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  1. 大田区議会 2018-04-17
    平成30年 4月  羽田空港対策特別委員会-04月17日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 4月  羽田空港対策特別委員会-04月17日-01号平成30年 4月  羽田空港対策特別委員会 平成30年4月17日                午前10時01分開会 ○安藤 委員長 ただいまから、羽田空港対策特別委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いします。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 それでは、私から6件のご報告をさせていただきます。  まず初めに、羽田空港機能強化についてのご報告でございます。  資料番号50番をご覧ください。当区より平成29年5月10日付けで、国土交通大臣宛てに提出した要望書に対する回答が平成30年3月28日付けでございましたので、ご報告をさせていただきます。  1の羽田空港機能強化についての回答からご説明をさせていただきます。なお、本日配付させていただきました冊子になりますが、羽田空港機能強化というものがございまして、そちらの中の、羽田空港に関する対策の経過というのがございまして、44番というものでございますが、そちらの183ページに、既に提出済みの要望書が掲載されておりますので、あわせてご覧をいただければと思います。  それでは、まず初めに、1(1)の騒音影響の軽減についてでございます。こちらにつきましては、区民生活への影響が懸念されることから、B滑走路の利用について長距離国際線を離陸させないなど、地域への騒音影響を軽減するための対応を図られたいと要望してございましたが、これに対し、B滑走路からできる限り騒音影響を小さくする方策として、平成28年7月28日付けの回答に基づく低騒音機の導入を促進する着陸料の見直し、B滑走路からの出発機数の削減、将来の技術進歩に応じた騒音影響の低減に取り組む。また、B滑走路西向き離陸における長距離国際線の制限については、地域への騒音影響を踏まえつつ、引き続き検討するとの回答がございました。  続きまして、(2)の安全対策の強化についてでございます。安全対策及び落下物対策は現状においても重要な課題であることから、これまでに示された対策について、具体化するとともに早急に対応されたい。また、落下物対策については、発生メカニズムを究明するとともに、さらなる未然防止を図られたいと要望してございましたが、本邦航空会社及び日本に乗り入れる外国航空会社が運航する航空機の安全な運航及び落下物防止を実現するため、空港での抜き打ち検査航空会社への是正指導等により、安全対策に引き続き万全を尽くす。また、乗り入れ航空会社に対し、安全対策の徹底を改めて要請する。特に、落下物対策としては、有識者やメーカー等から構成される会議を開催し、本年3月26日に本邦航空会社及び日本に乗り入れる外国航空会社を対象とした落下物防止対策基準案をはじめとした落下物対策の強化策を取りまとめた。当該基準案についてパブリックコメントを通じて広く意見を聴き、外国航空会社も対象とした対策基準として策定するとともに、外国航空会社も対象とした処分等の具体的な内容や手続を検討する等、総合的な対策を整理・充実させていくとの回答がございました。  続きまして、(3)の新たな飛行経路におけるゴーアラウンド経路についてでございます。新たな飛行経路におけるゴーアラウンド経路を示されたいとの区の要望に対し、今後の検討に応じ適切に情報提供を行う。なお、貴区市街地上空に同経路は設定しないとの回答がございました。  続きまして、(4)の騒音測定局の再配置についてでございます。騒音測定局の増設及び再配置計画を示されたいとの要望に対し、新飛行経路を踏まえた騒音測定局の再配置については、貴区と調整のうえ実施する。また、ホームページの充実等を行い、新飛行経路騒音影響に関する監視及び情報提供を行うとの回答がございました。  続きまして、(5)の引き続きの情報提供についてでございます。より多くの区民に、正確な情報が届くことが重要であることから、引き続き区民の疑問に答え、不安を払拭するよう様々な手法により、丁寧な情報提供を行うこととされたいとの要望に対し、住民説明会(第4フェーズ)におけるご意見をフォローアップするとともに、ホームページ特設電話窓口の活用、市民相談窓口の設置など、様々な手法により引き続き丁寧な情報提供を行うとの回答がございました。  次に2の現行課題への対応についての回答でございます。  まず初めに、(1)のA滑走路北向き離陸左旋回の廃止についてでございますが、廃止の時期を明確に示されたいとの要望に対し、2018年冬ダイヤ、2018年10月28日からにおいてA滑走路北向き離陸左旋回を1便削減し、2019年夏ダイヤ、2019年3月31日からにおいて残る2便を削減し、現行運用においてA滑走路北向き離陸左旋回を全廃するとの回答がございました。  続きまして、(2)のヘリコプターによる騒音影響の改善についてでございますが、現行運用の再徹底をどのように行うのか、具体的に示されたい。また、深夜早朝時間帯は、「空港上空を通る経路に変更する」とあるが、その経路を示されたいとの要望に対し、深夜早朝時間帯におけるヘリコプター飛行経路について、平成30年3月29日、木曜日、23時に、現行経路から多摩川河口方面経由で離着陸する経路に変更する。当該変更を関係者に通知する際に、昼間時間帯において定められた飛行経路の遵守を再徹底するとの回答がございました。  続きまして、(3)の情報提供等については、羽田空港及び航空機の安全等に関する情報提供は迅速に行うとともに、騒音や大気汚染等環境影響に関する情報の公開についても対応されたいとの要望に対し、貴区に対する羽田空港及び航空機の安全等に関する情報提供は迅速に行うとともに、ホームページの充実等により騒音や大気汚染等環境影響に関する情報の公開についても改善を図るとの回答がございました。
     最後に、3、羽田空港周辺地域への対応についての回答でございます。こちらは、貴省に対し、東京国際空港羽田空港移転騒音対策連合協議会から二度にわたり要望書が提出されているところである。羽田空港に隣接する地域の声として、これを重く受けとめ、適切に対応されたいとの要望に対し、区への回答を踏まえ、東京国際空港羽田空港移転騒音対策連合協議会からの要望書に対しても別途回答を行うとの回答がございました。  なお、回答の中に、落下物対策の会議を3月26日に開催し、落下物対策の強化策を取りまとめたとの記載がございますが、落下物対策は、現状においても非常に重要な課題であることから、委員の皆様には先に情報提供もさせていただいたところですが、国がホームページで公表している落下物対策総合パッケージ案を、改めて資料として資料番号50の資料2として配付させていただいたところです。内容についてはお読み取りいただきたいと存じますが、区といたしましては、当区が要望いたしておりました落下物対策の総合的な対策が取りまとめられたことについては高く評価しております。制度の具体化や実際の運用に向けてはさらに熟度を高めていく必要がございますが、早期に対策をスタートさせていただき、今後も継続して関係者が一丸となって、さらなる追加対策を講じていくことが何よりも重要と考えてございます。  引き続き、国の動きを注視し、落下物対策の一層の充実強化を図るよう、強く求めてまいります。  続きまして、資料番号51番、羽田空港見学会の開催についてのご報告でございます。こちらは、平成28年度より国土交通省が実施している羽田空港見学会につきまして、今年度の開催案内がございましたので、委員の皆様に情報提供させていただくものでございます。昨年度までは羽田空港周辺にお住まいの方を対象に開催しておりましたが、今年度は参加できるエリアを拡大し、開催回数を増やして開催するとのことでございます。なお、詳細につきましては、後ほどお読み取りいただければと存じます。  続きまして、資料番号52番、全国民間空港関係市町村協議会の申し入れについてのご報告でございます。3月30日に申し入れを行ったものでございます。  今回の申し入れでございますが、3月18日に那覇空港において発生いたしました、上海吉祥航空機が他の航空機が使用中の滑走路から離陸許可を得ないまま離陸するという事案が、また、3月24日に福岡空港において発生した、ピーチアビエーション機が着陸後、前脚の損傷により滑走路上に停止する事案がございましたが、両事案がいずれも重大インシデントに認定されており、現在、運輸安全委員会で調査中でございます。さらに、3月25日に成田国際空港において、セブ・パシフィック航空機エンジントラブルで緊急事態を宣言したにもかかわらず、管制官が聞き逃すという事案が発生するなど、今月に入り立て続けに事案が発生したため、航空の安全確保に対する信頼を揺るがしかねないものとして看過できないとして、申し入れを行ったものでございます。  続きまして、資料番号53番、例月の左旋回飛行実績についてのご報告でございます。12月分と1月分の2か月分のご報告となります。  12月分は資料の1ページ、2ページをご覧ください。12月の左旋回は81件ございましたが、羽田小学校につきましては、最大値75.6デシベル、最小値が58.3デシベル、東糀谷小学校につきましては、最大値が79.0デシベル、最小値が62.4デシベルとなっており、80デシベルを超えたものはございませんでした。  次に1月分でございます。資料3ページ、4ページをご覧ください。1月の左旋回は71件ございましたが、羽田小学校につきましては、最大値が76.2デシベル、最小値が61.4デシベル、東糀谷小学校につきましては、最大値が79.7デシベル、最小値が61.6デシベルとなっており、80デシベルを超えたものはございませんでした。  続きまして、資料番号54番、例月の東京国際空港におけるゴーアラウンドについてのご報告でございます。  資料右上の表、平成30年2月の速報値の欄をご覧ください。A滑走路北向き着陸に伴うゴーアラウンドは17回ございましたが、そのうち、区内上空通過は11回でございました。また、B滑走路西向き着陸に伴うゴーアラウンドは6回ございましたが、区内上空通過はございませんでした。  左側の表は、今年の1月、2月のゴーアラウンド理由別割合で、円グラフでもお示ししてございます。  資料の2ページ目には2月のゴーアラウンド23回分の内訳が出てございます。  続きまして、資料番号55番、羽田空港に関する対策の経過についてのご報告でございます。こちらは冊子でお配りをさせていただいているものでございます。毎年、羽田空港に関する動きについてまとめさせていただいておりまして、平成29年の経過でございます。  まず、表紙をおめくりいただき、目次をご覧ください。  初めに、大田区における羽田空港対策の概要を、次に平成29年1年間の羽田空港に関する対策の経過の整理、さらに空港対策に関する協議会・委員会等として、東京国際空港羽田空港移転騒音対策連合協議会東京国際空港騒音対策委員会全国民間空港関係市町村協議会関係資料と、また、大田区の要望書なども掲載しております。さらに、大田区議会定例会での関連のご質問、答弁なども整理させていただいております。あわせて羽田空港対策特別委員会の構成や開催日程なども掲載しております。空港対策関係や三者協などの歴史や保存資料なども整理させていただいておりますので、詳しくは後ほどお読みいただければと存じます。 ◎立花 空港まちづくり本部副参事〔工事調整担当〕 私からは資料番号56番、羽田空港跡地地区土地区画整理事業弁天橋東交差点の切替え(信号機設置)についてをご報告させていただきます。URと大田区で連携して進めております土地区画整理事業において、UR発注の基盤整備工事の一環として行われました弁天橋東交差点の切替えについてご報告いたします。  弁天橋東交差点は、これまでは信号なしの環状交差点として運用されておりましたが、3月29日、10時より、信号ありのT字型交差点として運用開始されました。  資料左側の図をご覧ください。盛土造成工事と青色で囲まれた部分、この多摩川沿いの4車線道路の一部分に土を盛ることに先立ちまして、4車線で運用していた道路を2車線運用へ変更する必要がございます。この2車線化に伴いまして、環状交差点として運用しておりました弁天橋東交差点を信号制御されたT字型交差点へ改良するよう、警察より指導がございました。  資料右側の上側の図をご覧ください。従前におきましては、4車線道路と2車線道路が交差する複雑な運用をしておりました交差点形状でありましたが、今回の工事によりまして、下図のように信号制御されたT字型交差点に改良されました。この改良工事では車線数が整合されまして、信号が設置されたことにより、安全な交差点となりました。また、これまで歩行者は、天空橋駅の地下道を利用して南北を走る道路を横断しておりましたが、この改良工事によりまして、横断歩道が設置されたことで平面的に道路横断ができるようになり、利便性も向上しております。多摩川沿い道路の2車線化に伴いまして、空港側の歩道は通行どめとなりましたので、空港方面に向かう歩行者の方は、多摩川沿いの歩道をご利用いただくことになります。また、多摩川沿いの道路工事につきましては、5月中ごろまで続く見込みとなっております。 ◎長谷川 環境対策課長 私からは、資料番号57番から60番の4件について、ご報告をさせていただきます。  初めに、資料番号57番、平成29年11月、平成29年12月大田区航空機騒音固定調査月報についてご報告をさせていただきます。例月のとおり、大田市場中富小学校、新仲七町会会館、こちらの屋上で航空機騒音測定結果を示しております。ご覧のとおり、11月、12月ともに全地点で航空機騒音環境基準を達成しております。  航空機、機ごとの騒音の測定結果で80デシベルを超過した最大値についてでございますが、11月の大田市場の最大値85.1デシベルは、11月9日、10時22分に計測され、原因は、風向風速の急変によるゴーアラウンドと聞いております。新仲七町会会館の最大値82.5デシベルにつきましては、11月25日、13時6分に計測されましたが、原因については、現在、国土交通省に確認中でございます。12月の大田市場の最大値81.8デシベル、こちらは12月7日、9時46分に計測され、原因は、機体姿勢の不安定によるゴーアラウンドと報告を受けております。なお、3月の委員会で、国土交通省に問い合わせ中とご報告をいたしました大田市場の10月16日、12時51分に計測された最大値83.0デシベルにつきましては、音が流れたためとの回答を受けているところでございます。  次に、資料番号58番に移らせていただきます。平成29年11月、平成29年12月A滑走路北側離陸左旋回騒音調査結果についてでございます。こちらも例月のとおり、A滑走路北側離陸左旋回の瞬時値の最高騒音レベルを日付順に記載してございます。瞬時値の最高騒音レベルにつきましては、照合する基準がございませんが、目安として80デシベルを超過したものについて、ご報告させていただいているところでございます。  11月と12月につきましては、今回、区で策定している三つの測定場所の数値、こちらにつきましても、記載のとおり80デシベルを超過した航空機はございませんでした。  次に、資料番号59番、航空機内陸飛行騒音調査についてご報告をさせていただきます。内陸飛行、航空機が矢口小学校付近航空標識KAMATを経由し、西日本方面に飛行を行うということで、こちらの騒音調査でございます。調査は平成22年10月にD滑走路の供用が開始され、大田区上空を飛行する航空機騒音の大きさ、機数、飛行高度を確認するためのものでございます。  調査結果の概要につきましては、4の調査結果(1)、(3)にまとめさせていただいております。  初めに、内陸飛行を行った航空機の騒音についてご報告いたします。羽田空港から遠い石川町文化センター東調布公園水泳場矢口小学校、こちらでは環境基準地域類型指定区域外であるため、環境基準Ldenが適用されておりません。参考として各調査地点Ldenを算出し、最も厳しい住居系の環境基準57デシベル以下になりますが、こちらと比較しておりますが、ご覧になってわかりますように33.8から42.9デシベルということで、参考とした基準値以内でございます。  次に、経年変化についてご説明させていただきます。報告書の7ページ、ちょっとめくっていただければと思います。報告書の7ページの表4-4.1でございますが、平成22年度からの調査で、北風運用に限った場合の3日間のデータを集計後、Ldenを算出して、経年比較を行っております。その結果、Ldenの値は平成22年度以降、ほとんど変わっておりませんで、騒音レベルの年ごとの大きな変化は認められないということでございます。  最後に、内陸飛行における航空機の高度分布についてご説明をさせていただきます。同じく報告書の8ページ、表4-5.1をご覧ください。矢口小学校付近航空機標識KAMATで、9,000フィート以上で飛行することが求められてございますが、調査期間内の全ての航空機は、ご覧のとおり9,000フィート以上で飛行しておりました。  続きまして、最後に、資料番号60番、航空機騒音調査(短期測定)について、ご報告をさせていただきます。  現在、羽田空港航空機騒音、固定局の3か所で、常時測定を実施しております。この固定局での調査に加えまして、29年度は記載の4か所で短期の調査を実施いたしまして、航空機騒音の現状を把握いたしました。滑走路の運用方法は風向きにより変わるため、南風運用時と北風運用時の航空機騒音をそれぞれ調査したところでございます。調査場所の中で、東糀谷防災公園テクノフロント森が崎は、工業専用地域のため、地域類型指定区域の対象外でございまして、環境基準Ldenが適用されませんが、住宅のある周辺地域の環境基準を参考値として記載してございます。  初めに、南風運用時の航空機騒音についてでございます。各調査地点Ldenを算出し、環境基準と比較いたしましたが、記載のとおり、43.3から47.0デシベルと基準値以内でございました。なお、騒音レベル、右側から三番目のところの値ですが、大森第五小学校、それからテクノフロント森が崎で、それぞれ最大値80.6デシベルと81.0デシベルが計測されてございますが、こちらは国土交通省に確認したところ、B滑走路ゴーアラウンドということで、これ以外には観測中、80デシベル超えのものはなかったということで確認してございます。  次に、北風運用時の航空機騒音についてご説明させていただきます。各調査地点Ldenを算出し、環境基準と比較したところ、46.6から48.9デシベル、こちらの基準値内でございました。  最後に5にありますが、本調査、今年度も実施することとしておりまして、南風運用につきましては、5月に測定を実施する予定としてございます。 ○安藤 委員長 それでは、皆様から質疑をお願いしたいと思います。  まず初めに、空港まちづくりから始めさせていただきたいと思います。どうぞ。 ◆清水 委員 まず、資料番号50番の羽田空港機能強化に係る要望についての回答についてですけれども、一番初めに伺いたいのは、昨年出したときには、国土交通大臣宛てに出しているのですけれども、今回の回答は、航空局の航空ネットワーク部長という名前で来ているのですけれども、ちょっとそこが不思議なのですが、この点については大田区はどう考えましたか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 大田区といたしましては、国からの正式な回答ということで受けとめております。 ◆清水 委員 もちろん正式な回答でしょうけれども、通常、松原区長名国土交通大臣宛てに出しているのに、こういう部長名で返ってくるということはよくあることなのですか。それで、そのことについては、松原区長としてはよしとするのですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 今までの回答も空港ネットワーク部からいただいてございましたので、今回も同様の回答だったと考えております。 ◆清水 委員 何というのですかね、区長名で大臣宛てに正式に出しているものに対して、大臣名で返ってこないということについては、やはり、松原区長は共存共栄と言っていますけれども、羽田空港を抱える区として正式に大臣に出しているものに対して、部長名で出てくるということについては、私、もう少し怒るという言い方はおかしいですけれども、ちゃんと大臣名で返してもらいたいということを言っていいのではないかと思うのですけれども、なぜ言わないのですか。区長に聞いたほうがいいですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 中身が重要なものだと考えておりますので、空港ネットワーク部長ということで中身が変わるわけではございませんので、回答をしっかり受けとめたいと考えております。 ◆清水 委員 私は、姿勢そのものを言っているのです。国の羽田空港に対する態度、これから機能強化も丁寧に説明してとにかくやってもらいたいということで、地元の区に対してそういう姿勢で来ているのですけれども、私は、松原区長殿、部長名で来たこの回答を見て、本当にがっかりしたというか、ちょっと大田区、松原区長が、国土交通省から、ちゃんと受け入れてもらっているのかどうなのかということを非常に不安に思いましたけれども、部長はこの辺はどうお考えですか。 ◎白鳥 空港まちづくり本部長 大田区としましては、この間の要望もそうですけれども、国土交通大臣宛てという形で、非常に重たく受けとめているということで区は出してございますけれども、実務的な流れの中でいうと、例えば、空港跡地も、空港関係はもうずっと、昭和で言えば50年代からいろいろ続いている三者協についても、これは東京都の代表と国の代表と地元区の代表で、大田区は区長でございますけれども、国の代表というのは当時の飛行場部長で、今で言うと、このネットワーク部長になるわけです。歴史的に、部長が羽田空港に関して、歴史的にも政策的にも責任者としてやっているところでございますので、きちんと国のほうは歴史的な経緯を踏まえて回答してきていると考えてございます。 ◆清水 委員 中身が大事だということはもちろん大事なのですけれども、本当に大臣宛てに出しているものについて、部長名で来ることについては、いつもそうだからと思わないで、やはりちゃんと考えていただきたいというのが私の要望なのですけれど。  今日いただいた羽田空港対策の経過(44)の資料にもありますように、毎回この対策の経過の資料のところに、昭和56年8月6日にこの跡地の沖合開発計画についてということで、塩川正十郎、当時の運輸大臣のそういう名前で来ている資料を必ず添えてくださっているのですけれど。本当にこの大臣名で、やはり羽田空港に対して地元の声をちゃんと聞いて回答するのだと、そういう態度を示してもらいたいので、いつもそうだからと思わないでいただきたいというのが、まず最初の私の要望です。  そして、中身に入りますけれども、羽田空港機能強化についてということで、1のところで騒音影響の軽減のところを、B滑走路からの離陸についてお願いをしているわけですけれども。B滑走路からの離陸については、松原区長名での要望は、B滑走路の利用について長距離国際便を離陸させないなど地域への騒音影響を軽減するための対応を図られたいと書いているのです。  この長距離国際便を離陸させないなど、ここについての回答が、この回答にはないのです。騒音の軽減に努めると、そして着陸を24機から20機に離陸の回数を削減したのだからのみなさいということをまた言ってきているのですけれども。この離陸をさせないなどについての答弁が、回答がないことについては、区はどのように思っていられて、そのことについては、どう国土交通省に要望を、再度したのでしょうか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 委員お話しのとおり、B滑走路の利用において長距離国際線を離陸させない対応というのは、地域の騒音影響を軽減するためには非常に重要なものだということで、そもそも要望したところでございます。  今回の国の回答の中では、機能強化提案の中で地域への騒音影響を踏まえて、さらに検討していくものと理解をしてございます。まだ具体的な実施の決定もされていない中で、細かいところが決まっていないということもあって、今お示しはいただけていない部分とは思いますが、当然この点については、地域への影響を配慮いただいた上で、今後さらなる検討が進められていくものということで、引き続き着実な検討をいただくよう求めてまいりたいと思います。 ◆清水 委員 今の課長のお話ですと、長距離国際便を離陸させないということについては、引き続ききっちりとお願いしているし、国もそれに向けて検討していると、そういう理解でいいのですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 委員のお話しのとおりでございます。 ◆清水 委員 いろいろとオープンハウス等のところで質問をしても、国はそのようにはなかなか言わないです。B滑走路からの離陸をしないでもらいたいということについても、ちゃんとそのように検討するということは言ってないので心配をしているわけですから。今課長がはっきりそう答えましたので、長距離国際便を離陸させないことなど、ここには「など」と書いてありますけれども、それを要望を区もし続けているということで理解しましたので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、安全対策についても、ちょっと伺いたいのですけど。後で落下物対策の資料がありましたので、そこのところでも伺うので、ここの50番については、2の現行課題の対応についてということで、ようやく左旋回、A滑走路北向き離陸左旋回の廃止ということが入ったということで、もう本当にようやくです。本当にようやく一体何年かかったのだと思いますけれども、朝の左旋回、低空飛行がなくなると理解していいかどうか再確認をお願いします。答弁をお願いします。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 回答でご説明させていただいたとおり、冬ダイヤで1便の削減、来年の夏ダイヤで2便の削減ということで左旋回は全廃となりますので、今までご迷惑をおかけしたものがなくなるということで、我々としても大変ほっとしているところでございます。 ◆清水 委員 ずっと大田区の環境対策課でも、A滑走路北側離陸左旋回騒音調査というのもし続けてきて、瞬時の騒音ということで何の環境の基準もないけれども、80デシベルを超える、そういう騒音が朝の時間帯に起きているということに対する大田区としての環境的な調査もし続けてきて、長年、区も区議会も全員でお願いし続けてきたことがようやくできたということは、この委員会としても本当によかったなと、委員長をはじめみんなで頑張ってきた成果だなと思ってはいます。よかったなと思っています。  しかし、心配なことがあります。なぜかというと、朝のラッシュ時にやむを得ずに左旋回をしていたとずっと国は説明していたわけです。それで便数は減るわけではないのです、朝のラッシュも減るわけではないですよね。そうすると、この飛行機は、ダイヤはどこになるのですか。  私がちょっと気になっているのは、例えば、先ほど大田区のいわゆる西ルートです、D滑走路を離陸して、もっと音を低くしてもらうために海をずっと飛んでから、高度を上げてから大田区内上空を飛んでほしいという要望もしているのですけど、そもそもあっという間に横田空域が解除されたのだからということで、区民の声をあまり聞かずに突然始まったわけですけれども。こういったところに、この3機が行ってしまうということはないのですか。もう一度伺いたいのですけど、国からこの朝の3便は、どういった滑走路を使って飛行することになるのかというところまで聞いてますか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 まだ具体的なダイヤ等については、確認はしてございません。 ◆清水 委員 できれば、そういったことも確認してもらいたいのです。こういう委員会でこういう質問が出るのは当たり前ですので、それを準備してきていただきたいなと思うのですが。  何度も言いますけど、大田区内の西ルートが始まったときに、本当にみんなびっくりしたのですけれども。やれやれ低空飛行、A滑走路北向き離陸は減ったからよかったなと思ったら、今度は西ルートが増えてしまったということになると困るのですけれども、確認はどうすればできますか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 西ルートにつきましては、行き先が決められて1日の便数ということでやっておりますので、違ったルートのものをそちらに乗せて飛ばすということにはならないということだと思います。 ◆清水 委員 でも、今そう思うというだけの話であって、この朝の3機がどういった滑走路を使って飛ぶことになるのかということは、今わからないわけですから、ちょっと調べていただいて、報告していただきたい。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 また左旋回の行き先だとかルート、便数が変わるときは委員会報告をさせていただいておりますので、委員会には報告をさせていただいた上で、ご説明させていただきたいと思います。 ◆清水 委員 何度も繰り返しで申しわけないのですけど、この3機が減るわけではなくて、ダイヤというか総便数は変わらない、どんどん増えていくわけですから、例えば私などは東糀谷に住んでいますから、東糀谷とか大森南とか大森東四丁目とか、それからその時々によって、産業道路を大きく超えて国道のほうまで旋回していきますから、国道から海側、JRから海側のところにこの左旋回は大きく影響してますから、非常になくなることはいいのですけれども、その分がどこに行くかということをちゃんと調べていただきたいということです。  それから、情報提供等についてというところがありますね。貴区に対する羽田空港及び航空機の安全等に関する情報提供は迅速に行うと。この5月10日の松原区長が、何度も言いますけど、国土交通大臣、石井啓一様に宛てたところでは、引き続き情報提供をお願いしたいと、不安を払拭するように様々な指標によって丁寧な情報提供を行うことを求めましたけれども、同じような回答なのです。迅速に行う、ホームページ等で環境影響に関する情報の公開についても改善を図る。迅速というのは、これはどういうのを迅速というのですか。  例えば、先ほど来から環境対策課のほうでも、昨年の12月、10月にあったこの80デシベルを超えることについて、非常に時間がかかってこの委員会に報告されていますけど、これを迅速と言うのでしょうか。迅速というのは、どういうことを指しているのかと区は受けとめていますか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 騒音値の測定などにつきましては、測定器で調査をして、分析をして、いろいろと作業をするというところなどもかかりますので、時間がかかるというのは若干やむを得ない部分はあると思いますが、可能な範囲で迅速な提供はいただいて、区ともあわせて調査をした内容を確認させていただいていると受けとめております。 ◆清水 委員 時間がかかるのは仕方がないということなのですけれども、騒音、すごい音がしたとかそういったことは、もうそのとき一瞬で行ってしまいますので、ああ怖かったで終わってしまうのですけども。それで終わってしまえばいいのですけど、命だとか、そういう落下物だとか、そういう危険な状況のときに、何かこの調子で行くと時間がかかるのは当たり前と。迅速という二文字の漢字がここに入っていますけれども、国土交通省の考えている迅速と区が考えている迅速と区民が思っている迅速が、私は違うのではないかなと思うのですけれど、その辺はどうでしょうか。仕方ないではなくて。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 当然、区民の皆様に多く心配をかけるような事案があったときには、私どものほうにも問い合わせなどもいただきますから、そういったところでご確認をさせていただいて、その時点でわかる情報については、区が間に入ってでもお知らせをしているということはさせていただいているところでございます。騒音値だとかそういう結果につきましては、調査委託等業者が別に入って報告があって整理させていただくという仕組み上、流れ上、ある程度時間がかかる部分もございますので、そういったところは申しわけないですけども。ただ、我々に聞いていただくなり空港事務所に聞いていただければ、その場でのご説明というところは、できるところは丁寧にさせていただくというところも含めての速やかということだと思います。 ◆清水 委員 環境対策課は、この迅速についてどう思っておられますか。区民の環境の立場から。 ◎長谷川 環境対策課長 先ほどからご説明しているように、騒音についてはきちっとしたデータをとるためには、一定の精査、時間が必要でございます。そういった中で、限りなく迅速にというところで考えているところでございます。 ◆清水 委員 もうこれ以上お話ししても、平行線のような気がしますけれども。最後に、情報提供というのは、例えば騒音にしても落下物にしても、そういう事案が発生したとき原因はどうだったのかという情報を提供して、その後、対策もセットでなければ、情報提供をしても区民の不安は払拭しないと思うのですけれども。この対策についての情報提供というのが非常に弱いような気がしますが、5月10日の区長の要望のところには、不安を払拭するよう、様々な手法により、丁寧な情報提供を行うこととされたいというところまでしかしてないのですけれども、その対策についての国の情報提供というのが、私はちょっとなかなか届いているのか不安があるのですけれど、その辺についてはどうですか、対策について、情報提供の後の。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 今回、安全対策、落下物も含めてですけれども、そういったところに国民の皆様の関心が高くなっているところでございますので、そういったところの情報提供を国がしっかりとしていくことが非常に重要なことだと思っております。落下物だけでなくて、騒音に関係するようなものも、今回の総合対策会議のような形でネットワークをつくって、しっかりと対策していただくというところが担保されるような仕組みというのをつくっていただくように、引き続き求めてまいりたいと思います。 ◆福井 委員 回答についての中で4番、騒音測定局の再配置と書いてあるのですが、大田区と調整の上で実施していきますよと、再配置。これ先ほど課長の説明では、追加対策もしっかりやっていきたいと話をされているので、この話し合う中で、やはり測定局を増やさなければいけない、増やすべきではないか、ということが出たら、この再配置というのは増やすことも含まれるのかどうか、含んでほしいというのが私の希望なのですが、再配置というのは、増やすことも含まれるのかどうかというのを教えてください。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 国のほうでは、追加の設置として、新しい飛行ルートの直下に設置するということで予算のほうは計上されていて、今後設置についての各自治体との調整等が始まっていくものと思っております。  いずれにいたしましても、大田区につきましては左旋回の測定局ということで、国が設置しております羽田小学校東糀谷小学校の2局がございましたので、そちらが左旋回がなくなったからといって、そのまま国に外されてしまうということではなくて、少なくともそこについては、我々としては新飛行ルートに対応できるような場所にということで申し入れもしてきたところでございますので、そちらの2局については、少なくとも我々と協議をしていただけた上で再配置を実施すると言っていただけているところなので、そこは確実に担保がとれたものと思っております。  あと追加の配置につきましては、全体でどこにつけるかというところはまだ示されておりませんので、全体の飛行経路の中でどこにつけるのかというところも含めて、再配置のこととは別の課題と考えておりますので、そちらのほうも追加配置も要望しておりますので、申し入れはしてまいりたいと思っております。 ◆福井 委員 2番の安全対策の強化についてということなのですが、さっき清水委員は後で聞きますということだったのですけど、私、今ここで聞いてしまうのですが、この中で安全対策として、この総合パッケージを、案を出しますよ、つくりますよということです。それで、この落下物防止対策基準の策定をつくりますよ、義務づけしますよということが書いてあります。これは、しっかりとこの基準をクリアしなければ、もう飛行機は飛ばさないということでよろしいですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 資料のページ数でいきますと、右下に数字が書いてありまして、2ページをご覧いただければと思います。そちらの資料の中で、落下物防止対策基準を策定した後どのように位置づけるかというところで、基準の位置づけという記載がございます。  そもそも航空会社は、航空法に基づいて事業計画を提出しております。そちらを国が審査して、基準に適合する場合には事業許可を与えるという仕組みになっております。それに対して航空会社は、事業計画を遵守する義務というのが発生するということでございます。  今回、事業計画の記載事項に落下物防止対策を追加するということで、法令改正をしていくという説明になっております。航空会社は、これに基づいて事業計画を提出して許可を受けているわけですから、落下物防止対策基準に適合する対策の実施が義務づけられるということで、こちらの法令等の航空法、それの関係の法令等に位置づけて担保をしていくということで書いております。そういう説明でございます。 ◆福井 委員 スタートするときはそれでいいのですが、これからスタートした後に、これがちゃんと守られているかどうかの確認ですよね。これはどうやって担保していくかというのは聞いていますか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 そういったところで、まだ今回の基準の案の中では、具体的に制度化されていないというか細かく示されていないところもありますので、とりあえず、今年度早期に基準を策定して、年度内に全ての航空会社に適用というスケジュールのほうは、2ページの一番右下のところになりますけれども書かれておりますので、区としては、まずスタートをさせていただき、具体的なところも説明をしていただきながら、より一層の充実を図っていただく、より強化した対策ということで取り組んでいただきたいという思いでございます。 ◆福井 委員 落下物の部品欠落の報告制度の拡充をしますよということであります。以前、前回か前々回か課長のほうに、部品の欠落の報告の場合は基準があって、それを上回るものは報告しなければいけないと報告いただいたのです。それの基準というのを、簡単にもう1回教えてもらいたいのですが、何センチ以上、何キロとかあれば、もう一度教えてもらいたいのです。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 ちょっと今、手持ちが。 ◆福井 委員 なぜ伺ったかというと、これは国土交通省でこうやって報告しますよということなのですが、今、自衛隊機で部品落下があって、自衛隊機の場合は、2月18日に、陸上自衛隊の八尾駐屯地からヘリコプターから部品2個落下したよという報道があって、中身は直径8ミリで重さ0.4グラムなのです。こんな小さい部品でも自衛隊、防衛省のほうは報告をしているわけです、皆さんこうですよと。  そうすると、この場合だったら、国土交通省は報告の義務に入らないのではないかなと私は思っていて、だからその確認を、今とりかったなと思っていたのです。だから同じ飛行機の落下物でも、報告するところと、それ以下だから報告しないというのがダブルスタンダードではないかと思っているのです。国の安全基準であれば、一つ落下物に対しては自衛隊は8ミリで0.4グラムでも報告をしているのだから、こういったものに対しても国土交通省はやるべきではないかなと思っているので。後で部品欠落の報告の基準については、後ほど教えていただきたいなと思います。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 すみません。部品脱落の関係で、今委員のほうからご質問いただきました、重さ、大きさ等のご説明というところでちょっと資料が見つかりましたので。報告を求める対象として国のほうで決めているのが、非金属、金属でない場合は、面積が100平方センチメートル以上、または重量200グラム以上。あと金属の場合は、面積が100平方センチメートル以上、または重量が100グラム以上。あと長さ100センチメートル以上のラバーシール、ライト類の全損などについては報告をするということになっております。 ◆福井 委員 今、教えていただいた、この小さい部品はもう報告されないということなので、自衛隊がやっているのであれば、しっかりと私たちは報告をしていただきたいなということは、国会のほうでも要望はしていきたいなと思っています。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 それで、こちらの対象になっているものだけが報告されているということでもなくて、ゴーアラウンドのご報告の中にも、よく部品落下の可能性があるということで理由が書かれているものがあると思いますが、到着した時点で部品が欠落していて滑走路に落ちている可能性があるということで、大きさにかかわらず航空会社のほうから報告があったものについては対応しているというところもございます。 ◆清水 委員 資料54番のゴーアラウンドについて伺いたいのですけれども、今、部品の落下による滑走路閉鎖のためにということで、この2月7日、水曜日に3機。3機というのは、20時47分、49分、51分。それから2月14日は11時38分、40分、42分、44分と。これは大田区上空を通過はしていませんけれども、ちょっと伺いたいのですけれど、2分に1機程度着陸していますから、もう私はこれを見て、本当に過密ダイヤだなと不安なのですけれども。夜になると、飛行機がどこを飛んでいるかライトがついているからよくわかるのですけれども、着陸を待っているように、順番に、ご近所の方はよくわかると思うのですけども、飛行機が順番に並んで待っているのです、きれいに。このように着陸をやり直し、例えば部品落下による滑走路閉鎖がありました。着陸やり直しありましたら、何で次々と2機、3機と、何かどうしても部品落下の滑走路閉鎖ですよというときには、ちょっと上で待機するとか、なぜみんな着陸してしまおうとして、やり直しになるのかわからないのですけど。  この間、前回、いつだったか風が強くて、同じ時間帯に10機近くが全部着陸やり直ししたというときがあったのですけど、こういうことは、もう待っているとか、何かそういうことはできないものなのですか。何で着陸してしまうのでしょうか。素朴な疑問なのですけど。 ○安藤 委員長 それはちょっと答えられない。 ◆清水 委員 答えられないですか。 ○安藤 委員長 多分推測だけど、基本的にはもう着陸態勢に入って、いわゆるあと30秒、45秒ぐらいの間隔になっていったときに、それを回避するということは多分しないと思う。そのまま、だから滑走路に入っていくのではないか。  ただ、これはあくまでも私個人で考えていることなので、正確には一応、管制のほうでお尋ねするという形が一番好ましいと思いますので、課長、それでよろしいですか、管制のほうで。  私のほうから聞いていいですけど。 ◆清水 委員 委員長からでも、それから担当課長からでもいいのですけれども、区民から、4月12日に、立て続けに12時31分、33分、37分ですか、これはその方が空港事務所に聞いたそうですけれども、ゴーアラウンドが、それも大変、内陸部のほうで、空港から大きく離れたところで立て続けにあったという苦情が入りまして、本当に過密なダイヤになっているというところの象徴だと思うのですけれども、ぜひこういうようなことはできる限りなくしていただきたい。
     ゴーアラウンドは危険回避ですから、危険なのだから回避するためにゴーアラウンドがあるわけですから、ちゃんとこうやって報告していただいていることは大変ありがたいのですけれど、さっきの話ではないけですけど、情報提供したけれども、ではその対策をどうするのだというところにかかわると思うのですが、このゴーアラウンドについて担当課のほうとしては、環境対策課にも大きく騒音で関係しますので、両方ともの課に伺いたいのですけれども、こういうゴーアラウンド、もう本当に減らすために、区のほうから要望はどのように挙げていらっしゃるのか教えてください。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 ゴーアラウンドにつきましては、委員もご存じのとおり、危険回避のために行う行為でございますので、そちらがまずいということではないと思っておりますが、人為的なものについては減らしていただくことが可能ということで、そちらを確実に減らしていただくというところを常日ごろ要望させていただいております。  なお、12日のゴーアラウンドの件も、今お話がございましたので、あわせて申し上げさせていただくところですが、こちらはB滑走路への着陸機がウィンドシアーということで気象条件、自然に関する気象条件の関係で、空港近くで着陸復行を3便行ったということで、国のほうからも確認をしております。着陸復行にあたっての判断のタイミングというのもあるところで、多少航跡が通常と少しずれていたというところはあるかもしれませんが、通常のオペレーションどおりの中での対応ということで国のほうからは回答いただいておりますので、そこのところはそのようなことでございます。 ◎長谷川 環境対策課長 ゴーアラウンド、危険回避ということでございます。その中で、先ほどの国の回答にもございましたが、ルート、ゴーアラウンドの際のルート設定というのは、国のほうも検討するということでございますので、そういった中で、騒音の低減ということも視野に入れて検討がなされていると理解しております。 ◆清水 委員 対策をお願いするということについては、いかがですか。先ほど人為的な例えば部品落下だとか、そういったことだとか、パイロットの何かいろいろな判断とかというのも以前あったことがありますけれども、そういうことについては、もちろんなるべくないようにしていただくと。でも、気象状況についてとか、先行機との機間が短か過ぎるということも、私は人為的だと思うのです。気象の厳しいときでも安全に着陸するために、やはり便数だとか管制官だとかのそういう指示というのがあると思うのですけれども、その辺についての対策というのは、もう何もできないのでしょうか。課長に聞いてもしようがないですか。 ○安藤 委員長 とりあえずは、なかなかそれは答えづらいといいますか、答えられないのではないですか。 ◆清水 委員 そういったことも、もう本当に危険、何度も皆さんも繰り返していますけれども、危険があるから回避するためにゴーアラウンドをやるわけですから、危険な状態だということですよね。そういった問題は、ゴーアラウンドしたから騒音の問題ではなくて、危険がやはりこれだけあったということで、ダイヤの組み方だとか気象状況によっての管制のやり方だとか、そういったことについても、やはり区としてはこういう情報をいただくことはありがたいのですけど、それだけでなく本当に減らしていただくための要望、気象は仕方がないとかそういうことではなくて、そういうことも含んで要望していただきたいと要望したいと思います。よろしいですか。 ○安藤 委員長 要望についてはよろしいですね。 ◆福井 委員 資料51番の羽田空港見学会の開催について(案)ということなのですが、この中身、機能強化の実現に向けて、より深くご理解いただけるように見学会を開催しますと書いてあるのです。ということは、これ機能強化についての説明会ということでよろしいのですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 国のほうでは、そういった意図でこのパンフレットをつくっているのかと思っております。 ◆福井 委員 今まで第3フェーズとか第4フェーズで説明していたと思うのですけど、ここには管制塔と整備工場、滑走路の見学ということなので、この中で、国際便増便はこのようにやっていきますよということで説明するという理解でいいのですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 委員お話しのとおり、見学場所については管制塔、整備工場、滑走路見学と書いておりますので、そちらになるかと思います。  あと、こちら文章から私が読み取るところによりますと、機能強化の実現に向けて、羽田空港をより深く理解いただくというところが趣旨かなと思っておりますので、羽田空港で空港についての理解を深めていただくというところが、主な国の目的なのかなと思っております。 ◆福井 委員 この文章、今、課長が言われたところの前に、地域にお住まいの皆様にと書いてあって、では地域はどこですかといったら、東京都、埼玉、神奈川に広がっているわけです。そうすると、都心の上空で飛ぶ地域が該当するのかなと。そうすると、やはり羽田増便の話なのかなと思っていたので、ぜひ私たちは徹底した情報公開をもっともっとやってほしいということなので、その一環としてやっていただくということなので。  ただ、あまりにも45名で募集、抽せんなので、ぜひこれからこのパッケージ案が出ます。案が出て、これが案がとれれば決定になるので、それもあわせて一緒に説明をしていただくべきではないかなと思っているのですが、その増便の安全対策の、話がごめんなさい、飛んでしまうのだけど、パッケージ案について私たち議会と大田区としての意見は、ここに対しても反映されていくものだということで考えていいのですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 そちらに関しましては、国が独自にパブリックコメントを実施するということでございますので、パブリックコメントにご参加いただければと思います。 ◆清水 委員 空港まちづくり課からほかのところに移動する前にいいですか。私ばかり何度もすみません。  資料52番の全国民間空港関係市町村協議会が国土交通大臣に宛てた3月30日の文書です、資料52番の資料なのですが。日本国内で、各空港でいろいろなことが起きているなというのは、ニュース等で見ましたけれども、ここにあります3月18日、那覇空港、上海の航空機が離陸許可の得ないまま離陸する。それから福岡で、着陸後に前脚が損傷して、滑走路に停止する。3月25日は、管制官がエンジントラブルを聞き逃す。こんな事案が発生しているということで、とてつもなく恐ろしいことが日本国中で起こっているなと思っていて。  3月24日の福岡空港は、例えばですけれども、羽田空港から福岡に行く便がなくなってしまったので、新幹線に乗りかえる人たちとかで京急空港線がものすごい混雑していたのです。一体何事が起きたのかなと思ったら、福岡行きが飛べなくなってしまっているということで、それも1本しかない滑走路のところにとまってしまっているということで、もう大変なことだなと思いましたけれども。これ滑走路上だったからよかったといったらおかしいですけれども、福岡も本当にすぐ近くに住宅地がありますから、ちょっとでも間違ったら大変なことだったなと思うのですけれど。  これは全国民間空港関係市町村協議会ということですけど、大田区もここに入っているわけでして、これをあげるにあたっては、大田区もしっかりと認識してあげていると思うのですが、その辺について、羽田空港ではないですけれども、全国でこういうことが起きたということについて区はどのように思っておられるか、ちゃんとこうやって資料を委員会に出してくれているから、区としても重要な問題だということで資料提供し、ご説明してくださるのだと思っているのですが、いかがでしょうか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 これまでも、あるごとに委員会のほうでご報告をさせていただいておりますが、全国民間空港関係市町村協議会の副会長を区長がやらせていただいておるところでございます。我々のほうでも重大インシデントが発生すれば、事務局などと調整をさせていただきながら、所在する自治体の連合体として申し入れをすべきだということで、意見交換をした上で連携して国に対して行っているものでございますので、ここはしっかりとやっていきたいと思っております。 ◆清水 委員 要望書を上げることはもちろん大事ですけれども、それと同時に、ここに書いてあるように徹底した原因究明を行い、再発防止を図ると要望しているのですが、先ほど来の話と重なってくるのですが、例えば、このそれぞれの事案について原因と、それから今後起こさせないための対策で、もし先ほどの落下物対策ではありませんけれども、こういう航空会社の運用を厳しく制限するとか、そういったところまで踏み込むことができるのかどうか。この要望した後、原因究明はどのような状況で返ってくるのですか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 重大インシデントの認定というのは、ご承知のとおり運輸安全委員会のほうで行っております。調査の経過も情報提供等はございますが、最終的な調査結果の報告というのは、多少時間がかかっているところでございます。  いずれにしても、こういった同じ事案が出ないように原因をしっかりと把握した上で、同じ事故がないようにということで決まった組織がしっかりと対応して、再発防止にフィードバックして取り組んでいくというところは仕組みとして設けられているものでございますので、そちらは今まである組織のほうでしっかりとやっていただけるものと考えております。  あと事案についても調査結果などが公表されれば、ホームページのほうに全て公表されておりますので、インシデントの結果ということで、運輸安全委員会ホームページを見ていただければ、過去のものについても全て載っておりますので、我々もそこについては常に注視しているところでございます。 ◆清水 委員 区長も副会長ということで参加しているということですけれども、私は、やはり本当に国民というか周辺住民というか、全ての皆さんの不安がどれほどかと思うのです。だから、こういう上海の航空会社、それからピーチアビエーション、それからセブ・パシフィック航空機ですか、本当に強く申し入れていただいて、解決策をホームページに載せるというのではなくて、本当に記者会見ぐらいしてもらって、社長や会長がもう本当に言ってもらわないと困ると思うのですけど、そこまでは松原区長は思わないのでしょうか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 国土交通省ですとか、その該当の航空会社のほうには、運輸安全委員会のほうからの報告という形で、しっかりとしたものが伝えられていると考えております。 ◆湯本 委員 今日1日の議論を聞いていると、飛行機はとても危険で危なくて、空港というのは本当にデンジャラスな地域なのだなという印象しか残らないので、私はそうは思っていないので、ちょっと発言をしたいなと思っております。  資料番号50番を見ると、羽田空港機能強化に係る要望についての回答が出されていて、特に新たな飛行経路におけるゴーアラウンドの経路、これは大田区市街地上空に同経路は設定しないであるとか、または課題、現行課題への対応について、A滑走路北向き離陸左旋回の廃止だとか、ヘリコプターによる騒音影響の改善だとか、今までの議論の中で、様々私たちの地域の実情を丁寧に国のほうに説明して、国としてもそこは理解をして、それを形にできた成果がたくさん詰め込まれている、私はこれは一定の大田区の努力が実った回答なのだろうなと思って受けとめております。  その中で、引き続きまだ課題というのは当然残っております。安全対策であったり、騒音、飛行経路が変われば環境も変わってまいりますので、引き続き、やはり地域の実情というものを国に訴えていかなければいけないし、共存共栄を空港と市街地で図れるような環境を整えていかなければいけないと思うのですが、改めてここを一つの区切りとして、国に対して、大田区がどのように今後の新たな環境をつくっていきたいと考えているか、その姿勢といいますか、思いについてお伺いをできればと思います。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 今、委員のほうからお話しいただきましたとおり、議会の皆様や地域の会議体の皆様にもご協力をいただいて、何とか今回、左旋回の廃止の時期が明示されたということでございます。  あと現行のヘリコプターにつきましても、長年の懸案ではございましたが、今回ルートを示していただいて、深夜早朝時間帯については新たなルートが提示されてということで、区としても、そちらについては高く評価させていただいているところでございます。  今後の取り組みといたしましては、やはり皆様に安全・安心ということで空港を利用していただけるということが、まず一義的には一番大事なところだと考えてございますので、落下物対策、今こちらが一番皆さんに注目をされているところだと思いますので、こちらを確実に進めていただくというところで、皆さんに安全面をアピールしていただかないと、空港というものが皆さんにご理解いただきにくいものになってくると思っております。  そちらを、まだまだ具体的な内容が示されていない中身も、落下物のほうもでございますけども、我々の要望の回答でもございますので、そこをより一層掘り下げて、具体的にお示しいただくというところをしっかりとやっていかないと、空港との共存共栄ということが難しいお話になってくると思いますので、区としてはしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 ◆湯本 委員 私が生まれる以前は、非常に航空機騒音はもっと深刻な状況があったということは、私の親世代の方々から聞いておりますし、そういう今までの変遷の中で私もこの地域で生活をしてきておりますので、その懸案事項がこのような形で結果になったというのは、非常に感慨深い思いでおります。  そういう意味で、地域の声を本当に丁寧に拾って、様々な意見というのがあろうかと思いますが、やはりいろいろな方々の意見を集約して、結果としてやはり空港をなくすという議論は、私はそういう観点に立っておりませんので、区長の示されている方針のとおり、どうやったらいろいろな人の気持ちがおさまっていくかというか、みんなが安心したり、納得をしたり、満足のいく環境をどう整えられるかということだと思いますので、引き続き皆さんの努力を積み上げていただいて、区民の皆さんの期待に応えていただきたいなと、これは要望として意見を述べさせていただきます。 ◆田島 委員 資料53番なのですけれども、左旋回の飛行実績なのですが、これを見ると日付が抜けていたり、また日によって2便だったりするのですけれども、これはないというのは、基本的なところなのですけど、これ左旋回をしてないということなのでしょうか。 ◎白鳥 空港まちづくり本部長 おっしゃるように、左旋回してないということです。 ◆田島 委員 これ左旋回してないというのは、区としては、理由というのは何か把握しているというか、わかっていますか。押さえているところはありますか。 ◎白鳥 空港まちづくり本部長 空港と騒音対策委員会等で、地域とあわせて状況を報告を受けるときに、どうなっているのかという確認をしてございますけれども、北風時でございますので、途中で風向が南風に完全に変わったりとか、一定の風力がなければ左旋回になりませんので、そういった管制のほうの判断で左旋回が行われなかったと考えてございます。 ◆田島 委員 私のイメージだと、毎日必ず3便左旋回しているという。しかもこの表を見ると、だっと数字が並んでいて、そのようにちょっと思っていたのですけれども、よく見るとないところがあるというところ。ただ、ちょっと前回でしょうか、国のほうの報告が漏れていたというところがあって、そうするとこれではわからないというところがあるので、今回これは漏れがないということは、国には確認はされていますでしょうか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 その点の確認は漏れてございましたが、今後そういった視点も含めて確認をさせていただいた上で、ご報告をさせていただきます。 ◆田島 委員 左旋回をしないときもあるというところだと、なかなかちょっとそれはこちらではわからないところがあるので、どこに漏れがあるかというか、それは当然、国と大田区との信頼関係を損なうことになってしまうので、引き続きしっかりと正確な情報提供を国のほうに求めていただきたいと思います。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 そういった点も含めまして確認をした上で、ご報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆三沢 委員 ちょっとバードストライクのところについて確認したいのですけれども、私は前に議会でもちょっと話をしましたけども、野鳥公園がこんなに空港のそばにあるのはどうなのかなというところは、ずっとそこは気持ちとしては持っている部分はあるのですけれども、一方で、過去ずっと1年間の集計が100数十件のバードストライクがあったのが、一昨年、28年は70数件で、去年は46件ということで、着実に減ってはきているのは、数字としては読み取れるのですけれども。バードパトロール等、様々な対策は、あと夜間の対策等と打っていらっしゃるかと思うのですけども、何か具体的にどういったものをされたかは、おわかりになればちょっと教えていただきたいなと思いまして。個人的には危険と思いつつ、ちゃんと成果も出ているというところで、どういったところなのかなというのを確認した次第です。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 空港事務所のほうに確認させていただいて、お答えさせていただくということでよろしいでしょうか。 ◎白鳥 空港まちづくり本部長 私のほうで現場で確認しているのは、鳥がいるときに高く音の鳴る空砲ですね、音の出るもので鳥をそこに群れないように散らしたりとか、そういった努力をしてございます。 ◆清水 委員 落下物対策について伺いたいのですけれども、まずこの落下物対策の2ページに基準の位置づけというところがあって、落下物防止対策は国際基準にもなく、世界的に類を見ない我が国独自の基準だと書いてあるのですけれども、そもそもこの落下物対策をしなくてはならないというところは、2020年からの機能強化によって、都心上空を飛行しなくてはいけないという、そういうものがあって落下物対策を何としてもやらなくてはいけないということになっているのだと思うのですけども。世界的に類を見ない飛行経路を通るから、世界的に類を見ない落下物対策が必要なのだと思うのですけど。  先ほどから国際便、要するに外国の航空会社に対して、本当に先ほど福井委員も言いましたけれども、この基準を守ってもらえることが本当に大丈夫なのかという。ここにも書いてあるように、国際基準がない。羽田空港、成田空港を使う航空会社は、この基準をちゃんと守ってくださいということをお願いするわけですけれども、本当にそれが法の規制がちゃんと生きるのかどうか。ここにも書いてあるように、国際基準もない、何か羽田空港と成田空港を使うときは、これを日本全部ですけど、当面は羽田空港と成田を重点化と書いてあるから、この基準を守ってくださいということが通用するのかというのが、まず最初に不安なのですけれど。 ○安藤 委員長 質問ですか。 ◆清水 委員 質問です。 ○安藤 委員長 通用するかという質問だそうです。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 当然、基準をつくって、そちらを計画に位置づけて遵守する義務を課していくというところでございますので、具体的にどのようにやるというところが、これからしっかりと示されて、皆さんが安心して取り組んでいただいて、飛行機に乗れるようにというところを示していただく必要があると思いますので、そちらにつきましては、まだこちらはパブリックコメントということで、パッケージの案ということで示されているものでございますけれども、今後も区のほうでも、この中身については、どのように整理されていくのかというところは、経過のほうも含めて注視をさせていただいて、必要があれば要望してまいりたいと思っております。 ◆清水 委員 これは案だからということですね。今まで落下物対策がなかったということなわけで、そこがまず本当に心配の最大の原因で、特に国際便が飛行するわけですから、国際便がA滑走路、C滑走路に都心上空から着陸する。B滑走路から国際便が離陸する。みんな日本のもちろん航空会社もありますけれども、海外の航空会社が飛ぶ場合が多いわけで、そこでそれが通用するのかということで、非常に不安があるので、その辺の意見をぜひ区としても述べていただきたいし、私たちも述べていきたいと思うのですが、3ページに落下物防止対策の流れということで、世界の航空会社、航空機メーカー、世界の航空会社、各航空会社の航空機とこのようにありますように、先ほどお話ししたように、世界各国の航空会社が羽田や成田に来ると、都心上空を飛行する可能性があると。  それから、この航空機メーカーなのですけど、今、この間、委員会で視察に行きましたけれども、日本製の飛行機はないわけですから、全て海外のメーカーがつくっている飛行機ですよね。その部品一つ一つが、やはり海外でつくられていると思うのですけれども、航空会社だけではなく、このメーカー、部品をつくっているメーカーにも、この落下物防止対策の基準を守ってもらうということをやってもらうということだと思うのですが、そういったことも通じるのですか、メーカーについて。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 今回立ち上げた、この総合対策会議には、航空機のメーカーも入っておりますので、そちらもご一緒にやっていただいているものと理解しております。 ◆清水 委員 ですから、メーカーは海外のメーカーなわけですから、羽田空港、成田空港、日本の空港のところだけ落下物防止対策があるわけだから、そこだけの特別な仕様ということになるのですかねというので心配なのですけど。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 委員のお話ですと、ないものがこれからできて大丈夫なのかというお話なのですが、我々としては、今までなかったものが立ち上がって、落下物の総合対策として取り組まれるということは、まず評価すべきことであると考えております。そこを中身がどうこうというよりは、まず取り組みながら関係者が一丸となって、1件でも減らせるようにと。あとは、日本に来ない飛行機はいいのかという話も、当然それはお話として出るところかもしれませんが、少なくとも日本に来る飛行機は、そういった基準を満たしていなければ、日本に着陸できない、離陸ができないということになりますので、全体に対する影響というものも多くございますし、まず、これを日本が立ち上げて取り組んでいくということが重要で、中身についてはこれから経過も踏まえつつ、必要なところは強く要望していくことになると考えております。 ◆清水 委員 実際にKLMとか落下しているわけです。そして、あれはもう本当に奇跡としか言いようのないぐらいに、車の運転手ではなくて、ちょっと後ろの後部座席のほうに落ちたということで、本当に奇跡的です。あのようなことが実際起きているので、そして私は、日本共産党区議団は、2020年からの機能拡充については撤回すべきだということで、飛行機が都心上空を飛行して、A、C滑走路に着陸するという新しい計画はやめてもらいたいということはずっと言っているのですけれども、落下物対策が本当に国民の安全になるのかどうかというところを今やっていくということはいいことなのですけど、そもそもやらなくても、やらなくてもではないですけれど、ああいう飛行経路をとらなければ、もっと安全は保てるのではないかなと思いますが、引き続き、この資料について伺いたいのですけれども。  先ほど抜き打ち検査をすると言ってましたね、落下物対策、この基準が守られているかどうか。その抜き打ち対策というのは、国土交通省の人間がするということになっているのか、区はどのように捉えていますか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 羽田空港などについては、職員を補強して、職員がみずからやるというものもあると聞いております。 ◆清水 委員 そういう調査をするというのだったら、国土交通省の職員を何人増やしますとか、そういった具体策がなければちょっと安心できないと思いますので、その辺の具体的な職員配置だとか、そういうことについても確認をしていただきますように要望したいと思います。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 引き続き、具体的な内容については把握でき次第、ご説明をさせていただきたいと思います。 ◆清水 委員 もう一つ具体策のところで、6ページにありますソフト対策②のところの各航空会社の整備士やグランドハンドリング・スタッフ等の教育訓練の実施を義務づけると、こうあります。それから、教育訓練を実施させて、現場での作業や確認において徹底させると、こうあります。  先ほど来から、別に私、不安をあおっているわけではなくて、空港では、もう各航空会社もそこで働く人全員が落下物など絶対に起こさせないために、安全にお客さんを運ぶということにも全身全霊かけてやってくれているわけです。けれども、落下物は起きているわけで、それを何とか防止するということで、ここに教育訓練の実施、それから作業の確認を徹底させるとあるのですが、ここも先ほどの抜き打ち調査のように、各航空会社が整備士を何人増やすとか、こういう教育のための実施、これは区の職員のレベルの話でもよくあるのですけれども、教育研修を受けさせるといったって、今の仕事、今の人員体制の中でどうやって研修とか訓練を受けさせるのか、結局研修したり訓練したら、その分ひずみが来るのではないかということは、よく言われているのですけれども、この辺についても、具体的に各航空会社が整備士の態勢をどれだけ厚くするかということも、はっきりとやってもらわなければ、これは絵に描いた餅になりかねないので、その辺のところも声を上げてもらいたいのですけど、いかがでしょうか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 先ほどから申し上げておりますけれども、今回の落下物防止対策基準が運用されるようになってくれば、そういった盛り込まれた取り組みを航空会社のほうも担保していくということになりますので、必要な人員については各航空会社がご判断をいただいて、補強いただけるということもあるのかと思います。 ◆清水 委員 今、答えられたように、具体的な人数なり対策なりを示されない限り、落下物防止対策にはなりませんので、繰り返しになりますが、今全力で危険のないように各航空会社、それから現場で働く人たちは頑張っておられるわけです。そこのところを全く私は無視しているわけでなく、さらに頑張っていただくためには何が必要かということを具体的にしないと、航空会社にしても企業は人手をどんどん減らして、それから正社員を減らして、関連会社の職員を入れて、同じ制服を着せて給料は全然違う、身分も全然違う、そういう働き方が羽田空港の中で様々な現場でありますから、そんな中で頑張ってくださっているわけですけれども、そこのところを無視して対策を紙の上でやっても、それは具体的に行かないのではないかなということを意見として述べます。 ○安藤 委員長 よろしいですか。  それでは、ほかになければ質疑を終結したいのですけれども、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 では、継続調査事件を一括して継続といたします。  盛りだくさんなので、ちょっと簡潔に進めていきたいと思いますので、委員の皆さんは協力をお願いいたします。  次に、継続審査事件を一括して上程いたします。  継続分の陳情について、理事者から何か動きはありますか。 ◎鈴木 空港まちづくり課長 状況に変化はございません。 ○安藤 委員長 継続分の陳情について、委員の皆様から何かございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 それでは、継続審査事件を一括して継続といたします。  それでは、その他に入っていきます。どうぞ。 ◆押見 委員 第1回定例会4日目の3月5日の本会議場におきまして、陳情の採択を求める討論の際の奈須議員の発言なのですが、私どもの羽田空港対策特別委員会について話をしていたので、それが事実かどうかを教えてもらいたいと思っております。  発言内容なのですが、平成26年6月16日の羽田空港対策特別委員会で、当時の空港まちづくり対策課長は、羽田空港の増便についてオリンピックまでに実現し得る方策として、現行の運用でも1.3万回増やせるけれど、千葉側の理解、協力が必要だと発言している。加えて見直し案は、82便から90便に増やし、2.3万回から2.6万回増やせるが、大きな環境影響が生まれるので、1日当たり4時間とするという形で理解を得なければいけないのではないか。そのための必要な対策の検討が必要と報告している。  さらにこの委員会報告は非常に重大だとし、1日4時間というのは理解を得るためで、さらに増える可能性を含み持った報告だと言っている。それを裏づける国の首都圏空港機能強化技術検討小委員会の議論の発言記録も見つかった。  当初から、大田区はオリピック以降は内陸飛行を増やす国の考えを知っていたように読み取れる。国や大田区は、区民に正確な情報を提供せず、国や大田区のこれまでの説明だけでは信頼関係を持ち得ないと奈須議員は言っておりますけれども、当委員会に関することなので、事実はどうなのか所管の見解を確認したいと思います、いかがでしょうか。 ◎白鳥 空港まちづくり本部長 私もそのときの3月5日のお話を聞いていて、この委員会の話が出ていて、多分そのときの報告者は私だろうと思ったのですけれど。  内容でいうと、平成26年6月16日の羽田空港対策特別委員会で当時の空港まちづくり対策課長と言っているのですけど、内容からして26年の6月に羽空の委員会が開かれたのは、おっしゃっている6月16日ではなくて6月18日でございまして、空港まちづくり対策課長と言っていますけれども、当時の私の職名は空港まちづくり担当課長なので、ちょっと事実的には単純なあれですけども、ちょっと違っているのかなと思いました。  発言の内容なのですけれども、区の空港まちづくりの課長が増便するためには大きな環境影響が生まれるので、1日当たり4時間ということは地域の理解を得なければならない。この4時間の理解を得るために、さらに増える可能性を含み持った報告だと。この区の課長の発言を裏づけるように、国の技術検討小委員会の記録がこれを裏づけているということだったのです。  ただ、この羽田空港対策特別委員会の議事録を読んでいただければはっきりすると思うのですけれども、この委員会で区は何の報告をしているのかということが結構重要で、基本的な事実を言っていないので、ちょっと誤解が生じるだろうと思っております。  当時、私が言ったのは、この委員会で、首都圏空港機能強化技術検討小委員会の報告が出たので、その報告の資料を委員の皆さんに配って、国はこういうことを考えているようだという報告をしているのです。ですから、何かこれを聞くと、その前提がないと、区がいろいろ国よりもいろいろな情報を知っていて、それで後で見たら、国の情報がそれを裏づけているという形になっているので、非常に誤解が生まれやすいなというところがありましたので、そういう点では、ぜひ区の発言を取り上げる際には、基本的な事実はちゃんと抜け落とさずにやっていただきたいなと思っております。  あと、この時にもう1点あるのですけれども、おっしゃっている内容は、首都圏空港機能強化技術検討小委員会の中間取りまとめ要約版にも、今は理由があって4時間に限定しているけれど、オリンピック以降はさらに広範かつ大きな騒音影響が想定されると記されています。発言としては、ここからは2020年以降は4時間以上も飛ぶし、飛ぶ範囲も広がり、さらに広範囲にわたる騒音影響もと言っておられるのですけれども、当時の配った資料そのものかというと、途中のところだけ抜いているので、非常に誤解が出やすい。  確かにおっしゃるように、2020年の東京オリンピック・パラリンピック以降の方策として、さらに広範かつ大きな騒音影響が想定されるというのは書いてあるのです。ところが、その後に結論があって、そういう意味では、これはいろいろな大きな課題が随分たくさんあるから、関係自治体に理解や協力、それから海運、港湾、漁業関係者の理解・協力が必要となるなど課題が多いので、引き続き検討を行う必要があると続いているので、ここの結論を言わないと、途中のところだけでは大変な話になってしまうので、ぜひそういう意味では、国の文書についてもやはり取り上げて、批判をしたりとかいろいろ出てくると思いますので、それは重要だと思っておりますけれども、その場合でも正確な論旨を紹介していかないと、どうしても誤解が生じやすいし、あるいは不信感が生まれやすいので、その点が遺憾だなと思っているところでございます。 ◆押見 委員 私も議事録を確認させていただきました。その中で、区は当時の羽田空港対策特別委員会において、資料番号2番、首都圏空港機能強化技術検討小委員会の中間取りまとめ要約版のご報告をすると言って説明をしております。国の動きを伝えているだけなのに、この間の本会議場において奈須議員がそのことを言わないので、区は当初から国の動きを知っていた。国の資料を調べたら、それを裏づけているという区への不信感をあおることにつながりかねないと思った次第でございます。  日付や役職名も、今聞くと間違っていて、事実に基づいて議論しないと誤解が生じかねないと感じた次第でございます。  以上でございます。気をつけましょう。 ◆福井 委員 押見委員の提案は何を、今、本会議の発言については、議会運営委員会にかけて議論すればいいと思っているので、ここでやる今の押見委員の意図がちょっとよくわからないので。気をつけましょうということでよろしいのですか。 ◆押見 委員 羽田空港対策特別委員会のことに関しての中身について、発言を奈須委員がされていたので、その確認をさせていただきました。  今、本部長から答弁があったように、ちょっと差異があったので、その辺を私としても確認をさせていただきたかった部分です。この発言をどうするこうするというのは、ここの委員会でまだできることではございませんので、私はそこまででございます。 ○安藤 委員長 それで、今大事な部分でお話しして、まだこれからちょっと大事な部分もやらなくてはいけないので、それを終わった後、その他でまた受けますので、よろしいでしょうか。ご了解いただけますか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 それでは、次に、全国民間空港所在都市議会協議会の運動方針策定に関する要望・意見について申し上げます。  本件については、例年、本委員会で協議し、要望・意見を提出しているものでございますが、平成29年第1回臨時会から京急空港線加算運賃については、交通臨海部活性化特別委員会の調査事件として付託されたことに伴い、本委員会では加算運賃に関する部分以外についてご意見をお伺いすることといたしました。
     4月4日付けで同協議会から議長宛てに要望・意見の調査依頼がありましたが、回答までの期限が迫っているため、昨年要望した内容が記載された資料をあらかじめ委員の皆様に配付しております。  委員の皆様からご意見を伺いたいと思いますが、まずは、昨年の要望に基づき確認し、最後にその他について何かをお伺いしたいと思います。  まず、第2項目め、点の二つ目のところからご意見をお伺いいたします。 ◆田島 委員 北風時A滑走路北向き離陸左旋回についてなのですけれども、この左旋回については、先ほど理事者のほうからご報告があったとおり、国のほうから正式に廃止という回答があったということで、これを見ますと早期に廃止することということになっていますので、ちょっとここはきちんと、また直したほうがいいというか、着実にそれを廃止に向けて実行に移すようにというか、そういうことを国に求めてはどうかと思います。 ○安藤 委員長 ただいま、田島委員のほうから、着実に左旋回を廃止し実行すると言葉の文言を変えたほうがいいというご提案ですか。 ◆田島 委員 はい。 ○安藤 委員長 それでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 では、そのように修正させていただきます。  ほかに。 ◆田島 委員 あと、ちょっとわからないのですけれども、さっき国からの正式な回答で、ヘリコプターについてあったのですけれども、それというのは、ここにはふさわしくないものなのでしょうか。 ○安藤 委員長 今、田島委員から、ヘリコプターの運航経路を変えていくということについて、この中に組み入れたらどうかという、そういうご意見ですね。  (「追加するということですね」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 そう。追加するということ。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 では、それは追加して、対応するということで。 ◆清水 委員 追加では、落下物対策についても各所在地の方から来ると思うのですけれど、落下物対策についても文言を追加していただきたいと思います。 ○安藤 委員長 落下物についても文言を追加したらどうかというご意見ですけれども、いかがでしょうか。  (「文言次第」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 それでは、今の落下物についてご意見もございましたものですから、委員長、副委員長、理事で審議の上、決定させていただくことでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 では、そのようにさせていただきます。  それでは、ただいま頂戴した意見を踏まえた上で、提案する案文については正副委員長及び理事にご一任でお願いいたします。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 では、そのようにさせていただきます。  次に、各委員の机上に配付いたしました特別区議会議長会の要望事項の調査について申し上げます。  例年、特別区議会議長会から議長宛てに国及び東京都に対する予算等要望事項の調査があります。平成29年度は4月20日に照会通知があり、6月19日が回答期限となっておりました。本件については、現委員会において要望事項を取りまとめ、結果を次期委員会委員長宛てに申し送りをしたいと考えております。  つきましては、要望事項がございましたら、お手元に配付の議長会要望事項調査票により、次回の委員会開催日の3開庁日前までに、委員長あるいは担当書記までにご提出ください。  要望事項があった場合には、次回の委員会でご協議いただき、全会派一致で賛同を得られた要望事項のみ、6月の委員会で議題といたします。  よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 では、その他。 ◆清水 委員 簡潔にいたします。第1ゾーンの国有地の購入についてご報告をお願いしたいのですが、昨年の10月だったと思うのですけれども、時価売却が決定して、来年度購入の予定で検討中という説明が当委員会でもあったと思います。安藤委員長のこの間の委員会での質問に対する答弁もありましたが、現在のこの第1ゾーンの国有地購入についての現状を教えてください。 ◎山浦 事業調整担当課長 現在、国のほうと進めておりまして、適切な時期にご報告させていただきます。 ◆清水 委員 たしか安藤委員長の質問のときには、もうちょっと違う言い方だったような気がするのですけれども。ちょっと伺いたいのですけれども、時価売却で国が購入価格を決定するという方向で進んでいたかと思うのですが、それが変わっているのでしょうか。それについてはどうですか。 ◎山浦 事業調整担当課長 予算特別委員会で答弁させていただいておりますが、国有地、国有財産の管理処分の手続の見直しが進められておりまして、現在時価売却の中で見積もり合わせという手続を踏むということで、国から提示がありました。これに沿って事務手続を進めてございます。 ◆清水 委員 国からの提示とおっしゃいましたけど、それでいいのですか。 ◎山浦 事業調整担当課長 当初、国からの提示という話を受けておりましたが、国有財産の管理処分の手続の見直しが行われ、見積もり合わせという手続を踏むことになりました。 ○安藤 委員長 それでは、次回の委員会日程についてですが、5月14日、月曜日、午後1時半開会としたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○安藤 委員長 それでは、次回日程について報告します。5月14日、午後1時半開会といたします。  それでは、先ほどの議長会要望事項がある場合には、3開庁日前の5月9日、水曜日までに、委員長または担当書記までご提出くださるようお願い申し上げます。  以上で、羽田空港対策特別委員会を閉会いたします。                午前11時49分閉会...