○20番(
山宮きよたか
議員) ただいま、
議題に供されました
目黒区総合戦略等調査特別
委員会の設置につきまして提案
説明を行います。
本年度は
令和元年度ということで、21世紀半ばに向けて
区政の未来を描く基本構想の改定、地域コミュニティーの活性化に向けた環境整備など、未来につなげていくための取り組みを行っていく重要な年であります。
昨年から、同
委員会で調査を行っている
目黒区民センター見直し検討や、国家公務員駒場住宅跡地の活用に向けた検討など、大きな課題について引き続き調査をしていく必要があります。
そして、今後予想される生産年齢人口の減少
社会を見据え、業務の効率化を図り、労働生産性を高めて、
区民サービスの質を向上させるための手法として、ICT利活用の促進についても課題となってまいります。
また、来年に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、さらなる機運醸成への取り組みが必要となります。
これらを踏まえ、
目黒区として総合的な対応が必要であることから、本動議を提出した次第であります。
本特別
委員会の名称、付託事項等につきましては、お手元に
配付してあります設置要綱(案)のとおりであります。
それでは、設置要綱案を朗読いたします。
1 名称
目黒区総合戦略等調査特別
委員会とする。
2 設置の根拠
地方自治法第109条及び
目黒区議会委員会条例第4条による。
3 付託事項
(1)長期計画等に関する調査
(2)大規模国有地活用及び区有施設見直し複合化・多機能化計画等に関する調査
(3)生活圏域整備計画・地域コミュニティー施策推進に関する調査
(4)ICT化に関する調査
(5)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた機運醸成、インバ
ウンド対応を含むスポーツ・街づくり・教育等施策全般に関する調査
4
委員会の組織
委員は9名として、
委員長及び副
委員長1名を置く。
5 調査期間は1年間とし、閉会中も継続調査する。
以上であります。
よろしく御議決くださいますよう、
お願い申し上げます。(拍手)
○
宮澤宏行議長 ただいまの動議について、御
質疑はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
宮澤宏行議長 御
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本動議のとおり決するに御
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
宮澤宏行議長 起立多数と認めます。
御
着席願います。
本件については、動議のとおり可決されました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました
目黒区総合戦略等調査特別
委員会委員の
選任については、
委員会条例第5条第1項の
規定により、次の
議員を
指名したいと思います。
1番 かいでん和 弘
議員
13番 小 林
かなこ 議員
14番 西 村 ち ほ
議員
19番 川 原
のぶあき議員
23番 たぞえ 麻 友
議員
24番
鴨志田 リ エ
議員
26番 石 川 恭 子
議員
28番 武 藤
まさひろ議員
29番 おのせ 康 裕
議員
以上であります。
これに御
異議ございませんでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
宮澤宏行議長 御
異議なしと認めます。
それでは、ただいま
指名をいたしました9人の
議員を
目黒区総合戦略等調査特別
委員会委員に
選任することに
決定いたしました。
本特別
委員会で正副
委員長を互選していただくため、
暫時休憩をいたします。
〇午後2時34分
休憩
〇午後2時45分
開議
○
宮澤宏行議長 休憩前に引き続き
会議を開きます。
ただいま、
目黒区総合戦略等調査特別
委員会の正副
委員長が
決定いたしましたので、御
報告いたします。
委員長 武 藤
まさひろ議員
副
委員長 西 村 ち ほ
議員
以上であります。
◎
区長の
挨拶
○
宮澤宏行議長 ここで、
区長から発言の申し出がありましたので、これを許します。
〔青木英二
区長登壇〕
○青木英二
区長 改選後初の本
会議でございますので、お許しをいただきまして、一言御
挨拶を申し上げたいというふうに思います。
ただいまは、第19期の
議会の人事の
決定がなされました。高い場所からではありますけれども、心からお喜びを申し上げます。本当におめでとうございます。
第70代の
議長には
宮澤宏行議員、そして第75代の副
議長には
川原のぶあき議員が選出をされました。どうぞ伝統ある
目黒区議会のかなめとしての御活躍を期待申し上げるとともに、私ども
執行機関への一段の御指導、そして御鞭撻を心から
お願いを申し上げます。どうぞよろしく
お願いいたします。
また、
議会運営委員会、そして4つの
常任委員会、ただいま本
会議場で設置が可決されました
目黒区総合戦略等調査特別
委員会の正副
委員長、そして
委員の
皆様方にも、どうぞ御指導、御鞭撻のほど、よろしく
お願い申し上げます。
また、
監査委員に
選任がなされました
佐藤昇議員、
山本ひろこ議員におかれましても、どうぞ適時適切な
監査のほど、よろしく
お願い申し上げたいというふうに思います。
少しお時間をいただきまして、本年度の私どもの3つの重要課題をお話しさせていただきたいというふうに思います。
まず1点目は、これはもう言うまでもなく、基本構想の改定ということになります。18年ぶりの改定で、この間、人口の
少子高齢化、さらにIT化などが進んでまいります。今後を見据えますと、アーティフィシャル・インテリジェンス、いわゆるAIへの取り組みなどが求められております。こういったことを踏まえて、私どもは21世紀を見据えた改定に今、取り組んでいるところでございます。
昨年の第4回の定例会において条例が制定もされ、今般、この基本構想は
議会の議決事項にもなっておりますので、しっかりと
議員の
皆様方のお声に耳を傾けながら、着実に改定に取り組んでまいりたいというふうに思っております。
2つ目は、今年度の一般会計1,062億円、前年度当初比、金額で112億円、率で11.8%、ともに増になっておりますが、こういった一般会計の中で、来年4月1日には、私ども喫緊の課題である待機児ゼロ、そしてまた今月30日には、旧第六中学校に定員84の特別養護老人ホームがオープンをいたしますが、こういった国公有地を活用した特養ホームの整備、そして、きょうを含めてオリンピックまでは428日、パラリンピックまでは460日と、一日一日近づいているわけでありますけれども、御承知のように、中央体育館がオリンピック・パラリンピックのテコンドーの練習場になっておりますので、着実な大規模改修を進めてまいりたいと思います。
また、
区民センターのリーディングプロジェクトを初め、区有施設の見直しにしっかりと本年度も取り組んでまいる所存でございます。
最後、3つ目でございます。財政
運営でございます。御承知のように、法人税の一部国税化等、不合理な税制改正によりまして、私どもは44億円の歳入減に今、陥る懸念がございます。さらに、米中の経済摩擦、さらにはきょうの新聞報道では、メイ首相が辞任するというような記事も出ておりましたけれども、イギリスのEUの離脱などによって、もし世界経済が減速になれば、景気動向を受けやすい私どもの税収は大幅に減が懸念をされております。
また、29年度の私どもの普通会計決算ベースの財政調整基金は、対標準財政規模で23区中、これは平均以下になっておりますので、割合からすると少ない残高になっておりますので、こういったことを踏まえて、財政のルール化をしっかりと踏まえて、財政の強化、基盤の充実に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしく
お願いいたします。
最後になりますけれども、いよいよ
令和の時代がスタートいたしました。特に、皇后陛下、雅子様は、平成5年6月9日でございます、我が
目黒区の地から御成婚をされたところでございますので、地元
区長としてこの
令和の幕開けを心からお祝いを申し上げるとともに、今年度は私にとりましては
任期最終の年度ということになります。しっかりと住みたいまち、住み続けたいまちづくりにチャレンジしてまいりますので、どうぞ宮澤新
議長を初め
議員各位の一層の御指導と、そして御鞭撻を心から
お願いを申し上げまして、
臨時会開催に当たりましての
執行機関を
代表しての御
挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○
宮澤宏行議長 以上で全
日程を議了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって、
令和元年第1回
目黒区
議会臨時会を閉会いたします。
〇午後2時53分閉会...