目黒区議会 2023-11-08
令和 5年都市環境委員会(11月 8日)
小 林
地区整備課長
渡 邊
木密地域整備課長 堀 内
環境清掃部長
松 下 参事(
環境保全課長) 和 光
清掃リサイクル課長
細 野 参事(
清掃事務所長)
5
区議会事務局 小 川 議事・調査係長
(1名)
6 議 題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及び
リサイクル等について
【報告事項】
(1)目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について (資料あり)
(2)
木造住宅密集地域内の不燃化加速の取組について (資料あり)
(3)目黒本町六丁目公園(仮称)整備計画(案)について (資料あり)
(4)洗足一丁目広場(仮称)整備計画(案)について (資料あり)
(5)工事報告(2件)について (資料あり)
(6)工事報告(1件)について (資料あり)
(7)目黒区
一般廃棄物処理基本計画改定素案について (資料あり)
(8)令和5年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて (資料あり)
【その他】
(1)次回の
委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
田島委員長 おはようございます。
ちょっと早いんですけれども、おそろいのようですので、ただいまから
都市環境委員会を開会いたします。
本日の署名委員には金井委員、そして吉野委員によろしくお願いいたします。
本日は報告事項8件でございます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(1)目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 それでは、早速ですが、(1)目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について、報告を受けます。
○
小林地区整備課長 それでは、目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について御説明いたします。
初めに、この整備計画の改定に向けた取組につきましては、本年2月8日の本委員会で御報告しておりまして、本日は取りまとめた改定素案について御説明するものでございます。
まず、かがみ文の項番1、経緯等でございます。
目黒駅周辺地区では、平成26年に整備計画を策定し、目黒駅
周辺地区街づくり懇談会において協議を行いながら計画的な取組を行っております。こうした中、社会情勢や人々のライフスタイルが大きく変化し、職住遊近接によるコンパクトで身近な
まちづくりや、居心地がよく歩きたくなる
まちづくり、そういったものが求められています。また、地区内では、新たな
目黒区民センターの建て替えが予定されており、区民が主体となって、新しい出会いや交流が生まれる拠点として整備される見通しです。さらに、目黒駅周辺では、市街地再開発事業などによる都市機能の集積や、東急目黒線、新横浜線の
相互直通運転による利便性が向上していることから、より一層高まる駅周辺の
ポテンシャルを生かした
まちづくりが求められています。
こうしたまちの変化や地域特性を的確に捉え、新たな
まちづくりの方向性を踏まえた整備計画とする必要があることから、改定に向けた取組を進めているところでございます。
次に、項番2、
整備計画改定素案についてでございます。
整備計画の改定に向けまして、
区民アンケートなどを行うとともに、懇談会での協議を重ね、このたび改定素案を取りまとめました。
この素案につきましては、お手元に概要版の別紙1と本編の別紙2を配付しておりますが、本日は別紙1の概要版を使って御説明いたします。
お手数ですが、別紙1を御覧ください。
別紙1の1ページ、計画期間につきましては令和6年度から10年間を予定しています。対象範囲につきましては図の赤枠の範囲でして、道路や行政境で囲まれた範囲でございます。
まちの将来像につきましては、「めぐり めぐる めぐろ」としまして、大きく4点の方向性を掲げています。図に記載のとおり、まちをめぐり歩き、楽しめることや、まちで得たきっかけがめぐりめぐって誰かのきっかけになること、歴史や文化がめぐりめぐって新しい時代に移っていくこと、人々のめぐり会いによる新しい交流が生まれることを将来像としています。
次に、2ページを御覧いただきまして、
まちづくりのポイントとしては3点掲げています。
ポイントの1は、新たな
目黒区民センターへの建て替えを契機とした
まちづくりとしまして、建て替えによる施設の複合化や多機能化を踏まえ、区民の出会いや交流の場を創出するとともに、周辺地域の魅力向上や
にぎわい創出を推進します。
ポイント2は、まちなかをめぐりたくなる
まちづくりとしまして、公共空間など、まちにある空間資源を活用するとともに、交通環境の充実を図ることで、安全快適に回遊できるまちなかを形成します。
ポイント3は、地域が主役の
まちづくりとしまして、多様な人々が主体的に関わることで出会いや交流などが生まれる、そういった
まちづくりを推進します。
次に、
まちづくりの方針と施策につきましては、2ページから3ページにわたって大きく5点を掲げておりまして、それぞれ土地利用、環境、交通、防災、活動の各分野に関する施策を掲げています。
まず、2ページの基本方針1、充実した暮らし・営み・余暇を楽しめる複合的なまちの実現につきましては、目黒駅周辺や目黒通り・
山手通り沿道のにぎわいある土地利用や地区特性に応じた多様な
まちづくりを推進します。
施策としては、商業・業務・文化といった多様な都市機能の強化などをはじめ、新たな
目黒区民センターの建て替えに併せた区民の活発な活動・交流の展開や、
周辺まちづくりの推進などに取り組みます。
基本方針2、みどり豊かで環境にやさしいまちの実現につきましては、水とみどりの軸の形成や生物多様性の確保やヒートアイランドの改善、みどりが感じられる空間の充実、地域の脱炭素化を促進します。
施策としては、目黒川沿いの桜並木の景観や
水質浄化対策をはじめ、公的施設などで積極的にみどりを保全・創出するとともに、民有地におけるみどりも保全・創出します。また、公園等のリノベーションや
目黒区民センター公園の整備、区有施設における脱炭素化の推進や家庭における脱炭素化の促進にも取り組みます。
次に、3ページの基本方針3、めぐり歩きたくなるまちの実現につきましては、安全に移動できる
交通ネットワークの充実や、
目黒区民センターに訪れたくなる環境整備、地域資源等をめぐる
歩行者ネットワークの充実、安全・便利に自転車を利用できる環境を形成します。
施策としては、地域交通の導入支援や狭あい道路の拡幅整備をはじめ、
目黒区民センターへの
アクセス経路の充実や歩行環境を整備します。また、地区内を快適で安全に回遊できる道路環境の改善や無電柱化の推進、置き看板や喫煙マナーの向上とともに、
自転車走行環境の整備やシェアサイクルポートの設置などに取り組みます。
基本方針4、安心して暮らし・過ごせる災害に強いまちの実現につきましては、災害時における主要道路の機能確保や安全に逃げられる避難機能の強化、豪雨対策の推進、緊急活動を支えるインフラの安全性を向上します。
施策としては、老朽建築物の耐震化の促進や無電柱化とともに、
目黒区民センターや
下目黒小学校の避難所機能の充実や
帰宅困難者対策の推進、目黒川の豪雨対策や
土砂災害特別警戒区域の安全性の確保、道路や公園等の適切な維持管理の推進に取り組みます。
基本方針5、多様な人々が生き生きと活動・交流するまちの実現につきましては、利用しやすい地域活動・交流等の場の充実や、
まちづくりに参加・活動できる機会の創出、つながりが広がる
仕組みづくりと情報を発信します。
施策としては、
目黒区民センターにおける交流機会の創出や、公共空間の新しい利活用の検討をはじめ、区民の皆様の
まちづくりへの参加の
きっかけづくりやアクションの実践、人々が連携できる
仕組みづくりや地域活動の情報発信などに取り組みます。
次に、4ページを御覧ください。
こちらの
まちづくり方針図につきましては、先ほど御説明した基本方針などを地図に落としたものになりまして、地域特性を踏まえながら施策を実施してまいります。
その下、推進体制につきましては、図に記載のとおり、多様な人々が
まちづくりに参加することができるよう
連携協力体制を取りながら、公民連携による
まちづくりを推進してまいります。
素案の概要につきましては以上となります。
お手数ですが、かがみ文にお戻りいただきまして、項番の3、今後の予定でございます。
本日、
都市環境委員会で御報告した後、
住民説明会を実施するなど、区民の皆様から広く御意見を頂戴しながら、今年度中の整備計画の改定を目指し、取組を進めてまいります。
私からの説明は以上でございます。
○
田島委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○増茂委員 御説明ありがとうございました。とても範囲が広いので、ちょっと私も商業地域に取りあえず絞ってお聞きしたいんですけども、権之助坂の商店街の辺りはかなりお店とかもたくさんあるんですけれども、あちらのほうの計画というか、青写真みたいなものもあるんでしょうか。
○
小林地区整備課長 権之助坂沿いの商店街についての御質疑にお答えいたします。
委員から御質疑ありますとおり権之助坂の商店街については、特に夜は歩道に歩行者があふれるぐらい人が集まっていて、かなりお店もにぎわいを見せているところです。一方で、権之助坂の商店街の皆様からは、やはり商店街を構成する路面店がマンションに建て替えされていって、商業のにぎわいがなくなっていくことに非常に懸念を持っていらっしゃいます。
そこで、我々のほうで昨年度策定しました、この場所でいいますと下目黒一丁目地区で地区計画というものを策定しまして、権之助坂沿いの商店街の1階部分につきましては、店舗もしくは事務所、そういったものの用途以外は建てられない、つまり住宅ですとか、駐車場は建てられないという制限もかけたところでございます。
これからやはり駅周辺の
ポテンシャルが上がっていく中で、商店街のにぎわい、また活気というものをしっかり維持向上していきたいという思いがありましたので、下目黒一丁目地区の地区計画を策定するとともに、このたびの整備計画にも商店街のにぎわい、そういったものも位置づけさせていただきまして、引き続き取り組んでいきたいと考えているところでございます。
私からは以上でございます。
○増茂委員 では、個々のマンションなり、ビルなりが建つときに、1階に商店を設けるっていうところだけが一応決められていて、例えばこの範囲が全部建て替えの場所になって、そこを全部開発するというような計画はないということでしょうか。
○
小林地区整備課長 再度のお尋ねにお答えいたします。
下目黒一丁目地区の地区計画にまず絞ってお答えいたしますと、当然権之助坂の沿道も踏まえたその裏側のところまで地区計画、全部指定しておりまして、商店街の裏のところも
老朽マンションの建て替えができなくて、かなりお困りの声をいただいております。やはりそれは現在の法律の改正が進んでいく中で、建てた当時、例えば40年前ぐらいの法規の中では建てられた建物も、現行法規ではなかなか建てられなくて、建て替えができずに困っているという声も多分にいただいております。
そういった中で、後背地側のエリア一帯につきましても、下目黒一丁目では地区計画を策定しまして、
老朽マンションの建て替えなどに向けた制限の緩和、こういったものを都市計画として決定させていただいております。
なので、商店街のにぎわいに面するところも建物の更新をしっかりと取り組みながら、後背地のマンションですとか、事務所、老朽建物の更新に向けたそういった制度設計もさせていただいて、今現在、地域の皆様に取り組ませていただいているというところでございますので、このエリア一帯のまちの更新、特に
区民センターという大きな動きがございますので、それを捉まえて、この一帯の複合市街地の形成に向けて取組を進めていきたいというふうに考えております。
私からは以上でございます。
○増茂委員 すみません、今、
区民センターの話が出たんで、ちょっとお聞きしたいんですけれども、
田道庚申通りの拡幅というのは、どの部分が拡幅されるんでしょうか。
○
小林地区整備課長 田道庚申通りの拡幅についてでございます。こちらにつきましては現在、資産経営課のほうで
区民センターの見直し、基本計画の策定が進められておりまして、もう間もなくそちらもお示しさせさせていただくところまで来ると思いますが、基本的には
田道庚申通りにつきましては、清掃事務所から入ってくる道路の部分から山手通りの拡幅する接続するところまで、
区民センターの建て替えの契機と合わせて道路の拡幅をして、
区民センターへの円滑な導入路として整備する予定でございます。
以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○はま委員 御説明ありがとうございます。私のほうからは、こちらの概要版の基本方針3の(1)の地域交通の導入支援ということなんですが、こちら
バリアフリー関連メニューということで、具体的にどういった地域交通を想定しているのかということと、あとは4ページの推進体制の中に、多様な人々が
まちづくりに参加できるよう、これまでの活動してきた方だけではなくて、それ以外の多様な人々が
まちづくりに参加できるよう連携協力しながらということで書かれているんですが、こういった新しい人々が参加できるようにしていくために、今、具体的に声かけであるとか、そういったことを行われているのかということを教えてください。
○
清水みどり土木政策課長 それでは、1点目の地域交通の導入支援につきまして、私から御答弁させていただきます。
現在、東部地区では、目黒駅を起点として総合庁舎までの間で地域交通の導入を検討しているところでございます。今、東急バスと、あと地域の東部の協議会、また区と3者の協定を結びまして、来年3月から
実証実験運行に向けた取組を現在進めているところでございます。地域交通の導入支援については、今進めている状況の内容のことでございます。
以上です。
○
小林地区整備課長 では、2点目の御質疑につきまして私からお答えいたします。
お手数ですが、別紙2の43ページをお開きください。
現在、
整備計画改定に向けまして、私どものほうで地域の多様な団体、町会、商店街をはじめ、例えば民間企業の皆さんにもヒアリング等させていただきました。特に権之助坂周辺の商店街の皆様、既に例えば学生さんですとか、民間企業さんと連携したイベント、お祭りですとか、アート・ミュージックフェスタみたいなものを非常に多様に既に展開されておりまして、そういったところと引き続き連携したいなと思っている中で、この43ページに書かれたとおり、具体的にお話ししますと、まずやはり一番上、
施策①、区民センターにおける交流機会の創出、こちらがまず大きくなってくるだろうということで、
区民センターをきっかけにしました、恐らくそこの
エリアマネジメント活動と連携を図りながら、周辺地域の魅力とにぎわいの創出に向けたそういったところも、我々のほうで地域の皆さんとやっていきたいというふうに思っております。
あと、施策②に書かれていますとおり、公共空間の新しい利活用、こちらも検討してまいりたいと考えております。かなりこの目黒周辺では、地域のイベント、または活動に参加したいという方がかなりいることが私ども分かりましたので、そういった方が活動できる場をしっかりつくっていくことが大事と思いますので、こういった公共空間の新しい利活用についても検討して、皆さんが活動できる場を用意していきたいと考えております。
(2)のだれもが主体的にのところでございますが、こちらに書かれておりますように、まずは小さなアクションの実践をやっていきたいと思っております。
地区整備課、我々区としましては来年度から、この辺一帯の区民主体の動きも捉まえながら、地域の皆さんと連携できる
きっかけづくり、またアクションの試行みたいなものを始めていきたいと思っておりますので、その場を用意しつつ、実際に
まちづくり活動をしていただける団体、そういう世に言うキーマンを見つけたりしながら取組を進めていきたいと考えております。
(3)のつながりが広がる
仕組みづくりと情報発信でございますが、地域の皆様から町会の活動などをもう少し地域の皆さんに発信したいんだというお声も多分にいただいております。かなり町会、商店街の皆さんでイベントをやってることが地域の皆さんに発信できていない。それがきっかけで本当はもっと活動したい人、もっと新たに取り組みたい人はいっぱいいるんだけど、参加できる情報がないんで、参加しづらいという声も聞いてますので、そういった情報発信にも取り組んでいきたいというふうに考えております。
私からは以上でございます。
○はま委員 ありがとうございます。今、御説明のありました43ページの施策2の中の公共空間の新しい活用方法の検討ということで、いろんな方々が活動できる場を検討ということなんですけれども、こちら
目黒区民センターの例えば文化、美術館といったところも全部新しくなるかと思うんですけれども、そういった具体的な場所での活動できる場も検討していということでよろしいでしょうか。
○
小林地区整備課長 再度の御質疑にお答えいたします。
まさに今御質疑いただきましたとおり、我々
地区整備課で資産経営課と連携しまして、やはり箱物を造って終わりにはならないように、恐らく
区民センターができた暁には、あそこにエリアマネジメント的な組織、また運営ができると思います。そういった中で新たな美術館も恐らく整備されますし、区民公園もしっかりそれと連動したような形で空間が整備されますので、区民の皆さんの交流、活動に向けまして、その場を用意するだけではなくて、例えば美術館のイベントに区民の皆さんが参加していただいて、それを例えば屋外にも展開できたりとか、中でワークショップできるとか、そういった活動もしっかり目指していきたいというふうに考えて、今はその辺も
仕組みづくりを考えているところでございます。
あわせまして、
区民センター、当然区民の皆様が集まってきていただく施設で、そういった活動もしっかり展開しながら、
区民センター以外の敷地、今、民間の企業の敷地なども使っていいよっていう話もいただいたりしてますので、様々この駅周辺の活用できる公共、あと民間の敷地を活用しながら、様々なイベントが展開できるような仕組みをしっかり考えてきたいと考えております。
私からは以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○吉野委員 すみません、ちょっと1点だけ確認なんですけど、これ区境に当たるので、品川区との連携というのはどのような形で今行っているのかっていうのだけ1点確認したいと思います。
○
小林地区整備課長 品川区との連携についてでございます。こちらにつきましては、下目黒一丁目地区の地区計画の策定の動き、3年ぐらい前から動いていたりですとか、整備計画の改定に向けましてもちょうど3年ぐらい前から動いておりまして、品川区もちょうどその頃、我々の
都市計画マスタープラン改定と、品川区の
まちづくりマスタープランの改定の時期もちょうど合ったものですから、品川区とは常に情報共有しながら、品川区側の計画にも我々の計画がしっかり反映されて、我々の計画も品川区側の計画に反映するような形をしっかり足並みそろえて進めさせていただいております。
また、特に品川区は今現在も、まだこの計画に位置づけできないんですが、市街地再開発の動きが品川区と目黒区の行政境を挟んだ敷地でまだ検討が進んでいたりですとか、なかなか大きな動きもありますので、しっかりその辺は品川区と連携しながら、情報共有しながら進めているところでございます。
私からは以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○金井委員 すみません、ちょっと私も1点だけ確認なんですけれども、
住民説明会のまず呼びかけの範囲と方法と、あとここら辺やっぱり企業も多いので、例えば企業のほうにも声かけをするのかどうか。例えば夜のにぎわいを創出してるのって、やはりそこの勤めが終えた会社の人たちが多いのかなというふうな気もするので、そういったところも呼びかけの対象になるのかどうかというのをお伺いしたいです。
○
小林地区整備課長 住民説明会に向けた周知等でございます。こちらにつきましては、かがみ文にも少し記載しておりますが、より詳しく御説明させていただきます。
まず、意見募集と
住民説明会の周知につきましては、区報、今11月15日号を予定しておりまして、区報、
区公式ウェブサイト、あとSNS、LINE、あとX、旧ツイッターですね、そちらを活用させていただくとともに、この地区内には全て
ポスティングをする予定でございます。現在、約9,500部ほど
ポスティングで周知する予定でございますので、お住まいの方、事業を営まれてる方、企業さんにも
ポスティングで届くように段取りを組んでございます。
またあわせまして、この整備計画の内容につきましては、
地区整備課の窓口だけではなく、下目黒住区センター、田道住区センターでも閲覧ができるようにしまして、広く御意見を聞くとともに、今
ユーチューブで11月15日から動画を配信する予定で段取りも組んでございます。新型コロナが2類から5類に移行したところでございますが、今インフルエンザも増えたりしておりまして、意見は言いたいけど、
住民説明会に出たくないという方がいらっしゃることも多分に想定されますので、
住民説明会で説明する内容を
ユーチューブの動画にしまして、そちらを見ていただいて意見も募集できるというふうにもしております。御意見については、当然
LoGoフォームを活用したインターネットでの回答もできるようにしておりますので、なるべく接触せずにも御意見をいただけるような形も取っております。
ちなみに手前みそですが、この
ユーチューブにつきましては、外部に委託するとかなりのお金がかかるんですけども、我々職員が自前で動画と音声をナレーション吹き込んでつくっておりますので、手作り感がある動画になるかと。ぜひ御視聴された際には温かい目で、楽しんで見ていただければなと思っております。よろしくお願いします。
私からは以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○岩崎副委員長 この目黒駅周辺の整備計画ですけれども、下目黒一丁目地域については、
街づくり協議会で地区計画もつくって、それに基づいて条例なども制定してきたと。今度は目黒二丁目の地域については、今、
区民センターの整備とともに、周辺については協議会をつくって、協議会での検討内容について、そのうちにそれも示されるであろうということなんですけれども、今これまでの経過を見ると、例えば目黒一丁目だとか、下目黒二丁目地域だとか、そういう部分もこのエリアの中にはあります。
いろいろ地域が主役の
まちづくりということも掲げているんですけれども、そういうポイントなんかも考慮すると、やはり全域的に
街づくり協議会などを使って協議をして、何らかの住民の合意に基づいた
まちづくりを進めていくっていう流れだとは思うんですけれども、全体の面的な進め方っていうのは、下目黒一丁目と目黒二丁目については今具体的には進んでいる。そのほかについてはどういうふうな考え方で進めていこうかという何か方針があるのかどうかということが1点目です。
それから、2点目は、具体的な話で
区民センターや
下目黒小学校における避難所機能の充実というのも掲げていますけれども、目黒川の流域で豪雨のときの水害の危険度も一定程度高い地域だということで、そういうところにおける避難所機能の充実ということを掲げているんですが、具体的にどんなことを想定しているのかお伺いします。
以上です。
○
小林地区整備課長 では、2点にわたる御質疑に順次お答えいたします。
まず、この地区全体、特に目黒一丁目、下目黒二丁目についてどうしていくかという方針のところでございます。我々も、目黒駅周辺は目黒区都市計画マスタープランで広域生活拠点に位置づけられておりますので、複合市街地の形成、特に老朽建物が非常に多い地域でございますので、都市の更新に向けてしっかりと取り組むべきだと思っておりますので、この4地区、目黒二丁目、目黒一丁目、下目黒一丁目、下目黒二丁目につきましても、全体的な
まちづくりを進めていきたいというふうに考えているところでございます。
昨年度から地域の皆様にアンケートをさせていただいたり、我々基礎調査もさせていただいたりしている中で、例えばでございますが、別紙2の17ページをお開きください。
別紙2の17ページの例えば産業のところでございますが、上の四角枠で囲まれたところですね、例えば下目黒二丁目地区につきましては、かなりこの地区全体における特徴ですが、情報通信業ですとか、学術研究、専門サービス事業が非常に増えている中で、その下のところで製造業、特に下目黒二丁目なんかでは、非常に製造業はここは昔から盛んだった地域だったんですけども、製造業が非常に大きく減っております。つまり昔で言う工場が減って、マンションに建て替えられる方が非常に多くなっております。
そこで、我々もこの下目黒二丁目の方にヒアリングを直接させていただきまして、こういった複合市街地、特に昔の産業というところで従前あった工業がなくなっていく中で、どういったまちを目指しますかと直接まちに声を聞かせていただいたところ、我々も少しびっくりしたのは、いやいや我々はこれでいいんだというところがあって、住宅と工場が混在してるまちの状況に問題は感じていないよと。むしろ我々のほうとしては、マンションがどんどん建ってしまって、単身者が多くて、町会のネットワークが機能しない、そちらのほうをむしろ懸念しているので、我々町会の活動をそういった方に届くような情報発信、そういったツールをまずつくってくれと言われたところが、非常に我々も入ってみて、はっと気づかされたところでございます。
目標感としましては、
区民センター周辺、また下目黒一丁目地区の複合市街地建て替えが進んでいく中で、そこの
まちづくりの機運が高まっていく中で、目黒一丁目、また下目黒二丁目のほうにもそういった
まちづくりの機運が波及していくということを目指して、まずはその2地区についてしっかり取り組んでいきつつも、目黒一丁目、下目黒二丁目につきましても、先ほどまちの課題等ありますので、そこの更新に向けてしっかり取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、全体の底上げに向けて引き続き取り組んでいきたいと思っております。
質疑の2点目、
区民センター、また
下目黒小学校における避難所機能の件でございます。こちらにつきましては、お手数ですが、ページでいきますと、別紙2の41ページをお開きください。
41ページの基本方針の中ほど、(2)誰もが安全に逃げられる避難機能の強化のところに少しこちらに具体を書かせていただいております。新たな
目黒区民センターや
下目黒小学校の避難所機能の充実につきましては、まず十分な安全性が確保された、震災時等における避難所としての機能の充実を図るとともに、防災力向上の観点から避難所の位置づけについても今回見直しも視野に入れて検討したいと考えております。また、
区民センターの建て替えに併せまして、災害時に一時的に滞留することができる、そういったオープンスペースや広場、そういったものを設けていきたいと考えております。こちらつきましては今、資産経営課で取り組んでいます基本計画とも足並みそろえていきたいと考えております。
やはり大事なところは、現在、
下目黒小学校は地域避難所、また
区民センターは補完避難所に指定されてるところでございますが、水害ハザードのマップに入ってるところも踏まえまして、この建て替えの契機を捉まえて、引き続き地域の防災活動の拠点とするとともに、さらなる防災力向上の観点から、避難所についての見直し、そういったものも視野に入れて検討したいと考えております。
私からは以上でございます。
○岩崎副委員長 今の17ページのところ、主に下目黒二丁目の地域のことだということで、確かに大きな工場もなくなって、今、住居と事業所が混在しているような地域だと思います。確かに中小企業なども多い地域ですので、どのように地域経済に貢献してもらうかということとともに、住宅にお住まいの方もいる地域ですので、そういうところで、どうお互い
まちづくりに参加してもらっていくかというようなことが中心になっていくのかなというふうに思っています。
先ほど品川区とともに市街地再開発に向けたそういう動きもあるというようなこともおっしゃっていましたけれども、そういう動きがあるという中で、より一層
まちづくりの在り方というのも、今後そこに実際お住まいになっている方、またそこで営業活動などをやっている方の意向などもやっぱりきちんと聞いていく必要があると思うんですが、その辺のところはどのように進めていこうと思っているのか、改めてお聞きをいたします。
それから、避難所のことですけれども、よく向原小学校なんかもそうなんですけども、ハザードマップで水害のちょっとリスクが高い地域は、そこに避難するんじゃなくて、とにかくほかに逃げてくれというようなことがよく言われるんですけれども、そうなると
区民センター、ないし下目黒の小学校のところというのは、そういう水害の危険度の一定程度あるような地域なので、そこが大地震のときの避難所ということでは機能するのかもしれないですけども、豪雨などのときについては、果たしてそこがきちんとしたその避難所になるのかどうかというようなこともあり、またどちらかというと、もう少し高台のほうに避難所を設けてくれという意見もありますけれども、そういう中で
区民センターの整備、それから
下目黒小学校の改築整備というような中で、豪雨のときの避難所として、きちんと機能できるのかどうかということについても、もちろん考えているとは思うんですけども、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。
以上です。
○
小林地区整備課長 では、2点にわたる御質疑に順次お答えいたします。
まず、1点目の
まちづくりの参加の契機ですとか、在り方、住んでいる方、営業している方の声をどう聞いていくかというところでございます。現在、目黒駅周辺地区では、区のほうで
まちづくり懇談会を開催させていただいておりまして、もちろんそちらの声も聞きながら、定期的にニュースも発行して、御意見も聞かせていただいてるところでございます。また、我々担当職員が地域に入っていって、実際どうですかという声を、事業者さん、またお住まいの方にも聞きながら、
まちづくりを進めているところでございますので、引き続きこういった地道な活動もしながら、声を聞いていきたいかなと思ってます。
そういった声の中で、そこの特定のある地域の方からすれば、我々の地域の
まちづくりとしては、例えば皆さん一緒に
まちづくり、共同化したいので、再開発手法で目黒区考えてくれないかっていう声もあれば、いや我々のところでは個別の建て替えが進むような
まちづくり、何かルールづくりしてくれないか、そういった各地区の特性に合わせた声、御要望をお聞きしながら、我々のほうで様々な都市計画手法ですとか、専門的な法律の活用制度をアドバイスさせていただいて、必要であれば御支援させていただいて、予算化もしながら、一緒に取り組んでいける、そういった二人三脚の取組を今後も公民連携で進めていきたいというふうに考えております。
2番目の水害の危険、そういった際の
区民センター、下目黒小の避難所機能の件でございます。御質疑にありますとおり、やはり目黒川がいつ水害が溢水して、公共施設に被害をもたらす、また区民の皆様にも被害をもたらす可能性というのは否定できないところでございます。
そういった中で今現在、資産経営課のほうで中心になって、
区民センター建て替えの計画は進めておりますので、水害時の件についてもしっかりと計画の中に位置づけて、例えば今現在の目黒美術館ですと、地下にもし浸水しますと、機械設備が傷んでしまいますと、機能全体が止まってしまいますので、そういったことがないような設計、基本的な考えというのは持った形で基本計画は進めたところでございます。
また、目黒川についていきますと、東京都が令和4年度から、目黒川上流部の3支川、北沢川、烏山川、蛇崩川だったかと記憶してますが、そういった上流部の洪水を止水しまして、環状7号線の地下の広域貯水池と連結するようなトンネルを造るような計画が動いていることも把握してますので、我々目黒区だけではなかなか対応できないところを東京都も連携しながら、大きな視点で水害対策が進んでいくところも視野に入れながら、
区民センターの在り方、下目黒小の避難機能の在り方についても検討したいというふうに考えております。
私からは以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○小林委員 今回この整備計画の素案が上がってきて、コロナ禍の中でも懇談会も何回も開催されたり、アンケートをまとめられたりして、御苦労されて、やっと形になってきたのかなと思います。それで、多くの所管にまたがるので、パブコメの中で会派の意見は出させていただきたいと思うんですけども、一つ確認したいのが、別紙2の44ページのところに今後のスケジュールがあります。これ10年間の計画なので、この10年間、今後、非常に劇的に変わっていくエリアになりますよね。
それで、これずっと見ていくと、通年でやっている啓発事業もあれば、いろいろあって、全てこの線が、どれが優先的に進められるのかとか、どこを見て終わりが見えているのかとかがちょっと分かりづらかったんですけれども、この整備計画にのっとった進捗状況っていうのはどれくらいの頻度で、年に1回だとちょっと分かりにくいから、5年に1回なのか、3年に1回なのか、この委員会とか、議会のほうへの報告をされる予定でいるのか、そこをちょっと確認したいと思います。
○
小林地区整備課長 では、整備計画の進捗等、またその御報告についてでございます。御質疑ありましたとおり、実は44、45ページにつきましては、我々
地区整備課の職員も、これだけ盛り込んだ計画っていうのはなかなかないなと自負してるところです。なので、本来であれば1年間で終わりとか、この時期にやって終わりみたいなものも載せようかと思ったんですが、もっとダイナミックに通年でかかるものばっかりだよねということになりまして、実は全部のバーが通年でかかるという、ちょっと珍しいケースになったということで、つまりそれぐらいこの地区は長い視点で、かつどの事業も通年で手を入れていかないといけないという大事さがここからは見て取れますので、しっかり力を入れて取り組んでいきたいというふうに思っております。
委員会の御報告につきましては、当然社会情勢の変化等によって見直しは考えていきたいかなと思いますので、定期的に我々も状況を把握、調査しながら、折々見て、また委員会にも御報告していきたいというふうに考えており、まだ何年に1回とか、そこまではちょっと考えていないところでございます。
以上でございます。
○小林委員 分かりました。そうすると、確かに通年でやってる事業もたくさんあるので、それぞれの事業別の報告は例年どおりの委員会報告で上がってきたり、そうするとこちらの整備計画との進捗具合とマッチして報告できるような形だと、委員のほうも分かりやすいのかなと思いましたので、そのあたりは任せますけれども、どれぐらい進んでいるのか、区民の方にも分かるような形での周知と報告はぜひしていっていただきたいと思いますので、いかがでしょうか。
○
小林地区整備課長 大変失礼いたしました。別紙の例えばでございますが、20ページをお開きください。
20ページから23ページまでにかけて、現在の整備計画の取組状況について御報告のページが入っていまして、こちら見ていただくと、例えば権之助坂歩道橋の撤去、ゾーン30の指定、また22ページにいきますと、自転車等放置禁止区域の拡大、また
水質浄化対策、観光案内標識の設置、下目黒一丁目地区の
まちづくり、地区計画策定、そういった各プロジェクトごと、事業ごとに当然その各折々に触れて、委員会のほうにはもちろん報告させていただいておりますので、各実践した事業については、こういった形で報告はさせていただいてございますので、そのように進めていきたいと思っております。
私からは以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 それでは、(1)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(2)
木造住宅密集地域内の不燃化加速の取組について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (2)
木造住宅密集地域内の不燃化加速の取組について、報告を受けます。
○渡邊
木密地域整備課長 それでは、
木造住宅密集地域内の不燃化加速の取組について御説明いたします。
項番1の背景でございますが、ページの真ん中にございます概念図も御確認いただきながら御説明を聞いていただきたく存じます。
東京都が策定しました防災都市づくり推進計画では、都内の
木造住宅密集地域の中で震災時に特に甚大な被害が想定される地域、いわゆる整備地域と言いますが、令和7年度までに28ある整備地域の半数で、そして令和12年度までには全てで、不燃領域率を70%以上とする目標を掲げております。
これまで整備地域内の中でも特に集中的に防災性の向上を図るべき地域を重点整備地域として位置づけまして、不燃化を強力に推進してきましたが、重点整備地域における取組だけでは、整備地域一つ大きな範囲でございますけれども、その整備地域における目標達成が困難な状況です。
そのような状況の中、東京都はTOKYO強靱化プロジェクトを策定しまして、大地震があっても「倒れない・燃えない・助かる」まちをつくるプロジェクトのリーディング事業の一つとして、令和7年度末までを事業期間とする重点整備地域外の整備地域における除却費や建て替えの設計・監理費の助成等を行う新たな補助制度である整備地域不燃化加速事業を創設したところです。
項番2の区の取組でございますが、令和7年度末を期限とする
木造住宅密集地域整備事業や東京都不燃化推進特定整備事業などの活用によりまして、令和4年度末時点の重点整備地域の不燃領域率は62.4%となっており、着実に成果を上げているところです。
しかしながら、やはり重点整備地域における取組だけでは目標の達成が困難という状況であることから、重点整備地域外の整備地域において、新たな東京都補助制度の実施、いわゆる整備地域不燃化加速事業の導入に向け検討してきたところです。
2ページ目を御覧いただきまして、項番3の区内の整備地域である林試の森周辺・荏原地域の現状でございます。記載のとおり、品川区が約8割を占める構成の地域に本区は属しているという状況でございます。整備地域は、都の平均の不燃領域率よりもちょっと低い状況となってございます。
なお、一番右の欄に都内における新たな補助制度の実施状況をお示ししてございますが、20区中、目黒区を除く7区で動き始めてるといったような状況になります。
ここで4ページ目を御覧をいただきたいと思います。
別紙資料でございますが、図1には、また下の表には、23区内の整備地域の範囲、また不燃領域率といったものをお示ししている状況でございます。
2ページ目にお戻りをいただきまして、項番4、本区の整備地域の現状でございます。10の町丁目が対象となってございます。その10の町丁目の全域、または一部区域で構成されてるといった状況です。網かけをさせていただいているところは、既に重点整備地域として事業を行っている町丁目です。したがいまして、今回検討しているものは、上側の6つの町丁目が今回の対象となってございます。
項番5の事業実施区域の選定でございます。こちら重点整備地域外の整備地域のうち、目黒本町二丁目、三丁目、碑文谷一丁目につきましては、項番4の表のとおり、令和3年度末時点で不燃領域率が70%を超えているということから実施区域から外す形です。
次に、下目黒四丁目につきましても、準耐火建築物以上の建て替えが進んでまして、不燃領域率の上昇率を踏まえますと、令和12年度までには不燃領域率70%に達する見込みとあるため、実施区域から外すとします。したがいまして、目黒本町四丁目全域と原町二丁目の一部地域の約20ヘクタールについて、新たな補助制度を実施することといたします。
3ページ目にまいりまして、項番6の事業概要でございます。
事業期間は、記載のとおりでございます。
補助事業等の概要につきましては、記載のとおり、除却、建替え促進、店舗等の建替え加算助成を行うといったこととなります。
項番7の財源でございますが、基本的には都と区が半分ずつという形になります。なお、店舗等建て替え加算については、不燃化推進特定整備事業と同様に商店街振興を踏まえまして実施することとし、その部分のみ区単費という形になります。
項番8の今後の予定でございますけども、委員会報告後に説明会開催などの実施区域への周知啓発を行い、令和6年4月から補助制度を実施してまいる予定でございます。
先ほどお示ししました4ページ以降につきましては、整備地域の位置図や不燃領域率、また目黒区内の事業案内図をお示ししてます。後ほど御覧いただければと存じます。
説明は以上です。
○
田島委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○金井委員 御説明ありがとうございました。項番の4で目黒本町二丁目及び三丁目、碑文谷一丁目はもう7割超えてるので、対象としないということだったんですが、これは全部まとめて対象にしたほうがもっと早く進むのか、そういう考え方にはならないんでしょうか、1点だけお伺いしたいと思います。
○渡邊
木密地域整備課長 全区域を対象にしたほうがいいんじゃないかと、そのほうが効果があるんじゃないかという御質疑でございますが、委員おっしゃるとおり、これ全部行えば、その効果は出てくるだろうというふうに認識してございますが、70%不燃領域率を超えてきますと、なかなかそこから先、数字が上がってこないということもありますので、我々としては集中的に区域を絞った形で財源を投入することによって、効果が現れる場所を指定したという状況でございますので、そのような認識でございます。
以上です。
○
田島委員長 ほかに。
○小林委員 今回の重点整備地域外での区としての取組の報告が上がってきたわけなんですが、さきの定例会の一般質問でも私が聞かせていただいて、その後、区のほうで現状の調査をされて、今度、目黒本町四丁目と原町二丁目の区域がその対象になるということです。
今後、この委員会の後からだと思うんですが、説明会と、あとそれから周知啓発に進んでいくわけなんですけれども、今年度入って、結構、防災訓練、町会、住区でも非常にコロナ禍前に戻ってきて、活発にされてきています。例えば目黒本町四丁目だったら、月光町会さんとか、清水町会さんとか、それから向原西町会さんとか、そういったところの防災訓練のスケジュールを区のほうで見ながら、そうした場面で、新しく今度ここの地域も対象になるんですよ、というような区からの呼びかけももちろん考えられていらっしゃるんですよね、という1点確認です。
○渡邊
木密地域整備課長 町会の活動などにおいて周知啓発を行っていくことでございますけども、例えば今具体的におっしゃっていただきました目黒本町四丁目ですと、清水町会さんと月光町会さんが関係します。まだ我々地元に入ってない状況ですので、まず町会長さんだとか、あと場合によっては商店街のほうともお話をしたいなと思ってます。
そういった中で例えば月光町会さんですと、今週末に早速4町会連合で防災訓練があるということも承知してございますので、そこの場で、どこまでちょっとお話しできるかになりますけども、そういった機会を捉えて、我々も把握してるところで周知をまずしていくという形を考えてございます。
やっぱりちょっと地域としてはピンポイントになる部分があるので、かなり町会だとか、商店街のお力を借りて、ピンポイントに周知啓発していかないと、なかなか難しいかなと思ってますので、そういったところを活用させていただきながら、御協力いただきながら、周知啓発を進めてまいりたいと、そのように考えてございます。
以上です。
○小林委員 ありがとうございます。木密地域の指定されてる町会さんたちは、自分たちが対象だっていうのは分かってらっしゃるんですが、新たなところはやっぱりその意識が多分ないので、ぜひ東京都の強靱化プロジェクトを目黒区でもしっかり進めていくという意味では、地域の行事等もスケジュールのほうしっかり把握して、商店街会長さん、町会長さん、住区の会長なども含めて、都度都度顔を出しながら、お話をされていくようにお願いいたします。
それで、ちょっと一つ私、気になったのが、今日、企画のほうで感震ブレーカーの報告がされてますけれども、木密のところもかかりますよね。一応危機管理のところなので、
都市環境委員会のほうでは報告がないのは分かるんですが、木密地域の中での今回東京都の助成と区の助成が同じ時期にその助成が始まるのは非常に混乱がしやすいという中で、何で情報提供ぐらいはなかったのかなということで、ちょっとその点お伺いしたいんですが、非常に私のほうでも混乱するような、同じような時期での感震ブレーカーでの助成が始まるので、ちょっと木密地域に関わる委員会の中でも情報提供はあってもよかったのかなと思ったんですけども、その点については、なぜ資料配付なり、そういうのがされなかったのか、お伺いしたいと思います。
○渡邊
木密地域整備課長 まず、1点目のやはり周知啓発で、地元に対して、都度顔を出して進めていかなきゃいけないという御質疑でございますけども、委員おっしゃるとおりで、我々は本当に先ほど申し上げましたように防災訓練があるということも承知してますが、それ以外もやはり町会さんにお会いして、例えば役員会などにお伺いして、しっかり御説明申し上げて、そういった多くの方が確認できる、集まる場などを捉えて、しっかり周知を行ってまいりたいと思います。
特に目黒本町四丁目のほうは、以前、防災生活圏促進事業というのがあったんですが、それが平成18年で終わってしまって、それからやっぱり15年以上たってるという状況で、地域の方も多少記憶があるかもしれませんけれども、その部分を考えますとやっぱりなかなか難しい部分もあると思いますので、しっかり周知を行ってまいりたいと、そのように考えてございます。
2点目の感震ブレーカーの件でございますけども、これについては東京都のほうで、地域振興課のほうで恐らくメインに配布に向けて動き出しているという情報は聞いてございます。その際は生活福祉委員会で情報提供させていただたというふうに記憶してございます。
今回の件についても、委員おっしゃるとおり、ちょっと我々も情報をつかむのが非常に遅かったところで、大変恐縮だったんですが、この辺の相談も先週から今週にかけてお話は聞いてございましたので、こういった取組について、協議会などを通じて、
まちづくりニュースなどもございますので、そういったところでしっかり周知をさせていただいて、できる限り都と区で感震ブレーカーが配布されるという状況、地元の方もかなり混乱することは想定されますので、我々は協議会がございますから、まず協議会などを通じて、また町会さんもつながってますので、そこでしっかりとそういった取組ですよというのを、我々のほうも協力させていただいて、御理解に努めていく努力をしてまいりたいと、そのように考えてございます。
以上です。
○
田島委員長 ほかに。
○坂元委員 1点確認させていただきたいんですが、こういった事業が例えば進んでない原因として、僕なんかが簡単に思いつくのが、高齢化によって、権利の問題とか、住み慣れた家にずっと住んでいたいとか、そういったとこが思いつくんですけど、まず高齢世帯が原因となって進んでいない率が大体どれぐらいなのかと、あと原因としてほかにどういったことが考えられるのか、そういったことを調べられているのか、ちょっとお伺いしたいです。
○渡邊
木密地域整備課長 こういった
木造住宅密集地域内の不燃化が加速していない原因ということで御質疑いただきましたけども、我々がこの助成制度をさせていただく、不燃化推進特定整備事業など使っていただいた方々にはアンケートをお答えいただいている状況です。
その中では、やはり資金的なところを一番に掲げてる方が多い状況です。あと、助成制度につながる手前のところで、我々も専門家派遣というものを行ってございますけれども、その中でお話を伺うとやはり権利関係ですかね、そういったところに不安を感じてる方が多くいらっしゃったということ、あとは税金の関係だとかのお話を多くいただいてますので、専門関係を使って、御不安な部分とか、なかなか進まない原因のところについては、そういった事業を使って、皆さんに御納得いただきながら、この助成制度も御利用いただきながら、建て替えを進めていただいているという状況になってございます。
私からは以上です。
○坂元委員 御説明ありがとうございます。高齢者とか、長い時間かけて交渉していかなきゃいけない例とかもあると思うんですけど、そういった場合、区が1軒1軒この方はこういう問題で建て替えが頓挫してるとか、細かい1軒単位で進めているのか、それともそうした情報ではなくて、地域単位で解決を進めているのか、お伺いしたいです。
○清水
都市整備部長 御質疑は一応この不燃化の話ではございますが、本当にもっと広い意味で耐震化とか、不燃化全般のこととして、私からお答えさせていただければと思います。
私どももこの方面大変長く関わっておりますので、それこそ阪神大震災から始まり、東日本大震災、その中で不燃化とか、耐震化、どういうふうに進めていけるかでございます。実は皆さんも御想像つくかと思いますが、地震とかがあると、急激にいろんなものの募集とか、応募があって、それなりに進むんですが、正直一、二年もすると、これは別に目黒区に限らず、皆さんすぐまた関心が低くなってしまうところがございます。
区としては、それで当然いいとは思っておりませんので、耐震化にしても、不燃化にしても、それこそ区の職員も一緒に、また専門家も含めて、1軒1軒戸別にここの家はもうちょっと入ったほうがいいだろうみたいなところで回ったりするんです。そうすると、やはり御高齢の方は確かにやりたい思いはあるんだけれども、もう長く住んでるし、自分もそう長くはないから、このまんまでいいやといったような形になってるっていうのもございます。それも非常に粘り強く、粘り強く話をしているところです。
ですので、御質疑として、広くという、地域でという捉え方も私どもしますし、一方で、戸別に本当にそれぞれの1軒1軒の状況を見た上で、戸別に案内もするというようなこと、これを本当に長い年月続けているものということで御理解いただければと、そのように存じます。
以上でございます。
○坂元委員 この話を聞いたのも、介護施設をやってて、本当に介護施設の職員もこれは建て替えたほうがいいよみたいな物件が散見されて、そういったときに信頼を得ているケアマネジャーを通じて話を持っていくとか、そうした方法はあるんじゃないかなというようなことも考えて、した質疑でした。今後介護施設の信頼を置ける人たちを通じた展開は考えられないかどうか、お伺い最後にします。
○清水
都市整備部長 私ども今おっしゃられたような耐震とか、そういうことに限らず、もっと広い意味で居住支援というようなこともやっております。今、目黒区の場合ですと居住支援は、福祉部門が、私ども当然都市整備部門も一緒ではございますが、目黒区の場合は、福祉部門が非常に強く関与するという形で、これは全国的にも先駆的な事例として進めているものでございます。
どのような施策を取るにしても、やはり御高齢の方等、また身体的な弱者の方々に対しては、なかなか私ども都市整備の住宅といったような部門だけで、できるものではございません。そういう観点がございますので、目黒区としては福祉的な観点から、皆様の居住についてお助けをするということをしております。
そういう中で実際に老朽化が激しいとか、耐震化とか、不燃化といったような話につながるような場合は、そういった観点からも、私どものほうでいろんな御案内を差し上げているということをしております。ただ、まだまだ実績としては大変少ないものではございますけれども、そういう観点は必要であるという認識の下、実際にそのような形で施策は進めているところでございます。そのように御理解いただければと存じます。
以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○岩崎副委員長 下目黒四丁目について、直近の5年間、建て替えなども進んでいるということで、不燃領域率の上昇率は高いだろうという予測を立てていますけれども、本当にこういう傾向が当該地域で続くのかどうか、それについてはどういう見立てをしたのか、改めてお聞きします。
以上です。
○渡邊
木密地域整備課長 下目黒四丁目の建て替えの動向ですけども、今、副委員長おっしゃっていただいたとおり、下目黒四丁目につきましてはこの5年間で約4.2%の上昇が見られたという状況になってます。今後、我々この推計を行っていきますと、令和12年度には70%を超えてくるという想定をしてます。この下目黒四丁目に限らずなんですが、建築基準法の改正などに伴いまして、いわゆる住居系の建物を建てる際には、いろいろ建蔽率の緩和といったものも出てきてますので、下目黒四丁目につきましても、建て替え、かなり準耐火以上の建物が建ってきてるというのも我々把握してございますので、そういったところから順調に進むのでないかというふうに認識はしてございます。
今回この事業、3ページ目を見ていただきますと、2年間の事業になってますけども、東京都と話す限りは、令和12年度までに整備地域28全てを70%にするには、この2年間ではなかなか難しい部分はあるんじゃないかなという認識をしてます。そういった意味では、その先も見据えてでございますけども、2年間、まずこの2つの地域、町丁目を集中的に行いまして、また下目黒四丁目などももう一回確認をしながら、その先もまた検討していくという形が現実的だろうというふうに考えてございます。
以上です。
○岩崎副委員長 大鳥中に近い部分なんかは、確かに区画も整って、割と不燃化の新しい建物なども建てられているという現状があると思いますけれども、全体的に坂道が多く、細路地も多く、行き止まり、どん詰まりの道路なども結構ある地域だということで、結構坂道に接したところに結構老朽木造住宅などもあったりということで、割とそういうところは建て替えしにくいのかなというような感触はあるんですけども、そういうところも含めて、順調に耐火建築物は増えていくのかという、ちょっと疑問は残るところなんですが、その辺はどのようにお考えか、お伺いします。
以上です。
○渡邊
木密地域整備課長 副委員長おっしゃっていただいてるとおり、下目黒四丁目は耕地整理を行っていないところですので、後から道路が基盤整備されてるところです。そういった中で4メーター以上の道路がしっかり整備されてるところもあれば、後々ちょっと狭い道路が整備されてるといった状況もございます。
この2年間、先ほど申し上げましたとおり、集中的にこの2つやっていきますけども、下目黒四丁目もしっかり追っていきたいと思ってます。やはりどうしても目黒通りに接しているところについては、かなり不燃領域率が上がってくるというところが傾向として見られますので、そういった細かいところも少し我々としてはもう一回確認をしながら、この2年間事業を進めていきながら、またその令和8年度以降の件についても検討を進めてまいりたい、そのように考えてございます。
以上です。
○
田島委員長 それでは、ちょっと換気休憩をさせていただこうと思います。
時間短いんですが、5分から再開させていただきます。
(休憩)
○
田島委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(3)目黒本町六丁目公園(仮称)整備計画(案)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 次に、(3)目黒本町六丁目公園(仮称)整備計画(案)について、報告を受けます。
○
清水みどり土木政策課長 こちらの案件につきましては、本年4月12日の
都市環境委員会におきまして、整備に向けた取組について御報告した内容について、整備計画(案)としてまとめたものでございます。
まず、項番1の経緯等でございます。
令和5年4月5日に公園用地として取得して以降、こちらの目黒本町六丁目公園(仮称)につきましては、地域と公園づくりの検討を進めてきたというところでございます。令和5年4月からは、公園のニーズの把握をするため、近隣住民、近隣保育施設等を対象にアンケート調査を行うということと、近隣住民や関係町会等の参加による検討会を3回開催し、隣接住民との調整も図りながら整備内容を取りまとめてきたというところでございます。
項番2、検討会の開催結果及び主な意見要望と検討結果についてでございます。
記載の3回、こちらの内容で検討会を進めてきたというところでございます。
主な意見要望と検討結果につきましては、恐れ入ります、裏面の2ページ、別表を御覧ください。
まず、1のトイレについてでございますが、トイレの位置についてはいろいろ御意見あったところでございますけれども、道路側に寄せた位置でバリアフリートイレを設置するということで落ち着いたというところでございます。
2の防災についてでございますが、防火水槽の設置要望については40トンの防火水槽を設置すること、またかまどベンチを設置する内容としておりますが、その位置については、搬入車両に支障がない位置に置こうということにしております。
3の設置予定施設についてでございますけれども、丸の2つ目ですけども、水飲みの位置についてやはり広場側へ移したほうがよいのではないかということについては、その内容で変更しております。防犯カメラの設置でございますけれども、敷地面積1,000平米以上の公園に必要に応じて防犯カメラを設置するという区の方針でございますので、今回の公園については設置する予定はないということになっております。
4の公園の利用についてでございますが、ボール遊びの利用の制限でございますが、硬いボールを用いた遊びは禁止としていますけれども、軟らかいボールで遊ぶのは認めているということで、今後、公園整備に合わせて制札板等でそこら辺を明記してくという内容で整理をしております。
こちらの内容を整理した内容が、3ページ目の下のところが整備計画の案になります。
全体507.81平米の公園でございますけれども、真ん中に健康・広場ゾーンといたしまして、健康遊具や鉄棒など、真ん中の舗装については草原、この草原を取り囲むような形で園路、また休憩施設を設置するという内容になっております。出入口については2か所通り抜けられるような形でなっております。トイレでございますけれども、左下、南側のところでございます。バリアフリートイレをこちらのほうに設置し、防火水槽についても地下に、この出入口付近のところに設置するというものです。
恐れ入ります、1ページ目のところに戻っていただきまして、項番3、整備計画(案)の概要でございます。
(1)としまして、防災性の向上につきましては、防災資機材倉庫や防火水槽、防災学習スツール等を設置するという内容にしております。
(2)のユニバーサルデザインによる施設整備でございますが、先ほど御説明した健康ゾーン、広場ゾーンを一体にしました広場整備、またバリアフリートイレを設置するという内容にしております。
(3)のみどりの創出でございますけれども、生き物を身近に触れ、季節の変化を感じることができるようにするため、低木から高木までの階層のある植栽、花が咲いたり紅葉したりすると、季節が感じられる植栽を行うということで整理しております。
項番4、今後の予定でございますけれども、令和6年7月から整備工事に着手し、令和7年3月に工事完了後開園という内容で考えております。
説明は以上でございます。
○
田島委員長 ただいま説明が終わりました。
質疑を受けます。
○小林委員 この地域に公園や広場が、木密地域のほうですね、次々整備が進んでいることを私は非常にうれしく思っております。それで、いろいろな検討会などでも話が出てるのかもしれませんが、この公園とか、次の洗足一丁目広場のにも係るんですが、名前って、このまま六丁目公園とか、洗足一丁目広場とか、何か住所をそのまんま使ったような名前になってしまうのか、それとも検討会とか、地域のほうから、子どもの遊具もあるし、新たな公園なので、こういった名前にしたいっていうような要望も出ているのかどうかをちょっとお伺いしたいです。
○
清水みどり土木政策課長 これまでの公園の名称についてですけれども、一般的には地元町会等から推薦を、こういった名称をつけてもらいたいというような推薦をいただいて決めてる場合がございます。ただ、いきなり名称くださいと言っても、なかなかやっぱりアイデアとかも浮かばないところがありますので、例えばこういった内容の名称はいかがですかっていうのを区から5案ぐらい提示して、その中から選んでこられるところもございますし、全く違う公園名称にしてほしいというような要望もあるところでございます。今後、その決め方についても、区で決めるということではなくて、地元の声をいただいて決める方向で、今後町会等と調整していきたいと考えております。
以上です。
○
田島委員長 ほかに。
○増茂委員 2点お伺いしたいんですけども、エントランスのところに安全バーみたいな、何ていう名称か、ちょっと分かんないんですけど、あると思うんですけども、それの幅は、ベビーカーとか、車椅子とかの幅に対応してるかどうかということと、あと草原ってありますけれども、芝生のようなものなのでしょうか。もし芝生のようなものだとしたら、お手入れとかはどういうふうな計画になっているのか、教えていただければと思います。
○
清水みどり土木政策課長 まず、1点目のエントランス部分のこの棒といいますか、バーの表示ですけれども、これは車止め柵の表示になります。委員御指摘のように車椅子ですとか、ベビーカー等が通行できる幅、最低90センチ以上という基準ございますので、そこら辺をクリアした形の幅で通行に支障がない形で設置してまいります。
それと、2点目の広場の草原でございますけれども、こちらのエリアにつきましては、現在シロツメクサを植栽、芝生ではないんですけれども、そういった草原も植栽して、広場ゾーンとしていくということになっております。
こちらは検討会の意見の中で、通常の土系の例えばダスト舗装とか、そういうことではなくて、ほこりも立ちにくく、そういった自然な感じの広場にしたいということの要望を受けて、そういった形で整理してきたというところでございます。
その広場の手入れですけれども、年間2回、そういった手入れをする、除草などをする維持管理経費を計上して、今後維持管理していくというものでございます。
以上です。
○
田島委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 それでは、(3)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(4)洗足一丁目広場(仮称)整備計画(案)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (4)洗足一丁目広場(仮称)整備計画(案)について、報告を受けます。
○
清水みどり土木政策課長 本案件につきましても、4月12日に
都市環境委員会に整備に向けた取組について御報告した内容となります。
まず、項番1の経緯等でございます。
こちらの土地につきましては、4月2日に地域住民主体の原町一丁目・洗足一丁目地区46沿道
まちづくり協議会から、
まちづくり提案で公園やポケットパークの整備の意見・要望が区に出されているというところでございます。46号線沿道にあります洗足一丁目広場(仮称)につきましては、令和5年1月23日に公園用地として取得して以降、令和5年6月から近隣住民や関係町会等の参加による検討会を2回開催し、隣接住民とも調整を図りながら、取りまとめてきたというところでございます。
項番2の検討会の開催結果及び主な意見要望と検討結果についてでございますが、検討会につきましては記載の回数、内容で実施しております。
主な意見要望と検討結果につきましては、裏面、2ページ目を御覧ください。
1のコミュニティ活動といたしましては、町会活動の拠点として、広場にテントが張れるぐらいのスペースを確保したいということで、オープンスペースをできる限り確保する計画としております。
2の防災でございます。防災倉庫の設置は、植栽等と同じ高さになるですとか、植栽の幅等の意見につきましては、広場の舗装と同じ高さでの設置、またオープンスペースをできる限り確保するのと目黒区の緑化基準に基づいて緑も確保するという内容にしております。
3の設置予定施設でございます。車止めにつきましては、先ほどの御質疑にもありましたけど、そういった車椅子等の使用に影響のない形で設置するということと、水飲みがあまり使われないイメージについてはあるんだけれどもとの内容を踏まえて、水のみは設置せずに、維持管理をメンテができるような散水栓を設置する方針ということで整理しております。また、照明灯についても、今後設計の中で検討するということや、下から3番目の防犯カメラについては、敷地の50平米というところもございますので、今回は設置しないということで説明をしております。
そうした内容で取りまとめましたのが3ページ目の内容になっております。
上側、北側が補助46号線、歩道部になりまして、そこからの出入口で、車止めを設置し、真ん中の部分がインターロッキングブロックの舗装の広場、休憩スペースとしてベンチを設置しまして、一番下側のところに防災倉庫を置くという内容で設置しております。その周り、メッシュフェンスで隣地とのところを囲みまして、緑化もやっていくという内容にしております。
恐れ入ります、かがみ文にお戻りいただきまして、項番3、整備計画(案)の概要でございます。
まず、(1)の防災性の向上でございますけれども、地域住民によります初期消火の拠点として機能する場とするため防災資機材倉庫等を設置するということにしております。
(2)の地域コミュニティの場としましては、46号線の歩道空間と一体的に活用できるコミュニティの場とするため広場空間を確保するという内容。
また、(3)のユニバーサルデザインによる施設整備ですけれども、出入口のバリアフリー化を図っていくというものでございます。
(4)みどりの創出ですけれども、生物多様性に配慮ということで、花と実のなる樹種を選んで今後植栽計画をしていくというものでございます。
項番4の今後の予定でございます。
令和6年10月に整備工事に着手し、令和7年3月に工事完了後開園ということで考えております。
説明は以上でございます。
○
田島委員長 説明が終わりました。
質疑を受けます。
○金井委員 御説明ありがとうございました。4点目の洗足一丁目広場については、項番3、(4)みどりの創出のところで、花と実のなる樹種を植栽というふうにあるんですけれども、目黒本町六丁目公園にはなかったなとか思ったり、防犯カメラの設置について、2ページ目なんですけど、目黒本町六丁目公園だと予定はありませんで終わっていて、今回はこれが道路から見通しのいい計画としますというふうに、ちょっとずつ差があるのは、これは何でなんでしょうか、まず1点だけ教えてください。
○
清水みどり土木政策課長 防犯カメラ等については、こちらに記載してある内容で、1,000平米以上の公園に必要に応じて防犯カメラを設置するという考え方に変わりはございません。ちょっと表現が違うのは、すみません、御容赦いただければというふうに存じます。
それと、植栽でございますけれども、こちら洗足一丁目広場のところにつきましては、限られた空間でしかないんですけれども、その中でもそういった生物多様性に配慮して植栽できるような樹種を考えていこうということで、低木でいきますとヒサカキですとか、アオキ、オオバ、エダノヒギですとか、実と花のなるような植栽をしていこうというふうに考えております。目黒本町六丁目公園につきましても、多様な植栽という考え方は変わりませんので、そこら辺を踏まえて今後もうちょっと詳細は詰めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○金井委員 ありがとうございます。ちょっと公園全体の整備についてなんですけれども、こうやって結構新しい公園ができるのって、やっぱりすばらしいなと思いますし、住民の方々からの意見をいろいろ聞いて、一緒につくっていくんだっていう姿勢は非常によく分かります。
その上で、例えば新しくできるところ、バリアフリーに特化した公園を1か所造ってみるとか、あるいはプレイパークのようなものを特化して造って整備をしていくとか、そういったエッジの効いたというか、ここにしかないっていうような独創的な計画とかっていうのは何かできたりしないものかっていうのをちょっとお伺いしたいと思います。
○
清水みどり土木政策課長 今回、目黒本町六丁目公園と洗足一丁目広場(仮称)の報告、整備計画(案)を報告させていただきましたけれども、4月に御報告させていただいたとおり、こちらの整備に向けた基本的な考え方として、木密地域であることですとか、これは防災に寄与する計画を基本的な考え方として、地域の方々と検討を進めてきたというところでございます。
特色ある公園づくりという視点での御質疑かと存じます。そういった視点は重要だと思いますので、それもできる面積、例えば立地条件であるとか、そういうところも踏まえて、やはり基本的な考え方を整理して、やはり地域に入っていく必要があるかなというふうに考えておりますので、そこら辺を踏まえて、住民参加を基本とした公園づくりの中で、そういった特色ある公園づくりについての視点も持って取り組んでいきたいと考えております。
以上です。
○
田島委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 それでは、(4)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(5)工事報告(2件)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (5)工事報告(2件)について、報告を受けます。
○
清水みどり土木政策課長 こちらの工事報告(2件)につきましては、本日の企画総務委員会に契約報告されてる案件となりますので、御報告させていただきます。
おめくりいただきまして、1ページ目、件名が交通安全施設等整備工事(あんしん歩行エリア形成事業)でございます。
場所につきましては、下の案内で黒塗りの箇所になりまして、こちらのあんしん歩行エリアの形成事業の範囲のあんほこエリア内の工事となります。
請負者、契約金額につきましては記載のとおりでございまして、工事の概要でございますけれども、薄層カラー舗装、これは路側帯の中のグリーンベルト化ですとか、自転車ナビマーク、また区画線が薄いところを設置する区画線設置、また傷んだ舗装を直すアスファルト舗装などを記載の数量で実施するものでございます。
工期でございますが、令和5年10月23日から令和6年3月25日までの期間となります。
続きまして、2ページ目、件名が目黒区立宮前公園リノベーション工事でございます。
こちらの案件につきましては、本年6月14日に
都市環境委員会のほうに整備計画(案)として御報告させていただいた内容となります。
場所は記載案内図のとおりでございまして、請負者、契約金額については記載のとおりでございます。
工事概要でございますが、裏面に施設平面図、6月に御報告させていただいた内容をつけておりますので、後ほど御覧いただければと存じます。この内容で園路広場から給排水、電気、植栽等の工事を行うというものでございます。
工期が令和5年10月27日から令和6年3月28日までの期間となります。
説明は以上です。
○
田島委員長 説明が終わりました。
質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 それでは、(5)の工事報告を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(6)工事報告(1件)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (6)の工事報告(1件)について、報告を受けます。
○林
道路公園サービス事務所長 では、私のほうから工事報告(1件)でございます。
件名が西郷山公園既設擁壁補強工事及びロープ柵設置工事でございます。
なお、この案件につきましては、本日の企画総務委員会で契約報告がされることとなっているものでございます。
では、おめくりいただきまして、裏面にまいります。
件名、それから場所、請負者、契約金額については記載のとおりでございます。
場所につきまして、案内図のほうを御覧ください。
下にあります西郷山公園でございます。西郷山公園のちょうど「園」という字が右側のほうにありますけど、その下のところが細長く白抜きになってる部分ございますけれども、ここの部分が一般の住宅になっておりまして、そこと公園の間にある擁壁の補強工事を行うものでございます。
工事概要でございますけれども、まず擁壁全体を出すために、山留め工を行いながら、土砂を掘削してまいります。そのとき周りの土砂が掘削したところに落ちてこないように3番の山留め工を行うものでございます。そして、擁壁全体が出てきましたら、擁壁の補修工の4番を行う予定でございます。その後、埋め戻す際につきましては、発生土を利用するのではなくて、新たに軽量盛土工という形で、軽量土を利用して、埋め戻しを行います。その後、6番のロープ柵設置工を行うというような内容の工事でございます。
工期につきましては、記載のとおり10月3日から工事に入ってございますが、3月15日までの工期となってございます。
説明としては以上でございます。
○
田島委員長 ただいま説明が終わりました。
質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 それでは、(6)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(7)目黒区
一般廃棄物処理基本計画改定素案について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (7)目黒区
一般廃棄物処理基本計画改定素案について、報告を受けます。
○和光
清掃リサイクル課長 目黒区
一般廃棄物処理基本計画改定素案について御報告いたします。
資料につきましては、両面刷りの1枚の説明資料と、あとは別紙1、別紙2と計画のほうの概要と、あとは素案の本文をつけてございますが、ここでは1枚目の両面刷りの資料で説明させていただきます。
まず、項番1、計画改定の背景でございます。
目黒区一般廃棄物処理基本計画は、一般廃棄物の処理につきまして、区の施策の長期的な方向性を示すものでございます。平成28年に策定した現行の一廃計画は、令和7年度までの10年間を計画期間としております。しかしながら、昨今の状況といたしまして、食品ロスの新法ですとか、あとプラスチックに関わる新法が施行されてございます。また、区におきましては、国内外における脱炭素社会に向けた動きを踏まえ、令和4年2月に2050年ゼロカーボンシティを表明するなど、社会情勢等の変化が見られております。
このことから、現行の一廃計画について、令和7年度を待たず見直しを行うこととし、目黒区
一般廃棄物処理基本計画改定素案を取りまとめたものでございます。
項番2、計画改定の経緯でございます。
現行の一廃計画への評価と目黒区の清掃・リサイクル事業のあるべき姿について、廃棄物減量等推進審議会に諮問いたしまして、本委員会でも御報告いたしましたが、本年2月10日に答申を受けております。答申の内容を踏まえ、今般、計画改定素案を策定いたしました。
項番3、主な内容でございます。
詳細は別紙1、別紙2でございますが、ここでは素案のポイントを説明いたします。
まず、(1)計画期間でございますが、令和6年度から令和15年度までの10年間とし、必要に応じて5年をめどに見直しを行うものといたします。
(2)基本理念でございますが、「快適で誇りのもてる循環型のまち」といたします。
(3)計画目標は、1人1日当たりごみ量を現状から100グラム削減し400グラムを目指します。リサイクル率については、目黒区基本計画に掲げる40%を目指します。
(4)基本方針と施策の概要でございます。
基本方針は、答申に従いまして3点を掲げております。
まず、1点目、基本方針①区民・事業者との連携推進です。
「快適で誇りのもてる循環型のまち」の実現に向け、区民・事業者が積極的に3Rに取り組めるよう情報発信の強化などの環境整備に努めてまいります。
具体的には、LINEやXなどの活用によるPR・普及啓発の推進ですとか、あとは環境学習の機会の創出、めぐろ買物ルールの推進、事業者・地域団体との連携等でございます。
続きまして、裏面にお移りください。
基本方針②2Rの推進とリサイクルでございます。
循環型社会の実現に向け、不要なものを発生させないリデュース(発生抑制)と、あとはリユース(再使用)、この2Rが重要です。2Rに取り組んだ上で、なお不要なものとして発生してしまったものは、できる限りリサイクル(再生利用)を推進してまいります。
具体的には、家庭ごみの減量でございます。雑紙ですとか、あと水切りの推進による生ごみの減量とか、そういったところになってこようかと思います。それから、事業系ごみの減量、新たな資源回収、食品ロスの削減、それから現行計画でも課題として挙げておりますが、家庭ごみ有料化の検討、事業者負担の適正化、そういったところに取り組んでまいります。
基本方針③適正処理の推進でございます。
3Rを推進した上で、さらにごみとして処理しなければならないものは出てきてしまいますので、こういったものを区民の生活環境に影響を及ぼさないように配慮しながら適正に処理をしてまいります。
具体的には、家庭ごみの適正排出ですとか、事業者への排出指導、高齢者などへの訪問収集の充実、それから戸別収集の検討や効率的な事業運営、小型充電式電池等の適正処理、こういったところに取り組んでまいります。
(5)食品ロス削減推進計画でございます。
食品ロスの削減には、区民や事業者、行政が課題や役割を理解し、相互に連携して取組を進める、そういったことが重要です。目黒区は、食品ロス削減推進計画を一廃計画の内部計画として作成いたしまして、食品ロス削減に向けた方向性を示すとともに、区民、事業者と連携協力しながら、食品ロスの削減を進めてまいります。
計画の評価指標についてですが、国の方針では、食品ロス問題を認知して削減に取り組む消費者の割合を2030年までに80%とする、そういったようなところも示してございます。ですので、区におきましては積極的に普及啓発をしてまいりまして、下記の表にあるとおり、区民の皆様の食品ロス削減に関する意識の向上とか、具体的な行動、こういったものを促してまいりたいと考えております。
今後の予定でございます。項番4です。
今後ですが、パブリックコメントの実施、それからその結果意見の集約等を行いまして、年度末までの改定を目指して取り組んでまいりたい、そのように考えてございます。
説明は以上です。
○
田島委員長 ただいま説明が終わりました。
質疑を受けます。
○増茂委員 2Rの推進とリサイクルのところなんですけども、まずそれにはリデュース(発生抑制)、リユース(再使用)というところを強化するのに具体的施策のところで、やはりワンウエー容器とか、袋とかを出さないっていうところを施策として挙げると、さらにいいかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○和光
清掃リサイクル課長 ただいまの御質疑でございます。区といたしましては、ワンウエーの例えばテークアウト時のワンウエー容器の削減等につきましては、今エコテークアウト等の事業を用いまして、紙製の容器包装に切り替えるような取組を促してございます。ですが、これですとやはり委員のおっしゃるとおり、ごみの根本的な減量にはならない、そういうようなところもございます。プラスチックの削減には当然かなり寄与するところでございます。
ですので、この計画の中においては、やはりごみの減量につながるような施策というものを考えていきたいというふうに今考えておりまして、例えばリユース容器の普及ですとか、そういったものを区内に広めていければ、プラスチックの削減、使い捨てワンウエープラスチックの削減のみならず、リユース容器は繰り返し使うものですので、ごみそのものの削減につながるのかなと、そんなふうに思っておりまして、今、検討のほうは進めているところでございます。
以上でございます。
○はま委員 私も2Rの推進のリサイクルというところでちょっと質疑なんですけれども、環境省のホームページなどでサステナブルファッションっていうのがありまして、本当にこれから洋服のリユース、リサイクルっていうところで非常に注目を集めているかと思うんですけれども、目黒区でもぜひサステナブルファッションということで、洋服のリユース、リサイクルっていうところをぜひ進めていただきたいな、普及啓発していただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
○和光
清掃リサイクル課長 洋服のリユース、リサイクルでございますが、かつては古布という形で、集団回収をしていたところでございますが、昨今ちょっとコロナの関係等で、集団回収のほうが若干弱まっているというところでありまして、御指摘のとおりサステナブルファッション、衣服を、衣類を作るのにすごく資源を使いますので、それをなるべく使い捨てにしない、リサイクルする、そういった動き広まっております。
そうした状況の中でやはり区としては、古布のリサイクルは強化していかなければいけないだろうというふうに考えてございます。そういった点で今現在検討を進めているものもございますし、あと一般の古着屋さん等で古着の回収等してますので、そちらの積極的なPRですとか、あと最近プレスリリースされて、私も見たんですけれども、洋服の青山さんのほうで衣類の回収ボックスを置いて、回収を進める、そういった民間さんの取組もかなり広まってきているところもありますので、うまいこと連携協力しながら進めていけたらな、そんなふうに思ってございます。
以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○坂元委員 御説明ありがとうございました。僕も2Rの推進のところからなんですけど、家庭ごみの有料化の検討とあるんですが、大体どのぐらいの負担がかかってきて、どのぐらいの効果が見込まれるのか。あと、その隣に事業者負担の適正化というのもあるんですが、これは今あるものが安過ぎるのか、高過ぎるのか、どういった視点で考えられているのか、お伺いしたいです。
○和光
清掃リサイクル課長 まず、家庭ごみの有料化でございますが、23区はやはり共同処理というところをしている関係で、なかなか23区全体では有料化のほうはしてないんですけれども、多摩地区などでは御承知おきのとおり有料化しているところはあります。
そういったところですと、一旦やはり結構2割とか、3割とか、下がる、有料化するとですね、そういう話を聞くんですけども、その後やはりまたリバウンドで戻ってきてしまうとか、そういった状況もありまして、一概に有料化すれば、安定的にごみ量が下がるよと、そういったところはなかなか言えない状況にあるというところもございます。いずれにせよ、ただ有料化をすると、当然ごみの量を減らせば、その分ごみ処理にかかるお金が減りますので、そういうごみ削減へのモチベーションにはなるということで、ごみの減量にはかなりの効果があるであろうということは考えてございます。
具体的にどのくらいの料金、費用負担になるのかというところでございますが、他の多摩地区の例ですと、大体45リットルの袋を1枚40円とか、それぐらいで販売しているところが多いのかなと思います。いずれにせよ、1枚数十円で販売をして、皆さんそれに入れて排出する、そういった事例が多いのかなというふうに思います。
そちらが1点目のお答えでございまして、2点目につきましては事業者負担の適正化でございますが、こちらについては事業者、事業系のごみというのは、基本的に事業者の方が自らの責任において、費用を負担して処理をすると、そういうふうな構造になってございます。そうした中で、費用負担の在り方というのを、東京23区全体で協議会を持ってますので、そちらのほうで定期的に検討しておりまして、そちらを反映した形で、事業系ごみの処理料金というものを決めております。それを基本的に大体4年に1回ぐらい料金を見直すような形で、そのときの清掃行政に係る費用負担、そういったものを反映した形で料金のほうを決めていく、そういうような形を取っておりまして、それが適正な事業費の負担になってくると考えてございます。
以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○小林委員 前倒しで今回基本計画の素案が出てきたということで、今、中身を読んでたんですが、別紙2の27ページのところで(6)のごみ集積所のあり方と戸別収集の検討、それから(7)家庭ごみ有料化の検討って、すごく大きい課題ですよね。これ目黒区だけではなく、23区の中で足並みをそろえていく問題だとは思うんですけれども、やはりガソリン代も燃油高騰でやはり区で負担する経費も多くなっていると。
これから10年の中で、どうやってこの解決に向けて、23区の中で、目黒区としての考え方だとか、これを進めていくのか。ちょっとこの書き方だけでは、問題提起ぐらいで収まっているんですけども、より具体的なこの解決に向けた区の考えというか、非常に難しいとは思うんですが、どういうふうにこれをやっていこうとしているのか、ちょっとこの文章だけでは分からなかったので、難しいんですけれども、今のスタンスをお伺いしたい。
あと、50ページに3010運動があります。私、こういうのあったんだと思ったんですが、コロナも収まってきた中で、非常に皆さんで飲む機会、食べる機会というのは増えています。この宴会での3010運動、例えば飲食店だったり、ホテルだったり、そういったところにチラシを貼るのか、どういう形で実践をされていくのか、具体的な方法というか、こういうことをしていきたいというようなものが今お考えがあるようでしたら、伺いたいと思います。2点です。
○和光
清掃リサイクル課長 まず、1点目でございます。戸別収集と有料化というところでございます。まず、有料化につきましては、先ほど坂元委員のほうからもございましたが、23区全体でまず考えていくことだというのは前提としてございます。それはやはり清掃工場のほうの処理が共同で行われているというところと、あと目黒区でございますが、他の区と隣接しているというところもございますので、やはり連携協力しながらここは進めていくというところは前提になると思います。
進め方なんですけれども、やはり区民の方に負担を強いることに当然なりますので、何らか利益を提示しなければいけないだろうというところで、やはり戸別収集とセットで提案していくのがいいだろうと。今やはり集積所で回収してますが、戸別収集になれば利便性が高まるというところはあろうかと思います。
昨年、目黒区でも実際アンケート等を取っておりまして、有料化と戸別収集についてということで、区民の皆様のお考えを聞いているところではあるんですけど、やはり今現在ですと、有料化するなら戸別収集はしない。要は有料化というのは基本的にはやらないと、やってほしくない、そういうような意見のほうがやはり多かったという実情がございます。
ですので、まずそういった有料化というものを行うとごみが減って、いいことありますよ、そういった社会的なメリットのようなところをまず丁寧に説明をしていくというのが区としてはまず必要なことなのかなというふうに考えてございます。
それと同時に、23区全体で有料化の動きを進めなければいけないというところがございますので、会議体を持ってますので、協議会ですとか、あとは主管の課長会、部長会、そういったところでも情報共有を図りながら足並みをそろえていきたい、そのように今考えているところでございます。
それから、2点目、3010運動についてでございますが、3010運動、最初の30分、それから最後の10分、これは食べるべし、食うべし、食うべしっていう運動でございます。今現状、各事業者さんはホームページ等でポスターなりを自分でダウンロードしてお店に貼るなりするような形を取っているのかなというふうに思います。これにつきましては我々も食べきり協力店等、協力の事業者さんおりますので、そういったところと連携しながら、チラシを配る等の普及啓発の方法も一つあるのかなというふうに考えてございますので、そういった普及啓発の方法を考えてまいりたいと思います。
以上でございます。
○小林委員 ありがとうございます。有料化については、確かにこれからも区民の意識調査などもしながら、目黒区ではどういった意見が多いのかということも、これからされていくかとは思うんですけれども、やっぱり有料化にするんだったらごみは出したくないわとか、ごみの削減につながる非常に劇薬的な、すごい効果はあるかとは期待するんですが、一方で、戸別に収集すると時間も手間もかかってしまうと、非常に難しい課題ではあると思うんですけれども、やっぱりほかの自治体でも取り入れてるところも増えてますし、ちょっと避けては通れないのかなとは思っているので、目黒区としてのどういった方向性でいくのかというのも、やはり遅くはないうちに進めていっていただきたいなとは思います。
3010のほうなんですが、事業所のほうではダウンロードして、お店のほうで掲示していただくということをされているということでした。町会とか、いろんなところでも、新年会、忘年会、やっぱり増えてきてます。そういったところで、事業者じゃなくても、団体さんのほうにもお知らせしていけば、個人個人での、私は120分ずっと食べてるんですけれども、食品ロスにつながる自己啓発というか、そういったところでもすごく響くと思うので、これ区報とかにも載るんですかね、このお知らせって。もっと事業所だけではなく、広く区民の方にも知ってほしいなとは思ったんですが、その予定っていうのは特に今のところどうなってますでしょうか。
以上です。
○堀内
環境清掃部長 それでは、1点目の戸別収集、それから有料化について、かなり広域的なお話を含んでおりますので、私から答弁をさせていただきます。
問題点につきましては、委員から細かく御指摘をいただきまして、おっしゃるとおりです。それで、特にやはり区民感情からいたしますと、お金を払ってごみを捨てるということに対しては非常に抵抗があるというような傾向がはっきり見えてはおります。ただ、全国的なごみの収集運搬、処理、処分、この一連の作業に関する有料化というのは、もう半数以上の自治体を超えているという実態もございます。ですので、この辺については、23区、目黒区として、避けて通れないというふうに考えているところです。
ただ、先ほど所管の課長からも答弁を差し上げましたけれども、なかなか23区のごみ処理は3層構造と、収集運搬、中間処理、それから最終的な埋立て処分と、それぞれの自治体が異なっていて、それぞれに経費が生じ、それぞれに自治体の負担が生じているということがございます。これを考えますと、単一自治体で全てが完結するところにおきましては、それがそろばん勘定というのでしょうか、その辺がするっと出るところなんですけども、なかなか3層構造の中でどこまでをどういう形で負担をするのかというのが、なかなかはじき出せない。
例えば収集運搬したときに、収集運搬だけでは当然済まなくて、焼却しなければいけません。焼却するということは、焼却する部分にも経費がかかります、埋立て処分するにも当然経費がかかります。そういったものをトータルで考えていかなければいけませんので、やはり23区足並みをそろえるというのがどうしても必要になってくるという事案でございます。
当然部長会の中でも、出ては消えというのでしょうか、出ては消えということで、それぞれの区が問題意識を持っているのは間違いないのですけれども、それが意思の疎通が23区整って進めるかということになると、なかなかこのハードルが高いというような現状がございます。ただ、区といたしましては、一定の収集運搬に関わる経費、それから清掃工場の分担金、それから埋立て処分の経費と、こういったものがかかっていますので、そういった中で有料化というのは避けては通れない。チャンスを狙って、問題提起をしていきたいと思っています。
それとあわせて、やはり有料化するということに関しましては、冒頭申し上げましたとおり、区民の方の反発が非常に想定されますので、やはり何らかのサービス向上というものでのセットというものは、これはしっかりと考えていきたいと、そんなふうに考えているところでございます。
以上です。
○和光
清掃リサイクル課長 2点目の質疑にお答えをいたします。
3010運動でございますが、先ほど申しましたとおり、環境省のほうでポップというんですかね、そういったものを作っておりまして、それを各事業者がダウンロードするような形になっているんですけども、一応目黒区のホームページでそこのリンク、ポップのリンクに飛ぶように今誘導はしているところでございます。
あと、そういうウェブサイトになりますので、SNSとか、そういったところでの発信で響く部分もございますので、今後ツイッター等で、今はXですけども、X等で年末に向けて、そういった発信というものを検討していきたい、そんなふうに考えてございます。
以上でございます。
○岩崎副委員長 目標なんですけれども、1人1日当たりのごみ量400グラム、これは大体100グラム減量すると、こういう値になるということですけれども、これは事業系ごみも含めて、こういう目標を立てられたのか、事業系ごみは考慮していないのか、どうなのかということと、同様にリサイクル率の40%についても、事業系ごみなどの推移を考慮した、そういう目標の立て方になっているのか、それについてお伺いします。
以上です。
○和光
清掃リサイクル課長 ごみ量とリサイクル率の目標でございますが、区で収集しているごみ及び資源を基にしたごみ量であったり、リサイクル率というところになります。区で収集しているごみや資源につきましては、一部の事業者様のものを含んでいる、そういうふうな形でございます。小規模事業者さん、1日の排出量が非常に小さいような事業者さんは区の収集のほうに出しているところもございますので、そういったものは含まれてくると。一方で、大規模な事業者さん、自分のところで収集運搬等をやっている事業者さんは、区で収集していませんので、そういったところの事業系ごみが入ってこないということで、全ての事業系ごみを含むというものではないというところです。また、ほぼほぼ家庭系のごみだというふうに御理解いただければよろしいかと思います。
以上でございます。
○岩崎副委員長 計画の中には事業系ごみの件にも触れられていて、もちろん減量のために企業努力をというような趣旨の文言もあるんですけれども、ちょっと事業系ごみのほうが、区が収集するところと、事業者が直接業者に頼んで、個別に収集をしてもらうところとあって、なかなか全体像が見えづらいというようなところがあるので、今度の計画の中で、どう整理をされていくのかなというところがあるんですが、その辺について1点目です。
それから、リサイクル率なんですけど、この40%という数字は、現行の計画も40%だというふうに思うんですが、なかなか思ったようにいかず、横ばいが続いていて、伸びないというような現状はあると思います。目標の立て方として、100グラム、ごみ量を減量すれば、直ちに40%にリサイクル率が引き上がるという、そういう単純な目標設定ではないと思うんですけれども、この辺ごみの減量、リサイクル化ということを追求しつつ、どのような形でこのリサイクル率40%を実現していくのか、その辺の方策についてどう考えているのか、お伺いします。
以上です。
○和光
清掃リサイクル課長 まず、1点目の目黒区全体の事業系ごみも含めたごみ量の在り方というところでございますが、やはり本区の場合というか、23区の場合になるんですけれども、事業系ごみのほうは、区によって非常に大きいところもございます。千代田区などは、かなり家庭ごみよりも事業系ごみのほうが多いというような場合もあります。区によってちょっと違うんですけども、目黒区の場合は基本的には家庭系ごみが主であるというところがまず実態としてはございます。
それから、この一廃計画においては、区としてどのようにごみを減らしていくかというところがございまして、区として把握できるごみ量、そういったものを減らしていく、そこが主になってございますので、これまでの計画におきましても同じような整理で、区が収集しているごみ量を減らしていく、そういったスタンスで計画目標をつくってございますので、本計画におきましても、区が収集するごみ量の減量、そういったふうな形で取組のほうを進めていくということです。
ただ、目標には含まれていない事業系ごみにつきましても、当然事業者様と連携しながら削減をしていくような普及啓発ですとか、そういったところは続けていくというところでございます。そういう立てつけで計画のほうは進めていきたい、そのように考えてございます。
それから、2点目の質疑でございますが、リサイクル率につきましては、目黒区の基本計画、そちらで40%というところで掲げてございまして、本計画もその値を踏襲してございます。
どのようにして達成していくかということなんですけれども、昨年度実施しましたごみの組成分析調査、例えば別紙2ですと、21ページとか、22ページにその結果を出しているんですけれども、分別といいますか、そういったところの状況をこちら示したものでございまして、例えば燃やすごみの中に見てみますと、資源としての古紙が15%、それからプラスチックが12%入っていると。これは資源ですので、やはり資源として出していただくということで、単純に27%、4分の1ぐらいは、ごみが減量するとともにリサイクル率が上がってくるということになります。
もちろん全ては出せないんですが、ここを例えば古紙でしたら、結構分別が非常に難しかったりするので、そこの部分、分かりやすい分別の方法を周知していく等で促していくとか、あと資源については、今年の7月から製品プラスチックも資源化しておりますので、今までは製品プラスチックなのか、リサイクルできるプラスチックなのか、分かりづらい部分があったんですけれども、今後はそこの部分を一括してリサイクルできるということで、分かりやすくなったというところもあります。そこがチャンスですので、資源の分別についても普及啓発して、ごみから資源のほうに促していく。
あと、ここに繊維っていうふうにあるんですけれども、繊維、古布ですね、こちらも燃やすごみに入っているので、これも先ほど委員のほうから質疑もございましたところですが、こちらの資源化のほうも進めていきたい、そのように考えてございまして、まずごみとして出されている資源を分別してリサイクルするということで、ごみの減量とリサイクルの40%という数字は、計算上は見えてくるというところでございます。それに向けて取り組んでいきたい、そんなふうに考えてございます。
以上でございます。
○
田島委員長 そうしましたら、お昼の休憩にさせていただきます。
それでは、委員会、休憩に入ります。再開は1時で、よろしくお願いします。
(休憩)
○
田島委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。岩崎副委員長の質疑からお願いします。
○岩崎副委員長 リサイクル40%の目標を目指した取組については、先ほど答弁もあり、新たなリサイクルにも取り組むということで、40%を目指して、目標達成のために取り組んでいくことが必要だというふうに思います。
それで、リサイクルなどに関わって、基本方針の2Rの推進とリサイクルのところでも、温室効果ガスなどの
環境対策についても考慮していくということで触れられているんですけれども、具体的にやはり地球温暖化防止対策についても、一廃の計画の中でどう位置づけていくかということも必要だと思うんですけども、それについては具体的に素案の中でどのように推進していくのか、これについてはいかがでしょうか。
以上です。
○和光
清掃リサイクル課長 地球温暖化対策との位置づけというところでございますが、廃棄物につきましては、ごみにつきましては、生産の過程から、それから使用、焼却、その一連のライフサイクルにおきまして、多くのCO2が発生するというところでございます。ですので、まずごみの減量、それからリサイクルというのは、全てそのCO2の発生に起因してくるというところでございますので、本計画につきましては、地球温暖化というものが背景に、それへの対策というのは当然背景にあるというその前提でつくってございます。
具体的にプラスチックなどが分かりやすいのかなとは思うんですけれども、プラスチック、おおむね1トン燃やすと2トンぐらいのCO2が出るよと言われておりまして、ライフサイクルを考慮するともっとだよという、そんなふうにも言われてたりもしますので、本計画においては例えばコラムとかで、そういうプラスチックのリサイクルをすると、このぐらいCO2が削減できますよみたいなものを示していけたら、それはそれで面白いのかなと思っておりますので、そういったところでCO2対策というものは見せていきたいなと思います。それが一つのリサイクルのモチベーションにもつながるかなと思いますので、そういったことを検討していきたいと考えてございます。
以上でございます。
○岩崎副委員長 東京二十三区清掃一部事務組合のほうの一般廃棄物処理基本計画の中では、施策の中で具体的に項目も立てて、環境負荷の低減ということで、環境保全対策、あるいは環境マネジメントシステムの活用みたいなことにも触れてますけれども、先ほどの答弁の中にあったように確かにリサイクルを引き上げたり、ごみの減量が間接的に地球温暖化防止対策にもつながっていくという考え方はそのとおりだと思うんですけれども、項目に立てて、環境負荷の低減というような形で記述するということはお考えになってないのかどうか、ちょっとその辺もお聞きをしたいというふうに思います。
以上です。
○和光
清掃リサイクル課長 ただいまの御質疑に関してでございますが、地球温暖化に対する区の全体の取組というところで、環境基本計画がございますので、そちらの中にごみ処理に関わる部分ということで記載のほうをしてございます。ですので、この本一般廃棄物処理基本計画におきましては、そのような温暖化、CO2対策というところで特別項目を設けて記載をするということはしてございません。あくまで廃棄物の減量、リサイクルの推進、そこにちょっと特化して記載する形が分かりやすいのかな、そんなふうに考えてございます。
以上でございます。
○
田島委員長 ほかに。
○吉野委員 すみません、ちょっと1点だけ確認なんですけども、別紙の33、34ページで、ピックアップ回収なんですけども、以前は粗大ごみだけだったと思うんですけど、今は不燃ごみもされているという認識でよろしいんでしょうか。
以上です。
○和光
清掃リサイクル課長 ピックアップ回収につきましては、今、粗大ごみのほうでは中継所等で一部リサイクルできるものについてはリサイクルをするというような、そういう中継所での仕分みたいな形でやっているというところでございます。不燃に関しては、ピックアップは今現在やってない、そんな状況かと思います。
以上です。
○吉野委員 ということは、減量シナリオにあるとおり、今後は不燃についてもピックアップ回収をやっていくということで、不燃ごみ、粗大ごみの50%がリサイクルされるというようなシナリオで考えているということでよろしいんでしょうか。
○和光
清掃リサイクル課長 今後、不燃についても、リサイクルできるもの、あとはリサイクルする方法、そういったものを検討していきながらという形で進めていきたいというふうに思ってございます。
以上でございます。
○
田島委員長 ほかによろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 それでは、(7)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(8)令和5年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (8)令和5年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて、報告を受けます。
○細野
清掃事務所長 それでは、令和5年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて御報告いたします。
本件については、毎年この時期にお知らせをしているものでございます。
項番1、年末年始の資源回収・ごみ収集のスケジュールを御覧ください。
年内は12月30日まで通常の収集を行います。31日の大みそかとお正月の三が日は収集をお休みさせていただきます。年始は1月4日から通常の収集曜日どおり収集を行います。
資料に記載はございませんが、この時期、ごみの量が非常に多くなるため、臨時のごみ収集車を使用したり、収集コースの変更等もございますので、チラシには朝8時までにお出しいただくようお願いを記載してございます。
項番2、周知方法でございますが、(1)町会・自治会等の回覧については、12月1日から回覧を開始いたします。
(2)めぐろ区報については、12月1日号に掲載を予定しております。
(3)
区公式ウェブサイトについては、11月20日から掲載いたします。
(4)区公式SNS(X、LINE)については、年末直前の12月20日に配信いたします。
(5)ごみ集積所については、例年どおり12月1日から順次、各集積所の収集曜日案内板に周知のビラを貼らせていただきます。
報告は以上でございます。
○
田島委員長 ただいま報告が終わりました。
御質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 あっという間に年末年始でございますので、早いもので、御苦労さまでございます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【その他】(1)次回の
委員会開催について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 それでは、次回の委員会でございますが、報告事項が終わりまして、その他の(1)次回の委員会の開催について、次回は11月27日月曜日午前10時から開会ということでございます。また、本会議中でございますので、11月28日、翌火曜日にも委員会が設定されておりますので、御予定ください。
以上をもちまして、本日の
都市環境委員会、これにて散会させていただきます。ありがとうございました。...