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  1. 大田区議会 2018-06-21
    平成30年 6月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−06月21日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 6月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会−06月21日-01号平成30年 6月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会 平成30年6月21日                午前10時05分開会 ○秋成 委員長 ただいまから、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を開会いたします。  初めに、理事の選任を行います。  委員の皆様にお諮りいたします。  理事は2名とし、合同委員長会で確認のとおり、委員長による指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○秋成 委員長 ご異議なしと認め、本職から指名をいたします。  理事に、金子悦子委員三沢清太郎委員を指名いたします。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○秋成 委員長 ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました、金子悦子委員三沢清太郎委員が理事に決定いたしました。  以上をもって、理事の選任を終了いたします。  続きまして、調査事件を一括して上程いたします。  それでは、理事者より所管事務報告をお願いいたします。 ◎吉川 観光課長 私からは、資料番号1番から4番まで順に説明をさせていただきたいと思います。  まず、資料番号1をお開きください。資料1番でございます。平成30年度観光・国際都市部管理職名簿を提出させていただきました。この体制のもと、私どもは1年間一生懸命やらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  続いて、資料番号2をお開きください。資料2番でございます。よろしいでしょうか。
     国際都市おおたフェスティバルin「空の日」羽田についてでございます。資料2番、国際都市おおたフェスティバルにつきましては、昨年に引き続きまして、「国際都市おおた」の魅力を区内外に向けて広く発信することを目的といたしまして、国際都市おおたフェスティバルin「空の日」羽田を開催させていただくものでございます。  1、日時につきましては、本年9月29日、土曜日、午前10時から午後4時を予定してございます。  2、会場につきましては、昨年と同じ、羽田空港整備場地区でございます。  3、主催は、同実行委員会と私ども大田区でございます。  4、内容につきましては、テーマを「世界とつながるおおたを体験!」といたしまして、現段階では企画案として海外都市出店PRコーナー食文化体験フードコーナー等を予定してございます。  今後、実行委員会におきまして、内容の詳細を検討、決定していく予定でございます。  続いて、資料3番を説明させていただきます。よろしいでしょうか。  資料3番、平成29年度観光統計マーケティング調査概要と結果についてでございます。昨年度に実施いたしました本調査につきまして、調査概要と合わせまして、結果等を説明させていただきます。  まず、資料上段、調査の目的をご覧いただければと思います。本調査は、区内来訪者及び区内観光宿泊施設等を対象に統計、動向調査等を行い、実態把握と分析を行うことで、今後の観光振興施策に関する考察を行うものでございます。  次に、その下にございます調査概要をご覧ください。調査は、(1)から(6)の6項目を実施させていただきました。それぞれ簡単に内容を説明させていただきます。  (1)の観光関係統計の整理につきましては、統計等に基づく区の観光振興の実態や外部環境の整理を行っております。  (2)観光地点等込客数調査カウント調査)におきましては、区内の主な観光地点等における来場者数カウント調査を実施いたしました。  (3)来訪者アンケート調査パラメータ調査)につきましては、来訪者に対する来訪目的消費額等の調査を実施いたしました。  (4)宿泊者・宿泊施設アンケート調査は、宿泊施設に対する宿泊者の人数や傾向等、宿泊者に対する来訪目的や大田区を選んだ理由等の調査を実施いたしました。  (5)でございます。日常生活圏観光調査は、区民及び区内通勤・通学者に対する、大田区への愛着、誇りや他者への推奨を調査いたしました。  最後に、6でございます。(6)ビッグデータ分析ソーシャルリスニング分析)は、ツイッターを用いまして、訪日外国人の訪問先、周遊経路等の整理、分析を行わせていただいてございます。  なお、調査地点調査箇所回収サンプル数等の調査は表のとおりでございます。  今回、(1)から(3)の調査結果を整理することで、観光統計量の推計を行ってございます。観光入込客数及び観光消費額につきましては、区全体を年間換算した場合として掲載いたしました。それぞれ3,340万人、及び1,326億円と推計してございます。  次に、資料下段の左側、結果分析概要をご覧いただければと思います。それぞれの調査結果について、主な内容を説明させていただきます。  まず、来訪者アンケートでございます。区の観光地としての認知度の低さ、羽田空港の存在の大きさ等がわかるかと思います。  2番目の日常生活圏調査からは、区民の他者への推奨度の低さがあらわれてございます。  また、ビッグデータ分析でございますが、宿泊施設、飲食店、近隣公園産業施設の視察等に対する評価の高さ等がわかるかと思います。  真ん中に移ります。宿泊者・宿泊施設アンケートからは、区の交通利便性の高さや東アジア、東南アジアからの来訪者の増加傾向、日本人と外国人での宿泊利用目的の違い等が把握できてございます。  最後でございますが、右側の観光マーケティングに基づいたプロモーション戦略案でございます。ここまで説明させていただきました調査、そして結果に基づきまして、今後の観光振興の方向性について、次の3点に集約・整理をいたしました。  まず1点目は、弱みと機会を生かす日常の中での非日常の発見と情報発信のすすめでございます。区民の一人ひとりがプロモーター(推奨者)となりまして、そういう気運を醸成することが必要であると挙げさせていただいてございます。  2点目は、強みと機会を生かす空港隣接、京浜中央部の立地特性を生かした宿泊拠点としての成熟化といたしまして、交通利便性と多彩な宿泊施設を組み合わせ、「宿泊拠点」としてPRすることでございます。  最後に3点目でございます。強みと機会を生かす、産業集積見学型資源を活用したMICEマーケットの開拓といたしまして、立地利便性、豊富な宿泊施設等の強みを生かしたMICEマーケットの誘致でございます。  本年度につきましては、次の資料4番にて説明をいたしますが、本調査結果等を踏まえまして、区における観光振興のテーマ、及び方向性等を明確にいたします新たな観光振興に関する計画を策定する予定でございます。  続きまして、資料4番を説明させていただきます。よろしいでしょうか。  資料4番でございます。(仮称)新大田区観光振興プラン策定及びMICE推進についてでございます。  まず、現行の「大田区観光振興プラン」につきましては、平成21年3月に策定いたしまして、本年度を最終年度としてございます。この間、区の観光を取り巻く状況、社会情勢等の変化に対応するために新たなプランの策定に取りかかるものでございます。  策定にあたりましては、先ほどご報告をいたしました、観光統計マーケティング調査の結果・分析を踏まえまして、観光振興のテーマや方向性を明確にしたいと考えてございます。  また、先の特別委員会でご報告いたしました、MICEの推進につきましても、具体化、組織的な誘致等に向けて、オール大田での推進体制を図るために、MICE推進会議を新設させていただくものでございます。  1の主な取り組みにつきましては、(仮称)新大田区観光振興プラン策定につきましては、観光事業に精通する事業者等で構成する策定委員会を設置させていただき、審議・検討を行う予定となってございます。  同時に、庁内連携体制を進めまして、パブリックコメントを行い、プランを策定したいと考えてございます。  また、(2)のMICEにつきましては、推進会議を設置し、推進手法等の検討を進めたいと考えてございます。  2の支援業務受託者にあたりましては、三菱UFJリサーチコンサルティング株式会社との契約を進めさせていただいてございます。  次のページをご覧いただきまして、今後のスケジュールでございます。今後のスケジュールにつきましては、(仮称)新大田区観光振興プランの策定につきましては、6回の策定委員会を予定してございます。平成31年3月までの策定を目指して進めさせていただきたいと考えてございます。  また、MICE推進会議につきましては、4回の会議を開催いたしまして、取りまとめを予定してございます。  4のその他でございます。現在、広聴広報課で進めております、大田ブランディング・シティプロモーション施策と緊密に連携して進めてまいりたいと考えてございます。  資料4番まで通しで説明させていただきました。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 私からは、3件ご報告させていただきます。  まず、観光・国際都市部、資料5番をご覧ください。  こちらは、「第10回OTAウォーキング」の実施結果について説明をさせていただきます。  1、事業の概要でございますけれども、5月27日、日曜日、天候にも恵まれまして、349名の参加をいただきました。今回は、田園調布せせらぎ公園をスタート、ゴールとした、多摩川河川敷を往復する約6キロのコースで実施をしました。  昨年度から、単にウォーキングをするだけでなく、他部局との連携であるとか、それから地域商店街などとの連携などを実施してございます。  参加された方が、イベント当日だけでなく、その後も継続してスポーツに取り組める環境の提供であるとか、区の魅力の発信をする機会としてございます。  今回は、総合型地域スポーツクラブと連携しまして、イベントきっかけに継続してウォーキングを行っていただけるよう、ポールウォーキングの体験会や教室への参加案内などを同時に実施させていただきました。  また、ゴールの時間が昼ごろとなることから、大田区商店街連合会に協力をいただきまして、軽食の販売のほか、大田のお土産100選にも選ばれております、田園調布の名物の和菓子の鮎焼きの販売であるとか、さらに東急沿線ということもございまして、東急電鉄株式会社から景品を提供いただくなど、スポーツ以外での区の魅力にも触れていただく機会にできたと考えてございます。  2は、当日の様子で、左側は河川敷を歩く様子、右側は総合型地域スポーツクラブによるゴール後のカキラ体操の体験の様子を掲載させていただきました。  次ページに移っていただきまして、3、参加者へのアンケートでございます。今回のイベントに参加したことで、ウォーキングに興味を持ったかとの問いに対しまして、興味を持ったので、今後も継続してウォーキングをしていきたいと回答した方が約半数に上りました。  4のまとめでございます。今のアンケートの結果からも、今回のようなイベントが今後継続してウォーキングに取り組んでいただくきっかけになり得ることを確認できました。引き続き、より多くの区民の皆様が、イベントを通じて体を動かすことの楽しさを体感していただくとともに、イベントきっかけに継続して、スポーツに親しめる環境づくり地域スポーツクラブなど、地域主体との連携のもと推進してまいります。  続きまして、資料6番をお開きください。  観光・国際都市部、資料6番でございます。こちらは、第5回のおおたスポーツ健康フェスタの実施について報告をさせていただきます。  こちらに添付させていただいておりますチラシにつきましては、本日の報告に先立ちまして、5月末に委員の皆様に配付させていただいたものと同じものでございます。より多くの区民の方々に参加いただけるよう、本委員会での報告前ですけれども、学校や出張所を通じて、配布を始めることについてご理解賜りましたことを、この場をかりまして、改めてお礼申し上げます。  事業の概要でございます。1でございます。6月30日、土曜日、会場は、大田区総合体育館にて実施をさせていただきます。開催の趣旨については記載のとおりでございます。  2の内容でございます。今回の新たな取り組みとしましては、昨年度までの有名芸能人を呼ぶということは今回はやめまして、その予算をスポーツ実施率が低い20歳から40歳代の方々により響くプログラム実施に振り向けることとした点でございます。  ボルダリングであるとか、スラックラインなどの新感覚のスポーツや、今話題のトキノ・サイクリングなどの有酸素運動の体験などに加えまして、体幹トレーニングでは、現在ワールドカップが行われておりますけれども、サッカー日本代表の長友選手の専属トレーナーである木場克己氏が考案した「KOBA式体幹トレーニング」を実施させていただきます。この体幹トレーニングでは忙しい日常のすき間時間を見つけて、実践できるプログラムを体験いただき、仕事や育児などで忙しい方々がそれぞれのタイミングで体を動かす習慣づくりきっかけにしていきたいと考えてございます。  なお、オリンピックパラリンピック競技種目の体験も昨年度に引き続き、実施をさせていただきまして、東京2020大会に向けた気運醸成も図ってまいります。  続きまして、資料7でございます。  観光・国際都市部、資料7番、こちらは、平成30年度夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会の実施についてでございます。  こちらの1の概要にもありますとおり、夏休みの期間中に全国ラジオ体操連盟が43会場を巡回して、当日の模様をNHKラジオで生放送するものでございます。  大田区が会場となるのは、都立つばさ総合高校で平成25年に実施されて以来、5年ぶりとなります。  実施日時は、平成30年7月20日、金曜日、早朝6時から6時40分までとなってございます。会場は、晴天時は平和の森公園、雨天時は大森スポーツセンターとなります。参加者の制限は特にございません。より多くの区民の皆様に参加いただけるよう、区報、それからホームページ等で広く周知していく予定でございます。  主催等は、記載のとおりとなりますけれども、現在大田区ラジオ体操連盟の協力をいただきながら、準備を進めているところでございます。  ぜひ、委員の皆様におかれましてもご参加いただけますよう、よろしくお願いします。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 では、私からは、資料番号8、9、10の3件について、まとめてご報告をさせていただきます。  まずは、資料番号8番をご覧いただければと思います。ブラジルハンドボールチームの合宿について、ご報告をさせていただきます。  開会前に委員長のほうからもご挨拶にありましたように、いよいよ来週からブラジル男子ハンドボールチーム大森スポーツセンターで合宿を行います。これは、2020年の事前キャンプに先駆けて、日本の夏の気候を体験し、実際に施設を使用して、状況を確認するために行うものでございます。  合宿の概要でございますが、期間は6月28日、木曜日から7月6日、金曜日まで。選手16名、監督・コーチ6名、ブラジルオリンピック委員会4名の総勢26名で来日をする予定となっております。  スケジュールでございます。合宿期間中の主な事業は四つございます。一つ目は、表敬訪問でございます。6月28日、木曜日の4時から、先方は10名程度で訪問するということで調整をしているところでございます。  2点目が、既にご案内をさせていただいております、日本代表との国際親善試合です。6月29日、金曜日、30日、土曜日に行います。ハンドボールのルールがよくわからない方でも楽しめるように、競技や選手を紹介するパンフレットを配布し、解説者による場内アナウンスを行う予定でございます。  3点目が、競技者講習会でございます。こちらは、29日と30日の試合の後に行います。29日は日体大荏原高校つばさ総合高校ハンドボール部員を対象に、30日は大森七中、御園中のハンドボール部員を対象に実施いたします。  4点目は学校訪問でございます。松仙小学校東糀谷小学校、石川台中、大森六中の4校に7月3日、火曜日の11時30分から13時30分に訪問をいたします。ハンドボール競技体験や選手の講話など、学校の要望を伺いながら、プログラムを検討しているところでございます。4校で一緒に給食を食べることを予定をしておりますが、中学校2校では、ブラジル風のメニューを提供していただけることになっております。  続きまして、資料9番をご覧ください。  こちらは、「ボランティアミーティングinおおた〜東京2020大会に向けた2年前イベント〜」について報告をさせていただきます。  目的でございます。今年の9月上旬から、区独自のボランティアの募集を始めたいと今考えております。募集に向けまして、ボランティアへの関心を高め、応募につなげていくために今回のイベントを実施いたします。  概要でございます。7月27日、金曜日、午後6時30分から、大田区産業プラザPiO4階コンベンションホールで、400名の定員で開催をいたします。こちらへの参加申し込みについては、7月9日から開始をいたします。  内容でございますが、一部といたしまして、講演会を実施いたしまして、こちらでは、アテネ・北京・ロンドンパラリンピック射撃競技に出場された田口亜希氏、それから東京マラソン財団ボランティアリーダーを統括している、陳麗穎氏のお二人に講演をお願いしております。田口氏には、アスリートであり、障がい者である立場からのお話、陳氏には外国人として、またボランティアに携わる立場から、ボランティアをする側、される側、両方の視点でお話をいただきたいと考えております。  このイベントについての広報でございます。6月下旬からホームページへの掲出、チラシの配布、また7月11日号の区報でこちらの開催について周知を予定しているところでございます。  続きまして、資料10をご覧ください。  東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた総合型気運醸成事業について報告をさせていただきます。  今年度実施を予定しております、気運醸成事業につきまして、一体的に企画運営を行うことで、事業の効率化を図り、かつ事業を相互に連携させることで、相乗効果を生み出すため、事業を一括して委託を行っていきたいというものでございます。  予定の事業でございますけれども、(1)カウントダウンイベントでございますが、こちらが2件ございます。3月9日、土曜日には、大会500日前イベントを、昨年の1,000日前イベントと同様に、アスリートの講演やたくさんのオリンピックパラリンピック競技が体験できるような内容で実施をいたします。  2番目のホッケー体験教室でございます。こちらは、9月以降6回の開催を予定しております。  3の学校での授業でございますけれども、こちらは、表のとおりの実施となります。この内容につきましては、事前に各学校に希望調査を行いまして、実施する学校、内容等を決めております。  4番目の出張所・地域主催事業での実施でございます。こちらにつきましても、同様に出張所等と事前に調整をした上で、今回はこの四つの地区で右側の内容にあるようなものを実施するということで、現在調整を行っているところでございます。  裏面に参ります。5の大規模事業内での実施でございます。こちらの表の四つのイベントの中の一つの出展者という立場になってまいりますけれども、右側に記載のあるような内容で事業の実施を行います。  それから、6番目でございます。オリンピックパラリンピック教育新聞の発行でございます。こちらは、各学校で取り組んでいるオリンピックパラリンピック教育活動内容をほかの学校や地域に紹介する内容といたしまして、学校での取り組みを周知するとともに、各校での取り組みの参考としてもらい、活動の活性化につなげることを狙いとしているものでございます。  これらの事業につきまして、プロポーザルを実施いたしまして、今回委託事業者として、株式会社ジュピターテレコムにお願いをすることとなってございます。 ○秋成 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。  報告順にやっていきたいと思います。 ◆菅谷 委員 国際都市おおたフェスティバルin「空の日」について、資料番号2番ですね。2番からでいいですか。それで、今年の開会でもう何回目になる状況ですか。 ◎吉川 観光課長 第5回目になる予定です。 ◆菅谷 委員 その中で、場所は羽田というところで、時々場所が変わりながらもこの羽田のところでやっていらっしゃるのですけれども、参加してみて、イベントをなさる方々とか、それからいろいろな販売とかがあって、盛りだくさんにはなっているのですけれども、翌々週ぐらいには、大田のフェスタもあってということで、すごくイベントがラッシュだなということを感じているところなのですけれども、そういう中でも、参加者についてこの5年間の推移はいかがでしょうか。 ◎吉川 観光課長 ご来場いただいた数ということと受けとめさせていただきまして、お答えさせていただきます。おかげさまで、第5回目を迎えますが、昨年の実績でございますが、昨年は2万8,000人の方にご来場いただきました。その前も3万人台ということで、非常に多くの方が参加いただいている状況でございます。 ◆菅谷 委員 マンネリ化しないこととともに、それから、今年もこれからまた企画とか話し合っていくということでしたけれども、駅から、それからバス停とか、その流れのところでところどころに警備員の方々も配置されているのですけれども、なかなか行くまでが羽田の手前のバス停からだったら遠かったりして、わかりにくかったりもしたこともあったので、そのところをやってもらいたいのと、会場内の割にでこぼこというか、そういう中で車椅子対応とか、そういう方々への対応などももっと十分にしたほうがいいのではないかと思いましたけれども、そういったことについてはいかがでしょうか。 ◎吉川 観光課長 委員ご指摘のとおり、まず会場の敷地の問題でございますが、昨年でこぼこで通りにくいという苦情もいただいたようでございます。今年はその辺を工夫させていただきながら、車椅子の方、またベビーカーを押している方が通りやすい、買い物しやすい整備をさせていただきたいと考えてございます。まず前後いたしますが、警備員でございますけど、バス停からの誘導、交通安全対策が必要でございますので、十分気をつけながらやらせていただきたいと考えてございます。 ◆三沢 委員 同じところなのですけれども、参加者が2万8,000人ということでしたが、私も何度か参加はしたことがあって、楽しませていただいているのですけれども、割とやはり、区内の日本人のお客様が比較的多いのかなと思っておりまして、国際交流とうたっておきながら、出し物としては海外のいろいろな紹介のブースとか、ダンスだったりがありますけれども、お客様としてはそんなに多いようには感じていなくて、何かそこら辺の工夫はされていらっしゃるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 国際都市おおたをうたってございます。できるだけ多くの外国籍の方も参加いただきたいということで、私どももできるだけご来場いただく方が十分楽しめるように、例えば食の展示、例えばお国の紹介と、その外国人が見ても、これを見てよかったなという展示なり、食の販売をさせていただきたいと考えてございます。
    ◆三沢 委員 展示内容については理解いたしましたが、ご案内についてはどのような形をとっていらっしゃるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 なかなか多国籍言語にということで難しいという話も聞いてございますが、できるだけ言語で困らないように、また案内看板等の不備により、迷うことのないように今後気をつけていきたいと考えてございます。 ◆三沢 委員 一つちょっと確認なのですけれども、国際空港から何か無料シャトルバスとかを出したり、そこで告知したり、案内したりと、そういうこともされているのでしたか。 ◎吉川 観光課長 委員の質問との関係でございますが、羽田空港主催の空博というものが今年同日開催されることになりました。ここと相乗効果を生むために、シャトルバスを計画してございます。区民の方が私どもの空の日のイベントに参加し、また羽田空港に行って、イベントを楽しんで戻りということで、多くの方が巡回をしながらお楽しみいただける1日にしたいと考えてございます。 ◆三沢 委員 もう1回確認ですけど、シャトルバスはこれまでもやってきていたという理解でよろしいのですね。 ◎吉川 観光課長 説明が不十分で申しわけありません。蒲田、大森間のバスもございました。また、今年はそれに加えまして、会場と空港間のシャトルバスを動かすように現在検討してございます。 ◆三沢 委員 ぜひ、そういった、トランジットで来られているお客様、よく3時間のコースのガイドとかも出したりしていますけれども、今回はまさに近いところでこのようなイベントがあるので、たくさんの方にトランジットの少しの時間、こういったところで楽しんでいただけるように一工夫、二工夫、これからもよろしくお願いいたします。 ○秋成 委員長 資料2については、ほかにいかがでしょうか。  では、1点、私から。先ほど、車椅子の対応についてお話があったのですけども、これは前にも確か第2回目か、3回目ぐらいのときに車椅子が通れなかったというお話があって、こういった整備は具体的にどのようにされるのか教えてください。 ◎吉川 観光課長 今後、実行委員会と詳細を詰めるところでございますが、おかげさまで第1回実行委員会におきまして、実行委員の方々のご検討いただいた内容といたしまして、整地がございます。敷地を整地をいたすということで、手法でございますけれども、乳剤散布をし、ダスト、砂で目地を埋めていくということで、できるだけフラットになって、皆さんが通行しやすい、買い物しやすいように整備をさせていただく予定でございます。 ○秋成 委員長 続いて、資料3以降はいかがでしょうか。 ◆松本 委員 この観光統計・マーケティング調査についてですけれども、この観光マーケティングに基づいたプロモーション戦略、これは今後庁内で検討委員会が設置されて、また観光振興プランをつくるにあたっての学識者を交えての策定委員会をつくって検討されていくことだろうと思うのですが、そういうことでよろしいのですか。 ◎吉川 観光課長 委員がおっしゃるとおり、外部の学識経験者、また私どもが予定しているいろいろな事業者を入れまして、新大田区観光振興プラン策定委員会を構成いたしまして、今後検討させていただければと考えてございます。また、庁内連携でございますが、現在MICEの策定の庁内検討会がございますので、そこと密接な関係がございます。また、観光推進連絡協議会というものがございますので、そういう大きな機関を使いながら、この振興プランについてのご検討もいただこうかと考えてございます。 ◆松本 委員 やはり、ここの1番にかかれてある情報発信力、これが観光政策で一番の要だと思うのですね。そういう意味で、より具体性のあるものを持っていったほうがいいと思う。観光振興プランを最初につくられた平成21年のときに質問させていただきましたが、その上でのフィルムコミッションという立ち位置、これが今回そういう意味では、振興プランの中で一つの大きな柱として、やはり取り組んでいただければと、これは要望なのですけれども、そこら辺の現状と区としての考え、現時点ではどう考えていらっしゃるのですか。 ◎吉川 観光課長 委員ご指摘のとおり、外にどれぐらい発信できるかということが、観光の成否を左右すると考えてございます。この間、観光振興プランをつくらせていただいて以降、私ども観光課のほうが、多くの事業をやらせていただいております。その中でも主要な部分が、ホームページ、または観光専用サイトの開設、または現在SNSを使った発信を、例えば、はねぴょんを中心にしながら、大田区の観光を盛り上げるということで毎日発信をさせていただいてございますので、今後も新たな手法がないかどうか、引き続き研究させていただければと存じます。 ◆松本 委員 今、いろいろと撮影協力だとか、区への問い合わせが観光課に行っていると思うのだけれども、現状はどういう感じですか。 ◎吉川 観光課長 委員ご指摘のとおり、フイルムコミッショナーが私ども大田区はまだ整備されてございませんので、観光課がその業務をさせていただいております。この間、シンゴジラをはじめとする映画の撮影協力、またはテレビドラマの撮影ということで、協力させていただいてございます。観光課が仲立ちをいたしまして、ロケ地であるとか、その他いろいろな情報のほうの提供をさせていただいてございます。 ◆松本 委員 先ほども申し上げましたけども、今後の大田区の観光の中での一つの戦略として位置づけて、検討していただければなと思っております。 ◆三沢 委員 同じところなのですけど、このマーケティング調査をもとに、新たにわかったことはどんなことがあるのでしょうか。割とそうだよねと思うことはたくさんあるのですけれども、新たに何かわかったことがありましたら教えてください。 ◎吉川 観光課長 私どもはこの調査をやらせていただいて、意外だった部分は区民の方が大田区を誇りに思っているという度合いが非常に高いと。これは、委託業者のほうもびっくりしてございましたけども、数字が今手元にないのですが、他の都市と比べて、大田区への愛着度が非常に高い都市ですねと委託業者のほうが驚いてございました。これだけ区民の方が大田区を愛していただいてございますので、その区民の方にプロモーターになっていただいて、多くの発信もしていただければと考えてございます。 ◆三沢 委員 プロモーターとして発信をしていただくにあたって、どのようなことを考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 まず、情報の整理をさせていただきたいと考えてございます。区民の方が家の近くに観光資源となるものがどれくらいあるのか、それはどういういわれがあって、これを紹介していったらいいのかという、現在も観光資源のものは観光ガイドのほうに入れさせていただいておりますけど、なかなか家の隣のものが観光資源になっているのだというのは、お気づきにならない方もおりますので、そういう周知のほうも十分にさせていただいて、区民の方のお力をかりながら、観光資源の紹介をさせていただければと考えてございます。 ◆三沢 委員 その情報の吸い上げ方はどのようにされるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 吸い上げの前にまず私どもの発信なのですが、私ども観光課におきましては、観光ガイドを多く発行させていただいてございます。または、京急蒲田駅では観光情報センターも設けさせていただいてございますので、そこに来訪している方からの直接の意見と、また日々私どもの方に寄せられている意見がございますので、そこを踏まえまして、区民の方々に観光資源の認識をしていただければいいなと考えてございます。  委員ご指摘のとおり、まだまだ不十分な点がありますので、その辺については、今後も研究させていただきたいと考えてございます。 ◆菅谷 委員 資料の7ページと8ページのことを通して聞きたいのですけど、調査結果ということで、4地点で調査されたということなのですけど、ここを選ばれたというところをちょっとご説明していただきたいのですが。 ◎吉川 観光課長 区内には多くの観光資源がございますけれども、最も人通りが多いところ、そして外国人の方が訪れたいということで、私どもが情報を握っている部分、池上本門寺、トップでございますが、または洗足池のあの風景が非常に外国人の方に人気がございます。乗降客数が多い駅及び人気のある地点を選ばせていただいてございます。 ◆菅谷 委員 それはどういう結果、調査というか、何かあるのですか。池上とか洗足が多かったというのは、どこかの調査、それがわかれば教えてもらいたいのと。それと、次の8ページのところのそこの回収サンプル数ということで、合計3,361とってあって、国際ターミナルで、外国人のこのサンプルということでは、これぐらい日本と外国人の比例する数かなと思うのですけれども、ちょっとサンプルということで、どのアンケートでもこういう状況で報告するのか、それとも、あまりにも何かちょっとほかのところでは外国人の数が少ないというか、答えられなかったというか、きちんとそういう通訳とか、説明が難しくて、この回収が難しかったのかなと。見て、そういったことを思ったもので、その点についてちょっとこたえていただきたいと思っています。 ◎吉川 観光課長 2点のご質問をいただきました。まず、池上本門寺と洗足池でございます。私どもは、ツイッターのほうをいろいろとこの調査の中でも分析してございます。どの地点に外国人が行っているのか、または私どもには来〜る大田区大使がおります。その方々と話しまして、外国のお友達が来たときにどこに連れていきたいのか、池上本門寺がトップでございます。また洗足池の名前が挙がっています。そういう情報を得ながら、この調査地点を選ばせていただきました。  委員、大変失礼ですが、2点目の質問が。 ◆菅谷 委員 ここの8ページの外国人の数のサンプル数が少ないというところなのですけれども、これが活用というところでは、回収がこのことだったよということで結果なのでしょうけれども、これで本当に調査目的に匹敵するようなことになるのかなということを感じたもので、その点についてお願いいたします。 ◎吉川 観光課長 大変失礼いたしました。概要版の8ページの部分でございますけれども、この調査は外国人に限って行うわけではなくて、私どもはもちろん外国の方にも区内周遊をしていただきたい。それに加えまして、日本人の方、日本にお住まいの方も大田区を訪れていただきたいと。日本人、外国人の区分けをしてございますけれども、私どもが実際に調査した結果としてこの比率になっているという状況でございます。 ◆菅谷 委員 そうしますと、日本人のところのこれは例えば区内とか区外とか、そういうことはどこか調査で、ごめんなさい、私もちゃんと全部読み切っていないので、わかれば教えていただきたいのですね。その点はいかがでしょうか。 ◎吉川 観光課長 恐縮でございます。13ページに年間観光入込客数をつけさせていただいてございます。実人数でございますので、日本人の方がどちらのほうから来たのか、大田区内なのか、大田区外なのかということで挙げさせていただいてございます。 ◆菅谷 委員 それで読み取れということでいいのですね。これがそこにあたるということですね。 ◎吉川 観光課長 数字を挙げさせていただいてございます観光客の入込数と年間の経済波及効果額、非常に難しい算式を用いて、この委託業者のほうが行ってございますので、この辺につきましては、私どもは数字を挙げながら個別に説明させていただければ幸いでございます。 ◆菅谷 委員 それと、私もこの中で見て、大田区の羽田空港ですかね、訪問の決め手というのは羽田空港に近いからと。それから居住地が近いからということであるのですけれども、本門寺に利用したいサービス等というところでは、荷物預かりサービスとか、それからWi−Fiの貸し出しとか、こういったもので、やはりもっと大田区をアピールする課題が多いのかなと思ったのですけれども、そういった点について強みと弱みということで、後で分析もされていると思うのですけれども、最後の弱みですよね。先ほども弱みというところでお話があったかな。その点でもっと強化すべきところをもう1回ちょっと教えていただきたいのですけど。 ◎吉川 観光課長 条件整備の部分がまだ不十分かなと思っております。委員ご指摘のとおり、荷物預かりがないと、観光バスがつくところもないと、Wi−Fiの設備がないというご指摘もいただいてございます。Wi−Fiにつきましては、観光課の平成30年度予算をいただいてございまして、観光情報センターに8台の貸し出しを行わせていただいてございますので、または羽田空港の中に、現在SIMの、ご自分の携帯が使えるように、難しい言葉はわからないのですが、SIMという端末に入れるものの販売もしてございますので、そういうもので自分の携帯を使いながらWi−Fiの機能が使えると私どもは伺ってございます。不十分な部分につきましては、今後この観光振興プランの中でもご意見をいただきながら、何を整えたらいいのか、どういう方向で進むのか、ご検討いただければと考えてございます。 ◆三沢 委員 私が2年前にこちらの特別委員会に所属していたとき、まだ特区民泊が始まる前だったかと思うのですけれども、そのときにさせていただいた質問で、やはり海外から来る方々というのは、Wi−Fiの環境というのがほぼ必須であると。さらに、特区民泊が始まるにあたって、大田区らしい特区民泊をやるのであれば、例えばWi−Fiを、ちゃんと特区民泊認定事業者のところには端末を貸すとか、そういったことは本当に利便性を向上させますので、ご検討いただければというお話を差し上げたことがあるかと思うのですけれども、その後Wi−Fi環境に関しては、公共施設を中心として数は増やしている、観光情報センターでも今おっしゃっていたとおり置いている、そういったことは存じ上げてはいるのですけども、私の今言った話をやれとは全然言わないのですけれども、何かもっと踏み込んだWi−Fiのネットワーク環境の対策は何かお考えはありますでしょうか。何か遅々としてあまり進んでいないような気がしていまして。 ◎吉川 観光課長 委員ご指摘のとおり、Wi−Fiにつきましては非常に海外の観光客の需要が高いと認識はしてございます。ただ現在、私どもはNTTの営業の方と話をする中で、非常に大田区はWi−Fiの環境整備が進んでいると。ですが、民間のWi−Fiがかなり進んでいる状況の中で、このWi−Fiを継続していくのかどうかと。引き続き、事業者と協議をしていったほうがいいのではないかというアドバイスもいただいてございます。例えば、この大田区役所でWi−Fiを開くと、多分七つか八つのWi−Fiが使えるように出てくるかと思います。海外の方がそのWi−Fiを使っていいのかどうかという判断はしにくいところでございますが、安全に個人情報が漏れないで、Wi−Fiが使えるような環境というのは、引き続きどう進めていくのか検討させていただければと思います。 ◆三沢 委員 今おっしゃったとおり、割と民間事業者が主導して、例えば蒲田の商店街もそうですけど、ロータリーがすごく協力してくれて、Wi−Fi環境が使えるようになっていますけれども、もちろんそこのところと手を組んで大田区を網羅するように進めていくということも一つの施策だと思いますので、私は民間主導でも行政主導でもどちらでもいいとは思っているのですけど、ネットワークの整備が大切だと思っているので、ぜひ踏み込んで対策をよろしくお願いいたします。 ◆松本 委員 今の関連で、三沢委員がおっしゃったとおりだと思うのですけども、総務財政の案件で、セブンアンドアイホールディングスとの連携をこれから進めていくという中で、やはりセブンイレブン、コンビニの中でWi−Fiが使えるといったところも、今後のセブンとの話し合いの中で、どういう結果になるかわかりませんけれども、そういった環境もつくっていただきたいという、その相互の連携を観光課からも企画経営部のほうに一緒につなげて、そういうことも検討したらというところで伝えていただければなと思います。 ◆松原〔秀〕 委員 池上本門寺の地元としてちょっと2、3質問させていただきたいのですが、まず、再国際化して、確かに本門寺などは外国人が増えている気がします。ただ、予想したほど、期待したほど増えていない。そういった再国際化前のそういった調査と今回の調査を何か比較するものがあれば、教えていただきたいのですが。 ◎吉川 観光課長 申しわけございません。前回の本門寺調査と今回の比較が私の手元に今ないものですから、その辺は比較表をつくりまして、委員のほうにお届けしたいと思います。 ◆松原〔秀〕 委員 それから、やはり宣伝というか、それは、私は大事だと思うのですが、外国人につきまして、やはりお会式とそれから初詣なのですが、やはり増えている気がします。初詣は12月31日からすぐに出かけて、久しぶりに夜中の2時、3時に参拝したのですが、従来は、要するに10年前ぐらいですと、中学生、高校生がたむろしていたのですが、今年は外国人の若い人たちがたむろしていたのですね。やはり、これはかなり大きな変化かなという気がします。それから、やはり池上通りを歩いているときに、写真を撮ったりする外国人の方が増えているなという感じがしています。実感としてですね。それからあと、国内のお客さんですけど、やはり三が日はかなりにぎわってくるのですが、ある四国から来た家族連れが羽田からいらしていたのですが、ちょっと時間があるので本門寺に参拝に来ましたと。だけど荷物を置くところがないということで、たまたまそこにいたものですから、近所の知っているその石材店の、カタオカさんのところを紹介したことがあるのですけど、宣伝次第によっては、かなりそういった参拝客が増えるということが一つ。それからお会式の日に札幌から来た大学生がいました。何で知ったのですかと聞いたら、インターネットで見たと言うのです。ですから、やはりそういったことできちっと宣伝すれば、いっぱい来るのではないかと思います。ただ、残念なことに、どこに泊まるのですか、横浜だと言っていました。やはり大田区に泊まってほしいなと、そういったことも含めて宣伝してほしいと思うのですが。たまたま昨日まちづくりの会で、NHKで池上を紹介したもの、30分のビデオがあったのですが、そういったプロモーションビデオ、やはり池上に限らず、かなりうまく宣伝すれば、羽田とか洗足も含めて、いっぱい来るのではないかと思うのですが、ご見解をお聞かせください。 ◎吉川 観光課長 委員のお話にありました、私ども池上本門寺と定期的にこう打ち合わせをさせていただいてございます。池上本門寺の協力を得ながら、先ほどの映画の撮影などに使わせていただきたい旨、または、多くの観光客が池上本門寺を訪れたいということで、その中の受け入れ態勢がどのように進めさせていただくのか、ご協力をいただけるのかと、打ち合わせをしてございます。委員ご指摘のとおり、なかなか階段を上がる前に荷物を預けたいという心情もございますので、引き続きその部分が参道のほうの商店街、またはご協力いただける方がいるかどうか、ある機会を設けまして、また打ち合わせをさせていただければと存じます。 ◆松原〔秀〕 委員 それから、ひと月ぐらい前なのですけども、銀行で預金をおろしていたときに、土曜日だったのですが、外国人が入ってきて、マネーチェンジということを言ったのですね。土曜日なので、休みだと、ホリデーでクローズと言ったのですけど、それで通じたのですけど、両替ができる場所は羽田空港と川崎なのだと、その二つを紹介したのですけど、蒲田にもしあれば、そういったお客さんが増えるのではないかと思うのですけども、そういったことは検討の余地があるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 そうですね。外貨両替の場所が非常に少ないというのは、委員のご指摘のとおりかと思います。その辺を他の国のように市中に設けるかどうかというのは、引き続き研究させていただければと存じます。 ◆松原〔秀〕 委員 あともう1点だけすみません。従来、区内の観光コース、3時間コースとか、そういった短いコースでやるという話があったのですが、実際にそういうものは実施されているのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 いろいろなことでご指摘を受けまして、HANEDA OTAエンジョイプログラムというものを、3時間で回れるコースというパンフレットをつくらせていただいて、現在それも観光情報センターをはじめ、外国語でつくらせていただいているものをお配りしてございます。ただ、なかなかトランジットの合間を使って、3時間で周遊するときの現在交通手段、乗り方がわからないというご指摘もつい最近いただきました。どのように誘導していくのか、どのような交通機関を使っていただくのかということをこれも早急に検討させていただければと存じます。 ◆末安 委員 今回の調査を見させていただきまして、ちょっとこの委員会も初めて所属させてもらうので、まだ素人なのですけれども、何か移動人口は当然多いし、宿泊人口も稼働率が高いということは従来から伺っているのですけれども、その先の数字というので、例えば観光の目に見えて成果が上がっているというところの数字がなかなか自分の中で思い浮かばなくて、どこかウォッチできるところがないのかなと思っているのですけど、今後やはり商店街の来客だったり、飲食店の来客だったり、そういったところが経済効果としては具体的なところだと思うのですけど、その辺何かウォッチできる数値というのは何か持っていたりはするものなのですか。 ◎吉川 観光課長 経済波及効果につながるかと思います。商店街の売り上げがどれくらい上がっていくのかというのは、正直申し上げまして、私ども逐一把握はしていないのですが、私どもは多くの商店に協力をいただきまして、外国人対応ができるようにシールを貼っていただく、パンフレットを置いていただくという、そういう事業を行ってございます。おかげさまでこの事業に候補として挙げていただく商店は非常に多くあります。または、外国語自動翻訳、または翻訳センターを使った翻訳というものも増えている状況にございますので、それが直接売り上げに結びつくかはわからないのですが、外国人が多くの商店を訪れていただいているのではないかと、そういう傾向としてはつかんでございます。 ◆末安 委員 ぜひ、もっと、パンフレットにせっかく載せたお店とかは当然大田区にとっては主力のお店だったり、また観光スポットだと思うのですけれども、ぜひもっとミクロのデータで、外国人が何人ぐらい来ているのだということを定期的にウォッチしていくだとか、というところを少し協力していただいてでも、やっていただいて、例えば、餃子屋にどれぐらいのお客さんが増えているのだとか、本門寺に来た人が何人ぐらい増えているのだとか、そういった細かい部分の数字をどこか全体でする必要はないと思うので、主要な部分だけでやっていただきたいなということは思うのですけど、そういうことは可能なのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 実際にお店のほうに訪れる外国人の数は、私どもも気になっている部分でございますので、どう協力をいただくのか、またそれにかわる手法はないかどうかを早急に検討させていただければと存じます。 ◆金子 委員 このアンケートの一番最初の総括のページのところの左側、来訪者アンケートというもので、結果分析概要ですが、日本人来訪者の5割強が大田区民、続いて近隣区の住民で、日帰りが主流であると。それから、区内で実施したことは海外、または区外居住者は目的地へ行くための乗り継ぎが最も多いということで、この辺はなかなか大田区の大変なところだろうと思うのですが。ただカウントした数のところでは、ただし地元住民、散歩をしている学生や主婦などと思われる人はカウントしないとなっていて、この地元住民であるかどうかというのはわからないのではないかと思ったのですけれども、そういうことからすると、やはりこの7ページの調査だと、もっと大田区民が増えてもいいのかなと思ったのですけども、その辺のこれはカウントですから、多分通りすがる人を数えられるのだと思うのですが。それとこの調査地点別回収状況というのは、何か配って、返してもらうという形でやられたと思うのですが、この辺の具体的な調査の違いというものは何かあるのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 区内にお住まいなのか、外からおいでいただいた方なのかというのは、非常に区分けが難しいのですが、一つの目安として、サンダル履き、げた履き、そして自転車に乗っている方は今回は数えないということにさせていただいてございます。アンケートの回収でございますが、原則としてその場で記入いただいて回収してございます。なかなかお持ち帰りいただいた後の回収が難しい点がございますので、その場で少し滞在いただいて、書き込んでいただくということを実施させていただいてございます。 ◆金子 委員 それで、この調査をどう役に立てるのかというので、観光マーケティングに基づいたプロモーション作戦ということで、こう案があるわけですけれども、この中で3番目、強みと機会、産業集積見学型資源を活用したMICEマーケットの開拓ということになっているのですけれども、このMICEというのは、研修だとか国際的な活動をしている団体が行う会議や大会、各種の展示会、イベントなどの、この四つの単語の頭文字をとった造語なのだそうですけれども。  MICEとは平たく言うと、各地から泊まりがけで多くの参加者が集まる、ビジネス上の展示会やイベント、会議をあらわす言葉であるとなっているのですが、そういうこの3番で他地域では見られない、すぐれた産業関連施策施設等の有効活用や、広域での連携したプロモーションというのは、具体的には泊まってもらわなくはいけないので、そういう場所がなくてはいけないということと、それなりの会場もなくてはいけないだろうと思うのですが、何かそれと大田区の今の施策が、あっているのかなというところがちょっとわからないのですが、その辺はどういう見通しを持っておられるのですか。 ◎吉川 観光課長 MICEに関するご質問と受けとめてお答えさせていただきます。委員おっしゃるとおり、MICEは会議体を中心にしながらまちに出ていただいて消費をしていただくということを目的としてございます。  私どもが下調べをさせていただいた段階では、例えばアプリコとか例えばPiOとかをお使いただいている会議も非常に多いと聞いてございます。また、区内には大学がございます。東工大も学術会議を頻繁に開いている。医師会につきましては、東邦医大が小規模の会議だと思いますが、医師会の会議も行っていると聞いてございますので、そういう会議体が、大田区の規模の中でできる会議体を、私どもは受けとめながら、まちのほうで飲食をしていただく、または区内観光をしていただくという一連の流れを、今後組ませていただければいいなと考えてございます。 ◆金子 委員 私、あちこち外国に行くわけではないのですけれども、この前、大連に行きましたときに、ホテルは何か相当な高級ホテルだったみたいなのですが、そういう特別な場所だったらしく、普通の商店だとかというのは、もうほとんど見ることはできない。それで、ローソンがあったら何となく親しみを覚えてしまって、入ってみたりはしたのですけれども。  そういう意味で、やはり地域の商店を、人が集まるような状況に支援をすることは、私は今後、ますます必要ではないかと思うのです。都市化してくると、だんだんどのまちも特別な特徴がない、どこも似ている、駅前をおりたら、あそこにも、ほかのまちと何も変わらないというまちづくりになってしまうと、本当にもったいない話で、そういう中で、大田区の商店が成り立っていくような、そういう支援も考えるべきではないかなと。これは要望ですけれども、ぜひそのようにお願いしたいと思います。 ○秋成 委員長 資料3はよろしいでしょうか。では、4に移ります。 ◆菅谷 委員 この策定委員会を設置されるというお話だったので、何人程度で、それで策定委員会については傍聴したりとかできるのかどうか。それから、その産業に通じる人たち、トップとする方々を、どういった方を設置されているのかなということで。三菱UFJの方の支援業務というところであるのですけれども、その策定委員会の状況について教えてください。 ◎吉川 観光課長 現在、まだ予定の段階でございますが、私どもが策定委員会の構成として考えてございますのが、非常に観光事業や施策との関係、連携が厚い団体として考えてございまして、例えば商工業団体や宿泊施設をお持ちの所管団体、羽田空港関連事業者とか鉄道事業者を想定してございます。  現場感覚がありながら、一定の職責を持つ方々を、私ども委員としてお迎えして、この策定に向けたご検討をいただければと考えてございます。 ◆菅谷 委員 いつからということはまだ、これからそういう計画をしていきますよということの、この委員会での発表なのですね。 ◎吉川 観光課長 現在まだ動いてございません。準備の前に委員会に報告させていただいて、順次その準備を進めて、策定委員会をはじめさせていただければと考えてございます。 ◆菅谷 委員 では要望も入れられるということなので、ぜひ公募委員というところで、どう、プランナーですね。外国人の方も、いろいろな団体の方も入ると思うのですけれども、特に若い人たちの、やはりよりすぐれたMICEということもありますから、後継者なども含めて、いろいろな方面の方の取り組みを進めてもらいたいのと、公募委員、いろいろなプランを持っている方々の公募委員も、ぜひそういう中に入れてもらいたいのと、やはり観光施策は、なかなか官がやるというところでは限界もあると思うのですけれども、官と民の連携というところでも大きな役割を果たすと思うので、しっかり傍聴ができるように、もうそういった委員会もしてもらいたいということと。  あと、パブリックコメントについて、なかなかパブリックコメントをしても数が少ないという状況の中で、その方法も、もっと区民に開かれた内容にしていってもらいたいということを要望しておきます。  それから、MICE推進会議ということで、今、金子委員も指摘しておりました、四つの頭文字を取ってということで、そのMICEを主体として、どう区内の産業とかまた観光に影響をしていくのか。この間、MICEというところで、大きな会議場をつくって、それでカジノをそういった場所にしてもらっては困るということの国会でのやりとりもあって、やはりそういう計画についても、本当に区民にとっていいものになるような、そういう内容にしてもらいたいということを要望しておきます。 ◆三沢 委員 このMICEについてなのですけれども、今後の大田区としての進め方は、従来と同じような既存施設を活用する、そして観光を中心としたMICEというお考えなのでしょうか。それとも、もう少し対極的なMICEをお考えなのでしょうか。 ◎吉川 観光課長 まず施設でございますけれども、私ども大人数を収容する施設は多くございます。そこの既存施設も使いながらMICEの会議体を呼べればいいなと考えてございます。  また、私ども観光課としてMICEの推進を図るわけでございますが、これは庁内の例えば産業経済部とか、例えば都市基盤整備部とかまちづくり推進部とか、連携して行うことを考えてございます。いろいろな施設を回っていただく。観光だけではなくて、例えば商工業の見学をしていただくと、そういう流れができればいいなと考えてございます。 ◆三沢 委員 多分現状でも、先ほどほかの委員が指摘されたとおり、例えばスポーツ施設を利用しても、夜の宿泊は大田区外であったりとか、そういうことが多くあるかと思います。  コンベンションとかインセンティブツアーとか、やはり万単位の人が動きますので、大田区でそのような施設が既存施設であるかというと、私はないと思っています。片柳アリーナが多分4,000人ぐらいで、一番大きいのかぐらいには思ってはいるのですけれども。そうすると、いわゆる一般的なMICEと大田区の考えのMICEだと、ちょっとずれが生じている気がするのですけれども、そこら辺に関してはいかがでしょうか。 ◎吉川 観光課長 先月、大田区らしいMICEということでご報告をさせていただきました。私どもはMICEといっても、大規模から小規模まであるかと思います。大田区が、現在、大田区の施設の中で、どれぐらいの会議体を呼べるのか。その会議体で会議をした後に、商店街とかに繰り出していろいろお楽しみいただくと。既存の中でも十分それが対応可能ではないかと思っております。  また、しかし、私どもこのMICEの方向性につきましては、現在、予定しておりますMICE推進会議の中で多様な意見をいただきながら、どういう方向がいいのかというものを取りまとめていきたいと考えてございます。 ◆三沢 委員 既存の施設を利用した中で、大田区らしいMICEということで、だから観光課が中心となってやっているということが理解できました。  ちょっと、私が思い描いているMICEとはかけ離れてはいるのですけれども、大田区の立ち位置というのはよく理解できました。 ○秋成 委員長 資料4はよろしいでしょうか。では、資料5に移ります。  よろしいでしょうか。資料6。 ◆黒川 委員 私も、ほぼ毎年参加をしていたのですけれども、吉本興業とのつながりがすごくいいなと思って。品川庄司の庄司智春さんは蒲田出身なので、庄司さんを軸にして、大田区と吉本興業がつながっているというのは、すごくいいと思ったのですけれども。もうこれがなくなってしまった経緯を、もう少し細かくご説明いただければと思います。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 これまで、昨年度まで吉本との連携という中で、より多くの区民の方々に来ていただくということをやらせていただいておりました。それについてもかなりの集客がありまして、実績があったと考えております。  今年度は、それを否定するというものでは決してございません。ただ、いろいろ、より多くの区民の方々に来てもらう上で、どういう戦略の元にやっていくかということを考えていったときに、今回は、そういう有名人の方を呼んで、集客につなげるというやり方を、少しそういうやり方を少しやめて、今回は新たなトライという中で、プログラムそのものについて、特にスポーツ実施率の低い20代から40代の方々に、響くようなプログラムを提供してみて、それに対して、やってみたいと思った方々が来ていただけるということで集客を確保していく。そして、スポーツ健康都市宣言にふさわしい事業にしていきたいというところで、今回、少し内容を変えさせていただいたというところでございます。 ◆黒川 委員 わかりました。でも、フェスなので、あくまで。今のコンセプトでいくのは無理ですけれど、子どもたちと吉本の芸人が遊ぶというのも、またそれで、すばらしいスポーツ健康フェスだと思っているので、ぜひ継続的に吉本興業とのつながりは、維持していただきたいと思いますけれど、その辺はいかがでしょうか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 吉本興業だけではなくて、いろいろな主体と連携する。それからスポーツの事業者だけでなくて、様々な分野の事業者の方々とも連携していくということが、今回、策定したスポーツ推進計画の中でも述べております。  スポーツきっかけにして、様々な分野に波及するような効果を目指していくのだということを、計画の中でも述べております。なので、委員おっしゃった吉本興業との連携ということも、当然、今後、選択肢としてあると思いますし、そのほか、様々な事業者やスポーツ主体、また他分野との連携ということについては、どういう形が効果的なのかということ。今年度やらせていただくものもしっかり検証しながら、次年度以降に反映していくという形で、しっかりととっていきたいと思っています。 ◆黒川 委員 やはりこういうフェスというのは、本当に子どものパワーというか、子どもを使って大人を呼び込むというのも大事だと思うので、ぜひそれも続けていただきたいと思うのですけれど。  あと、話が飛ぶのですけれど、今回、子ども預かり所みたいなのをつくると聞いているのですけれども、その辺に関しては事実なのでしょうか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 預かり所というものについては、明確に部屋を設けるというところでは、現在、特にそういう予定はありませんが、ただ小さいお子さんが楽しめるようなエリアを、地上部に用意するということでは、話を進めているところです。 ◆黒川 委員 実際、例えば大きなけがとかあったとき。例えばですけれども、どういう責任体制になっているのかなということも、ちょっと懸念されている方がいらっしゃいまして、その辺はどうなっているのでしょうか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 このイベントそのものについては、全体について包括保険というものに入っております。その中で対応させていただくということでございます。 ◆金子 委員 去年は7月1日に行われたようですが、全体で9時から4時の間、相当たくさんの人がいらっしゃったのではないかと思いますが、人数はどのぐらいだったのでしょうか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 昨年度で申し上げますと、一度入った方が外に出てまた入るということもありますので、約ということになりますけれども、延べ人数で3,100名ということになってございます。 ◆金子 委員 スポーツ健康都市宣言記念事業ということなので、今年は去年と違う呼びかけはされるのかどうかという。できるだけたくさんの人に来ていただきたいという集まりだと思うのですけれども。その辺はどのぐらいにしましょうとか、心づもりというものはあるのですか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 来場者の方についての目標値と受けとめさせていただきますと、特に何名を目標にということは考えてはおりませんけれども、より多くの方、それから特に今回については、スポーツ推進計画をつくる中で、明らかになったスポーツ実施率の低い層ですね。20歳代から40歳代の方々が、仕事であるとか育児であるとかという理由で、なかなかスポーツをする時間が取れないということで、スポーツ実施率が低いという結果も明らかになりましたので、そういう方々に響くようなプログラムを用意し、そこに参加していただいて、このイベントで体験していただいたことをきっかけにして、その後継続して、スポーツを実施していただけるような、そんなイベントにしていければと考えてございます。 ○秋成 委員長 資料6フェスタの件はよろしいですね。  続きましては、資料7番、ラジオ体操についてお願いします。 ◆菅谷 委員 ラジオ体操、とても健康にいいということで、また私の地域、今度、大森平和の森公園であるので、ぜひ行ってみたいと思うのですけれど。このラジオ体操の大田区民の人口はわかりますか。
    ◎鈴木 スポーツ推進課長 ラジオ体操について、区内の実施人口というのを具体的に出すのは非常に難しいですけれども、ただし、ちょうど今年でこのラジオ体操そのものができてから90周年という年ということで、日本人にとっては、一番浸透している運動であるということは言えると思いますので、より多くの方々が親しんでいるスポーツであるということは、確実に言えると思います。 ◆菅谷 委員 来場者1,500人が参加可能ですよということですけれど、大体、今までも、5年前ですけれども、つばさでやったときも、やはりこのぐらいは、推進する方々が頑張っていきましょうと呼びかけで行っていると思うのですけれども、大体これぐらいが、目安として集まっていらっしゃるのですね。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 前回の平成25年7月21日に行ったものでは、約1,600名の参加があったということでございます。 ○秋成 委員長 よろしいですか。  続きまして、ハンドボールチームの合宿について、資料8番です。 ◆三沢 委員 この試合が29日、30日にあるかと思うのですけれど、これというのは、特定の人に観客になっていただく、それとも不特定多数に呼びかけて、無料で見られるというものでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 29日については、区民の方を限定ということで募集をさせていただいております。既に一昨日で募集を締め切っているところではあるのですけれども、区民の方を対象に、250名の方を抽せんで選ばせていただいて、見ていただくということと、あと先ほどお話ししたような、中学生、高校生のバスケットボールの部員の方々などを含めて、区としてご招待という形を取らせていただいて見ていただきます。  30日の試合については、そういう制限を設けずに、日本ハンドボール協会のほうでチケット販売を行っていただいて、チケットを購入して見ていただける、そういう内容としております。 ◆松本 委員 このチームはどちらに泊まられるのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今回、ブラジルのハンドボールチームの選手の宿泊場所なのですけれども、大森駅から5分ぐらいのところのホテルに宿泊をすることになっております。そこからバスを使って、スポーツセンターまで移動をしていくという予定になっております。 ◆松本 委員 その移動手段というのは、大田区はどこまでかかわってやっていらっしゃるのか。区のほうでやるのかどうか、その辺のかかわり方というのはどうなのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 基本的に、練習等での行き来等については、ブラジル側のほうで対応しておりますが、区のほうでお願いをして、学校等を訪問していただく場合については、区側で交通費等は負担をさせていただいております。 ◆三沢 委員 やはり今回も、宿泊は、大田区ではないということですか。それとも大田区ということですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 曖昧な回答をして申しわけございません。大田区外、品川側になっております。 ◆末安 委員 しつこいですけれど、食事とかは、何か紹介して、どこか食べていただけるとか、何かそういう企画はあるのですか。例えば大田区内で。その辺どうなのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 食事については、こちらでそういう食事場所等をご案内というのはさせていただいているのですけれども、具体的にどこで食べるかというところまでは、こちらでも確認はしておりませんので、ただ聞いている中では、やはり宿泊先のホテルの近くのお店等で、食事をしたりということも考えている。あとはホテルの中でということで聞いております。 ◆松本 委員 あわせて、期間内、日本にいらっしゃる間に東松島に行かれるということもお聞きしているのですが、そこら辺はどういった。大田区もかかわるのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 そうですね。ブラジルのオリンピック委員会のほうから、期間中に被災地の訪問もやりたいということを、ご相談をいただいておりまして、その際に、東松島市と大田区は友好の関係がありますというお話をさせていただいたところ、そちらのほうと調整をして、実際に訪問をするということが実現したと伺っております。 ◆松本 委員 その費用というのは、どういう感じになるのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 基本的には、訪問するブラジル側のほうで負担をすると聞いておりますが、そこに対する支援がどういう形であるのかというところまで、確認できておりません。 ○秋成 委員長 資料8を終わりまして、次、資料9、ボランティアミーティングinおおた。 ◆菅谷 委員 この東京2020というところで、私の地域でもボランティアをぜひして、通訳というか、空手をしている方で、ロシアとかいろいろなところで競技人生もしてきたので、やりたいという方がいらっしゃるのです。ただ、年齢的なものと、それからちょっと体を壊されたということもあって、車椅子が必要なところなのです。だけれど、言葉を話したりとかそういうのはお元気なのですけれども、そういったところで力を生かしたいという方もいらっしゃるのですけれども、こういったミーティングとかそれからボランティアの資格要件とか、そういったことについてわかりましたら教えていただきたいのですけれど。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 車椅子でというお話なのですけれども、障がいのある方につきましても、個別にご相談をさせていただいて、ボランティアの業務の内容と実際の障害の状況とマッチングさせながら、可能な限りボランティアとして活動をしていただけるような、そういう対応をさせていただきたいと考えております。  ボランティアの要件なのですけれども、今、明確に打ち出しをしているところでは、区内に在住、在勤、在学されている方ということと、大会の1年前となる来年の夏から、ボランティアの活動のほうは始めていきたいと思っておりますので、来年の4月の時点で18歳以上の方ということを要件とさせていただいております。特に年齢の上限というものは設けておりません。 ○秋成 委員長 資料9はよろしいですか。  続きまして資料10です。東京2020オリンピックパラリンピックの気運の醸成の関係につきまして、いかがでしょうか。 ◆菅谷 委員 株式会社ジュピターテレコムというところで委託ということなのですけれども、これはどういったところだということと、選定方法というところで教えていただければ。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 選定方法につきましては、プロポーザルを実施して、選定をしております。どういったところかといいますと、いわゆるジェイコムですね。区内等でのケーブルのテレビ等を主たる業務として行っているところですけれども、こういったイベント等にもかかわっているということで、今回お願いをしております。 ◆菅谷 委員 プロポーザルに応募した人は、1者だけだったのですか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 応募は4者がございまして、その中から選んでおります。 ○秋成 委員長 オリパラの新聞、教育新聞なのですけれど、これ第1号はいつごろということでしょうか。 ◎千葉 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 明確にはまだ決め切れてはいないのですけれども、秋のタイミング。ある程度、こちらの事業のほうが少し実施されたタイミングで、発行していきたいと考えておりますので、9月、遅くとも10月ぐらいには、1回目を発行したいと考えております。 ○秋成 委員長 わかりました。  では、以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○秋成 委員長 よろしければ、本日は、以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛継続調査要求書を提出することに、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○秋成 委員長 では、そのようにさせていただきます。  次回、7月の委員会日程ですが、定例日の7月17日、火曜日、午前10時から開会するということでいかがでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○秋成 委員長 それでは、7月の委員会は7月17日、火曜日、午前10時から開会とさせていただきます。  以上で、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を閉会いたします                午前11時34分閉会...