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  1. 大田区議会 2019-07-16
    令和 1年 7月  交通臨海部活性化特別委員会-07月16日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年 7月  交通臨海部活性化特別委員会-07月16日-01号令和 1年 7月  交通臨海部活性化特別委員会 令和元年7月16日                午前10時00分開会 ○犬伏 委員長 ただいまから、交通臨海部活性化特別委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者説明をお願いいたします。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 私からは、3件報告させていただきます。  まず、京急線の加算運賃について報告いたします。資料番号5をご覧ください。  京浜急行電鉄は、先月27日付けで、京急線の加算運賃状況について公表をいたしました。加算運賃は、平成10年11月18日の羽田空港国内線ターミナル駅開業時から、天空橋駅から羽田空港国内線ターミナル駅間に、170円の加算運賃を徴収しているものでございます。平成30年度末における回収状況は、ご覧のとおり約82%となってございます。詳細につきましては、次ページをご覧いただきたいと思います。  こちらが公表された内容でございまして、回収率としましては、中段ちょっと上です、81.8%となってございます。次ページをご覧いただきますと、過去5年間の推移が確認できます。  上の表の一番下のところに、年度末の累計額による回収率の動きが記載されてございます。ここで言いますと、平成29年度が76.3%、平成30年度は81.8%と約5.5%上昇しております。  前のページにお戻りいただけますでしょうか。こちらの中段に書いてございますが、京急電鉄は10月1日に加算運賃引き下げを実施いたします。こちらについては、去る2月27日の交通臨海部活性化特別委員会報告しております。  引き続きまして、大田区の駅別年間乗降人員平成30年度分について報告をいたします。資料6番をご覧ください。  こちらに会社名別駅ごとに、左から乗車人員降車人員乗降人員合計を1,000人単位で書いてございます。その隣に、1日平均の人数を1名単位で記載をしてございます。次のページをご覧いただきたいと思います。  こちらに過去5年間及び平成21年度の1日平均乗降人員推移を書いてございます。平成30年度平成21年度変化について、一番右側のところに載せてございます。このように変化をしております。  続きまして、3件目、令和年度エイトライナー促進協議会理事会総会について、ご報告いたします。資料番号8をご覧ください。  エイトライナー促進協議会会長から協議会委員宛てに、令和年度エイトライナー促進協議会理事会総会についての文書でございます。エイトライナー促進協議会については、平成28年4月の交通政策審議会答申第198号におきまして、地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクトに位置づけられてございます。この答申において、事業計画整備方針課題として挙げられておりまして、これらの課題解決に向けて、今年度については昨年度からの調査・研究を継続する予定としてございます。  昨年度要綱を改正いたしまして、理事会総会については、答申における課題解決に向けて重要な一定の方向性を得られる年に開催することとしており、今年度開催をいたしませんという内容になってございます。  今年度の取扱いについては、こちらに書いてございます、昨年度改正した要綱の第4条第4項及び第5条第3項に基づき、幹事会における議決理事会総会における議決とみなされます。会員の皆様には、7月26日開催幹事会での議決後に、議案書を送付いたします。
     続きまして、次ページ要綱を書いてございます。こちらをご覧ください。  エイトライナー促進協議会設置要綱でございまして、左側、中段より少し下の黄色く着色してある部分をご覧ください。こちらが第4条4項で、会長が必要と認めた場合は、総会議決事項を第5条に定める理事会における議決事項とし、理事会議決をもって総会議決とみなすことができるというものでございまして、そのさらに下に、第5条でございます。会長が必要と認めた場合は、前項で規定する理事会議決事項を、幹事会における議決事項とすると。幹事会議決をもって、理事会議決とみなすことができるとなってございます。  次のページをご覧ください。その上にも着色してございまして、第6条でございます。総会及び理事会は、会長が招集するということになってございます。  次のページをご覧いただきたいと思います。この要綱改正については、昨年の7月25日の総会議決されたものでございます。次のページに、今後についてを書いてございます。平成30年度から今年度にかけて、既往調査等を含めた実態調査を行いまして、その調査結果を踏まえて、次年度以降に適宜開催をする予定でございます。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 私のほうからは、1点ご報告がございます。資料ナンバー7番、下丸子1・2号踏切の抜本的な対策についてをご覧ください。  こちらは、下丸子1号・2号の今後の対策方法についての検討をした内容でございます。上段をご覧ください。下丸子号踏切は、現在、歩行者ボトルネック踏切指定されております。下丸子号踏切は、自動車ボトルネック踏切指定されております。これら指定を受けて、平成29年1月に踏切道改良促進法により、抜本的な対策が必要な踏切指定をされてございます。この28年度、いわゆる29年1月は28年度でございますので、28年度から5か年以内に抜本的な対策を実施するか、抜本的な対策計画を策定する義務づけが、今されているという状態でございます。その抜本的な対策として、今区として考えられる三つの形式を、ここに示してございます。  ①歩行者横断施設②下丸子駅舎橋上駅舎化③下丸子付近鉄道立体化、この三つでございます。  下の概略図の下、対策方法をご覧ください。①歩行者横断施設についての対策方法としては、下丸子号踏切立体横断施設歩行者跨線橋または駅構内跨線橋)を設置するものでございます。  ②下丸子駅の橋上駅舎化でございます。下丸子駅を橋上駅舎化するとともに、自由通路の併設をするというものでございます。  ③下丸子付近立体化でございます。鉄道立体化し、下丸子1号・2号踏切を除却するものでございます。  対策効果でございます。①歩行者横断施設でございますが、こちらにつきましては、下丸子号踏切横断歩行者が削減できる。しかしながら、課題をご覧ください。横断施設導入スペースの確保が必要、また、全ての歩行者横断施設を利用するとは限らず、歩行者ボトルネック踏切は解消されない。また、下丸子号踏切自動車ボトルネック踏切は解消されない。こちらにつきましては、1号しかいじらないからでございます。  ②下丸子駅の橋上化につきましては、駅利用者に係る踏切横断がなくなり、歩行者ボトルネック踏切は解消されます。課題としては、①番と同様、駅舎部昇降施設整備のための周辺用地取得が必要。また、下丸子号踏切は、橋上化したとしても、踏切は除却できない。また、①と同様、下丸子号踏切自動車ボトルネック踏切は解消されないでございます。  ③下丸子付近立体化でございますが、こちらは踏切除却により自動車ボトルネック踏切及び歩行者ボトルネック踏切は解消されます。しかしながら、課題として、下丸子1号・2号踏切につきましては、東京都の鉄道立体化検討対象区間優先20路線には含まれていないということ。または、立体化するためには、駅前広場整備など駅周辺まちづくり計画が必要となります。  対策効果でございますが、ここには書いてございませんが、下丸子1号・2号以外にも、鵜の木3号の踏切も除却できるということの効果があるというところでございます。 ○犬伏 委員長 それでは、ただいまの報告に対する質疑をお願いいたします。 ◆菅谷 委員 資料5番、加算運賃について質問いたします。今年2月27日の本委員会報告もあったということですけれども、今170円のこの加算運賃が、10月1日からどのように変化するのか教えてください。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 現行の170円から50円になります。120円引き下げになります。 ◆菅谷 委員 それが最終的な到達なのか、それとも、この81.8%が何年に100%になるのかというめどもあると思うのですけれども、その将来の推計というか、その辺については、ご存じだったら教えてください。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 現時点、10月1日での引き下げが120円引き下げで、50円となります。なお、今、約82%でございますので、今後も回収をしていくという形になるかと思います。 ◆菅谷 委員 では、加算の50円はずっと引き継いで、例えば100%になった場合でも、それは続くということなのでしょうか。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 こちらの資料にもございますとおり、今後については、回収状況を勘案しながら、適時・適切に鉄道会社検討をしていくと書いてございます。 ◆菅谷 委員 この委員会にもかかわると思うのですけど、加算運賃引き下げろと決議を出しましたよね。その要求自体は、もう少しもっと引き下げろということをまだずっと継続するのか、一定程度評価はしてということになるのか、その辺はどうですか。 ◎齋藤 まちづくり推進部長 加算運賃につきましては、区としては引き下げではなくて、最終的には廃止、これを求めてございます。これは議会も同じだと思っております。今回、経過措置ということで引き下げになりましたけども、あくまで廃止を求めていくと、この姿勢に変わりはございません。 ◆野呂 委員 120円の引き下げということですけど、たしかこの空港線は、特定運賃というのがあったかと思うのですけれど、20円から30円の、その分は廃止になりますよね、たしか。そうすると、実質的には120円ではなくて、30円引いて90円、90円の引き下げなのではないですか、これはどうなっていますか。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 加算運賃引き下げとなりますけども委員おっしゃるとおり、特定運賃については、今現在、空港線で適用されているものについては廃止となります。  したがって、おっしゃるとおりでございます。 ◆野呂 委員 これまでの特定運賃が20円から30円、駅と駅の間をもとに設定されていたので、その廃止分を引いて90円、それでも大きいと思うのですけれども京王線とか、これまでいろいろなところで加算運賃引き下げをやってきて、10月には消費税の引き上げもあるので、それとあわせてということだと思うのですけれどもあと浜松町のモノレールとの競合という形で、どれだけお客さんを確保するかという、京急の大きな狙いがあったのかなと思うのですけれど。  あと一つ、ここで京急蒲田駅の総合改善事業駅総のことが書いてあり、多額追加投資を行って、アクセス機能を向上してきたということですけれども。この駅総について、大田区も補助金を出してきていたのですよね、たしか。これは、そうして運営してきていたかと思うのですけれども。これは京急だけの持ち出しでなくて、国も東京都も大田区も補助金を負担していたかなと思うので、その辺はどうですか。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 京急蒲田駅の総合改善事業駅総につきましても、区として支出をしてございます。 ◆野呂 委員 これは多額追加投資を行いと書いていたので、当初120億円ぐらいだったと思うのですけど、それをプラスアルファして追加したということなのですか、ちょっと私の記憶が定かではなくなってきているのですけども。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 こちらの京急資料ですと、当社負担分約70億円など多額追加投資ということで、この京急分投資について、このような書き方になっているかと思います。 ◆野呂 委員 資料7番について、結局、①、②、③という形で三つの案が示されましたけれども、この歩行者自動車ボトルネック踏切を解消するためには、③の案でなければ、同時に解消できないということですよね。ちなみに、今あの周辺というのは、マルシェは今度ダイソーになったのかな。この間まで仮設みたいなプレハブマルシェが、最近ダイソーになって。あそこというのは、堅固の建物を建ててはいけない場所なのですか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 あそこの土地につきましては、地主と、あそこを借りているのが東急電鉄が借りているということで、その両者の間のお話し合いで建てているものでございますので、私が、どういう建物を建てているかという話は、把握はしてございません。 ◆野呂 委員 何かずっとプレハブっぽい建物ができていたので、いつか壊すことを前提にしているのかなと思いながら、ずっと見てきたのですけれども。  あともう一つ、この周辺用地取得が必要だと、②だと。これは、どの程度の面積の取得が必要ということで試算しているのですか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 すみません、この用地取得につきましては、エレベーターもしくはエスカレーター及び階段をつくるための用地でございまして。その大きさにつきましては、まだ把握という、そこまでは試算してございません。しかしながら用地が必要だということだけは、確定しているというところでございます。 ◆野呂 委員 この③鉄道立体化ということで、鵜の木踏切についても解消されるということですけれども。これが一番便利になる、解消されるので。だけど経費としては、これが一番かかるということなのでしょうか、大体試算として。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 経費につきましては、今委員がおっしゃるとおり、③番が一番かかるというところでございます。  しかしながら、③番で行えば、立体化につきましては、都市計画交付金等々の対象があるということを考えますと、ある程度支出は抑えられるのではないかと、いわゆる京急連立と同じ考えが持てると考えてございます。 ◆野呂 委員 今、都市計画交付金というお話がありましたけれども、あまり詳しくないので、もし認められたら、金額ということよりも内訳というか割合とか、これはどの程度交付されるということなのでしょうか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 都市計画交付金につきましては、地方負担分の、区が負担する分の25%が都市計画交付金になると、その残りは財調の対象になりますので、基本的には、区が負担する分につきましては、ある程度回収はできるのではないかと考えてございます。 ◆荒尾 委員 同じく、7番なのですけれども。③の鉄道立体化のところで、課題東京都の鉄道立体化検討対象区間に含まれていないと書いてあるのですけれども。これ含まれていないというのは、東京都からの補助とかというのが得られないということになるのでしょうか、ちょっとそれがわからないので、すみません、教えてください。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 こちらにつきましては20路線ということでございますが、東京都が優先的にやる路線を20指定しているというところでございます。そうしますと、いわゆる京急蒲田京急連続立体は、この立体化優先20路線に含まれていた事実がございます。よって、そうしますと、都施工での施工になるということが大前提ということになります。  しかしながら、優先20路線に含まれていないとなってございますので、都施工による施工がなかなか難しいのではないかというところでございます。 ◆荒尾 委員 この優先20区間というのは、都の施工ということになるというご説明だったのですけれども。そうなると、この立体化をやりますよとなったときには、どこの施工という、大田区の施工ということになるのでしょうか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 今までの立体化施工につきましては、都施工、もしくは区施工の2種類があります。今、都施工がなかなか難しいという発言をさせていただきましたので、残るは区施工しかないというところでございます。 ◆荒尾 委員 わかりました。あと立体化のためには、まちづくり計画が必要ということなのですけれども都市づくりビジョンに示された下丸子周辺都市整備ということ、これが基本になる計画ということでいいのですよね、一応確認で。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 おっしゃるとおり、都市づくりビジョン基本的な考え方になると考えてございます。 ◆荒尾 委員 あと鵜の木号踏切までも、踏切解消できるということなのですけれども。そうなると、今の3両しかとまらない電車だけではなく、もうちょっと何両もとまるホームがつくられるのかなと思うのですけれども。これが実現することで、何両ぐらいの電車がとまるようになるのかというのは、わかりますか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 鵜の木号踏切がなぜ立体化ができるかと言いますと、鵜の木3号と下丸子1号の間では、勾配がとれず立体化ができないということで、鵜の木3号を含めた、鵜の木3号とその前の踏切の間での勾配確保で、こちらが解消できるということでございます。  よって、停車ホームがどうなるこうなるという問題ではございません。 ◆野呂 委員 今の鉄道立体化検討対象区間優先20区間には含まれていないと。これを東京都が決定した時期というのは、いつですか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 踏切対策基本方針というのが、平成16年6月に東京都が公表してございます。その中に含まれているというところでございます。 ◆野呂 委員 その中に、この東急が入ってなくて、それでその対策検討対象区間として、幾つかを指定していますよね。この間、請願が出ていたので、沼部のことが。その中に多摩川線多摩川から沼部のことについて、東京都が立体化以外の対策の、でも検討すべき区間として多摩川線が。下丸子武蔵新田多摩川沼部というのを挙げていて、立体化ではないけれど踏切について改善を求めているのかなと思ったのですが、これは違うのですか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 立体化、抜本的な対策以外に緊急的な対策ということで、カラー舗装だったり、ビデオだったりつけているということで、対策は済んでいる。東京都にしましても、下丸子号踏切につきましては、対策は完了しているという意向でございます。 ◆高山 委員 では私も、この資料7番についてちょっと質問させていただきますけれども①番②番③番、案を示していただいてますけれども。一番上に下丸子号踏切・2号踏切指定されて、抜本的な対策が必要であると。①、②、③と示していただいて、それで課題の中に①番②番は、下丸子号踏切ボトルネックは解消されないと書いてあるので。そうすると、③番しかないのかなと考えているという理解でよろしいのでしょうか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 私どもとしては、③番以外に考えられないと考えてございます。 ◆高山 委員 あと、これ平成29年1月に踏切道改良促進法指定されて、もう2年以上たって。私も、その間、議会でも何度か質問をさせていただいているのですけれども。それが、委員会で、なぜこのタイミングでの報告になったのかというのは、いかがでしょう。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 こちらにつきましては、昨年度から私どものほうで調査検討委託開始をさせていただいてございます。その結果として、こういう状態が出てきたので、お示しさせていただいたというところでございます。 ◆高山 委員 今後、必要に応じて対策をする、あるいは対策の方法を報告するということが、義務づけられているわけですけれども。今後の流れとして、どのようなスケジュールで進めていく予定なのか、ちょっと教えていただけますか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 私どもとしては、引き続き、この検討をするとともに、学識経験者を交えた勉強会をやって、ある程度立体化につきまして、深度化を深めたいと考えてございます。  また、それが終わった後、こちらの示しているとおり、駅前広場など駅周辺まちづくり計画が必要となってございますので、地域の方々を交えた協議会も立ち上げなくてはいけないと考えているというところでございます。 ◎齋藤 新空港線まちづくり調整準備室長 この問題は非常に複雑な背景がございまして、今申し上げたように、東京都は優先の20区間に含めていない。一方で、国では29年1月に踏切道改良促進法による指定をしているのです。この辺の乖離がございます。  我々、東京都に対して交渉している中でも、こういう問題がありますので、それを訴えてきてはいるのですけども、なかなか例えば踏切下丸子号踏切は都道なのですけども、もう完了しているという認識でございます。そういうところで対応に苦慮しているところでございますが、ここでやはり区としての考え方をしっかり持っていないと、これはなかなか交渉を突破することは難しいということで、まちづくりとセットでやろうといったことで今があるという、こういう状況でございます。 ◆高山 委員 国と東京都と大分温度差が違う中での、この対策ということで、すごく難しいというか、そういうところも考慮していかなくてはいけないというところもあると思います。  いずれにしても、駅の形を少し変えるということになると、人の流れなども変わったりして、そこを利用する人、住んでいる人たちにとっても大きな影響のある、本当に先ほど部長がおっしゃった、まちづくりにつながってくることだと思いますので、地域の皆さんの意見なども聞きながら、よりよいまちづくりを進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○犬伏 委員長 要望でよろしいですか。 ◆高山 委員 はい。 ◆野呂 委員 地元なので、区民の皆様から様々なご意見をいただきますので。まず、こういったことは、本当に丁寧にご説明をしていただきたいなと思うのです。先般、たまたまちょうど連合町会の中でお会いになった町会長が、いろいろなお話を丁寧ということで、もちろんご説明にも伺ってくださっているかと思うのですけれども。やはり、一体どれぐらいかかるのかということとか、どういう構図になるのかということが、地元で一番わかっていないとと。進めていいものやら、やめなくてはいけないものやら、皆さん非常に悩みながら受けとめています。  私自身、今この立体化お話で、高架もあるし、地下もあるということですよね、どちらか、例えば、新空港線の特急が通ったときに、これが立体化されると、沼部とうちの地元矢口は、そのまま踏切が残るという形なのですよね、鵜の木下丸子も解消されるということは。それで特急が通っていったときに、地下に例えば矢口渡から地下に入ったときに、矢口渡から蒲田までのこれまでの路線というのは、そのままなくなってしまうのですか、なくならずにそこ普通列車が通るのですか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 矢口渡から先につきましては、新空港線につきましては地下化させていただきますので、今言った3両編成につきましても、地下に入っていって、京急蒲田まで向かうというところでございます。 ◆野呂 委員 そして、この鵜の木下丸子も解消されると、そこも、もし仮に地下に入れば、あそこはずっと線路が地上には見えないで、地下を通って、ずっと行って、武蔵新田で、また地上に出て、矢口陸橋をまた上に超えて、また地下に入るという。矢口陸橋で、今地上を走っているので、上へ上がっているのです、第二京浜国道の上を。だから、もし仮に地下になったときは、鵜の木の手前で地下に入って、下丸子地下に入って、武蔵新田地上に上がって、矢口陸橋で高架化して、今高架ですから、また矢口渡、非常に起伏に富んだ形になるのですね。  もし本当に予算がどうにかなって本当にできるのだったら、全部地下にしたほうが、本当は地元にとっては。残るのは、二つなのです、沼部武蔵新田だけなのです。そういう課題も。だからこそ地元は、うちは全然そのままだ、特急の通過を待たなくてはいけないという、そういう声もある中で、この新空港線を見てきましたので。踏切の解消は、本当にしなくてはいけないと私も思います。私自身、車に乗っていたり、下丸子の駅を使うたびに、何分何分遮断機がしょっちゅうおりたり、上がったり。駅員が朝からどなるのです、すごい怒号なのです。こんなにどなっていいのかと思うぐらい、えっという感じで。皆さんも、踏切が下がっても無視して走って電車に乗ろうとするので、もちろん安全のためにいたし方がないのですけれども、そういった状況が一日も早く改善されることは、地元民としては、とてもうれしいですけれど。やはり残った踏切というのは、一層何か課題があるかという、そんな気がしながら、ちょっと今聞かせていただきました。これは私の意見です。  とにかく地元に丁寧に説明町会長だけではなくて、区民プラザを借りるなりして、やはりこういうふうに考えているということを、区としてそういった計画はされていますでしょうか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 これらの計画につきましては、適時適切なタイミングで地域皆様のほうにご説明したいと考えてございますが、現段階での説明時期ということは、まだ明確には決めていないというところでございます。 ◆高山 委員 確認なのですけれども、今の野呂委員お話を聞いていて、ほかの駅も地下にみたいなふうにも聞こえたのですけれども。この対策をすることによって、例えば③番だとして、高架化、地下化、いろいろありますけれども。その場合に、鵜の木とか武蔵新田は変わらない、下丸子の駅だけ上に行くか下に行く。その際、下丸子の駅に近いこの鵜の木の3号踏切、それも一緒に対策はすることになるけれども、別に鵜の木の駅は変わらないと、私、理解しているのですけれども、あっていますでしょうか。 ◎山田 新空港線まちづくり調整準備担当課長 高山委員のおっしゃるとおり、あくまでも、今回は下丸子1号・2号踏切踏切道改良促進法指定されているというところでございますので、その両踏切を解消するためには、地下化、もしくは高架化をやるとなったときに、一番近い下丸子駅が解消されるというだけでございますので、鵜の木の駅、武蔵新田駅等が一緒に地下化されるということはございません。 ○犬伏 委員長 ほかにございますか。  (「なし」と呼ぶものあり) ○犬伏 委員長 それでは、理事者のほうから、何かほかにございますか。 ◎遠藤 公共交通企画担当課長 私から、資料はございません、口頭になりますけども、たまちゃんバスについて、ご報告いたします。  先月6月20日の交通臨海部活性化特別委員会におきまして、たまちゃんバスの今後についてご報告いたしました。その中で本格運行への移行と消費税増税に伴う運賃改定について、検討会議で過半数の承認が必要と説明をいたしました。この検討会議が7月9日、火曜日に開催されまして、本格運行の移行と運賃改定について承認されましたので、ご報告いたします。 ○犬伏 委員長 ただいまの件について、ご質問はありますでしょうか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会の日程ですが、8月は理事者のほうから報告案件がない見込みとのことですので、次回は9月に開催をしたいと思います。年間想定表ですと、第3回定例会中の9月20日、金曜日、午前10時からとなりますが、これでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ◆荒尾 委員 報告案件がないということだったのですけども、何かしら動きとかあれば、8月に開く可能性はあるということですか。 ○犬伏 委員長 そうですね、はい。案件が生じれば、必要に応じて招集ということで、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 それでは、そのようにさせていただきたいと思います。  それでは、次回の委員会は、特に案件が生じなければ9月20日、金曜日、午前10時から開会といたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、交通臨海部活性化特別委員会を閉会いたします。                午前10時39分閉会...