大田区議会 > 2014-04-14 >
平成26年 4月  スポーツ・観光推進特別委員会−04月14日-01号
平成26年 4月  防災・安全対策特別委員会-04月14日-01号

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  1. 大田区議会 2014-04-14
    平成26年 4月  スポーツ・観光推進特別委員会−04月14日-01号


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    最終取得日: 2021-10-03
    平成26年 4月  スポーツ観光推進特別委員会−04月14日-01号平成26年 4月  スポーツ観光推進特別委員会 平成26年4月14日                午前10時00分開会 ○飯田 委員長 ただいまから、スポーツ観光推進特別委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  それでは、調査事件報告について、全件を続けて説明をお願いいたします。 ◎青木 観光課長 それでは、私のほうから8点ほどお話をさせていただきたいと思います。  これまで平成25年度を中心にやってまいりました観光施策の中で、今回は3月までの中で一定の事業の進捗を見たものを中心にご報告させていただくことにしておりますので、よろしくお願いいたします。  まず、資料番号1でございます。インバウンド誘致事業実施報告でございます。平成25年度は、これまで、海外からの外国人旅行者をどのように誘致していくのかといういわゆるインバウンドについてのさまざまな活動実施してまいりました。当委員会におきましても、これまでも7月の委員会ビジット・ジャパン地方連携事業中間報告をご報告させていただいておりますし、さらに、例えばトラベルマート2013に出展をしてまいりましたという報告もしてきたところでございます。  今回の資料番号1は、そのようなものをふかんできるような形でまとめさせていただいたものでございます。これまでの平成25年度のインバウンド取り組みといたしまして、大きな番号のところをごらんください。1番、地方連携事業実施、こちらのほうは、先ほど申し上げました中間報告でもご報告させていただいた、国と一緒にやっているビジット・ジャパン地方連携事業としてどのようなことをやってきたのかというところを整理させていただいているところでございます。  いわゆる海外旅行会社メディア招請事業、ファムトリップという言い方をいたしますが、そういったことを中心実施をし、さらに海外展示会大田区も含む日本観光PRをしてきたというところでございます。  これまで、実際に海外からのメディアの方が来て、大田区を見ていただいた結果、実際にその地域から人が来るというところが、次の裏面を見ていただきますと、3番、海外からの教育旅行誘致実施というところで、こちらはシンガポールの小学生・中学生が実際にこの日に大田区内に来たわけでございますが、こちらのほうは、先ほど申し上げましたビジット・ジャパン地方連携事業で訪れた旅行会社の方に大田区を見ていただいた結果、ぜひ大田区のほうでこの教育旅行、いわゆる日本で言う修学旅行に近いものですけれども、そんなことができないかということを旅行会社のほうから相談があったというところで、実施をしたものでございます。  さらに、そちらの資料の上のほうを見ていただきますと、インバウンド関係者との連携強化というところで、前回委員会でご報告申し上げましたが、タウンミーティングというところで、日本観光振興協会方々と実際に区内視察をしていただいた上で、今後のインバウンド、いわゆる外国人観光客誘致というものをどうしていくのかということで、日本観光振興協会の会員の方々意見交換を、2月28日に実施をしたところでございます。  それ以外にも、先ほど申し上げたトラベルマートでありますとか、さらに、JNTO日本政府観光局がございますが、こちらの海外事務所方々とも意見交換会参加をしていったり、それから、例えば、先ほど申し上げたJNTO海外事務所に向けての情報発信ということも、インバウンド誘致事業の一環で実施をしているところでございます。その結果、JNTO実施する海外発信をしているSNSでありますとか、それから、メールマガジンといったものにも大田区の情報が載ったということがございました。  そのような形で、さまざまな手段を講じまして、平成25年度も外国人観光客旅行者誘致をしてきたところでございます。引き続き26年度も外国人観光客旅行者訪問者大田区への誘致というものを図っていきたいと考えているところでございます。  次、資料番号の2のほうをごらんください。大田産業観光ツアー実施報告でございます。こちらのほうもご案内のとおり、12月から3月にかけまして、3回ほど大田産業観光ツアーモニターツアーとして、株式会社JTBとともに実施をいたしました。それぞれ、第1回、第2回、第3回というところで、そちらに整理をさせていただいたところでございます。  第1回は、平成25年12月14日に実施をいたしました。区内町工場、それから、最後黒湯温泉等に入っていただくというコース実施をさせていただきました。こちらは、定員が20名でございまして、割合募集開始後すぐにこちらも一杯になったというところでございました。  それから、町工場という観点ではなくて、物流関係、さらにリサイクル工場等をめぐっていただくというところで実施をしたのが第2回目の3月6日でございます。こちらのほうも30名が開始1日目でいっぱいになったというものでございました。  第3回目は、3月22日に実施をいたしました。こちらは、土曜日に実施をしたところでございますが、親子で参加する産業観光ツアーというコンセプトで実施をいたしました。小学生以上のお子さん保護者の方ということで、全部で15組、30名の方というところで、こちらも実施をしたところ、すぐにいっぱいになったというところでございました。こちらは、実際に私も1日同行させていただきましたけれども、大田市場、それから、羽田空港、さらには印刷工場に行って、実際に印刷の機械をさわったりということ、さらに、くりらぼ多摩川にも行きまして、実際にものをつくる工程というものをお子様が体験をするということで、こちらのツアー実施をしたところでございます。
     実際には、こちらは裏面を見ていただきますと、参加者アンケート等を整理させていただいておりますが、参加者は、大田区民の方が多かったということもございましたが、2回目、3回目には、区外からの参加の方もいらっしゃって、大田区内を回っていただきました。アンケートをとりますと、「ほぼ満足」、「大変満足」と、ほぼ全部の方からそういう満足度をいただいたというところでございました。  しかしながら、まだまだこのモニターツアーということで、盛りだくさんというところでございましたので、もう少し行程を簡略化したものでも十分に魅力的ではないかという意見もあったというところでございます。  今後、こういった産業観光ツアーを実際に旅行会社実施をしていく、いわゆるツアーの造成・商品化というところでの課題でございますが、今回、やってみて、やはり受け入れ施設の確保、特に、土曜日に実施するツアーになりますと、会社のほうもお休みになっているというケースもございます。そのようなところもありまして、受け入れ施設の確保をどのように進めていくのかというのが大きな課題の一つでございます。  特に、受け入れ施設のほうに過度の負担にならないような仕組みというのも必要であろうと考えているところでございます。  それと、ガイドの恒常的な仕組みが必要であろうと考えてございます。こちらは、産業観光ツアー、例えば、町工場に行ったときに、そちらの会社の方や職人さんが一生懸命説明もしてくださいます。しかしながら、その説明は、どうしても専門的な説明になってくるというところがございます。そういたしますと、専門的な説明参加者の方にそのままご理解いただくというのは、結構難しい面もございますので、間に入ってガイドできる方々が必要ではないかという課題が、今回のモニターツアーでわかってきたところでございます。  それと、今後、これを続けていくときには、やはり大田区版の産業観光受け入れ仕組みというのを確立する必要があるのではないかというところでございます。今回もやってみて、やはりどう施設を探すのか、また、どういう募集をするのか、どういうコースにするのかというのは、単に旅行会社のほうで考えるということではなくて、これは、受け入れ側の負担にならないようにということも踏まえながら、その間を取り持つような、コーディネートするような組織まで行かなくても、その機能というものが非常に必要であろうと今回の結果で考えたところでございます。  産業観光ツアーでございますが、今回のモニターツアーの結果を受けながら、26年度以降、旅行会社等ツアー商品化というものに発展していくように、我々のほうでも進めてまいりたいと考えてございます。  次が、資料番号3でございます。大田区「花子アン推進委員会活動でございます。「花子アン」は、3月31日の放送開始以来、視聴率も比較的好調と聞いておりまして、番組も順調に進んでいるというところでございます。「花子アン推進委員会におきましても、飯田委員長には、ご参加いただいておりますが、この間、イベント等実施をしてまいりましたので、そのご報告をさせていただくところでございます。  実施イベント概要というところで、3月24日から28日は、この本庁舎の1階のロビーで区内のミュージアムと伝統文化を継承する職人の共同展示の中で、村岡花子氏の紹介コーナーというものをつくったところでございます。多くの方にごらんになっていただいたというところでございました。  第1回放送を見る会は、3月31日に大田文化の森のホールで実施をいたしました。全部で217人の方にご参加いただいて、第1回放送を視聴するとともに、原案の著者であります村岡恵理さんのお話をお聞きするという会を実施させていただいたところでございます。  さらに4月8日からは、大田文化の森の1階に入りまして、すぐ右手のほうでございますが、展示スペースの中で村岡花子氏や大森馬込周辺の昔の資料でありますとか、観光に関するような展示を実際に今、実施をしているところでございます。後ろのほうに大田文化の森の展示の写真も添付をさせていただいてございます。  今後の予定でございます。「花子アン推進委員会の中には、実際に地域のほうでさまざまな活動をされている方々がいらっしゃいますが、そのような方とともに、「花子アン」の番組を契機とした観光PR事業というものを実施をしていく予定でございます。4月26日の土曜日には、馬込文士ガイドの会の方々が、「赤毛のアン」の翻訳家村岡花子氏と馬込文士村の女流文学者たちツアー実施することになってございます。  また、その企画部会方々は、裏面を見ていただきますと、ちょうど本日でございますけれども、「村岡花子馬込文士村」学習会案内をさせていただくほう、イベントを企画するほうが、これまで村岡花子さんでありますとか、馬込文士村のことについての情報が一定のレベルになっていないという側面もあったというところでございますので、そこのところを皆さんで学習をしていこうというところで、今日の午後、大田文化の森で実施をしていくところでございます。  さらに、こちらのほうでは、文書では書いてはございませんが、5月8日から29日には、村岡花子氏だけではございませんが、大田区の観光ものづくり文化まるわかり展示ということを飯田橋特別区協議会のビルの1階で、これは特別区協議会の主催で実施をする予定になっておりまして、その中でも若干村岡花子さんの紹介をさせていただくということになってございます。  それから、資料番号の4でございます。前回、口頭でお話をさせていただきました羽田空港国際線旅客ターミナル観光情報センター移転でございます。3月30日に羽田空港国際線旅客ターミナルビルは新しく拡張されまして、それに伴いまして、観光情報センター移転をいたしました。来週に視察をされるということもお聞きしておりますが、その前に情報をというところで、今日、ご報告をさせていただく次第でございます。  図を見ていただきますと、そこの下のほうに、「移転先」とありまして、小さな矢印が右のほうにちょっと書いてありますが、そこの「移転先」の上に黒くなっているエリアがございます。ここが、新しい観光情報センター移転先でございます。ここの観光情報センターの一部が今回の大田区の分としての情報コーナーということになってございます。  図のほうは、これは古い図を使っておりますので、「旧コーナー」と書いてあるところの左側のところが、「カウンター」と書いてありますが、ここでとまっております。現在は、このさらに先までターミナルビルが伸びておりまして、もっと奥のほうに、実際に乗り継ぎカウンターができたというところでございまして、こちらのほうの図の左側のほうは、もっともっと広がっております。これは、実際にごらんになっていただけると思ってございます。  移転をしたところ、ちょっと正確な数というのは、つかみ切れておりませんが、空港ビルに聞いたところでは、これまでよりも非常に多くの方にこちらに来ていただいているということでございます。それは、場所を移転したということだけではなく、今回、便が増えましたので、降りられる方そのものも非常に多くなったということもあり、多くのお客様にご来場をいただいていると聞いてございます。  今度は、資料番号の5番です。大田観光振興プラン推進のための重点計画でございます。前回の当委員会におきまして、観光振興プラン重点計画の案という形でお示しをし、ご意見を伺ったところでございます。そのご意見を伺った後、私どものほうでこちらの中身を再度精査をし、決定をさせていただき、重点計画というところで整理をさせていただきました。  前回、いただいたご意見の中で、例えば、10ページのあたりのところでございますけれども、芸術文化、アートというものも観光資源ではないのでしょうか、その点については、どのように触れられていますか、というご質問をいただいたと記憶しておりますが、その点を少しこの10ページの文書の中で書かせていただいたというところもございます。  例えば、(1)大森蒲田などの都市観光魅力発信というところでは、その下を見ていただきますと、黒湯温泉の後に、「芸術文化などの地域支援も数多くあります」というところで、「芸術文化」という文言も入れさせていただいたところでございます。  それから、その前のところですけれども、これは、「大森蒲田など」のというところで、都市観光魅力大森蒲田だけではなく、大田区内地域魅力を生かした都市観光というところでございますので、前回にはございませんでしたが、今申し上げました芸術文化の前の行、「区内地域には」というところで、「各地域」という文言もしっかりと入れさせていただいたところでございます。そのような形で前回、ご意見をいただきながら、今回、これを決定させていただきましたので、ご報告させていただくところでございます。  それから、資料番号6でございます。観光まちづくり推進支援事業補助金募集案内でございます。こちらのほうは、平成25年度も当委員会におきまして募集の告知をさせていただき、25年度も実施をしたところでございますけれども、26年度も観光まちづくり推進支援事業補助金観光まちづくり団体への補助とウェルカムショップを対象にいたしました外国人おもてなし促進事業補助金のほうを今回の5月1日から募集をして、今年度も実施をしてまいりたいと考えておりまして、今回、ご報告申し上げるところでございます。内容に関しましては、前年度の中身と同じような形で実施をする予定にしてございます。  資料番号の7でございます。資料番号の7は、パンフレットをお配りさせていただいております。大田観光ガイドブックというものでございます。一番上が日本語版、それから、2冊目にEnglishと書いてあります英語版皆様の机上に配付をさせていただきました。こちらのほうは、大田区の観光をふかん的に総合的に見るパンフレットが今までなかなかございませんでした。ですので、平成25年度の大田区の観光の全体のところを見ていこうというところでございます。  特に、大田区をこれまで全然知らない方々、これから大田区に興味を持っていただこうという方々、例えば、旅行会社の方が、大田区はどういうところですかというご質問があったときに、大田区はこういうところですよというところをふかんして見ていただくというものでございます。ですから、大田区を既に知っている方ではなくて、大田区を知らない方、これから知っていただきたい方に向けてのガイドブックという視点でつくらせていただいたところでございます。  お手元には、日本語版英語版をお配りしておりますが、さらに韓国語版、それから、中国語版簡体字版繁体字版というところで、都合5種類のパンフレットができ上がってございます。日本語版英語版に関しましては、中身レイアウト等が多少変わってございます。英語版以下の韓国語版、中国の簡体字版繁体字版に関しましては、英語版をベースにしながら、それぞれの言語に翻訳をしたものでございます。  部数的に日本語版が1万部、英語版が5,000部、それ以外の言語は、各1,000部ということになっておりまして、一時に配布するというものではなくて、今年度だけではなくて、来年度、再来年度にわたっても使えるようなという視点で、今回、つくらせていただきましたので、それぞれ部数は少ないのですけれども、大田区を知らない方々に向けて有効に活用していきたいと考えているところでございます。中身に関しましては、後ほどじっくりお読み取りいただければと思います。  最後でございますが、資料番号8、大田まち歩きNews第9号、こちらのほうは3月、4月、5月号でございますが、前回委員会の開催時にまだ間に合っておりませんでしたので、今回、3、4、5月号をこちらのほうにご提供させていただいております。今回も皆様のほうの机上に配付させていただいたというところでございますので、こちらのほうは、また、お読み取りいただければと思います。 ◎星 社会教育課長 私のほうからは、大田総合体育館の4月のイベント大会スケジュール、それから、5月のイベント大会スケジュールについてご報告いたします。  まず、4月の表面のほうをごらんいただきたいのですが、もう既に今日は14日ですから、14日までは終了しております。この中で4月6日にボクシングの世界タイトルマッチということで、八重樫選手とそれから、井上選手が今度新たにチャンピオンになったというところで、こちらはフジテレビの放映ということで、また、全国的にかなり大田総合体育館の名前が出たということになると思います。  それから、つい昨日、おとといということなのですけれども、世界エアロビック選手権大会が開催されました。こちらは、世界各国20か国が参加ということで、かなり各国の方の参加があったということでございます。こちらは、第25回と言うことなのですけれども、昨年から大田総合体育館実施しているということでございます。  参加された選手の方々、スタッフの方々は、皆さん蒲田あるいは大森宿泊施設にお泊まりになったということで、かなり国際化や、総合体育館の周辺のにぎわいというところに貢献したのではないかと思います。  続きまして、これからのスケジュールでございます。同じく4月19日、20日については、区民スポーツ大会がいよいよ始まりまして、バドミントン大会実施いたします。それから、最後の26、27日につきましては、NBLのサンロッカーズの試合が入ってございます。  続いて、5月、裏面になります。5月1日には、これは、いわゆる個人開放の一環なのですけれども、午後の後段のほうを見ていただきたいと思いますが、バスケットボールクリニックというのを開催いたします。こちらは、今、大田区をホームにこれから活動をしていくということで、アースフレンズというバスケットチームがございます。そちらのほうと今連携しながら、実際に指導にあたっていただくということで進めているところでございます。  それから、ゴールデンウイーク中の3日から5日につきましては、NBLのプレーオフ、イースタンカンファレンスセミファイナルが行われるということでございます。  続きまして、17、18日の土日につきましては、区民スポーツ大会として、ハンドボール、バスケットボールが開催されます。  それから、次の24日、土曜日については、バスケットボール区民スポーツ大会、それから、その次に26日から28日まで、関東大学バスケットボール選手権大会実施されるということでございます。 ○飯田 委員長 それでは、委員皆様から一括して質疑をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆津田 委員 まず、資料番号2の産業観光ツアー実施報告についてお伺いします。今回、JTB実施したということで大変いい企画だなと思っているのですが、これを見ると、ご説明の中でもすぐ完売したということで、今後も期待できるのかなということと、あと、特に「お子さんが一緒の」というのが、春休みとか夏休みとかの期間にこういうのをやっていければというのは、本当にいい取り組みだと思うのですが、ちょっと気になったのは、今回、大人は2,000円という代金でやってバスを貸し切ってということだと思うのですけれども、採算的にこれで本当に事業として成り立つのかどうかという、その辺の率直なところをお伺いしたいのです。 ◎青木 観光課長 今回は、モニターツアーというところでございました。JTBは、今回は採算ということではなくて、今回、私どものほうはJTBに委託をしたという形になってございます。  しかしながら、やはり実費分というか、全く無料という形ではなくて、それなりの費用をいただいた上でモニターをしていただこうというところで、今回、2,000円という額は、そういう形で決めさせていただいたところです。当然、このJTBの担当の方とも話をいたしましたが、2,000円という形で、では、今回、JTBに限って申し上げますと、そのままの形でいわゆる採算を合わせた上でやるというのは、2,000円では不可能であると聞いてございます。  しかしながら、今回、これだけの大田区の産業ツアーの中に盛り込みますと、非常にやはり人気がある、それから、満足いただけるというところがございましたので、JTBお話によれば、十分に商品化可能性はあるとは聞いております。  ただ、その際、幾らぐらいになるのかというところまでは、現段階では、ちょっと申し上げられないところではございます。 ◆津田 委員 幾らぐらいになるかわからないというところが、ちょっと一番不安なところだなと思うのですけれども、今回は、昼食代というのは、来ていただいたお客様には、実費で出していただいたという認識でいいのですか。2,000円には含まないということでよろしいですか。 ◎青木 観光課長 別途昼食代はいただいておりません。 ◆津田 委員 本当にこの1回目のツアーはホアンヨンとか、2回目のツアーはゆたかとか、おいしいところでこの金額というのは、モニターツアーならではなのかなと思うのですけれども、実際その辺、今回は、アンケートもしていただいたと思うので、では、2,000円だから、大満足だったという可能性も大いにあるわけだと思うので、JTBがそのように商品化が見えるということは、非常にいい話だと思うので、では、その辺を今度また、じっくりほかのテストケースも含めながら、ぜひ実現に向けて詰めていっていただきたいと思います。 ◆押見 委員 資料番号1、インバウンド誘致事業実施報告で、海外旅行博出展についてお聞きしたいのですけれども、産業のほうで見ると、今、5か国ぐらいで出展しているのですかね。私なんかも海外視察をしに行ったりしたら、結構大田区単独でブースを出して、大田区のものづくり会社の人たちが行ってかなり手伝って、結構盛り上がっていたのですけれども、観光のほうで言うと、昨年2か所、マレーシアとタイで出したということなのですが、それ以前は出していたのでしたか。平成24年とか23年とか、その辺をまず聞かせてください。 ◎青木 観光課長 今回、ビジット・ジャパン地方連携事業の一環で国とか他の自治体と一緒に出ているものなのですけれども、過去にはそういう形ではやっておりませんので、今回が初めてだと思います。 ◆押見 委員 他の自治体と一緒にブースを出して、その中に小さく大田区ブースみたいなのがある形なのですか。 ◎青木 観光課長 そのような感じです。ビジット・ジャパンの地方連携事業のブースがありまして、そこの中に大田区の部分ということもあるというところです。実際には、例えば、タイの旅行博で申し上げると、当時、シンガポールに着任をしていた職員がおりました。そのものが、タイの旅行博まで赴いて、実際に対面で大田区のPRをしたという形になってございます。 ◆押見 委員 今年度に関しては、どういう予定でこういった海外での誘致活動を考えているのですか。 ◎青木 観光課長 今年度も、ビジット・ジャパン地方連携事業のほうは進めていきたいと考えております。今、これから、まさに考えてはいくのですけれども、国のほうで事業者の選定をこれからする時期に来ておりまして、その事業者が決まってから、詳細の中身というのは詰めていくことになりますが、海外での旅行博には、今回も同じような形でちょっとどこになるかというのは、これからですけれども、海外の旅行博でのPRということもしていきたいとは考えてございます。 ◆押見 委員 事業者ということは、まるまる外部委託してしまうということなのか。それとも、この国の旅行博に出展する、どこどこの国の旅行博に出展するということなのでしょうか。 ◎青木 観光課長 ビジット・ジャパン地方連携事業を進めていくときに、例えば、今回、資料番号1の韓国・台湾市場といったときには、この韓国・台湾市場向けのビジット・ジャパンの取り組みをパッケージで国のほうが事業者を募集して、その審査をした結果、選ばれた事業者が実施をするということでございます。  当然、丸投げということではなくて、その事業者と各自治体、それから、参加している各自治体の担当者が綿密な打ち合わせをして、どこに連れていこうか、どこでどういうPRをするかというのをその後、その自治体の声を入れながら進めていくという形になります。  ですから、事業者のほうに丸投げというか、委託をしっ放しということではなくて、そのほうは、決まった後に我々とうまく情報を密にして進めていく事業とご理解いただければと思います。 ◆押見 委員 今年も何個か出されるということで、大変期待をしているので、産業のほうも年々、海外での出展計画が勢いを増しているので、観光のほうも負けじと出展をしていただいて、なおかつ、大ベテランの青木観光課長には、ぜひ現地に視察に行って、手伝いでもしてきて、どんどん積極的に誘致をしていただきたいと要望させていただきます。 ◆広川 委員 同じく関連して、資料1の最後のところの、小さいことなのですが、海外からの教育旅行誘致というところで、シンガポールから羽田中学校16名、また、小学校のほうが46名。ちょっと小さいグループなのかなと思うのですが、どういった形の観光ですか。 ◎青木 観光課長 シンガポールの中学生16名は、ある特定の部活をしているグループでございまして、羽田中学校の部活のほうを視察をしたというところでございました。こちらのほうも、彼らも、ブラスバンド部というか、音楽の関係の中学生が来て、そういったことを少し交流をしたいというところでございました。  それから、道塚小学校と入新井第五小学校に来た46名、これは2か所にそれぞれ分かれて、二つの学校を訪問したのですけれども、こちらの人たちは、私立の学校でございまして、1月の前半にアジアの子どもたちが集まってやる音楽祭というか、そういったものに参加をする子どもたちというところで46名が来たところでございました。  その際に、日本に来たというところでございますので、日本の子どもたちとの交流もぜひ図りたいという要望が、シンガポールの旅行会社にシンガポールのところであったということでございます。たまたまそのシンガポールの旅行会社のその方は、大田区のファムトリップ、旅行会社招請事業に来ていた方でございましたので、そこで、ではというところでございます。  それ以前も、そのシンガポールの旅行会社の方は、東京観光財団であるとか、あちこちにあたったようなのですけれども、なかなかうまくというか、前に進まなかったと聞いております。今回、我々のほうも、せっかくこんな形で招請して来ていただいた方なのでというところで、教育委員会のほうに私どものほうでも話をして、実現をしたというところでございました。 ◆広川 委員 いい組み合わせが、マッチングができたのかなという気がします。国際都市という部分でもこういったことが、生徒たちのタイミングもあるかと思いますけれども、こういう機会が増えていくのはいいことなのではないかと思いますので、ぜひチャンスを逃さずにやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆押見 委員 関連で、今、外国人の修学旅行生たちの話だったのですけれども、ちょっと視点を変えて、国内の修学旅行客の誘致なのですけれども、ほかの自治体だと結構観光課とか観光部門が招致・誘致にあたっている場合があるのですけれども、大田区だとそういったことを観光課でやっていますかね。 ◎青木 観光課長 国内の修学旅行生の誘致というのは、現実的には、今のところ、表立ってはちょっとやってはいないという状況でございます。  ただし、私の職務上の経験だけでちょっと申し上げていいのかどうかわかりませんが、以前、産業経済部に観光課もありました。産業経済部の中では、地方から来た子どもたちが区内の例えば工場アパートを見たいとかというケースは、これまでもあったように記憶をしてございます。そういうときは、工場アパートという話であれば、そこの担当部署が引き受けて、子どもたちを受け入れるということも、実際にしていたと記憶しております。私も、たまたま過去の中では、実際にそういう職務をしたことがございますので、そういったケースはあったとは思います。  ただし、観光という側面で、では、国内の修学旅行生を大田区に誘致をしようという活動というのは、今のところ私どものところでも、表だって進めているという状況ではございません。 ◆押見 委員 現状で、観光のほうから、今年、報告のあった蒲田のホテルもほぼ満室状態なので、頑張って積極的に修学旅行生を誘致して蒲田に泊まってもらってというのは、確かに今は、あまり良い発想ではないのですけれども、また、大田区にホテルがどんどん増えてきて、そういった誘致できるような環境があったら、観光課もぜひ積極的にかかわって誘致していただきたいと思うし、今言ったように、ものづくり大田区を見てもらうのもいいし、羽田空港を見てもらうのもいいし、また、クロノゲートとか、大田市場とか、子どもたちが1日ぐらいはしっかり勉強できるようなものが大田区にはいろいろそろっていると思うので、チャンスがあったら、今は、ホテルがいっぱいなので、そこまでやる予定はないとは思いますけれども、よろしくお願いいたします。 ◆津田 委員 私も関連で、この海外からの教育旅行についてちょっとお伺いしたいのですけれども、今、羽田中学校はブラスバンドで、道塚小学校と入新井第五は子どもたちが音楽祭で来たということなのですけれども、こういう形で海外の子どもたちが大田区の学校に来たケースというのは、今回が初めてかどうかということと、あまりあるかないか、ここ数年でというところでお願いします。 ◎青木 観光課長 私も、観光課を数年にわたって所管しておりますが、海外から、特に観光という側面から、こんな形で実現して来ていただいたというのは、私の記憶の中では初めてでございます。  ただ、今回、残念ながら区内をセットでめぐっていただくということも実際に、当初はそういった時間をとって、ルートみたいなこともご提案をさせていただいていたのですけれども、だんだん直前になってまいりますと予定が詰まってきて、ちょっとそこまでは行かなかったと。  ただし、ちょっと私も、具体的にどこというのは聞いておりませんが、中学生に関しましては、区内に宿泊をしていたと聞いてございます。 ◆津田 委員 来ていただいて、観光という観点からもいいかなと思うのですけれども、事業とか学校の活動に差しさわりがなければ、本当にこういった経験を子どもたちがするというのもいいのかなと思っていまして、具体的に、例えば、羽田中学校では、ブラスバンドの見学をしたのかどうかとか、小学校ではどういうふれあいみたいのがあったのかというのをちょっと教えてもらえればと思うのですけれども。 ◎青木 観光課長 中学生に関しましては、羽田中学校の特別支援学級の方々だと思うのですけれども、日本の伝統楽器の演奏というのを学習していて、部活のような形でやっているのですね。その日本の伝統楽器、琴なのですけれども、琴の演奏の体験というのをそこで実際に交流しながら、シンガポールの中学生に知っていただいたということがございました。  さらに、その後、ブラスバンド部の練習風景というものをシンガポールの中学生が見学をするということがございました。私は入新井第五小学校に見学に行ったものですから、そこの話が中心になりますが、こちらの小学生のほうは、それぞれ学校でアイデアを出して、訪問したシンガポールの小学生を子どもたちが校内を案内するというところであるとか、幾つかのグループに分かれて、実際に体育館で日本の遊びの体験をしておりました。  それから、シンガポールの生徒たちは、今回、音楽のイベントで来たと、そのために披露するものであったのでしょうけれども、伝統的な地元の踊りというものをシンガポールの方々も披露するということを実際に行ったというところでございました。 ◆津田 委員 詳細な説明をありがとうございます。来年以降どうなるかわからないと思うのですけれども、ぜひ今回、できたつながりも含めて、こういったことが実践されていくということが本当に国際都市につながっていくと思うので、今後とももし、可能であれば、機会を捉えて同じようなことをぜひやっていただきたいと思います。 ◎田中 観光・国際都市部長 観光課の事業とは直接関係ないのですが、今回、初めてではないのですけれども、3月に中国の大連市の小学生区内を訪れています。それで、先日は、区内の小学校に訪問して、一緒に給食を食べて、体育館で6年生がたまたまいなかったですので、5年生と一緒に交流をやるということでやっております。今回が、2回目だったか、3回目だったか、ちょっと記憶が確かでないのですけれども、観光課の事業ではないのですが、国際都市として、そういったものを受け入れてございますので、冒頭申し上げましたけれども、観光と国際都市が一緒になったメリットを大いに生かして、今後、そういった面で広げていければと思っていますので、また、いろいろ情報収集に努めてまいりたいと思います。 ◆岡 委員 先ほど、押見委員のほうから修学旅行の受け入れという話もあったではないですか。結構大連とか北京の朝陽区から中学生が来ているケースは、平和島のユースセンターに泊まっているケースも結構あるのだと思うのです。ちょっと平和島のユースセンターの宿泊の利用状況は、夏休みはそういう合宿とかで結構埋まっていて、修学旅行の子どもたちで結構使われているのかと、そのあたりはわかりますか。 ◎星 社会教育課長 修学旅行での使用は今のところはございません。夏に関しましては、特別に抽選を設定しまして、6月に抽選会をやって、特に需要が高いというところで、抽選で予約状況を確定するという形で行っております。 ◆岡 委員 ほかの時期はどうですか。 ◎星 社会教育課長 ほかの時期についても、常連でお使いになっているところが結構ございまして、地区の青少対をはじめ、かなり有効にお使いいただいているという状況がございます。  ただ、そういう特別に資格を要するようなケースということであれば、確保はできる状況はございますので、そういうことがあったときには、予約状況を確認した上で、どういう措置がとれるかということは、検討できるぐらいの余裕はあるという状況でございます。 ◆菅谷 委員 資料番号6の観光まちづくり推進支援事業補助金というところで、また、5月1日から募集が始まるということですが、この事業は、今、2年目という理解でよろしいのでしょうか。 ◎青木 観光課長 そのとおりでございます。 ◆菅谷 委員 それは、2年目に入るということで、前年度、何団体が受けられていたのかということと、それから、続けるということで効果を発生しているということで、また行われると思うのですが、どういったところがこの観光まちづくりの支援事業にとって効果的だったのか、そのことについて二つお願いいたします。 ◎青木 観光課長 観光まちづくり事業補助金に関しましては、4団体が実施をいたしました。過去に、当委員会のほうでもご報告をさせていただいたと思いますが、池上まちおこしの会、NPO法人大森まちづくりカフェ、多摩川Ya・gu・chi七福神設置準備委員会、それから、馬込文士ガイドの会の方々でございました。この方々がそれぞれポスターの制作でありますとか、イベントの開催費用の一部、それから、チラシとかPR用のいろいろなものでありますとか、例えば、馬込文士ガイドの会の方々は、従事上のユニフォームを制作したということをしたところでございます。  それぞれの団体の方々がこの補助金を活用して、例えば、馬込文士ガイドの方に関しましては、今申し上げましたユニフォーム等をこれまでなかなかやりたいと思っていたけれども、なかなか進めることができなかったけれども、今回のやはり補助金ということを一部活用することによって、新たな取り組みとしてこれができたということを聞いておりますので、一定の成果があったと考えております。 ◆菅谷 委員 成果が出ているというところで、補助金の活用が功を奏しているというところですが、次年度について、その同じようなところがまた手を挙げても大丈夫なのかということと、それから、この10万円ですから、一部になるのだと思うのですけれども、この事業がそういった意味では、継続的にできるというところではいいのでしょうけれども、金額的には、この10万円が適当なのかというところと、それから、上限が補助率2分の1ですから、その金額によって違うのでしょうけれども、この4団体ですけれども、その内容が合えば、これは際限なくというかできるのかというところで、その点はいかがでしょうか。 ◎青木 観光課長 まず、最後のご質問ですけれども、予算の範囲内でというところでございまして、こちらは、昨年もそうだったのですけれども、観光まちづくり支援事業のほうは、10万円かける5件分ということを予算上は想定をしてございます。  それから、引き続きというところでございますが、引き続きに関しましては、今回、同じ団体からの申請というのを妨げてはございません。同じ団体からの申請というのも受け付ける予定にはしてございます。  それから、補助金の額が適当かどうかというところに関しましては、私どもとしては、去年の実例を見ても、10万円という額で十分に事業実施できたと考えておりますので、今回のまちづくり補助金の趣旨に鑑みれば、適当であると判断してございます。 ◆菅谷 委員 その事業団体は、10万円の5団体ということで出されているというところで、そういった事業をされているところは多くあると思うのですね。  そういった意味では、多くの団体の人たちに公平に知らせていただいて、活用を図っていただきたいのと、育成というところでは、できればもう少し額が増えるといいなと思うのですが、いろいろな団体育成という意味では、幅広くもっと活用できるようにと要望しておきます。 ◆津田 委員 私のほうは、総合体育館イベント大会スケジュールで要望なのですけれども、私もテレビで6日の夜、ちょっと遅かったと思うのですけれども、ボクシングを見て、すごく大田総合体育館の名前が何度も出てきて、非常によかったかなと思うのですけれども、今後も含めてということなのですが、今回、この井上選手がたしか6戦目で世界チャンピオンになったというのは日本記録だとテレビでも盛んに言っていて、いろいろな体育館とかに行くと、そういった何かの記録とか、大きなイベントがあったときに、メモリアル的なプレートだとか、写真だとかが貼ってあるような体育館というのも多分あると思うのですね。  今回、日本記録で世界チャンピオンになったからというわけではないのですけれども、今後そういうことをこの総合体育館でやっていく予定があるのかどうか、そういう考えがあるかどうかというのをちょっとお伺いしたいのです。 ◎星 社会教育課長 現在の段階で、そういう検討ということは進めてございません。  ただ、これから、こういう総合体育館で初めてボクシングで言うとチャンピオンが生まれたとか、そういうことについてご意見を今いただいたので、これからそこら辺を検討させていただきたいと考えております。 ◆津田 委員 ちょっと前の体育館にそういうのがあったかどうかというのは分からないのですけれども、総合体育館で言うとボクシングが中心になってしまうのかもしれないですけれども、もし、そういう日本記録だとか、仮に世界記録的なものが出るのであれば、そういったものがあれば、その体育館の価値というのも上がると思いますし、そういった格闘技が好きな人とか、あとは一般で来られる方に対してもアピールになるとは思うので、今後、ぜひご検討をお願いします。 ◆岡 委員 私も、この体育館のスケジュールのところで、5月のバスケットボールクリニックでサポートしてくれる団体をアースフレンズとおっしゃいました。これはプロリーグか何かの団体なのですか。
    ◎星 社会教育課長 JBDLのチームでございます。JBLの2次リーグみたいな形で、JBDLでございます。 ◆岡 委員 ごめんなさい、NBLの2次、下部リーグでなくて。プロリーグでNBLではないのでしたか。 ◎赤松 教育地域力・スポーツ推進担当部長 バスケットの組織につきましては、一つは、NBLというのがございまして、その下部リーグという形で、デベロップメントというものがいわゆる2軍的な位置づけで、NBDLという形でございます。アースフレンズという団体につきましては、NBDLにこれから加入して活動していく予定の団体でございます。そういった形になってございます。 ◆岡 委員 一応この大田区体育館を一つのホームとしているNBDLのチームに東京エクセレンスでしたか、そういう団体もあるので、2チームあるという理解でいいですか。ホームの定義もちょっと曖昧だと思うのですけれども。 ◎赤松 教育地域力・スポーツ推進担当部長 今、バスケットにつきましては、副委員長からお話がありましたとおり、エクセレンスにつきましても、東京のチームでございますので、ほかの北海道でありますとか、ほかの地域と試合をするときには、東京の会場がホームという位置づけにはなってまいります。  ただ、東京都内にも大田総合体育館以外にも墨田でありますとか、いろいろなところで開催することもございますので、大田区だけというわけではございません。ただ、アースフレンズにつきましては、大田区を東京の中でも特に軸足を置いて活動していきたいという意向を伺っているところでございます。 ◆岡 委員 特に、必ずしも東京でやるホームゲームを大田区体育館でやるということではなくて、やはり板橋の体育館を使ったりとか、いろいろなところに拠点を置いてということで、チーム名も「東京」とかつけるのであって、そういった意味で、何が言いたいかというと、NBDLにしても、もっとホームチームだという意識を持ってもらえるとありがたいし、大田区体育館としても、もっと枠を優先的に提供するとか、サポートしていくという、強いチームでなかったとしても、お互いの結びつきを持ったほうがいいのかなと思います。  例えば、女子でもヴィッキーズと「羽田」という名前にしてくれたというのもあって、そういうのをもっと行政というか、体育館として、もっと場所の提供というところをサポートしていかないといけないと思うのですけれども、そのあたりのホームチームは、どういう捉え方をされているのかというご意見をいただけますか。 ◎赤松 教育地域力・スポーツ推進担当部長 今、副委員長からお話をしていただきましたが、NBLのチームもNBDLのチームも、まずは勝利を目指していくというばかりではなくて、我々が望むホームチームというのは、地域の子どもたちとか、地域活動している人、やっている人たちと一緒になって地域を盛り上げながら、スポーツを盛り上げていこう。また、あわせて、地域の経済活動にも貢献していただこう。そういった意欲をお持ちのところを特に我々は望んでいるところでございまして、先ほど名前が出ましたチームにつきましても、そういった意向を伺っているところでございます。ホームチームの捉え方といたしましては、私どもは、そういった考えを持っているところでございます。 ◆金子 委員 私は、ボクシングに関心はないのですけれども、あれは大変痛そうですし、ですから、試合はテレビで観戦したことはあるのですけれども、この前の4月6日に、ここでWBCがこのたび釈放された袴田巌さんに、釈放されればチャンピオンベルトを寄贈するというお話があったのですよね。それがたまたま大田区体育館だというので、ちょっと行ってみたのですけれども。大体観戦するのに幾らかかるのかなというのも全然知らないですから、行ってみましたら、一番高いところは3万円なのですね。安いところでも1万円でしたので、これはなかなかだと思って帰ってきたのですけれども、それで、近くに行きましたら、テレビの中継車が何台もあるわけですね。それで、明くる日の新聞には、試合そのものが大変関心を集めたと見えまして、それなりに詳しい記事が載っておりましたので、今度のそのボクシングというスポーツが、そのスポーツの名誉を守ったということも、チャンピオンベルトを寄贈する理由になったというのですね。スポーツに対する偏見を打ち破ったということで、そういう意味で、例えば、チャンピオンの経験者の30歳を超えた方が、今度は、名古屋の高校に入学するというのが出ていまして、中学を出てからずっとボクシングをやってきたという人だったというのだったのですけれども、そうすると、小学生や中学生も含めて、そのボクシングということについて、中卒で行くぐらいのことですと、小学生・中学生も相当見られるだろうと思うのです。  そういうときに、これは有料で1万円からとなったら、小学生・中学生にはとても大変な出費になるわけですけれども、トップアスリートのいろいろな試合を見られるというのも大田総合体育館大田区に対する一つの貢献ではなかったかと思うのですが、その点で、幾つかの枠をとって、小学生や中学生、適当なのかどうかよくわからないですけれども、ただ、中卒でその仕事につく人がいると思ったら、その人たちにできるだけそれこそ大田区シートみたいにして、そういう場所を確保するというのはどうなのでしょうか。 ◎赤松 教育地域力・スポーツ推進担当部長 今、金子委員から、6日のボクシングの試合に関するご質問がございました。確かに、4月6日につきましては、袴田さんの件もございまして、スポーツニュースだけではなくて、一般のニュースにも大きく取り上げられて、大田総合体育館という名前が出たところでございます。  また、従前のこうした試合では、大体総合体育館の体育室1とか、体育室2とかがプレスルームに使われるのですが、サブアリーナがプレスルームに使われたりといったような状況もございました。  そして、ご質問のどういった値段設定にして、例えば、大田区の子どもたちを優先して招待するといったことにつきましては、基本的には、主催者側の判断によらざるを得ないのかなと思っているところでございます。実際、バレーボールとか、そういった対応をしている団体もございます。  ただ、プロのこういったそれぞれ試合の主催者ごとにどこまでそういったお考えを持っていただけるかどうか。これは、やはりそちら側の考え方を尊重せざるを得ない状況があるのかなと思っているところでございます。 ◆金子 委員 そのことについて、そういう働きかけもする必要があるのかなと。中心には、向こう側の考え方によるものでしょうけれども、大田総合体育館がああいう形で日本全国に知られるというのは、私はいいことだと思いますから、その小学生・中学生に一定の枠でというのは、考えてもいいのではないかと思います。これは要望です。 ○飯田 委員長 それでは、委員皆様からの質疑を終えたいと思います。  そのほか、何かございますでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 わかりました。  それでは、本日については、以上で、終了したいと思います。  継続調査事件を一括して継続といたします。  次回の日程につきましては、4月22日、火曜日、10時から、第2委員会室で行いたいと思いますがいかがでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、そのように決定します。  以上で、スポーツ観光推進特別委員会を閉会いたします。                午前11時10分閉会...