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令和 2年議会運営委員会( 6月30日)
令和 2年第2回定例会(第5日 6月30日)

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  1. 目黒区議会 2020-06-30
    令和 2年第2回定例会(第5日 6月30日)


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    令和 2年第2回定例会(第5日 6月30日)               目黒区議会会議録  第4号  〇 第 5 日 1 日時 令和2年6月30日 午後1時 2 場所 目黒区議会議場 3 出席議員(34名)    1番 かいでん 和 弘   2番  青 木 英 太    3番 川 端 しんじ    4番 白 川   愛    5番  岸   大 介    6番 橋 本 しょうへい    7番 金 井 ひろし    9番  芋 川 ゆうき   10番 吉 野 正 人   11番 いいじま 和 代  12番  佐 藤 ゆたか   13番 小 林 かなこ   14番 西 村 ち ほ   15番  梅 田 まさみ   16番 西 崎 つばさ   17番 斉 藤 優 子   18番  松 嶋 祐一郎   19番 川 原 のぶあき   20番 山 宮 きよたか  21番  鈴 木 まさし   22番 河 野 陽 子   23番 たぞえ 麻 友   24番  鴨志田 リ エ   25番 岩 崎 ふみひろ   26番 石 川 恭 子   27番  関   けんいち  28番 武 藤 まさひろ   29番 おのせ 康 裕   30番  宮 澤 宏 行   31番 松 田 哲 也
      33番 佐 藤   昇   34番  田 島 けんじ   35番 いその 弘 三   36番 そうだ 次 郎 4 欠席議員(1名)   32番 須 藤 甚一郎 5 出席説明員   区  長        青 木 英 二  副区長        鈴 木   勝   企画経営部長      荒 牧 広 志  区有施設プロジェクト部長                                   村 田 正 夫   総務部長        本 橋 信 也  危機管理室長     谷 合 祐 之   区民生活部長       橋 和 人  産業経済部長     橋 本 知 明   文化・スポーツ部長   竹 内 聡 子  健康福祉部長     上 田 広 美   健康推進部長      石 原 美千代  子育て支援部長    長 崎      (保健所長)   都市整備部長      中 澤 英 作  環境清掃部長     清 水 俊 哉   (街づくり推進部長)   会計管理者       落 合   勝  教育長        関 根 義 孝   教育次長        秋 丸 俊 彦  選挙管理委員会事務局長                                   板 垣   司   代表監査委員      伊 藤 和 彦  監査事務局長     大 野 容 一   参事(総務課長)    酒 井 圭 子 6 区議会事務局   局長          中 野 愉 界  次長         山野井   司   議事・調査係長     門 藤 浩 一  議事・調査係長    藤 田 尚 子   議事・調査係長     青 野   仁  議事・調査係長    伴   真 星   議事・調査係長     明 石 智 紀  議事・調査主査    志 澤 直 子  第2回目黒区議会定例会議事日程 第5号                        令和2年6月30日 午後1時開議 日程第 1 議案第 25号 目黒区特別区税条例等の一部を改正する条例 日程第 2 議案第 27号 目黒区介護保険条例の一部を改正する条例 日程第 3 議案第 28号 目黒区立福祉工房条例の一部を改正する条例 日程第 4 議案第 29号 目黒区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基               準を定める条例の一部を改正する条例 日程第 5 議案第 30号 目黒区特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営               に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第 6 議案第 31号 目黒区家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定               める条例の一部を改正する条例 日程第 7 陳情2第15号 DV事案児童虐待事案などに関連する警察、児童相談所               、こども家庭支援センターなどに関係する問題を社会問題               として捉えることを求めることや児童虐待防止法の再度の               改正と警察への指導を求める意見書を国や東京都へ送付を               求める陳情 日程第 8 陳情2第14号 都議会に対して目黒区議会のように請願・陳情の提出者の               趣旨や陳情項目など個人情報以外すべてをインターネット               上で確認できるように、さらにほかの項目についても改善               を求める意見書の送付を求める陳情 日程第 9 区議会議員費用弁償支給凍結及び廃止を求める陳情(陳情2第6号)の       継続審査について 日程第10 子どもの望まない受動喫煙をなくすための陳情(陳情1第19号)の継続審       査について 日程第11 都心上空低空飛行の運用にあたっての陳情書(陳情2第16号)の継続審査       について 日程第12 緊急措置としてのオンライン教育に関する陳情(陳情2第12号)の継続審       査について 日程第13 GIGAスクール構想実現へのロードマップに関する陳情(陳情2第13号       )の継続審査について 日程第14 中途失聴・難聴者の意思疎通に関する陳情(陳情2第11号)の継続審査に       ついて 日程第15 スーパーシティ推進に関する陳情(陳情2第10号)の継続審査について 日程第16 ホームページ改正、新コロナ給付金、不親切区員に関する請願書(陳情2第       9号)の継続審査について 日程第17 別居・離婚後の「面会交流」という表現を「親子交流」へ改名を求める陳情       (陳情2第8号)の継続審査について 日程第18 DV事案児童虐待事案などに関連する警察、児童相談所こども家庭支援       センターなどに関係する問題を社会問題として捉えることを求めることや児       童虐待防止法の再度の改正と警察への指導を求める意見書を国や東京都へ送       付を求める陳情(陳情2第15号の2)の継続審査について 日程第19 ホームページ改正、新コロナ給付金、不親切区員に関する請願書(陳情2第       9号の2)の継続審査について    〇午後1時開議 ○そうだ次郎議長  これより本日の会議を開きます。   ◎会議録署名議員の指名 ○そうだ次郎議長  まず、会議録署名議員を定めます。    9番  芋 川 ゆうき 議員   27番  関   けんいち 議員 にお願いいたします。  欠席の届けが須藤甚一郎議員からありましたので、御報告いたします。   ◎諸般の報告 ○そうだ次郎議長  次に、諸般の報告を申し上げます。  区長から、公益財団法人目黒芸術文化振興財団及び社会福祉法人目黒社会福祉事業団の令和2年度事業計画及び令和元年度決算に関する書類の提出がありましたので、文書を配付いたしました。  以上で報告を終わります。  これより日程に入ります。  日程第1、議案第25号から日程第3、議案第28号までの3件を一括議題といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎議案第25号 目黒区特別区税条例等の一部を改正する条例   議案第27号 目黒区介護保険条例の一部を改正する条例   議案第28号 目黒区立福祉工房条例の一部を改正する条例          (委員長報告
    ○そうだ次郎議長  本案に関し、生活福祉委員長の報告を求めます。24番鴨志田リエ委員長。  〔鴨志田リエ委員長登壇〕 ○24番(鴨志田リエ委員長)  ただいま一括議題になりました3議案につきましては、去る22日の生活福祉委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について順次御報告申し上げます。  まず、日程第1、議案第25号、目黒区特別区税条例等の一部改正する条例について申し上げます。  本案は、未婚のひとり親に対する区民税の軽減措置及び軽量な葉巻たばこ課税方式見直し等を行うとともに、新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金税額控除等特例措置、その他規定の整備を行うため提出されたものであります。  議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。  まず、今回の条例改正で対象となるひとり親と、所得制限を受けることとなる寡婦はどのくらいかとの質疑があったのに対しまして、目黒区における令和元年度の税の調べに基づくと、寡婦はおおむね2,600人余であるが、新たなひとり親という概念で把握することはこれまでなかったので把握できないとの答弁がありました。  次に、払戻し請求をしなかったチケット寄附金控除の対象になるかどうかは、どのように判断をするのか、また、金額に制限はあるのかとの質疑があったのに対しまして、対象となるチケットは国の指定したものの中から、区長が指定するものである。国のホームページから確認でき、1枚当たりの限度額はないが、控除額の上限は20万円であるとの答弁がありました。  次に、チケットの払戻しを受けなかった場合、区民税の寄附金控除とどう関わってくるのかとの質疑があったのに対しまして、イベントの主催者が発行する払戻しを受けないという証明書を添付して確定申告をすると、国税の控除が受けられ、さらに住民税10%、そのうち6%が区民税の控除対象になるとの答弁がありました。  次に、ひとり親については住民票か何かで確認するのか、また、事実婚の場合は実態に即して判断するのかとの質疑があったのに対しまして、ひとり親の確認は住民票で行い、事実婚は妻未届けや夫未届けという住民票の記載により判断することになるとの答弁がありました。  次に、ひとり親控除は所得税でも控除があるのか、また、特別区たばこ税課税方式を見直した場合に、本数が今のままと同数だとしたら税収が増加するということか。さらに、特別区たばこ税は、緩和措置として令和2年10月と令和3年10月の2段階で実施とあるが、どのような形で段階的に実施されるのかとの質疑があったのに対しまして、ひとり親については、所得税でも控除になる。たばこ税については、税収増の方向に動くことになる。緩和措置については2年度にわたって段階的に上がっていくということで、初年度は0.7グラム未満の葉巻たばこ1本を0.7本に換算する内容となっている。  次に、現在の寡婦控除の男女の所得制限の違いはなぜあるのか、また、ほかに性別で不平等な点はあるかとの質疑があったのに対しまして、女性にも所得制限を設け、男女の公平性を図るというものである。これまで性別によって収入が違うという前提の制度であったが、時代の変化から性別の差をなくすということである。これにより、税の控除に関わる部分では性別による差は、ほぼなくなると認識しているとの答弁がありました。  以上が質疑の主な内容であります。  最後に、意見・要望を求めましたところ、公明党目黒区議団の委員から、本案に賛成する。公明党は、これまでも同じひとり親でも、婚姻歴の有無で税負担が異なる理不尽な状況を改善するため、未婚ひとり親にも適用されるよう、寡婦控除改正法の成立を推進してきた。今後も、経済的に厳しい環境に置かれがちな、ひとり親家庭で暮らす弱い立場にある子どもたちの未来のためにも、ひとり親の支援に力を入れること。また、対象者の漏れがないよう、周知を徹底することを要望するとの意見・要望がありました。  以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。  次に、日程第2、議案第27号、目黒区介護保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。  本案は、低所得者に対する保険料の減額賦課に係る保険料率を引き下げるため、提出されたものであります。  議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から、今回、第7期の介護保険事業計画が進んでいるが、保険料を軽減すると、第8期の保険料は軽減強化を引き継いでつくられていくのかとの質疑があったのに対しまして、第7期は、今回、条例改正の議決をいただければ軽減強化した保険料率となる。第8期の保険料については、検討しているところであり、今後精査していくとの答弁がありました。  以上が質疑の主な内容であります。  最後に、意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本案に賛成する。本案は、消費税の増額に合わせて、低所得者第4段階までの保険料を減額するものである。今後、増税や新型コロナウイルスの影響などによる経済状況の悪化を踏まえ、さらなる保険料軽減が必要である。第8期介護保険事業計画策定の際には、自治体独自に保険料を引き下げるなど、軽減策を講じていただくように強く要望するとの意見・要望がありました。  以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。  次に、日程第3、議案第28号、目黒区立福祉工房条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。  本案は、福祉工房において、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域生活支援事業として、新たに日中一時支援を実施するため、提出されたものであります。  議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。  まず、大橋えのき園と目黒本町福祉工房以外の施設にも、この延長を広げる予定があるかとの質疑があったのに対しまして、ここ数年は、この2施設の定員で対応できると見込んでいる。ただ、就労する方はまだ増加傾向にあるため、今後も利用者は増えていくと見込んでいる。今後それぞれの定員を増やすか、新たな施設で拡充するかは、利用状況を見定めながら判断していきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、施設の利用体験が7月からで、9月の事業開始に間に合うのかとの質疑があったのに対しまして、大橋えのき園と目黒本町福祉工房については、当初から様々な調整をしてきている。9月の事業開始に当たっては、実際に体験していただき、利用者にどういった支援をしていくかを判断する必要がある。どちらの施設を利用するかは、本人や御家族の希望を尊重しながら検討していきたいとの答弁がありました。  次に、障害児の主な介護者の就業率が目黒ではどうなっているのか、また、目黒区として、ヘルパーの派遣、移動手段の支援、さらに障害者施策を充実していただきたいと考えているが、いかがかとの質疑があったのに対しまして、一部の区立障害者施設事前調査から、おおむね3割程度の方が共働き、もしくは、ひとり親で就労している。これまでも移動支援ヘルパー派遣など、養護者の就労については支援を行っている。今回、新たに設ける日中一時支援の事業については、利用者の養護者が就労している世帯にとって新たな選択肢が増えたということで、より一層支援をしていきたいと思っているとの答弁がありました。  以上が質疑の主な内容であります。  最後に、意見・要望を求めましたところ、自由民主党目黒区議団の委員から、本案に賛成する。本案は、障害者の就労の場の確保と同時に、その御家族の就労支援を目的とした事業の創設に伴うものである。放課後デイサービスの定着、障害者御家族のライフスタイルの変化等により、現状に即した運用に対し強い希望があり、事業実施を我が会派から要望してきたものである。今後は、利用希望者の増等の変化に柔軟に対応していくことを要望する。  次に、公明党目黒区議団の委員から、本案に賛成する。公明党としても、障害者世帯の共働きや、ひとり親の養護者の方、障害者団体、また家族会の方々から通所支援の活動時間の延長の御相談を受けてきた。本会議等でも取り上げる等して強く要望を訴えてきた。このたび延長するということで、仕事を続けることができると喜びの声を伺っている。今後も、ほかの区立障害者通所施設へ時間延長を広げることを要望する。  次に、日本共産党目黒区議団の委員から、本案に賛成する。区立障害者通所施設の2施設の活動時間を、就学している障害児が利用する放課後等デイサービスサービス提供時間と同じように延長できるようにするための条例改正である。これは、利用者や家族から通所支援の時間延長を求める要望に基づいて行われるものであり、賛成である。社会状況の変化に伴い、障害者世帯の就労の支援が必要であるので、当事者の声を聞き、日中一時支援の拡充を求める声があった場合には、対応できる施設を増やすなど必要な支援のさらなる拡充を要望する、との意見・要望がありました。  以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。  報告を終わります。(拍手) ○そうだ次郎議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御質疑なしと認めます。  これより採決を行います。  議案第25号、議案第27号及び議案第28号の3議案を採決いたします。  委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○そうだ次郎議長  起立多数と認めます。御着席願います。  本3議案は、委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、日程第4、議案第29号から日程第6、議案第31号までの3件を一括議題といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎議案第29号 目黒区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める          条例の一部を改正する条例   議案第30号 目黒区特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基          準を定める条例の一部を改正する条例   議案第31号 目黒区家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例          (委員長報告) ○そうだ次郎議長  本案に関し、文教・子ども委員長の報告を求めます。34番田島けんじ委員長。  〔田島けんじ委員長登壇〕 ○34番(田島けんじ委員長)  ただいま一括議題になりました3議案につきましては、去る22日の文教・子ども委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について、順次御報告申し上げます。  まず、日程第4、議案第29号、目黒区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。  本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、規定の整備を行うため提出されたものであります。  議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。  まず、政令指定都市でも、放課後児童支援員認定資格研修が受けられるようになった効果について伺うとの質疑があったのに対しまして、本区においては、基本的に東京都が実施する研修に参加させており、政令指定都市認定資格研修を受ける職員がいなかったため、どのような効果があったかは把握していないとの答弁がありました。  次に、今回の改正の経緯について伺う。また、新型コロナウイルスに関する研修内容などが盛り込まれているのか現状を伺うとの質疑があったのに対しまして、その経緯は、地方分権による地方からの提案制度で、今回、中核市が加わったものであり、学童保育クラブ利用者の増加に対応して、放課後児童支援員認定資格研修を受ける機会を拡大している。また、新型コロナウイルスに関しては、大きな方針は示しているが、現状では研修については感染症予防という項目を示すにとどまっているとの答弁がありました。  最後に、意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、学童保育クラブ対象年齢は1年生から3年生までが1年生から6年生までに広げられ、事業所ごとに2人以上の人員配置が必要になっている。平成26年の要綱改正により研修が必要となり、以前は資格研修の実施者が都道府県のみであったが、政令指定都市でも都道府県と同様の資格研修実施が可能となり、受講機会が増えた。今回はさらに中核市も同様の資格研修実施が可能となり、資格研修を受ける機会と選択肢が広がったと言える。学童保育クラブの支援員を目指す方にとって、働きながら研修を受ける日時や場所の選択肢が広がったため、本案に賛成するとの意見・要望がありました。  以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。  次に、一括して審査いたしました日程第5、議案第30号、目黒区特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び日程第6、議案第31号、目黒区家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の2議案について申し上げます。  議案第30号につきましては、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設などの運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の施行等に伴い、規定の整備を行うため提出されたものであります。  議案第31号につきましては、家庭的保育事業などの設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、規定の整備を行うため提出されたものであります。  議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。  まず、新型コロナウイルスに伴う様々な影響により、保育・幼児教育を取り巻く環境は大きく変わっているが、現状で何か影響が出ているかとの質疑があったのに対しまして、新型コロナウイルスによる影響については、各園が休園などによる対応を取った直後であり、今後、保護者がどういった判断をするかは現状では見えていないとの答弁がありました。  次に、区は連携施設確保に向けて事業者同士の交流や既存の事業者も含めた働きかけについて、今後どのようなことを実施していくのかとの質疑があったのに対しまして、縦割り保育の支援など連携施設が持つ役割を念頭に置きながら、事業者に働きかけていきたいとの答弁がありました。  以上が質疑の主な内容であります。  次に、議案第30号につきまして意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、区は待機児童解消を理由に小規模保育園を増やしたが、3歳児になったときに認可園に入り直さなければならないなど、保活をしなくてはいけないという保護者の不安がある。自治体の責任として、連携施設確保のために働きかけをしなければならないが、それが不十分である。そもそも基準の緩和では、根本的な解決にはならない。よって、本案に反対するとの意見がありました。  以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。  次に、議案第31号につきまして意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、居宅訪問型事業を受けられる対象者は改正前であっても、保護者の疾病、疲労、その他身体上、精神上、環境上の理由により、家庭において乳幼児を養育することが困難な場合に提供されていたが、対象者の明確化は評価できる。しかし、議案第30号と同様、区は待機児解消を理由に小規模保育園を増やしてきたが、3歳児になったとき、認可園に入り直さなければならないなど、保活をしなくてはいけないという保護者の不安がある。自治体の責任として、連携施設確保のために働きかけをしなければならないが、それが不十分である。そもそも、国がゼロ歳児から2歳児の待機児童解消の調整弁として増設に旗を振ってきたことも原因となっているが、それを追随してきた区の責任もあり、基準の緩和では根本的な解決にならない。よって、本案に反対するとの意見がありました。  以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。  報告を終わります。(拍手) ○そうだ次郎議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御質疑なしと認めます。  これより採決を行います。  まず、議案第29号を採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御異議なしと認めます。  本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、議案第30号及び議案第31号の2議案を採決いたします。  本2議案は、委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○そうだ次郎議長  起立多数と認めます。御着席願います。  本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、日程第7を議題といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎陳情2第15号 DV事案児童虐待事案などに関連する警察、児童相談所、こども           家庭支援センターなどに関係する問題を社会問題として捉えること           を求めることや児童虐待防止法の再度の改正と警察への指導を求め           る意見書を国や東京都へ送付を求める陳情           (委員長報告) ○そうだ次郎議長  本件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。19番川原のぶあき委員長。  〔川原のぶあき委員長登壇〕 ○19番(川原のぶあき委員長)  ただいま議題になりました日程第7、陳情2第15号、DV事案児童虐待事案などに関連する警察、児童相談所こども家庭支援センターなどに関係する問題を社会問題として捉えることを求めることや児童虐待防止法の再度の改正と警察への指導を求める意見書を国や東京都へ送付を求める陳情につきましては、去る23日の企画総務委員会におきまして審査し、結論を得ましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。
     本陳情の趣旨は、警察署による男性DV被害者に対する逆男女差別的な扱いと、児童虐待を受けた子どもを両親のどちらに預けるかの判断を、しっかりと状況確認の上で決めるなどの改善を強く求める意見書を関係機関に送付すること、目黒区内で同様の事案がないか確認し、管轄警察署に対して、こうした事案が発生しないよう注意をすること及び男女を問わず、DV被害者は東京都の東京ウィメンズプラザなどで相談ができることの広報活動並びに男性向けの相談体制の充実を求めるというものであります。  本委員会といたしましては、本陳情について慎重に審査をした後、採決を行いましたところ、採択することについて賛成はなく、不採択にすべきものと議決いたした次第であります。  報告を終わります。(拍手) ○そうだ次郎議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御質疑なしと認めます。  これより採決を行います。  本件は、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御異議なしと認めます。  本件は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、日程第8を議題といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎陳情2第14号 都議会に対して目黒区議会のように請願・陳情の提出者の趣旨や陳           情項目など個人情報以外すべてをインターネット上で確認できるよ           うに、さらにほかの項目についても改善を求める意見書の送付を求           める陳情           (委員長報告) ○そうだ次郎議長  本件に関し、議会運営委員長の報告を求めます。29番おのせ康裕委員長。  〔おのせ康裕委員長登壇〕 ○29番(おのせ康裕委員長)  ただいま議題になりました日程第8、陳情2第14号、都議会に対して目黒区議会のように請願・陳情の提出者の趣旨や陳情項目など個人情報以外すべてをインターネット上で確認できるように、さらにほかの項目についても改善を求める意見書の送付を求める陳情につきましては、去る19日の議会運営委員会におきまして審査し、結論を得ましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  本陳情の趣旨は、件名、請願・陳情の本文に40文字、1,500文字というような文字数制限をしないようにすること。陳情・請願の提出者文書を個人情報保護の部分以外については、全てをインターネット上に公開し、都民が提出者の考えを確認できるように、不採択のものも含めて確認できるようにすること。これら2項目を改善した上で、東京都の23区や市町村議会にも同様の扱いをするように通知すること。以上の対応を実施するよう、東京都に対し、意見書の送付を求めるというものであります。  本委員会といたしましては、本陳情について慎重に審査をした後、採決を行いましたところ、採択することについて賛成はなく、不採択にすべきものと議決いたした次第であります。  以上報告を終わります。(拍手) ○そうだ次郎議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御質疑なしと認めます。  これより採決を行います。  本案は、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御異議なしと認めます。  本件は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、日程第9から日程第19までの11件につきましては、企画総務委員長、生活福祉委員長、都市環境委員長、文教・子ども委員長、議会運営委員長及び総合戦略・感染症対策等調査特別委員長の各委員長から、閉会中の継続審査の申出がありました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎・区議会議員費用弁償支給凍結及び廃止を求める陳情(陳情2第6号)の継続審査について   ・子どもの望まない受動喫煙をなくすための陳情(陳情1第19号)の継続審査について   ・都心上空低空飛行の運用にあたっての陳情書(陳情2第16号)の継続審査について   ・緊急措置としてのオンライン教育に関する陳情(陳情2第12号)の継続審査について   ・GIGAスクール構想実現へのロードマップに関する陳情(陳情2第13号)の継続審査について   ・中途失聴・難聴者の意思疎通に関する陳情(陳情2第11号)の継続審査について   ・スーパーシティ推進に関する陳情(陳情2第10号)の継続審査について   ・ホームページ改正、新コロナ給付金、不親切区員に関する請願書(陳情2第9号)の継続審査について   ・別居・離婚後の「面会交流」という表現を「親子交流」へ改名を求める陳情(陳情    2第8号)の継続審査について   ・DV事案児童虐待事案などに関連する警察、児童相談所こども家庭支援センタ    ーなどに関係する問題を社会問題として捉えることを求めることや児童虐待防止法    の再度の改正と警察への指導を求める意見書を国や東京都へ送付を求める陳情(陳    情2第15号の2)の継続審査について   ・ホームページ改正、新コロナ給付金、不親切区員に関する請願書(陳情2第9号の    2)の継続審査について ○そうだ次郎議長  お諮りいたします。  まず、日程第9につきましては、閉会中の継続審査に付すことに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○そうだ次郎議長  起立多数と認めます。御着席願います。  本件は、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。  次に、日程第10につきましては、閉会中の継続審査に付すことに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○そうだ次郎議長  起立多数と認めます。御着席願います。  本件は、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。  次に、日程第11につきましては、閉会中の継続審査に付すことに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○そうだ次郎議長  起立多数と認めます。御着席願います。  本件は、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。  次に、日程第12及び日程第13の2件につきましては、閉会中の継続審査に付すことに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○そうだ次郎議長  起立多数と認めます。御着席願います。  本件は、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。  次に、日程第14及び日程第15の2件につきましては、閉会中の継続審査に付すことに賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○そうだ次郎議長  起立多数と認めます。御着席願います。  本件は、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。  次に、日程第16から日程第19までの4件につきましては、閉会中の継続審査に付すことに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○そうだ次郎議長  御異議なしと認めます。  本件は、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。  以上で、全日程を議了いたしました。  会議を閉じます。  これをもって、令和2年第2回目黒区議会定例会を閉会いたします。    〇午後1時34分閉会...