目黒区議会 2020-08-04
令和 2年生活福祉委員会( 8月 4日)
令和 2年
生活福祉委員会( 8月 4日)
生活福祉委員会
1 日 時 令和2年8月4日(火)
開会 午前10時00分
散会 午後 2時19分
2 場 所 第二委員会室
3 出席者 委員長 鴨志田 リ エ 副委員長 松 嶋 祐一郎
(9名)委 員 岸 大 介 委 員 橋 本 しょうへい
委 員 吉 野 正 人 委 員 いいじま 和 代
委 員 河 野 陽 子 委 員 武 藤 まさひろ
委 員 佐 藤 昇
4 欠席者
(0名)
5 出席説明員 鈴 木 副区長 髙 橋
区民生活部長
(18名)松 原
地域振興課長 香 川
戸籍住民課長
(
東部地区サービス事務所長)
坂 本
北部地区サービス事務所長
髙 雄
中央地区サービス事務所長
関 田
南部地区サービス事務所長
酒 井
西部地区サービス事務所長
橋 本
産業経済部長 橿 原 産業経済・
消費生活課長
竹 内 文化・
スポーツ部長 吉 田 文化・交流課長
松 下
スポーツ振興課長 上 田
健康福祉部長
(
福祉事務所長)
田 邉
健康福祉計画課長 藤 田
福祉総合課長
山 口
高齢福祉課長 保 坂
障害施策推進課長
(
障害者支援課長)
6
区議会事務局 志 澤
区議会事務局主査
(1名)
7 議 題 地域振興、保健衛生、社会福祉及び文化・スポーツ等について
【報告事項】
(1)令和元
年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について(資料あり)
(2)令和元年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について (資料あり)
(3)令和2年国勢調査の概要について (資料あり)
(4)田道住区
センター三田分室の臨時休館について (資料あり)
(5)成年被後見人に係る
印鑑登録手続の見直しについて (資料あり)
(6)令和元年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運
営評価結果について (資料あり)
(7)令和元年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価
結果について (資料あり)
(8)令和元
年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について (資料あり)
(9)
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について (資料あり)
(10)ひきこもり相談会の実施について (資料あり)
(11)令和2年度
地域密着型サービス整備事業者の
募集期間延長等につい
て (資料あり)
(12)目黒区
心身障害者センターにおける静養室の設置について (資料あり)
【その他】
(1)次回の委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
鴨志田委員長 ただいまから
生活福祉委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、河野委員、いいじま委員にお願いいたします。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(1)令和元
年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 それでは、報告事項に入ります。
報告事項1、令和元
年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○
松原地域振興課長 それでは、令和元
年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果について御報告いたします。
まず、資料の確認をさせていただきます。
ダブルクリップを外していただきますと、3つのまとまりのものがございます。一番上のものは、右上に
生活福祉委員会資料と肩書きの入ったまとまり。それから2つ目は、各住区の評価結果がまとまった厚めの資料。最後、参考資料1として住区
会議室指定管理者評価基準と書かれた、2枚目がA3で折り畳められた
ホチキス留めの資料。この3つを確認していただきまして、よろしいでしょうか。
資料が多くて恐縮ですけれども、できるだけ簡潔に御説明をさせていただきます。
まず、資料説明の前に、住区会議室について若干御説明いたします。
住区会議室は、従来、住区住民会議に委託して管理してまいりましたが、公の施設の管理に当たって導入された
指定管理者制度を平成18年度より住区会議室にも導入した経緯がございます。
住区会議室は、住区における
コミュニティーの形成に資するために条例で設置されたものであり、これを効果的に実現するためには、住区の区域において
地域コミュニティーを推進する母体であり、長年活動している住区住民会議が指定管理をすることが適していると判断し、公募によらず、特例として指定を行ってるところでございます。
それでは、資料の説明をいたします。
1つ目の資料を御覧ください。
資料の項目1番、施設名及び
指定管理者ですが、表記載のとおり、2つの分室を含む24か所の住区会議室について、22の住区住民会議がそれぞれの
指定管理者となってございます。
次に2番、指定期間及び運営評価の対象期間ですが、平成31年4月1日から令和6年3月31日までの5年間のうち、今回の
評価対象期間は、初年度となる平成31年4月1日から令和2年3月31日までの1年間となってございます。
次に、運営評価の方法です。記載のとおり、要綱に基づいて設置された
運営評価委員会において、
指定管理者から提出された事業報告書、
利用者アンケートの結果、
地区サービス事務所が日常の業務を通じて行った事前評価を、あらかじめ定められた基準に基づき、委員会として評価を行ったものでございます。
評価委員会の構成は、4ページ目の下段に表として記載をさせていただいております。よろしいでしょうか。
2ページ目を御覧いただきたいと思います。4の評価基準でございます。
表のとおり、大きくⅠのサービスの実施に関する事項とⅡの経営能力に関する事項の2つを設定してございます。基準の詳細につきましては、別にある3つ目のまとまりの資料、参考資料1として添付してございますので、そちらのほうを後ほど御覧いただければと存じます。
このほか、直接の指定管理の評価項目としてはございませんが、住区
センターそのものを有効に活用した
地域コミュニティーに資する活動があれば、これを施設の効用を高める事項として、基準外でありますけれども、一定評価していくということにしてございます。
次の5番、各住区会議室の施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございますが、本資料の3枚目に資料1として添付してございます。
表を御覧いただきますと、各住会議室の網かけ部分は、住区
会議室使用料の歳入、白抜きの部分は歳出となっております。それぞれの施設規模や構成している施設等が異なることから、金額も異なっております。
2ページ目にお戻りいただきまして、6の住区
会議室別評価結果でございます。
(1)の総括表、表の上の評価項目欄、左から、Ⅰのサービスの実施に関する事項、Ⅱの経営能力に関する事項、そして基準外として施設の効用を高める事項の3つがあり、一番右には、
評価委員会としての総括した評価が記載されております。
ここで、次の3ページの中ほどのほうを御覧いただきますと、3つの米印が中ほどにございます。一番上の米印には項目別評価のABCの意味、次の米印には基準外評価のプラスの意味、一番下の米印には、これらを合わせた
評価委員会の総括評価として5種類の評価を記載しております。
恐れ入りますけど、また2ページにお戻りいただきまして、下段の表の(1)、総括表の先頭には駒場住区会議室を記載しておりますけれども、項目別評価のⅠとⅡはいずれもBで、基準外の施設の効用を高める事項にはプラスがありませんので、一番右の
評価委員会の評価は単にBとなります。また、表の下から3つ目には油面住区会議室がありますけれども、項目別評価ではAとB、それから施設の効用を高めるところでプラスとなっておりますので、項目別評価がAAの場合とかAB、BAなど、どちらか一方にAがある場合は、これをまとめてAとしまして、基準外評価のプラスを加えて、総括評価ではA+とするものであります。両方ともBの場合は単にB、Cが1つでもあればCとするものであります。
この表を御覧いただきまして、全体的にこういう評価になっているというところでございます。
それでは、恐れ入ります、3ページの下段御覧いただきたいと思います。
(2)の評価結果概要を御覧ください。ここでは、住区会議室の全体的な評価の概要を記載してございます。
アのサービスの実施に関する事項では、住区会議室を活用して地域で活動する団体や個人の交流を図るよう、各住区住民会議は、これまでの経験やノウハウを生かして
指定管理業務を履行していることとし、併設施設や関係機関との連携、利用者対応等々、問題のない水準であることなどが記載してございます。
次ページのイ、4ページですね。イでは、人員配置や個人情報の扱い、施設の安全管理などが適切に講じられるとされているところでございます。
それから、ウの施設の効用を高める事項では、それぞれ特色のある活動に取り組んでいることとされております。
そして、エの総括評価では、総合的に判断して、区の求める水準に達していると評価されていると同時に、施設の有効活用による
コミュニティーの活性化については、多くの住区で努力が見られるが、さらなる取組を期待したい旨の評価となってございます。
ここで、恐れ入りますけれども、最初に資料を確認させていただいた際の3つ目の資料、
ホチキス留めで、3枚目にA3縦遣いのものが折り畳んである資料、こちらのほうを御覧いただきたいと思います。
この縦遣い開いていただきますと、目黒区立住区
会議室指定管理者評価結果一覧、令和元
年度運営評価というものでございます。
この資料につきましては、別の2つ目の
ホチキス留めの厚い資料、24か所の住区会議室の評価結果それぞれが記載された資料がありますけれども、これを分かりやすく一覧にまとめたものでございます。このA3の資料を使用しまして、各住区の結果を簡潔に御説明いたしますので、厚い各住区の評価の個票につきましては、大変恐縮でございますが、説明を省略させていただきます。
まず、A3縦遣いの一番上を見ていただきますと、1「求める水準を超えており、施設活用において特徴的な取組を行っている」と評価した住区会議室、総括評価についてA+とされたものでございます。表の上に網かけがありますとおり、左から施設名、評価種別、
評価委員会において評価した点となってございます。このうち、評価種別の列の下を見ていただきますと、評価基準による評価とあり、これは
指定管理者としてのABC評価になります。その下には施設の効用を高める取組とあり、これは基準外でありますけれども、施設の効用を高める取組としてプラスを評価したもので、この2つの評価種別がございます。
例えば、一番上の油面住区会議室においては、
評価基準評価として
ミニデイサービス参加の高齢者や併設児童館・
学童保育クラブに来館する子ども、保護者に対し積極的に声かけを行い、利用しやすい
雰囲気づくりに努め、親切丁寧な対応を行っていることなどについてA評価とされております。また、その下の欄の施設の効用を高める取組においては、地域SNS「マチマチ」を積極的に活用して、地域住民に情報提供を行ったり、住区
住民会議ホームページの随時更新、イベントの実施に際しては、住区センターを知ってもらう取組を行っていることがプラスの評価となりました。
次の鷹番住区とともに、この2住区がA+の評価となっているものでございます。
次に、中段の表、2「求める水準を超えている」、総括評価でAと評価された住区、これは評価基準のA評価のみで、施設の効用を高める取組にプラス評価のないものでございまして、ここでは、記載のとおり、自由が丘住区会議室、八雲住区会議室の2つでございます。評価した点は記載のとおりでございます。
それから、一番下段の表、「求める水準に達しており、施設活用において特徴的な取組を行っている」と評価した住区会議室、総括評価B+とされた住区ですが、これは評価種別において、単に区の求める水準に達しているということではB評価であるものの、施設活用において特徴的な取組を行っているとされ、プラス評価となったものでございます。この表記載のとおり、菅刈住区会議室、田道住区会議室、上目黒住区会議室、裏面にまいりまして、碑住区会議室、原町住区会議室、東根住区会議室の6住区でございます。
その次の4の「求める水準に達している」と評価した住区会議室、総括評価Bとされた住区ですけれども、これは記載のとおり、14住区でございます。
それから、最後に5の「水準を下回っている」とされた住区会議室、総括評価でCと評価された住区はございませんということでございます。
以上のような形で評価されたものでございます。
説明は以上でございます。長くなりました。申し訳ございません。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○河野委員 今、いろいろぱっと見させていただいたんですが、施設の効用を高める取組として、地域SNS「マチマチ」を活用してというところがありましたけれども、「マチマチ」に目黒区が参加するようになって多分3年か4年ぐらいたったんじゃないかと思うんですが、現在の「マチマチ」の目黒区の登録数が分かれば教えていただきたいと思います。
それと、「マチマチ」を活用したことによって、具体的にどういう効果が見えたのか。発信したことで来場者が増えたってことが明らかに分かっているのかどうかと言ったらおかしいですが、それが分かりましたら教えていただきたいと思います。
それから、全体的な評価を見ますと、やはり施設の効用を高める取組、あるいは評価がAという、全部がそうとは言いませんけれども、そういった住区が稼働率の面でも非常に高い効果が上がってるというふうのが何となく今見てて思ったんですけれども、稼働率をある意味上げるために、今後、とても低い住区もあるわけですから、他住区の取組を含めて、そういったことの情報共有ですとか、あるいは稼働率の低い住区に対しての区としてのアプローチ、今後どういうふうにアプローチしていくのかというところを教えていただければと思います。
以上です。
○
髙雄中央地区サービス事務所長 区全体の「マチマチ」の関係でございますけれども、登録数でございますが、ちょっと最新の数値は持っておりませんけれども、まだエリアで大体1,500から2,000ぐらいだったと記憶をしてございます。地域限定ですので、そういう形に。そのエリアで大体それぐらいの数であったと、少し前の数値になりますけれども、記憶してございます。
それから、具体的な効果でございますけれども、「マチマチ」は、
ホームページの更新などと比べまして、更新が非常に、スマホから簡単にできるといったようなことから、例えば行事が急に、今回の
コロナウイルスの関係などもございます、内容が変更になったりしたときなどにつきまして、即時に発信できるというようなことがございます。受け手の側も、それによって行事の変更などについて、逐次情報発信を受けて判断できるといったような効果が特に今回の
コロナウイルスの関係とかという面ではございます。まあ、とにかく情報発信が簡単に、しかも地域を限定してできるというところで非常に効果があるものであるというふうに認識してございます。
私からは以上です。
○
松原地域振興課長 2点目、私のほうからお答えをさせていただきます。
委員が御指摘のとおり、住区によってその利用率がかなりまちまちでございます。それから取組についても、今回御案内したように、A+のところもあれば、単にBというところもございます。
それで、これまでも委員会からの御指摘もありまして、よい取組につきまして、例えば今回で言いますとA+とかAとなったような取組につきましては、昨年度からその取組の内容について、住区の地区の連絡協議会というのがございまして、そこで御紹介をさせていただいて、ぜひ今後の取組の参考にしていただきたいというようなことをお話しさせていただいております。ですから、今回のほうのこの内容につきましては、いい取組についてはそういう取組をしていただいてはどうでしょうかというようなことで御案内させていただいて、全体の底上げにつなげていければというふうに考えてるところでございます。
以上でございます。
○河野委員 すみません、ちょっと1点確認なんですが、エリアで登録っていうのは、目黒区の中を幾つかのエリアに、例えば住所でとか郵便番号で分かれて登録する形になってるのかどうか。それちょっと確認だけさせてください。
それから、「マチマチ」を使って、具体的に「マチマチ」を見てきたよとか、「マチマチ」を見て知ったよっていう声がどの程度あるのかっていうのが分かれば、それも教えてください。
それと、よい取組に関しては情報を共有するのはいいんですけれども、それが逆に積極的に、ほかの住区で、じゃ、それをヒントにやってみようっていうふうになっているのかどうかというところと、今後、ちょっとコロナでいろんな行事ができなくなってくる中で、それはよい取組とはちょっと話が離れるんですけれども、部屋の使用等もいろいろ制限がある中で、それぞれの住区がどういう取組を今後されていこうというふうにお考えなのか、ちょっとその辺が分かれば教えていただきたいと思います。
以上です。
○
髙雄中央地区サービス事務所長 「マチマチ」の登録の関係でございますけれども、これは自分の住所を登録する形になりますので、その周辺の情報がそれに基づいてくるという形になります。
それから、具体的な声でございますけれども、特にカウントしているわけではございませんけれども、私も直接、昨年、いろいろな行事とかには顔を出させていただきましたけれども、「マチマチ」見て来たのよといったような声を私も直接お伺いしたりしているところでございます。
私からは以上でございます。
○
松原地域振興課長 これまでも、例えばですけれども、ある住区では、防災時でありますとか施設管理について、相当細かいマニュアルを作っているというところもございまして、そういったものを参考にしたいということでご報告いただいたところでそこへつながせていただいて、ものを持ってきていただいて、自分のところの住区に反映してるというような例もございます。ただ、それぞれの住区の状況もございますので、それぞれの住区さんのほうで意向が盛り上がっていただけるような形では御案内したいというふうに思っているところでございます。
それから、2点目のコロナでございますが、これにつきまして、かなり難しい状況にはなってございます。今年もこれから秋に向けて、1つは一番目立つのはイベントでございますけれども、これにつきましては6月頃から御通知申し上げて、また7月の2日とか3日の全体会のほうでもお話をさせていただきました。現下の状況がありますので、これを踏まえた上で事業計画を検討してくださいというようなことをお話しさせていただいております。ですから、確かにイベントというのは大きな効果というか、見栄えがいいものですから、人を集めるということではいいとは思うんですが、そういう形でできればいいんですけれども、なかなか難しいだろうと。そうすると、また違った活動、例えば住区の中で密着するような活動ですよね。例えば
防犯ですとか防災ですとか交通安全。いろんな活動がございますので、そういったものとか、
あと団体同士が連携をして話合いをするとか、その地区の中でどういう地区なのかを再点検する。過去に
コミュニティーカルテなんていうこともありましたが、そういったものを少人数で回って見ていただいて、地域の課題を出していただくとか。住区の一方のそういった機能、住区住民会議としての、そういったような活動も視野に入ってくるのかなというふうに思っております。ただ単純にこれまでと同じようなイベントというわけにはなかなかいかないような状況になってございますので、今後、住区住民会議さんのほうもいろいろと工夫を今考えてらっしゃるところと思いますので、その辺をちょっと御様子とか、相談も受けながら対応させていただきたいというふうに考えているとこでございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 河野委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○橋本委員 2点伺います。
1つ目が、高い評価を得ている住区会議室、幾つかありましたけれども、これは事業者さんの努力によるものが大きいのか、それとも地域の方々による効果といいますか、高いのか、こちらについての所見を伺います。
2つ目なんですけれども、資料1の歳入・歳出決算額の推移ということで、平成29年から30年はそこまで大きく増えてはいない一方で、30年から令和元年にかけては、その伸びが少し大きくなっているのかなと、そんな印象があります。こちらについて、理由について何か御存じのことあれば教えてください。
以上2問お願いします。
○
松原地域振興課長 まず、1点目でございますけれども、事業者さんというちょっとお話ありましたけれども、住区会議室自体が公募の特例によって、地域の住区住民会議に管理をお願いしてるところでございまして、これ、その住区の地域の方々で構成される団体ですので、そこが努力をしてその評価をもらってるということですので、地域の方々の努力と、それから事業者の側面としての
指定管理者としての住区住民会議、これ一体という形になってますので、そこでこういった形で評価されたというところでございます。
それから、2点目のところですけれども、すみません、もう一度お願いしたいと思います。すみません。
(発言する者あり)
○
松原地域振興課長 すみません。
資料1のところで、すみませんです。合計額を見ていただきますと、下のほうの白抜きのところは支出ですので、ここをおっしゃってるんだと思います。それまでが2億4,433万6,000円が30年度。それから2億5,400万何がしが元年度ということで、これはそれまでの、ここで実は、指定管理は5年間やっておりますが、ここで指定管理を新たな期間に変わったわけですね、令和元年度から。そのときに指定管理料につきまして、人件費を再計算して、この形の額に上がったというところでございまして、指定管理の5年間をやると、その1年で一応その時点の、次の5年間についてどういう経費でいくかと再計算した上で御提示していますので、そこの切替えのときですのでちょうど上がっていたという形になっているとこでございます。
以上でございます。
○橋本委員 2点目のところについてもう少し深く伺いたいんですが、その5年契約の切替えで値段が上がった理由というのはどういったものが多かったのか、その傾向について教えてください。
○
松原地域振興課長 指定管理料は、ほぼほぼ人件費でございます。これは、最低賃金の状況を見ながらこれまで上げてまいりましたけれども、ここのときは最低賃金ではなくて、参考にしたのは、その当時の非常勤職員、区のほうの非常勤職員の単価を踏まえて単価を設定したというところでございまして、その関係でここで少し上がったという内容でございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 橋本委員の質疑を終わります。
○岸委員 説明ありがとうございます。初めて見る書類で、ちょっと私も説明についていくのがいっぱいいっぱいで、繰り返して聞くようなことがあるやもしれません。それに関しては失礼いたします。
恐らく、すごく工夫されて評価の指針なり評価をされているんだろうなと、そういう印象を持っておるんですけれども、まずこれ、各住区住民会議に対してはフィードバックがもちろん行くんだと思うんですが、行くんですよね。
それとあと、区民の方たちにもこの一定の評価っていうのは公表されるのかということを、まず1点目としてお伺いします。
それと、やはりこの目的としては、地域が発展していくことを第1の目的であるっていうのがこの在り方なんだとは思うんですけれども、一番最初、説明の導入の口のところで、住区住民会議を指定管理と特定することによってみたいな言われ方をしたんですが、ちょっとそこのところが意味合いとして僕、外しているかもしれないので、もう一回ちょっと伺えればなっていうふうに思います。
2点まずお願いします。
○
松原地域振興課長 この内容は住区会議室に限らず、指定管理でやる制度につきましては、
ホームページで必ず公表しなければならないことになっておりますので、全体をも公表していくという形になります。
それから、2点目でございますけれども、地域の発展というお話でございますが、住区住民会議自体がその住区内の
地域コミュニティーの様々な団体の協議の場ということで設定されてきております。これは、設立の経緯がいろいろありますが、平成29年度に今後の
コミュニティーの進め方ということの中でも整理をさせていただいて、その団体が小学校通学単位としての住区内においての
コミュニティーの様々な団体における協議の場という形で設定させていただいているところから、住区会議室につきましては、住区住民会議に指定管理を公募の特例でやらせていただくというのが妥当だろうという形で、今日までその形で来てるというところでございます。
以上です。
○岸委員 ありがとうございます。
もう一個だけちょっと確認までなんですが、これ、評価基準は一緒があるのは分かっているんですが、同じレベルで評価できているのかななんていうふうにちょっと思ってしまったんですね。まずそこを伺いたいのと、あと説明の中で、6番の表の中で、油面の会議室のところで、サービスの実施に関する事項がAで、経営能力に関する事項がBで、施設の効用を高める事項がプラスだから、合わせてA+っていう評価になったということをおっしゃいましたが、もし仮に、今この表にはないんですけれども、サービスの実施に関する事項がAで、経営能力に関する事項がA、施設の効用を高める効果のプラスがない場合、要はAAと来たら、最終的な評価はAになっちゃうと思うんですが、そうすると油面は、一番最初はABだけれども、A+になってしまうことで油面に追い抜かれてしまうっていう、そういう評価になっちゃうんじゃないかなって。ちょっとここに誤差ができてしまうんではないかなというふうにちょっと思っちゃったんですけれども。そういった意味で先ほどの質問とさせていただければと思います。
○
松原地域振興課長 評価に当たりましては、4の評価基準のところと、それからA3の表の3つ目の資料の先頭に参考資料とつけさせていただいておりますけども、サービスの実施に関する事項、経営能力に関する事項ということで、表の中でアであれば、①施設の特性を踏まえた運営が行われているとか、②であれば、建物や備品を適正に管理して、施設の機能を十分に発揮しているというような、それぞれちょっと細目を落とした形で評価をさせていただいているところでございまして、これを基準に各住区の運営内容について評価をしてきているというところでございまして、一定の合理性はあるかなというふうに考えてるところでございます。
それから、2点目で、確かにA+とAという課題はあろうかと思います。ここで課題として、A+という部分が、先ほどちょっとお話しさせていただいたように、全体としてはAがプラスになったような形なんですけれども、基準外評価という説明をさせていただいております。ですから、
指定管理業務としてはAとかBとかの評価なんですが、それとプラス、
指定管理業務そのものの評価ではないんだけれども、基準外評価として施設の効用を高めていただくような評価につきましてはプラスをつけましょうという形で考えさせていただいたところです。
こうした経緯をちょっと申し上げますと、これまで住区会議室の中では、住区住民会議そのものの本体の活動と、それから
指定管理業務という部分での業務が混在をしやすい形になっておりまして、これはどう考えても住区住民会議本来の活動だよねというものが
指定管理業務の中で評価されているところがちょっとありましたので、これ、平成28年、9年だかな、そのときにちょっと分けまして、住区住民会議本来の活動なんだけれども、そこに、この住区会議室を使って、会議室の効果を高めていただくんであればプラスとしましょうという考え方です。ちょっと苦労しているところあるんですけれども、例えば住区住民会議の活動でも、小学校でお祭りをやられる場合もあるんですね。ところが、住区センターでやられる場合もあると。住区センターでやっていただけるものであれば、その住区センターを知っていただく、人を集めていただいて知っていただくことによって、そこの会議室をよりよく使っていただくとか、
コミュニティーの振興につなげていただいてるなというところでございます。ただ、お祭りにつきましては、住区住民会議本来の活動ですので、その辺の工夫をしていただいたんであれば例えばプラスにしましょうという考え方です。それは
指定管理業務そのものとはちょっと異なっているところもございますので、そこを分けさせていただいたというところでプラスという評価がございます。ですから、ここで言えば、AとA+というところは確かに御指摘のようにあるんですけども、指定管理としてはA評価で変わっていないというところでございます。
ちょっといろいろ工夫をしながらさせていただいてるところございますので、確かに御指摘のような点はございますけれども、今のところはこういう形でさせていただいているというところでございます。
以上でございます。
○岸委員 非常に工夫されてるっていうこと、よく分かりました。ただ、例えばプラスがつかないけれども、1番と2番でAAもらって、最終評価Aになった方と、プラス評価がついて、1番目がAで2番目がBで、最終評価がA+になっちゃった。逆にただのA評価で終わっちゃった側にしてみると、やっぱりそこ、何か腑に落ちないなって多分出てくると思うんで、そこはちょっと検討の余地があるのかな。多分すごく工夫されているんだと思うんですが、また工夫していただければと思いますが、どうでしょうか。
○
松原地域振興課長 住区住民会議さんのほうでそういった御意向があるんであれば、十分にこの辺を説明させていただいて、そういった
コミュニティーの施設として、住区内の
コミュニティーに資する施設として指定管理を受けていただいてるという部分の中でその住区会議室の効用を高めていただくっていう活動をしていただいているというところをちょっと丁寧に御説明させていただいて、御理解いただきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
○武藤委員 すみません。住区に関しまして、本当に地域の方が一生懸命活動していただいているので、非常に感謝をしてるところなんですが、これはちょっと確認なんですが、年に1回、運営の評価の方法というのは、
指定管理者から提出された事業報告書、
利用者アンケート、また
地区サービス事務所が行った事前評価の書類をこの後ろの
評価委員会の構成で、
区民生活部長とか外部で大学教授等の、この人たちが書類を見ながら判断をしていって評価をするということでよろしいんでしょうか。
それと、この
地区サービス事務所の事前評価等というのはどういったような内容なのか、もし分かれば教えてください。
○
松原地域振興課長 今お話しいただきましたように、所管の
地区サービス事務所の評価、それから
指定管理者の様々、アンケート等々の書類を見させていただいて、そこに各地区の所長も同席をして、質問があれば受けさせていただいて、こういう活動してますと説明をしながら評価をさせていただいているという内容になってます。
それから、所管の評価ですけれども、これは日頃から、やはり各地区のほうでは、各住区会議室、住区住民会議と連絡を取っておりますので、日頃からその住区住民会議がどのような運営をされてるかというのを目の当たりにしてるとこでございます。その中で各
地区サービス事務所のほうで判断して、所管としてつけさせていただいたという内容でございます。
以上でございます。
○武藤委員 はい、ありがとうございます。
今、評価の中で、確かにすごく優れて、活発にやられてるところが高い評価等を受けてるのはよく分かります。ただ、Cがないので、Bがある程度、全ては基準に達してるってことなんですが、こちらの冊子を見させていただくと、Bに関しての報告というのが、ほとんど内容が一緒なんですね。「これまでの経験やノウハウが十分に生かされ」って、文章がほとんど一緒でございます。それは、Cがないので、Bになってるんですけども、まあこれはこれでいいんですけれども、やはり何かしら各住区ごとに課題とかがあるんじゃないかと思うんですよね。そういったものは
地区サービス事務所の事前調査等を行ったときにやり取りはできているのか、逆に、そういったものがこちらのほうの中で報告的にされているのか。
二十幾つあって、いろいろ利用率もありますけれども、まず場所が違う。駅から近いか遠いか、住宅街なのか、また施設の内容の中身も違って、古さも違う。これもう全てばらばらで、自分たちが決して選んだものではないんだけれども、地域にあるからやらざるを得ない的なところもあるかと思いますので、そういったものも含めて、各住区の何かしら独自的な部分での課題みたいなものは吸い上げてるんでしょうか。
○
松原地域振興課長 まさに御指摘のとおりでございまして、できた時期、それから場所も違う。そういった中で様々な条件、構成施設も違うし、いろんなところが違います。複合施設になってるところもあれば、単独館であったりするところもございます。そういった中で、やはり地元の住区住民会議の方が一番よく御存じのところがございまして、その課題、ここがこうだよね、ああだよねというのを各地区のサービス事務所職員が様々、これはもう密接に連絡調整してますので、その中で各地区、各住区各住区のここはこうだというようなことの一定の把握はさせていただいてるところでございます。古いところもあって、そういうところはなかなか、離れていたりとかすれば利用率が上がらないんですが、じゃ、それがあったとしても利用率を上げられるかというと、なかなか難しいところございます。それは住区住民会議のほうもよく御存じなところがございます。ただ、そうは言っても、ちゃんとやっぱり様々な団体との協議をしていかなきゃいけないということは会長さんも思ってるところもございますので、その中でできるような工夫はそれぞれの住区の中で、多少温度差はあれど、やっていただいている。こちらからも御相談に応じながら話をさせていただいているというような状況でございます。
以上です。
○武藤委員 すみません、最後なんですけども、利用率もかなりばらばらでございます。たしか3割から、高いところは8割。評価の高いところは高いというのもあるんですけども、決してそればかりではなく、評価が高くても利用率が悪いところも正直あるということです。それはさっき言ったような状況なんですけども。
この利用料金というのは、たしかもう四、五年ぐらい前に改正して、上がったというように思うんですね。これは基本的にある程度、住区に関しては、平米の大きさで一律だったように記憶をしているんです。ただ、今後、コロナの影響がありますし、どんどん利用率悪くなっていくんじゃないかなと思う。場所によって利用率が非常に、3割とか7割空いてるわけですよね。そういった部分で、利用率が悪いところは値段を下げるとか、ある種、それがいいのか何とも言えない。多分、決めにはならないんですけども、そういった部分でもしないと、一生懸命努力してても、現実的に利用率は上がらない。多分、コロナでどんどんどんどん下がっていくんじゃないかと思うんですけども、そういったことも含めて、ちょっと今後どういう考えがあるか伺います。
以上です。
○
松原地域振興課長 まさにそういった利用料金によって利用者の誘導を図るというの、一つの考え方なのかなと思います。この施設利用料というのは、区全体として様々な施設、社会教育館があり、文化ホールやいろいろありますけれども、その中で一定の維持管理費から単価を出して、どれくらいの率を上げていくかというのは、施設、区全体として値上げするかしないかというようなことを検討してございますので、そういった検討する場面もありますので、そういったときに委員のような御指摘もいただいたというようなことで、全体としてどうしていくのかというのを検討には、課題として上げて、させていただきたいと思います。実際にどうなっていくか、検討の中で話されると思いますけど。
以上でございます。
○武藤委員 要望になりますけども、その利用率なんですけども、利用の内容ですね。どういったところが使っているのかっていうのを各住区ごとに。例えば地域の方が多いのか、それとも他区からが多いのか、年齢的に若い方が多いのか、そういったものも含めて検討していただければと思います。これは結構でございます。よろしくお願いいたします。
○
鴨志田委員長 武藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項1、令和元
年度目黒区立住区
会議室指定管理者運営評価結果についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(2)令和元年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項2、令和元年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について報告を受けます。
○
松原地域振興課長 それでは、令和元年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果について御報告いたします。
資料を御覧ください。
まず、資料の1、施設名でございます。こちら、区民キャンパス内に位置する施設でございます。
2の
指定管理者は、記載のとおりの事業者であります。
3の指定管理期間及び運営
評価対象期間ですけれども、指定管理期間は平成30年4月1日から令和5年3月31日までの5年間で、
評価対象期間としては、平成31年4月1日から令和2年3月31日までの1年間でございます。
4の運営評価の方法でございます。こちら、目黒区区民生活部
指定管理者運営評価委員会設置要綱に基づきまして設置された
評価委員会。恐れ入りますが、ちょっと資料をおめくりいただきまして、裏面の一番下に
評価委員会の構成を記載してございます。この6名による委員会におきまして、
指定管理者から提出された事業報告書、
利用者アンケートの結果、
指定管理者自身の自己評価等を、あらかじめ定められた基準に基づいて評価を行ったものでございます。
戻っていただきまして、5の事業報告書の概要ですが、すみません、また2枚目の資料、別紙の資料として添付してございますので、こちらのほう、併せて御覧いただければと存じます。
またすみません、先頭ページにお戻りいただきまして、6の施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございます。こちら、令和元年度の額は記載のとおりでございます。
歳入につきましては、30年度に若干上昇したものが、元年度については下がっております。これ、少人数の身内で葬儀を行われ、例えば直葬でありますとか家族葬などが増えてきたことが要因だと思われまして、近隣の同種施設のほうも同様の状況であります。
歳出ですけれども、平成30年度は29年度と比べて増加しておりますけれども、これ、先ほどもちょっとありましたけれども、平成25年度からの指定管理期間が29年度で5年をもって終了しまして、平成30年度から新たな期間になったため、公募に当たってその
指定管理者につきまして、賃金上昇とか物価の状況を踏まえて、改めて算定したことから増加したものでございます。
平成30年度と元年度は同額となってございます。
なお、この表の下の米印にありますように、この施設、めぐろ区民キャンパスの複合施設の一部であることから、維持管理費は基本的に一括して八雲中央図書館が行っているため、建築とか電気機械といった保守点検、それから光熱水費などの維持管理経費は含んでいないというものでございます。
次に7、評価基準でございますが、表のとおりでございまして、点数とその表を記載してございます。
8の
指定管理者の自己評価でございますけれども、記載のとおり96点で、十分水準を超えているとなってございます。
裏面にまいりまして、9、総括評価でございますが、これ80点でございまして、十分水準を超えているというものでございます。
10の評価内訳ですけども、表の1段目にありますように、評価項目、内容、配点、得点が記載してございまして、表の一番右側の得点は、委員会の各委員のおのおのの点数を資料に基づいて採点して、その各委員の合計を平均したものでございまして、得点欄の一番下にあるとおり、合計79.75ということで、これを四捨五入して80点となったものでございます。
中ほどの囲みに所見欄がございます。これまでの経験やノウハウを十分に生かしており、施設の運営は円滑に行われている。利用者への対応についてトラブルもなく、サービスに関する事項は良好な水準である。また、利用者の利便性の向上に向けた取組もなされており、緊急時には迅速かつ適切な対応が取られている。これらを総合的に判断して、現
指定管理者の管理運営は、十分水準を超えていると評価したというものでございます。
一番下の表は、先ほど説明した委員会構成でございます。
説明は以上であります。○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○河野委員 すみません、ちょっと細かくて申し訳ないんですが。評価の内訳の合計が79.75で、総括評価は80点で、十分水準を超えているという、0.25、げたを履かせたところはなぜなのかというところを教えていただきたい。
これを見ると、利用者のニーズを把握し生かしていくノウハウが活用されたかというところと、被雇用者の技術や接遇を向上させる体制が整っていたかというところを見ると、比較的、100点満点にしても75点ぐらいなのかなっていう評価が低いところでありながら、所見は、「利用者の利便性の向上に向けた取組もなされており」という所見になってるんですが、この評価が全体的な基準の中で低いところなのに、所見としてこういう評価になるというのの理由を1つ教えていただきたい。
これ、
指定管理者の自己評価が96点なんですね。実際、79.75というところなんですが、この点数の格差について、区としてどのようにお考えなのかをお聞かせください。
以上です。
○
松原地域振興課長 まず1点目でございますけれども、この採点の仕方のルールとしまして、四捨五入をさせていただくというところございます。これ、委員で割り返すとどうしても端数が出てくる関係から、どのような点になってもそれを四捨五入するということで決めておりますので、そうしますと79.75、四捨五入で上がってしまうというところで、ちょっとそこのところ、確かに分かれるところですので、という御疑念持たれるというの理解できますけども、ルール上、今のところはそうさせていただいてるというところでございます。
それから、サービスの水準に関する取組が行われてる部分ですけれども、例えばその取組としては、利用者に対して、例えば会葬者に対するネクタイでありますとか数珠とかの無料の貸出しでありますとか、例えばトイレにいろんな芳香剤とかハーバリウム、花々のガラス瓶の液詰め置いたりとか、いろんなことを。あと、緊急災害時に簡易トイレの部分、備蓄をしているとか、ランタンの設置をしてるとか、あと
防犯上も提案を受けてそこでライトなりを置くというようなことを。
防犯カメラみたいなものを置くというようなこともちょっと対応させていただいてるところでございまして、そういった取組について等書かせていただいたものでございます。
ただ、御指摘のように、5の部分とそういったところが、5点からするとちょっと低くなっているというのは、各委員さんのほうの全体がちょっとそういう形になっているということで、その観点につきまして、確かにここのところはちょっと違っているところがございますけれども、なぜ利用者の利便性の向上に向けた取組かというところについては、今申し述べたところでちょっと評価させていただいたというところがございます。すみません。
それから、96点ということでございます。過去においても様々な指定管理施設の運営評価につきまして、自己採点評価というのは割と高めに採点してくるという傾向がございます。当該施設でも、過去にはかなり高めに出していて、自信を持ってやられてるということからそういう評価を自己として出されてると思いますが、私どもといたしましては、やはり様々な観点から見させていただく中でこの評価になったということで、それはちょっと開きありますけれども、その点にさせていただいたということです。これは事業者のほうに伝えて、どこがどうだったかというような話はさせていただきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○河野委員 すみません、今の答弁なんですけれども、様々な工夫をされ、所見の中にある「利用者の利便性の向上に向けた取組」というのは、誰がこの所見を書いてるんですか。
というのは、今のお答えだと、これとは違って、委員の評価は5番のところと7番のところは低かったというふうになると、評価しているものと所見の差が出るのはちょっとおかしいんじゃないかなと思うんです。というのは、何のためにそうしたら評価しているのかなっていう話になっちゃうと思うので。そこだけちょっとお聞かせいただければと思います。
○
松原地域振興課長 すみません、ちょっと説明がうまくあれで。
いい取組をしていただいております。ただ、去年と同じ取組をされていた場合、そこについては点数をちょっと低めに出してるというところがございます。ですので、同じような取組をしてるんだったら、ちょっとそれはね、ということで低くつけられたというところです。
この所見欄も、一応委員会のほうでこういう形で書こうということで、委員会で確認して書いてるというところでございますので、全部委員会ということでございまして、この辺も含めてそういう形で判断したというところでございます。
すみません、お答えになっているかどうか。
以上でございます。
○髙橋
区民生活部長 ちょっと補足させていただきます。私、委員長なんで。
先ほどの、サービス面での取組が若干低い評価なのに所見がというお話がありましたとおり、先ほど課長が答弁あったように、実はこの事業者、昨年度の前の段階で、結構いろんなサービスやり始めていて、数珠の無料貸出しだとか。ですから、1つ前の年度に少し評価が上がったんですけども、それが継続されてたというようなことで、新しいものがそんなになかったというような中で、今回は若干、この辺の点数が落ちたというふうなことが言えると思います。ただ、所見欄としては、最終的にトータルで見た場合は、ちゃんとやるべきことはやってるんだという、そんなふうに判断させていただいたということでちょっと補足させていただきます。
○
鴨志田委員長 河野委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員 すみません、ちょっと収支のところを1点だけ伺わせていただこうと思います。
6番のところで、収支といいますか、歳入が下がってきてることに関して言えば、大々的に葬儀を執り行うっていう機会が少しずつ減ってるんじゃないかって、そういう分析のされ方をされていたと思うんですけれども、ちょっと、後ろの別紙のほうの3番とかを見ると、利用者件数が平成27年に比べると、今回の元年度っていうと、やっぱり1割ぐらい減ってるんですよね。減ってて、会場使用料の収入も、2割まではいかないけれども、結構がくんと下げ基調になってるっていう状況なんですが、ここについては、恐らく
指定管理者が変わったということもあったと思うんですけれども、この辺について、区のほうはどういう分析をされているのかなということを伺えればと思います。
そんなに死亡者数が、今年みたいにちょっと特殊なコロナがあったりとかっていうのは別として、これまでのトレンドの中で、区内で他界される方の人数が上下されるわけではないという中で、利用しづらくなってるのが、これなんじゃないのかなって、そんな印象もある意味、数字の上だけでは思えてしまうので、ちょっとそこの分析を聞かせていただければと思います。
○
松原地域振興課長 それでは、今の御質問にお答えいたします。
確かに長期的に、27年度から元年度と比べていただくと、ちょっと途中で上がったりしてるんですけれども、30年度上がりましたけども、またちょっと下がってるというところです。この辺をどう考えるかということで、ちょっと他区の調査もさせていただいたりしてます。例えばですけれども、目黒の元年度、4月から1月までの数字ですが、利用率見ると、49%という形です。他区のほうでは38%であるとか39%とかいうことで。そうすると、経過見ますと、やっぱりちょっと落ちてるところがございます。やはり先ほどちょっと申し上げましたように、今、葬儀の形がちょっと変わってきてるというところがあります。と考えます。それ、火葬場に行って、直葬と言って、火葬させて、自宅に戻ってきて身内だけでされるとか、家族だけで小ぢんまり御自宅のほうでされるとかっていう部分というのがかなり増えてるのかなと思います。まあ費用の面もありますし。というのがあると思います。ただ、こちらは大きな施設ではないので、小ぢんまりの施設ですから、小規模な葬儀もできるようにはしてあるんですけれども、それでもちょっと低くなってきてるのかなというふうに考えてございまして、昨今の葬儀事情が変わってきてるのかなというふうに思ってます。
ただ、ちょっと余談になりますけれども、私どものほうで管理している臨海斎場、あそこ、大田区にありますけれども、そちらのほうは火葬場もあって、そこに会場があるものですから、そういう関係で、臨海斎場の式場については落ちてはいないんですね。ですから、向こうでそのまま、結構大きな施設ですので、大規模にやられるという部分では、そういうのは残ってるというところございます。
こういった区レベルの斎場だけの施設というのは落ち気味というのは、やっぱりそういった葬儀の形とか考え方がやはり変わってきてるところがあるのかな、というふうに思ってまして、今後どうしていくかという、検討課題にはなろうかというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○佐藤委員 それでは、2ページの10の評価内訳で、項番3の管理運営経費に関する事項ということで、こちら、適正に執行されたかということなんですけれども、配点10のうち7.0ということで、この羅列でいくと、仮にこれ5点配点すれば3.5ということで、仮にですけど、この中で一番低いだろうというふうに見えます。
経費、適正にってことなんですけども、この部分、適正でなかった部分があったのだろうというふうに想像するわけなんですが、その点についてどの程度把握されてるのかお伺いします。
○
松原地域振興課長 これにつきましては、区の監査のほうにおきまして、支出科目の誤り等とか、経費の一部、ちょっと二重の計上があったりしたところが指摘されております。これはもう、すぐ改善を図って指導したところでございますが、こういったこともあり、この点については得点としては低くなってるというところでございます。
以上でございます。
○佐藤委員 先ほど、答弁で説明があったとおり、高齢化に伴い亡くなる方が多いというような反面、葬儀の在り方もいろいろな葬儀の仕方というような時代になってまいりまして、葬儀をつかさどる事業者の方も、ここに限らずですけども、非常に難しい経営というようなことも耳に入ってくるような時代でございますので、指定管理しっかり受けていただくことがありがたい反面、経費等に関わることは、しっかりと管理していただくことが今後さらに大事かと思いますので、その辺今対応しているというふうにも聞こえたんですけれども、さらなる、来年度からもまた経費に関する部分を再度しっかりするようにというような指摘は大事かと思いますので、それはいかがでしょうか。
○
松原地域振興課長 監査の指摘もございましたし、今、委員から御指摘もございましたので、この辺を重く受け止めまして、
指定管理者のほうには重々、これからしっかり確実にやっていただくよう指導してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○武藤委員 すみません、簡単に。
利用者ということで、葬祭業の方からは御意見等は伺ってますか。あれば、どういったような御意見があったでしょうか。
○
松原地域振興課長 この評価につきましては、直接は、この評価に葬祭事業の方からの意見とかちょっと伺ってございませんけれども、日頃からお話はいただいておりまして、例えば施設の備品でありますとかそういったものもちゃんと、ちょっと古くなっているものもありますから、そういったことの指摘は受けてるというのは聞いておりますので、そういったところをちゃんと適正にしていこうとか。これは区も絡みますので、そういったことをやるとかという話をさせていただいてます。あと、ここの業者さんがお花をやるところで、葬儀もつかさどるところありますから、その辺のところ公平にというところございますので、その辺は業者さんのほうにも、偏ることのないように公平な施設運営をしてくださいと、ちょっとそんな話をさせていただいてるようなところがございます。
以上でございます。
○武藤委員 普通の利用者の方は、そんなに御不幸がなければ、頻度が高いわけじゃなくて、結局それをつかさどる葬儀社の方がほとんどそちらのほうに行かれることなので、正直、そこを聞かないというのはちょっと、この中に入れるべきじゃないかなというのはちょっと1つ意見ということと、あと以前、課長がおっしゃった音響ですとか机とか椅子だとか、いろいろ古くなってきてて、この中に施設及び器具等維持管理に関する業務というのも入ってらっしゃられるので、そういったもの全てを区のほうで替えなきゃならないのか、それともこの指定管理の会社がある程度やるのかって、そういったところの線引きみたいなのがどうなっているのかお伺いします。
以上です。
○
松原地域振興課長 確かに、直接区民の方が予約するという施設ではなくて、業者さんの方から入ってくるということですので、今後ちょっとそういったところをどういった形で意見を吸い上げられるかというところは工夫してまいりたいと考えます。
それから2つ目でございますが、これ、基本協定結ぶときに、備品の区分けをしてございます。区が用意して残していただく備品と、それから事業者さんがプラスで用意していただいて、もし替わる場合はそれ持っていっていただくというような表も作って区分けをしております。基本的には、区民斎場、この施設に運営でなければ困るものはしっかり区のほうで用意させていただいて、付加的なサービスする部分。例えば先ほど申し上げました、ちょっと消耗品ですけども、ネクタイとかそういったものの付加でやってるところ、それは事業者さんの費用でやっていただきますが、基本的にこの施設になければいけないものというのは区のほうで用意すると。そういう区分けをして
指定管理業務をお願いしてるというところでございます。
以上です。
○
鴨志田委員長 武藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○いいじま委員 ちょっと1点だけお伺いします。
10番の評価内訳なんですけども、2番、3番、5番、これちょっと大事なとこなんで。個人情報の管理に関する規程やマニュアルがあったかっていうことと、あと個人情報の管理方法は適切に取られていたか、情報公開に関して適切に対応できていたかって。これ、全部4になってるんですけども、実際に個人情報の管理に関する規程やマニュアルがなかったということなのか。ここら辺ちょっと。その1点だけお伺いいたします。
○
松原地域振興課長 個人情報に関しては、指定管理をお願いするときに、そういったマニュアル作っていただくことになってますので、当然、そのマニュアルはあるという形で運営していただいてるところでございます。
○いいじま委員 5じゃなくて4になってるっていうのは、何かがあるんですよね。
○
松原地域振興課長 この辺、どこを水準に持ってくるかというところでございます。一応、最初の7の評価基準のとこで69点から60点で「水準に達してる」というところが基準になってますので、この段階の評価においても、100点とか10点満点でなければ駄目ということではなくて、この水準に達してるというのは、当然、マニュアルがなければそこは困るわけですから、その水準に達するというところの評価の中では、6割から7割取っていれば達しているという考え方の評価になってます。ですから、それ以上やっていただいてるんであればプラスになっていくという形でございます。
○いいじま委員 ちょっと分からないんですけど。5になってるっていうのは、マニュアルとか関する規程がしっかりあるっていうことですよね。それが4になってるっていうのは、何かが欠けてるっていうことではないんですかね。
下のところの管理方法は適切に取られていたかっていうところも、やっぱり何かがあったんで4にしたっていうことではない。
○
鴨志田委員長 要するに、マニュアルがあったかっていう表現の仕方、問いの仕方が誤解を招くんで、規程やマニュアルが適切に運用されてるかとか、法令に沿ってるかとかだと4というのが分かるけどということだと思うんですよね。
○
松原地域振興課長 今、委員長の御指摘のとおりでございまして、あったかであれば、確かに5にしてなきゃおかしいっていうところはありますが、あるのは当然で、それ適切に運用されていて、さらにやっていたかということであれば5とかってことで、あったかっていうところの表現をちょっと次回は工夫させていただきたいというふうに考えてございます。
すみません、以上でございます。
○
鴨志田委員長 いいじま委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項2、令和元年度目黒区
区民斎場指定管理者運営評価結果についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(3)令和2年国勢調査の概要について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項3、令和2年国勢調査の概要について報告を受けます。
○
松原地域振興課長 それでは、令和2年国勢調査の概要についてを御報告いたします。資料のほうを御覧いただきたいと思います。
1の調査の概要です。(1)のところで調査の趣旨を記載してございます。統計法に定める基幹統計調査として、同法5条2項の規定に基づいて実施するというもので、人及び世帯に関する全数調査ということです。その結果は、法定人口として衆議院議員の選挙区の画定とか地方交付税の算定に利用されると。そのほかに国や地方自治体の行政施策にも使われてるというとこでございます。
国の最も基本的で重要な統計調査でして、大正9年が第1回ということで、5年ごとに実施しまして、今回100年目、21回目に当たるというものでございます。
調査期日、(2)でございますが、これは記載の期日でございます。
調査対象としましては、記載のとおり、我が国の地域のうち、歯舞諸島、色丹島、国後島、択捉島、竹島を除く地域で実施するということで、調査時点において、引き続き3か月以上常住するものを対象とすると。ただし、外国政府の外交使節団とか領事機関の構成員、またその家族、外国軍隊の軍人・軍属、その家族を除くというものでございます。
2の調査方法などの主な内容と前回からの変更点、これは27年度の調査からの変更点ですが、1の調査項目としては、前回は簡易調査というもので、今回は大規模調査ということで、文書にも書いてありますが、表のほうを見ていただきますと、今回は19項目、大規模調査でやり、平成27年、前回は17項目と。2項目ですけれども、そういう形で今回は増えるという形になります。
それから、(2)の調査方法ですけれども、前回は、紙の調査票を配布する前にインターネット回答用IDを配布して、後日、インターネット回答のなかった世帯に紙の調査票を配布しましたけれども、今回は同時に配布するという形にします。紙の調査票は郵送により提出させていただくことにしますけど、世帯から申出があったときに、調査員に紙渡したいという方は調査員が行って回収するということにさせていただきたいと思います。
裏面を御覧いただきたいと思います。
(3)新型
コロナウイルス感染症に係る特例的な調査方法ということで、今回、新型
コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けまして、調査員と世帯がなるべく接触しない方法で調査することといたしました。あとまた、調査書類の配布の期限を当初9月の20日から30日、それから調査票の回収の期限を10月の20日から11月の20日にそれぞれ延期するということでございます。この影響で、速報値というのが出るんですが、これが来年、令和3年の6月頃になる予定ということでございます。表のほうを見ていただきますと、項目のところに調査への協力依頼、調査書類の配布、調査票の回収とありますが、これに、それぞれが特例と原則、特例と原則と書いてありますが、今回は特例のほうで、チラシを投函するとか調査票の封筒を投函するとか、回収の申出があった世帯に再訪問して回収するということで、なるべく接触しないという形で進めるという形でございます。
それから、実施規模でございますけれども、調査対象世帯として約16万世帯。調査区数として2,617、調査員数は1,500人前後、指導員数は250人前後という形でございます。
今後の予定でございますが、(1)は本日8月4日。(2)につきましては、事務説明会というのを行います。これ、記載のように、総合庁舎、各住区センターについて、全200回前後やります。
調査のスケジュールですけれども、その説明会後、お知らせチラシ等々を配布するなどして、10月1日の期日。以後、インターネット回答締切り等々ありまして、最終的には3月末に総務省統計局に調査書類を提出するというような流れになってございます。
今回、こういった形で実施いたしますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○佐藤委員 まず、2項目、17項目から19項目に増えたということで、この2項目の内容を教えてください。
それと、裏面で調査スケジュールということで、8月24日から9月11日まで、調査員事務説明会ということで予定はしているんですけれども、新型コロナの感染症に関わる特例的な調査方法ということで行うということですので、調査員の方のストレスとか安全面というものは留意しているところだと思うんですけれども、前の情報では、調査員の方も今回は協力したくないというか、行いたくないというような方がいらっしゃるのではないかというようなこともあるかと思うんです。まあ蓋を開けてみなければ分からない点もあるかと思うんですけど、その辺、調査員の方へしていただくような工夫ですよね、してくださいというふうな。もしくはどんな状況なのか、もし捉えていれば教えてください。
以上2点。
○
松原地域振興課長 2項目の内容でございますけれども、まず1つが、在学、卒業等教育の状況。それからもう一つが、従業地または通学地までの利用交通手段の2項目でございます。
それから、確かにコロナ禍の状況がございまして、もう既に町会さんのほうには御依頼をさせていただいていて、一定程度の人数を出させていただいて、調査区に割り振りはさせていただいておりますが、ただ今後、実際始まるときに、ちょっとやっぱりね、っていうふうに出てくる可能性もゼロではありませんので、その辺のところはまずちょっとお話をさせていただいて、こういう安全対策を取るのでお願いいたしたいということをお話しさせていただいて、それでいいという方はそれでいいんですが、そうでない場合はちょっと別の手で、我々の別の調査員を工夫して充てるとか、ほかの方にちょっと持っていただくとかいう形でちょっと調整しながらさせていただきたいと思ってまして、できるだけやっていただきたいというふうに考えているところでございます。
今回、こういった状況の中でのことなのでちょっと心配な面ありますけれども、できるだけというか、確実に実施してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○佐藤委員 新型コロナ感染症の中でも大丈夫ですよっていうのが入り口でないと、風評じゃないですけど、今回できないよねなんていうような雰囲気になってしまうと、ああ、そうなの、私も、じゃ、やめようかしらっていうようなことが、ないといいので、そういったことは最初が大事かなというふうに思います。
調査の概要の中で、この調査したものが高齢福祉だとか子育てだとか防災計画にも使われるんですよと、大事ですよというのを改めて、皆さん身近に必要なものだというような認識も改めて。国税で国がやることですけども、我々もそこに寄り添う気持ちを持って協力するというような。調査にお答えする方もそうだと思うんですよね。どこかでこの辺クローズアップできるような部分があると、回収率等も上がっていくのかなって思いますので、その辺はいかがでしょうか。
○
松原地域振興課長 今回、一定のマスクですとか、それから衛生用品、手洗いの石けんですとか、いろいろ御配布させていただくことなり考えております。それから、直接会わないで、投函でいいですよということも十分説明させていただいて、ですので我々と一緒に御安心していただいてということで、決して風評が立たないようにはしていきたいというふうに考えてございます。
それから、当調査の趣旨でございますが、1の(1)に書かせていただきましたけども、この辺のところは、この趣旨を御理解いただく上で、各住区センターや総合庁舎において実施する事務説明会の中で十分に御理解いただきながら進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○河野委員 すみません、1点。
調査方法を、平成27年はIDを先行配布して、紙はその後ということから、今回、同時に配布するというふうに至った経緯についてお聞かせください。
○
松原地域振興課長 平成27年のときは、最初にIDを配布して、それでインターネット回答していただいてない世帯に紙を配ったというところがございました。この方法ですと2段階になってきて、いろいろちょっと煩雑になるというところもございまして、今回はコロナのこともありましたので、どちらか選べるように、最初からインターネット回答でも郵送回答でもいいように、同時に配ってしまうということにさせていただいたところでございます。
以上でございます。
○河野委員 私が単純に考えるのに、コロナの中でなるべく人に接触、まあ投函っていう形もあるようですけれども、先にインターネットの回答を先行配布し、まあその煩雑さは分かるんですけど、いろいろおありになるかと思うんですが、未回答の世帯に紙の調査を配布したほうが、調査員の方たちの負担等は少ないような気がするんですが。
それともう一つは、インターネットの回答の締切りが10月の7日で、郵送は提出は継続ということで、この間の特別給付金じゃないんですけれども、ダブって回答。お父さんがこっちで回答して、お母さんが紙で出しちゃったみたいな、そういったダブりが出てくるっていうことは考えられないのかっていうところを教えていただきたいと思います。
○
松原地域振興課長 インターネットのIDも、配布するのには現場に行って投函してくるわけですね。ですから、投函して、インターネット回答がないところにまた投函していくのではなくて、最初にIDを投函するときに封筒も同時にやってしまえば1回で済むという考え方でございます。
それから、ダブってというの、確かにあります。これは、インターネット回答をされたものが区のほうでも分かるようになりますので、調査票とインターネット回答、1個1個、調査の様子見ながら、ダブりがないかどうかを確認してまいりますので、それで排除すると。排除というか削除するという形を取っていく形になってございます。
以上でございます。
○河野委員 その配布の方法については、確かにIDと紙を一緒に配ったほうが一度で済むという点ではいいのかもしれないんですが、ダブりを探すための事務処理量を考えると、ちょっとどうなのかなと思うところがあるんですが、いかがでしょうか。
○
松原地域振興課長 ダブりといっても、インターネットで回答した方は多分、調査票を出さないと思いますので、そんなに多くダブってるということはないかというふうに考えてございまして、それよりは、現場に出ていって、1個1個、実際の建物を見ながら入れていきますので、その辺でやっぱりしっかり入れていかないといけないところもあるので、かえって抜けるとよくないということがあって、一遍にさせていただいて、調査票を確実に配布させていただいてから、そんなにダブりはないと思いますので、来たときに確認を1個1個のところで確認させていただくというのが確実な方法だと考えてございまして、そういったことでちょっと進めたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 河野委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○橋本委員 4点お願いします。
1点目に関しては調査員に関してなんですけれども、3の実施規模のところにありますが、調査員数が前回1,600人から今回1,500人前後というふうに減っているのに、指導員数は222人から逆に250人前後に増えているんですけれども、こちらについてはどういった理由があるのか伺いたいと思います。
2点目が、技術の進歩等とありますけれども、こういったICTの技術によって簡素化といいますか、現場の負荷を減らせるような部分はどういったものがあるのか。先ほどの調査員のところに関連するのかなと思うんですけれども、こちらについて伺いたいと思います。
3点目なんですが、先ほど他の委員からは、調査員に関して安心できるようにということでしたけれども、逆に、回答する区民の方々に対しての安心も担保できたほうがいいのかなと、そんな考えがあります。
というのも、個人情報に関して、かなりいろいろな方の考えが厳しくなっている中で、国勢調査もそうですし、目黒区の統計調査も、なかなか回答率下がってしまう傾向があるのかなというところがあります。ちゃんと私は調査員ですよと分かるような担保をどのように取っているのかというところについて、3点目に教えてください。
最後に配布に関してなんですけれども、結構、私も1軒1軒回ったりしていると、いや、こっちには住民票ないんだよねと、そんなふうにおっしゃる方、別宅とか、あとは2軒目で、こっちに家があるとか、そういった方も地域の中にはいらっしゃる、そんな印象があるんですけれども、こういったところは調査項目の中で分かるようになっているのでしょうか。
以上、ちょっと多いんですけれども、よろしくお願いします。
○
松原地域振興課長 1点目でございます。調査員数と指導員数、人数が前回と違ってるというところでございます。
調査員数のほうは、確かにちょっと調査をしていただける方が減ってるという部分ございますが、ただ一方で、例えば寄宿舎とか大規模なマンションとか、そういうところでこれまでは調査員の方に、オートロックで入れないとかいうこともあったりとかする中でやっていただいたんですけども、今回は、管理会社とか管理組合に委託ができるようになって、これは区の個人情報審議会のほうにお認めいただく中で、国のほうもそれでいいという形になってますので、そういったことで工夫をしているところもございまして、調査員の方の御負担を、入れないとかということをちょっと減らしているというところがございまして、その辺のところの影響等々が出てるのかなと思います。
それから、指導員数でございますけれども、前回、222人の全体の人工ですけど、これは委託でやらせていただいておりまして、今回は250人ってちょっと直接、非常勤の方とかでやらせていただいていて、会場の例えば設営だとか消毒だとか、そういったところで対応するというようなことも含めてやらせていただいてますので、ちょっとそれで人数が変わっているというところでございます。
それから、技術的な簡素化でございますが、これ、国の調査でございまして、国のマニュアル等に従ってやらせていただいてるというところもございまして、勝手にといいますか、区のほうで変えてしまうというのはなかなかできないところがあります。ただ、インターネット回答というような手段ができてまいりましたので、なるべくそちらのほうで回答していただくようにしていただければ、紙でするとかなくなってきますので、そういった方法。国のほうでもそういった方向でというふうに考えておりますので、それをちょっと進めていきたいと考えてございます。
それから、個人情報の扱いで、調査を受ける方が御心配になるというところがございます。ですから、インターネット回答であれば、個人情報、もうダイレクトに情報が行きますので、誰かの手に渡ることないですし、今回も基本的には郵送で回答してくださいよという形を取ってます。郵送で、これは国のほうに郵送されるわけなんですけれども、ですから調査員のほうに、これまでは調査員にお渡しする部分もございましたけれども、今回は基本的には郵送かインターネット回答でという形にさせていただいた上で、その上で、調査員の方にお渡ししたいという方だけ訪問するという形を取ってございますので、そういったところでの御心配というのは減ってくるのかなというふうに思ってるところでございます。
それから、要件でございますけれども、調査対象の3番に書いてございますが、引き続き3か月以上常住するものを対象としますよというのを調査票の中に説明書きで書かせていただいておりますので、これに当たる方が記載していただくということになろうかというふうに考えてございます。
以上でございます。
○橋本委員 では、3点目のところに関してなんですけれども、ネットならある程度安心だというふうなところありましたが、例えば偽装したサイトをつくって、それで偽装した紙を出して、それによって誘導するような人も中にはいるんじゃないかというふうなことも懸念する人ももしかしたらいらっしゃるかもしれないと。フィッシング詐欺とかそういったものもありましたので。そういったところに関してはどのように、何か安心できるようなものあるのかなと。すみません、国の形式とかがどうなるか分からないんですけれども、そのあたり何か、もう一歩安心できる御説明いただけたらと思います。
以上です。
○
松原地域振興課長 国のシステムの中での部分でございますので、国が配布するIDで入っていただいて、新たに自分のパスワードを設定して開けていただいて、そこで回答するという形で、以後は自分のパスワード、最初のIDは使えなくなりますので。そういったシステムでいくということで、一定の安心感は保っていただけるかなというふうに思います。ただ、画面が、その辺のセキュリティーというのはどういうふうに考えておられるか、ちょっと国のほうには確認はさせていただきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 橋本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○吉野委員 では、すみません、ちょっと2点ほどお伺いいたします。
裏面の3の実施規模の(2)調査区数なんですけども、こちらが平成27年に比べて57調査区が増えてますが、これはどういった理由があるのかというのと、先ほどから調査員数が減っているということなんですけども、調査区数も増えてるということで、調査員数が減るということは、1人の調査員に対しての調査の範囲、区の範囲が広がって、負担が増えてるんじゃないかという懸念があるんですが、その辺はどのように把握してますでしょうか。
○
松原地域振興課長 この間の27年と今回、令和2年の7月、27年の10月と、住基で比較させていただきますと、世帯数で言いますと、27年のときは15万1,351世帯、令和2年7月は15万9,812世帯で、人口で言いますと、27万1,401人から28万3,132人ということで、人口増がこの調査、増加につながったというところでございます。
それから、確かにおっしゃるように、あるところでは、これまで一つの調査区だったのを2つお持ちいただけますかというようなことはお話をさせていただいているところでございます。ただ、無理のない範囲で当然やらせていただいてますけれども、そういったところがちょっと出てきているというところがあります。それと、先ほど御紹介したように、マンションはその組合になるべくとか、寄宿舎とかそういうところはその組織のほうにお任せするということを工夫しながらさせていただいているということで対応させていただいているところでございます。
以上でございます。
○吉野委員 分かりました。
それで、調査員の方なんですけども、ここの上の(3)新型
コロナウイルス感染症に係る特例的な調査方法の中にありますけども、調査員と世帯がなるべく接触しない方法でというところが非常に調査員の方は思うところがありまして、今回、特例があるということなんですけども、例えば右の表の中で、調査票の回収、一番下段なんですけど、その特例で、回収の申出があった世帯を再訪問して回収とあるんですけども、配布はいいんだけど、ちょっと接触するのは嫌だという調査員がいた場合には、この点については、どのように対応していくのかお伺いしたいと思います。
○
松原地域振興課長 回収日時合わせて行って、お受け取りするだけなので、そんな1時間も2時間もということではなくて、すぐ終わるので、そういう場合が、恐らくは全体的には郵送される方が多いと思うんですが、まれにそうなった場合はちょっと回収していただきたいと思うんですが、ただそれでも嫌だというケースがあった場合は、区のほうで対応させていただきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○吉野委員 あと、今回、マスクなんですけども、マスク代400円ですかね、調査員の方にお渡しするということなんですけど、この400円という算定根拠と言うんですかね、その辺はどのように考えてますでしょうか。
○
松原地域振興課長 こちらのほうは、一部法定受託事務ということで、国の費用で賄います。衛生対応として500円が国から来ておりますので、石けんとして100円、あとの400円でマスクを用意させていただくというのを考えさせていただきました。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 吉野委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員 すみません、本当に基本的なところ4つ伺わさせてください。
これ
生活福祉委員会ですので、この案件としては、質問の内容とか、別にもう一枚、ペーパーとかくっつけりゃいいんじゃないのかなというふうに思うんですが、その辺いかがでしょうかというのがまず1点。
2つ目が、前回ありきでお話をされてるんですけれども、そもそも1,600人、1,500人の選出っていうのはどのようにされるのかな。先ほど、町会のほうにはもう落としたっていうお話をされましたけれども、そもそもこれはどういうふうに選出しているのかなっていうことをお聞かせください。
3つ目として、委託契約っていうことになるんだと思うんですが、区と調査員で委託契約っていうのは結ぶのかななんていうふうに思うんですが、その辺はどうなんでしょうか。
あと、費用としては、国のイベントだとは思うんですけども、ひもづいてくるものはくるんだとは思うんですが、プロジェクトとしてはどれくらいの規模の予算として立てられてるんでしょうか、教えてください。
以上です。
○
松原地域振興課長 まず、調査員をどのようにということなんですが、ほぼほぼが各町会・自治会さんに対して調査員の推薦をお願いしているというところでございます。
それから、調査員につきましては、国勢調査に限らず、様々な調査がございます。基幹統計調査、全体では56あって、区のほうは10統計ありますけれども、そのときにお願いする形の中で、登録調査員というのはこちらで用意してるところでございまして、それと合わせてほぼほぼ、1,500人前後という形で対応させていただきたいというふうに考えてございます。
それから、委託の経費ということでございますけども、調査員は国から指命されてる公務員になりますので、委託ではなくて、国から任命されるという形になります。なので委託契約結んでということではなくて、国からそういった任命された形での方に報償費を払うという形になってございます。
それから、費用でございますけれども、全体として、現時点での交付額としては、約1億4,200万という形でございまして、ただ、今後、二次交付、三次交付というシステムございますので、そこの中で調整をしてお願いしていくことも可能ですので、進み方見ながら、ちょっとそこは調整させていただきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○岸委員 国の期間公務員ということをお伺いしましたけども、聞いてる話によると、前回やったから今回もやるんだろうみたいな形で、何の相談もなくいきなし任命するみたいな、そんなのが来たとか、そんな話も聞いておりまして、そういうのはなるべくないようにしていただければななんていうふうに思いますが、いかがでしょうか。
以上です。
○
松原地域振興課長 そうですね。町会・自治会に推薦を御依頼した中でのそういう形になってしまっているところがあろうかと思いますけれども、そこは町会・自治会さんの判断もありますけれども、なるべく地域の方で、よくその地域を知ってらっしゃる方に回っていただく形になりますので、そういう方で適切な方を任命していただけるようにということで、任命した中で何かちょっとトラブルというようなことがないような形でお願いしたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項3、令和2年国勢調査の概要についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(4)田道住区
センター三田分室の臨時休館について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項4、田道住区
センター三田分室の臨時休館について報告を受けます。
○松原
東部地区サービス事務所長 田道住区
センター三田分室の臨時休館について御報告申し上げます。
資料1番、臨時休館期間ですけれども、令和3年1月6日水曜日から3月15日月曜日まででございます。
この間、住区会議室の利用手続は通常どおり受け付けますけれども、施設管理予約システムの端末機等は、天井改修工事を行いますので、ちょっと設置難しくなるということで、使用不可とさせていただきます。
対象施設としましては、田道住区センターの三田分室の会議室、それから三田分室の老人いこいの家ということでございます。
3番の理由でございますが、全館の空調改修工事及び電気改修に伴う天井の改修工事等を行うためでございます。
区民への周知方法といたしましては、めぐろ区報8月15日に掲載予定、目黒区
ホームページ、施設予約システムへの掲載、それから館内掲示により周知するというものでございます。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
よろしいですね。
○松嶋副委員長 今回、全館空調改修と天井の改修工事ということなんですけど、この間様々、住区会議室、老朽化進んで、順次改修していっているところがあると思うんですけども、日数がたてば更新していかなくちゃいけないということですけども、大体どれぐらいの期間で空調設備は駄目になるとか、一定そういうのあると思うんですけども、何年ごとにそういうふうにやるっていうのはどういうふうに考えてらっしゃるんでしょうか。
○松原
東部地区サービス事務所長 実際には技術部門で判断していくところがございますけれども、一般的な話としては、設備ですと例えば10年から15年ぐらいが目安とされているところでございまして、それくらいたつと大体設備というのが駄目というか、替えていくということが必要になってまいりますので、そのくらい。あと、今回の場合は、天井をLED化するというところもございますので、そういった技術革新なんかも含めてやらせていただくというようなことで、スケジュールを組んで維持管理をしていくという形になってございます。
以上でございます。
○松嶋副委員長 そうすると、今回、田道住区
センター三田分室ですけども、今後、直近で、ここ古くなってきてるなというところがあって、区のほうで把握している部分、予定している部分あれば、ちょっと教えていただきたいんですけど。
○松原
東部地区サービス事務所長 現時点では、どこをどうするかというのは、今私どものほうでは把握してございませんが、今後ちょっと予算要求するというような中で、技術所管とも調整しながら確定していくという形になろうかと思います。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 松嶋副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項4、田道住区
センター三田分室の臨時休館についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(5)成年被後見人に係る
印鑑登録手続の見直しについて
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項5、成年被後見人に係る
印鑑登録手続の見直しについて報告を受けます。
○香川
戸籍住民課長 それでは、成年被後見人に係る
印鑑登録手続の見直しについて御報告を申し上げます。
経緯につきましては、資料の項番1に記載のとおりでございまして、成年被後見人の人権の尊重と権利の制限に関する措置の適正化等を目的といたしまして、昨年、関係法律の改正がなされております。これに伴いまして、国の印鑑登録証明事務処理要領の改正等により、一定の要件を満たす場合に成年被後見人が印鑑の登録をすることができるということが示されたものでございます。
新たに示された手続でございますが、まず現状の手続といたしましては、項番2に記載のとおり、現在、成年被後見人は印鑑の登録を受けることができないこととしております。
実際に既に印鑑の登録を受けている方が成年被後見人となったということを自治体が知ったときは、職権で抹消するという手続を取らせていただいております。
このたび、国に新たに示された手続といたしましては、項番3のとおり、意思能力のない者が印鑑の登録を受けることができない。ただし、成年被後見人の方から印鑑の登録の申請等があった場合には、法定代理人が同行し、成年被後見人本人による申請等であるときは意思能力がある者とみなして、申請等を受け付けてもよい、登録をしてもよいというようなものでございます。
既に印鑑の登録を受けている方が成年被後見人となった場合については、従来と同様に、一旦職権で抹消した上で、法定代理人の同行の上で申請があった場合に、再度登録するという手続を取ることが示されたものでございます。
今後の予定といたしましては、この見直しにつきましては印鑑条例の改正が必要になってまいりますので、第3回区議会定例会に条例案を提出させていただきまして、可決をいただきましたならば、10月に
ホームページ等で周知してまいりたいというふうに考えております。
今回、印鑑登録者数、あと成年被後見人の人数、関係する数値については、参考として記載したとおりでございます。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○橋本委員 1点だけ伺いたいんですけれども、参考の中で成年被後見人の人数が出ております。こちらに関しては、成年後見人との続き柄、弁護士とか親族ではない方にお願いしているパターンと、そうでない、親族の方にお願いしているパターンと多分あったと思うんですが、内訳に関してはどのようになっているか、御存じであれば教えてください。
○香川
戸籍住民課長 本区で把握しているのは、あくまでも成年被後見人になった方ということでございまして、成年後見人の続柄ということに関しては、戸籍住民課のほうでは把握しておりません。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 橋本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですね。
○松嶋副委員長 成年被後見人の人権の尊重ということでこういう形で見直すということなんですけれども、今まで印鑑登録受けることができなかったということなんですけども、それによって何らか、成年被後見人の方が不利益を被っていたことがあったのか、それをすることによってどういうメリットがあるのかというのを御説明いただきたいと思うんですけども。
○香川
戸籍住民課長 具体的な手続のお話で申し上げますと、印鑑登録証明書というのは、財産上の契約であるとか、そういったことに使用されることが多いように認識をしておりまして、具体的に、例えば財産の処分ですとか管理のことに関しては、成年後見人が財産管理することができるということになっておりますので、今まで具体的な実務的な不利益があったかどうかということについては、ちょっと本区としては把握はしておりません。ただ、このたびの法律の改正の趣旨は、一律に成年被後見人をそういう登録制度から排除することは適切ではないというとこで見直しをされたというふうに考えておりますので、そういう意味では一定の方に要件をちょっと緩和して、同行した上で登録を認めるということが示されたものであるというふうに考えております。
以上でございます。
○松嶋副委員長 一定、そういった権利の制限について、人権の観点から緩和をしていくといいますか、できるようにしていくということ、考え方は分かるんですけれども、そうなったときに、今まで成年被後見人本人というのは、法定代理人とかがついて、様々手続をする中で、意思能力があるかどうかというところで、その部分で被後見人の方を保護するという観点で様々制限、権利の一定制限があったのかなと考えるんです。ここに御説明あるような意思能力がある者とみなしてということなんですけども、成年被後見人の方って、そもそも意思能力がある者とみなされないがゆえに、一定、そういう法の保護というか、そういう網がかかっていたのかなというふうに思うんですけども、意思能力がある者とみなしてと、いうふうにみなしちゃっていいのかというのが1つ、区としての見解をお伺いしたいところです。
なぜそれ聞くかというと、それが悪用されたり、印鑑登録の偽造とか、そういう形で成年被後見人の方が権利を失ってしまうような最悪の事態になっていくような懸念も考えられるのかなというところでどのようにその辺保護していくのかというところ、非常に難しいと思うんですけども、区としてはどのように考えているのか伺います。
○香川
戸籍住民課長 このたびの法改正の趣旨につきましては、成年被後見人の方は意思能力を欠くことが通常の状況にあるということで民法上定義はされておりまして、その方、本人本人が常に意思能力がないとみなされているわけではないというふうに認識はしております。そういった中で、国が示した手続におきましても、法定代理人の方の同行の上で、本人の御意思を確認する作業が窓口で必要になってまいりますので、確かに印鑑登録というのは重要な財産の権利、利益に関わるものですので、慎重な手続というものが必要なのは委員御指摘のとおりというふうに思うんですけれども、我々窓口のところで、御本人様必ず同行を求めるというのが国の示した手続でございますので、そういった中で運用上、本当に登録の意思があるのかどうかということについては、運用の中で今後検討して、悪用がないような適正な手続というものについて努めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 松嶋副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項5、成年被後見人に係る
印鑑登録手続の見直しについてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(6)令和元年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項6、令和元年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について報告を受けます。
○橿原産業経済・
消費生活課長 それでは、令和元年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について御報告いたします。
資料を御覧願います。
項番1の施設名でございますが、区民センターにございます
中小企業センターと勤労福祉会館で、住所は記載のとおりでございます。
2の
指定管理者は、株式会社コンベンションリンケージで、会社の所在地及び代表者は記載のとおりでございます。
3の指定期間及び運営評価の対象期間でございますが、指定期間は平成31年4月1日から令和6年3月31日までの5年間、
評価対象期間は昨年度の1年間となります。
4の運営評価の方法ですが、要綱に基づきまして運営評価の委員会を設置し、
指定管理者から提出されました事業報告書等を基に、あらかじめ定められました基準に基づき評価を行ったものでございます。
次に、項番5の事業報告書の概要でございますが、2枚目の紙で、別紙といたしまして後ろにつけてございます。目黒区
中小企業センター及び勤労福祉会館施設事業報告書(概要)でございますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。
6の施設管理に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございますが、直近3年間分の額を表に記載しております。また、表の下に米印で表記しておりますが、区民センター全体の施設維持管理につきましては、区の委託事業として実施していることから、こちらの表に記載している歳出経費に施設維持管理経費は含んでございません。
次に、項番7の評価基準でございますが、記載のとおり、5段階に分けまして評価結果を出しております。
項番8の
指定管理者の自己評価結果につきましては82点ということになってございます。
次に、項番9の委員会の総括評価の結果でございますが、総合評価として81点で、先ほどの評価基準に照らし合わせて、十分水準を超えているものと評価をしてございます。
裏面を御覧いただきまして、10の評価の内訳でございますけども、記載のとおり、評価項目、内容、配点、得点を記入しております。
表の一番右側に得点が出ておりますが、こちらは評価した委員の平均点となります。それらを全部合計いたしますと81.2点となり、小数点第1位を四捨五入いたしまして、合計81点となっております。
次に、その下の所見欄でございますが、SDGs講座の開催などの講座の充実、併せまして、新型
コロナウイルスの影響もございましたが、事業所訪問や電話による積極的な営業活動を行い、利用者及び歳入確保に努めたこと。また、利用者ニーズを把握し、改善に努めた結果、苦情がほぼなかったことなどから、区が求める水準は十分に超えているという評価になったものでございます。
その下、別表になってございますが、この
評価委員会の構成でございまして、
中小企業センター及び勤労福祉会館の運営評価を行ったメンバーを記載しております。また、経営部分に関する判断を仰ぐために、中小企業診断士をアドバイザーとして1名入れております。
次の2枚目の資料でございます。
別紙の目黒区
中小企業センター及び勤労福祉会館施設事業報告書(概要)を御覧いただきたいと存じます。
記載のとおりでございますが、中段、項番3の管理業務の実施状況でございますが、直近3か年にわたる実施状況を記載しております。
報告は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
よろしいですか。
○橋本委員 1点だけお願いします。
こちらに関して、指定期間及び運営評価の対象期間というふうには書いてあるんですけれども、実際にその評価をしたのはいつ頃だったのかということをお聞かせください。
というのも、項番10の所見のところで新型
コロナウイルスへの対応というところがあったんですけれども、これ、どの時点でなのかというところで多分見方が少し変わってくるのかなと思うので、お願いいたします。
○橿原産業経済・
消費生活課長 今回の評価の対象期間につきましては、令和元年度、昨年度の1年間ということになりまして、実際に評価を行ったのは、
指定管理者からいわゆる事業の実績の報告書が提出されたのが4月になりますので、それらを拝見した上で、いろいろ見た上で、実際には7月に
運営評価委員会を開催しまして評価をしたということで、その翌月の今回の委員会のほうに報告させていただいてるという次第でございます。
以上です。
○
鴨志田委員長 橋本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○いいじま委員 1点だけすみません。
結構前からなんですけれども、児童館とか図書館に行く方たちから、たばこの苦情を受けるんですが、この環境のところ、評価内訳の環境配慮に関する取組は適切であったかという得点が3.6になってるんですけれども、その苦情とかの点がマイナスになってるのかどうか、その点だけお伺いいたします。
○橿原産業経済・
消費生活課長 こちらの環境面に対する評価でございますが、今回いわゆるたばこ、喫煙の環境に関してのものは、評価の対象とはなっていないというところでございまして、主に評価の対象となっているところにつきましては、いわゆる光熱水費の管理というわけではないんですが、電気の使用とかそういった部分に関するものとか、あと用紙の使用料とか、そういったところでほぼほぼこういったものについては区に準じてやっていただいてるというところではあるんですけども、新たな改善点が見られなかったってことで評価のほうが少し低くなってると、そういう状況でございます。
喫煙所につきましては、確かにおっしゃるとおりで、苦情がたまにございますので、この辺、喫煙所の動向につきましては、今後存続させるのか、廃止させるのかも含めまして、検討のほうを進めてまいりたいと思います。
以上です。
○
鴨志田委員長 いいじま委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○松嶋副委員長 1点だけなんですが、管理業務の実施状況のところ、さっき御説明ありましたけども、3か年の数字が出ておりまして、事業参加者数のところがこの間ずっと減ってきていると。貸切りの利用者件数というのも、まあ若干減ってきて、使用料収入も減っているというような状況で、業務自体が縮小というか、減少傾向にあるのかな。その要因は何なんだろうかなというところをお伺いしたいんですが。
○橿原産業経済・
消費生活課長 実際、今副委員長の御指摘のとおり、事業参加者数とあと使用料の収入も減ってはきているという……。使用料の収入については、失礼しました。昨年に比べますと、元年度は減っているというような状況でございます。所見のところで申し上げましたとおり、この
指定管理者につきましては、民間活力の導入ということもありまして、できるだけ使用人数を増やしていくと。また、それに伴いまして、使用料もなるべく前年度を上回るようにということで行動というか活動していただいてるのは事実でございます。それで、事業所ですね、訪問とか電話連絡等しまして、なるべくリピーターを増やすような動きもしておりまして、実際、使用料の収入につきましては、29年度から30年度につきましては前年度を上回っております。令和元年度につきましては、やはり新型
コロナウイルスの影響ございまして、3月、もう実際にかなり影響が出ている部分がありまして、還付件数とかいわゆる金額的には100万円を超えるような還付もしておりますので、こういうものがなければ前年並みにはいったのではなかろうかということもありまして、今年度、令和2年度、もっと厳しい状況になるというのはある程度想定はしてるんですけども、その辺をなるべく民間活力の導入ということで、いわゆる勧誘とかその辺頑張っていただいて、なるべくそういう落ち込みを少なくするように区も協力してやっていきたいと考えています。
以上です。
○
鴨志田委員長 松嶋副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項6、令和元年度目黒区
中小企業センター及び
勤労福祉会館指定管理者運営評価結果について終わります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
再開は午後1時といたします。
(休憩)
○
鴨志田委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
――
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【報告事項】(7)令和元年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 それでは、報告事項7、令和元年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○吉田文化・交流課長 それでは、令和元年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果について、御報告を申し上げます。
項番1、評価対象施設、
指定管理者名、項番2、指定期間及び評価の対象期間は、記載のとおりです。新たな評価期間に入りまして、初年度の評価となります。
項番3、運営評価の方法、項番4、評価結果は記載のとおりでございまして、後ほど詳細を報告書で御説明いたします。
項番5、事業報告書の概要は、おつけいたしております別紙2のとおりです。先月の当委員会にて、公益財団法人芸術文化振興財団の決算報告の際に、詳細な事業報告をいたしておりますが、このうち、指定管理に係る部分についての概要でございます。
項番6、公表につきましては、本委員会報告の後、区
ホームページで公表を行うものでございます。
それでは、別紙1、運営評価結果の報告書を御覧ください。
表紙をおめくりいただきまして、1ページに評価基準及び評価方法を記載してございます。点数評価に所見評価を加え、文化ホールと美術館に分けて評価を行うこととしてございます。
次に、2ページに、文化ホールの評価項目と配点を記載した評価シート、3ページには美術館の評価シートがございまして、各項目の配点が5点となっております。22項目で合計110点となります。
次に、4ページ、評価方法ですが、点数評価は5段階で、オール3の66点を最低評価点数といたしまして、これよりも評価が下がった場合は不適切な運営管理の状態を認めることをあらかじめ定めてございます。
次に、5ページの中ほどを御覧ください。
そちらに総合評価を記載してございます。下の表に評価結果として110点満点中、文化ホールが89.8点、得点率で申しますと81.6%、美術館が90.5点、得点率で申しますと82.2%となり、両施設とも優れた管理運営ができているという総合評価になりました。
5ページから7ページまでが文化ホールの評価詳細、8ページから9ページまでが美術館の評価詳細となります。
コメントがございまして、一部を紹介いたしますと、5ページの下のほうの囲み、サービス実施に関する事項というもののポチの3つ目のところでございますが、こちら今まで当日券販売は開場の30分前から執り行っておったところを、当日の朝10時に確定した当日券の枚数を電話予約できるという制度に切り替えたことに対して評価をしている記載がございます。それから、SNSの活用などについては、まだ改善の余地があるというような指摘もございます。
6ページのⅢ番、経営能力等に関する事項のポチの3つ目でございます。台風19号に伴う避難場所受入体制は地元としても心強いというような記載をいただいております。
次に、その同じ6ページの下の四角囲みのポチの4つ目、今後の課題のところで、チケットを売るための事業広報だけではなく、パーシモンホールという存在を意識してもらうための広報戦略、施設広報も必要ではないかと思うというような御指摘をいただいているところです。
それから、8ページにまいりまして、こちらが美術館のコメントのところを少し御報告いたしますと、(2)の区分別評価のサービス実施に関する事項というところのポチの3つ目ですが、音声ガイドの新規導入やSNSによる情報発信の強化など、来館者の満足度向上や来館者の増加に積極的に取り組んでおり、評価できるというような記載をいただいております。
ちなみに、美術館のフェイスブック、インスタグラム、ツイッター、こちらの合計の年間の発信を170件の発信をしておりまして、そういったことによりましてSNS全体のトータルのフォロワー数が1,700を超える増加があったということがございました。現在は、トータルで1万4,285人のフォロワーがおります。
以上が主なコメントでございます。
10ページに評価委員が記載されております。学識経験者が2名、それから区民として施設の所在する地域の住区住民会議からお二人になっていただいておりまして、そちらと区職員2名の合計6人により構成しております。また、経営に関する有識者1名をアドバイザーになっていただいておりまして、法人の財務状況については財政の安全性と健全性は理想的な水準で安定しているとの所見をいただいております。
別紙2のほうは、事業報告の概要でございまして、先日の決算報告の中で御説明いたしました事業のうち、
指定管理業務に係る部分がホールと美術館に分けて記載してございますので、後ほど御覧いただければと思います。
説明は以上となります。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○橋本委員 1点確認させていただきたいんですけれども、この
評価委員会の方、1人は多分、委員長の方はずっと芸術振興に関して研究されている方だと思うんですけれども、副委員長の方は非常勤講師というふうになっていたのと、あとかなり経営に関して鋭い指摘があったので、どういった方なのかということを教えていただきたいと思います。
特に伺いたいのが、施設の運営そのものに関わっている経験があった方なのかどうか、これだけ確認させてください。
以上です。
○吉田文化・交流課長 委員御指摘のとおり、副委員長、互選で選んで副委員長になっていただいた中川委員につきましては、大学の非常勤講師も行っていらっしゃいますけれども、一般社団法人の芸術と創造というところの研究員をやられている方でございます。また、こちら経歴にございますとおり、東京都のアーツカウンシル東京の調査員でありますとか、行政に関わる様々な評価員等を歴任されてございまして、別段この方がどこかの施設管理を担っているという方ではございませんけれども、見識のある方ということでございます。
○橋本委員 非常にすばらしい御指摘が多くありましたので、ぜひこういった学術的なものや、あとは地域の声だけではなく、これから採算性とか、そういったところも厳しくいろいろなところで見られていくと思いますので、こうした
運営評価委員会等、こうした場にこのような方々をどんどん入れていただければと思いますけれども、今後いかがでしょうか。
○吉田文化・交流課長 やはり専門性の高い分野でございますので、多角的に様々な方の御意見を反映してまいりたいと思います。
○
鴨志田委員長 橋本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員 すみません、2点ほどお伺いしたいと思います。
まず、これは別紙1の8ページの区分別評価のところでのローマ数字のⅣ番、展示事業収益が2,000万円を超えておりということを書いてあるんですけれども、これはこっちの別紙2でいうところのどこのことをおっしゃっているのかなということを教えてください。
それと、別紙2のほうの3ページ、一番後ろ、項番4の29、30年、令和元年と収支の数字が書いてあるんですけれども、この差引きのところで、令和元年度に関しては結構なマイナス、焦げつきというか、赤字を出してしまっているような状況なんですけれども、ここって何か特徴的に物事があったのかなということで、ちょっと参考までに教えていただきたいんですけれども。この29、30ってプラスできて、23万6,000円か、20万とか23万がいきなり60万ぐらいの赤字になっているのはどういうことなんでしょうか。
以上です。
○吉田文化・交流課長 展示事業収益の2,000万でございますけれども、こちらは前回の決算報告の中で示しております数値の中で現れてきているものなんですけれど、中身は展覧会を実施したときの入館料が1,100万円余ぐらいありまして、そのほかに図録の販売が今回非常に好調で、その図録の販売の収入という形になります。ここは収入の部分なので、それに対して展覧会を開催するための経費であるとか、図録を作成する経費というのは別に計上してあるので、差引きでその収入があったということではないんですけれども、収益として上がっている数値がその数字ということでございます。
それから、昨年度の元年度の収益の部分でございますけれども、こちらは指定管理事業そのものの中での差引きになっていますので、法人としての全体の収益については前回の委員会で御説明しておりまして、公益財団法人という性質上、収入そのものを非常に高く上げるというよりは、入ってきた収入をきちんと公益事業に充てて、収支を合わせていくというような運営の仕方が基本となってまいります。
今回はコロナの影響が直接的にかかっているのは、3月のところの利用料収入の減というところはございましたけれども、そこは年間通じてそんなに大きなパーセントで利用率が、この期間に関しては起きていません。数%というような影響が起きていますけれども、そういったことも、あと、例えば閉館の期間がありますと、例えば自動販売機の販売が落ちるとか、そういったものもありますので、そういったところの積み上げで今年度は多少下がっているというところはございます。
以上でございます。
○岸委員 すみません、それがこのマイナス60万といったところのことを今おっしゃったんですかね。
○
鴨志田委員長 そうです。
○岸委員 こんなに違うものなのかなと。すみません、ちょっと印象としてそう思っただけでございます。印象までに。答弁は結構でございます。
○
鴨志田委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○松嶋副委員長 目黒区美術館の評価について伺いたいんですが、区分別評価のところで経営能力等に関する事項のところです。今後も区民に関心を持ってもらえる企画をつくるため、引き続き可能な限り予算を計上し、研修等の充実を図り、人材育成に力を入れてほしいという評価です。この評価の配点と点数を見ましても、5点満点のうち、その部分でいうと、3.8ですか、というところで指摘があるわけですけれども、やはり美術館の運営というと、そういう高い見識というか、美術の分野に対して通じていて、それから展覧会を企画するに当たっても、いろんな今の社会との関係とか、そういうところで波紋を投げかけるとか、あるいは非常に来てよかったなというふうに区民が、鑑賞者が思ってもらえるような高い美術館展覧会をつくっていくというときに、やはり人材育成、学芸員ですか、その人の育成というのが非常に重要だと思うんですけども、こういう形で今回人材育成に力を入れてほしいというふうな指摘があるんですけども、これに対して区としてはどのように考えているかを伺います。
○吉田文化・交流課長 やはり美術館は箱だけではなくて、中の企画がとても必要で、重要でございますので、こちらの委員の指摘のとおり、人材育成というのは非常に重要だと思っております。経験をいろいろ積んだり、学習を重ねていったりして、魅力ある企画を提示できる人材を整えてほしいというふうに思っております。
以上です。
○松嶋副委員長 区としてもそういう考えでということなんですけども、一定その
指定管理者の中で、限られた予算の中で、財団が人材育成をするに当たって、非常に困難もあるのかなという部分があるんですけども、やっぱりこういう学芸員が外部から雇ってくるのか、ちょっと分かりませんけれども、非正規の人もいらっしゃるのかも分からないですし、そういう中でやっぱり正規職員としてそこに入って継続して経験を積む中で、その展覧会を本当に体系的な充実したもので区民に見せていくというところで、その人材育成の部分というのは非常に課題かなというふうに思っています。もちろん直営の美術館でいうと、そこに区の職員として入っている学芸員で、長い間の経験でとかということもあると思うんですけども、こういう外部の団体にお願いしていく以上は、限られたお金の中で、学芸員の募集といってもなかなかそういう定着してやってもらうというのも問題、難しい部分があるのかなというような、私は思いがあるんですけども、その辺についてはどうでしょうか。
○吉田文化・交流課長 学芸員の人材に関しては、今現在、指定管理をしております法人のほうから、採用に非常に困難な状況があるとか、人材に非常に困っているとかというような報告は受けてございません。実際に行われている展覧会の内容なども、非常に優れたものを行っているというふうに評価がされているところでございます。
また、そういった状況がもし発生すれば、区とも相談しながら、いろいろ考えていく必要があろうかとは思いますけれども、今現在そういう状況にはないというふうに認識しております。
○松嶋副委員長 今現在、非常に優れた方がいらっしゃって取り組まれていて、そういうことでいうと、この総合的な評価の中でも展覧会のアンケートでは3回以上と回答した方が多く、玄人好みな展示内容である、コアな美術ファンに支えられている美術館ということで、そういう評価もあるわけですよね。だから、やっぱりそこはそこに働いていらっしゃる学芸員の方の非常に高い見識とか、そういう力で、こういう総合的な評価も出てきているのかなと。ただ、その方がいなくなれば、そういう美術館の質というのもどうなんだろうというところでは、今回の評価の中でも人材育成に力を入れてほしい、今後の若い人たちを育てていくというか、研修の充実とか、そういうことも含めてやってほしいというような、そういう指摘になっているのかなというふうに、私は受け止めたんですけども、そういった部分で、目黒区としては様々な支援というか、そういう財政的な部分での援助というか、人が、こういう展覧会の企画とかというのは、やっぱり学芸員の質というか、その人の能力というか、そういう部分が非常に大きい部分を占めていると思うので、人材育成の部分で援助するとかということをやってほしいなということで今質問をしたんですけども、いかがでしょうか。
○竹内文化・
スポーツ部長 先ほどの区分評価のところに記載された内容でございますが、どちらかというと、これは指摘というよりも今後も引き続き人材育成には力を入れてほしいということで、今、力が、人材育成がされていなくて、何か問題があるというような記載、内容ではなかったというふうに
評価委員会の中で出席しておりまして、認識をしております。
また、現在、展覧会業務などについて、特殊な実務について係長がOJTにより職員の人材育成をしているということで、美術館としても責任と誇りを持って仕事をしているという状況ですので、委員御指摘の点については今後もそういうことのないように、引き続き取り組んでいくように、美術館ともよく相談しながら進めさせていただきたいと思っております。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 松嶋副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○武藤委員 すみません、1点だけ。
パーシモンの大ホール、小ホール、またGTプラザなんですが、利用率は過去3年全て80%を超えていて、多いときはもう90%を超えている非常に高い利用率なんですけれども、今キャンセル料なんですが、たしか半年で予約してキャンセルすれば全額戻ってきて、3か月前ですと50%戻るというのが今までだったんですが、コロナ禍において今キャンセル料を取らないというふうになっているんじゃないかと思うんですが、そうなると、今このパーシモンホールの施設の空き状況を見たら、ほとんど埋まっているということなんですね。結局、実際にやるかどうか、やることがあるので取っておいてはいるんですけども、キャンセル料が発生しなければ、極端に言えばやらなくても前日にキャンセルすればお金を払う必要がないということになって、実際に今は押さえられている率が物すごい高いんですけども、使用率、利用状況の現実的な利用状況はどうなってしまうのか。今の状況で今のままのキャンセル料を取らないというのは、いつぐらいまでそれを考えられているか、お答えできればちょっとお願いいたします。
○吉田文化・交流課長 これは、パーシモンホールだけの取扱いではございませんで、区全体の施設の利用に関して、統一のルールで行っているところでございます。
この取扱いをいつまで継続するかということにつきましては、今現在は特にここまでというようなことを決定している状況ではございません。感染の拡大の状況なども日々推移をしているところですので、そういった状況を踏まえまして、区全体としてどのような取扱いをしていくかということを決めていくことになろうかと存じます。
やはり委員御指摘のとおり、状況が直前になって、やはり、これは断念したほうがいいというような判断をして、キャンセルが入るというような実態は実際問題として多くございますので、そういったところの運営法人としての苦労というか、そういったものは大分生じて、し始めているというような状況ではございます。
以上でございます。
○武藤委員 確かに状況はどうなるか分からない。実際に本当にやる方向性でいろんなイベントがやっていればいいんですけども、取りあえず押さえておいて、要するにキャンセル料を払わないからと、もしかしたらそういう方もいらっしゃると、本当に使いたい方が使えないので、そういった部分でキャンセル料を発生しないまでも何かそういった告知的な、何ていうんですか、難しいかもしれませんけども、使いたい、ちゃんと使える方が使えるように。結局開いてみたら、全然、何だ僕たちやろうと思ったのに空いているじゃん、でもできなかったよね、というようなことがなるべくないようなことをちょっと知恵をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。
○吉田文化・交流課長 委員御指摘のとおりで、取りあえず押さえておこうというところがどこまでもなってしまうと、急にキャンセルがどんどん出ていって、そこは利用したい人が入れないというような状況が発生すると思います。
今現在、利用料の支払いに関しても特例の措置をしてきてございまして、利用の当日までに支払えばいいという扱いになっていたんですけれども、そちらを改めようとしております。ですので、一旦はお支払いをいただくというような形で、ある程度抑止していこうというところは考えてございます。そのほかのやり方については、今後また推移を見ながら検討してまいりたいと思います。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 武藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項7、令和元年度目黒区文化ホール及び目黒区
美術館指定管理者運営評価結果についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(8)令和元
年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項8、令和元
年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。
○松下
スポーツ振興課長 それでは、令和元
年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果につきまして、御報告申し上げます。
お手元の資料を御覧いただきまして、お配りいたしました資料3種類ございます。
かがみ文のA4サイズ1枚のもの、それと
ホチキス留めの資料が2種類ございまして、別紙1、それと別紙2でございます。
まず、かがみ文の資料を御覧いただきまして、1番でございますが、表に記載のとおり、対象施設をAからFまでの6つのグループに分けて評価を行ってございます。
2番でございますが、指定期間が平成30年4月1日から令和5年3月31日までの5年間となっておりまして、今回は第3期の指定期間の2年目に当たる令和元年度の1年間が評価対象となるというものでございます。
3番でございますが、資料記載の
運営評価委員会におきまして、
指定管理者から提出された自己評価など、評価基準に基づき評価を行ったというものでございます。
4番の評価結果、そして5番の事業報告書等の概要につきましては、別紙を参照いただきながら御説明申し上げます。
恐れ入りますが、別紙1を御覧いただきまして、まず一番後ろの最後のページ、19ページを御覧いただきますと、こちらが
運営評価委員会の構成メンバーとなってございます。学識経験者の方2名、そして経営に関する有識者が1名、区民代表の委員が2名という合計5名でございます。
恐れ入りますが、報告書の1ページにお戻りいただきまして、1ページから3ページまでが評価基準及び評価方法について記載してございます。
1ページには、まず1番に運営評価の目的を記載しておりまして、2番のほうで運営評価の方針、そして3番の運営評価の単位につきましては資料記載のとおりでございまして、4番から2ページの5番にかけまして、21項目にわたる評価基準をお示ししてございます。
それぞれの配点につきましては、基本的には5点としておりますが、一部は10点となってございまして、トータルで21項目、合計125点満点となってございます。
次に、3ページを御覧いただきまして、評価方法につきましては、アに記載のとおり、評価基準ごとに点数評価を行いまして、その後その総得点を算出してございます。
イの総得点に対する総合評価につきましては、下段に表がございますが、総得点ごとに記載のとおりの総合評価となってございます。
次に、4ページを御覧いただきまして、こちらの表が令和元年度のAからFまでの6グループの総合評価となってございます。
令和元年度、今回につきましては、6つのグループ全てが「優れた管理運営ができている」という評価がございます。
次に、5ページを御覧いただきまして、こちらはAグループの評価の詳細となっておりまして、アのほうが総合評価の結果、イが区分別評価、ウが今後の課題や検討事項等、そして6ページには総得点の内訳を記載しておると。7ページ以降も同様に、グループごとに評価の詳細を記載しているという資料のつくりになってございます。
続きまして、恐れ入りますが、別紙2を御覧いただきまして、こちらは目黒区立体育施設事業報告等(概要)となってございます。
1ページを御覧いただきますと、(1)がグループAの施設の概要、(2)では
指定管理者の概要、(3)では管理運営状況の記載となってございまして、次の3ページを御覧いただきますと、
指定管理者の自己評価を記載しているというものでございます。
以降、BからFグループにつきましても同様の記載内容となってございます。
恐れ入りますが、かがみ文のほうにお戻りいただきまして、そちらの一番下、6番の評価結果の公表につきましてでございますが、こちら区の
ホームページで8月下旬に公表してまいるというものでございます。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○武藤委員 すみません、指定管理ですので、今後の話になっちゃいますけど、指定管理料というのを全部どれも取決めがあって、その後は利用者料金収入というのが、それで大体プラスマイナスゼロぐらいになっているんですけども、今後、来年とかは利用者収入が半分とか、もっと少なくなっちゃった場合、要するに事業者として、
指定管理者として運営的なことが非常に、大きな会社ならまだしも、いろいろ各指定管理でそういった収入のところでやっていけないよみたいな話になっちゃったりとか、そういったようなことはどういうふうにお考えですか。
○松下
スポーツ振興課長 今現在、新型コロナの関係で、今後収束の見通しが立っていないということで、今後区立の体育施設の運営に当たってどのようになるのかというような御視点の質問だと思いますが、御指摘のとおり、確かに区立体育施設につきましては利用料金制を取っているということで、指定管理料と利用料金制、それを合わせて館全体の運営経費に充てているというものでございます。ですので、コロナの影響で今人数制限等も行っておりますので、そういった形で、また日頃は御利用されている御高齢の方でも不安だからということで御利用を控えている方も中にはおいでになろうかと思います。そうしたことで、今回の資料にも若干の利用料金収入の減の資料のデータの記載となってございますが、今後も当然そういうことが見込まれてまいります。
ですので、それについて今直ちに区としてどうするのかということはなかなかまだ申し上げられないところでございますが、ただ、区立体育施設の役割を考えますと、どうしても不安になられる方はともかく、生活に運動、スポーツというのは欠かせないものだというふうに思いますので、そういう区民の方が利用するための器、区立体育施設を可能な限り持続可能なものにしていくために、区としては考えていかなければいけないというふうに、今現時点ではそういうような考えでございます。
以上でございます。
○武藤委員 多分、今のお答えはなかなか難しいかと思いますけれども、結局存続させるためにはマイナス分をどうにかしなきゃならない。それは事業者でするのか、それとも区のほうで補填するのか、それは今後の課題になるかと思いますけども、区としては要するに全く事業者が立ち行かなくなった場合でも、何とかこうしてやはり区民のために考えていくという方向でよろしいんですかね。
○松下
スポーツ振興課長 この
指定管理者制度につきましては、5年間の指定管理期間がございまして、その当初に各
指定管理者と基本協定というのを交わしてございます。その中にいろんな定めがございまして、不可抗力で生じた場合の条文というのもございまして、今回は区といたしましては基本協定に基づく不可抗力に、新型
コロナウイルスの影響が当たるだろうというふうな捉え方をいたしまして、今既に、もう既に3月から6月まで使用を中止にしていたような利用料金等の補填についても、今現在対応を進めているというような状況でございますので、今後につきましてもそういうような観点を持って、御指摘いただいたような視点で対応していきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 武藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○橋本委員 ちょっと細かいところで2点、恐縮なんですけれども、まず1点目が別紙の1番、10ページのところのウ、今後の課題や検討事項等のところの2点目のところなんですが、終わりのほう、「一層留意していく必要がある」の間違いでしょうか。すみません、ちょっとこんな場での指摘で申し訳ないんですけれども、これが1点目です。
もう一点目が、別紙2の1ページ目で、少し気になったんですけれども、項番1の(3)管理運営状況で、①の一般公開、庭球場・ゲートボール場の利用者数は30年度の807人から元年度の722人になっている一方で、1日平均が11.4から24.9とすごく大きくなっているんですけれども、これは何か場所を開けることができなかったとか、そういった理由があったのでしょうか。
この2点、お願いします。
○松下
スポーツ振興課長 2点の御質問をいただきました。
1点目は、御指摘のとおりでございまして、私どもの誤りでございます。訂正をいただければと存じます。申し訳ございませんでした。
また、2点目の別紙2の1ページ、利用者数と1日平均との関係でございますが、こちらにつきましては特段の運営評価の中でもどうだというようなことの御指摘というのは、また自己評価の中でもちょっと気づいていないというところでございますので、この後、さらに詳細を把握してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 橋本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○いいじま委員 すみません、ちょっと1点お伺いしたいんですけれども、AからFグループ全部に課題として、障害者施設の収益につながる委託事業は検討すべき課題にあるというのがそれぞれ全部あるんですけども、ちょっとそこの課題の説明をしていただけると。
○松下
スポーツ振興課長 こちらにつきましては、委員のほうから思いですとか、御要望というような御視点での御意見ということで、その御指摘、御意見に伴って、区のほうでも課題認識をしたというものでございますが、オリンピック・パラリンピック1年延期になりましたが、それを見据えて、パラスポーツの推進、障害者スポーツの推進というのが、非常に重要になってくると。そのステップといたしまして、やはり地域の障害者の施設ですとか、団体様との交流をまず深めていかないと、障害者スポーツの推進に転化していかないだろうというようなこともございまして、そこの支援というような視点もあって、そういった意味での障害者施設の収益につながる委託事業というようなことでの御指摘というふうに捉えてございます。
以上でございます。
○いいじま委員 これ、各、全グループに課題になっているので、ここの部分についてこれから何か進めるというか、検討していくという予定があるかどうか、お伺いいたします。
○松下
スポーツ振興課長 もう、既に各施設、グループによっては独自に進めている事業もございますが、ただ、今回御指摘のように、どのグループに対しても共通の課題ということでございますので、私ども毎月
指定管理者と連絡会ということを設けていますので、その連絡会の中でも共通認識を持って、そして6グループ全ての共通課題というような形で、どうしていくかということを話し合ってまいりたいというふうに思います。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 いいじま委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項8、令和元
年度目黒区立体育施設指定管理者運営評価結果についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(9)
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項9、
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場について、報告を受けます。
○松下
スポーツ振興課長 それでは、
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場につきまして御報告申し上げます。
本件につきましては、例年ボイラーに連結してございます圧力容器の法定点検及び検査等のための臨時休場となるものでございます。
1番に記載のとおり、臨時休場をする期間につきましては、12月14日月曜日から17日木曜日までの4日間ということでございます。
理由でございますが、2番に記載のとおりでございます。
3番の周知方法でございますが、8月15日付で告示をはじめ、館内での掲示のほか、めぐろスポーツニュースや区の
ホームページに掲載し、周知を図ってまいるというようなものでございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
報告が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
よろしいですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 それでは、報告事項9、
目黒区民センタープール(屋内プール)の臨時休場についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(10)ひきこもり相談会の実施について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、報告事項10、ひきこもり相談会の実施について、報告を受けます。
○藤田
福祉総合課長 それでは、ひきこもり相談会の実施につきまして、御報告いたします。
資料を御覧ください。
まず、経緯でございますが、ひきこもり相談会については、昨年度、東京都との共催により初めて実施いたしました。ひきこもり支援を推進するためには、当事者やその家族が容易に相談できる機会が必要であり、今年度は区独自で実施いたします。
日時は、令和2年9月10日の木曜日及び13日の日曜日の2日間で、いずれも10時から17時まででございます。
場所は、総合庁舎内の会議室を使用いたします。
対象は、区内に居住し、ひきこもり等の自立に困難を抱える方、またはその御家族で、義務教育を修了された15歳以上の方でございます。
内容は、区の自立相談支援機関の専門相談員、保健師、NPO法人楽の会リーラによる個別相談で、1相談者当たり1時間程度、1日当たり6件の相談をお受けし、社会資源等について情報提供いたします。
NPO法人楽の会リーラは、NPO法人KHJ全国ひきこもり家族連合会の東東京支部として、電話等による相談、学習会、居場所づくり、就労体験などの活動を行っている団体でございます。
申込みは、事前にお電話で承ります。
周知方法は、別紙のチラシを1,000部作成し、地域包括支援センターや民生・児童委員、介護事業所等に配布いたします。また、住区センターや公営掲示板などに掲示を行うほか、8月5日号の区報や区
ホームページに掲載し、周知してまいります。
私からの説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
報告が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○いいじま委員 ひきこもりにつきましては、令和2年の1定で一般質問をいろいろさせていただいたんですけれども、そのときにも去年12月には都と共催でひきこもり相談会を実施して、予約制だったけど、全て予約の枠に全部入ったということで、かなり皆さんいっぱい相談する方がいらっしゃるなという感じなんですけども、そのときの答弁で令和2年度には相談会だけではなくて、講演会も開催する予定であるということがあったんですけども、この相談会は定期的に長く続けていかないと、これは皆さん本当にどこに相談していいんだろうかという御指摘がいろいろある中で、本当に定期的に続けていくことで、ここにいけば相談できるんだという意識ができてくると思うんですけども、どれぐらいの、これから今後どういう方向でやっていくか、まずはお伺いいたします。
○藤田
福祉総合課長 ただいまの御質問につきましてお答えいたします。
具体的にまだ日にち等は決定していないんですけども、今回の相談会の状況を踏まえて、今後の日程の予定を検討していきたいというふうには考えております。
以上でございます。
○いいじま委員 長く定期的に続けていくということでいいんでしょうか。
それと、これもちょっと質問したんですけれども、質問の中で相談を待つだけではなくて、積極的に地域に出向いて、支援を必要とする当事者にアウトリーチやソーシャルワークによる相談とか支援を提供していくと。また関係機関と連携を取りながら問題解決に向けた継続的な支援を行ってまいりたいということで、答弁いただいてあるんですけども、今後この相談だけではなく、きっとその相談から見えてくることっていっぱいあると思うんですけども、そこら辺の相談を受けた上で、その方たちの要望だったりとかということを今後に生かすということができるかどうか。
あと、まず実態調査、相談とともに、中高年のひきこもりの状況を把握することが必要だということで、実態調査も質疑したんですが、そのときには令和2年度に実態調査を検討していきますという答弁だったんですが、そこら辺どう考えているか、お伺いいたします。
○藤田
福祉総合課長 委員おっしゃいますように、福祉総合課のふくしの相談係のほうでは、このひきこもりの相談について随時承っているところでございます。
今回のような相談会も企画させていただいて、広報にも載せて、窓口がここですよということをアピールしてまいりたいと思います。
1回の相談で終わる、解決するような課題ではありませんので、長く何度も寄り添った相談をしていきたいと思います。
それから、調査の件でございますけども、調査についてもただいま検討しておりまして、そのやり方なんですけども、内閣府がやったような調査もございます。無作為抽出した調査もございますが、私どものほうとしてはある程度地域に入り込んだ方々、そういった方々にアンケートを実施するとか、そういった方法で調査ができないものかというふうに今検討しているところでございます。
以上でございます。
○いいじま委員 一般質問の中で、独りで悩みを抱えないように、社会から孤立を防ぐための第一歩として当事者の方や家族の居場所づくりを実施してほしいという質問をしたときにも、実施に向けて検討していくと書いてあったんですが、今回の相談会のNPO法人の楽の会リーラさん、ここも居場所づくりにかなり力を入れていらっしゃるところなんですけれども、この辺、このリーラさんを通じて、今後検討する方向ということで考えてよろしいでしょうか。
○藤田
福祉総合課長 委員おっしゃいますように、楽の会リーラ、家族会でございます。様々なノウハウをお持ちになっておりますので、こういった相談会の場を通じて、私ども職員のほうもレベルアップして、そういった家族会、そういった集まりができるような取組をしてまいりたいと思います。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 よろしいですか。いいじま委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○佐藤委員 さきの委員から課題点等でまとめて質疑と答弁をいただきました。
私のほうから、前回というところでちょっと分からない点があるので、どのぐらいの人数、規模というんですかね、その辺の部分をまず一回教えてください。
○藤田
福祉総合課長 昨年度初めて目黒区で、東京都と共催でしたが実施しました。令和元年12月9日と25日の2日間ですが、総合庁舎の会議室で行いました。予約が今回と同じように1日6人ですので、2日間で12枠、いずれも事前予約で御相談を承ったんですが、いずれも予約がいっぱいになったんですが、ただ、当日とその前日ですか、急遽3件ほどキャンセルが入ってしまって、実際には9件という実施結果でございました。
以上です。
○佐藤委員 12人ということですけど、御連絡いただいたのはもう少しいらっしゃったんですかね。その辺、把握していれば教えてください。
○藤田
福祉総合課長 実は昨年の第1回目の相談会は、東京都のひきこもりサポートセンターさんがかなり力を入れてというか、区のほうに相談会どうですかという形でした。受付自体も実は東京都のほうの受付でございましたので、どのぐらいの数が来たかというのは申し訳ありません、区のほうで把握はしておりません。
以上です。
○佐藤委員 ありがとうございます。
この2枚目の別紙というほうで、最後のほうですけれども、一番最後に申込期限が過ぎても予約状況によりお申込みいただける場合があるということで、可能性があるというようなふうに書かれているので、できる限り、日程とか人数とかあるかと思いますけど、引き続きというようなことはさきの委員も言っていましたし、継続的に、またこういう機会を知らない方というのはたくさんいらっしゃるかと思いますので、ぜひそういったふうに進めていただきたいと思う中で、こちらのひきこもり相談会というのがチラシとかポスターになるのかなというイメージで、ちょっとお聞きするんですけれども、ぱっと見やすいなと思うところもあるんですけれども、やはり当事者とすると、事前予約制ですとか、無料ですよということとか、個人情報はお守りしますで、本当に守ってくれるんだのもう一行が欲しいぐらいなところで、その辺が目に飛び込んで、どうしようかなと思う中で電話ができるかできないかというアクションにつながっていくかと思うんです。背中を押せるかどうかは分かりませんけど、引っ張るですね、この場合は。目に訴えて、アクションにつながるような工夫というのがいま一つ欲しいかなというのが感想で、それとあと、周知のほうですけれども、ここに書かれている以外もやられているのかもしれませんが、何かできることとすると、町会、住区とか、そういった区とつながりがあるような方で、そこからチラシ配ってくれとは言えませんけれども、そういった方が近くにいらっしゃれば、お気づきでしたらばというようなことで、もう少しきっかけを多くつくっていっていただきたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
○藤田
福祉総合課長 1点目のチラシ、ポスターの件、ありがとうございます。
申し訳ありません、ちょっと印刷がこれからになるんですが、色をつけた形で実際にはポスター、チラシ作成いたします。最後の一文ということで、個人情報のこと、ありがとうございます。参考にさせていただきたいと思います。
それから、2点目の周知でございますが、このひきこもりについては福祉総合課だけではなく、保健所ですとか教育関係、あるいは社会福祉協議会、こういった様々なところで窓口を持っておりますので、そういったところとも協力しながら、広く周知に努めていきたいと思います。
以上です。
○
鴨志田委員長 佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○橋本委員 私からは1点お願いします。
既に他の委員からもありましたけれども、背中を押す工夫が欲しいという御質問がありました。私も同じような思いを持っておりまして、私からは1点だけ。別紙の4行目といいましょうか、この吹き出しのところにある子どもの将来が心配というような言葉がありましたけれども、比較的ひきこもりの方も高年齢化が進んでいるというふうなところがありますので、子どもというふうな言い方だと、これから深刻化していく世代のところではないところばかりが多分クローズアップされてしまって、逆に本来、今回大きな課題意識を持っていらっしゃる、行政で持っていらっしゃる対象になる世代の50代ですとか、40代ですとか、そういった方々ももっと、あ、うちも対象者なんだと、そんなふうに思ってもらえるような一言があったらいいかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○藤田
福祉総合課長 御意見ありがとうございます。
まさに8050問題、40代、50代のひきこもりというのが大きな課題になっております。昨年実施した相談会でも10年以上引き籠もっている自分の息子の相談ということで、実は9件のうち全て本人ではなく、親の御相談でした。やはり本人が出てくるということは、まず難しいのかなと。出てきていただくターゲット、まずは親なのかなというところで、子どもという表現を使ってしまっているんですが、親から見れば50でも40でも子どもは子どもということで、そういう意味合いで使わせていただいていますが、委員の御意見、参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。
○
鴨志田委員長 橋本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
○佐藤委員 1点だけ。ちょっと忘れたんですけれども、このひきこもりの御相談ですとか、こういったことに関わる民間の事業を行っているところで、こういうのがあるということでお話しするんですけれども、要するに商売というんでしょうか、多額のお金を最初に頂いて、その引き籠もっている方を引き取ってというような、要するに、言葉が難しいんですけど、正当ではない金額と、正当にきちっと更生するとか、そのお子さん、成人の回復していくというようなことでないようで、お金もうけだけでというような案件が増えてきている傾向があると。それがどのぐらいの数なのか分からないんですけども、そういった被害に遭わないようなことも、区ができるかどうかちょっと分からないんですけれども、そういったことも認識していただきながら、多岐にわたって進めていただきたいと思うところなんですが、いかがでしょうか。
○藤田
福祉総合課長 ありがとうございます。
そういった業者というんですか、把握はしておりませんけども、東京都のひきこもりサポートセンター等に情報収集しまして、そういった団体等に気をつけるように周知していきたいと思います。
以上です。
○
鴨志田委員長 佐藤委員の質疑を終わります。
ほかに。
○松嶋副委員長 今回の目黒区のひきこもり相談会の実施については、これだけ社会問題になっている中で取り組んでいただいているということで、非常にそれは評価をしております。
相談会ということで、お話を聞くということなんですけども、私が一番伺いたいのは、相談を受けて、相談だけで終わってはやっぱりどうしようもなくて、相談を受けた先に、どういうふうに当事者なり家族なりをフォローしていくのか、何ができるのか。
やっぱりこの楽の会の方々に協力をしていただいているということで、いろんなノウハウはお持ちだと思うんです。社会資源等の情報提供をするんだということで今ありますけども、そういうNPO法人にお願いをしているということだけじゃなくって、じゃ、目黒区として福祉の窓口でどういうことができるのかということを、まず伺いたいんですが。
○藤田
福祉総合課長 今回のように楽の会さんと一緒にやらせていただくということで、いろいろノウハウも蓄積してくると思います。当然区の職員のほうも東京都なり国が実施する研修ですとか、講習会、そういった機会を利用して相談員の資質向上には努めていきたいと思います。
役所の中には、生活困窮と、あと福祉の相談の庁内連携会議というのを設けておりまして、関係する所管とこういった情報交換を行っている場もございますので、そういった場を利用してひきこもりについての認識を深めていきたいと思っております。
以上です。
○松嶋副委員長 相談会、非常に重要だと思うんですけども、相談で終わっちゃったら駄目だと思うんです。庁内の連携もやっているということですけども、実際に目黒区として社会資源の提供という意味で、保健衛生の部分でやっぱりひきこもりの方の精神的な問題もあるであろうし、そういう保健とかの対応。それから、産業経済の部門でも就労支援というところで、もっともっと目黒区としてできることがあるんじゃないかなということで、リーラさんが入ってやっていただいて、いろんなノウハウもあって、活動して、それでやっているんだというのもあるんだけれども、そういうところにお任せではなくって、目黒区として本当に何ができるのかといいますか、様々部署があるわけですから、そういうところ、当事者意識を持って、ひきこもりの支援ということに全力を持って取り組んでいただきたいというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。
○藤田
福祉総合課長 委員おっしゃられましたように、本当に人ごとではなく、我がことのように、いつ我々もひきこもりになるか分からないということもあります。そういったことも含めて、庁内連携あるいは社会福祉協議会と関係する所管等も含めて、検討については進めていきたいと思っております。
以上です。
○
鴨志田委員長 松嶋副委員長の質疑を終わります。
ほかに。
○河野委員 すみません、今の質疑を聞いていて思ったんですが、今回の相談会についてはリーラさんの個別相談を受けるという形で、今後あるいは現在、このNPO法人の楽の会リーラさんに区は何かしら業務委託とかをしているのが現状なのかというのを確認させていただきたいのと、区のいろんな資源が連携することが大事だという中で、例えばある一定の方が発達なんかの問題を抱えていらっしゃる方がいれば、そういった方面との連携であるとかというのが必要だと思うんですが、これ、ちょっと私、定かではなくて申し訳ない、
コミュニティーソーシャルワーカーとの関わりはどういうふうになっていくのか、どこが逆に言うとひきこもりの方の担当部署ではなくって、実際に関わって相談の後のケアなり、本当に就労までいけば本当に万々歳だと思うんですけれども、少しずつ解きほぐしていくという作業の中で、どこがメインになってというか、どなたがメインになってやっていくのかというのを区としてどのようにお考えなのかというのをちょっとお聞かせください。
○藤田
福祉総合課長 1点目の御質問でございますけども、委託という形ではなくて、今回も御協力いただくということで、謝礼という形でお願いするものでございます。
2点目の最後はどこが面倒をというか、担当していくのかというのは、これは本当に個々のひきこもりの事例によって、どこがゴールなのかというものが違ってくると思いますので、その場合は担当の部署で連携を密にして、一番よい方法で解決に向けて努力していきたいと思います。
以上です。
○河野委員 そうすると、今後区としてこのリーラさんと、やはり8050なのか、9060なのか、いろんなパターンがあると思うんですけれども、なり、そういったノウハウを持ったところと提携をしてやっていくような予定があるのかということが1つと、ごめんなさい、私が聞いたのは
コミュニティーソーシャルワーカーとかの関わり方について、もし分かれば教えていただきたいんですが。
○藤田
福祉総合課長 リーラさんについては、今年の初めですか、社会福祉協議会でひきこもりの講演会を行ったということもあります。今後も相談会をやるときには御協力をお願いしていきたいというふうに思っています。
コミュニティーソーシャルワーカーについては、ちょっとまだ具体的にこうだという部分が今のところは出せていない部分がありますので、申し訳ありません。
○上田
健康福祉部長 目黒区として
コミュニティーソーシャルワーカーはまだ位置づけておりません。
(「そうだっけ」「社会福祉協議会」と呼ぶ者あり)
○上田
健康福祉部長 社会福祉協議会、各自治体で持っているところもありますが、目黒区ではまだ
コミュニティーソーシャルワーカーは配置しておりません。
どこがということで、ひきこもりだけに限らず、
コミュニティーソーシャルワーカーの必要性は私どもも十分感じておりまして、ひきこもりをはじめ、支援を必要とする人と、それから行政機関あるいはほかの関係機関とのつなぎ役、この
コミュニティーソーシャルワーカーは必要だというふうには考えておりますが、現在それを設置できるかどうかの、今検討はしているところでございます。
昨年の相談会でも9件あったというお話を先ほどさせていただいたと思いますが、そのときの相談もそのままではなくて、その人にとって必要な行き先、例えば保健所であるとか、あるいは身近なところの相談が必要であるということであれば、そちらにつなげて、継続的に支援をしていっています。
私どもとしては、まず、福祉総合課のところが一応ひきこもり相談の担当窓口でございますので、そこを中心に広げていきたいというふうに考えています。もちろん保健所もひきこもり相談について受けておりますので、保健所と福祉との連携をしながら、ひきこもりに対しての相談は中心になってやっていきたいと、そのように考えております。
以上です。
○
鴨志田委員長 河野委員の質疑を終わります。
ほかによろしいですか。
○岸委員 すみません、ちょうど質問しようとしたことが終わってしまったんですが、ちょっと別のことを思いついたのでお伺いします。
この入り口のところで、ひきこもりの案件が、ふくしの相談係ですか、ここが入り口なんだよということが見えるように、分かりやすいように、記載していただけると、やっぱりいいのかななんていうふうに思ったので、1つだけこれは要望としてお願いいたします。
○
鴨志田委員長 要望だから、質問じゃないですよね。
どうするの。
(「要望で」と呼ぶ者あり)
○
鴨志田委員長 それでは、岸委員の要望を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項10、ひきこもり相談会の実施についてを終わります。
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【報告事項】(11)令和2年度
地域密着型サービス整備事業者の
募集期間延長等について
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○
鴨志田委員長 次に、報告事項11、令和2年度
地域密着型サービス整備事業者の
募集期間延長等について、報告を受けます。
○山口
高齢福祉課長 それでは、令和2年度
地域密着型サービス整備事業者の
募集期間延長等について、御報告いたします。
1の経緯でございますけども、区では介護サービス基盤等の充実を図ることを目的として、高齢者が住み慣れた地域で安心して住み続けられるよう、地域密着型サービスを整備する事業者への支援を行っているところでございます。
令和2年度の募集は、令和2年3月24日から8月31日までを募集期間としておりましたが、7月末現在募集がないため、募集期間を延長いたします。
2の募集期間の延長でございますけども、募集内容及び募集圏域につきましては記載のとおりでございます。
募集期間につきましては、8月31日までとしておりましたけども、10月9日まで延長いたします。
3の周知方法でございますけども、介護事業者等への案内文の発送のほか、区
ホームページで周知いたします。
4番の整備促進に向けた取組でございますけども、日本認知症グループホーム協会との共催により、本年3月にマッチング事業の説明会の実施を予定しておりましたけども、新型
コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止とさせていただきました。
当面、説明会等の開催は困難でありますが、同協会と連携した情報発信等を行ってまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
よろしいですか。
○松嶋副委員長 今回計画していたこの募集の期間にもう応募がないということですけども、これコロナの影響で非常に介護施設も大変になっている中で、この応募がないというのはやはりそういった今後の先行きが見通せないというか、不安もあって、業者の方々の応募がないのか、そういった影響のゆえなのかということを聞きたいんですけども。
○山口
高齢福祉課長 コロナの影響につきましては、ちょっと定かではございませんけども、目黒区につきましては地価が高いということで事業者の採算性の問題であるとか、あと介護人材の不足によりまして、職員を採用できないというところで整備を見送っているというところということで、こちらは考えてございます。
以上です。
○松嶋副委員長 どの施設も非常に高齢者の方々、また家族の皆さんも待っていらっしゃるわけで、計画どおりやっぱりきちっと造っていってほしいというのが切実な願いだというふうに思います。
そういう意味でも、今コロナの影響で介護の現場というのが本当に大変になってきていて、この間も高齢者のデイサービスとかもコロナが出て閉鎖に追い込まれるとか、介護基盤そのものが揺らぐというような状況になっている中で、新たに造っていくというところには特段の課題といいますか、問題といいますか、業者の皆さんも大変な中で目黒区としても工夫をしていかなくちゃいけない部分がたくさんあるんじゃないかなというふうに思っています。
そうでないと、やっぱり今年もできませんでした、来年も難しかったです、コロナでとかということになると、非常にこれはいけないんだというふうに思うので、やはり目黒区として積極的に事業者に出向いていくとか、そういう困難があれば話を聞くとか、何かできることがないかということで積極的にこの募集をして、しっかりと計画どおりに造っていっていただきたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
○山口
高齢福祉課長 先ほど申しました理由もございますけども、区としましてはやっぱり委員のおっしゃるとおり、こういった基盤整備については進めてまいりたいと思いますので、いろんな協会とも協力しながら進めていきたいと思っております。
以上です。
○
鴨志田委員長 松嶋副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項11、令和2年度
地域密着型サービス整備事業者の
募集期間延長等についてを終わります。
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【報告事項】(12)目黒区
心身障害者センターにおける静養室の設置について
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○
鴨志田委員長 次に、報告事項12、目黒区
心身障害者センターにおける静養室の設置について、報告を受けます。
○保坂
障害施策推進課長 目黒区
心身障害者センターにおける静養室の設置について、御報告申し上げます。
1の経緯についてでございますが、目黒区
心身障害者センターではこれまで運動療法室の一部を静養室として活用しておりましたが、本年7月に重症心身障害児の通所支援事業の実施に伴いまして、更衣室の一部を静養室として活用してまいりました。
新型
コロナウイルス感染症対策として、新たに独立した静養室を設置する必要が生じているところでございます。
2の静養室の設置でございますが、設置に当たりましては文化事業室を改修して使用いたします。
裏面を御覧いただきまして、左上が現状と書いてございますけれども、こちら更衣室の一部、矢印の部分にベッドを置いて、静養室として活用しているところでございます。下の図が設置後となっております。矢印の部分、文化事業室の矢印の下に静養室となってございまして、ここのところを静養室として活用するものでございます。
かがみ文に戻っていただきまして、(2)の文化事業室は現在貸室として使用しておりますが、廃止する必要があるため、目黒区
心身障害者センター条例を改正するものでございます。
3の今後の予定につきましては、9月、第3回区議会定例会におきまして、目黒区
心身障害者センター条例の一部を改正する条例議案の提出を行います。10月以降静養室を設置するものでございます。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○いいじま委員 この文化事業室なんですけど、たしか障害者団体の方のヨガの教室とかに使っていらしたかと思うんですけども、この利用率って結構あったんでしょうか。
○保坂
障害施策推進課長 平均の利用率で申しますと、38.5%ということで、区の全体の会議室の平均の利用を見ますと、6割から比べると低いという状況でございます。また、
心身障害者センターの他の貸会議室がおおむね5割程度ということで、利用率は低いところではございますけれども、やはり障害者団体で和室として使用しているというところもございますので、これから利用している団体等につきましては丁寧に説明をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○いいじま委員 たしかここ和室に入るところが普通の家の玄関のようになっていて、2段ぐらい階段があったかと思うんですけども、車椅子等を使うときにどういう形で、ちょっと高かったかなと思うんですが、どういう形を考えているかどうかをお伺いいたします。
○保坂
障害施策推進課長 こちらは委員御指摘のとおり、和室なんですけれども、実はそこの下の部分が三十数センチのコンクリートの厚さの層がございまして、施工的にそれを全部コンクリートを取り除くというのがかなり難しいという部分がございます。
ただ、床の部分については今の和室の部分を消毒等ができるような材質に変えて、壁も消毒等ができる、そういった拭きやすい素材に変えまして、段差につきましてはいわゆる折り畳みのスロープ、実は本来傾斜をつけてスロープを設置できればいいんですけれども、一定の傾斜を保つためには幅が必要で、どうしても廊下のほうまで傾斜をつけなきゃいけないということで、使う場合はいわゆる駅等で使っている折り畳み式のもう少し長いスロープがありますので、そのスロープを購入しまして、車椅子ごと静養できるように対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 いいじま委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、報告事項12、目黒区
心身障害者センターにおける静養室の設置についてを終わります。
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【その他】(1)次回の委員会開催について
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○
鴨志田委員長 その他、次回の委員会は9月10日木曜日、10時からになりますので、よろしくお願いいたします。
これで、
生活福祉委員会を散会いたします。
お疲れさまでございました。...