• "感染防止対策"(1/1)
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  1. 目黒区議会 2023-07-12
    令和 5年生活福祉委員会( 7月12日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 5年生活福祉委員会( 7月12日)                  生活福祉委員会 1 日    時 令和5年7月12日(水)          開会 午前10時00分          散会 午後 2時55分 2 場    所 第二委員会室 3 出席者    委員長   武 藤 まさひろ  副委員長  山 本 ひろこ      (9名)委  員  佐 藤   昇   委  員  岸   大 介          委  員  かいでん 和 弘  委  員  川 原 のぶあき          委  員  斉 藤 優 子   委  員  松 田 哲 也          委  員  こいで まあり 4 出席説明員  荒 牧 副区長         上 田 区民生活部長     (27名)髙 木 地域振興課長      小野塚 参事(税務課長)
             (東部地区サービス事務所長)  (臨時給付金課長)          坂 本 滞納対策課長      長 島 戸籍住民課長          石 松 北部地区サービス事務所長                          金 元 参事(中央地区サービス事務所長)          橘   南部地区サービス事務所長                          大 迫 参事(西部地区サービス事務所長)          酒 井 産業経済部長      銅 金 産業経済・消費生活課長          勝 島 文化・スポーツ部長   千 田 文化・交流課長          稲 毛 スポーツ振興課長    橋 本 健康福祉部長                          (福祉事務所長)          田 邉 健康福祉計画課長    保 坂 福祉総合課長          相 藤 介護保険課長      高 橋 高齢福祉課長          田 中 障害施策推進課長    岩 谷 障害者支援課長          中 野 生活福祉課長      石 原 健康推進部長                          (保健所長)          香 川 健康推進課長      齋 藤 保健予防課長                          (新型コロナ予防接種課長)          今 村 保育課長 5 区議会事務局 林   議事・調査係長      (1名) 6 議    題 地域振興、保健衛生、社会福祉及び文化・スポーツ等について   【報告事項】   (1)令和4年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の決算報告につい      て                            (資料あり)   (2)令和4年度目黒区立住区会議室指定管理者運営評価結果について(資料あり)   (3)令和4年度目黒区区民斎場指定管理者運営評価結果について  (資料あり)   (4)訴訟事件の結果について                  (資料あり)   (5)令和4年度目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管      理者運営評価結果について                 (資料あり)   (6)目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者募集要      項(案)について                     (資料あり)   (7)令和4年度目黒区文化ホール及び目黒区美術館指定管理者運営評価      結果について                       (資料あり)   (8)目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方      針(案)について                     (資料あり)   (9)令和4年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について (資料あり)  (10)目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について  (資料あり)  (11)目黒区保健医療福祉計画、介護保険事業計画及び障害者計画改定の      基本的な方向にかかる目黒区地域福祉審議会の「中間のまとめ」に      ついて                          (資料あり)  (12)令和4年度目黒区保健福祉サービス苦情調整委員運用状況報告につ      いて                           (資料あり)  (13)令和5年度敬老のつどいの開催について           (資料あり)   【情報提供】   (1)東京都が実施する「出火防止対策事業」に係る説明会の開催につい      て                            (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○武藤委員長  おはようございます。  ただいまから生活福祉委員会を開会いたします。  本日の署名委員には、岸委員、川原委員にお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)令和4年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の決算報告について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  それでは、報告事項に入ります。  報告事項(1)令和4年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の決算報告についてから報告を受けますが、報告に先立ちまして委員の皆様にお願いがございます。  財団の決算報告につきましては、本日、財団側からも説明員にお越しいただいております。質問先が財団の場合は、これまでの取決めで委員会を休憩して質疑を行いますので、報告があった後に委員を指名させていただいた後、区側か、それとも財団側か、両方かということをまずお話しいただいて、区側であれば通常どおりです。財団に関しましては休憩になります。もし両方であれば、区側のほうを質疑していただいて、それが終わった後、財団側になりますので、そのときにまた休憩に入りますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、報告を受けます。 ○千田文化・交流課長  それでは、令和4年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の決算報告について御報告申し上げます。  お手元の資料は、公益財団法人目黒芸術文化振興財団が作成した決算書で、事業報告、財務諸表、財産目録でございます。  資料1ページに令和4年度の取組といたしまして、総括的な記載がございます。  まず、第1段落では、令和4年度に目黒区文化ホールが開館20周年、目黒区美術館が開館35周年の節目の年で、様々な事業を実施した旨、記載しております。  第2段落では、目黒区の芸術文化の拠点となる施設の指定管理者として、施設の安全確保と利用者の利便性の向上に努めてきたことが記載されております。  続きまして、第3段落では、令和4年度の事業については、引き続き新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けつつも、感染症対策を徹底した上で、施設利用者や主催者等の理解の下、事業を実施した旨が記載されております。  第4段落においては、コロナ禍の中、新たな日常を踏まえまして、多くの区民に鑑賞や参加の機会を提供できるよう、インターネットの活用やSNS等で情報発信を積極的に取り組んだこと、そして一方で、財務面についても、助成金などの積極的な獲得を行いまして、利用料金の収入の影響を最小限にとどめたこと等が記載されております。  最後に、今後も地域との連携を図りながら、区民一人一人が心豊かに暮らしていけるよう、職員一丸となって、目黒区の目指す「文化縁」の充実と芸術文化の振興・発展に貢献できるよう努めるということが記載されております。  続きまして、2ページから6ページ目までが文化ホール及び美術館の総括というところでございます。  まず、2ページ目、文化ホールでございますが、(1)鑑賞事業といたしまして、主催事業としては、開館20周年イベントをはじめとした9事業、共催事業として6事業を実施してございます。  (2)、3ページ、地域の芸術文化・支援事業は、主催事業として、第11回めぐろパーシモンホール避難訓練コンサート気仙沼漁師カレンダー展の2事業、共催事業として17事業を実施してございます。  (3)体験・普及事業は、開館20周年記念広報特別ワークショップ、子どものためのワークショップ等、3事業を実施してございます。  (4)受託事業・指定管理事業については、目黒区文化祭、めぐろオータムアート、そして加藤訓子プロデュース、スティーヴ・ライヒプロジェクトの3事業を実施してまいりました。  (5)貸館事業についてでございますが、各施設の年間利用率は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一部施設の利用制限があったものの、中、大ホールについては81.6%、小ホールは85.2%、中目黒GTプラザホールは78.3%、諸室は70.1%となるなど、ホールの利用率についても昨年度に比べいずれも増加しているというところでございます。  続きまして、5ページから6ページまでが美術館の総括でございます。  (1)展覧会事業は、自主事業展覧会が3展、指定管理事業が2展、区からの受託事業が1展、展覧会の入館者数は3万3,647人で、目標を3,600人以上上回っております。  (2)教育普及事業は、ワークショップを中心に建築ガイドツアー、そして6ページにいきまして、美術講座等を実施してまいりました。  (3)調査研究、(4)区民等の芸術文化活動の支援については、記載のとおりですが、ユーチューブやSNSで積極的に情報発信を行っております。  (5)区民ギャラリーの運営ですが、利用率は年間で95%となり、令和3年度と比べて約14.3ポイントの増加、コロナ禍以前の利用率に戻ってまいりました。  続きまして、7ページから76ページまでが文化ホールで開催された事業の詳細が記載されております。後ほど御確認ください。  続いて、77ページから102ページが美術館で開催された事業の詳細が記載されております。こちらも後ほど御確認いただければと思います。  続きまして、103ページから、こちらが処務の概要ということでございまして、記載のとおりとなっております。  105ページに評議員等の名簿が添付されております。  続きまして、財務諸表と財産目録になります。  1ページの貸借対照表を御覧ください。  1ページ、中ほど、資産合計という欄でございますが、こちら4億9,991万円余ということで、前年度比1,549万円余の増となってございます。  同じく1ページ、下から10行目、負債合計、こちらは1億6,253万円余で、前年度比1,073万円余の増となってございます。  また、下から2行目、正味財産合計は3億3,373万円余で、前年度比476万円余の増となってございます。  資料の説明は以上でございますが、本日は目黒区芸術文化振興財団から中澤事務局長、馬場事務局次長、松浦パーシモンホール事業課長、橋美術館館長、高尾美術館副館長にお越しいただいております。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  かいでん委員、どちらですか。 ○かいでん委員  恐らく芸文。 ○武藤委員長  最初から芸文。 ○かいでん委員  最初から。 ○武藤委員長  議事の都合により暫時休憩いたします。  (休憩) ○武藤委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  かいでん委員の質疑を終わります。
     ほかにございますか。 ○岸委員  すいません、芸文。 ○武藤委員長  芸文ですか。  議事の都合により暫時休憩いたします。  (休憩) ○武藤委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  岸委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○こいで委員  区側でお願いします。正味財産増減計算書というところの、経常費用というところで2点質問させてください。委託費というのが2,340万円ほど増えていますけれど、この理由を教えてください。事業費の一番上にあります給与手当、こちらは減少しているのですが、非常勤職員等報酬というのは増加しています。この辺りの要因も教えてください。 ○武藤委員長  財団側ですか。  議事の都合により暫時休憩いたします。  (休憩) ○武藤委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  こいで委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○山本副委員長  芸文側で。 ○武藤委員長  議事の都合により暫時休憩いたします。  (休憩) ○武藤委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  山本副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(1)令和4年度公益財団法人目黒区芸術文化振興団体の決算報告について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)令和4年度目黒区立住区会議室指定管理者運営評価結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  それでは続きまして、(2)令和4年度目黒区立住区会議室指定管理者運営評価結果について報告をお願いいたします。 ○髙木地域振興課長  それでは、令和4年度目黒区立住区会議室指定管理者運営評価結果について御報告いたします。  まず、資料の確認でありますが、クリップを外しますと、まず右上に生活福祉委員会資料と表示されたもの、次に資料1、歳入・歳出決算額の推移と表示された資料、続いて資料2、各住区会議室の評価結果を記載した厚めの資料、それと次に参考資料1と表示された住区会議室指定管理者評価基準と参考資料2のA3判で折り畳まれた資料、以上、5種類でございます。よろしいでしょうか。  資料説明に入る前に住区会議室について若干御説明いたします。  住区会議室は、住区エリアにおけるコミュニティ形成に資するため、条例で設置された施設であります。この目的を効果的に実現するため、管理に当たっては指定管理制度により、平成18年から地域コミュニティを推進するため、地域課題を協議する場としての住区住民会議を公募の特例により指定し、施設の管理をしていただいております。  それでは、生活福祉委員会資料を御覧ください。  項番1については施設名及び指定管理者でありますが、表記載のとおり、2つの分室を含む24か所の住区会議室において、22の住区住民会議が指定管理者となってございます。  次の項番2、指定管理期間、運営評価の対象期間でありますが、平成31年4月1日から令和6年3月31日までの5年間のうち、今回の評価期間は令和4年4月1日から令和5年3月31日までの1年間となってございます。  項番3、運営評価の方法でございますが、記載のとおり、要綱に基づき設定された運営評価委員会において、指定管理者から提出された事業報告書、利用者アンケートの結果、各地区サービス事務所が日常業務を通じて行った事前評価を、あらかじめ定められた基準に基づき委員会として評価を行ったものでございます。  評価委員会の構成は、本資料4ページの下段に記載しております。後ほど御確認いただければと存じます。  次に、2ページ、項番4の評価基準でございます。表にありますとおり、Ⅰのサービスの実施に関する事項は4つの評価項目、Ⅱの経営能力に関する事項では5つの評価項目がございます。  評価基準につきましては、添付の参考資料1、指定管理者評価基準を添付してございますので、後ほど御確認いただければと存じます。  このほか、指定管理者の評価項目ではございませんが、住区住民会議の活動の中で住区センターを有効に活用した地域コミュニティに資する活動があれば、施設の効用を高める事項として評価することとしてございます。  項番5、各住区会議室の施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございますが、資料1として添付してございますので、御覧いただければと存じます。  表の網かけ部分は、各住区会議室の歳入、その下段は歳出でございます。  合計欄でありますが、昨年度も新型コロナウイルス感染症の影響で、一部の施設について利用休止の貸室もありましたが、歳入に関しては昨年と比べて若干戻ってきてございます。  2ページにお戻りいただきまして、項番6、住区会議室別評価結果でございます。  (1)総括表の上の欄、項目別評価の下、左から、Ⅰ、サービスの実施に関する事項、Ⅱ、経営能力に関する事項があり、その右側には施設の効用を高める事項がございます。表、一番右、これらを合わせた評価委員による総括評価でございます。  ここで3ページ、中ほど、一番上の米印には項目別評価A、B、Cの意味が記載してございます。  2つ目の米印には、基準外評価として、施設の効用を高める取組にはプラスを、3つ目の米印には、これらを合わせた評価委員会による総括評価として、5つの評価を記載してございます。こうした形で評価を行っております。  恐れ入りますが、2ページ下段、総括表を御覧いただき、例えば菅刈住区や東山住区では、項目別評価、1はA、2はBとなっており、Aが1つでもあれば、総括評価ではAとし、これらに施設の効用を高める事項ではプラス評価ですので、一番右の総括評価欄ではAプラスとなります。両方ともBの場合はBとし、それに施設の効用を高める事項があればプラスを付与して総括評価としているもので、Cが1つでもあればCとするものでございます。  それでは、3ページ下段、(2)評価結果概要を御覧ください。  ここでは住区会議室全体の評価の概要を記載してございます。  アのサービスの実施に関する事項、1枚おめくりいただきまして、4ページのイの経営能力に関する事項、ウの施設の効用を高める事項は記載のとおりでございます。  エの総括評価としては、各住区において、区の求める水準に達しており、施設の効用、有効活用という面では、多くの住区で努力が見られるが、さらなる取組を期待するというものでございます。  次に、(3)各住区会議室指定管理者運営評価結果でございます。  資料2は、各住区ごとの評価を束ねた資料でございますが、評価委員会において評価した点について、ポイントを取りまとめたものが、最後のA3判で折り畳んである縦使いの参考資料2、目黒区立住区会議室指定管理者運営評価結果一覧(令和4年度運営評価)となっております。この資料を使って、簡潔に説明いたします。説明を簡潔にしますんで、資料2の説明については省略させていただきます。  まず、参考資料2の一番上、項番1、「求める水準を超えており、施設活用において特徴的な取組を行っている」と評価し、総括評価Aプラスの住区会議室は5か所でございます。  表の見方ですが、左から施設名、評価種別、評価委員会において評価した点となっております。この表の評価別の列を御覧いただきますと、評価基準による評価とあり、これは指定管理者としてA、B、C評価となります。  その下の施設の効用を高める取組とあり、これはプラス評価のことで、おのおのの右の欄には評価委員会において評価した点を記載しております。  例えば一番上の菅刈住区会議室においては、評価基準による評価として、施設、備品の老朽化による修理や交換事案が発生しているが、区と連携協力の上、適切な施設運営が行われているなどからA評価としております。  その下の欄、施設の効用を高める取組では、住区センターを拠点にフードドライブ活動を2か月に1回の頻度で実施し、食品ロス削減、地域社会貢献に寄与しているなどからプラス評価となってございます。  項番1の表は、以降、八雲住区まで5住区がAプラスの評価であります。  次に、項番2、「求める水準を超えている」と総括評価でAの評価となり、プラスの評価がなかった住区は記載のとおり、鷹番住区、大岡山東住区の2住区でございます。評価した点は記載のとおりでございます。  裏面の項番3、「求める水準に達しており、施設活用において特徴的な取組を行っている」と総括評価Bプラスと評価した住区会議室は3住区でございまして、評価した点は記載のとおりでございます。  次の項番4、「求める水準に達している」と総括評価でBと評価した住区会議室ですが、記載のとおり14住区でございます。  次の項番5の「水準を下回っている」と総括評価Cと評価した住区会議室はございませんでした。  以上のとおり、評価を行った次第でございます。  説明は以上となります。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○かいでん委員  まず、1問だけ伺いますが、かがみ文の1ページの一番下に運営評価の方法とありますけれども、これは対面でのヒアリングは行っていないと、提出された書面のみをもって評価しているという解釈でよろしいのか伺います。まず、それだけです。 ○髙木地域振興課長  各住区からは様々な資料を提出いただき、委員会については、対面で委員会を開催しております。  以上です。 ○かいでん委員  ありがとうございます。果たしてそれでいいのかっていうことなんですけど、特にB評価となった14住区の所見の欄を見ていると、これ全てコピペの文なんですね。ほかの例えば今後案件で出てきますけれども、産業経済部の中小企業センターの指定管理のほうでは、事業者からヒアリングを対面で行っていて、それを基に評価していますから、もうちょっと具体的にいろいろ聞き取ってると。要はB評価となっているところも、実は対面で聞けば、いろいろやってることとか出てくるんじゃないかなと思うんですけど、果たして何でヒアリングをやっていないのか、今後やる余地はあるのかを教えていただきたいのが1つ。  それから、もう1つが、その所見でコピペになっていると申し上げましたけれども、その中でどこについても苦情の件数も少なくという記載があるんですが、一番多かった住区で何件くらい苦情があったのか、また何件以下を苦情が少ないと判断しているのか、全住区苦情が少ないってなってるんですけども、その基準があれば教えていただきたいと。  以上です。 ○髙木地域振興課長  まず、住区の従事者というんですかね、住区会議室、住区住民会議とのヒアリングっていうのですかね、そういったものについては、通常業務の中で職員が住区の関係者に聞き取りを行いながら、行っているというところで、常に住区の方とはお話をいただいてます。  また、住区住民会議の全体会として、住区住民会議連絡協議会というのがございます。また、地区には地区連絡協議会というのがございまして、そういったところでもって、様々な住区の方からの御意見をいただきながら、いただいてますので、決して評価の上で対面、住区の方の意見を伺ってないというふうに区としては考えてございません。  苦情の多い少ないというところでございますけども、各住区でアンケートをいただいてまして、そちらについてですね、数というのはこちらでも把握はしてますが、苦情の中にはですね、苦情というんですかね、アンケートの中には、とてもよく対応していただいているとか、そういった御意見がある中で、各従事者の対応が悪いというところも散見されています。そういったところはですね、大体各住区、多くても1件とか2件ぐらいのアンケートの結果でございます。区としてもですね、こういったことがあるというのは認識しながら、住区の支援をしているというところでございます。  以上です。 ○かいでん委員  そうすると、2点伺いますけれども、1点目、ヒアリングについては通常業務の中で聞き取りを行っているし、あと住区住民会議連絡協議会と地区連絡協議会で聞いているっていう話でしたけれども、そこで得た情報っていうのは、今回の評価に反映されてるのか。多分それは別物で、提出された書類を基に委員会で判断しているのかなと思ったんですけれども、ですから通常の聞き取りが反映されているかどうか伺います。  それから、2点目は、対応が悪いというアンケートについて、多くても1件、2件ということで、ならば苦情が少ないと判断されるのも、そのとおりなのかなと思いますけれども、その苦情が多い少ないっていう基準ですね、何件以上、何件以下みたいなのが設けてあるんだったら教えてください。 ○髙木地域振興課長  各住区住民会議との連絡協議会でのそういった御意見等は、今回のこの評価結果っていうんですかね、この書類のほうには反映はしてありませんが、通常業務の中で職員が聞き取った内容については、この資料の中に盛り込まれてございます。  また、苦情の件数の基準というのは、特に設けているものではございません。  以上です。 ○かいでん委員  それから、また別の話題になるんですけれども、民間事業者を今後入れていくっていう中で、見ているとですね、民間事業者を入れる住区はほとんどがB評価となっています。一方で、田道と、それから五本木については、田道がAプラスで、五本木がBプラスとなっている、その2住区だけが今回プラス評価されているのかなと拝見していました。  その中でAプラスと評価された田道についてなんですけれども、A3判の参考資料2のところで、田道住区会議室の評価について、真ん中くらいのところに書いてあります。それ見ていると、例えば評価基準による評価の二つ目ですね、利用人数、目的を確認し、適当な会議室を案内することで利用者の立場に立った対応を心がけている、これすばらしい取組だと思いますし、あるいはこの施設の効用を高める取組の二つ目ですね、地域登録団体に声をかけ、ふれあい館まつりへの参加協力の機会を設けるなどコミュニティ活動の推進に努めている、これも住区がやっているからならではの取組なのかなと思うんですが、こういったAプラスと評価されている田道を今後民間事業者に引き継いでいくことになるので、その引継ぎ方法ですね、昨年度こういうことやってるので、これをぜひお願いしたいということが言う機会があるのか、言えるのかどうか、教えていただきたいと思います。  それから、もう1点が、今後民間事業者を入れるに際してですね、この評価方法について変わる点があれば教えていただきたいんです。昨年の本案件のときにも私、質問させていただいて、より恐らく採点を細分化していきますっていう当時の課長から、そういう御答弁いただきましたけれども、改めて1年たったので、もうちょっと具体的に決まっているところがあれば教えていただきたい。  例えばこの先ほど1問目で申し上げたように、民間事業者に対しては対面でのヒアリングを行うのかどうかとか、あとは評価基準、細分化といっても、自主事業を評価する項目を入れるのか、どういう項目を入れていくのかっていうイメージが分かれば教えていただきたいですし、あとは今A、B、C評価やっていますけれども、ほかの区の施設だと、そうじゃなくて100点満点で採点をされてますから、そういったその採点の仕方も変えていくのかとか、区の求める水準、今は全住区が求める水準に達していると所見で評価されてますけれども、それがより求める水準が引き上がるという解釈でよいのか。  以上、教えてください。 ○髙木地域振興課長  まず、1点目のこういった取組が引き継いでいけるのかという御質問でございますが、民間事業者が決まりましたら、12月以降、順次、引継ぎを行っていきます。また、仮協定等を結んでいく中で、こういった取組が引き継いでいけるよう、区としても支援をしていく、見ていきたいなというふうに考えております。  また、評価基準のお話でございますが、同じ住区会議室の指定管理ということで基本的な部分、例えばサービスの実施に関わる事項、経営能力に関する事項、こういったところは変わらないかなというふうに思ってます。  民間事業者の場合、企業として適正な管理運営能力を有しているか、公募時に提案を受けた自主事業、地域のコミュニティ形成に資するような会議室を活用できているか、細かく評価していくこととなります。住区住民会議の指定管理の場合を今回と同じA、B、Cの評価で行っていきますが、民間事業者については、点数化をすることで評価していくふうに考えております。  どういうふうに民間事業者と対面でヒアリングをするのかというところでございますが、そのような考え方でこちらのほうとしては考えてますが、まだ実際どのような形で運営評価を行っていくか、まだ検討中でございます。  以上です。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川原委員  さきの委員の部分と若干私もクロスする部分があるんですけど、その施設の効用を高める事項ということでプラスをしている住区会議室があるんですが、確認なんですけど、これはあくまで指定管理者である住区住民会議が主体となってる事業に対する評価ということですか。  例えばですね、ちょっと全体は分かりませんけど、北部でいうと、菅刈とか、東山っていうのはフードドライブをやってるっていう、そういうふうなことで効用を高めたってことでプラスになってるんですけど、例えば駒場住区も、烏森住区も、いわゆる北部地区の包括支援センターの出張相談なんかを、たしか月1回ぐらいやっていただいてるんですね。そういうのは包括支援センターの事業だから、評価にされないんだという意味合いなのか。実際場所を貸してるわけで、その地域の方々はいわゆる大橋のそこまで通わずに、近場でそうやって相談を受けることができるという部分で、効用が僕は高めてるように感じてるんだけども、そういうものは評価されないのかっていうのがちょっと分からないんで、あくまで住区のいわゆる住区住民会議が主催といいますか、自主的にやってる事業としての部分が評価されてるという意味合いでいいのかどうか確認しておきたいと思います。 ○髙木地域振興課長  今、川原委員から御質問あった件でございますが、委員おっしゃったとおり、こちらの住区住民会議が自主的にいろんな活動をしていく、そういった取組に関して評価しているものでありまして、住区会議室を貸してるところっていうところでは、ちょっと評価の対象とはしていないというところでございます。  以上です。 ○川原委員  そうなんでしょうけどもね。でも、実際ちょっとほかのところ、失念したけど、どこの住区かは忘れましたけども、例えば放課後の子どもたちの学習支援なんかもやってたところもたしかあったと記憶してますけども、現在コロナ禍からなくなってるのかどうか分かんないけども、何かやっぱり効用を高めるという意味に値するんじゃないのかなというふうに思います。  例えば中目黒住区なんかも、前年度の終わりぐらいから子ども食堂をやってんですね。場所は住区センターではないんだけども、船入場でやってるんですけど、調理とか何とかして、住区ということを知っていただく意味では効用を高めてると理解するんだけども、そういったところはプラスにならないのは、何かちょっとせっかく頑張ってるのに評価されないっていうのは何か寂しいなと感じておるんですが、その辺は評価に加えることはできないんでしょうか、確認でございます。 ○髙木地域振興課長  今の川原委員の御指摘っていうんですか、御要望ですが、その辺はですね、たしか中目黒のは住区というよりも、町会かなんかで、住区でやってるんですかね、そういったことで提案があればですね、評価にしていくことができると思いますが、住区からの御提案があって、こちらとしては評価しますんで、そういったことがあれば、職員もそこについてますんで、職員からもそういった意見を吸い取って、評価していければなというふうに考えております。
     以上です。 ○川原委員  さきの委員もおっしゃってましたけど、やっぱりその出される書類での評価になっちゃうから、どうしてもそういうのが抜けちゃうんだろうと思うんで、そういう活動をされてるんであれば、しっかりと書いていただくように、日頃から接していただいてる係の方がいらっしゃると思うんで、来年度以降はしっかりそういったものも反映できるように、やってるんだからね、やっぱり評価してあげないと僕はいけないんじゃないかなと。取組が住区会議室という部分の効用にはならないのかもしれませんが、住区ということを知っていただく、そこからまた住区会議室を例えば地域の方が使っていただけるということにも私はつながっていくんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひそういったところ、コミュニケーションの中でぜひいい取組だなと思えばですね、こういった評価の中にも書くように職員の方からアドバイスをしてあげたらいいんじゃないかと思いますけども、その点について最後お伺いします。  以上です。 ○上田区民生活部長  ただいま委員のほうから御指摘のあった点でございますが、まず私たちはこの評価をするときには、先ほど申し上げましたように日頃からの住区住民会議の方たちとの情報交換等を通じて、いろいろな情報を入手しているところでございます。また、年1回の指定管理の運営評価に係る書類を出していただくときにも、一応細かくお話を聞きながら、どういったところを評価していくっていうことについてもきちんとヒアリングをね、そういった意味では個別にヒアリングを重ねているところです。  確かにばらつきがあるのは事実でございまして、例えば菅刈とか、東山はフードドライブをやっているから、だからそこについて評価したという形になっています。もしかしたらほかの住区でも1回でも取り組んだとか、あるかもしれませんが、そこは見落とすこともある可能性もございます。そういった意味で、細かくこちらのほうの職員もヒアリングをしていきたいとは思っています。  年1回の運営評価のこの結果は、必ず全住区のほうにお返ししますので、自分たちが「いや自分たちもやってるよ」と気づいていただけるような、そういったきっかけも年1回の運営評価を返すことによって、気づいていただけると思いますので、今後もそうしたところについて、きちんと意見とか、情報を拾っていきたい、そのように考えてございます。  以上です。 ○武藤委員長  川原委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○佐藤委員  今、さきのお二人の質疑の中の続いてになるかと思うんですが、2ページの項番4の評価基準、このサービス実施に関する事項が1から4で、経営能力に関する事項が1から5なんですが、そもそもこの評価項目を見直すとかいうようなっていうようなことは、必要性があるのか、もしくはそういうことをしているのかっていうことをお尋ねします。  なぜお尋ねするのかといいますと、参考資料2の説明がありました。また、質疑がありました。求める水準を超えており、施設活用において、特徴的な取組を行っていると評価した住区会議室、これが標準を超えていればBでオーケーという考え方もあるでしょうし、基準を超えていく、利用者にとって、さらにいろいろな満足度であったり、また利用者が増えるですとか、リピートでとか、いろいろな広がりがあるような部分で水準を超えるっていう言い方もあるかと思うんですが、そうするとこの評価基準で、部長の答弁でも評価を介して、それで気づきの部分もあれば、やってるよっていうのと、あとほかの施設でやっている例えば簡単に言うと、ロビーに意見箱を設置するというようなこともありますし、冷水器に踏み台を設置する、スタッフが業務日誌に、これすぐ、どちらかといえば、経費もかからなくて、アイデアでできるのかなと、こういったものを参考に、各下ろした評価を見ながら、そういった努力をされるということに関しても評価をしていくっていうことがあってもいいのかなって思ったんですね。  また、広くは地域コミュニティに資するような、どれにも該当するのかもしれないですけど、それを含めて、利用者の認知度が低いっていうことですから、その辺のものも見ていきながら、その評価基準というものも、その時代背景とか、民間の方、事業者が入ってくるという中で、見直すことも必要な部分が出てきてるんじゃないのかなと思うんですが、その辺について、幾つか言ったんですけど、この項番4について、さらに見直しが必要なんではないのかなと思ったんですが、いかがでしょうか。 ○髙木地域振興課長  評価基準につきましては、毎年この運営評価を行っていくわけですから、評価基準を変更してしまうと、前年度の評価に対してどのような取組が行われたか評価する上で、ずれが生じてしまいますので、今のところ評価基準のほうを変更することは考えてございません。  ただ、先ほども申しましたとおり、民間事業者が指定管理者となるところにつきましては、細かく今まではA、B、Cという評価でしたが、点数で評価を行っていくとか、ヒアリングを行うなどの評価を行っていくことを考えてございます。  以上でございます。 ○佐藤委員  今お答えの中で民間の方に、事業者に関しては違った採点になる可能性がありますよっていうことで、その辺の部分は今後踏まえて、評価を既存の事業者にも見ていただくようなことになるんですかね。 ○髙木地域振興課長  今、委員おっしゃったとおり、そのような形で評価、運営評価のほうも行っていきますので、こういった評価結果についても少し変わっていくのかなと思ってます。  説明は以上です。 ○武藤委員長  佐藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○斉藤委員  委員の構成ということなんですけども、評価委員の構成ですけれども、ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、委員長、副委員長は職員ということで、日々住区の方たちと接する機会があると思いますけれども、外部有識者の3名の方っていうのは、委員長、副委員長ほど接する機会もそんなにないと思うんですが、基本的には書面だけで、委員長、副委員長が様々なヒアリングを基に委員の外部有識者の方に説明をして、5人で総合評価をしてるというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ○髙木地域振興課長  まず、この外部有識者の方には、事前にこの書類のほうをお送りさせていただいて、よく書類を見ていただいてます。その後、各地区の所長、もしくは係長のほうからヒアリングを行いながら、最終的に評価を行っているというところでございます。  以上でございます。 ○斉藤委員  ありがとうございます。そうしたら、基本的には外部委員の外部の有識者の方たちは、書面での評価でこの評価をされてるということで、さっきいろいろ前の委員の説明の中でも、書面だけじゃなくて、ヒアリングっていう話だったんですけども、今、日頃から話合いを行ったりとか、いろんな接する機会があるということで、そういったことを含めても評価もしているということだったんですけども、この外部有識者の方に関しては書面のみでの評価という評価をしているというふうに考えてよろしいでしょうか。 ○上田区民生活部長  ここにあります外部の方たち、一応全て区民の方です。学識経験者の方、この方は長らく区にお住まいなので、日頃から町会活動とか、住区の活動は見られています。中に役員として入るとか、そういうわけでありませんけども、日頃の一般的な住区の活動とか、町会の活動は見られています。  また、お二人の女性の方たちも、町会活動、住区活動はされている方たちです。ただ、役員とかいう形では関わっておりませんので、真ん中にどっぷりつかっているわけではないので、公平に住区を評価できる立場だというふうに私たちは考えておりまして、そういった意味で委員になっていただいてます。  また、住区や町会にかかわらず、ほかの活動も区内でされていますので、そういった意味では全体のコミュニティ活動を見れるというふうにして、私たちはこの方たちを委員にしているところでございます。  以上です。 ○武藤委員長  斉藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○山本副委員長  先ほどの委員の答弁の中で、要は書類の記載もないし、自己申告もないから、プラスアルファの効用があるような、何か効用を高めるような取組をしてても気づかないこともありますっていうことがあったんですけれども、何かしら事業をやるときって、少なくとも経費がかかると思うんです。なので、会計書類を見れば、何か全ての事業って分かるんじゃないかなと思うんですけど、そのあたりはいかがでしょうか。 ○髙木地域振興課長  確かに事業というのは、経費とか、そういった書類を見れば分かると思います。ただ、今回の評価については、そういった事業だけではなくって、地域の住区の強みだったりとか、特色を生かしたような、そういった取組をしているかどうかというところを評価にしていますので、事業だけで評価をしているものではございません。  以上です。 ○山本副委員長  事業の中身が分からないことには、それが評価の対象なのか、効用を高めるような取組なのかどうかも分からないのかなと思うので、事業が、項目が分かっているんであれば、中目黒住区では船入場で子ども食堂をやっていますと、その経費が幾ら幾らですって項目があるんであれば、これ何ですかと、逆に言えば聞くことができるんじゃないかなと思うんですが、そういった取組はされていないんでしょうか。 ○上田区民生活部長  住区会議室のここに関わる経費について言えば、住区会議室の窓口業務、そういったものにかかる経費だけですので、そこからは全体の事業経費は見えてこないというふうに考えています。  今、副委員長がおっしゃったような、どこそこでこういうことをやってるというところは、どちらかというと、各住区住民会議が行っている日頃からの事業活動の中で出てくる話です。そこをたまたま住区会議室を使ってやるということであれば、それはこういった評価の中で出していただければ、我々はつかむことができますが、それ以外の場合はなかなか難しいというふうに思っています。  この参考資料2にあるここら辺の施設の効用を高めるところのここに関して言えば、ほとんど住区住民会議の日頃の活動の一環としてやっているところであり、取り立ててすごい経費がかかっている、あるいは委託料のお金がかかっているということではなく、日頃の活動の一部というふうに私たちは捉えているところでございます。  以上です。 ○山本副委員長  ということは、取り立てて会計項目に上がってくるようなものではないっていう認識で正しいでしょうか。 ○上田区民生活部長  住区会議室の運営というところでは、項目は上がっていくわけではございません。  以上です。 ○武藤委員長  山本副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○かいでん委員  すみません、1点だけ、最初の資料の4ページですね、評価委員会についてです。外部有識者ということで委員の方3人いらっしゃる中の一番上の方、学識経験者となっています。先ほどの御説明の中で区内に長らくお住まいでというお話があったんですけれども、この方について調べてみると、全然地域コミュニティ云々ではなく、全く別分野の何か研究されてる方なのかなと拝見したんですが、そんなことないですか。 ○上田区民生活部長  ホームページ上はそうなってるかもしれませんが、かつて区のほうにもいろんなまちづくりに関する提言もしていただいた方ですので、決してコミュニティ等について薄い方ではないと私たちは判断しています。  以上です。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(2)令和4年度目黒区立住区会議室指定管理者運営評価結果について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)令和4年度目黒区区民斎場指定管理者運営評価結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(3)令和4年度目黒区区民斎場指定管理者運営評価結果について報告をお願いいたします。 ○髙木地域振興課長  それでは、令和4年度目黒区区民斎場指定管理者運営評価結果について御報告いたします。  資料を御覧ください。  項番1の施設名は記載のとおりで、めぐろ区民キャンパス内に位置する施設でございます。  項番2、指定管理者名も記載のとおりでございます。  項番3の指定管理期間及び運営評価の対象期間でございますが、指定管理期間は平成30年4月1日から令和5年3月31日までの5年間で、今回の評価対象期間は、最終年である令和4年4月1日から令和5年3月31日までの1年間でございます。  なお、令和5年度からは新たな指定管理期間となり、令和4年11月28日開催の本委員会で御説明したとおり、引き続き株式会社日比谷花壇が指定管理者として区民斎場の管理運営を行っております。  項番4、運営評価の方法でございます。記載のとおり、要綱に基づき設定された運営評価委員会におきまして、指定管理者から出された事前報告書、利用者アンケートの結果、指定管理者の自己評価などについて、あらかじめ定められた基準に基づき評価を行ったものでございます。  資料をおめくりいただき、2ページ下段の別表として、評価委員会の構成が記載されております。  項番5のほうに戻ります。事業報告の概要でございますが、おめくりいただきまして3ページ、別紙として添付しております、項番3の施設利用の状況の表を御覧いただき、新型コロナウイルスの影響は備考記載のように、令和2年4月10日から、2式場のうち1式場のみを利用とし、少人数での葬儀となるよう利用者に協力依頼をしてきましたが、令和3年10月25日以降は、2式場の利用を再開しており、令和4年度としては一定程度利用は戻ってきております。  1ページにお戻りいただきまして、項番6、施設の運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございます。歳入につきましては、先ほど御説明したとおり、新型コロナウイルス感染症の影響により減少しておりましたが、令和4年度は一定の回復が見られております。歳出の増につきましては、最低賃金上昇などの人件費の増によるものでございます。  なお、表下、米印にありますように当該施設の維持管理経費は、区民キャンパス全体の施設維持管理をしている八雲中央図書館で負担しているため、表の歳出経費には含まれてございません。  項番7の評価基準でございますが、評価結果、評価の説明は記載のとおりでございます。  2ページにまいりまして、項番8は自己評価結果でございまして、95点でございました。  項番9は、総括評価結果は83点で、十分水準を超えるものというものでございます。昨年度は80点でございました。  項番10、各評価の内訳でございまして、一番右の得点は各委員の得点の合計を平均したもので、得点欄の合計では82.75でありましたが、小数点以下四捨五入することとしているため、総括評価としては83点となります。  表下、所見欄でございますが、経験やノウハウを十分に生かし、施設運営が円滑に行われているなどが記載されております。サービスに関する事項は良好な水準であるとともに、緊急時の対応が適切であり、こうした取組を踏まえ、十分水準を超えていると評価したところでございます。  説明は以上となります。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○かいでん委員  2ページの中ほど、所見の欄に緊急時には迅速かつ適切な対応が取られているとあったんですが、緊急時があったということなんでしょうか、またその中身を教えてください。  以上です。 ○髙木地域振興課長  緊急時というのは、例えば施設で水漏れがあったとか、施設の設備に異常があったっていうところでございまして、そういったときには速やかに区のほうに連絡が入るというふうな形で、昨年度もございました。  以上です。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○斉藤委員  3ページの施設利用の状況で、令和2年4月10日から令和3年10月24日までが2式場のうち1つだけを利用して、小人数で葬儀をというふうになっておりまして、先ほど御説明があったように、令和3年10月25日からは、それが解除されたということでありますけれども、いずれにしても高齢者の感染というのは非常に多くなっておりまして、今、第9波も来るとも言われておりますけれども、2類が5類になったということではありますが、その感染の拡大によっては、またこのように1つだけ使うというような判断というのは指定管理のほうではされることがあるのか、ちょっとお伺いします。 ○髙木地域振興課長  コロナとか、感染症の影響で、こういった式場を2から1にするということでございますが、こういったことは国とか、区の方針、こういったものが示されれば、当然このような形で施設の運営をしていくこととなると思います。  説明は以上です。 ○武藤委員長  斉藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(3)令和4年度目黒区区民斎場指定管理者運営評価結果について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)訴訟事件の結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  続いて、(4)訴訟事件の結果について報告をお願いいたします。 ○坂本滞納対策課長  それでは、訴訟事件の結果について御報告いたします。  本件は、訴訟を提起したことについて、令和5年4月12日に本委員会に報告したところでございますが、令和5年6月22日に当該訴訟の判決が確定しましたので、報告するものでございます。  なお、本件は、子育て支援課が所管する目黒区奨学資金貸付金に係るものですので、本日、文教・子ども委員会に情報提供いたします。  それでは、資料に沿って御説明申し上げます。  項番1、件名、項番2、訴訟事件名等、項番3、請求の趣旨につきましては、記載のとおりです。  なお、参考までに、事案の概要につきまして裏面に記載してございます。  裏面の項番1、貸付状況等でございますが、貸付金額128万円について、当初、平成29年4月から月1万円ずつ返済という予定でしたが、令和5年4月3日現在、2万円しか返済がなく、同日時点での滞納額70万円につきまして、訴訟を提起いたしました。  項番2、訴訟提起以降の経過でございますが、令和5年5月22日に口頭弁論がございまして、同日、判決が言い渡されました。その後、連帯保証人である被告B氏から、分割納付により返済したいとの意向が示されましたので、現在、分割納付合意書の締結に向けて協議を進めているという状況でございます。  表面に戻っていただきまして、項番4、判決内容でございますが、3、請求の趣旨記載の区の請求が全て認められました。  なお、被告A氏及び被告B氏から控訴の提起がなかったため、令和5年6月22日に当該判決は確定いたしました。  説明は以上でございます。
    ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○こいで委員  前回の4月12日に報告受けた段階では、この連帯保証人のB氏という方は、自分ではそれになったつもりはないといったことをおっしゃっていたと思うんですが、そのあたりは解決したということでよろしいんでしょうか。 ○坂本滞納対策課長  こちらの案件につきましては、訴訟提起に至るまで、私ども所管及び滞納対策課での徴収努力を続けていた段階においては、連帯保証人と連絡がつかなかったという状況で、今回訴訟を提起したことで、初めて連帯保証人が出廷してきたというケースでございます。  今、委員がおっしゃった案件は、恐らく別の案件で、保証人のほうが保証契約を締結した覚えはないというような主張があったというようなものかと思いますので、今回の案件とは異なるものかと考えます。  以上でございます。 ○武藤委員長  こいで委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(4)訴訟事件の結果についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(5)令和4年度目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(5)令和4年度目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について報告をお願いいたします。 ○銅金産業経済・消費生活課長  それでは、令和4年度目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について御報告申し上げます。  項番1、施設名は、記載のとおりの内容でございます。  項番2、指定管理者につきましては、株式会社コンベンションリンケージ、所在地並びに代表取締役名は記載のとおりでございます。  項番の3、指定管理期間及び運営評価の対象期間につきましては、記載のとおりでございまして、令和4年度につきましては、5年間の指定期間中、4年目の運営評価となってございます。  項番の4、運営評価の方法につきましては、記載のとおり、要綱に基づき設置されました評価委員会、こちらにつきましては、1枚おめくりいただきまして、2枚目の評価委員会の委員の構成、こちらに基づきまして、こちらの委員会において、指定管理者から提出された事業報告書、アンケートの結果等々を基に、あらかじめ定めた基準に基づき評価を行ったものでございます。  お戻りいただきまして、項番の5、事業報告書の概要でございますけれども、こちらにつきましては、別紙として、概要を添付してございます。  こちらにつきましては、項番1として、施設の概要、項番2として、指定管理者の概要、そして項番3として、管理業務の実施状況ということで、事業の実施と施設の利用状況、こちらについて記載をしてございます。  最後に、項番4、管理経費の収支状況については、記載のとおりとなってございます。  かがみ文に再びお戻りいただきまして、項番の6でございます。施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移につきましては、直近3年分を記載してございます。  表の下の米印の部分でございますけれども、区民センター全体の施設の維持管理につきましては、区の委託事業として実施していることから、こちらの表の歳出経費については施設の維持管理経費は含んでございません。  続いて、項番の7、評価基準に関しては表のとおりでございまして、80点以上が水準を十分に超えている、79点から70点までが水準を超えているという基準となってございます。  その下、項番の8、指定管理者の自己評価ですけれども、こちら88点ということで十分水準を超えているとの評価でございます。  その下の項番9、総括評価の結果につきましては、区が設置いたしました評価委員会の結果で84点と十分水準を超えているとなってございます。  お手数ですが、裏面に移っていただいて、項番の10、評価の内訳でございます。評価項目は大きく5つの項目に分けておりまして、項目ごとに評価内容を設けまして、合計点100点満点としてございます。得点につきましては、各評価委員の平均点ということで、合計得点が84.4点と、こちらを四捨五入いたしまして、総合得点を84点とした結果でございます。  最後に、所見でございますけれども、令和4年度につきましては、新型コロナウイルスの感染状況に左右されながらも、感染防止対策に十分配慮した上で各種事業を実施いたしました。また、利用人数の制限であるとか、飲食の制限など、様々な制限を行っておりましたが、区と情報交換、適切に行いながら、解除を円滑に進められたというふうに認識をしております。  さらに、施設の衛生環境の整備であるとか、従業員個々の衛生管理にも細心の注意を払っておりまして、従業員の感染者に関しても発生せずに、滞りなく業務運営がなされておりました。制限から緩和に移行が進んだ変化の大きい年度ではございましたけれども、環境や利用者の要望を踏まえながら、適切に業務が進められたことを委員会として評価をいたしました。  以上のことから、最後の段落ですけれども、総合的に判断いたしまして、現指定管理者の業務は十分水準を超えていると評価をさせていただき、今後についてはアフターコロナ時代に求められるサービスの拡充を図り、施設利用者の増加と満足度を高める事業の推進を求めるとの評価の所見となりました。  説明については以上となります。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○斉藤委員  1ページ目の8と9の指定管理の自己評価結果と総括評価、評価委員会の評価が4点離れてますけど、両方とも十分水準は超えてるということでありますけれども、自己評価に対して総合評価が少し低いというこの部分に関して、この開きに関する部分はどの辺のあたりのものなのか、分かれば教えてください。 ○銅金産業経済・消費生活課長  どちらも80点を超えているということで、十分水準を超えている水準ではあるんですけれども、委員会の評価は、委員5人の平均になるので、その個別の評価を見ていったときに、最終的に平均した結果、そこの差は若干は出ているんですけれども、どちらも80点を超えているということで、十分水準には達しているということでございますので、大きくこの項目が大きく開いてるっていう状況ではないというふうに認識をしております。  以上でございます。 ○斉藤委員  そうしますと、自己評価と総合評価、4点離れてますけれども、認識の差はないというふうなことでいいということで、確認です。 ○銅金産業経済・消費生活課長  個別の項目ごとに見ていくと、プラスの部分、マイナスの部分に関してはあるんですけれども、全体としては80点を超えているというところでの大きな差ではないというふうに認識をしているところでございます。  以上でございます。 ○武藤委員長  斉藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○松田委員  今の委員の質問とはちょっと違うんですけれども、いずれにしても自己評価にしても、区の総括評価にしても、高いんですね、非常に。十分水準を超えているということなんですけど、ここに関しては、区の求めるレベルが、あるいは財務状況に対する考え方が基本的に低いので、私はこう出てしまうというふうに考えているんです。  この後に報告もあるかと思うんですが、2011年の緊急財政対策の時からずっと質問していまして、いよいよ区民センターの再整備もありますから、ぜひまたしつこく質問したいと思うんですけれども、5,000万円ぐらいの委託料を区が出していて、80%が人件費なんですね。だけど、10%消費税ですから、事業費に至っては1%ぐらいで、いわゆる中身があるのかないのかっていう根本的なことを私は聞きたいと思います。まず、簡潔にどうでしょう。 ○銅金産業経済・消費生活課長  この両施設の指定管理ですけれども、人件費がおおむね4,000万円ぐらいの内訳になっておりますので、内訳としてはそれ相当の部分を占めているというところで、施設管理が主というところを鑑みますと、そこにプラス事業として様々なことをやっていくというところでは、ある程度人件費に、そこが比重があるというのは致し方ないかなというふうには認識をしております。  以上でございます。 ○松田委員  もう一度質問いたします。まさに例えばどんな事業でも、あるいはこういう政治の稼業であっても、例えば国会議員の方が秘書を雇うと、事務所を借りると、何かの事業をする、ポスティングでも、それはすごく負担になるんですね。それよりも業者に頼んじゃったほうがいいということなんです。まさに、今度区民センターの再整備、本格的に取り組むに当たって、これだけの施設を使って残して、これだけの人材を雇って、指定管理をしても、費用対効果としてどうなのかということを改めて、今日何も結論は出ないと思うんですが、質問したいと思います。 ○銅金産業経済・消費生活課長  区民センターの今後見直しも進んでまいりますので、それに向けては費用対効果でありますとか、事業、これは存続すべきかどうなのかであるとか、施設の見直しに関しては、資産経営課、主となりますけれども、所管として、適切に連携を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○松田委員  最後に短く。例えばほかの館ですけど、まちづくりセンターっていうのも同じような構造があって、2013年に私もその前から質問して、廃止になってるんですね。事業自体をやめるというよりも、民間に委託をするということなんですよ。勤労者の福祉については、様々なサービスもありますから、そこら辺の連携を、連携というか、そのくらいの組立てをしながら再整備をしていっていただきたいなという根本的な質問です。 ○荒牧副区長  ただいまの御質問、根本的な御質問っておっしゃられたように、確かに本日報告してるのは、既存の施設、公の施設として定まってますので、それは法律に基づく指定管理の評価をして御報告をしています。ただ、中小企業センターや勤労福祉会館があそこに整備されたときと現在の状況、根本的に違ってきてます。それに、この当時はなかった中小企業の従事者の皆さんの福利厚生については、別途団体を区内に設立しましてフォローしています。  ただ、勤労者サービスセンターなんですが、そちらも区内の中小企業従事者が全部入ってるわけではありません。ネット社会が進んでいる中で、様々な事業の活動とか、サービスの受け方ってありますので、そういったことも含めて、今回の区民センターの見直しの中では、この両施設をどうしていくのかって、今御指摘のような根本的なことも当然視野に入っております。  そういう前提で様々な御意見聞きながらまとめておりますので、単なる箱をどうこうっていうことではなくて、委員おっしゃるように何をするのか、何が求められてるのか、そこがベースにあって、その上での箱が必要かどうかって、順番は箱が先ではなくて、何が求められて、何をすべきなのかっていうことだと思ってます。そういう点で、事業の見直し、区民センターに限らずですね、ほかの施策についても同様なことが言えるかと思いますので、心して進めたいと思っております。  以上です。 ○武藤委員長  松田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○佐藤委員  ただいまのお答えの関連になるかと思いますが、もう少し部分的になるんですが、この洋弓ってことはアーチェリーなんですかね、初心者アーチェリー講習会を実施してるということを所見に書いてあります。施設では、会議室、サークル、卓球室、弓場ですね、この弓に関しては非常に特徴的な施設なのかなというふうに思うわけですが、時代とともにというようなお答えもありました。コロナもありましたが、コロナ前で言うところっていうんですかね、どのぐらい年間利用者がいらっしゃって、これを維持していくのにどのぐらい経費がかかるのか、またこれは今後精査されるんでしょうけれども、このぐらいの箱物を造るとなると、おおよそ一般的にはっていうか、今、原材料費が高騰してますが、ざっくりそのスケールで言うとどのぐらいの金額になるのかっていうのを分かれば教えていただきたいと思います。 ○銅金産業経済・消費生活課長  アーチェリー場に関する御質問でございます。コロナ禍で利用制限を2年度以降、取っておりましたので、その前ので申し上げると、講習会に関しては元年度に4回、354人というふうな形で進めておりました。あとは一般公開のほうもございますので、一定の人数の利用があったという形でございます。  区民センターの見直しについては、アーチェリー場に様々な御意見もいただいてますので、そこをどう捉えていくかというところを、所管である資産経営課とも相談しながらというところですけれども、専用の、アーチェリー専用の施設となると、アーチェリーにしか使えないというところで、特定の目的に関するところは極力減らしていくというところの方針もございますので、そこに関しては専用のっていうのもなかなか今時点では考えにくいかなというふうに認識をしてございます。  維持管理に関してですけれども、今現在、安全管理上の問題というところもございますので、利用者がいる時間帯に関しては、常時職員が、指定管理者のほうで職員をつけてというところで万全を期しているところでございます。  詳細幾ら、じゃあかかるかと、そこを切り出してっていうのもなかなか難しいですけれども、アーチェリー場に特化して維持管理をしていくっていうところで、かなり財政的には厳しいかなというふうな認識をしてございます。  以上でございます。 ○武藤委員長  佐藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(5)令和4年度目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について、を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(6)目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者募集要項(案)について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(6)目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者募集要項(案)について報告をお願いいたします。 ○銅金産業経済・消費生活課長  それでは、目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者募集要項(案)について御報告いたします。  まず、資料を確認させていただきます。かがみが1枚ございまして、次にホチキス止めで募集要項の案、その次に指定管理者参考資料集、もう1つ、ホチキス止めで指定管理者申請書類様式集というものをつけてございます。  それでは、かがみに基づきまして御説明させていただきます。  まず、項番1の経緯でございますけれども、当該2つの施設につきましては、令和6年3月をもちまして指定管理期間が終了いたしますので、本年5月31日の当委員会におきまして、指定管理者制度実施方針案を御報告させていただいております。この方針に基づきまして、今回の募集要項を定めまして、来年度からの指定管理者を募集するものでございます。  対象施設、項番の2でございますけれども、こちら記載のとおりでございます。  続いて、項番3、募集要項(案)でございますけれども、こちらは後ほど御説明させていただくといたしまして、次の項番4の指定期間につきましては令和6年4月から11年3月までの5年間でございます。  最後に、項番5の今後の予定でございますけれども、本日の御報告後7月から8月にかけて募集要項の配布、申請の受付をいたしまして、8月から10月にかけまして選定評価、10月から11月にかけまして、指定管理者候補者の決定と仮協定の締結、指定に関する議案を提出させていただきまして、12月に議決をいただければ、結果の公表、来年4月1日には基本協定及び年度協定等の締結をいたしまして、業務を開始したいと考えてございます。  それでは、別紙の募集要項(案)を御覧ください。  まず、お開きいただきまして、裏面が目次になってございます。  右側、1ページにまいりまして、項番1が募集要項の位置づけ、項番2が両施設の運営に関する基本的事項ということで、それぞれ記載のとおりでございます。  次に、項番3の対象施設の概要でございますけれども、こちらにつきましても記載のとおりとなってございます。  2ページにまいりまして、下のほう、項番4の指定管理者の業務等でございます。  中小企業センター条例及び目黒区勤労福祉会館条例に基づきまして指定管理者業務をお願いするわけですけれども、(1)番では両施設の利用に関すること、3ページにまいりまして、(2)番は、中小企業センターの施設を使用して中小企業の振興に資する講座及び講演等を実施すること、(3)番では、勤労福祉会館の施設を使用して勤労者の文化・教養及び福祉の向上に関する事業を行うこと、(4)番、施設整備、物品の修繕等維持管理に関するということで業務を記載してございます。  続いて、項番5の指定管理者が行う管理の基準でございますけれども、条例に基づき設定してございまして、3ページの(1)から4ページにまいりまして(7)までございます。基本的には条例に基づくサービスの提供、法令遵守、個人情報の適切な管理等々について、守っていただくべき事項を記載してございます。  続いて、項番6の指定の期間と、5ページにまいりまして、項番7、公募に関する事項でございますけれども、これは先ほど御説明いたしましたので、省略をさせていただきますが、具体的なスケジュール等を記載してございます。  続いて、6ページにまいりまして、項番8の応募に関する事項でございます。  (1)が応募資格ということで、7ページにかけまして、片仮名のアからキまでの7項目を記載してございます。応募の時点において対象施設に類する施設における管理運営業務の実績があることですとか、一般競争入札等、参加制限に該当しないことなどを記載してございます。  7ページの中ほど、(2)については、提出書類について記載をしてございます。  8ページにまいりまして、中ほど(3)の留意事項でございますけれども、こちらについては無効または失格になる場合の記載、また提出書類の取扱い、その他、提出書類の提出方法等について記載をしてございます。  続いて、9ページにまいりまして、項番9は経理に関する事項でございまして、(1)番は使用料収入について、(3)では区が支払う管理運営経費の参考金額をお示ししてございます。参考金額につきましては5,398万8,000円としてございます。その他、光熱水費等は区が直接支払う等、注記をしてございます。  その次、10ページにまいりまして、(4)、物品の帰属について記載をしております。  次に、項番10の責任の区分・リスクの分担でございますけれども、管理運営業務に起因する事故等の責任の区分を記載しておりまして、(1)から(4)までございますけれども、右側11ページの(4)のところで具体的に想定されるリスクの分担について表にまとめてございます。  続いて、12ページにまいりまして、項番11の選定に関する事項でございますけれども、(1)では選定方法について記載をしてございます。  (2)の評価の基準でございますけれども、次の右側、13ページにまいりまして、具体的な評価項目を表にまとめてございます。大きくは一次評価、こちら書類審査でございますけれども、1~4の4つの事項について、評価を行ってまいります。  下側、二次評価につきましてはヒアリングということで、質疑に対する回答ですとか、指定管理者となる意欲や熱意などを総合的に審査するということとしてございます。  続きまして、14ページから15ページにかけては、項番12の管理の適正な実施に関する事項でございます。こちらについては(1)番から(6)番までございまして、記載のとおりとなってございます。  続きまして、15ページ、下のほうの項番13、協定に関する事項でございます。  こちら次の16ページにかけて、(1)番では指定期間を通じての基本的事項を定めた基本協定、(2)番では年度ごとの事業実施に係る事項を定めた年度別協定の中で記載すべき内容について、記載をしております。  次に、項番14の事業の継続が困難となった場合につきましては、(1)番では、指定管理者の責めに帰すべき事由によって、事業継続が困難となった場合、(2)番では、その他の事由、例えば災害等でございますけれども、そういった場合について、事業継続が困難になった場合の考え方、こちらを記載してございます。  17ページにまいりまして、項番15が目黒区公契約条例について、指定管理期間中は公契約条例の適用を受けることになる旨を記載しております。  次に、項番16は労働環境モニタリングということで、今回の指定期間中のいずれかの年度において、記載のとおり、指定管理者の下で働く従業員等の適切な労働環境を確保するため、社会保険労務士によって、労働環境モニタリングを実施する旨、こちらを記載してございます。  次に、項番17では、現在区が進めている貸室のあり方見直しについて記載をしてございます。
     最後、項番18のその他ですけれども、こちらは引継ぎについて記載をしております。  次に、別の資料で参考資料集、こちらございますけれども、参考資料集ですね、こちらおめくりいただきますと、裏面が目次になっておりまして、次のページから現在の指定管理者の今年度、5年度の事業計画、それから昨年度、4年度の収支報告、利用実績等を記載しておりますので、御確認ください。  お手数ですが、8ページをお開きいただければと思いますけれども、8ページから13ページまでが指定管理者の業務の基準ということで、募集要項より若干詳しくここに記載をしてございます。  それから、もう1点のホチキス止めの資料、申請書類様式集につきましては、申請いただく際に必要となる各様式についてまとめてございますので、後ほど御確認いただけますと幸いです。  少し長くなりましたが、説明は以上でございます。 ○武藤委員長  議事の都合により暫時休憩といたします。再開は13時。  (休憩) ○武藤委員長  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  (6)目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者及び募集要項(案)について説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(6)目黒区中小企業センター及び目黒区勤労福祉会館指定管理者募集要項(案)について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(7)令和4年度目黒区文化ホール及び目黒区美術館指定管理者運営評価結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(7)令和4年度目黒区文化ホール及び目黒区美術館指定管理者運営評価結果について説明をお願いいたします。 ○千田文化・交流課長  それでは、令和4年度目黒区文化ホール及び目黒区美術館指定管理者運営評価結果について御報告申し上げます。  まず、項番1、評価対象施設、指定管理者名、項番2の指定期間及び評価の対象期間については、記載のとおりでございまして、現指定期間の4年目の評価ということになります。  項番3、運営評価の方法、項番4、評価結果については、記載のとおりでございまして、後ほど詳細を報告書で御説明いたします。  項番5、事業報告書等の概要でございますが、こちらは指定管理事業についての概要となります。  項番6、公表でございますが、こちらは当委員会報告後、区のホームページで公表を行ってまいります。  それでは、別紙1、運営評価結果報告書を御覧ください。  まず、1ページに評価基準及び評価方法を記載してございます。点数評価に所見評価を加えまして、文化ホールと美術館に分けて評価を行うこととしてございます。  次に、2ページ目に文化ホールの評価項目と配点を記載した評価シート、3ページ目に美術館の評価シートがございまして、各項目の配点が5点、22項目で合計110点ということでございます。  次に、4ページ、評価方法でございますが、点数評価は5段階でございまして、全ての項目が3であった場合の66点を最低評価点数としてございます。  次に、5ページに総合評価を記載してございます。中ほどの評価結果を御確認いただきまして、110点満点中、目黒区文化ホールが97.5点、目黒区美術館が94.5点ということで、両施設とも昨年に比べ得点が上昇しておりまして、優れた管理運営ができているというふうな総合評価になりました。  5ページ下段から8ページ目までが文化ホールの評価詳細、9ページから11ページまでが美術館の評価の詳細ということになります。  評価委員からのコメントがございまして、一部を紹介させていただきます。  まず、5ページ、ローマ数字のⅠ、サービスの実施に関する事項の中で言いますと、1つ目のポチで、電子チケットの導入、1時間早い貸出の増加、ビュッフェや冷水機の再開など利便性の向上に前向きに取り組んでいることが評価できる。そして、非接触型の電子チケットやキャッシュレス決済の導入等も、時流を踏まえて、来場者のニーズに合ったサービスを提供している点が評価できるという評価をいただいてございます。  続きまして、6ページ、上から2行目のところで、「また」以降で映像配信も飛躍的に伸び、新しい顧客も開拓できたのではないかと思われるというところにつきましては、コロナ禍でユーチューブですとか、SNSでの発信を強化しておりまして、ユーチューブで先ほど芸術文化振興財団から御説明ありました開館20周年記念のコンサートが今2.7万回の再生、フレッシュ名曲コンサートのアーカイブが2.8万回の再生ということで、大変多くの方の目に触れているというふうに思われます。  続きまして、6ページのローマ数字のⅡ、地域の芸術文化振興に関する事項の中で言いますと、2つ目のポチで、アウトリーチプログラム事業の拡充、開館20周年事業の取組などを評価したいということがございました。こちらはアウトリーチプログラムを文化庁などからの補助金を受けたことで、区内の小学校以外にも、区内の都立の学校や私立の学校にも行いまして、合計33施設、アウトリーチプログラムができたというところを高く評価していただいております。  続きまして、7ページ目にいきますと、(3)で総括的な評価がございます。  一番上のポチのところを見ていただきますと、いずれの項目においても標準を上回っており、コロナ禍が続く中においても、周年記念行事などに際し工夫しながら運営をされてきたものと思料する。今後も区民のニーズに応え、また人々が豊かで潤いのある生活を送る上で大切な芸術・文化の灯を絶やさぬよう、様々な企画並びに運営を図り、広くPRし、活性化させていくことを期待したいというところで総評をいただいてございます。  8ページにつきましては、評価の内訳ということでございます。  9ページ以降が目黒区美術館の評価ということでございます。こちらは総得点が94.5点で、優れた管理運営ができているということで評価いただいております。  こちらも何点か御紹介いたしますと、まずローマ数字のⅠ、サービスの実施に関する事項でいきますと、上から2つ目のポチ、区民ギャラリーの受付方法について、区民の利便性を優先して改善されている点が評価できる。こちらは区民ギャラリーの受付を、今までは対面で美術館で行っていたんですが、こちらを事前申込みにして、対面によらず、抽せんで行うことが評価されているということでございます。  一方、課題というふうに認識できるかと思うんですが、ローマ数字のⅡ、地域の芸術文化振興に関する事項の中では、ポチの3番目、アンケート回答者の住まいについて、フジタ展以外では目黒区在住が10%台と低いと、今後の目黒区民の来場者増加を期待するということで、その下の項目にも同じような記載がございまして、目黒区美術館として質が高い展覧会を行っているけども、区民の方にもう少し来てもらったほうがいいのではないかというところでお声をいただいております。  10ページにいきまして、こちらも総括的な評価でございますが、(3)今後の課題や検討・改善事項の1つ目のポチ、昨年度と比較し、コロナ感染症に係る影響は微小にとどまっており、各イベント等も予定どおり行われ、併せて様々な創意工夫を図りながら運営されてきたことが見てとれる。そのような姿勢を評価しつつ、引き続き新たな発想や視点、また時節に応じた柔軟な対応等により、より一層、本区の文化芸術の振興に寄与していただきたいというふうな総括的な評価をいただいております。  11ページにつきましては、評価の内訳でございます。  12ページにつきましては、指定管理者運営評価委員会のメンバーの内訳ということになってございます。  13ページには、評価の経過が記載のとおり記されてございます。  別紙2につきましては、事業報告の概要でございますので、後ほど御覧いただければと存じます。  説明については以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○斉藤委員  説明ありがとうございました。評価結果の内容につきまして、やはりコメントで目立つのは、区民参加が増えるように工夫ということだったりとか、無料開放したということの評価で、これから区民のさらなる利用を期待したいというようなことが書かれておりますけれども、区民の参加というか、参加が10%台と低いということで、今、目黒区としてはどのぐらいのパーセンテージまで引き上げていきたいのか、目標があれば教えていただきたいと思います。  あと、その項目でちょっと目立つのが、情報セキュリティーの研修、ICT関係の研修ですけれども、これはどのように検討しているのか、お聞かせいただければと思います。 ○千田文化・交流課長  まず、区民参加の目標値ということでございますけども、こちらは定数的に目標を今、区のほうで定めていこうということではございませんが、確かにこのアンケートの中では、フジタ展等については区民の参加が25%前後ということで、比較的高いというところでございます。  こちらの例を参考にいたしますと、例えばフジタという作品が目黒区の収蔵品で、区民の方の非常に人気があるという点、そして35周年の開館記念日に無料で開放した点というところで、区民参加が高まっているということでございますので、今後も区民の方に広く芸術に触れていただきたいという点では、無料の参加というところも、次年度以降、今年度についても、できるところで対応していきたいというところと、目標値については定めないというところでございますが、1人でも多くの区民の方に触れていただければなというふうに考えてございます。  2点目、情報セキュリティー研修というところについてですが、こちらは芸術文化振興財団の職員、美術館の職員ともに、いわゆる例えば個人情報の管理ですとか、パソコンを外に持ち出さないですとか、基本的なところについての研修というところでございます。あくまでも芸術文化振興財団というところで、芸術分野のほうが第一義的なところでございますので、最低限の情報セキュリティーの研修を実施しているというところでございます。  以上でございます。 ○斉藤委員  ありがとうございました。目標は定めないということでありますけれども、どこかの記載があったんですが、やっぱり区民以外の方でも、SNSとか、そういうネット関係で情報を得て、来場される方が多いということですけども、例えば目黒区美術館やホールなどで、例えばツイッターでショートムービーとか作って発信するとか、結構そういうのって目につくことで、要するに例えばどんなに優れたものでも、静止画だと、どんなものだか分からないと、なかなか興味が持てないということもありますので、こういったことなんだっていうことをまずお知らせする入り口が何かできれば、結構参加も増えるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。  今の情報セキュリティーのことですけども、今、全員が受講することになっているのかの確認をさせていただきたいと思います。 ○千田文化・交流課長  御質問2点でございます。  まず、1点目のSNSでの発信というところにつきますと、芸術文化振興財団、美術館ともにツイッターやユーチューブ、インスタグラム等での発信を行っているところでございます。美術館についてはショートムービーというふうなお話が今ございましたけども、そういった短いムービーも作成して出しているところなんですが、周知の仕方等で多くの人の目に触れていないというところが課題の一つになってきているかなというところでございます。  もう1点、セキュリティーについては、基本的に全職員が採用されていたと、採用されて、また毎年度受講するというところで、報告を受けております。  以上でございます。 ○武藤委員長  斉藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○かいでん委員  これもまたさきの案件と同じことを聞くんですけれども、評価の方法については対面でのヒアリングなどは行ったのかどうか、まず教えてください。 ○千田文化・交流課長  今、御質問あった点ですが、資料の13ページ、評価経過という中で、6月6日の第1回評価委員会の際に、こちらオンラインで評価委員さんと事務局、そして芸術文化振興財団を結びまして、オンラインでのヒアリングというものを行ってございます。  以上でございます。 ○かいでん委員  ありがとうございます、分かりました。なぜこれを伺ったかというと、さきの委員からも出ました情報セキュリティー研修についてなんですね。これが6ページとかに書いてあって、情報セキュリティー研修やってくださいねということは、昨年度の本評価でも委員から指摘があったと、今年も同じく指摘をされていて、実はやっていたっていう形で、全然意思疎通が取れているのか、ちょっと不安になるんですね。  それで、ちゃんとヒアリングやっているのかなと思って見たら、やっているっていうことだったので、果たしてこの区分別評価をどれくらい事業者さん、事業者というか、芸文さんは見ているのかなっていうところがちょっと分からなくて、要はここで出ている、出てきた評価をフィードバックする際には、何か対面で説明したりとか、そういうのなしに、もうこの書類でお送りするっていう形になるんでしょうか。  また、ここで出てる意見っていうのは、同意見がほか1名からありましたよとか、そういうのも書いてあって、あくまで一委員としての意見になるのか、それとも評価委員会の公式見解ということで、これはやってくださいと、ある程度強制力があるものなのか、この位置づけを教えてください。  以上です。 ○勝島文化・スポーツ部長  それでは、情報セキュリティー研修について、私のほうからお答えいたします。  これを書いたのは実は私でございまして、私も委員ですので、なぜかと申し上げますと、個人情報に関する研修を受けたっていう記載は非常にいろいろ書いてあるんです。個人情報の保護に関する研修と情報セキュリティー研修って、似てるようで違うと思うんです。なので、情報セキュリティーに関する特化した研修ということで記載がないぞということを指摘させていただいていると、こういうことでございます。これは去年も私、同じことを言いました。今年もまた記載がございませんので、強制力があるかとおっしゃいましたが、強制力があると私は思っておりますので、強くその方法も含めて指導していきたいと思っております。  以上です。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(7)令和4年度目黒区文化ホール及び目黒区美術館指定管理者運営評価結果について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(8)目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(8)目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について報告をお願いいたします。 ○千田文化・交流課長  それでは続きまして、目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について御報告いたします。  初めに、項番1、本方針の位置づけですが、文化ホール及び美術館につきましては、平成18年度から指定管理者制度を導入しておりまして、令和6年3月をもって、現在の指定管理期間が満了いたします。  本実施方針(案)ですが、区の指定管理者制度活用の基本方針に基づき、両施設の次期指定管理者選定等に係る基本的事項を実施方針(案)として取りまとめたものでございます。  次に、項番2、施設の設置目的ですが、(1)文化ホール、(2)美術館ともにそれぞれの条例に規定する設置目的に基づきまして、記載の事業を行うということに変更はございません。  次に、項番3、選定に関する基本的事項の(1)対象施設ですが、記載のとおり文化ホールと美術館でございまして、(2)現行の指定管理者は、記載のとおり芸術文化振興財団でございます。  (3)選定方法は、2ページにまいりまして、区の基本方針中の公募の特例を適用いたしまして、現在の指定管理者である芸術文化振興財団を候補者として選定するものでございます。  (4)継続の理由についてですが、これまで芸術文化振興財団が区と連携して、公益性の高い芸術文化事業を展開し、芸術文化振興施策の推進に大きく寄与していただきました。今後、区が芸術振興プランに基づく施策を効果的に展開していく中で、積み上げてきたノウハウですとか、地域とのつながり、そういったものが大変重要になってくるというふうに考えております。  また、2ページ、中段の過去4年間の評価総得点というところを見ても、芸術文化振興財団による指定管理業務というのが毎年高い評価を得ていること。こちらが今後も安定的で質の高い管理運営業務が遂行できるというふうに判断したものでございます。  次に、文化ホールの事業内容に関する理由として3点お示ししてございます。  1点目は、区民や芸術文化団体と協力して、様々な事業を実施しており、十分な信頼関係が構築されているということ。  2点目は、貸し館事業として、区民活動の拠点として、これまでの公会堂機能を引き継いで、区民や地域の方と、より近い距離で貸し館に関する調整、本来業務を生かしたホール運営、こちらができるという点。  3点目は、評価の高い地域へのアウトリーチ活動、地域のお祭り、こういったものに積極的に関わってきたことから、今後も地域とともに活動することが期待できるというふうに考えております。  次に、美術館でございますが、こちらは1点目としては、ほかの美術館との作品の貸し借りや企画展の連携、こちらが数年で構築できるものではないので、相互の信頼関係というものが今後も重要になってくるであろうという点。  2点目としては、芸術文化事業の展開という点でも、オンラインでのワークショップなど、考えられたものを行っておりますので、区民の方により多くの芸術文化に触れる機会を提供しているという点。  3点目としては、美術館のワークショップ事業というのが全国的に評価が高く、地域に根差した活動をしていると、そういった点、こちらが評価できるというところでございます。  その他といたしましては2点ございまして、1点目が、次期指定管理期間に対象ホールともに舞台機器等の設備更新工事が予定されております。こちら一定の休館期間がございますので、芸術文化振興財団として、これまでの信頼関係に基づいた貸し館の調整等、こちらの配慮が期待できるという点。  2点目は、区のリーディングプロジェクトでございます新たな目黒区民センターの基本計画(素案)、こちらの中で美術館についても一体とした整備の対象となっております。今後も継続的に区民に芸術文化を提供するということになりますと、こちらの基本計画の結果を踏まえた今後の業務の継続性、こちらを図ることが期待できるという点でございます。  次に、項番5、指定期間でございますが、こちらは令和6年4月からの5年間といたしまして、この期間満了までに改めて継続可否の判断を行うことといたします。あわせて美術館については、今後施設の一体的な建て替えを行うことを予定しておりますので、例年と異なる運営業務内容となる可能性があるということもつけ加えておきます。  続きまして、(6)評価組織でございますが、こちらは記載のとおりでございます。  続きまして、項番7、評価方法については、継続に当たっての総括的な評価というものをこれから実施していくというところが記載されております。  まず、評価に当たりましては評価基準を作成しまして、区の指定管理者制度の活用の基本的な考えである住民サービスの向上、経費の効率的な活用、こちらについて、指定管理者から提出される事業計画書や収支予算計画書に基づいて、第一次、第二次評価を実施していきます。  まず、1つ目の大きなア、第一次評価でございますが、こちらはaからeまでの大きな5項目の評価項目について評価をしていくということでございます。  続きまして、イの計画評価というところでは、こちらは次期指定期間の事業計画及び収支計画に対する評価をaからfまでの6項目について評価をしてまいります。  その下、大きなイの第二次評価でございますが、こちらは指定管理者制度や施設に対する理解、取組の姿勢等を面接やプレゼンテーションを用いて確認評価してまいります。  項番8、評価結果の取扱いにつきましては、記載のとおり、今後議会の議決を経て指定管理者を決定してまいります。
     項番4、指定手続等に関する基本事項ですが、(1)指定管理者の業務範囲、こちらについては、これまでと同様、アからウに記載のとおりでございます。  (2)個人情報保護についても、記載のとおり、条例に基づき、これまでどおり適切に対応を図ります。  次に、(3)利用料金制については、文化ホール、美術館については平成21年度から利用料金制を導入しておりますが、次期指定管理期間についても引き続き利用料金制を採用いたします。  (4)指定管理者の継続的な評価については、記載のとおり、これまで同様、運営評価委員会を設置した上で管理運営状況の評価、こちらを継続的に行ってまいります。  最後に、項番の5、今後の予定ですが、8月に芸術文化振興財団から報告書、計画書等の提出後、9月に選定評価委員による評価を実施、11月に仮協定及び指定議案を区議会に提出いたします。議決後に選定結果を公表いたしまして、来年4月から指定管理業務が開始となるものでございます。  説明は以上になります。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○かいでん委員  3ページの評価組織、6番のところについてなんですが、要綱を拝見していると、この選定評価委員会については学識経験者2名と経営に関する有識者1名と区民2名、合計5名で組織されてると。一方で、先ほどの案件であった運営評価委員会、運営評価委員会のほうについては、学識2名と区民2名、部長とスポーツ振興課長、この合計6名かなと。ここで学識と区民の2名ずつっていうのが人数同じになってるんですけれども、この運営評価委員会と選定評価委員会で入る学識経験者及び区民の方は同じ方になるのか、それとも別々の方を選定するのか教えていただきたい。  これ同じ方でやるんであれば、先ほどの案件であったような区分別評価、ここで求めていることをしっかりと改めて求めていただければと思いますし、違う方になるんであれば、それはそれで別の視点から芸文さんを審査いただければなと思ってるので、どちらになっても、やっていただくことはあるんだろうなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○千田文化・交流課長  今、委員おっしゃいましたとおり、こちらは同一の方が選定評価委員として入っております。したがいまして、運営評価についても、結果については十分御承知しておりますので、その結果を踏まえた上で、それを選定評価に生かしていただくというふうな評価の仕方ということになってまいります。  以上でございます。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(8)目黒区文化ホール及び目黒区美術館における指定管理者制度実施方針(案)について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(9)令和4年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(9)令和4年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について報告をお願いいたします。 ○稲毛スポーツ振興課長  それでは、令和4年度区立体育施設指定管理者運営評価結果につきまして御報告いたします。  資料ですが、3種類ございまして、まずかがみ文の運営評価結果についてというA4、1枚もののものです。それと、ホチキス止めの資料が2種類ございまして、まず右肩のほうに別紙1と記載がございます目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果報告書と、あとは別紙2の目黒区立体育施設事業報告等(概要)でございます。  初めに、かがみ文の資料の説明をしてまいります。  項番1の評価対象施設及び指定管理者名でございますけれども、対象施設をアルファベットのAからFまでの6つのグループに分けまして、そのグループごとに評価を行っております。  項番2の指定期間及び評価の対象期間でございます。指定期間は平成30年4月1日から令和5年3月31日までの5年間でございまして、今回はこの指定期間の5年目、最終年度に当たります令和4年度の1年間、これが評価対象期間となっております。  続きまして、項番3の運営評価の方法でございますが、こちら設置要綱に基づき設置されました運営評価委員会、こちらにおいて、指定管理者から提出をされました事業報告書をはじめ利用者アンケートの結果や指定管理者の自己評価など、あらかじめ定めております評価基準に基づき評価を行っております。  項番4の評価結果、そして項番5の事業報告書等の概要につきましては、それぞれ別紙にて御説明させていただきたいと思います。  ここで恐れ入りますが、別紙1の17ページのほうをお開きください。  こちらに表がございますが、こちらが運営評価委員会の構成メンバーとなってございます。学識経験者として2名の方々、区民代表といたしまして、住区住民会議のほうから2名の方々、また外部有識者、これはアドバイザーとして税理士の方が1名ということで、合計5名の構成となってございます。  恐れ入ります、こちらの別紙1の1ページ目にお戻りいただきたいと思います。  この資料1ページ目から3ページ目までにつきましては、評価基準及び評価方法について記載をしております。  まず、運営評価の目的でございますけれども、区立体育施設の管理運営業務が当初の提案どおりに実施され、それにより適切な住民サービスが提供できたかを評価し、一層の住民サービスの向上と経費の効率的な活用を推進するものでございます。  運営評価の方針につきましては、点数評価とともに今後の業務に生かしていくための所見評価を加えることとしてございます。  運営評価の単位でございますけれども、資料項番3の表に記載のとおり、AからFの各グループ別となります。  評価項目及び評価基準につきましては、こちらの資料2ページ目に記載のとおり、全部で21項目にわたります評価基準、こちらを示してございます。配点につきましては、基本的には5点としておりますけれども、財務状況や管理運営に関する項目など、一部重要な事項につきましては配点を10点といたしまして、合計で125点満点となってございます。  続きまして、こちらの資料の3ページのほうを御覧願います。  評価方法につきましては、こちらの片仮名のアに記載のとおり、評価基準ごとに点数評価を行い、その上で総得点を算出をいたしております。  片仮名のイの総得点に対する総合評価につきましては、こちらの下のほうに表がございますけれども、総得点ごとに記載のとおりとなってございます。全項目を評点が3点の10点満点の項目については6点ということで計算した場合、それを合計した場合の総得点が、これは75点になりますけれども、こちらをいわゆるボーダーラインとしております。  次に、こちらの資料の4ページ目を御覧ください。  こちらの表は、令和4年度のAからFまでの6グループの総合評価結果となります。令和4年度はAからFの6グループ、いずれも優れた管理運営ができているという評価でございます。  なお、この得点でございますけれども、実は昨年度との比較でございますが、各グループとも昨年度との比較ということで、実は大きな点数の変動はございませんでして、数点程度の増、ないしは減ということで、大きく変動はございませんでした。  続きまして、こちらの資料の今度は5ページ目を御覧願います。  こちらがグループAの評価の詳細となっております。  片仮名のアにつきましては総合評価の結果、イにつきましては区分別の評価、ウが今後の課題や検討事項などを記載をしております。  また、6ページのほうには総得点の内訳、これを記載してございます。  以降、7ページ目から先も同様に各グループ、B、C、Dとグループ別ごとに評価の詳細を記載しております。  こちらの総評といたしましては、コロナの影響が、これは一昨年度、令和3年度と比較しても落ち着きつつありました。そのために区立体育施設各館の利用者数の回復傾向が見られまして、それに伴い各館の収支も改善をしているところでございます。  また、この回復傾向に合わせて利用制限の緩和、これに合わせました教室等の事業展開ですとか、あとはちょっと一例を申し上げますと、この夏の時期でございますけれども、プール利用に係る受付管理アプリケーション、この運用がですね、実はプールの利用されてる方々において非常に好評でございまして、そういったとこが今回の評価においても反映をされておるというところでございます。  一方で、今後の意見要望ということで一例を挙げますと、例えば高齢者層に対する一層の事業の展開の拡充ですとか、あとは施設ですとか、用具、そういったもののさらなる活用と、そういったものを求める御意見がございました。  また、それぞれの事業の展開において、これは非常にいい取組だというものについても、そういったものを継続、ないしはさらなる深度化を求めていくといった、そういった要望事項もございました。  続きまして、今度は恐れ入りますが、資料別紙2のほうを御覧願います。  こちらの1ページ目を御覧いただきますと、まず(1)がですね、これがグループAの施設の概要、(2)につきましてはその指定管理者の概要、(3)につきましては管理運営状況の記載となっております。  3ページ目以降には指定管理者の自己評価、これが記述がございますけれども、このような形で記載をしております。  以降、BからFグループにつきましても同様の記載となっております。  特に管理運営状況に係る記載でございますけれども、各公開事業や教室、講習会等の利用における実績は、過去3年間及び前年度比ということで数字で示してございます。また、収支決算状況についても、対前年度との比較という形でお示しをしております。  なお、今回の件で特筆すべき事項といたしまして、これは実はグループE、八雲体育館でございますけれども、この八雲体育館につきましては2021年4月から体育館のメインアリーナ、こちらのほうが新型コロナウイルスのワクチン接種会場のほうに供されておりました。その関係で非常に実は館の運営に大きな影響が出ておった次第なんですが、これが実は昨年度の7月をもってその運用が解かれて、翌8月の1か月間をかけまして、体育館の床改修を行い、9月から通常運用に復帰しているという状況でございます。  そのためにこの別紙2の21ページですか、こちらのほうを御覧いただきたいんですが、この八雲体育館における利用の状況ということで、特に④番、貸切事業、こちらにおける体育室の数字が令和3年度はゼロという状況だったんですけれども、これが令和4年度については年度後半、通常運営に復帰したということで、また元の数字に近いような形で実績が出ているという状況でございます。  恐れ入りますが、いま一度、かがみ文、1枚もののほうにお戻りいただきたいと思います。こちらの項番6、こちらでございますけれども、この評価結果の公表につきましては、今御説明させていただきました別紙1及び別紙2、こちらについて区のホームページで公表してまいりたいというふうに考えております。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○斉藤委員  評価項目の中にサービスの実施に関する項目のところなんですけれども、例えばグループAのページで言いますと別紙1の6ページなんですが、サービスの実施に関する事項の2の制度導入の意義で、開館日、利用時間は適切に実施されているっていうふうなことで、この間、指定管理者の評価がこれ3になっていますけども、確かにこれであれば、水準に達しているということではありますけれども、これはきちんとして、されてれば、4以上には必ずなると思うんですけれども、これが3になっているのはちょっとどういった理由なのか、もし分かれば教えていただきたいと思います。  あと、別紙1の10ページのグループCのこれもサービスの実施に関する事項の管理運営の基本方針の(4)ですけども、公平、平等な受付、抽選方法及び利用者の平等利用の確保が図られているということで、項目に関しても3で確かに水準には達してるかもしれませんけれども、やはりここで3がついてるっていうのは、区が区立のものである施設で、やはり高い評価が、4以上がついてないとちょっとよくないんではないかなと。このグループDの12ページにおきましても、この(4)が評価3、この同じ項目が3になっておりまして、ちょっとここが気になるんですけれども、区のほうとしては、これをやはり4に引き上げていくような指導、ないしは何かしていくべきでないかと思いますけど、何かあれば教えてください。 ○稲毛スポーツ振興課長  それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。  この別紙1の各評価項目の評価点、こちらの部分について御質問いただきました。いずれも評点が3の部分についての御質問というふうに捉えております。  こちらでございますけれども、結論から申し上げますと、いずれの評点についても、これは水準に達しているということでの評価点でございまして、特に項目それぞれにおいて、何か特段の問題があったですとか、そういったことはございません。十分水準に達しているということでの評点ということであります。  ただ、今後、さらなるこの水準を高めていくという取組については必要だというふうに考えております。それぞれの各項目ごとのそういった状況については、それぞれの各館指定管理者のほうと私どもスポーツ振興課、所管課のほうでも定期的に打合せ会合ですね、指定管理者の連絡会という形で対面での会合も持っておりますので、そういったところでしっかりコミュニケーションを図りながら、必要な部分については今後適切な指導ですとか、助言、そういったことも図ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。  説明は以上になります。 ○斉藤委員  御説明ありがとうございました。水準に達しているということはよく理解はしておりますけれども、やはり基本的に公平、平等な受付、抽選方法、利用者等の平等利用の確保が図られているということで、図られているという項目の中で、やはり3という評価は非常に残念だなと。ほかの他区の施設に比べて、やはり目黒区の施設はというふうに思われてはやっぱりすごい残念なことだと思いますので、今、評価を上げていく必要があるということでありますけれども、今後もし具体的な何かことを検討されているのであれば、教えていただきたいと思います。 ○稲毛スポーツ振興課長  ただいまの御質問でございますけれども、この評点3の部分について、先ほども申し上げましたとおり、これは水準には達しておるというところでの評点というふうに理解をしております。ただ、特に施設の公平、公正な利用というのは、これは区立体育施設にとって、これは絶対に欠かせない重要なポイントであるというふうに私どもも考えておりますので、こういった公平、公正な利用に関して、引き続き各館そろっての徹底というものを、これは私どものほうでも図ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  斉藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(9)令和4年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(10)目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(10)目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について報告をお願いいたします。 ○稲毛スポーツ振興課長  それでは、区民センター屋内プールの臨時休場について御報告させていただきます。  こちらは例年、圧力容器の法定点検を行うため臨時休場をするものでございます。  資料、項番1の臨時休場する施設及び期間につきましては、こちら記載のとおりでございます。臨時休場する期間につきましては、施設の管理者のほうと調整の上、極力影響の少ない日程、平日というふうにさせていただいております。  項番2の理由につきましては、先ほど御説明差し上げたとおりでございます。  項番3の周知方法につきましては、資料記載のとおり、告示、館内掲示、めぐろ区報及び区のホームページへの掲載により、御案内を行ってまいります。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(10)目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(11)目黒区保健医療福祉計画、介護保険事業計画及び障害者計画改定の           基本的な方向にかかる目黒区地域福祉審議会の「中間のまとめ」について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(11)目黒区保健医療福祉計画、介護保険事業計画及び障害者計画改定の基本的な方向にかかる目黒区地域福祉審議会の「中間のまとめ」について報告をお願いいたします。 ○田邉健康福祉計画課長  それでは、資料に基づきまして御報告をいたします。  まず、A4、1枚の説明文を御覧ください。  項番1の経緯等でございます。  3計画の改定につきまして、昨年の7月、区長が目黒区地域福祉審議会にこの計画改定に当たっての各計画の方向等について諮問を行いました。地域福祉審議会では、社会情勢の変化に対応した各計画の基本的な方向性を打ち出すため、区の現状、国や都の動きを踏まえた検討を重ねまして、令和5年、今年6月に中間のまとめを区長に提出していただいております。  審議会開催経過でございますが、昨年、審議会に諮問した後、7月から本年6月まで地域福祉審議会を6回、計画改定専門委員会を5回開催していただいております。審議会には本生活福祉委員会の委員長、副委員長も委員として御出席いただいておりまして、ありがとうございます。この6月に審議会から中間のまとめをいただいたところでございます。  項番2の中間のまとめの概要でございます。  高齢化の進行、家族構成の変化、地域のつながりの希薄化などによって、区民が抱える生活課題が複雑化・複合化する傾向にございます。加えて、長引くコロナ禍が経済的困窮とともに、既存の制度では対応が困難な課題を顕在化させていました。  このような状況を踏まえて、審議会では福祉分野の枠にとどまらない包括的な支援と包摂的な地域づくりを目指す「地域共生社会」の実現の推進を検討の基本に据えて、地域福祉、高齢者の介護・福祉、障害者福祉等について、新たな視点から今後の方向性を提示していただいております。  ここで別紙がございますが、まず別紙1、次の冊子の薄い青いのがあるものです。こちらが中間のまとめの概要版です。そして、その後ろに置いてありますピンク色の別紙2でございます。こちらが中間のまとめの本文です。そして、その後ろにクリーム色の別紙3、こちらが資料編としております。
     それでは、簡単に御説明をさせていただきます。  まず、ピンク色の別紙2、本文を御覧いただきまして、表紙をめくっていただいて、白い紙の左側です。目次がございます。こちらの目次が中間のまとめの構成になっております。  まず、大きい1が各計画の基本理念、大きい2が福祉分野の重点事項について、そこが大きく1、2、3とございまして、1が地域共生社会の実現の推進、そして(1)から(3)まで、2が生涯現役社会・エイジレス社会の推進、次に3が障害への理解促進・障害のある人への支援の充実という構成にしております。  この巻末資料52ページ以降につきましては、区長からの諮問、また委員の方の名簿、審議経過、最後に用語解説をつけております。  それでは、恐れ入ります、概要版を御覧ください。別紙1です。  こちらまず御覧いただきまして、中間のまとめについての1ページ目と2ページ目が各計画、3計画の理念、基本理念を書いてあります。基本理念につきましては、審議会の中で2回にわたって御検討いただきまして、新たな視点を加えることを提示していただいております。  次に、3ページを御覧ください。  3ページと4ページが大きい2、福祉分野の重点事項についての総論となっております。  5ページ以降に各論がございます。  総論につきましては、大きい1、地域共生社会の実現の推進、そして2の生涯現役社会・エイジレス社会の推進、ページをめくっていただいて、4ページ目に3の障害への理解促進・障害のある人への支援がございます。  そして、4つ目として、共通事項を書いてあります。今回の審議会の中で最も御議論いただいておりましたのが、1つ目の介護・福祉人材の確保・定着・育成が重要であるという内容でした。介護・福祉人材の不足は一層深刻化することが見込まれている。福祉職場の魅力を発信し、研修や労働環境の改善に事業者と区が連携して取り組むこと、また分野を超えた人材の確保や福祉人材センター設置の検討が必要であるという御意見をいただいております。  その次のところに介護・福祉においてもDXの推進が必要と出ています。  続きまして、5ページからが各論でございます。各論、大きい1の地域共生社会の実現の推進、この後は項目に沿って、1ページに現状と取組の方向性が載っております。  特にちょっと新しいところでございますが、10ページを御覧いただけますでしょうか。  10ページの1の(2)誰もが安心して地域で暮らせる社会の推進ということで、③多様な生活課題への分野横断的な支援、こちら特にひきこもり、ヤングケアラーのようなテーマが載っています。現状を御覧いただきますと、ひきこもりの状態にある人の推計数が載っております。また、ヤングケアラーの推計も出ています。そして、今回、ヤングケアラーにつきましては、介護保険のほうの基本方針に国が入れるというように、この7月10日に社会福祉審議会のほうで方針が出てきております。  取組の方向性といたしましては、ひきこもりの状態にある人への支援、ヤングケアラーへの支援、SOSが発信できる環境の整備が必要というように御提言いただいております。  その右側の11ページでございますが、④で社会的孤立・孤独への対応が必要であるというふうに、このあたりの考え方は新たに出てきているものでございます。  続きまして、進んでいただいて、15ページからが1の(3)地域包括ケアシステムの深化・推進でございます。  おめくりいただきまして、16ページのところに②介護福祉サービス基盤の整備と家族介護者等への支援の充実というところで、実態調査の中で6割の方が自宅での暮らしを介護が必要になっても望み、1割の方が施設での暮らしを希望しているというふうに記載されております。  そして、取組の方向性としては、家族介護者への支援の充実、また増加する介護サービスの需要への対応が必要とされています。  その後、続いておりまして、19ページに1の(3)の⑤、介護・福祉人材の確保・定着・育成とサービスの質の向上を掲載しております。これは初めにお話をさせていただきました共通事項の重点分野というところでも掲載しております。  20ページ以降は、2の生涯現役社会・エイジレス社会の推進、そして22ページからが障害への理解促進・障害のある人への支援の充実というふうに組み立てております。  最後、26ページを御覧ください。26ページでございますが、資料編、このクリーム色のものについてです。  この資料編というのを作ったのは今回の審議会が初めてでございまして、検討のまとめはEBPM(エビデンスに基づく政策立案)の視点に立って、高齢者や障害者等を対象に、区が実施をした実態調査の結果を反映させるとともに、各施策や事業の実施状況等をまとめているというふうに書いてあります。  そして、この実態調査、アンケート調査だけではなかなか対象とすることが難しい分野、それから内容につきましては、区の福祉総合課の福祉の総合相談窓口を所管する福祉総合課やコミュニティ・ソーシャルワーカーを配置している社会福祉協議会に対しても調査を実施しております。アンケート調査の上、またヒアリング等も区の事務局で行って、報告をしております。  この資料編につきましては、こちらにクリーム色、また後ほど御覧いただきたいと思うんですが、相談から支援に至るまでの流れが見えるように複合的な課題の事例も紹介をしています。  それでは、A4の表紙にもう一度お戻りいただけますでしょうか。  項番3です。審議会による区民意見の募集等でございます。この中間のまとめの内容を広く区民の方に伝えて、御意見を聞いて、この後の審議会の答申に向けた検討の参考とするために区民意見の募集を行います。  別紙4、恐れ入ります、ピンク色のチラシを添付してございます。  地域福祉を考えるつどいを7月31日に開催する予定です。こちらは審議会が主催となります。本委員会御報告後、(1)の区報7月15日号、また区のホームページ等で周知、公表してまいります。  そして、(2)7月15日から8月7日まで、郵送、LoGoフォーム等で御意見をいただきます。  (3)が、チラシに記載のとおりでございますが、7月31日夜6時半から8時半、中目黒のGTプラザホールで開催を予定しております。  こちらにつきましては審議会の委員の方が御説明をされ、おいでになった区民の方と意見交換をしていただくということになります。  最後に、項番4です。今後の予定です。  9月に審議会から最終答申をいただきます。10月に生活福祉委員会へ答申、御報告いたします。11月以降につきましては、パブリックコメントも含めて、この記載のとおり、令和6年の3月に計画を改定してまいりたいと存じます。  御説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤委員  概要版の4ページの共通事項のところですけども、今回この審議会で最も議論、意見が出てきたところで、介護・福祉人材の確保・定着・育成とともにDXの推進というのが併せてなのかなというふうに思うわけですが、従来、私はじめ多くの委員から、この辺については一般質問、また質疑等が繰り返しあるところですが、なかなか現状は、目黒区に限ったことではないので、全国的に進めるのが難しい点もあるのかなというところです。  今回、計画というところで、各論では、こちらの19ページの新しい方向性ということで、最後ですね、領域横断的な人材の確保・育成ということで、ここで3行書かれているわけですけれども、さらに絵を描いても実際にアクションにっていうと、難しく困難な点があるかと思うんですけど、もう少し具体的にこういった方向にってお示ししたほうが、今はできてなくても、横断的にということですので、各いろいろな所管も分かりやすいですし、イメージが共有できるのかなというふうに思うわけですけれども、その辺については審議会では出てきたのかなということと、区は考えているかなと、DX含めてその辺の部分を確認させてくださいというのが1点です。  あともう1点が、新しくヤングケアラーというようなことで、国も示し、目黒区もこちらに記載が入ってくると、書かれてきてるということですけれども、それとともに従来から、ここでひきこもりもそうですし、孤独感もそうですし、その中で小・中・高校生の自殺者が過去最大となるということで、新聞等に出てます。また、女性の自殺者3年連続増加ということで、これも言われておりますが、大きくは、大きくはっていうかですね、最も多いのは50代の男性って言われて久しいかと思うんです、自殺者、数ですね、率ではなくて、この辺についての記載がないのかなというふうに思うんですけれども、その辺についてはどこで計画が示されているのか教えていただきたいと思います。  以上です。 ○田邉健康福祉計画課長  それでは、1点目と2点目の全体については計画課から、後半、2点目の後半については健康推進課から御説明いたします。  まず、1点目の人材確保、DXについて、審議会で検討がどういうことがなされたか、区は考えているのかというところでございます。  審議会の中でも、かなり学識経験者、また社会福祉関係の方、公募区民の方、実際に介護されていた区民の方等からもたくさん御意見が出ました。そして、なかなか目黒区だけではなくて、ほかの区もみんな人材不足しているので、非常に画期的な何かを打ち出していかないと、人材がよそに流れてしまうのではないかっていうような御心配もかなり御意見が出ました。  そういう中で審議会としては、例えば人材の専門の部署、専管の部署を設けたり、こういった人材養成のセンターですか、福祉人材センターの設置はどうかというような御意見もかなり出ておりました。また、社会福祉法人等の方からも、中でも、法人の中でも、また介護業界、福祉業界の中でも、人材を育成していくということは非常に重大だと思っているというような御意見が出ていました。  DXに関しましても、なかなか働いている方が本当に使えるのかというあたりの疑問がある一方で、例えばひきこもりとか、そういった若い人からの御相談なんかは、SNSを使ったほうが有効だろうとか、そういう御意見も非常に活発にいただいております。  区としての考え方でございます。この福祉人材センターの設置等については大きい課題ですので、答申等いただいて、考えていくという形にはなりますが、確かに世田谷区や品川区は人材育成センター、前からありますので、何らかの方策は必要かと考えております。そして、SNS等、DX等については、DX推進課もございまして、私ども区もできる限り活用していく必要があるというふうに中では検討しています。ただ、これから最終答申もいただき、区としての素案、案、それから計画改定に向けて、まだまだ検討して進めていきたいというのが現状です。  2点目でございます。ひきこもり、ヤングケアラー、自殺等について非常に今クローズアップされてきていまして、コロナの影響もあって、潜在化していた、こういった状況が大きく現れています。国もやはり基本法をつくったり、方針を出したりしています。50代の男性が、例えば孤立死が多いとか、孤独死が多いと言われていたんですが、今、女性の貧困、自殺、また小学生等の自殺等も、なかなか増えてきているというような話題も出ておりまして、自殺対策をやっております健康推進課から御説明をいたします。 ○香川健康推進課長  では、自殺に対するお尋ねでございます。自殺についての議論につきましては、お手元の別紙2、中間のまとめのピンクの冊子の22ページをお開きいただきまして、ここの中の社会的孤立・孤独への対応というところで審議会でも御議論いただいております。実際に委員おっしゃるとおり、男性が自殺者数としては多いんですけれども、東京都の特性として、女性の割合が全国的に見ても高いということ、また全国的には子どもの自殺というのが増えてきているというところもございます。そういった中でこの取組というのが非常に重要になってまいると思います。  23ページに審議会の中でも取組の方向性ということで、ネットワークの強化であるとか、そういう関係機関との連携、強みを生かした支援というところを掲げられておりますので、この審議会からの中間のまとめ、またそういった考え方を踏まえて、計画に適切に反映できるように検討してまいりたいというふうに思っております。  また、健康推進課では、この計画とまた別途、自殺対策計画というものも策定しておりまして、平成31年から令和8年度までの計画としております。この対策の中でも連携強化ということをしっかりうたっておりますので、こういった社会状況を踏まえて、健康推進課としても、関係の強化を図りながら、できる取組を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○佐藤委員  2点目の自殺や孤独、ひきこもり等については連携強化していきますよということですので、ぜひ年齢や性別等にかかわらず、広く横断的にということで、なかなかそれは難しいことかと思うんですけれども、きめ細かく連携強化をしていただきたいと思います。  それで、1点目のほうですけれども、答弁の言葉を使いますと福祉人材センターなどの設置が、今後課題ですよということで、区外にはありますと、審議会でも議論があったとおり、人材がほかの自治体に取られてしまうようなことがないようにというのは、ないだろうではなくて、未然に、そういう意見があるわけなので、しっかりとそれを防げるような方策に早急に取り組んでいただきたいと思います。  併せて、DX推進課があるわけなんですが、まだまだこれから一緒にその取組をというところなのかと思うんですけれども、目黒区をはじめ、このDX、掛け声はあるんですけれども、ほとんど、目黒区も始めてはいるんですけれども、太くなっていかないっていうんですかね、広がっていかないような部分がありますので、これはやはり所管をはじめ、部課長、やはり、中心となる方が知識を深めていただいて、やっていくんだと、みんなお世話になるんだと、これに。だから、先んじて手を打っていこうというようなところが大事かなって思うんですけど、この辺について再度お伺いいたします。 ○田邉健康福祉計画課長  まず、福祉人材センターの設置につきましては、19ページの概要版のところに審議会の提案として出ている項目でございますので、まずはそこの確認と、クリーム色の資料編、別紙3の29ページを御覧いただけますでしょうか。  目黒区といたしましても、この14の事業の実施状況というところに記載してあるんですが、めぐろ福祉しごと相談会、こちら、最初始めたときは、高齢の施設のみ行っていたんですが、現在では障害の施設も入り、この夏には、ちょうど7月の最初の土曜日ですが、パーシモンホールの小ホールを使って、大々的に午前・午後で募集しているところです。かなり来ている方も非常に熱心に話を聞いていただき、また希望する事業者さんもどんどん増えてきているという状況です。ほかにも、人材育成・確保事業、また介護職員の宿舎の借上げ補助事業等もずっと行ってきていまして、区としても積極的に取り組んでいきたいというのがまず1点です。  それから、DXに関しては非常に重要ですし、時を逃さないように、区の職員側も、また事業者の方たちも一緒に取り組んでいくということを、DX推進課はじめ教えていただきながら一緒に連携して進めていきたいと考えております。  以上です。 ○武藤委員長  佐藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○こいで委員  ピンク色の別紙2ですと16ページ、17ページの辺り、クリーム色の別紙3の資料編ですと9ページ、10ページ辺り、生活困窮者の方の自立支援事業の実績と現況というところで、数値ですとか、文章でいろいろな御説明が書かれてあり、大体の概要は分かるんですけれども、実際に生活保護を受けていらっしゃる方からお電話をいただくことなどがあります。それで、家計の状況などを聞いていると、これだともう絶対に破綻してしまうということが目に見えてるようなお金の使い方をしてらっしゃる方も多くいらっしゃいます。  そして、家計改善支援というプログラムがあるということなのですが、それは指定管理業者というか、区がやっているのではなく、外部の業者さんがやってらっしゃる。その現状というか、この文章の中では、関係の機関と協力しというような書き方をしてあって、とても権威があるような方々が対応してらっしゃるようにこの文章だと読めるんですけれど、実際はもっと本当に泥くさい方がやってらっしゃるということを私は感じているんですが、そのあたりいかにお考えでしょうか。 ○保坂福祉総合課長  それでは、生活困窮について私のほうからお答え申し上げます。  まず、生活困窮者の対応としましては、生活困窮者自立支援法に基づく任意事業の中に家計改善事業というのがございます。本区におきましては自立相談支援機関を区が直営で行っているということで、様々な生活困窮は福祉総合課の中のくらしの相談係が自立相談支援機関ということで行っております。  その中でいろいろ区民からの相談や悩みをいわゆる聞いた上で課題を分析して、特に家計で債務含めて、支出のあり方について課題がある方については、まず相談員が分析して、そういった対応をしております。さらに、より専門的対応が必要であれば、委託事業を行ってるところと連携して行ってるというのが実情です。ただ、それについても定期的に区の職員等含めて行っているというところで、委託事業と連携して家計改善、必要に応じては例えば債務整理が必要であれば、法テラスにつないだりという、さらに法律的な部分を含めて対応しているというところです。  もう一つは、生活保護についても、生活保護制度の中で所得ですとか、資産要件等ございますので、生活保護が必要となる方には、最終的には御自身の申請というところはあるんですけれども、必要に応じて生活福祉課と連携しながら、最終的にセーフティーネットの最後の部分である生活保護につなげるように取り組んでいるというところでございます。  以上でございます。 ○武藤委員長  こいで委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○斉藤委員  ヤングケアラーのことについて2点伺いたいと思います。  別紙2の20ページの真ん中辺りに、区では関係機関の職員や専門職の研修を行うとともに民生委員・児童委員及び区民に向けた研修会も開催しということで、ヤングケアラーについての理解促進を図り、パンフレットなどの広報媒体とともに、ツイッター、LINEを活用して、ヤングケアラーの周知や理解促進のための啓発に努めているということで、こういった発信をしながら、何か例えばお隣の子どもさんはヤングケアラーじゃないかっていうような、そういった言い方はよくないかもしれません、通報といいますか、連絡があったような、そういった事例があれば教えていただきたいと思います。  もう1点、この概要版の10ページの取組の方向性の一番下のSOSが発信できる環境の整備ということですけども、ヤングケアラー、そもそも親を介護するのが当たり前と、自分の役目だということで、なかなか海外でもヤングケアラーに対する知識のある先生が教室で子どもを見ていても、その発見に1年以上かかるというような、非常に子どもからの発信がやはりなかなかないということで、アウトリーチだったり、発見ということがいかに重要かということを、それはあるテレビ番組、ニュース番組の特集で3回以上何か放送されて、私もそれを拝見しまして、本当にアウトリーチで発見しながら、ワンストップでいかにサポートできるかということが重要であって、子どもからのSOSを発信する受け止めということが重要だというような、そういった報道ではなかったわけなんですけれども、こういった文になったのは、どういった方向性からこうなってるのかなというふうに思ったものですから、ちょっと伺いたいと思います。 ○田邉健康福祉計画課長  それでは、2点の御質問に分かる範囲でお答えいたします。  ヤングケアラーにつきましては、区の中では直接は子育て支援部が所管でございます。しかしながら、まず地域福祉審議会には、子育て支援部、地域、保健、福祉、それから福祉、健康福祉部出ております、教育委員会も出ております。ヤングケアラー、今回、国のほうで介護保険の基本指針に入っているんですが、介護という観点からではなくて、やはりそのお子さん自体の教育、それから子どもという視点、それから健康推進の部分で、私ども介護、福祉の部分全てから関連があって、関わっていく必要があります。東京都が民生・児童委員にはかなりヤングケアラーについて研修をしていたり、あとDVDみたいなのを作って、それで見るという研修も行っています。  あと、CSW、社会福祉協議会に委託をしておりますコミュニティ・ソーシャルワーカーは、年齢や属性を問わないというアウトリーチを含めてやっておりまして、実際問題、訪問して関わっていく中で、CSWがこのうちはお子さんがおばあちゃんなり、おじいちゃんを見ていて、お母さんになかなか余裕がないんじゃないかとか、そういった話はかなり来ています。また、民生委員さんもどうしたらいいかしらということで、直接例えば所管に連絡があったり、どこの所管にもすぐには分からないときは、我々民生委員の所管のところにお話が来て、こういった御家族なんだというところでの話はよくございます。アウトリーチ等について、やはりしていく必要があるというのは本当につくづく思っています。  それから、2点目のこの10ページのSOSが発信できる環境の整備でございます。こちらは現在の現行の保健医療福祉計画の中にも助けてと言える社会づくりということで、ヤングケアラーに限らず、例えばホームレスの人でも、ひきこもりの人でも、そうじゃないひとり暮らしの人でも、なかなかスティグマとか、排他的なこういうふうに思われてるっていう方なんかは、助けてとか、SOSが出せないというのが現実でございます。  それをいかに本人たちがこれでしょうがないんだと思うんじゃなくて、これはやっぱり課題なんだって思っていただく、また周りの方がそれを発信できるように、あるいは気がついて、何らかつなげていくっていうふうにできるようにという、そういう意味合いです。多分審議会の委員の方も、我々もそういう説明を聞いて、このように思って出していただいたのかと思っております。  以上です。 ○斉藤委員  ありがとうございます。SOSのことですけれども、やはり日本の社会というのは他人に迷惑かけたら駄目だよというような呪縛だったりとか、あとはやはりヤングケアラーは未成年の子どもたちなわけであって、そういう人格的な部分でまだ定まってない子どもたちがそういう対象になっているということですから、やはりそれを発信してもいいかどうかということさえも分からない。  例えば幼少期でとか、中学生や小学生でDVや虐待に遭った子どもたちも、それも自分がDVされてるかどうかとか、虐待されているのかどうかということさえも、何十年もたたないと理解ができないようなことも多いと思いますから、やはり特にヤングケアラーにつきましては、本当にSNSを発信できるようというよりは、徹底したアウトリーチと発見ということが私は重要じゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○田邉健康福祉計画課長  推計で言うと、よく学校1クラス、2人ぐらいいらっしゃるんじゃないかという数字が言われています。本当に自分から、私は家族を介護しているとか、兄弟ケアラーで兄弟を見てるとか、そういうことは言えないような状況、また自分がそうだっていうふうに認識ができないっていうのが現実だと思います。  今、教育委員会もこの審議会のメンバーで入っていまして、教育支援課等もスクールソーシャルワーカーも関わり、連携取って進めなくてはいけないというふうに今方向性は出ています。いろいろな方策で、特にSNSとかだけじゃなくて、いろいろな方向から、御本人や家族や近所の方でも、この方のおうちに何とかしたいっていう、そういうふうなことを言えるような環境整備というか、そういう地域をつくっていく必要があると我々は思っています。審議会でもそういう御議論が出ていました。  以上です。 ○武藤委員長  斉藤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○かいでん委員  昨年の本委員会でも私から問題提起させていただいた点ですけれども、もともと保健医療福祉計画は令和3年度から7年度までの5か年計画で、今回は令和5年度に中間見直しの予定だったところを、それを一度白紙に戻して、改定っていう形でまたつくるという、それはいかがなものかということで指摘をさせていただきました。  今回の報告が上がってるものは、あくまで審議会からの中間のまとめですので、この内容イコール計画内容でないことは承知しているんですが、それにしてもこう見ていると、あくまで現行計画の焼き直しなんじゃないかってちょっと思える部分が多くてですね。というのも、現行計画つくったのは令和3年度ですから、コロナ禍というのも既に始まっていた。そこら辺も踏まえての計画になっていますし、またDXっていうワードも現行計画には出てきませんけれども、ICTの活用という部分で様々書かれていると。  ですから、先ほど概要版をざっと説明いただきましたけれども、その内容は分かるんですけれども、なぜこう中間見直しじゃなくて、残りの2年間を捨ててまでも、また5年間の計画をつくらないといけないのかと。もしつくるんであれば、やっぱりもうすっぽり現行計画では抜け落ちてた視点があって、それを入れるんだと、だから今回また再び真っさらからつくるんですよっていうことなら分かるんですけれども、何か今回の中間まとめで出てきているものの中に現行計画ではカバーできていなかった部分、これが含まれているんだったら教えていただきたいと思います。  以上です。 ○田邉健康福祉計画課長  前回、委員の御指摘ありがとうございました。私どもも3年では短い、やるんであれば、もっと長くという御意見、区の中でも聞いております。ただ、今回については、やはり3年間で介護保険事業計画、障害者計画とそろえて改定し、次期、この保健医療福祉計画は割と高齢者計画の趣も多いんですが、本来地域福祉計画、全ての保健医療、障害者計画や介護保険事業計画の上に立つ、子どものほうも健康推進も含めた上位計画をつくれという、そういう内容が国や都からも出ていますので、そこを目指して今後検討する必要があるという考えで、今回はこのようにしています。ただ、次期の改定のときはまた改めて考えたいと思います。  そして、現在の計画にすっぽり抜けているというのは、前回計画をつくっている我々としてはないというふうに思います。ただ、新たな課題がさらに顕在化しており、ひきこもりやヤングケアラーの問題ももともとありました、認知症もありました。ただ、認知症も基本法もでき、孤立についても基本法もでき、国も大きく動いておりますので、焼き直しということではなくて、新たにさらに力を入れて、本計画を区としてもつくっていく必要があるというふうに考えています。  以上です。 ○かいでん委員  ありがとうございました。真っさらで新しくやるところはないっていう話で、それがいいのか悪いのか、ちょっとあれなんですけれども、本来であればやっぱり中間見直しっていうことで、実績を整理して、目標値を変更するところは変更して、さらに国の法律改正などによって、力をより入れていかないといけないところは当然あるでしょうから、そういったものを現行計画に加えていけば、それで作業は済んだはずなのに、それをあえてやっぱりもう一度真っさらな計画からつくっていくっていうのは、今の御説明いただいた上でも、ちょっとどうかなっていう、そこまでの必要性あるかなとやっぱり思ってしまう部分あります。  これ以上言うと私の感想になってしまうので、やめますけれども、そうすると次期計画のときにはまたどうするか考えていきたいというお話でしたけれども、今回策定する計画もたしか前回の報告だと5年間の計画だったと思います。その場合、介護保険事業計画と合冊にするのか否か、これはいつ決めるんでしたっけ、どこで決めるのか決まっているんだったら教えていただきたいと思います。 ○田邉健康福祉計画課長  先に合冊にするかどうかです。合冊に、合本にするかどうかは、もっとずっと先の話なので、見積りを、印刷の見積りを取るぐらいのときかと思います。  今回、やはりどのように改定する意義があるのかというところで、中での検討ではEBPMということもあり、これまで数値目標というのがあまりはっきり出していなかったんですが、今回いろいろ調査等して、数値目標はやっぱり出しましょうと。ただの継続ではなくて、重点的にやる。全くの新規だっていうのは、そこの整備も大きく変えていきたいというふうに思っています。今後、3計画なり、違う地域福祉計画をどのような時点ですり合わしていくかというのは今後検討となるというふうに思っております。  以上です。 ○かいでん委員  ありがとうございました。今、EBPMというお話しあって、数値目標が少なかったと。それはおっしゃるとおりで、ですから今回改定するときには、そういったものも盛り込まれるんだったら、よりいい計画になるんだろうなと私もその部分では期待をしました。  ただ一方で、今、合冊にするかどうかについては今後ですっていうお話だったんですけれども、ぜひこれは別々の冊子でお願いしたいなと。でなければ、介護保険事業計画は3年間の計画ですので、また同じ話になってしまうと、強く要望したいと思いますが、いかがでしょうか。
    ○荒牧副区長  委員からは、計画期間については折に触れて、この間、御指摘いただきました。今、課長から御答弁申し上げましたように、庁内でもなぜ介護保険の3に引っ張られるんだとか、介護保険は給付の保険料と計算しますので、3年ごとっていうのが前提でございます。ただ、地域保健医療福祉計画はベースになるものですので、3年である必要はないじゃないか。ただ、社会状況どんどん変わっていきますので、その中で文言修正等の微調整で足りるのか、大きく変えるのか。また、国の法制度がどう変わるかによっても変わります。  こう言うと愚痴になりますけど、国は1年後、どういう組立てになるのか、正直言って読めません。そのときそのときでどんどん変えてきます。地方から介護保険、保健医療福祉計画に限りませんけど、国からお金を出す補助金は、この計画をつくれっていうのが引換え条件で示されるケースがあまりにも多くて、自治体が国からの指示の計画策定に追われてるっていうのは、全国知事会からもクレームしてます。ただ、その中で既存の計画を組み合わせることによって、国がしてる計画に変えるよっていう柔軟な対応もあります。本区だけでどうこうということではなくて、もう少し大きな視点、考え方でつくる必要があるのかなと。  ただ、我々行政、行き当たりばったりっていうことと柔軟なっていうことは、ちょっと言い方、問題あるかもしれませんけども、一定の計画性を持って、目指すものをクリアにしていく、課題は何かっていうのを示す、それが日々状況変わってまいりますので、チェックをし、更新をしていくっていう形になります。ただ、あまりにも3年っていうことになると、PDCAのドゥーとチェックをする前にプランを始めることになりますので、PDCAサイクルが機能しないんですね。そういう意味でいろんな課題はございます。  ただ、本当に1年たつと、使える機能や法制度や前提が変わってるという中で、現場も我々も日々苦労しています。その中で、よりコストっていうか、事務負担を下げて、より現実に何を提供、どういう施策を提供するか、実行のところに軸足を移したいっていう思いは強く持っておりますので、今、委員から御指摘いただいた点も踏まえて、この計画に限らず、区の計画づくり、施策の展開について考えていきたい、そんなふうに思っております。  以上です。 ○武藤委員長  かいでん委員の質疑は終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(11)目黒区保健医療福祉計画、介護保険事業計画及び障害者計画改定の基本的な方向にかかる目黒区地域福祉審議会の「中間のまとめ」について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(12)令和4年度目黒区保健福祉サービス苦情調整委員運用状況報告について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(12)令和4年度目黒区保健福祉サービス苦情調整委員運用状況報告についてお願いいたします。 ○田邉健康福祉計画課長  それでは、保健福祉サービス苦情調整委員運用状況について御報告をさせていただきます。  本件につきましては、去る7月6日に保健福祉サービス苦情調整委員から区長に対しまして、令和4年度の運用状況について報告書が提出されたものでございまして、これを御報告するものでございます。  この制度の運用状況につきましては、条例に基づいて毎年度、苦情調整委員から区長へ報告し、区長はこれを区民に公表するという定めがありますので、それに基づいて実施するものでございます。  それでは、説明資料、恐れ入りますが、御覧ください。  まず、この苦情調整委員制度の概略について簡単に御説明させていただきます。  項番1です。この制度は、保健福祉サービスの利用者が区やサービス事業者にじかに直接苦情を言いにくい場合に、本人に代わって苦情調整委員が中立な立場で公平、適切、迅速に対応する制度でございまして、利用者の権利と利益を保護するとともに、保健福祉サービスの質を高めることを目的として、平成14年6月から条例に基づいて実施しているものでございます。  項番2です。この保健福祉サービス苦情調整委員につきましては、記載の3名の方が委員としてなっていただいているところです。  項番3の事務局ですが、この制度の運用につきましては、社会福祉協議会に委託をしておりまして、社会福祉協議会の権利擁護センター「めぐろ」が事務局を担っております。  次に、項番4です。ここで別添の資料、クリーム色、黄色の状況報告書に基づいて御説明をさせていただきます。  恐れ入ります、クリーム色の冊子を御覧いただきまして、まず表紙をお開きいただきまして、右側に目次がございます。  1ページから7ページまで、目次の次、1ページから7ページまで、3人の委員の方が昨年度の活動を振り返って書いていただいております。  それでは、8ページ以降の2の運営状況について御報告いたします。  9ページ、2の運営状況のところでございます。こちらに相談件数や苦情申立ての件数がございます。  まず、9ページ、(1)の①、事務局等で受け付けました苦情・相談の件数でございますが、令和4年度はこの表の右斜め下にありますように123件でございました。前年度は相談が101件でございましたので、22件増、約2割増加しています。  次に、表②の内容別の内訳ですが、右下の一番右下の合計のところを御覧いただきまして、123件中、新規が33件となっております。こちら表の左側に相談の項目別、介護保険以下その他までございます。介護保険の件数が、一番右の合計の件数を見ていただきますと38件と一番多く、次に総合支援法が31件ですけれども、障害者分野が自立支援法と合わせますと41件となっております。そして、3番目が保育分野の16件と多くなっております。  続きまして、おめくりいただきまして、10ページを御覧ください。  10ページの(2)苦情申立て件数及び対応状況でございます。  ①の申立て件数です。これは実際に苦情申立てがありまして、これに対応した件数でございます。①の表の斜め右下を御覧いただきますと5件、こちら5件が4年度の苦情申立ての件数でございます。内訳は、記載のとおりの分野でございまして、障害福祉分野が1件、低所得分野が1件、保育分野が3件となっております。  その下の②の対応状況でございますが、この5件の申立てに対しましては、左側、対応を見ていただくと、文書による申入れが1件、文書による要望が4件でございます。そして、その下の面談のみとありますのは、面談を苦情調整委員とされて、申立てはやめた方っていうことで、ここの合計が6件となっています。  11ページを御覧いただきまして、(3)サービス種別相談件数及び申立て件数です。  こちらについては、上の段が4年度、下の段が参考で3年度を掲載しております。いずれも接遇に関するものが、今年度は72件と一番多くなっております。件数的には、説明・情報提供が今年度33件、そして被害・損害、こちらは1人の方が7回御相談があったということで、7となっておりますが、合計で123件となっております。  ここで次の12ページを御覧ください。  12ページ以降に今の苦情申立ての5件のケース1から5までがございます。詳細は申し上げませんが、項目だけ紹介させていただきます。  まず、12ページの四角の表のとこです。表の見方ですけれども、四角の中にケース番号が書いてあります。ここに申立て者からの申立ての概要、それから続きまして、この下の表の下のほうに調査内容、苦情調整委員の対応結果等が載っています。そして、苦情調整委員が行った対応、その後の対応結果も載っております。  それではまず、12ページのケース1、こちらは保育園の子ども家庭支援センター通報後の対応についてという内容で、保育分野でございます。  13ページ、ケース2につきましては、保育園の担任変更に関する対応についてで、保育分野でございます。  ページをめくっていただいて、14ページ、ケース3です。こちらは生活福祉課職員の対応についてということで、低所得分野、右の15ページがケース4、計画相談支援事業所の対応についてということで、障害福祉分野です。  そして、5件目が16ページ、ケース5、保育園の対応についてということで、保育分野でございます。内容については、時間の関係で省略をさせていただきます。  それでは、その右の17ページ以降でございます。  17ページは、(5)苦情調整の制度活用には至らなかった主な相談を何件か載せております。  そして、おめくりいただいて、20ページです。  20ページ、(6)令和3年度分申立てにかかる継続調査の結果について載せております。令和3年度に申入れ等を行った調査先に対して、どういった改善が図れたのか、その後の状況を調査したものについて掲載してございます。  続きまして、こちらがありまして、25ページ、運営に係る会議及びPR状況がございます。  そして、28ページ以降は参考資料でございまして、概要と条例、規則等が掲載してございます。  それでは、恐れ入ります、説明資料にお戻りいただきまして、最後にこの報告書の概要につきましては、めぐろ区報の8月15日号及び区のホームページでお知らせをしてまいります。また、介護サービス事業者等、関係機関にも配布をして、周知をしてまいる予定でございます。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(12)令和4年度目黒区保健福祉サービス苦情調整委員運用状況の報告について、を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(13)令和5年度敬老のつどいの開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、(13)令和5年度敬老のつどいの開催について報告をお願いいたします。 ○高橋高齢福祉課長  それでは、資料に基づき御説明をさせていただきます。  本区では、毎年敬老の日に満80歳を新たに迎える方をお招きしまして、長寿と健康をお祝いする敬老のつどいを開催しております。  昨年度は、これまでの新型コロナの関係で中止してました令和2年、3年、この2年分も含めまして、80歳から82歳のいわゆる3世代の方で敬老のつどいを開催したところでございますけれども、今年は例年どおり今年度中に満80歳になる方のみを御招待させていただくものでございます。  開催の概要は、2に記載のとおりでございます。対象者の方は、7月1日現在の数字では2,235人となっておりますが、実際には8月1日現在の数字で招待状を発送いたします。内容は二部制になっておりまして、一部は式典、二部は芸能で、芸能は歌謡ショーや紙切り漫談のプログラムを予定しております。  今後の予定でございますが、今月中に区のホームページにて公表した後、日程が近づきましたら、改めて8月15日号のめぐろ区報で周知を図るとともに、8月中旬ぐらいには対象者の方宛てに招待状を発送する予定です。  ただ、来賓の方には、その少し前に招待状をお送りすることとしております。生活福祉委員会の皆様にも御登壇いただきたく存じますので、来賓の方の発送のときに併せて招待状をお送りしますので、どうぞよろしくお願いいたします。  簡単ですが、説明は以上です。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、(13)令和5年度敬老のつどいの開催について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)東京都が実施する「出火防止対策事業」に係る説明会の開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、情報提供(1)東京都が実施する「出火防止対策事業」に係る説明会の開催について報告をお願いいたします。 ○髙木地域振興課長  それでは、東京都が実施する「出火防止対策事業」に係る説明会の開催について情報提供いたします。  資料のほうを御覧ください。  項番1の経緯でございますが、東京都では震災時に延焼による被害の拡大が懸念される木密地域において、出火防止に効果的な感震ブレーカーを木密地域の木造住宅に配布することにより、出火防止対策の普及啓発を図ることとしております。  木密地域を抱える町会・自治会に対し、事前に説明・調整の上、実施したいということから、各区市町村地域活動担当課長、目黒区では地域振興課に当たりますが、に依頼があったものでございます。  出火防止を促進する事業につきましては、1枚おめくりいただきますと、別紙1のとおりでございまして、事業の概要や事業の流れにつきましては、説明資料の項番1の経緯や項番2の説明会の概要の説明と重なりますので、ここでは省略させていただきます。  感震ブレーカーにつきましては、申込み者に対しコンセントタイプのものを配布する予定で、震度5相当の地震を感知しますと、電気を遮断し、出火を防止するものであります。  説明資料にお戻りいただきまして、項番2、町会・自治会への説明会の概要についてでありますが、日時は7月20日の木曜日午前10時から、場所は防災センターで実施いたします。  対象の町会・自治会は、添付してあります別紙2のとおりでございます。  町会・自治会への説明会の案内につきましては、日程の都合上、既に送付済みであります。  資料にお戻りいただきまして、(4)の主な説明・調整内容でありますが、アの町会・自治会区域内の木密地域にある住区を対象に、東京都の委託事業者がリーフレット等をポスティングすることの説明、イの町会・自治会への加入促進に関するチラシのポスティングすることの意向確認とチラシの内容の確認について行う予定であります。また、町会・自治会区域内の木密地域に該当するエリアの確認を行うというものであります。  項番3の今後の予定につきましては、記載のとおりでございます。  説明は以上となります。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑があれば受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  情報提供(1)東京都が実施する「出火防止対策事業」に係る説明会の開催について、を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○武藤委員長  次に、その他、次回の委員会開催についてですが、次回は8月2日水曜午前10時から開会いたします。  以上で本日の生活福祉委員会を散会いたします。大変にお疲れさまでした。...