目黒区議会 2018-11-29
平成30年都市環境委員会(11月29日)
それから、教室型の
説明会の
開催について、これまで御
答弁さしあげてきたとおり、引き続き今、国と
調整をしているところでございまして、これは基本的には区長から直接申し入れをさせていただいたことも含めて、
実施の方向で検討している、そういう
状況でございます。
改めて他区の
状況、私
どもさきの
陳情審査の際も含めて、部長からも御
答弁したとおり、
関連5区との
連絡会というのは定期的にやってございまして、その中で、ある区であればそういった
町会様、
自治会様が
かなり力を入れて
説明をされているような区、あるいはその
段階では区としての、そういった区のほうで国を招いた
地域での
説明会はまだ
実施していない区、さまざまな
状況がございまして、これは
各区の
状況、それから、航路であったり便数であったりということも含めて
状況がございますので、それは
各区が必要に応じて検討している、そういった
認識でございます。
以上でございます。
○
森委員 目黒区が
国交省などにリンクを張って、全体
状況も
お知らせすると。そのことも非常に大事です。足立の例では、そういう立場でどこにでも行けるような
情報を広くアップしておりましたけれ
ども、やはり
情報については知らせる、
周知がまだ不十分ということで、大事なことだと思っています。
教室型説明会の
開催についてですが、
品川区では12月中に13カ所で
教室型説明会を
開催すると。その方向でもう
調整に入っているんですね。同じルートですので、やはり
目黒区も立ちおくれてはならないというふうに思うんですけれ
ども、
品川区の
状況については、すぐに調査していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。その上で
目黒区では
三田地域で要望しておりますので、強く国に働きかけていただきたいと思うんですね。いかがでしょうか。
そのときに、私は
品川のように13カ所とは言いませんけ
ども、
区長懇談会並みに5
地区と大
会議室、6カ所でやってよという要望はしてもいいのではないかと思うんですが、いかがですか。
それから、港区で、みなとの空を守る会という団体つくって
住民運動やっているんですけれ
ども、そこが
アンケート調査をしたそうなんですよ。港区の場合は
C滑走路のほうですけどね。影響を受ける
地域の方々に4万枚配付して、相当数戻ってきたと。6割以上が
計画を知らなかったというんですよ。8割以上が
計画中止をという声が出されたということなんですけど、
目黒区の
三田住民の
周知度について、区としてどういうふうに
認識されていますでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 まず1点目、
情報提供の徹底については、もう繰り返しになりますが、今回の第5
フェーズを起点にさせていただきまして、先ほど御
答弁したような
段階的なもの、改めてですが、まだ
開催まで期間もございますので、早目に
周知をしたきりで、その後忘れてしまうというようなこともないように、含めて、
段階的に
周知を徹底してまいりたい、このように存じます。
それから、2点目の他区の
状況でございますが、これは私
どもも含めて、この
関連5区の中ではそれぞれ区の
取り組みに変化があった場合には、
情報共有という形をとってございますので、その中で他区の動きについては、これまでどおりでございますが、把握に努めてまいりたい、このように存じます。
それから、3点目の
三田地区について、これは改めて繰り返しになりますが、
実施に向けて
調整中ということでございますので、これは確実な
実施を目指して、現在
調整をしているという
状況でございます。
それから、その
地域の
住民の方も含めた
周知度ということで申せば、
さきの今年度の区民と区長の
まちづくり懇談会、この中では
東部地区の
開催のときに、この羽田に関する御
質問等もいただいた経緯もございますので、これは昨年もいただいてはございますが、そういったところも含めて、これまで区として、国として取り組んできた中では、一定の
周知は図られているという
認識のもと、改めて繰り返しになりますが、第5
フェーズを起点とした上で、より
周知の徹底に努めてまいりたい、このように存じます。
以上でございます。
○
森委員 早く
周知すると忘れてしまうという言い方、ちょっと撤回していただきたいなと思うんですね。非常に暮らしかかっていますしね、命と健康、安全もかかっていますし、ちょっと問題な御
答弁と思います。
それから、
情報を自由に見られる展示を
目黒区でというふうに思うんです。以前たしかパネルがでかいと。2メートル掛ける2メートル掛ける2メートル、置き場がないよという議論があったと記憶しているんですよ。
それで、港区では、
みなとパーク芝浦で10月15日から19日まで展示しています。足立区では、きのう見ましたら10月28日から11月2日まで展示していると。写真も出ていましたけれ
どもね、コンパクトになっていますし、これだったら
目黒区でもできるのではないかというふうに感じましたんですが、
目黒区でしかるべきところで展示をするということについては、いかがですか。
それから、先ほど出されていた5区
連絡会で
情報交換しているという点についてなんですけど、
開催状況はどういうふうになっていますでしょうか。それで、私の感じでは、もっともっと早く
情報キャッチできるんじゃないかと。もう5区で集まっていますからね。関係区10何区でしたっけ、あるんですから、そういう
情報も入ってくると思うんですよね。ちょっと機能しているのか、機能していると思うんですけど、機能させなくちゃいけないという立場で質問します。
○
田島環境清掃部長 まず1点目、早く知らせてしまうと忘れてしまうということにつきましては、早く知らせることは大事ですけ
ども、やっぱり繰り返し知らせなきゃいけないという意味で、我々としてはそういう
取り組みをしていきたいということで御理解いただければと思います。
それから、実際に展示というのがありまして、パネル、かなり大きいものが展示されているというのがあるんですけ
ども、この辺はちょっと私も実際に文京区でやられた例を見に行きまして、かなり大きなパネルが何十枚も周りであるんですけ
ども、あそこまで行くとかえって見にくい展示かなというふうに思います。
目黒区でその展示をやるかどうかも含めて、例えばコンパクトな形で展示ができるかどうかというのは、ちょっとこれは国と相談をしていきたいというふうに考えます。
それから、5区
連絡会ですけ
ども、これは基本的には担当者がメールでやりとりすることが多いかなというふうに思います。実際に5区が会うというのは、そんなに年間何度もということではありません。ただ、我々としましては、それぞれの区がいろいろな立場でこの
取り組みをしている中で、どこまで他区に
情報提供ができるかというところもあろうかなというふうには思いますので、大事なことはすぐに
情報交換をする中で、区として大事なところをしっかりと把握していくために、どういうふうにすればいいのかというところはこれからも検討していきたいし、
情報については集めていきたいと考えております。
いずれにいたしましても、この羽田の問題に関しましては、前々から私がちょっとこの
委員会でお話ししているとおり、
目黒区だけで何か動くということもなかなか難しい。これは東京都のほうも、国のほうもいろいろと動きがこれからあるかと思いますけ
ども、やっぱりそういった動きを注視しながら、区としても
取り組みを進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○
森委員 5区
連絡会についてですけ
ども、ことしはいつ
開催したんでしょうか。次はいつごろの予定ですか。確かに
目黒区だけで動くのは難しい側面があります。それはわかるんですけれ
ども、だからこそ一緒になって密度を濃くやっていただきたいと思うんです。予定ではもう1年、2年切っているわけですからね、飛ぶまでね。ちょっと近づいていますから、ぜひ5区
連絡会を機能させて活発にやっていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
騒音の問題なんですけ
ども、この
陳情にも一番は騒音だよと書いてあります。私もそう思うんですよね。環境基準もあるわけですけど、今回環境アセスメントやっていないと。飛行場をつくる、伊丹空港つくるときにはやったわけですけ
ども、ルート変更だからやらなくていいという立場でやっていないと。だったら、環境基準に照らしてどうなのという点、そういったこともしっかり
周知をしていただくということが大事だと思っています。
三田の上空600メートルぐらい上ですけ
ども、水平距離で
三田の上空は三角に飛び出ているところ、500メートル
目黒区内通過するわけですけど、そこだけが何かこう、かなり焦点当てて動かれているような印象を受けるんですね。ところが、水平距離がほんの100メートルとか200とか、そういうところもいっぱいある。上
目黒一丁目から青葉台一丁目、二丁目、三丁目、四丁目にかけては、かなりルートと接近している。前回何メートルぐらいあるんですかとお聞きしたんですけどね。もう、そこら辺、一番、
三田だけじゃなくて、近いところでどのくらい水平距離近いんですか。
そういうことについても、しっかり
周知もし、配慮して、それは
目黒区民ですから、やっぱり区もしっかりやっていただきたいと思うんですね。いかがでしょうか。
問題は、もう生活できなくなっちゃうよと。こんなところで子育てできるのかと。そういう声もあるわけですよ、区民の中にね。健康被害が心配だと。沖縄のようではないから、あるいは横田
周辺じゃないから、そこまでは健康被害ないんじゃないのみたいな、そういうことで最初から軽視していると、やっぱり大事なことが見落とされちゃう面もありますので、ぜひ騒音については、しっかり科学的知見を持って
目黒区民に
説明するように、国に言っていただくということになりますけ
ども、そういう立場でやっていただきたいと。
資産価値も、女性週刊誌じゃないけれ
ども、すごい落ちると。買ってローンがあるけれ
ども、もう売れないよと。お子さん抱えて御苦労されている人もいるわけですから、そういう面についても、ここは大事ではあるけれ
ども、次の課題にはなりますが、
周知も大事だと思います。いかがでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 まず1点目、
関連5区の
連絡会については、今手元に詳細な日にちまでは持ってございませんが、今年度で申せば上半期に1回、それから、夏場に1回、今のところでは2回
開催、集まる回数については2回ということで、これは
各区やはり担当者も議会の日程等も含めまして、さまざま違いもございますので、部長から御
答弁したように、通常は、
状況の変化についてはメール、あるいは電話等で密にやりとりをする、そういった姿勢で臨んでいるところでございます。
それから、2点目については、改めてこれも国の11月20日の
報道発表の
内容でございますが、この中で今回第5
フェーズにおいては、この新経路予定からの側方の騒音の
情報をシミュレーションで提示する、こういった新たな
内容が盛り込まれておりまして、その中では一定の高さ、高度のところから側方に500メーターとか1,000メーター、1キロとか1,500メーターとか離れた際に、デシベルがどういうふうに変化するか、こういったことも含めてイメージができるように、機器を準備するというふうに
報道発表されてございますので、私
どもも最後は区民に対しての知見という御指摘でございますが、第5
フェーズを通じて、私
どももこういった詳細についてはきちんと把握してまいりたい、このように存じます。
以上でございます。
○
森委員 魔の11分についてです。
着陸3分、離陸8分、
目黒区上空を着陸のとき
三田上空を通って、離陸のときは旋回して
目黒区を縦断すると。前回質問したのは、第4
フェーズのオープンのときに、前やっていた
説明が図面から落ちていて、目の前で
環境保全課長が怒って、どうなんだって言って詰め寄っていましたけ
ども、それはどうなったのかですね。確認していただいたのか。もし離陸後縦断するんだったら、もうバッテン型で
目黒区中が非常に魔の11分に入るわけなんでしょう。離陸も着陸も入っているんでしょう。ちょっとそれも御
答弁なかったものですから、時間もたっているし、調べられたんだったら、報告していただきたいと思うんですね。国に聞けばわかることですから、すぐに。
魔の11分の間に実際には大変な事故につながるようなことが、この
陳情資料に半年間に227件報告されていると。これ小っちゃい字で私びっくりして、前回も言いましたけど、これはね。もう何回も言いたいほどびっくりしたんですよ。さらに増便するというんでしょ。整備士不足、他の会派からも前回出ていましたけ
ども、これ背景だと。オリ・パラ後、さらに増便をするんだと。観光立国の
観点から、首相も断言しているわけですよ。そういう
状況の中で、大丈夫かなと。いわゆるその問題について、背景としてお聞きしています。さっきのことはいかがでしょうか。
それから、
落下物について、先ほどの
委員がこういう
陳情の書き方じゃ、全国どこでも、どこにも飛ばせないことになるよみたいな話されていましたけ
ども、飛ばすなと言っているんじゃなくて、私の読み取りでは、やっぱり命と安全を守っていくと。そのために
落下物の事故を未然に防ぐ、少なくする、国もゼロにすると言っているんでしょ。そういう立場ですよ。それを詰めていかなきゃいけない、技術的にもあるいはソフト的にもですね。その点で、今度報告もあるようですけ
ども、第5
フェーズで。
直近の話で言えば、
落下物については去年の11月5日からことしの10月31日まで、1年間に全国で397件あったと、
落下物が。日本の全国どこかしら1日1個落っこってる。その中には大小ありますから、KLMのパネルですね、ルートから2キロ離れたところにブーメランのように飛んでって、ぐさっと車に突き刺さったと。ドライバーからたかだか1メートルあったかみたいなところに突き刺さったと。そういうことが実際起きている背景としても、もう毎日毎日落ちているという中で、この問題を詰めていかなきゃいけないと思っています。人に当たったら死亡する、人命を犠牲にするという点で、これゆるがせにできないと思うんですよ。
そういう意味で、この点もしっかり政府に、航空局に、
目黒区も
情報を引き出しながら
情報を区民に
お知らせしていただきたいと。高いところ飛んでも、
落下物は同じですからね。ましてや2キロ離れているとなると、A滑走路と
C滑走路の間1.5キロだと、この
委員会でも
答弁していただいているわけで、それ結局
C滑走路のルートのものだって、ブーメランのように
目黒に飛んでくるということもあるわけでしょう。だから、そういう立場でちょっと
情報提供を強化していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
最後に、横田区域との関係で、航空機が通過する日米間の
調整をしていると。あれはもう、だから飛ばせないんだよなんていううわさも広まっちゃっていて、ああそうか、だめなんだみたいなうわさが何かこうじわじわ広がっちゃっていて、何かひとり歩きしているような気がするので、正確な
情報をつかんで、やはりそれも
周知していただきたい、それはいかがですか。
以上。
○
佐藤環境保全課長 1点目、2点目は相互に
関連がございましたので、改めて、
さきにも御
質疑いただいた離陸については、こちらは第4
フェーズの
資料のとおり御
答弁しましたとおり、そしてきょうの
情報提供の裏面についても、この右側の南風のときのA滑走路の経路、中、白抜きでございますけど、これが案ということで限定で示されていることから、着陸のみということで、これは改めて確認をしたところでございます。
それから、
落下物の対策については、先ほど大臣のほうの
答弁も御紹介しましたとおり、それから、
さきの御
質疑の中で御
答弁して、今回進捗を第5
フェーズで国が
説明する、こういった中身、私
どももきちんと把握をした上で、
さきと重なりますけれど、きちんと
内容は把握してまいりたい、このように考えてございます。
それから、横田区域の件については、さまざま報道もされているところは
認識してございます。これについては、一つ正確なという点で申せば、11月13日付で
国交省大臣、石井大臣の定例的な記者会見の中で、改めて記者からその質問がされています。それについては、大臣のお答えも
ホームページ上出ておりますが、大臣が、私が聞いている範囲ではという発言でございますけれど、2020年のオリンピック・パラリンピックに間に合うような形で、
羽田空港について都心を通過する新たな飛行ルートを
設定し、年間発着回数を3.9万回増加させるということで、今新しく飛行ルートになる
地域の
住民の方に
説明会等を重ねているところでありますので、引き続きしっかりと御理解をいただきながら、当初の目的・目標・スケジュールどおりにできるように、我々
国交省としてはしっかりと努めていきたいと考えていますという
答弁でございますので、私
どもこういう
認識でございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 最後、もう時間ですので、お願いします。
○
森委員 着陸のみだと。離陸はその意味合いなんですけど、離陸では
目黒上空を通らないという
認識でいいんでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 もちろん案ということでございますが、本日の
資料裏面に示されているとおり、南風時の着陸、このように案が出されている
認識でございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
森委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
山本委員 済みません、1点だけお伺いします。
これ、お問い合わせ先、
国交省のコール
センターみたいになっているんですけど、
目黒区にはどの程度の質問、要望、苦情等々が寄せられているんでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 1点、今年度ここまでの
状況で申しますと、常に私
ども環境保全課の窓口でも
ニュースレターを
配布し、それから、
さきに本
委員会に報告しました羽田の見学会、限定の抽せんではございましたが、この
開催の
チラシ等も案内しているところでございます。
これまで具体的には、数は少のうございますが、そういった
チラシをごらんになった上で、お問い合わせをされた方、そういった方は存じておりますけれど、基本的には数としては本当に少ない
状況で、基本的には国に聞いていただく、私
どもに入ったとしても、国のほうを紹介しますので、そういった意味ではしっかりした統計ではございませんが、区に対してということは、ほぼないという
状況でございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 山本委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、
質疑を終わります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
ただいま議題に供しました
陳情30第12号、
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書(
継続)につきましては、引き続き調査研究を要するため、閉会中の
継続審査とすることに賛成の
委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
吉野委員長 賛成多数と認め、本
陳情につきましては閉会中の
継続審査といたします。
以上をもちまして、(1)
陳情30第12号、
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書(
継続)、及び
情報提供(1)
羽田空港機能強化に関する
住民説明会開催についての
お知らせを終わります。
以上で、
陳情審査及び
情報提供を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(1)
目黒区
空家等対策計画素案について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 次に、
報告事項(1)
目黒区
空家等対策計画素案についてにつきまして、報告を受けます。
○立山
都市整備課長 では、
目黒区
空家等対策計画素案についてを御
説明いたします。
まず、
資料でございますが、かがみ文と
資料1の素案の本編、それに
資料2としてA3判の2枚の概要版がございます。そして参考
資料として、空家等対策審議会からの答申文をつけてございます。
では、御
説明をいたします。
まず1点目、経緯でございますが、空き家につきましては、全国的に今問題となっていると。空き家対策の特別措置法が施行されまして、区としては
平成28年度に空き家等の実態調査を
実施し、区内の建物の1.6%に当たる664棟が空き家の可能性が高いと判明したところでございます。
平成29年度は、空き家の市場流動性等を把握するため、動向調査を
実施しまして、664棟のうち約3割に当たります193棟について、空き家の状態から改善が見られたというところでございます。
このように
目黒区では空き家率は少なく、流動性も高いなど、空き家が近隣へ著しい悪影響を与える問題は、現在のところ起きてはおりませんが、苦情や相談の件数は多くなっているところでございます。
このような
目黒区の特性を踏まえまして、
平成30年度空家等対策
計画を策定することといたしまして、空家等対策審議会からの答申を踏まえまして、今回素案を策定したところでございます。
なお、審議会からの答申文は、後ほど見ていただければと存じます。
主な経緯につきましては、記載のとおりでございます。
2点目の
計画の基本理念でございますが、審議会からの答申に基づきまして「みんなでまもる」ということで、「区民をまもる、暮らしをまもる、家をまもる、
地域をまもる」としてございます。この理念に至った考え方といたしましては、記載のとおり
目黒区の空き家につきましては、
地域の資産と捉え、区民の暮らしを守り、思い出のある家を守り、住環境を守る
取り組みとして位置づけているところでございます。
3の
計画素案の概要でございますが、
資料2の概要版で御
説明をさせていただきたいと存じます。A3判の
資料2をお開きいただければと思います。
まず1枚目、第1章、
目黒区空家等対策
計画とはでございますが、1の背景と目的は先ほど経緯でも触れたところでございます。
目黒区でも空き家が
地域住民の生活に影響を及ぼしている
状況が見られることから、
計画を策定するものでございます。
計画の位置づけは、特別措置法に基づくものでございます。
計画期間でございますが、
平成31年度から
平成40年度までの10年間といたしまして、必要に応じ、
見直しを行うものでございます。
計画区域は、
目黒区全域でございます。
5の対象とする空き家につきましては、空き家の定義を記載してございます。ここについては、
説明は省略させていただきます。
第2章、中ほどでございますが、
目黒区の空き家等の現状と課題でございます。
1の
目黒区の空き家等を取り巻く現状でございますが、23区の中で
目黒区は空き家は少ない
状況でございますが、その下のほう、高齢者世帯の増加に伴いまして、空き家が発生する可能性が高いことを示してございます。
しかしながら、
目黒区は定住意向が高く、転入増の傾向がございます。また、建物につきましては、住宅の割合が高いなど、空き家の流動性が高い
状況を示してございます。
2の調査結果から見た空き家の現状でございますが、これは先ほど経緯で
説明したとおりでございますので、
説明は省略させていただきます。
3のこれまでの区の
取り組みでございます。
平成29年度、空き家に関しましては窓口を一本化いたしまして、年間に受けた相談件数が86件でございます。近隣からの苦情・相談が64件、この苦情・相談対象の空き家の約70%以上が、直前まで高齢者の単身居住であったことなどが現状と課題というところで整理してございます。
右側の4といたしまして、空き家等対策を進める上での主な課題をまとめてございます。
(1)所有者・権利者関係者等に関することでございますが、高齢者単身世帯の増加に伴い、空き家発生の可能性が高まること、また、財産処分の協議や手続が難しいというようなことで、対処できていない
状況で空き家が発生しているという
状況がございます。
また、借地の場合はさまざまな問題が生じることがございます。
また、空き家に関する意識や
情報不足により、適切な管理が行われていないということを課題として挙げてございます。
また、福祉や相続に関する所管や専門家が連携する必要があるということを挙げてございます。
(2)の不動産市場の流通等に関することでございますが、戸建て住宅につきましては、既存住宅、いわゆる中古住宅でございますが、これを活用するよりも、建て直し、新築というのが主流で、既存住宅を適正に管理して不動産市場に流通するという動きが低いということ。また、住宅に限らない福祉や子育て等の需要がありますが、法令上安全基準等を満たすことの困難性、また、空き家所有者の意識が低いというようなことが課題として挙げられます。また、各種の助成制度の
周知等の課題も挙げてございます。
(3)の土地・建物に関することでございます。条件の悪い立地の空き家等の問題。また、改修等の際の安全性の確保の問題。
地域特性などハード面で課題があること。また、所有者へ働きかけるための接点の持ち方とか、固定資産税の特例を受けるために空き家のままにしているという
状況。また、専門家の相談体制など制度面の課題もございます。
(4)そのほかの課題として、空き家問題は個々に背景が複雑で異なるということがございます。また、
目黒区の空き家は流動的なために、実態をどのように
継続的に把握するかという課題がございます。また、近隣のつながりが徐々に希薄になりますと、近隣からの
情報や協力が得がたくなってくる。また、個別対応のノウハウの蓄積などの課題も挙げてございます。
2枚目にまいりまして、第3章、こちらからが
計画のその
部分でございますが、空き家等対策の基本的な考え方といたしまして、基本理念としては「みんなでまもる」ということで、先ほど御
説明したとおりでございます。
次に、基本目標として
目黒区型空き家等対策の推進といたしまして、多様な連携で区民に寄り添い、個別
状況に応じた改善策を図ることで、区民の生活と財産を守り、
目黒区の魅力ある住環境を保全するとしてございます。
次に、基本方針でございます。これにつきましては、建物の
状況を縦軸に示してございまして、まだ所有者が居住している、空き家になっていない
段階から、空き家になって次第に放置されて管理不全になっていく、最後には除却という流れで建物の状態を示してございまして、この流れに応じまして、基本方針1を空き家等の予防と適正管理、基本方針2を空き家等の利活用、基本方針3を空き家等の除却としているところでございます。
第4章、右側の
部分でございますが、空き家等対策に関する
取り組み・施策でございます。
まず、基本方針1に対応する施策として4つ項目を
設定してございまして、(1)所有者への
情報の
周知・啓発、(2)福祉部門との連携強化により高齢者単身世帯など、所有者に寄り添った支援により、空き家発生等への予防を行うということ、また、(3)として既存住宅の性能向上や改修の支援を行う、(4)といたしまして適切な管理を支援することで、管理不全空き家の発生予防を行うものでございます。
基本方針2に対応する施策といたしまして、(1)
目黒らしい空き家の利活用のあり方を検討する、(2)改修に際し安全性の啓発を行い、
目黒らしい空き家の利活用等を検討し、まちの魅力を高めるということ、(3)公共的利活用や土地利用についても
情報収集いたしまして、福祉の向上や
地域に貢献できる
取り組みにつないでいくということでございます。また、(4)空き家等の跡地活用について検討するということにしてございます。
基本方針3につきましては、(1)状態の悪い管理不全空き家等への対応策を挙げてございます。(2)で特定空き家への対応でございますが、これにつきましては、特定空き家、現在
目黒区では、ございませんが、法の規制に基づく対応方法、その手順を示しているところでございます。特定空き家が発生したときにどういう対応をしていくかというのを、ここだけ非常に、具体的に書き込んでございます。
最後に、下のほうに横長で、第5章、
計画の実現に向けた総合的な
取り組みを示してございます。
1は
継続的な実態調査が必要ということでございます。実態調査、実態を
継続的に把握する必要があるので、体制を、そういう調査や巡回活動等の体制をとっていくということでございます。
2の相談体制の確立と充実ということで、相談体制を充実していくというところでございます。
3の連携体制の強化でございます。空き家については、さまざまな所管、また関係機関と連携して取り組む必要があるということで、連携の体制を強化するということで記載してございます。
全体の概要は以上でございまして、最初のかがみ文に戻っていただきまして、
計画期間は先ほど
説明したとおり
平成31年度から
平成40年度の10年間でございます。
(2)の基本目標、それと裏面の(3)基本方針は、概要で
説明したとおりでございます。
4点目、今後の予定でございます。きのうもお断りしましたが、パブリックコメント、本日から
実施しまして、31年1月10日まででございます。その後、1月中に
計画案を取りまとめまして、2月には
都市環境委員会へ報告いたしまして、今年度中に
計画を策定する予定でございます。
説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、
質疑を受けます。
○川原
委員 ありがとうございます。
私も一般
質問等で、また会派等も要望等をしてきて、空き家等の実態調査を
平成28年度に
実施をされまして、
目黒区自体は報告にもありますように、空き家自体が少ないと。また、その所有者に対してアンケート等をしている中でも、自己利用を考えているということで、なかなか利活用という
部分には進まないというふうな感じに受け取れましたんですけ
ども、やはり既存のこういったストックを、やっぱり地価の高い
目黒区、また、そういった敷地の少ない
目黒区にとっては、今の行政課題を解決するには、我々はやっぱり利活用を進めたいなというふうに考えていまして、今回の
計画素案、非常に、一読させていただきましたけれ
ども、よくまとまってるなと思います。
会派意見で細かいことはパブリックコメント等で出させていただきたいと思いますので、大変我々もまちを歩いていますと、特にこの震災等、ことし自然災害が多かったので、空き家の塀等を見まして危ないなと感じたこともありますし、また、実際に空き家の御相談等もふえているという現状も私
どもも承っているところでございますが、やはり一元化で29年から窓口ができまして、大変私
どもも助かっているといいますか、本当に小まめにやっていただいているので、敬意を表したいなというふうに思うところでございますけれ
ども、ちょうど今、1年強たったところで、ここにもありますけど、苦情・相談対応いろいろ解決したということで70件というふうにありますけ
ども、実際その窓口ができてさまざま相談を受ける中で、トピックス的に何か、ここには書かれていないですけれ
ども、例えばこういうふうに、例えば行政課題につながるような利用につながる話に進みそうなものがあるとか、もしあればちょっと参考にお示しいただきたいと思うので、その点教えていただければと思います。
以上です。
○立山
都市整備課長 なかなか空き家の実際の御相談等を受けますと、
説明の中でも個別でいろいろケースが違うというところがございます。
幾つかトピックス的なところでいきますと、そういう
内容を盛り込んでいるところもございますが、例えば、一つは借地の空き家で、余り皆さん
認識を持っていらっしゃらないと、借地の権利者が実はもう施設に入所されていると、そのお子さんとかお孫さんがそこの権利を自分が持っているという意識がないまま、近隣から相談等あって、除却しようとされると、それで借地権がなくなってしまうという、そういう課題も一つあるのがわかってきます。
そういう意味では、ここで個人の財産を守るというところでは、安易に借地を除却すると、その方の財産をなくしてしまうという側面もあるので、個別で対応していく必要があるなというところがございます。
あと、ちょっと変わったケースでは、空き家を放置しておくと、今、報道等でも問題だということで、解体業者さんが営業で、だめですよと、ちゃんと壊さなければいけませんよということで、言われて壊そうとして、その親族の方の1人がちょっとおかしいなということで問い合わせをされて、いやいや、区として特定空き家以外はそういう指導はまだしませんよという話。そういうちょっときちんと、やはり
情報が伝わっていないというところがあるかなと。
それと、多分区の空き家の
計画、あちこちの
自治体でやっている中で、
目黒区、多分唯一
計画に入れているかなというのは、
目黒区民の方で今
目黒に住んでいらっしゃるんですけど、空き家を地方、自分の田舎に空き家を持っていらっしゃると、そういう相談体制、そういう必要もあるんじゃないかというのが審議会の中でちょっと話があって、
計画にのせていたんですが。実は御相談で某地方の市から督促状といいますか、要は特定空き家のもう手続の書類が淡々と送られてきて、本人はびっくりして怖いから逆にあけてもいないという、それでどんどん事態が進んでいて、最後にかなり進んだ勧告等のものが来て、相談があったという、そういうことで
目黒区民の空き家に対するサービスという意味では、ちゃんと行って、制度を
説明して、きちっと対応してくださいという御
説明してるとか、そういうかなり変わったところでは、そんな話もございます。
一応、幾つかということで。
○川原
委員 いろんな例を示していただきました。ありがとうございます。
その中で先ほどありました借地、今この中にも書かれているんですけど、結構借地が
目黒は多いのが特徴だということで、住宅地が全体の
目黒区の面積でいうと8割ぐらいが住宅系の用途
地域であるということでしたけ
ども、借地権というか借地の、やっぱりお寺さんが多いのでそういう借地が多いのかなというふうに思うんですが、どれぐらいかって、もしわかれば、大体ざっくりわかれば教えていただきたいのと、そういう仕事してましたもんで、済みません、私も専門的な者でございますのであれですが、もしわかればということが一つ。あとやっぱりそういう
部分でいうと、本当に専門性の
部分が非常に必要になってくる。ただ、マンパワーといいますか、やっぱり区だけで解決できないものもあるので、やっぱり連携が必要だということで、さまざまな機関との連携というのも書かれているのであれですけれ
ども、具体的に今実際窓口として対応される中で、どういった機関と具体的な連携が進んでいるものがあれば、お示しいただきたいと思います。
以上です。
○立山
都市整備課長 まず、区内の借地の割合という、ちょっとそこについては、私
どもも把握まではしてございません。相談を受ける中でいろいろ聞くと、そういうケースが幾つかあるというところで、そういう課題もあるというところで記載してございます。
また、審議会でもやはりそういう課題があるというのは、宅建なり不動産業界の方からもそういう御指摘等は受けております。
それと、専門性があるということで、マンパワー的な連携というところでございます。今私
どものところに担当の係長職がございますが、そこで全てできるわけではございません。窓口として一本化して、
情報を整理してそれぞれ必要な所管に必要な対応をお願いすると。ただ投げるだけではなくて、窓口で
状況を整理して、どれをどういうふうに対応していくかというところでございます。
本編の49ページに、そういうさまざまな連携という中で、
目黒区の体制の表をつくってございます。基本は苦情・相談等が多いところの所管、それと今回、福祉部門と連携強化していくというところを載せてございますので、そこを強化してございます。ここだけではなくて、さらにいろいろの所管との連携も必要とは考えてございますが、こういう体制で連携体制をつくっていきたい。また、それ以外の関係機関とも連携していくということで、
計画にはのせてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 川原
委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
森委員 今回、空家等対策審議会を2回開いて、専門部会は3回開いてという中で、答申を受けています。この間、
目黒区、コンサルについてはどういう
状況でしょうか。コンサル、どこまで仕事の範囲があるんでしょうか。
この中で福祉との連携も非常に強調されておりますが、居住支援協議会の議論というのは、審議会の中でも空き家の利活用とのかかわりで議論があったかに聞いているんですけれ
ども、そのあたりの記述はどこかに書いてあるんでしょうか。
それから、固定資産税対策などでなかなか除却ができないという面があって、お金がある人だったら、「ま、いいか、じゃ、迷惑だから除却しよう」みたいな感じで決断する方もいらっしゃると思うんですけど、ただ、そのケースが親が持っているお家で、先ほ
ども施設に入所したという例があったんですが、認知症で施設入所などされていると、動かせないですよね、法的にね。そういった法的な関係、弁護士によってはもう近隣迷惑だから、子
どもの代が、親が判断能力なくても、除却するというところでは法に抵触しないんだという弁護士もいるんですけ
ども、そういった解釈というか、
ホームページに載っけたりとか、いろいろと相談して、個々で複雑だからケース・バイ・ケースだよというのが書いてありますけ
ども、そうだと思うんですね。ただ、そういう、夜とか自分でいろいろとどうしようかなって思い悩んでいる人もいるでしょうから、
ホームページに出したりとか、そういう整理ですね、いかがでしょうか。
苦情・相談も多くなっているということで、先ほどトピックス聞いて、非常にわかりやすかったんで、ああいうのがコンパクトに
ホームページあたりに載っていると、本当参考になるんじゃないかなと思うんですよね。それで、危険という点でも、例えば蜂が巣つくったと、近隣から迷惑だと、何とかしてよという電話も来て、どうしましょうみたいな話の人もいますし、いろんな相談があると思うんですね。そういったところの
情報提供といいますかね、そういうことをこれからどういうふうにされるおつもりか。
いろんな課題がいっぱい見えてきています。だから、すごい参考になったんですが、来年度から、これ動かすわけでしょう。施策を進めるに当たって、予算要望なんかもされているのかなと思うんですけど、同時並行で。何か目玉みたいな、これから予算審議になりますからね、原案も出てきますから、これからね。余り踏み込めないと思うんですが、アバウトでちょっとそのあたりをお聞きしたいと思います。
以上です。
○中澤
都市整備部長 私から2点目の居住支援協議会の関係だけちょっとお答えします。
この
資料の添付の7ページにございますこの名簿にございますが、私もこの審議会のメンバーでございます。私の記憶するところ、居住支援協議会というような話は出てございません。
以上でございます。
○立山
都市整備課長 では、まず1点目、コンサルについてということでございます。
今回、コンサルにつきましては、昨年度、動向調査をやっているコンサルに引き続き
目黒区内の空き家の状態、非常に調査をして精通しているというところで、引き続きコンサルを活用してございます。
コンサルにつきましては、私
ども事務局の補助という形でやってございまして、そういう
状況、現場の空き家の
状況もよく把握しているという中で、
目黒区の実態の話、また、審議会からの御意見等を踏まえて、どういう対策をしていくといいのかという、できるだけ
目黒区の実態に合った
計画づくりの中で活用している
状況でございます。
それと、最後の
周知方法、
ホームページ等ということでございます。これから実際にこの
計画ができていった後、
ホームページ等で
周知し、
お知らせをしていく。
計画の中でも
情報をできるだけ発信して、空き家対策を予防の
段階からやっていただきたいという
計画にもなってございます。
どういう形でちょっとそこをわかりやすくするかというのは、今後工夫していきたいと。ただ、余り具体的にやると、個人
情報的なところも微妙なところございますので、その辺は工夫してわかりやすい
内容にしていきたいなと。
それと、この
計画に沿いまして、一定程度何かできるような形で進めていきたいなとは考えてございます。できるだけ特に予防というところが今回、力を入れているところでございますので、そういうところで福祉部門とも連携しながら、どういう対応ができるか。それについては、現在検討を、具体的な対策としては検討しているところでございます。
以上でございます。
○
森委員 周知等については、個人
情報に抵触しない範囲で、先ほどトピックス、とてもわかりやすかったものですから、あの範囲では個人
情報に抵触しませんしね、Q&Aみたいな形でアップしていただけるとね、すごい参考になるかなと思いますので、いかがでしょうか。
それから、支援ですね。他の
自治体に家財を持っている方の支援も含めまして、区内の方々の支援強化というのも課題だよと書いてありますけ
ども、予算もかかるのかなと思うんですよね。そういうときに、今検討中であるというお話なんですけ
ども、来年度からスタートするに当たって、初年度も大事ですから、これから、今編成中ですから、課題になると思うんで、ぜひ積極的に具体策を講じていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
特にお金がかかることであっても、区民のためになりますから、具体策をぜひ入れていっていただきたいと思うんですが、その範囲でいかがでしょうか。
○立山
都市整備課長 最初、
ホームページ等
周知のことにつきましては、そういう御指摘もありました。Q&A形式とか、ちょっとその辺はわかりやすい形で検討して、区民の方に理解していただきやすい形で
周知をしていきたいと考えてございます。
また、支援の方法につきまして、これは本当に、今検討してございます。まずは少しずつやっていく中で、また変えていく必要があるのかなと。まだ、先ほど前年度86件ということで申しました。実は今年度、今までの
段階でもう97件と、ことしは去年よりかなり件数またふえてございます。そういう中で、効果的な対応を随時考えていきたいとは思っています。やっぱり1個1個重ねていきますと、いろいろの課題、どういう対応したほうがいいのか等がよく見えてきておりますので、こういう
計画に、まずは
計画をつくって、その中で個別に対応していきたいと考えてございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
森委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(1)
目黒区
空家等対策計画素案についてを終わります。
以上で、
報告事項を終わります。
――
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【その他】(1)次回の
委員会開催について
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○
吉野委員長 次に、その他、(1)次回の
委員会開催について、12月12日水曜日、午前10時からとなります。
以上で、本日の
委員会を散会いたします。
大変にお疲れさまでございました。...