○
西村委員長 ありがとうございます。
説明が終わりましたので、
質疑を受けます。
○
白川委員 幾つか伺います。
まず、今回
ポイントが倍の1,000円になっていて、
歩数も
目標値が6万から9万歩に上げたという、この大きな一番の理由というか上げた目的というのは、
居住地じゃなくてふるさとでも
参加できるようになったということで、
目黒区在住の方の
参加を呼び込みたいという思いがあってこういう形になってるのか、ちょっとそこを確認させてください。
それとあと、これそもそも
ランと
ウオーキングって全く違うあれですが、何で
ポイントは
参加者、それぞれの部門じゃなくて、両方
参加しても1人につき1,000円というふうになってしまったのか、その考えというところを伺いたいと思います。
それと、まず昨年度、
目黒区は結構
参加者は多かったと思うんですけど、この大本のサイトのところで
自治体ごとの
ランキングみたいのが発表されているんですけど、
平均歩数でやってるので、
目黒区は累計でやってますけど、平均にすると東京都の中でも40位とかって結構下がってしまった
見え方をしてしまうので、ちょっとその辺何か工夫できることがほかにないのかというところと。
あとこれ実際昨年度とかも
参加されてる
自治体さんの意見みたいなのを聞くと、この
参加者をたくさん増やしたいからということで、担当の職員さんがこの期間中このTシャツを着てすごい
周知を頑張ったりとか、いろんなことをされてるとか、あとその
ポスターも区内の病院、クリニックとかに、同じ
健康目的ということなので、積極的に掲示をお願いしたりとかされてるということだったんですけど、今回
目黒区はどういうふうに考えてるのか伺えればと思います。
以上です。
○
平野スポーツ振興課長 委員の
質問に順次回答させていただきます。
まず、1点目でございます。今回9万歩に目標を変更した理由でございます。
今年度は、
デジタルポイントを増額することに伴い、1つは
目標値を上げることで
ウオーキングをする時間を増やしていただければというふうに考えたところでございます。
経緯といたしましては、
アールビーズのほうからも独自の
目標値を設定してるほかの
自治体と比較しても、昨年度の
目標値というのはちょっと低いほうであるということでありまして、また昨年度の当区の
参加実績も見ましたところ、9万歩を超えてる
参加者というのがほぼほぼ大半でいらっしゃったので、9万歩に設定しても非常に大きな負荷にはならないというふうに考えた次第です。
それから、2点目でございますけれども、両方に
参加してるのに、それぞれに
デジタルポイントが
付与されない理由はなぜかという御
質問でございますが、こちらは昨年度からも同じ
やり方をしておりまして、同じ
やり方で
特段支障はございませんでしたので、今年度もそういう
やり方をさせていただこうと考えてるところです。
また、3点目の平均に関してですけれども、御
質問の趣旨は、昨年度、
参加者が多いけれども、
参加者1人当たりの
平均歩数だとあまり順位が上ではなかったということに関して、
参加者が少ない
自治体が
平均値で取りますと有利になってしまうので、そこで全体の総数が多い、総数での順位を主に取り上げた次第でございます。
また、4点目の職員の一緒の
取組、
周知、また
機運醸成の
取組に関してでございますけれども、庁内で
関係部署と連携をして、例えば
DX部門のほうで同じ10月に
区民の皆様に
講習会をやって、例えば
屋上庭園とかで
スマートフォンへの
アプリの入れ方の御案内であるとか、それを使って歩いてみるという
イベントを
開催するということを今
調整しております。
また、
委員御指摘いただきました
健康部門との連携におきましても、特定健診の
対象者の方等の目に入るようなところで
チラシの
配布等に関して
調整をしているところでございます。
また、いろいろな
スポーツイベント等でも、これらの
チラシを配布するなどして
周知を図り、また
アプリ等、
スマートフォンの御利用に関して御
質問等があれば、適宜職員のほうでサポートしていく
予定でございます。
また、区の
区商連のほうでも同じタイミングに
機運醸成の
取組をできないかということで、具体的な内容を現在
調整中でございます。
以上でございます。
○
白川委員 ありがとうございました。
最後1点だけ、この
ポイントの
付与の件に関してなんですけど、昨年度もこれでやって支障がなかったということで今年もということなんですが、
ランの
参加者が40人、昨年で、ウオークが545人、極端に
ランのほうが少ないというのは、この
ポイントの
付与がどっちに
参加しても1人上限が1,000円、前回500円か。というふうになってるということが、その
ランの
参加者を少なくしている要因には当たらないというふうに考えてるんですかね。
もし別々にしたら、もっと
ランのほうも増えるんじゃないかなというふうに思えるんですけど、その
あたりはどうお考えか伺います。
○
平野スポーツ振興課長 ランニングの部が少ない傾向というのは、全国的にもそういった傾向があるので、このような
デジタルポイントを
付与しているのは我々が今認知してる範囲では当区の独自の
取組ですが、そういう
取組をしていない全
自治体的にも
ランニングの部が少ないという傾向はあるようです。
ですので、ただ、
委員がおっしゃるような点については今後の
研究課題とさせていただければと存じます。
○
勝島文化・
スポーツ部長 少し補足させていただきます。
例えば
ウオーキングの
アプリなんですけど、これ
Appleの
ヘルスケアから
歩数を持ってくるんです。そうすると、
ウオーキングの
アプリを入れて走ると物すごい
歩数になっちゃうんですよ。
ですので、別々にカウントしても、要は大本のカウントしている
アプリが、例えば
Appleであれば
ヘルスケアという大本の
アプリケーションで、そこから
ウオーキングアプリを起動すると、その
アプリが
ヘルスケアの
歩数を持ってきて加算していくという仕組みになっていますので、あまり別々にというのは意味がないというふうに思っております。
以上です。
○
西村委員長 よろしいですか。
○
白川委員 今の部長の
説明に対してなんですけども、結局
アプリは全部で3つ入れて、
うちウオーキング、
ランニングってこの会社さんが、
アールビーズが提供しているのが2つの
アプリだけれども、結局
Appleの
ヘルスケアから数字を持ってきてるということは、別々の
アプリを入れてても元のカウントの
アプリは同じというふうになっちゃってるってことですかね。それって……。
○
勝島文化・
スポーツ部長 すみません、
ランのほうは
TATTAというのがちょっと非常によくできてる
アプリで、
GPS機能がついてるんですね。やろうと思えば、例えば
目黒区の坂を、
ポイントを決めといて、そこを走ると5
ポイントつくとか、そういうような
イベントでやろうと思えばできるんですけど、それには
一定程度の
アプリの
使用料金というのがかかってきて、
ランを集中的にやるのであれば、区内のそういう
観光名所とかに行けばそこで
ポイントがつくよと、
GPS機能がついてるので、そういうことができるような
アプリになっています。
ただ、
ウオーキングのほうはちょっと簡単な
ヘルスケアの
アプリから持ってくるというふうになりますので、
ウオーキングのほうの
アプリを入れて走ると莫大な
歩数になるということなんです。
以上です。
○
西村委員長 白川委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
後藤委員 こちらの
オクトーバー・ランアンドウォークは、
アプリを入れないと
参加できないと。そのような中で、
議事録を見ると50代、60代の比較的年齢の高い方の御
参加が昨年度多かったということが書いてあったんですけれども、さらにもっと上の方は、中には恐らく
アプリを入れることにハードルが高くて、
参加はしてみたいけれども、
アプリの導入に少しちゅうちょするのではないかなというふうに、私としては懸念するところです。私の母とかは、もう絶対その
アプリを入れるとか、やっぱり不安があったりするので、歩きたいけれども、その
アプリを入れるというところの
手助けが私は一定必要じゃないかなというふうに思っております。
先ほど課長の答弁で、屋上で
アプリの
手伝いをして歩いてみるというところの
イベントなどを考えてるということでしたけども、例えば各
地区サービス事務所などでそういうお
手伝いしますよと、
アプリを入れるお
手伝いをしますよとか、そういったことがもっとさらに、あとはこちらは、
区商連とかも入ってると思うので、そういったところでも
アプリ導入のお
手伝いをしますというところの少しアピールをしていただいて、もっと高齢の方は、恐らくお
ひとり暮らしの方とか、歩いていらっしゃる方はいらっしゃると思うんですけど、
アプリを入れられないということで断念される方もいらっしゃるんじゃないかなというふうに思ったので、その
あたりについては
アプリの
手助けというところについてはいかがでしょうか。1点
質問です。
○
平野スポーツ振興課長 委員の
質問にお答えをいたします。
デジタルディバイド対応に関しましては、確かに分かりにくいというお声もあろうかと思いますので、今年
区商連と連携しまして、
区商連のほうで
アプリのダウンロードの仕方を分かりやすく解説した
チラシを作って配布をするということを今
調整しているところでございます。
また、当課のほうでも御
質問、御相談があればサポートをしていく
予定でございます。現場に関しましては、その他の現場に関しては、ちょっと相談をしてみたいとは思います。
以上でございます。
○
勝島文化・
スポーツ部長 少し補足させていただきます。
DX戦略課で、
スマホ教室をこの時期にわざわざ開いてくれということでお願いしていまして、その中でこの
アプリのダウンロードの方法とその起動の方法、その辺を
説明していただくというのを去年もやりまして、今年も引き続きやってくれるということです。
先ほど別の
委員で、様々な健康福祉のほうと連携してとか、
チラシをまいてとか、そういったことはやっていくということと、あと、今御指摘があった50代、60代というところなんですが、この
アプリが生年月日を必須項目にしてないんですよ。なので、入れてくれた方だけの中で五、六十代が多いだろうという推測になっていますので、民間の
アプリですので、個人情報をあまり細かく入れさせないような仕組みになっておりますので、任意になっていますので、そこのデータがなかなか詳しく取れないということを去年たしか同じように答弁した記憶がございますが、ただ、やはりデジタルディバイドには対応しなきゃいけないので、例えば体育館とか、そういったところの指定管理者に、そういった
手助けしてあげてくれないかということも、
チラシをまきますので、その場で教えてあげてほしいというようなことは依頼していきたいと思っております。
以上です。
○
西村委員長 後藤委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
芋川委員 2つです。
1つがこの
アプリに関してで、これは先ほど
Appleの
ヘルスケアという言葉が出たんであれなんですけど、ほかのOSを使用している
スマートフォンでも対応はできるものかどうかというのを1点確認と、もう一点は、今回はらくらくスマホ等や何か対応できなかった場合等でのスマホ貸出しまではやらないということでいいんでしょうか。
以上2点です。
○
平野スポーツ振興課長 委員の御
質問にお答えをいたします。
Android利用の場合のことが1点目の御
質問かなと思います。
Android端末の標準
アプリのGooglePlayストアからダウンロードして得られますGoogle Fitの
歩数情報を
スポーツタウンWALKERに
データ連携させていますので、
ウオーキングの場合はそちらで御利用いただける形になっております。
また、2点目の端末貸出しに関しましては、
オクトーバー・ランアンドウォークの事業に関しては
予定をしておりません。
以上でございます。
○
西村委員長 芋川委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん
委員 まずは細かい点を確認したいんですけど、今回の予算総額を教えていただきたい。これは昨年度と変更ないかどうか、まず伺います。
それから2点目も、そのうち
デジタルポイント分の予算について、これが昨年度は2,000人想定で、掛ける500円分ということで100万円だったということですけれど、これが倍増、今年度されているんで、その
デジタルポイントの予算はどうなっているのか。恐らく昨年立てたときは2,000人を想定していたものの、
付与者が五百数十人だったので、予算変わってないのかなと思ってるんですけど、そこの部分どうか教えてください。
それから、細かい確認の最後が、6万歩目標から今年度9万歩になってますけれども、そうすると昨年度のデータだと、どれくらいの方が9万歩を超えているのか、数字が分かれば教えていただきたいなと。昨年度は、1,387人
参加されたうちの745人の方が6万歩を超えたということでしたが、もし昨年度9万歩に設定していたら何人超えていたのか。
その3点、お願いします。
○
平野スポーツ振興課長 委員の御
質問に順次回答いたします。
まず1点目、予算の昨年度との比較でございます。予算額は昨年度と変更しておりませんで、約335万円を
予定してございます。予算で対応できるかというところなんですけれども、実際に昨年度の実績等を踏まえて、昨年度と同じメンバーが同じ規模で
参加をいただければ、予算のほうでほぼほぼカバーできる
予定でございます。
また、予算総額のうち
デジタルポイントの予算分というのは100万円でございます。
それから3点目、昨年度歩かれた方で9万歩を超えた人の割合ということですが、区のほうにデータとして来ている
デジタルポイント付与対象者が745人中655人ですけれども、そのうち600人強が9万歩を超えているという実績がございました。
以上でございます。
○かいでん
委員 ありがとうございました。同額の予算規模であっても、これ今年1,000円に倍増してますが、それでも十分恐らく足りるんだろうなと思っていて、ですのでなおさら、さきの
委員からあったように、
ランニングと別に分けても、技術的に難しいのだろうなとは聞いてましたけど、全然、予算的には足りそうだなという感想を持ったんで、ちょっとそれを確認するために聞きました。
ちょっとまた話変わって2問伺うんですけど、これはもう昨年度聞いたことが今年度どうなったかということを確認させていただきたくて、1点目が、
参加されて
ポイントを
付与する方に対してアンケートを取られることがないかどうか伺いたいと。昨年度聞いたのは、ほかの
自治体とかだと、
ポイントを進呈する前に簡単なアンケートに答えてくださいということで、そこで区が情報を収集したりとかしているところがありますよと。1,000人、2,000人のこのサンプルデータ、集められる機会って貴重だと思うんで、そういうのをやってみたらどうですかということをお伺いして、回答としては調査研究を含め実施してまいりたいと、結局どっちなのかちょっと分からないんですけど、という御回答を課長からいただいたというところで、今年度はどうされるのか伺いたいと思います。
それからもう一点は、これも前年度お聞きした内容ですけれども、前回の
報告のときには
チラシのデザインも
委員会資料につけていただいていて、ただそのデザインについてちょっと注文つけさせていただいたのが、やっぱりあまりよくないよねという。前回はこの株式会社
アールビーズさんへの58万円の委託費の中で、デザインとかもやってもらってるから、なかなか区がどこまで口出しできるかという部分があるんですというお話で、しかも去年はもう刷っちゃってるので対応は難しいですというお話でしたけれども、今年度もまた引き続き、
周知では
ポスターとか
チラシとかつくるということですので、そこら辺、デザインについてはもうちょっと区が関与できているのか、もっとこだわれているのか教えていただければと思います。
以上です。
○
平野スポーツ振興課長 委員の御
質問に順次回答いたします。
1点目のアンケートに関してですが、今年度、アンケートを実施する
予定で
調整中です。
スポーツ推進計画等の改定作業もございますので、そういったいろんな把握のタイミングというのはうまく活用していきたいと考えております。
委員の御指摘も踏まえて、実現に向けて
調整していきたいと考えております。
2点目でございますが、
委員の御指摘も踏まえまして、今年は内製化を図り、区の広報課のほうにも協力を仰ぎ、デザインの
調整をしていく
予定で進めております。
委員が昨年御指摘いただいたように、
デジタルポイント付与のところをしっかりお伝えできるような
チラシを目指して
調整していきたいと考えております。
以上です。
○
西村委員長 かいでん
委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
西村委員長 ないようですので、
報告事項(3)「
オクトーバー・ランアンドウォーク」における
目黒区民限定イベントの
開催について、を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(4)令和5年度
目黒区
保健福祉サービス苦情調整委員運用状況報告について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
西村委員長 続きまして、
報告事項(4)令和5年度
目黒区
保健福祉サービス苦情調整委員運用状況報告について、
報告を受けます。
○大塚
健康福祉計画課長 それでは、令和5年度
目黒区健康福祉サービス苦情
調整委員運用状況
報告について御
報告いたします。
冊子でお渡ししておりますこちらの
報告書でございますけれども、去る7月8日の月曜日、保健福祉サービス苦情
調整委員から区長宛てに
報告がございまして、このたび
委員の皆様に御
報告するものでございます。
資料、かがみ文にまいりまして、
項番1、
目黒区保健福祉サービス苦情
調整員制度、以下、苦情
調整委員制度と申し上げますけれども、こちらの制度の概要でございます。
苦情
調整委員制度は、平成14年6月から
目黒区保健福祉サービス苦情
調整委員条例に基づき運用されております。
区民の皆様など、サービスの利用者が区や事業者に苦情などを言いにくいといった場合、利用者に代わりまして苦情
調整委員が公平・適切・迅速に対応する制度でございます。これにより
区民の権利、また利益を保護いたしまして、また、事業者にとりましても、保健福祉サービスの質の向上を図っていくということを目的としております。
次に、
項番2の保健福祉サービス苦情
調整委員でございますけれども、区長の付属機関として設置されておりまして、
委員の先生は現在3人でございます。大学教授、弁護士、
社会福祉士のそれぞれの御専門のお立場から、保健福祉サービスに関する苦情を受けまして、事業者、関係機関などに対する調査を行い、勧告などを行うことによってサービスの質を高めていく活動を行っております。
項番3、苦情
調整委員制度の事務局でございますが、資料に記載がございますとおり、苦情
調整委員制度に関する事務を
目黒区
社会福祉協議会に委託しておりまして、権利擁護センター「めぐろ」が事務局を担ってございます。
それでは、冊子のほうでございます
項番4、令和5年度
目黒区
保健福祉サービス苦情調整委員運用状況報告書のほうを御覧ください。
表紙をおめくりいただきますと目次がございます。
まず、2ページ目から6ページ目までが1といたしまして、苦情
調整委員の活動を振り返ってといたしまして、3人の
委員のそれぞれの御専門の立場から寄稿をいただいております。こちらについては後ほどをお目通しいただければと存じます。
次に、
報告書の9ページ、ここからが運用状況でございます。
まず、(1)苦情・相談受付件数でございますが、①の受付方法別相談件数の表を御覧ください。
1番表の右側の下のところ、令和5年度の合計でございますが、136件の相談が寄せられてございます。その前年度、令和4年度が123件でしたので、13件の増加ということになってございます。
その下、②の表ですけれども、内容別の相談件数でございまして、保健福祉サービスの内容といたしましては、上から5段目、総合支援法、こちらは
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の内容でございますけれども、こちらが最も多くて44件、次に一番上の欄、介護保険に関するものが34件でございます。
また、同じ②の表の下、網かけのところ、合計欄ございますけれども、その下のところに3行、136件の相談のうち新規相談、こちらが29件、それから連絡・
調整と申しまして、こちらは相談を受けましてから関係機関への連絡ですとか、申立て者からの再度の問合せなどに対応した件数、これが102件。一番下、事後対応と申しまして、相談が完結した後、追加の問合せなどに対応したもの、こちらが5件でございました。
ページをおめくりいただきまして、10ページの(2)が、先ほどの相談のうち苦情申立て件数につながった対応件数でございます。相談を受けました後、苦情
調整委員の面談を経まして申立てにつながったものでございまして、令和5年度の件数が5件となってございます。
先ほどの9ページの相談件数とただいま御
説明いたしました10ページの申立て件数、これをサービスの種別により集計したものが11ページの(3)サービス種別相談件数及び申立て件数でございまして、表にございますように、一番左側の接遇に関するもの、こちらが最も多く66件、左から4番目、中ほどですけれども、
説明・情報提供によるもの、こちらが43件となってございます。
資料をおめくりいただきまして、次の12ページから21ページまでが具体的なケースについて掲載しているものでございます。例えば12ページの上、12ページのケースで申し上げますと、上の点線、四角囲みのところが相談内容の概要、その下に対応内容と対応結果について記載してございます。個別の内容については後ほど御覧いただきたいと存じます。
なお、こちらの
報告書のケースですけれども、個人情報を除いた形でまとめてございます。その点について御留意いただければと存じます。
ページ飛びまして23ページ、それから、その裏24ページでございますが、こちらにつきましては
委員の活動状況につきまして、年間6回の苦情
調整委員会議、また、年1回の区の関係職員との情報・意見交換会、また、24ページにつきましては
説明会や広報紙の発行などの活動状況、こういったものを掲載してございます。
報告書の
説明は一旦以上でございまして、最後にかがみ文にお戻りいただきまして、
項番5、今後の
予定でございます。
8月15日号のめぐろ区報に掲載いたしますとともに、
区公式ウェブサイトにて
周知をいたします。また、区内の介護サービス事業者、保育所といった保健福祉サービスを提供する事業者、それから23区の同じような苦情処理を行っている関係機関、こういったものなど合わせておよそ600か所にこちらの
報告書を配布させていただきます。
説明のほう長くなりましたけれども、以上でございます。
○
西村委員長 ありがとうございます。
説明が終わりましたので
質疑を受けます。
○
芋川委員 ちょっと大きく1点にまとめて
質問したいんですけれども、まず、とても大事だなというふうに思いながら聞かせていただいて、申立てに至ったケースが5件ということで、それはしっかりとこういう流れで対応していると載せていただいてる一方で、17ページですね、資料の17ページになります。苦情
調整委員制度活用には至らなかったというところ、結構ここ大事だなというふうに見ていたんです。
そういう中で、ここが多分、
区民側の意見というのと実際の制度の部分でうまく折り合いをつけなきゃいけないという、本当に現場間で頑張っていただきたいところでもあるし、なかなか難しいところでもあるんだなと思って見ているんですけども、これはケースによって、例えばケース1であれば、意見伝達等をその所管に伝えたというふうになっていたりとか、あと連絡等、
調整等を行った上で、結果的に連絡はその後ないということで、対応が一旦終わっているというふうに見受けられるんですけども、それというのは
区民のほうにこの場合はこうですよと伝えて、御理解いただいたというふうに取っていいのか。それとも、また何かこれに対して別途アクションがあれば、中には申立てに至るケースもあるしというふうに、その後の部分というのはどういうふうに管理をされてるのか、まずお聞きいたします。
以上1点です。
○大塚
健康福祉計画課長 こちらの17ページからの苦情
調整委員制度活用に至らなかった相談でございますが、その後どうなったかというのは、本当にケースによって様々ですけれども、割と制度などをきちっと
説明するであるとか、あるいは関係機関のほうにこういったものが来てますよというものを、相談内容を伝達することによって、その関係機関が対応していただいて解決したであるとか、あるいはちょっとその後連絡がないものについて、どういう理由で連絡がないかというのはなかなか把握し切れない部分もあるんですが、そういった形で、一旦何らかの解決がついて申立てに至らなかったものというふうに理解してございます。
また一方で、一旦こういった形で、その後連絡がないというものですけれども、その後やっぱりということで申立てになるというケースも想定はされるんですけれども、こちらの苦情
調整委員制度の対象そのものが、原因となった事実があった日から1年以内のものを対応するというふうになっておりますので、あまり時間が長期間経過してしまいますと、ちょっと制度の対象にはなってこないという面もございます。
以上でございます。
○
芋川委員 分かりました。そういった下で対応されていて、続いて11ページにあります相談の件数及び申立て件数という中で、やっぱり接遇であったりとか、
説明の情報提供等が数としてこれだけ多く毎年なってるというのは、やはりそのサービスが複雑であったり、あとは理解の部分というのがなかなか難しかったりというところだと思うんですけど、これというのはこの数字をもって、その内容をもって、しっかりと各所管に伝達をして、改善するという流れにはなってるかどうかというのはいかがでしょうか。
以上です。
○大塚
健康福祉計画課長 例えば、13ページのケース2を御覧いただきますと、下のところにこの制度ですとか情報伝達の不備、こういったものについては後段のほうの当該の保育園からの回答というところもございますので、こういった形できっちりその事業者側にもお伝えしまして、対応内容もフィードバックを得た上で、こちらの内容につきましても申立人の方には御
報告しているという流れでございます。
ですので、もともとの目的が利用者の方の権利の保護ですとかという面もございますし、一方で事業者のサービスの向上ということもございますので、その辺はきちっとフィードバックできるという体制を取ってございます。
なお、その辺の状況につきましては、
委員の中で大学教授の先生が、4ページからの寄稿の中でも
説明責任の在り方というところで触れられていたり、その前の2ページと3ページのところで、弁護士の先生が、やはり制度が複雑でなかなか理解が難しい面もあって、そういうところも課題だというような御指摘も受けておりますので、その辺も含めまして、きちっと改善につながるように丁寧に対応してまいりたいと存じます。
以上でございます。
○
芋川委員 ありがとうございます。
それをまた受けて、にはなるんですけど、とても難しい仕事でもあるのと、苦情とか相談受付件数を見てもらうと、来所できる人は来所してますけれども数は少なく、電話の問合せ、その他というふうにあるんですけど、数が増えてるということで、ちょっと私も
区民からの相談を受けて、自分の中でこれはちょっと失敗したなという事例もあるんですけども、その本人が介護のサービスを受けていて、その
事業所を変えてほしいというふうに電話で聞いて、そうなんだというふうに会いに行って話をしているんですけども、何度か同じ話をしたりとか、そういう中で認知機能の低下というか、やっぱり見られたんですね。
そういう中で、私もどうにか力になってあげたいなということで進めようとしたところ、結果
ひとり暮らしだったんですけど、でも家族の思いはまた別にあって、それがちょっと勇み足にならなくて済んだというところがあったりするんですけど、そういった本当に難しい対応もなさっているんだろうなというふうに思うんです。
そういった中で、電話対応が多い、なかなか、酌んであげたいけれどもその気持ちが酌めない。もしかすると、やり過ぎても本来の落ち着くところじゃないという、本当に難しい仕事でもあるなというふうに思うんです。
そういった中で、職員の方に対する、ある意味、枠にはめられた対応じゃなくて、現場で力を持った職員の方が柔軟に対応できるような、そういったような職場というか、そういった人員も、数もそうですし、そういった余裕がある感じで仕事をしていただきたいなというふうに思うんですけれども、そういったところも考えて、そういった職員の部分であったりとか、そういうのはいかがでしょうかというところはどうでしょうか。
○大塚
健康福祉計画課長 こちら、実際の苦情処理の専門の3人の
委員の方、この
委員の方が相談を受ける、電話なり面接なりで相談を受けるという前に、前さばきとしまして
社会福祉協議会の権利擁護センター「めぐろ」の職員が電話などの対応をしているというところでございます。
こちらの職員ですけれども、
目黒区
社会福祉協議会の中で、権利擁護センター「めぐろ」の中で専門的に知見を積んでおりますし、また人事異動の際も包括支援センターの経験者なども異動してまいりますので、一定のスキルを持った中で相談を受け付けていて、課題、だんだん複雑になってきておりますので、そういった点も含めて丁寧に聞き取っているというような状況であるというふうには認識しているところです。
以上でございます。
○
西村委員長 芋川委員の
質疑を終わります。
ほかに
質疑はございますか。
○
白川委員 ちょっとさきの
委員の
質問と若干かぶる部分があるんですが、
事業所とか施設の職員さんが、利用者に対して
説明して納得を得る能力を高めていってるかどうかというのは、先ほどのフィードバックや丁寧な対応を今後はしていくということで御
説明がありましたが、事業者さんがやってることですので、その
取組が着実に行われているかどうかというのを本区としてどうやって監督していくのかなというところ、何か今具体的に取り組もうとしてる点があれば教えていただきたいという部分。
あともう一点、これは
目黒区の職員さんに対してですけど、一人でこういった問題、苦情だったり何だったり、一人では対応させないために、チームとか何名かで、上司や何かと対応してくという、その体制づくりというところで、職員一人で当たらせないという部分で、何か特段注力されてる部分が今あるんであれば伺いたいと思います。
以上2点です。
○大塚
健康福祉計画課長 事業所、あるいは区職員の苦情処理の体制の問題になってきますので、若干こちらの制度の中でということでは限界があるのかなというところはあるんですけれども、苦情
調整委員ですけれども、今関係先のほうに苦情を受けまして、様々どういった対応をしたのかというような調査をした上で、文書などを使いまして申入れをしております。その申入れの中で、
説明の対応ですとか、それから職員のスキルアップについて、もう少し、こういう
やり方があるのではないかですとか、こうした体制が本部と
事業所の間でどういった体制、こういった体制が取れるんじゃないかですとか、そういったアドバイスはしているということです。
それから中に、ちょうどこちらの
報告書でいいますと21ページのところに、(6)といたしまして継続調査結果というものが載っていると思うんですけれども、そういった通常の施設の体制ですとか、そういったものの助言の中で、まだちょっとそれだけですと足りないかなとか、不安があるかなというようなところでは、申立ての一旦終結が図れた後も、その後どういった改善が図れたかというような状況をフォローアップしていくと、こういうようなことも苦情
調整委員の方はやっていただいてるという状況ですので、こういったフォローアップの仕組みも取れているということです。
それから最後に、区職員のところですが、私が申し上げていいのかどうかというのはあれなんですけども、やはりこういった苦情は官民問わず、一人で抱え込むというとなかなか、その中でどのようなやり取りがなされたかということ一つ取っても様々な行き違いが出てしまうというようなことも考えられますので、しかるべき、上司なのかというのは分からないですけども、複数体制で対応するというのは基本だろうというふうには考えているところです。
以上です。
○
西村委員長 白川委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん
委員 頂いた
報告書の24ページを見てるんですけれども、この中で、この冊子、
報告書を620部印刷して、それを610か所に配布していますという、果たして要るんだろうかというところから思考を今巡らせていたんですけど、これ配ることによって、何か相談してもいいかもって思ってもらえるなら配ってもいいのかなと思いつつ、とはいえ、その1つ下の段であるように、パンフレットはもう既に配っていて、パンフレットのキャッチですね、顔があって、お気軽に御相談くださいとなっているものですよね。なので、これがあるから、それならこの
報告書要らないんじゃないのというのを思ったり、あるいはこの
報告書そのものを配るんじゃなくて、
報告書をホームページ上で公開していますよという、保育園に送り迎えのときに親御さんが見るかと言われると、
報告書を見てる暇ないと思うんで、それならQRコードで、後で家へ帰ってからネットで見られますよとか、そういうふうにしたほうがいいんだろうなと思ったりとか、いろいろちょっと考えてたんですけど、いずれにしてもこの
報告書を610冊、印刷して、製本して、郵送してって、それもその手間要るのかなというのについて、今後ちょっとそこを検討いただけないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
○大塚
健康福祉計画課長 委員御指摘のとおり、この
報告書600か所余りの関係
事業所等にお配りしてるところで、そこの利用者さんが閲覧するという視点でいうと、確かにウェブサイトなどで代替できるというところもあるかと存じますけれども、むしろ関係機関にこれを配布してる狙いといたしましては、そこの各関係機関の職員の方に読んでいただきまして、その事例などから自らの保健福祉サービスを提供している機関の苦情対応のスキルアップに参考にしてほしいというところもありますので、一定これを関係機関にお配りする意義はあるのかなというふうには考えてるところです。
以上でございます。
○
西村委員長 かいでん
委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
西村委員長 ないようですので、
報告事項(4)令和5年度
目黒区
保健福祉サービス苦情調整委員運用状況報告について、を終わります。
以上で
報告事項を終わります。
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【
資料配付】(1)
発達応援マルシェ
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○
西村委員長 次に、
資料配付に移ります。
資料配付(1)
発達応援マルシェを資料として配付をしております。
説明はございませんのでよろしいですか。御確認ください。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
西村委員長 資料配付(1)
発達応援マルシェを終わります。
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【
資料配付】(2)みんなで手話!めぐろ
フェスティバルsummer2024
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○
西村委員長 (2)みんなで手話!めぐろ
フェスティバルsummer2024。こちらのほうも
資料配付をしておりますので御確認ください。
よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
西村委員長 以上で
資料配付を終わります。
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【その他】(1)次回の
委員会開催について
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○
西村委員長 次に、その他、次回の
委員会開催についてですが、次回の
委員会は9月9日月曜日、午前10時から開会いたします。
以上で本日の
委員会を散会いたします。
お疲れさまでした。...