• "ママパパ応援事業"(1/2)
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  1. 目黒区議会 2023-11-08
    令和 5年生活福祉委員会(11月 8日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 5年生活福祉委員会(11月 8日)                  生活福祉委員会 1 日    時 令和5年11月8日(水)          開会 午前10時00分          散会 午前11時12分 2 場    所 第二委員会室 3 出席者    委員長   武 藤 まさひろ  副委員長  山 本 ひろこ      (9名)委  員  佐 藤   昇   委  員  岸   大 介          委  員  かいでん 和 弘  委  員  川 原 のぶあき          委  員  斉 藤 優 子   委  員  松 田 哲 也          委  員  こいで まあり 4 出席説明員  荒 牧 副区長         上 田 区民生活部長     (16名)髙 木 地域振興課長      小野塚 参事(税務課長)
             (東部地区サービス事務所長)  (臨時給付金課長)          髙 山 国保年金課長      酒 井 産業経済部長          勝 島 文化・スポーツ部長   千 田 文化・交流課長          橋 本 健康福祉部長      田 邉 健康福祉計画課長          (福祉事務所長)          田 中 障害施策推進課長    石 原 健康推進部長                          (保健所長)          香 川 健康推進課長      齋 藤 保健予防課長                          (新型コロナウイルス予防接種課長)          照 井 施設課長        伊 藤 八雲中央図書館長 5 区議会事務局 林   議事・調査係長      (1名) 6 議    題 地域振興保健衛生社会福祉及び文化・スポーツ等について   【報告事項】   (1)令和6年度めぐろ区民キャンパス構成施設臨時休館について (資料あり)   (2)ファーストバースデーサポート事業に係るアンケート未取得につい      て                            (資料あり)   (3)令和5年度障害者週間記念事業めぐろふれあいフェスティバル」      の開催について                      (資料あり)   【情報提供】   (1)めぐろ区民キャンパス消防設備点検時における事故の発生について                                   (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○武藤委員長  おはようございます。  ただいまから生活福祉委員会を開会いたします。  本日の署名委員には、斉藤委員松田委員にお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)令和6年度めぐろ区民キャンパス構成施設臨時休館について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  それでは、報告事項に入ります。  報告事項(1)令和6年度めぐろ区民キャンパス構成施設臨時休館について報告をお願いいたします。 ○髙木地域振興課長  それでは、令和6年度めぐろ区民キャンパス構成施設臨時休館について、地域振興課のほうから御報告させていただきます。  資料を御覧ください。  めぐろ区民キャンパスでは、年に1度、設備点検のため、構成施設臨時休館を行っております。  1の臨時休館を行う日でございますが、記載のとおり、令和6年12月16日月曜日でございます。  この時期に御報告いたしますのは、めぐろ区民キャンパス内の構成施設であります、めぐろパーシモンホールが1年前から利用予約を受け付けるためでございます。それに先立って、点検をするための調整を行う必要があり、1年以上先でありますが、あらかじめ臨時休館日を設定しておく必要があるためでございます。  なお、米印にありますように、区民斎場におきましては、利用申込、問合せなどの受付については、通常どおり行うものでございます。  次に、2の対象施設でございます。  これら記載の4施設でございます。  3の理由でございます。  めぐろ区民キャンパス全館において、電気設備点検が行われ、停電となるためでございます。  4、区民への周知方法でございます。  めぐろ区報、区公式ウェブサイト施設予約システムへの掲載及び館内表示により周知するものでございます。  説明は以上となります。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤委員  今回、予約を入れるシステムの変更が先々にあるということで、それを見越しての点検が必要ということの説明だったかと思うんですけど、具体的に、点検する、情報提供でも出てくる、それは場所は違いますが、めぐろキャンパス全体の点検というところの視点で伺うんですけれども、毎年行う点検もあれば、そういうイレギュラーというか、何か変更があるときに、このようにやっていくということも、電気系統等なんでしょうけれども、あるかと思うんですが、もう少し細かく点検についてをお伺いする点と、その業者については、ずっと継続的に行われているところなのか、また、そこでなければできない業者なのかという点もあるかと思うんですが、その点についてお伺いします。 ○髙木地域振興課長  この点検につきましては、定例的な電気設備の点検でございます。  また、業者につきましては、今のところ、ちょっとこちらのほうでは把握していないところでございます。  以上です。 ○佐藤委員  把握をしていないというのは、いつもやっているところなのに把握をしていないということですか。特に、この辺がちょっとよく分からないんですが。 ○荒牧副区長  区民キャンパス全体に関わることなので、私から流れについて御説明させていただきます。  区民キャンパスは、御存じのように、今、ここにある4つの構成施設のほかに、八雲中央図書館が入ってございます。区民キャンパス全体の維持管理は、八雲中央図書館担当所管として、教育委員会所管の中で対応しております。施設全体は総合ビル管理委託という形で、八雲中央図書館のほうが委託元となって委託をしているビル管理会社が行っておりまして、ここはそれぞれの設備点検をばらばらに発注するのではなくて、総合ビル管理委託という、本区として初めて全体一括でまとめることで点検とか設備の整合性をうまくするのとか、全体調整をスムーズにする、それからコストを下げていくということで、区民キャンパスができたときから始めているものでございます。そういう形で八雲中央図書館が、教育委員会が発注しております総合ビル管理会社、ここが年間の法定点検等を計画的に実施しているものでございます。  本日御説明しております電気設備の点検というのは、毎年、年1回年末に行っている通常の点検でございまして、別に区民キャンパスだけが特別ではなくて、この総合庁舎においても年末年始に総合電気点検を行っておりますし、施設は全体、全部年末にやっております。ただ、電気設備の点検で全館停電状態になりますので、予約システムではなくて、通常の設備が利用できないということから休館をすると。  それぞれの施設は1年前の予約を受け付けたり、施設の利用がございますので、この段階であらかじめ早めに御案内をするというものでございます。別に、何か故障したから臨時の点検をするというものでは、本日の御報告ではございません。  私からは以上です。 ○武藤委員長  佐藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(1)令和6年度めぐろ区民キャンパス構成施設臨時休館についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)ファーストバースデーサポート事業に係るアンケート未取得について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  次に、報告事項(2)ファーストバースデーサポート事業に係るアンケート未取得について報告をお願いいたします。 ○齋藤保健予防課長  それでは、ファーストバースデーサポート事業に係るアンケート未取得につきまして、保健予防課より御報告いたします。  初めに、ファーストバースデーサポート事業の概要について御説明いたします。  本事業は、妊婦や子育て家庭への伴走型相談支援の一環として、区が実施する健診や訪問の機会がない1歳のお子様がいる家庭を応援するため、1歳の誕生日を迎える頃にアンケートを実施し、家庭の状況を把握するとともに、相談支援及び子育て支援情報の提供と併せて、育児に役立つギフトを支給するというものであり、昨年度、令和4年度から東京都の補助金を活用して実施している事業でございます。  それでは、項番1、事案概要でございます。  本事業のギフトの配布要件であるアンケートにつきまして、令和5年4月から9月までの間において配布対象となっていた方のうち、令和5年10月6日金曜日の11時30分までに商品を申し込んだ540人の方々からアンケートを取得できていないことが判明いたしました。  項番2、事業の流れでございます。  まず、区から委託業者に対して、当該月に1歳の誕生日を迎えるお子様の人数を連絡いたします。その連絡に基づき、委託業者から区へ人数分のギフトカードが納品されます。納品されたギフトカードは、区から対象家庭へ送付いたします。対象家庭では、区から届いたギフトカードに記載されている二次元コードから、委託業者ギフトサイトにアクセスして希望のギフトを選択するとともに、アンケートの回答と、個人情報である申請者の氏名や住所、メールアドレス電話連絡先等配送先情報を入力していただいております。これにより、委託業者から対象家庭へ希望のギフトが直送されております。その後は、委託業者において、実績の報告書及びアンケートの集計結果を区に提出することとしております。  続きまして、項番3、経過についてでございます。  資料記載のとおり、時系列で申し上げますと、本年7月下旬頃において、当該委託業者から、4月分以降の実績報告書及びアンケートの集計結果が提出されていないことが判明したため、至急提出するよう委託業者に指示をいたしました。そこから一定の時間の経過があった10月初旬に、委託業者からアンケート未取得に関する報告があり、発覚した次第でございます。この発覚により、区と委託業者との間で原因や対応策について協議をし、対応策につきましては、委託業者内で検討を行った後、報告を受けることといたしました。その後の協議の末、11月末までにアンケートの未取得分である540人の方々に対しまして、アンケートの回収を委託業者に指示をし、併せて本件についての事故報告書の提出を求めたところでございます。  米印、事故報告書につきましては、資料記載の日に委託業者より提出がございました。また、アンケートの回収につきましては、10月27日金曜日から、委託業者により、まずは御登録いただきましたメールアドレスに御連絡をして、メールによりアンケートの回収がいただけなかった方に対しましては、その後、お電話により回答のお願いを実施しているといった状況でございます。  なお、最新の回答状況でございますが、本日9時現在、540人中、回答済みが482件、未回答が58件でございます。58件につきましては、本日から文書により回答の依頼を開始いたします。  裏面にまいりまして、項番4、原因につきましては、当該委託業者につきましては、事業開始である令和4年度から引き続き委託している業者でございますが、今年度、令和5年度用のギフトサイトの構築に当たり、アンケートページの設定が漏れてしまったこと、また、本番稼働前に行うテストにおいて、アンケートページまでの展開の確認を怠っていたためでございます。  項番5、区ウェブサイトへの掲載でございます。  項番3でも触れましたが、委託業者からアンケート未取得者に対してメールやお電話等でアンケート回収の御案内をしているという状況を鑑みまして、御案内を開始した同日、10月27日、金曜日から、区ウェブサイトにおいて周知を開始したところでございます。  最後に、項番6、再発防止に向けての対応でございます。  委託業者におきましては、本番稼働前に、テスト環境だけでなく、必ず本番環境において、注文完了までの全ての流れを確認することを徹底いたします。また、稼働後におきましても、ギフトサイトの稼働状況の確認及び定期保守を適切に行ってまいります。  一方、区におきましては、毎月の実績報告及びアンケートの集計結果の受理につきましてスケジュール管理を徹底することで、適切な事業運営に努めてまいります。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤委員  この事業は、令和5年より都の補助金でというような説明でした。そのときにも説明があったかもしれないんですけども、今後、その財源としてどうなっていくのか、その展開は今後もこの事業は続けていくのか確認をさせていただきます。  また、この540名という数字は、これで全てなのかという確認は取れているのかという点と、あと裏の原因のところで、何となくは分かるんですけど、本番稼働前に行うテストにおいて、アンケートページまでの展開、このアンケートページまでの展開というのは、どのような展開なのかなというのは、もう少し教えていただけたらと思います。 ○齋藤保健予防課長  3点の御質問をいただきました。  まず1点目、財源につきましては、こちらは、現在、東京都のとうきょうママパパ応援事業補助金というものを活用いたしまして、こちらは全額、東京都の補助を活用しているところですので、一般財源は生じていないような状況でございます。次年度におきましては、東京都の補助が決定されたときにおきましては、その補助を活用しながら事業を継続していくような方針ということになります。  あと2点目、この540人が全てということかというお尋ねにつきましては、今回の本件に関するアンケート未取得の分については、540名が全ての数になります。  続きまして、アンケートページの展開ですかね、システムの詳細ということなんですけども、こちらは先ほど、このアンケート未取得者に係るアンケート回答フォームについては、今回、専用のフォームを立ち上げたところでございまして、その際に、一般的な申請におけるギフトの申請フォームにつきましては、ギフトの選択画面からアンケートページにつながって個人情報を入力するというようなシステムの流れになります。そこで、本来であれば、そういった流れの構築がなされるところでしたが、ギフト選択画面からアンケートページ、ここが展開されなかったため、アンケートの回答につながらなかったというところになります。  以上です。 ○佐藤委員  分かりました。  1点目、ちょっと聞き取りが悪かったのは、都の補助金が出なくなったらやめますよということだったのかなというところで、確認です。 ○武藤委員長  もう1回お願いいたします。 ○齋藤保健予防課長  こちらの事業につきましては、繰り返しになりますが、とうきょうママパパ応援事業補助金を活用して実施している事業になりまして、区におきましては、東京都の補助金が交付決定がされる間は、事業を展開していくというような方針でございます。 ○武藤委員長  佐藤委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○かいでん委員  回答のお願いを今もされているということなんですけれども、捉え方によっては、しつこいなと思われかねないかなと思っています。そちらのミスだったのに、何でここまで督促されないといけないのかと。それによって区の印象を下げかねないかなと思うんですけれども、このアンケートの取得というのは、東京都の補助金の要件の1つだったのかどうか確認させていただきたくて、もしそうだった場合、アンケートを受理できない方がいた場合、東京都の今年度の補助金額、これについては影響があるのか、区の持ち出しが発生し得るのか教えてください。1点だけです。
    齋藤保健予防課長  委員おっしゃるような心配ということは、こちらは今現時点で対応している委託業者におきましても、やはり再度の催促をすることによって、そういったお気持ちを抱えられる方がいらっしゃるというところについては、認識しながら対応しているところでございます。  なので、回答の依頼につきましては、まず御登録いただいたメールアドレスでお願いをして、そのメールによる回答、返答がなかった場合においては、その後、お電話での催促は2回程度にとどめているというところを聞いております。なので、そちらについては、今後も丁寧な対応に努めるように、区のほうからも委託業者のほうに申入れをしていきたいと思っております。  また、アンケートについては、都の補助金の要件なのかというお尋ねにつきましても、こちらは要件となります。今回、補助金の申請につきましては、現在、概算で交付申請をしているところになりますので、実際、こちらの数字が変わった際には変更申請が必要というふうな状況となります。  以上です。 ○かいでん委員  そうしますと、もし、今58人の方がまだ未回収ということですけれども、年度末までに回収できない方がいた場合、都の補助金が下げられる可能性がある。そのときに、区がその分を補填するのか、それとも、委託業者のミスですから、業者にその補填をお願いするのか、そこを確認させていただきたいのと、あと今回の原因はいろいろありますけれども、もう1つ問題点として挙げられるのは、区から事業者に提出するように言ったのが7月下旬で、ただ、そこから3か月たってようやくということなので、7月の時点で止められれば、4月から9月の方ではなく、4月から7月までで被害を食い止められたはずなんですけれども、そこの対応の遅さ、これについては、区から何か指導をしていたのか教えてください。  以上です。 ○齋藤保健予防課長  2点いただきました。  仮に、この未回収の分の58件について回収できない場合において、持ち出しとなるのかというお尋ねにつきましては、まず本事業につきましては、業務委託により履行しているものになりますので、あくまで履行に関する対価については、未取得の分については区は支払わないという方針でいます。  つまり、未取得分の支払いがないので、区には費用が生じないというような形になります。  あと、対応の遅さについて事業者のほうに指導しているのかというところなんですけども、まず対応の遅さについては、区としてもちょっと把握が遅くなったというような事実はあります。  (「業者が改善するようにと言っているか」と呼ぶ者あり) ○齋藤保健予防課長  業者の対応、はい。業者が改善するように、区のほうからの指導につきましては、今回のこの事案を踏まえまして、これまでも、今まさに取得できているアンケートの内容については、随時提出があったごとに区のほうに提出するように求めているところでございます。  今後も、やはり区といたしましても、特にアンケートの実施結果、内容については、区もしっかり把握する必要がありますので、適切に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○かいでん委員  すみません。ちょっと私の理解力も不足しており、申し訳ないんですけれども、1点目、再度確認させていただきたいのが、ということは、どうなろうと区の財政的な負担はかからないということでいいのか、もう一度そこだけ確認させてください。 ○齋藤保健予防課長  度々申し訳ございません。あくまで支出実績に応じて補助金は交付されるということになります。業者が負担することによって、今回については、区の持ち出しは生じないというような形になります。  以上です。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○川原委員  令和4年度から実施をしている事業で、令和5年度も4年度と同じ委託業者であったと。令和4年度にはこういった問題は生じなかったわけですけども、再発の防止のために、毎月、実績報告があるたびにアンケートの集計結果をこれから受理していくということになっているんですけども、4年度はそうじゃなかったわけですか。再度確認したい。例えば、まとめてその年度の分とかいう話になっていたんですか。その辺をもう1回確認しておきたいと思います。まず、1点。 ○齋藤保健予防課長  昨年度の事業展開、運営につきましては、区との……  (「同じでしょう」と呼ぶ者あり) ○齋藤保健予防課長  いや、昨年度につきましては、月の実績が終えた段階で事業報告アンケートの実施結果については、速やかに提出されていた状況になります。  ただ、今回、令和5年度からアンケートの部分のシステムの設定がなされていなかったことによって、実績報告の数字自体は来ていたところなんですが、アンケートの内容自体が届いていなかったというような状況がございました。なので、昨年度は全く滞りなく区のほうにも情報の提供がなされていたというような状況でございます。 ○石原健康推進部長  委託内容は昨年度と同様でございます。  以上です。 ○川原委員  ということは、さきの委員のお話ではないけども、7月下旬に判明しているということであれば、要は、前年度、毎月ちゃんと報告されてたわけで、気づいているはずじゃないのかなと。もっと早い段階で、区は内容を含めて提出を求めていくことができたんじゃないのかなと思っておりまして、それはある意味、区の担当所管の怠慢じゃないのかというふうに感じちゃうんだけど、その辺はどうなんでしょうか。  それと、委託はずっと随意契約になっちゃうんですか。例えば、この事業は多分ずっと続いていく、今、子育て支援に力を入れていくということで、多分東京都も続けていく話だと思うので、来年度も恐らくあるだろうと。そうなったときに、ここの業者さんがずっと随意契約でいくわけですか。都度都度やはり入札とか、あるいは提案を受けてやるようになっているのか、その辺を確認したいと思います。  以上です。 ○齋藤保健予防課長  委員の御指摘のとおり、区としても気づくのが遅かったというところの部分につきましては、大変恐縮ではございますが、今年度、令和5年4月から開始しております出産・子育て応援事業におけるゆりかご面接として実施しているような出産応援ギフト等経済的支援などの事務がまず増大しているということと、あと加えて、出生通知票を提出した世帯に対しましても、新生児1人につき2万円という祝い金を支給するという新生児誕生祝金に関する事務も発生しております。  さらに、妊婦超音波検査費用の助成として、この4月からは、4月1日以降に妊娠届を提出された妊婦さんに対しましては、目黒区妊婦健康診査受診票4枚を交付しているということと、さらに8月からは、3月末までに妊娠届を提出した妊婦の方に対しましても、検査費用の償還払いによる助成というのも行っているような状況でございますから、担当係における母子保健事業の事務が大変増大しているような状況下でございます。  なので、大変恐縮ではございますが、今後は、本件に限らず、適切に事務事業の執行に努めることで、やはりアンケートの取得とともに、アンケートにより支援のお言葉等も頂戴しているところですが、これらにつきましても、区としても速やかな把握に努めていきたいと思っております。  ちなみに、次に、委託業者の件については、毎年これは随意契約なのかというお尋ねにつきましては、次年度につきましては、現在、ギフトカタログということで皆さんに支給をしているところなんですが、来年度から、今、所管では電子マネーとの見直しを図っているようなところでございまして、これによって競争入札を、現在、予定しているところでございます。  以上です。 ○川原委員  今のお話で、やっぱり現場が大変混乱というか、様々、やはり今、子育て支援ということで、国あるいは東京都、また区独自のそういった事業等が増えて、事務事業が混乱されているという部分は、現場のお声として、我々もしっかり聞いていかなきゃいかんなというふうに改めて思います。  でありますので、そこはしっかりと現場の声を届けていきたいなという部分もありますけども、来年度については電子マネーという形の給付ということで、ちょっと内容も変わって、そういった部分の混乱も避けれるのかなというふうなことは考えられますけども、引き続きやはり事務事業の適切な執行について、しっかりと体制のチェックをしていただけるような、今の人員は限られてるわけですから、全体で支えていただくような取組を今後していただきたいと思いますが、その点だけ確認したいと思います。  以上です。 ○荒牧副区長  今、委員から最後、応援メッセージというふうに受け止めさせていただきます。ありがとうございます。  さきの委員の御質疑にもございましたけれども、今回、令和4年度、5年度と同じ事業者、同じスキームでやっておりますけれども、毎年度、フォームとアプリを改善する中で点検が足りなかったということから発生してございます。  それから、7月時点で分かったはずだという御指摘もありますけれども、7月で分かったのは、報告書が提出されていないことが分かったのであって、対応の中身が分かっていない。だから、4月から始めてますから、当然、月遅れで来ます。ですから、それで、あれ、遅いねということで催促をして出てきたのが10月、その時点で初めてアンケートが未取得というのが分かったということでございます。  ですから、それでも遅いんだと言われれば返す言葉はございませんけれども、さきの川原委員からの御質問の中でお答え申し上げましたように、今、様々な子育て支援策が、政治家と言っちゃいけませんけれども、国とか大臣が記者会見するたびに降って湧いてくるという中で、現場は忙殺されてるという、この現実はぜひ御理解いただきたい。ただ、それでも、困っている区民の方、サポートを必要とする方に一日も早く、少しでもよくなるようにということで必死にやっているということだけは、言い訳めいて申し訳ないんですけど、そこの点は御理解いただきたいな。  だからといって、こういうミスがあっていいわけでございませんので、担当所管だけではなくて、区全体として、ほかの部署でも同じことが言えますので、きちんと的確な対応ができるように努めてまいりたいと思いますので、どうぞ御理解いただければと思います。今回、こういう形で現実にアンケート、540人の方にいろいろ御迷惑をかけたことについては、改めておわびしたいと思います。引き続き、適切な対応に努めてまいります。  もう1つです。先ほど課長の答弁の中で、来年度は電子マネーをするという話がございましたけど、これは決定しているわけでございません。さきの委員にありましたように、そもそも東京都が来年度こういう補助事業を組むのかどうか、それからアンケートを求めてくるのかどうか、ここもまだ不透明な点がございますから、ただ、所管の担当としては、区民の方によりよいサービスを提供したい、その方法の1つの検討、方法、策、考えの1つだということで御理解いただければと思います。  私からは以上でございます。 ○武藤委員長  川原委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○岸委員  このプログラムの恩恵を受けている一人の生活者として、このプログラムは非常にいいプログラムですので、何があろうが続けていただきたいと思いますし、上から何を言われようが頑張ってくださいと思っています。その点いかがでしょうかということと、うちは乳母車を頂いてるんですけれども、たかだか半年の中で、設定なんて、そんなに変更があるのかなというところを、ちょっと素朴な疑問として思いました。ちっちゃいですが、いかがでしょうか、伺います。 ○武藤委員長  答えは出ますか。  (「2問目の質問がよく分からなかった」と呼ぶ者あり) ○武藤委員長  もう一度。岸委員、もうちょっと答えやすい……。 ○岸委員  2問目のほうですが、そんなに頻繁にプログラムの変更というものが技術的に発生しているのか、そこだけ伺えればと思います。 ○齋藤保健予防課長  大変失礼いたしました。  1点目につきましては、激励の言葉として、所管としてもしっかり対応していきたいと思っております。  2点目につきましては、プログラムの変更というところにつきましては、特にございません。構築の内容については、昨年度と同じ内容で継続していくというところになります。変更ということではなく、年度切替えにおいて、しっかり適切に設定がなされているかというチェックだけ行うというところになりますので、今回については、令和5年度の切替えに当たって、そのアンケートにかかるチェック機能が漏れてしまったという状況でございます。  以上です。 ○武藤委員長  岸委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(2)ファーストバースデーサポート事業に係るアンケート未取得について終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(3)令和5年度障害者週間記念事業めぐろふれあいフェスティバル」の開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  次に、報告事項(3)令和5年度障害者週間記念事業めぐろふれあいフェスティバル」の開催について報告をお願いいたします。 ○田中障害施策推進課長  それでは、私から、令和5年度障害者週間記念事業めぐろふれあいフェスティバル」の開催につきまして御報告いたします。  本件につきましては、障害施策推進課、障害者支援課連名での御報告となります。  資料を御覧いただきまして、1、目的につきましては、毎年12月の障害者週間を記念いたしまして実施してございます。障害のある方の日頃の活動を表彰し、広く区民に周知するとともに、障害の理解を深める機会を提供するものでございます。  2の事業概要でございます。  開催日時及び会場につきましては、記載のとおり、令和5年12月9日土曜日、10時30分から16時まで、会場は中目黒GTプラザホール、GTタワー前広場、GTプラザ広場でございます。  (2)の内容につきましては、表に記載のとおり、式典や障害者福祉施設・団体の販売、活動紹介のほか、障害者差別解消区民講演会を同時開催いたします。  恐れ入りますが、おめくりいただきまして、チラシのほうを御覧いただければと存じます。  1階タワー前広場、それから地下1階GTプラザ広場では、障害者福祉施設の自主生産品の販売や活動紹介、それから東京音楽大学による演奏、それと、今回初めてですが、障害の有無にかかわらず楽しめる参加型イベントといたしまして、チャレスポ!TOKYOのブース出展を行います。  それから、GTプラザホールでは、式典といたしまして、区長表彰を行います。その後、同時開催といたします障害者差別解消区民講演会を行います。講演会の内容につきましては、チラシの裏面を御参照いただければと存じます。  資料のかがみ文にお戻りいただきまして、3の周知方法につきましては、案内状の送付、めぐろ区報及び区公式ウェブサイトに掲載のほか、ポスターやチラシの配布等を行ってまいります。  4、その他でございますが、12月4日から12月8日まで、総合庁舎1階西口ロビーにおきまして、障害者週間パネル展を開催します。障害福祉施設の利用者が作成した作品の展示などを行いますので、ぜひ御覧いただければと存じます。  なお、委員長、副委員長におかれましては、式典への御出席を賜りたく存じます。  説明は以上です。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤委員  中目黒GTプラザホールとGTタワー前広場、GTプラザ広場ということで、会場で行われます。大きくの質問なんですけれども、先日も地域福祉の集いなどが行われております。その他、目黒区のイベントなどがこちらで行われるわけですが、当初、こちらは風が強く吹き込むですとか、そういった課題があったところ、いろいろ工夫されているというふうには聞いているんですけれども、こういうイベントを行う際に、大きく課題点が、イベントに不都合というんですかね、そういうことだとか、工夫されている点ですとか、また、近隣もしくはビルの利用者などから御意見等、こういった催しをした後もしくは前後にあるのか、その点について確認をしたいと思います。 ○田中障害施策推進課長  今回、会場をGTのほうにさせていただいているところなんですけれども、屋外でのイベントの一番の影響は、やはり天候というところになるのかなと思います。今回、ふれあいフェスティバルにつきましては、12月9日ということなので、今年は少し気候が暖かいかなと思っておりますけれども、風が吹き込んだり、寒さ対策というのは必要かなと存じております。今回につきましては、テントの設置と、あとストーブなども用意をしております。それと、販売などにお越しいただく事業者の方につきましては、事前に防寒対策というのを十分していただくように改めてお願いをしていくところと考えております。  それから、イベント実施後の、屋外での実施ということで、近隣の住民の方からのお声ということにつきましては、昨年も中目黒GTで実施してるんですけども、昨年については、特に御意見等は障害の所管のほうでは聞いていないところでございます。  以上です。 ○佐藤委員  現状が分かりました。障害の所管としては聞いていないというところです。  生活福祉委員会というところで、情報で分かる範囲で、スマートに行われているならば、毎年、いいんですけれども、やはりこういうイベント等をやれば、さらによくしていくとか、もしくは近隣から御意見などはあるのかなというような思いで質問してるんですけど、生活福祉委員会として、そういった情報はあるのかないのか、あれば教えていただきたい。なければ、ないで結構です。 ○橋本健康福祉部長  私ども健康福祉部といたしましても、日々、区民の声につきましては注視しているところでございますけれども、現時点で私どものほうでGTプラザに関して何か、イベント開催等で区民の皆様から苦情等の御要望、御意見があったというようなことは承知をしてございません。  以上でございます。 ○佐藤委員  なぜこんな質問をしているかというと、否定的に捉えているわけじゃなくて、やはりきめ細かく安全を担保するということもそうですし、生活福祉委員会の中でという質問しかできないわけなんですけれども、こういったことを捉えて安全・安心にさらによくということと、近隣とやはり調整をしていくことも、ほかのイベントとの関わりも出てくることかもというような部分もあり、特に何かここで問題を指摘しようということではなくて、ビルの管理とか、地域の方との交流ですとか継続的に行い、さらによくしていくというような部分で、何かお知恵とか情報収集しているんですかというような趣旨で御質問しているわけなんですが、部長は特にないということであれば、それでも結構ですが、そういったことで質問しているということです。いかがですかということで3度目、最後にします。 ○荒牧副区長  大変貴重な御指摘だと思っております。  今回のふれあいフェスティバルに限らず、屋外イベントについては、天候に左右されるとか、近隣の声、様々な方がいらっしゃいますので、いろんな声に耳を傾けながら、イベントの目的をスムーズに達成するために、所管は日々改善というか、工夫を進めております。  そもそも、このめぐろふれあいフェスティバル、前はパーシモンホールのホワイエを中心にやってございましたけれども、ホワイエという閉鎖空間の中でやっておりますと、知ってる人は知ってますけど、お身内の方が中心になってしまうということもあって、もっと地域の方、通りすがりの方も含めて、広く開放的な形で何かできないかということの中で、コロナ禍が明けた後でございましたけれども、会場の関係でGTホールとプラザと両方でやってみるというふうに展開してきたものです。  先日、社会福祉協議会の社協まつりもありましたけども、あれもイベント等があって、通りすがりの方が、「おっ」という形で、すごく地域の方、人と人の触れ合いというんでしょうか、それが見てとれた、いいイベントだったなと思っております。  ただ、一方で、やはり風ということと、12月はやはり寒いですから、先ほど課長から御答弁申し上げましたけれども、様々な対応を工夫はしておりますけれども、難しい点もございます。未来永劫あそこでやるということではなくて、そういう課題を、今、委員の御指摘もありました一つ一つ丁寧に対応しながら、どういうやり方が一番よろしいかということは日々検討を重ねていきたいなと思っております。昨年は天候も大丈夫でしたけど、今年も天候に恵まれることを期待しながら、万全を期して、事故のないよう安全な形で多くの区民の方に見ていただいて理解を深めていただければなと、そんな思いで実施したいと思います。  以上です。 ○武藤委員長  佐藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○かいでん委員  ちょっと今の質問とも関連する部分なんですけれども、東京音大によるパフォーマンスについてで、この場所で割とこういう楽器を演奏するって珍しいケースなんじゃないかなと思われるんですけど、今までありましたっけということが1つと、あと、以前、私はこういうGTタワーの陰になるところにストリートピアノを置けないかみたいなことを相談したことがあり、そのときに、やっぱり近隣の方からの騒音の苦情が結構あるのでということで、ちょっとそれは厳しいですというお話をいただいたんですけれども、今回、これを、たった15分掛ける2なので、あれなんですけれども、やるに当たって、近隣のGTハイツに住んでいる方とかへの何か説明とかというのは、もうされているということでよろしいんでしょうか。  以上です。 ○橋本健康福祉部長  まず、東京音大さんの楽器演奏を同じ場所でやったことがあるかという御質問につきましては、以前も実績があるということでございます。東京音大さんに限らず、ほかのバンド演奏なども実績があるということです。  それから、近隣への御説明ですけれども、この後、近隣へチラシ等の配布をさせていただいて、御理解を求めていく予定としております。  以上です。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑を終わります。
     ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(3)令和5年度障害者週間記念事業めぐろふれあいフェスティバル」の開催について終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)めぐろ区民キャンパス消防設備点検時における事故の発生について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  次に、情報提供(1)めぐろ区民キャンパス消防設備点検時における事故の発生について報告をお願いいたします。 ○千田文化・交流課長  それでは、めぐろ区民キャンパス消防設備点検時における事故の発生について、文化・交流課から情報提供をいたします。  本件につきましては、めぐろ区民キャンパスを所管しております八雲中央図書館から文教・子ども委員会で報告を行うものでございますが、本委員会では、めぐろパーシモンホールを運営する文化・交流課からの情報提供とさせていただきます。  それでは、資料に沿って御説明いたします。  まず項番1、2の事故発生日時及び場所についてでございますが、こちらは令和5年9月6日午前1時28分頃にパーシモンホールの大ホール舞台上で発生したものでございます。  項番3、(1)事故の概況といたしましては、消防設備の点検作業中にパーシモンホール大ホール舞台上のスプリンクラーが作動しまして、放水したことにより、舞台の床及び周辺の機器等が水をかぶったという事故でございます。本点検につきましては、めぐろ区民キャンパス維持管理総括委託受託事業者が消火設備点検の事業者へ再委託を行いまして実施したものでございます。  (2)当日の経過というところでございますが、こちらに入る前に、スプリンクラーの設備についてちょっと補足をいたします。  まず、スプリンクラーについてですが、一般的に2種類ございまして、今、この部屋についているもの、これは熱を感知して自動的に放水するものでございます。皆さんがイメージするスプリンクラーというのは、こちらのほうではないかなと思います。これを閉鎖型スプリンクラーというふうに呼びます。  閉鎖型スプリンクラーについては、天井の位置が高過ぎると、そもそも熱を感知するまでに時間がかかるので、初期段階で消火するスプリンクラー本来の機能というのが果たせない。そうならないために、ホールなどの高い位置には手動でも起動できる開放型のスプリンクラーというものを設置しております。パーシモンホールの大ホールには、こちらの開放型のスプリンクラーというのが設置されているという状況でございます。  今、お手元にスプリンクラー系統図の略図というものがあると思うんですが、まず、そちらを御覧いただきますと、右のほうに一斉開放弁というのがございまして、こちらが地下のポンプから水をくみ上げて、この一斉開放弁を通ってパーシモンホールの舞台上に放水するというような構造でございます。  今回の事故がどういうふうに起きたかというと、左下で囲まれていますメインポンプというのがございまして、これが地下に設置されてます。消防点検でこの地下のメインポンプの作動を確認するために、この上の制御弁というのを閉めてポンプのテストをしていたと。この制御弁が開いちゃうと水が出てしまうので、制御弁を閉めてメインポンプの点検をしました。メインポンプが正常に動きますというところが確認できたので、制御弁を開けた。開けたときにメインポンプが誤作動を起こして、一斉開放弁を通して水が出てしまったというのが、今回の事故の概略というところでございます。  それを踏まえた上で、表紙の当日の経過(2)というところを御覧いただきますと、まず、当日、午前零時50分から、先ほどお伝えした開放型のスプリンクラーの性能試験を開始した。午前1時20分から、地下の機械室でメインポンプの作業をした。その際にポンプが誤作動したというところを、地下にいる点検している者が、地上の1階に防災センターというのがございまして、こちらの点検実務者にポンプが作動しているようだというふうな報告を入れた。そうしましたら、その実務者が大ホールに向かったところ、放水がもうされていたという状況で、慌ててポンプを止めるように指示した。というところで、この1時20分から1時28分の間に舞台上に放水がされていたというところが事故の概要というところでございます。  その後、翌朝になって、パーシモンホール及び八雲中央図書館に順次報告が入り、現在は、この一斉開放弁というのを、閉じている状態でございます。  (3)点検事業者からの報告というところでございますが、今回、9月7日、この日の翌日に点検事業者が事故及び対応の概要説明をしたところでは、現状はスプリンクラーの作動した原因が分からない、引き続き調査を行うという説明がありました。  裏面にまいりまして、10月5日、来庁した点検事業者から再度報告があったんですが、その際にも直接的な原因は分からない。しかし、設備の機器の汚破損や経年劣化等が考えられるのではないかというところで、今後は危険予知を考慮した作業のマニュアルですとか、人員配置を見直すですとか、そういった報告がありましたというところです。  項番4、現在の状況ですが、まず、スプリンクラーについては、八雲中央図書館の防火管理者が目黒消防署と協議いたしまして、その指導・助言に基づいて、消防計画を一部変更した届出を行っています。何かあった際、緊急措置として、スプリンクラーの一斉開放弁、今閉じているものを手動で開ける。手動で開けてから、手動の起動弁を作動させて、ポンプを動かして水を出すということを行うようにという指導を受けております。  また、舞台袖に消火器を10本増設してまして、それを火災時の対応というところで、その消火設備用に3名配置して緊急の対応を行っているという状況でございます。  11月1日の夜間に当該スプリンクラーの分解清掃を行ったところ、一部腐食や弁の欠損等がございましたので、こちらは必要な改修を今後早急に進めていくという状況です。  (2)舞台設備・備品等については、放水が舞台の下手にかかってしまったので、操作卓と言われる、いわゆる照明を動かしたり、煙を出したりとかという機械自体がもう使えないという状況になっています。現在、代替機、サブ機によって営業は継続しているという状況です。  舞台上は、床の反り、浸水による木の反りなども確認されておりまして、今後、放水による影響を受けた箇所というのを、今、パーシモンホールで特定しておりますので、それが出た段階で早急な改修及び修繕について事業者へ対応を求めていくという状況でございます。  項番5、今後の対応ですが、現在、パーシモンホールは実施計画に基づく改修工事、いわゆる、今、トイレの洋式化ですとか、椅子のところに手がけ棒をつける工事を11月6日から翌年1月6日まで臨時休館を行って実施しているというところでございます。今回、この点検事業者による分解清掃の結果、部品交換等も必要ですので、それも併せてこの時期に行えるように、関係所管と、今、調整を行っているというところでございます。  今後、舞台全体、照明設備ですとか、舞台機構、そういったところの事故報告書が、現在、こちらにも上がってきておりますので、八雲中央図書館とも連携を取りながら、事業者への補償を求めていくというような状態でございます。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤委員  まず、最後の、事業者に今後補償を求めていくということで、今後になっていくわけですので、本日、現時点ということと、また、文教・子ども委員会のほうで報告事項ということで進めているわけですが、やはり大きく関わってくるのかなと思いますので質問するんですけど、(3)の点検事業者からの報告としてはということで、こちらで部品等の汚破損等、経年劣化等が考えられるということと、4の現在の状況で11月1日には自動排水弁のほうで腐食が見られたり、弁の欠損が。この流れでいくと、そもそも区の建物のほうにいろいろあるんだから、区側も持ってくださいよというような言い分みたいなものが書かれているようにも読み取れるのかなと。  そうでなければいいんですが、受けているのが総括委託受託事業者が再委託をして消火設備点検事業者に投げているというところで、責任がということになると、通常だと、こういった場合は改修とか被害とか今後出てくるわけで、報告書が出てきてるということですけど、その辺は、費用に関しての部分はどんなふうに考えていったらいいんでしょうかということが1点。  あと、9月6日に事故発生があったんですけど、文教・子ども委員会のほう、もしくはこちらのほうに情報提供ということで、11月の今になるわけですけど、非常に2か月経っているなというところなんですけど、なぜ10月の委員会報告ではなかったのかという点についてお伺いします。 ○千田文化・交流課長  まず、1点目の補償というところでございますが、確かに、今、事業者からは、管の経年劣化であるとか、そういったところが原因ではないかというところで、一旦自分たちの責任を逃れていくような姿勢というのも感じざるを得ませんが、区としては、毎年点検を行っておりますので、その点検の中で、例えば腐食ですとか、そういったものというのを見つける、それ自体が保守点検作業の一部というふうに認識しておりますので、業者側の責任でない、だから補償を求めないということではなく、経年劣化している部品を見つけたり、例えばバルブももう何年かかっているから交換したほうがいいよですとか、そういったところを点検作業の中で区に報告するというところを怠っているというところからも、事業者に責任があるというふうに判断しておりますので、今後補償という点では、そういった方向性で話を進めていきたいというふうに1点考えてございます。  もう1点、時間がかかった理由というところでございますが、こちらについては、当然、9月の事故というところですので、一報を緊急的に行うというところでございましたが、今回の事故の原因の調査及び被害の実態把握をしてから報告するということを考えておりました。しかしながら、水の事故というところで、全容の解明に予想以上にこれは時間がかかるというところで、結果的に、このタイミングでの途中経過の報告ということになってしまいました。  事故後、緊急的に消防対応は行っておりましたので、結果的に、利用者に影響は出なかったんですが、まずは本来、事故があったタイミングで報告を行い、その後の対応を取るべきであったのかなというふうに考えてございます。今回、報告のプロセスについては、区民キャンパスを所管する教育委員会とともに、再度共有を図りまして、今後同様の事案が発生しないように徹底していきたいと、そのように考えております。  以上です。 ○武藤委員長  佐藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川原委員  情報提供ですので、簡単にあれですけども、今、ちょうど11月6日から1月6日までの2か月臨時休館ということで、そこで先ほどありました分解清掃の結果を踏まえて部品交換等を行って、適切に管理していただければいいと思いますけども、確認なんですけど、ちょうど静岡県の裾野市でオーケストラの楽器が、いわゆる誤作動で、これもスプリンクラーの水が出て損害を受けたということで、結局、原因究明したけれども、特定原因が確認できないということで、そのオケに対して市が和解金を払うというようなことを、今年の6月ぐらいに市長が発表されてたと思いますけども、万が一、営業していって、パーシモンホール、区の公会堂機能を担ってると思います、大ホールは。  そういった意味で、そういった事故で楽器等の損害が発した場合は、区が責任を取らなきゃいけないということになるのか、その辺、確認だけ。大家さんとしての責任は取らなきゃいけないのかどうかだけ確認しておきたいと思います。 ○千田文化・交流課長  今回、文化・交流課自体が区民キャンパスの大家さんということではないので、所見として述べさせていただきますが、今回、静岡県裾野市の事故というのが、コンサートをやっているときにスプリンクラーが作動して楽器がぬれたり、例えば逃げているときに人が転んだりというところで被害が拡大したというふうに認識しております。  今回、スプリンクラーを再稼働させることについては、事業者とも相談しまして、二度と事故が起こらないような形での作動、まず、そこまでいかないと動かせないなというのが根本的にはございます。ですので、今後、消防とも相談していく案件ではございますけども、いつまで手動で一斉開放弁を動かすというふうな手続を進めるのかという点と、その後の、あってはならない補償という点については、そこは所管する教育委員会とも相談しながらということにはなりますが、そういうことが起こらないような形での運営を我々としてはしていくというふうな御回答になります。  以上でございます。 ○武藤委員長  川原委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○岸委員  ちょっと憤りを持って、この話を聞いておりました。でも、まず秋のバレエ祭りの後で、この事件が発覚したということは、まだまだよかったななんていうふうに思っているんですけども、誤作動というキーワードが、先ほどから耳につくんですけども、原因をこれからも業者さんが特定していくということをおっしゃっていますが、何で誤作動が起きたということに関しては、恐らくこれから明確になっていけばいいなと思いますが、この報告というのは、またいただけるんでしょうか。それが1つです。  それと、今日の一番最初の質問のときとかでも、総合ビル管理委託とかをしているというお話を聞きましたけれども、であるならば、責任の押しつけ合いとかではなくて、もうちょっと区としては業者さんに対しては毅然とした対応を取ってもいいんじゃないのかなというところに対して、僕は憤りを感じていたんですけれども、その点どう思われますか、伺います。 ○千田文化・交流課長  まず、誤作動が起こったこと、そして今後の報告ということでございますが、区としても、これが人為的なミスなのか、それとも経年劣化によるものなのかというところについては、現在、事業者からの報告書の中でしか判断できないというところが1点ございます。  当然、事故の究明については、事業者も、今、再度行っているところで、今後その報告会も予定されておりますので、一旦今後の報告が出てきた段階なのか、それとも設備の補償ですとか、事故の概要ができたときなのかは分かりませんけども、またいずれ委員会報告というのは行っていきたいというふうに考えてございます。  2点目、区として業者への毅然とした対応をするべきではないかというところについては、まさにおっしゃるとおりでございまして、区と、この総括委託業者が契約していく中で、総括委託業者が点検事業者に委託はしているものの、区と総括委託事業者との話でございますので、それにつきましては、教育委員会を通して総括委託業者のほうには、この全容の解明もしくは新たな、例えばホールの損害がどういうものであったか、この事故の全容がどういうものであったか、また、こちらは、今、金額の補償について具体的に数字を出してますので、今後の話の中で、区から、その点、総括事業者に対して金額を提示して補償を求めていく、そういったスタンスで対応していきたいと、そのように考えてございます。  以上でございます。 ○岸委員  トップアーティストが跳んだり跳ねたりする場所、舞台ですから、相当な金額になるんだろうなんて漠然と思っているんですが、分からないとは思いますけれども、被害総額はどれぐらいになると見込んでおられるのかということと、当然、業者さんでも恐らく保険とかに入っているわけですよね。ということは、サブ機、代替機で、今、仮に運営しているということをおっしゃっていましたけど、これのリカバリーも含めて、原状復帰なされるという認識でよいですよね。伺います。 ○勝島文化・スポーツ部長  御指摘の点につきましては、ごもっともでございまして、様々な舞台装置が水をかぶっちゃってます。電子機器が水をかぶったら、もうそれは、動いたとしても、いつ壊れるか分からないというのが普通でございます。ですので、今、その舞台機構の装置であるとか、いろんな業者が保守に入っておりますので、水をかぶったもの、現にびしょぬれになっている写真が送られてきたり、細かな報告を、今、求めております。  その中で見積もれるものと見積もれないもの、例えばその業者さんが今回それを調べていただくのはイレギュラーなことですので、その人件費だってかかってくるわけです。全体調査するには、まだ隅々まで見積りも出てこないところもありますし、時間の経過とともに悪くなってくる機械もあるから、早く取り替えたほうがいいですよというものもございます。そういったものを総合的に把握をいたしまして、保険を使っていただくのは、当然、それでも構わないんですけれども、この管理業者には補償を求めてまいりたいと、そういうスタンスで私は毅然とした態度で臨みたいと思っております。  以上です。 ○岸委員  ちっちゃい質問なんですが、今後もその業者とお付き合いしていく予定でしょうか。 ○伊藤八雲中央図書館長  そういった事業者との付き合いというところでございます。  まずは現状復帰、そういったところにまず注力をするところではございますが、それ以降につきましては、どういうふうに考えていくかというところにつきましては、毅然とした態度で臨む一方で、関係所管とも協議をしながら、最終的には考えていきたいというふうに思います。  以上です。 ○武藤委員長  岸委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○松田委員  情報提供なので、やめようと思ってたんですけども、技術的なことですから、専門家でないと本来分からないと思うんですけど、それでも分かることがまず1つあって、先ほどの委員の裾野市の件は、コンサート中ですから、点検をしていたとは思えないんですね。まさに勝手に出ちゃったと。それこそ人為的というよりも、機器の、それこそ総取っ替えしないと駄目なんじゃないかなというふうに考えるんです。  今回は点検をやっているときに起きてるわけですから、やっぱり何かしらの原因があったと。素人ですから分かりませんけれども。2つ、ここで読み取れるのは、排水弁についていろいろ書かれているんですけれども、これがやっぱり排水されてないと、たまっていて出てしまうということなのであれば、まさに先ほど課長がおっしゃいましたけど、排水弁の点検をしてからチェックしないといけないだろうなというふうには思うんです。それが1つ。  それと、1枚目の1時20分のくだりですけれども、ポンプの性能試験を行った、締めました、だけど起動した、これが本当なのかどうか。ポンプの性能試験を行った後と書いてあるんですけども、ポンプの性能試験を行って、本当に完全に停止をさせたのかどうかということ、この程度ですから、第三者委員会じゃないので分かりませんけれども、いずれにしても、そういった視点をしっかり持って、何かしらの人為的なミスはやっぱりあるんだろうという前提で、きちっと調査といいますか、対応をしていただきたいというふうに考えますけど、いかがでしょうか。答えられることで結構です。 ○千田文化・交流課長  まず、自動排水弁のところなんですが、委員おっしゃるとおり、毎年の点検の中で、これはもう令和4年に消防署からも通知が来ている。最近、スプリンクラーの事故が自治体で多発しているので、点検するときは自動排水弁の腐食ですとか、そういったところは重点的にチェックするようにという通知が来ている中で、それを怠って、かつ事故が起きた後に、腐食していましたというお話ですので、その点については、今後、報告会の中でも、当然、区としては話を詰めていくべきところだと思いますし、そのように対応していきたいというふうに考えてございます。  また、2点目の人為的なミスが疑われるというところについては、事業者からの報告しか受けていないというところで、今後どういう展開になるか分かりませんけども、ほかの市町村では第三者委員会を設置して事故の調査をするですとか、そのレベルまで持っていかないと、人為的にあったというところを確定するのはなかなか難しいのかなというところもございますが、それはそれとして、この事業者からの報告を基に、区としては補償を求めていくというスタンスで臨んでいきたいというふうに思ってございます。  以上でございます。 ○武藤委員長  松田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○こいで委員  金額のほうは、まだ保守の人件費なども入るということなので出てないと思うんですけど、水をかぶった操作卓のところの金額だけ教えてください。被害金額です。 ○千田文化・交流課長  操作卓の金額については、業者から既に報告が上がってきておりまして、概算で4,000万円程度というふうに伺っております。  以上でございます。 ○武藤委員長  こいで委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、情報提供(1)めぐろ区民キャンパス消防設備点検時における事故の発生について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  次に、その他、次回の委員会開催についてですが、次回は11月27日月曜日、午前10時から開会いたします。  以上で本日の生活福祉委員会を散会いたします。大変にお疲れさまでした。...