学バスツアーのほうの、ちょっと狙いを確認させていただきたいのですが。2日間違うコースでやるのですけれども、これはやった結果として実施事業の委託は旅行会社が受けているのかなと思うのですが、内容がよければ旅行会社が自主的にまた事業として行っていくものなのか、それとも、本当に純粋に大田区・川崎市の産業観光の魅力を知ってもらおうということで、2日間に関してとにかくやるものなのか、やった結果がどういうことにつながるかというところをちょっと教えてください。 ◎吉川 観光課長 ルートの狙いと見所、ルールの狙いの部分かと思います。川崎市との連携で、それぞれの地元のよさを区民の皆様、市民の皆様にわかっていただくために始めさせていただく事業でございます。効率よく、短距離で回っていただいて、それぞれのよさのコンテンツというものを取り上げさせていただいております。川崎の工場夜景につきましては、はとバスが約7,000円でツアーを組んでいるように、非常に人気がございます。そこの部分を大田区としては利用させていただいて、大田区のオープンファクトリーなどもご覧いただいて、その後に人気の高い夜景を見ていただく、またはJALの整備工場も6か月先まで予約がいっぱいでございます。そこをやっととれましたので、JALの工場を見ていただいて、大田区にもこういうところがあるのだと、そしてもう一つは、皆様に人気の工場夜景へとお連れして、とにかく1か所以上は大田区のものを入れて、区内のよさをわかっていただいて、はとバスがツアーを組むほどの人気のある工場夜景にお連れして、またはそれぞれの市区のおいしいものを召し上がっていただくということを考えてございます。 ◆庄嶋 委員 ということは、逆に言うと、ここに出てくるうちのJALの機体整備工場とか、あとは川崎の工場夜景とか、この辺はもうある意味営業ベースに既に乗っているところで、そこに加えてオープンファクトリーとか、大田区ならではの魅力を加えていくという狙いということでよろしいでしょうか。 ◎吉川 観光課長 委員のおっしゃる部分がございまして、大田区内の観光コンテンツではまだ開発されていない部分があって、これは、私ども観光課のほうの責任でございますが、そこのよさをバスツアーで回っているうちにご紹介申し上げて、できるだけ多くの皆さんにわかっていただこうという意図で始めさせていただいてございます。川崎市からも半分の負担金をいただいてございますので、大田区だけ回るわけにもいかず、川崎市のほうへ連れていきますけれども、参加をいただいた方は、大田区内をバスで走っていただこうと考えてございます。 ◆庄嶋 委員 オープンファクトリー、その拠点になっている、くりらぼ多摩川なんかは、過去に多分、ちょっとホームページで見ていたら、平成25年度にも、この大田区・川崎市という枠組みではなくて、産業観光のモニターツアーとかをやられていて、そこでも組み込まれていたかと思うのですけれども。オープンファクトリーという形になると、時期がある意味限定されてしまうわけなのかなと思ったりするのですけれども、ともかくそういう魅力があることを、今回、募集人数というか、定員が45名ということですが、大田区、そして、川崎市、つまり、地元に住んでいる皆さんに、とにかくそういったことを知ってもらうということでよろしいですか。対象という意味でも、地元の方々が知るということでよろしいでしょうか。一応確認させてください。 ◎吉川 観光課長 オープンファクトリーでございますが、大田観光協会が主体となって進めさせていただく事業でございます。毎年11月、または、12月に行わせていただいております。多くの方に来場いただいておりますが、まだまだ知られていない部分もございますので、このツアーを使って、こういうものを行っている、こういう工場が操業している、それで、近隣の皆様への理解を深められるようにと進めさせていただいているものでございます。 ◆庄嶋 委員 ということは、やはり参加される方は今回、45人ということなので、その参加された方々が、特にオープンファクトリーなんかだと限定された時期に行うものですから、その後の情報発信とか、周りに影響させていくというのが重要だと思うので、そのあたり、参加された方々にどういうことでご協力を、この後していただくとか、情報発信などの面も含めて、そのあたりというのは何か考えられていますか。 ◎吉川 観光課長 委員のおっしゃる部分について、参加をいただいた方にアンケートはとっておりますけれども、外部への発信、お友達への情報提供など、私ども、まだ検討してございませんので、今後、考えていく必要を考えてございます。 ◆庄嶋 委員 今、いろいろと、例えば、このケースではないですけれども、自分のまちの魅力を外国のある特定の国の観光客を増やすためにということで、そういうモニターツアーなんかを組んだりして、やはりそこで参加された方々に情報をどんどん発信していただいて、それをまた次の集客につなげていくという流れがあるので、そういう意味では、今、SNS等での情報の発信力というものは、それぞれすごいですので、そういったところもしっかり組み込んで実施していただけるといいかなと思います。 ◆清水 委員 私もこのバスツアーについて、ちょっと伺いたいのですけれども、たしか昨年は、羽田空港&川崎工場夜景クルーズということで、参加者が253人という事業が今回、このバスツアーになったということでよろしいのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 30年度につきましては、羽田空港&川崎工場夜景クルーズをふるさとの浜辺、または川崎の港を使いながらやらせていただきました。合計253人の参加をいただいてございます。毎年その夜景クルーズ、船ということでは、なかなかお客様が固定しますので、今回は、先ほど申し上げたとおり、区内を走っていただく、バスで通っていただくということを念頭にバスツアーを企画させていただいてございます。 ◆清水 委員 今、庄嶋委員へのご答弁を聞いて、とにかくクルーズだと海の上ですから、大田区内を通らないということが、出発は大田区内ですけれども、そういった意味では、本当に今回、新たな取り組みとして大変おもしろいなと思いました。  それで、ちょっと気になるのは、この定員45名はすぐ埋まってしまうのではないかなと思いますので、もうちょっとあってもいいのかななんて思うのと。それと、この料金5,500円なのですが、本当にこの5,500円は、税込みと書いてありますけれども、先ほど、はとバスは7,000円だという話がありましたけれども、やはりこれは、区の自治体間広域連携の推進ということで予算が入っていて行うということですので、その辺についても一言、広報するときに、区が支援しているということでこの値段だということがわかると。  でも、そうしたらもっともっとたくさん、きっと来てしまうのではないかな。インスタ映えとか今流行っているみたいで、工場夜景の写真を撮るのをすごく若い人たちがやっているというのをニュースで見たことがありまして、きっと殺到するだろうなと、私はひそかに思っているのですが、広報の仕方はこれからどのようにしていくのかということなのですが、今、庄嶋委員がおっしゃったように、区としては、区民の皆さんに、大田区の住んでよしのほうのところをアピールしたいのか、外国人観光客、二言語でやるということですから、そういった方たちを対象にするのか。区民の皆さんが同じバスに乗って、いろいろな外国の方と交流するのも、これもまたすてきだろうなと思いつつも、区として、対象は、ちょっと先ほどはあまりはっきりとわからなかったのですが、区民向けと考えるのか、国内外の観光客と考えるのか、両方なのか、もう一度教えてください。 ◎吉川 観光課長 外国の方、国内外と区分けはしてございませんが、区報を使わせていただきますので、できるだけ多くの区民の皆様にご参加をいただければとも思ってございます。 ◆清水 委員 その応募が始まったときに、かなり殺到するのではないかと思うのですけれども、ちょっと教えていただきたいのですが、どうやって、電話とか、インターネットとか、そういうので申し込みをするのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 この川崎との連携事業では、旅行会社に委託をしてございます。昨年のクルーズを企画した会社と同じでございますが、そこのウェブサイトに、一定の時間に受け付けを開始しますので、ウェブサイトと電話で申し込みをいただくことになってございます。昨年のクルーズのときも、すぐに売れる時間帯もありましたし、なかなか売れない時間帯もございましたので、今回どうなるかわかりませんが、旅行サイトのほうで十分な受け入れ態勢を持って臨みたいと考えてございます。 ◆清水 委員 より区民にも参加していただきたいということになると、そういうウェブサイトとか、インターネットとかとちょっと違う世界にいらっしゃる、そういう手だてがない方もいらっしゃると、一歩違いで残念でしたということにならないように、より多くの方が、参加したい方が参加できるようにご配慮をお願いします。 ◆広川 委員 このツアーは、例えば大田観光協会の方が随行されるとか、そういうことはあるのですか。 ◎吉川 観光課長 随行は、川崎市、大田区の実行委員会の担当職員は随行させていただきますが、特に観光協会からということではなくて、実行委員会に観光協会は入ってございますので、その職員が出る場合もございます。 ◆広川 委員 ちょっと先ほどの庄嶋委員のお話も伺いながら思ったのですけれども、せっかくこうやってツアーを区が少しお金も出してやるのであれば、見ていらっしゃる、特に大田区のオープンファクトリーとか、そういったところを、先ほど清水委員も言われましたインスタ映えとありましたけれども、アピールできるものをご本人たちが苦手でいらっしゃれば、そういった撮影をして、観光協会のホームページなりにアップをさせていただきたいという許可をいただいて、魅力を発信する方法というのも付加してもいいのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょう。 ◎吉川 観光課長 よかった体験などの発信という部分でございます。今の部分につきましては、主催する観光協会と話をしながら、多くの皆さんに拡散できる方策を考えてまいりたいと思います。 ○田島 委員長 では、次に、17番をお願いします。 ◆大森 委員 36回を迎えるということで、この区民スポーツまつりなのですけれども、大分前になりますけれども、当時の担当課長がもういなくなっているのですけれども。何をそのときに議場で言ったかというと、36年前のスポーツまつり、天野区長のときです。これは、18連合地域を網羅した中で、大田区体育館に一堂に集まっていただいて、連合地域の中でのいろいろな競技を、要は綱引きなのですけれども、それをやりながら盛り上げたと。  そして、間にいろいろなプログラムを入れて、大田区体育館をまず拠点でやって、梅屋敷公園で餅つきをやったりとか、東蒲小学校をサブ会場でやったというのを、ずっと10年ちょっとやっていたのではないかなと思うのですよ。  それで、やはり大田区体育館に来ること自体が、調布地区の人たちが地域性で大変だと、参加しづらいということで、エリアを広げようということになって広げて、それが今、現状は使える施設を、学校であるとか、文化センターであるとか、いろいろなところに展開しているというのは大分なるかなと思うのですけれども。要は、大田区スポーツ協会に参加競技団体が40数団体あって、それらの団体が、かなりそこに団体単位の競技でもってプログラムに参加しているというところが見受けられるのですよね。それで、何がそこで行われているかというと、その競技団体の参加チームのような、会員ですか、そういう人たちがそこに集まってやっているところが見受けられるということで、一般のこの大田区民のスポーツまつりという中では、一般の区民の方たち、親御さんたちが来て、よくご存じの方は、子どもを連れて、この種目のところに行こうとかということで、複数のところに行かれることもあろうかなと思うのですけれども。どうもやはり関係者だけでもってその一つの会場を盛り上げて、それで、何か例年のごとくこのスポーツまつりを盛り上げている感じになってしまっているというのは、すごく気になっておりまして、それで、見直す時期に来たのではないかということを、当時、課長と議場で話をしたことがあるのですけれども、終わった後、またちょっと個人的に話をして、実のところ、やはり分散してしまっていることの把握のしづらさ等があるので、やはり見直しということも、本当は視野に入れないといけないかなと、実のところ思っていますと言われたことを、今日、久々にこういったものを見て、ちょっと思い出したのですけれども。  そういったことを踏まえましても、今、何かアンケートであるとか、来た方たちがどういう、今やあちこちに分散してしまっているものについての捉え方だとかということを集約を図りながら、今後、大田区内にある各施設を有効活用していく上で、また、それが、立地条件もよくて集まりやすいとか、いつもいつも同じところで同じことをやっているというのが、今やもう何年も続いてしまっているので、それが、果たしてスポーツ協会にお任せしているところの意味合いとしてどうなのかなと、私はずっと疑問に思っていたのですけれども。今年度もこれに取り組むということの中でのそういったことについての取り組み方というのは、所管として何か考えていることはあるのですか。 ◎堀 スポーツ推進課長 委員お話しのように、36回という歴史を持っております。ですので、今、連盟の方たちが、いろいろな工夫をして競技人口を増やそうという取り組みもやっているところが見受けられますが、仲間だけが集まって騒いでいると見受けられるところは、工夫をしていく必要があるのかなと思っております。  あちこちの会場で実施することによって、複数の会場に足を運んでいただいて、ご自身が、こんな種目だと関心が高まるとか、興味が持てるというものを体験して選んでいただくいい機会にはなっているかなと考えております。  また、今回、ラグビーの協会が新たに大田区スポーツ協会に加入をいたしまして、このワールドカップの大会を踏まえて、子どもたちにラグビー教室を実施するという内容も盛り込まれております。  それから、地域の自治会・町会のほうの会場数も、オリンピック・パラリンピックの気運がありまして、3会場増えております。今年はこのような形をとりまして、ぜひ来年に向けたオリンピックパラリンピック競技大会の気運もありますので、皆さんでこの事業を盛り上げていただいて、ぜひ会場に足を運んでいただきたいと考えております。 ○田島 委員長 では、18番、お願いします。 ◆渡司 委員 ホッケー会場の件なのですけれども、私も行かせていただいて、とても実感としてわくわくするものを感じることができたのですけれども、いろいろなウェブサイトとかでは、メインピッチ、サブピッチという言い方をしていますが、今回、ここにサウスピッチと書いてありますが、正式にはどういう呼び方になっていくのかというところと。大田区としては、サブと言われると何かちょっとむかっとなったりだとか、あと、それから、大井ホッケー競技場になっているので、何とか大田区をにおわせたいというか、そういう気持ちがあるのですけれども、その辺はいかがですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 まず、メイン、サブという言い方が今、ノース、サウスという言い方に変わってきているというところなのですけれども、施設の建設の段階では、メインピッチ、サブピッチという表記をずっと、東京都のほうがこの施設を建設しているので使っていたのですけれども、いわゆる競技のチケットの販売等、そういった関係で、かなり詳細な内容が詰まってきた中では、今、このノースピッチ、サウスピッチという言い方に大会運営側でも、切りかわってきているという状況にあります。  これに合わせて、大田区としても、ホッケー場の表記については、大田区側はサウスピッチ、品川区側はノースピッチという表記に全部統一をしていこうと考えておりますので、ホームページ等もそういった表記にしていきたいと思います。  また、大田区というのをどうにかにおわせられないかというところなのですが、思いとしては私も同じように思ってはいるのですけれども、正式なところでは、やはりこの施設名称を決めるのは施設の管理者である東京都ということになっておりますので、なかなかちょっと正式にそこを入れるのは難しいかなと思っております。  区がPRする中では、当然、大田区の区内開催競技だということで、基本的には、必ずそういう表現をつけながらホッケーについてはPRをしていますので、そういった中で認知度を上げていければと考えております。 ◆渡司 委員 私も、狭い心は捨てて、広い都民として盛り上げていくように、しっかり思っているのですけれども、すみません。  特に、今回参加させていただいて、ホッケーのおもしろさですとかユニフォームのかわいらしさだったりをすごく感じたのですけれども、さくらジャパンとサムライジャパンと、女子と男子を呼んでいるということもちょっと新鮮だったのですが、大田区として、ホッケーのそういうところを独自に盛り上げていく手法というか、お考えとかはどんな感じでしょう。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 日本代表の盛り上げについてなのですけれども、まず、ホームページ等で活躍の様子をご紹介したりということもやらせていただいております。  また、10月6日には、男子のサムライジャパンにご協力をいただいて、大田区、品川区が共催で、ホッケーと、あと、かけっこの体験教室というのも、今、開催を予定しております。そういった取り組みを通じて、実際に選手と触れ合えるような、そういった事業ということも進めておりますので、そういった中で認知度を高めていければいいなとは考えております。 ◆黒沼 委員 私も参加させていただいて、時速150キロと言ったもので、すごいスピードで球がぶつかっていく、恐くてできないと思ったのですが、とてもよかったのと。芝生が構造的にすごく組み立てられていて、やはり技術的にすごいのだなと思ったのですが、この青という、人間工学的に、目の疲れという意味では、グリーンとブルーの関係で、何か情報があれば、なぜこれが使われたのかという。これから、このブルーになっていく流れなのか、これだけちょっとお願いします。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 芝生の色についてですけれども、過去は、やはり緑色というのがスタンダードではあったのですけれども、最近では、公式な国際競技等をやる会場については、ほとんどがこの青い色に変わってきております。聞いている中では、やはりボールが、非常にあの色だと、白いボールの色が非常に映えるということで、どうもテレビ放映とか、そういったところで非常に見やすくなるということもあって、こういう色にしているという話を聞いております。 ○田島 委員長 では、次に、19番。 ◆大森 委員 先ほど、課長の説明で、JR蒲田駅周辺の回遊につなげるというお話があったのですけれども、もともと私は地元の人間として、大蒲田祭のほうは従来からずっとそこで活動してきている人間でありますので、町会長が集まって水をまいてみたり、打ち水大会をやってみたりとかというのは、もともとあれはやっていなかったのですけれども、あそこの場所でレスラーを連れてきて、特設のリングをつくってみてと、いろいろな取り組みをしていたわけなのです。  ここ近年は打ち水大会ということで、各町会長が集まって、あそこでやっているというのが現状なのですが、やはりどうも見ていると、例年のにぎわいの人混みの様子からすると、回遊という言葉を使われましたけれども、東口にしてみれば、従来、そこに足をとめていただいている人たちが西口に流れたということで、東口のほうの来場者が少し引っ張られたという印象を持っている方たちが結構おいでになったようで、私にも、半分ちょっと苦情のような、嫌みのような言い方をされたことも、当日ありましたのですけれども。今後の問題として、これをまたカウントダウンイベントということで今回やったということで、次年度以降、これをこの8月の第1週というのは、東口は、祭りはもう従来からずっと何十年もやってきているのですよ。そこに、大蒲田祭が加わったというのが、区庁舎が蒲田に入ってきて、それから大蒲田祭になっているので、その歴史的なことを考えると、このたびのイベントについてのあり方はどのように捉えているのか。1万2,000人が集まって非常に盛り上がったというのは大変結構だったのだけれども、一方では、そういうことがあったということもあるのですよ。  だから、本当は、もう少し東西が自由に負担なく行き来できる地域・環境が整っていれば、割合と行き来しやすければいいのだけれども、なかなか1回おりてしまうと、向こうへ行ってしまうと、なかなかこちらへ戻ってくるのもしんどいなというのもあるし、そういうことの中で、ちょっと聞いておかないといけないと思ったので、ちょっと答弁があったらお願いします。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 委員お話しのようなご意見があるということは、私も認識をしております。我々としては、お客様を東口から西口へということではなく、両方をうまく回っていただくことで、蒲田全体をにぎあわせたいという趣旨で同じ日にちということで取り組みをさせていただきました。結果として、うまくそのように機能しなかった部分が出てしまったのだとしたら、これは反省点になるのかなと思っております。  それで、実際、来年度については、8月の1週目というのが、もう既に、オリンピックの開催期間中に入ってまいりますので、その期間は、オリパラのほうのイベントを蒲田駅の周辺で開催するという予定は、今ございません。ですので、大蒲田祭については、通常、例年どおりの形で開催をしていただけるのかなとは考えております。  また同じ形でぶつかるようなことがある場合は、事前にきちんとご相談をさせていただいて、より連携が図れるようなやり方等、そういったこともご相談をさせていただければと思っております。  ただ、このオリンピックの期間中については、オリパラのイベントといたしまして、大田区総合体育館のほうでコミュニティーライブサイトという、試合を観戦したり、ステージイベントをやったりというイベントというのは、今、計画をしておりますので、そちらのほうも内容等が固まってまいりましたら、またご報告をさせていただきたいと考えております。 ◆大森 委員 来年のことを少し聞けたので、よかったと思います。  やはり蒲田の東西は、特に西口の広場、これから東口をまた再編していくという中で、また同じようにイベント性を持たせることのでき得る広場をこれから構築するということの中では、一つの材料を提示したのかなと思うのです。あのように集まって、それで、東でもまた違ったイベントをやっているということで、集まった方たちはいろいろな楽しみ方をこのまちでできる。また、そこに来訪者も多くいてくれるという中では、やはり一つのまちの売りの材料にもなるかなと思います。これが大きなにぎわいになるのであれば、来て、楽しみをまたいろいろと味わっていただくということが非常に好ましいかなと思うのです。  オリンピックの開催期間中、今回のイベントはできないという話は、それはそれまでで、時期をまたずらすと、駅前でいろいろな事業展開をしていることもあるので、そこら辺においてのまたこれからの創意工夫は、ぜひともちょっと考えていっていただければありがたいなと思います。よろしくお願いします。 ◆広川 委員 もうカウントダウンイベントは、この後どのくらい、このままずっとイベント方式でオリンピックに向けて気運を醸成していくのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今後のカウントダウンイベントの予定なのですけれども、今考えているのは、200日前というのが、年明けになるのですけれども、そのタイミングで一度、そういったイベントという形をとりたいとは思っているのですが、こちらについて、今回やったようなイベントではなくて、もうちょっと違った趣向でできないかと考えてはいるのですが、まだこちらは計画中ということなので、詳細については、また後ほど、ご報告をさせていただければと思います。 ◆広川 委員 1年前、ちょうど同じ時期にイベントをやってみたということで、やはりオリンピックの時期の暑さだったり、人が集まることの大変さは、まだまだ本番ほどではないかもしれませんが、様々今回、経験というか、またデータも集められたかと思います。  ただ、世間の関心は、やはり近くなってからのほうが当然盛り上がるのでしょうけれども、ただ、今後の持っていき方としては、やはり本番に向けてどういった、具体的に暑い中でイベントを行うということに向けた盛り上げ方というのも必要なのかなと思いました。  一つは、先ほどホッケーのところで、やはり暑さ対策というのは本当に大きいなというのを感じました。それで、今までは、暑いとうちわという感覚だったのですが、特に今年は、小さいミニ扇風機を持っている方がすごく増えて、私もちょっと使っている方のをお借りしてみたら、すごく効果があるので、便乗商法というわけでもないのですけれども、はねぴょんをつけたそういうのを販売するとか、オリンピックを盛り上げるような、例えば、楽しく観戦するとか、会場には行かないけれども、こういう楽しい応援の仕方もあるよとか、そういった形で盛り上げていく中で、ちゃっかりそういうものを入れて、大田区のいろいろなものづくりの方なんかのアイデアもいただきながら、せっかくお土産100選とかもやっているので、そういったところにもつなげられるような多面的な盛り上げ方というのも、プロデュースしていただいてもいいのではないかなと感じておりますけれども、どうでしょう、その辺。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 全く想像していなかったようなご提案をいただきました。ありがとうございます。確かにそういった、ぜひ、オリンピックを機会に、より区のPRにつながったり、実際にそれが区民の方が楽しんでもらえるようなものにつなげていけたらいいなと思いますので、そういった視点も持って、今後の事業について考えていきたいと思います。 ◆広川 委員 今、ブランディングというのがすごく重視されている世の中になっておりますので、できれば、そういったところにお金をかけるのはいいことなのではないかなと。効果が見られるものであれば、長い目で見て、レガシーという意味で、かけるところにはかけて、よりいいものをつくっていただければと私は思っております。これは要望です。 ◆庄嶋 委員 アクションデーの当日、私も少し見学させていただきまして、ちょうどこのうちわも、そのときにいただきました。うちわをくれたのは、ウエルカムボランティアの方々で、私も知り合いの方がちょっといたもので、ウエルカムボランティアの初めての実地ですみたいなことをおっしゃっていて、非常にいいなと思っておりました。  そのときに、言語対応というのですか、多言語対応ということで、ちょうどこのうちわとかプログラムをもらいに来られる方の中に外国人の方もいらっしゃって、日本にお住まいの方だったりするので、実際は日本語でもやりとりできるのですけれども、あえてテスト的にウエルカムボランティアの方が、通訳アプリですか、それを持っていたので、それがどれくらい通じるかというのを、その場で、ちょっとわざと、ネパールの方だったのですけれどもしゃべっていただいて、ここに出たのは合っていますかとか、やっていたのですけれども。その通訳アプリの活用とかは、どんな感じでウエルカムボランティアの方々は行う方針になっているのかというのをちょっと教えてください。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 ボランティアにおける通訳アプリの活用ということなのですけれども、まずは、こういったアプリの存在があるということをボランティアの方々に知っていただくということで、研修を皆さんに実施しているのですが、その研修の中で、実は、このアプリについて紹介をさせていただいております。無料のアプリということで、積極的に活用しましょうという働きかけをしているという状況でございます。  また、こういった活動の場でも実際に使っていただいていますので、そういった中で、使い勝手なんかを高めていただければと思っております。  また、大会のときには、タブレットで案内をするということも、今、想定をして考えておりますので、そういったものと併用をしながら、よりいい案内ができればと考えているところでございます。 ◆庄嶋 委員 私もよく海外に行ったりするので、それこそ空港からバスに乗ろうとしたりするときに、中国なんかでも、英語で声をかけると、向こうがちょっとわからない場合は、すぐにぱっとスマホを出されて、それで、ここに日本語でしゃべってくださいとか言われるので、そういう時代になってきたのだなと思います。その件はありがとうございます。  それで、実際、今回、実地研修の最初だったと伺ったのですけれども、本当のオリンピック・パラリンピックの期間中になると、どの場面でこのウエルカムボランティアの方々が具体的に活躍されるのかというあたり、先ほどのちょっとホッケーの話ともつながっていくのですけれども、教えてください。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 大会期間中のボランティアの活動場所ということになってくるかと思うのですけれども、区として考えているエリアといたしましては、JRの蒲田駅、大森駅と京急蒲田駅の周辺での活動というのを考えております。こちらが観光分野のボランティアの活動場所ということになりますので、そういったところで、こういったアプリというのが主に活躍するのかなと考えております。  また、一方、スポーツ分野のボランティアというのもいらっしゃいまして、こちらの方々は、ブラジルの事前キャンプの練習会場等で活動していただくことになっております。こちらの中でも、ポルトガル語でのやりとりということもあり得ますので、こういったアプリを使っていただくということは、十分考えられるのかなと考えております。 ○田島 委員長 では、続きまして、20番。 ◆小峰 委員 協定の締結のことで、平成29年の6月に覚書を締結して、そして、その後に交渉を重ねて、協定の締結に至ったというお話、その中に、全選手が積極的に区民交流に参加したという一文がありまして、この区民交流の大きさというか、一助になったのかなとは感じているところなのですが、以前も、この委員会でその交流の内容などは教えていただいたと思うのですが、もう一度教えてください。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 昨年、ハンドボールでの合宿での交流の内容についてなのですけれども、まずは、ブラジル代表と日本代表が親善試合を行っておりまして、そちらの試合を区民の方々に無料で観戦をしていただいているということ。また、その試合の終わった後ですが、区内のハンドボールをやっている中学生、高校生にこのブラジルのコーチが競技指導をやったということも行っております。
     また、選手たちが手分けをして、区内の小・中学校、四つの学校なのですけれども、訪問をしていただきまして、子どもたちとの触れ合いということで、一緒に給食を食べたり、ハンドボールやドッチボール、あるいはレクリエーションをしたりということで触れ合っていただいたりという活動を行っております。 ◆小峰 委員 その小・中・高生の子ども、児童・生徒たちが、テレビでしか見られない世界の選手、一流選手と触れ合うという、一生に一度あるかないかという大きな機会が、それがもう目に見えない振動となって、お互いの交流、深いところで交流ができたのだなということを、それが奥にあって進んでいくというところでは、大変にオリンピック・パラリンピックを日本で迎えられることの大きさを、そういう角度からでも感じるところでございます。  今回、あえてその練習を公開してくださるということで、1年を切っている段階ですので、かなり大変なスケジュールの中、空けていただいていると思うのですけれども、そこに関して、2時間半、事前申し込みなしで誰でもどうぞという状況なのですが、小・中・高校生に対する周知というのはされていらっしゃるのでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 小・中・高校生への周知ということなのですけれども、まずは、実際にバレーボールを活動しているお子さんをメインに考えておりまして、区内にある都立高校、それから、区立の中学校、大体の学校に部活があります、バレー部がありますので、そういったところにはご案内をさせていただいております。また、小学校については、学校単位ということではなく、小学生が活動しているチームというのがありまして、そちらの代表の方々にご案内をさせていただいております。 ◆小峰 委員 その反応などがわかれば教えてください。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 反応としては、高校に関しては、非常に好意的な反応が返ってきておりまして、学校の部員全員で見に行きますと言っていただいている学校も複数ございます。  中学校については、今、時間もない中で書面で送らせていただいておりますので、なかなか反応が見えていないところではあるのですが、期末試験のようなものと重なったりとか、大会の直前の追い込みの時期で、練習優先になってしまうかもみたいなお話をいただいたりはしているという状況でございます。 ◆小峰 委員 その上で、終わってから写真撮影会があったりというところでは、選手との交流ということで参加された方たちが、またそこで大きな交流ができて、オリンピックでは声援を送っていくという、この締結をされたラ・ポルタ副会長が、大田区のサポートは欠かせないため、これからも関係を深めていきたいというところでは、大きな意味のあるところかなと思います。  その上で、もう一歩深い交流ができたらどうかなという提案なのですが、来ていただいた高校生の方にボランティアを募って、当日の会場の運営などにもあたっていただけるということなどを考えてみたりしているのですけれども、いかがでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 確かにご提案いただいたように、バレーボールを通じて、非常に興味・関心が高い高校生のお子さんに協力をいただけるというのは、非常に双方にとってメリットがあるのかなと思います。今、高校生ボランティアというのも募集をさせていただいている最中でございますので、そういったところに応募していただけるような働きかけというのを取り組んでいきたいと思います。 ◆小峰 委員 先ほどのお話で、スポーツ関係ボランティアの方もいらっしゃるということでしたので、その大人との交流というのも、教育的な意味でも、とても意義のあることかなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○田島 委員長 では、質疑は以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛て、継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田島 委員長 では、そのようにさせていただきます。  最後に、次回の委員会日程について確認いたします。次回は、10月16日、水曜日、午前9時から開会し、所管事務報告などを行った後、森ケ崎公園及び大田区青少年交流センターへの視察を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田島 委員長 では、そのようにさせていただきます。  以上で、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を閉会いたします。                午前11時42分閉会...