目黒区議会 2020-06-22
令和 2年文教・子ども委員会( 6月22日)
令和 2年文教・
子ども委員会( 6月22日)
文教・
子ども委員会
1 日 時 令和2年6月22日(月)
開会 午前 9時58分
散会 午前10時54分
2 場 所 第四
委員会室
3
出席者 委員長 田 島 けんじ 副
委員長 金 井 ひろし
(7名)委 員 青 木 英 太 委 員 佐 藤 ゆたか
委 員 小 林
かなこ 委 員 斉 藤 優 子
委 員 松 田 哲 也
4
欠席者
(0名)
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (2)にまいります。令和元
年度放課後フリークラブの実施結果について。
○千葉
生涯学習課長 それでは、令和元
年度放課後フリークラブの実施結果につきまして、御報告申し上げます。
まず、1の
事業概要でございます。
放課後及び学校休業日に学校
施設等におきまして、
子どもの安全・安心な居場所を
確保するとともに、
地域の人材を活用して様々な体験の機会を提供することにより、
子どもの自主性、創造性、社会性等を養うことを目的として実施いたしました。
続きまして、2、実施状況の(1)ランドセルひろばでございますが、小学校の校庭に管理
運営員を配置し、放課後の
子どもの遊び場を提供する
事業で、区立小学校20校で実施いたしました。
続きまして、(2)
子ども教室でございますが、
教育委員会が委託しました
運営団体が小学校の
施設等を利用しまして、文化活動、スポーツ活動等の体験ができる機会を提供する
事業でございまして、15小学校区で実施いたしました。
(3)実施結果でございますが、恐れ入りますが、おめくりいただきまして2ページを御覧ください。こちらは令和元
年度のランドセルひろば・
子ども教室
事業実施結果でございます。2ページでは、各小学校ごとのランドセルひろばの実施結果でございまして、上段が令和元
年度、下段の括弧は平成30
年度の実績でございます。小学校名の横に番号がついておりますが、19番の東根小学校及び20番の中根小学校の令和元
年度の欄が空欄になっておりますが、こちらは
放課後子ども総合プランモデル
事業のランドセルひろば拡充
事業として移行したためでございます。
一番下の合計欄を御覧ください。令和元
年度の実施日数は2,744日、年間延べ
利用者数は13万9,046人でございました。前
年度より少なくなっている理由といたしましては、先ほど御
説明いたしましたとおり、2校がランドセルひろば拡充となったことや臨時休校により3月の実施が中止となったためでございます。
続きまして、3ページを御覧ください。
こちらは、各小学校区ごとの
子ども教室の実施結果でございます。こちらも上段、下段はランドセルひろばと同じ構成となっております。
一番下の合計覧を御覧ください。令和元
年度は、当初計画回数が1,351回、実施回数が1,333回、参加人数は2万3,342人でございました。当初計画と比べて18回減少しております。また、前
年度と比較しまして、実施回数は75回減少しております。その理由といたしまして、講師の都合や参加者が集まらなかったことで中止となったり、臨時休校の
影響によるものと考えております。
説明は以上でございます。
○
田島委員長 説明が終わりました。
質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 よろしいですか。数字の報告ですからね。
それでは、(2)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(3)
地域の
学習支援団体への
支援事業について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (3)
地域の
学習支援団体への
支援事業について、報告を受けます。
○篠﨑
子育て支援課長 それでは、
地域の
学習支援団体への
支援事業について御
説明いたします。
まず、1の経緯でございますが、放課後の
子どもの居場所の一つとしまして、
地域で
子どもの
学習支援活動を行っている団体が本区の中にも育ってきているというところでございまして、しかしながら、活動場所としての会場使用料などの負担が安定的な活動や実施場所拡大の妨げになっております。こうした課題に
対応するため、3月に
改定しました
目黒区
子ども総合計画におきまして、
地域の
学習支援団体への
支援事業に取り組むことにいたした次第でございます。
次に、2の
支援事業の概要でございますが、(1)の目的は、ただいま申しましたような記載の内容でございまして、(2)の補助対象
事業ですが、
学習や体験
事業を年間を通じて行うものとしてございます。(3)の補助対象団体の主な要件は、記載のとおり、ア、イ、ウのこうした要件を備えている団体としまして、補助対象経費は会場使用料等でございまして、今
年度の予算額は20万円でございます。
今後の予定としましては、区報、ホームページで周知と募集を行い、申請団体と随時相談の上、交付手続等を進めてまいります。
簡単ではございますが、
説明は以上でございます。
○
田島委員長 ただいま
説明が終わりました。
質疑を受けます。
○青木
委員 まず、確認させていただきたいのが、(4)の対象経費について、予算額20万円というのは、全体の予算ということでよろしかったでしょうか。また、その場合、1団体申請する場合、その限度額とかそういったものは決まっているのかというのを伺いたいと思います。
○篠﨑
子育て支援課長 この予算額は、令和2
年度の全体の金額でございます。
それで、基本的には限度額を幾らというふうには決めてございませんが、予算の範囲内で補助するという形でございます。
以上でございます。
○青木
委員 分かりました。
今後こういった
学習支援団体も
支援をする際には、当然こういった
新型コロナウイルスの対策もしながら、アルコールを用意したりとかしていくと思うんですけども、そういった対策費用は、今回この事務消耗品に該当するのかというのを伺いたいです。
○篠﨑
子育て支援課長 当然そうした対策費用も補助対象経費として考えてございます。
○
田島委員長 青木
委員の質疑を終わります。
ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 よろしいですか。
(3)を終わります。
――
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【
報告事項】(4)病後
児保育施設の整備・
運営事業者の募集について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 (4)病後
児保育施設の整備・
運営事業者の募集について。
○藤原
保育計画課長 それでは、資料に沿いまして御
説明申し上げます。
項番1、趣旨でございます。病後児
保育事業につきましては、現在、3
施設、東山一丁目、祐天寺二丁目、八雲三丁目、こちらで実施をしているところでございますけれども、3月に
改定した
目黒区
子ども総合計画、こちらの中で区内5地区に1か所以上ずつの整備、これを目標としてございます。今回は未整備地区を対象として整備を進めるために募集を行うものでございます。
項番2、対象
地域及び整備数でございます。先ほど申し上げた未整備となっている地区、東部地区及び南部地区、こちらを対象
地域に指定して募集をいたします。また、これ以外の
地域での相談や提案があったときには、具体的内容を見まして、区内全体のバランス等を考慮しながら個別に判断していきたいと考えております。
項番3、開設予定時期は、原則として令和3年4月ですが、内装工事の内容であるとか工期であるとか、そういった提案の内容を踏まえまして、協議により適切な時期を設定してまいりたいというふうに考えております。
4、募集条件等ですが、まず(1)
施設種別としましては、病気がもう回復に向かっている回復期であって、
保育園に行けない、まだ集団
保育は無理だというような状況の
児童を一時的に
保育する
施設で、小児科及び内科のある医療機関に付設する
施設を条件といたします。
(2)利用対象となるお子様の年齢は、生後6か月から小学校就学前までという形でございます。
(3)
施設等の主な要件は、資料記載のとおりですが、こちらの内容は、定員4人以上と設定し、その他は基本的に東京都が定めております病後
児保育施設の実施要綱、これに定める内容となってございます。
裏面にまいりまして、(4)職員の配置
基準でございます。記載のとおり、看護師や
保育士の配置を必要とします。
項番5、開設経費と
運営経費に対する補助でございますが、整備費として1,260万円、その他(2)から(5)までは
運営費の補助でございます。この
運営費の補助に関しましては、現在3
施設にお支払いしているものと同内容のものをお示ししております。
なお、整備費と
運営基本費につきましては、新規開発
支援と経営安定化を図る観点から、今
年度より3%から5%、補助の予算を増額してございます。
6に移りまして、募集・選定スケジュール及び選定方法でございます。本日この後公募に入りまして、8月21日金曜日まで提案を受け付け、審査の後、10月の上旬には
事業者を決定してまいりたいと考えております。また、この期間での提案がなかった場合は、再募集をかけることとします。
最後に、選定方法としましては、子育て
支援部内に選定
委員会を設置し、選定作業を行っていくこととなります。
説明は以上でございます。
○
田島委員長 ただいま
説明が終わりました。
質疑を受けます。
○
佐藤委員 1点だけあれなんですが、設置条件なんですが、これって併設されてなければだめだという意味でよろしいんでしょうか。例えば、この条件で既存のところのすぐそばにつくるということでもオーケーなのか、それともすぐ駆けつけられる位置でもいいのか。そうしないと、何かこのスケジュールで見ていくと、
事業者提案受付とか本当にこの条件だと厳しいと思うんですが、その点いかがでしょうか。
○藤原
保育計画課長 先ほどのお尋ねでございますが、すぐにやはり医療の関係、医療の専門家が駆けつけるような状況であるかどうかについては、個別の提案ごとに判断をしていくことになるんですけれども、基本的にやはりすぐ駆けつける状況というのが最も重要と考えておりますので、そちらを重要視して選定してまいるということになります。
以上でございます。
○
田島委員長 よろしいですか。
佐藤委員の質疑を終わります。
ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 よろしいですね。
それでは、(4)を終わります。
報告事項を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
情報提供】(1)事故の発生について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 それでは、
情報提供にまいります。
(1)事故の発生について、
説明を受けます。
○
大塚保育課長 それでは、お手元の資料に従いまして、事故の発生について
情報提供をいたします。
本件につきましては、本日の
企画総務委員会におきまして報告されたものを、事故の発生した
施設を所管する
保育課から
情報提供するものでございます。
それでは、お手元の資料を御覧ください。
1の件名にございますとおり、
目黒区立第三ひもんや
保育園における園児の負傷事故でございます。
発生日時でございますが、令和2年4月2日の午前9時50分頃、場所が
保育園の屋外階段でございます。
相手方でございますけれども、第三ひもんや
保育園に所属しております2歳の園児でございまして、損害ですけれども、上の乳歯の脱臼及び下の乳歯の欠損でございます。
項番6のところにございます事故の発生状況でございますけれども、
保育士1名が園児2名を引率いたしまして園舎から園庭に向けて屋外階段を下っておりました。その際に
保育士がけがをした相手方の
児童に前を見て歩くように声をかけたものの、最後の下から2段目のところから落ちてしまいまして、階段の下に敷いてあった人工芝に顔面を打ちつけてしまいました。位置関係ですけれども、資料の下部にございます現場図で御確認ください。黒い塗り潰しの丸が落下直前の
児童の位置、そこから右下のほうに落下いたしまして、矢印の先のチェックの丸のところが落下直後の
児童の位置でございます。
当日うつ伏せで泣いていた相手方の
児童を
保育士が抱き起こしましたところ、口の中から出血が確認されました。また、止血をして再度、これ
保育園の事務所でございますが、事務所で止血をして再度口の中を確認したところ、上の乳歯2本がぐらついておりまして、また下の乳歯2本が欠落した状態でございました。直ちに
保護者に連絡いたしまして、
保護者と園の看護師が同行し病院を受診した結果、レントゲン検査の結果、永久歯への
影響はございませんでしたが、上の乳歯はボンド固定で全治約3か月程度、下の乳歯につきましては、永久歯への生え変わりまで治療が続く見込みということが分かりました。
項番7、今後の
対応でございますが、本件の事故の処理につきましては、事故処理会議で審議を行います。
また、再発防止策といたしまして、園内の各
保育室から園庭への動線、動く道筋を見直しましたほか、屋外階段の滑り止めの改修を予定しているところでございます。
説明は以上でございます。
○
田島委員長 ただいま
説明がございました。
御質疑ございますか。
○
小林委員 情報提供なので、内容については御
説明いただいたので質疑はないんですけど、これ発生時期が4月2日で、今回状況、報告を受けたのが6月になっていると。ちょっと少し時間が空いたように思うんですが、それはいろいろなもろもろの状況確認をした後に
情報提供ということで時間がかかったのか、
年度替わりだったからなのか、その点の確認ですね。通常は大体翌月の
委員会報告に上がってくると思うんですけど、そこだけ1点確認させてください。
○
大塚保育課長 事故の発生から今回の
委員会への
情報提供まで時間が2か月程度たってしまったところでございますけれども、事故当日の4月2日の午前11時には、私自身が
保育園の園長から既に一報を受けまして、翌4月3日には
保育課長と現場を指導します
保育指導係長で現場の確認も行っているところです。
そこから御報告が遅れたというところでございますけれども、事故処理
委員会のほうにかける案件につきまして、かけるかどうかというところで、乳歯に関する事故であったがために、永久歯への
影響がどうなるかというところの治療の見通し、これ大きな病院に通ってましたので複数回の通院、それに一定の期間を要しましたというところが1点。
もう1点が、こちらの
児童なんですけれども、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、けがで数日休んだ後、そのまま登園自粛という形に入ってしまいましたので、そういったことと重なって、
保護者の方との連絡調整に時間を要しましたため、こういった報告を要するほどの大きなけがだというところで報告ができる状況になったのが本日に至ってしまったという次第でございます。
以上です。
○
田島委員長 小林委員の質疑を終わります。
ほかに。
○
佐藤委員 私は1点だけお聞きしたいんですが、2歳児ということで、まだはっきり言って足元のおぼつかない状態だと思うんですが、
保育士の現場の見取図で見ますと、階段下にいるんですけど、これって本当にこういうさせ方するんでしょうか。
保育士の位置って大丈夫なんですか。
2歳児でしたから、黒丸の子は手すりをつかまりながら降りてくる。もう1人の方は、これでいくと階段の中央を歩いて途中で落ちたというふうに見えるんですが、その点でこの
保育士さんがしっかりとそういう
子どもたちの動作を確認していたのかどうか。分かったら教えてください。
○
大塚保育課長 まず、資料の現場図でございますけれども、同じ
児童が黒丸の位置からチェックの場所、2段下の下段の中央辺りに滑り落ちたという状況でございます。
当日の
保育の体制でございますが、体制上は2名の園児を1名の
保育士で引率するということに関しては、特に問題はないという状況でございましたけれども、また位置取りにつきましても、どちらかというと結果的には止められなかったんですが、上から降りている様子を見るというようなことよりも、階段の下に回って万が一落下した場合に受け止めるということが通常ですので、下にいるということは決して位置として間違っていたものではないというふうに認識しています。
ただ、当日白丸のほうのもう1人の
児童が園庭に行くときに、新入園児ということもあって、かなりぐずっていたという状況がございまして、そちらのほうに神経が向いていたということもあって、結果的に転落するということを防げなかったというふうに認識しております。