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  1. 大田区議会 2019-05-29
    令和 1年 第1回 臨時会-05月29日-02号


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    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年 第1回 臨時会-05月29日-02号令和 1年 第1回 臨時会 令和元年第1回臨時会 大田区議会会議録 第6号 5月29日(水曜日)  出席議員(50名)   1 番 田中一吉       2 番 松原秀典       3 番 高瀬三徳   4 番 岸田哲治       5 番 大森昭彦       6 番 塩野目正樹   7 番 押見隆太       8 番 鈴木隆之       9 番 湯本良太郎   10 番 伊佐治 剛      11 番 深川幹祐       12 番 長野元祐   13 番 渡司 幸       14 番 高山雄一       15 番 海老澤圭介   16 番 松本洋之       17 番 岡元由美       18 番 勝亦 聡   19 番 広川恵美子      20 番 秋成 靖       21 番 玉川英俊   22 番 田村英樹       23 番 大橋武司       24 番 小峰由枝   25 番 椿 真一       26 番 田島和雄       27 番 末安広明   28 番 大竹辰治       29 番 清水菊美       30 番 黒沼良光   31 番 佐藤 伸       32 番 菅谷郁恵       33 番 福井亮二   34 番 荒尾大介       35 番 杉山公一       36 番 犬伏秀一   37 番 三沢清太郎      38 番 松原 元       39 番 須藤英児   40 番 植田智一       41 番 庄嶋孝広       42 番 小川あずさ   43 番 平野春望       44 番 野呂恵子       45 番 荒木秀樹   46 番 奈須利江       47 番 北澤潤子       48 番 馬橋靖世
      49 番 荻野 稔       50 番 奥本有里                ――――――――――――――――――――  出席説明員   区長            松原忠義    副区長           川野正博   副区長           清水耕次    企画経営部長        市野由香里   総務部長          玉川一二    危機管理室長        井上隆義   地域力推進部長       小泉貴一    観光・国際都市部長     木田早苗   スポーツ文化担当部長   町田達彦    区民部長          浜口和彦   産業経済部長        飯嶋清市    福祉部長          今岡正道                         障がい者総合サポートセンター所長   福祉支援担当部長      西山正人                  青木 毅   健康政策部長        今井健太郎   保健所長          西田みちよ   こども家庭部長       水井 靖    まちづくり推進部長     齋藤浩一   都市開発担当部長      青木重樹    空港まちづくり本部長    白鳥信也   都市基盤整備部長      久保輝幸    環境清掃部長        落合邦男   会計管理者         近藤倫生    企画経営部企画課長     山田良司   企画経営部財政課長     梅崎修二    総務部総務課長       中澤 昇   教育長           小黒仁史    教育総務部長        後藤 清   教育総務部教育総務課長   森岡 剛                ――――――――――――――――――――  出席事務局職員   局長       鴨志田 隆        次長       三上浩史   議事担当係長   矢作研治         議事担当係長   枝川 航 議事日程第2号  令和元年5月29日  午後1時開議  第1   第33号議案 令和元年度大田一般会計補正予算(第1次)   第34号議案 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例   第35号議案 大田区積立基金条例の一部を改正する条例   第36号議案 大田区特別区税条例の一部を改正する条例   第37号議案 大田区立大森第七中学校校舎改築その他工事(Ⅰ期)請負契約について   第38号議案 大田区立大森第七中学校校舎改築その他電気設備工事(Ⅰ期)請負契約について   第39号議案 大田区立大森第七中学校校舎改築その他機械設備工事(Ⅰ期)請負契約について   第40号議案 大田区立大森第四小学校校舎棟番号⑦-1その他)取壊しその他工事請負契約について  第2   大田区選挙管理委員選挙  第3   大田区選挙管理委員補充員選挙  第4   東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について  第5   委員会継続調査要求                ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                     午後1時開議 ○塩野目 議長 ただいまから本日の会議を開きます。                ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○塩野目 議長 本日の日程に入ります。  日程第1を議題とします。                     〔鴨志田事務局長朗読〕 △日程第1  第33号議案 令和元年度大田一般会計補正予算(第1次) ほか7件(委員会審査報告)                ――――――――――――――――――――                   総務財政委員会審査報告書  本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので報告する。     令和元年5月29日   大田区議会議長 塩野目 正 樹  様                                総務財政委員長  松 原 秀 典                         記  ┌───────────────────────────────────────┬────────┐  │議  案  名                                │結 果     │  ├───────────────────────────────────────┼────────┤  │第33号議案 令和元年度大田一般会計補正予算(第1次)            │原案可決    │  │第34号議案 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例   │        │  │第35号議案 大田区積立基金条例の一部を改正する条例              │        │  │第36号議案 大田区特別区税条例の一部を改正する条例              │        │  │第37号議案 大田区立大森第七中学校校舎改築その他工事(Ⅰ期)請負契約について │        │  │第38号議案 大田区立大森第七中学校校舎改築その他電気設備工事(Ⅰ期)請負契約 │        │  │      について                             │        │  │第39号議案 大田区立大森第七中学校校舎改築その他機械設備工事(Ⅰ期)請負契約 │        │  │      について                             │        │  │第40号議案 大田区立大森第四小学校校舎棟番号⑦-1その他)取壊しその他工事 │        │  │      請負契約について                         │        │  └───────────────────────────────────────┴────────┘                ―――――――――――――――――――― ○塩野目 議長 総務財政委員長の報告を求めます。                  〔2番松原秀典議員登壇〕(拍手) ◎2番(松原秀典 議員) ただいま上程されました第33号議案 令和元年度大田一般会計補正予算(第1次)ほか7件につきまして、所管総務財政委員会における審査経過並びに結果のご報告を申し上げます。  初めに、第33号議案につきましては、先の5月23日と24日の2日間にわたり、連合審査会を開催し、審査を行いました。委員の皆様からのご意見やご要望に対し、区長をはじめ、理事者から補正予算案の考え方や各施策の説明を受け、有意義な質疑が行われました。  なお、連合審査会における審査内容につきましては、全議員が参加されておりましたので、報告を省略させていただきます。ご了承をお願いいたします。  その後、本委員会におきまして討論を行いましたところ、賛成、反対の態度がそれぞれ表明されました。  その際、反対の立場から、国は社会保障のためとの理由で消費税の増税を予定しており、区は増税を前提に予算計上しているが、子育て施策社会保障など、福祉費の予算に反映されていないとの意見がありました。  一方、賛成の立場から、風水害や地震災害などが発生した際の復旧には労力や経費を費やすことから、区には迅速な対応を可能とするための基金の設置を求めてきた。今後は、財政状況に配慮しつつ、基金への適切な積み増しを望む。今回の補正予算は、健康、防災、子育て、教育、まちづくりなど、必要な施策にバランスよく計上されている。24時間使用可能なAEDの設置拡大については、コンビニエンスストアで働く人への過度な負担とならないか、しっかりと判断して取り組むことを求める。小中学校等への大型冷風機の追加配備や中学校体育館等空調設備工事は、緊急性の高い事業である。中学校体育館への空調設備は、都の補助金などが使える3年間にできるだけ整備を進めていきたいとのことであるが、可能な限り速やかに対応してほしいとの意見・要望がありました。  以上の後、採決を行いましたところ、第33号議案 令和元年度大田一般会計補正予算(第1次)につきましては、賛成者多数で原案どおり決定いたしました。  次に、第34号議案から第40号議案までの7件について申し上げます。  まず、第34号議案 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、「体育協会」の名称を「スポーツ協会」に変更したことに合わせ、職員の派遣先団体の名称を変更するとのことであるが、区は体育をどのように捉えているのか伺いたいとの質疑に対し、体育には様々な意味合いがあり、いわゆる学校体育との概念にとらわれず、レクリエーションなどを含めた健康増進活動と考えている。これまでの学校教育の概念を変えるものではなく、幅広い感覚で体育を捉えているとの答弁がありました。  次に、第35号議案 大田区積立基金条例の一部を改正する条例について。本案は、災害直後から区の主導により迅速かつ地域に即した応急対策及び復旧等を実現するための基金創設とのことであるが、基金の使途に予防対策を含むのか伺いたいとの質疑に対し、災害時のみならず、平時における予防対策費としての活用も考えている。必要な平時の対策を充実することが突発的な対応への充実にもつながると考えているとの答弁がありました。  災害時の対策費等について、財政基金で積み立てた場合と今回のように防災対策基金で積み立てた場合の違いについて伺いたいとの質疑に対し、財政基金は年度間の財政調整や財源不足を補うものである。財政基金条例においても災害復旧インフラ整備等に充てられることになっているが、今回、防災対策基金を創設することで区民に対しても災害対策のための経費を明確に示すことができると考えているとの答弁がありました。  次に、第36号議案 大田区特別区税条例の一部を改正する条例について。国によるふるさと納税制度の見直しに伴う条例改正とのことであるが、区は今後ふるさと納税をどのように活用していく考えなのか伺いたいとの質疑に対し、区は、ふるさと納税について国の方針に基づき適切に行っている。しかし、ワンストップ納税制度が導入されて以来、区民の他自治体へのふるさと納税の増額影響により区税が他の自治体へ流出している状況にある。こうした状況を踏まえ、区の施策を十分にPRしていくことで、区民以外からのふるさと納税を区に受け入れる体制を今整えているところであるとの答弁がありました。  次に、第37号議案 大田区立大森第七中学校校舎改築その他工事(Ⅰ期)請負契約についてから第40号議案 大田区立大森第四小学校校舎棟番号⑦-1その他)取壊しその他工事請負契約についてに至る4件について。区の建築関係工事の入札の多くにおいて制限付き競争入札が行われているが、一般競争入札で行う考えはないのか伺いたいとの質疑に対し、区は、工種や規模等により区内事業者での施工が困難な案件、あるいはJV等を組んで技術力の向上を図ったほうがよい案件については、区外業者への開放を行っている。競争性を高める必要がある一方、区内の受注の機会を確保した上で区内産業を育成することも重要な考えだと認識している。現状としては制限付き一般競争入札を基本と考えるが、引き続き案件ごとに適切な入札方法を検討していきたいとの答弁がありました。  以上の後、討論を行いましたところ、第35号議案及び第36号議案について、反対、賛成の態度がそれぞれ表明されました。  その際、反対の立場から、第35号議案について、これまでの各種基金の創設に関しては、基金創設の根拠、方針や計画などが事前に示されてきたが、今回はそのような段階が踏まれておらず、提案が突発的と言わざるを得ない。第36号議案については、ふるさと納税仕組みそのものが住民税の一部とはいえ、財源が住民の意思によって全国の自治体に納税できる仕組み自体に問題があるとの意見がありました。  一方、賛成の立場から、第35号議案について、昨今、激甚化する大規模災害に備え、平常時の防災・減災の施策や発災直後の区主導による迅速な復旧活動に向け戦略的に対応するものであり、大変評価できる。災害の予防にも復興にも多額の財源が必要となる。今回の積立基金を拡大解釈せず、的確に活用することを求める。  第36号議案について、地方税法等の改正を伴うものであり、妥当であるとの意見・要望がありました。  次に、第34号議案及び第37号議案から第40号議案に至る5件については、全員賛成の態度表明がありました。  その際、第34号議案について、大田区スポーツ協会に派遣されている区職員が同協会で民間のすぐれた創意工夫等を学び、派遣が終了した後には区のスポーツ振興に寄与されることを望む。  第37号議案から第39号議案について、大規模工事の契約を区内企業が請け負うことになり、本区の経済活性化区内企業育成の観点も含め、非常に注目している。工事に際しては適切な執行と安全対策に努めてほしい。  第40号議案について、アスベスト除去工事に関しては、安全性を確保の上、臨むように求める。また、今回、レベル1での対応工事が含まれているが、公共施設だけでなく民間の建物においても同様の仕組みが早期に確立することを求めるとの意見・要望がありました。  以上の後、採決を行いましたところ、第35号議案及び第36号議案については、賛成者多数で原案どおり決定いたしました。  また、第34号議案及び第37号議案から第40号議案に至る5件の議案については、全員異議なく原案どおり決定いたしました。
     以上、所管総務財政委員会における審査経過並びに結果のご報告とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○塩野目 議長 討論に入ります。  本案については、野呂恵子議員黒沼良光議員奈須利江議員北澤潤子議員から通告がありますので、順次これを許します。  まず、44番野呂恵子議員。                  〔44番野呂恵子議員登壇〕(拍手) ◆44番(野呂恵子 議員) 大田区議会緑の党は、ただいま上程されました第33号議案に賛成、第35号議案に反対の立場から討論を行います。  まず初めに、昨日、登校時の子どもや保護者を襲ったあまりにむごい事件で犠牲になられたご遺族の方々に心よりお悔やみを申し上げるとともに、いまだ治療中の子どもたちの一日も早い回復をお祈り申し上げます。  このたびの第1次補正予算68億8872万2000円には、大規模災害に伴い、発災直後の応急対策及び復旧等を実現するための財源として防災対策基金50億円が計上されました。被災地では震災を契機に基金を設立した自治体があり、震災の教訓として応急的な措置ができる体制を整備しておりました。防災対策の基金50億円が計上された補正予算であり、賛成いたしますが、その他事業について若干意見を述べさせていただきます。  このたびの補正予算には、おおた観光魅力発信事業として国際都市おおたフェスティバルin「空の日」羽田のイベント開催予算、昨年と同様の2289万9000円が計上されました。大田区ではイベント開催が随所に見受けられますが、区民の抱える様々な課題の対処が一層重要となる昨今であり、イベント見直し等も求められます。特に「空の日」羽田について、今年3月の予算委員会で、ある委員から次のようなご質問がございました。「総務費の中で国際都市おおたフェスティバルin『空の日』羽田事業の2282万9000円余が廃止になっています。今回、この予算編成基本方針によってどのようなイベントが統合できたのかお答えください」。これに対して、「平成31年度予算編成基本方針におきましては、イベントの統合も含め、大田区全体を視野に入れた上で、部局間連携にこれまで以上に努め、類似・重複事業については連携や統合を図り、行政資源の有効活用を図ることとしております」とご答弁され、さらに、「区民目線に立ったイベントの統合について全庁に強く働きかけてまいります」とまとめておりました。「空の日」の事業は、例えばOTAふれあいフェスタなどの一つのブースにするなど工夫が可能と思っておりましたが、全く同額予算が計上されました。区民目線に立つという区のご主張を踏まえれば、2040年問題など、今後待ち受ける課題へ今から対処する計画や事業、住民の福祉を優先することを要望いたします。  また、10月の消費税増税を前提に低所得者・子育て世帯向けプレミアム付商品券事業9億円余が計上されましたが、所得の低い方ほど負担の大きい逆進性の強い消費税の増税が区民生活を一層厳しくし、プレミアム商品券をはるかに超える負担が続きます。消費税10%で家計負担増が2兆円と試算されておりますけれども、一方、大手企業には租税特別措置法による法人税の減税があり、例えば2014年度で総額2兆5600億円も減税されていたことなどを踏まえれば、自治体は区民を守るための事業を何よりも最優先して取り組んでいただきたいものです。  また、未婚のひとり親に対する臨時特別給付金支給経費1159万3000円が計上されましたが、国は事実婚か否かなど事細かな調査を大田区に求め、子どもを抱え懸命に働く未婚のひとり親の生活を理解しているのかと思わざるを得ません。ひとり親の置かれている状況を考慮すれば、大田区は今後、未婚のひとり親寡婦控除のみなし適用などを検討していただくよう要望させていただき、賛成討論といたします。  続いて、第36号議案 大田区特別区税条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。  このたびの改正には住宅借入金等特別税額控除の適用要件の緩和や期間の延長などの見直しも含まれ、これらには賛成ですけれども、ふるさと納税制度改正に賛成できず、反対いたします。  そもそも、ふるさと納税寄付金控除の特例であり、これを納税と呼ぶことは税の本質をゆがめると考えます。国は社会保障財源の確保のため消費税増税を推し進めるとしていますが、一方で所得税の一部がふるさと納税で目減りすることをなぜよしとするのでしょうか。2007年、大田区議会議員は全会一致でふるさと納税という新たな制度で東京富裕論に基づく税財政制度の見直しを行わないよう国に意見書を提出いたしましたが、大田区の住民税はふるさと納税により減少し、2016年度7億4000万円余から2018年度は約19億円余の減収など、安定的な住民サービスの維持を損ねる制度であることは明確です。  このたびの改正で返礼割合3割以下、さらに地場産品に限るなどの新制度は、自治体から総務省に申請して指定を受けなければ税制優遇は受けられません。また、高額返礼品を実施している4自治体を外す総務省の行為、地方交付税の権限を握る総務省の行為が果たして民主主義と言えるのか。また、実質負担額2000円を除いた全額が控除対象ふるさと納税高額所得者に対する一層の優遇というご指摘もあるように、税負担の公平性に反します。  この2月、世田谷区は2018年度税収が41億円も減収し、行政運営に支障をきたすと区長が記者会見しておりましたが、結局、自治体間で税を奪い合い、本来子育てや高齢者支援などに使えるはずの税が返礼品やふるさと納税の宣伝経費として支出されます。返礼品は本来国や自治体に入るはずの税ですが、条例の一部改正をしてふるさと納税を存続させることは課題の先送りであり、自治体の本来の機能を弱体化させます。いっそ寄付金の上限を設定するなど対策を講じなければ、住民税の減少に歯止めはかけられません。  一方、社会福祉法人公益法人では、寄付金控除は適用されるものの、自治体に優遇されている返礼品などがないため寄付が集まりにくくなっており、これまで地道に地域社会弱者支援に取り組んできた、そうして貢献してきた団体にとっても影響があるそうです。  ふるさとを応援したいという素朴な人間の思いと今住んでいる自治体への思いが寄付によって相反する結果となるような制度。そして、このたびの改正で地方自治とは何かと改めて考えさせられました。受益と負担という地方税の原則を逸脱し、自治体の競争をあおる制度へと加速させるこの制度を、ふるさとを応援したいという真っ当な形へ、そして公平、中立、簡素という税の3原則に立ち戻るために、自治体から、議会から声を上げていくことを求め、反対討論といたします。(拍手) ○塩野目 議長 次に、30番黒沼良光議員。                  〔30番黒沼良光議員登壇〕(拍手) ◆30番(黒沼良光 議員) 日本共産党大田区議団を代表して討論を行います。  日本共産党大田区議団は、第33号議案 2019年度大田一般会計補正予算に賛成です。  まず、プレミアム付商品券事業です。プレミアム付商品券事業は、低所得者、子育て世代を対象にしたと言いますが、消費税増税対策としてのものです。例えば2万円で2万5000円分の商品券が購入できるというものです。ふだん現金で買う分が商品券での購入に置きかわるだけで、消費拡大にはなりません。何よりも深刻な消費不況が続く中での消費税の増税が、プレミアム付商品券よりもはるかに負担が大きくなります。景気対策として増税分を全額使うと言いますが、そうであるならば、消費税増税をやらないことこそ真の対策であり、問題です。  しかし、評価する主な事業は、防災対策基金の創設、胃がん検診として新成人ピロリ菌検査、暑さ対策用大型冷風機の設置、中学校体育館等空調設備などです。なお、24時間使用可能なAED設置拡大については評価しますが、補正予算には設置料のみです。研修費や講習費など、従業員に負担がかからないよう支援を求めます。  第34号議案 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例は賛成です。  本条例は、「体育協会」を「スポーツ協会」に改める内容です。一言申し上げます。理事者提案理由説明にスポーツ基本法との関係がありませんでした。2011年、50年ぶりに改正されたスポーツ基本法に、スポーツは国民の権利とする初の規定が盛り込まれました。また、スポーツ団体に係る規定も国や地方公共団体と同等に置き、「スポーツ団体の責務」から「努力」になりました。スポーツは自由で主体的な姿勢が根源にあり、「責務」はふさわしくなく、スポーツ団体の自治が守られるべきという国際的に当然の考え方が盛り込まれました。この点について質問したところ、「その方向で取り組みます」旨が答弁されました。改めて一層スポーツ基本法の趣旨に則って取り組まれることを要望とします。  第35号議案 大田区積立基金条例の一部を改正する条例は、大田区積立基金条例防災対策基金を追加するものです。1992年に廃止された際に、当時、日本共産党大田区議団は存続を求め、また、阪神・淡路大震災時にも復活を求めてきました。日本共産党大田区議団としては大賛成です。予防にも復興にも多額の財源を必要とするからです。  この際、1点要望しておきます。東日本大震災以降、復興予算が被災地にはわずか5%、95%は被災地以外に使われ、大企業のリストラにまで復興予算が充てられました。今回の積立基金が目的を限定し、的確に活用されるよう要望しておきます。一部議員から、本基金により予算に占める福祉費の割合が下がるために反対ということについてですが、復興費などには福祉対策が多く含まれており、割合が下がっても福祉費が下がるのではありません。  第36号議案 大田区特別区税条例の一部改正は、ふるさと納税制度の見直しと住宅借入金等特別税額控除の見直しを行う内容です。特にふるさと納税については、出身地や応援したい自治体に寄付し、寄付した人は住んでいる自治体の住民税と国の所得税の控除を受けられる仕組みです。2008年度から始まり、2015年度から寄付先が自治体までなら確定申告が要らないワンストップ特例が導入されました。寄付金の使い道や返礼品については法令に規定がなく、自治体の判断に任されてきました。日本共産党は、ふるさと納税について、郷里への応援、被災地支援など、その効果を認めています。しかし、本来の趣旨を活かせるよう、自治体の高額な返礼品の弊害や富裕層優遇となるおそれがある点については改善の必要を指摘してまいりました。そして、慢性的な地方財源不足解消のためには、地方交付税の抜本的拡充を求めています。実際は趣旨を離れ、返礼品のよしあしによる寄付金集めという実態に終始し、当初の意義から大きく乖離しているという課題が生じていることがあります。その点で、今回、返礼品を寄付額の30%以下に規制し、寄付本来の目的に立ち返る上で今回の条例の一部改正は時宜に合ったものであり、賛成です。  以上で討論を終わります。(拍手) ○塩野目 議長 次に、46番奈須利江議員。                  〔46番奈須利江議員登壇〕(拍手) ◆46番(奈須利江 議員) フェアな民主主義、奈須利江です。  第33号議案、第35号議案、第36号議案に反対、第40号議案に賛成の立場から討論いたします。  第33号議案 2019年度(令和元年度)大田区一般会計補正予算(第1次)、第35号議案 大田区積立基金条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論いたします。  区長選挙後最初に行われる補正予算は、選挙前の区長が編成した当初予算に、当選した区長の政策、区長らしさを反映した、いわゆる肉づけ予算と言われています。新たな行政課題と当初予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための補正予算と説明されていますが、あわせて2019年度予算と見るべきでしょう。実際、プレミアム付商品券事業以外のほとんどが当初予算に計上できた内容です。  そこで、補正予算をあわせて総額で評価すると、防災対策基金を50億円も計上したこともあり、福祉費の割合は、当初予算で昨年度より減らした54.4%からさらに低い53.1%にまで落ち込むことになります。当初予算で福祉費割合を多めに見せながら、その直後の補正予算で大幅に福祉費割合を減らすのは、昨年度の臨時会での羽田空港跡地購入費165億円のときと同じです。これは、昨年度より75歳以上の後期高齢者割合が増えているなど、区民の状況からも問題ですが、さらに問題なのが、今年、国が社会保障のために消費税を増税すると言っている年だということです。私は消費税増税には反対です。  しかし、大田区は、物品購入や工事契約など、10月からの事業者への支払いについては消費税が10%に上がったことを前提に予算を立てているのです。事業者へは消費税増税分を支払うのに、どうして10月から消費税の負担が大きくなる区民の子育てや介護や障害福祉など、国が増税の理由としている社会保障のために税金を使おうとしないのでしょう。  大田区は、今回の補正予算消費税増税による低所得者や子育て世帯の不安を和らげ消費を喚起するためのプレミアム付商品券事業9億402万2000円を計上しています。全額国庫支出金の国の事業ですが、消費税増税により負担が増えるので、その負担を和らげる必要があることを国も大田区も認めているのです。  確かに消費税は翌年度に精算されるため、今年度、大田区への歳入は見込まれませんが、一方で、大田区は今回の補正予算で防災基金として50億円も積み立て、財政基金という使途の自由な貯金から、お金に色をつけ使途を防災に限定しています。今も区民の福祉サービスが足りないことを認めている大田区が、いつ起きるかわからない災害に備え50億円の基金で対応しようとしているのに、今ある区民の生活上の不安のための社会保障になぜ予算を使えないのでしょう。  一方、今回、大田区は第35号議案 大田区積立基金条例の一部を改正する条例で防災基金を創設するとともに、今回の補正予算で防災基金として50億円積み立てます。大田区は、発災時に国から予算がすぐに出ないことを理由に、200億円を上限に防災基金を創設すると言っています。200億円の根拠は、被害総額700から1000億円と想定し、初動期にその約2割の200億円が必要だからで、プラスアルファでさらにこの上限は大きくなるかもしれないと言っています。大田区の基金総額は1000億円もあり、あえて防災基金として積み立てなくても、発災時にはこれらの基金を使うことができることは大田区も認めています。あえて防災基金を創設することは、お金に色をつけ防災のためだけに使える財源を確保することで、災害時に優先順位について迷うことなく防災に使えることがメリットだと説明を受けました。  地方自治法は特定目的基金について、確実かつ効率的に運用しなければならない、特定目的基金は当該目的のためでなければこれを処分することができないと定めています。今回、50億円の積み立てですが、1 将来的にどう200億円まで積み立てるのか、2 被害総額の根拠、3 200億円をどのように使い、どう災害対策できるかなどは示されていません。200億円までの積み立ては、また基金から取り崩すのでしょうか、それとも、一般財源を切り詰めて積み立てるのでしょうか。積み立てることで福祉や教育などの他の費目への影響がないことを示すべきです。仮に福祉や教育財源を圧迫してでも防災のための基金が優先されると言うなら、そこも含め、積み立てる財源の根拠や計画を示すべきです。  災害時の支出の優先順位を迷うことがないと言いますが、福祉や教育に優先し迷うことなく防災に使えるとしても、被災後、道路障害物の処理、避難所設置、埋葬、捜索など、どこをどう優先するのか示されていません。まず復興計画を示した上での基金創設、積み立てではないでしょうか。防災だからといって、根拠や復興計画も示さず、フリーハンドで使える基金にすることは許されません。  今も続いている東京一極集中は、投資効率を上げることにはなりますが、そこに暮らす私たちの災害リスクは高まります。一極集中に歯止めをかけることが防災の視点から今私たちが取り組むべき最も効果的な防災対策の一つであることを申し述べ、反対といたします。  第36号議案 大田区特別区税条例の一部を改正する条例に反対の討論をいたします。  この議案は、住宅ローン控除の見直しとふるさと納税の見直しのための条例改正で、行き過ぎた不適切な返礼品などを抑止するための条例改正です。住民が住民税の一部を納めたい自治体に寄付すると税額控除されるため、納税者は納税額を変えずに負担なく返礼品などを受け取れる上、住民税の納付先を住んでいる自治体から希望する自治体に変えたり、自分の自治体の事業に直接税金を納めることができるのがふるさと納税です。私は、ふるさと納税という仕組みが、1 税制法定主義に反し、住民税の納税者だけが議決によらず税の使い道を決められてしまうこと。しかも、納税額の多い人ほど影響額が大きいこと。2 納税者だけが返礼品を無料でもらえてしまうこと。3 そもそも大田区など都市部に財源が偏在していることを前提に、地方に財源を交付するためにできた制度であることなどから反対しています。  大田区民が例えば勝海舟記念館の整備事業に寄付すると、その分、勝海舟記念館に使い道が限定されることになり、その他の福祉や教育には使えなくなります。一旦仕組みをつくると、議会は関与できません。税制法定主義に反し、住民税の納税者だけが議決によらず税の使い道を決めることができるのは問題です。また、ふるさと納税の仕組みの前提には大都市富裕論がありますが、大都市には大都市だからこその需要があります。ふるさと納税の仕組みを認めることは、大田区はじめ都市部が富裕で、財源が偏在し、余っていることを認め、不毛な自治体間競争に加わることになり、反対です。  第40号議案 大田区立大森第四小学校校舎棟番号⑦-1その他)取壊しその他工事請負契約について、賛成ですが、一言申し述べさせていただきます。  この議案の工事内容には外壁仕上げ塗材アスベスト除去工事が含まれていて、塗料に含まれているアスベストをレベル1(飛散性アスベスト)として取り扱い除去するための工事請負契約議案です。法令が変わり、塗料に含まれるアスベストについても解体改修前に調査し、外部に飛散しないように対策を講じることが求められるようになりました。大田区が大森第四小学校校舎取り壊し工事において、法令を遵守し、図面に書かれている塗料の製造年やメーカーなどをもとにアスベストの有無を調べ、その後、サンプル調査をし、結果、レベル1(飛散性アスベスト)として飛散防止策を講じた安全で適切なアスベスト対策をしようとしていることは評価できます。仕様に基づいた適切な施工計画のもと、安全なアスベスト除去を求めます。  一方で、民間の建物の解体改修工事における塗料の事前調査や飛散防止策のチェック体制を大田区はつくっていません。現在も解体におけるアスベストや粉じんの飛散防止のチェック体制は不十分で、多くの区民が不安の中にいます。子どもをはじめとした区民や現場作業従事者ほかの健康を守ることは、小中学校校舎の解体工事における塗料のアスベスト対策だけでなく、区内の解体工事においても同様の仕組みをつくる必要があります。公共施設同様、民間の建物においても安全なアスベスト対策が行われるよう、事前に業者が調査し、アスベストが使われていれば解体業者にアスベスト対策を講じるよう求める仕組みをつくっていくことを求め、賛成といたします。(拍手) ○塩野目 議長 次に、47番北澤潤子議員。                    〔47番北澤潤子議員登壇〕 ◆47番(北澤潤子 議員) 大田・生活者ネットワークは、第33号議案 2019年度補正予算(第1次)に反対し、その立場で討論いたします。  最も大きな割合を占める防災対策基金の創設に50億円の積み立てをすることは、今後、予想される首都直下地震等の備えとして、区民生活の早期の安定のための復旧活動とその予防のために適切に使われるのであれば、必要なことであると考えます。  しかし、毎年気になるのが「空の日」イベントです。漫然と2000万円以上も投入して、たった1日だけのお祭りです。楽しいイベントがいけないとは言いませんが、ほぼ1か月後には大規模なOTAふれあいフェスタがあり、地域的にはそう遠くない同じ臨海部です。「空の日」イベントとしての特化した意義を問わずにはいられません。  以前も質問したことがありますが、区民へのメリットや国際都市を体感することを目的とするイベントであるならば、その検証がなされているのかどうかが気になるところです。大使館ブースが一昨年は39ブースでしたが、昨年は23ブースに減りました。昨年は台風が近づいているという情報があったので、直前にキャンセルしたブースがあったのかもしれませんが、初めから参加を見合わせたところはなかったでしょうか。一昨年、ある大使館のブースの職員から「今後、これは何につながっていくのですか」、「何を目指しているのですか」と聞かれました。批判をしているというわけではありませんが、少なくとも参加している大使館側には目指すものが共有されていなかったということではないでしょうか。  いろいろな国の文化を知る交流にすると言うなら、OTAふれあいフェスタの多文化共生のスペースでもできるのではないでしょうか。例えば、「空の日」イベントに参加してくれた各国と自治体間の親密な関係を築き、羽田からの運航ルートを紹介したり、日本との歴史的なつながりをひもといたりして、多くの区民にとって、大田区が世界の玄関口で世界各国と親密な関係を築こうとしているということを知れば国際都市を多少は意識できるかもしれませんが、ただお祭りの出店を大使館にお願いするだけでは非常にもったいないと感じます。  また、昨年は雨の中の開催となりました。風がひどくなかったのでテントを使うことができましたが、ぬかるむ地面を整地するなど、対応に職員の労力はいかばかりかと思います。野外でのイベントのリスクは天候であり、天候が成功を左右するとも言えます。リスクの大きいものに多額の税金を投入することには慎重にならなければならないのではないでしょうか。子どもを持つ家庭などは特に家族で楽しめるところを探し求めており、イベントを目がけて参加しますが、裏返せば、日ごろは大田区にはあまり遊ぶところがなくて、週末には川崎ラゾーナに行くことが多いという声も聞きます。買い物もできるし、無料で子どもが遊べる室内遊技場もあるそうです。イベントは元気で動ける人は楽しめますが、高齢だったり障害があったりすれば、たった1日のイベントに、しかも遠い場所であれば参加しにくいということもあります。  大田区は基礎的自治体として、区民の福祉向上のために、区民が地域の中で日常的に安定的な生活を送ることができることにまず目を向け、税金の配分をしてほしいと願います。この補正予算には、子どもの長期休暇応援プロジェクト実施に係る経費など、賛同できる施策も多い中で反対をするのはちゅうちょがありましたが、毎年、漫然と行われているイベントへの見直しの必要性の意味を込めて、あえて反対し、討論といたします。以上です。(拍手) ○塩野目 議長 以上をもって討論を終結いたします。  採決に入ります。  まず、本案中、第36号議案 大田区特別区税条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。                      〔賛成者起立〕 ○塩野目 議長 起立多数であります。よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、第33号議案 令和元年度大田一般会計補正予算(第1次)を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。                      〔賛成者起立〕 ○塩野目 議長 起立多数であります。よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、第35号議案 大田区積立基金条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。                      〔賛成者起立〕 ○塩野目 議長 起立多数であります。よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、第34号議案 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例ほか4件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認めます。よって本案はいずれも委員長報告のとおり決定いたしました。                ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○塩野目 議長 日程第2を議題とします。                     〔鴨志田事務局長朗読〕 △日程第2  大田区選挙管理委員選挙                ―――――――――――――――――――― ○塩野目 議長 これから投票をもって大田区選挙管理委員選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。                       〔議場閉鎖〕 ○塩野目 議長 お諮りいたします。会議規則第30条第2項の規定に基づき、立会人に5番大森昭彦議員、46番奈須利江議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認めます。よって立会人に大森昭彦議員並びに奈須利江議員を指名いたします。  職員に投票用紙を配付させます。                      〔投票用紙配付〕 ○塩野目 議長 もし書き損じの場合は、それと引きかえにかわりの用紙を差し上げますので、お申し出願います。  投票用紙の配付漏れはございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めます。                      〔投票箱点検〕 ○塩野目 議長 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。お手元に配付いたしました選挙管理委員候補者一覧の中から投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。  事務局長に点呼をさせます。
                        〔鴨志田事務局長点呼〕                      〔各議員投票〕 ○塩野目 議長 投票漏れはありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 投票漏れなしと認めます。投票は終了いたしました。  開票を行います。大森昭彦議員並びに奈須利江議員、立ち会いをお願いいたします。                       〔投票点検〕 ○塩野目 議長 事務局長に選挙の結果を報告させます。                    〔鴨志田事務局長結果朗読〕  出席総数 50名  投票総数 50票  有効投票 50票  有効投票中   安藤 充氏 11票   荒川善夫氏 11票   中山六男氏 10票   永井敬臣氏 9票   岡﨑幸夫氏 9票  以上でございます。                ―――――――――――――――――――― ○塩野目 議長 ただいま報告させましたとおり、投票の多数を得られました安藤 充氏、荒川善夫氏、中山六男氏が大田区選挙管理委員に当選されました。  4人目の当選者でありますが、永井敬臣氏と岡﨑幸夫氏の2名の得票数は同数でありますので、いずれかに決定しなければなりません。したがって、地方自治法第118条第1項及び公職選挙法第95条第2項の規定により、くじをもって当選人を決定いたします。  くじの方法についてお諮りいたします。くじは抽選器をもって議長において行います。得票数が同数であります永井敬臣氏と岡﨑幸夫氏の氏名が抽選棒に記載されており、1番目に引き当てた氏名の方を当選者と決定することにいたしますが、ご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  5番大森昭彦議員、46番奈須利江議員は立ち会いをお願いいたします。                     〔立会人抽選器確認〕                     〔議長抽選を行う〕 ○塩野目 議長 くじの結果をご報告いたします。引き当てました氏名は岡﨑幸夫氏であります。よって岡﨑幸夫氏が大田区選挙管理委員に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。                       〔議場開鎖〕                ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○塩野目 議長 日程第3を議題とします。                     〔鴨志田事務局長朗読〕 △日程第3  大田区選挙管理委員補充員選挙                ―――――――――――――――――――― ○塩野目 議長 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づく指名推選によること及び指名の方法については、本職において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  大田区選挙管理委員補充員に河津章夫氏、飯田 茂氏、色部 祐氏、山崎勝広氏を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま本職において指名いたしました以上の方々を大田区選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認めます。よって河津章夫氏、飯田 茂氏、色部 祐氏、山崎勝広氏が大田区選挙管理委員補充員に当選されました。  次に、補充の順序についてお諮りいたします。補充の順序はただいま本職が指名しました順序としたいと思います。これにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認めます。よって補充の順序はただいま本職が指名した順序に決定いたしました。                ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○塩野目 議長 日程第4を議題とします。                     〔鴨志田事務局長朗読〕 △日程第4  東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について                ―――――――――――――――――――― ○塩野目 議長 これから投票をもって東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者を選挙いたします。  議場の閉鎖を命じます。                       〔議場閉鎖〕 ○塩野目 議長 お諮りいたします。会議規則第30条第2項の規定に基づき、立会人に7番押見隆太議員、45番荒木秀樹議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認めます。よって立会人に押見隆太議員並びに荒木秀樹議員を指名いたします。  職員に投票用紙を配付させます。                      〔投票用紙配付〕 ○塩野目 議長 もし書き損じの場合は、それと引きかえにかわりの用紙を差し上げますので、お申し出願います。  投票用紙の配付漏れはございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めます。                      〔投票箱点検〕 ○塩野目 議長 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。お手元に配付いたしました東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について候補者一覧の中から投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。  事務局長に点呼をさせます。                     〔鴨志田事務局長点呼〕                      〔各議員投票〕 ○塩野目 議長 投票漏れはありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 投票漏れなしと認めます。投票は終了いたしました。  開票を行います。押見隆太議員並びに荒木秀樹議員、立ち会いをお願いいたします。                       〔投票点検〕 ○塩野目 議長 事務局長に選挙の結果を報告させます。                    〔鴨志田事務局長結果朗読〕  出席総数 50名  投票総数 50票  有効投票 49票  無効投票 1票  うち白票 1票  有効投票中   伊佐治 剛議員 39票   大竹辰治議員  10票  以上でございます。                ―――――――――――――――――――― ○塩野目 議長 ただいま報告させましたとおり、有効投票の多数を得られました伊佐治 剛議員が東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。                       〔議場開鎖〕 ○塩野目 議長 ただいま当選されました伊佐治 剛議員が議場におられますので、会議規則第31条第2項の規定に基づき、本席より口頭をもって当選の旨を告知いたします。  以上をもって伊佐治 剛議員を東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者として推薦することに決定いたしました。                ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○塩野目 議長 日程第5を議題とします。                     〔鴨志田事務局長朗読〕 △日程第5  委員会継続調査要求                ――――――――――――――――――――
                 特定事件継続調査事項表(令和元年第1回臨時会)                                         令和元年5月29日 常任委員会  総務財政委員会   1 区政の企画及び財政運営について   2 区政の総務について   3 区民生活について   4 会計管理室、選挙管理委員会及び監査委員の事務事業について   5 埋立地の帰属問題について  地域産業委員会   1 地域振興について   2 国際都市について   3 文化振興について   4 産業振興について  健康福祉委員会   1 保健衛生について   2 社会福祉について   3 社会保障について   4 健康増進について  まちづくり環境委員会   1 都市基盤整備について   2 建設事業について   3 環境保全について   4 清掃及びリサイクルについて  こども文教委員会   1 学校教育について   2 社会教育について   3 児童福祉について 議会運営委員会  1 議会の運営について  2 議会日程の調整について  3 会議規則・委員会条例等の取扱いについて  4 議長の諮問に関する事項について                ――――――――――――――――――――              特別委員会継続調査事項表(令和元年第1回臨時会)                                         令和元年5月29日 オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会  1 スポーツ資源の活用による地域活性化について  2 観光のまちづくりについて  3 東京オリンピック・パラリンピックについて 交通臨海部活性化特別委員会  1 交通網整備等に関する対策について  2 自転車対策及び交通安全について  3 臨海部(埋立地の帰属問題及び羽田空港に関する事業を除く)の開発及び産業活性化等に関する事業について  4 京急空港線加算運賃について 羽田空港対策特別委員会  1 羽田空港の跡地利用について  2 羽田空港の空港機能について  3 羽田空港に関する事業について 防災安全対策特別委員会  1 防災対策について  2 危機管理対策について  3 地域防犯対策について                ―――――――――――――――――――― ○塩野目 議長 本件については、タブレット型端末に配信の継続調査事項表のとおり、当該委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。  本件を一括して採決いたします。  本件はいずれも当該委員長からの申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○塩野目 議長 ご異議なしと認めます。よって本件はいずれも当該委員長からの申し出のとおり決定いたしました。                ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○塩野目 議長 以上をもって本日の日程全部を議了いたしました。  閉会に先立ち、区長から挨拶があります。                     〔松原忠義区長登壇〕 ◎松原 区長 令和元年第1回大田区議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本臨時会は、私が大田区長として4期目に臨む最初の議会でございましたので、施政方針を申し述べさせていただくとともに、補正予算案、条例案、その他議案、報告議案を提出いたしました。各議案につきましては、いずれもご決定をいただき、まことにありがとうございました。また、議員選出監査委員の選任につきましてもご同意を賜り、厚く御礼を申し上げます。  令和元年度第1次補正予算及び私が掲げました「魅力的で住み続けたい おおた」の実現に向けた「6つの公約」の第一歩となる取り組みにつきましても、活発かつ真摯なご議論をいただきました。重ねて御礼を申し上げます。ご審議を通じていただきました様々なご提案やご意見、ご要望につきましては、区政運営の中で十分に活かしてまいります。  昨日、川崎市多摩区で登校中の児童など19人が無差別に襲われるという、あってはならない事件が起こりました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りを申し上げますとともに、ご遺族の皆様にはお悔やみを申し上げます。また、被害に遭われました方々に対しましてお見舞いを申し上げます。事件発生を受け、区では直ちに小中学校の校長に直接児童・生徒に対する安全指導の徹底を指示するとともに、各学校及び児童館に対して改めて文書で通知をするなど、児童・生徒の安全確保に努めたところでございます。このような事態に対しては、行政、地域、家庭が一体となって対応することが大変重要でございます。今後とも子どもの安全対策には万全を期してまいります。  本臨時会では、改選後における初めての議会として、塩野目正樹議長、岡元由美副議長をはじめ、各常任委員会、特別委員会における正副委員長などの議会構成が決定され、それぞれご就任されました。まことにおめでとうございます。大田区政発展のため、ご同慶にたえないところでございます。  区政運営におきましては、議会と執行機関がお互いの役割を尊重しながら、一丸となって様々な課題を解決していくことが肝要であると考えます。私も、区民の皆様からの区政に対する大きな期待に対し、引き続き区民目線による区政運営に努め、「魅力的で住み続けたい おおた」のまちづくりを進めてまいる所存でございます。議員の皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。  月が変わりますとすぐに第2回大田区議会定例会をご招集申し上げることとなります。議員の皆様におかれましては、今後とも区政のさらなる発展のため、ご尽力いただきますようお願いを申し上げ、簡単ではございますが、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○塩野目 議長 以上をもって本日の会議を閉じ、令和元年第1回大田区議会臨時会を閉会いたします。                     午後2時20分閉議・閉会...