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  1. 大田区議会 2016-11-15
    平成28年11月  地域産業委員会-11月15日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成28年11月  地域産業委員会-11月15日-01号平成28年11月  地域産業委員会 平成28年11月15日                午前10時00分開会 ○岡元 委員長 ただいまから、地域産業委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  それでは、まずはじめに、地域力推進部、資料番号15番の平和島ユースセンター整備・活用に関する基本計画(案)について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎林 青少年健全育成担当課長 それでは、平和島ユースセンターの整備・活用に関する基本計画(案)の概要につきまして、お手元の資料番号15に沿ってご説明いたします。  向かって左上、1番の基本理念でございます。多様な人々が集い、交流・活動する国際都市おおたを推進する施設、スポーツ・文化を通じて未来を担う青少年を育む施設、新スポーツ健康ゾーンサポート施設。従来、こちらの施設は、青少年健全育成施設という機能をうたっておりましたが、それに、国際都市おおたを推進する施設という機能と、スポーツサポート施設という機能を追加して、新たにこの計画(案)におきまして、この3点を基本理念とするものでございます。  2番の施設の概要でございますが、これまで主な利用者でありました、青少年団体に加えまして、国内外のアスリートや大田区を訪れる外国人等、多様な人々が利用宿泊できる施設といたします。  ユニバーサルデザインに配慮いたしまして、施設の運営方法に柔軟性を持たせることで、スポーツ振興青少年健全育成国際交流等多目的に利用できる施設といたします。  3番の施設の展示はご覧のとおりでございます。  4番の整備方法でございますが、改修と増築で整備することを考えております。  向かって右下に、小さいのですが、小さな立体図をおつけしました。図に向かって左側は、既存棟、かまぼこ型の屋根のものでございます。こちらは、昨年度の基本調査の結果、躯体がしっかりしているということがわかりました。躯体のみを残して、内外仕上げの設備を更新するスケルトン改修といたします、ということを考えております。  そして、向かって右側の増築棟につきましては、改修部分の耐用年数等、再整備計画への影響を考慮しまして、経済性に配慮した整備を行いたいと考えております。  5番の建物建築研究計画概要は、その図の左側にお載せいたしました。  部屋の状態でございますが、一番下の表になります。  ①番の既存棟でございますが、体育室、このかまぼこ型の屋根のところでございますが、現状の広さを原則維持いたしまして、新たに空調設備を整備することを考えております。  1階にございます、研修室の1と2、こちらは、定員80名、40名というものを用意したいと考えておりますが、研修室1、この80名のほうの部屋に、可動間仕切り等を施しまして、なおかつ、防音機能を高めたいと考えております。  食堂につきましては、原則、定員80名でございますが、現行で言います、談話コーナーのところに、やはり可動式の間仕切りを設置いたしまして、これをひいて外しますと、最大112名利用が可能なお部屋といたしたいと考えております。
     調理室でございます。現行どおり、自炊を想定した設備でございます。この調理室は、賄いと宿泊、そして体育施設が3点そろっている施設は、都内にあまりないと聞いております。  また、そういう意味では、この施設の売りでございますので、調理室はそのまま、ただし、ケータリング業者などの外部業者による食事提供に支障が出ない設備設置を検討していきたいと考えております。  ②番の増築棟でございますが、小さな立体図で言うと、右側でございます。3階のこぽっと飛び出た部分でございます。ここに大浴室、シャワー室を集中させまして、実際に団体の利用を想定して、一定の広さを確保することを考えております。  シャワー室は、体育室の利用者からのご要望にお応えしたのと同時に、やはり公園利用者にもお使いいただけるように、そこに集中いたしました。  公園利用者等も入りやすいように、その下のほうでございますが、サブエントランスを設けまして、入りやすいような動線を検討した結果でございます。  宿泊室につきましては、定員80名を定員112名にまで増大いたしました。宿泊室、図に向かって右側でございますが、増築棟の部分は、主にツインの洋室を用意しようと考えておりますが、既存棟のほうで大部屋を2室整備いたしまして、今、3名のお部屋、4名の部屋とバリエーションを持たせまして、計34室、定員112名の収容が可能となりました。  資料に向かって右側、一番上でございます。6番のランドスケープでございますが、説明の下に簡単な地図をお載せしてございます。  一番左端、北のほうでございますが、平和島ユースセンターがございまして、その横にキャンプサイトがございます。このキャンプサイトは、やはり人気が高い施設と聞いておりますので、そちらへの影響を最小限に抑えまして、公園利用者の利便性を高めるために、図の点線の円で囲った部分がございます。園路を設けようと考えております。  そして、図に向かって右上のほうには、新たに駐車場の設置を考えております。  スケジュールでございますが、一番下でございます。平成28年度に基本計画(案)を策定いたしまして、平成29年度は、基本設計、実施設計。そして、平成30年度に建設工事を行いまして、平成31年の夏ごろになろうかと思いますが、竣工、開設ということで検討いたしました。 ○岡元 委員長 それでは、委員の皆様の質疑をお願いいたします。 ◆黒沼 委員 簡単なのですけれども、躯体がしっかりしているということで、この前も聞いたのですけれども、しかし、この躯体・はりだけを残して、ほぼ、あとは、全面改修と考えていいのですか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 そのとおりでございます。 ◆黒沼 委員 劣化が激しいと思います。壁も屋根もそういうことではないかなと考えていた。そうすると今度、全面改修とこの躯体を残すという意味では、経費は、どれぐらい節約できるのですか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 改修だけのものと、全面改築をした場合は、2倍以上の経費の差があるとは聞いております。 ◆犬伏 委員 今回は、外国人にも対応できる施設にする、大変結構なことだと思います。  それで、やはり何か一つのエポック、一つ一つの施設は、ここはこういうエポックがある、ここはこういうことがある。呼び込める何か一つ名物を公的な施設であっても、つくっていただけたらいいなといつも思っているのです。  それで、これは、宿泊設備で大浴場をつくられるわけですね。エポックは何かといったら、ブラックスパです。黒湯。大田区内は、どこを掘っても、必ず温泉が出るのです。  それで、費用としては、今、掘る技術は進んでいるので、数千万円でできると聞いているのですけれども、例えば、大田区の平和島ユースセンターは、すごい、温泉が出るのだと。  それで、アスリートたちが、練習を終わって戻ってくると、ブラックスパにつかって、大田区の温泉を堪能して、また、次の日の英気を養う。子どもたちが、ふだん温泉に入れない子どもたちも、ここに行くと黒いお湯に入れるというのは、何かそういうのは夢があっていいではないですか。これから、また、この施設を30年、40年と使っていくと思うので、温泉の循環設備というのは、やはり非常に様々な塩分とか、酸性のお湯が入ってくるので、メンテナンスは、若干プラスになると思うのですけれども、そのメンテナンスの費用と比較しても、やはり黒湯に入れるというのは、大田区の一つの観光的な要素にもなるので、限られた財源の中ですけれども、1回、研究してみていただけないでしょうか。いかがでしょうか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 エポックという意味では、現状のこの機能でございます。体育施設、それから、賄い、そして、宿泊室、この3点がそろったところが、こちらのまさに売り、エポックであると捉えておりますが、温泉、確かに夢のあるお話でございます。横に天然温泉平和島もございます。  また、その温泉を掘るにあたっては、工期等々もかかるということも聞いております。そういったことが可能かどうかは、研究したいと思いますが、なかなか工期との関係で難しいと考えております。 ◆犬伏 委員 確かに、目の前に平和島の温泉がありますね。とすると、逆に、京急開発とタイアップして、ユースセンターの宿泊客については、平和島の温泉を割引をするとか、やはりせっかく大田区にお泊まりいただくので、黒湯の体験をしていただける施設、自前でやるのは、確かに工期の問題も出てくるでしょうけれども、目の前にあることを失念しておりましたので、そこと連携するなり、ぜひ運営面で検討していただくのも、よろしいかと思います。お願いします。 ◆藤原 委員 この施設の概要のところの、今、犬伏委員も発言があったのですけれども、青少年団体に加えて、国内外のとあるのですけれども、これは、優先順位というのはあるのですか、申し込んだ場合に。 ◎林 青少年健全育成担当課長 どのような使用方法にするかにつきましては、公平性を担保して、基本は抽選としたいと考えておりますが、運用方法は、これからでございます。まずは、この基本計画(案)を固めたいと考えております。 ◆藤原 委員 例えば、羽田空港に近い外国の方が観光に来て、ここは、新しく建てたし、利用勝手があるということで、そういう人がもし、優先になると、本来の目的というのは、このユースセンターをつくった趣旨からいっても、やはり区内の青少年の皆さんに、宿泊してもらうとか、それから、様々な体育行事を行っていくということがあるので、その辺について、観光客が泊まるという点では、趣旨が違うと思うのですが、どうなのですか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 青少年健全育成というのは、まさに、この施設の基本理念の一つでございます。  それを大切にしながら、なおかつ、広く区民の方々に、ご納得いただける公平性を担保しつつ、どのような運営方法をしていくか等々、これから検討していきたいと考えております。 ◆黒川 委員 これは、細かい話なのですけれども、エレベーターは、両方の棟は、どうなっているのかということをまず、お伺いします。 ◎林 青少年健全育成担当課長 エレベーターにつきましては、待機室につながる現状のエレベーターを生かすとともに、中の設備等は、老朽化していますので、それをかえるとしても、生かすと同時に、新たに既存棟と増築棟がつながっている、この立体図のところで言うと、そのつなげている真ん中のにょきっと出ている部分があります。そこに設置することを検討しております。 ◆黒川 委員 この公園と連動性を持たせることによって、例えば、ほこりだらけの日とか、砂だらけの日に野球をやって終わった後とか、人が、この上まで行く間に、相当汚れてしまうなという気もするのですけれども、例えば、1階にシャワー室があったほうがいいのかなとか思うのですけれども、その辺は、もうこの上に大浴室、シャワー室というのは決まっている話なのでしょうか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 1階にシャワー室ということも考えないわけではございませんでしたが、まず、それを置き込んだ場合、まず、概観的な美しさ、それから、1階につきましては、研修室、それから、談話室等々が入っております。その機能的な統一性もございます。  また、その1階の増築部分は、宿泊室でございます。外部利用者と宿泊者の動線が交錯するというのは、セキュリティー上も避けたいと考えております。あと、水回りの効率性、長年、使うとなると、ランニングコストがかかります。その水回りの効率性等を踏まえますと、やはり3階にシャワー室等を引き込みまして、その泥だらけで入ってくる方については、例えば、1階によくあるようなマットを置いたりですとか、そういったところで工夫をしていきたいと考えております。 ◆黒川 委員 シャワー室は1階がいいと思うのですけれども、でも、決まってしまったのなら、しようがないなと思うのですけれども。まだ決まっていないわけですよね。あと、どう言えばいいですかね。上に水があるというのは。  とにかくシャワーは1階に欲しいなというのが、まず、ありまして、結局、この平和島ユースセンターは、周りが住宅街ではないので、例えば、大きく音を出せるような方の利用というのは、どんどん上がってくると思いますし、それで、本当にこのバーベキュー、野球を含めて、外で汗をかいてきた人が、すぐにシャワーに入りたいと思ったときに、3階にあっては、なかなか不便だと思いますので、やはり女性の目線から、この概観をこだわるというのは、本当にすてきな、いいと思うのです。それは、それで本当にいいと思うのですけれども、本当に機能性のほうも、ちょっと考えていただけるとありがたいなと思うので、その辺もぜひご検討いただきたいと。 ◎林 青少年健全育成担当課長 機能性もやはり考慮しなければならないとご指摘のとおり、そのとおりだと思いますが、私ども、税金を原資としてこの施設を整備することでございますので、経済性も考慮しなければなりません。その場合に、やはり水回りが分散してしまいますと、なかなか光熱水費も高騰するということを聞いておりますので、3階のほうに集中して置き込むことを考えております。 ◆黒川 委員 基本的に、この国内外のアスリートを考えると、例えば、外国の方は、あまり大浴場に入らない傾向があると、私は、個人的に考えておりまして、そうなると、本当に先ほど、犬伏委員が言われたように、平和島の温泉とうまく連動させていくことを考えると、大浴室は、なくてもいいとは言わないですけれども、シャワー室をとにかくこの1階に持ってくることのほうが、私は、大事だなという気がいたしておりまして、大浴室は、平和島の温泉と連動させるみたいなことは、もうお考えにはないということでしょうか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 まず、各お部屋にシャワーのついたユニットバスは、ご用意したいと考えております。  また、周辺内外にございます平和島の温泉等の温浴施設等とは連動したいと。運営の話になってしまいますが、将来的には、運営する何かいい方法を各所管と連携して、検討していきたいと考えております。  シャワー室を1階にもってくることつきましては、いただいたご意見をもとに研究していきたいと考えております。 ◆黒川 委員 ぜひお考えいただきたいと。あまり長くなってしまうと、だらだらするので、ぜひ外から汚れてきた人が、例えば、いわゆるゴルフ場みたいに足をきれいにするところみたいなものを外につくるというのもあっていいわけですね。そういうこともぜひご検討いただきたいと思います。 ◆秋成 委員 この施設の概要のところに、「ユニバーサルデザインに配慮し」ということが出ておりますが、この配慮は、どのようにこれから進めていかれるか、状況を教えてください。 ◎林 青少年健全育成担当課長 例えば、各宿泊室、それから、大浴場、シャワー室、そして、各お部屋に設置したいと考えております。ユニットバス等々の段差をなくして、なおかつ園路等には、手すりを施すとか、そういった細かいところで、都の福祉のまちづくり条例に基づいて検討していきたいと考えております。 ◆秋成 委員 今回、また、伊豆高原ができまして、そのあたりをご利用なられている障がい者の方々からは、やはり様々意見をいただきました。やはり計画の段階で、そういった条例ですとか、そういったものに基づいてつくっていただいているとはいえ、やはり使った後にいろいろなお声も出てきます。  今回の件は、須川課長にも入っていただきまして、様々、今、改良・改善をいただいているところではありますけれども、やはりそういった後から工事があるというのも、余計お金がかかりますので、オリンピックに加えてパラリンピックがありますので、今、施設の中の手すりとかありましたけれども、例えば、お風呂の中に片方、右側にあって左側にないとか、もちろん浴槽の中の形によってできるところ・できないところ、様々あると思いますけれども、そういった手すりのこと。  また、扉のあけ閉めの部分で、使いやすい・使いづらいという部分があると思いますので、こういった区の中で情報を共有しながら、また、進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 こちらの施設の整備を検討するにあたっては、各関連所管と連携しているところでございますので、引き続き連携して対応したいと考えております。 ◆松原〔秀〕 委員 たしか裏から今度、入れるようになると思うのですけれども、それはそれとして利便性が向上していいのですが、割と公園は、いろいろな人、ふらふらしている人もいるので、不審者対応というのは、どうなっているかちょっとお聞かせ願いたいのですが。 ◎林 青少年健全育成担当課長 セキュリティーにつきましては、カードキー、宿泊者等、それから、外部利用者、シャワー等を利用する方にお渡しするカードキーと、それから、電子制御によってコントロールすること。それと同時に、例えば、エントランス、サブエントランス、宿泊室の廊下等々、ポイントになるところに防犯カメラの設置を検討しております。 ○岡元 委員長 それでは、深川施設保全課長は、ご退席いただいて結構です。  続きまして、所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。  地域力推進部から順にお願いいたします。 ◎須川 地域力推進課長 それでは、地域力推進部の資料番号16番をご覧ください。新蒲田保育園及び地域包括支援センター等の複合化について、ご説明をさせていただきます。  新蒲田保育園、また、それを包括します大田区民センターなどの建物につきましては、昭和45年10月に完成し、築46年が経過しております。  そこで、おおた未来プラン10年(後期)、大田区公共施設整備計画(後期)、大田区公共施設適正配置方針などを踏まえ、志茂田小学校・中学校改築に伴い、大田区民センター建物内の新蒲田福祉センターを複合施設として移転させるなど、実施可能なことから進めているところでございます。  2番の新蒲田保育園及び併設施設の改築の方向性でございますが、まず、新蒲田保育園につきましては、道塚倉庫の敷地を活用しまして、仮設園舎を設置し、運営してまいります。  そして、大田区民センター建物解体後の跡地の一部に、大田区民センター機能の一部を再構築し、高齢者、子育て、地域活動を支援する機能を複合化した、仮称ではございますが、新蒲田保育園複合施設を整備したいと考えております。  この複合施設に置き込む候補施設でございますが、新蒲田保育園のほか、高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センター、また、高齢者の元気維持、介護予防事業を一体的に行う高齢者支援施設、集会室に加え、中高生の居場所機能を包括した、地域活動を支援する施設などを予定してございます。  なお、これら候補施設の広さや建物の規模につきましては、基本計画を作成する中で検討を進めてまいりたいと考えております。  次に、大田区民センターでございますが、平成30年、3月に閉館を予定しております。  新蒲田福祉センターにつきましては、平成29年3月から近隣の新たに完成する志茂田中学校複合施設で、(仮称)志茂田福祉センターとして運営する予定でございます。  新蒲田児童館は、児童館のあり方検討を踏まえ、新蒲田保育園の仮設園舎への移転に合わせて廃止し、(仮称)新蒲田保育園複合施設内に中高生の居場所として整備をしたいと考えております。  今回の(仮称)新蒲田保育園複合施設は、今後の総合的な蒲田西地区のまちづくりを鑑み、保育園と地域で必要とされる機能を置き込み、そのほか、蒲田西地区に現存する公共施設機能、今後、新たに整備していく施設の方向性は、大田区全体及び蒲田西地区のまちづくりの中で、地域要望などを踏まえまして引き続き検討してまいります。  スケジュールに関しましては、現地点での予定ですが、平成30年度に保育園を道塚倉庫跡の仮設園舎に移転し、大田区民センターの解体工事に着手いたします。  (仮称)新蒲田保育園複合施設の開設は、平成33年度を予定しております。具体的には、3番のスケジュール案のとおりでございます。  なお、裏面に、新蒲田保育園仮設園舎の位置などをお示ししました配置図を記載しておりますので、ご参照いただければと存じます。  また、本案件の内容につきまして、時期については未定でございますが、新蒲田保育園の保護者の方々に向けた説明会も実施する予定でございます。  本案件につきましては、本委員会のほか、総務財政委員会健康福祉委員会こども文教委員会の各委員会におきましても、同様に、本日、ご報告をさせていただいております。 ◎白根 文化振興課長 私からは、観光・国際都市部の報告のうち、5件の説明させていただきます。  資料番号19番、「友好都市ふれあいひろば」の実施結果についてでございます。  実施は、10月15日と16日の午前10時から午後4時まで、JR蒲田駅前の西口広場で行いました。  内容は、セレモニー等、ご覧のとおりでございます。  来場者数は、両日合わせて5,000人となってございます。  主催は、美郷町と東御市によるものでございまして、ここに大田区とが協力させていただいております。  今年は、日曜日に初参加の山形県長井市を加えまして、大田区と関係の深い都市の魅力を発信させていただきました。  続きまして、資料番号20番、「OTAふれあいフェスタ2016」の実施結果についてでございます。  こちらは11月12日、13日の土日です。午前10時から午後4時、晴天に恵まれて、ご覧の開催場所で実施させていただきました。  今年は、キャッチコピーに「区制70周年!おおたの魅力、いざ集結!!」ということで、34万人のお客様にご来場いただきました。  今年は、区制70周年を記念いたしまして、水のステージではねぴょんやイメージソングの披露をさせていただいたほか、東松島市との友好都市提携の協定締結式を行いました。  そのほか、大森ふるさとの浜辺エリアでは、リアル宝探しですとか、あるいは太陽のエリアのドローン体験飛行教室などが、大変に盛り上がりを見せております。  また、パラリンピック体験プログラムでも、車いすのバスケットを多くの方がご覧いただいたとなってございます。  大変盛況のうちに終了いたしまして、御礼申し上げます。ありがとうございました。  続きまして、資料番号21番、平成28年度「成人のつどい」開催についてでございます。  こちらは、来年の1月9日、成人の日に午前11時から午後0時30分、大田区総合体育館で実施させていただきます。  企画、運営は、新成人によります、「成人のつどい」運営委員会によるものでございます。  内容につきましては、1部、2部となってございまして、今回、2部のステージアトラクションの中に、東京2020オリンピックパラリンピックフラッグツアーという、いわゆる旗をつないでいくものを組み込みまして、新成人とともにオリンピックパラリンピックも盛り上げていきたいと考えてございます。  なお、対象者は、9月9日現在で、6,742人。うち参加予定見込み数は、例年のデータから3,600人を見込んでございます。  続きまして、資料番号22番、平成29年「川瀬巴水」カレンダー等の作成についてでございます。  世界的な人気版画家の川瀬巴水につきましては、現在、郷土博物館で川瀬巴水展を開催しておりまして、これに合わせまして、カレンダー、その他を販売するというものでございます。  今、武田課長に持っていただいているものがカレンダーでございまして、こちらにつきましては、1冊1,000円で500部作成いたします。  また、一筆箋が300円で900冊、塗絵(5枚組)を200円で900部、そして、現在、開発中の切手1シート850円、900枚、これは、12月に売り出す予定でございます。  なお、買える場所といたしましては、郷土博物館、大森海苔のふるさと館、区政情報コーナー、そして、京急蒲田の大田区観光情報センターでございます。  置いていきますので、後ほど帰りがけにご覧いただきたいと思います。  続きまして、資料番号23番、郷土博物館の特別展として、「土器から見た大田区の弥生時代-久ヶ原遺跡発見、90年-」の開催についてでございます。  大田区には、久ヶ原遺跡が弥生時代の重要な遺跡としてございます。この遺跡の発見から90年を迎えるにあたりまして、この調査研究の披露をさせていただくということで、特別展を開催させていただきます。  会期といたしましては、来年の1月7日から3月5日、約2か月間、展示させていただきます。  会場は、郷土博物館でございます。  展示するものといたしましては、弥生土器、鉄製品、青銅製品、勾玉等、約300点でございます。こちらは、教育的、文化的な観点から無料とさせていただいておりまして、併催の行事といたしまして、裏面に、こちら、講演会、講座等を書かせていただいてございます。  なお、周知につきましては、区報、ホームページ、ツイッターのほか、ご覧のところの場所で配布・提示をさせていただきます。 ◎武田 スポーツ推進課長 私からは、資料24番、次期大田区総合体育館の指定管理者の選定に関するご報告がございます。
     既に、選定委員会は、終了しまして、結果につきましては、第4回定例会にお諮りする予定で、現在、準備を進めております。  特別委員会では、既に、9月の委員会でスケジュールについてご報告をさせていただいておりましたが、当委員会では、まだご報告しておりませんでしたので、今回、ご報告をさせていただきます。  来年、3月末で現行の指定管理者の指定期間が満了いたします。つきましては、今回も前回に引き続きまして、一般公募で次期指定管理者を選定いたしました。  第1回審査が書類審査、第2次審査がプロポーザル及びヒアリングとなっております。  選定委員は、学識経験者2名、区民代表4名、公認会計士1名で構成されております。  指定期間は、来年、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間といたします。  これまでの経過ですが、募集要項を8月26日にホームページで公表しまして、9月4日に現地説明会を実施しました。9月12日から15日まで応募を受け付け、10月8日に第1次審査、書類審査を行いまして、10月17日に第2次審査を実施しました。  選定結果につきましては、冒頭で申し上げましたように、指定管理者の候補者につきましては、第4回定例会にお諮りする予定で、現在、準備を進めております。 ◎柏原 産業振興課長 まず、私のほうからは、資料番号33番、「おおた商い(AKINAI)・観光展2016」実施報告について、ご覧いただきたいと思います。  昨月、15日、16日の土日、主な会場は産業プラザで開催をさせていただきました。こちらの事業の開催目的でございますが、区内の特徴ある商品、すぐれた技術でものづくりに携わる職人、区内の観光スポット等、そういった魅力を再発見していただきまして、新たな顧客、観光客の来訪を誘導しまして、産業の活性化を図る目的で開催させていただきました。  主催団体については、こちらにあるとおりでございます。  出展者につきましては、合計で148社でございます。  来場者数につきましては、15日が6,007人、16日が5,195人、合計1万1,200人でございました。両日ともいい天気でございましたので、たくさんの人においでいただきました。  併催行事としましては、biz BEACHで行いましたお子さんたちと楽しめるワークショップとか、銭湯背景絵師によります、富士山の描写等も行いました。  裏面をご覧ください。蒲田映画祭では、岡田茉莉子さんのトークショー等開催もさせていただいたところでございます。  交歓交流ステージでございますが、こちらのほうで大田のお土産100選、OTA!いちおしグルメ、おおたの逸品の表彰式等も行わせていただきました。  今回の特色でございますが、交歓交流ステージもありますが、蒲田女子高等学校生徒によるファッションショーをさせていただきました。こちらは、衣類や服飾品、アクセサリーなどのファッション関連事業者を集めたファッション小間コーナーと同時に開催させていただきました。多くの方が、こちらのステージでは、観覧いただきまして、大変盛り上がったところでございます。  あわせて、面的な広がりとしまして、産業プラザ内にとどまりませんで、蒲田地域のまちなかで商い観光展連携イベントを開催させていただきました。蒲田の西口では、友好都市ふれあいひろば、東口では、さかさ川通りおいしい収穫祭、そして、11商店街でございますが、商店街コインラリー、こちらのほうは、187店舗のご協力をいただきまして、開催させていただいていました。  また、誠心調理師専門学校のフードフェスティバル2016とも総合連携を図ったところでございます。  本事業の開催にあたりまして、各委員の多大なご協力をいただきましたことを感謝いたしまして、私の報告とさせていただきます。 ◎宮本 工業振興担当課長 私からは、産業経済部資料番号34番から3件につきましてご報告差し上げます。  まず、資料番号34番をご覧ください。「おおた研究・開発フェア」等の実施報告についてでございます。  概要でございますが、10月5日から7日までの3日間、計三つの事業を実施しております。一つは、研究・開発フェア、これは、展示会でございます。二つ目が、ものづくり受発注商談会in大田。それから、三つ目がビジネスセミナーというつくりでございます。  まず、おおた研究・開発フェアでございますが、10月6日、7日の2日間にわたりまして、全国の企業、大学、研究機関101団体に出展いただき、区内中小企業を中心とする来場者の製品や加工技術との融合による新たなイノベーションの創出につなげるということを目的に実施しております。  来場者数につきましては、1,469名ということでございます。  並行して実施しました特別講演としましては、埋もれた技術を掘り起こせというテーマで開放特許に関する講演。それから、ウィルチュアー ラグビー ミーティングというテーマでパラリンピアンを招いてデモンストレーション体験などを行いまして、盛り上がりを見せたところでございます。  資料裏面に参ります。研究開発フェアの中で展示している企業と大田区企業とのマッチング会というのも、あわせて行っております。大田区企業は、8社、商談件数は、10商談実施しております。  今回の研究開発フェアでございますが、2日間の合計で1,469名の来場者ということで、減少しておりますけれども、出展者のほうからは、「昨年よりも盛況だった」、「具体的な案件が多かった」などのコメントをいただいております。  また、マッチング会のほうでは、具体的なニーズを事前にヒアリングいたしまして、最適な大田区企業との面談を設定しております。  今後、展示企業等に対するアンケートを実施して、成果の捕捉を行っていく予定でございます。  二つ目のイベントとしまして、研究開発フェアに先立つ10月5日に実施しました、ものづくり受発注商談会in大田のほうのご報告でございます。  参加企業は、279社、発注86社、受注193社でございました。  商談件数としましては、738件の商談がございました。今回、金融機関11行のご協力により、44社が参加しているというところでございます。  三つ目のイベントとしまして、セミナーでございます。医工連携、ロボット、それから、新エネルギー、海外、この四つのテーマを設けまして、四つのセミナーを開催いたしましたところです。  続きまして、資料番号35番をご覧ください。平成28年度「中小企業新製品・新技術コンクール」入賞案件の決定についてでございます。  こちらは、区内中小企業が開発した優秀な新製品・新技術を表彰して、販路拡大の支援を行っていくということを目的に実施しているところでございます。  事業の経過でございますが、募集期間は、7月1日から31日まで。  応募件数につきましては、28件ございましたが、有効な応募として26件でございました。  面接評価につきましては、8月31日から9月1日にかけて、研究職員3名による面接を26件について行っております。  これに基づきまして、審査会としまして、9月26日と10月11日の2回にわたる審査を行いました。  この結果、入賞案件にといたしましては、裏面、それから、3枚目にわたって表に整理してございます、9件の入賞がございました。各賞といたしまして、最優秀賞、優秀賞、それから、おおたECO推進賞、おおた福祉・医療賞、おおた秀逸技能賞、おおたデザイン賞、奨励賞というのがございます。こちらのほうは、11月21日にプレス発表の予定となってございます。  また、表彰式につきましては、来年、2月2日、おおた工業フェアの初日において、表彰式を実施する予定でございます。  続きまして、資料番号36番、平成28年度大田区「優工場」の決定についてでございます。  こちらは、人に優しい、まちに優しい、経営や技術に優れた工場を優工場として認定しまして、大田区工場の優秀性を内外にアピールするとともに、大田区工業の振興を図ることを目的に実施してございます。  事業の経過でございますが、募集期間は、7月1日から8月26日。  応募企業数は、12社でございました。  調査員による実地調査を9月14日から16日の3日間行いまして、その内容について10月17日と24日に最終確認という形で現地の確認を行っております。  こうした現地の調査を踏まえまして、審査会を11月2日に開催いたしまして、本年度の大田区優工場の認定企業12社及び表彰企業6社を決定してございます。  認定企業につきましては、裏面に表にまとめてございます。表中、各賞としまして、総合部門、人に優しい部門(グローバル人材育成)、まちに優しい部門、起業家精神賞、この各賞をそれぞれ設定してございます。  こちらのほうにつきましては、11月16日、プレス発表の予定となっておりまして、表彰式につきましては、2月2日、おおた工業フェアの初日に実施する予定になってございます。  優工場の周知・PRにつきましては、ご覧の資料、表面の最後の部分にございますけれども、認定プレート、認定証、認定年度パンフレット、企業紹介パネルなどの作成、それから、ウエブサイト等での周知、こういったところを行っているところでございます。 ◎中澤 環境計画課長 私からは、環境清掃部報告のうち、2件報告をさせていただきます。資料17番、大田区環境製品技術カタログの発行につきましてご報告をさせていただきます。  現在、中間の見直しを行っています大田区環境基本計画では、産業のまち、大田区ならではの地域性を捉え、環境と産業の調和の実現と好循環の創出を産業分野の基本目標として掲げているところでございます。  この目標の実現に向け、個別施策といたしまして、国際貢献のための環境技術の技術情報の提供における取組みとして、今年度で3回目となります大田区環境製品技術カタログを発行させていただきました。  大田区の企業におきまして、これまで蓄積した高度な専門技術や環境配慮に関するノウハウを踏まえまして、先ほど、産業経済部からご報告がございましたように、大田区新製品・新技術コンクール等での受賞製品、また、大田区優工場認定工場、あと、ISO14001認証工場等を中心に掲載をさせていただきまして、今年度、また、新たに4社を加えさせていただいたところでございます。  なお、製品の性能や省エネ効果、技術につきましては、企業からの申し出に基づいたものでございます。  このカタログにつきましては、産業振興課とも連携いたしまして、区主催の大田区工業フェアなどの展示会で配布するとともに、区のホームページで紹介させていただきます。  また、今後、英語版を発行させていただきまして、今後の川崎国際環境技術展などで配布を予定しているというところでございます。  こうした環境技術情報の継続的な提供によりまして、区内企業の環境産業分野の進出を支援するとともに、環境基本条例に掲げる環境先進都市おおたの実現に資する取り組みにつなげてまいるところでございます。  続きまして、資料18番、コアジサシ報告会の実施についてご覧ください。  コアジサシの保護活動につきましては、2001年6月の営巣活動の確認以降、NPOリトルターン・プロジェクト、東京都下水道局及び大田区が協働いたしまして取り組んでいるところでございます。  営巣数につきましては、今年度の1,600弱の数を加えまして、これまでで約累計で1万の営巣を確認しているというところでございます。  こうした、絶滅危惧種に指定されていますコアジサシの保護活動を区民の皆様にお伝えいたしまして、今後、さらに自然共生社会の構築を推進していくため、12月3日、土曜日に区民ホールアプリコにおきまして、報告会を実施させていただくものでございます。  内容等につきましては、記載のとおりでございます。 ◎近藤 環境対策課長 私からは、資料番号19番、平成27年度版大田区の環境調査報告書について、ご報告させていただきます。  昭和40年代から継続的に区内の大気汚染物質の測定や、公共用水域の水質の調査を行っております。  また、航空機自動車鉄道等に起因する騒音震動対策や、呑川浄化対策として、各種調査を実施しているところでございます。  本報告書は、平成27年度に調査した区内の環境のまとめと、経年の水位を見るとともに、環境対策課の取組みをまとめ、区民の生活環境の保全に役立てることを目的に発行しているものでございます。  調査報告書は、騒音・震動、大気汚染、水質汚濁の3章の構成でまとめております。  基準を達成できないものにつきましては、国や都及び各関係機関に対し、改善についての要望や情報提供を行い、連携して環境対策を進めております。  それでは、報告書に沿って概要を説明させていただきます。  3ページから15ページでございますが、こちらは、航空機騒音調査でございます。固定局による常時測定調査と大田区上空を飛行する内陸飛行調査を実施しております。常時測定調査結果は、区内全地点で環境基準を達成しております。  また、内陸調査の結果は、石川町文化センターや田園調布特別出張所など、指定地域外のため、環境基準の適用のない地域がございますが、最も厳しい環境基準の適用に対しても、この基準以下の数字となっております。  続きまして、16ページから32ページでございます。こちらは、自動車の騒音と振動調査の結果でございます。幹線道路で法定受託事務による自動車騒音調査を行い、結果を環境省に報告しております。環境基準の達成率は、昼間で83.2%から100%。夜間では、66.3%から100%でございます。詳細につきましては、21ページのところに各データが載っております。  また、要請限度として、平成27年度は、環8通りと中原街道について騒音と振動の調査を行っております。振動は、要請限度内でしたが、一部環境基準の高い地点がございましたので、道路管理者の東京都第二建設事務所に低減についての申し入れを行っております。  続きまして、33ページから38ページでございます。こちらは、鉄道の騒音の振動調査の結果でございます。平成27年度につきましては、東急多摩川線を調査いたしました。在来線での騒音と振動の規制値はございませんが、結果につきましては、東京急行電鉄株式会社にデータを提供し、環境対策に役立ててもらうように情報提供を行っております。  続きまして、41ページから51ページでございますが、こちらは、大気汚染状況の調査の結果でございます。大気汚染につきましては、区内の8測定局で大気汚染の常時監視を実施しております。それぞれの達成基準でございますが、二酸化硫黄と二酸化窒素は、全局で環境基準を達成しております。光化学オキシダントは、残念ながら環境基準を達成できておりません。  また、浮遊粒子状物質につきましては、雪谷測定局以外の7局で環境基準を達成しております。  また、50ページでございますけれども、アスベストの一般環境中の濃度調査を行っております。アスベストにつきましては、平成27年度に調査地点を糀谷・羽田地域庁舎の分室を新たに追加し、大森地域庁舎と雪谷特別出張所を合わせ、3か所で行っております。調査の結果は、3地点とも検出下限値未満でございました。  続きまして、55ページから77ページでございますが、こちらは、公共用水域の水質と底質の調査結果でございます。環境基準には、人の健康の保護に関する項目と生活環境の保全に関する項目がございます。人の健康の保護に関する環境基準は、呑川の一部を除き、環境基準を達成しております。  生活環境の保全に関する環境基準は、河川・海域調査でございますが、BOD(生物化学的酸素要求量)、表層、DO(溶存酸素量)等、おおむね環境基準を達成しております。  続きまして、78ページから89ページでございますが、こちらは、呑川の汚濁の実態調査結果でございます。  夏場を中心に、スカムや悪臭の発生、魚の浮上死亡事故があるため、都市基盤整備部と連携し、呑川の浄化対策事業を推進しております。定期水質調査のほかに、平成25年度以降、呑川中流域で現場の実査、パトロールを毎日行っております。  平成27年度からは、太平橋等で水質連続測定機を設置し、DOや水温等の24時間の連続測定も実施しております。  最後に、90ページから91ページでございます。水質関係の異常事故でございます。平成27年度は、魚の浮上事故が4件、排水の投棄による白濁が1件確認されました。魚の浮上事故につきましては、緊急調査を行ったところ、有害性の物質は検出されず、それぞれ降雨等の後であったところから、酸欠と水質の急激な変化による魚の浮上事故であったと考えられます。  また、排水の投棄につきましては、建築現場で塗装容器を洗浄した排水を側溝に流したということでございましたので、原因者に対し指導を行ったところでございます。 ○岡元 委員長 それでは、委員の皆様、地域力推進部の報告から質疑をお願いいたします。 ◆黒沼 委員 資料ナンバー16番、このタイトルですけれども、新蒲田保育園及び地域包括支援センター等の複合化について、これは、どうもここの所管に合わないのですけれども、なぜこのタイトルにしたのでしょうか。本当は、区民センターの閉館についてではないかと思ったのですが、なぜこのタイトルなのでしょうか。 ◎須川 地域力推進課長 今回、この全体の新蒲田保育園を含む大田区民センターの動きもございますが、この中で、主に保育園・保育事業に対する建物は老朽化しているということで、特に、優先をしなければならないということで、まずは、新蒲田保育園の取組みについて、ご報告をしなければならないということがまず一つあります。  そこに合わせまして、当然のことながら、いずれこの建物は、改築になりますので、それも含めて、今後の方向性について、委員の皆様に、報告をさせていただきたいという趣旨で、このような形でさせていただいています。  したがいまして、先ほど申し上げましたけれども、4委員会において、同時にご報告をさせていただくという形をとらせていただきました。 ◆黒沼 委員 大田区立区民センター条例をちょっと見てきましたけれども、区民に研修、集会の場等を提供することによつて、区民の文化活動及び地域活動の促進を図り、文化の向上、地域の振興に寄与するため、大田区立区民センターを設置する。  それで、区民センターは、次に掲げる事業を行うため、別表第2の施設名の欄に掲げる施設をそれぞれ設けと書いてありまして、(1)高齢者及び老人クラブに対する教養の向上、レクリエーション等の場の提供並びに高齢者の健康の推進に関すること。(2)音楽ホール、レクリエーションホール、集会室、体育室、温水プール等の利用に関すること。(3)前2号に掲げるもののほか区長が必要と認める事業と書いてあって、保育園と地域包括支援センターは、地域包括支援センターは別にしても、私は、これは、区民センターではなくて、合築だったという認識だったのです。  それで、合築ではなくて、区民センターなのですか、この保育園は。わかりませんか、意味。この区民センター条例に基づいて聞いているのです。ここに保育園を置いたのですか、この条例に基づいて、この新蒲田保育園。 ◎須川 地域力推進課長 この大田区民センターの中に新蒲田保育園を入れているという認識は、私はないのです。区民センターの中には、この新蒲田保育園は、建物は一緒ですけれども、その条例上の中のものではないと認識しております。 ◆黒沼 委員 このタイトルの新蒲田保育園及び地域包括支援センター等の複合化というのは、この所管で論議することですかというのを聞いたのです。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 今回なのですけれども、こちらのタイトルとは別に、区民センターの平成30年3月をもって閉館予定とございますので、こちらの案件について、委員の皆様にご報告をしなければならないというところで、今回、報告をさせてもらっているところでございます。 ◆黒沼 委員 だから、最初、私が言ったように、この資料16番のタイトルは、大田区民センターの閉館についてというのが正しいのではないですか、この所管に合致するには。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 先ほど、地域力推進課長からご報告をさせていただきましたけれども、今回、所管が複数のところにまたがるというところで統一したタイトルでご報告をさせていただいているとお考えください。 ◆黒沼 委員 これは、つけ足しになっているのですよ、区民センターは。タイトルは、新蒲田保育園及び地域包括支援センターで、ここで論議しなければならないのは、多分区民センターだと思うのです。
     それで、まず、だから、ここでの論議は、なぜこの区民センターを閉館するのか。役割は終わったのか。この条例を廃止というよりも、削除して変更になると思うのですが、ここの分だけ。  それで、この区民センターをなぜ廃止しなければならないのか。建て替えてもいいではないですか、必要であれば。なくすのですよ、これを。  それで、この重大問題を抜いて、新蒲田保育園地域包括支援センターがタイトルではないですか。この最も重大なこの委員会で論議しなければならない、なくすということについての、消滅ですよね。これは、役割が終わったということだと思うのですが、そのことが全然説明されていない。昭和45年築ですのでというだけであって、この条例に基づく役割がなぜ終わったのか、報告がないではないですか。してください。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 まず、こちらなのですけれども、昭和45年築で、建築後から46年を経過しているところでございます。  建物・施設の老朽化です。それから、耐震性の観点から解体が適当であると判断したところでございます。そういったところから、今回、平成30年の3月をもって閉館予定という形でご報告をさせていただいております。 ◆黒沼 委員 単に古いから閉館というのは、区民が納得しないと思うのです。その役割です。もし、役割が終わったというのは、報告がないでしょう。それで、役割が終わったなら、なくしてもいいのですが、役割があるのなら、建て替えるべきなのです。  それで、古いからなくすという理由は、言い訳であって、そんなのは理由にならないと思うのです。何で古いからなくして。役割はあるのではないですか、まだ。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 先ほど来、ご説明をさせてもらっているのですけれども、こちらの施設なのですけれども、老朽化と耐震性は、非常に問題があるというところでございますので。  次については、こちらの資料の2のところをご覧いただきたいのですけれども、こちらの中で、今後、東側のほうに新しい新蒲田保育園の複合施設を設ける予定でございます。この中には、保育園、それから、地域包括支援センター、集会室、中高生の居場所、こういったものを今後、計画をしているというところでございます。 ◆黒沼 委員 この条例には、洗足、馬込、萩中集会所、大森西、大田区民センター、矢口区民センター、六つのセンターの条例なのですよ、区民センターの役割。  それで、その一つが、今日、出されている大田区民センターなのです。  それで、今、読み上げた第1条と第2条は削除されていますけれども、第3条があるわけです。この役割は、消えてないのですよ。消えないのに、何で閉館するのですかという、何でその説明ができないのですか。古くなったのと老朽化だけでは、全然意味をなさなくて、そうしたら、結論は、建て替えますというのです。  それで、役割が終わったというのなら、なくしていいのです。古いとその耐久化だけでは、なくす理由にはならないのです。建て替えるのですよ。  これは、何でこのタイトルでごまかしてしまうのかなと。それで、つけ足しになっている。この保育園と支援センターを論議しても、この所管ではないから、論議できないでしょう。答弁できないではないですか。保育園をどうするので論議しても。 ◎須川 地域力推進課長 今回、新蒲田保育園と表題をつけさせていただいております。こちらを優先してやりますけれども、今後の方向性ということで、では、この建物は、今、古いでしょう。では、これはどうするのですかということで、今、老朽化が伴って建て替えることが必要ですということで、その後、では、どういう仕組みの建物にするかということの方向性を報告をさせていただいているところでございます。  今、委員からお話がありました点につきまして、今後、整理をしてまいりたいと思いますので、今、方向性ということでお考えいただきたいと考えております。 ◆黒沼 委員 もっと真剣に論議して、委員会に資料を提出してほしいのですが、これは、もしだったら、タイトルが大田区民センターの閉館についてとなって、歴史的経過と多分なるのですよ。果たしてきた役割、次ね。  それで、その役割は、終わった。なぜ終わったかと書いて、だから、今日、提案しましたとならないと論議できないです、この委員会で。違いますか。  また、ただ、これで終わったから進めてしまいますとやられてしまうと、何なのですか、この所管はとなってしまいますので、提出し直すか、もう少し部長でもいいのですが。 ◎鴨志田 地域力推進部長 一部説明が繰り返しになりますが、今回は、四つの委員会で共通して同じ案件を報告しているという内容です。  大田区民センターにつきましては、実態上、保育園とそれから、児童館などと合築して建っている建物ですので、保育園部分だけ壊すということは、構造上無理かと思います。そこで、一旦閉館という内容になっています。 ◆黒沼 委員 一旦でいいですか。 ◎鴨志田 地域力推進部長 まずは、閉館という形です。  今回、新蒲田保育園及び複合施設を建てる部分が右側に地図で落とし込んでありますが、その左側の部分については、どういった施設が必要なのか、必要でないのか。どういった機能があるべきなのか。もしくは、今持っている機能から何がいらなくなっているのか。そういったことについて、今後、検討していくということになろうかと思います。 ◆黒沼 委員 そうすると、条例をいじる必要はないということですね。 ◎鴨志田 地域力推進部長 その点も含めて検討させていただくことになろうかと思います。 ◆黒沼 委員 すっきりしないのですけれども、こういうことは困りますね、困ります。もう少し、一旦にしても、区民の利用状況を一旦止めるわけですから、この築何年だけではなくて、歴史的経過、果たしてきた役割。ところが、今は、どんどん使われるようになったとか、利用率が30%になったとか、よってというのは、このもう少し委員会に提出するに足る資料にしてもらいたいということです。これは、無理がありますか。 ◎鴨志田 地域力推進部長 今回の新蒲田保育園複合施設の中に置き込む施設の案といたしまして、集会室の機能というのは、入れ込んでございます。  まだ面積ですとか、その形態というのは、これから検討ということになろうかと思いますが、既に、その大田区民センターが現に有している機能の一部は、ここに案として盛り込ませていただいております。  そのほかの機能について、左側の残地の部分に、どういった施設が必要なのか、必要でないのか。どういった機能が必要なのか、必要でないのかについて、今後、検討を進めていくとご理解をいただければと思います。 ◆黒沼 委員 これで終わりにしますけれども、いずれにしても、この提案の仕方は、つけ足しです、これ、区民センター。  それで、ちょこっとこれに紛れ込ませて、それで、平成30年3月をもって閉館予定とさっと書いて終わろうとする。このやり方は、この委員会に対して何なのだと。こども文教委員会健康福祉委員会であればこのタイトルでいいですよ。  だけど、この所管に対しては、これでは、やはりまずいと思います。何度も言いますけれども。  ちょっともう1回考え直して、ぜひ正していただきたい。要望しておきます。 ◆犬伏 委員 黒沼委員の意見に一部同意するところはあるのだけれども、区民センターを壊すと。それに伴って廃止をするということについての議論が、この委員会であるべきであって、そこのところの所管事務報告ではなかったなという気はいたします。  これは、平面図を見る限りでは、区民ホールの大部分のところが、どうするのかなと。相当広い土地が残るわけですよね。この土地の部分についての活用については、今後、平成31年というと、新しい区長が誕生されるわけですから、次期トランプ政権に委ねるのか、それとも、この政権のうちに、利用を今後、検討していって、何かを策定していく。その辺はどうなのですか。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 委員ご指摘の西側の空いているところは隣に新蒲田公園がございます。あちらと一体的にできるような土地活用、そういったものも考えながら、検討していくというところでございます。 ◆犬伏 委員 そうすると、新しい複合施設の中に、区民ホールの中、区民センターの中で非常に利用が多かったというか、高齢者が、特にお使いになっていた、また、障がい者団体が使っていた集会室のスペースというのは、同じくらいの面積が担保されるのですか。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 先ほど、鴨志田地域力推進部長から答弁がありましたけれども、面積等について、これから、今、置き込み施設の候補という形になりますので、その辺については、また、今後、検討という形になると思います。 ◆犬伏 委員 所管が違うのですが、ただ、書かれてしまったから、一言、意見だけ申し上げておきますけれども、保育園の改修の場合、最近、ずっとプレハブ化が盛んに行われています。  それで、見に行くと立派なプレハブなのですね。それで、プレハブは、とても高いのです。億単位です。  それで、道塚の倉庫は、私もよくあそこを通るのですけれども、もはやその機能は、歴史的に終わったであろうという倉庫ですから、ここに建てるのなら、普通に建ててしまって、あそこを保育園にすればいいのではないかと、文化の森の前に建った保育園もものすごく立派な保育園をプレハブで建てられて、プレハブ業者がもうかるだけの気がするので、これは、本当に所管が違うのですけれども、やはり区の施設を建て替えるときの仮設という考え方は、民間ですともったいないから絶対仮設にしないで恒久施設にして、また、次の空いたところの利用法を考えるというのが、民間の費用対効果の考え方なのだけれども、未来永劫、税収が右肩上がりにになるという時代は終わってしまったわけだし、まして、少子化の中で保育園は、そんなに立派な施設が今後も必要なのかという議論も出てくるので、所管の皆さんには、どうせプレハブと決めてしまったから、変えられないのだろうけれども、ぜひ皆さんも保育サービス課に行く可能性もあるでしょうし、そんな意見があったと心のどこかに置いておいてください。意見です。 ◆秋成 委員 今の黒沼委員、また、犬伏委員のお話に重複するのですけれども、区民センターなのですけれども、やはり大田区民にとっては、本当に私の子どもの頃から何かあればここで行事があると通った施設でありまして、本当に思い出の施設でありました。  でも、最近は、だんだんとこれがアプリコに変わってきているのかなと思うのですけれども、ただ、そうは言っても、今でも、大なり小なりのいろいろな行事がここで行われて、例えば、音楽のイベントですとか、また、高齢者の民踊大会も含めて行われていると思います。  それで、先ほど、部長のほうからも、これからお示しをいただくようなことも話があったのですが、例えば、平成30年3月に、希望としては、また、これから今後、このような大規模なホールといいますか、こういったものがこの場所にできることは、本当に願うのですけれども、その平成30年3月をもって閉館の以降、その次にできないとき、また、これから少し、かなり何年かかけてつくるとなったときに、今、使っている方々に、この次の施設の移行というのは、どのようにご説明されていくものでしょうか。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 今、ご使用の方々、団体については、区民プラザ、それから、アプリコ、産業プラザをご利用いただくようにという形のご案内をさせていただくという形で考えております。 ◆秋成 委員 希望としては、やはりこの場所について、これまでの区民にとって思い入れがある場所でありますので、次の施設については、望むところではございます。  ただ、先ほど、集会室についてもご質問があったのですけれども、今の数、かなり部屋数がありますが、今の利用については、支障がないように維持ができると考えてよろしいでしょうか。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 今、第1から第11教室とございますけれども、ふれあい蓮沼、それから、空いているときには、特別出張所の会議室等もご案内をさせていただいて、できるだけご利用の方にご不便のないような形でというのを考えているところでございます。 ◆秋成 委員 かなり数がある中なのですけれども、やはり今、この集会室を使われている方については、なかなかこの区民センター、この工事があるよという情報が広まっていく中、そういった意見を聞いてもらえるような場がないと、意見を言いたいけれども、そういった場がないということを数多く伺っております。  やはり、前回の委員会でも、指定管理者のモニタリングの調査にもありましたけれども、その利用されている方々のお声を聞くような場というのを、これから何かお考えでしょうか。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 委員からご意見をいただいているところですけれども、町会長会議、それから、様々な利用者の方のご意見、そういったところは、確実に声を聴いていきたいとは考えているところでございます。 ◆秋成 委員 最後に、この整備の計画等ができた段階にあり、そういった使われている方に浸透して、声が出せるような、意見を聞いていただける場をぜひ設置をしていただきたいと思います。要望です。 ◆伊藤 委員 最初の答弁では、今の保育園は、区民センターではないと。別ものだという話をしていた。そうすると、部長の答弁のここに置きこむ集会室は、区民センターではないという話にならないとおかしくないですか。これは、あくまで複合施設のほうの集会室ですとならないと、2人の話がずれてしまうではないですか。 ◎鴨志田 地域力推進部長 現時点で、保育園の複合施設に置き込む機能につきましては、あくまでも現時点での案でございます。これから、皆様方の意見を聞いて、また、施設ごとの条例上を含めた整理といったものもあわせて行っていきたいと考えております。 ◆伊藤 委員 そうではなくて、先ほどの答弁が、保育園と区民センターは別ものですというのが、まず、答弁があった。その後で、区民センターの集会室をどうするのだといったら、この複合施設に集会室があると答弁した。この二つは合っていない、整合性がとれないのではないかと言っている。 ◎鴨志田 地域力推進部長 この新しくできる保育園の複合施設につきましては、どういった機能を置き込むかという中で、複合的な要素をどういったものを含めることが適当なのか。また、何を含めるのかといったことも含める中で、現区民センターが持っている集会室機能もボリューム的に置き込むことが考えられるという整理をしたところでございます。  あくまでも、新蒲田保育園の複合施設という、新しい建物を建てる中で、その中に置き込むことができ得る施設と考えられるということでご理解いただければと思います。 ◆伊藤 委員 とすると、あくまでその複合施設の中にある集会室は、複合施設の集会室だと。区民センター条例の中の集会室ではないということが、まず、前提になると思う。そうでないと今の話は成り立たない。それはそれでいいと思う。複合施設には、集会室をつくるということで、それはそれでいいと思う。  そういう面で言えば、区民センターについては、全く今何もない。この中身は出てきていないということだと思うのだとけれども、まさにそれこそ、話さなければならない。閉館だけ決めるわけにはいかない。その先、どうなるのだというのがあって、初めて閉館をOKできるかどうか。閉館するつもりですではない。決めるのは、こちらなのです。  それは、課長が先ほど、閉館するつもりですと言ったけれども、そうではない。区民のものなのだから、危険だったら建て替えてもらわなければいけないと思う。  そういう面で言えば、この条例で六つある区民センターの中で、大田区民センターというのは、その一つとして位置づけられているのか。ほかの区民センターは、それぞれの地域の名前がついているのだけれども、ここだけは、「大田」という名前がついている。ここは、これについては、本館というか、ここについてはオール大田で使いましょうという意識なのか。それとも、やはりこれも6戸のうちの一つとして、地域で使っているという認識なのか。それは、どちらなのですか。 ◎鴨志田 地域力推進部長 大田区民センターの特色として、非常に大田区の中でも大規模なホールがあるということがありますので、基本的には、全ての大田区の区民の方々が使っていただく施設ということになろうかと思います。  ただ、実際に、地理的な条件の中で、当然こちらの区民センターのほうが近いという方が多くいらっしゃるわけですから、大田区民センターが最も近い方々は、利用しやすいということもあると思いますので、ある程度、両方の側面を持っている施設なのかなと思われます。 ◆伊藤 委員 すると、そのオール大田の側面というのは、ここにしかないと今の話だと思うのだけれども、それは、今後、必要かどうかという話になっていくはずなのです。その地域の区民センターとして残るなら、それはそれで一つだけれども、全体としての側面が、ここに残すかどうかの話だと。それをまず、しないことには、閉館を認めるわけにはいかないと、私は、個人的には思っています。  そういう面で言えば、まず、今の音楽ホール、具体的に一つの例として音楽ホールを取り上げると、稼働率はどのくらいですか。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 今、手元の資料なのですけれども、平成27年度では、午前中で59%、午後で67%、夜間で41%、合計で55%という形になっています。 ◆伊藤 委員 オール大田という側面、それから、音楽ホールという側面を見ると、土日の稼働率はどのくらいですか。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 土日の稼働率については、今、手元にないので、必要であれば、委員に後ほどご報告させていただきたいと思います。 ◆伊藤 委員 それが根本になるのではないかなと思うのです。先ほど、自分で代替として区民プラザだとか、アプリコの話をされました。  それで、区民プラザとアプリコの土日の稼働率はどんなものですか。代替としてなり得るのかどうかということで聞いています。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 そちらについても、今、手元に資料がないので、また、後ほどご報告をさせていただきたいと思います。 ◆伊藤 委員 そうすると、どうして代替ができると言い切れたのですか、先ほど、資料もないのに。行き先がうまっていたら、代替にならないではないですか。全部合わせても100%足りますよということでないと。 ◎元木 蒲田西特別出張所長 先ほど、私から代替という形でご案内をさせていただいたのですけれども、今、差し当たっては、非常にこちらの施設は、老朽化ということで非常に危ないということは、当然事実としてございますので、今、ホール機能としてあるのがアプリコ、それから、区民プラザ等がございますので、まず、そちらをご案内させていただくという形で、ご報告をさせてもらったところでございます。 ◆伊藤 委員 だから、そんなことをしてはだめでしょうと言っているのです。空いているかどうかも知らないのに、そちらを使ってくださいという案内をしようというのでしょう。それは、案内にならないでしょうと。こちらにありますよと言ってしまってはだめではないですか。そちらを使えないのだから。  そういうことを考えて、全部をきちんと考えてから答えを出さないとだめではないのですか。やはりどうしても、ここは必要だと。先ほど言ったみたいに、ほかの機能は、複合施設に入れられるものは入れましょうと。  だけれども、入れられないものは、せめてつくり直さなければしようがないという答えになるべきだと思うのですよ。遠いとかいっても、今、使われているのだとしたら、それは、遠いからというのは、不便だからというのは、理由にならないと思う。不便で使われていないのでやめましたのならいいけれども、不便でも、使われていますというのだったら、それは、必要性があるということですよ。遠くても。それは、使う人の問題ですよ。役所が言うことではないと思う。  だからこそ、稼働率がまず、参考になると思う。それで、やはりその話が閉館を最終決定する前に、きちんとこの委員会で議論をして、答えを出さなければいけないと思う。その部分については、今日は、保留。報告として認めない。この区民センターの分は。ほかは、所管外だから、私たちが口を出すところではないけれども、区民センターの分は、私は、認めるべきではないと思っております。 ◆犬伏 委員 議員をあまり長くやっていないから、よく制度がわからないのだけれども、これは、区民センターの解体工事、平成30年度から31年度と書いてあるのだけれども、解体をしますというのは、お役人が決めてしまうと、もう解体になってしまうのですか。それで、解体をしてしまったから、条例を廃止すると。ものがなくなってしまったから、条例を廃止というのは、何かちょっとインチキだなと。  伊藤委員が言われたように、解体してもいいですか、どうですか。それは、いいですね。解体しました。解体してしまったから、条例を廃止しますよというのがあるべき姿で、西野政権が長くて、お役人が決めたことを議会は、みんな丸をつけてしまったものだから、そういう発想になってしまうのかもしれないのだけれども、伊藤委員が先ほど、与党からああいう意見で、すごく拍手なのだけれども、決めるのは、こちらだと。そうなのです。決めるのはこちらなのです。  皆さんは、区長が政策をつくって、それを議会に出して、議会がそれを議決して、執行機関で決定機関ではないということを、もう1回、思い返してほしいのだけれども。これは、解体します、閉めますというのは、いつ、誰が決めるのですか。議会が決めるのではないのですか。そこの仕組みだけ教えてください。地方自治の仕組みかな。 ◎須川 地域力推進課長 この点につきましては、おっしゃるとおり、議員の皆様のご意見を伺いながら、地域の皆様のご意見を伺いながら決めるべきものだと思います。  改めて、この分につきまして、また、整理をしまして、ご報告させていただきます。 ◆犬伏 委員 いろいろな委員会で私は、言っているのですけれども、いつも議会と報告会だと。こう決めましたからと、こういうことをやりましたからと、その決める過程に議会が全く関与していない。与党会派には説明して、関与しているのかもしれないのだけれども、今のお話を聞くと、どうも関与していないみたいなので、やはり決める前に議会とキャッチボールをして、区民の代表である議員が、それは、閉めないほうがいいのではないのかとか、閉めるのなら、こうやろうという意見を入れて、では、皆さんの言うとおり、こうしましょう、議案を出しますから議決してくださいというのがあるべき姿だと思うのです。  10何年区議会議員をやっているけれども、決める前に相談を受けたということは、過去何もなかった。決めたら、絶対変えないというのは、お役人だということは、良くわかったのだけれども、ぜひそろそろ変えていきましょう。  そういう意味では、伊藤委員の意見に賛成です。今日は、知らない、これはと。 ○岡元 委員長 そういう意味では、今、犬伏委員がおっしゃったとおり、まだ、決まっていないことなので、これからどうするかということを議論するという意味では、決まったことを報告されているわけではないので、これからどうしましょうかの話で、もう一度検討するということですね。 ◆犬伏 委員 そうなのだけれども、閉館予定と書いて、解体予定と書いてあると、大体こうなってしまう。 ○岡元 委員長 でも、その先が決まっていないので、その先について、また、皆さんで議論をするということで、本日は、よろしいでしょうか。 ◆黒沼 委員 そのとおりでいいのですけれども、例えば、もし、これを書くにしても、建て替えか閉館かということも含めて、選択を議会、区民に委ねるということが、平等だと思う。一方だけ書いて、予定とは書いても、この方向ですということは、方向を決めてしまったわけだから、予定であっても、この出し方は、良くないと思います、いずれにしても。 ○岡元 委員長 わかりました。いずれにしても、また、改めて、先ほど、伊藤委員がおっしゃったとおり、一旦閉館をして、同じようにホールを建て替える間のほかのところの代替とかということではなくて、なくなるとすれば、ずっと、では、アプリコとか区民プラザにするのかということに関しては、稼働率がないと、今おっしゃったとおり、検討はできないと思いますので、その辺を出していただいてもう一度ということでよろしいですか、今日は。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○岡元 委員長 では、次、観光・国際都市部からの報告について質疑をお願いします。 ◆黒沼 委員 資料20番のOTAふれあいフェスタですけれども、とても区民に喜ばれて、職員の皆様も本当に全力を挙げて、内容的にもすばらしいし、すばらしい取組みだったと思うのですけれども、一つだけ、会場に行ったら、隊員が来て、黒沼議員、戦車が置いてあると、会場に。  それで、うそと思いながら行って、あんな重いものを。それで、撮って写真が、やはり装甲車でした。また、確認したら、装甲車が置いてあった。  それで、自衛隊の皆さん、このように競艇場のところで長い持ち物を持って、私は、これは、機関銃かと思ったくらいですけれども、ただ、中身は何が入っているか知りません。こうして、触れ合って歩いているのですよ、観客と一緒に。  それで、私たちは、ガーデンパーティーのときも言いましたけれども、ガーデンパーティーのときは、役所の知らないところで実行委員のどなたかが自主的に連絡をとって置いてあっただけです。区は、知らないことですという答弁だったのです。  でも、ここに来ると、多分知らないのではなくて、区が率先して、相談して置いた、迎えたのではないかなと思います。  私たちも、考え方が、今、変わってきていて、憲法違反ということは、まだ持っています。  それで、武力が専門であって、東日本大震災と熊本での誰もが頼りにして、誰もここを褒めた、自衛隊の役割は、同じです。
     ですから、私たちがもし、政権をとった場合に、これは、どうなるかわかりませんけれども、とっても、自衛隊の皆さんに大いに働いていただく、この面に関しては。という立場です。  ですけれども、初めてだと思うのです、今回、OTAふれあいフェスタに。これは、どこで何の目的で、何の役割で置いたのでしょう、迎えたのでしょうか。 ◎白根 文化振興課長 ご指摘の話なのですけれども、自衛隊は、災害の支援ですとか、かなりそのあたりは、非常に我々のために働いていただいているというところで、今回、ふれあいフェスタと、ふれあいの中には、友好都市の関係、特に東松島市が今回ありましたけれども、そういうところの被災地支援というところも鑑みまして、委員がどう思われているかちょっと別といたしまして、我々としては、そういう形で皆さんで協力してやるという姿勢でございますので、そこをご理解いただきたいと考えてございます。 ◆黒沼 委員 来てもらった以上、その防災・震災対策での自衛隊でこういう仕事をしているのですということを現場で、このために来ているのだということが必要で、ただ、このようにやっていると、これだけだとぎょっとするのです。これは、持たないで歩けばいではないですか。何も持たないで。  そのことも含めて、十分注意して、神経を使って、自衛隊の本来の役割と、もう一つは、この災害の役割と両方あるわけだから。  それで、その大田区の行政は、防災対策ですというのを明らかに知れる立場にしてもらいたいということを、ぜひもう1回、答弁をお願いします。 ◎白根 文化振興課長 そういったご意見の一つとして承りたいと思います。 ◆黒沼 委員 くれぐれも慎重にお願いしたい。いろいろな意見の中であることを鑑みて、安易に今回の区民センターの提案と同じですけれども、慎重にとにかく全てが、やるときはお願いしたいということを申し述べておきます。 ◆犬伏 委員 本当に、現在ある法令に基づいて自衛隊があって、自衛隊の任務の一部として災害派遣も認められていて、パネル展示があったのをご覧になりませんでしたか。東日本だとか、熊本大震災における自衛隊の活動、国際貢献活動というパネル展示をして、その一環として、あの装甲車は何に使ったか知っていますか。福島の原発に行っている車ですよ。そういう国民の税金であるものを、例えば、消防は消防車、警察は白バイやパトカーを展示し、自衛隊が装甲車を展示する。  そして、彼らが持っている服は、唯一迷彩服と制服しかないのですよ。迷彩服でそこを歩いて何が悪いのだと。世界の国で軍隊を尊敬しない唯一の国が日本ですよ。ちょっと非常に情けない、残念です、本当に。  今後も、今、田園調布のグリーンフェスタにも来ている。それから、ガーデンパーティーにも来ている。それから、それぞれの地域の防災訓練にも来ている。水防訓練にも来ている。自衛隊が当たり前に地域の中に入っていって、この間も、区民からの陳情が採択されて、大田区は、もっと自衛隊と連携しなさいと、区民の陳情が採択されたということは、共産党を除いた多くの区民は、そう思っているということですから、自分たちの意見だけが正しいと思う偏った考え方は、おやめになったほうがよろしいと意見を申し述べておきます。  それで、理事者の皆さんは、これからも率先して、区民の生命、安全を守る自衛隊、警察、消防と連携して、地方自治体としての使命を全うしていただきたい。共産党の言うことを気にしていたら、国民の生命・財産は守れない。 ◆黒沼 委員 私が、前にちゃんと自衛隊の役割を言ったのに、ちゃんと聞きなさい、犬伏委員、私の立場を。自衛隊にちゃんと言ったのです。中心は武力だと。  だけど、その震災での役割を評価して、もし、政権をとったにしても、そこで大いに働いてもらう。なのに、あなたは、なぜそういう発言をするのか。そのとおりだと言えばいいではないですか。  それで、あなたの発言の中で、武力を持たないのはといったところ、それを削除してもらいたい。今の発言の中で。日本は武力を持たないのは情けないと言った言葉は、削除してもらう。 ○岡元 委員長 そんなことは言ってないから、いいです。削除の必要はありませんので。 ◆末安 委員 ふれあいフェスタの件なのですけれども、一つ提案なのですけれども、今回、これは、産業経済部のほうでお土産100選とか、いちおしグルメとか、そういったものが選ばれた中で、せっかく34万人来るわけですから、こういったところで選ばれたものを展示してもらえば、そのような工夫がもっとあってほしいなと思うのですけれども、いかがかなと思うのですけれども、どうでしょうか。 ◎白根 文化振興課長 委員ご指摘のとおり、横の連携をしっかりとって、より効果的に、こういった集まる機会というのは、なかなかございませんので、ぜひとも前向きに進めていきたいと思います。 ◆末安 委員 これは、1回、草津で視察をしてきたときの話なのですけれども、芸能人が来る夏フェスとか、そういったところに出展できる権利を商品にしているという事例もありました。34万人来るイベントですから、例えば、お土産100選か何か30万円ぐらい賞金が出るということでしたけれども、こういったところへ出展できる権利というのをもう少し価値を考えて、一番いい場所にそういったものを出展させてあげるだけでも、もっともっとお金のかからない一つの工夫で商品にできるわけですし、そういったところの価値を業者の方にもアピールすれば、もっとこのお土産100選とか、相乗効果で盛り上がってくるのではないかなと思いますので、それは、提案ですけれども、来年以降、ちょっとご検討いただきたいと思います。 ○岡元 委員長 では、要望ということで。 ◆藤原 委員 成人のつどいですけれども、今後、検討をしてもらったらどうかなと思っているのが一つありまして、一つは、選挙権が18歳から一応議員を選ぶ権利を取得したわけですね。それで、18歳からやはり大人としての扱いをしていくべきだと思っています。  それで、国のほうのもちろん決め事だから、一気に大田区だけとはいきませんけれども、やはり18歳の人たちから祝えるような、そういうことを大田区で意見を国のほうに上げていったらどうかなと思っているのだけれども、この辺の関連は、何か考えはありますか、ないですか。 ◎白根 文化振興課長 現在は、18歳の選挙権を踏まえた、イベント、取組み等は、現在、検討してございません。 ◆藤原 委員 それはそれでいいのですけれども、将来、多分私は、10年か20年後には、そういう方向に進むのではないかなと思っているのですね。  そういう意味では、大田区のほうから国や東京都のほうに含めて、もうこういう成人のつどいをやはり18歳からしていこうではないかという提案をしてみたらどうかなと思っているのですけれども、その考えもないということですか。 ◎白根 文化振興課長 成人年齢が18歳になるということであれば、当然に、この成人のつどいも18歳の方をお招きするとなろうかと思います。そのような動きを踏まえて、進めていきたいと考えてございます。 ◆秋成 委員 成人のつどいなのですが、毎年、かなり歩道橋の前のあたりが元気な成人たちでにぎわっているのですけれども、かなり区の職員の方がご苦労されて、声をかけられているという状況がございます。  ときに、この警備の方も雇われて、かなり誘導にあたられているのですが、やはりいつもお願いしているのですが、渋谷でのDJポリスではないのですけれども、警察の方にも、こういった本当に有効な警備ができる形で協力をいただきたいと思っておりますが、このあたりはいかがでしょうか。 ◎白根 文化振興課長 これは、準備にあたりまして、蒲田警察署にもご挨拶に伺います。このタイミングでそのようなご提案をいただきましたので、警察署にも相談をしたいと考えてございます。 ◆秋成 委員 ぜひお願いしたいと思います。やはり成人式に警察が来るというと、かなり大きなことになってしまうことが多いのですけれども、やはりスムーズに誘導ができるというあたりでは有効かと思いますので、ぜひまた、ご検討をお願いいたします。要望です。 ◆黒沼 委員 資料24番の大田区総合体育館指定管理に改めて一言申し上げておきたいのですが、この大田区総合体育館の指定管理について、この日程でございますけれども、改めてエスフォルタだったかな、これまで引き受けてきた指定管理者の一つですね。これが、国から指摘されて、消費税増税分を下請のほうに出していなかったと。  それで、これは、単なる内税のために、外税でなかったために見逃した、ミスだったということで、軽い国の指摘なので、指定管理者から外してはいませんということでした。  それで、23区で見ると、指定から外した区と大田区のように緩い対応をとったところとあるようです。  それで、改めてということは、今回も多分申し込んでいると思うのですけれども、できれば、そうではないところのペナルティーも含めて、そういう不正に近いことをやるようなところは、きちんと指摘してほしいということです。  それで、もし、引き受けるにしても、今後、このような単純ミスにしても、ミスをしないようにと指摘しておいていただきたい。これは、どうでしょう。 ◎武田 スポーツ推進課長 私ども、エスフォルタに対しましては、適正に業務遂行をするように、また、関連法令の厳正な遵守と再発防止に努めるように注意しております。こちらは、文書で厳重注意をしております。  それで、エスフォルタによりますと、紙ベースでの文書での注意というのは、大田区と品川区のみということでございます。  また、委員以前からご指摘されています、新宿区の対応なのですが、エスフォルタ、新宿のスポーツセンターの指定管理を行っておりました。  それで、確かに委員ご指摘のとおり、新しい指定管理のほうには出ておりませんが、これは、品川区から応募資格を喪失したと見なされたというわけではなくて、エスフォルタ自ら応募しなかったということです。  また、その新宿区のスポーツセンターにおきましては、平成27年1月に勧告を受けた後も、引き続き指定管理の運営業務を継続しまして、職員も常駐し、平成28年3月末まで、任期満了まで指定管理の業務を行っております。  また、公正取引委員会の勧告以降、エスフォルタが指定管理者に応募して、この勧告によって応募資格を喪失したと見なされたことは、一度もございません。そういった報告を受けております。 ◆末安 委員 資料22番で、川瀬巴水のカレンダー等、今回、グッズがつくられたということなのですけれども、500部というのは、何かすごくカレンダーにしたら少ないという気もしますし、あと、カレンダーは、1年ものでしょうから、一筆箋とか挿絵、切手が900ずつ。これは、多分賞味期限がそんなにないなというご判断なのかなと思うのですけれども。これは、つくるのにも相当な努力というのは、結構なされていて、やはりそこの努力の割には、自信がないというか、もうちょっと売る努力とかを考える必要もあるのではないかと。つくったらいいということではなくして、そういったところにも目標を持って取り組んでいって、ちょっとこの販売場所もこれは挙がっていますけれども、例えば、もっと売ろうと思えば、駅とか、臨時店舗を組んで、ひょっとしたら、こういう期間に売るとかということもすれば、もっともっと売れるのではないかなとか、そういう工夫が若干行政の面で足らないのではないかなというところもあると思うので、つくる努力をしたのなら、売る努力もする。売れる自信がないなら、つくる努力もしないほうがいいような気もするので、その辺をもうちょっと頑張ってほしいなと思うのですけれども、その辺はいかがですか。 ◎白根 文化振興課長 500部というのが非常に少ないという。去年が実は2,500部つくりまして、完売といきませんでしたので、数につきましては、絞らせていただきました。  それで、もう一つ、理由といたしましては、やはり制作に実際、予算が必要になりまして、予算があれば、たくさんつくることも可能なのですけれども、ほかのものとの見合いの関係で500部とさせていただきました。  それで、確かに売りたいというこちらも思いはございまして、たくさんつくれば、より浸透はするとは思うのですけれども、まずは、完売を目指させていただきたいということで、来年につきましては、まず、こちらを売り切ってから、様子を見て、もっと数も増やしていきたいと考えてございますので、委員のご心配につきましては、まず、その結果を出させていただいてからと判断していただければと思います。 ◆末安 委員 本当に、そういうお気持ちのこの数字なのかなという気もしますので、売れば売るほどペイできると。区の収入にもなるというぐらいの勢いで考えて、本当に犬伏委員からも先ほどありましたように、行政の人が買えば、4,000部売れるとか、それぐらい欲しいなと思うものをつくるぐらいの意気込みで、もうちょっと頑張ってほしいと。いいカレンダーだとも思いますし、もうちょっと自信を持ってつくって、売る努力をしてほしいなと思いますので、要望しておきます。 ○岡元 委員長 これは、追加でまた、印刷というのはあるのですか。例えば、昨年と違って、今年は、今、企画展をやっています。昨年は、そういうのはなかった。一昨年はあったと思うのですけれども。  それで、販売が好調で、希望があったら、2,500部から500部というのは、随分自信をなくしてしまったのだと思いますけれども、増やすことも可能なのですか。 ◎白根 文化振興課長 物理的には難しくないのですが、予算を確保しなければ、発注はできませんで、その予算が合意できればと考えております。 ○岡元 委員長 これは、1,000円だと原価を割ってしまうから、予算が必要ですか。後から、どちらにしても販売できるので大丈夫ということなのか。本当は、もっとかかっているものを1,000円で安く売っているということなのでしょうか。 ◎白根 文化振興課長 こちらの値段ですけれども、赤字ということはございませんが、ほぼ原価に近いものでございます。 ◆黒沼 委員 産業経済部についてまとめてなのですが、今日の報告を受けて、いずれにしても、新製品というか、おおた研究・開発フェアにしても、商談の件数は、10商談。それで、ものづくり受発注商談会in大田が商談件数738件。それから、新製品・新技術コンクールが9件と、3,000数百社の大田区のこの前、調査した中での数でいくと、本当に少ないと思います。どうしてこれぐらいしか相手にできないのか。これで、本当に大田区の企業は救われるのだろうかと。  それで、この新製品を見ても、この内容は、中身は、実にいいなと思います。  それで、このインターナショナルダイヤモンド株式会社の内容も全部そうですけれども、このミクロンの内容についても、本当にいいものをつくっていると思うのですが、どうしてこんなに少ないのかと。  しかも、この商談というのは、成立件数なのですか。それとも、それは別なのですか。どうしてこんなに全体的に少なくて、これでいいと思っているかどうかお聞きしたいのです。 ◎宮本 工業振興担当課長 商談件数につきましては、参加企業の参加意向と、それから、会場が1日の中で目一杯商談を設定できるという、その商談会のボリューム。そういったものの中で738件というのが出てきております。  こちらのものづくり受発注商談会につきましては、年に2回、研究・開発フェアとそれから、2月の工業フェアに合わせて行っておりまして、こちらの2回の商談会の中で商談件数は、大体750件前後で推移しているところでございますが、その後の商談の成立につきましては、事後調査等によって把握しているところでございます。 ◆黒沼 委員 いつも申し上げているのですが、本当に実態調査に基づく工場のすばらしい実態を励まして、大田区の公共財としての、昔やっていたという部長の発言もあって、今もそれは生きていると私は見ているのですが、町工場が元気なら大田区も元気になる。町工場が沈めば、大田区も沈んでいくという、この関係をもう1回位置づけて、この会場に制限されたり、回数に制限されたりというのは、常設していないからだと思うのです。昔、常設していたのにやめてしまったし、そうすると、大田区の町工場を見捨てるようなことを大田区自らやっている。  しかも、この相手は、数少ないせいで、会場を100社ぐらいしか相手にできない規模だと本当にいいのかと改めて感じて、ここに出てくるすぐれた表彰された皆さんもそうですが、この周辺に似たような会社がいっぱいあることは確かなので、すぐにはいかないと思いますが、本当に改めて、カレンダーの予算の少なさはあったのですが、産業経済部も多くはないと思います。頑張って予算も獲得して、実態調査に基づく白書をつくって、白書に基づく政策をつくり上げて、政策に基づく予算をつくって、来年は出版してもらいたいと要望しておきます。  何か部長、意見があればですけれども。 ◎近藤 産業経済部長 まず、一つは、受発注の商談件数がこのぐらいの数だと、これは、時間と場所の問題は課長が説明したとおりですけれども、決して少ない数字ではないと思っています。  今、インターネットや何かで非常にやりとりをするケースが非常に増えております。そのような中でも、こういう発注があるのだけれども、ここはできるかという組み合わせの中で、これだけの数が出てきておりますから、成果的には、把握はしておりませんが、相当中身は濃いものだと理解をいたしております。  それから、2点目の平成26年の実態調査に基づいてということでございますが、ここの委員会の場でもいろいろとご指摘を頂戴しておりますけれども、人の育成も含めて、それから、ネットワークも生かし、それが受注の獲得につながっていくのだろう、もちろん操業環境を整備していくということも大事ですが、そういう好循環を生み出していく仕掛けは、きっちりとこれまでの政策を踏まえつつ、やってまいりたいと考えているところでございます。 ◆黒沼 委員 ぜひ要望しておきます。お願いします。 ◆末安 委員 様々このような研究開発フェアですとか、新技術のいろいろな情報が出ているのですけれども、これも要望なのですけれども、例えば、中小企業で、こういったものができるプロセスとか、そういったこともきっと一つの情報として知りたいのではないかなと。  例えば、家族企業でやっていたところが、1人、人を採用して、そこから新技術が生まれてきたとか、そういったプロセスも、要は、どこが成功しているのかというのを全体で捉えるということも大事ですけれども、一つ一つ小さい企業の実例として、区の中小企業に共有していくということも大事ではないかなと思いますので、そういった定点観測ということも要望しておきたいですし、そういうことをつかんでいる方というのは、産業振興課ですとか、あと、振興協会とか、こういった方に履歴として持っているスタッフの方は、どれぐらいいらっしゃるのですか。異動しないというか、そういうことを蓄積している方というのは、いらっしゃるのでしょうか。 ◎近藤 産業経済部長 産業経済部の職員は、いろいろな部局に回ることが多うございますので、4年、5年で回転いたしますけれども、産業振興協会が設立して20年ほどたってございます。  企業の産業法人の方と非常に接触する機会が多うございますから、そういった意味では、産業振興協会の職員がかなり20年たっていますから、精通しつつあると私は、感じております。  中でも、現場に行く方々は、実際の受注・発注のそのマッチングを効率的にやるノウハウをお持ちの方が、民間企業を経験されてきて、非常勤としてお勤めいただいている方も数人おられますから、そういう連携のコーディネーターが相当精通されているのだろうと思っています。  それで、ご指摘のいわばサクセスストーリーというのですか、その成功事例をいいものをもっと見せていくということが、他者への刺激になるのだろうというご指摘だと思いますが、私も、全くそう思ってございますので、事例の公開を積極的に行政から発信することももちろんですが、マスコミなどもそういうことを取り上げて、経営革新に役立ててくださいということで、取り組んでおられるマスコミの方もいらっしゃいますから、そういうところとも連携しながらやっていくことが、非常に大切かと思ってございます。 ◆末安 委員 これも要望ですけれども、景況感の報告みたいなものもありますけれども、ああいう全体感で捉えるという視点も大事ですけれども、こういったところで受賞した企業が、果たしてまた、経営としてどうなのかとか、そういった個別のところなども、ぜひ情報として、私たちもそうですし、中小企業の人たちにも伝えられるような、こういう伝達手法というのも、ぜひそういう場をつくったり、ツールをつくったりということでご検討いただきたいということを要望しておきます。 ○岡元 委員長 それでは、環境清掃部に関する質疑をお願いします。 ◆黒沼 委員 環境清掃部資料の19番の45ページなのですが、表7の浮遊粒子状物質で、雪谷だけが日平均値が0.10ミリグラムバー立法メートルを超えた日数があったということで、これはまあまあで済ませられるものか、それとも、対応が必要なのか。この浮遊粒子状物質の、ちょっと今うろ覚えで、がんの影響かなと思うのですけれども、果たしてそうなのかということとともに、この数字をどう見たらいいか教えてください。 ◎近藤 環境対策課長 測定的に雪谷が一時的に高かっただけなので、特に大きな問題としては、認識しておりません。 ◆黒沼 委員 この浮遊粒子状物質というのは、いつごろから始めたかというのがあるかと思うのですが、これは、何に対しての守るための調査なのですか。 ◎近藤 環境対策課長 何のために守るかというのは、一般的な大気上の有害物質等を含みましての調査でございますので、そういうことでご理解いただければ、何のためというか、人の健康を害さないようにということです。 ◆黒沼 委員 すごく細かい粒子で防げない、吸っても体に入ってしまうということで、これは、ちょっと対処もできないもので、極端に言えば。ですから、発生させてはならないものだという認識しかないのですけれども、どう見ているのですか、この対応を。 ◎近藤 環境対策課長 よく話題になるPM2.5とか、そういう話も聞きます。  それで、PM2.5は、東京、関東では、それほど数字的には問題ないと。  ただ、確かに一時的に九州等では、数字が上がるということはございますけれども、こちらは、それぞれの環境基準があるもの、ないもの、あるいはそれぞれの数字の中での評価でございますので、一時的に特別な何かが起きない限りは、常時、経年で観測しておりますので、現状では、特に数字を追いかけてないです。 ◆黒川 委員 今、45ページをご覧になっていただいて、この中央の有効測定日数が異常に低いのですけれども、中央、東矢口、これが下がってしまう原因みたいなのがあるのかだけ、お伺いします。 ◎近藤 環境対策課長 測定なのですけれども、それぞれ測定しながら、正確なデータをとるためには、計測の時間、あるいは詳細なデータが必要なのです。ピンポイントで1回だけ数字をとるわけではないので、それぞれが基準で例えば、24時間連続でそのうち10何時間以上とか、そういう個々の取り決めがございまして、そのような条件に合致したデータを拾ってくるので、若干各測定局によって差が出てきているところでございます。 ◆黒川 委員 中央、東矢口以外は、364、5で日まとめてきているのもあるので、何となくわかったような、わからないような感じですけれども、引き続き頑張っていただきたいと思います。 ◆秋成 委員 この同じ資料19番で33ページから38ページの鉄道騒音・振動調査なのですけれども、例えば、今回は、東急多摩川線だったのですけれども、これは、例えば、京急、JR、モノレールと順繰りに回っているものでしょうか。 ◎近藤 環境対策課長 委員ご指摘のとおり、順番で回しております。 ◆秋成 委員 例えば、今回は、多摩川線についての基準はないと。情報提供したということなのですが、そのほか、京急、JR、モノレール等は、基準があるものでしょうか。 ◎近藤 環境対策課長 基準としては、平成7年に指針が出されております。新しくできてくる路線、あるいは大規模な改修をする路線に該当する指針なのですけれども、その指針以前の段階で敷設された、古いもの、例えば、京浜東北線、JRであるとか、あるいは東急多摩川線も昔は目蒲線でございますけれども、古いものについては、基準はないと。  新しく出てくるものなので、京急の連続立体等で改修した部分については、一部その条件が入ってきております。 ◆秋成 委員 ただ、その基準をオーバーしていたときには、区のほうから鉄道事業者に対しまして申し入れ等抗議の形でしていただけるのでしょうか。 ◎近藤 環境対策課長 今回の多摩川線は、基準がございませんけれども、実際、環境対策課がとったデータで、ここの地点でこのデータが出ているということを申し入れて、参考にしていただいています。  また、当然、基準があるところで基準をオーバーすれば、それは、事業者として、守らなければいけないということになりますので、きちんと報告はさせていただきます。 ◆秋成 委員 例えば、空港線は、高架になりまして、前は、下にものがあって、工事中だったところなのですが、今は、きれいになりまして、この数か月間で全く本当に整備をされたのですけれども、今後建物が入って、もともとの響きと変わってくるかと思うのですが、これまで地面を通っていたものが上に上がったことで、寝室の目の前を電車が通っているという方がおられます。  本当に、今、苦しい思いをされているようなのですが、空港線は、やはりこの基準があると思ってよろしいでしょうか。 ◎近藤 環境対策課長 ちょっと場所のそれぞれの区間等細かなところについては、確認をさせていただきます。 ◆秋成 委員 今回、ご意見をいただいた方は、先ほどの状況とおり、かなり朝・夜ということでご苦労されておりますが、区に相談しても、やはり機械を貸してくださるとかということでとどまっているので、最近で言えば、この工事が終わったということもございますので、その状況の変化に応じまして、声を聞いていただく形で、またご努力をお願いしたいと思います。要望です。 ◆犬伏 委員 コアジサシをやろうかと思ったら、これが気になってしまって、先に、90ページ、水質関係異常事故というのがあるのですけれども、魚を全部足すと2,600匹ぐらい、平成27年でお亡くなりになって、非常に哀悼の意を表するわけですけれども、原因が、全て前日の降雨によると書いてあるのですけれども、降雨で何が原因で死ぬのですか。雨が降っただけでは、魚は死なないですよね。 ◎近藤 環境対策課長 雨が降ることによって一つは、水量が増えることによって、下に堆積しているヘドロが拡散されて、酸欠になっていくというのが一つの原因です。あとは、一部、下水の越流があります。 ◆犬伏 委員 そうすると、原因は降雨でなくて、降雨によるヘドロによって酸欠になったことによってお亡くなりになったわけですね。  続いて、資料番号18番のコアジサシなのですけれども、私がこんなことを言うと怒られてしまうのですけれども、環境保護団体というのは、あまり信用していないのだけれども。私の地元に雑色ポンプ場というのができまして、今から10何年前。大雨のときに、水を多摩川に流すと。真っすぐポンプ場から多摩川に河川敷を通って流そうとしたら、環境保護団体がアシが絶滅するから、真っすぐ流してはいけないというので、途中からL字に多摩川の運動場の下をずっと通って、六郷水門まで持っていって、億単位の金が工事にかかったのです。  ところが、あのポンプ場、いまだかつて使ったことがないという、一体あの工事は何だったのかと。
     それで、コアジサシについても、私は、コアジサシに一千何百万円かけて営巣場をつくったというのは、何でそんなことをする、勝手にどこかで営巣をすればいいではないかというのが、個人的な見解だったのですけれども、バードストライクというのがありまして、飛行機に鳥が突っ込んでいって、飛行機が緊急着陸したりという事故があって、プロペラのところに黒い目、大きい目が書いてありますね、鳥が来ないように。大体あんなところに野鳥公園をつくる東京都も頭がおかしいのではないかと思ったのですけれども、実は、平成26年2月に、環境省の自然環境局野生生物課というところが、コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針という、コアジサシを繁殖させる繁殖地についてこういうところがいいですよという指針を冊子として出しているのですね。  その中に、航空機との衝突問題というのが、コアジサシの繁殖を阻害しているというくくりがあるのです。その中に何て書いてあるかというと、重要なのは、空港内はもとより、空港周辺にコアジサシの繁殖地をつくらせないことである。森ヶ崎というのは、どう考えても、空港周辺なのです。環境省の指針に反することを大田区は、やっていると理解するわけですけれども、この指針は、ご存じですか。 ◎中澤 環境計画課長 それにつきましては、委員のご指摘によりまして、今回、初めてというところでございます。  区としては、2001年に大田区とNPOとあと、東京都の下水道局というところで、そちらのほうに繁殖場を整備したというところの経緯を踏まえまして、できる限り自然共生社会の構築というところを目指して、現在、進めているというところでございます。  また、コアジサシの繁殖行動というところでも、こちらは、渡り鳥というところもございまして、あと、実際、捕食については、海面上7メートルという、低いところから捕食すると、名前のとおり小さいアジを刺すというところで、捕食しているというところで、今後、空港の機能、また、バードストライクというところの関係性が、こういうNPOの調査報告を毎年いただいていますので、その中でまた、そういうところを触れさせていただくような形になってくれば、十分研究させていただく事項だと考えているところでございます。 ◆犬伏 委員 例えば、高空に上がったときに、突っ込んできてもエンジンの出力が最大限になっているから、小さい鳥はばらばらになってしまうから、あまりエンジンに影響はないのだけれども、クリティカルイレブンは、上がるときと下がるときの11分間、これが一番飛行機の危ない時間だと言われているのです。7メートルは、ちょうど離陸するとき、そこにコアジサシが突っ込んできたら飛行機は、間違いなく落ちるのです。  それで、やはり環境計画課の上部団体とは言わないけれども、中央官庁としての所管の環境省から出している文書というのは、簡単に検索できますから、やはりこういうのを参考にされて、環境保護のためにというと、何かものすごい、ほら見ろと、錦の旗みたいに、何でも予算をつけてしまって、何でもやってしまうのだけれども、やはり環境省がやめなさいと言っていることは、やめたほうがいいと思うのですよね。  別に、もっといろいろなところがあるでしょう。コアジサシが来る場所が。猫がいなければいいわけでしょう。猫とカラスがいなければ、何とかなってしまうわけですから、やはり何か施策をやるときには、環境保護団体とか、市民団体とか言うと、ははあとみんな言ってしまう。そうではなくて、その周辺にある様々な意見、特に、国がやっている資料というのは、お金をかけて調査をしていますから、そういうのを確認するという姿勢が、私ごときがわかる範囲の資料なのですから、区の特に、それを専門にやっているセクションで、初めて知ったというのは、ちょっと情けないです。別に、コアジサシ出ていけとは言わないけれども、飛行機の運航に影響のないように検討してください。 ○岡元 委員長 それでは、本日の質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会ですが、第4回定例会中の12月1日、木曜日、午前10時から開会いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で地域産業委員会を閉会いたします。                午後 0時11分閉会...