目黒区議会 2018-10-10
平成30年都市環境委員会(10月10日)
平成30年
都市環境委員会(10月10日)
都市環境委員会
1 日 時 平成30年10月10日(水)
開会 午前10時00分
散会 午後 2時11分
2 場 所 第三委員会室
3 出 席 者 委員長 吉 野 正 人 副委員長 小 林 かなこ
(8名)委 員 山 本 ひろこ 委 員 川 原 のぶあき
委 員 佐 藤 ゆたか 委 員 青 木 早 苗
委 員 森 美 彦 委 員 田 島 けんじ
4 欠席者
(0名)
5 出席説明員 中 澤
都市整備部長 橋 本 参事(
都市計画課長)
(15名)立 山
都市整備課長 澤 田
道路管理課長
清 水
土木工事課長 櫻 田 みどりと公園課長
三 吉 建築課長 高 橋 住宅課長
清 水
街づくり推進部長 原
地区整備課長
林
木密地域整備課長 田 島
環境清掃部長
佐 藤
環境保全課長 秋 田
清掃リサイクル課長
大 迫
清掃事務所長
6
区議会事務局 藤 田 議事・調査係長
(1名)
7 議 題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及び
リサイクル等について
【報告事項】
(1)
東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の
都市計画変更案の縦覧結
果について (資料あり)
(2)学芸大学駅
周辺地区整備計画改定素案について (資料あり)
(3)中目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について (資料あり)
(4)第35回目黒区
駅前放置自転車クリーンキャンペーンについて (資料あり)
(5)台風24号の風水害の対応について (資料あり)
(6)駒場公園(旧
前田家本邸和館を含む)の臨時開園について (資料あり)
【情報提供】
(1)重要文化財(建造物)旧
前田家本邸洋館リニューアルオープン記念
式典の概要について (資料あり)
(2)都営住宅の
入居者募集について (資料あり)
【資料配付】
(1)
目黒清掃工場緩衝緑地を開放いたします
【その他】
(1)次回の
委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
吉野委員長 おはようございます。
ただいまから
都市環境委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、青木委員、田島委員にお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(1)
東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の
都市計画変更案の縦覧
結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 それでは、報告事項に入ります。
報告事項(1)
東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の
都市計画変更案の縦覧結果について報告を受けます。
○
橋本都市計画課長 それでは、
東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の
都市計画変更案の縦覧結果について御報告させていただきます。
この変更案につきましては、本年7月11日の当委員会において、これから変更案の公告・縦覧の手続に入らせていただく旨、御報告させていただいたところでございます。
これまでの経緯といたしましては、資料の1に記載のとおり、
農業従事者の方がお亡くなりになり、目黒区等による買い取りや生産緑地を引き継ぐ方がなく、行為制限が解除されたため、
生産緑地地区の一部を削除する
都市計画変更案を取りまとめて、縦覧を行ったところでございます。
縦覧の結果でございますが、次の2の(3)にございますように、縦覧者はゼロ名、意見書の提出は、(4)に記載のとおり、ございませんでした。
3の今後の予定でございますが、10月30日の
都市計画審議会にこの案を付議いたしまして、11月上旬に
都市計画決定・告示を予定してございます。
資料の2ページ以降には、
都市計画審議会に今後付議していく
都市計画変更案の文書をおつけしてございますが、前回御報告の際に添付した文書と同様でございますので、説明は省略させていただきます。
私からの説明は以上です。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○森委員 今回、
買い取り申し出に伴う行為制限の解除によって、
生産緑地地区の一部が削除されますことになります。残った
生産緑地地区についてお聞きしたいと思うんです。
2022年を見据え、買い取りの申し出ができる状況ですけれども、貴重な区内の生産緑地を何とかして残したいという思いは共通しています。そこで、国や東京都の税制や補助金等の動きについて、どういう状況でしょうか。今年度、前向きにプラスされた面と、来年度の動きについてもあわせてお尋ねします。
以上。
○
橋本都市計画課長 委員おっしゃいましたように、区といたしましても
生産緑地地区を何とかして残したいというところで、これまでも国・東京都等のほうに要望をしてきているところでございます。
昨年は、
生産緑地法の改正に伴いまして、本区におきましても
生産緑地地区の指定の要件の下限の面積、これを500平米から300平米に、全議員一致で御議決いただきまして、300平米に引き下げたところでございます。そのほか、ことしに入りましては、国のほうで新たな法整備がされてございます。都市農地の貸借の円滑化に関する法律というものが本年6月に議決、公布されまして、9月から施行されているというような状況がございまして、そういったところ、さまざま国のほうでも生産緑地を何とか残すような方向で、
特別区長会等からの要望を受けた形で動きがあるというところでございます。
今後、委員おっしゃいましたように、平成34年に当初指定から30年経過するというようなところを踏まえたところで、国のほうでもさまざまな動きがございますので、それの内容について、区といたしましても状況を把握し、農家の方々にも適切な
情報提供等をしてまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
○森委員 新たな動きもあるようです。貸借の円滑化に関する法律について、6月決まって9月施行と説明されました。この施行によって、目黒の生産緑地、残りが14でしたっけ、13になりますかね。有効にプラス機能するんでしょうか。その点をお聞きします。
また、これからも手が打たれると思うんですけども、23区長会等で要望していることとの関係で、目黒の生産緑地13を何とかして残すという思いがかなうような改正の見通しはいかがでしょうか。
○
橋本都市計画課長 まず、1点目の貸借の円滑化に関する法律、これについては、農林水産省の所管の法律ということで、農地法の特例のような位置づけとなってございます。従来の農地法の枠組みですと、一度貸してしまうと法定更新が自動的にされてしまって、なかなか農家の方に土地を返していただけないと、そういうような枠組みになってございますけれども、今回施行された都市農地の貸借の円滑化に関する法律、この枠組みにのっとって貸された場合には、確実に期限に返していただける、そういうような枠組みとなってございます。
今回は、今回施行された法律と税制とが相まって、この新たな法律に基づいて貸されている生産緑地、これについては相続税の納税猶予が適用になると。そういうような枠組みが設定されてございます。そういう意味で、2点目とも絡みますけれども、今後、
農業従事者の方がお亡くなりになって、御遺族のほうでは、仮に耕作が続けられない場合であっても、この法律にのっとって貸すことによって農地を継続していくというような道が開けていく、そういうような枠組みになってございますので、2点目もあわせまして、目黒区における農家の方々へも、このスキームを使うことによって、目黒区内の生産緑地、これを残していくような道筋ができてきているというところでございますので、今回の法律の内容等を農家の方に周知等をし、できるだけ生産緑地を残していくような方向で、
産業経済部とも連携して取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
○森委員 これまでも農家の方々と協議をされて御努力されてきたと思うんですけれども、今度の動きについて情報提供をして、そして世代が変わって後継者がもしいなくても、つまりほかの仕事をされている方であっても、貸せるようになったと。いつまでもじゃなくて、期限を切って貸せるようになったというお話、それから相続税の免除が受けられると。これは非常に大きいと思うんですよね。そのお話をされる中で、いろんな具体的なやり方、
メニュー等も一緒に協議されると、さらに所有者の方々のイメージが湧くと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
例えば、世田谷では無償で、目黒区の方ですから、世田谷の土地を貸していただいて、区民農園を増設しました。これは固定資産税が免除されると。そういう中で、目黒区内の生産緑地についても、それを営農する方が、仮に個人でなくても、残った生産緑地の所有者でなくても、区民がいろんな形で利用できる、つまり区民農園を初めとして、いろんなメニューがあるんだよということをお知らせする、その点での区の考えというのは、検討状況はいかがでしょうかね。
○
橋本都市計画課長 今回新たに施行されてございます都市農地の貸借の円滑化に関する法律、これは農地法の特例法のような位置づけでございますので、主たる所管といたしましては
産業経済部のほうになろうかと思います。
産業経済部のほうと
都市整備部のほうで連携して、委員おっしゃいますように、この法律の内容をまず区のほうで十分把握して、今後、農家の方等に周知をしてまいるということになろうかと思います。
以上です。
○森委員 区のほうでいろいろと協議されてきたと。その中身は、協議の主体というか、どこの部がやるかというと、今説明あったとおり、
産業経済部と
都市整備部が一緒になってやっていきますよと。そういう検討する場をこれからもつくっていかれると思うんですよね。その点で、平成34年が、3年半後ですかね、近づいているという状況のもとで、具体的に動く必要があるということだと思うんですね。その具体的な方策というのも、あわせて情報提示を積極的にしていただきたいと思っているんです。
その点で、区側でどんな検討が今、こういう法改正を受けて、こんなこともできますけどもという、そのイメージにつながるような提起をすることがとっても今大事じゃないでしょうかね。その点でお聞きしてるわけなんですが、いかがですか。
○
橋本都市計画課長 今回新たに9月に施行されて、今後、これにつきましては
産業経済部のほうも把握していることでございます。ここの内容も含めまして、当然に、委員おっしゃいますように平成34年に向けた対応として、国のほうでも新たなこういうような法整備もしているというところでございますので、これも含めて、
産業経済部を主体に、
都市整備部のほうも十分連携して対応していくというところで今検討を、事務方のところでさまざま連携してやっているという状況でございます。
以上です。
○森委員 最後にします。中身が余り見えてきてないので、その点をちょっと心配してるんですね。生産緑地を残す、残したいという思いは共通しているわけですよ。
(「それはみんなだ」と呼ぶ者あり)
○森委員 そう。共通してるんですよね。実際には、縦覧してもゼロ、意見なし、こういう状況が、縦覧1というのもありますけど、ほとんどそういう状況が続いてきています。で、半減していると。残ったものをいかに残すかという課題が非常に大きくて、それに対して、今の検討状況というのが間尺に合っているか、有効なのか、この点のポイントをお聞きしているわけです。議会に対しても、こういう検討を具体的にしていますというお話を、これまで私は聞いてないんですよ。
(「やってないですよ」と呼ぶ者あり)
○森委員 やってないのか、検討してて、まだ言えないのか、そこのところが非常に気がかりなんですよ。
というのは、すごく工夫すればイメージが湧いて、区民参加で私たちもやりたいよと。区民農園をつくっただけで、すごい倍率が多いんですから。農に携わりたいという区民の要求って強いですよね。そことマッチしたり、それからNPOだってあるわけですから。できてるわけで、大橋の屋上だって、菅刈公園だって、NPOをつくって実際にやってるわけですから。似たようなことをね。だから、できないはずないと思うんですよ、工夫次第で。そこの具体性について、言えないのかね。はっきりしないと言えないのはわかるんですよ。どういう状況なのかをお聞きしたいんです。
○
橋本都市計画課長 区のほうで検討していないというわけではなくて、生産緑地について、やっぱり一番大きな課題というのが、相続税の納税猶予が受けられるかどうか、ここのところが非常に大きなネックになっているということで、
特別区長会のほうからも毎年要望し、それを受けて、今回この新たな法律が施行されているという状況でございます。
ここの法律の中の枠組みにのっとらないと相続税の納税猶予は受けられないわけで、ここの法律で定められたさまざまな貸す場合のスキーム、それにのっとった形で区内の農家の方々が仮に御自身で耕作できない場合であっても、この法律のスキームにのっとった貸し方をすれば、相続税の納税猶予が可能になるということでございますので、その内容については、
産業経済部のほうで今後検討し、農家の方にお知らせをしたり、当然にご一緒に相談に乗ったり、そういったことは今後していくことになろうと思ってございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(1)
東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の
都市計画変更案の縦覧結果について、終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(2)学芸大学駅
周辺地区整備計画改定素案について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(2)学芸大学駅
周辺地区整備計画改定素案について報告を受けます。
○
立山都市整備課長 では、学芸大学駅
周辺地区整備計画改定素案について御説明いたします。
当計画の改定につきましては、ことしの7月11日の本委員会に改定の進め方について報告したところでございます。今回、素案を取りまとめましたので、報告いたします。
まず、1点目、改定の経緯等でございますが、学芸大学駅周辺地区につきましては、記載のように地区の目指す将来像を定めまして、平成19年3月に地区の整備構想を策定し、その後、平成20年3月に
整備基本方針を、平成21年3月には整備計画及び
交通バリアフリー整備計画を策定したところでございます。
計画では8つのプランを示してございまして、このうち大きな課題の一つである安全・安心・快適な
歩行ネットワークの形成を進めていくため、平成23年3月に国の補助制度を活用した、
あんしん歩行エリア形成事業計画を策定し、計画的に取り組みを進めてきたところでございます。
また、今回、改定に先立ちまして、平成29年度事業の効果を検証するために
交通量調査等を行いまして、
交通安全対策を実施した路線においては、
交通事故件数が大きく減少し、安全性の向上とともに、商店街では押し
ちゃりキャンペーンを実施するなど、自転車のマナー向上の取り組みも行われているところでございます。一方、
交通安全施設の整備につきましては、約5割が未整備の状況でございまして、補助26号線完成後の交通環境の変化やまちのシンボルである駅前の
空間づくりや商店街の店舗数の減少など課題がある状況でございます。
このような状況を踏まえまして、区はことしの3月改定の実施計画に本計画の改定や
交通施設整備などの取り組みを位置づけまして、
庁内検討会での検討や
地区懇談会で意見を伺うなどして、今回素案を取りまとめたところでございます。
2点目の主な改定のポイントでございます。
学芸大学駅周辺地区の街づくりにつきましては、区や東急電鉄が行います高架橋の
耐震補強工事など、また、これにあわせた
施設整備工事が一定程度済みまして、今後は地域が主体的な取り組みを推進することが求められております。このようなことから、地区整備の課題を踏まえまして、整備構想で設定した将来目標のプランを継承しつつ、改めて
整備目標年次を平成40年とし、区・住民・事業者・
既存組織等の役割を明確にしたものでございます。
改定の主な概要につきましては、1枚めくっていただきまして3ページを見ていただければと思います。
ここに主な変更点をまとめてございます。
左側には8つの当初計画が記載してございまして、右側に変更したプランの概要を記載しています。
まず、プラン1としまして、駅及び駅前の施設整備が終了したことから、プラン名も駅・
交流空間等の顔づくりとして、ソフト面の取り組みを主として、内容を変更したものでございます。
プラン2につきましては、歩行者と自転車の共存に向けた押しちゃり等の対策も進めるとともに、区が新たに進める
自転車走行環境整備等を新たに盛り込んだものでございます。
プラン3の安全・安心・快適な
歩行ネットワークの形成につきましては、
交通安全対策により
交通事故減少の効果が見られることから、引き続き
交通安全対策を進めるとしているものでございます。
プラン4につきましては、
碑文谷公園の魅力向上として、憩いの場として、また地域の避難所として公園の魅力を向上していくというものでございます。
プラン5につきましては、旧六中跡地が
スマイルプラザ中央町や保育園の開設、特養の整備が進んでいることから、プラン名を変更し、また、引き続き
鷹番小学校等の施設周辺の
バリアフリー化を進めるものでございます。
プラン6につきましては、補助26号線の用地買収が29年度末で83%となってございまして、また、電線共同溝や排水設備の工事が行われている状況でございます。これらを踏まえまして、完成を見据えた地区内の交通等の取り組みを行っていくというものでございます。
プラン7は、今後予想されます
人口減少等により、店舗数などがさらに減少する危惧があることなどから、商店街が中心となりまして、
学芸大学商店街ルールによる取り組みを進め、地元に愛される商店街を進めていくというものでございます。
プラン8は、同様に人口減少や
少子高齢化、空き家の増加等の課題に対しまして、住民がみずから
創意工夫等を行い、街づくりを進めるという内容でございます。
では、1ページに戻っていただきまして、
改定計画期間でございますが、
改定計画期間は平成31年度から40年度までの10年間でございます。
なお、必要に応じて、おおむね5年間で見直すものでございます。
裏面にまいりまして、4の今後の予定でございます。
10月15日から11月14日まで区民意見を募集いたします。区議会の皆様につきましても、この間に御意見をいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。10月23日には
地元説明会を予定してございます。また、記載のとおり、1月には案をまとめまして、3月に計画の改定を予定してございます。
次に、本編について簡単に説明をさせていただきます。
本編、開いていただきますと、1ページ、「はじめに」でございますが、これは主な経緯等を記載してございます。
めくっていただきまして、2ページにこれまでの取り組みの流れを図で示してございます。
また、3ページの下には計画の対象範囲を薄いオレンジ色で示してございます。
次に、4ページから14ページまでは地区の現状と課題を示してございます。
この中で、12ページをちょっと見ていただければ、12ページには、先ほど御説明しました交通事故に関しまして、
あんしん歩行エリア内の
交通事故数が、当初の計画当時の平成22年に比べまして約6割減少していると。
また、13ページの一番上の表でございますが、
交通安全整備を行った路線では事故数が4割に減少しているということを記載してございます。
次に、15ページから19ページまでは、これまでの
取り組み実績と効果をまとめてございます。
20ページ、21ページは、課題や取り組みの実績と、これまでのところを簡単にまとめて記載しているものでございます。
済みません。25ページをごらんください。
25ページから43ページは、各プランの中身を記載していまして、8つの
プランごとに具体的な事業内容を示してございます。先ほど主な
改定ポイントで変更点を説明いたしましたが、各プランについて変更した主な内容と、
プランごとの整備計画及び取り組みの方向性ということで、まず各プランの概要を説明してございます。
次に、具体的な内容を次のページに記載してございますが、ちょっと28ページを見ていただければと。
具体的な取り組みの内容を取り組みの主体別に、事業中または事業予定の事業及びそれらと連携して行政や事業者が主体となって進める取り組みというものを一番上の段にまとめてございます。次に、行政と事業者、商店街や地区住民が連携して進める取り組みを中段に記載してございます。事業者、商店街や地区住民が主体となって進める取り組みを一番下の段に記載してございます。全体的には、こういう構成でなってございます。
また、一番右側に事業を行う主体として、その主な主体には二重丸をつけてございます。また、各事業の頭に示している丸はハード面の施策で、菱形はソフト面の施策でございます。また、星印は
バリアフリー関連の事業でございます。また、新規事業につきましては、具体的な事業の後ろに新規と記載してございます。
私からの説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○田島委員 それでは、ちょっと大まかに聞かせていただきたいと思います。
これ、学芸大学駅
周辺地区整備計画の改定素案という形で出てこられたわけでございますけども、やっぱり中の
学芸大学自体が変わっていかなければいけないというような形で積み上げてこられて、このような形で取り組んでいくということなんですけど、一つ、基点となるような再開発の計画みたいなのがないと、まち自体が、それぞれ今潤ってて必要がないから、そういった発想にはならないのかもしれないんですけど、せっかくいい
観光資源等が周りにありながら、それを生かせていないような、この素案のほうの3ページに面で書かれてあって、非常に、そういった意味では区画ができているんですけども、学大も良好な住宅街に囲まれてるわけですから、やりようによっては商業の集積地にもなり得るような場所だと思うんですけれども、やはり大きな再開発をしないと、今のまち自体が変わってはいかないと思うんですけれども、それについて、協議体をつくって協議も重ねてこられたと思うんですけれども、その人員構成がどんな形なのかなと。
要するに、こんなことを言うとあれですけれども、もうかなり以前からずっと街づくりをされてきてると思うんですけれども、だんだんその協議体に入っている方たちも高齢化してきているのではないかなと。憶測ですけれども。その辺の協議体も活性化していかないと、新しい発想が生まれないんじゃないかなということも含めて、区の考え方。
区としては、素案に見られるように一つずつ積み重ねていって、今後、26号線等もかかわってくるわけですから、その辺の開発の仕方を見ながらやっていけばいいのかなという感触なんでしょうね。それは何となくわかるんですけれども、ちょっと言葉があっちゃこっちゃ行ってますけれども、要するに協議体として活性化されているのかどうか。それから、区としても活性化させていくのかどうか。新しい血を入れて、何か新しい街づくり、楽しい街づくりをさせていくという気があるかどうかというのを大きく聞かせてください。
以上です。
○
立山都市整備課長 では、まず今回、学芸大学の整備計画の改定に当たっての基本的な考え方としては、御指摘のように、現行計画の中でハード面の整備については目黒区が行ったり、東急電鉄が高架橋の補強工事等にあわせて、こういう計画の中で環境整備等の面からも協力いただいて、大分進んできていると。
また、大きな点としては、学芸大学のまちの中で、大きな再開発等をするようなまちではない。これはもう地域の皆さんが自分たちで考えて、歩いて生活する安全な街づくりをしようという、そういう視点が大きいのかなと。そういうことで、
交通安全対策を中心に区としては取り組んできて、御説明しましたように、かなり交通事故の件数も減少が見られるということで、かなり効果としては上がっているというところでございます。
商店街につきましても、そういう視点でかなり、店舗数が若干減っているという傾向はあるようでございますが、以前に比べて駅の乗降客数もふえているし、また商店街を歩いている方もかなり多いようには感じるというところがございますので、そういう中で、自転車の走行と歩行者の接触といいますか、危険な状況も多いということで、商店街がみずからのルールの中で、商店街については、自転車は押して歩きましょうという、そういう取り組みを進めているという、商店街が積極的に街づくりでソフト面も取り組んでいるというところが特徴的なところなのかなと。そういうところを踏まえまして、今回改定を進めているというところでございます。
また、懇談会のメンバー構成につきましては、地区に入っています町会の代表の方が7名程度、また商店街の代表として6名程度、それと関係団体の代表、これは東急電鉄であったり、地区内の学校や保育園というところの方が6名、それと公募区民が6名程度ということで、25人程度の構成で懇談会を開いているところでございます。
確かに、もう10年以上活動していますので、メンバー構成については、町会等の代表の方につきましては、どんどんかわっていただいているところはあります。引き継ぎを兼ねて、しばらくの間は前の代表の方と新しい代表の方が2人出ていらっしゃるという、そういうところもありますので、年齢構成につきましては、比較的それほど変わらない状況では来ているかなと思います。比較的若い方も参加されている状況もございます。こういう構成につきましては、余り高齢化にならないような形で今後も進めていきたいとは考えてございます。
以上でございます。
○田島委員 ありがとうございます。
概要として、やっぱり恵まれているまちなんだなと。商業と住宅がうまく重なり合いながらやっている部分なので、非常に、こういう形で進んでいく方向でいいんではないかなという気はしますけれども、3ページの図を見てみますと、26号線もできて、きちっと四角で囲まれたエリアになるわけですから、これを維持する方向でどういう支援をしていくかということが大事になっていくと思うので、区としては、この素案にあるような形で、調べて、こういう方向でということをされているわけですから、私はそれはそれでいいと思うんですけれども、やはり一つの、目黒の中では位置的にも中心的な場所にもなりますので、この辺の部分を、今感じたところによりますと、やっぱり
碑文谷公園だとか体育館とか区の施設等をもう少しきちっと融合させていくといい部分になるのではないかなと思いますので、その辺について、最後、お聞かせください。
○
立山都市整備課長 御指摘のように、先ほど今後の課題というところでも簡単に説明させていただきました補助26号線の整備というのが、今後、一つ大きな課題といいますか、視点なのかなと考えてございます。現段階では、なかなか、用地買収は大分進んでいて、一定程度工事も始まってはいますが、26号線の整備でまちが変わるというのは、やはり交通がここを通り出して、それで一般的な考え方としては、現状、この地区は駒沢通りと目黒通りを通り抜ける交通が一般の生活道路にも入ってきているというところで、その辺が、26号線ができると大分解消できるのではないのかなという想像はしてございますが、どういうふうに変わるかというのは、やはりでき上がってみないとわからない部分はあるかなと。
ただ、でき上がることを前提に、今回はいろいろ対応ができるように、東京都と協議をする、また地元と協議をして、いろいろな対応が今後できるように準備を進めていきましょうという、基本的にはそういう考え方で今進めているところでございます。
また、
碑文谷公園につきましても、魅力の向上ということで、今回若干表現も変えさせていただいています。特に、今回地元の懇談会等で話が出ましたのは、地域避難所として災害時、近年、非常に災害も多発している中で、地域としては、憩いの場であるとともに、一番、安全・安心というところでは
碑文谷公園というのが中心的なところということで、そこを地元中心で、防災課のほうが支援している避難所運営協議会等もございますので、そういうところとの連携といいますか、計画の中では、そういう連携の部分というのを今回入れている。そういう防災面での魅力の向上というところも、今回は地元の意見として取り入れてきているところでございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○川原委員 済みません。ちょっと細かいことになるんですけど、例えば36ページを開いていただくと、ハード施策ということで、鷹番住区センター、鷹番小、
スマイルプラザ中央町等の
バリアフリー化ということで、細かい中身について、下の3つ挙げてらっしゃるんだと思うんですけど、この表の見方といいますか、よく、これは10年計画ということですけども、いわゆるずっと実施になっていると、これは多分そういう表現なんだろうと思うんですけど、例えば細目でそれぞれ、鷹番小学校出入口等の段差等の解消は10年かかってできるのかというふうなイメージになっちゃうので、例えば、それは何年度に終了のような、つけたほうがいいんじゃないかなと思ったんですけど、その辺がどうなっているのか。
あわせて、例えば39ページになりますけど、新規で利活用方針の検討は主体が区になってますけど、10年かけて検討して、何も、検討するだけというふうに思っちゃうので、いわゆる検討して、その検討方針が策定されて、例えば実施に向けてはこれですというような流れが必要なのかなというふうに思いますけど、そういう、もうちょっと見やすい、具体的な、いわゆる達成に向けての計画のわかりやすいグラフといいますか、が必要ではないかなと1点思うんですが、その辺についてどうお考えかということ。
済みません。すごい細かいんですよ。40ページを見ていただくと、よく見ていただくと、この青い線が、下の3つはちょっと離れてるんですよ、23年からのところがちょっと。だから、これだと9年半かなとか。多分10年だと思うんですけど、全部。そういった微妙な誤差があるので、これは多分作成の中でのあれだと思うんですけど、その辺を一応聞かせていただければと思います。
以上です。
○
立山都市整備課長 個別の施策のもう少し具体的な部分というところでございます。
個別で細かく出すと、出せる部分もございます。例えば、36ページの先ほどの鷹番小学校出入口等ということになりますと、具体的な
交通安全対策の中で、ここは歩道がございますので、歩道の段差解消もあわせてやっていこうということで計画してございます。これが、済みません、今、手元に詳細な資料がございませんが、駅に近いところから、だんだん周辺のほうに
交通安全対策等を進めている中で、若干後ろのほうにいっているというところと、この辺をまとめてバーで示してございますので、この辺につきましては、個別で細かい、そういう施策でおおむねのところを示すことができるようなところにつきましては、また、わかるような形で記載をさせていただきたいと思います。
それと、41ページの部分につきましては、申し訳ございません。これは印刷の若干ずれでございますので、この辺はちゃんとわかるように、すき間がないような形で修正をしたいと考えてございます。
以上でございます。
○川原委員 それと、あと39の、利活用の方針。これは、区が検討して何か方針を策定するということになるんですか。その辺は答弁漏れといいますか、確認でございます。
○
立山都市整備課長 申し訳ございません。39ページの空き店舗の利活用というところにつきましては、これは、実は別途、現在、空き家対策の計画を策定している中で、こういう方向性も示していきたいと考えてございます。現段階では、こういう表現ということで御理解いただければと。
また、空き家対策の計画の中でも、空き家や商店街の空き店舗というところで、基本的には民間の施設でございますので、区で具体的に何ができるということではなくて、そういうものに対して計画の中で方向性を示していくという、そういう考え方で、ここについては、事業主体が目黒区という形で記載させていただいているところでございます。
以上でございます。
○川原委員 よくわからないんですけど、空き店舗の利活用は空き家の計画でということで、たしか空き家の計画というのは今年度計画策定をされているということであって、それとの絡みということなんでしょうか。そうすると、このバーの長さが長過ぎないかというふうに感じちゃうんですよね。今年度で終わってるんだったら、その方針に基づいて、民間が、商店街がそれぞれ、区の大きな枠での方針の中で何かいろいろ考えていくことじゃないかなと思うので、何か表記をもうちょっとわかりやすくしたほうがいいんじゃないかなというふうに感じたんですが、その辺はいかがでしょうか。
以上です。
○
立山都市整備課長 申し訳ございません。まず、区の方向性というところでは、方針ということでは、今年度、空き家の計画の中で方針をつくっていくというところでございます。一緒にバーをやっていますので、そういう意味ではわかりづらいところがございます。方針ができた後は、実態としては、やはり商店街等に考えていただく部分がございますので、その辺は表現の仕方をちょっと工夫したいと考えてございます。
○中澤
都市整備部長 私のほうから若干補足でございますが、今課長がお話ししたとおりの部分で、現在は、現在の段階の素案の段階では、こういう状況でございます。素案から、意見をいただきまして、今後、改定案という形になりますので、そこまでは当面の予算の関係も含めて、あるいはどのように進めるかという具体的な部分も、盛り込める部分は盛り込んでいきたいと思っております。
空き家対策につきましても、今、審議会のほうで計画、要は答申をして、今度諮問いただくような状況になってございます。諮問もまだいただいてございませんので、そういうのも踏まえて、具体的な部分については、そういう整理をしていきたいと思います。当面、今、考え方として、素案の段階ではこういう状況ですということで、御意見の中として、ぜひそういう御意見をいただいて改定案のほうに反映させていきたいと思ってございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○佐藤委員 3ページの地図と30ページの
交通安全対策に関する今後の整備予定では、26号線を超えてエリアがなってるんですが、これの違いはなんでしょうか。まず1点。
○
立山都市整備課長 まず、2つ、区域の違う図がございます。
これについては、まず3ページの部分、これが本計画、学芸大学駅周辺の地区整備計画の範囲ということでございます。この計画を実施するために、先ほど最初に経緯のところで御説明いたしましたが、国の補助金を活用して、
あんしん歩行エリアというエリアを設定し事業を行うという、別の、国の助成制度を活用しているところでございます。この国の助成制度が、今後の計画線ではなくて、現行の大きな道路といいますか、その中で安全対策を考えていくということでございますので、26号線をまたいだ、すぐ、できるだけ近いところの一定程度広い道路ということで、これにつきましては、区役所旧庁舎のところの道路でございますが、ここまでがエリア設定ということで、具体的な
あんしん歩行エリア形成事業という事業の中では、この範囲ということになっているところでございます。
これにつきましては……。
○中澤
都市整備部長 今の資料ですけれども、まず29ページのところにプラン3として、
あんしん歩行エリア形成事業計画ということがあって、30ページに米印の、そのエリアはどこだというのが、この30ページのエリアになっています。
これは、いわゆる居住環境区域ということで、居住環境区域というのは大体、補助幹線、幹線に囲まれたエリアのことを居住環境区域といいまして、こういう中で車を抑制したりとか、生活道路の部分には通り抜けの車を入れないとか、そういう計画がございます。これは一つの区画ということで国への申請のエリア。
ただ、いかんせん、左の上の角、これは世田谷区になりますので、世田谷区の場合は、やはり私どもの構想には入れられませんので、3ページに戻っていただいて、今回の学大の地区整備の計画のエリアはこのエリアですよということになっております。
ですので、補助制度としては、やはり居住環境区域ということで世田谷部分も入ってございますが、基本的に、世田谷区とも協議しながら連携はしているという状況でございます。
以上でございます。
○佐藤委員 地図のあれは、わかりました。
1点、3ページの地図のほうに戻るんですが、中央町一丁目、二丁目が一部、26号線によって切り取られる。切り取られるというか、20メートルの道路で分断されるという部分では、今回、分断される地域の何か、入ってるかなと思ったんですが、住民が主体となって進める街づくり、これが中央町一丁目、二丁目の人からすると、大きい道路で分断されて、なかなかつくりづらいと思うんですよね。
そういう部分、例えば計画エリアをもう一本、中央町全体を含めて、そういう話にならなかったのかどうか。これから、そういう部分で変えていくことが可能かどうか。
以上です。
○
立山都市整備課長 補助26号線につきましては、この計画によって、例えば同じ町会が26号線で分断されるといいますか、そういう御指摘は以前からもございます。
そういう関係で、計画としては、この範囲でございますが、3ページの図を見ていただくと、若干区のほうの思いが少し出ているのが、26号線に関しましては、中央町側のほうも一応ちょっと色をにじませているといいますか、ほかの目黒通りとか駒沢通りというところでは、一応通りの手前側という形にしてございますけども、26号線については、影響範囲ということで、26号線の反対側も含めて、範囲としては考えてございます。そういう意味で、地元の中央町一丁目の町会長さん、そういう方にも入っていただいて、協議もしていると。
3ページのところの対象とする地区の範囲という記載の中でも、中ほど、ただし書きのところで、26号線より北側については、整備前のコミュニティーに配慮して、26号線沿道まちづくりや北側エリアとのネットワーク形成等については、この計画の中で位置づけるということでございます。そういう形で、計画としては一体的な形で入れているというふうに御理解いただければと存じます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○森委員 26号線の問題です。
31年度中の完成というのは、これはほぼ間違いなく進捗されるんでしょうか。
それから、交通事故がこの間減ったと。地元の皆さんの取り組み、それからさまざまな
交通安全対策を実施した結果だと思います。やはり交通事故ってなくせるんだなというのを、報告を聞いて痛感しております。道路率が高い住区であるために、菅刈住区の次に鷹番住区の交通事故が多かったんですけども、12ページの比較表を上下見比べても、やはり対策すれば減るんだなと思います。
一方、自動車のスピードが上がっているというお話もあったもんですから、その点についてお聞きします。
26号線が完成すると、やはりスピードはその分上がると思うんですけど、他区のところとか完成したところでの事故の状況というのは調べてみましたか。そのあたりはいかがでしょうか。
それから、交通量がふえると思うんですよね。逆に、バス通りは当然、26号線が完成したら、こっちを通りますから、かなり減るだろうなと容易に推測できます。26号線の交通量がふえたときに、中に入ってくるという点では、それを防止するような手だてはしているんでしょうか。
それから、2点目は緑の問題なんですけど、みどりの散歩道もありますし、
碑文谷公園もここはありますから、街づくりの中で緑をふやそうと。目黒は今の17%余から20%にふやすという計画もありますので、そういう中で、街づくりの中で緑はどういうふうに位置づけられていますでしょうか。
以上。
○
立山都市整備課長 まず、交通事故等に関してでございます。
御指摘のように、12ページのように、地区内の特に住宅地の中といいますか、幹線道ではなくて、その中の生活道路に関する事故はかなり減ってきているというところでございます。多いのは、やはりこの地域でも、目黒通りとか環七とかというところについては、この計画では手が出せない部分でございますので、そういうところの事故数というのはなかなか減らないというところがございます。
スピードが上がっているという点については、これは事実、調査をした結果でございますので、何とも言えないところでございますが、想像としましては、地区内に流入している車の量も大体80%に減っている、8割になっている。そうすると、車が少ないと、どうしても車のスピードが出てしまうというところがあるのかなと。これは私の想像でございますが、原因として考えられるのは、流入量が減ってくると、車が走りやすい状況にはなってくる。
それを、
交通安全対策として、交差点等の標示等を明確にして、歩行者注意とかという安全対策を施して、明確に交差点の位置だとか、事故が起きやすいところに今回の
交通安全整備ということではやってございますが、実態としては、スピードが上がっているというところは事実でございます。そこは何とも言えないところでございます。今回調査いたしましたのは、この地区内の変化でございますので、他の地区等での状況というのは、そこまでは今回は調査してございません。
それと、バス通り等について、恐らく26号線ができると、ここが幹線道路という形になって、今、地区内に入っている通り抜けの車はかなり減るだろうとは思っております。バス通り等についても、そういう傾向は出るだろうというふうには思っていますが、なかなかそこについては、実際に26号線ができ上がって、それで交通量を調べて、データをもとに、どういう対策をするかという必要があるのかなと。
もう一つの御質問の、地区内の通り抜けの車等の進入防止的な対策ということでございますが、そういうことも想定はして、何が対策ができる、どういうことをやったほうがいいかという検討は、今後この計画の中で地域の皆さんとも話しながら進めていくのかなと考えてございます。
ただ、実際にそれが実行できるのは、26号線ができて、交通量が変わって、交通量のデータをもとに、交通管理者である警察のほうと協議をして、それで、どういう対策をしていくか、流れとしては、そういう流れになると考えてございます。
あと、緑の関係でございますが、これにつきましては、今後、プランでいきますと42ページの中で、事業者、商店街、地区住民が主体となって取り組むというところで、環境や景観という中で緑化の推進や景観形成というような形で記載してございます。区としては、現在、みどりと公園課のほうで、いろいろと緑化の助成制度がございますので、こういう形で進めているところでございますが、さらに進めていくということになると、地域の皆さんで話し合いをして、緑をどうやってふやしていくかというのは、地区の中の住民の皆さんの自主的な取り組みの部分も多いかなと。そういう部分につきましては、この計画の中でも、そういう動きがあれば、支援していきたいと考えてございます。
○中澤
都市整備部長 今の課長の話の中で、ちょっと補足でございます。交通事故の関係でございます。
今、課長のほうから申したのは、このエリアの中ではちょっとわからないという話ですが、全体的な
交通事故件数、都内、区内もありますが、区内の場合は29年度からは、ずっと死亡事故はゼロになってございます。これについては、30年度の今、前期、秋の交通安全運動は終わりまして、そうした中でも、今の段階では死亡事故ゼロでございます。ですので、これはやはり目黒区、幹線がございます。環七とか山手通り等々ございますが、そうした中で26号線ができて、想定交通量等の中で通り抜けもしますけども、基本的には、やはり区内での今の幹線の中で交通事故ゼロということでございますので、これは地域の方々と一緒に今取り組んでございます、交通安全運動につきましては。
当然、それとあわせて、この中の先ほどの学大のエリア、この中は、それ以上にもっと取り組みをしているということでございますので、そうした中で死亡事故ゼロ、継続的にいくと私は思ってございます。
それともう一つ、26号を想定して、ちょっと課長のほうで想定してないようなことですが、一応想定も含めて、警視庁のほうでは、ゾーン30というのも含めて、今やってございます。これは、ページで言いますと参考資料5のほうにはゾーン30ということで、この中はゾーン30で抑えて、スピードを落として走りましょうねということでございます。これも、今後どういうふうに進めていくか、これは警視庁との協議になるとは思います。
それと、私どもの取り組みの、あんぜん歩行エリア形成事業、これにつきましても、六中のところからの歩行エリアの整備とか、いろいろやってございますが、基本的には、車が入ってもスピードを抑制するような、そういう標示、皆さん、学大を歩かれたときはよくわかるかと思いますが、そういう標示をつけてございます。26号ができても、できなくても、これは当然有効に活用できるものでございますので、今後そうしたものに付加を加えて、26号になった場合にはどういうものをまた次に加えていくかという形になっております。ですので、現在やっているものは、それも含めて有効なものと私どもは考えております。
以上でございます。
○森委員 いろいろな対策を交通安全上打たれていると。結果も出てるわけですから、御努力については、大変評価しているところです。
なお、さらに一層進めていただきたいと思うんですけど、きのうテレビを見てたら、横断歩道の3Dの横断歩道の話題をやってまして、ああ、これは非常に有効なんだなと。逆に、急ブレーキをかけて後ろから追突されるのを心配してるぐらいですから、相当スピード抑制にはつながっているんだなというふうに思いました。そういったものを活用することによって、目黒では先進的にここまで意図的に命を守るためにやられているというPRにもなりますし、ぜひ活用されたらいかがかと思うんですけども、御検討いただけますでしょうか。
それと、緑の問題につきましては、自発的に地域の方々から、こうしたらいいというのが出てくるのが一番いいことなんですけれども、やはり目黒区として、みどり豊かなまちを目指している理念もありますから、それを否定する人は誰もいませんので、意図的に街づくりの中で、皆さんに情報を提供したり、情報共有しながら進めていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
以上。
○
立山都市整備課長 まず、1点目、横断歩道の件でございます。
基本的に、交通規制といいますか、交通関係のところについては、警察の所管でございます。そういう最新の技術なり、そういうものがこういう中でどうできるか。できるだけ、区としては
交通安全対策、この地域、積極的に進めていくモデル地域というような考え方を持ってございますので、警察のほうとその辺は協議しながら、今の段階では調査・研究していく段階かとは存じますが、協議はしていきたいと考えてございます。
また、緑につきましては、この地域、特に補助26号線につきましては、みどりの基本計画の中でも、みどりのネットワーク形成ということの大きな軸という位置づけで、当然、街路樹を植えたりという形で、特に中央町一丁目周辺というのは、割と密集して緑が少ない地域かなというところでございますので、そういう意味では、こういう公共事業の中で、26号線に限らず、まず公共事業でできるところは緑をふやしていく、また、基本的には、あとは民間の中で少しでもふやしていただくということで、先ほど言いましたように、できるだけ区としては支援をしていきたいと考えてございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○小林副委員長 本編を読んでいて、ちょっと気づいてしまったので、お伺いしたいんですが、39ページのプラン7、商店街の魅力化のところで無電柱化のことに触れられています。無電柱化のところ、学芸大の商店街は、チャレンジ支援事業でやられていくのか。
あと、今、東邦大の病院前のところで無電柱化の工事を進めていますけれども、現在での区内の無電柱化の進めぐあいについての優先順位というか、その進捗について、ちょっとお伺いしたいです。
以上です。
○清水
土木工事課長 それでは、無電柱化にかかわる内容になりますので、私のほうから御答弁させていただきます。
まず、無電柱化のチャレンジ事業につきましては、現在、チャレンジ路線の調査に向けて、委託をかけて調査を進めているところでございます。
進めぐあいでございますけれども、基本的には、今、基本方針の中で定めております優先整備の5路線について再度精査をかけるとともに、その中で、まずはチャレンジ路線に合致するような路線がないか、例えば歩道付近が2メーター以下であるとか、地上機器を置く場所がないような場所、そういった路線について、チャレンジの路線に合致するような形で現在は進めております。
学芸大学につきまして、そういった歩道がない路線にはなりますけれども、まずは今ある方針の中で定めている5路線の中から、チャレンジ路線については調査を進めていきたいというふうに考えております。学芸大学の路線につきましては、実施計画の中で、基本方針の改定に向けて今後進めてまいりますので、その中で検討を進めるということと、あと商店街の関係者ですとか、東京電力、あと目黒区と連携して、無電柱化に向けた調査と検討は進めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○小林副委員長 ありがとうございます。
そうすると、じゃ、まず今、既定の5路線のほうから精査をしていくということで、学大の商店街については、これから改定が予定されている基本方針のほうで検討を進めていくというふうに今分けられているということですよね。
これ、商店街の魅力化ということなので、まちの美観とか、もちろん防災についても無電柱化は非常に効果的なので、そういった意味で、これから調査・検討が進められていくと思うんですけれども、以前も予特だったか、決特だったかでお伺いしたことがあると思うんですが、トランスを置く場所がすごく問題で、なかなかそれがネックになって進まないというのが、無電柱化が広がっていかない要因なんですけれども、まちのイベントを告知する、トランスのところに張ったり剥がしたりできるラッピングをうまく活用して、高円寺だとか、都内でも港区だとか、そういったところでは、逆に、トランスを掲示板のような形で利用して進めて、商店街のほうの理解を得たり、民地の御協力を得たりしているような成功例が結構あるので、多分産業経済のほうと、これから連携していくのかどうかわからないんですけども、近隣の、都内のそういった事例なども調査していって、なかなか、うんと言ってくれないようなときに、こういうふうにやっていますよというように示したりすることで、少しずつ理解を深めていかないと、やっぱり自分の土地のところに置くというのは、どうしてもなかなか首を縦に振ってくれないことが多いので、進めていくのを、商店街をこんなにきれいに、広くしました、きれいになりましたということのモデル地区になるように、ぜひここ、今5路線になっていませんけれども、ここもそういうふうにうまく情報を周知しながら進めていっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○中澤
都市整備部長 委員、以前、一般質問の中で、そういうトランスを活用したPRとか標示とか、そういう話もございました。一定程度、東電さんなので、お金が取られるよという話はしたかなと思いますが、やはりそういうのも一つの、当然アイデアであって、私どもも以前、委員から言われた部分の資料で、そういう取り組みをしているところも認識しています。
まず一つは、学大の商店街は非常に狭い、本当に狭い商店街ですので、やはりトランスはどうしても置かなきゃいけないという状況がございます。ですので、総論と各論の中で、皆さん、商店街さんで無電柱化をやる場合には、それが一番のネックになりますので、途中に、例えば公有地、あそこですと鷹番児童遊園がちょっと先にありますが、そうはいっても児童遊園ですので、一部どうか、あるいはそこだけじゃ済みませんので、当然、どの路線もそういう検討・調査、それと当然、電力通信事業者との協議、どうしていくかという話もあります。
いずれにしても、先ほど
土木工事課長がお話ししたように、その方針の中で、当然いろんな商店街がいっぱい区内にございます。基本は、やはり電柱がないほうがいいというのは私も思っておりますが、いかんせん、やはりお金がかかるということがございますので、どうしても優先順位というのはつきますので、そうした中で、今、方針の中で検討してまいりたいと。
ですので、学大の中にも入れていますのも、当然その検討の範疇にはありますよということのお示しでございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(2)学芸大学駅
周辺地区整備計画改定素案についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(3)中目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(3)中目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について報告を受けます。
○原
地区整備課長 それでは、中目黒駅
周辺地区整備計画改定素案につきまして、私のほうから御説明をさせていただきます。
お手元のかがみA4、1枚と、冊子状にとじた資料、こちらのほうを使いまして御説明をいたします。
それでは、かがみ説明資料の項番号1、改定の経緯等からでございます。
中目黒駅周辺地区では、上目黒一丁目、二丁目の再開発事業、東急東横線と副都心線の相互乗り入れ、環状6号線山手通りの拡幅整備事業などが進められて、商業・業務の集積が進んできました。この間、区では、23年3月に中目黒駅周辺地区の整備構想、25年3月には整備計画、こういったものを策定して、計画的に取り組みを進めてまいりました。そして、その後、中目黒高架下が開業しまして、今後は、来春、31年4月に東京音楽大学の開校、そして東京高等・地方裁判所中目黒分室(仮称)の建設予定など、これからも動的で広がりのある大きな変化というものが予想されます。
使われ方の面でも変化が起きておりまして、こだわりの店舗ですとか、最先端なカルチャー、さまざまなコンテンツがつくられることによりまして、質的に時代の流れに敏感な方たちの集うまちというような変化も見られております。
一方では、住環境という面におきましても、民間の調査などでも、中目黒は快適で便利、安全・安心という、住みたいまちということでの高い評価を得ております。
こういった現在の中目黒の状況を踏まえまして、変化や特性をしっかり捉えながら、今後の街づくりの方向性を示す主体的な取り組みを推進することが現在求められておりまして、区は、昨年、平成29年度より、この整備計画の改定に向けた取り組みを行ってきました。昨年度は、来街者に対してのヒアリング、アンケートなどを含めた各種調査を行ってまいりました。当委員会におきましても、昨年の9月12日、そして平成30年2月27日に報告を行ってきたところでございます。
これらを踏まえまして、このたび、31年1月の整備計画改定に向けて、素案を取りまとめました。
ここから、項番の2に移ります。改定素案についてということになります。
こちらは、資料、冊子のほうを見ていただきますと、1枚めくって目次がございます。1章から5章までで組み立ててございます。
このような変化も迎えている中目黒において、どのような整備計画改定を行うかという形での章立てをしておりまして、かがみの2、(1)から(5)の内容と、この章立てと関連していますので、かがみ資料と本編の両方を使って御説明してまいりたいと思います。
それでは、項番2、(1)整備計画の改定の位置づけです。
この改定に当たりましては、整備構想などの既存の上位計画、関連の計画との整合性、そして地区の特性や今後の課題の整理、区民・事業者・区による連携の視点というものを踏まえるとともに、今回の特に改定のポイントとしまして、①から③に示しました地域関係者等の意向の反映、それからソフト分野の充実、周辺地域との連携と幅広い情報発信、こうしたものをポイントとして踏まえて改定を今回行っております。
(2)の地区の特性と課題では、この特性、課題を整理するに当たりまして、現在の上位計画・関連計画の整理、各課データの分析、こうしたものを行うとともに、昨年実施しました店舗・事業者の分布、滞在者の動向調査などの実態把握のための調査結果も踏まえてございます。
ここで、資料のほうのページをめくりながら、概要を御紹介したいと思います。
資料の2ページ目をごらんください。
2ページ目では、改定にあたっての視点を3つ掲げてございます。先ほど申しましたような整合性、課題の整理、連携といったところを掲げております。
それから、3ページ、隣のページにいきまして、今回改定にあたっての特段のポイントということで、地域関係者等の意向をきめ細かく反映させる、それからモラル向上や情報発信といったソフト分野の充実を2に掲げております。それから、3では、周辺地域との連携、中目黒以外の地区ですとか、あるいは隣の区も場合によって絡む地域ですので、そうしたものを見据えて、連携と情報発信ということでございます。
3ページの下の部分には、この実態把握のための調査として、先ほど申しました29年度に実施しました調査について、どういった内容について行ったかということを項目として掲げております。こちらにつきましては、平成30年2月27日に当
都市環境委員会におきまして御報告をした内容でございますので、そのときにデータの内容をお示ししましたが、現在、目黒区の公式ホームページにおきましても、中目黒の街づくりの中で、この内容を公表しているところでございます。
続きまして、4ページをごらんください。
4ページは、目黒区の基本的な計画の下にある都市計画マスタープラン、そして広域拠点としての中目黒駅の整備構想、方針、計画の位置づけ、関連する計画との位置づけを図示したものでございます。
それから、5ページの4、計画期間をごらんいただきますと、本整備計画の計画期間は、30年度からの事業を含む内容として進めてきた目切坂の工事なども含まれておりますので、30年度からの10年間ということで、39年度、2027年度までという形での計画期間を設けております。そして、変化に応じて、適時見直しを図ります。
6ページからは2章ということで、地区の特性と課題の整理を行ってございます。
7ページに掲げたカラーの絵は、関連計画などを、図として地域の地図に落とし込んだものでございます。
8ページからは、分野別に既存の課題について、土地利用、人口、事業所、来街者などという項目別に整理をしてございます。
12ページからは、地区の特性について、一旦文章で記しながら、ビジュアルとともに特性について触れてございます。
ここで、かがみの資料に戻ります。
項番2の(3)将来像実現のための街づくりの考え方でございます。
整備構想に示した地区の将来像を踏まえながら、今後のさまざまな環境変化も見据えまして、今回の改定につきましてのテーマを「創造的コミュニケーションがあふれるまち」と、キャッチフレーズとして設定をしております。また、地区内におきまして、特性の異なるきめ細かい街づくりを行っていくための5つのエリア設定を行って、整理をしてございます。
ここで、再び資料、冊子のほうの14ページをごらんください。
地図上に特性の異なる5つのエリア区分として色分けして、こちらに表現をしてございます。
15ページからは、駅前エリアから始まりまして、それぞれの地区の特徴を掲げております。
16ページ、17ページと、エリアの説明が続いてまいります。
18ページは、住宅市街地エリアについての説明でございます。
19ページからは、空間ではなく、分野別の課題として、(1)の街並み・環境、(2)暮らし・防犯・防災、めくっていただきまして、20ページの(3)道路・交通、(4)活動・情報といった形で、分野別の課題をまとめてございます。
22ページから3章が始まりまして、こういった課題の整理を踏まえまして、今後の将来像実現のための街づくりの方向性を整理してございます。
24ページでは、地区の将来像とこれからの街づくりのテーマということで、今回の改定に当たってのテーマとしまして、「創造的コミュニケーションがあふれるまち」という言葉を掲げてございます。従来からの伝統あるコミュニティーと、新しいライフスタイル、カルチャー、これらの共存であるとか調和を図っていきたいという形になってございます。
26ページからは、先ほど課題の欄でもございました5つのエリアごとの街づくりの方向性について記してございます。(1)の駅前エリア、(2)の駅南口側エリア、めくっていただき、28ページの山手通りエリア、29ページの目黒川エリア、31ページの住宅市街地エリアということで、それぞれ、より下位の分類も含めまして、イメージとして地図に落とし込んだものとともに、街づくりの方向性を整理しております。
冊子資料の34ページをごらんください。
34ページでは、中目黒駅周辺地区のこれまでの整備構想、整備方針に青色と緑色の部分で掲げたものとの関係で、今回の整備計画での施策について、6つ、赤い欄で示してございます。全体のテーマとして「創造的コミュニケーションあふれるまち」、そして施策の1から6という形で掲げております。特に、施策の1から4につきましては、これまでハードの街づくりとして計画的に進めてきたこと、住環境であるとか商業環境の維持・保全ということをしっかりと引き継ぎつつ、施策の5、6のような、特に東京音大開校といったこともありまして、文化・芸術といった新しい変化への対応、それらの中での街づくり活動の考え方、そういったものについても打ち出してございます。
かがみの資料に再び、戻っていただきまして、裏面の項番2の(4)に当たります推進施策でございます。
推進施策では、中目黒の大きく動的な変化に対応するために、他地区でいう整備計画と比べても、より大きな束として、さまざまな事業について取りまとめて、推進施策として①から⑥までうたっております。①から⑥では、例えば「①多様な“中目黒らしさ”が感じられる街へ」という後に、(街並み・環境)という形で分野について記しております。先ほども申しましたような施策の①から⑥ということで、新しい要素も⑤、⑥という形で入っているというようなまとめ方になってございます。
こちらについて、資料で当たるのは35ページからの第4章になってございますので、お開きください。
35ページでは、施策1、多様な“中目黒らしさ”が感じられる街へ(街並み・環境)といった分野について記してございます。ここで黒枠で囲っているものについては、具体的な事業を箇条書きとして書き出しておりまして、黒い四角はハード整備、白い四角はソフト事業について示してございます。
めくっていただきまして、40ページからは施策2、誰もが安全で安心できる街へ(暮らし・防犯・防災)ということで、防災・防犯、避難対策、防災対策、こういったことについて掲げています。
施策3では、ゆったりまち歩きが楽しめる街へ(交通ネットワーク)として、道路の安全性、交通環境、自転車走行マナーなどを掲げております。
45ページでは、施策4、もっと居たくなる、また来たくなる街へということで、活動・情報の面から施策を書いてございます。
47ページでは、施策5、新しい文化交流が生まれる街へということで、文化・芸術の分野で記してございます。
48ページでは、施策6としまして、創造的コミュニケーションが生まれる街へ(街づくり活動)という形で記してございます。
50ページからは、これまでの内容をスケジュール表の体裁でまとめたものになってございます。こちらも同じく、黒四角はハード整備に係る事業、白四角はソフト事業を指しております。こちら、計画年度は10カ年を考えておりますので、またソフト事業が多い関係で、全てを計画的に進めるということではなく、連携をしっかりと尊重しながら、2024年以降も進めていくということになります。
なお、この項目の中で、(新規)と掲げたものについては、今回の改定で新しくつけ加わった内容ということでございます。こちらが50ページから始まり、54ページまで続いております。
そして、55ページからは第5章として、今後の取り組み、区民・事業者・区が意見交換、交流をしながら本計画を推進していくという考え方の大もとの部分を記し、57ページはPDCAサイクルに基づいて行政計画として進めてまいりたいということを記しています。
そして、最後に、58ページは参考資料として、各用語の解説を記してございます。
ここで、たびたびで済みません。かがみの資料の裏面(5)、先ほど先に資料から御説明しました本計画の推進体制については、区民・事業者・区のそれぞれの連携、意見交換の場を設けるなどの協力体制、こういった形をうたいました。
そして、項番の大きな3、
改定計画期間につきましては、先ほども触れていますとおり、当初より30年度事業を施策として含む内容で進めてまいりましたので、計画期間は30年度、2018年度から39年度までの10年間といたします。ただし、必要に応じて、適時見直しを図ります。
最後に、大きな項目の4、今後の予定でございます。
30年度事業を含む計画改定のため、31年1月として、本計画の改定を予定してございます。具体的には、その下にございますように、10月15日から整備計画の改定素案につきまして、区民意見の募集を行います。30日には
都市計画審議会への報告、11月5日では
地元説明会を開催します。それらを踏まえまして、11月下旬には整備計画案の取りまとめを行い、31年1月には整備計画の改定を行うことで予定をしてございます。当委員会委員におかれましては、意見がある場合、区民意見の募集と同様に、11月14日までにお寄せいただくようお願いいたします。
私からの説明は以上になります。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○川原委員 細かいものに関しては、会派意見といいますか、そういう形で出させていただきたいと思いますけども、この間、さまざま発展をしております中目黒駅周辺ということで、対策を講じていかなければいけないということで、今回前倒しをして改定するということでございまして、さまざまな施策を今、ざっと目を通させていただきましたけども、やはり駅前のいわゆる混雑、1日平均20万人の乗降客数があると。まして、桜等のイベント時は、さらに混雑が増してまいりまして、いつも危険じゃないかなと思って、何か事故が起こってしまってからでは本当に問題になりますので、事前にいろいろとできることから手を打たなければいけないなと思って、今回、周辺の混雑緩和に向けて、快適な滞在空間の整備と活用の検討ということでハード面が盛り込まれているところでございますけども、当然、鉄道事業者との関係がありますので、どこまで進捗といいますか、お答えできない部分も多いかと思うんですけども、一番はやっぱり駅の改札という部分が課題ではないのかなというふうに思います。
駅南のほうの出口については、当然、現状、利用はされてますけども、いわゆる東側といいますか、目黒川のほうですよね。やっぱりそういったところにも、今後、春には東京音大さんが開校しますので、そういった生徒さんも含めて多くなってくると思いますので、その辺のもし進捗がわかれば、答えられる範囲で結構でございますので、お答えいただければと思います。
それが1点と、あと住空間と商業との混在ということで、やはり観光に訪れる方と住民の方とのトラブルが今ふえてきてるというのが、当然課題でも上がっているところでございますけれども、ごみとか騒音の環境面の部分でございます。37ページは、まず住宅市街地エリアの中で、関係者間の合意に基づく街並み及び景観のルールづくりの推進に向けた取り組みを進めていくというふうに書いてございますけども、具体的に何か、いわゆる環境の保全の部分でルール化をしていくものがあるのであれば、教えていただければと思います。
以上です。
○原
地区整備課長 委員からの質問に順次お答えをいたします。
1点目の駅前の混雑ですとか、イベント時の混雑、こういったものを見据えての各事業の進捗についてということでございます。
まず、東京音楽大学につきましては、当委員会でも30年6月21日に御報告をしましたように、上目黒一丁目プロジェクトという形で、区・東京都を含めまして、事業について報告を受けておりまして、毎年1回の報告を行うということでございます。その中で、環境の面ですとか、あるいはまちに対する貢献の面について現在考えているということを御説明してきたことがございます。
その中で、来春、4月の東京音大開校に向けましては、こちら、音楽大学及び施工を担当する建設会社などと連携をとりながら、現在準備を進めているところでございます。こちらにつきまして、順次、内容を区として公表、紹介できる段階になりましたら、そういったことを各関連部署と連携して発表してまいりたいと思います。
駅前の整備につきましては、東京都の道路事業ですとか、鉄道事業者との連携がやはり不可欠になる部分だと思います。こちらにつきましては、十分に調整を図りながら、周囲に公表ができる内容があるかどうかという形で調整を図ってまいりたいと思います。
次に、具体的にルールづくりについて取り決めているものがあるかという御質問につきましてです。
こちらにつきましては、地元の協議会のほうで、もともと街づくり協議会の議論として、さまざまな、ごみですとか、そのほかのより広い意味では、例えば迷惑な看板ですとか、そういったもののせり出しも含めて、どのようにルール化をすればいいかという観点で話し合いが行われてきました。そうした中で、昨年度からは、そのルールもしっかりと押さえつつ、より街づくりとしてのモラル、心情に訴えるようなあり方として、なかめスタイルというようなリーフレットを作成するとともに、精神的な意味合いで地域でマナー向上を呼びかけるような取り組みができないかということで協議などがされてきたところでございます。こうしたものも一つよりどころにしながら、今後、各イベントなどで、どういったマナーの設定などが可能かどうかということも考えていきたいと思いますが、これは、やはり両方の面で、実際の細かい禁止事項のようなものを並べるだけではなくて、みずから自主的に取り組めるような、啓発的な内容の街づくりの呼びかけもしてまいりたいという、そういう形での地元支援を考えているところでございます。
以上でございます。
○川原委員 済みません、1点目。どちらかというと、私は改札、当然、地域からも多分課題としてずっと上がってるでしょうし、区としても認識があると思うんですけども、いわゆる改札の設置という部分で、進捗がもしあるのであれば、お答えできる範囲で結構ですので、まだ答えられないのかもしれませんけども、何かあれば教えていただければという質問なので、その辺の回答がなかったような気がしますので、その点をお聞きしたいというのが1点でございます。
あと、なかめスタイルということで、これはやはり啓発的な部分があるので、これは前も申し上げましたけども、浸透をしっかりしていただかなければいけない部分があると思うんですけども、民間の事業者との連携といいますか、取り組みとして、今、私ははっきりはわからないんですが、位置づけでいうと住宅エリアの青葉台一丁目あたりの町会の方が、それこそ芸能事務所の方と、いわゆる協定を結んで、パトロールみたいなのをその事業者にやっていただいたりしているようなケースが見受けられるんですよね。ただ、夜間にそういうお店に来て騒がれてる方とか、相変わらずそういう苦情がやっぱり私たちにも寄せられてるケースがあるので、その辺が本当に、いわゆる民間の事業者との連携強化によって対策が講じれるのか、また、なかめスタイルの啓発によって、訪れた方にしっかりとその辺を認識していただいて、地域住民の皆さんと協調、共存ができるものかというのがやっぱり心配な部分があるので、その辺の対策を区として、もうちょっと考えていただかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思っているんですよ。その辺について、考えがあれば、お聞かせいただけたらばと思います。
以上です。
○原
地区整備課長 御質問にお答えをいたします。
1点目の駅改札などにつきましてでございます。
この点につきましては、地元のさまざまな場におきまして、私どもも、そういったものについて整備が可能なのかというお声は出ているということで把握をしているところでございます。
鉄道事業者とのそういった意見交換ということでいいますと、やはり鉄道事業者のほうでも、駅としての整備というものに物質的な制約だとかがある中で、どこまでが可能かということが当然あると思いますし、また複数の鉄道事業者が中目黒駅に入っていることもございますので、そういった形で、なかなか確定的なことをいただける段階には至っておりませんが、引き続き、そうしたことについての課題があるということで、区として持って意見交換を続けていきたいと考えてございます。
また、2点目のなかめスタイルなどを初めとした地域との連携のあり方です。
こちらにつきましては、やはり協議会の中でも、そういったまち全体のマインドあるいは、展開の仕方によってはブランド的なものをしっかりと打ち出していくということもお考えなのかなと考えておりますけれども、そういったものを一つのよりどころとしながら、一般の区民の方だけではなく、事業者の方にも、そういったことについての御意見を伺ったりだとか、何かできないかというようなことをお話しさせていただくよう心がけてございます。
実際には、やはり一丸となってできることには制約がございますので、それぞれの団体との交渉事ということにはなりますけれども、中目黒エリア全体として何かできないかという精神的なものが基調にあることがやはり重要であると考えておりますので、そういったものを一つ持ちながら、それぞれの団体の御意向とあわせて、そしてまた区の中でもさまざまな部署が関係することでございますので、そういった調整を図りながら進めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○森委員 防災の関係です。
500メートルエリアに土砂災害警戒区域は幾つあるんでしょうかね。
あと、この土砂災害警戒区域の10年計画の中での位置づけについてお伺いします。というのは、西日本の豪雨災害でも、亡くなられた方80名余の半数が、土砂災害警戒区域内にお住まいの方だったということから、やっぱりちょっと都心部においても、位置づけをしっかりさせて、課題にして対応する必要があると思っているので、お聞きしたいと思うんですね。
それと、この間の豪雨のときに、護岸から78センチのところまで水位が上昇したということも含めて、ちょっと心配です。目黒川の護岸工事を含む、合流する蛇崩水系の75ミリ対策も、やっぱり進捗を早めなければいけないと思っています。そのあたりはいかがでしょうか。
2点目は、防衛省跡地について、記述がないというか、見受けられなかったので、まだはっきりしてないというのが理由なのかもしれませんけれども、10年計画ですので、必ず視野に入ってくる。5年後の改定のときに入る可能性はありますけども、やっぱり中目黒の発展について、大きなモーメント、非常に大きな課題ですよね。ですから、具体的には5年後の改定にしても、将来像ということから、課題として触れといてしかるべきだというふうに思っています。中目黒公園周辺は視野に入ってるんですけど、一体となっての防衛省跡地の課題はどういう検討状況になっていますか。
以上2点。
○
吉野委員長 答えられますか。
○清水
土木工事課長 それでは、森委員からの御質問の75ミリ対応について御答弁させていただきます。
東京都の下水道局では、平成25年7月の豪雨によります浸水被害を踏まえまして、平成25年12月に豪雨対策の緊急プランを策定しておりまして、75ミリの対策地区としまして、目黒区では上目黒地区、八雲地区が指定されておりまして、現在、蛇崩川幹線流域と呑川幹線流域におきまして浸水対策工事を進めているところです。
今回の目黒川のところの蛇崩川幹線流域の進捗状況でございますが、現在、世田谷区の弦巻、上目黒地区におきまして昨年8月に立坑工事に着手しておりまして、その後、横穴を掘り進めますシールド工事に入っていくという予定で聞いております。これにつきましては、平成31年度夏までに一部完了した施設を暫定的に稼働させるなど、効果を発揮できるように下水道局としても取り組んでいくというふうに聞いております。引き続き早急に、進捗を早めるような形で、5区の協議会ですとかを通じて、東京都には要望してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○原
地区整備課長 3点目の御質問につきまして、防衛省の扱いにつきましてですが、資料の5ページを見ていただきますと、整備計画の対象範囲がございまして、おおむね駅を中心とした半径500メートル圏を今回の整備計画では扱ってございます。防衛省につきましては、ここから外れたエリアとなりまして、本計画では扱ってございません。
以上でございます。
(「済みません。1点目は今、手元に」と呼ぶ者あり)
○中澤
都市整備部長 委員から言われた500メーター以内の範囲といいますと、ちょっと私も地図を見たところ、照らしますと、何カ所入っているかというのはあるんですが、大体、これはおおむねで申し訳ございません。大体11カ所ぐらいかなと思うんですけども、ただ、それはまた後ほど、その数字があれであれば。500メーターエリアに入っている土砂災の関係の場所ということですよね、委員からのそれは。ですので、今、私も非常に最近ちょっと目が見えなくて、なかなか難しいことがありまして、私の目で見たところが、今11程度と。程度にしていただければよろしいでしょうかね。
以上でございます。
○
吉野委員長 まだありますよね。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
再開は午後1時です。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
ここで、先ほどの森委員の質疑に対する答弁について、訂正の申し出がありましたので、ここで受けます。
○中澤
都市整備部長 先ほど持ち帰りまして、建築課長にコンパスで円を引いていただきまして精査しました。
先ほど申しました11カ所ございましたけども、私が言った地図を見ていたものは、これは後ほど台風24号でも御説明しますが、土砂災害監視警戒区域ということで職員が回っている箇所でございます。ですので、はっきり言いますと、多目にお答えさせていただきました。別にPRしたわけじゃございませんが、そういうことでございます。
それと、500メーターの円でございますが、これにつきまして、この中で先ほど私どもが常々監視しているのは8カ所でございます。このうち、平成30年度、東京都に指定されました土砂災害の指定の部分につきましては、5カ所でございます。
以上でございます。
○森委員 中目黒駅周辺500メートルエリア内に土砂災害警戒区域が5カ所あるということです。やはり豪雨災害、土砂災害等々、災害については、命を守るという立場から、しっかり計画にも位置づけて、対応について具体化していく必要があると思っています。
推進施策でも、6点のうち2項目めに防災を掲げておりますので、ぜひこの計画の中でも、やはり土砂災害警戒区域ないしは特別警戒区域に対する監視、具体的な安全への対応策は明記すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
2点目の防衛省跡地についてです。
500メートルエリアに入ってないから書かなかったという説明です。しかし、周辺地域との連携も、隣の渋谷との連携を重視と言うぐらいですから、ましてや区内の周辺部との連携というのは、中目黒駅周辺地区の発展にとっては不可欠であるというふうに思いますので、この点についても検討課題とうたってしかるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
私は、ぜひとも、この大きな土地、目黒区が区民のために活用できるよう、行政目的あるいは公園としても、防災スペースとしても多面的な活用を図るべきだと考えております。財源的にも、かつてのような菅刈公園、中目黒公園、
碑文谷公園あるいは拡張用地である東山公園、駒場野公園、こうしたところが、目黒区の特別区税を投入しなくても、単費を投入しなくても、基本的に買えたという枠組みが、今やそのまま存続はしていないという条件のもとでも、やはりどういった工夫をすれば引き出せるのかというところで、財源対策についても詰めた努力をすべきだと考えております。その中には、もちろん東京都と区との協議も含めて、そういうことを私は考えておりますけれども、区としても、中目黒駅
周辺地区整備計画において、やはり触れる必要があるのではないか、少なくともですね。いかがでしょうか。
以上。
(「答えられないこともあるかもしれないよ」と呼ぶ者あり)
○
吉野委員長 答えられる範囲で。
○清水
街づくり推進部長 まず、1点目の土砂災害警戒区域ですけれども、私どものほうで、例えばなんですが、41ページをお開き願いたいんですけれども、今、森委員のほうからもお話ありましたように、(3)番のところで防災対策をうたっております。
41ページの本文中のほうにも、近年、局地的な集中豪雨が頻繁に発生していますと、都市型水害対策に取り組んでいきますということ、事業内容の中に、災害時の防災・減災対策の推進というのをうたっております。確かに、最近、土砂災害というのが非常に大きな問題になっておりますので、その点については、やっぱりこの中で考えていく必要があるかなというふうに考えております。
ただ、そうは申しましても、中目黒駅地区の周辺の整備計画ですので、防災対策そのものをここで個別具体的にうたうかというと、それはちょっと違うのではないかなと思っております。ただ、本文中に、それについても視野に入っているんだということは、確かに書く必要はあるのかなというふうに感じているところですので、これは案をまとめていく段階で検討事項とさせていただければと思います。
それから、2点目の防衛省の跡地の件ですけれども、私どもも今回のこの計画、例えば30ページをちょっとごらんいただきたいんですが、30ページ、例えば目黒川エリアの街づくりの方向性といったときに、必ずしも半径500メーターの円の中だけで完結しているわけではなくて、先ほども確かに言いましたように、渋谷とか、特に山手通りであれば、山手通りの北の方向とか南の方向に向かって、もっと広い範囲でも連携していく必要があると思っております。
ただ、その中で防衛省の跡地そのものをこの中目黒駅周辺整備地区の計画の中で位置づけられるかどうかといいますと、まだこれは区として現在、用途をさまざまに検討しているところですので、この中にそれを書き込むにはちょっと無理があるというふうに考えております。
ただ、最初申しましたように、当然ですけど、もっともっと、山手通りという点で考えれば、大きな広がりがありますので、そういう視点は、この地区整備計画の中には入っていると、そのように御理解いただければと思います。
以上です。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○山本委員 整備スケジュールのところで、公園等のオープンスペースを活用した多彩なイベントの開催というのが何回か書いてあるんですけど、公園を活用した、カフェをやったらどうだとか、マルシェをやったらどうだとか、何か毎年のように私も聞いてはいるんですけれども、目黒区として、公園のあり方として、集客を目的としたような、こういった多彩なイベントの開催に対して、余り前向きな回答をいただいたことがないんですけれども、今回これを掲げてあるのは、どういった意味で、オープンスペースを活用した多彩なイベントというのは、マルシェでもなく、カフェでもなく、どういったものを想定されているのかというのと、例えば今、そこの船入場でも、たまにフリーマーケットみたいなのをやってるんですけど、ふだんは、あんないい場所なのに、いつもあいていて、じゃ、どういう団体であればとか、どういうイベントであれば場所を使わせてもらえるとかというような基準は、何かどこかに出ているのでしょうか。
あと、そもそも論として、この整備計画の素案をつくるに当たって、街づくり協議会の方々と一緒に作成をされたということなんですけれども、街づくり協議会って、たしか自治会とか、町会・自治会、住区等々、あと商店街とか、そういった地域の代表的な方々を中心にお招きして開催してると思うんですけど、そこには普通の一般住民といいますか、多くの区民に参加しないかという声がけは毎回あるんでしょうか。それとも、地域の町会等々の方々が参加しているので、一般住民への参加の呼びかけはされていないというか、必要ないというスタンスなんでしょうか。
最後が、この整備スケジュールに対して、最後に、10年計画、平成39年度までに「完了」「着手」「計画」のいずれかに達することを目指して取り組んでいきますと書いてあるんですけど、10年かけて着手だったら、計画って言えるのかなと。それって、じゃ10年かけて着手するかどうかというレベルなのであれば、計画数が50以上あるんですけど、単に多いんじゃないのかなと思うんですけど、どうしてこういった、10年以内に着手というようなくくりなんでしょうか、お伺いします。
○櫻田みどりと公園課長 では、公園の利用の基準というか、そういったお尋ねでしたので、まず私のほうからお答えいたします。
公園の利用なんですが、基本的には、公園の場合、公共的団体による団体利用ということで公園使用許可というのを出しております。通常、公園は皆さんの自由な利用、個人の方の自由な利用というのを原則としておりますので、そうでない、団体で一定の面積を占めるような場合は、そういった手続をとっていただくということになります。おっしゃっていた船入場につきましては、こちらは都市公園というよりは、ふれあい広場という要綱管理の公園でございまして、場所柄、あそこもフリーマーケットですとか、そういった活動ができるような広場になっております。
私どもで、公園の利活用、委員御指摘のとおり、今そういった事例も全国的にいろいろふえております。一つの大きな課題だと認識しております。目黒区の公園の場合、一つネックになってきますのが、やはり住宅地の中の小規模な公園が多いということでございまして、音ですとか、人がいろいろ利用する、今、保育園の利用も大変多くなっていますけれども、そういったときに、なかなか住民の方々から御意見、苦情といいましょうか、いただくことも多いです。ですので、そういったところの折り合いをつけながら利活用を考えていくのが必須だと私どもでは思っております。
なかなか前向きな回答がないという御意見をいただいたんですけども、私どもも、場所によって、そういったのを考えていけると思っていまして、今、中目黒地区の、こちらは駅前なんですけれども、おっしゃった船入場などは利活用の候補として非常に有効なのではないかなと私どもも思ってまして、所管間で調整も進めているところでございます。
以上です。
○原
地区整備課長 続いて、2つ目、3つ目の質問について私からお答えをいたします。
御質問2つ目の協議会との策定過程で、町会、商店会、住区、商工会議所などの参加とともに、そのほかの方の意見を聞く機会があるかということでございます。
この協議会の中には公募の枠というものも設定してございまして、先ほど申しました団体のほかの方でも、街づくりに興味のある方が入って協議に参加していただけるような仕組みで進めてございます。また、オブザーバーとして参加して、協議会の中でどういった協議が行われているかを聞くというような方で御参加をされる方もいらっしゃいます。もともと、この中目黒地区の課題をしっかりと、地域のことを地域の方々で話すという意味合いで参加する方についての枠を定めているところですけれども、そういった工夫も使いながら協議を進めていきたいと考えています。
それから、続いての御質問で、計画数が多いのでは、10年間かけるところの見通しが不透明というところでしたけれども、こちらにつきまして、特に今回の改定におきましては、ソフト的な事業も含めて、非常に多くの事業を扱ってございます。その中では、位置づけはされているものの、具体的にいつ、どういった事業の着手をという形で定まっていないものもございます。しかしながら、現在、大きな変化を迎えている中目黒駅周辺地区におきましては、数年で大きく状況が変化することもございます。大きな課題として位置づけた上で、やはりそうした状況の変化に合わせて、適時見直しも考えるということは、計画の10年というところの中にもうたっているところでございまして、現在のところはこのような表現をさせていただいてございます。
以上でございます。
○山本委員 済みません。じゃ、1点だけ再質問します。
街づくりへの参加のところで、公募はどうやって周知をされているんでしょうか。
○原
地区整備課長 公募の枠についての募集は、地域にお配りしている街づくりニュースの中で募集をしてございます。今後も、そういった形で公募の方についての情報を提供していきたいと思ってございます。
以上でございます。
○山本委員 街づくりニュースって配布されるんですか、その地域に住んでいる人は。
○原
地区整備課長 街づくりニュースは、協議会に参加される方以外にも1万1,000部、おおむねそのぐらいの数の地区内の方に配布を行っておりますので、そちらの方にすれば、ニュースを目にすることができるようにしております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(3)中目黒駅
周辺地区整備計画改定素案について、終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(4)第35回目黒区
駅前放置自転車クリーンキャンペーンについて
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(4)第35回目黒区
駅前放置自転車クリーンキャンペーンについて報告を受けます。
○澤田
道路管理課長 それでは、第35回目黒区
駅前放置自転車クリーンキャンペーンについて御報告いたします。
こちらのクリーンキャンペーンでございますが、東京都・区市町村、関係機関、団体が広く都民に放置自転車問題を訴え、放置防止への理解と協力を得るため、全都一斉に実施するもので、昭和59年に開始以来、今回で35回目となりました。同時に、近接の3県、埼玉県、千葉県、神奈川県及び政令指定都市でも連携してキャンペーンを開催しているところでございます。
お手元の資料から御説明いたします。
まず、事業名でございますが、記載のとおりでございます。
目的でございますが、関係する実施団体が相互に協力いたしまして、自転車等利用時のルールとマナーを広く区民に呼びかけることを目的といたしまして、キャンペーンを実施するものでございます。
実施期間でございますが、10月22日月曜日から31日水曜日までの期間でございます。
実施団体でございますが、住区住民会議、町会・自治会、警察署、消防署等記載のとおりでございます。
クリーンキャンペーンの内容でございますが、まず区民等へのPRでございます。ア、広報による周知でございますが、10月15日号のめぐろ区報に掲載予定でございます。その他、公式ホームページ、公式ツイッターにも掲載してまいります。
イ、庁用車による周知でございますが、庁用車に周知用のマグネットシートを装着しまして、キャンペーンの周知を図ってまいります。
ウ、実施団体による周知でございますが、先ほどの実施団体の御協力をいただきまして、ポスター掲示を予定しているところでございます。
また、東急電鉄の駅構内のデジタルサイネージ等を活用しまして、キャンペーンポスターを掲出する予定としてございます。
その他、住区ニュース等への掲載も予定しているところでございます。
駅頭でのPRでございますが、裏面の駅頭での区民等へのPR活動日程表をあわせてごらんいただきたいと存じます。
駅頭においてキャンペーンの周知を図るため、のぼり旗を設置いたしまして、自転車等利用者、通勤・通学者に対しまして啓発用品の配布により啓発活動を行うものでございます。こちらの啓発活動にあわせまして、放置自転車の撤去も行います。こちらは、放置禁止区域内での撤去活動となります。
資料の裏面でございますが、10月22日月曜日から31日水曜日までの期間、記載の駅におきまして、午前8時から30分程度でございますが、啓発活動を行ってまいるということでございます。
報告は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○佐藤委員 ちょっとお聞きしたいのは、先月の報告で、目黒駅、目黒駅は品川ですが、目黒駅の大鳥神社まで放置禁止区域が今度広がるってありましたが、今回、なぜここで拡大するという部分とかをアピールしないのかなというのが一つ、自然に疑問に思ったんですが、なぜでしょうか。
○澤田
道路管理課長 資料裏面でございますが、こちらの10駅につきましては、目黒区内に所在する駅もしくは区界に所在する駅での駅頭での広報を予定してございます。今回も目黒駅につきましては、区界からちょっと離れたところにございまして、これまででございますが、目黒駅につきましては、駅頭での活動を行ってない状況でございます。
以上でございます。
○佐藤委員 区界からちょっと離れてるということですが、やはり今回新たに広げたという部分では、周知するべき場所ではないでしょうか。品川区だからということではなくて、品川区に確認をとりながら、大鳥神社まで伸ばしたんだということで周知すべきじゃないでしょうか。
以上です。
○澤田
道路管理課長 先ほど都内一斉に今回のキャンペーンをやってるというお話をいたしました。目黒駅は品川区でございますので、品川区に目黒駅での駅頭キャンペーンをやってるのかと確認しましたところ、やってないということの報告を受けたところでございます。
ただ、今回、放置禁止区域の見直しにつきましては、地域の方々と意見を交換させていただきまして、禁止区域を広げてございますので、目黒駅の駅頭になるか、目黒区内になるかわかりませんが、その辺は地域の方々とお話し合いをして、駅頭で行うかどうかは別といたしまして、クリーンキャンペーンにあわせまして、目黒駅につきましても何らかの形で、どういった形で進めていいか、地域の方々と今後お話をしてまいりたいと思っております。
以上でございます。
○佐藤委員 権之助坂という商店街もありますので、商店街、町会、町会には交通安全部とかもありますので、そことも絡みながら、目黒駅はやはり区民で東急バスを利用しておりる方がやはり大変多いので、目黒駅でやりながら、ほかの地域の放置自転車とかも周知できる可能性がありますので、検討していただければいいかなと思います。
以上です。
○澤田
道路管理課長 委員御指摘のとおりでございまして、目黒駅につきましては、今月の18日に目黒駅周辺の街づくり懇談会がございます。そこの懇談会の席上で放置禁止区域を拡大したことの御報告をする予定としております。その際に、放置禁止の周知をどのようにしていったらいいかということを地域の方々とお話ししてみたいと思っております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○田島委員 啓発活動についての詳細なんですけれども、これは裏面にあります日付の日から、22日から31日までやるというわけじゃなくて、場所場所において1日交代でやっていくと。
そうすると、朝、大体8時からということは、通勤の方で8時前に置いてっちゃう方もいらっしゃるかもしれませんし、8時ぐらいに持ってこられる方が多いと思うんですけども、8時の方に関しては啓発活動で、置いたらだめ、置かないでくださいというようなことをキャンペーンをしながらやっていくんでしょうけれども、そうすると、8時半ぐらいでキャンペーン活動を終わって、その後置いていった方は、また撤去していってしまうというような感じだと思うんです、今この文面だけ見ると。そうすると、何となく、してやられたじゃないけど、わからなかったという、要するに8時前までにとめていっちゃった方に関しては、わからなかったという形にもなってしまいますし、8時に持ってきた人はセーフというような形にもなるんではないかなというような気もするんですが、前の日に啓発活動をしますというか、何らかの形が告知できるのかどうか。
そうすると、取り締まりというのは、要は告知してると余り意味がないからとかということもあるのかもしれないんですけど、ちょっとその辺の詳細をお聞かせいただいて、それから、一応撤去台数の目標みたいなのが、目標と言いますか、目標と言うと、ちょっと言葉が悪いので言いにくいでしょうから、何台ぐらい確保できるぐらいの撤去の仕方を考えているかというような形で教えていただければありがたいと思います。
○澤田
道路管理課長 委員おっしゃるとおり、10月22日から31日までの期間、全駅で行うわけではございませんで、裏面の表に記載しましたとおり、その日によって駅ごとに、日によって行うものでございます。時間も、米印で書いてございますが、8時から30分程度と。そういった時間の中で、周知できる方もいれば、できない方もいるんではないかというお尋ねでございますが、資料にも記載させていただきましたが、区報、ホームページ、ツイッターで、まずクリーンキャンペーンをやりますよということを広く区民の方にお知らせした上で行いますので、一定程度の周知はできているのかなと思います。
それと、例えば前日にクリーンキャンペーンをやるので、そういった意識してくださいねということの、そういった対応ができないかというお尋ねでございますが、関係団体の皆さんと町会・自治会さんと警察署、皆さんと連携してやってるものですから、なかなか限られた時間の中での対応になりますし、前日もなかなか、ちょっと区のほうの対応も難しいところがございます。
それと、2点目でございますが、撤去台数の目標でございますが、目黒区の交通安全計画、平成28年に策定してございますが、この中で放置自転車台数は、平成32年度までに290台以下を目指して取り組んでいるところでございます。各駅によって放置の状態は違うわけでございますが、今回、各駅の駅頭でのクリーンキャンペーンの啓発にあわせまして撤去も行ってまいりますけども、目標というものは特に定めてございませんで、クリーンキャンペーンの日に放置されていれば、1時間程度の警告といいますか、告知をした後に、それでもなお放置してあれば撤去するという形で対応していくということで予定してございます。
以上でございます。
○田島委員 ちょっと細かいんですけど、撤去するためのトラック等はどの程度、自転車何台分ぐらいを各駅で用意して、要するにトラック3台分ぐらいで30台ずつ載せて90台だとか、わからないですけど、その辺のことがわかれば。
○澤田
道路管理課長 撤去するトラックでございますが、各駅1台ないし2台と。多いところは2台使って、撤去した自転車の運搬・保管をするという形をとってございます。1台当たりどれぐらい積めるかというのは、自転車も大型化しておりますので、具体的に申し上げられませんが、ただ、放置禁止区域に放置してある自転車につきましては、あらかじめ区民の皆様にお知らせしているところでございますので、そちらの区域内に放置している自転車につきましては、一定時間警告後、撤去してまいるということで考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(4)第35回目黒区
駅前放置自転車クリーンキャンペーンについて、終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(5)台風24号の風水害の対応について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(5)台風24号の風水害の対応について報告を受けます。
○清水
土木工事課長 それでは、台風24号の風水害の対応について御報告させていただきます。
まず、項番1、経過でございます。
9月30日の日曜日、15時から水防本部を設置いたしまして、第一次の要員としまして70名の態勢で水防に当たっております。その後、16時35分に暴風警報・大雨・雷注意報が発表されまして、20時55分に洪水注意報が追加で発表されているというものでございます。その後、水防の中、監視等、また倒木等の対応をいたしまして、最終的に水防本部を解散いたしましたのが、10月1日の月曜日、9時に水防本部を解散という流れで対応しております。
項番の2、雨量でございますが、最大時間雨量といたしまして、9月30日23時50分から10月1日0時50分で、駒場局で時間27ミリという降雨量を記録しております。
項番3、河川の水位でございますが、目黒川の水位につきましては、青葉台局、区界局とも吹鳴してないということで、サイレンは鳴っていない状況でございます。
項番の4、風速でございます。今回、風台風ということもありまして、目黒区近傍の大田区で観測された風速データによりますと、最大瞬間風速39.6メーターということで、これは気象庁のデータでございますが、観測史上最大値ということで記録しております。
項番5、被害状況等でございますが、まず(1)道路・公園等につきましては、計85件ございます。
まず、アの倒木処理等でございますが、54件ございまして、補助19号線の街路樹や三田通り沿道樹木、また公園でいきますと駒場公園や月光町児童遊園などが倒木の対応をしております。その他といたしまして、塀の倒壊、飛来物の処理、道路の清掃、その他については記載の件数を対応しております。
現在の状況でございますが、道路・公園等の85件につきましては、79件、現在、対応としては完了しております。残りの6件につきましては、主に倒木等の、造園業者のほうに発注をかけて業者対応する内容について、現在対応中ということでございます。
続きまして、(2)の区有施設につきましては36件でございます。
まず、アといたしまして、倒木によるフェンスなどの外部施設の破損が4件、イといたしまして、強風によります屋根材や塀などの一部剥がれ等が17件ということで、記載の小学校、住区施設等で発生しているという状況でございます。
裏面、2ページをごらんいただきまして、ウの雨漏り等については7件、エの倒木につきましては8件ということで、記載の施設で発生しております。
こちら、区有施設36件の状況でございますが、現在、12施設が完了ということで、同じく、残りの件数につきましては、区の直営では対応できない内容、例えば外壁の剥がれであるとか、雨漏りの修繕については、現在、業者に発注手続等を進めているというところでございます。
続きまして、項番6、区民からの問い合わせ・要望等についてでございます。
まず、(1)としましては、避難所の開設についてが8件ございました。(2)としまして、土のうの要請が3件、(3)としまして、塀・屋根の修理について7件ございました。
項番7、関係機関から把握した被害状況等でございますが、目黒消防署からの情報によりますと、シャッターの外れ、屋根の剥離、外壁タイルの剥がれ等につきまして計16件、消防署のほうで受け付けたということで聞いております。
それと、(2)の停電の発生でございますが、これは東京電力からの情報でございますが、10月1日0時31分に大岡山一丁目、平町二丁目、南三丁目で約1分間の停電があったということで報告を受けています。ただ、これは自動送電によりまして、すぐ、1分間の停電で復旧できたということで聞いております。
項番8の区のこれまでの対応でございますが、まず(1)から(3)につきましては、水防本部での活動内容となります。
まず、(1)の9月30日15時30分から、重点警戒箇所、これは水防計画上の重点警戒箇所の点検を5班体制で点検しております。その後、20時から土砂災害監視警戒箇所の点検を3班体制でパトロールいたしまして、異常なしという状況でございました。それから、明けて10月1日の朝6時から、街路樹路線を中心といたしまして点検を5班体制で実施しまして、倒木処理等について対応したということでございます。
次に、(4)から(7)までにつきましては、区民への周知の内容でございます。
まず、(4)のホームページへの記載でございますが、ホームページのトップ画面の注目情報のところに、9月28日から、台風の接近による大雨や強風に御注意くださいという情報を載せております。また、(5)でツイッターへのツイートでございますが、9月30日16時35分に目黒区に暴風警報が発表されましたというツイートを上げましたのと、(6)のメールマガジンの配信といたしまして、目黒区緊急情報、台風情報をメール配信しております。また、防災気象情報のメールの登録者につきましては、随時気象情報を配信したという状況でございます。
次、項番9の今後の対応についてでございますが、引き続きまして、(1)と(2)の内容について取り組んでいくこととしております。
まず、1番目といたしまして、区有施設の事前の安全確認を徹底していくということでございます。今回の台風のような接近が見込まれる場合に、事前に施設の点検、敷地内の樹木や外構の状況を点検しておくということや、区民ですとか施設利用者の被害防止に向けました安全確認を徹底するということ、また、指定管理者が管理している施設についても同様に、安全確認の徹底を求めていくということで、引き続きやってまいります。
最後に、区民への注意喚起でございますが、今回の強風によりまして、敷地内、私有地でも多く被害が発生しているということもございまして、区民に対しましては、風水害対策について、公式ホームページなどで今後も注意喚起を行っていくということで考えております。
報告は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○佐藤委員 1点だけ。区民への周知というか、ホームページ、ツイッター、メールマガジン、メール配信ということですが、こういうときには防災行政無線って使えないんでしょうか。地震とかは急に来るので、わかりませんが、台風の場合は刻一刻と近づいてきますよね。そうすると、真夜中とかではなくても、夕方とか、これから風が強くなりますということを防災行政無線でできないでしょうか。
以上です。
○清水
土木工事課長 これまで、台風等の周知につきましては、記載のとおり、区のホームページですとか、あらかじめ区報とかで周知、またツイッターへのツイートですとか、メールマガジンの配信等を行っているところでございます。防災行政無線が、そういった場合に使えるかどうかということにつきましては、防災課のほうにそういった御意見があったということは伝えて、今後どういった対応ができるかについては、防災課と協議したいと思います。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○川原委員 今回は雨というよりも風ということで、今後やはり心配される部分も多かったのかなというふうに思いますので、今後の課題というところが大分浮き彫りになってきたのかなというふうに感じました。
私も、先ほどの情報発信という部分で、ホームページに事前に、ごみは夜出さないでくださいということで周知はしていただいてたんですけども、やっぱりかなりごみ出しが多くて、私も消防団で警戒で出てたんですけど、特に資源が出されてるもんで、軽いものですから、缶とかペットボトルがぼんぼん飛んでまして、ああいうのが非常に、二次被害じゃないですけども、歩いてる人に当たったりとかいう可能性もありますので、そういった部分の課題を、今後また対応を考えていただきたいなというのが1点ございました。
あと、やっぱりシャッターのめくれが結構ありまして、多分3件だけじゃなくて、結構あったんですよ。危ないやつだけは、多分いろいろと対応しなきゃいけなかったのがあったんで、あれはやっぱりシャッターが強風にあおられて外れないような事前対策、多分土のうを前に置いとくと、そういうのが防げるのかなと思うんですけど、そういったことも今後やっぱり事前に、こういう強風、雨台風というよりも風台風のときは周知していく必要があるのかなと思ったので、その辺を今後対応していただければと思いますので、その点についても確認しておきたいと思います。
以上です。
○清水
土木工事課長 委員からお話しいただいたように、今回、雨でなくて風台風という状況がございました。これまで、区では、防災課で発行しております防災行動マニュアルなどに風水害、風の対応についても、対策の事前の備えというのを周知はしてきているところなんですけれども、今回、こういった強風の内容を受けまして、今後、やはり区としても直接区民と接する場面で、今回、風水害についての準備、心構え、備えというところで周知をしていく必要があるだろうということで、今後、16日からまちづくり懇談会が始まりますけれども、その中で少しお時間をいただいて、直接区民の方々に説明する場を持って、周知を強化していきたいというふうに考えております。
それと、2点目のシャッターのめくれですとか、強風というのは、委員お話しいただいたように、そういった準備、備えが重要だというふうに考えております。今回、水防本部を設置した際には、消防署の方が2名、水防本部に配置されまして、そこら辺、情報連携をしながら対応したところでございます。
1件、屋根のトタンが道路側に落ちそうだということで、まずは区の職員が確認に行ったんですが、区のほうでは対応し切れないというところがありまして、すぐ連絡、本部にもらった際に隣にいる消防の方に連絡をして、すぐそこの現場を確認して応急処置をしていただいたという形で連携を図って対応したということがございます。
今後、周知も含めて、あと関係機関との連携も含めて、今後も適切に対応していきたいというふうに考えております。
○大迫
清掃事務所長 ごみに関してでございますので、私のほうからも一言申し上げます。
今回の台風につきましては、通常の台風の襲来の際に出すような御案内をホームページ等に掲載させていただいたところでございますけれども、どうしても雨中心の文面ということもございましたので、今後、風台風の場合には、表現等、ごみが飛びますということで工夫していきたいと思っております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○森委員 風台風ということで、大橋ジャンクションの壁面緑化、オオイタビが大分剥がれたんです。管理の方と話したんですけれども、脚立でやる範囲なので、上の部分が剥がれたら、全部切るしかないんだと。それで、以前、1回そういうことがあって、途中で、幾ら脚立の範囲の高さしか管理できないからといって、上を全部切っちゃわないでくださいよと。何となれば、区議会超党派で壁面緑化をお願いして、50年かかるけど、上まではわせるという計画なんですよとお伝えしたら、途中でとまったという経緯なんですね。今回、台風ですから、剥がれた部分を切っちゃうのはしようがないと私は思ったんですけれども、ただ、言われてたのは同じことなんです。脚立でしか管理できないから、上まで伸びたやつは管理のしようがないと。
そこで、これから台風とかで、ばさっと来たら、近くを通っている人は危ないですから、それでいいのかと思いまして、切らないで上まで伸ばしていただくというのが区議会の総意なもんですから。しかも、安全に維持管理していただきたいということだと思うので、現場監督も言われてましたけども、アンカーボルトを打って何か押さえる、風でもばさっと来ないように押さえる、そういう工夫が必要だと言われてたんですよ。だとすれば、やっぱりそういう手だてをとっていただく。
脚立、上のほうまで、はうわけですから、じゃ、どうやってやるのかといえば、例えば窓拭きのリフトとか、上から下げて足場をつくって管理をするとか、そういったことは、首都高のほうと定期的に打ち合わせる機会があると思うので、ぜひそういったことで、切っちゃわないで上まで伸ばす中で、安全性も確保する、そういう立場で協議していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○清水
土木工事課長 大橋ジャンクションの壁面のオオイタビの緑化につきましては、現在、首都高のほうで維持管理している内容でございますけれども、委員からお話ありましたように、安全第一は重要だと思いますけれども、切らないで維持管理できるような内容、例えばお話しいただいたような手だてができるかどうかについては、そういった御意見があったということについて、首都高には伝えてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○田島委員 この日、たしか計画運休があって、JRと、それから鉄道事業者がとまったというふうに聞いてて、日曜日だったもんですから、多くの混乱はなかった、混乱はあったんですけど、そのためにという部分もなかったんでしょうが、この報告の中に、その辺の、帰宅困難者は必ずいたと思うんですけれども、そういった部分の対応とか、今後、計画運休がまた災害のときにはあるでしょうし、その辺、計画運休をして、外になかなか出れなくなって、人的被害が防げるという部分ももちろんあるわけなので、これは水防本部なんですけど、災害本部という意味では、その辺の意識も今後していかなければならないんではないかなと。それから、対策本部ですが、その辺の部分、要するに、水防だけじゃなくて災害という部分で捉えて、そして帰れない方が出てくるわけですから、その辺の対応について、災害本部ではどのような対応を考えているのか、まずお伺いしたいと思います。
○中澤
都市整備部長 災対本部ということでございますので、私のほうからお答えさせていただきます。
まず、計画運休は、JRが20時に運休しますということでございます。東急電鉄のほうは、20時ではなく順次ということで、状況が悪化したらということで、たしか23時ごろにとめたような、私はちょっと記憶があるんですが、しばらく動いてたということです。
ただ、そういうこともあったもんですから、一応総務課のほうで、9月30日から10月1日、総合庁舎を開けて対応したというのは聞いてございます。ですので、災対本部を開いてまでということではなく、あくまで水防本部、それと各所管で、当時はたしか副区長とも協議をしまして、総合庁舎を開けるということで、総務課のほうが開けたということにはなってございます。
以上でございます。
○田島委員 その辺の命令系統というか、指示系統に関して、やっぱり災対本部という部分に、これは水防本部なんですけれども、そこで把握をしておかなきゃいけないと思いますし、それから、逆に言うと、本部のほうから指示を出して庁舎を開けてもらうだとか、それから必要な、庁舎以外でも区有施設等を開けてもらうという場合も出てくるのではないかなと思いますので、ぜひとも、災対本部を立ち上げるのならば、一つの項目として今後考えておかなければいけないことじゃないかなと思うんですが、その辺について、今後のことということで伺っておきたいと思います。
○中澤
都市整備部長 委員御指摘の部分、これは非常に重要なことでございます。そうしたことで、目黒区のほうでも水害等に伴う応急対策本部訓練というのをしております、庁内で。この応急対策というのは、災害対策本部ではなく、応急対策、いわゆる今委員がおっしゃったような、例えば帰宅困難とか、今後例えば避難命令をどうするんだとか、いろいろそういうものを含めて応急対策訓練ということで実施しております。
実施には、ある程度、各部マニュアルをつくっているんですが、風水害等にはなかなかマニュアルができてなかったと。対応の仕方に、よくその辺ができていないというのが今回の訓練でわかりましたので、現在、その辺は、当然、区長を筆頭に、その辺の応急対策の部分も含めて、マニュアル等を整理して、ちゃんとした各部連携した対応ができるようにということではしてございますので、今後、御期待いただければというふうに思っております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(5)台風24号の風水害の対応について、終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(6)駒場公園(旧
前田家本邸和館を含む)の臨時開園について
【情報提供】(1)重要文化財(建造物)旧
前田家本邸洋館リニューアルオープン記念
式典の概要について
――
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○
吉野委員長 続きまして、(6)駒場公園(旧
前田家本邸和館を含む)の臨時開園について報告を受けるとともに、関連があります、次の情報提供、(1)重要文化財(建造物)旧
前田家本邸洋館リニューアルオープン記念式典の概要について、あわせて情報提供を受けます。
○櫻田みどりと公園課長 では、私から、駒場公園の臨時開園について報告申し上げます。
こちらは毎年のことなんでございますが、臨時開園、ことしの10月29日月曜日、午前9時から午後4時30分まで、和館につきましては午後4時までということで行いたいと思っております。駒場公園は、公園条例で月曜日が休園日となっておりますので、臨時開園をするというお知らせです。
その理由でございますが、毎年、東京文化財ウィークというのが10月の最終の土曜日から11月の初めの日曜日まで開かれておりまして、旧前田家本邸につきましては、平成25年8月に重要文化財ということで指定をされておりまして、都内、こちらは約500件ぐらい文化財を一斉に公開したり、文化財めぐりを行うという週間なんですけれども、こちらの中で事業への協力と、あとは広報を兼ねまして、休園日である月曜日、29日を臨時開園するものでございます。
なお、このウィーク期間中ですが、通常貸し出しを行っています和館の茶室・和室の貸切利用は行いませんで、一般来館者の方に公開をするということを考えております。
この期間ですが、昨年同様、指定管理者が抹茶のサービスを行いましたり、ガイドボランティアがガイドを行います。
周知につきましては、区報10月15日号とホームページ、現地掲示で周知をいたします。
その他、関連といたしまして、洋館なんですが、28年7月から工事のために休館しておりましたが、この文化財ウィークの初日、27日土曜日から一般公開を再開する予定でございます。
では、続きまして、情報提供のほうを続けて行わせていただきます。
重要文化財(建造物)旧
前田家本邸洋館リニューアルオープン記念式典の概要についてということでございます。
こちらは、東京都の教育庁地域教育支援部からの情報でございます。
式典のお知らせなんですが、10月23日火曜日、15時から、洋館の中におきまして、都知事も見えて、前田家の御当主、あと目黒区長、文化庁といったところで出席をいたしまして、式典を行う。その後、内覧会を行うということでございます。都議会のほうにもお知らせがいってるものですから、当委員会でもお知らせということで情報提供いたします。
以上です。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○田島委員 余り横やりはいれたくないんですけれども、考え方を聞いておいたほうがいいなと思いまして。
この記念式典についてなんですけど、来賓のところで目黒区長が呼ばれてて、出席予定者のところで区長、教育長、
都市整備部長が呼ばれておりますよね。東京都議会からも7名来ていただくということで、目黒区のほうの議長が入ってないというのはどういうことなのか、お聞きになっていただいたのかどうか。
やはり議会としましては、そこは聞いておかなきゃいけないのかなというふうに思いますので、わかる範囲で。主催者は東京都ですから、主催者は東京都なのでわかりませんと言われちゃうと、質問した意味もないので、その辺を含んで、お答えいただければと思います。
○櫻田みどりと公園課長 私のほうでお聞きしておりますのが、今回、例えば都知事は、こちらの今回洋館を相当な予算をつぎ込んで、豪華な復元をなさっているんですけれども、それをするに当たって、たしかきょうの新聞にも、今後の活用について、例えば特別な場合に、ちょっと特別な、例えばですけど、レセプションを行うとか、そういうこともお考えのようなんですが、そういった部署も東京都には当然、教育委員会以外にもあるわけなんですけれども、そういったところもお呼びしてなくて、かなり絞り込んで、今回この式典を行うということは聞いてございます。
都議会のほうのお話は聞いておりましたが、区議会のほうについては、都のほうからはお話はなかったんですけれども、といったところで、済みません、私の知る限りではそこまでなんでございます。
○田島委員 言わなくてもいいのかもしれませんけれども、やっぱり区議会議員としましては、代表の議長ぐらいは呼んでいただきたいなという要望をしておかざるを得ないので、よろしくお願いします。
以上です。
○
吉野委員長 要望ということで。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(6)駒場公園(旧
前田家本邸和館を含む)の臨時開園についてを終わります。
以上で、報告事項を終わりますとともに、情報提供(1)重要文化財(建造物)旧
前田家本邸洋館リニューアルオープン記念式典の概要についてを終わります。
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【情報提供】(2)都営住宅の
入居者募集について
――
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○
吉野委員長 続きまして、情報提供(2)都営住宅の
入居者募集について情報提供を受けます。
○高橋住宅課長 それでは、都営住宅の
入居者募集につきまして、お手元の資料に沿って情報提供いたします。
まず、項番1、募集住宅の種類でございますが、今回は世帯向けと若年夫婦・子育て世帯向けとなってございます。ここでいう定期使用住宅というふうに書いてございますが、こちらは資料記載のとおり、公平性の観点から、あらかじめ10年の入居期間を設定している住宅のことを指しております。そして、もう一つ、③で事故住宅というふうに書いてございます。これもちょっと補足をさせていただきますと、こちらは居室内で病死等があった住宅のことを指しております。東京都のほうでは、居室内で病死等があった住宅という言い方をしてるんですが、目黒区では、実社会のほうで通常に表記されている事故住宅という言い方をしてございます。
次に、項番2の申込書及び募集案内の配布期間でございますが、11月1日の木曜日から9日の金曜日まででございます。土曜日、日曜日につきましては、米印にありますように、総合庁舎及び目黒駅行政サービス窓口、こちらでは土曜日及び日曜日も配布してございます。
そして、項番3、申込書及び募集案内の配布場所でございますが、①から⑤に記載のとおりでございます。
項番4、申し込み方法及び申し込み受付期限でございますが、全て郵送の受け付けで、11月13日の火曜日までに必着ということになってございます。
最後に、周知方法でございますが、こちらは区報、ホームページともに、10月25日に掲載するということでございます。
簡単ですが、説明は以上です。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○青木委員 情報提供なので、簡単にお聞きいたします。
今御説明の中で、1、募集住宅の種類、その中で、あらかじめ10年の入居期間が設定されている住宅、こういう説明がありました。
ちょっと認識不足で済みません。例えば、一、二年だったら、そんなに家庭環境の変化もないと思いますけど、10年たつと、元気だった方がぐあい悪くなっちゃった、また働き手の中心だった方が亡くなっちゃったとか、いろいろ条件が変わってくると思うんです。10年って入居期間が設定されてるみたいなんですけど、今までどうなんでしょうか。わかる範囲でいいんですけど、10年たつと越さなきゃならないみたいなことがあったときに、民間の住宅でも、1回更新して4年いて、もうだめですよと言っても、本当に民間の住宅でも出ていただくのは大変なんですよ、居住権が発生して。ここはどうなんですかね。すんなり、はいはい、10年終わりましたって引っ越していただく場合が多いんでしょうか。ちょっとそこだけ。
○高橋住宅課長 都営住宅のことですので、詳しいところまでは、ちょっと私のほうでも承知してございません。ただ、定期使用ということで、入居の条件のときに10年間ということで期限を切っておりますよということで、東京都のほうでもきちんと丁寧に説明をして入居いただいているということでございますので、10年後どうなってるかどうかまでは、申し訳ございません。こちらでは、ちょっと把握してございません。
○青木委員 これは今回だけじゃなくて、結構前からある規則なんでしょう、定期使用、10年の入居期間が設定されてるって。今の答弁だと、東京都のことはわからないと言ってるけど、少しはわかるんじゃないの。全然出るとか、いや、居住権が発生して出ない例があるとか、出ないときはどうするとか。
簡単に言うと、うちのそばにも都営住宅がありますけど、いいですよね、あれ。10年いたら出たくない人が多いんじゃないかな。周りにもなれるし、エレベーターはつかなかったのがついちゃうし、日当たりはいいし。それを、出てくださいって。例えば40で入ったら、50になっちゃうわけですよ。50で入ったら60。今度、60から探すっていったら、本当に探すのが大変なんですよね。
きょう、わからなければ、次でもいいですけど、都のことだから、わかりませんというのは、全然わからないのはおかしいよね。
○中澤
都市整備部長 委員御指摘の部分、ちゃんと私どもも整理をして、今後考え方をまとめようと思いますが、ここは若年夫婦・子育て世帯ということでございますので、子どもがいる子育ての世帯ということなので、中堅ファミリーというイメージですかね。それが10年間ということなので、ある一定の子育てが終わったらというようなものかなとは思いますが、お年寄りの想定ではないので。
具体的な詳細につきましては、申し訳ございません、今後、所管のほうでちゃんと調べるようには整理していきたいと思います。
以上でございます。
○青木委員 きょうじゃなくていいので。
例えば、今、若い方って言ったけど、若い方だと、今度、小学校、中学校、区域へ行くわけですよ。友達もできるわけね。今、高齢者のことを言ってるわけじゃございませんと言ったけど、逆に、友達が小・中でできて、お母さんたちもお友達ができる。そういう中において、出てくださいというのは、お友達ができちゃったのに、出てってって。
きょうじゃなくてもいいですから、どこかで答弁ください。きょうじゃなくていいですよ。
○中澤
都市整備部長 この件につきましては、また委員長と御相談しまして、全員に資料がお配りできるように対応したいと思います。青木委員の御指摘を踏まえまして、ちゃんとした資料、補足資料として提出をしたいと思っております。
以上でございます。
○
吉野委員長 青木委員、そういうことでよろしいでしょうか。
○青木委員 はい。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○森委員 前回の募集のときに、ロビーでおとりになった人が後ろのほうに応募倍率が書いてあって、びっくりされてました。目黒だけ100倍を超えていたみたいで。
それで、参考として、今回3種類それぞれについて、参考倍率をお聞きしたい。直近のでいいんですけど、倍率をお聞きしたいと思います。とりわけ事故住宅はどのくらいの倍率になってるんですか。ちょっと気になりますので。
それから、もう1点、目黒一丁目27番地の建てかえ問題なんですけども、さんま祭のときに、ついでに、近かったので寄ってみたら、全部囲って解体を始めてたんですけど、あれは今後どういうふうに都は位置づけているかということをお聞きしたいと思うんです。
というのは、私たちの党の都議を交えてヒアリングで都へ行ったときに、それでなくても少ない目黒から、ほかに転用をしないでよ、建てかえて、しっかり戸数は確保してよという要請もあってやったんですけども、そのときに、原則建てかえでございますと言ってたんですよ。だから、一面ほっとした面もあるんですけど、聞いてますか。いかがでしょうか。
以上。
○高橋住宅課長 それでは、1点目は、ことしの5月に都営住宅の募集を行った際の実績でございますが、目黒区では、碑文谷二丁目の都営住宅が3戸募集がありまして、こちらの倍率は、住宅供給公社のホームページによりますと、128.7倍ということでございました。
2点目が、目黒一丁目の都営住宅の件でございますが、私どものところには、その後、東京都のほうから情報は特にございません。把握してはございません。
以上です。
(「事故住宅」と呼ぶ者あり)
○高橋住宅課長 失礼しました。1点目の事故住宅につきましては、目黒区では事故住宅というのは、前回の30年5月の募集のときにはありませんでした。3戸、全て世帯向けの住宅でございます。
以上です。
○森委員 1点目、応募倍率についてです。
事故住宅について、目黒ではなかったけれども、じゃ、ほかのところは、今、水準、どのくらいの倍率になってるのか、わかればお伝えください。
それから、2点目は、大きな課題だと思いますので、やっぱり情報は入手していただきたいなと思うんです。その上で、やっぱり原則建てかえと都は言ってるんですから、そのとおりやってよ、戸数は確保してねというぐらいは要請してもいいんじゃないですか。いかがでしょうか。
○高橋住宅課長 まず、1点目のほうは、30年5月の募集のときに、事故住宅につきましては300戸の募集がございました。その中で、倍率につきましては6.2倍という結果が出ております。
2点目の都営住宅につきましては、目黒区のほうから何か口を挟めるものじゃないと思うんですけれども、いろんな機会を得まして、情報収集等は今後もしていきたいというふうに考えています。
以上です。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(2)都営住宅の
入居者募集について、終わります。
以上で情報提供を終わります。
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【資料配付】(1)
目黒清掃工場緩衝緑地を開放いたします
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○
吉野委員長 次に、資料配付(1)
目黒清掃工場緩衝緑地を開放いたしますについて、補足説明があれば受けます。
○秋田
清掃リサイクル課長 先月、9月11日火曜日に、委員の皆様にも目黒清掃工場を御視察いただいた際、東京二十三区清掃一部事務組合、清掃一組と言わせていただきますが、その際、既に清掃一組から
目黒清掃工場緩衝緑地の一部について、法令に基づく対策工事が完了し、10月に開放する旨の説明がございました。その説明と同内容ではございますが、このたび清掃一組から、
目黒清掃工場緩衝緑地を10月15日以降に開放する旨の案内文が届きましたので、参考までに資料配付をさせていただきます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(1)
目黒清掃工場緩衝緑地を開放いたしますを終わります。