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  1. 目黒区議会 2019-01-09
    平成31年都市環境委員会( 1月 9日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成31年都市環境委員会( 1月 9日)                都市環境委員会 1 日    時 平成31年1月9日(水)          開会 午前10時00分          散会 午後 0時07分 2     所 第三委員会室 3 出席者    委員長   吉 野 正 人   副委員長  小 林 かなこ      (8名)委  員  山 本 ひろこ   委  員  川 原 のぶあき          委  員  佐 藤 ゆたか   委  員  青 木 早 苗          委  員  森   美 彦   委  員  田 島 けんじ 4 欠席者      (0名) 5 出席説明員  中 澤 都市整備部長      橋 本 参事(都市計画課長
        (14名)立 山 都市整備課長      澤 田 道路管理課長          清 水 土木工事課長      櫻 田 みどりと公園課長          三 吉 建築課長        高 橋 住宅課長          清 水 街づくり推進部長    原   地区整備課長          林   木密地域整備課長    田 島 環境清掃部長          佐 藤 環境保全課長      秋 田 清掃リサイクル課長 6 区議会事務局 藤 田 議事・調査係長      (1名) 7 議    題 都市計画都市整備環境保全清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)中目黒駅周辺地区整備計画改定案について          (資料あり)   (2)自転車シェアリング事業の開始について           (資料あり)   (3)工事報告(2件)について                 (資料あり)   【情報提供】   (1)城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水      停止について                       (資料あり)   (2)城南地区を流れる渋谷川・古川及び目黒川流域などの浸水予想区域      図の改定について                     (資料あり)   (3)都営住宅の入居者募集について               (資料あり)   【資料配付】   (1)平成30年度不燃化セミナーについて   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○吉野委員長  ただいまから都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員には、川原委員田島委員にお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)中目黒駅周辺地区整備計画改定案について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  それでは、報告事項に入ります。  報告事項(1)中目黒駅周辺地区整備計画改定案について報告を受けます。 ○原地区整備課長  それでは、私から中目黒駅周辺地区整備計画改定案について報告をいたします。  本日の報告につきましては、さきの10月10日に当委員会におきまして、中目黒の整備計画改定素案としまして報告をさせていただいたものにつきまして、その後意見募集を行い、その内容を踏まえた上で、案を今回取りまとめたということが本日の報告になります。  お手元の資料の確認をさせていただきますと、かがみの資料がA4、1枚、そして資料が3つございまして、資料1は厚目の冊子、資料2はA4横使いのもの、資料3もA4横使いのものということで、こちらを使って説明をさせていただきます。  それでは、説明に入ります。  まず、かがみ資料の番号の1、改定の経緯等になります。  こちら前段の内容は前回素案と同様の内容となっておりますが、中目黒駅周辺地区では再開発事業や東急と副都心線乗り入れ、その他街づくりが進行する中で平成25年3月に区は中目黒駅周辺地区整備計画を策定しまして、計画的な街づくり取り組みを進めてまいりました。  そして、その後も中目黒高架下の開業、そして31年4月の東京音楽大学の開校など、動的で広がりのあるまちの変化が予想されています。そして、使われ方にもさまざまな変化が起きており、こだわりの店舗ですとかカルチャー、多様なコンテンツ、こうしたものが発信されておりまして、さらに一方では住環境の面におきましても、快適で便利、安全・安心な住みたいまちとして高い評価を得ております。  こうした状況を踏まえまして、最後の段落ですが、区は平成29年度より整備計画を改定する取り組みを進め、30年10月には改定素案を取りまとめたということでございまして、このたびは改定素案に対する意見募集を実施し、整備計画改定案を取りまとめたということでございます。  番号の2、主な経緯では時系列として整理しておりますが、29年の9月に当委員会におきまして、整備計画改定に向けた進め方を報告することから始まりまして、改定の素案という形で10月に報告をいたしました。その後、意見募集を10月15日から行いまして、住民説明会についても行ったということを整理してございます。  番号の3、駅周辺地区整備計画改定案につきましては、これは、資料1の厚目の冊子のほうになっておりまして、これが改定案そのものでございます。こちらは74ページにわたる冊子でございまして、ボリュームがあるのと、また基本的に素案の内容を踏まえた構成ですとか内容になってございますので、本日説明では素案からこれがどう変わったかという点を中心にして御説明をいたします。  そこで、番号の4、番号の5、こちら資料の2では意見募集の実施結果をまとめておりまして、資料3では素案からの変更点をまとめているということですので、こちらを使って説明をいたします。  資料2のほうをごらんいただけますでしょうか。  資料の2は改定素案に対する意見募集の実施結果についてということで、1ページ目ではその概要について取りまとめてございます。  番号の1、意見募集の実施結果の概要につきまして、(1)の募集期間では意見募集を10月15日から1カ月、11月14日まで行いました。  (2)周知方法につきましては、めぐろ区報、区公式ホームページ、地元の街づくりニュースを使っての周知。閲覧場所としましては総合庁舎、各地区サービス事務所、住区センターを設けました。  そして、住民説明会については30年11月5日に行いましたということで、こちら詳しくは(3)の住民説明会開催の概要について、11月5日の7時から総合庁舎2階大会議室において説明会を行いまして、参加人数は31人の参加をいただくことができました。説明会場では16件の意見もいただくことができました。  そして(4)意見募集自体に寄せられた意見の提出状況の表でございます。アのほうは意見の提出者、提出された方で数えたときに合計で5者、個人の方が3、議会の方が2ということで提出をいただきまして、イの意見件数、意見数として数えた場合は合わせて17の意見をいただきました。  こちらを(5)の表では全てまとめたような形になっておりまして、ただいま申しました17の意見については、ちょうど、この(5)の表の一番右下の部分の意見として合計で17をいただき、さらに説明会の中で16の意見をいただいたというものになってございます。こちらについてこの後御説明するように、それぞれの意見に対してどのように考えどう対応するのかという表がありますが、対応区分として1から6を設けておりまして、例えば1、趣旨に沿い計画案に反映するものは意見募集の中では8つございました。既に素案に取り上げている中でその趣旨に沿って計画するものが4つで、対応区分は2、あるいは趣旨に沿うことが困難ということが対応区分5というような、そういった見方で集計をしてございます。  では、その内容について入らせていただきますので、ページをめくっていただきまして、2ページからは番号の2で意見内容と検討結果です。  整理番号の1というのは意見を出された方、枝番につきましては、お一人の方が複数の意見を言われたときに01、02と番号を振らせていただきます。この区分ですと個人の方から始まってございまして、一番上のところから抜粋して御紹介しますと、整理番号1の枝番01の個人の方の御意見では、基本的コンセプトとして、アートな雰囲気、ゆったり散策できる、まちの人との交流、クリエーターやアーティストたちとふれあいのづくり、こうしたことを、この川べりに足を踏み入れたときの憩いのこうした立地環境とあわせて、アートを軸にした街づくりを創出してはどうか。コミュニケーションを創出してはどうかという御意見。こちらについて検討結果、一番右の欄では、今回改定におきましては、文化・芸術を通じて人々のつながりが生まれる街づくりを掲げております。  また、5つのエリアの街づくりの方向性におきましては、特にこの注目もされている目黒川エリアについて「創造・交流」「文化・芸術」「水辺・憩い」といったゾーンを細かく設定する形の中で位置づけをしておりますので、こういった方向性に基づき音楽やアートなども生かした街づくり取り組みを進めていきたいということで、この区分が対応区分として2になっている、こういった見方になります。  抜粋して御紹介をしてまいります。3ページのほうを見ていただきまして、整理番号の4、ここからは個人の方から議会の方に移っていくという形で、4の枝番の02の部分におきましては、意見内容として、この計画の対象地域である中目黒駅を中心とした500メートルのエリアにつきまして、土砂災害警戒区域が8カ所含まれていることで、これを課題の中で記述することという御意見、これにつきましては、御意見の趣旨に沿い、本文に追加しますということで、対応区分1ということをまとめてございます。  次のページ、4ページをごらんいただきまして、一番上の枝番の03、集中豪雨による都市型水害への対応、これにつきまして「蛇崩川と目黒川の75ミリ対応の促進」を明記してくださいという御意見、これにつきましては、検討結果として、豪雨対策は東京都におきまして豪雨対策基本方針、そして目黒川についての目黒川流域河川整備計画が策定されておりますので、これらの方針と計画に基づいて取り組みを進めるということで、対応区分としては6という形になります。  その下、枝番の04の御意見、防衛省跡地につきましては、計画対象エリア外になりますが、近接していて街づくりの発展に不可欠な課題として記述してくださいという御意見です。こちらの検討結果につきましては、今回の駅周辺整備計画の範囲は駅を中心とした500メートルの地域ということで、ここから防衛省跡地については範囲外であること及び関連する街づくりの軸としての山手通りや目黒川のようなところからも外れているので、今回の駅周辺の整備計画として影響がないということから、本計画には取り上げないということを書いておりまして、対応区分が5になってございます。  そして、枝番の05、文化財包蔵地が本計画の中に4カ所含まれていることの記述、こちらを意見としていただきまして、これは文化財保護法に基づき所定の手続が義務づけられている内容でございますので、本計画では記述せずに、文化財保護法でもって対応していきますという形のまとめにしております。  その下の部分、整理番号でいうと5、4ページ中ほどの整理番号5、枝番01から見ていきますと、整備計画関連計画位置づけについての御意見で、この関連する計画に目黒区観光ビジョンを加筆すべきではどうかという点、これについては検討結果で、御意見の趣旨を反映し、関連する計画の本文に追加をしてございますということで、対応区分が1です。  それから、その下、枝番の02は同じく目黒区観光ビジョン、これはチャート状になっているものにつきまして、こちらも同様の意見ということで、別の箇所について御意見をいただいております。これも本文に追加しますということで、検討結果を周知しています。  次のページ、5ページの枝番04ですと、道路・交通についての記述の部分、ここはもとの文章として「子どもから高齢者まで」という書きぶりがされておりましたが、この中バリアフリー化を進めていく観点からは、障害がある人ということをより明確に書いたほうがよろしいのではないかという御意見、これについて検討結果として、御意見の趣旨を反映して「障害のある人まで」ということを追記する形での記述としております。  それから、その2つ下、06の枝番ですと、「ごみやたばこのポイ捨てなどのない」という、ここの部分の記述につきまして、事業内容のところ、中目黒GTの敷地内のたばこの煙で不快な思いをされていること、こうしたことを踏まえて受動喫煙防止対策の記載も加筆していただきたいという御意見です。これにつきましては、御意見の趣旨を反映して、本文に追加しますとございます。  その下につきまして、枝番07では中ほどにありますイベントですとか個性的な店舗に訪れる人々のマナー違反による地域住民とのトラブルが顕在化している。最近のハロウィンの例などもありつつ、こちらルールで縛ることは本意ではありませんが、ルール化などの検討が必要であると考えるがいかがでしょうか。あるいは、訪日の外国人の方とのトラブルについてどう考えるかという御意見がありましたので、こちらについて検討結果は、御指摘のように「なかめスタイル」にうたう主体性を育むような街づくり取り組みについて一定の時間が必要。一方では、イベントに伴うトラブルの顕在化の対応は早急なものが求められているので、これはやはり関連機関ですとか主催者、店舗運営者との連携を図って対策を検討しますという形で対応区分1となってございます。  めくっていただきまして、6ページからは番号3、住民説明会での意見内容ということで、体裁としては同様にまとめておりますけれども、意見募集とは別の説明会のものですので、こちらも抜粋で御紹介します。  6ページ、整理番号1の枝番02、駅周辺において、多くの外国人観光客が訪れる。その中で例えばマナーの問題についてという御意見があった中で、検討結果として、中目黒に多くの外国人観光客が訪れる中でどのような取り組みを行っていくか検討していきますというお答えをしております。  そして、6ページの一番下、02、インバウンドについてということですとか、めくっていただいた7ページの整理番号2の枝番03、インバウンドについては、他の自治体では外国人用多言語地図があることがありまして、目黒区でもこうした取り組みが必要ではないかというインバウンド関係だとかはやはり複数の御意見が寄せられておりました。こうしたことを踏まえますと、検討結果として、この2の03の部分でいきますと、多言語対応の地図作成と快適な環境整備に向けて今後検討したいということでございまして、マナーを守る雰囲気づくりという視点からは、こちら「なかめスタイル」のSNSを立ち上げることによる情報発信を現在始めている段階でして、こういったマナーを守っていくという雰囲気づくりにつなげるための情報発信についても取り組んでいきたいということを検討結果として記しております。  最後のめくっていただいた8ページ、整理番号6の01につきましては、御意見、住民や外国人を含めた来街者の方については、災害時の避難等についての不安、避難場所について、看板設置、情報提供、そして帰宅困難者への対応をどう考えるか、必要ではないかということで、こちらについてはやはり多言語化ピクトグラムを活用した言語、こういったことで避難誘導ですとか、旅行者の方にとっての配慮という視点でも街づくりを検討していくという形で答えてございます。  資料の説明は抜粋という形で今御紹介をしたような内容になっております。この意見を踏まえまして、素案からの修正内容というものを行った上で、資料1の今回の案につながるわけですけれども、どこが変わったかということをページ順にまとめたのが、この資料3という形になってございます。こちら内容の説明はただいまのものと重複しますので、ほんの初めだけ説明をさせてもらいますと、例えば資料3の1ページ目、変更番号の1では4ページ目における素案のここの部分に目黒区の「観光ビジョン」、これが関連計画として必要ではないかということを踏まえて、変更後は入っている。  同じく6ページについても「観光ビジョン」の記載がありますという形で、変更前と後が対比できるような形で箇所を明記してまとめているという内容になってございます。かなりのボリュームになりますので、こちらもおのおのごらんになっていただければと思います。  また、より計画書としてわかりやすくするために変更したというところで御紹介すると、例えば最後のほう、13ページの変更番号27、こちら巻末の参考資料の部分につきまして、地域の取り組みであります「なかめスタイル」、こちらについてリーフレットの紹介を追加するということと解説の文章を改めてわかりやすく追加したもの。  そして、最後の14ページ、変更番号28におきましては、昨年度のこの委員会でも御紹介しました計画のベースになってございます各種の調査結果について、参考資料として追記したという形にしてございます。これが資料3の内容でございます。  こういった内容に基づいて、資料1の今回の改定案をつくりましたということになりまして、これは構成上は素案と同じということですので、気になる箇所についてごらんになっていただければと考えます。  最後に、冒頭のかがみ資料の番号6、今後の予定を御説明します。  本日の委員会の後、平成31年の1月末には整備計画の改定を行う予定でございます。そして、2月には本件につきまして区報やホームページによる周知という形で図っていくことを予定してございます。  以上で私からの説明は終わらせていただきます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○田島委員  どうもまとめていただきまして、ありがとうございます。  改定案ということで、これからもうひとひねりというか、大体御意見は出てきているわけなんですけども、まずこの資料の2のいろいろ御意見をいただいた部分でございますけれども、非常にいい意見もたくさん出てきていただいて、なかなかいいんですけど、特に6のところの御意見いただいた部分に関しては、どのように処理をしていくのかなというのをまずお伺いしたいと思う。  所管が違う部分もあるようですから、その辺の連携をどういうふうにするのかを含めてどうなのかなというのを考え方でいいと思うんですけど、できることとできないことはもちろんあるのはわかってるんですけれども、せっかくいただいた御意見ですから、所管が違うからできないというわけにもいかないと思いますし、やっぱり中目黒の地域ということを全体を考えると、何らかの形をとっていかなければいけないと思うんで、そこの方向性についてお伺いします。  それから、ちょっと細かいことなんですけど、出てきましたインバウンドに対する部分ですね。意見に沿って努力していくという感じだと思うんですけど、これも特にことしのラグビーのワールドカップとか、来年のオリンピックに向けては非常に大事な部分になっていくと思うんで、このままにしておくわけにもいかないと思うんで、何らか所管を超えて、これは地区整備ではできないというのはわかっておりますんで、全区的に何らかの方法を要望していかなければならないところだと思うんで、せっかくいただいた御意見ですから、この処理あわせてお答えいただければと思います。いかがでしょうか。 ○原地区整備課長  田島委員の御質問に順次お答えをいたします。  まず、資料2の6の内容についてというのは済みません、恐らく8ページの整理番号6の01……。 ○吉野委員長  対応区分が6ということですよね。 ○田島委員  そう、ここをどういうふうにしていくのか。個別じゃなくていいですよ。やっぱり何らかの対応を考えていくのかということを聞きたい。 ○原地区整備課長  対応区分の6についての対応ということです。対応区分の6については、その他ということでさまざまな内容が含まれておりまして、中には整備計画自体を評価するというような声も入ってございますが、やはり委員の御指摘のように直接ここの中で扱いきれないけれども、今後もどのように連携していくのかという部分が重要な内容が含まれているものと考えています。  今回の整備計画の中では当然この街づくり部門だけではなく、各所管と連携しながら内容について精査して、それぞれの計画に沿った事業なども可能な限り盛り込むような形で整合性を図っていく考えでございまして、今後およそ10年を計画期間とする中でどのように進めていくかということについては、各所管との内容を事業を洗い出すような形で連携して共有していることで、地区整備課としては、今後もそれについてどのように推移していくかということを連絡はとれるような取り組みを考えてございます。ですので、そういった形でやはり連携した取り組みをするというのは、この対応区分6についても行いたいという考えでございます。  また、その次の質問でもありましたインバウンドの対策として具体的にどういうことがということがございまして、こちらにつきましては、既にインバウンドの観光が今後もふえるようなことが予想される中で、新しい施策も出るようなことも前提においての話ですが、少なくともハード的な取り組みとソフト的な取り組みということはあろうかと思います。  ハード的な取り組みでいうと、避難時の多言語化ピクトグラム化ということはもちろんですけれども、当然平常時の観光ですとか、一般の方に向けても多言語的な御案内で行政情報や地域の情報がわかるような取り組みは今後求められるという中では、先ほどの説明とも重なりますが、例えば観光部門とときには連携が必要になるかもしれませんし、それを共有することで、また新たな事業の取り組みが必要になるということがあれば、調整を図っていくということになるかと思います。  また、ソフト的なことでいいますと、やはり情報発信、特に現在ですとSNSを初めとしたインターネットを活用した情報発信というものが非常に効果が上げられる時代なのかなと思いますので、その中で今はまだ具体的な形は見えておりませんが、国内の方、いわゆる外国の方につきまして、しっかりと情報発信をしていけるようなことというのは、多くの方から御指摘をいただいているところですので、今後そこについても情報発信の中でどういうものが盛り込めるのかということは検討していきたいと考えております。 ○田島委員  ありがとうございました。  今大体お答えになれるのはその程度だと思いますが、ぜひとも、やはり住民の方もそうですし、目黒区にとっても大事なことであるんで、できましたら、きょうじゃなくていいんですけど、この6の部分に関しては、ちょっと整理をしておいていただいて、こういう場合は全区的には企画のほうに上げてやる形にもなるんだと思うんですけれども、何らかの処理を考えていただいて、できればこういう形で区のほうの、対応をしていただくようにお願いしましたとか、何か整理していただけるとありがたいなと。  我々委員としても、これ所管じゃないからいいやということではなくて、やはり全体的なことを考えると、その中には入っていかないんですけど、我々も所管を超えてっていうことはするつもりもないんですけど、やっぱり行く末が、せっかくいただいた意見ですから、何らかの形をもう少し具体的に整理したものをもう1回配っていただけるとか、所管ごとに分けていただいたり、こういう形で進みますとかっていうのをしていただければありがたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○原地区整備課長  お答えをいたします。  まず、このそもそもの作成段階、計画改定の作成段階におきましても、関係所管による全庁的な協議というものを踏まえまして、事業の洗い出し及びどこがどのようなものを担当するかということは私どもなりにまとめておりました。  それを踏まえて、今後どのように進めていくかということにつきましては、そういったまとまった情報をもとにして、それぞれの事業がどのように進んでいくかということについては、我々として把握していくということでありますし、それが特に内容によっては大きなトピックスに今後広がっていくということもあるでしょうから、そういうものについて、区の中ではその後どういう取り組み体制で取り組んでいくことになるのかというのが、地域の方にわかるようなちょっと御説明ができるのか、そこら辺は検討をしてまいりたいと考えております。 ○清水街づくり推進部長  今回の資料2ですけれども、こちら今、関係所管という形で書いてあります。事前に当然関係所管と、今地区整備課長が申し上げたように、十分な調整を行っております。さらにここには書いてはおりませんけれども、当然東京都とか、この区の中だけでは解決できない問題もありまして、そういうことについても、事前にもう相当の調整をしております。  私どもこの6の対応区分については、田島委員おっしゃられるように、今後も本当にきっちり対応していく必要があると思っております。具体的な方策として、先ほど整理したものを改めてもう一度お配りできないかということがございましたが、現時点におきましては、私どもとしては具体的に出された意見については本当に丁寧にあちこちの所管と調整した上で、こういう形でまとめておりますので、これだけという形にさせていただければというふうに思っております。ただ、田島委員もおっしゃられたように、6の項目については今後も私どものほうで十分全体と調整を図りながら対応していきたいというふうに考えているところでございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。
    川原委員  改定案ということで、区民意見、また議会の意見等も入れてまとめていただいたことには感謝申し上げたいというふうに思いますけれども、年末ちょっと地域の夜警等でもお話が出たのは、2月にスターバックスさんの国内初、また世界で5番目ということで、高級店のいわゆる焙煎をメーンとした、そういう店舗が開設すると。やはり世界で5番目ということで、日本でも初めてということなので、かなりの海外の方が来るんじゃないだろうかという御不安といいますか、そんなようなお声もあって、さきのインバウンドのお話もありましたけれども、やはり多言語化という部分でピクトグラムのそういった案内表示等が、設置が検討されるということで書いてありますけども、やっぱり急がれるんじゃないかなというふうに感じておるんですけども。その2月でございますから、いわゆる春先にはもうたくさん人が訪れるのではないかなと。また音大もできますので、大変そういった部分では急がれる部分があるのかなと思うんですけど、何か補正とか来年度の予算の部分で御検討されている部分があるんであれば、お聞かせいただきたいなというのと、今後の計画としてはこれで進めていくということで、10年計画ではございますけども、そのPDCAの部分で今の街づくりの協議会の皆様との今後の定期的なそういった進捗といいますか、PDCAの効果検証みたいなものの流れというのが、定期的に何か行っていく予定があるのかどうかだけ聞かせていただきたいと思います。  以上です。 ○原地区整備課長  川原委員の御質問に順次お答えをいたします。  まず、2月に営業を開始されるスターバックスを初めとした地域の事業者の方々との関係をどう考えるかということでございます。  まず、この中目黒駅周辺地区におきましては、区としては街づくり活動の支援ということで、もともとの地元の地縁組織の方々からなる街づくり協議会の支援を行っておりますが、同時にそちらの方々の「なかめスタイル」との取り組みを初めとした、さらなる地域の団体の方との緩やかな連携だとか、そういったことについてまちの中で求められているということは認識してございます。  その中で特定の事業者の方というよりも、地域の中でそういう連携を求めるような団体の方との我々のほうでお話を聞きながら、連携の形があるのかどうかということの検討は今後もやっていくということを考えてございます。その中で今後、その予算として特定の事業者の方にという形での措置はしておりませんけれども、地元の街づくり協議会を初めとした地域の連携のあり方という意味では、継続的に街づくり活動支援の中で行っていきたいと考えてございます。  PDCAといいましても、その仕組み化された年に1回形式をそろえてやるという形よりも、常に地元の方々からの意見を聞きながら、その中で適宜求められるような支援を区として行っていきたいということで現在考えてございます。 ○川原委員  ちょっと質問の聞き方が悪かったかもしれませんけど、1点目の部分はいわゆるハードの部分で、そういうピクトグラム等の表示等が今後、2月にオープンするので、極端に言うと、例えば補正対応とかしなきゃいけないんじゃないかなとか思っている部分も私なんかはあるんですが、そういったお考えがないか、もしくは来年度予算の中で検討しているものがあるのかどうかというのを聞いた部分がございまして、その点の回答がなかったのかなというふうに思うので、そこを再度お聞きしたいと思います。 ○原地区整備課長  スターバックスのイベントも含めて地域の街づくり支援は当初の予算の中で既に含めてございますので、その中で行うような形で検討をしてございます。 ○川原委員  いやいや、イベントということではなくて、いわゆるたくさんの方が内外ともにふえてくる中で、やはりその多言語対応も含めたピクトグラムの整備等がやっぱり急務なんじゃないでしょうかということで、ハード面でのそういった設置っていうのは考えてないですかということの質問でございますので、そこをお答えいただいていないと思いますんで、よろしくお願いします。 ○原地区整備課長  来年度以降の予算措置としまして、ハード的な整備としまして、総合的な案内板、これはいろいろな方についてわかりやすくピクトグラムですとか、表示について配慮した形での案内板ということを、ただいま予算として検討してございます。場所については中目黒駅前の駅の乗降客の方から見て、まずその地域の状況がわかりやすいような形での設置という形で現在予定しております。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○山本委員  この中にある「なかめスタイル」についてお伺いするんですけど、この街づくり協議会って、このコンサル入れて毎年何百万か払ってずっとやってきたやつだと思うんですけど、この街づくり協議会において、この「なかめスタイル」っていう、このパンフレットですか、を作成して、その他SNS等で発信をしていくっていうふうに書いてあるんですけれども、このパンフレット、このリーフレットをまず読んでも、一体これは誰向けなのかがよくわからなくて、誰向けに何をしてもらいたいっていう目的でつくってあるものなんでしょうかっていうのが1点目。  2点目として、このリーフレットを作成し普及をして進めていきますって書いてあるんですけど、これ自体手にとる人、果たしてどれぐらいいるのかなという疑問があるとともに、そのSNSでの発信を半年ぐらい前からされているみたいなんで、ちょっと見てみたんですけども、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム。フェイスブックのいいねが38人、ツイッターフォロワーが8人、インスタが23人という、もうほぼ誰も見ていない状況なんですけど、これ発信できていると言えるのかなと疑問です。この辺どういう改善をされていくんでしょうか、お伺いをします。 ○原地区整備課長  「なかめスタイル」についての御質問についてお答えします。  こちらそもそもの話から言いますと、街づくり協議会の中で地元の例えばごみですとか駐車、駐輪ですとかの、そういったルールについてどう話し合おうか、どのように対応していくかということの中から生まれた、単なるルールだとか決め事だけではなくて、多くの人がまずはまちを愛して、まちに誇りを持ちながら、その中でどのように取り組んでいくかという心の部分、マナーの部分をしっかりと掲げたものをつくろうという話し合いの中から自主的に生まれたものでございます。  そうした中で区としても、その取り組みを支援してございますけれども、リーフレットですとか、そこにあらわれたテーマということで、ここに掲げております4つの緑色で強調しております街づくりの精神というものをまずはうたっているということで、今後このものに基づきまして、具体的にどのような取り組みを進めていくかということは、まさに地元の方が中心になって現在始められた段階ということになります。  このリーフレットの対象ということでございますけれども、地域の中の方が対象にもなってございますし、また、来街者の方にとっても、これを見ていただくということを想定してございます。その中で今ある課題について発見してどうするかという内容もあれば、さらに今後まちをどのように育て、どのようによく華やかな、そして活気のある、そして愛着の持てるものにしていこうかというのをうたっている部分も含めております。  協議会の中ではこのリーフレットを今後どのように周知していこうかということも今年度、協議会の中でしっかりとワークショップ等で話し合いまして、それに基づいて順次動かれて口コミなど、もしくは各種の会合の中で広められているということも聞いてございますし、SNSについてもまだまだ実験的な取り組みではございますけれども、今後数年かけてどのように進めていくかということについてお話をされていることと考えております。  また、直近のこの周知の方法として、単に区のほうで発信するということだけではなくて、これは地域の方による皆さんで育てていく取り組みということから、事業の趣旨に理解を示していただいて、例えばスターバックスさんの店舗の中にも、このリーフレットを置いてある。もしくはTUTAYAのスタンドさんのほうでも理解を示しているということで、徐々に、質的には貴重な皆様の協力を得られながら、リーフレットの周知が進んでいっているものと考えております。 ○山本委員  じゃ、対象者が来訪者も住民も含むっていうふうにおっしゃっているんですけれども、結局のところ幅広過ぎて、そうなると受け取った側も一体誰に向けて言っているのかが伝わらないんですよ、幅広過ぎて。じゃあ初めて中目黒を訪れた人が駅前のスターバックスに寄って、これを手にしましたといったとき、これを見て、ああ、じゃあ何か私たちこういうことをしてもらいたいんだなっていうのが伝わってくるかというと、正直伝わってこない。  なので、何となく全体的に何かいいことしよう的な感じがし過ぎて、結局具体的に誰にどういう発信をしたいのかが伝わってこないところが一番もったいないなと思う点で、それこそ初めて来る人から、しょっちゅう中目黒に来る人から、仕事をしている人、住んでいる人、それぞれ感じ方とか考え方、ニーズも違うわけなんで、それをやっぱり一緒くたにしてしまうと、こういうふうになってしまうのかなっていう気がして、それが結局そのSNSとかでも、じゃあフォローしてまで見ようというところまで至らないわけですね。  自分がじゃ住民だとしたら、それ以外のところに、住民の方だったらまだ関係があるかな、初めて来る人にとって、その地域の地元的なことばっかり紹介されてても興味がないわけですし、やっぱりある程度対象を区分した上での発信をしていかないと普及は難しいのかなと考えるんですが、その辺もわざわざコンサルを入れているんであれば、そういったところも含めて検討をしていくべきじゃないかなと考えるんですが、いかがでしょうか。 ○原地区整備課長  御指摘ありがとうございます。  現在の「なかめスタイル」の取り組みでございますけれども、先ほども御説明をいたしましたけれども、コンサルのほうで案をつくって、それをやるという形ではなく、本当にこれは地域主体となってさまざまな議論の中から生まれてきたものとして、我々としてはそのプロセス自体も尊重しながら地域の意向をどのような形にしていくか、そういった形で支援をしようと思います。  現在着手しましたSNSでの発信などでは、例えば町会での取り組み、あるいはお祭りについて非常に目を引くような写真を取り上げて、こういった取り組みを地域でやっているよということを紹介したりだとか、そういうことで見た方々の中からは、かなりの好評の声は我々にも届いております。やはり一般的な商用のアカウントなどと比べると、数の上ではまだそこに及ばないかもしれませんけれども、地域の方が取り組まれていることの重要性ということは、我々自身も、これは単年度で終わる取り組みではなくて、何年もかけて育てていくという地元の意向にしっかり沿う形で、ただいまの貴重な御意見も踏まえながら、どういった方につきまして、よりわかりやすくこの取り組みを進めていくかということについて考え、支援を我々もしていくものと考えております。 ○清水街づくり推進部長  ちょっとこの「なかめスタイル」を取りまとめたときの経過を若干御説明いたしますと、実は当初は、対象者も随分絞り込んで、項目もいっぱいあって、どういう方にどういう内容をアピールしようかといったようなこととかも相当検討したんですね。その中で例えばこれをつくるときにも業者さんをコンペで選ぶとか、それからいろんな議論をする中で、山本委員もおっしゃるような形でやるっていう必要性もあるんじゃないか、そうじゃないと伝わらないんじゃないかという議論は当然ありました。ただ、その中で今回、先ほど地区整備課長が申しましたように、今回スターバックスコーヒーさんとかTUTAYAさんとかですけれども、協力、同意というか賛同をいただいているんですね。  そういう多くの方々に賛同できるようなものにするには今度どうしたらいいかというような議論が随分ありまして、余り絞り込んでこういうふうにしましょうみたいなものを出しちゃうと、企業イメージに合わないとか、そういうような点も逆に随分指摘されたんです。そういう中で全体は非常に緩く、どんな方でも地域に住んでいる方でも共感できるし、来た方でもちょっと共感できるような、そういうむしろ本当にほわんとした形のものにするべきではないかというようなところで落ち着いたというのがあります。  ただ、これまだ取り組み始めて間もないということもございまして、確かに山本委員のおっしゃるように、現段階で十分普及しているかといったらば、私どももまだ全然普及しているとは思っておりません。ただ、私どものほうに入っている声としては、こう緩い形でつくっているので、接した方からはどんな形でも取り組めるし、自分も中にあるモラルみたいなものとかをちゃんと本当に守っていって、中目黒をいいまちにしたいんだなみたいな、そういう入り口としては非常にいいんだという形で評価いただいてもおりますので、今後これ本当に普及していかなきゃいけませんので、その普及の方法については十分な対応をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○山本委員  緩いからよろしくないというわけではなく、何でしょう、ターゲットを絞るというのは対象者を限定するっていう意味だけではなくって、例えば一言で中目黒ってこういうまちにしたいんだっていうような、そういうわかりやすいビジョンが見えるとか、そういうのが伝わってこないと、何となく全体的にみんなが賛同できるっていうのはわかるんですけど、で、何が言いたいのかなって、どういうことを目指しているのかなっていうのが伝わらないっていうのが、結局じゃあ何のためにつくったんだろうっていうところにつながっていく。  今はまだ始めてまだ間もないから周知が十分できていないとおっしゃいますけど、これもうSNS始めて半年もたってて、この人数っていうのは少ないというよりかは、多分その作戦に携わった方ぐらいしか見ていないんじゃないかなっていうのもありますし、もともとの住民の方たちが中心となって、そのコンサルはあくまでも、そのフォロー役で入っているんだっていうのはもちろんそうなんだろうと思うんですけれども、住民の方たちだけで、その人たちがメーンになってやるんであれば、例えば今だって住区の広報紙とかみたいなのも地域には配られてますし、そういったところのほかの今までの広報媒体もある中で、あえてこれを立ち上げるっていうことに対して、わざわざ毎年予算も組んでいるわけですから、もうちょっと違った、それだったら今までと同じじゃないですか。それとはまた違った取り組みができるように、そういうふうに意識を転換してもらうっていうところは役所側から声かけていいところじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○清水街づくり推進部長  先ほど私がお話ししたときに、実はここのところ中目黒をどうするかっていうことで、もっとこういうふうにしてほしいとか、こういうふうに行動してほしいとか、たくさんこういう行動をしてほしいことも挙げて、どういう方にはどういう形でっていう形で、今、山本委員がおっしゃられたような形のものもいろんな当初の案には実はあったんですね。  そういう中で、これもうコンサルのほうがデザイン事務所が入ってまして、そのある一定のレベルにいったと私ども思っているんですが、ところが入っていて、ただ単に住民が言っていることをお膳立てしてまとめるんじゃなくて、訴えるんであれば、こんなにたくさんこういうふうにしてほしいとか何とかというのを出すよりは、もっと広く全体が共感できるようなやわらかな形で出したほうが、最初の段階ではいいんではないかというような提案をいただいているんです。そういう中で皆さんがまさに第一歩目はそういう形でやってみようというような形でなされたものが今回だというふうに御理解いただきたいんです。  私ども山本委員がおっしゃられたような観点が全くなかったわけじゃなくて、むしろそういうようなことも、もう本当に洗いざらい本当にやったんですね。ですから例えば「なかめスタイル」なんていう表題だって、相当いろんなものがある中で選ばれているんですね。今回書かれている内容とかデザインなんかも、もう何十通りもつくって、いろんな提案が出されて、みんなであれがいい、これがいいなんてやった中で出ているんです。  ただ、本当に委員がおっしゃるように、そうはいっても実際にまだ見ている人が少ないことは確かですので、別な形でもう少し限定した形で提案したほうがいいんじゃないかとか、その辺は私どもも観点としては持ってはおりますので、さまざまな方法で中目黒全体の環境向上とか、利益になっていくようないいまちになっていくための施策については、今の御意見を十分しんしゃくした上で対応は進めてまいりたいというふうに考えます。  以上です。 ○山本委員  細かくたくさんもちろん掲げたら、よりわかりづらくなるのは、もうそのとおりなんですよ。だからそれをやってほしいとかっていうわけじゃなくて、今までと違う取り組みをぜひされていただきたいなという意見・要望です。 ○吉野委員長  はい、意見・要望としてお願いします。  ほかにございますか。 ○森委員  これ中目黒駅周辺地区整備計画を改定案つくるまで御苦労さまでした。富士通総研のほうに委託してバックアップしてもらってきたわけですけれども、30年度の予算については800万円弱っておっしゃったけど、実際どんな額になったんでしょうか。それで31年度について富士通総研のほうに引き続いて何らかの委託をするんでしょうか。  それから、2点目は「なかめスタイル」についても、今後できることをいっぱいふやしていく必要があると思いますし、仲間をそういうふやして体制もつくっていく必要があるわけですけど、協議会の公募委員が2名欠員のままでしたよね。埋まったんでしょうかね、その後ね。今後のこれを実践的に進めていく組織体制はどんなふうに考えられているんでしょうか。  それから、基礎調査っていうか、大分アンケート調査も富士通総研の方も含めましてね、目黒区の職員も一緒にやるんだって言って、ずっととってやってきましたけど、一つ聞きたいのは若い人たちのヒアリング調査もやる中で、この改定案の中にちょっと今まで聞けなかったものですから、どこに反映されたんでしょうか。 ○原地区整備課長  森委員の御質問に順次お答えをいたします。  まず、中目黒の街づくり支援における富士通総研、こちらの金額等の詳細ということでございます。以前に紹介した予算について、ほぼそのままでおおむねを使っているという形にはなってございますけれども、今ちょっと正確な詳細な数値は把握できてませんので、後ほどと考えます。申しわけございません。  そして、次年度以降について、同じコンサルタントとして考えるかどうかといった見通しの面ですけども、これは当然契約的な手続のこともありますので、我々所管課のみで考えることではないとは申せますが、街づくりの継続性ですとか、現在非常に重要な転換期にある、この中目黒の街づくりの信頼関係ですとかノウハウの蓄積、そういったことを考えると、やっぱりそういったものが確実に継続されるようなものを考える必要があると思います。  また、当然ですけれども、プロポーザルで選定をしました、このコンサルタントにつきまして委託の評価をするという手続がございます。その中でこちらについては適正、厳正、公正な評価をした上で、それに基づいた契約も今後もしていくという考えをしております。  そして、3つ目の御質問で、協議会の方に欠員が生じている件でございます。こちらにつきまして、以前御報告したときから改善が現時点ではされておりませんので、その課題は認識しておりますけれども、まだそのままという状態でございます。ただ、当初よりこの整備計画の改定がされるということが大きな節目であると考えておりましたので、そのタイミングで改めて地元の方にそういった御協力だとかそういう形で、そこについてもより改善していくということを予定してございます。  それから、その後の御質問で、ヒアリング調査をするなどの中で、ことに若い方たちの意見、そういったものについて具体的に計画書の中で例えばどういうところに反映されているかというところでございます。当然のことながら、若い方々の中にもいろいろな意見はおありかと思いますけれども、中目黒地区の一つの特徴としましては、やはりこの地域の中での目黒川といった環境的な重要な資源ですとかも生かして、例えばアートだとか各種の芸術文化を通じた取り組みだとか、あるいは異なる文脈で活動していらっしゃる方々のコミュニケーションとしてつながって、より中目黒という自分たちのアイデンティティーの中で新しい街づくり活動が自主的にできるようなということを言われていると思います。  このヒアリングの調査の中で具体的に誰がどういったということのまとまりにはなっておりませんけれども、私どもの考えとしては、例えば今回の整備計画の特徴は改定に当たりまして、より一つの特徴、ポイントとしてソフト面の重視ということが今求められていると考えてございましたので、資料1で申しますと、例えば大もとの考え方となるところにつきましては、3ページにおきまして、改定の中ではポイントとして地域関係者の意向をきめ細やかに反映する、ポイント1、そして、ソフト分野の充実や連携と幅広い情報発信としたものが、まず今回のポイントになるだろうということを大もとの考え方としてございます。  その上で調査の中では、先ほどのヒアリングの調査、おっしゃっていただいたようなものを行った上で、具体的な推進施策としては、今回6分野に大きく分けている中で、施策1の街並み・環境、施策2の暮らし・防犯・防災、施策3の交通ネットワーク、こうしたものについてはどこの地区でも当然ながら街づくり計画として必ず載ると思いますが、中目黒の特徴としては、その後施策4の活動・情報、施策5の文化・芸術、施策6の街づくり活動、こういった部分としてソフト的な取り組みをしていくというところが出ていると思います。  そうした意味では、例えば45ページの施策4からの部分、この中での、次めくっていただいて、(3)の中目黒ならではの魅力を高める新たなコンテンツを創る、あるいは地区外に対し、中目黒の魅力を発信する、(5)この中では先ほど話題に上りました「なかめスタイル」による発信や連携等も絡んできますけれども、こういった部分というのはまちの中でアンケート調査を行って、実際にヒアリングとして受け取ったニュアンスだとかを十分に反映させながら築いていった部分でもあるとは考えてございます。  同様に48ページの施策5、文化・芸術というところにつきましても、例えば(2)で多様な事業者を支える視点だとか、文化・芸術を発信する視点、そして49ページ以降の創造的なコミュニケーションを生み出す仕掛けをどのように考えていくか、こういったものについて踏まえた上での街づくり活動支援を置くということで、これはソフト的な取り組みですので、具体的に何年に何をやるという形ではございませんけれども、十分に取り組みの姿勢として計画の中に位置づけているということを考えてございます。  以上です。 ○森委員  ソフト重視ということで、非常にそういう意味でいうと地元のいろんな人の手が今後必要だと思いますし、少なくとも協議会の公募委員2名欠員というのは、公募で名前を出してくるということは非常に関心があって積極的にかかわりたいという人ですから、そういう人を、早く入れていただいて一緒にやっていくと。私は従来からもうちょっとふやしたほうがいいんじゃないのと言ってましたけど、そういう意味でも仲間をふやしていくということが書いてありますから、そういう趣旨でぜひやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。  それから、中目黒、イベントのときは特にそうなんですけれども、飽和状態になると。歩くのも難しい、家から出るのも難しい、そういう中でもし重なって災害、さらに災害があれば、これはどうするのっていうことがあるわけですよね。そういう最悪の事態も考えた上でのソフト、ハードにわたる計画でなければいけないと思うんですけどね。そういう事態でも大丈夫だという方向性は持っていると思いますが、ちょっと確認はしておきたいと思います。  とりわけ、まあ水害については、急にどしゃどしゃ降ってきて地崩れが起こるということでもないと思うんですけど、満員状態のときに地震でもあったらという、そういう配慮ですよね。そういう中で耐震化もやっていくとか、いろいろ書いてありますけど、土砂災害の警戒区域も8カ所含まれているわけですし、これ書かれましたけども、そういう重なったときの配慮についてはいかがでしょうか。  最後に、インバウンドもそうなんですけど、大分知れ渡っていると思うんですけど、用語解説のところでかなり限定した形での用語解説になっておりますが、わからないこともいっぱいあるなと思ったもんですから、今気がついて。その計画によって、いろんな用語解説いっぱい丁寧に取り上げている計画もあれば、いろいろなんですけど、まあちょっとふやす可能性っていうのはあるんでしょうかね。  以上。 ○原地区整備課長  御質問に順次お答えをいたします。  まず、公募の区民も含めた協議会の体制、そして欠員のことについて、そういったことについての考えです。先ほど申しましたように、この改定のタイミングを一つよいタイミングと考えて、協議会の運営を今後どうしていくかということで、協議会の中で考えていくということはまず予定している、これは先ほど御説明いたしました。  また、現状我々が感じているところとしては、やはり公募の協議会の中で御意見を言ってくださる方というのは非常に高い関心や興味をお持ちになって、非常にいい提言をしてくださったりということがございます。また、公募で協議会に入らない形の中でも、例えば「なかめスタイル」のこれは区のホームページ等でも公開をしたりだとか、いろいろなところで少しずつ周知を図っていますけど、それに対して意見のメールが寄せられたりというようなこともございまして、数としては少なくても非常に高い意識を持って興味を持っていただいている方が、まちの中にはいらっしゃるものということは考えてございます。協議会の運営の中でもそういったことはしっかりと意識しながら、どういったことがいいのかということを考えていきたいと考えております。  次の質問につきまして、災害についてはおっしゃられるとおり、水害対応、あるいは土砂災害のことについて、この計画の中で触れさせているところもございます。一方では、当然この災害時の対応というのは非常に大きなテーマで、これについて地域防災計画で対応するということを基本としてございますので、その中にしっかりとまとめたものについて、この中であえて重複して書くという形ではしてございませんので、計画書のつくりとしてはそうなってございます。内容について当然連携が必要になる部分が出れば、それは適宜行っていくということになるかと考えております。  最後に、用語解説でございますけれども、やはり一つ一つの言葉について掘り下げると、非常に深い内容があると思うので、どこまで書くかということはさまざまな御意見あると思いますが、これは我々なりの一つの資料として、こういう形でまとめさせてもらって、今わかる範囲での最新の状況で載せさせていただきました。また、それを踏まえて素案で公表して御意見をいただいた上でのものですので、私どもとしてはこの解説の中で今回改定作業で取りまとめたいということを考えております。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(1)中目黒駅周辺地区整備計画改定案について終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)自転車シェアリング事業の開始について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  続きまして、(2)自転車シェアリング事業の開始について報告を受けます。 ○澤田道路管理課長  本事業でございますが、平成29年12月13日に当委員会におきまして、自転車シェアリング実証実験の導入についてということで御報告をしたところでございます。その後でございますが、民間事業者が決定しまして9区、先行導入区9区ございますが、こちら相互乗り入れが試験的でございますが可能となったことから、開始するものでございます。  資料をごらんいただきたいと存じます。  資料は本編と資料、両面刷りでございますが、2枚になってございます。  項番1、経緯でございますが、国におきましては、シェアサイクルの普及促進などを施策とします自転車活用推進計画が策定されたところでございます。東京都におきましても、現在、この計画の作成が進められているところでございます。  一方、23区でございますが、記載の9区でございますが、実証実験として相互乗り入れによる自転車シェアリングを行っているところでございます。  本区におきましては、この事業を目黒区実施計画事業に位置づけまして、平成30年度から事業に着手することとしております。事業に際しましては、9区への相互乗り入れが課題となっておりましたので、これまで9区協議会と調整を重ねてきたところでございます。このたび9区の相互乗り入れが了承されたことから、本年1月16日から段階的に自転車シェアリング事業を開始するものでございます。  項番2の事業の運営方法でございます。  まず、運営方法でございますが、本事業は民間事業者への補助事業として実施しまして、協定に基づき実施するものでございます。  目黒区は実施主体としまして事業経費の負担、事業の検証・評価を行います。民間事業者につきましては、事業運営を利用料金等の収益をもって運営いたします。  事業の経費、全体経費でございますが、5,400万円余でございます。このうち2分の1を東京都の補助を活用いたします。  民間事業者でございますが、株式会社ドコモ・バイクシェアでございます。  項番3、利用方法等でございますが、利用に当たりましては、まず会員登録が必要となります。株式会社ドコモ・バイクシェアのWEBサイトにアクセスし、行うこととなります。  利用の仕方でございますが、サイクルポートと呼ばれる自転車を借り、また返却できる場所において利用するものでございます。利用は24時間利用となってございます。  サイクルポートの場所、数、自転車台数でございますが、資料をごらんいただきたいと思います。  資料1、表面でございますが、利用の仕方につきましては、サイクルポート、例えば鉄道駅、コンビニエンスストア等の付近にサイクルポートを置きまして、区内で利用いただけますとともに、区外でも同じような他区のポートがございますので、同じようなところで借りたり返却したりすることができます。  利用手続の流れにつきまして省略させていただきますが、おおむねこのような流れで利用いただけます。  資料裏面ごらんいただきたいと思います。  資料2でございますが、こちらサイクルポートの位置を示してございます。本事業につきましては、30年度と31年度に設備等を整備してまいりますが、まず30年度につきましては、8カ所のポートを整備いたします。場所といたしましては、右上に場所を記載してございますが、駒場野公園、西郷山公園、菅刈公園、東山公園の北側の道路でございます。観音橋自転車置目黒川船入場、目黒区総合庁舎、区民センター公園の8カ所でございます。こちらの場所につきましては、まず山手通りが自転車走行環境が整っているということと、あと目黒川沿いにつきましては、多くの来訪者がお見えになっているということで、まず北部・東部地区を基本としましてサイクルポートの場所を選定したところでございます。  ポート数と自転車台数でございますが、平成31年度の当初までに全体計画数としましてサイクルポートを20カ所整備するとともに、電動アシスト自転車を200台を配置してまいります。内訳でございますが、30年度、31年度につきましては、30年度はサイクルポートを8カ所、自転車85台、31年度はサイクルポートを12カ所、自転車115台の整備を進めてまいります。  本編の裏面をごらんいただきたいと存じます。  項番4でございます。  実施期間等でございますが、原則平成30年度から33年度までといたします。その後の継続につきましては、実施期間中の事業実績等を検証・評価いたしまして、33年度に判断いたします。  項番5、今後の予定でございますが、1月15日のめぐろ区報に掲載をすることとしております。それで1月16日でございますが、自転車シェアリングを開始するというようなことで、自転車シェアリング事業を開始してまいります。  報告は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。
    田島委員  やっと事業が開始できるという形で、非常に喜ばしいことだと思うんですけど、幾つかちょっと質問させていただきますけど、まず本当に9区への相互乗り入れ、これ利便性が高まったということで、本当に御苦労さまでございました。やっぱり目黒区だけでやっていたんでは、余り意味がないなというふうに思っていたんで、この努力に関しては。  まず、この9区以外へ、これからちょっと気になっているのは世田谷区ぐらいなんですけど、都心は都心のほうでまたいろいろあると思うんですけれども、目黒区の場合は隣接の世田谷区に関してどうなのかなというのが一つ気になるところでございます。  それから、事業者なんですけど、これにおいてはドコモさんという形で、利用者も使いやすそうなんで非常にいいとは思うんですけれども、ほかの事業者さんもこれ利用ができるような形になるんですかね。その辺9区で相互乗り入れできるということですが、ほかの事業者さんもいるとは思いますんで、その差異をどういうふうにされるのかなというのをお聞きしておきたいと思います。始めることなんで、できることからやることが大事だと思うんですけれども、一応33年までという期間でもございます。  それから、もう1点は、やはり今後、今、北部・東部地域を中心にということなんですけれども、目黒の南西部に関してはどのように検証していくのかをお聞きしておきたいと思います。  以上です。 ○澤田道路管理課長  まず、1点目でございますが、9区につきましては隣接する区は渋谷区、品川区、大田区が既に導入済みと。隣接区としましたら世田谷区だけがまだ相互乗り入れの事業を開始していない状況でございます。世田谷区につきましては、レンタサイクル事業を展開していると聞いてございます。23区の所管課長会の中で世田谷区の動向もちょっと確認したんですが、世田谷区につきましては、相互乗り入れする自転車シェアリング事業を行う予定はないということで確認はしております。ただ、今後、オリンピック・パラリンピックを迎えますので、世田谷区の判断でございますが、参入するかもしれませんが、今のところは参入しないと、事業を展開しないということでは確認してございます。  それと2点目でございますが、ドコモ以外の他の事業者もこのポートを利用したシェアサイクルができるかというお尋ねでございますが、シェアリング事業者におきましては、ドコモのほかに23区で展開しているのはハローサイクリングですとか、コギコギ、これは渋谷区のほうで展開しておりますけれども、こういった事業者がございます。  実際にドコモが今回事業を展開するに当たりましては、ドコモのシステム、自転車が、今誰が借りようとしているのか、どこにいるのか、どういうふうに返却されているのかという、そういうところを追跡するシステムをつくってございまして、それはドコモ自身のシステムでございますので、他社との併用につきましては、今回の自転車シェアリング事業の仕組み上、併用は困難でございます。ただ、渋谷区の代官山の例でございますが、ドコモのポートの脇にコギコギのポートがありまして、2つ2カ所のポートがありまして、併設っていうんでしょうか、それぞれの事業が同じ場所でやっているケースもございます。今後、目黒区におきましても、事業の展開次第によっては、先ほど申し上げましたハローサイクリングとかコギコギがもしかすれば入ってくるかもしれません。これまだ区のほうで把握できる状況ではございません。  3点目でございますが、現在、今回のポート整備いたしましたのは北部・東部地区を基本としてございます。委員お尋ねの南西部の展開でございますが、今回相互乗り入れに当たりましては、隣接区の品川区と大田区のほうも事業を開始してございますので、そちらとの相互乗り入れが重要になってまいります。これから今回平成30年度8カ所ポート整備いたしまして、計画数は20ポートでございますので、あと12カ所ですか、今後整備まだ残ってございますので、そちらの相互乗り入れの関係ですとか、この3月までにまず北部・東部地区でやってみまして、その状況を見ながら、また南西部のほうの配置につきましては、検討して配置してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○田島委員  ありがとうございました。  あと、運営方法と事業経費についてちょっとお聞きしておきたいんですが、事業経費の負担及び事業の検証を区のほうが行って、利用料金をもって収益を業者にということだと思うんですが、この5,467万1,760円という事業経費は、主にこのサイクルポートを設置するような部分でお使いになるんですかね。それどのような、あとはハードといいますか、自転車の購入だとかっていう部分にお使いになるのか。何かこの事業経費の中身について簡単で結構なんですけど、こんな感じですよということについて、ちょっと教えていただければと思います。 ○澤田道路管理課長  5,400万円余の内訳でございますが、電動アシストつき自転車200台の購入費用、それとサイクルポート20カ所の設備の設置に関する経費、それと利用に当たってはいろいろパンフレット等も作成しなければいけませんので、そういったパンフレットの作成。あと今回シェアリングを行うシステムのいろいろ目黒区が追加というか新規参入ということなので、その辺のシステムの改築とか、主にはそういった費用が5,400万円かかる内容でございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○川原委員  いよいよ16日からスタートということで、今この北部・東部地区8カ所ということでございますけども、まず1点、16日は何かセレモニーはやられるんでしょうか。都市環境委員長などが参加するんでしょうか。それが1点と。  もう16日からスタートということは、もう既に8カ所についてはポートも設置済みということでよろしいんでしょうか。  あと、31年度について12カ所、さらにポートをふやしていくということで、民間をいわゆる中心にということで書かれておりますけれども、もうやはり交渉を進めているようなお話はあるんでしょうか。3点お聞きしたいと思います。  以上です。 ○澤田道路管理課長  まず、1点目のセレモニーをやるかどうかというお話でございます。  本日その他事項で実は報告をさせていただこうと思っておりました。1月16日からスタートということでございますので、1月16日の午前9時から試乗会という名前で、まず会員登録をどうするのか、それと借りる方法、返却する方法をどうするのか、それと電動アシスト自転車でございますので、乗り方もちょっと最初は注意が必要だということで、そういった自転車の使い方、もろもろで9時から9時半の時間帯で試乗会を開催することにしてございます。  本日委員会終了後に、都市環境委員会の委員長、副委員長を初め、委員の皆様に当日御出席をお願いしたいということで、お願いする予定でございました。  2点目でございます。8ポートの整備状況でございますが、ポートは実は設置工事というか、地べたに固定する工事を行いませんで、ポートというよりはラックを、現地に組み立て式のものを配置するので、簡単に設置ができます。それで8カ所でございますが、1月10日木曜日、11日金曜日の2日間におきまして8カ所、整備するということで予定してございます。  3点目でございますが、31年度のあと12カ所の整備残ってございますので、そちらでございますが、現在ドコモ・バイクシェアのほうが例えばコンビニエンスストアとか、民間の例えば中目黒だとさくら美術館とか、そういったところの交渉に当たっているところでございます。目黒区におきましても、適切な候補地がございましたら、そちらにも当たっていく予定にしてございまして、これから3月にかけまして、そういった12カ所の整備について調整してまいる、交渉してまいるということにしてございます。12カ所のポートの整備につきましては、今現在進行中ということでございます。  以上でございます。 ○川原委員  済みません、ちょっと先走って質問してしまいまして申しわけございませんでした。16日に試乗会ということなんですが、確認ですけど、これはいわゆる関係者向けということで、一般の区民の方には当然周知しないで、試乗会自体は関係者だけでやるということでいいのか、確認でございます。  それと10日と11日でラックということなんですけど、固定式じゃないということなんですけど、その辺はあれですか、危なくないというか、安全上問題ないのかどうか、確認したいと思います。  あと、よくまちで見かける、最近赤い自転車で宅配といいますか、例えば料理とか、ああいうのが何か結構事業者が使っている事例をよく見るんですけど、区としては当然観光等の利便に、また区民の方の利便に使っていただきたいというのが主眼だと思うんですけども、予想として、どういう方の利用がという、先ほどのように事業者の利用が多いのかなと感じちゃったりするんですが、その辺をどう予測されているかっていうのをお聞きしたいと思います。  以上です。 ○澤田道路管理課長  1点目の1月16日の試乗会でございますが、対象につきましては区議会の皆様、具体的には議長、副議長と都市環境委員会の委員の皆様に、議会に声かけしてございます。それと区長、副区長、あと都市整備部の職員を対象にセレモニーをやりたいと。区民の方は特に声はかけてございません。区民の方につきましては、今後1月15日号の区報で周知、それと本日以降、ホームページにも記載してまいりますし、ポートはやはりちょっと赤い自転車を置いたら目立ちますので、総合庁舎にもそういった目的で置くんですけれども、そういった形で周知さしあげて、もし使い方等、御不明等ございましたら、事業者、もしくは区のほうから御説明さしあげていきたいというふうには考えてございます。  2点目でございますが、1月10日、11日の日に8カ所のポートのラックを整備してまいりますが、固定式じゃないので危険ではないかというお尋ねでございますが、実は厚い鉄板の上に、まず鉄板を置きまして、鉄板の上にラックを固定してまいるというというふうなことで考えてございます。鉄板も相当な重量ございますので、例えば風等で飛ばされたり、ずれたりっていうことはないというふうに考えてございます。  3点目でございますが、宅配でよく自転車が走っているということで、事業者の利用はどうなのかという予想ということでございますけれども、今のところどういう方が利用されるかっていうのはちょっと未知数でございまして、これから利用実態を把握してまいっていきたいと考えてございますが、今のところ把握してございません。ただ、やはり事業を開始した以上は、やはり収益をもって民間事業者が運営いたしますので、1台でも多くの自転車が利用されるようにしてまいりたいので、そういったある意味宅配でも御利用いただいてもいいのかなと。できれば使っていただければというふうには思っているところでございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○森委員  事業経費の財源内訳について聞きます。自転車、ポートについては財産権はドコモが所有するということになるわけですけど、その自転車とポートの200台、20台の事業経費の中での構成比をまずお聞きします。  そして、その5,400万円余の半分が東京都の補助で、あと半分が目黒区の一般財源ということなんですけれども、財調措置はこの間聞いたらないと言われてましたけども、都区協議で要求されているのかなとも思いますが、動向はいかがでしょうか。  それと、これにかかわって、国が自転車活用促進法を一昨年の5月1日に施行したわけで、国を挙げて奨励して、こういった事業、自転車を活用しようよという方向にあるわけなんですけども、東京都が2分の1であとは区が2分の1と、国の財源負担の関係は全くないんですか、東京都の中に入っているんですか、それをお聞きしたいと思います。  あと、区有施設については使用料が発生するということは聞いてたんですけど、実際どんな扱いにしたんでしょうか。  あと、修理代なんかはドコモ持ちなんでしょうと思うんですけど、あと言われてたのが、どっか乗り捨ててあるのを回収して、もとのポートに戻すとか、そういう運搬費は全部ドコモだよっていうようなお話もありましたよね。そういうことについてお聞きしたいと思います。  あわせて、これは5年間だから、その間は修理だけで更新するようなことないと思うんですけど、本格実施をした場合に更新費なんかは推定されてるんでしょうか。  以上。 ○澤田道路管理課長  まず、1点目の財源の構成といいますか、内訳でございますが、先ほどの委員にも御説明いたしましたが、補助する内容でございますが、電動アシストつき自転車200台の購入、20カ所のサイクルポートの整備の費用、それと広告物作成、あとはシステム等の設定費でございまして、こちらの費用が5,400万円余でございます。 ○吉野委員長  その構成比ですね。 ○澤田道路管理課長  ちょっと手元に今詳細がないので、後ほどお答えしたいと思います。  2点目、財調措置でございますが、こちら実額算定ではございません。これは前回のお答えと変わってございません。  3点目でございますが、補助でございます。現在のところ東京都の補助しかございません。国の補助はございませんので、都補助2分の1、あと一般財源を2分の1ということで補助を行ってまいります。  4点目の区有施設の扱いでございますが、区有施設の使用をするに当たりましては、株式会社ドコモ・バイクシェアが当然条例に基づきまして使用料を負担する義務が発生してまいります。ドコモとの協議事項でございますが、なかなかその事業の着手当時、費用負担が難しいということで、区有施設につきましては、目黒区がポートの整備をすると。ドコモにそのポートを使わせるというようなことで考えてございます。  それと、修理代、自転車、ポート等の維持修繕費でございますが、こちらにつきましては、ドコモ・バイクシェアが利用料等の収入をもちまして事業運営を行ってまいりますので、ドコモ・バイクシェアが全て維持修繕計画を立てて負担してまいるというような内容になります。  それと、あとポートへの自転車の戻しということでございますが、やはりその利用状況によりましては、人気のあるポートにはやはり自転車がすぐなくなったり、多く返却になったりするっていう状況が想定されます。そういう状況につきましては、ビーコンといってドコモ・バイクシェアのほうが、自転車の位置を常に把握しておりますので、再配置という言葉を使っておりますが、適切な場所に適切な台数を置くっていう、そういった配置につきましては、ドコモのほうが管理を行ってまいります。  それと、更新費用でございますが、実施計画事業として30年度、31年度に20ポート、200台の整備を位置づけてございます。今後、その実証実験ということで33年度まで行ってまいりますが、毎年検証、評価を行ってまいりますので、その状況によりまして、そちらの事業をどのように展開していくのかというのを考えてまいりたい。現在のところ20ポート、200台、全体金額としまして5,400万円余につきましては変わってございません。  それと、1点目の内訳につきまして御説明させていただきます。  電動アシストつき自転車でございますが、約3,000万円強でございます。それとラック等につきましては450万円程度。その他先ほどビーコンというお話ししましたが、微弱な電波を発信する機械ですとか、交換用の電池等が500万円弱と。あとそれとパンフレットの作成費用で200万円ほど。あとウエブサイトのシステムの設定等で160万円余となってございまして、合わせて記載の金額でございます。  以上でございます。 ○森委員  今後のこともありますし、非常に大切な意義のある取り組みだと思います。放置自転車の対策少なくするだけじゃなくて環境負荷の軽減、そのための自転車走行を支援するという意味合いも持っておりますので、重要だと思っておりますけども、国を挙げてやっている割には補助がないのかっていうふうにお聞きしました。国にもぜひ要望していただきたいと思うんですが、いかがですか。  それから、財調措置なんかもね、当然だと思うんですよね。結局55%の中で自分のタコの足食っているだけだとむなしいですから、こういう事業も非常に必要だと、いろんな事業を区がやらなきゃいけないということもアピールする上でも、ぜひ都区協議にのせてやっていただきたいと思うんです。いかがでしょうか。  それから、区の区有地についての使用料の発生についてはないと。それは区がポートを直接整備をするからだよと。そうすると都・区有地におけるポート、ラックの整備というのは区の財産になるんですか。ドコモの財産だけど区が整備するから使用料が発生しないと。ちょっとなんかそのあたり説明をもう少ししてください。  以上。 ○澤田道路管理課長  まず、1点目の国の補助でございますが、こちらにつきましては、9区の協議会の中で同じような対応でございますので、そこの中に東京都も入ってございますので、9区と東京都のほうでそういった会議の中で、要望につきまして話してまいりたいというふうに考えてございます。  2点目でございますが、もう少し事業をアピールしていったほうがよいという御指摘でございますが、こちらにつきましても、東京都の補助事業を受けて補助を受けてございます。東京都補助のメーンは、環境の負荷の軽減ということがメーンで補助を受けておりますので、先ほどの1点目と重なりますが、9区の協議会もしくは東京都のほうと連携しながら、アピールしてまいりたいと考えてございます。  3点目の区有地のポートの件でございますが、区有地のポートにつきましては、区が整備するという御説明いたしましたが、こちらも当然設置するときの費用がかかってまいります。こちらの費用につきましても、東京都の補助2分の1活用できますので、都の補助2分の1、区の一般財源2分の1ということで整備してまいります。そちらの区と民間事業者は協働で事業を行うというのが趣旨でございますので、区が整備したポートにつきましては、民間事業者であるドコモ・バイクシェアに使わせるというふうな考えでおります。  以上でございます。 ○森委員  3点目ですけど、区有地にポートを整備した際のポートの財産権はどちらに所属するんでしょうか。 ○澤田道路管理課長  区有地に整備しますポートの財産権につきましては、区の財産でございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○佐藤委員  基本的なことをお聞きしますが、この自転車はタイヤの大きさは全部一緒でしょうか、それがまず1点と。  あと、保険とか何かこう事故った場合、そういう部分ではクレジットカード入っているから、クレジットのその個人のあれなのか、もし携帯電話等で何か支払いできるというのであれば、どういう補償、保険になるのか、教えていただけないでしょうか。 ○澤田道路管理課長  自転車のまず仕様でございますが、全長が1,700ミリメートル、全幅が590ミリメートルでございます。それでタイヤの大きさでございますが、前後輪20インチでございます。200台全て全く同じ仕様でございます。  2点目でございますが、自転車利用時に事故があったときのけがの補償とか対応等でございますが、今回の利用に当たりましては、会員登録をする必要があるというお話いたしましたが、会員登録いたしますと、もう保険に入ると、必然的にもう入るという形になります。保険料は利用料金の中に含まれてございます。  それで、保険の内容でございますが、死亡、後遺症障害で1,000万円、入院保険の日額で5,000円、通院保険の日額で2,500円と、大まかでございますが、そういった内容の保険に必然的に加入するというようになります。  また、事故が発生した場合でございますが、当然利用者の責任でございまして、利用者がまず警察に届け出るというのが基本になります。あわせてドコモ・バイクシェアの借りているほうにも連絡すると。保険の支払いにつきましては、警察のその事故証明が出ないと保険がおりませんので、そういった警察への届け出と、あと警察からの保険の支払いの書類につきましては、利用者がみずからの責任で行うというようなことでございます。  以上です。 ○佐藤委員  もう1点お聞きしたいんですが、今自転車に乗っている方にはヘルメットを、警察のほうとかでは、転倒のときに危なくないようにということで勧めているんですが、このシェアサイクルの場合はそういう、ヘルメットとかっていう部分は一切考えられてないんでしょうか。電動サイクルですので、やはりスピードが、加速がやはり出ますし、スピードに乗ると30キロ以上は軽く出てしまうっていう部分では、ヘルメット着用とか警察のほうでは言ってますが、そういうことは一切考慮されてないんでしょうか。  以上です。 ○澤田道路管理課長  自転車シェアリングに限らず東京都の条例でございますが、自転車乗車時のヘルメットにつきましては、努力義務的な規定がございます。今回のそのシェアリングでございますが、利用規約がございまして、この中で13歳未満の方につきましては、ヘルメット着用ということで規約に盛り込んでございますので、13歳未満の方にはヘルメットの着用をお願いすると。あと、それ以外の13歳以上の方につきましては、都条例で努力義務でございますので、極力ヘルメット着用を民間事業者に呼びかけさせますが、それはお願いしていくということで考えてございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○山本委員  1点だけ、過去事例について御存じであれば教えてください。  これ各ポートでそれぞれ自由に乗り入れ可能ということなんですけれども、空き状況はログインすればウエブ上で見れるっていうふうに書いてあるんですけれども、例えばじゃ自分が借りて返そうと思ったところがいっぱいで、でも近くのところのポートがいっぱいでという、何でしょうね、徒歩で行くにはちょっと遠過ぎるようなところしかあいていないような場合で、何かこうトラブルになったようなケースがこの先駆事例であったりしますでしょうか。 ○澤田道路管理課長  こちらのシステムにつきましては、24時間利用可能でございます。そのためやはり万が一に備えまして、コールセンターを設けてございます。万が一、例えば返せないとかいった困った場合はコールセンターに御連絡いただければ、そちらの職員が、適切なアドバイスを出しますので、そちらに従ってお願いしたいと。例えば満車で返せないっていうケース、じゃ一時、そのぎりぎり置くけど、すぐ回収してくださいねと、そんなお願いもできるのかなと思いますので、その辺はコールセンターのほうに御相談いただければ、安心して御利用いただけるかなと考えております。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(2)自転車シェアリング事業の開始についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(3)工事報告(2件)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  続きまして、(3)工事報告(2件)について報告を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、2件の工事報告をさせていただきます。  この工事報告につきましては、本日企画総務委員会において契約報告されておりますので、あわせて御報告いたします。  まず、表紙の裏面1ページ目をごらんください。  工事件名、交通安全施設整備工事(区内一円)でございます。  この工事につきましては、道路におけます交通安全対策といたしまして、路側帯内の緑色のカラー舗装、横断歩道や交差点手前の茶色の滑りどめ舗装、また薄くなった白線の引き直し、それと、昨年3月に策定いたしました目黒区自転車走行環境整備計画に基づきまして、中目黒駅と都立大学駅周辺において、自転車ナビマークを設置するものでございます。  場所につきましては、下の案内図、黒塗りの箇所が工事箇所となります。1ページ目の案内図が中目黒駅周辺の自転車ナビマークと区画線の設置箇所となります。上の地図が西郷山通りなどの路線、左下が目黒銀座商店街などの路線、右下の地図が、東京共済病院の周辺の道路の黒塗りの路線が工事の箇所となります。  2ページ目の案内図をごらんください。
     2ページ目の案内図が目黒警察署管内で路側帯内の緑色のカラー舗装、茶色の滑りどめ舗装、白線などの引き直しを行う路線となります。上の地図が下目黒小学校周辺などの路線、左下が五本木小学校や田切公園横の路線、右下が、不動公園の北側の路線と、あと柳通りから1本東側の路線のところになります。  めくっていただきまして、3ページ目と4ページ目の路線が碑文谷警察署管内での工事となります。まず3ページの、上側の地図が都立大学駅の北側の路線で、路側帯内の緑色のカラー舗装と区画線、下側の地図が都立大学駅周辺でのナビマーク区画線の設置となります。  4ページ目、ごらんください。  4ページ目の左側の地図が目黒区民キャンパスの西側、八雲十中通りと柿の木坂通りの路線で自転車ナビマークの設置。右側の上の地図が碑小学校東側の路線、それと下側の地図が自由ヶ丘学園の西側の路線の路側帯内の緑色のカラー舗装、区画線の設置となります。  1ページ目に戻っていただきまして、場所、請負者、請負額につきましては、記載のとおりでございます。  主な工事概要でございますが、カラー舗装の緑色が3,331.2メートル、茶色のカラー舗装が38平方メートル、それと2番の区画線の設置が519.3メートル、3番の自転車ナビマークの設置が485カ所でございます。  工期でございますが、平成30年12月13日から本年3月15日までの60日間でございます。  続きまして、5ページ目をごらんください。  工事件名が道路維持工事(目黒本町二丁目)その2でございます。  場所につきましては、下の案内図黒塗りの箇所になりまして、目黒清掃事務所の西側の南北に走ります区道、バス通りを工事するものでございます。  請負者、請負額につきましては、記載のとおりでございます。  主な工事概要でございますが、施工中心延長が168メートル、パイプ柵の設置が52メートル、3番のアスコン舗装が1,091平方メートル、4番の歩道アスコン舗装が13平方メートル、5番の歩道セメコン舗装、これは車道から歩道のほうに車の乗り入れ分のコンクリート舗装ですが、5平方メートルでございます。  工期でございますが、平成30年12月26日から平成31年3月20日までの55日間でございます。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○田島委員  これのカラー舗装のほうなんですけども、それから自転車のマークですか、大体耐用年数っていうのはどんなもんなのか。それで道路工事と一緒にやっていくものなのか、道路のほうは耐用年数が長いと思うので、まあこれはどんなサイクルでやっていかれるのか、大まかで結構ですから、こんな感じですよというのを教えていただければと思います。  以上です。 ○清水土木工事課長  カラー舗装の耐用年数ということでございます。  これまでの業者からのヒアリングですとか、これまでの実績でいきますと、およそカラー舗装につきましては10年程度となっております。  それと、道路工事の際にやる場合もございますけれども、カラー舗装を行う場合には、下の素地となりますアスファルトの状況がやはり悪いと、その接着の部分がよくありませんので、今回の工事におきましても、ページでいきますと2ページ目の、左側、五本木一丁目の田切公園の横のところがございますけれども、ここのところにつきましても、昨年こちらの所管委員会でも工事報告させていただきましたが、道路の状況が悪いというところがございましたので、その工事が完了後に、まとめてこのカラー舗装を一応実施しているというものでございます。道路の状況に合わせて対応を一応考えているというところでございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○佐藤委員  自転車ナビマークのほうなんですが、共済病院と中目黒公園の間なんですけど、ここに設置するということですが、ここはよくタクシーとかがいっぱいとまって休憩している場所なんですけど、そういう部分で自転車ナビマークをつけても、両サイドつけたとしても、何か意味があるのかなと。そのタクシーが駐車している間は意味がないんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○清水土木工事課長  自転車のナビマークにつきましては、自転車の走行位置と通行位置を明示して設置するものでございます。また、あわせて、自動車に注意喚起するための法定外の表示となっております。ここが自転車が通行する箇所であるということを明示することで、その違法駐車対策にも一定程度は寄与できるのかなと考えております。  また、委員御指摘のように、ここの共済病院の周辺の道路、タクシーがよくとまっているのは私も知っておりますので、今後は設置に当たって、目黒警察署とその対応、取り締まりについては今後申し入れをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○川原委員  1ページのナビマークの左下の上目黒のところなんですけど、この上目黒のこれ道路一方通行、三丁目の13のところあたりから、これ一方通行で上りだったと思います。それとあと目黒銀座も道路はたしか一方通行、車は一方通行だと思うんですけど、ナビマークも当然一方通行だけなんでしょうか。要は両方だと危ないんじゃないかなと、車道幅がそんなに広くないので、そこに両方向ナビマークがつくと結構危険なんじゃないかなっていうふうに思ったので、その辺がどうなのか。ちょっとここの図だとわからないので、一応お聞きしておきたいと思います。 ○清水土木工事課長  ナビマークの一方通行路での設置でございますけれども、自転車のナビマークにつきましては、一方通行路におきましても、車道の両側に設置するという内容になっております。これは自転車は車両にはなりますけれども、交通標識にあります一方通行の規制の対象外になっているということと、車道の左側をやはり通行させるということを自転車の利用者の方々に走行位置を明示するということも安全対策になりますので、そういったことから両側に設置いたします。 ○川原委員  両側設置ということは、いわゆる左側通行で、いわゆる上りと下りっていう形になるんですよね。で、よろしいんでしょうか。 ○清水土木工事課長  こちらの左側の下の地図の黒塗りされている路線のところにおきまして、上りと下りのナビマークが設置されるというものでございます。 ○川原委員  目黒区はやっぱり区道のいわゆる幅員が狭いエリアだと思うんで、確かに対象外だといわゆる交通上のルールでいうと、自転車については車両なんだけども、両通行けるということでございますが、やはり本当に道路、いわゆる車が結構この道なんかも、上目黒三丁目のこの一方通行も結構抜け道で結構車両は多いので、今の、先ほどの自転車の関係で言いますと、電動自転車が多くなっているので、やっぱり車幅も広くなっているので、結構危ないんじゃないかなと思うんで、その辺の安全的な部分は大丈夫なのかなというのが心配なんですけど、その辺はどう考えていらっしゃるのか、再度聞いておきたいと思います。 ○清水土木工事課長  こちらの自転車走行環境整備計画の整備する路線につきましては、所轄警察署との協議に基づきまして、路線について実査の上、整備の路線を決めてきているという状況でございます。  また、これ整備をすれば安全対策が全てできるというものではありませんので、今後はこの整備した後に、やはり警察署と連携しまして、現地の実地指導を行うということで考えております。この取り組みにつきましては、目黒区の実施計画にも載せておりまして、その周知の活動の経費も一応載せております。今後、走行の状況を見ながら、必要な安全対策については警察と協議しながら、今後検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(3)工事報告(2件)について終わります。  以上で報告事項を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水停止について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  次に、情報提供(1)城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水停止について、情報提供を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴います三河川への送水停止について、情報提供させていただきます。こちらにつきましては、東京都の環境局から通知がありましたものについて情報提供させていただきます。  三河川につきましては、渋谷川・古川、目黒川、それと呑川でございます。これらの河川につきましては、落合水再生センターから高度処理水が放流されているという状況でございます。  本文の3段落目のところにございますが、この度、事業開始から約20年が経過しており、施設の老朽化が著しいということで、落合水再生センター等において、送水ポンプ設備の更新工事等を行うというもので、停止を伴う工事は下の表に書いてありますが、主にポンプの更新、弁の補修、制御盤の補修でございます。  放流の停止日時でございますが、三河川とも停止しますのが、下の表をごらんいただきますと、平成31年1月15日から2月15日の期間のうち4日間、平日の昼間の6時間停止いたします。  また、目黒川のみ停止するのが2月25日から3月1日のうち1日間、時間としましては昼間の8時間停止するというものでございます。  裏面をごらんください。  城南河川清流復活事業の工事箇所となりまして、地図の一番上に落合水再生センターがございます。濃い青色の塗りつぶし線が送水管の位置を概略で示しております。目黒川におきましては、世田谷区の池尻北児童遊園付近から放流されておりまして、呑川につきましては、区立十一中の運動付近から放流されているというところでございます。地図に記載のバッテンが3カ所ございますが、こちらのところで工事が行われるというものでございます。  情報提供については以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○森委員  水が流れない間、この生態系に対する影響については、これまでも監視をしたり、気を使っていただいてまいりましたけれども、今回どういう体制で対応されるんでしょうか。 ○清水土木工事課長  昨年もこちらの工事につきましては、行われております。主にはその上流側につきましては、大部分がこの清流復活事業の送水となっておりますので、若干の地下水はありますが、送水停止になりますと、水のせせらぎがないという状況になります。におい等につきましては、昨年も同じような冬の時期で、におい等の苦情等についてはありませんでした。ことしにつきましても、この送水期間のときに、職員のほうで現地の確認をしまして、委員おっしゃるような生態系への影響、例えば魚が浮いているような状況がないかというようなところについては監視していきたいというふうに考えております。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○田島委員  十一中のところから放流口があるということで、そこに工事ということなんですけど、周りに対する影響みたいなもの、工事をすることでの影響みたいなのは考えられるかどうか、今の現時点でということで。 ○清水土木工事課長  呑川の十一中の運動の放流口のところの工事につきましては、現在予定されている工事が先ほどもお話しした工事以外に、呑川の滅菌装置の安定器の交換等も行うというふうに聞いております。特に大きな音ですとか発生するようなことは聞いておりませんが、そこら辺、地元への周知については東京都に申し入れていきたいというふうに考えております。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(1)城南河川清流復活事業送水ポンプ設備等工事に伴う三河川への送水停止について終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(2)城南地区を流れる渋谷川・古川及び目黒川流域などの浸水予想区域図の改定について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  続きまして、(2)城南地区を流れる渋谷川・古川及び目黒川流域などの浸水予想区域図の改定について、情報提供を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、城南地区を流れる渋谷川・古川及び目黒川流域などの浸水予想区域図の改定について、東京都のプレス発表の資料をもとに情報提供させていただきます。  この情報提供につきましては、本日の企画総務委員会におきましても情報提供されておりますので、あわせて御報告いたします。  本文のところちょっとごらんいただきますと、東京都では平成27年5月の水防法改正を踏まえまして、城南地区河川流域について、対象降雨をこれまでの、東海豪雨(時間最大雨量114ミリ)から、想定し得る最大規模の降雨(時間最大雨量153ミリ)に変更して浸水予想区域図を改定し、昨年の12月20日に公表したものでございます。  項番1にあります浸水予想区域図でございますが、東京都では平成13年より河川・下水道管理者、区市町村と連携しまして、大雨が降った場合に、浸水が予想される区域を表示した浸水予想区域図を作成しております。この浸水予想区域図は、区市町村が作成しますハザードマップの作成に活用されることとなります。目黒区におきましても、今回の改定を踏まえまして、危機管理部局におきましてハザードマップを今年度中に改定し、来年度の早期に各戸配布するというふうに予定としております。  項番の2、公表資料の閲覧の方法でございますが、下記の閲覧場所と東京都建設局・下水道局のホームページでごらんいただくことができます。目黒区では土木工事課または防災課で閲覧ができます。  裏面の浸水予想区域図をごらんください。  こちらが城南河川の浸水予想区域図全体になります。ちょっとこれでは見づらいので、次の参考、目黒区を拡大した浸水区域図をごらんください。  左下に凡例がございますが、一番上の黄色が0.1メートルから0.5メートルの区域、2番目の濃い緑色が0.5メートルから1メートル、最大の浸水深さで一番下の紫色で5メートルから10メートルの色分けとなっております。こちらのA4の区域図ではちょっと細かいところまで見えないところございますので、後ほど東京都のホームページまたは土木工事課のところで閲覧を行っておりますので、ごらんいただければと思います。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(2)城南地区を流れる渋谷川・古川及び目黒川流域などの浸水予想区域図の改定について終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(3)都営住宅の入居者募集について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  続きまして(3)都営住宅の入居者募集について情報提供を受けます。 ○高橋住宅課長  それでは、都営住宅の入居者募集につきまして、情報提供いたします。  まず、項番1の募集住宅の種類でございますが、資料記載のとおり(1)、(2)がございます。ここでいうポイント方式と申しますのは、抽せんではなくて申込者の書面審査ですとか資格審査、実態調査、こういったものを行いまして、住宅のお困り度合いを判定しまして、その困り度合いの高い順にあっせんする方法のことでございます。  次に、項番2と3、申込書及び募集案内の配布期間、配布場所でございますが、2月8日月曜日から13日水曜日まで、目黒区総合庁舎本館1階西口ロビー含めまして、項番3記載の5カ所で配布をいたします。総合庁舎及び目黒駅行政サービス窓口は土日、祝日も配布をしております。  項番4の申込方法及び申込受付期限でございますが、全て郵送で2月18日月曜日まで必着となっております。  最後に、項番5の周知方法につきましては、区報及びホームページで1月25日から周知を行う予定でございます。  簡単ですが、説明は以上です。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○森委員  直近の応募倍率についてお聞きします。 ○高橋住宅課長  30年11月、昨年の11月ですが、応募倍率につきましては、これは目黒区の応募状況でいきますと、世帯向けで大橋二丁目の1DKで1戸ありましたが、これが125倍、目黒一丁目の2DKがありましたが、これが2戸募集で58倍、ほか若年夫婦子育て向けでは、これは定期使用でございますが、大橋二丁目で5倍、八雲一丁目で3倍、碑文谷五丁目で1倍、八雲一丁目で10倍と、こういった実績になってございます。  以上です。 ○吉野委員長  よろしいですか。
     ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(3)都営住宅の入居者募集について終わります。  以上で情報提供を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――資料配付】(1)平成30年度不燃化セミナーについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  次に、資料配付(1)平成30年度不燃化セミナーについて、補足説明があれば受けます。 ○林木密地域整備課長  それでは、資料配付いたしました平成30年度不燃化セミナーについて、簡単に御説明をさせていただきます。  資料にございますとおり、2月9日土曜日の午後、原町住区センターで行うもので、このたび初めて東京都と共催で実施をいたします。  第1部は相続や建てかえなどについての解説、第2部は建てかえ相談会となっております。  第1部の解説は行政書士の方が落語を用いたおもしろい講演を行います。他の区で行った際には「落語なので内容が頭に残りやすい」、「楽しく聞けてとてもためになり、かなりよかった」などの感想が寄せられ、大変好評だったと聞いております。  この資料は年末、12月21日から25日の間に不燃化特区の2地区、原町一丁目・洗足一丁目と目黒本町地区に各戸配布しております。これはセミナーに興味を持っていただき、年末年始の機会に御家族で建てかえについて考えていただくことを狙いとしたものでございます。再度、1月下旬に戸別配布をして、区民への参加を促す予定でおります。とても楽しくおもしろく、それでいてためになる落語を使ったセミナーですので、委員の皆様も御参加いただける方は御参加いただいたり、あるいは関係する区民の方に参加を呼びかけていただければ幸いでございます。  私からは以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  よろしいでしょうか。  (「結構です」と呼ぶ者あり) ○吉野委員長  それでは、資料配付(1)平成30年度不燃化セミナーについて終わります。  以上で資料配付を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  次に、その他(1)次回の委員会開催について、2月14日木曜日、午前10時から開会いたします。  以上で本日の委員会を散会いたします。  お疲れさまでした。...