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  1. 目黒区議会 2019-11-12
    令和元年都市環境委員会(11月12日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和元年都市環境委員会(11月12日)                都市環境委員会 1 日    時 令和元年11月12日(火)          開会 午前9時59分          散会 午後1時44分 2     所 第三委員会室 3 出席者    委員長   鴨志田 リ エ   副委員長  関   けんいち      (9名)委  員  かいでん 和 弘  委  員  川 端 しんじ          委  員  岸   大 介   委  員  梅 田 まさみ          委  員  松 嶋 祐一郎   委  員  河 野 陽 子          委  員  田 島 けんじ 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  中 澤 都市整備部長      馬  参事都市計画課長)     (15名)(街づくり推進部長)          櫻 田 都市整備課長      澤 田 土木管理課長          立 山 みどり土木政策課長   髙 橋 道路公園課長          清 水 道路公園サービス課長  照 井 建築課長          鵜 沼 住宅課長        小 林 地区整備課長          林   木密地域整備課長    清 水 環境清掃部長          佐 藤 参事(環境保全課長)  榊 原 清掃リサイクル課長          大 迫 清掃事務所長 6 区議会事務局 伴   議事・調査係長      (1名) 7 議    題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)工事報告(2件)について                 (資料あり)   (2)台風19号による被害状況と対応について          (資料あり)   (3)旧川の資料館及び目黒川船入場の有効活用の試行について   (資料あり)   (4)東京都ユニークベニュー実施に伴う旧前田家本邸洋館(駒場公園)      の夜間使用について                    (資料あり)   (5)西郷山公園における土砂災害防止対策の進め方について    (資料あり)   (6)工事報告(1件)について                 (資料あり)   (7)借上型区民住宅特定優良賃貸住宅)の一部返還について   (資料あり)   (8)令和元年度住宅用エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成の      受付期間の延長等について                 (資料あり)   (9)小型家電リサイクルの回収及び再資源化の強化について    (資料あり)  (10)令和元年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて (資料あり)   【情報提供】   (1)補助46号線沿道まちづくりにおける懇談会(ヨンロク懇談会)開      催についてのお知らせ                   (資料あり)   (2)羽田空港機能強化に関する住民説明会開催についてのお知らせ (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○鴨志田委員長  おはようございます。  ちょっと早いですけれども、都市環境委員会を開会いたします。  署名委員には、田島委員、かいでん委員、よろしくお願いいたします。  担当部署の都合によって、報告事項(8)、情報提供(2)から始めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(8)令和元年度住宅用エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成の受          付期間の延長等について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  それでは、報告事項(8)令和元年度住宅用エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成受付期間の延長等について報告を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、資料のほうをごらんいただきまして、御説明をいたします。  本件につきましては、本年5月29日の本委員会において、この事業の実施について御報告をした案件でございます。その上で、資料1番の(1)予算額、それから(2)の期間については、さきに御報告をしたものを再掲してございます。  その上で、(3)でございますが、10月末現在までの集計でございますが、記載の申請額、まだこれは申請の段階ではございますが、それから、それぞれの設備の件数と申請額を内訳で表にしておりますが、縦計をしたものが改めて総額の横に書きました90件ということで、現在申請をいただいているところでございますが、上の1番のとおり予算のおおむねまだ50%という段階でございますので、改めて当初のこの申請期間を延長する御報告でございます。  内容については、裏面でございますが、2番から3番までについて、それぞれの項目について、矢印を書いて下線を引きまして、1月末まで、これは東京都の補助制度も活用している中で、都にさらに書類を提出する期限もございますので、そのぎりぎりということで1月末まで延長、例年と同じ時期でございますが、延長するものでございます。  その上で、4番の区に対する期限については、2月中旬まで間に合いますので、こちらで延長させていただきます。  今後につきましては、改めて予算がある中での周知に努めていくということで、段階的に、5番のとおり、ホームページや手引を改めて各施設で配布いたすこと、それから段階的に、区報にも掲載して周知をしながら、改めて申請について呼びかけていきたいと考えてございます。  御説明は以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。 ○河野委員  済みません、1点だけ確認させてください。  これまでの申請状況の予算額のところで、家庭用蓄電システムは5万円が10件の予算額で、実際申請があったのが34件というふうに、数がオーバーしているんですけれども、この申請いただいた34件については、要するにトータルの予算の中でおさまれば受けていくという考え方でよろしいのかどうか、そこだけ確認させてください。 ○佐藤環境保全課長  御質疑のとおり、改めて1番の(1)の予算額と内訳の件数は予算上の想定、これも件数的には、内訳としては昨年度の実績をもとにおおむねの想定をして、内訳は毎年見直してはいますが、あくまでも想定ということでございまして、予算額、全額1,150万円余の中で、おっしゃるとおり、いただいた申請については、予算額に余裕がありますので、順次、まだ申請の段階でストップしてございますけれども、基本的には、金額の中でおさまれば助成をしていく、そういう考え方で手続を進めてまいる所存でございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  ほかに御質疑ございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(8)令和元年度住宅用エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成受付期間の延長等についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(2)羽田空港機能強化に関する住民説明会開催についてのお知らせ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、情報提供(2)羽田空港機能強化に関する住民説明会開催についてのお知らせの情報提供を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、資料をごらんください。  改めまして、題字が、これは国土交通省報道発表資料の写しでございまして、本年11月から第6フェーズ、これについては、まず四角囲みの中に説明としまして、国が行う住民説明会、これは昨年度末までに5巡、第5フェーズまで実施されてきたところでございますが、その後、1番の背景の本文の3行目にございますように、8月8日に国土交通大臣がこの機能強化について決定をされた。その際にも、引き続き、ことしの秋をめどに国が住民説明会を開催する予定である。これが追加対策として示されていたものでございますが、それによる実施でございます。  改めて、報道発表資料のとおり、1番の背景、それから2番の説明会で情報提供を行う内容、それから3番については、次ページ以降でございますが、記載のとおりでございます。  目黒区に係るところは、めくっていただいて、3ページから別紙2-1がございますが、これの通しの5ページ目を見ていただきますと、私どもについては、上から6行目からの来年1月中旬、16日木曜日、それから17日金曜日、それから18日を飛んで、19日日曜日。今回については各自治体で、昨年度は2回でございましたところを3回にふやすということで、この3回を予定しているところでございます。  改めまして、まだ目黒区については時期に大分時間がありますので、今後また年末に区報に載せたり、それからまだチラシ等ができておりませんので、それがまいりましたときには、改めて区内に周知で配布する等、段階的に周知をした上で、またきちんと皆さんが説明を聞いていただけるように取り組んでまいる所存でございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。 ○松嶋委員  今回の住民説明会なんですけれども、今までどおりのオープンハウス型という形でやるということなんですよね。これ資料を見ますと、そういうふうになっているんですけれども、こういう形で説明会を順次、この間もずっとされてきて、地域の皆さんの中には、やっぱりこういう形じゃなくて、きちっと教室型でという声もあるんです。  国土交通大臣のそういった、一定説明をしていくという中の部分で、住民説明会の形式として、今後、教室型の説明会というのを取り組んでいく意向があるのかどうか、区として把握されている部分があれば、その辺ちょっと教えていただきたいんですけど。 ○佐藤環境保全課長  ただいまの御質疑でございますが、改めて先ほど御説明の中で、国が追加対策として出した一環ということで御説明したところでございますが、その追加対策の中身には、おっしゃる説明会の形式、基本的にはオープンハウスで国のほうは予定をするということではございますが、実際のやり方については、各自治体と協議をしながら進めていく、このように示されているところでございますので、私ども国の内容としてはそういうふうに認識しているところでございます。  以上でございます。 ○松嶋委員  これは何度も確認、私もしているんですけれども、住民から声があれば、目黒区としては国に対して、教室型の住民説明会をやってくださいねということは要望していくということで、何度も確認はさせていただいているんですけれども、今後そういった、地域からそういう教室型でやってください、きちっと国のほうで説明会をやってくださいねと、区内でね。きめ細かくやってくださいねというような要望があれば、区としても国にそういった要望をしていくということに今後も変わりないということでいいんでしょうか。 ○佐藤環境保全課長  改めましての御質疑でございますが、これまで御答弁いたしておりますとおり、第3回定例会における区長からの答弁も含めまして、御要望があれば、これは国に上げていくという姿勢でございますので、この一般質問の答弁が変わることはございません。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、情報提供(2)羽田空港機能強化に関する住民説明会開催についてのお知らせを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)工事報告(2件)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(1)工事報告(2件)について報告を受けます。 ○立山みどり土木政策課長  では、工事報告(2件)について御報告いたします。  なお、本件につきましては、本日、企画総務委員会で契約報告が行われる予定になってございます。  では、おめくりいただきまして、工事報告のナンバー1、河川維持工事(目黒川)その2でございます。  場所につきましては、記載の場所でございまして、案内図を見ていただければ、共済病院の前の田楽橋から清掃工場と防衛省の間の中里橋の間と、飛びまして、目黒新橋から太鼓橋の間についてが施工場所でございます。  請負者、請負金額は記載のとおりでございます。  工事概要でございますが、河床整正工1式、それと2点目、しゅんせつ工で、先ほどの上流側の場所で200立米、それと下流側、太鼓橋付近で800立米を予定してございます。また4点目、河床の埋め戻し工として619立米の埋め戻しを予定してございます。  工期につきましては、令和元年10月15日から令和2年3月27日でございます。  続きまして、ナンバー2でございます。  件名は、大丸跨線橋補修設計耐震検討委託でございます。  場所につきましては、記載の案内図を見ていただけたらと存じますが、JRの山手線にかかる跨線橋でございます。ちょうど日の丸自動車の裏手に当たります。黒く網をかけた部分が対象の箇所でございます。  請負者、請負金額は記載のとおりでございます。  内容につきましては、橋梁補修設計1式、それと橋梁の耐震検討1式でございます。  工期につきましては、令和元年10月11日から令和2年3月13日でございます。
     説明は以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(1)工事報告(2件)についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)台風19号による被害状況と対応について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(2)台風19号による被害状況と対応について報告を受けます。 ○髙橋道路公園課長  それでは、台風19号による被害状況と対応について御報告をいたします。  なお、本日の企画総務委員会におきましても、同様の報告をさせていただいてございます。  それでは、御説明をいたします。  台風19号による被害状況と対応につきましては、10月中旬に速報値という形で各議員の皆様に情報提供をしているところでございますが、今回はその後の対応も踏まえまして、御報告をいたします。  まず、表面につきましては、簡単に御説明いたしますと、10月12日、夜7時前に伊豆半島に上陸した台風19号につきましては、関東地方を通過し、13日未明に東北地方の東海上に抜けたところです。その後、関東甲信地方、東北地方における甚大な被害につきましては、新聞・テレビなどで報道されているところでございます。  本区における主な対応の経過につきましては、台風が上陸する12日の朝5時に水防本部を設置いたしまして、8時には自主避難所を記載の3カ所に開設いたしました。  その後、雨・風が強くなってくるのに伴いまして、目黒川の水位などの傾向も踏まえ、午後1時に目黒川流域に警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始」を発令し、地域避難所として2カ所を開設いたしました。  さらに、東京地方に大雨特別警報が発表されたことなどを受けまして、夕方5時45分に警戒レベル4「避難勧告」を発令し、地域避難所を1カ所、追加開設したところでございます。  明けて、13日の朝方2時20分には大雨警報が解除され、避難勧告を全て解除いたしました。朝8時半には全ての避難所を閉鎖いたしまして、水防本部につきましては10時をもって解散をしたところです。  項番2から6の数値につきましては速報値のとおりでございますので、説明を省略させていただきます。  裏面にまいります。  項番7の水防活動につきましては、区内重点警戒箇所21カ所、呑川緑道や東山貝塚公園など、土砂災害監視警戒箇所37カ所、大橋、青葉台、下目黒地域など、13班50名で点検するとともに、土のうを9,900袋、配布したところです。このうち、高齢者宅などへは32件、直接職員が配布をしてございます。  避難勧告などの情報発信につきましては、記載のとおり、ホームページやツイッター、メールマガジンなどのツールを活用いたしまして、発信をしたところです。  項番8です。10月末時点での本区の被害状況とその対応でございますが、人的な被害は特にございませんでしたが、民家では屋根や天井、壁などの一部に損壊の申し出が31件ございまして、順次、区で調査の上、罹災証明の発行をしているところでございます。  区有施設の主な被害につきましては、多摩川河川敷に設置してあります砧野球・サッカーが冠水いたしました。資料には11月5日から復旧工事に着手と記載してございますけれども、実際には先行して台風通過直後の10月17日からグラウンドの瓦れきの撤去作業を始めているところでございます。道路・公園につきましては、倒木等76件で、10月末現在、全て処理済みとなってございます。  また、停電も12日の夜9時過ぎに一部の地域で瞬間的に発生しましたが、すぐに復旧してございます。  項番9の被災した自治体への支援でございますが、多摩川の氾濫などで被害の大きかったお隣の世田谷区には10月17日、18日の2日間で2名ずつ、清掃事務所の職員を派遣し、災害ごみの収集作業に従事をいたしました。  また、友好都市である宮城県角田市へは、阿武隈川の支流の増水・氾濫で市街地が浸水被害に遭われましたので、10月21日から1週間交代で職員を2名ずつ派遣し、災害ごみの処理や罹災証明の発行手続の業務等に従事をしており、現在も継続中でございます。  さらに、東京都を通じて関東地方環境事務所から災害廃棄物処理対応への応援依頼がございまして、埼玉県の坂戸市に10月24日から29日まで、清掃事務所の職員2名を派遣したところでございます。  10番の主な課題ですけれども、記載のような情報発信、避難所の選定・運営、避難勧告発令などの課題がございました。こちらにつきましては、項番10に挙げた課題がございまして、特に今回アクセスが集中いたしましたホームページにつきましては、報道によりますと、東京都と区市町村が共同で運営する自治体情報セキュリティクラウドが原因の一つであったという可能性も指摘されているところですので、東京都知事との意見交換ので、運用面の改善などについて、区長から申し入れをしたところでございます。  災害発生時の初期対応と危機管理体制の確保は、被害を最小限に抑える上で最も重要なポイントでございますので、庁内に検討組織を設置し、今回の対応に係る主な課題を検証し、年内をめどに今後の対応を取りまとめていくこととしてございます。  説明は以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。 ○河野委員  委員長、都市環境委員会ということで、どの範囲で、ここに書いてある範囲は全て質問しても大丈夫でしょうか。答えられそうであればということで。 ○鴨志田委員長  災害のときは一体となって対応しているので。 ○河野委員  きょう、企画でもやっているということなので。  (「細かいところはちょっとあれですけれども」と呼ぶ者あり) ○河野委員  それでは、質問させていただきたいと思います。  まず、7番、水防活動の(2)土のうの配布ということでございますけれども、9,900袋で、ほぼ全てというか、ストックがないぐらいの状態にまでなったということで、これは今までの流れから見ても、区民の皆様の危機感も非常に高かったのかなということも一定あると思うんですが、この9,900袋が持って行かれた中でどのようにして使われたのかということがもし、細かくじゃなくていいんですけれども、おわかりでしたら教えてください。それが1点目。  それから、2点目は、先日の報道で、今回の千曲川、それから去年の岡山県の真備町の浸水は、ほぼハザードマップ等で推定されていた範囲と同じであったという結果が見えてきた中で、やはり今後、目黒の水害ハザードマップの中にいらっしゃる方に、であるとすると、まずはそこをしっかりと皆様、これは自助というところになると思いますけれども、対応していっていただくということが非常に大事だと思うんですね。  水害ハザードマップを皆さん、実はそんなの出ているのを知らなかったという方も、うちの自治体だけじゃなくて、今回、被害に遭われた、もしくは昨年被害に遭われた方々も、配布されていることすら気づいていなかったという方も非常に多いと聞いておりますので、やはりその辺をどうやって、自分がここの中にいるんだということを知っていただいて、備えていただくということをぜひやっていっていただきたいと思いますが、その辺、区としてどのようにお考えか、お聞かせください。  それから、先ほど主な課題ということで、情報発信、自民党としては今回の19号が終わった後ですぐに、緊急提案ということで、今回の災害に対して、いろいろな提案を区のほうに出させていただきましたけれども、その中で、ホームページがダウンしたのはしようがないにしろ、そこから緊急時用のホームページに切りかえるのに物すごく時間がかかっているんですね。  これ、緊急時のホームページをつくれという議会からの提案の中でつくって、それに切りかえる訓練まで多分、1回していると思うんですけれども、それの運用がちゃんとされていないんじゃないかなと。落ちた、大変大変じゃなくて、そうであれば、もう想定内のことで考えて、そこから切りかえをさっとすれば、さほど混乱は起きなかったんじゃないのかなというところがあるんですが、これから年内をめどにそういったことを検討されていくということなんですけれども、その辺、やっぱり情報の発信、危機管理としての情報発信というのを、もっと徹底してやっていかなきゃいけないんじゃないかなと思うんですが、その辺、どのようにお考えかお聞かせください。  以上です。 ○髙橋道路公園課長  3点御質問いただきましたけれども、まず、第1点目の土のうの配布ですけれども、区内48カ所の土のうステーションを設けてございまして、そこに100袋ずつ常時、置いてございます。そのほかに、水防倉庫であるとか、土木公園事務所のほうにも置いてあるということで、土のうをつくりながら、区内48カ所の土のうステーションが空になるような状況が続いていましたので、そこに補充をして、お問い合わせについては、そこの補充した場所を御案内して、区民の方に取りに行っていただくというような対応をさせていただきました。  先ほども少し申し上げましたけれども、ただ、自分でやはり置けないという方も、高齢者等でいらっしゃいましたので、そういう方につきましては、区のほうで直接職員が持っていって、並べてというような対応をしたところです。  基本的には、道路から宅地が低い場合には、玄関など、水が入りそうな場所に土のうを並べて、少し水位が上がっても入らないような対応をしていくというようなことで、対応をさせていただいたところです。  2点目のハザードマップですけれども、ことしの5月に全戸配布をしたところですけれども、今回の区長懇談会でも、この水害について、懇談に入る前に御説明をさせていただいていますけれども、そこの中でも、やはりハザードマップが十分周知されていなかったというようなお話もあって、防災課長のほうから説明をして、区長懇談会のでもハザードマップを配布させていただいたということです。  なかなか十分に知れ渡っていないというのが今回のところでもあろうかと思いますので、引き続き、やはりこのハザードマップの周知については区報、または町会の回覧等を使って、周知をしていく必要があるかなというふうには考えてございます。こちらについても対応していきたいというふうに思ってございます。  3点目の情報発信ですけれども、ホームページは、聞いている話ですけれども、ダウンしたのではなくて、入り口が狭まった関係で、つながりにくくなったというような言い方をしているんですけれども、私も水防活動をやっている中で、8時ぐらいにはもうホームページにつながらなかったので、広報課のほうに話をして、対応についてお願いをしたところですけれども、非常にやはり区のホームページは、区民の皆様もそうですけれども、情報を収集する手段として非常に重要なポジションになっているというふうに思っていますので、ここの改善、また先ほど言っていただいたように、切りかえの訓練ですね、これについてもより実践的なものになるように、関係所管と連携をしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○河野委員  まず1点目、土のうのことなんですけれども、恐らく家庭の玄関のところ等、傾斜があったり、1段下がっていたりというお宅で、そこに水が入らないように使われる方が多かったということでよろしかったと思うんですけれども、そうであるとすると、今後、住宅を建てるという方たちに対して、おうちの建て方は本当にそのおうちの方の自由もあるので、なんですけれども、区として建築のあれが出たときに、やはり止水板をつけたほうがいいですよとか、そういった、ある意味、指導というか、アドバイス的なことをしっかりとしていって、そのエリアに建てられる方は特にだと思うんですけれども、そういったことをして、そこに建てるということはそういうことなんだということをやはり知っていただくというのもそこに一つあると思うんですね。  先ほど懇談会で説明されて、今後、啓発ということもあると思うんですけれども、やっぱりそういったことで区民の方に知っていただく、建てかえするときとかもそうだと思うんですけれども、じゃ、土のうはどこにあるんだとか、止水板をつけようとかということをやっぱり考えていただく機会をつくることが、やっぱり今後、備えていくことにもなると思うので、その辺の指導というか、アドバイスをしっかりしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  それから、ハザードマップなんですが、ホームページ上で、台風が来た、うちは大丈夫なんだろうかとハザードマップを見ようと思って、ネットを見てあけたときに、これは私だけかもしれないんですが、でも何人か声があったんですが、解像度が悪くてよく見えなかったんですね。自分の住所のところ、あるいは知り合いのいるところがどういう色なのかというか、どういうエリアに入っているかというのがよく見えなかったので、ちょっと細かいことですけれども、ハザードマップをホームページでも、もちろんそのときに皆さん見るという人もいていいと思うので、いたときに、自分のうちはどうなんだというのがきちんと確認できるように、ただPDFでぽんと上げるんじゃなくて、上げるときの解像度であるとか、それでちゃんと見えるのかという確認をちゃんとしていただきたいなというふうに思っておりますが、技術的な問題もあると思うので、その辺、どのようにお考えかお聞かせください。  それから、ホームページなんですけれども、見られなくなったら、区民の人はダウンしたと思っていると思うんです。それも理由はどうあれ、ダウンしたには変わりがなくて、それから非常時用にあれしたりするときに、その訓練を今後も実践的なというふうにおっしゃったんですけれども、やっぱりそれは指示系統だと思うんですよ。  誰がそれを最終的に判断をして、もしくはその人が集まれないときに、じゃ、誰がそこで判断して、緊急時のに変えるのかという指示系統だと思うので、その辺の指示系統をしっかりと再度確認してほしいというのと、今回ミラーサイトも立ち上がったと思うんですが、ミラーサイトをせっかく立ち上げても、そのアドレスにアクセスできないと、要するにアドレスを知らないと行かれないというのがあったと思うんですね。そのミラーサイトの告知、ツイッターでしばらく時間がたったらやっていたし、それを多分、議員さんなんかも結構広めている方がいらっしゃいましたけれども、ミラーサイトが立ち上がったときのやっぱり周知の方法とかもしっかり検討してほしいなというのを1点要望させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  以上です。 ○照井建築課長  それでは、1点目の御質疑につきまして、私、建築課のほうからお答えさせていただきます。  建築課でも、これまで新築等の確認申請が出ている場合、特に半地下、または地下のある建築物に対しましては、浸水予防対策といたしまして、申請者の方にどのような対策をしていますかということで、ある程度のお話はお伺いしています。例えば水中ポンプをつけていくとか、あとは玄関のところに立ち上げをつくるとか、そういったところで、書面1枚なんですけれども、設計者を通して提出いただいております。  ただ、やはりなかなか玄関の前に物すごい立ち上がりをつくるとか、なかなかそういったところは非常に難しいのかなと。また、水中ポンプにつきましても、やはりある程度の段階でお使いなさっているので、やはりこの後、こういったゲリラ豪雨だったり、かなりの水害がある中で、私どももこういった形で届け出等は出してはいただいているんですが、どういった周知がもう少しできるのかとか、もう一つ何か工夫ができないかというのは、今回、これだけ災害があるものですから、もうちょっと何か工夫ができないかなというのは少し感じたところでございます。今現在は、そういった形で実施させていただいております。  以上です。 ○髙橋道路公園課長  それでは、2点目のハザードマップですけれども、ハザードマップ自体が、もとの原稿が1万分の1の地図を使って作成をしていますので、個々の家の場所まで特定するような地図にはなってないんです。ただ、ホームページを見たときにわかりやすいような形というのは必要だと思いますので、その辺は少し防災課ともお話をしまして、調査・研究はさせていただきたいというふうに思ってございます。  最後の3点目のホームページのお話でございますけれども、まず、委員御指摘のとおり、災害時における指揮系統というのは、非常に重要な位置づけだと思ってございます。そこでやはり瞬時に判断をして、リアルタイムに次の行動に移っていかなきゃいけないということがございますので、それの指示系統の確認につきましては、改めて実施をしていきたいというふうに思います。  今回も、広報課サイドでも広報課長、また企画経営部長等いましたので、今回は指示系統としては確保されていたのかなと思いますけれども、そのほか、実際にやる職員の体制とか、その辺もございますので、その辺については今後さらにブラッシュアップできるようにしていきたいというふうに考えてございます。  ミラーサイトのお話ですけれども、もともと今現在もミラーサイトは持っていたということなんですけれども、それも含めて、今回アクセス、切りかえができないような状況だったというふうに聞いていますので、その辺はやはり、アクセスでいっぱいになったときの対応としては当然必要な対応ですので、今回のことを踏まえまして、さらに活用できるような対応をしていきたいというふうに考えてございます。  こちらにつきましても、今回の課題ということで、今後、庁内の検討会の中で検証していきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○河野委員  最後に、今、広報課という言葉が出てきたんですけれども、これから検討されるということなので、余り細かくここで言うとあれなのかもしれないんですが、広報課と危機管理室の二本立てになっていて、ホームページ、あるいはツイッターの運用も二本立てになっている中で、有事のときというか、いわゆる緊急時のときに、広報課に、もちろん広報課がかかわらなければいけないところもあるかもしれないんですけれども、どちらがイニシアチブを握るのかといったらおかしいんですが、私は個人的には、こういうときは危機管理室の体制で、ホームページもツイッターも情報発信もやっていくという形にしていかないと、結局おくれていくんだと思うんですよ。  なので、前から、この間の決特の総括のときにも言いましたけれども、危機管理体制でのやっぱり情報発信の仕方というのをしっかり考えていっていただきたいというのと、危機管理室として例えばツイッターのアカウントをしっかり持って発信していくとか、情報は多少、正しい情報であればダブってもいいと思うんですね、区の広報と危機管理室と。  ということで、あと情報を流すまでのステップが、中でどういうふうにされているのかわからないんですけれども、なるべく正しい情報を簡潔に流すのであれば、ある程度、現場裁量ぐらいまでの感じで、そのステップの段階を、少し中を削っていくとか、危機管理時においては。そういうことを考えていかないと、例えば今回は台風なんですけれども、台風はある意味、短時間で物すごい勢いでやって来て、時間勝負のところもあるわけじゃないですか。ですから、やっぱりその辺、もちろん震災のときなんかもそうだと思うんですけれども、間に人がたくさん入ると、それだけ情報が出て行くのもおくれていくと思うので、やっぱり危機管理室がしっかりとイニシアチブを握ってやっていくという体制をとっていくのが、私はいいんじゃないかというふうに考えてるんですが、その辺、区としてどうやって考えていくのか。  それから、ミラーサイトは、ヤフーが立ち上げるものなので、アドレスが違ってくるんですよね。だから、そのアドレスをどうやって区民に通知、あるいは皆さんに知らせていくのかという方法もしっかりと考えていってほしいと思うので、そこも再度、聞かせてください。  以上です。 ○中澤都市整備部長  それでは、私のほうから、全体的にかかわることでございますので、ちょっとお答えさせていただきます。  先ほども課長のほうから言いましたように、今、庁内に検討組織を設けてやってございます。おっしゃるように、現在、危機管理会議というのがありまして、その中で、いろんな対応をしているということでございます。最終的には、例えば応急対策本部とか、災害対策本部と切りかえていくわけです。そこの過程での判断というのは、これは適時適切にやらなければいけないわけですので、今回はたまたま、都市整備以外にも、企画経営部も詰めてございましたので、あと総務とか、いろいろ職員もいましたので、あとは当然、危機管理もいますので、全体的な判断、それを区長等にも確認してやっているということでございます。  まず、ホームページに関しましては、おっしゃるとおり、ああいう状況でございまして、非常に私もがっかりしたところでございますが、10月18日に区長と都知事の懇談がありまして、ちょうど私もそのに一緒にいまして、明確にちゃんとやってくれということはお話ししました。都知事のほうは、ちょっとそのときはいろいろなことがあって、それどころじゃなかったみたいですけれども、マラソンが変わっちゃったとかですね。そうはいっても、ちゃんと明確にそこはお伝えしました。  それとあと、今言っている細かい話は、ぜひこれは庁内の中で整理する話で、広報がどこかとか、危機管理者がどうということではなく、全体的にどうしてくかというやっぱり整理の仕方でございますので、ここは今、庁内に組織を設けて、ちゃんとした整理をしまして、危機管理会議というのがございますので、その中でまとめていきたいと思います。  それと、これから何かある場合は、今ホームページはちょっと、いずれにしろ東京都の水防のホームページも結構ダウンして、見られなかったんですよ。実質、目黒区の防災気象情報というのがありまして、これは都市整備部のほうでやっておりますので、これは直接つながりますので、ここをぜひPRしていかないと。今の段階で例えば大雨が降った場合、ホームページからこの防災気象情報につなげると、非常に遅くなりますので、遅くってつながりませんので、今の段階で、今ちょっと調整中ですから。この辺は喫緊で言えば、ここをぜひ見てくださいということで、ツイッター等でもここに直接アクセスしてくださいということはお伝えしました。  いずれにしても、とにかく今、かなり課題もあります。災害、さっき言ったように、緊急避難、避難準備、避難勧告、この時期、時間、またタイミングもございますし、あるいは避難の場所、これも含めていろいろと検討課題がございますので、全庁的に整理をしていく必要があるということで今やっておりますので、また、まとまり次第、議会のほうにも御報告していくというふうに予定しておりますので、真摯に受けとめて対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  河野委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○松嶋委員  台風19号が来まして、それで職員の皆さんが本当に昼夜を問わず頑張っていただいたことに、まず感謝を申し上げたいと思います。  私も台風19号のときには地域の、特に西部地域ですので、緑道が、呑川の緑道もあったりして、近隣の地域の皆さん大丈夫かなということで、ちょっと見回りもしたり、あるいは、西部では自主避難所が開設されておりましたので、パーシモンホールにも行きまして、現状を見てまいりました。  そのところどころでちょっと受けた印象というか、こうしたほうがいいんじゃないかというのがありましたので、順次質問させていただきたいなというふうに思うんですけれども、まず、ハザードマップの避難のお話ですけれども、さっき河野委員からも質問ありましたけれども、ハザードマップ上で、やっぱり自分のエリア、自分の住んでいるところが本当に危ないんだということで周知していくことは本当に大事だと思っております。  やっぱり西部地域、特に緑道の地域の人たちというのは、この間、何度も浸水が出ておりますので、一定、理解しているんですね。そういう方が自主的にパーシモンホールなんかに自主避難所ということで避難してきて、80名弱の人がそのとき避難をしていたという状況です。  私が避難所に行ったときに、いろんな方が来ておりまして、避難したいですという方はもちろんいらっしゃいますけれども、避難したほうがいいのかどうかを聞きに来る人というのも結構いたんですね。だから、平時のときに、自分のところは非常に低いところなので、水が来るかもわからないので、今のうちから避難しておいたほうがいいでしょうかということで、聞きに来る人というのが結構、自主避難所にいらっしゃったというのが、すごく印象に残っております。  そういう意味では、自主避難所の位置づけというのをどういうふうにするのかというのが、まだちょっと定まっていないような部分もあるので、近隣の、特に西部地域というのが、そういう呑川の浸水の被害が多いところですので、自主避難所に避難したほうがいいのかどうか、そしてどういうタイミングで避難するのがいいのか、というのが非常に情報が錯綜しているといいますか、まちまちで、だから区として、一定そういうのも、地域の皆さんに、こういうときにはこうとか、自主避難所はこういうものだとかということで、もうちょっとそういう部分での情報というのも示していくのがいいのではないかなというふうに思いましたけれども、いかがでしょうか。  それから、台風が過ぎ去った後にもちょっと地域の皆さんに話を聞きに行きましたけれども、やっぱり古くから緑道沿いに住まわれている方は、やっぱりここに家を建てるということは、一定、浸水のリスクがあるんだということで、もう10年も20年もそこに住んでいると、よく御存じで、新しくそこに家を建てかえた方からも話を聞いたんですけれども、すごく高くして家を建てたんだというふうに話していて、だけど緑道の向こう側の家を見てごらんと。あそこは地下に駐車場をつくって、それで、またやっぱり水が入っちゃって、それで車が浸水したらいけないということで、目黒通り沿いのテニスのほうまで行って、そこに駐車して、そういう苦労もされているのよなんていう話も聞きましたし、駐車場に水が来ないようにブロックで止水をするような追加で工事をしているということで、非常に苦労されているというのも近隣の住民の方から話を聞きました。  そういう意味では、新たに家を建てるときに、一定、周知とか指導というのが、さっきの質疑でもありましたけれども、私も同じように考えておりまして、建築する際に、こういうハザードマップ上、危険なところ、あるいは緑道でいつも浸水するようなところについては、一定、目黒区の指導が要るんじゃないか、ルールをつくっていく必要もあるんじゃないかなというような印象も受けているんです。  これから頻繁に大雨とか、そういう豪雨、記録的な大雨がこの間ありますから、そういう一定、ルールづくりというのも検討していく必要があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。  それから、3点目ですけれども、緑道の対応ということで、倒木とかも非常に地域の方は心配をされています。台風で暴風が吹くと、木が倒れるんじゃないか。区として、呑川については、「サクラの再生計画」ということで、今、順次進めていらっしゃいますけれども、そういう倒木で電線が断線するんじゃないかというような心配もあって、そういうところも視野に入れて、緑道自体をやっぱりそういう安心・安全を担保するというような緑道にしていく、こういう台風が来たということを踏まえて、緑道の考え方というのを新たにしていく必要があるんじゃないかと思うんですけれども、その辺についていかがかということ。  それから、緑道沿いの雨水ますについてなんですけれども、非常に緑道というのは低地にありますから、目黒通りとか、高いところから水が一気に流れ込んでくるということがあります。そういうときに、水の流れ方によっては、非常に1カ所に集中しちゃって、そこの水位が上がっちゃって、そこから浸水してくるということがあります。ですから、道路の形状とか、そういう部分でも影響を受けるわけです。だから、道路の角度とか、その形状、そこにきちっと対応した雨水ますの置き方とかということをやっていかないと、やっぱり偏って浸水が出ちゃうということがあります。  台風19号の後にもう一回、豪雨がありました。そのときに、やっぱり家に水が入ってきそうになったので土のうを使ったという方から御相談も受けまして、区に私も連絡しましたけれども、そういう1回ちょっと点検を、雨水ますの位置とか、水の流れ方とかという部分をちょっと点検が必要じゃないかなというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。以上3点です。 ○照井建築課長  それでは、浸水予防対策の関係につきまして、私のほうからお答えさせていただきます。  先ほどの河野委員の御質疑もありましたように、浸水予防対策につきましては、私どもの建築課のほうで指導要綱をつくっておりまして、それで行っています。  ただ、やはり確認申請につきましては、民間確認検査機関にどうしても出てしまう関係上、その中で、私どものほうで浸水予防対策の要綱があるので、先ほど申しましたように半地下、もしくは地下の建物がある場合は、こういったものを、紙は1枚なんですけれども、出していただいて、その建物でどういう対策をされますかということで、先ほど申しましたように、水中ポンプを設置しますよとか、あとは玄関の付近に立ち上がりをつくりますよとか、そういう形で皆様に御検討いただいて、出していただいているという状態です。  ですから、皆様のほうにつきましては、やはりこういった地下や半地下をつくる場合には、こういった対策を鑑みるのと、やはりこのハザードマップの関係を見ていただいて、どういった対策が一番いいのかというのもあわせて検討していただいて、建てかえする際とか、新たに新築する際は検討していただいて、私どものほうに報告いただいているような状況でございます。  以上でございます。
    髙橋道路公園課長  まず、避難の考え方ですけれども、ハザードマップにも記載をしているところですけれども、避難行動については、大きく三つの手法がありますということで、最寄りの避難所への立ち退き避難、そしてより安全な場所への建物等への立ち退き避難、そして屋内での安全確保と、この大きく三つの考え方がございまして、それらの周知を図っているということでございます。  自主避難につきましては、雨が降る前からもう既に、今回も8時から自主避難所を開設しましたけれども、それぞれの建物の立地条件とか建物の状況等によって、やはり雨だけではなくて、風の心配であるとか、そういったことも考えられますので、それぞれの個人の人の判断として、家にとどまるよりは避難所に行ったほうが安全というような判断があれば、避難をしていただいて大丈夫ですよというようなことで、自主避難所を開設したところでございます。  特に、呑川周辺については内水氾濫ですので、避難所にどうしても避難しなきゃいけないという状況というのは、非常に考えづらい場所だというふうに考えてございます。今回は目黒川の溢水を想定して、目黒川流域での避難勧告ということで避難勧告をしているところでございますので、その辺につきましては、やはり今後さらに周知をしていく必要があると思ってございますので、今後その辺につきまして、どんな対応ができるかは検討してまいりたいというふうに思ってございます。  3点目の緑道の整備のお話かと思いますけれども、御案内のとおり、緑道の桜については今、サクラ保全事業ということで、今回も呑川、柿の木坂支流沿いを地域の方と一緒に歩いて、点検をしてということで、今、事業を進めているところでございます。そのほかに、緑道内には桜以外にも樹木、高木もありますので、これについては日常の点検の中で点検をしているという状況でございます。  先ほど申し上げましたとおり、水防活動の中では、こういった呑川沿い等につきましては、水防上、重要な箇所というふうな位置づけをしてございまして、水防活動の中で巡回点検をしているということでございます。なるべくそういった被害が拡大しないような形で、区としては対応していきたいというふうに思ってございます。  倒木については、やはり昨今の台風もそうですけど、集中豪雨もそうなんですけれども、風の舞い方というのが少し変わってきているかなと思ってございまして、局地的に渦を巻くような風が発生しているような状況が少し見受けられます。ですから、事前に倒木を予測するというのはなかなか難しいところではございますけれども、なるべく被害が拡大しないような方向で、取り組みは進めていきたいというふうに思ってございます。  4点目の雨水ますの件ですけれども、委員御指摘のとおり、確かに水の流れは高いところから低いところに集まって、より低いところに集まりますので、危ない箇所というのはあります。そこの中で、区としては、雨ますだけではなくて、例えば道路に横断グレーチングを設置するとか、また雨ますのふたを格子状のものに交換するというような形で取り組みを進めてございます。今も八雲、宮前小学校の周辺でことしも工事をしてございまして、そういった横断グレーチングの設置であるとか、ますの増設等の対応をしているところでございます。  点検につきましても当然、必要でございますので、これからも引き続き、やっていきたい、雨ますについては、特にこれからの時期もそうですけれども、落ち葉が詰まってしまって、のみ込まないということもございますので、水防活動のときには重点的に回るように指示をしているところでございます。  以上でございます。 ○松嶋委員  ありがとうございます。  ぜひ丁寧にやっていただきたいなというふうに思うんですけれども、建築の指導についてですけれども、一定、指導を建築する際にやっていますよということなんですけれども、自由に建てて、それはその家を建てる人の自由という部分はあるんだけれども、結局建ててから損をするのはそのお宅の人であって、こんなに水が来るとは思わなかったわみたいなことに、頭ではわかっていても、実際こうなってしまうと、すごく追加で工事している家なんかいっぱいありましたし、結局お金がかかっちゃったりとか、近隣の方々の負担がすごくあるということが、現状あるわけですよね。  だから、そのおうちの方を守るという点で、財産も含めて、安心・安全を守るという点で、目黒区の指導は大きいと思うんですよ。だから、ルール化という部分も一定、必要なんじゃないかなということでさっき聞いたんですけれども、その辺はどうですか。自由裁量に任せるんだというところなのか、一定、規制を設けるのかという部分で、もう1回ちょっと聞きたいんですけど。  それから、避難のところですけれども、さっき呑川については内水氾濫だということで、避難の部分では、目黒川のああいう形の避難ではなくて、自主避難所ですよと、西部地域については。そういう話だったんです。そういう情報というのは、区民には全然伝わっていない印象でした。自主避難所に避難されている方に私、話を聞きましたけれども、何で避難したんですかということで聞いたら、高齢者の方はやっぱり怖いからとか、家族の方はやっぱり低地に住んでいて水が来るかもわからないからとか、緑が丘三丁目の方も避難されていましたけれども、やっぱり家の前の呑川があんなに濁流になっているのは初めて見たと。あんなに、いつあふれてくるかもわからないから怖いということで避難をされている方もいらっしゃいました。  だから、一定、目黒川とは違うんですよということであっても、全然その認識、周知というのはない状況ですので、その辺の周知を平時からきちっとしておくということが必要なんじゃないかな、自主避難所の位置づけとか、地域避難所の役割とかいうことを周知していくことが必要だと思います。  特に地域避難所は、西部地域で言うと、八雲小学校とか宮前小学校がありますけれども、全部、呑川の緑道に近いところで、ハザードマップ上で言えばもう色がついちゃっているようなところですよね。だから、そういう地域避難所に、本当に警戒レベルが上がってきたときに、そこでいいのかどうかということも一つ考えなくちゃいけないところだと思いますけれども、その点についてはどうでしょうか。以上、まず、伺います。 ○照井建築課長  それでは、1点目につきまして、また再度お答えさせていただきます。  当然ながら、建築する際には、やはり皆さん、建て主の方はやはりいろんな建物のプランをお考えになっていると思います。やはりそのプランの内容にまでは、さすがに私ども建築課のほうでも御指導することはできないんですが、ただ、建築の業者さんは、私ども建築課のほうに、例えば用途地域だったりとか、いろんな条例だったり、地区計画だったり、いろんな問い合わせをしてきます。その中で、やはり近年はハザードマップの内容を聞いてくる方も非常に多いです。  私どものほうも、やはりハザードマップを見ていただいて、この地域はどういう状況なのかというのを、やはり業者さんに対しても御説明して、建物を建てるときに、どういった形で建てなきゃいけないのか。もし建て主さんが地下をつくりたい場合に、どういった形でつくったら、やはりそういった浸水に対する対策ができるのかというのをしっかり検討していただかなきゃいけないというのは、私どもも考えております。  そういった中で、確かに先ほど申しましたように、浸水予防対策の指導要綱をつくっておりますけれども、建て主様に対しても、やはり業者のほうもそういった形で、こういったプランなら地下をつくっても、ある程度のことで防げるんじゃないかというところもしっかり検討していただかなきゃいけない。そういった中で、要綱もつくりながら、業者さんのほうにも指導している。また、区民の方がそういったお話をお伺いする場合、私どものほうでもお話はさせていただいています。  ですからやはり、まずは新築する際に、そこの地域がどういう状況かというのをやはり事前に把握していただいて、私どもも、できる限りそういった情報をどんどん発信していきたいというふうに考えながら、現在指導しているところでございます。  ですから、確かにルールづくり、そういった御質疑がございましたけれども、やはり順を立てて、この地域はどういう状況で、こういう形でというのを御説明しながら、建築課のほうでも現在実施していますし、今後、災害がふえている段階で、もう少し何か強化できることがあるのかどうかも少し検討していきたいと考えております。  以上です。 ○髙橋道路公園課長  それでは、2点目の避難の関係でございますけれども、まず、避難所で水害が発生したときに、地域避難所として使わない場所ということで、田道小学校、下目黒小学校と向原小学校、この3小学校については浸水区域に入っているということで、水害時には使用しないということで、今のところ地域防災計画のほうで決めているところでございます。  委員御指摘のとおり、やっぱり避難所の話、またハザードマップの話、そして避難するタイミングの話については、まだ、なかなかやはり区民の方が、大規模な水害に目黒区はたまたま遭っていないというようなこともございまして、これまでそんなに危機感がなかったものというふうに思ってございます。  ただ、今後、やはりどこでこういった大きな集中豪雨、また台風等が発生するかはわかりませんので、そういった意味で、もう1回、改めて周知をしていく必要があるんだろうなというふうには思ってございます。ことしの5月に水害ハザードマップを全戸に配布したところですけれども、やはりそのフォローアップは必要だと思っていますので、どういった形でできるかも含めて、今後の検討会の中で検討してまいりたいというふうに思ってございます。  また、避難所の開設、その開設の時期、場所、また避難勧告発令のタイミング、これについてもいろいろ御意見をいただいているところですので、検討会の中で改めて検討してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○松嶋委員  最後ですけれども、今回の台風19号も含めて、その前の台風15号ですか、それから集中豪雨がその後にもあったりとかいうことで、この間、非常に豪雨、大雨、台風ということが頻繁に起こってきていて、今後こういった水害ということに対して、今までどおりの対応ではなくて、新しくモードを切りかえて対応していく必要があるんじゃないかなというふうに思っています。  そのために、さっき区からもありましたように、庁内に検討組織を設置して検証していくということなんですけれども、具体的に私が言いましたような建築の指導とか、ハザードマップの避難の問題とか、緑道の対応とかということも、新しくやっぱりもう一段階、違う状況に入ってきたんだと。ですから、もう一段階、また引き上げて対応していかなくちゃいけないんだというふうに、本当にモードを切りかえていただきたいなというふうに思っております。  そういう意味で、具体的な対応をお願いしたいということと、それから今、東京都で呑川については豪雨対策、呑川、蛇崩川は75ミリ対応を早急に実現するようにということで、私たちは要望しているんですけれども、東京都って今、工事やっていますよね。この75ミリでいいのかというのも議論で、やっぱり100ミリというところも視野に計画をつくっていく必要があるんじゃないかというふうに思っております。  区として、こういう今の状況を踏まえて、こういった100ミリ対応ということの計画もつくる必要があるんじゃないかと思うんですけれども、最後、いかがでしょうか。 ○中澤都市整備部長  それでは、最後です。私のほうからまとめてお話しさせていただきます。  まず、台風15号、19号ありましたし、その後に低気圧による豪雨がありましたけれども、あれは皆さん低気圧と言っていますけれども、あれは実質、亜熱帯低気圧といいまして、まさしく日本は亜熱帯地方でございます。ですので、それはもう想定外じゃなくて、想定内と捉えて、やっぱりやっていく必要があるというのは、私どもも委員と同じような認識で、今、検討を進めているところでございます。  それで、いわゆるモードを切りかえるというよりも、さっきちょっと後半の内容につながりますが、はっきり言うと、75ミリ対策、100ミリ対応をやっても、結局そのハード整備に時間がかかりますので、結局は減災、総合治水対策ということで確かに整備はしていきますが、今回幸いなことに、目黒川があふれなかったのも、やっぱり調整池、これ船入場とか、荏原とかあるし、そんなに大きくはないですが、西郷山通りの下には9,000立米の貯留施設もありますから、そういうので何とかもっていると。あるいは地下神殿といって、埼玉のほうの荒川とかはあれで何とかもったと。ただ、支流がやられたというのは今回の大きなところです。  ですので、減災、いわゆる命を守るということが大事ですので、まず呑川であれば垂直避難、内水氾濫になりますので、呑川のほうは。下水がもうオーバーフローするということですので、武蔵小杉の近辺で起きたような内容になります。あとは中小河川があふれるとなると、目黒川になりますが、目黒川については最大の注意を払っていますので、そういう対応をしていきたいと思います。  いずれにしても、一番は区民が、実は皆さんもそうで、私もそうかもしれませんが、私は大丈夫だと。多分、俺の住んでいるところは大丈夫だろうなという、皆さんそういう意外と考えがありまして、これは何か学問的にもあるようでございます、そういうのは。何か自分は安全な方向に持っていくという。ですので、やっぱりそこの意識を変えていくということが必要で、今回たまたま区内には死者もなく、それほどの災害もなかった。ただ、大田区、世田谷区にはかなりの被害が出たということでございます。  やはりそういうものを見て、そして確認して、今回の大きな土のうも、事前にNHKとかテレビ報道がいろいろと周知してくれたおかげで、自助、自分で土のうを持って積んでと。それで大分、減災になったのかなと私も思っていますので、やっぱりそういう意識を高めていくということが一番大事だと思います。これは区もそうです。区民の方もそうですので、ぜひそういう取り組みをしていきたいと思いますので、委員の皆様の御協力が必要でございますので、そういう意識で取り組んでまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○かいでん委員  それでは、都市環境委員会ですので、その所管事項について、まず、2点確認させていただきたいんですが、1点目、先ほど部長のほうから防災気象情報システムのホームページのほうはつながっていましたよというお話がありまして、まさに私もそれを参考にさせていただいていたところなんですが、これというのは確認で自治体情報セキュリティクラウド、都が用意しているそのクラウドをこのページというのは通すような仕様になっているのか、それとも通さないでそのままつながるのかということが1点目。  2点目が、これも確認なんですけれども、これも部長の御発言で、貯水池があるので、調節池ですかね、それでもった、今回は減災できたというお話だったと思うんですが、実際、東京都の河川局に確認したら、船入場も荏原も調節池には1%ほどしか水がたまっていないんですよという話もあったので、これは本当にその調節池のおかげだったのか、それももちろんあると思うんですけれども、改めて区として、今回、目黒川が溢水しなかったのは、どういう理由といいますか、どうしてなんだろうというような、何かまとめ的なお話をいただければと思います。これが確認の2点目です。  以降は、質問を4点させていただきます。  まず、土のうについてなんですけれども、これは区内に48カ所ですかね、土のうの設置場所があったということなんですが、私の自宅も緑道沿いにあるので、ハザードマップ上で浸水しますよというところにあるもので、土のうをとりに行ったんですね。そうしたら、私の次にとりに来た人で、その碑文谷のところはもうなくなってしまったと。先ほどのお話の中で、なくなったら随時補充していますよというお話もあったんですけれども、その土のうを設置している場所で、どのくらいの今回ニーズがあったのか、需要に対して、それが足りているのか、足りていなかったかというのは、各場所で把握されていらっしゃるかどうか。どのくらい需要があって、足りたか、足りていないかを把握しているかどうか、それをまずお伺いします。  2点目ですけれども、じゃ、足りなかった場所というのは、当然その碑文谷のところみたいにあると思うんですが、そのときに、次からのことを考えると、今回のような形で、職員の方が補充しに行くのがよいのか、それとも、100袋ずつと言っていますけれども、もうちょっとふやすのか、そこのところ、今のところ何かお考えがあれば、どうするのか教えてください。  3点目、土のうについて、返却なんですけれども、目黒区のホームページを見ていると、特に土のうを使い終わったらどうしろとか、そういうような情報がないんですが、ほかの区では、基本的には土のうは持っておいてくださいよと。次のときに使ってくださいよというところもあれば、もし返したければ返してもいいですよと、そういう方針を書いているところもあったんですけれども、これは目黒区もやるべきじゃないかなと思うんですが、まず目黒区として、今回使った土のうをどうしてほしいのかということをお伺いしたい。それから、そういう情報をこれから公開される御予定があるのかどうかということをお伺いします。  最後になるんですが、今回、何か話を聞いていると、本庁にある広報課と、それから防災センターにある防災課の間で、やりとりがかなり大変だったと。要は離れていますから、電話がつながらず、それのせいでツイッターもなかなか広報課のほうで、これ打っていいのかどうなのかという連絡がとれなかったという話を聞いていたもので、じゃ今度、防災センターに公園事務所も移ることになると思うんですけれども、本庁と、それから公園事務所の間で、今回の教訓を踏まえて、どういう形で連絡体制を構築していくのか、そこのところをお伺いいたします。  以上です。 ○中澤都市整備部長  2点目になるんですかね、ちょっと御指名でございますので、私から。何で目黒川があふれなかったかと。ちょっと調節池の関係は委員が調べたということで、それは大変すばらしいかと思いますけれども、ただ、下水道のさっき言った西郷山下の、これは下水道の内水氾濫を抑制するためのそういう貯留施設が、例えば呑川でも今そういうのをつくっているわけですが、それが機能したんだろうということはありますけれども、大きな要因は、一番水を出す流域である世田谷区に余り雨が降らなかったということが、大きな要因でございます。  世田谷が真っ赤っかになりますと、目黒川は基本的に本当に危ない状況になりますので、今回、世田谷のところが少なく、雲がそれほどなかったというのが幸いだったということで、はっきり言いますと、世田谷は下水道幹線になっていますので、目黒川が。ですので、その部分ですので、今後とも世田谷、目黒、品川で、目黒川の3区で、その辺の改善は東京都へしていくということでございます。  以上です。 ○髙橋道路公園課長  それでは、1点目の防災気象情報メールのお話ですけれども、こちらは民間の気象情報会社に委託をしてございまして、直接、都のクラウドは通らない形での発信ができる形になっています。ただ、目黒区のホームページからも行けるようになっているので、そちらの部分はやはり制限がかかってしまうというふうに思います。ウェザーニューズという会社になります。  3点目の土のうの状況ですけれども、48カ所あった土のうステーションについては、ほぼ全てのところが空になるような状況でした。それで、当初は順番に空になったところから重点的に補充をしていったんですけれども、なかなか追いつかないということがあって、拠点方式にしまして、区役所、防災センター、消防署等のところの補充を重点的にやっていって、それに対して区民の方にアナウンスというか、お問い合わせがあった場合はそこを御案内したというような形で対応したところでございます。  増設についても当然、例えば今回は異常ありませんでしたけれども、昨年、九品仏川であふれたりとかしていますので、そういった危険性が高くなっている場所については、増設をしたいというふうに考えてございまして、今、場所の選定等をしているところです。簡単にできるところということで、区役所については増設が可能でしたので、保管場所をふやしたということも実施をしてございます。  5点目の土のうの返却のお話ですけれども、基本的には今、かいでん委員がおっしゃっていただいたとおり、今回に限らず、次回も当然そこの場所について危ない状況があるということですので、御家庭内で御利用を継続的にしていただきたいということで、御案内はさせていただいてございます。基本的には、区のほうでの返却は受け取りませんよというような形でPRをさせていただいているんですけれども、やはりそこの部分の問い合わせも結構ございますので、その辺、ホームページ等を使いながら周知を図っていきたいというふうに思ってございます。  6点目の防災課と広報課とのやりとりのお話ですけれども、今回、防災課のほうも、自主避難所3カ所、地域避難所を当初2カ所、さらにもう1カ所ということで、避難所対応が非常に煩雑になったということ、また区民からの問い合わせも結構あったということで、庁内でのやりとりがなかなか十分にいかなかったというのは、反省点としてございます。これらも踏まえて、今後の検証の検討会の中では、今後どういうふうにしていくかは検討してまいりたいというふうに思ってございます。  当然、連絡体制も、電話がだめであれば防災無線もございますので、そういったのを活用するのかとか、そういったところもございます。また、災害時用の携帯電話もそれぞれ持って、災害対策本部要員については配付をしてございますので、そういったツールを活用するとか、あらゆる手段を使いながら、スムーズな連絡体制がとれるような体制の構築というのが必要かと思ってございますので、これも含めて、検討会のほうで検討してまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○かいでん委員  そしたら、まず、ウェザーニューズと連携しているサイトの関係で、結局、東京都の自治体情報セキュリティクラウドを通さないということで、そちらのほうが発災時においては優秀であるということが言えるんじゃないかと思うんですよ。  目黒区でやっている、何かそういう災害時に情報を出すようなサイトをこういうような形で、ウェザーニューズさんとやっているような形で、クラウドを通さない方法で、何か区民に対してそういうページを開設することができないんでしょうか。これが1点目です。  それから、土のうの関係で、先ほど九品仏川で氾濫があったので、場所の選定を行っていますというお話だったんですが、もちろん新規に開設するというのも大事で、あるいは今開設しているところの袋をふやすだとか、そういうような検討をされているかどうかお伺いしたいです。  最後に、連絡体制のお話で、今、防災無線なり専用携帯なりというお話もありましたが、我々、さきに真備町へ視察に行かせていただいたときにも、倉敷市ではリエゾンという形で、情報をやりとりする専門の人を置いたりしてやっていたので、情報の連絡はできましたよというお話があったので、何かそういうリエゾンについて、今の時点で検討されていらっしゃるかどうか、お伺いいたします。  以上です。 ○髙橋道路公園課長  3点いただきました。  まず、クラウドを介さない形での情報発信ということですけれども、まさにそこが課題かなというふうに思ってございます。一方で、ホームページについては、セキュリティーの問題もございますので、その辺も含めて今後検討していきたいというふうに考えてございます。  2点目の土のう袋をふやすお話ですけれども、今、ステーションにはかごを用意して、かごの中に土のうを入れるような形をとってございます。おおむねやはり100袋ぐらいが限度かなというふうに思ってございますので、やはりそのかごをもう少しふやすのかどうかという話になると思いますので、それは順次できるところからやっていきたいというふうに思います。  3点目のリエゾンの話ですけれども、リエゾンとして、例えば国土交通省と協定を結んでリエゾンの派遣をしていただくとか、そういったことは既にやってございます。リエゾンの役割みたいなところで、例えば今回、目黒消防署から目黒区の水防本部のほうに職員を派遣していただいて、連携をとりながら水防活動をするというようなこともやってございます。今後、情報連携も含めて、関係機関との連携というのは非常に重要になりますので、そこも今後の検討課題かなというふうには思ってございます。  以上です。 ○かいでん委員  ありがとうございます。  最後の点だけお聞きしたいんですが、今回、都市環境委員会なので、もちろん外部の消防署なり国交省とのリエゾンは大事だと思うので、それはもういいんですけれども、私がお伺いしたかったのは、今度、公園事務所が防災センターに移るというので、ここの間でもやっぱり情報のやりとりって大変になると思うので、そこでリエゾンを何か検討されているかどうかということについてお伺いします。 ○髙橋道路公園課長  都市整備部で水防本部を立ち上げて、それぞれ都市整備部の職員が水防活動に当たるわけですけれども、当然、土木公園事務所が今後、防災センターのほうに移って、そこが拠点になってまいります。そこのときの水防本部との連携というのは非常に重要ですので、それは今の体制で十分なのかどうかも含めて、今後検討していきたいというふうに思います。  以上です。 ○鴨志田委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川端委員  皆さん、お疲れさまでございました。死者数ゼロということで、大変安心しております。  1点だけちょっと確認でございますけれども、内閣府が災害レベルについて、退避、避難の判断基準を見直そうということで、一度、過去にパンフレット、リーフレット等をつくりまして、周知したいと。そういった動きがあったことだと思いますが、今回、警戒レベル4、その前の3で申し上げると、レベル3は内閣府が言うには、高齢者は全員退避だと。避難しろと。  レベル4です。レベル4は、避難勧告が当然出ておりますけれども、避難勧告でも区民全員避難と、そういった展開をしておるはずです。当然、その後に避難指示もあるんですが、避難勧告の時点で全員避難しろと。そういった認識ではあると思うんですが、今回私が申し上げたいのは、全庁挙げて今回、対策本部を立ち上げ、やっていただいておりますが、ぜひ検討会でもこの議論をしていただきたいんですけれども、職員並びに関係者、皆さんその認識を持って区民に呼びかけをしていただいたかというところでございます。  今回、水災並びにこういった土砂災害は、目黒区においては目黒川流域、これの浸水が想定される。それに逆に言うと尽きると、そう思っておりますので、今回の避難所開設ですね、この頭に自主という言葉がついていたり、この地域の警戒レベルの認識を、区として、まずは職員からそのように、全員避難だと、そういった形でもって区民に伝えていくのか、そういったところが非常に重要だと思っております。  こう申し上げる理由の一つとして、目黒区で本当に甚大な災害が起こるケースは恐らく震災なんですね。これは区民にとって、自分の住んでいる街の避難所、正直言って、どこか皆さん知らない方が多いと。これはテストではないんですが、今回、台風19号によって避難勧告が出たぞと、4号だから全員退避だと、そういった認識は未来に起こる震災の防災意識に非常に区民につながると。職員もこういったケースを経験しておくと、今回の避難所のキャパシティーがどうだったかとか、そういったこともぜひ検討会で持ち上げられやすいんじゃないかと、そういうふうに思っておりますので、一つその警戒レベルの認識、庁内職員として皆さんどうお考えか、どう周知されたのか、そこだけ1点教えてください。  以上です。 ○髙橋道路公園課長  今、委員御指摘のとおり、国の指導というか、国の避難の手引というか、通達がございまして、そこの中で、避難レベルの、警戒レベルの設定が今年度からありました。私ども目黒区のほうも避難レベルを、避難勧告等を発令する場合には警戒レベル3とか警戒レベル4を付して発表しようということで、決めたところでございます。当然、福祉職場とかいろいろ関係所管がございますので、この運用をするに当たりましては、関係所管にも周知をしてございます。  先ほど少しお話しがありました危機管理会議の中でも、こういう避難勧告等を出す場合については、警戒レベルを付して発令しますということで、そこで全庁的には周知を図ったところでございます。  ただ、避難行動と直結するかどうかというのは、やはり課題としてあると思いますので、もともと内閣府のほうでも、避難勧告をしてもなかなか避難行動につながらないというのが大きな課題だということで、この警戒レベルの表示を付したわけでございますけれども、その辺の周知については、引き続きやっていく必要があるというふうに思ってございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  川端委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○岸委員  お疲れさまでした。  災害は忘れたころに、とかという時代ではなくて、今、当たり前のように災害がもう本当にどこでも、目黒区でも起こり得る状況になってきていると思います。9月なんか本当に毎週毎週、私なんかの場合でも、消防団とかの関係で、毎週毎週、出張っているような状況が続いてしまって、19号のときと、15号のときと、その後の熱帯低気圧のときと、どのタイミングで、どんなことをやったというのが、もう本当に記憶が曖昧になってきてしまっているというのが、正直、事実な状況でございます。  そんな中で、私なんかのケースで言いますと、1回、外に出張ってしまいますと、屯所で駐屯してしまいますと、やはりパソコンの前にいるわけではありませんので、携帯電話のほうにどんどん、ピーピー、何かメッセージなり、フェイスブックなり、ショートメールなりといったところで、いろんな方から、どうすればいいんだみたいなメッセージが集まってきてしまうものでございました。  その中で、やはりすぐ答えられないにせよ、どういう状況なのかということを、やはり私は議員として区に確認する手段というものを本当に持ち得なかったというのが正直なところでございました。理由は、御承知のとおり、ホームページがダウンをしていますですとか、代表の電話がつながらないですとか、その前に来た例えばメッセージの中で、何かあったらこの連絡先に、その代表の連絡先として議会事務局に話をつなげてほしいみたいな、そんなような連絡が来たりとかして、一応その交通ルールを提示はされたような状況ではあったんですけれども、それが実際、機能できなかったという、機能していなくて、僕のところに集まったような御相談事なんかというのに対しても、やはり明確なお答えを区民の方にすることができなかったといったところが、ちょっと反省であります。  そんな中で思うんですが、1点だけちょっとお伺いしておきたい。この委員会が妥当かというのは別なんですけれども、大規模災害時における議員のあり方みたいなものというのは、どんなものなのかということをやっぱりこれから考えていかなきゃいけないんですが、区民のレベルでも、議員のレベルでも、行政のレベルでも、こういう状況ができてしまう、初めて目黒でできてしまったという状況の中で、どのようにお考えなのかということを、ちょっとまずお伺いしたいなというふうに思います。  それと、細かいことなんですけれども、ホームページがダウンした時間、そして緊急のホームページがアップした時間というのは、何時であったのかということを認識されているかということをお伺いしたいと思います。  それと、土のうの件も、かいでん委員がすばらしい質問をされているんですけれども、やはり土のうを、勝手に持っていってもいいのかということと、お問い合わせがあった場合には、持っていってもいいんですよという状況なんですが、やはり、ないから持って来いという、そういうふうになったときに、我々はどうすればよかったのかということについて、ちょっと考えさせられることがありました。  同時に、災害が一通り解除された後、夜中の2時とか3時ぐらいだったと思いますけれども、土のうが邪魔だから持っていってくれないかと、そういうことまで我々、区民の代表である以上、そういうところまで電話がかかってきてしまう状況でございます。  要は返却していいものなのか、うちで確保していいものか、あるいは、ぬれたままの土のうをあの箱にまた戻していいものなのかどうかといったところがやはり明確ではないんだろうなと、伝わっていないんだろうなといったところが印象としてありましたので、これは報告とさせていただきますが、先ほどの件はいかがでしょうか。  以上です。 ○鴨志田委員長  岸委員、1点目の質疑がちょっとわかりにくかったんですけど。議員としてどうなのかとかなんとか。 ○岸委員  そうですね。 ○鴨志田委員長  ちょっとわかりにくかった。  (「職員も答えられないでしょう」と呼ぶ者あり)
    ○中澤都市整備部長  1点目はなかなか難しい話で、ちょっと私のほうから、別に答えるというわけではなくて、この台風19号のときには、ちょうど議長もいろいろと役所に来て、区議会事務局長も来ていまして、いろいろと議員の対応とか、議員のそういう災害時のときとか、いろいろとお話はしていましたので、区議会事務局のほうで、これからそういうものも含めて、当然、区議会事務局の次長も検討会のメンバーに入れておりますので、そうしたのも含めて、当然それは議会として決めていく話になるかと思いますけれども、ぜひそこは、そういうスタンスで今、検討を進めているということでございます。  これ以上は、ちょっと私のほうから言えませんので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○髙橋道路公園課長  まず、ホームページの接続のふぐあいの発生時刻ということですけれども、正確な時間はちょっと把握してございませんけれども、朝8時ぐらいにはつながりにくいような状況が出ていたかなというふうに思ってございます。その後、いろんな対応を試みたところですけれども、その経過については、済みません、ちょっと手元に時間の経過がないものですから、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。済みません。  3点目の土のうの返却については、さきの委員からもお話がございましたので、やはり土のうは自由に持っていっていいんだよというPRもあわせて、返却についての考え方もホームページ等でお知らせができればなというふうに思ってございます。  以上でございます。 ○岸委員  ありがとうございます。  この災害の件に関しての反省とこれからの検討事項ということに関しては、もうきょうの委員会で相当話していただきましたので、理解しております。どうぞその方向でよろしくお願いします。  以上です。 ○鴨志田委員長  岸委員の要望を終わります。  ほかにございますか。 ○かいでん委員  今の岸委員の御質疑、御答弁の中で、ホームページで周知しますというお言葉があったんですが、ホームページは落ちているので。なので、やっぱり現地にも記載していただきたいなと。御自由にお持ちくださいと。あるいは、返却はできませんよということを現地にも書いていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○髙橋道路公園課長  現地の土のうステーションには、御自由にお持ちくださいということは書いてあるんですけれども、返却については、御指摘のとおり書いていないので、その辺については少し工夫をさせていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○鴨志田委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(2)台風19号による被害状況と対応について終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(3)旧川の資料館及び目黒川船入場の有効活用の試行について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(3)旧川の資料館及び目黒川船入場の有効活用の試行について報告を受けます。 ○髙橋道路公園課長  それでは、川の資料館及び目黒川船入場の有効活用の試行について、御報告を申し上げます。  項番1です。検討経緯と背景でございますけれども、まず経緯です。  旧川の資料館につきましては、川の資料室として、また目黒川船入場につきましては、ふれあい広場として、平成6年から供用を開始したところでございます。平成23年度末で、緊急財政対策に伴いまして、事務事業の見直しによって、旧川の資料館については休館をしているという状況でございます。  有効活用の方向性ですけれども、こうした中、区職員の人材育成を目的としました課題解決実践研修におきまして、「土地建物の貸し付けによる新たな歳入確保~旧川の資料館の貸し付け~」ということで、提案がございました。これが平成30年3月7日の行革本部に報告がされたということです。これを受けまして、提案の実現の可否、また方向性について検討を行いまして、平成31年3月には、施設の有効活用、水辺の魅力向上や地域の活性化を主な目的といたしまして、取り組むこととしたところでございます。  (3)です。法改正による河川の利活用に向けた動きということで、国交省につきましては、河川空間のオープン化ということで、快適でにぎわいのある水辺空間を創出していくということで、平成23年度と平成28年度に河川法の占用許可準則が一部改正されました。ここの中で、特例として民間企業でも河川占用許可を受けることができて、営業活動を行うことが可能となったものでございます。  こういった背景がある中で、項番2です。中目黒駅周辺地区の整備計画ということで、平成31年1月に改定いたしました中目黒駅周辺地区整備計画におきまして、「創造的コミュニケーションがあふれるまち」を街づくりのテーマとして取り組んで目指しているところでございます。船入場周辺につきましては、「水辺・憩いゾーン」に位置づけまして、地域連携による公共・公益スペースを活用した滞留・交流空間の創出に取り組むこととしてございます。  中目黒駅周辺地区の町会・商店会で組織いたします中目黒駅周辺地区街づくり協議会の話し合いの中から生まれました、地域主体の街づくり「なかめスタイル」を整備計画に位置づけまして、区はこの「なかめスタイル」に基づく地域の街づくり活動を今、支援をしているところでございます。  項番3です。「なかめスタイル」の取り組みということで、「中目黒での暮らしをより良くするために必要なことを見つけ、解決方法を考えて、行動していく」という自主的なコンセプトを掲げまして、取り組みを進めてございます。  裏面をごらんいただきたいと思います。  協議会のほうでは、「なかめスタイル」に基づく街づくり活動を主体的に、継続的に行っていくための組織体制の確立を目指しまして、「なかめエリアマネジメント準備会」を本年10月に設立をいたしました。  準備会では、地元企業と連携・協力しながら、タウンミーティングや、桜開花時期の清掃活動、ごみの回収など活動を行っており、今後、地元街づくり活動の運営・経営を行うための公共空間の活用を望んでいるという状況でございます。  項番4の目黒川船入場を活用した当面の取り組みということで、この船入場の有効活用に向け、準備会から提案があったイベントなどを試行的に行いまして、地域コミュニティーの活性化などの検証・調査を行ってまいります。  準備会からの提案といたしまして、(1)試行イベントとして、目黒シティランと同日開催するスポーツフェスティバル、また話し合いを行うタウンミーティング、桜開花時期のイベントなどです。  (2)の取り組み内容ですけれども、マルシェやスポーツ体験、ワークショップなどとなってございます。  ここで別紙をごらんいただきたいと思います。  別紙につきましては、別紙1、船入場の場所ですけれども、山手通りに面した目黒川沿いの約2,700平米の広場になります。こちらにつきましては河川区域の中に設けた広場でございます。鳥瞰図については、下の図のような状況でございます。  旧川の資料館につきましては、鉄筋コンクリート造の地上2階で、243平米ほどの建物となってございます。この船入場の地下には、先ほどもお話がございましたけれども、調節池ということで、5万5,000トンの調節池がございまして、そこの管理施設と一体的な建物となってございます。  おめくりいただきまして裏面ですけれども、川の資料館の断面図が入ってございますけれども、着色してある2階、1階の階段塔と渡り廊下、展示室ということで、こちらの着色している部分が区の管理ヤードになります。  別紙2は、中目黒駅周辺地区整備計画の概要版です。こちらについては後ほどごらんいただければと思います。  別紙3です。別紙3は、ナカメスポーツフェスということで、なかめエリアマネジメント準備会からの提案の一つですけれども、目黒シティランと同時開催で、11月24日の8時から16時、船入場で下記のようなイベント、ステージ、ワークショップ等を実施するというものでございます。  済みません、説明資料にお戻りいただきまして、説明資料の裏面、5番です。今後の予定ですけれども、11月24日のナカメスポーツフェスの開催ということで、先ほど申し上げましたシティランと同時開催です。  元年度内にイベント等の試行と検証をいたしまして、課題の整理、また特例占用は東京都との調整が必要になりますので、これに向けた調整を行ってまいりたいというものでございます。  説明については以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑のほうをお受けいたします。 ○かいでん委員  こちら資料が旧川の資料館及び目黒川船入場の有効活用とあるんですが、今回、先に行うイベントは船入場のみというようなことかなと思いまして、ですから、この川の資料館についても、今後こういうような形で、地域のイベントだとか貸し出しを行うというような方向性になりましたということなんでしょうか。確認させてください。 ○髙橋道路公園課長  今回のイベントにつきましては、今、委員御指摘のとおり、広場を活用したイベントになります。ただ、課題として、旧川の資料館の活用というのは大きな課題ですので、これを活用していく方向で、今回のイベントで例えば集客がどうであったとか、その辺のデータを蓄積して、この川の資料館の活用、民間の事業者がどういった形で活用できるかというところの足がかりをつけていきたいということでございます。  以上でございます。 ○かいでん委員  この表面の(2)のところで、実践研修で出たのは、歳入確保ということになっていると思うんですが、これ、この広場なり、それから旧川の資料館を民間に使っていいですよとするときには、歳入確保につながるというようなことなんでしょうか。それとも、街のイベントなので無料なりでやるのか、あるいはそれが東京都へ今度お金が行くのか、目黒区の歳入確保につながるのかどうか、確認させてください。 ○髙橋道路公園課長  目的としては、河川の維持管理をここでやっていますので、そういった維持管理費用を賄うようなことができないのかというところが目的になってまいります。  ここで民間の事業者の方が、何かイベントとか、施設を活用した例えば会議室の貸し出しとか、そこでの事業展開とかいうことで、そこで利益を上げることによって、船入場も含めた河川部分の維持管理費を賄っていけるような方策を探していきたいということでございます。 ○鴨志田委員長  かいでん委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○松嶋委員  さっきの質疑でもあれですけど、歳入確保というところで、民間に貸し出していくということだと思うんですけれども、そもそもあった川の資料館ということで、いろいろ河川の資料室、治水・親水を広く区民に知らせる資料室ということで、一定役割を担っていたわけですけれども、そういうのをやめちゃって、緊急財政対策で休館しているわけですけれども、それはもう再開せずに新たな取り組みをするということで、今までやっていたそういう役目というか、役割という部分を、どういうふうに区民にまた戻していくのかというか、一定、意義があるとして、区はやっていたわけですよね、河川の資料室ということで。それは、やってきたことを、これはもうだめだからこっちにしますよということじゃ、ちょっと、ただこれだけ、こういうことをやりますよということだけじゃ、だめなんじゃないかなということで、今までやってきた部分については、どういうふうにしていくのかというところを確認したいと思います。 ○髙橋道路公園課長  川の資料館は平成23年度末で休館したところですけれども、当然、川の学習機能というのがございましたので、中目黒公園に花とみどりの学習館というところがあります。そこにその機能を集約しているところです。学習館の事業として、例えば船入場で、川の状況をみんなで勉強するとか、そういった事業も実施をしてございます。  今回、民間活用というか、民間の事業者の方が、この河川の施設等の有効利用ということですけれども、やはりこれは河川の中にある施設ですので、そういった視点も加えながら、今後、検討は進めていきたいというふうに考えています。  以上でございます。 ○松嶋委員  河川の中にあるということですから、一定そういう河川との調和を含めた、区民にも還元できるような目黒川の治水・親水を広く区民に知らせる施設という意味での民間との連携で、そういうことをやっていこうとしているということでよろしいのかどうか、それを確認させてください。  それと、民間が入ってきて、それをやって、もちろん民間がやるわけですから営利で、一定利益を上げてやっていくということですけれども、そうなった場合に、どういうものができるかというのは、ちょっとまだこの資料から、報告からは見えてこないんですけれども、区民にどういうメリットがあるのか、どういうメリットのある施設ができるのかということが、目黒区として一定、ビジョンというか、方向というか、そういうものをどういうふうに考えているのか、そのところも確認させてください。 ○髙橋道路公園課長  この取り組みについては、今回、船入場の広場のほうで試行的にイベントを開催していくということで、将来的には川の資料館の活用も見据えながらやっていきますけれども、今回については広場の活用ということでございます。  今後どういった形で事業者を募集していくかというところも課題でございますので、そういったところも整理しながら進めていきたいということで、具体的なものはまだ、こういう事業者にこういうものをということで決まっているわけではございませんので、今回のイベントを通して、集客力であるとか、営業活動としてどうなのかとか、また一方で、地域コミュニティーという課題もございますので、地域コミュニティーをどういうふうにここで発展させていくかというような視点も踏まえながら、検討を進めていきたいというふうに思ってございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  松嶋委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川端委員  ようやく具現化されるということで、心待ちにしておりました。といっても、まだ準備会の段階で、イベント等もこれからということでございますが、1点だけ。  シェアサイクリングの自転車が、どうしてもあそこに乱立して、格好悪くて、区民もいろんなシェアサイクリングの置き場から、これどうにかならないかと、私もよく相談を受けるんですけれども、船入場の上のほうにも日々乱立しておりますので、その1点だけ、もしどこかでお話しできれば、御指摘を区のほうからもしていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○澤田土木管理課長  今現在、船入場に自転車シェアリングのサイクルポートを設けてございまして、皆さんに御利用いただいているところでございます。  シェアリングの現状でございますが、やはりあるシェアリングポートに1台もない、あるシェアリングポートに多くなっているという、そういう極端な例もございます。今現在、民間事業者、ドコモ・バイクシェアでございますが、こちらが事業主でございまして、区と事業者が連携してやっているところでございますが、そちらの事業者に対しまして、サイクルポートに自転車がない、あふれているということがないような、再配置と言ってございますが、そういったことをやるように指導してございますので、引き続き船入場につきましても、適切な自転車の配置になるように努めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○川端委員  区の施設、区の土地において格安で利用しているはずですので、そこは重ねて強く、何か向こうからの提案書なりが出るような形で、きっちりと整備等をしていただきたく、重ねて要望でございます。  以上です。要望で結構です。 ○鴨志田委員長  川端委員の要望を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(3)旧川の資料館及び目黒川船入場の有効活用の試行についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(4)東京都ユニークベニュー実施に伴う旧前田家本邸洋館(駒場公園)の夜間使用について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(4)東京都ユニークベニュー実施に伴う旧前田家本邸洋館(駒場公園)夜間使用について報告を受けます。 ○髙橋道路公園課長  それでは、東京都ユニークベニュー実施に伴う旧前田家本邸洋館(駒場公園)夜間使用について御報告を申し上げます。  項番1の経緯等ですけれども、東京都では、平成28年12月に「都民ファーストでつくる『新しい東京』~2020年に向けた実行プラン」を策定いたしまして、この政策の柱の一つに「世界に開かれた国際・観光都市」を掲げ、良質な観光資源の開発・発信を通して、東京の魅力を世界に広くPRしていくということ、また、旅行者が安全・安心に移動・滞在できる環境の実現に向けた取り組みを進めているところでございます。この取り組みの一つとして、MICEのさらなる誘致に向けて、都有施設におけるユニークベニューの利用推進を図っているところでございます。  区立駒場公園内の旧前田家につきましては、和館は目黒区が、洋館は東京都が管理してございまして、この旧前田家洋館について、ユニークベニューの事業実施への協力依頼があったものでございます。  この前田家本邸につきましては、国の重要文化財ということで、文化財を広く活用していくことが重要であるということで、駒場公園としては閉園時間ですけれども、閉園時間以降の公園内の立ち入りを認めまして、区としても協力をしていくというものでございます。  ここで、済みません、ちょっと下段のほうを見ていただきたいんですけれども、まず米印の1です。MICEとはということで、以下の頭文字を総称した言葉でございます。MにつきましてはMeeting、IについてはIncentive、CについてはConvention、EについてはExhibition、またEventというような、それぞれの頭文字をとった言葉になってございます。  米印の2ですけれども、ユニークベニューとはということで、こちらにつきましては、歴史的建造物などで会議やレセプションを開催するということで、特別感を持った演出ができる会場というようなことになってございます。  項番2に戻っていただきまして、今回のイベント名ですけれども、「東京ユニークベニューショーケースイベント2019旧前田家本邸洋館」となってございます。  ここで1枚おめくりいただきまして、別紙をごらんいただきたいと思います。  別紙については、これは東京都からの資料ですけれども、東京ユニークベニューショーケースイベントの展開概要ということで、実施概要です。実施日が12月3日の火曜日、17時から19時、場所につきましては洋館の大食堂、客室等でございます。  招待者数ということで、40から60名ということで、来場者のイメージですけれども、大使館の職員の方、また在日商工会議所、業界団体、国際会議主催者ということで聞いてございます。この大使館ですけれども、アメリカ大使館を初め、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなどを想定しているということでございます。  スケジュールについては記載のとおりでございまして、今回は東京都が公益財団法人東京観光財団に補助を出しまして実施をするということで、今回はショーケースイベントということで、使っていただける方にこの施設を紹介するようなイメージのイベントとなってございます。  説明資料にお戻りいただきまして、項番3、4につきましては記載のとおりで、5番につきましては今御説明したとおりでございます。  説明については以上でございます。 ○鴨志田委員長  説明が終わりました。ありがとうございました。  それでは、暫時休憩いたします。  再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。  (休憩) ○鴨志田委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
     それでは、報告事項(4)から御質問をお受けいたします。 ○田島委員  これは基本的には東京都が、この館を使っておもてなしの一環で、これからイベント等で使っていただきたいということのデモンストレーションというか、お招きしてやることであって、一般区民に対しては特別関係ないということで理解してよろしいんでしょうね。この書き方だと、何か一般公開するような感じで捉えられちゃっているようなところもあるので、この時間でこれだけということなので。御説明にはなかったんですけれども、在外公館と賓客を御招待して、招待人数が40名から60名ということで、一般の人は入れないということですね。そこだけちょっと確認をさせていただきたいと思います。 ○髙橋道路公園課長  今、委員御指摘のとおりでございまして、今回は旧前田家洋館をこういった形で活用できますよということを在日の大使館の各位、また商工会議所等、またハイブランド業界のほうに御紹介をするイベントということで、一般の区民の方が入れるということではございません。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  田島委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(4)東京都ユニークベニュー実施に伴う旧前田家本邸洋館(駒場公園)夜間使用についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(5)西郷山公園における土砂災害防止対策の進め方について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(5)西郷山公園における土砂災害防止対策の進め方について報告を受けます。 ○髙橋道路公園課長  それでは、西郷山公園における土砂災害防止対策の進め方について御報告をさせていただきます。  なお、本日の企画総務委員会におきまして、同じ内容で情報提供させていただいてございます。  1番の経緯等でございますけれども、東京都では、平成30年5月31日に、区内の土砂災害警戒区域25カ所と土砂災害特別警戒区域18カ所を指定したところです。土砂災害防止法につきましては、土砂災害から住民の生命を守るため、土砂災害の発生のおそれのある区域を明確にいたしまして、警戒避難体制の整備、また開発などの一定の行為を制限するということで、区では土砂災害のハザードマップを作成し、周知を図っているところでございます。  また、区域内にある要配慮者利用施設につきましては、目黒区地域防災計画に位置づけまして、避難確保計画の作成、避難訓練の実施を義務づけ、取り組みを進めているところでございます。  公共施設では、菅刈小学校の隣接擁壁の一部及び西郷山公園の斜面の一部が土砂災害特別警戒区域に、三田丘の上公園及び氷川台児童遊園の一部が土砂災害警戒区域に指定がされてございます。  菅刈小学校では平成11年に土砂の崩落対策として擁壁を、また平成30年度に落石飛散用の防護ネットを整備したところでございます。西郷山公園の斜面の区域につきましては菅刈保育園、また地域防災計画で補完避難所となってございます菅刈住区センター、さらに民間住宅があることから、東京都の「土砂災害防止法 特定開発行為に係る技術指針」に基づきまして、安全性を高めるため土砂災害防止対策の取り組みを進めてまいります。  項番2の西郷山公園の概要につきましては、記載のとおりでございまして、ここで、済みません、裏面をごらんいただきたいと思います。  裏面につきましては、区内の土砂災害警戒区域等の指定の状況でございます。町丁別で記載をしてございますけれども、駒場、大橋等の場所に土砂災害警戒区域が25カ所、土砂災害特別警戒区域が18カ所、指定がされてございます。  右側の表が指定の要件になりまして、土地の形状で傾斜度が30度以上で、高さが5メーター以上というのが、土地の形状の指定の要件になります。指定の範囲には、急傾斜地の上端から水平距離で10メーター、下端から高さの2倍以内が指定の範囲になります。  米印の1ですけれども、土砂災害警戒区域でございます。こちらは土砂災害が発生した場合に、区民等の生命または身体に被害が生ずるおそれのある区域ということで、通常、イエローゾーンと言ってございます。  米印の2ですけれども、土砂災害特別警戒区域、こちらにつきましては、土砂災害が発生した場合に、建築物に損壊が生じ、住民等の生命、身体に著しい危害が生じるおそれのある区域ということで、レッドゾーンという通称を使ってございます。  その下の米印ですけれども、東京都で指定をしているんですけれども、土砂災害の警戒区域等の見直しを5年ごとに行うということとしてございます。ここの中で、土砂災害防止に関する工事の実施などによって指定の事由がなくなった場合には、レッドゾーンを解除していくというふうなものでございます。  別紙をごらんいただきたいと思います。こちらは西郷山公園の平面図になりますけれども、黄色いラインが土砂災害警戒区域で、赤いラインが土砂災害特別警戒区域になります。  下のほうに断面図が書いてございまして、断面図でA地点が西郷山公園の上の広場の場所になります。B地点が菅刈住区センターの場所になりますけれども、土砂災害警戒区域の範囲としては15メーターから70メーター、土砂災害特別警戒区域の範囲としては7メーターから25メーターで、西郷山公園につきましては15メーターの高低差がございます。  資料表面にお戻りいただきまして、項番3の土砂災害防止対策の進め方でございます。これまで庁内に検討組織を設置いたしまして、急傾斜地の崩壊防止施設や土砂等の堆積施設、またスケジュールなどの検討を行ってきたところでございます。今後、急傾斜地の対策工事の実施に向けて、計画的に取り組みを進めてまいります。  令和2年度につきましては測量と地質調査及び予備設計、3年度に詳細設計を行いまして、4年度に急傾斜地等の対策工事を実施する予定でございます。この工事につきましては、国の都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業、工事費の2分の1の補助金の活用を見込んでございます。  項番4の今後の予定でございますけれども、この後、12月以降、町会・自治会、住区住民会議、また近隣の住民の皆様へ進め方について御説明をさせていただきたいというふうに考えているものでございます。  説明は以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。 ○梅田委員  東京都が5年ごとに見直しを行っていて、工事の実施などによって指定の事由がなくなった場合はレッドゾーンが解除されるということなんですけれども、レッドゾーンが解除された後は、イエローゾーンというようなところに移動していくというようなことなんでしょうか。1点お伺いいたします。 ○髙橋道路公園課長  レッドゾーンの解除につきましては、今申し上げたとおり、東京都の技術指針等に基づいて、土砂を受ける、または土砂を抑える工事をすると、レッドゾーンは解除になります。ただ、イエローゾーンは、先ほど言った地形の要件、傾斜度30度で高さが5メーター以上という要件で指定されていますので、イエローゾーンは残ってしまうということになります。  以上です。 ○鴨志田委員長  梅田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川端委員  ようやく土砂災害警戒法で指定されたと、そういった認識でございます。  公共施設で、ここに書いてございますとおり、特別警戒区域は、今回の防止対策を進めれば、区としては終了と。対策済みと。警戒区域、三田丘の上公園並びに氷川台児童遊園の一部、こちらは今後このようなスケジュールで防止対策を進めていく方向なのかどうかお伺いします。 ○髙橋道路公園課長  さきの委員の質問とも絡みますけれども、イエローゾーンについては地形の要件になりますので、解除ができないということで、今回はレッドゾーンをまず解除しようということで、西郷山公園で対策工事を進めてまいります。  ハード整備につきましては、その他の公園等につきましては、現状では対応を考えておりません。ソフト対策ということで、水防活動による警戒活動、またハザードマップにより住民への周知等ということで対応をしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○川端委員  レッドゾーンの扱いでございますけれども、今回はこれで解除できると。そのかわり、菅刈小学校の隣接の擁壁、こちらは解除されたんでしょうか、お伺いします。 ○髙橋道路公園課長  菅刈小学校の擁壁については、隣接の擁壁ということで、隣接の擁壁が改修されないとレッドゾーンの解除にはならないというふうに聞いてございます。ただ、公共施設として、菅刈小学校側では既に対策工事をしてございますので、土砂災害、崩れてきても、学校側への影響はないというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  川端委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(5)西郷山公園における土砂災害防止対策の進め方についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(6)工事報告(1件)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(6)工事報告(1件)について報告を受けます。 ○髙橋道路公園課長  それでは、工事報告をさせていただきます。  なお、この件につきましては、企画総務委員会のほうで、契約報告案件として報告をさせていただいてございます。  それでは、ナンバー1です。件名としては道路改良工事(青葉台一丁目)になります。  場所、請負者、請負金額については記載のとおりでございます。  工事の概要ですけれども、施工中心延長で219.1メーター、内容的にはL形溝工と保水性舗装とアスコン舗装になります。保水性舗装は目黒川沿いの沿道を計画的に保水性舗装ということで、雨が降ったときに舗装の中に水がたまるような舗装になります。これは雨が降った後、気化熱で周辺の温度上昇を抑えるというものでございます。  工期でございますけれども、元年の10月24日から2年の2月25日までの80日間ということです。  案内図をごらんいただきまして、黒く塗っている箇所が工事箇所になります。朝日橋から桜橋までの区間になります。  説明は以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(6)工事報告(1件)についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(7)借上型区民住宅特定優良賃貸住宅)の一部返還について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(7)借上型区民住宅特定優良賃貸住宅)の一部返還について報告を受けます。 ○鵜沼住宅課長  それでは、お手元の資料に従い、借上型区民住宅の一部返還について御報告させていただきます。  まず、項番1でございます。事業概要でございますが、区民住宅には、区が建設した住宅と民間から借り上げた住宅の2種類がございます。このうち、借上型につきましては、建物竣工後20年間の賃貸借契約により、一括借り上げをしてございます。  次に、項番2でございます。経緯でございますけれども、平成7年度から13年度までの間に整備した住宅は、区単独住宅が2団地10戸、借上型住宅が13団地198戸ございました。その後、20年間を経過したことを機に、平成26年度から順次返還してまいりました。こちらのうち9団地142戸となってございます。  次に、項番3の既存団地の返還でございますけれども、現在は4団地56戸が残っております。今年度内に1団地の契約期間の満了を迎える予定でございます。また、令和2年度から3年度にかけましては、資料記載のとおり契約期間の満了が予定されているところでございます。  最後に、項番4の今後の予定でございますが、今年度内に1団地の契約期間が満了を迎えますので、11月の第4回区議会定例会に目黒区立区民住宅条例の一部を改正する条例の議案の提出を予定しているところでございます。  私からの御報告は以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  報告が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。 ○松嶋委員  今回、借上型の区民住宅の一部の返還、廃止をするということですけれども、この間、順を追って、今説明にもあったように、順次こういう形で廃止をしてきているということで、制度としてこれが終わろうとしているのだろうというふうに考えているんですけれども、20年間、こういう形でやってきて、きょうの報告では、単にこれを廃止しますということなんですけれども、制度として一定、20年間これをやって、最初の目的というのは、やっぱりファミリー世帯に優良な賃貸住宅を提供しようという意図でもってやってきたのが、やっぱり20年たってみて、順次これはもう廃止していくと、新しい時代の、例えば家賃補助にしていくとかということで移行が進んでいるわけですけれども、一定そういった区として総括といいますか、全体の考え方、20年間やってどうだったのかというところが、今回、廃止条例も次の第4回区議会定例会で出てくるわけですので、その辺の総括的な考え方について伺いたいなというのが1点。  それから、今回の柿の木坂森戸マンションですか、1団地10戸ということで、ここに住まわれている方、あるいは空き室になっているのがどのぐらいかとか、今後どうなっていくのかということが全くここで書かれていないのでわからないんですけれども、その辺、説明をいただければと思います。 ○鵜沼住宅課長  今の委員の2点の御質問にお答えいたします。  まず、1点目でございます。こちらのほうは総括としてということなんですけれども、20年間経過したら返還していくというのは、区独自の制度ではなくて、国の制度としてやっているところでございます。  室内の設備とかが劣化しておりますので、あと随時募集をしていくときに、かなり老朽化した住宅ですと、なかなかやはり、はいり手というのも今後ないのではないかというふうに考えております。これにかわるものといたしましては、先ほど委員もおっしゃったように、家賃の助成制度だとか、そういったものを充実させていくというところで、今、返還を行っているところでございます。  次の質問でございます。柿の木坂森戸住宅のほうの空き室ということでございましたが、こちらのほうは、やはり契約期限が切れるということで、今3室ほどが埋まっている状態でございます。残りの部分は空き室ということになっております。  全体的に最後はどうなるのかというのは、中に住まわれている方があとどうしていくかというところになりますので、こちらのほうは、引き続き大家さんのほうと契約していくのかというのは、居住者の方にお任せしているところでございます。  以上でございます。 ○松嶋委員  国の制度ですということで、順次こういう形で、役目を終えて廃止をしていくということなんですけれども、それにかわる居住支援をどうしていくのかというところが今回の報告でもありませんし、ただ廃止しますと、返還しますということで終わっちゃっていて、それでいいのかなという気が、私はしています。  家賃助成をかわりにしていきますということですけど、じゃ、実際、その部分の借り上げていた費用の部分がどれだけ家賃助成に回っていくのかというところも全く不明瞭ですし、全体の予算の中でこれは考えていくことだと思うんですけれども、区としてやっぱりこの間、ファミリー世帯もふえておりますし、住みたいまち・住み続けたいまちとうたっているわけですから、本当にこうした中堅所得層向けのファミリー世帯に向けての、子育て世帯に向けての優良な住宅をどういうふうに提供していくのかというビジョンを示していく必要があるんじゃないかと。  単にそれを家賃助成ですよということではなくて、きちっとした形で、区営住宅にしていくのか、あるいは借り上げでもう一回そういう、国の住宅セーフティネット法を使ってやっていくのかとか、いろんなやり方があると思うんだけれども、そういうものが全く区の中から見えないような状況なんですね。それについて、区としてどういうふうに考えているのかというのを改めて、もう一回伺いたいと思います。 ○鵜沼住宅課長  今の委員の御質疑に対してお答えさせていただきます。  区として、家賃助成だとかいろいろな政策をどうしていくのか、また借上型の住宅を返した後はどうしていくのかということにつきましては、こちらのほうは目黒区の住宅マスタープランのほうで、やはりその指針というのを出しているところでございます。  こちらのほう、家賃助成による居住支援ということで、多様な世帯が安心して住み続けるための居住支援として打ち出している施策がございます。この中で、借上型区民住宅の返還に伴い、やはり子育て世帯への住宅支援を家賃助成に移行していくというところも示されているところでございます。こちらのほうの拡充につきましては、きちんと方向性につきまして、マスタープランというものを立ててやっているところでございます。  以上でございます。 ○松嶋委員  ぜひファミリー世帯、本当に今、生活が大変ですので、物価も高いし家賃も高いというところで、目黒区で一生懸命生活をして、税金も納税をされてということですので、何とかこういう住み続けられるような施策で、住宅施策を充実していっていただきたいなと思っております。  それでさっき、空き室はどのぐらいかということで聞いて、今後どうするかということでお伺いしたんですけれども、3室埋まっていて、7つが空き室であるということです。その今後の動向についてはわかりませんということなんですけれども、一応これは区として借り上げて、区民住宅ということでの制度の中でやっているわけで、わかりませんというのはちょっと、余りにも無責任なんじゃないかなと。それは住んでいる人が、どうするかというのは最終的には決める問題ですけれども、区として全く把握していないというのは、いかがなものかなというふうに思うんですけれども、公営住宅に準ずる形になっているわけで、一定その辺の意向調査というのも必要なんじゃないかというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。  今後の住宅施策に生かすという意味でも、区としてやっぱり調査しておくべきではないかと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○鵜沼住宅課長  今の委員の御質疑に対して、先ほどちょっと私の答え方が悪かったのか、間違っていたのか、済みません、今入居されている戸数が7でございます。空き室が今、3でございます。現在入居されている方が7でございます。逆だったと思います。済みません、失礼いたしました。  それで、今残られている方については、意向調査というような形で、今後どうされますかということで、もし何かあれば、区のほうにお申し出くださいというような御説明の文書も出しているところでございます。また、オーナーさんの側からも、やはり同じような形で、今後について御相談していきますというようなことの、各個別に御相談に乗るというようなお話も出しているところでございます。
     そのことに関しましては、やはり御本人の意向ということもございますので、こちらのほうに今のところ御相談といったようなものもないものですので、御意向についてはわかりかねるというところで、お答えさせていただいたところでございます。  あと、今入居されている方につきましても、今後どのような形でといったときに、支援等につきましては、こちらのほうで区が何もしないというわけではなくて、御相談等には乗っていくところでございますので、その辺はきちんとやっていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○松嶋委員  最後、確認なんですけれども、相談に乗っていくということで、時期的にはどういうスケジュールで、入居者の方は相談に乗ったり、退去についてするのかとか、あるいは住み続けるのかとかというのはいろいろあると思うんですけれども、どういうスケジュールになっているのかだけ確認させてください。 ○鵜沼住宅課長  今入居されている方が、いつ入居されたかということにもよるんですけれども、一応これは区との契約期間が満了になります。12月が満了になってございますので、それよりも前に、早い時期に、こちらのほうが区としての契約が切れますということのお知らせはしているところでございます。  また、それぞれの方が、やはり契約期間とかもございますので、御自身の判断で、今後そのまま住み続けられていくのか、契約をどうしていくのかというようなところも御案内しているところでございます。  このことにつきましては、やはり個別にオーナーさんのほうとのお話し合いもございますし、区としては随時受け付けていくところでございますので、スケジュール的なものというのは示しているところではございません。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  松嶋委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(7)借上型区民住宅特定優良賃貸住宅)の一部返還についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(9)小型家電リサイクルの回収及び再資源化の強化について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  (8)は先ほど最初に行いましたので、報告事項(9)小型家電リサイクルの回収及び再資源化の強化について報告を受けます。 ○榊原清掃リサイクル課長  小型家電リサイクルの回収及び再資源化の強化について報告いたします。  まず、現状及び課題です。  区では、使用済み小型家電を拠点で回収し、粗大ごみとして排出された廃家電の中から、レンジ類、ビデオデッキ類などを選別して回収しています。事業開始から5年が経過しまして、回収量は安定的に推移していますが、効率的な回収や、さらなる再資源化の推進に向けては、課題が幾つかあると考えております。  1つは、パソコンは資源価値が高いものの、メーカーの回収ルートがあるため、回収対象としていないことです。  次に、回収対象の9品目以外の小型家電は、燃やさないごみや粗大ごみとして排出され、有用な金属資源を十分に資源化できているとは言えないことです。  また、回収方法の見直しなど、改善の余地が残されていることです。  さらに、小型家電リサイクル法に基づき、使用済み小型家電の再資源化を適正に行うことができる事業者として国が認定した認定事業者以外に、無許可業者による回収が行われており、そうした場合は適正な処理を確認することができないことです。  次に、回収方法です。  小型家電リサイクル認定事業者の中で、国内で唯一の宅配便で改修を行う事業者、リネットジャパン、ここと連携いたしまして、その回収を推奨することで排出を容易にするとともに、回収品目の拡大を図ってまいります。  パソコンを無料で回収できるほか、小型家電リサイクル法の制度対象品目の全ての回収が可能であり、宅配便による自宅からの回収が可能になります。なお、23区では既に8区がこの事業者と連携しております。  恐れ入ります、別紙をごらんください。  配布するチラシのイメージになります。  恐れ入りますが、裏面をごらんください。  宅配便による自宅からの回収となり、回収拠点に持ち込むことが面倒な区民や高齢者などが、小型家電の排出が容易になります。どのようなパソコン、小型家電でも回収でき、パソコン本体を含むと、それ以外の小型家電も無料で回収されます。この施策に係る区の費用負担はありませんが、区はサービスについて区民に周知し、リネットジャパンは回収を行う役割としております。  報告資料へお戻りいただきまして、2ページ目をごらんください。  現在の回収対象でございます。回収対象としている9品目は区が回収し、パソコンはメーカーなどが回収しております。そのほかの小型家電は粗大ごみや不燃ごみとして排出されますが、粗大ごみのうち、レンジ類などは区がピックアップして回収しております。今後はさらに小型家電全体を宅配便により回収することが可能になります。  次に、施策実施による効果です。  1点目は、複数の排出方法を選択できることで、区民の利便性が向上いたします。  2点目は、小型家電全体の回収が進むことで、資源回収量が増加いたします。  3点目は、違法な不用品回収業者などに引き渡されると、国内で不適正処理される事例があり、国の認定事業者の回収が進むことで、適正な再資源化を促進することができると考えます。  4点目は、燃やさないごみや粗大ごみとして排出されていた小型家電が資源回収されることで、その分だけ区が収集するごみ量が減少すると期待されます。  今後の予定ですが、事業者との協定締結、ホームページなどによる周知、広報を進め、12月から開始してまいります。  説明は以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。 ○松嶋委員  今回、小型家電について、特定の業者ですかね、リネットジャパンというところに回収をお願いするということですけれども、たくさん業者がある中で、ここが選ばれたというのが何か、もちろん環境省とか、そういう認定とか、いろいろ事情があったんだろうと思うんですけれども、たくさんある中でここというのがちょっと、何か理由あるのかどうかというのを確認させてください。1点。 ○榊原清掃リサイクル課長  委員の御質問、なぜこの特定の事業者と連携するのかということでございますけれども、1つは、宅配便によるパソコン、小型家電の回収ができまして、従来の小型家電回収に加えて、複数の排出方法を選択できることで、区民の利便性が向上するということが一つでございます。  国内で唯一の宅配便で回収を行う事業者でありまして、これまで、先ほども申し上げましたけれども、23区中では8区、全国では200以上の自治体が連携しておりまして、相当な実績があるということから、この事業者と連携するということにしたものでございます。  以上でございます。 ○松嶋委員  私もパソコンを出したことがあるんですけれども、インターネットで検索しますと、結構、パソコンを回収しますということで、着払いで送ってくださいと、処理は無料でやりますよということで、いっぱい出てくるんですよね。  今回、目黒区はこういう事業所と連携しながら適正な処理を進めていくんだと、資源化を進めていくんだということなんですけども、普通、区民の皆さんは、パソコンが要らなくなったりすると、これどうしようかということでネット検索するわけで、そうすると、いっぱい業者が出てくるんですけども、そういうところも同じように宅配便で着払いで送ってくださいねということをやっていて、そういうところでやられると、区としては無許可回収業者による回収になってしまって、把握ができなかったり、資源化につながらなかったりというふうになってしまうのかどうか。  それで、区としては、ここの推奨しているリネットジャパンでやってくださいねということでするということですけれども、その辺の、実態としていろんな業者がある中で、これが進むのかどうかというのはちょっと疑問に思ったんですけども、いかがでしょうか。 ○榊原清掃リサイクル課長  今、委員がおっしゃいましたとおり、確かにインターネット等で検索すると、パソコンを無料で回収しますという業者がたくさん出てまいります。ただ、報告資料のほうにも書きましたけれども、そういった業者のほとんどが許可を得ていない不用品回収業者でございます。そういった業者に引き渡すと、恐らくはほとんど適正な処理がされていなくて、不法投棄につながったり、環境破壊につながっているという事例が多く報告されております。  ですので、そもそも資源を回収するためには、廃棄物処理法上の許可を得る必要がございます。また、小型家電については、ここに書きましたとおり、環境省、経済産業省が認定した事業者、こういった事業者に引き渡すことで、確実に国内で資源循環ができるということが担保される業者でありますので、区といたしましては、小型家電を排出する場合については、必ず認定事業者に引き渡すということをしてございますし、区民の方々についても無許可業者に引き渡すことはやめていただいて、国が認定している事業者以外には引き渡さないということをお願いするものでございます。  こうすることによって、無許可業者に引き渡されることで不法な投棄等につながらないというふうに考えてございます。 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  松嶋委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○河野委員  私、このリネットさんを使ったことがあって、何か幾らか足すとデータの消去もして、その証明書も出してくれたような気がするんですが、今回のこれを見ていると、パソコンのほかに、ほかの家電も入れられるということで、その箱の中に入るものであればということなんだと思うんですけれども、これはパソコン、それから家電のほかに、例えばケーブル類とか、そういうものが入れられるのかというのをちょっと1点確認したかったのと、ちょっと話が外れるかもしれないんですけれども、いわゆる区役所とかに置いてある、小型家電のボックスによる拠点回収をやっていらっしゃると思うんですけれども、この場所が区内10カ所、今あると思うんですけれども、それを今後ふやしていく御意向があるかどうかというのをちょっと確認したいんですが。  以上です。2点。 ○榊原清掃リサイクル課長  委員が、今おっしゃいましたように、一度この業者を使ったことがあるということをおっしゃっていただいていますけれども、宅配便による自宅回収の場合は、規定の大きさの段ボール箱の中に入る量であれば、パソコンに加えまして、ケーブルですとか、それ以外の小型家電も入れていただいて結構でございます。  2点目の拠点回収ですけれども、現在10カ所で回収をしておりますけれども、この拠点については、ふやすような予定は今のところはございません。  以上です。 ○河野委員  ちょっと細かいことなんですけれども、意外と携帯の充電のケーブルとかって、コンビニで買ってきたもので、純正じゃなかったりすると弱かったりして、頻繁にだめになったりすることがある中で、それを粗大ごみなりの中に捨ててしまうのか、それともこういう拠点回収に入れるのかということで、リサイクル率、微々たるものですけれども、やっぱりそういう意識の啓発ということを考えていっても、私は10カ所じゃ少ないんじゃないのというのをちょっと思っているところが前からありまして、今回このテーマが出てきたので、こういう箱を置くかどうかは別にして、近くの例えば住区なんかに乾電池を入れるボックスなんかは大体置いてあると思うので、何か簡単な方法でもいいので、ケーブル類はこちらみたいな感じで回収できるような方法って何かあるんじゃないかと思うんですけど、その辺、どうでしょうかね。やってみてはいかがでしょうかと思うんですが、どのようにお考えかお聞かせください。 ○榊原清掃リサイクル課長  現在の10カ所にしましたのは、平成27年度、小型家電回収を本格実施したときに10カ所にいたしました。このときは、区民の方から要望があったりですとか、あるいは既存の拠点から距離のあるところを選定して10カ所としたものでございます。  回収拠点の追加ですとか、今、委員のおっしゃったような、何か工夫した仕方ということを仮にやりますと、幾らかでも費用の増加ということにつながりますので、回収の実績だったりですとか、今後の区民の要望なども踏まえまして、調査・研究していきたいなと考えております。  以上でございます。 ○鴨志田委員長  河野委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(9)小型家電リサイクルの回収及び再資源化の強化についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(10)令和元年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、報告事項(10)令和元年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて報告を受けます。 ○大迫清掃事務所長  毎年この時期の御報告でございます。今年度、令和元年度の年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて御報告させていただきます。  資料のほうをごらんください。ぺら1枚でございますが、まず項番1、年末年始の資源回収・ごみ収集のスケジュール、記載のとおりでございます。12月中は29日の日曜日はお休みをさせていただきまして、大みそか、31日まで、通常の収集曜日どおり収集をさせていただきます。  年が明けまして、1月、正月三が日と、それから5日の日曜日はお休みをさせていただきまして、4日の土曜日から、1日置いて、6日から通常の収集曜日どおりの収集とさせていただきます。  項番2、周知方法になります。こちらも資料の記載のとおりでございますけれども、1番と6番、町会・自治会等の回覧と、それから集積所への張り紙でございます。こちらについて、例年12月1日からやってございますけれども、1日が日曜日でございまして、清掃事務所は休ませていただいておりますので、ことしは2日からとさせていただきます。  集積所のビラにつきましては、何せ2万カ所、区内にございますので、この日、一斉にというわけにはまいりませんが、なるべく1週間以内、なるべく早い時期に全集積所に張らせていただきたいと考えてございます。  それから、2番、3番、5番、めぐろ区報、それからホームページメールマガジンについては12月5日掲載予定、それからツイッターにつきましては、即時性のある媒体ということもございますので、なるべく年末に近いところでということでお願いをいたしまして、12月17日にお知らせの予定ということになってございます。  私からは以上でございます。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  報告が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴨志田委員長  よろしいですか。  ないようですので、報告事項(10)令和元年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)補助46号線沿道まちづくりにおける懇談会(ヨンロク懇談会)開催についてのお知らせ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  次に、情報提供(1)補助46号線沿道まちづくりにおける懇談会(ヨンロク懇談会)開催についてのお知らせ、情報提供を受けます。 ○林木密地域整備課長  では、私から、補助46号線沿道まちづくりに関する情報提供をいたします。  補助46号線につきましては、目黒本町五丁目地区で東京都による整備工事が進んでいるところでございます。  こうした中、目黒本町五丁目地区密集市街地総合防災協議会と原町一丁目・洗足一丁目地区46沿道まちづくり協議会では、平成31年2月に共同で補助46号線に関する取り組みの基本的な考え方を取りまとめまして、道路整備を地域の連携の契機として捉え、地域のまちづくりの中で、どのように道路を利活用していくのかについて、今後検討していくこととなったものでございます。  検討に当たりまして、このたび原町一丁目・洗足一丁目地区46沿道まちづくり協議会が主催して、懇談会を開催することとなりましたので、この情報提供をするものでございます。  この資料のお知らせビラにつきましては、11月8日に既に地元の方々へ配布をしております。  開催日時、会場につきましては記載のとおり、11月23日土曜日の13時30分から、向原住区センターで行うものでございます。  できるだけ多くの方々に参加していただき、御意見やアイデアをいただきたいということから、予約不要の自由参加型とし、また、グループワークも予定しているとのことでございます。  説明は以上となります。 ○鴨志田委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    鴨志田委員長  よろしいですか。  それでは、情報提供(1)補助46号線沿道まちづくりにおける懇談会(ヨンロク懇談会)開催についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鴨志田委員長  (2)は既に終わっておりますので、その他(1)次回の委員会開催は11月27日水曜日ですので、よろしくお願いいたします。  以上で都市環境委員会を散会いたします。お疲れさまでございました。...