5
出席説明員 中 澤
都市整備部長 馬 場 参事(
都市計画課長)
(16名)櫻 田
都市整備課長 澤 田
土木管理課長
立 山
みどり土木政策課長 髙 橋
道路公園課長
清 水
道路公園サービス課長 照 井
建築課長
鵜 沼
住宅課長 清 水
街づくり推進部長
小 林
地区整備課長 林
木密地域整備課長
本 橋
環境清掃部長 佐 藤 参事(
環境保全課長)
榊 原
清掃リサイクル課長 大 迫
清掃事務所長
6
区議会事務局 伴 議事・
調査係長
(1名)
7 議 題
【陳 情】
(1)陳情1第13号
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書(継続)
【
情報提供】
(1)
羽田空港の
機能強化に関する動きについて (資料あり)
(2)
道路改良と電線類の地中化のための工事の
お知らせについて (
資料配付済)
(3)
城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水
停止について (
資料配付済)
(4)補助26号線(代沢)
用地説明会開催の
お知らせについて (
資料配付済)
【視 察】
(1)中央防波堤
【その他】
(1)次回の
委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
鴨志田委員長 ただいまから
都市環境委員会を開会いたします。
本日の
署名委員は、関副
委員長、
梅田委員によろしくお願いいたします。
それでは、
陳情審査に入らせていただきます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【陳 情】(1)陳情1第13号
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書(継続)
【
情報提供】(1)
羽田空港の
機能強化に関する動きについて
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 陳情1第13号
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書を議題に供します。
それでは
陳情審査の前に、
羽田関係の
情報提供がありますので、こちらのほうの
情報提供(1)
羽田空港の
機能強化に関する動きについて、
情報提供を受けます。
○
佐藤環境保全課長 それでは、資料の御説明でございます。
前回8月7日の本
委員会においても、それまでの動きについて
情報提供したところでございますが、それ以降本日までの動きということでございます。
1番は国の動きとしまして、こちら前回以降について、まず(1)としまして、第5回
首都圏空港機能強化の具体化に向けた
協議会の開催ということで、前回も当日開催については触れさせていただきましたが、8月7日に開催されたところでございます。
それから(2)としまして、翌日8月8日木曜日に、2020年3月29日より新
飛行経路の運用を開始し、
国際線を増便する旨、これが
プレス発表され、改めましてこれについては24日に
新聞広告も出されたところでございます。
プレス発表の中身については、別紙1としておつけしてございますので、内容については御確認をお願いいたします。
それから資料に戻った(3)
飛行検査の実施の公表としまして、こちらも前回8月7日の際、触れさせていただきましたが、8月23日金曜日に8月30日からこの
飛行検査を実施する旨が
プレス発表されました。これについては、内容は別紙2のほうにおつけしてございますので、こちらをごらんいただきたく存じます。
また、改めて別紙2につきましては、詳細がさらに
別紙建てになっていて、横印刷のもの、
プレス発表の際に内容についても入っておりますので、こちらもおつけしてございます。
その上で資料に戻っていただいて、後段でございますが、こちらについては8月29日に
新聞折込のチラシが入りまして、こちらについては別紙3として、これは
カラー版の実際のものでございますけれど、おつけしてございます。
1点補足でございますが、これ開いていただいて、めくっていただくと、A4の白紙で訂正がございましたので、こちらもつけてございますので、本日については
訂正内容についてつけてございます。
こちらの
新聞チラシについては以上でございます。
こうした国の動きがございまして、2番、表に戻っていただいた区の対応でございますが、まず(1)としまして、こちらも新
飛行経路の
運用開始の発表について、区の
ホームページに記載させていただき、それから8月25日号のめぐろ区報にも開始の旨を記載いたしました。
それから(2)としまして、
先ほどの
飛行検査の実施、これについても区の
ホームページに掲載し、こちらについても8月25日号の区報に、実施される旨の記事を掲載したところでございます。
私から説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑のほうをお受けいたします。
○
松嶋委員 この陳情の
継続審査になっておりますけれども、国が来年の3月から
運用開始を決めたということについては、多くの区民から批判の声が上がっております。これまで国も都も、
地元自治体や住民の理解を得ることが、新
飛行経路の
前提条件だと明言してきたわけです。
しかし、その約束を今回は投げ捨てて、
方針決定をしたということは断じて認められないと思います。
飛行ルート直下の住民や
自治体から、懸念の声とか疑問とか、議会からは
意見書や決議ということで出ておりますが、にもかかわらず、地元の理解を得られたという国の説明について、私はおかしいと思うんですけども、目黒区としておかしいと思わないのかなと。改めて区のお考えを伺いたいと思います。
それから、さまざまな問題が起こってきますよね。騒音について伺いたいんですが、
大型航空機が
都心上空を低空で飛行する重大な問題です。いろんな問題が起こってくる中で、騒音、
落下物、
資産価値の低下、
墜落事故の危険と、もう多くの問題が未解決です。
国はいろいろやると言っていますけれども、これを本当に解決できていない。だからこそ、世界の主要な
航空飛行場というのは、そういう街の上を飛ばないということでやっているわけだけれども、そういう世界の流れからも逆行して、都心のこんな住民が密集している、住んでいるところを低空で飛行するということは、非常に問題があると思います。
騒音について伺うんですが、目黒区の影響として、
目黒区民28万人のうち8%、2万人が羽田新
ルートの騒音の影響を受けるということが、とある
ホームページに出ておりまして、目黒区をメッシュにしてちょうど南風時のこの
低空飛行の
ルートを見ますと、この2万人がおよそ影響するだろうということです。
この影響については、
国土交通省の目黒区上空における南風時の
飛行経路案という、こういう資料、この中で騒音のことが書かれてありまして、大体目黒区上空で70から80デシベルの影響があると示されております。これについての健康への影響など、区民の
暮らし、健康に重大な問題がありますので、目黒区としてどう考えているのか、伺います。
以上です。
○
佐藤環境保全課長 まず1点目でございます。
改めてさきの
一般質問の中で、区長からも御答弁をいたしましたとおりでございますが、国が
先ほども御説明した8月8日に
国土交通大臣の会見によって
運用開始することを発表された際、大臣におかれては
関係自治体等からいただいた意見・要望をしっかりと受けとめ、丁寧に対応していくことを前提に、地元の理解も得られたものと判断したとの発言があったところでございます。
区といたしましても、
羽田空港の強化についてはやむを得ないと考えているところであり、区民の皆様、一方、御質疑のとおりも含めて、これまで経験したことがないことでございますために、2点目とも重なりますが、騒音の影響、
落下物等に対しての不安、これがいらっしゃることは重々区として承知しているところでございますので、改めてそういった対策を国に求めていく、これは継続して求めていくという
考え方でございます。
それから2点目でございますが、まず改めて南風の際の運用について、大型機のお話でございましたけれど、そこについては国のほうから具体的な騒音の
数値等については、
見込みというものが示されているところでございます。
1点その影響については、これまた以前、本
委員会でも御答弁をしたことがございますが、国のほうの国会における
質疑応答の中で、騒音の影響についての
国会議員からの質疑があった際の国の回答としては、今回改めて新
飛行経路の直下において、国の法律で定める、例えば騒音の対策のための
防音工事の
該当等については、対象になれない地域、こういうものについては影響については法律上は変わらないというような見解が出ておりまして、現段階ではそういった国の
防音工事等の
考え方に基づくものについて、特に目黒区においては変更はないと聞いているところでございます。
以上でございます。
○
松嶋委員 まず、国の
考え方で、国としてはもう住民の理解は得られたということで、区としてもやむを得ないという今お話だったんですけども、この国が根拠としている住民の理解を得られたというものは、東京都が
協議会の場で2020年までの実現に向けた手続を進めることを
国交省に要望し、
国交省はこの発言をもとに
地元理解が得られたというふうに、その根拠としているわけですね。
この地元の理解、本当に得られているのかということ、これはとんでもない私、発言だというふうに思っています。いよいよ
試験飛行がこれから始まってきて、本格的に都心の
低空飛行が始まろうとしている中で、今さっき
情報提供がありましたけども、区の対応としては、
ホームページにいろんな
情報提供します、
ホームページに掲載しましたということで、国がこうしますよということをそのまま区の
ホームページに載せているというだけの対応でいいのかというふうに、私は思うわけです。
かつてこれまで目黒区としても、
羽田空港の
機能強化についての要望ということで、
環境清掃部長名で国に対して丁寧な説明を求めることや
情報公開なども求めてきて、努力をされてきた、こういう経緯は非常に私も理解していますし、評価をしております。
ただ、事ここに至って、いよいよ始まろうとしている中で、さらにギアを上げて目黒区としては住民の
住環境を守り、住民の命と
暮らし最優先に置く立場に立って、今後も国に厳しく必要なことを言っていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですけども、そういう区の対応ですね、今後の対策ということについて伺います。
それから、騒音についてですけれども、国のほうで
見込みが示されているということで、いろいろ
騒音対策のお話もありましたけれども、実際その運用がされた場合に、健康への被害ということを非常に住民の
皆さん、心配されています。
欧州WHOが示した
航空機騒音ガイドラインで、健康への影響があるというのが55デシベルとしています。この基準を大きく上回る騒音に多くの都民がさらされるということです。
目黒区上空が大体70から80デシベルということですから、上回っていますよね。欧州の
WHOによると、騒音は会話を妨げるだけじゃなくて、
睡眠障害、脳卒中、心臓病を引き起こす要因にもなると。私
たち共産党目黒区議団として、
国交省にこの問題どうなんだということで確認したんですけども、こういう
健康被害が直ちに騒音が原因だと言い切れないんだ、だから、病気になっても、それは補償の対象ではないということだったんです。
欧州の
WHOが示した
航空機騒音の
ガイドライン、この騒音による
健康被害が示されているけれども、実際運用してこういう
健康被害があったときには、補償の対象じゃないですよと。これでね、本当に区民の健康とか安心、財産とか、守れるのかということ、改めて目黒区の認識を伺いたいと思います。
○
佐藤環境保全課長 まず1点目でございます。
改めてまた今後も含めたというところでございますけれど、こちらまず1点改めて再度でございますけど、同じくさきの
一般質問において、区長から御答弁したとおり、まず今回8月8日に
国土交通大臣が公表したところでございますけれど、それより前の8月6日に特別区の
区長会が開催されまして、そこにおいて
国土交通省の職員が出席する中、
目黒区長としましても、その場で直接国に対して区民の不安の払拭に向けてさらなる
情報提供や
説明会の開催、
落下物対策の
充実強化や騒音の軽減などの
環境影響への配慮などについて、きちんと引き続き対応を続けるようにということで、直接伝えたところでございます。
改めて私ども、こういったことについては、委員御指摘のとおり、今後もきちんと区民の
不安払拭に向けて、あるいは必要な対策に向けては、国にきちんと申していく、こういった
考え方でございます。
改めて2点目とも重なりますけど、そういった騒音の影響、そういったものも含めて、これは引き続き、今申したとおりのスタンスでございますので、改めてこれは不安の声等がまた新たに上がることも含めて、きちんと国に伝えてまいり、それは国のほうでまた必要な対策ということについては検討されるものと考えてございます。
以上でございます。
○
松嶋委員 騒音の影響ですけども、国はね、私がさっき言ったように、直接その
因果関係があるということを認めないということがあるわけですよ。実際その健康の被害があって、訴えても、いや、これは
因果関係わかりませんということで。
落下物もそうですよね。氷の塊落ちて、家が損壊したと。だけども、氷は溶けてなくなっていましたといったときに、これ原因は本当に
飛行機ですかねということで、そういうことでうやむやにされちゃ困るんですよね。そこの部分をやっぱりはっきりさせてほしいし、住民としてはその辺の疑問が払拭されない以上は、都心の
上空低空飛行は認められないということで、
皆さんが声を上げていらっしゃるということです。
ですから、そこの部分を目黒区としても理解をしていただいて、そういう立場に立って国に言うべきことを言っていただきたいというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。
まずそれ、伺います。
○
本橋環境清掃部長 先ほどの国のまず見解のほうを少し補足させていただきますが、国としては、区民の
皆さんの御意見、御要望をしっかりと受けとめて、丁寧に対応していくことを前提に、地元の理解が得られたものというふうに判断したというふうに言っております。
区としては、この羽田の問題については、国の事業として、国が責任を持って判断すべきことというふうに考えておりますので、区としてどうするということではないというふうに思っております。
ただ、
騒音影響、
落下物等に対して、区民の方も不安に思っていらっしゃるということについては、十分承知しておるところでございます。だからこそ、これまでも
落下物対策の
充実強化ですとか、
騒音影響などの
環境影響へのさらなる配慮、あと迅速で丁寧な
情報提供ですとか、
教室型説明会の開催、新たな課題が生じた場合等の適宜適切な対応について、国に対して求めてきております。
そういう意味では、委員がおっしゃるように、区民に寄り添う形で、そういう対応は今後とも丁寧に続けていきたいというふうに思っております。
あと、
騒音影響のお話でございます。
国のほうからも、この
騒音影響については示された資料というのはございません。確かに
一定程度の騒音が発生するという状況ではあるとは思っておりますが、ただ、
騒音自体も
飛行機だけではなくて、
目黒区内も電車、車両、
幹線道路等も多くございます。そういう中で
一定程度の騒音が発生しているという中で、どういった
飛行機に関する騒音の影響が出るということについては、私どもも何とも言えない。そういうところについては、国のほうでも特にこれに対して、
健康影響が出るというようなお話が出ているということではないので、そのように理解しておるところでございます。
以上です。
○
松嶋委員 国のやることで、区としてはどうするものでもないという御答弁でしたけれども、私はこの問題で
豊中市に視察に行ったんですね。
伊丹空港の運用については、大昔に
伊丹空港をつくる際に、
低空飛行、騒音の問題で
自分たちの
住環境を守るために、国に一生懸命働きかけてきた
住民運動の方からお話聞いて、そのときに羽田もかつてはそういうことあったんですよということで教えてもらったことがあるんです。1960年代から70年代にかけて、
羽田空港でも大きな
住民運動の歴史があったというんですよ。
1960年に国内線に
ジェット旅客機が導入されて、ひどい騒音問題が発生して、大田区・品川区・東京都などが
騒音対策委員会を設置して、国に強く騒音の解消というのを求めて働きかけをしたと。
江戸川区の話を聞いたんですけどね、1971年3月に突然
航空機騒音が発生したときに、
飛行差しとめの裁判を区長・区議会・住民が一緒に起こして、その結果、運輸省が
軽減対策を講じて、裁判が取り下げられるということがありました。
当時のそのときの
江戸川区の区報も見せてもらったんですけど、すごいですよ。本当に
住民運動と一緒になって、
江戸川区自身が国に厳しく意見をするという中身でした。
江戸川区みずから、区長みずからが先頭に立って住民と一緒に国に抗議して頑張っている姿というのが、ありありと示されたんですね。もう住民と一緒に鉢巻巻いて頑張っていたということなんですよ、昔の
羽田空港の問題ではね。
今日、東京の上空が
羽田空港に関しては海から入っていくんだということは原則ですよね。こういう
歴史的経緯というのはやっぱり住民の
皆さんが頑張って、そして、そのときの区長とか区が一緒になって国に
住環境を守る立場で頑張ったせいで、一応今、平穏が保たれていると。こういう
歴史的経緯があるんだなということを私も
豊中市に行って、改めて勉強させてもらったんですけども、翻って今の東京都、それから23区の姿勢というのが、余りにも
温度差が違っているなという思いがするんです。
この
低空飛行の問題は、その当時60年代、70年代の問題と同じような、本当に住民の
住環境を一変させて、危険な問題もいろんな
落下物も含めて、墜落の問題も含めて、ありますよ。それに対して、意見はありますかということで出ても、都の
意見案について意見が求められても、目黒区はなしと回答するとかね。何で異論とか意見がそこで述べないんだということは、
一般質問でも伺いましたけども、そういう目黒区の姿勢というのは、
温度差を非常に私は今感じているんです。やっぱり住民の
暮らしを守るという立場で、もう一回改めて対策求めていくと。
私たちは、これはもう見直すんではなくて、白紙撤回すべきだという立場で、これからも住民の
皆さんと
共産党としては頑張っていきたいと思っていますけれども、目黒区としては、今の私のお話しした歴史の経緯も含めて、どのように思っていらっしゃるか、伺いたいと思います。
(「
委員長、
議事進行」と呼ぶ者あり)
○
田島委員 きょうはたくさんの
傍聴者もいらしているから、言いたいことはわかるんですけれども、たび重なって
一般質問でお答えをいただいている部分をまたお聞きするというふうな形でございますので、
委員長のほうでこの
情報提供と、それから、
陳情審査が何か一緒になっているような感じですので、そこは
委員長のほうで整理をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
鴨志田委員長 今、私も
一般質問でも聞いていますし、御質問は自由な、その辺は何度も何度も重ならないように注意しながら、御質疑のほうもよろしくお願いいたします。
○
松嶋委員 私が聞いたのは、
一般質問と同じようなことを聞いているんじゃなくて、私が視察に行ってきて、過去の歴史とかこういう経緯もあって、それで今、都心でそういう
羽田空港に関しては、海から入っていきましょうよという、こういう経緯があったわけですよ。それに対して、今の状況というのが余りにも違うということで、この違いについては、やっぱり区民の
皆さんも非常に何でなんだという思いもあるだろうし、その辺について私は伺いたかったんで、何も同じことを何回も何回も聞いているわけではないと思っております。
○
鴨志田委員長 さっき
豊中市を初め、あなたのこういう事例があったという説明はわかりました。そこで目黒区どうなんだという点においては、重複しているならということを思って、
田島委員も
議事進行を受けられたと思いますので、それでは
理事者のほうで答弁をお願いいたします。
○
本橋環境清掃部長 御質疑にあった
温度差ということなんですが、決して私どもそういったことと
温度差があるというふうには理解はしてございません。
先ほど異論意見述べなかったかというお話もございました。これについては、
一般質問でお答えしておりますので、重ねては申し上げませんけれども、基本的には言わなかった
異論意見、東京都の意見は東京都の意見というふうに理解しております。特別区は特別区の意見として、
区長会会長も出席する中で特別区の意見はきちんと言われているということだと思っておりますので、東京都の意見に対して意見を言わなかったというのは、そういった理由からでございます。
どちらにしても、私どもこれまでも国に対しては、
先ほども申しました、何度も申し上げませんけれども、
落下物対策の
充実強化ですとか、必要な意見、要望というのは繰り返し、繰り返し、何度も国に対しては要望してきております。それに対しては、国からも今回文書をもって丁寧な対応をしていくというような回答も得ているところでございます。
これで得たから、もうそれで終わりということではなくて、これからも必要な要望、意見については繰り返し国に伝えながら、区民の方の不安の払拭とまではいかないのかもしれませんが、それに寄り添う形で対応はしてまいりたいというふうに今後とも思っておるところでございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 よろしいですか。
松嶋委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○かいでん委員 じゃ、今、
情報提供ということで、
情報提供のこの資料に関することでお伺いいたします。
けさ方、かなり低空を
飛行機が飛んでいる音が、私が自宅にいるときにいたしまして、何なんだろうなと思っていたんですが、いただいた資料の9ページ、
飛行検査時の
飛行コース④のところを拝見していると、ここに書いてある
コースに、もしかすると一致するのかなっていうような感覚をいたしました。これが高度760メートルで、しかもセスナ機を使っているということだったんですけれども。ですから、騒音としてはそこまで大きいとは言えないながらも、やっぱり徐々に、徐々に速度が下がって、高度が下がっているような、何か墜落しちゃうんじゃないのみたいな、そういう心理的な恐怖感はあったもので、今回、きょう、けさ方あったその飛行が、この
飛行検査時の
コースを飛んでいたものだったのかどうか、目黒区として確認されているかどうか、お伺いいたします。
○
佐藤環境保全課長 今見ていただいた資料については、国の「羽田のこれから」という
ホームページの中で
飛行検査のほうでページが新しくできまして、そこを押すと今度は東京航空局のほうの
飛行検査の日程等についてのページにリンク、飛ぶようになっております。
きょう、拝見したところでは、きょうについては9月10日から13日の予定、予定のほうは
ホームページに載ってございますけれど、こっちの同じ資料で申すと、最初のほうに戻っていただいた3ページからのこの①と書いてある検査、これ以下4ページ、5ページでこのあたりが予定をされていまして、実施の結果については、はっきりまだ出ておりませんが、もしお気づきであったとすれば、例えば4ページにあるものについても、一定の高さをずっとそのままではございますけれど、やはりこの
コースが予定されていましたので、そのあたり予定はあくまでも予定であって、ほかのページのものに急遽変わることもあるとは聞いてございますけれど、現段階では予定はそういうふうに把握してございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 要するに、そのセスナ機がこのテスト飛行に値するかどうかという情報は、目黒区としてはないということでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 すみません、御説明が不足して。
きょう予定されていることは、朝6時から8時の段階で、今申した①のところの幾つか、これがわかります。ただ、実際に飛んだかどうかについては、後日また公表されますか、あるいは東京航空局に問い合わせをしないとわかりませんで、そこまでは私どもまだ把握してございません。
以上でございます。
○かいでん委員 そうすると、例えば④の
コースだと、かなり目黒区を横断するような形で飛ぶような
コースになっていると思うんですけれども、この影響が大きい④番がいつ行われるかということについては、今
ホームページなどで公開というのはされていらっしゃるんでしょうか。目黒区として把握されていらっしゃいますでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 ④については、その実施の前、予定されないと評価されないものでございまして、これ今12月中旬までの予定という中で、まだいつ行われるかということは公表されてございません。
それとあと、補足でございますけど、この9ページにございますとおり、これについてはその期間の中で1回実施されて、確認されれば終了ということは聞いてございます。
以上です。
○
鴨志田委員長 委員長からなんですけれども、私も今まで見たことないテスト飛行みたいなことをうちの近辺で見たことがある。区民からもこんな問い合わせがあるんですけども、実際に目黒区のほうでテスト飛行じゃないかとか、こういった問い合わせは来ているんでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 けさについては1件問い合わせがあったように伺っています。これまでの中で1件と。
以上でございます。
○かいでん委員 そうすると、国の
ホームページ見れば、予定がわかるということではありますけれども、例えば目黒区のほうでそういうのを確認されて、じゃ、何月何日、そういう飛行がこれからあるんだというのを把握された段階で、例えば区民の方にあしたなり、何かそういう
飛行検査を行う予定ですみたいな、そういう周知というのをこれからされる御予定があるかどうか、お伺いいたします。
○
佐藤環境保全課長 改めて今、
ホームページについては8月に改修をしまして、この
飛行検査のページに飛ぶようには、区の
ホームページから今飛んで、その日程等が公表されたものについては閲覧できるように、そこは努めているところでございまして、現段階ではそういった対応でないと、逆に事前とか、あるいは確認については先には来ませんので、まずその
ホームページを確認していただくことが一番早く把握していただけるというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
田島委員 今、かいでん委員のほうから質疑があった件なんですけど、やはり何人かの議員を含めて、飛んでいるんではないかというような部分があったので、ぜひとも国のほうに目黒区のほうから問い合わせをしていただいて、きょうの部分がどういう、この
ホームページ上で示されてはいると言っておりますけど、どのような形で行われたかということは聞いておいていただいたほうがいいと思います。いかがでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 改めまして、ただいまの御質疑につきましては、そのようにいたします。
以上でございます。
○岸委員 すみません、ちょっと
飛行機が飛んだだけでこれだけ大騒ぎになるということが現状としてある状況の中で、1点だけちょっとお伺いさせていただきたいと思います。
国の方針としてこういった形でもうほぼ確定、もう決まっている状況であるということと、あと目黒区としては、やはりもうこれはいたし方のない状況であるという御認識だということは理解した上なんですけれども、実際これから本当に本格的な
試験飛行というのはこれから始まるわけであって、実際
飛行機飛ばしてみて、これはちょっとまずいんじゃないの、これはちょっと本当に
健康被害とかあるんじゃないのっていうような、これは本当にまずいんじゃないのとなった場合に、そんなふうになっちゃった場合には、やはり区としては区民の側に寄り添っていていただきたいというふうに思うんですが、具体的に何か
試験飛行をやった後で、わかったことに関して、区として住民に対してフォローしていくような検討しているようなことっていうのはあるかどうか、ちょっと今の段階であるかどうか教えていただければと思います。
○
本橋環境清掃部長 今、
試験飛行を始めております。実機での
試験飛行も来年になると始まるというようなことは聞いてございます。
それで実際にすごいことに、なるかどうかはちょっと、こればかりはわかりませんので、軽々に物が言えることではありません。
ただ、当然国を通じて私ども情報を受けて、提供を受けて、わかったことがあれば、何らかの形で皆様に
お知らせしていく方法は今後とも考えてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○岸委員 住民が直接受けるであろう被害というのは、心理的影響ですとか、あと騒音のことになると思うんですが、その点に関してはどうでしょうか。
○
本橋環境清掃部長 心理的影響っていうのがちょっと、何とも御質問の趣旨がちょっと的確に捉えられないところではありますけれども、当然これまでもさまざま
落下物に対する不安ですとか、騒音に対する不安、そういったことはこれまでも言っていただいた中で、
先ほども何度も御答弁させていただきましたが、それに対して国にも意見、要望というのもこれまでも上げてきております。
そういう意味では、区民の皆様の不安が払拭されるのが一番だと思いますが、払拭ということ自体が難しいかもしれません。ただ、少しでも軽減につながっていくような形で、これからも国に対してきちんと声を上げていきたいというふうに考えております。
以上です。
○
鴨志田委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 よろしいですか。
ないようですので、
情報提供(1)
羽田空港の
機能強化に関する動きについてを終わります。
次に、
陳情審査に入ります。
陳情1第13号
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書を議題に供します。
理事者から何か補足説明があれば、お受けいたします。
○
本橋環境清掃部長 理事者のほうからはございません。
以上です。
○
鴨志田委員長 補足説明はなしということで、御質疑をお受けいたします。
○関副
委員長 1点だけです。
目黒区から国のほうに意見を8月7日の日に再度の確認で申し上げたときに、その中の1点目に三田町会だけではなく、その他の町会に都からの要望に対して、教室型の住民
説明会等を適宜開催することとの意見に、国のほうからも秋以降オープン型を基本に住民
説明会を開催することとしたいと。具体的な形式は、地域の事情も踏まえて、目黒区と調整することとするというようなことになっているんですけれども、この辺について、調整はどうでしたか。その1点だけ。
○
本橋環境清掃部長 教室型の
説明会のお話でございます。
これについては、ちょっと私どものほうも
一般質問で御答弁させていただいているところでございます。今回私どもも、これについては意見、要望の中で言及しておるところなんですけれども、これまでも5巡にわたる
説明会も実施されてまいりましたし、今後は秋以降の
説明会が予定されているという中ですので、今後地域のほうの要望等が出てくれば、それの要望等を踏まえながら対応してまいりたいということで、御答弁させていただいておりますので、基本的にはこの秋以降については、オープンハウス型をまず基本にした、オープンハウス型で6巡目という形になろうかと思いますが、これについては実施をされると。それ以外にもし必要があれば、その中で要望に応じて対応してまいりたいと。そういう
考え方でございます。
以上です。
○
鴨志田委員長 それでは、副
委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 よろしいですか。
ないようですので、質疑を終わります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
(休憩)
○
鴨志田委員長 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
ただいま議題に供しました陳情1第13号
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める陳情につきましては、引き続き調査研究を要するため、閉会中の
継続審査とすることに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
鴨志田委員長 賛成多数と認めます。
本陳情につきましては、閉会中の
継続審査といたします。
以上で陳情1第13号
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める陳情を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
情報提供】(2)
道路改良と電線類の地中化のための工事の
お知らせについて
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 それでは、次に
情報提供(2)
道路改良と電線類の地中化のための工事の
お知らせについて、
情報提供を受けます。
○林
木密地域整備課長 本件につきましては、平成30年11月14日の本
委員会に補助第46号線工事手順について、
情報提供しているものでございます。
その後、工事業者が決定したことから、東京都より本日皆様に配付しております資料といたしまして、工事の
お知らせビラの提供がございましたので、
情報提供するものでございます。
この
お知らせビラにつきましては、本
委員会への
情報提供後、地元の方々に周知、配付していくと聞いております。
では、お手元の資料をごらんください。
資料中ほどでございます。
工事件名、工事期間、受注者、発注者、作業時間は記載のとおりでございます。
工事場所ですが、目黒本町五丁目地内となります。
工事箇所案内図のほうをごらんください。
平面図の左側に上下に走ります道路が補助26号線、上方向が武蔵小山駅方面、下方向が目黒郵便局方面となってございます。反対側の右側、上方向が西小山駅へと向かう補助30号線、下方向が立会川緑道となっております。
工事の概要ですが、現在補助26号線近くにクランクがございますので、まずこのクランクを解消し、将来歩道となる部分のうち黄色に着色された部分につきまして、電線類の地中化に向けて、地下に電線共同溝を設置していくものでございます。
クランクの解消のために、車道を一部分、中央体育館側へ移設いたしますが、車道の移設に当たりましては、一部車両通行どめを行うと聞いております。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりました。何かあれば御質疑をお受けいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 よろしいですか。
ないようですので、
情報提供(2)
道路改良と電線類の地中化のための工事の
お知らせについてを終わります。
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【
情報提供】(3)
城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水停止について
――
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○
鴨志田委員長 次に
情報提供(3)
城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水停止について、
情報提供を受けます。
○立山
みどり土木政策課長 東京都環境局より、
城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水停止の
お知らせがありましたので、
情報提供するものでございます。
整備復活事業については、もう御案内のとおりと存じますが、この清流復活の水を送水しております落合水再生センター等において、老朽化等に伴う送水ポンプ設備工事等が行われるということでございます。その関係で送水が停止されるということでございます。
停止日につきましては、記載のとおり10月7日から2月28日の間で8日間、点々と8日間、昼間7時間の停止があるということでございます。
なお、9月15日のめぐろ区報、また、同日で
ホームページでこのことについては、目黒区としても周知をしたいと考えているところでございます。
情報提供は以上でございます。