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令和 2年総合戦略・感染症対策等調査特別委員会( 6月25日)

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  1. 目黒区議会 2020-06-25
    令和 2年総合戦略・感染症対策等調査特別委員会( 6月25日)


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    令和 2年総合戦略感染症対策等調査特別委員会( 6月25日)                総合戦略感染症対策等調査特別委員会 1 日    時 令和2年6月25日(木)          開会 午前10時00分          散会 午前11時25分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   河 野 陽 子   副委員長  佐 藤 ゆたか     (10名)委  員  青 木 英 太   委  員  岸   大 介          委  員  梅 田 まさみ   委  員  山 宮 きよたか          委  員  石 川 恭 子   委  員  おのせ 康 裕          委  員  松 田 哲 也   委  員  佐 藤   昇 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  鈴 木 副区長         荒 牧 企画経営部長      (6名)田 中 政策企画課長      橋 本 長期計画コミュニティ課長          (経営改革推進課長)      (特別定額給付金課長)          後 藤 広報課長        髙 橋 区民生活部長 6 区議会事務局 山野井 次長          伴   議事・調査係長      (2名) 7 議    題   【陳  情】   (1)陳情2第 9号の2 ホームページ改正、新コロナ給付金不親切区員に関す                る請願書(新規)   (2)陳情2第10号   スーパーシティ推進に関する陳情(新規)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○河野委員長  ただいまより総合戦略感染症対策等調査特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員には、青木委員佐藤昇委員にお願いいたします。  議題でございますが、本日は陳情審査でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【陳  情】(1)陳情2第9号の2 ホームページ改正、新コロナ給付金不親切区員                   に関する請願書(新規) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  それでは、(1)陳情2第9号の2、ホームページ改正、新コロナ給付金不親切区員に関する請願書を議題に供します。  本陳情に関し、理事者から補足説明があれば受けます。 ○橋本特別定額給付金課長  それでは、定額給付金事業に関します進捗状況につきまして、お手元の資料に基づきまして、現在の状況について若干御説明をさせていただきます。  お手元資料を御覧ください。  1番の給付金支給状況というところでございます。  給付世帯数、4月27日現在の住民基本台帳から抽出しました数ということになりますが、対象世帯数が15万9,719世帯でございます。給付対象者数、要するに10万円で割った数ということになるかと思いますけども、28万3,042人ということでございます。  支給済み世帯数につきましては、すみません、この表のアスタリスクの2つ目、6月26日振込分と書いてありますが、大変失礼いたしました。本日、6月25日、本日振込分までということで集計をしておりまして、支給済み世帯数3万2,281世帯、支給率としては20.2%というような形になっております。  項番の2、オンライン申請状況でございます。  オンライン申請につきましては、申請開始日が5月13日からということで処理を進めてございます。これ、6月22日0時までの到達件数ということで、1万2,454件到達をしているということでございます。  オンライン申請につきましては、5月29日から支給を開始してございまして、現時点まで1万1,000から1万2,000件程度は支出はもう既に済んでいるというような状況でございます。  続きまして、項番の3、郵送申請状況でございます。  郵送申請につきましては、申請書の発送を5月29日から6月5日にかけて順次、発送をしてございます。発送と申しますのは、郵便局目黒郵便局に持ち込んだ日ということでございまして、この期間内に分割して持込みをしてございまして、その後、郵便局のほうで各世帯宛てに送達をしたというような状況でございます。  申請書返送通数でございます。これも6月22日までの到達分ということで整理してございますけれども、11万2,726通返ってきているというような状況です。  支給開始日につきましては、6月12日から支給を開始してございまして、今現在まで、オンライン申請手続分1万2,000件ほどを引いていただきますと、支給済み世帯数郵送分につきましてはおおよそ2万件というような処理数になろうかというふうに思ってございます。  現状につきまして、簡単ですが、以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます前に、去る6月15日に陳情者から趣旨説明を受けましたので、皆様に概略を御報告いたします。  この陳情者、同じ方が企画総務委員会のほうに、区のホームページ等での発信の在り方に陳情を出されています。こちらの陳情者はフリーランスのお仕事の方で、コロナの影響でお仕事が全くなくなったという状況だそうでございます。そんな中で自分が受けられる支援を知りたいと思い、目黒区のホームページ等を検索してみたところ、特別定額給付金はじめ、非常に情報が分かりにくい。また、品川での給付についても、目黒ではできないのだろうか、あるいは目黒では本当にひとり親等、必要な人に支援がいっているのかということが全く見えてこないということに対する御自分の不安ですとか怒りからこの陳情を出されたということでございました。  以上、御報告させていただきます。  それでは、質疑を受けたいと思います。 ○おのせ委員  今回は、この特別委員会には新コロナ給付金についてかかってきたという扱いで見ていますが、基本的に、昨日の補正予算の質疑の中にもこの答えはあったかと思っています。  区民の方が、いろいろな方がおっしゃって、テレビでも扱ってたのは、隣接区はできて、何で目黒区はできないんだということ。それと、何で目黒区はやらないんだということだと思います。これに対して、政策判断であるということと、あと基金の残高が違うということ、そこから政策判断で、他区はこうした、我が区はこうするということだったと思います。それをなかなかホームページには書けないかもしれませんが、実際、給付金が他区に比べて遅れているのは、手続が遅れていたのは確かです。これはうちの区だけではなくて、いろいろな個人情報の取扱いですとか、そういった部分もあって、ほかの区とは違う、23区それぞれ違うということがあります。  ただ、やはりマスコミでああいうふうに取り上げられたり、区民の方からお問合せがあった際に、それに対してお答えをするという姿勢は必要だったのかなと思っています。当然、区議会の審議の中では、そういったお答えも出ていますし、はっきり出ていますが、今回の陳情の趣旨を見ますと、目黒区に対して、自治体としてしっかり独自で給付をしてくださいという趣旨が書いてあります。これに対しては、目黒区はしないんだということをお答えいただいて、審議の中でお答えいただいているわけでして、私たちもそれに対しては、議員としては理解ができる部分はあると。ただ、区民の方にやっぱり御説明ができていないということがあります。  2点目を見ますと、不適切で、助け合う気持ちの欠如を感じる。これ、いまだに配送されてないという理由の説明がないからということでした。陳情事項に行きますと、給付できないならば、理由をホームページ説明してほしい。また、給付金の遅れに対して説明してほしいということがあります。給付できないならば、給付できない理由をもう一度明確な目黒区としてのお答えが今出せれば、昨日の補正予算の審議の中ではちょっとかすんでしまっているので、なぜそれが目黒区として政策判断しなかったのか、ということをまずお聞きしたいと思います。  2点目として、遅れた部分に関しては、今でも給付されていない方がいる中で、今回、このように資料のように出て、進捗状況というのが分かっているならば、できれば区のホームページにこの進捗状況についての報告だけでも掲載していただくと、こういった不安を、この方は陳情という形でお示しを頂いていますが、それ以外の区民の方でもそういう思いを持ってらっしゃる方、確かにいらっしゃるし、私たちにもお問合せはあるので、そういった部分ではこういったものの掲載が、今後でも結構ですから、進捗に対してできるかどうかお聞きしたいと思います。  以上です。 ○荒牧企画経営部長  私からは1点目の、近隣区のように目黒がなぜ一律給付をしないのかについてお答えいたします。  この点につきましては、さきの一般質問の中でも、さらに昨日の補正予算審議の中でも繰り返しお答えしておりますけども、同様になりますけど、改めて申し上げます。  大きく2点あろうかと思います。まさに委員が御指摘されたとおり、区としての政策判断の問題、もう一つは基金の状況の違い、基金に対する考え方の違いという部分もあります。  まず政策判断でございますけれども、私ども今回、三つのSということで、コロナ対策に「備える」、「支える」、「進める」ということで進めました。今回、キャッチコピーつけましたけども、当初の5月の1次補正予算、それから予備費の支出、今回の2次補正予算の中で、ずっと継続してきております。その中で一貫しておりますのが、まず困っている方、支援を本当に必要とする方、そこに集中的に支援を持っていくということで、一律全員に配るということではなくて、一番支援が必要だろうというところに支援をしていくと。  5月の1次補正の中では、特にマスクであるとか衛生用品であるとか、緊急事態宣言下でございますので、一番その部分について手を入れたと。今回、予備費、それから補正予算の支出の中では、政策的なものも含めて踏み込んだというところでございます。  例えば幾つか例を申し上げますけれども、ひとり親家庭について、国が発表する前にもう既に私ども発表いたしましたけれども、ひとり親家庭に子ども一人当たり5万円の給付をするであるとか、それから介護サービス事業者とかに対する特別の給付金を支給する。それから、商店街というか地域の商店街が枯渇して厳しい状況だということで、プレミアム商品券発行等、それから避難所等における対策、それと妊婦さん及び災害時要配慮者へのマスクの配布とか、そういった形でやっております。  マスコミ受けするかとか、インパクトがあるかという点では、それはマスコミ受けはしないというか、あるのかもしれませんけど、いずれにしても、一律に配るという考え方は持ってないということでございます。  もう一つ、基金の状況でございます。やはり財政調整基金、本区、必ずしも潤沢というわけではございません。さきのリーマン・ショックの後、5年間で100億ほど財調基金取り崩してやってまいりましたけれども、もう既に1号補正、2号補正で55億ほどの基金の取崩しをしてございます。今空っぽにしてしまいますと、この後、コロナの第2波、第3波が来たときに、速やかな対策というのが打てないということでございます。  今年度、それから来年度の税収の落ち込みであるとか、そういったものはリーマン以上の景気の後退が見込まれる中で、今、基金全部使ってしまうというのは、やはりリスクがあると。難しい点があると。そういったところでございます。  繰り返しになりますけども、区としての政策判断という点と基金の状況です。  以上です。 ○橋本特別定額給付金課長  2点目につきましては私のほうからお答えをさせていただきます。  ホームページ情報発信につきましては、例えば申請書発送予定でありますとか、給付金振込開始予定でありますとか、これまで随時、ホームページの内容、更新してまいりましたけれども、区民の皆様からは、情報発信が遅いという御批判は日々頂いていたところでございます。  今後、この進捗状況につきまして、日々、数字が動いてまいりますので、どのタイミングで、どういう形で公表するかということにつきましては、公表することによる影響というのはいろいろあろうかというふうに思いますので、その辺も踏まえながらちょっと検討をさせていただきたいと思いますが、適時、情報発信、小まめな情報発信については努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○おのせ委員  今回、この給付金に限らず、コロナ禍においての政策に対しては、前にも増して、BCPへの提供も早くなりました。そしてプレスリリースも大変早い。予備費の活用において行っていることで、プレスリリースをしっかりしていただいている。それも数度にわたって、僕が見てる限りでも2回か3回、同じことをプレスリリースをされてるようです。そういったことが区民の方々に、マスコミが書いてくれて書かれれば、こういったこともだんだん、だんだん少なくなってくるのかなと思いますが、いかんせん、書くのはマスコミですから、プレスリリースをしても、それに向こうが打っても響いてくれないこともあります。それを嘆いても仕方ないんですけれども、今回、こういった形で何回か、私は目黒区のことは記事になったかと思います。これに対してプレスリリース打っている側として、区民の皆さんに届くようなマスコミの反応っていうのはどうなんでしょう。こちらが目的にしてる程度にちゃんと反響が響いているんでしょうか。それとも、やっぱりなかなかマスコミというのは難しくて、プレスリリースはしっかり打っていただいているにもかかわらず、打っても響かないことのほうが多いんでしょうか。印象としてで結構ですので。それが区民の方々に響かなければ、やっぱりこういう陳情が上がってくるということもあるかと思いますので。  この陳情出した方は、一人一人が多分、区民の声課には出してるんでしょうけど、結果、陳情としてこの方はちゃんとお示しをされたということであって、これは大事なことかと思いますので、今打ってるプレスリリースがどのように響いている印象を持っているのかお尋ねしたいと思います。  以上です。 ○後藤広報課長  プレスリリースの御質疑でございますけれども、委員御指摘のとおり、コロナ関連につきましては、速やかなプレスリリースというのを今意識してやっております。  ただ、コロナに関連した施策というのは、ほかの区でもいろいろやっておりまして、我々、プレス打つときには、マスコミの方が分かりやすいように、その表示であるとか、使う言葉であるとか、その辺工夫してやっております。ただ、ほかの区からもいろいろ流れているものですから、こちらが思ったほどは取り上げられてないのかなというのが正直な印象でございます。  ただ、先日、区長の記者会見、補正2号である予備費、それを行ったときには、こちらのほうからマスコミのほうに積極的に記者会見があるということを、ファクスだけではなくて電話を使って直接お話をして来ていただいたといったことがありまして、あの翌日、記者会見の翌日はそれなりに取り上げられたのかなと。まずそんな印象があります。やはりこちらからの積極的な動きっていうのがマスコミに取り上げられるためには必要かなと思ってるところでございます。  以上でございます。 ○河野委員長  おのせ委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○岸委員  特別定額給付金のことに関して言えば、区で新しく課部署を創設してまで対応してるふうに承知しておりますけれども、何度もいろんなところから聞くんですが、遅れについてはどのように認識されてるかということをもう一度ちゃんとお伺いできればと思います。  あと、課長からもお話ありましたが、この進捗率については、例えば区での感染された方の、コロナに罹患された方の人数とか毎日更新されていたように、例えば進捗なんかっていうのは、毎日これくらいまで行きましたよっていうことは多分簡単にアップロードしたりすることはできると思うんですが、これが例えば説明の代わりにもなるんじゃないのかななんていうふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○橋本特別定額給付金課長  それでは、御質問にお答えさせていただきます。  まず、給付金の対応についてという、遅れについてというようなことでございます。  特別定額給付金目黒区の対応につきましては、特に郵送の申請書につきまして、他区に比べて発送が遅いというようなお叱りを多々頂いてきたというようなことでございます。  こちらにつきましては区としても、例えば二重支給の防止でありますとか、適正な支給を確保するというような意味で、給付金支給対象となる方々のリスト作成。こちらについては4月27日現在の住民票から抽出するものでございますが、住民票のデータにつきましては、例えば出生、死亡、あるいは転出入、こういった届出につきましては発生日から14日以内にお届けをするというようなことが一応法制度としては多く手続が決められております。この届出の提出を待ってリストを調整して、その給付対象者を固めていく、こういうような作業。これはもちろん、どこの市町村でもやっているということかというふうに思いますけれども、こういったこと。それからあと、DV避難者等に対しまして、住民票を移さずに区内に避難されているというような方の場合には、その方々からの申出、そういった期間、事前申出の期間というものも、これ統一的に定められていたところでございます。こういった支給リスト給付対象者リスト作成というところにつきまして、きちんとやっていこうというようなことで事前の取組を進めてきたと。その辺も含めて事前の手続が必要になってきたというところでございます。  もちろん、郵送物発送に関しましては、16万世帯ございますので、その印刷、封入封緘といったそういった作業についてもやはり一定の時間がかかってしまうということで、これももちろん他区と同様の条件下というふうに思いますけれども、契約のタイミング、それから事業者との作業調整とか、そういったところでやはり1日2日、あるいは数日の差というものが他区との差として出てしまったということかというふうに考えております。  そういった意味では、結果としては申請が他区と比べて遅くなっているということについては、申し訳なく思っているところでございます。  一方、給付の部分につきましては、そういった反省も含めて、人員態勢も確保しながらこれまで取り組んできてございまして、支給開始日、あるいは今現在の支給状況につきましても、もちろん先行して進めている区も数区ございますけれども、全体として遅れている、著しく遅れているというようなことはないのかなというふうに考えてございます。  給付金の遅れの状況の認識については以上でございます。  進捗状況の公表でございますけれども、こちらにつきましてはさきの委員にもお答えしたとおりでございますが、やはり小まめな情報発信というのは必要かなというふうに考えございますので、どういうタイミングでどういう形で公表するかにつきまして検討を進めまして、公表のほうをしていくように手続を進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○岸委員  他区と同様でございます。間違いのないようによろしくお願いします。  以上です。 ○河野委員長  岸委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○石川委員  目黒区がまだ特別定額給付金発送が行われてない時点から、もうマスコミでは既に小さい自治体は、例えば町が住民に10万円を支給している、こうした映像が流れたり、どんどん報道される中で、やはり区民としては、一般的に、どうしてっていう声が出てくるのはある面では当然かなと思うし、私たちのところにも、もう本当に、なぜ遅いのかっていう、そうした声がたくさん寄せられました。区の状況も分かるので、それはこちらも発しているけども、それでもやっぱり住民としては納得できないという声が本当に渦巻いているというのが状況でした。  それと、先ほど区の給付金を支給する自治体独自の考え方として、私も一番困っている人、そこからきちんとやっていく、この基本については私個人としては本当に賛成するものです。十分だとは言わないけど、やはりそうなのではないかなと私も考えています。  それで、お聞きしたいんですけども、この発送特別定額給付金の書類発送しましたよね。5月29日から6月5日に。このときに、我が家に着いたのは6月10日だったのかな。多分後ろのほうだと思うんですが、近所の人から来ない、来ないという声をたくさん聞いて、何丁目は来たなとか、そういうのもいろいろな情報の中で、うちもなかなか来なくて、遅いとは、必ず来るからとは思っていたけども、やはり区民の人の不安とかそういうのはすごい分かるんですけども、6月5日までに発送して、遅くなるっていうか、どうしてなのかな。  例えば選挙のときは、投票用紙発送されるわけですけれども、同様な時間がかかるのか。どうしてこのように遅くなったのか。その辺については分かりますでしょうかということが1点。  あと、ほかの助成制度に比べてこの特別定額給付金は、それでも申請は一応分かりやすいなとは。ほかの制度に比べてね。東京都の協力金とかああいうところは本当に大変なんだけど、この定額10万円の部分では分かりやすいなとは思っていても、周りの人に聞くと、まずコピーすることができない。どうやってコピーするのっていう、この声たくさん聞いたんです。やってよって。それとか、私たちっていうか行政が考える、こんなのできるだろうと思っていることが、本当になかなかできない人がいるっていうのもたくさん知りました。そうした中で今回、コピー用紙を出さなかった人がいるんですよ。話していたら、コピー用紙出さなかったわって。じゃ、それに対して返答は来ているのって聞いたら、来ていないと。役所に、これこれこうでって聞いて、それでその方に返していくんですけども、大分時間がたってても、1週間以上たってても、例えばコピー用紙出さなかった人に対する返答、全く来ていないんですよ。だから、そういう細かい点という部分が非常に配慮されてないんじゃないかと。まして、なかなか情報分からない人からは、目黒不親切だっていう声が出てきてしまうのではないかなと思うんですが、その点についていかがでしょうか。 ○橋本特別定額給付金課長  まず1点目でございます。発送に時間がかかったというようなお話でございますけれども、こちらにつきましては、郵便局と事前に調整をさせていただいて、なかなか郵便局さんのほうでも、目黒郵便局1局しかございませんので、キーとなる局が。その中で16万通をどんと持ち込んでも、郵便局でたまるだけで、配送が滞ってしまうというようなお話から、一定の期間の中で順次、こちらから発送物を持ち込んで、そこの中で発送していただくというようなことで調整をして手続を進めてまいりました。  6月5日に持ち込んだ分につきましては、その後、土曜、それから日曜は郵便お休みですので、翌週の月、火、水あたりで多分その配送が一定完了しているということで、お手元には6月10日に届いたというふうなお話でしたけれども、まさにその辺の事情で、郵便局の配送の事情でそのぐらいの時間かかったのかなというふうに思ってございます。  それから、2点目の申請のお話でございますが、こちらにつきましては、申請書は順次届いておりまして、こちらでも確認の作業を進めてございます。申請書記載漏れ等もありますので、申請書の記載漏れの場合は、書いていただかないとこちらも処理できませんので、それは補記が必要ですと、不備ですというような御通知をお返ししているケースもございます。一方で、申請書の内容から一定の確度でその内容が確からしいというふうに判断できるものにつきましては、こちらでできるだけ急いで支給を進めておりますので、その内容によって不備ですということでお返しあるいは補記を求めているものと、それから一定の内容で確認できるというものについてはこちらで処理を進めているもの、その個別のケースによって異なるかというふうに思っておりますので、基本的にはこちらでためずに、できるだけ素早く処理をするというような方針の下に手続を進めてございます。  以上です。 ○石川委員  私たち、昨日も補正のときに話したんですけども、コロナに関するアンケート調査の中で非常に興味深かったのは、目黒区の情報が分からないっていう声が幾つかあったんです。職業何ですかっていうところで公務員っていうのがあって、公務員が情報が分からないって書いてあって。まあ目黒区の職員ではないと思うんですが、公務員もいろいろいるから。ただ、公務員のところから情報が分からないっていう声があったのは私は非常に興味深かったんですけれども、公務員は、普通の一般の人よりも行政のことを分かっているし、どういう手続とかそういうの分かっていると思うんだけど、その公務員という人からも目黒区の情報がなかなか分からないっていう声が幾つか載っていたんです。  私はやはり、ホームページも含めて区報とか、目黒区がいいことをやっていても、様々な取組をやっていても、なかなか区民に伝わっていない状況があるんだなって、あれを見て思ったんです。
     今後、いかに本当に細かいことでも情報発信していくか、丁寧に発信していくかっていうことが求められているんじゃないかな。  それと、目黒区に対しての信頼関係というか、こういうものがない限り、これが元で目黒区何もやってないとか、そういう声も出てきてしまうんではないかなとかっていろいろ思ったりするんですけども、ともかく今後、どのように区民に知らせていくかという点では、ホームページも含めて、きちんと区の中で検討していく必要があるのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○後藤広報課長  区からの情報発信の御質疑かと思います。  区のホームページにつきましては、やはり公共のホームページというところがありますので、全ての方、例えば外国人の方とか、また聴覚障害の方とか視覚障害の方とか、皆さんが分かるような形でホームページを作成しております。そういった条件がございますので、一定程度、図であるとか写真であるとか、インパクトのある作り方っていうのがなかなかできない状況ではあるんですけれども、そういったまず公共性を保ちながら、なるべく分かりやすいホームページ、また区報等も作成を心がけておりますので、今後もそのように取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ○河野委員長  石川委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○青木委員  今回の一律10万円の給付金については、オンライン申請郵送申請の二つがあるわけですが、オンライン申請について、報道では、マイナポータルに入力したデータを自治体の職員の人が二人一組になって読み合わせてという、大変力技で処理を行うという報道を受けましたし、それによって郵送申請より遅れるのではないかということも聞いてました。本区においては郵送申請よりも早い段階でオンライン申請給付ができたということですが、今回どのようにマイナポータルに上がってきた情報を処理して給付につなげたのか教えていただきたいのと、その作業に関して、今もやっているところではありますが、何か課題と改善等が見つかってきたのか、あれば教えていただきたいと思います。 ○橋本特別定額給付金課長  オンライン申請の件でございますけれども、委員お話しいただいたとおり、オンライン申請につきましては、国が統一的につくった仕組みを使っているということがございまして、なかなかそのデータをデータとして区の給付金に関するシステムに取り込むというのが難しいというようなことがございました。  そこで、私どもとしては、結果、オンラインで届いたものを紙で打ち出して、それを確認するというような作業をいたしました。ですので、例えばデータと二人一組でやるということを私どもは紙で打ち出して、それを視認して確認して入力するというような作業をいたしました。  オンライン申請につきましては、やはりそういう作業が相当発生するということが見込まれましたので、一定の職員応援態勢を組みまして集中的に処理を進めましたので、結果として郵送申請が集中する前に一定の処理ができたということで今現在の支給状況になっているのかなというふうに考えてございます。  一方、課題でございますが、たくさんあり過ぎて何とも言いようがないんですが、まず世帯主、今回は給付対象が世帯主ということになっておりましたが、まずその世帯主という情報を国の仕組みが持ってないんですね。ですので、世帯主からの申請かどうか分からない、国の仕組みでは判別できないので、世帯主の申請じゃないよっていうふうにエラーで返せない。ですから、誰でも申請できちゃう。かつ世帯の情報を持ってませんので、世帯員が誰でも登録できちゃうっていう形ですね。ですので、住民票上の世帯ときちんと申請者の方が承知されていればいいんですけれども、承知されていない場合は、例えば同じ住宅にお住まいになっていても、2世帯に住民票が分かれている方でも、同一世帯として申請できちゃう。あるいは遠方にいる方でも、ここで申請してしまえと思えば申請できちゃうっていう状況があって、そのデータの整合を図る、要するにチェックをして駄目だったらエラーで返す、要するに申請者の方にこうこうこういう状況なので申請内容が違いますっていうような電話確認なりなんなりをしなければいけない。その辺の作業が非常に煩雑でした。その辺もあって。比較的、目黒区でオンライン申請をされた方は、私の印象だけですけれども、単身の世帯の方が多かったのかなというふうに思われますので、そういった意味では比較的早く進んだ一因にはなっているのかなというふうに思っております。  以上です。 ○河野委員長  青木委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございますでしょうか。 ○松田委員  まず先に、郵送の遅れというよりも情報の出し方なんですけれども、既に質疑ありましたが、5月29日に、これ金曜日、5月29日に発送しましたよという情報を流されたと思うんですけど、実際は、発送したというよりも、発送作業に着手したということなんじゃないんですかね。取りまとめて郵便局に持ち込んだのが6月の1日、2日、月曜、火曜で、6月3日水曜日から6月13日土曜日、約2週間かけて届くということは早い段階から分かってたんですね。それをそのまま伝えることによって、私も皆さんと同様に、この2週間ってすごく長いですよね。5月29日の金曜日に発送しました、その次の1週間、さらに6月13日土曜までの1週間、合わせて2週間、問合せががんがん来ましたから、そのまま情報を、遅くなるなら遅くなるという情報を出すことによって安心感が得られると思いますけれども、いかがでしょうか。  災害時の情報にしても、あるいはコロナ禍の感染状況の情報にしても、とにかくいい情報も悪い情報もしっかりと出すと、正確に出すということが大事だと思いますけど、いかがでしょうか。 ○橋本特別定額給付金課長  私どもも、できるだけ正確な情報が伝わるようにということでホームページのほうには上げてきたつもりでございます。発送につきましては委員お尋ねのとおりかというふうに思いますけれども、一応区のほうのホームページも、5月29日から6月5日にかけて順次発送ということで一応ホームページとしては公表はさせていただいたところでございますが、やはり、じゃ、5月29日に発送したのに何で届かないんだというようなお声は確かに頂いておりますので、その辺の情報の発信の在り方につきましては反省すべき点もあろうかというふうに思ってございますので、その点また今後気をつけてやってまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○松田委員  いつ発送しましたよというよりも、実際は6月3日、水曜から6月13日、金曜というふうに。郵便局もそれは明確に想定してたわけですから、そういう情報を流すべきだったと思います。ぜひお願いします。  それから次に、じゃ、発送やっとしました。次は返してもらいます。返してもらってから支給しますということになるんですけど、支給率は今20%。問題は、残り80%が今度いつ支給できるのかというところなんですけれども、これをちょっと振り返ってみますと、先ほどの話につながりますが、6月13日土曜日に届きました。約2週間かかって20%支給したということになりますね。じゃ、残り80%に関しては、残り80%というよりも、返信をしてきてない人が20%いらっしゃるんで、残り、そうすると60%、残り60%に関しては、同様のペースで支給がされるのかどうか、これを確認したいと思います。2週間で約20%の方、2万1,000人の方に支給できた。じゃ、残りの約60%は、同様に2週間、2週間、2週間だと、7月末になっても支給されないということも想定されますけれども、いかがでしょうか。 ○橋本特別定額給付金課長  今後の支給のペース、スケジュールというようなことかと思いますけれども、こちらにつきましては順次、私どもも基本的には、データ入力等につきましては外部委託、業者に委託をして処理を進めてございます。ただ、なかなか業者だけですと処理が進まないというような状況がだんだん見えてきていますので、職員のほうも少し応援態勢を組んで、事業者と協力しながら処理を今現在進めているという状況でございます。  今後どういう形でということはまだ、今の段階で具体的にここまででというようなスケジュールが立ってるわけではありませんのでなかなかお答え難しい部分がございますが、郵送申請につきましては、委員お話しのとおり、こちらへの届いたペースでいきますと、6月8日ぐらいから届き始めました。最もピークなのは、その週のちょうど中頃に、例えば1日当たり1万5,000件とか2万件とかっていうふうに届いています。そうしますと、そこのピークがはけるっていうのが相当、やっぱり作業的にボリュームがありますので、時間がかかってしまいます。そういう意味からすると、一定のペースでそれを処理するというのはなかなか状況としては難しい状況でありまして、今、これ、ホームページでも公表させていただいておりますけれども、おおむね処理には3週間から4週間お時間をいただくということで公表させていただいております。もちろん、それよりも速いペースで支給をされている場合もございますけれども、やはり一定の時間、どうしてもボリュームゾーンにつきましては一定の時間かかってしまうということでございますので、その辺につきましては、先ほど来御質問いただいてるとおり、公表の在り方をどういうふうにしていくかというのは今後の課題かなというふうに思ってございますが、区としては、できるだけ速い処理を目指して今現在努力しているというような状況でございます。  以上です。 ○松田委員  はい、よく分かりました。  ピークがあって、その処理が大変だったと思うので、3週間、4週間ではなくて、あるいは2週間でもなくて、大分早くなっていくとは思うんです。さらにはその事前の電話相談だとかオンラインのチェックだとか、郵送の不備のチェックだとか、そういうことが大分なくなってきてると思いますので。ただ、そういった情報も併せて、これまで2週間かかったけれども、3週間、4週間と言っていたけれども、7月末目途で多分いけると思うんですね。だから、その辺が分かるような形で安心感を与えていただきたいということと、とにかくもう一日千秋というか、この10万円を本当に待ってる方がたくさんいらっしゃって、そういう意味では、今度の質問としては、15人の態勢でやられてきたんだと思います。ほかの部署から約15人をこちらに寄せてやっと乗り切ってきたと思うんですが、それは最低限維持をし、できるならば、可能ならば、ほかの部署から何とか手の少しでも空いてる方を寄せて、さらに寄せて、さらにスピードアップしていくということが大事じゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○橋本特別定額給付金課長  私どもも一日でも早く処理をしたいという思いで職員態勢なども強化しつつ、これまでも進めてきてございます。現在の職員態勢でございますが、我々特別定額給付金課、本課としては6名、会計年度任用職員を雇用いたしまして、会計年度任用職員が5名、プラス他部からの応援職員として、日々変化しますが、10名から12名ぐらいの応援態勢を頂いて今処理を進めてきてございます。  これ、本当は6月いっぱいぐらいで一定めどがつくかなというふうに考えていたところでございますが、なかなかちょっとめどがつかないということがありますので、7月以降もこういった態勢を維持、あるいは場合によっては増強しながら処理をしてまいりたいというふうに考えてございますので、いずれにいたしましても、一日も早く処理できるように努めてまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○松田委員  最後に、第2波、第3波が起きたときの対策として一つ伺いたいんですけれども、これまでの質疑に関しては、ぜひしっかりと改めていただきたいと思いますけれども、オンライン申請のときに、マイナンバーカードを持っていなくて殺到しましたね。  それで前回の委員会のときに、混雑状況をより分かりやすくオンタイムで知らせるべきだということで質疑させてもらいましたけれども、それが既にホームページの中にあるんですが、5段階ぐらいたどっていかないと行けないんですね。トップにまず「暮らし」っていう項目があって、そこから次に「手続・証明」というのが2番目にあって、3番目に「混雑状況」という項目があって、その次に4番目に「目黒区なう!」っていう項目があって、5回クリックしてやっと人数がばあっと出るわけです。これかなかなか、自分も含めて、一般の方あるいは御高齢の方というのは、なかなかそこまでたどり着かないと思うんです。  これ、何の質問かというと、第2波が起きたときに、今回の経験がありますから、ちょっと早く行きたいんだけど、密になってるんじゃないかなっていうことで手続を遅らせる人がいると思いますので、そういうときに、区のホームページのトップとはいかなくても、そこに記載があって、1回クリックすれば、ぱんと出てくるというような形で、今ある混雑状況のページをより分かりやすく、見やすくすることによって安心感を与えて手続を進めていくべきじゃないかと思いますけど、いかがでしょうか。 ○髙橋区民生活部長  今の今後のオンライン申請、マイナンバーカードの手続ということでございます。  マイナンバーの混雑状況なんですが、この特別定額給付金申請が始まって、かなりの自治体でお待たせするっていうような状況が生じました。本区においても通常以上のお客さんにお見えいただいたんですが、比較的、窓口の私どものブースの数が10個、今設けているんですが、そういったものを稼動したりとか予約制を敷いていることで、比較的、他区に比べるとスムーズにできているのかなというふうに思ってます。ただ、今現在、実は別の制度で、マイナポータルでポイントがつく制度が7月から予約が始まるっていうことで、それに伴って申請が今非常に増えています。それを今度返していくっていうか、通常、1か月ぐらいで返せるんですけれども、今、そこの返しが2か月ぐらいになるんじゃないかっていうことで今、対応をいろいろ考えております。マイナンバーについては、休日の窓口を特別に設けたり、そういったことも並行しながら進めてるところです。  それから情報発信の件なんですが、「目黒区なう!」っていうサイトを5月の連休で立ち上げさせていただきまして、有効活用できてるのかなというふうに思っております。これを見ることで、例えばその窓口にいなくても、待っている間にほかの、例えば屋上の庭園に行っててもらって待っててもらうっていうことでもちろん混雑解消にも役立ってくれてるのかなと思ってます。今、そのトップページでの配置の仕方については、私ども所管としてもなるべく見やすいところに置いていただきたいというのは広報課のほうと調整してるっていうふうに聞いておりますので、引き続き検討させていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○河野委員長  松田委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○山宮委員  今の様々な議論を聞いて、この陳情者の方の思い、いわゆるなぜ給付できなかったのかっていう理由が明確になったのはありがたかったかなと思います。とにかくこの陳情者の方の陳情書を読みますと、本当に悲痛な思いなんだなってのが読み取れます。そういった部分では、一日も早く速やかな対応ができるようにお願いしたいことが1点です。  私のほうからは、陳情審査なので、2番目の給付金の遅れの、いつ頃発送されるとかスケジュール予定をホームページに記載してほしいというふうに書いてあります。この方、フリーランスの仕事されていて、様々な情報取ろうというふうにされたんだというふうに思います。3月、4月、5月、この3か月間、コロナ禍において、我が会派も1,500件を超える様々な区民の意見要望がありました。その中で一番多かったのが、どういうふうに調べればいいかが分からないということが第1位でした。やっぱり70%超える方が、本当に何をどう検索すればいいか分からないということで悩んでらっしゃいました。  そこで目黒区は、区議会BCPで、3月の中旬以降から様々議論を重ねて、目黒区のホームページの改定をとにかく毎日のように、皆様も毎日のように会議しておられたと思いますけれども、目黒区のホームページはそこから毎日いろんなブラッシュアップをされながら、区民に一生懸命やってこられたかと思います。ただ、6月3日にこの陳情が受理されたと思います。この方も5月ぐらいにそういういろんな思いがあったんだと思いますけれども、じゃ、どうすればホームページを分かりやすく、見やすくさせていけることができるのかなっていうふうに思うんです。ただ、私は、調べたところによると、目黒区は4月の上旬、遅くても4月の中旬ぐらいにはある程度のスケジュールは出してたんじゃなかったかなっていうふうに思うんです。これは区議会BCP会議でも出てたし、また早く受け取れる方法論の提案、マイナンバーカードの利用も記載してほしい、区民の不安対策をするべきであるっていうふうに書いてありますけれども、これも5月7日の時点ではもうできてたんじゃないかなっていうふうに思うんですね。東京都では、5月7日にコロナ支援情報ナビを開設していて、何が困ってるかっていう情報を端末1発でクリックできるサイトを立ち上げたりとかして、いろんな、日々、ネットの世界では支援ナビというものが更新してったって私は記憶があるんです。そういった部分でまず現実、この陳情者の方が言っている、目黒区のホームページでのアプローチってのはできてたのかできてなかったのか、いつ頃からこういう展開ができてたのか、ちょっと確認させてください。 ○橋本特別定額給付金課長  ホームページ情報発信についてでございますけれども、すみません、私も正確な日付でちょっと申し上げられないので感覚的なお話になってしまうかもしれませんけれども、私ども特別定額給付金課が立ち上がりましたのが5月8日でございました。この段階で特別定額給付金に関する一定のお知らせにつきましては、ホームページのほうでお知らせをしていたかと思います。これに先立ちまして準備室ができましたのが4月21日だったと記憶しております。当然、私どもがやってたわけなんですけれども。その段階でも一定の情報発信はできておりましたが、ただ、具体的なスケジュールまでは多分、その段階ではお示しできてなかったかなというふうに思ってございます。  いろいろなお叱りを頂く中で、やはりスケジュールのお示しの仕方につきまして、割と確度が高くなった段階で何日という日付を入れて更新をさせていただいたんですけれども、それまでは、例えば上旬とか中旬とか、そういう言い方で公表をしていた。その関係で、はっきり分からんというようなお声を多く頂いておりましたので、この辺につきましては、やはりきちんとした日付をもって情報をできるだけ速やかに発信するということに努めていくことが重要なのかなというふうに思ってございまして、その点については反省点かなというふうに考えてございます。  以上です。 ○山宮委員  今の話は区議会BCPでも何度も明確に、いつからいつまでの間に何が始まるか、これやれっていうことで区議会のほうから何度も話をしたことです。その議論の中では、5月13日に初めて目黒区は期日を出しました。5月13日からオンライン、マイナンバー申請ができます。できるようになりますと。5月の下旬頃になるんですと。数字をどこまで入れるか。確かに正確な情報発信をしなければならないからこそ、そこが慎重になったっていう部分があったと思いますけれども、そういった部分はぜひとも改善をしていっていただきたい。今までに様々議論してますから、それはそれで終わります。  そして、この陳情者の方の思いからすると、やっぱり目黒区の区民への不親切、助け合う気持ちの欠如を感じるって、ここすごくポイントだと思うんですよ。この陳情者の方の思いって。それを、じゃ、どういうふうに目黒区、我々も含め、議員側も含めて、区の職員の区長を筆頭にどう感じるかだと思うんです。そういった部分では、今回のこの陳情者の方の思い、ホームページ改正してほしい、新コロナ給付金やそういった部分で本当に区民に寄り添ってほしいんだっていうこの思いをどういうふうに酌み取れるかっていうことに僕はやっぱりもう一度心寄せていきたいなっていうふうに思うんですね。  ですので、これ後で委員長、副委員長にもお願いなんですけれども、特別委員会でこれを審査するってなかなか難しいなって今思ってます。何て言うんだろ。これが採択なのか不採択なのかっていうことよりも、どういうふうに捉えてこれを行動に移すかっていうことが重要だというふうに思ってるから、ぜひともまずホームページの改定については、これまでも一生懸命やってくださったのは事実だし、よく知ってるんだけれども、さきの委員も言ったように、4クリック、5クリックしないとそこに届かないっていうのは、なかなか難しい。それは東京都のホームページも、さっき言ったコロナ支援情報ナビも、毎週のようにブラッシュアップしてますよ。ただ、一番分かりやすいのは、個人事業主なのか事業者なのか、最初の導入部分のやつが一番見やすいんです。自分が何かってとこから入れるから。そういった工夫をしていくっていうことがやっぱり重要じゃないかなっていうふうに思うので。  とにかく、目黒区民にはまだまだ、ネットを活用して情報を取る方は4割以下です。紙媒体だとか報道、ニュースをベースに、口コミの方々が7割近くいるわけだから、しっかりとその辺を使い勝手のいいようにやっていく必要があるんじゃないかなって思いますが、いかがでしょうか。 ○後藤広報課長  このたびの陳情も含めまして、区のホームページをはじめとした情報発信につきましては、様々な意見を区民の方、また議会からも頂いております。我々も今、日々改善を図っているところでございますけれども、皆様方から頂いた意見を基に、今後もより分かりやすい情報発信には心がけていきたいと思っております。  以上でございます。 ○山宮委員  最後、ちょっと委員長と副委員長にお願いというか御相談なんですけど、給付金のことについては特別委員会で審議できていいと思うんです。ところが、ホームページの改定については、企画総務っていうのかな、今またがってるでしょ。そういった部分でちょっとやっぱり整理する必要も出てくるのかなと。今様々議論出たんですが、やっぱりどうしても行き着くところがホームページ情報発信の部分がやっぱり大きくなってしまう部分っていうのもあるのかなって捉えられるので、なかなか審議をするのが、どういうふうにしていいかちょっと迷ってる部分もあるので、整理をしていただけるとありがたいかなと思いますけど。 ○河野委員長  委員長、副委員長にということでございましたので、副委員長とも、あるいは企画ともしっかり相談をしながら進めさせていただきたいと思っております。  以上です。 ○山宮委員  ありがとうございます。  以上です。 ○河野委員長  山宮委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、質疑を終わります。  議事の都合により、暫時休憩いたします。  (休憩) ○河野委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいま議題に供しました陳情2第9号の2、ホームページ改正、新コロナ給付金不親切区員に関する請願書につきましては、引き続き調査研究を要するため、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  御異議なしと認め、本陳情につきましては閉会中の継続審査といたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【陳  情】(2)陳情2第10号 スーパーシティ推進に関する陳情 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  それでは引き続きまして、陳情2第10号、スーパーシティ推進に関する陳情を議題に供します。  本陳情に関し、理事者から補足説明があれば受けます。 ○田中政策企画課長  それでは、スーパーシティに関しまして、資料を基に補足説明をさせていただきたいと思います。  お手元の資料を御覧ください。  スーパーシティ構想についてということで、こちらのほうは内閣府の国家戦略特区で公表しております資料を抜粋したものでございます。こちらのほうをまずお開きいただきまして、1ページ目です。右下のページで言うと4となっておりますが、こちらを御覧ください。  まずスーパーシティというものは何かというものでございますが、基本的にはAI、ビッグデータ等を活用して、社会の在り方を根本から変えるという、そういうような未来都市構想であるというところでございます。そうしたところが国際的には急速に進展しているということで、上のほうに書いてあります、例えば更地、全くない土地から未来都市をつくり上げるというグリーンフィールド型の取組ということで、例えば中国の雄安ですとかカナダのトロントといったところで取組を進めていると。  また、陳情の中にもございましたが、既存の都市をつくり変えようとするブラウンフィールド型の取組ということで、ドバイですとかシンガポールといったところが取組を進めているというところでございます。  こうした状況を踏まえまして、国においても国家戦略特区制度を活用しつつ、住民と競争力のある事業者が協力して日本型のスーパーシティ構想を実現すると。これを図っていくというものでございます。  次のページを御覧ください。スーパーシティ構想についての具体像ということになります。  こちらは、以下のような領域、例えばこの下にあります1から10までの領域、この中の少なくとも5領域以上をカバーする形で未来都市をつくっていこうというものが具体的な考え方になります。  次のページをおめくりいただきまして、じゃ、それを実現するに当たりましては、様々な、ここの表にもありますスーパーシティの構成ということで、行政手続ですとか物流、交通、観光、様々な領域がございます。こちらのサービスに必要なデータ連携を行いまして、これを実施事業者に提供した上で、区民の方々がそれぞれ様々なサービスを受けられるというような取組でございます。  次のページを御覧ください。  次のページにつきまして、スーパーシティ構想の今回、法により想定される効果ということで、こちらの下の表にありますように、従来は、事業計画を立案するに当たっても、例えば先ほどのいろいろな分野がございましたが、一つ一つの分野をそれぞれ各省庁ですとかそういったところに検討を依頼して、一つ一つ実現を図っていく必要があるということで、事業内容はばらばらになりますし、やはり規制を取っ払っていくという、要は打ち破っていくというか、そういったところがかなり大変だったというところから、今回、スーパーシティ型ということで、提案者、こちらは自治体になろうかと思いますが、区域会議を設けまして、住民合意の上でこの基本構想を国のほうに提出して、国家戦略特区の認定を受けるということによって、今までばらばらなところであったのが一律的に、特区制度を活用して規制改革を進めていくということになるものでございます。  その法案というものが、俗にスーパーシティ法案と言われておりますが、国家戦略特別区域法の一部を改正する法律、すみません、次のページになりますが、国家戦略特別区域の一部を改正する法律、こちらが令和2年5月27日に成立をいたしまして、同年の6月3日に交付をされたというところで、法の概要がこちらの資料になります。  次のページを御覧いただきまして、このスーパーシティ法の強化のポイントということでございますが、これ、先ほども申しましたように、各府省がばらばらに行っていてはいけませんので、国による援助規定を追加して、府省間での具体的な協力プロセスを方針の中に盛り込んだと。  また、APIをオープンにするルールを整備、法令上義務化ということでございます。こちらについては、先ほど共通連携基盤を作成する上で、各自治体がばらばらな仕組みをつくってはいけませんので、そういったところをルール化をしていこうというところでございます。  最後のページになりますが、こちら、スーパーシティに係る予算措置ということでございますので、今後の先端的なサービスの構築支援のための協力ですとか、データ連携基盤の整備、こちらのほうに予算がつけられているというところでございます。  簡単ですが、説明は以上です。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。 ○おのせ委員  スーパーシティ法案が通りました。我が区も、区長の所信表明の中で、ソサエティ5.0に向けていくんだという表明をしておりますから、当然、同調していく方向性は見受けられると思います。  ただ、国会での審議の中でも、個人情報の保護に対していろいろ御意見があったようです。目黒区は他区に比べて、個人情報保護に関しましては大変厳しくやっている、そういう意識を持っている区だと私は認識しています。その中でこのスーパーシティ構想を実現するために、これから作業していくに当たるとすれば、今、国が用意している個人情報保護の状況と、また住民合意への対応が大変、地方自治体に委ねられているような様子を受けます。進めていく、こちらに対して方向性は、スーパーシティ目黒版を策定する方向でやっていただきたいと思いはありながら、この二つの部分というのはやっぱりちょっと引っかかるところがありまして、今、この状況に関して区はどのように考えているか。  また、この方向性を乗り越える、また国が何か新しい指針を見せてくれるともっとやりやすいんだけど、そういう方向性でこれを進めていくということであれば、可能性はあるのかどうか。現時点で結構ですので、確認したいと思います。 ○田中政策企画課長  現在の区の考え方と申しましょうか、方向性でございますが、先ほどおのせ委員おっしゃいましたように、まず全体的なスーパーシティ構想というものの趣旨としては、やはりソサエティ5.0の社会の実証ということで捉えられておりますので、趣旨としては、先ほどおのせ委員のほうからもお話があったように、区長としても、今回の所信表明のほうにも出させていただきましたが、推進していくという立場でございますので、それは考え方としてはやはり進めていきたいとは考えております。ただやはり、個人情報の件に関しましては、目黒区においては個人情報保護条例をはじめとして、非常に厳格に規定をされているという状況がございます。  確かに、こちらのスーパーシティを実現することにおいて、区民の方が非常に便利になると。まだこの資料、資料というか詳細はまだ出ていませんから分からない部分が多いですが、やはり区民生活が非常に便利になるということは分かります。ただ一方で、それをするためには一定の、区民に対して情報を管理というか、規制をかけるというようなところも見受けられますので、こちらについてはやはり今後、慎重に対応していく必要があるだろうというふうに考えてございます。  先ほど給付金の話もございましたが、例えばマイナンバー法の中でこういったものに使うよっていうのが国のほうで示されていれば、今回の給付の遅れというのもなかったわけですし、そういったところをやはり自治体としてどうしていくのかという、住民本位というか、住民に対して御理解を頂く、これを情報発信しながら進めていくというのは自治体として大変重要なことだと思いますが、それを自治体に求めていくというのは、なかなか今の段階では厳しいのかなというのが現状として理解をしているところでございます。  以上でございます。 ○河野委員長  おのせ委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○石川委員  今回、陳情者は、国会で改定法案が通ったから、目黒区でも進めてくださいという陳情だと思うんですけれども、この法案が通ったといいますけども、私ども日本共産党は反対しました。  この法案は、2018年の国会提出以来、3度、審議入りしないまま取り下げたものでした。そして、そもそも国家戦略特区制度は、官邸主導で規制緩和を推進する仕組みで、国民の暮らしと安全に関わるルールを特定企業のために緩和するものです。そして、さきの委員がおっしゃっていましたが、スーパーシティ構想の最大の問題は、住民の権利や個人情報の保護がないがしろにされる懸念がある。ここが一番大きな問題です。  それで、事業計画の立案に伴う住民合意の方法を定めておらず、一部の住民の合意で強引に進められる懸念が残っています。また、国や自治体が保有する住民のデータが事業者に提供され、本人の自覚がないままに個人情報が活用される危険があるということです。  それで、先ほどの資料の中にもありましたけども、スーパーシティ構想の中で事例としてカナダのトロント、そして中国の事例が載っていますけども、カナダのトロント市では、道路や信号機など、あらゆるところに人や物の動きを把握するセンサーを設置し、ビッグデータを利活用する計画を進めていました。しかし、人の行動が予測されたり、人が分類され、不公平な扱いや差別を生んだりする可能性があると、住民から非常に大きな不安や批判が高まっていました。そして、この計画が行き詰まった中で、今、コロナ流行の下では中止になりました。
     私たちが思うのは、コロナ対策で大事なのは、そのアプリによる監視よりも、情報提供によって市民の協力を引き出すという議論なども必要であり、先端技術活用には文明論や文化論なども含めた議論が必要だと考えています。今回の法案審議は、コロナ禍の中で十分な審議時間が保障されてない中で可決してしまったということで、私たちはこの法律については反対しました。  そこでなんですけども、この陳情事項についてお聞きしたいんですけども、さきの答弁の中でも、区としては進めていく方向であると。慎重にしていきたい。個人情報等のことについては慎重にしていきたいということなんですが、じゃ、区として、こうした検討していく場を今持っていらっしゃるのでしょうかということが1点と、あと3番目に、官民連携のファイナンス手法に取り組んでいただきたいということが書かれているんですが、このファイナンス手法というのは具体的にどういうことかお分かりでしょうか、伺いたいと思います。  以上です。 ○田中政策企画課長  まず1点目の検討の組織等々、検討の度合い、今後の検討についてでございますが、先ほど他の委員の中でお話をさせていただきましたが、考え方としては、趣旨は理解をしているというところでございます。  今後の、当然、スーパーシティそのものをすぐに推進していくというところはなかなか難しいというところでございます。ただ、一方で、我々の中では、例えばICTの活用、昨年から実証実験を進めているAIチャットボットですとかRPA、こういった実証実験を進めております。また、今後の、おとといですかね、企画総務委員会の中でも御報告を申し上げましたが、今後の区政の再構築が求められているという中では、そういった活用は必要不可欠だと認識しておりますので、そういったところも例えばICTを使った実証実験、区内の行政事務の効率化、そういったものもこのスーパーシティの構想の中にも入っておりますが、そういった検討できる部分については積極的に検討を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  また、民間のファイナンスのお話でございますが、こちらにつきましては、第201回の国会の特別委員会の中で内閣府からの答弁がございまして、基本的には、最終的に、要はこの事業を進めるに当たっては、民間活力の活用というものが必要であるというふうなところの答弁がございますので、内容についてはそういったところなのかなと。要は、民間活力の活用、民間ファイナンスということですので、民間の資金を投入して事業を推進していくということなのかなというふうに理解をしているところでございます。  以上でございます。 ○石川委員  この提案者は、正副委員長とお話合いはされましたでしょうか。それだけお聞きしたいと。 ○河野委員長  お会いして、面談いたしました。  国会でこの法案が通ったので、ぜひ目黒でも積極的に進めてほしいという内容の趣旨でございました。  よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○河野委員長  では、石川委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○青木委員  このスーパーシティについて、私自身も目黒区でぜひ推進していただきたいとは思っているんですけども、今全力でアクセルを踏んでやることでは、私自身はないと思っています。  このスーパーシティは、今年の夏に多分、五つモデル地域を選定して、今後具体的に進めていくところもあるんですが、ぜひともそういった他自治体状況も見ていただきつつ、先ほどの議員にありましたように、個人情報の取扱い、また住民合意をどう取っていくのかとか、そういったところも見つつ、目黒区としてスーパーシティをどう取り込めていくかをまずは検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  あと、今回の陳情事項の1にもありますが、目黒区として具体的にこのスーパーシティを考えていく、その会議体をつくっていくというときには、AIなり、ビッグデータなり、かなり専門性の高いところがあります。ぜひそういった専門家の方も会議体には登用していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  以上、2点です。 ○田中政策企画課長  まず1点目でございますが、検討を進めてということでございますが、こちら、新聞記事等でしか確認はしておりませんが、今後、9月には国のほうで公募を開始して、年内に5か所程度の選定を目指すというようなことは把握してございます。  そのために進めていくというわけではございませんが、今後、考え方としては、先ほど来お話をしているように、未来のまちづくりということで、ソサエティ5.0の実現に向けては、やはり目黒区としても一定の推進を図っていく必要があるであろうというふうに考えてございますので、様々な課題もございますから、そういった点も含めて調査研究を進めながら取組を進めていきたいと考えてございます。  あと、会議体の中での専門委員、知見のある方の御参加ということでございますが、こちらにつきましても、今後のそういった議論を踏まえまして調査研究をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○河野委員長  青木委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○岸委員  すみません、基本的なところをちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、最初、陳情書を読んでいて、私、片仮名が多くて、意味が半分ぐらいしか理解できなかったんですけども、先ほど課長のお話の中で、ブラウンフィールド型、グリーンフィールド型といったところで御説明あったので、これ何かしらの定義なんだなってことは想像したんですが、私自身でブラウンフィールドって何だろうなって調べたら、用途転換ができず見捨てられた耕作放棄地ですとか利用されない土地とか、そういうことが書いてあって、その形のスーパーシティ構想っていまいち私、想像できなかったんです。恐らく定義があるんだとは思うんですが、ブラウンフィールド型っていったところで定義を1回説明していただきたいなっていうことを思います。基本的なところですみません。  それとあともう一個なんですが、資料、内閣府の抜粋ってことでありましたけれども、我がまち目黒の中での今懸念されていることっていうのは、さきの委員の方たちでいろいろ出てきた。個人情報保護とかそういった観点があるよっていうことをおっしゃっていたのは分かってはいるんですが、これ見ると、すごくバラ色の未来予想的なことしか私のほうには伝わってこなくて、内閣府側の考えるネガティブな情報っていいますか、どういうことがあるのかなっていうことをもし分かれば教えていただきたいなと。自治体の中で懸念していることは分かるんですが、じゃ、内閣府が大きくこうやってばーんって持ってきたところで、その代わりって裏側のことっていうのは何か公表されてるのかななんて思って、伺えればと思います。 ○田中政策企画課長  まず1点目のブラウンフィールド型はどのようなものかということで、ちょっと先ほどもこの資料を基に御説明をしたんですけれども、グリーンフィールド型とブラウンフィールド型、二つの形式があるということで、私もすごい詳しいわけではないので簡単にしか御説明できないんですが、まずグリーンフィールド型というのは、本当に全くの更地、街として何もなかったところから、こういった街をつくっていく、ゼロからつくっていくっていうようなイメージなんだと思います。特に、ちょっとトロントは詳細分からないんですが、中国の雄安っていうところは、特区申請をして、新たに一からつくり出してるようなところですので、まずそういったものがグリーンフィールド型として挙げられると。  じゃ、一方でブラウンフィールド型。さっき荒れ地というような話もありましたが、基本的には既存の町。今回、陳情者目黒はブラウンフィールド型でというようなお話ですので、目黒区、今の街の中にこういうスーパーシティの構想、考え方を取り入れて街を変えていく、その仕組みを変えていくっていうようなものがブラウンフィールド型なのかなというふうに私は認識をしているところでございます。  次に、2点目の、区の課題は分かったというところでございますので、国のほうのネガティブな情報というのは、正直、こちらのほうでも報道等でしか分かりませんので、そういったところはちょっと分かりかねるというところでございます。  以上でございます。 ○河野委員長  岸委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、質疑を終わります。  議事の都合により、暫時休憩いたします。  (休憩) ○河野委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいま議題に供しました陳情2第10号、スーパーシティ推進に関する陳情に関しましては、引き続き調査研究を要するため、閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の挙手をお願いいたします。  〔賛成者挙手〕 ○河野委員長  はい、ありがとうございます。  賛成多数と認め、本陳情につきましては閉会中の継続審査といたします。  以上をもちまして、陳情2第10号、スーパーシティ推進に関する陳情を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、その他でございます。  次回の委員会開催につきましては、7月10日、午前10時からといたします。  以上をもちまして、総合戦略感染症対策等調査特別委員会を散会いたします。  お疲れさまでした。...