目黒区議会 2020-02-14
令和 2年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 2月14日)
令和 2年目黒区
総合戦略等調査特別委員会( 2月14日)
目 黒 区 総 合 戦 略 等 調 査 特 別 委 員 会
1 日 時 令和2年2月14日(金)
開会 午前10時00分
散会 午後 2時00分
2 場 所 第三委員会室
3 出席者 委員長 武 藤 まさひろ 副委員長 西 村 ち ほ
(9名)委 員 小 林 かなこ 委 員 おのせ 康 裕
委 員 川 原 のぶあき 委 員 鴨志田 リ エ
委 員 石 川 恭 子 委 員 かいでん 和 弘
委 員 たぞえ 麻 友
4 欠席者
(0名)
5 出席説明員 鈴 木 副区長 荒 牧
企画経営部長
(23名)田 中
政策企画課長 橋 本
長期計画コミュニティ課長
(
経営改革推進課長)
佐 藤 情報課長 村 田
区有施設プロジェクト部長
松 本
区有施設プロジェクト課長
本 橋 総務部長
大 野 参事(総務課長) 橋
区民生活部長
橋 本
産業経済部長 橿 原 産業経済・
消費生活課長
竹 内 文化・
スポーツ部長 吉 田 文化・交流課長
金 元
スポーツ振興課長 佐 藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長
上 田
健康福祉部長 保 坂
障害福祉課長
長 崎
子育て支援部長 中 澤
都市整備部長
(
街づくり推進部長)
澤 田
土木管理課長 秋 丸 教育次長
今 村
学校ICT課長
6 区議会事務局 児 玉 議事・調査係長
(1名)
7 議 題 長期計画等、大
規模国有地活用、
区有施設見直し等、
生活圏域整備計
画、
地域コミュニティ施策推進、ICT化及び東京2020オリンピ
ック・パラリンピック競技大会に向けた機運醸成・施策全般に関する
調査について
【報告事項】
(1)令和元
年度ケニア共和国との
ホストタウン事業の取組状況について
(資料あり)
(2)
目黒区立中央体育館の
開館記念イベント及び公式練習会場に伴う休
館期間について (資料あり)
(3)第4回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の実施結果について
(資料あり)
【情報提供】
(1)東京2020大会関係車両の通行ルートを示す路面表示及び看板の
設置について (資料あり)
【調 査】
(1)東京都による
キャッシュレスの推進に関するモデル事業「東京ユア
コイン(生活型)」について
【その他】
(1)次回の委員会開催について
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○武藤委員長 おはようございます。
ただいまから、目黒区
総合戦略等調査特別委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、小林委員、石川委員、よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(1)令和元
年度ケニア共和国との
ホストタウン事業の取組状況について
――
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○武藤委員長 それでは早速、報告事項に入ります。
(1)令和元
年度ケニア共和国との
ホストタウン事業の取組状況について、文化・交流課長より説明をお願いいたします。
○吉田文化・交流課長 それでは、令和元
年度ケニア共和国との
ホストタウン事業の取組状況について御報告申し上げます。
平成29年11月7日に、本区は
ケニア共和国大使館と
ホストタウン事業に係る覚書に調印したところでございます。こちらに基づきまして、これまで様々な取組を行ってきたところでございますが、東京2020大会の開催年に当たりまして、本年度中の取組状況について、御報告をするものでございます。
項番1、
継続実施事業でございます。こちらは本年度以前から継続して行っている事業の今年度の実施状況でございます。
(1)
目黒区民まつりへの出展ということでございまして、9月15日に行われました
目黒区民まつり、おまつり広場において、
ケニア共和国大使館がブースを出展いたしております。ケニア文化の紹介をしながら、コーヒーや紅茶等の物産品販売を行ったところでございます。
(2)第4回
目黒シティランへの
ケニア人選手の参加でございます。
こちらは、令和元年11月24日に行われました
目黒シティランにおいて、
ゲストランナーとして、男女1名ずつ
ケニア人選手の出走をお願いし、出走したところでございます。
(3)
ケニア人選手と
緑ヶ丘小学校との交流。
こちらは、
緑ヶ丘小学校が「
世界ともだちプロジェクト」において、ケニアの文化、その他を学んでいるところがございましたので、
ゲストランナーとして出走した選手を翌月曜日に学校にお招きしまして、シティランに参加した選手と一緒に校庭を走るとか、それから一緒に給食を食べるとか、そういったところでコミュニケーションを取ってきたところでございます。
そして(4)、2月2日に行われました第15回
MIFAフェスティバル、こちらでのケニアのブースの出展、そして併せて区が
ホストタウン事業をまとめたパネル等を展示して、ブースを設置いたしました。
項番2、
新規実施事業でございます。
これは今年度新たに取り組んだ事業でございまして、中学生「東京駅伝」大会、こちらは2月12日の文教・
子ども委員会で実施結果について資料配付されているところでございますけれども、こちらの大会へ向けた練習会、そこへ
ケニア人選手が在籍している
私立駿河台大学の駅伝部、こちらにお願いをいたしまして、
ケニア人選手を含む大学駅伝部の指導を受けております。
項番3、今年度中の今後の予定でございます。
この後、先ほど申し上げました
緑ヶ丘小学校での交流の様子や、中学生「東京駅伝」大会の指導の様子、こういったものを、ただいまめぐろ
観光まちづくり協会に委託をしておりまして、そちらのほうで動画作成のための素材の撮影などをいたしております。そういったものを編集いたしまして、
動画コンテンツを作成する予定でございます。この作成された
動画コンテンツを、来年度に向けて、様々な場面で活用していきたいというふうに思っております。
また、区の
ホームページからリンクで飛ばす形を取りまして、観光協会の
ホームページ上にアップをし、広く区民の皆さんに活動状況を知っていただく取組をしていきたいと思っております。
(2)東京2020
大会出場予定選手、こちらがそろそろケニアの中でも決まってきておりますので、そういった選手を大会前に紹介し、身近に応援していただくというようなことや、
ケニア共和国そのものを紹介する小冊子を作成してまいりたいというふうに考えてございます。こちらも来年度の様々な取組の中で配布等をしていきたいというふうに考えてございます。
御報告は以上でございます。
○武藤委員長 報告が終わりましたので、質疑を受けます。
○おのせ委員 今までの取組状況というのはよく分かりました。
来年度4月からが
オリンピック・
パラリンピックに当たっての本番になっていくのですが、そこに対しての
ホストタウン事業は、
ケニア共和国だと思いますけれども、この
ホストタウン事業はどのような推移を持っていくのでしょうか。将来的な展望、いつまでやるのか、とかいうことです。
それと、
ホストタウン事業について、これ予算に入ってしまうからあまり聞かないけれども、来年度の予算規模は幾らぐらいで考えていますか。
3つ目は、一時、ケニアの大使、代理大使、臨時大使だったかな、大変、交流を深くやらせていただいておりましたが、あの国もちょっとなかなか難しい状況もあるみたいで、大使が代わったり、臨時大使になったりという、正式なところが私たちも分からないものですから、この
ホストタウン事業の大使館側の大使は、現状はどなたか、お名前が分かれば、教えていただければと思います。
それと、4番のMIFAの
国際交流フェスティバルで、
ケニア共和国自体もブースを出していましたが、目黒区文化・交流課も出していたと思います。。大変いいブースでした。私、行ったけれども、あれすごくよくて、ボッチャと絡めて、ボッチャの玉を転がすと、ケニアの地図のところにボッチャの玉をやるという、あれはすごくいいと思うんですよ。あれをやっぱりいろんなところで活用して、ケニアのパンフレットなども置いたり、キリンの折り紙もよくできているから、そういった部分ももうちょっと使って広げていったらいいなと。
今は何か特定のところだけになっちゃっていると思うんですね。緑ヶ丘の子どもたちだけだとか。
ともだちプロジェクトで前に靴を集めたり、何だりしたけれども、あれも途中で終わってしまったし、いろいろトラブルがあったんだと思いますが、もうちょっと裾野が広がった形でケニアをお友達にしていただきたいなと思っていますが、来年度に関して、そういう意向があるのでしょうか。様子をお伝えいただければと思います。
○吉田文化・交流課長 御質問に対して、お答えいたします。
まず、本年4月以降の
ホストタウン事業の大きな展開でございますけれども、やはり本年は
オリンピックイヤーということで、予算規模としては250万円ぐらいを計上しておりまして、こちらに関しましては、一番大きな予算規模としては、
ホストタウンハウスという、
ホストタウンを紹介するようなイベントを湾岸の武蔵野大学のキャンパスのほうで開催されるのですが、そこへ出展をして、そこで製作した様々な紹介グッズなどを区のほうに持ち込んで、区の会場、どこかでそういった紹介イベントみたいなことをやろうというふうに考えてございます。
これは、予算は目黒区の予算の分と、それから大使館側というか、ケニアの国側が持っていただく部分とが今後出てくるかなというふうに思っていますので、総額が250万円ということではございません。
継続して行われている事業、例えばシティランへの
ケニア人選手の参加であるとか、その後の小学校との交流であるとか、そういったものについては
ケニア人選手の都合もあるので、今、確定的なことは申し上げられませんけれども、引き続き行っていくような形での交渉をして、続けていきたいなというふうに思っております。
お褒めいただいたボッチャなども、実際すごく、アフリカ大陸のいろんな国も併せて知ることができて、楽しくできたなというふうに思っていますので、様々な場面で活用していきたいと思ってございます。
それから、今年度のケニア大使のお名前ですが、ちょっと今、代わられたという情報が入っておりまして、まだお会いして御挨拶ができていないので、今この時点では、お名前を紹介することはできません。申し訳ありません。という状況でございます。ただ、大使館とは、主に日本人のスタッフの方とはすごく頻繁にやり取りをしておりまして、つい先日も係長がお会いして、お話をしておりますので、大使館との関係はきちんとつないでやっているところでございます。
御質問に対する回答は、以上になります。
○武藤委員長 この
ホストタウン事業の時期的なもの、今後の将来的なものに対しての、答弁が抜けているのですが。
○吉田文化・交流課長 申し訳ありません。
一つ一つの事業をいつまでやるかということは、今の時点でちょっと御説明することがなかなか難しいのですが、レガシーとして残していくということが
オリンピックの考え方の基本にございますので、この
ホストタウンとの関係は、引き続き継続していきたいと考えてございます。
大使館とも相談をして、できることを長く続けていく、ということをやっていきたいなと考えてございます。
以上でございます。
○武藤委員長 おのせ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○川原委員 さきの委員もおっしゃられていましたけれども、今まで継続的に続けてきたもの、また今後のこともありますけれども、やっぱりどうしても、我々もそうですけれども、一部の団体とか区民の部分でしか、まだケニアとの
ホストタウン事業をやっているというのを知らないんじゃないかなというふうに感じているところがありまして、今、西口の
カウントダウンブースにも置いてはいただいておりますけれども、やっぱりもう少し広がりが必要なのかなと思って、今後の事業の流れは、
動画コンテンツを作っていらっしゃるので、そういうのをリンクで
ホームページから見られるようになれば、多くの方の目にも触れるかなと思いますけれども、やはり何か身近に感じてもらうには、やっぱりケニアという国の様々、物産だとか、ああいったものとのコラボというのが必要なのかなというふうに感じていまして、この間のMIFAの、私も行かせていただいたときに、ブースでワインを売っていまして、買って帰ったんです。ケニア産のワインもすごくおいしいんだなと感じたところでございますけれども、コーヒーとか、ワインとか、そういう何か食を通じてケニアという国を知るということも、やはり区民の、スポーツだけではなくて、醍醐味になってくるのかなというふうに考えていますので、そのあたりの今後の、先ほどの
ホストタウンハウスの中ではそういったことも考えられるのかもしれませんけれども、いわゆるもうちょっと区民の広がりを、この
ホストタウン事業をやっているという広がりを進めるための何か事業というのを検討されているかどうか、というのをお聞きしたいと思います。
以上です。
○吉田文化・交流課長 まさに御指摘の点が一番工夫が必要だなと思っているところでございまして、合宿地が目黒区にあるとか、それから練習会場が目黒区にあるとかという状況ではない中で、どうしても、いわゆる一般の
ホストタウンというイメージだと、「選手
団がいらっしゃいました、お迎えしましょう」みたいな形の大きなイベントごとというのはなかなかやりにくいところがありますので、大会期間中、大会終了後あたりに、大使館の方とも相談しながら、メダリストが区役所のほうに例えば来るということができないかというような交渉は今進めているところですが、なかなかそこまでの確定ができないところがございまして、調整中というところでございます。
そうなると、我々の活動をどうやって区民の皆さんに知っていただくかとか、ケニアのことをどうやって知っていただくかというところに工夫が必要になってくるということは、我々も同じように考えているところでございまして、
動画コンテンツの作成などは、そのような視点から行おうとしているものでございます。
また、民間の企業でありますとか、様々な魅力的なコンテンツを用意しようと思っておりまして、今交渉をしているところもございます。
ケニアは、一つ、バラがとても有名です。バラも一つ面白いかなと思っています。そういったもので、目黒区に合うんじゃないかなと思っているので、何かそういうところも広めていって、広い範囲の方々に関心を持っていただければなと思っているところです。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
川原委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○鴨志田委員 今後の予定の中で、
動画コンテンツを作成して活用していくと。観光協会にもリンクを張るということで、そのとき、小冊子を作成して配布するというんですけれども、今ネット時代ですので、小冊子の中身も区の
ホームページに載せて、さきの委員が言ったように、裾野を広げるということが大事じゃないかなということが1点。小冊子だと限りがあるんじゃないかということが1点。
あと今後、目黒区のイベントというと、商工まつりがあるんですけれども、この辺は何か考えていらっしゃるか、が2点目。
以上、お伺いいたします。
○吉田文化・交流課長 御指摘のとおり、目黒区の
ホームページにおきましても、今、紹介はしておりますけれども、そういったところにも力を入れていきたいと思います。
小冊子に関しましては、今回、先ほどおのせ委員からも御紹介いただきましたけれども、チラシでお作りしたキリンの折り紙が好評で、ちょっと持っていっていただく機会が多いなということを感じておりまして、その辺も第2弾的に、先ほどバラと言いましたけれども、バラの折り紙とか、ほかの動物の折り紙などを少しアトラクション的に入れたりして、お子さんと御両親とが手に取って持って帰ったりすることができるような仕掛けを考えているところでございます。幅広く周知してまいりたいと思っています。
商工まつりについては、今、具体的に打合せをしているとかということはございませんが、これから調整してまいりたいと思います。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 まず1点目、お聞きしたいのが、今回、動画と小冊子を作るということですが、この動画の委託費と、それから小冊子については発行部数を教えてください。
2点目、動画を先ほどいろいろなところに使っていくという御説明がありました。その中で、武蔵野大学にそういう
ホストタウンハウスですか、を作ってとか、そういう御説明があったんですけれども、いろいろなところで、ほかにどういうところを想定されているか、もし決まっているものがあれば教えてください。
3点目、これが一番聞きたいんですけれども、結局、この動画を作って何をしたいのかというところが、私はいまいち理解できていなくて、
ケニア共和国の
ホストタウンで目黒区はいろいろなことをやっていますということを見る人に伝えて、その見た人に何をしてほしいのかというところ、展開法を今考えているものがあれば教えてください。
例えば私も前職時代、まさにそういう
シティプロモーションだとか、そういうので動画を作っている自治体に多数行ってきたんですけれども、正直作っただけで葬られている動画をもう限りなく見てきたという感じで、それが例えば移住・定住の動画とか、そういうことであれば、見た人にその都市に移り住んでもらいたいとか、そういう目的がはっきりしていると思うんですけれども、今回この
ホストタウンの動画を作って、見た人に、何でしょう、
オリンピックにちょっと興味を持ってもらいたいだとか、あるいはケニアに行ってもらいたいだとか、何か、どういう意図でこれを作るのか。結局、作りっ放しにならないかというのが、非常に懸念されるところだと思うんですけれども、今後の、どういう目的でこれを作っているのか、教えてください。
ちょっと散らかってしまいましたが、以上です。
○吉田文化・交流課長 まず、1つ目の動画の作成経費でございますけれども、今、動画そのものの作成経費と、それから
ホームページ上の展開するための経費で、
ホームページ上の展開するところの経費の金額がまだ未確定な部分があるのですけれども、概算で五、六十万円ぐらいの総合的な経費になろうかなという見込みで見ております。
それから、小冊子の印刷部数も、今、印刷会社と予算的なすり合わせをしているので、その金額で何部つくれるかというところですけれども、今4,000部という数字が調整の中では出てきています。そこも印刷部数は上下する可能性がございます。
それから、
動画コンテンツの活用目的というか、何を目的にそういったものを作るのかというところですけれど、まずはこの
ホストタウン事業の一番の目玉であります、要するにケニアという国を身近に感じてもらいたいというところが一つあります。なぜそういった活動をするのかというと、多文化共生の取組を我々は課として行っている、区としても行っているというところでございまして、やはり大きく文化圏が違うアフリカの特定の国とせっかく
ホストタウンの関係を作れたわけですから、それをきっかけにして、多文化共生に対する理解というのを深めていくというのが大きな目的の一つにございます。
そのときに、何で動画なのというところがあると思うんですけれども、今まで我々、地道な活動で、あまり多くの区民の方が影響されるという活動ではなかったのですけれども、子どもたちとの関係を見ていくと、その場面、場面では、皆さんに紹介したような子どもたちの表情であるとか、走る選手たちと中学生との、先頭を引っ張って走ってくれるんですけれど、そうすると、中学生が気持ちが折れそうになるところで、ファイト、ファイトというふうに声をかけている様子とか、そういうものを見ていただきたいなと思っていて、メインは、ちょっと
ドキュメント調に作ろうと思っています。
ですので、子どもたちや選手のインタビューなどを中心に、どういうきっかけで日本に来たんですかとか、今どんな暮らしの仕方をしていますかという質問とか、中学生に対しては、指導を受けてどんなふうに思ったかとか、そういった話を聞きながら、我々が感じて、ああ、交流が深まっているなという様子を紹介して、広く区民の皆さんと共有したいという、そういう思いで作るものでございます。
ちょっと熱くなってしまって、済みません。以上でございます。
○かいでん委員 ありがとうございました。
まず1点目、小冊子4,000部ということですけれども、これはどこに配るものなのか。例えば教育現場で配付したりとか、そういうような活用方法を考えていらっしゃるのか。これが1点目。
2点目、先ほど、もしかしてちょっと御答弁いただけなかったかも分からないんですけれども、いろいろな活用方法で、ですから武蔵野大学のほかに何か考えているものがもしあれば、もう一度お聞かせください。
3点目、ありがとうございました。ただ、やっぱり腹落ちしていなくて、例えば先頭を引っ張って走ってもらって、ファイト、ファイトと、とても熱いのは分かるんですけれども、それは別にケニア人の方じゃなくてもいいわけで、それを区民の方が共有して何になるんだろうと。
ですから、多文化共生とか、あるいは多文化を理解してもらうということであれば、動画を作るんだったら、例えばケニアのもうちょっと文化や現地の風景だとか、そういうのを紹介したり、あるいはケニアの方に見ていただくように、例えば字幕をつけて、日本でこんなことをやっていますと、ケニアの方を受け入れる態勢を目黒区で整えていますというようなことをお知らせするだとか、そういうことなら分かるんですけれども、あくまで子どもたちと触れ合って、それでよかったで、記録用で何か終わってしまうような気がしていて、それで本当に多文化共生、多文化理解につながるんでしょうかということ、まだちょっと分からないんですけれども、改めて、いかがでしょうか。
○吉田文化・交流課長 どこに配るかというところですけれども、印刷部数を見まして、あと一つ、今一番考えているのは、そういった
ホストタウンの活動をする、あるいは出展をする、そういう場面で手に取っていただくとか、今は区役所の西口のところに置いてございますけれども、一般の区民の方が、興味関心がなかった方が、ちょっと手に取っていただきたいような表紙であるとか、そういったもので行っていこうと思っています。
それで、動画のその他の活用の場面ですけれども、
ホストタウンハウスで展開するものは、ケニアのもちろん国の紹介とか、そういったものは大使館側が用意できますので、そういったものも活用していきたいというふうに考えていますし、それから、これからの
オリンピックイベントや聖火リレーイベントなどの場面でも、もしかしたら活用することができるのかなというふうに考えてございます。
多文化共生のお話を頂きました。多文化共生は、本当に難しい課題ではございますが、視点としては、目黒区に、あるいは我々の身近に文化圏の違う人たちが住んでいるんですよと。その人たちと、どうやって手を携えていくかというところなので、まさに中学生とケニアから留学で来られた選手だったり、そういった方々とは、日本に住んでいるケニアの方々との交流というのが、多文化共生の理解を深めるためには重要じゃないかなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○かいでん委員 ありがとうございました。
最後の多文化共生については、なるほど、そうかもなと思えてきました。
ただ、やっぱり動画だとか、小冊子だとか、そういうものを手に取っていただいた方に、結局、じゃ、どういう行動をしてもらいたいのか。理解してもらうだけでいいのか。理解といいますか、そこで興味関心を持っていただくという今御答弁がありましたけれども、興味関心を持ってもらうための動画だとか小冊子を作成して、やっぱりそれで何になるんだろうかと。
それこそ、これほど情報があふれている今、この現代社会において、結局そういうものを作っても一過性で、ああ、面白かった、何か興味深かったで、それで終わりで、1週間後にはもう記憶に残っていないと。結局何かそういうことになりがちなもので、動画だとか、小冊子だとか、そういうものを作る以上は、何かそこからやっぱり、区民の方に興味関心を持ってもらうだけではなくて、さらにもう一歩、何か行動を起こしてもらうだとか、もうちょっと例えば調べてみようだとか、何かそういうようなアクションを起こしてもらえるようなものじゃないと、あまり意味が薄いんじゃないかなと思うんですけれども、済みません、いかがでしょうか。
○竹内文化・
スポーツ部長 ただいま、かいでん委員からいろいろ御意見を頂きました。理解してもらうだけでいいのかというような御指摘もございましたが、多文化共生については、本当に大きな課題であるというふうに私ども認識しております。
まず、その第一歩として、例えば報道等で流れてきたり、ニュースで見たりするケニアとはまた違って、やはり目黒区で
ホストタウンという御縁があり、そこで目黒区の中学生たち、あるいはほかの方たちと交流をしているところを身近に感じるということが、ほかで入ってくるものとはやっぱりちょっと、もっと身近に感じてもらえる、その第一歩になるのではないかと思っております。
確かに、かいでん委員御指摘のとおり、動画、小冊子を作って、その後どうするんだと、本当にそれは大きな課題であると思っておりますが、
ホストタウン事業は、決して
オリンピックで終わりになるものではなくて、レガシーという言葉もあるように、これから、せっかくこの御縁をどういう形でつないでいくのか、そしてそれをつないでいくことによって、区民の皆さんに本当に、多文化共生という言葉というよりは、具体的に、ほかの国の文化を理解し、一緒に目黒区をつくっていくとか、そういう気持ちになってもらえるように、一つ一つ、私どもも努力していきたいと思っておりますので、ただいまの御意見はちゃんと踏まえて、これから取り組んでまいりたいと思っております。
以上でございます。
○かいでん委員 ありがとうございました。
最後に1点、要望だけ。今、
ホストタウンはまさに
オリンピックで終わるわけじゃなくて、その後も続きますということで、小冊子は4,000部という限りが、刷り増ししない限りはあると思うんですけれども、動画については今後、何度でも見られる、いつまでも見られるものですから、ぜひ動画の内容を、
オリンピック、もちろんそれがメインになるのは当然なんですけれども、そこだけじゃなくて、
オリンピックが終わった後に見ても、ケニアと目黒区はこんなつながりなんだとか、そういうことが改めて何年も何年も分かるような内容にしていっていただきたいなと要望させていただきます。
以上です。
○武藤委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかに。
○たぞえ委員 ちょっといろいろ考えながら聞いていたんですけれども、最初は目黒とケニアのつながりは何なのかなとか、やっぱり何でケニアなんだろうというところには、疑問を払拭できていないんですけれども、やっぱり覚書を調印したというのは、目黒区がやりたいという気持ちもありますけれど、ケニアのほうからも目黒区と交流していきたいという気持ちがあったから、覚書が締結できたんだと思って、それを御縁だと今解釈しています。
やっぱりオリパラがあるから、この
ホストタウン事業があって、ケニアとつながりができて、でもこれってまだ幕開けですよね。ただ、今後の見通しの答弁がちょっとふわっとしたところだったのは、やっぱり文化事業はどうしても予算が逼迫してきたときに削られかねないところだと思っていて、だから逆に、続けていってほしいと思うのであれば、議会側からもやっぱりこれを続けていってほしいというのを言っていくところだと、今聞いていて感じました。
動画についても、ケニアの紹介というと、ずっとやっぱり私みたいに、何でケニアなのといったところはあると思うんですけれども、交流というのはすごくて、やっぱり直接会ったことがあるとか、あとは直接会ったことの気持ちをインタビューされて答えるとかだと、どんどん自分の中に腹落ちしてきます。理屈抜きで、あのとき会って握手したみたいな、そういったことが少しずつ増えれば、いつの間にか多分、目黒とケニアは仲がいいんだよねと。それこそ10年後、20年後の議会の中で、何か答弁で経緯とか話されるときに、あのとき覚書を締結しましたみたいな話に多分なるので、ちょっと今はいろんな意見があるかと思うんですけれども、進めていっていただきたいと思っています。
ちょっと質問があまりなくて申し訳ないんですけれども、そういった今は始まりという段階でよろしいのでしょうか。
○吉田文化・交流課長 まさに委員おっしゃるとおりで、大使館はずっと目黒区に、よほどのことがない限りございますし、区内にはアフリカの大使館が多くございますので、これをきっかけに多文化共生につなげて、大会のレガシーとして残していきたいと考えてございます。
以上でございます。
○武藤委員長 たぞえ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○小林委員 1点だけお伺いしたいんですけれども、この後の報告にもあります中央体育館リニューアル記念のフェスティバル、このフェスティバルの中で、例えばこのケニアの
ホストタウン事業をやっているということを紹介するといった時間だとか、ブースだとか、そういったことは文化・交流課として検討されたのか。そういうのも、せっかくの機会なので、それこそ
オリンピックの練習会場になりますし、せっかく
ホストタウン事業も盛り上がってきているところなので、こういったことを紹介する場所というのでは、とてもいい機会かなと思うのですが、その辺、どのような感じか、お伺いできればと思います。
○吉田文化・交流課長
動画コンテンツ、小冊子の上がり具合とかそういったタイミングもございますけれども、検討してまいりたいというふうに思います。
○小林委員 そうしたら、例えば小冊子が間に合わなかったら、先ほど来からお話が出ていましたけれども、キリンの折り紙のことだとか、あとケニアはコーヒーもおいしいですし、私たちも
ホストタウンの覚書のときに頂きましたけれども、そういった多くの人が体験できるような、せっかくのこの
ホストタウン事業をより多くの人に知っていただいて、種まきをするというか、それこそ多文化共生については、まず知ってもらって、触れてもらって、そこから体感した感動とかが、どんどんその理解につながっていくものだと思うので、そういった本当にいろんな機会、この
オリンピック、これから様々なことがありますので、そういったことをうまく利用して、この
ホストタウン事業の周知に努めていっていただきたいと思いますが、最後、その点いかがでしょうか。
○吉田文化・交流課長 頂いた御意見を踏まえまして、調整してまいりたいというふうに考えてございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
小林委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(1)令和元
年度ケニア共和国との
ホストタウン事業の取組状況についてを終わります。
――
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【報告事項】(2)
目黒区立中央体育館の
開館記念イベント及び公式練習会場に伴う休館期間について
――
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○武藤委員長 次に、(2)
目黒区立中央体育館の
開館記念イベント及び公式練習会場に伴う休館期間について、
スポーツ振興課長より説明をお願いいたします。
○金元
スポーツ振興課長 それでは私から、
目黒区立中央体育館の
開館記念イベント及び公式練習会場に伴う休館期間について、御報告させていただきます。
資料を御覧ください。
平成30年7月から大規模改修を行ってきた中央体育館でございますが、昨年12月27日に引渡しを受け、本年1月15日に工事完了式を執り行ったところでございます。委員長、副委員長をはじめ、本委員会の委員の皆様には御臨席を賜りまして、誠にありがとうございました。
現在、令和2年4月の開館に向け準備を進めておりまして、開館前に記念イベントを実施するため、本日、その概要について御報告するものでございます。
また、東京2020大会のテコンドーの公式練習会場となっておりまして、大会組織委員会と協議を進めておりましたが、このたび、練習会場としての使用に伴い、休館となる期間が決定したため、併せて御報告させていただくものでございます。
1のリニューアル記念スポーツフェスティバルの概要についてでございます。
日時、会場、主催については記載のとおりでございます。
目的といたしましては、リニューアルオープンを記念し、より安全で快適な施設となったことを多くの方に知っていただき、利用促進につなげるとともに、テコンドー競技の紹介を通じて、東京2020大会の機運醸成を図るものでございます。
周知につきましては、めぐろスポーツニュース2月号や
ホームページへの掲載に加えまして、各住区センターや小中学校等へチラシの配付を行います。
主なプログラムについて御説明いたします。
開会式では、アトラクションとして、バトンとテコンドーのアトラクションを予定しております。
開会式の後には、テコンドー体験教室を実施いたします。
そのほか、ビームライフル体験会、バドミントン体験教室、東京五輪音頭教室などを実施いたします。
おめくりいただいて、2枚目のチラシを御覧いただけますでしょうか。
開会式では、スペシャルゲストとして、2012ロンドン
オリンピックのバドミントンの銀メダリストである藤井瑞希さんを招きし、
オリンピックへの思いや、東京2020大会に期待することなどについてお言葉を頂きたいと考えております。
事前申込プログラムといたしましては、下のピンクの囲った部分ですが、テコンドー、バドミントン、五輪音頭の教室、ビームライフルの体験会、ミライトワなど公式キャラクターとの記念撮影となってございます。
そのほか、裏面に記載をしておりますが、当日参加できるプログラムとして、格技場で行うリズム体操、弓道やエアーライフルのデモンストレーションの見学等を予定しております。
1枚目のかがみの資料にお戻りいただきまして、2のテコンドーの公式練習会場に伴う休館期間でございます。
記載のとおり、令和2年6月26日金曜日から同年9月15日火曜日までを休館といたします。この期間中は、管理事務所を除いて、全館の使用ができなくなります。
本日は休館期間の御報告でございまして、この期間中の詳細な使用方法につきましては、現在、大会組織委員会との協定の締結に向け、協議中でございます。今後、協定に向け、手続を進めてまいります。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○おのせ委員 こちらの委員会では、工事完了確認をしました。工事完了を確認しましたが、伺ったときにいろいろと御指摘をした部分もあります。前から、竣工の計画の段階から言ってきたことは、ここの体育館を使っている区内の各スポーツ団体に対して、丁寧に説明をして、丁寧に相談をしながら作っていってくださいねというお話をしました。それがあまりうまくいっていなかったようです。
この間、各種団体に対して、工事完了確認の後に希望として申し上げましたが、このお披露目の前に、竣工式の前だったか、このスポーツフェスティバルの前に、とにかく今使っている団体にもう一度再確認をし、要望を受け、改善できるところは改善してくださいというお願いをしてあります。それに対して、何か今のところで、この間、月末ぐらいに行っているかと思いますが、各種団体が。そこに対してどのような反応があったのか、これが1点目です。
2点目は、このスポーツフェスティバルはいいと思います、やっていただいて。それこそ、さっきのケニアも頑張ってここに入れていただければなと思って、コーヒーを出したり、いろいろなことをしてくれればいいなと思っていますが、その後、今度は6月から使えなくなるということも含めて、お知らせをしていかなきゃいけないし、逆にまた、いろんな団体にも御迷惑をかけるわけで、そこに配慮していった丁寧な説明が必要になってくると思います。それについて、どのように計画をしているのでしょうか。
以上です。
○金元
スポーツ振興課長 おのせ委員の2点にわたる御質問に、順次お答え申し上げます。
まず、1点目なんですが、工事完了式でも様々御指摘を頂いたところでございます。そちらを踏まえまして、また先般、おのせ委員からも御指摘を頂いて、そして、フェスティバルまでに体育協会加盟の団体等に内覧という形でという言葉も頂きましたので、1月29日に内覧会を開催したところでございます。体育協会加盟の全ての協会・連盟に対して御案内をしまして、当日は二十数名の方に参加をいただいたところでございます。
バリアフリーに配慮した、また照明、内装等もかなり改善しましたので、そういった意味では、安全で快適な施設になったというお言葉も頂いたところでございますが、一方で、御指摘にありましたように、幾つか気になる点があるということでの御指摘も頂いたところでございます。
御指摘を頂いた団体との調整を、これから4月開館に向けて、できることを施設課ともよく連携しながら、改善を図ってまいりたいと考えてございます。
それから、休館期間等についての御指摘でございますが、3月に、日にちはまだ決定していないのですが、全ての体育協会加盟の協会・連盟の団体に対して、説明会というのを中央体育館で開催する予定でございまして、そのときに、これからの使い勝手と併せて、休館期間、こういう形で使えなくなりましたこともきちんとお伝えをしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○おのせ委員 体育館関係のいろいろな手続については、御理解いただいているということで、そういうふうに進めていっていただいて、あくまでこれは区民のための体育館ですから、テコンドーの練習会場というのはIOCが決めたことであって、それはレガシーになるかもしれませんが、そこから先、区民のやはり健康増進のために使っていくというのが前提ですので、その視点はしっかりと守っていっていただきたいと思います。
このスポーツフェスティバルに戻りますが、年に1回、スポーツフェスティバルをやっていますけれども、これとは別に、リニューアル記念のスポーツフェスティバルをここでやって、いつも開催している通常開催のものは別という感覚でよろしいでしょうか。これが1点目です。
2点目は、これは事前申込プログラムになっていますから、事前申込みは裏にあって、申込み方法も細かく書いてあるし、定員が決まっています。抽せんで。この抽せんが終わってしまって、この人たちしか、逆に言うと、ここに来ても意味がなくなっちゃうような部分が見受けられるんです。デモンストレーションはみんなで見られるのかもしれません。それ以外のものというのは結構、事前申込制であって、ここに定員抽せんと書いてある人数を合計していった数しか楽しめないのかなと思っています。それ以外のところで楽しめるところは、PRコーナーとかだけなのかなと思いますが、この辺は、行った人が誰でも通過して楽しめるようなものというのはあるのでしょうか。
それと、ごめんなさい、これは個人的なことですけれども、ミライトワとソメイティは、抱くお人形があるじゃないですか。ではなくて、等身大の、いわゆるキャラクターが来るということでしょうか。これはエントランスホールでの撮影になっていますけれども、30人という限定なのですか。もっと来たら、これこそみんな時間の中ではできませんかね。中に入っている人のことを考えるとね。1人1分なんですよ。1人1分で、そんなにうまくいかないと思うのよ。その辺、どうでしょうか。ちょっとごめん、細かくて。
○金元
スポーツ振興課長 おのせ委員の3点の御質問にお答えさせていただきます。
まず、今回のスポーツフェスティバルですが、こちらは中央体育館の開館を記念した唯一のフェスティバルということでございまして、それ以外に毎年、体育の日、今度はスポーツの日に変わりますが、に実施しているめぐろスポーツまつり、こちらについては令和2年度も予定どおり開催する予定でございます。スポーツの日が変わりますが、時期としては、同じような時期で考えているところでございます。
それから、抽せん申込み以外のアトラクションについてのお尋ねでございます。
先ほどちょっと御説明の中でも触れさせていただきましたが、チラシの裏面を御覧いただけますでしょうか。上からまいりますと、弓道場の実射デモンストレーション見学、弓道で弓を射っているところを見るというのは、なかなかない経験かなというふうに、これはどなたでも御覧いただけるような形で考えてございます。
それから、第2格技場、こちらは板張りのお部屋になりますが、トレーニング室のショートレッスンの体験ですとか、あとは第1格技場、こちらは畳張りになりますが、親子リズム体操、あとシニアリズム健康体操なども予定しております。こちらもどなたでも参加いただける予定でございます。
もう一つ、
パラリンピックの御紹介ということで、競技場のほうで、半面を使うのですが、ボッチャ、ゴールボール、ゴールボールというのは目の見えない方が行うようなサッカーの競技でございます。それから、車椅子バスケットボールの体験ができたり、あとスポーツ義足を実際につけてみるというような体験もできる予定でございます。
それから、エアーライフル場でも射撃のデモンストレーションを御覧いただくことができます。
その他、ミライトワ、ソメイティに関してですが、こちらについては一応、30組というふうに言ってはいるんですけれども、時間の中で可能な限りで、いらっしゃる方も撮影していただければと考えてございます。ただ、ミライトワ、ソメイティは、夢を壊してはあれですが、時間が限られてしまっていますので、その中でできる範囲でという形にはなってしまいます。等身大の可愛らしい動きをしてくれると思います。
以上でございます。
○武藤委員長 おのせ委員の質疑を終わります。
ほかに質疑はございますか。
○鴨志田委員 このフェスティバルのほうは、盛りだくさんというか、いろんな企画をなされて、すごく充実した内容かなと思っております。
その中で、駐輪場にはキッチンカー、屋台等と書いてあるんですけれども、大勢の方が集まる中で、キッチンカーで何か食べたり、何か飲んだりというのは、イベント的な中でいいかなと思うんですけれども、キッチンカーや屋台を選ぶ方法、選定基準、どうやって選んだか。これを1点お伺いします。
以上です。
○金元
スポーツ振興課長 今回のイベントは、これだけの大きなイベントですので、事業について委託をしております。
キッチンカー、屋台については、近くになかなか飲食店もそう多くはありませんので、軽食をということで、今そのイベント会社とも調整しているところでございまして、具体的にどういうお店が出るかというのは、今、調整中でございます。
以上です。
○鴨志田委員 イベントは委託しているということは分かりました。
ただ、やっぱり飲食となると、保健所関係とか、何かあれば委託先の責任というよりも、区の責任になってしまうので、その辺はきっちり、どういう選定方法で、どういうところが選ばれたかということを、区の担当課が確認して、責任を取らせる体制が必要じゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○金元
スポーツ振興課長 52年ぶりにリニューアルする中央体育館の開館イベントでございますので、そういった事故等はあってはならないものというふうに考えております。委員の御指摘を踏まえて、きちんと調整してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかに。
○川原委員
オリンピック・
パラリンピックの成功は、やっぱりパラスポーツの振興もしっかりしていかなければいけないということで、今回もこのイベントの中には、10時半から12時半ということでありますけれども、これからニュース等も出される予定ですが、いわゆる障害者団体の皆さんにもお声がけをして、たくさんの方に参加いただけるような工夫はされているかどうか、1点確認したいということが一つ。
あと、バドミントンの体験教室で、こんなことができるかどうか、ちょっとあれなんですけれど、NTT東日本のバドミントン部が来るということが書かれておりまして、桃田選手が東日本に所属をされています。眼窩底骨折ということで、復帰にはなかなか時間がかかるということですけれども、やっぱり頑張ってほしいなというところで、せっかくお越しなので、御本人は来ないと思いますけれども、何か桃田選手を激励するようなPRを体育館に貼ってあげたらいいんじゃないかなと考えておるんですが、その辺は難しいでしょうか。確認でございますが、お願いしたいと思います。
○金元
スポーツ振興課長 それでは、川原委員の2点の御質問にお答え申し上げます。
まず、1点目の障害者団体へのお声かけについてでございますが、こちらは一応、フェスティバルの御案内ということで、福祉工房をはじめ、区内の障害者施設に御案内を出して、そして一緒に楽しみましょうということで、御案内をさせていただきたいというふうに考えております。
それから2点目、NTT東日本の選手がいらっしゃるということで、御指摘のように、桃田選手が所属しているチームでございます。当初は、もしかしたらということもあったのですが、なかなか今のこういった状況で、難しいということでございますが、委員の御指摘も踏まえて、どういうことができるか、ちょっと検討してみたいと思います。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
川原委員の質疑を終わります。
ほかに。
○たぞえ委員 ちょっと細かい点と、あと今までの質問と重なるところがあるんですけれども、やっぱり事前申込みプログラムとあると、私も申し込んでいないから行かないみたいな気持ちが働くかなと思っています。
やっぱり皆さんに広く見ていただけるというと、この開会式のアトラクションとかになるのかなと思うんですけれど、感覚的にでもいいんですけれども、9時半から開会式というのは、私も来賓で呼んでいただくことが多いので、その時間帯が常だというのは大体分かってはいるんですけれど、一般の方にとって、9時半というのはどうなんでしょうか、というのが1点目で、開会式が一番先に来なきゃいけないという気持ちも分かるんですけれども、開会する日だったらいいんじゃないかなと。やっぱり多くの人に見てもらいたいと思うので、ちょっとそのあたり、考え方を伺いたいと思います。
あともう一つが、先ほど、キッチンカー、屋台等の選定基準についての質疑がありましたけれども、私も主催者が目黒区となっているので、目黒区が直接やり取りしているのかなと勘違いをしていたので、ここのキッチンカー、屋台等の出店料、多分、来ていただくというところもあるかと思うんですけれども、実際には多分、利益が出ると思うので、幾らか出店されるキッチンカーさん、屋台さんに、駐輪場での使用ということでお金を頂戴するのかどうか。
以上です。
○金元
スポーツ振興課長 たぞえ委員の3点にわたる御質問にお答え申し上げます。
まず、事前申込プログラムでございますけれども、確かに事前申込ということで、人数は限らせていただいているんですけれども、当日の状況で、可能であれば受入れをできればというふうに考えております。
テコンドーですとか、こういった競技ですと、なかなか大勢でというのは、ある程度、人数は絞られてしまうという面もあると思いますが、それ以外のものですと、例えばビームライフル体験ですとかは、広くしていただきたいというような思いも協会にはございますので、そういった面で、可能な限り受け入れてまいりたいというふうに考えております。
それから、開会式の時間の考え方でございます。確かに委員おっしゃるように、朝9時半というのは、ちょっとなかなか早くて、皆さん集まりにくいというような状況もあるかなと思うのですが、今回は、中央体育館をできるだけ多くの方に長い時間見ていただきたいということで、実は館内の案内等のプログラムも入っておりますので、多くの方に1日、長く中央体育館を見て楽しんでいただきたいということで、この時間に設定したものでございます。
それから、3点目の出店料に関しては、先ほど委託しているという話を申し上げましたが、委託料の中で、委託会社と出店者の中での契約という形になりますので、区がそこに出店料を頂いてということは、今のところ考えてございません。
以上でございます。
○たぞえ委員 今回については、開会式の時間がここに決まっているので、これ以上とやかくは言わないんですけれども、考え方としてお聞きしたいのは、私もイベントとかいろいろやるので分かるんですけれど、主催者の考えと、実際の一般の方の行動というのは、なかなか変わらなくて、だから、こちらからすると、何で来てくれないんだろうと思うんですけれども、実際にいろんな人から聞くと、例えば時間が長いとか、あと場所が悪いとか、いろいろイベントは来る人の都合に委ねられているところがあるので、こちらがこうしたいというよりは、多くの人が来られるときにどんな、誰でも見られるイベントがあったらいいのかという考え方を今後していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうかというのが、まず1点。
あと、キッチンカーと屋台のことは、委託している先でのやり取りだということではあるんですけれども、そこはきちんと報告を受けてほしくて、例えば相場以上に取っていないかであるとか、その辺はきちんと把握をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
以上です。
○金元
スポーツ振興課長 まず、開会式の考え方についての再度のお尋ねでございます。
委員おっしゃるように、確かに集まりやすい時間、区の都合だけで決めてしまっているような面も確かにあろうかと思いますので、集まりやすい時間、何も開会式から始まらなければいけないというわけではなくて、そうやっていないイベントも、実際に地域のイベントでもございますので、御意見も参考にしながら、今後の在り方を検討してみたいというふうに考えております。
それから、出店料の関係ですけれども、一応、委託業者からは、どんな形態での契約であったのかということは、確認をしてみたいと思います。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
たぞえ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○石川委員 体育館がリニューアルされた中で、こうした催物を、非常にいいと思うんです。全て区民が体育館を使っているわけではないし、スポーツをしているわけではないので、体育館そのものを知らない人たちもたくさんいらっしゃるし、この機会に本当に周知して、いろんな方に知っていただくというのは大切だと思うので、ぜひ周知の面では丁寧にやっていただきたいなというのが1点。
あと一つは、ちょっと心配するのは大げさかもしれませんが、今、新型ウイルスが、今後どういう状況になるか分からないし、この取組が3月後半ということで、どういうふうな状況になるか分からないんですけれども、今後こうした取組とか、人が集まる取組、区が主催する部分においては、これに対する対応、今、例えば上からそうした対応、こういうことをしなさいよということが出てきているのかどうか。そして今後、この状況がもっと広がっていった場合に、区の主催としてやるこういう行事について、何らかの対応をしなければならなくなるのか、その点についてはまだ多分、分かっていない部分が多いと思うのですが、どうなんでしょうかということなんですが。
以上です。
○金元
スポーツ振興課長 1点目の周知についてでございます。
こちらについては、先ほど申し上げたとおり、めぐろスポーツニュース2月号、また、区の
ホームページで掲載するほか、各住区センターや小・中学校、小・中学校は全校の児童生徒にお配りをするということで、今回カラーのものを刷り増ししてお配りするということで、インパクトはあるのかな。通常ですと白黒のものでやっているんですけれども、今回これだけの予算もつけてということで、カラーのものでお配りしたいと考えているところでございます。
そして、2点目ですが、新型コロナウイルスに関するお尋ねでございます。
特にイベントの自粛を要請するような通知はまだ来ておりません。3月のこの時期にどうなっているかというのは、まだ全然見通しがつかないんですけれども、この中央体育館の開館イベントは、この日にしかできないということでございますので、所管としては、可能な限り開催する方向で検討したいと考えておりますが、それはその時期になってみないと、正直、まだ不明な点がございます。
以上でございます。
○武藤委員長 石川委員の質疑を終わります。
ほかに。
○かいでん委員 1点お聞きします。
イベントスケジュールを見ていると、時間帯によっては、逆にイベントをやっていないところもあったりします。例えばイベントをやっていない時間帯に、弓道場だとか、そういうような部屋への立入りについては、どう考えていらっしゃるか教えてください。
以上です。
○金元
スポーツ振興課長 イベントをやっていない時間の、弓道場ですとか、格技場ですとかの立入りですが、これは基本的に認めるという形で考えております。ぜひ多くの方にこの体育館を見ていただきたいというのが、最も大きな趣旨でございますので、そのように考えております。
以上でございます。
○かいでん委員 であれば、ということなんですけれども、ぜひ、どこが変わったかというのを周知していただきたいと思うんです。
これが一般の区民の方へ開放する一番最初のイベントなわけですから、例えば弓道場のどこでもいいですけれど、壁に、以前の弓道場はこんなでしたと写真を貼って、今回は床暖房が設置されて、冬でもぽかぽかですとか、何でもいいんですけれども、そういった手弁当でできる範囲で構いませんので、どう改修して、どう使いやすくなったのかというのをぜひ周知していただきたいなと。
それとともに、例えばですけれども、これだけやっぱり一般の区民の方、あるいは小・中学生も対象で呼ぼうとしているイベントですから、ぜひ体育協会に所属している各団体さん、剣道をやっている団体だとか、そういう団体さんが人を呼び込めるような機会になると、なおよいのかなと思いまして、それこそ団体で週、例えば月・水、何時から何時まで活動していて、こんな団体ですよと、ぜひ今度、見学会をやりますのでとか、そういうような周知を認めていただきたいなと。何かチラシを置くだとか、人がいてもいいよだとか、何かそういうようなことでお願いしたいなと思うんですけれども、以上、2点の考えについて、区の所見をお伺いします。
以上です。
○金元
スポーツ振興課長 かいでん委員の2点にわたる御質問にお答え申し上げます。
まず、どうよくなったかということを、どうアピールするかということでございます。委員おっしゃるように、これまでは階段を上っていかないと入れない構造だったのが、フラットに入れるようになったりですとか、2基、大型エレベーターが付きましたので、全館、車椅子の方でも全ての階にエレベーターで行けるようになった、こういったことですとか、あと、だれでもトイレ、だれでもシャワーですとか、授乳スペースも整備しております。本当にそういった意味で、バリアフリー化が進んで、非常に快適な施設になったということはお伝えしたい。
それは、実はチラシのほうの裏面にございますけれども、ちょっと小さい字で恐縮なんですけれども、裏面の1階のエントランスホールで館内ツアーの受け付けをしまして、これは適宜、職員のほうで館内を案内して、先ほどおっしゃっていただいたように、弓道場は床暖房になりましたですとか、様々な改善点を説明しながら、皆さんに御覧いただくようなことを考えてございます。
それから、2点目の体育協会加盟団体の周知でございますが、こちらについても、2階のホールのところに体育協会のブースを設けまして、こういう活動をしていますとか、例えば一般公開はこういう日にやっていますので、どうぞ御参加くださいとか、そういったことの御案内をする予定でございます。
以上でございます。
○かいでん委員 ありがとうございます。
館内ツアーについて、もう少しお聞かせください。
実際そこに配置される担当者の方は、何名で対応するのか。やっぱり館内ツアーは、なかなか参加する人は限られていると思うので、できれば、それだけじゃなくて、弓道場もイベントをやっていないときにも開放するということですから、ぜひ、ふらっと行った方にもここが変わったんだと、職員がいなくても分かるような方法でやっていただいたほうが、分かりいいんじゃないかなと思うんですけれども、その点、いかがでしょうか。
○金元
スポーツ振興課長 館内ツアーについてのお尋ねでございます。
今のところ、何名の職員をどういうふうにというのは、ちょっと詳細にまだ詰め切れていない部分もございますが、基本的には、職員が順に御案内しようというふうに考えておりますが、確かに委員おっしゃったとおり、その受付に参加できなくて、何となくふらっと行った方が、どう変わったかを理解できるようにということでございますので、統一のパンフレットですとか、そういった中にとか、どんなことができるか、ちょっと工夫してみたいと思います。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○小林委員 先ほど来、質問に上がっていましたけれども、駐輪場でのキッチンカー、屋台の部分です。
これは地元にも西小山商店街がありますが、地元商店街にも店舗を出すことについて打診をされて、その結果、どこも手が挙がらなかったので、今回は委託という結果になったのか、その1点お聞かせください。
○金元
スポーツ振興課長 地元の商店街に出店を打診したかというお尋ねでございますけれども、イベント全体を委託しておりまして、その中でできることというのを探っていった結果、やっぱりキッチンカー、屋台で軽食を召し上がっていただく機会を提供したほうがいいんじゃないかということになったという経緯でございまして、特にお声がけはしてございません。
以上でございます。
○小林委員 イベントの規模ですとか安全面、そういったことも検討された上での今回の決定だとは思うんですけれども、一応、地元のほうもこのリニューアルに向けて、すごく期待をしていて、多くの方が西小山駅を使って体育館に行かれるということも想定されて、商店街のほうもちょっと期待されているところだと伺っています。
今回はもう決まってしまったのですが、これから先、区主催のイベントのときには、地元のほうでも何か協力できることがあるのかどうか、一度、お声がけをしていただいて、できる範囲で地域も参加できるような、そういった多くの人を巻き込めるような楽しいイベントを考えていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○金元
スポーツ振興課長 工事完了式のときには、地元の南部地区の町会、住区の会長の皆様をお呼びして、御覧いただいたということでございまして、今回も御案内させていただく予定でございますが、そういった地域の盛り上がりといいますか、体育館の利用者が増えれば、当然、経済効果も期待できる、地元にもということでございますので、そういった視点も含めて、今後検討してまいりたいと思います。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
小林委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○西村副委員長 夏に公式練習会場として休館期間というのがありますけれども、
オリンピック・
パラリンピックが終わった後に、大会でのテコンドーの様子ですとか、メダリストの写真ですとか、そういった展示、休館期間が終わった後の取組について伺いたいと思います。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 大会が終わった後の大会の様子ですとか、中央体育館の活用状況であるとか、そういったところ、こういったことも当然レガシーとなってまいりますので、何らか取り組んでまいりたいと存じます。
ただ、まだその中身につきまして、これをこの期間でとか、なかなか難しいところでございまして、例えば区にゆかりの選手が何かで活躍してくれれば、そういったものも展示していくとか、何かちょっと広く考えていきたいなと考えているところでございます。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
西村副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、(2)
目黒区立中央体育館の
開館記念イベント及び公式練習会場に伴う休館期間についてを終わります。
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【報告事項】(3)第4回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の実施結果について
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○武藤委員長 次に、(3)第4回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の実施結果について、
オリンピック・
パラリンピック推進課長より説明をお願いいたします。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、第4回
目黒シティラン〜
健康マラソン大会〜の実施結果につきまして、1月23日に開催されました第4回
目黒シティラン大会組織委員会全体会におきまして、実施結果がまとまりましたので、御報告いたします。
まず、資料を御覧いただきまして、1に記載のとおり、主催は、
目黒シティラン実行委員会、開催日は令和元年11月24日でございます。
(3)に記載をいたしました種目及びコース等につきまして、種目とコースにつきましては昨年と同様でございますが、今回の参加者は、10kmの部が2,685人であり、2.5kmミニマラソンは480人、1kmウオーキングは72人でございました。
表には、括弧で昨年の参加者数を記載いたしましたが、雨天の影響を受けまして、10kmの部は98人の減、2.5kmミニマラソンは197人の減、1kmウオーキングにつきましては15人の減でございました。
恐れ入りますが、お手元にお配りをしております冊子のほうでございますけれども、こちらを御覧いただきまして、3ページを御覧いただきたいと思います。
こちら(1)から(3)の表が各種目の参加者数の詳細でございますが、各表の申込数の欄を御覧いただきたく存じます。この大会についてお申込みいただく方につきましては、回を重ねるごとに増加をしているところでございますが、今回は過去3回の大会において申込みをした方、申込みをした方というのは、この場面では参加費を払った方ということでございますが、申込みをされた方が当日には出走されないという状況もございまして、その状況を踏まえて分析をさせていただいて、その分、受付の数を一定量増やして、受付をしたところでございます。
御覧いただきますように、昨年と比較いたしましても、ちょっと多めに御登録をいただいたということで、この事業につきましては本当に定着をしてきて、多くの方が参加を希望されるようになってきている状況でございます。残念ながら、今回、雨が降って、参加が少なかったということでございます。
このページ、併せまして、下のほうの(4)の表を御覧ください。
当日の人員体制の表でございますが、こちらにつきましては、かがみ文のほうでもこの後、一緒に御説明いたしますが、今回の人員体制といたしましては、2,339人でございました。前回と比較すると、若干ではございますが、少なくなっておりますが。これにつきまして、例えば警備員を、これまでの大会を踏まえまして、115人ほど削減したりというような一定の努力をしたところで、人数を減らしたというところでございます。
恐れ入りますが、もう一度、かがみ文のほうにお戻りをいただきまして、次に(5)の救護関係でございますけれども、救護所の利用については10件、救急搬送については4件でございました。AEDの使用につきましては今回もゼロ件、これまで1件もございません。なお、救護所及び救急搬送のいずれにつきましても、転倒による打撲や擦り傷など、軽症でございまして、重篤なものではございませんでした。
続きまして、実施報告書についての御説明をさせていただきます。
まず、表紙をおめくりいただきまして、目次に記載のとおり、1から17の項目につきまして資料をまとめて、大会組織委員会で内容を確認、検討したところでございます。
この内容につきましては、全部で30ページほどにわたりますので、本日は、これまで大会開催前にも本委員会で御報告をした内容から特に変更がないもの、それから、例年の開催の中で特に大きく変化がなかったものについては、一部省略をさせていただきながら、御報告をさせていただきたいと存じます。
まず、1ページ、大会要項、それから2ページの大会組織図につきましては、これまでの御説明と変更がございません。
また、3ページにつきましては、ただいま御報告をさせていただきました。
続いて、4ページを御覧いただきまして、ランナーのフィニッシュタイムでございますけれども、雨天ではございましたけれども、今回、気温が毎回の大会よりもちょっと高かった、15.1度ほどまで上がっていましたので、その点もありまして、男性については51分から60分の間、女性については61分から70分の間に最も多くの方がフィニッシュをされたということでございます。これは例年と全く同じ状況で、あまりその影響がなかったのかなというふうにも感じられております。
続きまして、5ページは大会開催までのスケジュールでございますけれども、こちら5月からの協賛企業の募集、7月からの区内在住者優先枠の募集、8月からのボランティア募集など、全体としては、計画どおり進めたところでございます。
続いて、6ページを御覧ください。
大会経費の執行状況でございますが、今回の総事業費につきましては8,067万6,000円でございました。第3回のほうと比較をいたしますと、235万9,000円の増でございます。
経費が拡大した要因といたしましては、最も大きなものは消費税の増税分ということで、こちらが約150万円ほどでございました。このほかに、警備員の単価が、
オリンピックの影響もあるかと思いますけれども、高騰しておりまして、こちらにつきましては警備員のほう、先ほど申し上げたように、人数を減らすというような努力もいたしまして、対応してきたところでございます。併せて、
ゲストランナーを1名増やしたこととか、物品を参加者のほうに送っていく郵送の送料が変わったというところでの増額ということでございます。
続いて、7ページにつきましては、協賛企業団体等についてでございますが、こちらにつきましては、昨年と同じ53の団体企業からの協賛を頂いてございます。
続いて、8ページを御覧ください。
広報周知関係でございますが、こちらにつきましては、第2回大会のところで、大会の安全に向けて周知の方法をかなり改善いたしました。それを今回も踏襲をして実施をしてきたところでございます。
続きまして、9ページを御覧ください。
参加者の評価でございます。下段には、寄せられてまいりました御意見を記載をさせていただいております。1つ目の御意見を御覧いただきますと、陰ながら支えているボランティアや警察・
消防の熱意を感じること。2つ目の御意見では、沿道での応援がありがたかったということ、また、1ページおめくりいただきまして、上から2つ目のところでは、大会の印象は天候に左右されがちだが、区役所の施設をうまく活用して、ストレスを感じる場面がほとんどないというような御意見を頂いております。総じてスタッフへの感謝や、大会への好意的な御意見が多く寄せられているところでございます。
続いて、11ページを御覧ください。
(1)交通規制時間及び(2)ランナー通過時刻につきましては、これは例年と大きな差異はございませんでした。予定どおり大会が実施できたものでございます。
(3)歩道橋自転車運びにつきましては、今回、自転車を運ぶその作業を事業者に委託をして取り組んでみたところでございますが、今回につきましては、雨天のため、自転車の利用自体が半減してしまいました。そのため、結果として、トラブルはほとんどなかったと伺っております。ただ、それにつきましても、雨の中でもやっぱり御利用はあったわけでございまして、委託事業者の配置人数等、また来年も実施するとなれば検討していきたいと存じます。
続いて、12ページのほうですが、中段を御覧ください。
今回初めて救護関係の状況を、この冊子のほうに記載いたしました。(1)の表では、医師・看護師・保健師等の人数も記載をさせていただいております。これは昨年と同じ状況ではございます。なお、救護の対応状況につきましては、先ほど御説明をいたしましたので、省略いたします。
続いて、14ページを御覧ください。
ボランティアのアンケートでございますが、今回は361名の皆様から回答を頂きました。集計結果につきましては、各表、それからグラフでまとめさせていただきましたが、こちらの内容については、実は例年あまり大きく変わりがございませんので、後ほど御確認を頂きたく存じます。
17ページを御覧いただきまして、(2)にはボランティアの皆様から自由に書いていただいた御意見を事務局のほうで一定の分類をして、記載をさせていただきました。今回につきましては、初めての雨天での開催ということでございまして、その対応に準備不足があったのではないか、というような御指摘を多く頂いたところでございます。
また、沿道のボランティアからは、これはここ何回か続いていることでございますけれども、指示系統や分担が分かりにくい、といったような御意見も頂いてございます。こちらも課題として残ったということでございます。
このほかにも、このページに記載のとおり、数多くの御意見を頂いておりますので、これにつきましては、今後、事務局で対応するもの、それから実行委員会、各部会で検討するものに分類をして、対応してまいりたいと存じます。
続いて、18ページを御覧ください。
このページは、区の広聴等に寄せられた御意見等でございますが、件数につきましては、全体で15件でございました。第1回大会では77件、第2回大会では23件、第3回大会は17件でございまして、全体を通じると大きく減少したところでございます。
一方で、厳しい御意見というのは数を減らしておりますけれども、ただ、こういった御意見につきましてもきちんと対応していけるように、事前の周知等で検討してまいりたいと存じます。
続いて、19ページ以降でございますが、こちらは大会に関する周知、それから実績等の写真等を載せてございます。こちらにつきましては、時間の都合でこの場では紹介いたしませんけれども、後ほど御確認をいただければと存じます。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○鴨志田委員 詳細な報告をどうもありがとうございました。
区の負担が、大体5,900万円余ということですよね。この収入の中には物品協賛は入っていないんです。物品協賛が583万4,000円、こういうふうになっているんですけれども。今回、出走数が2,685名と、そのほかのミニマラソンは677名。ざくっと割ると、参加費を頂いても、一人一人のランナーに対して2万円弱の税金が使われているということになるんですよね。やっぱりあれだけの準備をして、警備も万全にしてとなると、やっぱり走る方1人当たり2万円弱の税金がかかるのかなと思うんですけれども、これはほかの大会でも同じぐらいの経費がかかっているのかというのが1点。
あともう一つは、目黒区民の走った方は半分以下なんです。目黒区の税金を使っているわけですから、もっと目黒区民の方に走っていただくような、もうちょっと取組、工夫が必要だと思うんですけれど、いかがでしょうか。
3点目が、ふるさと納税枠を100名設けたという、以前報告を受けているんですけれども、ふるさと納税枠を使った方は何名いらっしゃるのか。
以上、3点です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 3点の御質問を頂きましたので、順次、御説明をいたします。
まず、1点目、参加費、1人当たりにかかっている経費で考えると、ちょっと、いかがかというような御意見かと存じますけれども、ほかの大会につきまして、どうかということでもございました。
ほかの大会について、参加者1人に対してどうかというところ、細かに見てみないとなかなか難しいところではございますけれども、この大会につきまして、10kmで5,000円という参加費というのは、比較的高いというところでございます。これまでも参加費の額が幾らなのかというところは検討してきているところでございますけれども、大会で道を止める時間がこの時間であって、その中で安全に走れる人数がどうなのかというところで、現在3,000名という数字を出してございます。それと、また併せて参加費として5,000円を超えた場合、果たして参加者がどうなのかというところも踏まえて、これまでも検討してまいりました。
4回実施して、ここで、その辺もまた改めて実行委員会等で検討することも必要かと存じますので、そのような形で対応してみたいと考えます。
2点目、目黒区民の参加でございますけれども、今回の大会でいうと49.5%ということで、半分をちょっと切ったというところでございます。参加につきまして、目黒区民の参加を促進したいということで、区民枠を1,500名にして今実施しております。この区民枠は抽せんでございますが、今回は抽せんを行っておりませんけれども、お申込みいただいた方全員を受け入れておりますけれども、もし抽せんがあったとしても、また抽せんに申込み、お忘れになる方もいらっしゃるので、その方はその後の一般の申込みでもお申込みがいただけるというような状況も取ってございます。
実際に抽せんに当たった方等を含めると、相当数が区民の方でお申込みいただける状況までは行けていると思われます。その辺を踏まえまして、今後の取組でございますけれども、今回、先ほどちょっと申し上げたように、年々お申込みをいただける方というのが増えてきている状況もございますので、そういったところも踏まえながら、また、当たった方について、お金を払えば御参加いただけるんですけれども、なかなかお金を払うところまでいかない方とか、お金を払ったんだけれど当日は来ない方とかというのがどうしても出てまいりまして、なかなか限られた人数の中で、それを超えて御応募いただけるようにはするんですけれども、それを今度あまり増やすと、大会自体、危険な状態も生じますので、そちらからのアプローチはちょっと難しいかなということで、現在もやっていますように、周知の活動であるとか、めぐろスポーツニュース、それから
ホームページ等を使って周知をしていくというようなところ、また実行委員会等の関係団体を通じて参加者を募っていくというようなことも考えてみたいと存じます。
それから、3点目、ふるさと納税でございますけれども、今回につきましては7名の方が御利用を頂きました。
以上でございます。
○鴨志田委員 あれだけの大会ですから、やっぱり目黒区の支出が6,000万円弱というのは分かりますけれども、安全も大事ですし、警備も大事ですし、消費税が上がったということも分かりました。
ただ、一つ言いたいのは、やっぱりほかの区や市もマラソン大会をやっているわけですから、そこの運用状況、恐らく
ホームページとか見て、決算が出てくるかもしれないので、どういう状況になっているのかということ、収入、支出に対して。確認をして、じゃ、目黒区は非常に効率的に運営しているのか、いや、無駄がないのかということをやっぱり検証する必要があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
あと2点目は、目黒区民枠が1,500名ということなんですけれど、やはりこれは目黒区の一般財源を投じて、かつ1人、2万円弱、出走者に対して税金を使っているわけですから、もっと目黒区民枠を広げるとか、認知度を高めるとか、もうちょっとやっぱり税金を使っているんだという、一般財源を使っているんだという感覚で、どう区民に還元していくかという、もうちょっとそういう視点を入れて、募集を考えたらいかがでしょうか。
あと、ふるさと納税100名の枠に対して、結果、7名ということですよね。周知が足りなかったのか、魅力がなかったのか、この辺はどのように分析しているのでしょうか。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 ただいま御意見を頂きました1点目、他区でもやっているんだから、もっとそういうものも研究をして、うちの区の事業の中に活用したほうがいいんだというところにつきましては、全くそのとおりだと思います。
私どもも他区でどのような事業をやっているのかというのも、これまでもいろいろと調べてみたりとかはしてございます。ただ、御意見のとおりで、例えば項目ごとに、お金に対してどうなのかとか、参加人数がどうなのかとか、そういったところ、ちょっと深いところまではまだやれてございませんので、今後取り組んでまいりたいなと存じます。
続きまして、2点目、区民の枠1,500名をもうちょっと広げてはどうかというようなことも含めて、今後検討してはどうかということでございます。
当初、この大会につきましては、区民枠を1,000名でスタートいたしまして、それで区民の応募がとても増えてきた、第2回大会で1,500名を超えたというところで、第3回大会からは1,500名に区民枠を増やして、実施をしてきているところでございます。
今回、もう抽せんはなしということで、人数といたしましてはこのような状況でございまして、これを例えば今2,000名に膨らましたところで、果たして2,000名の応募があるのかというと、ちょっとなかなか分からないところではございますので、そういった御意見、確かにごもっともと思います。区民の皆さんにぜひ多く走っていただきたいところは、この思いは同じでございますので、周知も含めて、今後、そういった活動の推進をしていくということと、また動きをしっかりと見定めた上で、区民の枠をどうしていくのかというところも検討はしてまいりたいと存じます。
3点目、ふるさと納税でございますけれども、ふるさと納税につきまして、御指摘のとおり、PRがちょっと足りなかったのではないかというような御指摘もあろうかと思います。私どもも同じように感じているところでございますので、今後また開催できるときには、これまでよりもちょっと取り組めるように検討してまいりたいと存じます。
以上でございます。
○鴨志田委員 私が1点目、2点目、区民枠を増やしたらどうかという、言いたいことは、やっぱりコスト意識を持って運営してくださいということなんです。
何度も申し上げますけれども、これは目黒区の一般財源ですから、それをどう区民に還元するかということが、皆様方の使命、我々の使命であるわけですから、その辺のコスト意識を持って、ほかの区市でやっているマラソン大会は、調査していると言うけれども、コストまでは調べていないというわけですから、これは本当にいろんな事例を調べたらいいと思います。そうすると、目黒区はすごく効率的にやっているんだなという比較対照ができるわけですから、目黒区の一般財源をこれだけ使っても、多くの方が納得できる説明ができるんじゃないかと思うんですけれど、いかがでしょうか。
あと、ふるさと納税に関して、目黒区はふるさと納税が、外に流出額が多いのは皆さん御存じですから、次回、ふるさと納税だと、この5,000円の参加費に対してこれだけ還元率がありますよとか、もうちょっと説明が必要だということと、この7名というのは、目黒区民か、目黒区民じゃないのか、お分かりになったらお伺いします。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 まず、第1点目のコスト意識について、もうちょっときちんと持ったほうがいいという御意見につきまして、全くそのとおりと思います。
これまで私どもがやってきた、調査と言えるほどではございませんけれども、どの区が何というマラソン大会をやっていて、目黒区と同じように、メインが何キロ、フルであったり、ハーフであったりということでございますけれども、それがどうなっていて、それが参加費が幾らで、併せて、うちの区でもやっております2.5キロや1キロメートルのように、サブイベントがどうなっているのか、それの参加費がどの程度か。参加人数、受け入れられる人数がどういうことなのか。会場が公道を通っているのか、河川とか、公園の中とか、そういったところを今まとめてみたところでございます。
これをつぶさに見ていくというのがなかなか大変で、全部の人数を全体の経費で割っていくというのはできるわけなんですけれども、細かいところで、サブイベントの参加費はこの値段でいいのかなというようなところも含めて、ちょっと今後、細かく見ていきたいなというところでございます。御意見ありがとうございます。
ふるさと納税につきまして、2点目のふるさと納税の区民の内訳ということですけれども、この7名につきましては、全員の方が区民でございました。
以上でございます。
○鴨志田委員 最後なんですけれども、やっぱり目黒区の税金を使っているわけですから、多くの目黒区民の方に参加していただくというのが第一義的で、2,000名にしたら集まらないかもしれないと、そういった御意見があったけれども、やはりこれは努力すべきですよ。半分じゃなくて。2,000名の方を募集して、多くの方が、2,000名が応募してくれるという、これがやっぱり皆様の使命だと思うんですけれども、これは努力していただきたいんですけれど、いかがでしょうか。
以上です。
○竹内文化・
スポーツ部長 鴨志田委員から、るる御指摘を頂きました。
マラソン大会を行うのも、当然、コスト意識を持つというのは、御指摘のとおりというふうに考えております。
そうした中で、なるべく区民の方にさらに走っていただきたいというのは、私どもも重々考えているところですので、ただいま頂いた御意見については、実行委員会の中でよく相談をさせていただき、多くの区民に還元できるような、そうした大会にしてまいりたいと思っております。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○石川委員 1つは、無事、安全に行われたということで、救急搬送が4件あったけれども、軽症だったということを考えれば、本当によかったなと思っているんですけれども、
健康マラソン大会と銘打っているわけですけれども、私はマラソン大会に参加したことがないので全く分かりませんが、例えば応募するときに、細かいチェックではなくても、あなたの健康状況は大丈夫ですかという、そういうのはあるのかどうか、普通、マラソン大会のときに。目黒区はどうやっているのかどうかというのが1点。
今回、実施報告書というのが今日、出されているんですけれども、前回も出されましたか。ごめんなさい、前回、全然気がついていなかったんですけれども、やっぱりきちんと区の行事を行ったという点では、こうした報告書が出されるのは非常にいいことだなと思っています。
さらに質問していくんですけれども、人員体制のところなんですけれども、前回よりも二百何十人、人員体制が少なくなったわけですよね。先ほどの報告の中では、警備員の単価が高くなったから少し減らしたとかとおっしゃっていましたけれども、この二百何十人減ったということは、このマラソン大会を区がこの間、何度か経験する中で、そうした体制も十分スムーズにいったから、人数を精査して少なくなったのかどうか、その辺はどうなんでしょうか。それとも、先ほど言った警備費が高くなったから、減らさざるを得なかったのか。その辺、どういう体制でこの人数を割り出してきたのかどうか、まず伺いたいと思います。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 まず、第1点目の健康チェックのところでございますけれども、お手元にお配りした冊子の22ページを御覧いただきまして、上のほうに書いてございます事前健康チェックシート、それから、スタート前健康チェックシートというのを参加者にお配りしております。これにつきましては、御自身でチェックをしていくということでございます。ここで異変があったときには、当然、走り出してしまいますと、やはり救護していくのが大変な状況も生まれますので、まずここで、御自分で必ずチェックをしてくださいというお願いをしていく、というような取組をしてございます。
あと、救護をしていくということでございますので、健康チェックということはここで御自身でということになりますけれども、救護所には医師等も配置しておりますので、もし御自身で不安がある場合には、そちらでも御相談はできるのかなと思っております。
2点目でございますけれども、人員を削減したんだというところで、先ほど御報告をいたしましたが、こちら、今日お配りした資料で言うと3ページになってまいります。
全体で235名を削減したうちの115名は、警備員を削減したということでございますけれども、この大会を運営するに当たりましては、もう本当に、大会を安全に実施していくということこそ、第一の目的として取り組んでございます。第1回から第4回まで、4年間かけてやってきたところでございますけれども、その中で、今回、警備を削減したというのは、あくまでも危険を冒したということでは全くございませんで、これまでの経験の中で、交差点とか路地からコースへ入ってくる道があって、その道にまず入れないように、もう1個手前の奥へ入ったところの交差点に人を配置して、場合によっては、そのもう1個前までも人を配置して、これまで実施をしてきたところでございます。
そのような状況で、すごく多くの警備員が必要になるわけですけれども、その状況の中で、どうやらここは要らないぞということが見えてきたりしているところもございますので、そういったところを全部調整をして、今回実施をしたというところでございます。
このほかにつきまして、例えば警察署のほうで、前回と比べるとちょっと人数が減ってきたというようなこともございますけれども、こちらも私どもから何人というお願いをしているところでは毎回ございませんで、警察署には、道路の安全を確保してくださいというお願いをしていますので、その上で、警察の判断によって、毎年出てきている人数が違うということで、そういったものをトータルしていくと、今回、235名が減ったということではございます。特にこのことによって危険が生じるとか、お金がないからという発想では全くございません。
以上でございます。
○石川委員 そうすると、今までの経験の中からこの数字が出てきたという理解でいいんですよね。
ここで見ていて、あと分からないのは、委託会社スタッフ等、警備員等と書いてあるじゃないですか。そうすると、委託会社というのは多分、あのマラソンの全体というか、それを運営する人なのかなと思っていたんですけれども、その一方で、先ほどの報告の中で、横断歩道かな、自転車を上げ下げする人が委託会社のスタッフに入っているわけですよね。そうすると、委託会社スタッフというのは、マラソン大会のどのような運営をされるのでしょうか。警備員とは違うわけでしょう。その辺はどういうすみ分けになっているのでしょうか。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 まず、委託会社のスタッフについて、どのような業務をお願いしているかということでございますけれども、結構中身としては広いところでございまして、当日の会場の設営、前日から始まりますけれども、そういったところからスタッフが入っていって、今回、表にしておりますのは当日のスタッフということですけれども、その当日、開会式の運営の裏方をやっていたりですとか、選手を並ばせるであるとか、ゴールのところで待機をするであるとか、スターターを上へ案内する、そのタイミングを計っていくであるとか、折り返し地点でも安全確保のためにスタッフがいることであるとか、全般にわたりましてスタッフを配置しているところでございます。
先ほどお話のあった歩道橋のスタッフにつきましても、この人数の中に入ってございまして、昨年の委託業者のスタッフが56名でございましたので、今回19名ほど増やしたというところでございます。
警備のスタッフにつきましては、もう本当にあの道路で警備をしていくということでございます。簡単に警備といいましても、中には、やはり制服を来てそこに立っているスタッフもいれば、当日はアルバイト、すごい人数を集めなきゃいけないので、アルバイトのスタッフ等もいて、任されている役割が限定されて、ここに立っていて、車がこっちから来たらこういう説明をして、迂回をしてもらうんだという役割だけというスタッフもいて、トータルとしては今回841名でございました。前回につきましては956名でございました。
以上でございます。
○石川委員 そうすると、委託会社、警備員は相当な人数なわけですが、これはそうすると、そのマラソンのたびに公募するのですか、どういう形で選定するのですか。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 私どもとして対応していくのは、委託会社、それから警備会社のほうにこういう形で警備をしてほしいというところを詰めて、事前に何か月もかけて打合せをしてまいりますので、それに必要な人数につきましては、警備会社、または委託事業者のほうで人数を集めるということでございます。
以上でございます。
○石川委員 分かりました。要は、この事業者というのは、毎年、今やっているわけですか、同じ事業者ですか。だから、区が公募をするのですか。それはどうなっているのですかということを聞きたい。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 委託事業者につきましては、これまで警備は委託ということでございますけれども、公募はしてございませんで、現在任せている事業者、株式会社アルビーズというところ、会社名を出してしまいまして、済みません、失礼しました。全国的に数多くの大会を実施しているところで、実績もかなり高いところでございます。
また、併せてエントリー業務とかにつきましても、高い評価を得ているところであるということを受けまして、こちらにお願いをしてきたところでございます。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
石川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○たぞえ委員 ちょっと端的に3つほど。
まず、今後についてなんですけれども、かなり、毎年のことになってきたので、定着はしてきたなと思うんですけれど、これもやっぱりオリパラ機運醸成の色が強かったと思います。今後どうされていくのか、1点。
あと、ボランティアなんですけれども、報告書の3ページ、ボランティア、810名とありますが、これの募集はどのように行ったのでしょうか。
あともう一点が、やっぱり予算がかなりかかっているのは気になっています。クレームが減ったとはいえ、私も枠の中に住んでいて、諦めの色が強いです。やっぱり区民のためといったときに、健康マラソンといっても、ちょっと気になるのが、たまたまかもしれませんが、コメントを頂いている中で、すごくファンが増えたなといううれしい声もあれば、参加者が固定化してきているのかなと。毎回参加していますという声があって、やっぱり広がらないと、ちょっとどうしても、あなたのためにやっているわけではなくて、区民の健康のためにやっていますというところがあるので、その辺、どうお考えなのか。
4点目、毎年毎年言っていることなんですけれど、やっぱり目黒区としての大きなイベントなので、そのときに私は常に、11月開催だから、児童虐待防止のオレンジカラーにしてほしいとか、たまたまタオルの色がオレンジっぽい黄色なので、何かちょっと配慮してくれたのかどうか分からないですけれど、例えばドレスコードで、オレンジのウエアを推奨するだとか、やっぱり走る人のためだけじゃないというところをもうちょっと強く意識してほしいんですけれども、いかがでしょうか。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 まず、第1点目でございます。
オリンピック・
パラリンピック東京2020大会の機運醸成を一つの目的として、この事業に取り組んできたところで、この東京2020大会が終わった後はどうなるのかということでの御質問でございますけれども、確かに機運醸成というのは大きな目的の一つでございます。この事業全体で申し上げますと、一つには区民の健康づくりというところ、もう一つは機運醸成ということ。併せて地域の活性化であるとか、観光・商業の発展、そういったものにも貢献をしていきたいというような願いを込めて、実施をしてきたところでございます。
そのうち、今回、東京2020大会が開催されれば、その後は目標が1個減ってはまいりますけれども、その上で、これまでの実績、とても大きな大会だということで御意見も頂きましたとおり、必ずしもスポーツ振興、それから健康づくりだけではなくて、もっとほかの目的もあって開いているところでございますので、その辺を踏まえまして、今後、
オリンピックのレガシーということもございますが、継続につきましては検討してまいりたいと思います。
ボランティアの募集についてでございますが、基本的にボランティア、現在におきましては、実行委員会、それから各部会が、2ページに書いてございますけれども、こちらの団体を通じて、人数を集めているところでございます。
5ページを開いていただきますと、スケジュールがございますけれども、例年、ボランティアの募集につきましては8月の頭から実施をしていって、9月10日、今回で言うと9月10日ですので、約40日間をかけて町会・自治会、その他いろいろな団体が人数を集めてくれて、出してくれているというところでございます。
続いて3点目、固定化という問題があるのではないかということでございます。
この大会につきまして、本当に第1回大会から参加をして、私は毎年出ているんですというような御意見が、参加者のお声の中でもいっぱい聞かれるところで、一つには、大変ありがたいことだなと考えてございます。
もう一方で、委員御指摘のように、固定化をしてしまって、なかなか新しい人が入れないような状況もあるのではないかということもございますが、やはりこの点につきましても、今後、スポーツの振興のところも含めまして、検討してまいりたいなと存じます。
今、具体的にお話をというのはなかなか、私のほうで、こんなものというのは、もちろん出せませんけれども、実行委員会にも諮ってまいりますし、また、例えば体育館のほうで、現在もマラソンの前にちょっとクリニックというようなことも、事業としてやっていたりもいたしますので、またそういった点も含めながら、今後どのような取組ができるか、検討してまいりたいと存じます。
続いて、4点目でございますが、児童虐待について御意見を頂いたというところでございます。
これまでも確かに御意見を頂いてまいりました。それで、先ほど申し上げたように、この大会につきましては、現在で言っても4つ、健康づくりと機運醸成、それから地域の活性化、観光・商業ということで、4つほど目的を持ちながら、組織委員会、それから各部会でどういった事業をやっていこうかという検討を進めてまいりました。区の大きな取組であるとか、社会的な大きな問題につきまして、もうちょっと何か取り組んでいったほうがいいのではないのかということ、それから、例えば応援なども含めて、マラソンには興味のない区民であっても、この大会について理解をしやすいような取組をしたほうがいいのではないのかというところで、これまでも御意見を頂いております。
その御意見を受けまして、今回大会の2回目の実行委員会のところでは、こういった御意見もありますというところを御報告して、ただ、大変申し訳ないのですが、その時点から目的に何かをつけていくとかというのが大変難しい状況ではございましたので、こういった御意見もあるので、次回大会に向けては、そういったことも新たに取り組んでいきますというところで御報告をしたところでございます。
もし今度、第5回になりますけれども、来年実施できる場合につきましては、そのことを初めから念頭に置いて進めてまいりたいと存じます。
以上でございます。
○たぞえ委員 毎年言っているので、検討が間に合わないということは、私はちょっとあまり理解ができないので、実行委員会ではあるんですけれども、会長が目黒区長である限りは、しっかりと「区民のための」ということで、本当に区民が今全体で考えていきたい問題であるとか、別に児童虐待だけに限った話ではないです。とにかくこの大会を最大限生かしてほしいということでの質問でした。
そこは結構なんですけれども、ボランティア募集について。地域の活性化とは言っているんですけれども、でも、各種団体につながっていない人は、ボランティアにならないですよね。
前回、私が一般質問でも申し上げましたけれども、ボランティアはボランティアセンターがやるだけじゃないんですよね。スポーツボランティアというのも、オリパラがあるので非常に盛んになっています。やっぱりランナーも、一回走った人に、ボランティアで今回は参加しませんかとか、いろんな手段でボランティアを増やすことはできると思います。
今回アンケートを頂いて、それはありがたく拝見しているんですけれども、ボランティアを取りまとめるというところも非常に御苦労はあるかと思いますが、より多くの方がランナーとしてだけでなく、ボランティアとしても参加することで、本当に地域の活性化という目的になるんじゃないでしょうか。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、ボランティアにつきましてでございますけれども、委員のおっしゃられるように、例えば東京マラソンでは、大変な倍率でなかなか当たらないんだけれども、今年は当たらなかったからボランティアをやりますというようなものが、そのようなことがテレビでもよく映ったりもいたしますので、そういった雰囲気をつくっていくことも一つ、この大会としては大事なことなのかもしれないなと思うところでございます。
これまでやってまいりましたのは、第1回大会から、何とか安全に実施をしたいというところで、各種団体のほうで会員の方にお声をかけてくれて、1,000名に及ぶボランティアを集めるというような形で取り組んでまいりました。
今後、ボランティアにつきまして、一般公募という形とか、もちろんあることがございますので、そういったものも含めて、実行委員会のほうに提案をしながら、検討してまいりたいと存じます。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
たぞえ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 1点だけ。
報告書の9ページ以降で各種評価が書かれていると思うんですけれども、例えばこの9ページの参加者の評価に関しては、当然、好きで参加している方々なので、高い評価ばかりになるのは当然というところで、あるいはボランティアの方も、自分が当事者として参加している方々の意見なので、そういう傾向があるんじゃないかなと。本当に大事なのは多分、18ページの区の広聴等受付に来ている一般の方からの意見なんじゃないかなと私は思っているところです。
今回、税金を使ってもちろんやっているもので、区の負担金が5,900万円ですか、やっているものですし、実際、近隣の方々には交通規制だとか、そういう形で御負担をおかけして開催しているものなので、何か区の広聴でふだんやっているものの中から集計するだけじゃなくて、もうちょっと区民の方の意見を集められないものなのかなと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 18ページに記載をいたしましたのは、区の広聴システムの中に乗ってきたということで、お電話なり、口頭なり、はがきなりで何か御意見を頂いた方ということでの集計でございます。
このほか、例えば沿道に立っているボランティアの方とか、警備の職員とか、そういったところには、通行される方からいろいろな御意見が寄せられている状況はございます。そういったものも、分かるものについては、私どもに上げてもらうようなことはしておりますけれども、特にこちらで御紹介ということではないんですけれども、ただ、その内容も、第1回大会のときには、こんな大会を何でやるのかと。私が通れないだろうと。駅に行けないだろうというような厳しい御意見がたくさんあったところではございますけれども、4回目を開催するところで、私が聞いている範囲、聞き及ぶ範囲では、そういった厳しい御意見は本当に減ってきて、車で来た方が、迂回路はどこなんだと。どっちへ行けばいいんだという、そういう問合せのものに変わってきたというふうには聞いてございます。
なかなか広聴システム以外で御意見を集めるというのは難しいのかなとは思いますけれども、先ほど申し上げましたように、現場に出ているボランティア等について、何か御意見があったら、それも伝えてもらうとか、何かそのような方法も今後検討してまいりたいなと存じます。
以上でございます。
○かいでん委員 ありがとうございます。
初回から比べると厳しい御意見が減ってきているというお話で、まさに先ほどの御説明の中でも、区の広聴に寄せられる意見が77件から23件、17件、15件と、どんどん減ってきていますよと。それは当然、大会が定着してきた、あるいは皆さんの御尽力によって、よりよい大会になってきたというところはあるでしょうけれども、一方で、諦めもあったりするのかもしれません。
やっぱりこういう区の広聴だけじゃなくて、例えばアンケートだとか、そういうのを本当はやるべきなんだろうなと思うんです。参加者へはアンケートを取っていて、ですからそれが、評価者が80名ですか、あるいはボランティアの方へのアンケートも361名取っていると。それに対して、広聴に寄せられた意見が15件なので、肯定派のほうが多いだろうと、そういうような思考になりがちだろうと私は思っていまして、当然、組織委員会で、また次の大会をどうしようかと、もんでいくわけですけれども、組織委員会に入っている人も、肯定派というか、その当事者としてやられている方々なので、やっぱり税金を使っている事業で、しかも実害というか、交通規制などで御負担をおかけしているような事業である以上、ほかの参加していない区民の方の意見もやっぱりもうちょっと広く募集すべきだと思うんです。
アンケートと申し上げましたけれども、何もそれだけでアンケートを取るわけじゃなくて、例えば前回、世論調査を平成29年度に行っているので、3年度ごとだと、来年度またあるのかなと思うんですけれども、例えばその中の1ページで、
目黒シティランをやっていますけれども、それに対して何か御意見をお聞きするだとか、そういうのは、予算をかけずとも、意見を集める方法というのはあると思うんです。
何もそこで反対意見をアンケートで出させて、この企画を来年からやめさせたいとか、そういう意図では当然なくて、ただ、一般の方から寄せられる意見というのは、ボランティアの方とか参加者の方から寄せられる意見とは角度の違う、改善につながるような御意見もあるかもしれませんし、あるいは、そのアンケートがたまたま来た。シティランについて知らなかったけれど、じゃ、参加してみようと。まさに、たぞえ委員から固定化というお話もありましたけれども、それの解決につながる広報に資するものになるかもしれませんし、ぜひそういった形で、アンケートとか、そういう方法を御検討いただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 委員から今、御意見がございましたように、区民の中の特に厳しい御意見は減ったということで、私、御報告をいたしましたが、その中には、度々皆さんからも御意見がありますように、諦めというような気持ちもないわけではないんだろうという理解もしてございます。
それで、その解決に向けてというわけではございませんけれども、参加者や関わっている人だけじゃなくて、もうちょっと広く意見をという、そのお考えというのも私は理解させていただきました。
その上でですけれども、委員もおっしゃったように、アンケートというのは難しいのかなと思います。目黒区世論調査についてはやってございますので、ただ、そこで、やはり重要性の高いものから選ばれて、その上で項目が決まってまいりますけれども、スポーツ振興の中で一つ広く何か取っていくチャンスがあれば、検討してまいりたいと存じます。
以上でございます。
○武藤委員長 よろしいですか。
かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○おのせ委員 済みません、17ページのボランティアで参加された方々からの意見の中に入っていないのがありまして、これは現場で私も聞いていますが、
消防署、医師会、柔道整復師会のほうから、雨だったせいもあるんだと思いますが、非常にテントが狭いということでしたので、広さに対しては来年ちょっと、御意向を酌んでいただければと思います。ここに入っていないので申し上げました。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 貴重なご意見、ありがとうございます。また検討してまいります。
以上でございます。
○武藤委員長 おのせ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○武藤委員長 ないようですので、報告事項を終わります。
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【情報提供】(1)東京2020大会関係車両の通行ルートを示す路面表示及び看板の設置について
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○武藤委員長 情報提供(1)東京2020大会関係車両の通行ルートを示す路面表示及び看板の設置について、
土木管理課長、よろしくお願いいたします。
○澤田
土木管理課長 それでは、東京2020大会関係車両の通行ルートを示す路面表示及び看板の設置について、情報提供させていただきます。
なお、本件でございますが、大会組織委員会から情報提供がされたものでございます。
それでは、資料をおめくりいただきまして、右下に丸で数字が振ってございますが、2ページを御覧いただきたいと存じます。
大会の関係者の輸送を円滑、安全に輸送することを求められているところでございますが、それを確保するために、黒丸の2つ目でございますが、関係者輸送ルートが設定されてございます。大会ルート、練習会場ルート、代替ルートでございます。
当区に関係がございます練習会場ルートのイメージにつきましては、下の参考のイメージの真ん中ほどを御覧いただきたいと存じます。
資料3ページを御覧いただきたいと存じます。こちらは東京圏の大会ルート(案)でございます。広域的なルートでございます。
資料をおめくりいただきまして、4ページを御覧いただきたいと存じます。
こちらは東京都の大会ルート(案)でございます。太い線が高速道路、細い線が大会会場までの一般道を表してございます。
資料5ページを御覧いただきたいと存じます。
こちらからが本題でございますが、大会関係車両が通行する路線であることを道路利用者の方に周知し、利用抑制、時間変更、駐車抑止等に協力いただくことを目的に設置するものでございます。
右のイラストを見ていただきますと、左側に路面表示、右側に看板、それぞれ記載してございまして、色合いと大きさが記載してございます。
設置イメージでございますが、右側のイメージ図を見ていただきますと、左側が高速道路、右が一般道になってございまして、高速道路には看板のみ、一般道には看板と路面表示が交互に設置されることとなってございます。設置間隔は、黒丸の3点目の記載のとおりでございます。
なお、これらの表示につきましては、一番下段でございますが、交通規制を表すものではなくて、協力を求める表示だということで御理解いただければと存じます。
資料をおめくりいただきまして、6ページを御覧いただきたいと存じます。
こちらの表示につきましては、交通管理者が大会関係者を輸送する道路に専用レーンと優先レーンを設置いたしまして、交通規制をかけます。そちらの規制をかけるルートに、より分かるように、車線の中央に実線または点線を設置するものでございます。実線は専用レーン、点線は優先レーンとなってございます。6ページにつきましては、一般道のみの設置でございます。高速道路には設置されません。
資料7ページを御覧いただきたいと存じます。
今御説明いたしました内容のまとめでございます。左側縦軸に大会ルートと練習会場ルート、下に代替ルートと書いてございますが、横軸でございます。一般道につきましては、規制区間には赤の実線と点線が、規制区間外におきましては路面表示と看板がそれぞれ設置されるということでございます。高速道路につきましては、看板のみという表示でございます。
資料をおめくりいただきまして、8ページにつきましては、一般道への設置例で御覧いただきたいと存じます。
続きまして、資料9ページを御覧いただきたいと思います。
縦軸で、上が高速道路、下が一般道路でございますが、それぞれの表示を6月末までに終わらせて、大会本番を迎えると。大会終了後は、路面表示の消去と看板の撤去が適宜行われるものでございます。
説明は以上でございます。
○武藤委員長 説明が終わりました。
何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕