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  1. 目黒区議会 2018-07-11
    平成30年都市環境委員会( 7月11日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年都市環境委員会( 7月11日)                都市環境委員会 1 日    時 平成30年7月11日(水)          開会 午前10時00分          散会 午後 5時03分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   吉 野 正 人   副委員長  小 林 かなこ      (8名)委  員  山 本 ひろこ   委  員  川 原 のぶあき          委  員  佐 藤 ゆたか   委  員  青 木 早 苗          委  員  森   美 彦   委  員  田 島 けんじ 4 欠席者      (0名) 5 出席説明員  中 澤 都市整備部長      橋 本 参事(都市計画課長)
        (16名)立 山 都市整備課長      澤 田 道路管理課長          清 水 土木工事課長      櫻 田 みどりと公園課長          三 吉 建築課長        高 橋 住宅課長          清 水 街づくり推進部長    原   地区整備課長          林   木密地域整備課長    田 島 環境清掃部長          佐 藤 環境保全課長      秋 田 清掃リサイクル課長          大 迫 清掃事務所長      照 井 施設課長 6 区議会事務局 藤 田 議事・調査係長      (1名) 7 議    題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)都市整備施設指定管理運営評価について   (2)三田フレンズ指定管理者運営評価結果について        (資料あり)   (3)目黒区立自転車等駐車場指定管理者運営評価結果について   (資料あり)   (4)ポニー園指定管理者運営評価結果について          (資料あり)   (5)駒場公園茶室、和室指定管理者運営評価結果について     (資料あり)   (6)駒場野公園デイキャンプ場指定管理者運営評価結果について  (資料あり)   (7)区営住宅等指定管理者運営評価結果について         (資料あり)   (8)目黒区エコプラザ指定管理者運営評価結果について      (資料あり)   (9)都市整備施設指定管理者制度実施方針(案)及び募集要項(案)に      ついて  (10)三田フレンズ指定管理者制度実施方針(案)について     (資料あり)  (11)三田フレンズ指定管理者募集要項(案)について       (資料あり)  (12)目黒区立自転車等駐車場指定管理者制度実施方針(案)について(資料あり)  (13)目黒区立自転車等駐車場指定管理者募集要項(案)について (資料あり)  (14)ポニー園指定管理者制度実施方針(案)について       (資料あり)  (15)ポニー園指定管理者募集要項(案)について         (資料あり)  (16)駒場公園茶室、和室指定管理者制度実施方針(案)について  (資料あり)  (17)駒場野公園デイキャンプ場指定管理者制度実施方針(案)について                                   (資料あり)  (18)目黒区営住宅等指定管理者制度実施方針(案)について    (資料あり)  (19)目黒区営住宅等指定管理者募集要項(案)について      (資料あり)  (20)目黒区エコプラザ指定管理者制度実施方針(案)について   (資料あり)  (21)東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の変更の取扱いについて(資料あり)  (22)東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針中間のまとめ      について                         (資料あり)  (23)平成30年度地籍調査事業について             (資料あり)  (24)機能的な都市施設サービス提供体制の構築に向けての基本的方向に      ついて                          (資料あり)  (25)工事報告「南一丁目緑地公園(仮称)整備工事」       (資料あり)  (26)平成30年度「サクラ再生実行計画」の取り組みについて   (資料あり)  (27)区有施設等のブロック塀等の安全点検について        (資料あり)  (28)目黒区エコプラザの臨時開館について            (資料あり)   【情報提供】   (1)東京高等・地方裁判所中目黒分室(仮称)の計画について   (資料あり)   (2)東急祐天寺駅ビルの開業について              (資料あり)   (3)都営住宅の入居者募集について               (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○吉野委員長  おはようございます。  ただいまから都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、田島委員、森委員にお願いいたします。  本日は、報告事項が大変多くございますので、報告事項の(1)から(20)につきましては、報告事項の(1)から(8)を1つのグループ、そして、(9)から(20)を1つのグループの2グループに分けて報告を受けたいと思います。そして、グループごとに、まず理事者から総括の説明を受けまして、その後、報告ごとに順次説明を受けていくと。(1)から(8)まで順次説明を受けて、そして、質疑は各グループの説明後に一括でしていただくという形で、進めたいと思います。  (21)以降は、通常どおりの進行としたいと思いますけども、よろしいでしょうか、委員の皆様。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○吉野委員長  ありがとうございます。それでは、円滑な議事の進行に御協力をお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)都市整備施設指定管理運営評価について       (2)三田フレンズ指定管理者運営評価結果について       (3)目黒区立自転車等駐車場指定管理者運営評価結果について       (4)ポニー園指定管理者運営評価結果について       (5)駒場公園茶室、和室指定管理者運営評価結果について       (6)駒場野公園デイキャンプ場指定管理者運営評価結果について       (7)区営住宅等指定管理者運営評価結果について       (8)目黒区エコプラザ指定管理者運営評価結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  それでは、報告事項に入ります。  報告事項(1)から(8)についてでございます。  報告事項(1)都市整備施設指定管理運営評価について、総括の説明を受けます。 ○立山都市整備課長  では、私のほうから都市整備施設指定管理運営評価について、総括的に御説明をいたします。  なお、これにつきましては、資料はございません。  まず、都市整備部における指定管理運営評価につきましては、個々の報告に先立ちまして、各施設共通事項につきましては、私のほうから総括的に御報告させていただきます。  指定管理者制度につきましては、指定管理者制度活用の基本方針に基づきまして、多様化する住民ニーズに、より効果的かつ効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力やノウハウを幅広く活用し、区民サービスの向上や経費の効率的な活用を図ることを目的といたしまして、平成18年度から導入しているものでございます。  指定管理者の指定に当たりましては、議会の議決を経た上で行っております。また、指定管理者における事業の運営状況につきましては、運営評価委員会を設けまして、毎年議会に報告を行っており、本日は平成29年度の運営評価につきまして、本委員会に御報告するものでございます。  指定管理者の運営評価は、指定管理者制度のマネジメントを通じ、サービスの向上や効率的な経費の執行が行われていたかなど、指定管理者制度導入の目的がどの程度達成されているかを検証し、評価結果に基づいて必要な指導・助言を行うことにより、制度の導入の達成度を高めていくことを目的として行うものでございます。  都市整備部では、要綱に基づき設置いたしました第1回指定管理者運営評価委員会を5月11日に開催し、5月30日には第2回委員会として、現地調査を行い、第3回として5月31日、資料等の疑問点に関する質疑に関して開催いたしました。第4回委員会を6月14日に開催いたしました。このように都市整備部が所管いたします6つの公の施設につきまして、指定管理者から提出されました事業報告、自己評価書、事業計画書及び利用者アンケート並びに現地調査の結果に基づきまして、評価を行ったところでございます。  運営評価委員会の構成につきましては、外部の学識経験者として法律に関する有識者、経営に関する有識者、そして、都市計画に関する有識者という3名の外部委員、それから、都市整備部長及び街づくり推進部長を加えました5名となっております。  構成メンバー表は、各評価資料に添付してございます。個々の施設評価結果につきましては、本委員会の報告をそれぞれの指定管理者宛てに通知をいたしますとともに、区のホームページで公表してまいります。  (1)につきましては、以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(2)三田フレンズ指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。 ○立山都市整備課長  それでは、資料に基づきまして、三田フレンズの指定管理者運営評価結果について、御報告させていただきます。  なお、資料の項目につきましては、これから説明いたします各施設も同様のものもございますので、以降、共通する内容につきましては、省略させていただきます。御了承のほどよろしくお願いいたします。  それでは、1ページ目をごらんください。  まず1、施設名は目黒区三田地区駐車場及び目黒区三田地区店舗施設でございます。  2、指定管理者は株式会社日進産業でございます。  3、指定期間及び運営評価の対象期間につきましては、指定期間は平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間、評価対象期間は平成29年4月1日から平成30年3月31日まででございます。  4、運営評価の方法は記載のとおりで、3ページの別表の評価委員会で評価を行ったものでございます。  5、事業報告書の概要は別紙でございますので、後ほど説明させていただきます。  6、施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移につきましては、記載のとおりでございまして、29年度につきましては、歳入の駐車場使用料金は1,052万3,100円、歳出は2,729万6,239円でございます。  なお、指定管理者制度導入前の平成17年度の収入と支出を欄外に記載してございます。  7、指定管理者の自己評価結果でございますが、85点となっております。  8、総括評価結果でございますが、運営評価委員会では、総合評価が69点で水準に達していると評価しております。  9、評価の内訳でございます。評価内容は、項目や内容につきましても、以降、御説明いたします各施設共通する部分がございますので、省略させていただくことがございます。  まず、1のサービスの実施に関する事項についてでございます。  (1)は運営方法に基づき施設の設置目的を十分発揮する内容となっていたか、(2)は利用者の平等な利用の確保が図られていたか、(3)は利用者の声を反映する仕組みとなっていたか、(4)は被雇用者の利用者対応は適切であったか、(5)は被雇用者の技術向上や接遇等研修体制が整っているかという5点でございます。  次に、2の経営能力等に関する事項でございますが、(1)は管理を安定的に遂行する物的・人的能力があったか、(2)は個人情報が適切に管理できたか、(3)は情報公開に関し、適切に対応できたか、(4)は安全管理の確保、(5)は環境配慮の視点ということでございます。
     3の管理経費に関する事項につきましては、管理経費は適切に執行されていたかという内容でございます。  各項目の配点、得点は記載のとおりでございまして、配点の合計が550点、これは5人分でございますので、1人110点でございます。得点は375点、100点満点換算で69点になります。これに改善提案1人10点満点、合計50点でございますが、評価点の合計が30点でございまして、10点満点換算で6点でございます。これを先ほどの合計点に加えまして、総合評価点として100点満点換算した結果69点となったものでございます。  それでは、その下、運営評価委員会の所見でございます。  まず1つ、サービス、事業面でございますが、年間管理計画書をもとに、設備の経年劣化に配慮した点検を行うなど、計画的に施設管理を行っていることなどが評価されています。また、駐車場収入につきましては、過去5年間平均実績に比べ、39.7%増加しており、駐車場料金の条例改正効果に加え、定期利用案内や掲示物等による効果が評価されています。  利用者対応でございますが、3ページにまいりまして、毎年実施しておりますアンケート結果において、駐車場管理の総合評価が「満足」「やや満足」が高い比率であった等の評価がされております。  個人情報管理及び安全管理につきましては、記載のとおりでございます。安全管理につきましても、緊急体制や台風時等の対応が適切に行われていると評価されています。  改善提案につきましては、施設利用者や居住者の安全確保につながる提案が評価されておりまして、以上から総合的に判断しまして、指定管理者の管理の業務は水準に達していると評価できるとしております。  4ページ目にまいりまして、評価区分につきましては、80点以上が「十分水準を超えている」、70点以上で80点未満が「水準を超えている」、60点未満50点以上は「水準に達していない」というもので、記載のとおりの基準で評価をしているものでございます。  5ページをごらんください。別紙の三田フレンズ施設事業報告書の概要でございます。  1は施設の概要、2は指定管理者の概要、3の(1)は管理業務の主な事業の実施状況で、記載のとおりでございます。  6ページをごらんください。(2)は駐車場利用の状況でございます。  左側から各年度の年間利用台数、1日当たりの平均台数、利用率、次に定期駐車台数、最後が使用料収入で、記載のとおりでございます。  なお、利用率につきましては、今回から定期利用台数を除いた利用率を括弧書きで記載してございます。  4の管理経費収支状況でございます。  収入の部につきましては、一般管理経費が2,729万6,239円、精算項目の修繕費・光熱水費が1,220万円、合わせまして3,949万6,239円でございます。  支出の部につきましては、一般管理費が2,729万6,239円、精算項目の光熱水費と修繕費は909万8,645円、支出合計で3,639万4,884円となり、記載の310万1,355円が5月に区に返還されております。  7ページにまいりまして、5が意見・要望対応報告で、主なものを記載しています。  6がサービス向上及び経費削減努力事項で、記載のとおりでございます。  8ページをごらんください。  7はアンケート結果でございます。実施期間は平成29年11月15日から12月15日でございまして、住宅、駐車場利用者へアンケートをとったものでございます。先ほど申しましたように、駐車場施設管理で「やや満足」以上が84%、管理人の対応で「やや満足」以上が87%で、高い評価を受けてございます。  8は改善提案で、記載のとおりでございます。  私のほうからは、報告は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(3)目黒区立自転車等駐車場指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。 ○澤田道路管理課長  それでは、お手元の資料に基づきまして、自転車等駐車場指定管理者運営評価結果につきまして、御報告をさせていただきます。  なお、各施設で共通する内容につきましては、省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず1ページをごらんいただきたいと思います。  施設名でございますが、目黒区立自転車等駐車場でございます。施設数は18カ所でございます。  指定管理者は、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社でございます。  3、4でございますが、指定期間及び運営評価の対象期間、4の運営評価の方法につきましては、共通事項ですので、省略させていただきます。  2ページをごらんいただきたいと思います。  5の事業報告書の概要でございますが、後ほど別紙の概要にて御説明させていただきます。  6でございますが、施設の運営に係る指定管理者の収入・支出額の推移につきましては、記載のとおりでございまして、表の下段になりますが、29年度の収入額は1億2,140万円余、支出額は1億360万円余でございます。  7の指定管理者の自己評価結果でございます。80点として評価しております。  8の総括評価結果でございますが、指定管理者運営評価委員会におきまして、68点で水準に達しているという評価でございます。  9の評価の内訳について御説明いたします。  他の施設と共通する事項は省略させていただきまして、まず1のサービスの実施に関する事項ですが、(1)は施設の設置目的を十分に発揮する内容であったか、(2)は適正に維持管理されていたか、(3)は平等な利用が確保されていたか、(4)は利用者の声が反映される仕組みとなっていたか、(5)は技術向上や接遇などの研修体制が整っていたか、(6)は放置自転車の防止対策が行われていたかの6点につきまして、評価をしております。  次に、2の経営能力等に関する事項ですが、他の施設と同様ですので、省略させていただきます。  最後に3の利用料金制に関する事項ですが、利用料金制は適正に執行されたかという評価項目でございます。  各項目の配点、得点でございますが、点数は記載のとおりでございまして、合計欄の下段でございますが、各施設と同様に評価委員5人分の合計点数を100点満点に換算した合計点が67点、これに改善提案の評価点を加え、総合評価点として100点満点で換算した結果、68点となったものでございます。  3ページをごらんいただきたいと思います。  運営評価委員会の所見でございます。  上から順に、まず1の運営管理でございますが、指定管理者の駐輪場運営管理のノウハウを生かした運営管理が行われていた一方、緑が丘駅駐輪場でございますが、指定された時間に門扉を施錠しなければならないところ、指定管理者の伝達ミスにより施錠がされなかった事例がございました。  2のサービスと利用者対応につきましては、電動空気入れの設置及び自転車整備士による安全点検の実施といった利用者に対するサービス向上のための施策が行われているという評価をいただいております。  3の放置自転車防止に関する取り組みといたしまして、区が実施する駅前放置自転車クリーンキャンペーンに参加するなど、地域と連携し、放置自転車防止に取り組んでいるという評価をいただいております。  4の個人情報管理につきましては、規程等を策定し、適正な管理が行われている。また、個人情報につきましては、施錠可能な保管庫に適切な管理が行われているという評価をいただいております。  5の安全管理でございますが、安全管理体制につきましては、マニュアルを作成しておりまして、緊急時の対応の連絡体制が確立されている。また、連絡体制をとり、緊急時の連絡方法も整備されているという評価をいただいております。  6の改善提案でございますが、駐輪場の利用者に対するサービス向上について、具体的な提案がされています。しかし、一方で目黒区内の放置自転車対策として、駐輪場利用率の向上につながる提案があれば、なおよいという評価をいただいております。  以上、総合的に判断し、運営評価委員会として68点、水準に達しているという評価をいただいております。  裏面の4ページ、ごらんいただきたいと存じます。  こちらにつきましては、共通事項ですので、省略させていただきます。  次に5ページ、別紙をごらんいただきたいと思います。  自転車等駐車場事業報告書(概要)でございます。  1は施設の概要、2は指定管理者の概要でございまして、自転車等駐車場は18カ所、指定管理者は記載のとおりでございます。  裏面ごらんいただきたいと存じます。  6ページでございますが、3の管理業務の実施状況でございます。  (1)は主な事業の実施状況でございます。機械類の保守点検、清掃等の業務の頻度を記載しております。  (2)でございますが、駐車場利用の状況、年間の収入状況でございますが、駐車場利用は1日利用と定期利用と選んで御利用いただいているところでございます。下段の平成29年度におきましては、合計額が1億2,100万円余でございます。  4の管理経費収支状況につきましては、平成29年度の収入は1億2,100万円余ですが、この額から消費税を差し引いた額につきまして、運営管理に要した経費を差し引いた額、この4割が協定に基づきまして目黒区に納付されております。額といたしまして、350万円余でございます。  次、7ページごらんいただきたいと思います。  5、苦情対応状況報告でございます。  大きく4点で整理しております。まず最初に学芸大学駅東口に対する要望、次に中目黒駅前に対する要望、次に上目黒一丁目に対する要望でございます。利用に係る事項、接遇に係る事項、自転車の扱いに係る事項などに対しまして、指定管理者に対して対応欄に書いてございますように、指導を行ったところでございます。  次に、6のサービス向上及び経費削減努力事項でございます。  4点で整理しております。電力削減、利用満足度の向上、場内での事故防止対策などについて取り組みました。  裏面の8ページ、ごらんいただきたいと思います。  アンケート結果でございます。  アンケート実施は、記載のとおりでございまして、回収率でございますが、25%ほどの回収でございました。利用者満足度につきましては、管理員の接遇、駐輪場の設備につきましては「満足」「やや満足」というところで評価いただいております。大きな評価をいただいております。  8の改善提案でございますが、緑が丘駅駐輪場、それと池尻大橋駅東口駐輪場につきまして、緑が丘駅は1日利用電磁式ラックの増設、池尻大橋駅東口につきましては定期利用のスペース設置ということで、緑が丘駅は実施済みでございます。2の池尻大橋駅東口につきましては、今後指定管理者と協議していくこととしております。  報告は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(4)ポニー園指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  では、ポニー園の指定管理者運営評価結果について、御報告をさせていただきます。  なお、以降、3つの公園施設の運営評価につきましては、他の施設との共通事項については言及せず、省略をさせていただきたいと思います。  では、資料の1ページをごらんください。  1、施設名はポニー園、2、指定管理者は公益財団法人ハーモニィセンターでございます。3及び4は共通事項でございますので、省略いたします。5の事業報告書の概要は、後ほど別紙にて説明をいたします。  6、施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございますが、記載のとおりでございまして、29年度につきましては、歳入のポニー園使用料は610万5,400円、歳出は4,055万7,240円です。  7、指定管理者の自己評価結果は、96点。  8、運営評価委員会の総合評価は、79点をいただきまして、水準を超えていると評価がなされました。  9、評価の内訳でございます。1のサービスの実施に関する事項についてですが、ポニー園につきましては、共通事項のほか、(2)動物の適正な飼育・供給について、それから、2ページ目にまいりまして、(3)の施設の適正な維持管理、(6)障害者の自立支援への寄与、(9)住民参加の体制等について、評価内容としております。  それから、2の経営の能力等に関する事項につきましては、共通事項以外ですが、(5)ユニバーサルサービスの体制の確保を評価内容としてございます。  各項目の配点と得点は、記載のとおりでございまして、これまでと同様、評価委員の合計点数を100点満点換算し、改善提案の点を加えまして、また100点満点換算した結果、総合評価点として79点となってございます。  それでは、運営評価委員会の所見を一部申し上げます。  まずサービス、運営管理面ですが、ポニーまつりを初めとするイベント等の開催によりまして、利用者サービスが向上し、利用者数も前年度に比べて2万3,000人増加をしております。また、ボランティア育成にも力を入れておりまして、障害児乗馬プログラムに作業体験を取り入れるなど、障害児の自立支援や社会参加を促進しています。  一方で、経費削減について、検討努力するようにということを求められております。  動物の飼育・供給体制につきましては、各プログラムに応じた適切な動物の配置が行われ、ポニーの緊急供給体制も確立しております。  利用者対応ですが、3ページ目にまいりまして、毎年実施しておりますアンケート調査結果において、「良い」「やや良い」が高い比率であったなどの評価がされております。  また、個人情報管理や安全管理につきましては、記載のとおりでございます。  改善提案につきましては、施設案内サインの充実、施設前の公道の清掃等、利用者サービス向上や地域との交流を促進する提案が評価されておりまして、以上から総合的に判断して、指定管理者管理の業務は水準を超えていると評価がなされたところでございます。  おめくりいただきまして、4ページをごらんください。  別紙、事業報告書の概要となります。  1に施設概要、2に指定管理者の概要、3の(1)は管理業務の主な事業の実施状況を記載しております。  3の(2)施設利用の状況でございますが、左側からふれあい広場、引き馬、ポニー教室個人、それから、ポニー教室団体とそれぞれの利用者数が書かれてございます。それから、ボランティアの参加人数、最後が使用料収入でございます。  5ページ目、4、管理経費収支状況につきまして、まず収入ですが、管理経費がこちら委託料として4,055万7,240円、それから、精算項目の修繕費が10万8,000円、合わせて4,066万5,240円となっております。  支出ですが、管理経費が4,055万7,240円、それから、精算項目の修繕費が10万8,000円、合計で4,066万5,240円というふうになっております。  5の苦情対応状況ですが、29年度は特にございませんでした。  6のサービス向上及び経費削減努力事項は、記載のとおりでございます。  7がアンケート調査結果です。実施期間が30年1月から2月にかけまして、一般の利用者、それから、ポニーの教室利用者へとったものです。職員対応では、「良い」「やや良い」以上が94%、プログラム内容では「満足」「やや満足」が87%と高い評価をいただいております。  8は改善提案で、記載のとおりでございます。  ポニー園については、以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。
     続きまして、(5)駒場公園茶室、和室指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  では、駒場公園茶室、和室の指定管理者運営評価結果について、御報告をいたします。  資料の1ページ目、ごらんください。  施設名は目黒区立駒場公園茶室、和室。2、指定管理者は公益社団法人目黒区シルバー人材センターでございます。3及び4は共通でございます。5の事業報告書の概要は後ほど別紙で説明いたします。  6、施設運営に係る区の歳入・歳出決算額の推移でございますが、29年度につきましては、歳入の茶室・和室使用料は60万3,200円、それから、歳出が603万155円です。  7、指定管理者の自己評価結果は89点でして、8、運営評価委員会総合評価が69点で水準に達しているという評価がされております。  2ページ目、まいります。  9、評価の内訳でございます。  1のサービスの実施に関する事項につきましては、こちらの施設につきましては、(5)施設の適正な維持管理というのが評価に加わっております。  それから、2と3については同じでございます。各項目の配点、得点は記載のとおりでして、評価委員の合計点数を100点換算し、改善提案の点を加えて、総合評価点として69点というふうになっております。  それでは、委員会の所見の一部を申し上げます。  まずサービス、運営管理面ですが、自主的な勉強会を行いまして、施設のガイドスキルを向上し、1,000人強の来館者に和館の見どころなどのガイドを行っております。また、文化財ウィーク期間中に抹茶・和菓子の提供サービスを行いまして、利用者サービスを充実しているところです。  利用者対応ですが、毎年実施しておりますアンケートにおいて、「良い」「やや良い」が高い比率であったなどの評価がされております。  個人情報管理、安全管理につきましては、記載のとおりでございます。  3ページ目に、まいります。  改善提案につきましては、庭の特別除草や英語版リーフレットの増刷・配付など、利用者サービスの向上につながる提案が評価されておりまして、以上から総合的に判断し、指定管理者管理の業務は水準に達していると評価できるとされております。  おめくりいただきまして、4ページをごらんください。  別紙の事業報告書(概要)になります。  1は施設概要、2、指定管理者の概要、3の(1)管理業務の実施状況は記載のとおりでございます。3の(2)は施設利用の状況です。左から和室・茶室の利用者数、それから、一般来園者数、最後が使用料の収入でございます。  次ページ、4、管理経費収支状況でございます。委託料、収入が委託料でございまして、603万155円、それから、支出につきましては、人件費や管理費等で603万155円となっております。  5の苦情対応状況については、29年度は特にございませんでした。  6のサービス向上及び経費削減努力事項は、記載のとおりでございます。  7、アンケート調査結果でございます。29年9月から12月に実施しておりまして、受け付け対応で「良い」「やや良い」以上が89%、利用後の感想で「満足」「やや満足」以上が94%と高い評価をいただきました。  8、改善提案については、記載のとおりでございます。  駒場公園和館については、以上となります。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(6)駒場野公園デイキャンプ場指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  では、駒場野公園デイキャンプ場の指定管理者運営評価結果について、御報告申し上げます。  資料1ページ目、ごらんください。  施設名は、目黒区立駒場野公園デイキャンプ場、指定管理者は公益社団法人目黒区シルバー人材センターでございます。  3、4については共通でございますので、省略させていただきます。  5は別紙ですので、後ほど説明いたします。  6、施設運営に係る区の歳出決算額の推移でございます。29年度につきましては、こちらは無料施設でございますので、歳入はございませんで、歳出は499万3,158円となっております。  7、指定管理者の自己評価結果は89点、8の運営評価委員会の総合評価は66点で、水準に達していると評価をいただいております。  9、評価の内訳でございます。1ページ目から2ページ目にわたっておりますが、1のサービスの実施に関する事項につきましては、他の施設と共通事項のほかは、こちらの施設、(5)施設の適正な維持管理を評価内容としてございます。各項目の配点、得点は記載のとおりでございます。評価委員の合計点、それから、改善提案の点を加えまして、100点満点に換算し、66点となったものでございます。  それでは、評価委員会の所見の一部を申し上げます。  サービス、運営管理面でございますが、「こまばのまつり」など公園を利用したイベントに積極的に参加をしておりまして、地域との連携強化を図っております。  また、バーベキューの用具の適切な管理を行うほか、火になれない利用者への利用案内ですとか、準備のお手伝いをすることで、安全・安心な利用環境を整えております。  利用者対応につきましては、毎年のアンケート調査結果におきまして、施設の美化状況、利用後の満足度でも高い評価をいただいております。  3、個人情報管理、それから、安全管理につきましても、記載のとおりでございます。  3ページ目、改善提案につきましては、常備薬の充実、用具類の適宜交換、利用者の安全確保や利便性の向上につながる提案がありました。また、園内の樹木や生態系の保護を目的とした立ち入り防止柵の設置など、公園の自然環境に寄与する提案も評価されておりまして、以上から総合的に判断し、指定管理者管理業務は水準に達していると評価できるとされております。  4ページ目、ごらんください。  別紙の事業報告書の概要でございます。  1、施設概要、2が指定管理者の概要。3の(1)管理業務の主な実施状況でございます。(2)は施設利用の状況です。左側から開設の日数、それから、利用件数、利用人数と、記載のとおりになっております。  4、管理経費の収支状況でございます。委託料が499万3,158円と、こちらが収入になっておりまして、支出につきましては人件費・管理費等で499万3,158円となっております。  5が苦情対応の状況報告、次のページでございます。外国人の方のデイキャンプ場利用申し込み時に、誤った説明を行いまして、苦情をお受けしました。速やかに指定管理者において修正対応を行いますとともに、再発防止に向けて就業者全体への指導マニュアルの再確認を行ったところでございます。  6番、サービス向上及び経費削減努力事項は、記載のとおりでございます。  7のアンケート調査結果につきまして、29年9月から11月に行いまして、利用後の感想では、「満足」「やや満足」以上が89%と高い評価をいただいております。  8の改善提案は、記載のとおり7項目でございます。  私からは以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(7)区営住宅等指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。 ○高橋住宅課長  それでは、資料に基づきまして、区営住宅等の指定管理者運営評価結果について、御報告させていただきます。  1ページ目、ごらんください。  まず1番、施設名は記載の4住宅でございまして、一括して区営住宅等と称しております。  2番、指定管理者は株式会社東急コミュニティーでございます。  3及び4は、先ほどからの説明と共通ですので、省略をさせていただきまして、5の事業報告書の概要は、別紙となります。こちらは後ほど説明させていただきます。  6番、施設運営に係る区の歳入・歳出の決算額の推移につきましては、記載の表のとおりでございまして、29年度は歳入が3億800万円余、歳出が2,900万円余となってございます。  裏面の2ページにまいります。  7番の指定管理者の自己評価結果でございますが、こちらは92点となっております。  その下、8番、総括評価の結果でございますが、運営評価委員会では総合評価が69点ということで、水準に達していると評価をしております。  9番目、評価の内訳でございます。内容は他の施設とほぼ共通ですので、省略いたしまして、各項目の配点、得点は記載のとおりでございます。評価委員5人分の点数を、こちら100点満点で換算した合計点が68点。これに改善提案の点を加えまして、総合評価点として100点満点換算した結果、69点となったものでございます。  お隣の3ページ、運営評価委員会の所見でございます。  まず、サービス、運営管理面でございますが、協定書等に沿った運営管理が安定して行われ、区のほうとも適宜情報共有されております。また、夜間・休日を含め、随時入居者の方からの相談等を受け付ける体制が確保できている、こういったことなども評価をされております。  次の利用者対応では、毎年実施のアンケート調査結果におきまして、職員の対応は「適切」「どちらかといえば適切」で5割、「普通」を加えると9割を超えるものでありまして、良好な評価を受けております。  昨年度は、区営住宅の募集業務がありましたが、こちらも大きなトラブルなく、適切に実施ができました。  ほかに、区内事業者の活用ですとか、個人情報管理、安全管理につきましても、記載のとおりの評価となってございます。  改善提案につきましては、区営住宅の定期募集と計画的な設備更新がございました。それぞれ有効な提案でございまして、以上から総合的に判断をいたしまして、指定管理者の管理の業務は水準に達していると評価ができるとしてございます。  ちょっと飛びまして、5ページ目をごらんください。  こちらが別紙、区営住宅等事業報告書(概要)でございます。  1の施設の概要から3、管理業務の実施状況(1)事業の実施状況までは、記載のとおりでございます。  裏面の6ページをごらんください。  (2)は施設の使用状況でございます。入居・退去世帯数はそれぞれ記載のとおりでございまして、現年度分の住宅使用料の収納率は約98%となってございます。失礼いたしました。こちらは区営住宅の収納率ですね、こちらは約98%となってございます。  管理経費の収支状況でございます。収入から支出の差し引きで、(1)の管理経費は5,000円余、(2)の精算項目では3,100万円余の戻入がございました。  5の苦情対応状況報告につきましては、記載のとおりでございまして、それぞれの内容に対して、右のとおり対応を図ったところでございます。  6番、サービスの向上努力事項につきましては、2件ございまして、記載のとおりの取り組みをしたところでございます。  お隣、7ページのアンケート調査結果でございます。これは先ほども少し触れましたが、アンケートにつきましては、ことしの1月15日から2月2日まで記載の方法で行われまして、内容は(3)のとおり、指定管理者の業務につきまして、入居者の方はいずれも「普通」以上の評価をしていることがうかがえます。  8番は改善提案で、記載のとおりでございます。  簡単ですが、私からは以上です。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(8)目黒区エコプラザ指定管理者運営評価結果について、報告を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、資料に基づきまして、御説明でございます。  エコプラザにつきまして、まず1ページ目の1番の施設名、2番、指定管理者、それから、3番、指定期間及び運営評価対象期間、4番、運営評価の方法、記載のとおりでございます。なお、4番の評価委員会につきましては、環境清掃部、年2回の開催としてございます。  それから、5番については、後ほど別紙で御説明します。  6番、区の歳入・歳出の決算額の推移につきましては、29年度は下段の一番右側ということでございます。その上の歳入のほうは、前年から比べて、約1割の額になっているところ、これは備考にありますとおり、これまでシルバーアトリエの収入が入っておりましたが、29年度はゼロということで、この収入額ということでございます。  一方、歳出についても、28年の隣と比較していただきますと、約800万円ほどの減、これも区から事業としてのシルバーアトリエ事業への支出、これが減っておりますので、その分は支出も減っているという状況でございます。  めくっていただいて、2ページ目でございます。  7番は指定管理者の自己評価、記載のとおりでございます。  8番のところが総括的な評価の結果ということで、記載の100点換算で80.7点、評価区分としましては、十分水準を超えていたという高いものでございました。  なお、その内訳については、下の評価項目の一覧につきまして、大きく2つの、事業の実施に関する事項、それから、管理運営に関する事項とございまして、それぞれ内容と配点、得点。それから、一番合計の下のところが100点換算で80.7点というところ、記載のとおり、評価が高かったということで、それぞれの項目の得点については、昨年度こちらには記載してございませんが、もう、満遍なくアップしているということでの結果でございます。  続きまして、下の評価委員会の所見のところ、2ページ目下段でございます。  まず1番、サービス・事業についての所見として、特徴的なものは3つ目の丸、先ほどのシルバーアトリエの休止に伴いまして、一方でリサイクルショップの陳列スペースの拡充、これによって、例えば通路を広くしたこと等により、利用者への効果を高めたところ、高齢福祉施設との併設でございますので、つえをついている方、車椅子の方等もよくいらっしゃるということで、そういったところでのサービスアップという観点の所見でございます。  それから、3ページ目に進んでいただいたところで、2番の利用者対応、こちらも評価としては、ただいまのシルバーアトリエの休止等の案内も含めて、前向きな対応ということで1つ目の点。それから、3番、個人情報管理、4番、安全管理は記載のとおり、きちんと実施されているということで、所見でございます。5番の効率的な運営については、一番上のところ、これまで利用者アンケート等の活用も課題となっておりましたが、今回、例えばアンケート調査の結果を受けて、29年度に新たに接遇研修を実施しまして、その結果、後ほどアンケート調査結果出ますけれども、満足度が上がったというような成果、そういったところを所見として、特徴的なものとしまして、一番最後のとおり、以上から総合的に判断して、十分水準を超えると評価されたところでございます。  4ページ目に進んでいただきまして、こちらは別表としまして、こちらの運営評価委員会の構成、記載のとおり。なお、先ほどの十分水準を超えていたの評価、参考の評価区分は、最後記載のとおりでございます。  めくっていただいた別紙でございます。  エコプラザ事業報告書の概要ということで、別紙の1ページ目、1、それから、2、概要等について記載のとおりでございます。  下段3番の管理業務の実施状況について、(1)事業の実施状況もこちら記載のとおりでございまして、めくっていただいた別紙の2ページ目、施設の利用状況は後に実績表がございます。表1について、29年度主な講座の一覧について、記載のとおり月ごとの内容について実施してございます。  その上で4番の収支状況につきましては、29年度収入額が①のところ記載の額、これは先ほどの区の歳出額と一致してございます。その上で、支出額については、エコプラザとしてこちらの記載の額。差し引きはマイナスということで、これは例年でございますが、リサイクルショップの売り上げ等による充当がされているところでございます。  続いて、別紙の3ページ目に進んでいただいて、5番、苦情対応状況、内容については記載のとおりでございますが、1点特徴的なものとして、28年度は合計13件ということでございましたが、29年度合計5件ということで、件数としては非常に減っている、向上しているという状況がございます。  内容については、やはりリサイクルショップにお客さんが来るということで、そこがうち4件を占めているものでございます。
     それから、6番のサービス向上のための努力事項について、29年度については内容のところの大きな項目、職員研修についての内容、リサイクルショップは先ほど申した下段ですが、拡張に伴っての環境改善、そういったところ。それから、めくっていただいた別紙4ページ目、1つは講座の開設ということでの環境推進員の活用拡大ということで、記載の内容等について、アンケートも含めて「満足」との回答を得ているというような状況でございます。  7番の利用者アンケート調査の結果については、内容、それから、実施時期等について記載のとおりでございまして、こちらはこの陳列に対する回答、接客に対する回答について、非常に「良い」がアップしている状況でございまして、接遇研修等の成果も含めて、アンケート調査結果が向上している状況でございます。  その上で、下段の8番、今年度に向けた改善提案として、大きく2点ということで、上の前の段落については、環境推進員養成講座の引き続きの実施に伴って、これは地域に対する発信拠点という位置づけもエコプラザ、ございますけれども、そういったところ、この推進員の皆さんの活躍の場を提供して、引き続き取り組んでいくということで、30年度に向けて拡充に努めていく点。それから、後段、改めてリサイクルショップの運営というところで、記載のとおり寄附いただいたものについて販売させていただいているというところを、改めて初心に返るということも含めまして、さらなる周知と啓発、それから、売り場等の改善について、引き続き取り組んでまいる、この2点ということでございます。  内容については以上でございまして、以下別紙の横書きの実績表については、先ほど申した29年度も含めた5年間の実績等、参考につけてございますので、ごらんいただきたく存じます。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  以上で報告事項(1)から(8)の説明が終わりましたので、一括して質疑を受けたいと思います。  なお、総括の質疑に関しては、そのまま質疑をしていただいてよろしいですけども、各項目に対する質疑に関しましては、先にその項目名を言っていただきますと、答弁がしやすいので、御協力をお願いしたいと思います。  では、質疑を受けます。 ○田島委員  御報告、説明いただきまして、ありがとうございました。  これは評価結果についてということでございますので、評価に対しての質問ということで限らせていただきますけれども、基本的に御報告受けて、総括的には全て大体水準に達しているという形で出されております。これに関しましては、皆さん努力されていて、指定管理者の方、一生懸命やっていただいているんですけれども、ちょっと総括的にお伺いしますと、基本的に水準に達しているのでいいんではないかということでございますけれども、一つ一つ見ていきますと、やはりお役所仕事というのが否めないなと。もう少し利用者に添った事業運営というのができないのかなというのが、ちょっと感触として感じているところでございます。  細かく言いますと、一つの例といいますか、非常にポニー園なんかは、地域の皆さんから評価を得て、目黒区内で動物と触れ合えるということで、評価を受けてはいるんですけれども、もうそれに関しましても、もう少し告知といいますか、楽しさという部分が何かこう区民の方に知らせられないのかなと、わくわくするとか、どきどきするとかという部分の告知ができないのかなと。総合的には非常にいい評価を受けているのは、私も存じているし、それから、障害者の方などに対してのケアっていうんですか、という部分もされているんで、いいんではないかなと思うんですけれども、やはり目黒の中にあって、これ一つの例ですけれども、何かもう少し楽しい告知ができないのかなということです。  それが全体的に、指定管理という全てにおいてなんですけれども、何かお役所的な枠があるんではないかなという気がしますんで、その辺の改善点があれば、1つ、ポニー園に対しての質問としては申しわけないんですけれども、一つの例として総括的にお答えいただいても結構だと思います。  それから、ちょっと細かいんですけれども、(3)の目黒区立自転車等駐車場指定管理者運営評価のところでございますけれども、2ページのその評価内訳の3番、利用料金制に関する事項ということで、利用料金制は適正に執行されたかというところで、この利用料金に関して、配点が50点で得点が36点ということは、14点マイナスになるわけで、利用料金というのは、普通は50点で50点か、50点で48点とかぐらいじゃないとおかしいような気がするんですけど、どういう形でこの評価をされたのか、要するに利用料金の取り漏れがあったというふうに受けとめちゃっていいのかどうか、そこについてお伺いしておきます。  あと、(5)の駒場公園茶室、和室指定管理者運営評価結果についてでございますけど、これはこれから洋館のほうが東京都が今、東京都のほうで管理していて、まだ開館はしてないんですよね。開館してからということになると思うんですけれども、やはりここの中で一般来園者って、3番ですか、3番に一般来園者というのが数が出ているんですけれども、どんどんどんどんふえていっているのはいいことだと思うんですけど、これで目黒の観光資源の一つとして、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて外客がふえていく上で、どのような対応をしていくのか。それから、外国人観光客といいますか、外国人の利用者の内訳等が出ているのか、出ていないのか、今後はやっぱり気にしていかなければいけないところだとも思いますので、わかる範囲で結構ですから、教えていただきたいと思います。  それから、(6)の駒場公園のデイキャンプ、ここで苦情対応の状況報告、5番ですね。で、外国人の方には使えないというようなことで、苦情があったというふうに出ているんですけれども、やはりこの辺が非常に今後やっぱり問われていくところといいますか、かといって、本当にわからない方に勝手に使われて、事故等が起こるのもあれでしょうけど、きちっとしたマニュアルがやっぱり整備されなければならないんじゃないかなと思います。その辺について聞いておきます。 ○立山都市整備課長  では、私のほうから1点目の総括的なところで、各施設の対応がどうしても役所的なところがあるという御指摘でございます。  これにつきましては、実は運営評価委員会の中でも同様の趣旨の御質疑、御意見等もございます。毎回決まった形で評価をするということでやっております。で、アンケート評価も決まった内容で評価するということで、どうしても定型的な形でやっていくということで、固定化してきている、対応の仕方についても柔軟な対応ではなくなっているんではないかとか、そういうような御指摘はございます。  どうしても全ての施設、基本は施設管理という部分のもので、それを区にかわりまして指定管理者が施設利用を許可する、許可しないという、そういう部分でございますので、そこは別ではございますが、施設の評価委員会で指摘があるのは、施設の効用をもっとPRするといいますか、もっと効用をふやすという、そういう視点がやはり足りないのではないかという御指摘はございまして、それについては、後ほど御報告になりますが、今後どういう評価をしていくかということで、今後の対応の課題ということで整理させていただいているところでございます。  私のほうからは以上でございます。 ○澤田道路管理課長  2点目の自転車等駐車場の利用料金制に関する事項の御質問でございます。  利用料金制が適正に執行されたかという評価でございまして、委員御指摘のとおり50点の配点に対しまして36点と。14点マイナスになっているところでございます。駐輪場におきましては、望ましい形は全ての駐輪場があきなく、全てが駐輪されるというのがやっぱり最良、最適かと、最高かと思いますが、駐輪場によりましては、あきが出ているところがあると。例えば自由が丘とか、なかなか駐輪場整備できないところにつきましては、満車状態続いておりますが、やはり駅から少し離れているとか、そういった駐輪場は満車状態ではございません。  こちらの評価の視点でございますが、視点の一つに収支のバランスということで評価しておりまして、そういった駐輪場全体を見たときに、全て満車になっていれば50点中50点ということでの評価してもいいのかもしれませんが、あきがあるということで、そういう観点から36点という評価があったものでございます。  それと取り漏れはございませんので、利用者は全部いただいておりますので。  以上でございます。 ○櫻田みどりと公園課長  では、まず駒場公園茶室、和室についての御質問にお答えいたします。  外国人の方の利用の内訳というのは、ちょっと統計はとれておりません。利用者数はカウントするだけになっておりまして、ただ、現地で管理運営する中で、やはり外国人の方がふえているということは、大観的には把握をしておりまして、今回改善提案の中でも英語版リーフレットの作成と配付など、そういった対策をとるということで、提案を出してきております。  それから、アンケートの中では御住所を書く欄がありまして、その中に250人中3人の方が日本国外という書き方をなさっていらっしゃいます。ただ、日本に在住の外国の方もいらっしゃいますでしょうし、ちょっとそのあたりは、多分私の記憶ですと、ちょっと過去こういった日本以外という方は、あんまりいらっしゃらなかったような気がしますので、やはりふえていくんだろうとは思います。  それから、現在、区でWi-Fi設備を設置していくということは今考えておりまして、その中で候補地として、こちらの駒場公園も入っております。また、東京都の洋館でもそういったことを考えているということで、対応は今後していくということで考えております。  それから、デイキャンプ場のことにつきまして、苦情の対応でございます。  委員、今御指摘のとおり、外国人の方への不適切な対応があったというところで、おっしゃるとおりこれまでの利用の実態として、ちょっと荒い利用があったり、それは外国の方に限りませんけれども、実際お話をしても、わかりませんというような御回答をいただいたりということもあって、こういった対応をしてしまったというところでございます。  ただ、それとこれとは別ですので、場合によってはちょっと人権という形にもなってきますから、強く指導いたしまして、センターの中でも共有したというふうに聞いております。  以上でございます。 ○田島委員  今後の、またこの後、概要の説明があって、方針の説明があるようですから、そこで細かいこと等またお聞きするとは思います。  総括で御答弁いただいたとおり、やっぱり、お役所的になっているということも、評価委員の方々からも御指摘されているという御答弁だったと思うんですけれども、やはり指定管理という形をとって、民間の力を入れてということでございますので、ぜひとも今後利用者に添った、それからまた、せっかくですから、やっぱり役所にできないことをやっていただくという視点は持っていっていただいたほうがいいんじゃないかなと。その御答弁の中にあった、やっぱり規制する云々ではなくて、少し自由度を上げていただいて、指定管理に関しましては、やっぱり区民が使いやすい、それから、ちょっと言いにくいことでもあるんですけど、お役所仕事ではできないようなこともやっていただくというところの何か仕掛けをつくっていかなければいけないと思うんですが、その辺を考えておいていただくということで、答弁は結構です。  以上です。 ○吉野委員長  田島委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川原委員  さきの委員もお話しされていましたけど、総括的に言いますと、指定管理者制度は導入して10数年がたつと。平成18年ぐらいからこの指定管理者制度というものがスタートしたかと思いますけども、その間、いわゆる直営という部分からすると、経費の削減というものは一定程度推進してきているのかなと思いますけども、やっぱり先ほどおっしゃられるように民間活力という部分では、今後は一歩進めて、利便性とともに少し稼ぐといいますか、やっぱり区の収益になっていくという部分も感覚的には必要なのかなと思っておりまして、中にはいろいろと指定管理者の工夫によって、利用料金制のものもあったり、さまざまな区民サービスという部分でふえている部分があるかと思いますけれども、今後さらに拡大していこうというような考えがあるかどうかというのも、総括的には聞いておきます。  あと、三田フレンズでして、これはこの間、私も1回何かのやはり駐車場の利用率の向上ということで、質疑等もさせていただいて、さまざま工夫をしていただいて、利用が拡大しているということで評価したいと思っておるんですが。これは定期利用というのは、延べは97と書いてありますけども、基本は利用者というのは7人なのかな、8ページに書いているアンケート結果ですと、定期利用者が7と書いてあるので、7台なのかなと思うんですけど、やはりもう少し利用率、当然時間貸しの部分が当然まだまだ多いということもあるので、機械式駐車場なので、使いにくいところもあるのかなと考えたときに、やはり定期利用をもうちょっとふやすような工夫が必要なのかなと思いまして。例えば私もちょっと利用するんですけど、割合このシェアビジネスが今、拡大している中で、ああいうシェアリングの、いわゆるカーシェアリングのああいった拠点が結構、コインパーキングなんかでも結構あきが多いところなんかは、台数の一部をカーシェアリング用に貸しているようなものがあったりするのを見受けられるので、例えばこういう三田フレンズなんかも、幾つかをそういったカーシェアリングみたいなところに定期利用させれば、もうちょっと収益が上がるんじゃないかなと考えておりますけども、そのようなお考えがないかというのをお聞きしたいと思います。  あと、駒場公園の茶室で、オータムフェスタとか、そういう秋のアートウィークのときには、お茶の提供等もされているというようなんですけども、今改修中ですけど、東京都のほうは喫茶店が1階にございまして、夏暑いときに私も行くとジュース飲んだりしたこともありまして、やっぱり和館についても、金沢との関係もできましたし、多分来館者がこれからもふえてくるんじゃないかなというふうに思いますので、あそこ木造なんで、重要文化財なんで、火を出せないので煮炊きはできないと思うんですけど、何か冷たいものが提供できたらありがたいかなというふうに思いますので、いわゆるその期間だけではなくて、もうちょっとそういったような工夫ができないのかというのをお聞きしたいと思います。  以上です。 ○中澤都市整備部長  1点目につきましては、先ほどの委員もございましたので、ちょっと総括的な部分で私のほうからお答えさせていただきます。  この指定管理制度、委員御案内のとおり、民間のノウハウを活用すると。これは大きな視点でございまして、住民サービスの維持・向上を目指してということでございます。で、管理経費も削減するということ。ただし、委員から、例えば評価委員会からも御指摘ございましたけれども、やっぱり役所というか、区の施設を、それを指定管理で維持管理をしてもらうとなりますと、やっぱり職員のほうもそうした中での一定の管理監督という形になりまして、確かにおっしゃるように、なかなか伸びるPR、何か戦略化しろと、そういうことも言ってはいるんですが、そこは進まない状況は見られるのかなと。それは評価委員会の中でもそういう御指摘もございますし、今、当委員会からもそういう御指摘があったということは、何が言えるかというと、やはり施設の効用を高める提案、いわゆる自由度ということかと思いますので、そういうところはやはり今後必要な部分かなと思っております。  今回の提案、今度次に実施方針と募集要項の中には、やはりこの施設の効用を高める項目を評価項目に入れてございますので、そうした視点をしっかりと私どもは評価していくべきかなと。評価委員会で評価をしていくべきだなということは、委員会のほうにはお伝えしていきたいと思っておりますし、また、区としては現在行革計画の中で、指定管理による効果的な施設管理、または運営の推進ということで、現在今113施設、区の施設を指定管理してございます。  ただ、ここはやっぱり継続的な評価、更新時期を控えて、ちょうど今更新時期でございますが、やっぱり業務の見直しを図っていくということで位置づけてございますので、当然今回の、今回は29年度の運営評価の今内容の御質疑でございますが、今度は30年度や31年度以降の業者を選定する際は、やはり今の御指摘の部分をしっかりと押さえて、私どもは次期の指定管理はやっぱり選定していくべきだなと。それで、ちゃんと議会のほうにはそういう提案をして、御議決いただければいいかなということで、今取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 ○立山都市整備課長  2点目の三田フレンズの駐車場の利用率向上ということで、定期利用のさらなる増大という御指摘でございます。  御指摘のように、定期利用が入りますと、安定的な収入ということになりますので、時間貸しに比べて、比較的その収入については、非常に安定的な状況になるというところは、1点非常にいいということで、ここ昨年あたりから大分ふえてきているという状況です。  現状でいきますと、今10台ほど定期利用の申し込みが来ていると。ただ、全体でここ34台の駐車場でございますので、定期利用の枠がどのくらいまでふやしたほうがいいのかと、実は時間帯によっては、時間貸しのほうも含めて満車になりそうな状況もちょっと見えてきているところでございますので、定期利用をどのぐらいふやすべきなのか、また、本来はもともとの考え方は、恵比寿の再開発等の中で路上駐車等をなくすというところで、こういう公共駐車場をつくっていくという、そういう目的もございます。そういう意味では、時間貸しというのは一定程度必要でございますので、どのくらい、利用率、また、利用料金をかなり収入を上げるという視点と、一般の時間貸しの利用率、そういうところのバランスをちょっと今後見据えながら、どの程度にしていくかというのは検討していきたいと考えてございます。 ○櫻田みどりと公園課長  駒場の和館の件でございます。  東京都のほうは喫茶店もやっていてというところでございますけれども、和館につきましては、木造ということもございますけども、現在、文化財ウィークのときの抹茶サービスは行っていますが、ほかは呈茶等はやっていないという状況でございます。  現在、サービス向上という点では、いろいろとガイドの充実ですとか、リーフレットですとか、そういったことをやっておりますけれども、現在和館につきましては、ちょっと、そもそもお部屋の数が、1階の広間が無料休憩所、それ以外の和室と茶室が1階にございますが、それで有料で貸し出しということをしておりまして、通常ほかの庭園などでお茶を出すときには別室があって、そこでお出しすることが多いと思うんですけども、ちょっとスペースが現在のところないのかなというところはございます。  2階は今、見通しがつきませんので、人を通常入れてはいない状況でございます。その辺も考えあわせながら、あるいは東京都も開園後、頻繁に私どもも調整しておりますので、その中でどのようなおもてなしといいましょうか、全体としてやっていけるかというあたりは、公園全体として私どもも課題だと思っております。さきの委員からも観光というお話もございましたので、ただ、何ができるかというあたりと、今現在の課題ですよね、例えば冬、非常に寒いとか、そういった問題もございまして、解決すべき課題をちょっと調整、検討していきたいと思っているところでございます。  冷たいものというところが、ちょっと今、厨房が裏のほうにあることはあるんですが、ちょっとそこを往復して広間でお出しするというところが、ちょっと今すぐ判断できることではないので、検討はさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○川原委員  1点、駒場公園の件で、さきの委員もおっしゃられた、今御答弁にもありましたけど、やっぱり観光という部分の資源で、特に海外の方はやはり体験型というのがいいのかなというふうに、私が例えば同じように海外へ行ったとすれば、そういうふうなものがやりたいなと思いますと、やはり日本のよさといいますか、できるかできないかは別としまして、例えば、和室ですから着物を着て体験をするような、写真を撮るとか、洋館なんかも合わせると、いわゆる明治とか大正のそういった格好ができたりとかすると、明治村みたいになってきますけども、そういう体験ができたら、海外の方も喜んでいただけるのかなと。また、利用される方もふえてくるのかなというふうなものを考えているので、東京都ともまた協議しながら、何かいわゆるあの一帯は結構そういった民藝館もあって、やはりちょっと古い町並みだったり、近代日本のそういうよさのある建物も多いので、そういったものがうまくマッチングできればなと考えていますので、その辺も考えていただければと思いますが、その点、お聞きしたいと思います。  以上です。 ○櫻田みどりと公園課長  そうですね、和館ではちょっと手狭なところもございますので、東京都とも調整しながら、そのあたりの、恐らく東京都も今度文化財、10月ぐらいに再オープンということでお聞きしておりますので、調整重ねながら、できること、それから、文化財の保護とのバランスも考えながら、活用についても考えていきたいと思います。  以上でございます。 ○吉野委員長  川原委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○森委員  1点目は、利用者、区民に寄り添う対応についてです。  今回の評価についても、評価委員会の部長以外の3人の方々が現場をよく知って、意見を、評価していただくということが大事だと思っています。  その点で、事前に資料を送って見ていただく期間を長くしたりとか、今回現地調査をやっていただいて、その質疑も翌日やっていただいているという点については、よかったかなと思うんですね。現地調査はどこに行かれたのかを質問したいと思うんです。それで、どんな質問が出たのかも含めて、より現場をよく知って、あるいは利用者の声なども生の声を含めてよく知って、評価していくというのは大事だと思っています。その点いかがでしょうか。  それから、過去の改善提案をどこまで継続的に対応していくかという点についてです。  毎年毎年改善提案が出されているわけです。それで、例えば住宅で言いますと、空き室が出ると。区営住宅の空き室が出たときに、一々住宅課としてはどこに空き室が出たかということは、その都度は連絡は東急コミュニティーからしてこないようなんですけれども、今回前年度まとめて募集したと。もう少し小まめに募集できないのかという話の中で、東急コミュニティーからも定期募集の提案があったと思うんですよ。それを過去のものとしないで、どのくらい追っかけて、その実現のために取り組んでいるかということについてお聞きしたいと思うんです。  それに限らず、過去の改善提案については、どのように扱っているのか、いかがでしょうか。  それから、いろんな課題があります。例えばエコプラザの関係では、シルバーアトリエが閉鎖されて、売り上げがゼロという報告もありましたけれども、この間、シルバーアトリエ廃止しないでほしいという陳情も出されて、ずっとその代替どうするかというのも議論になっていたわけです。エコライフめぐろ推進協会とも相談をしながら、この代替については、工場ができるまでの間も含めてやっていくと。実現に向けた検討しますよというニュアンスの話がありました。それはどんなふうに進んでいるのか、そのあたりをお聞きしたいと思うんです。  で、指定管理業者と区側の連係プレーというのは非常に重要です。毎月連絡会というんですかね、どんな形でやられているのかお聞きしたいと思うんですね。  それで、区が部課長級派遣している団体との連携は比較的とりやすいのかなみたいな直感はするんですけど、民間事業者になると、そういうわけにもいかないだろうなという感じもするんですね。  例えば、区営住宅の修繕について言えば、やっぱり区内業者をもっと使ったらどうかという区内業者育成の観点、どれだけ貫かれているのかなというのが、東急コミュニティーに指定決めた段階で、ちょっとそのあたりが心配だったんで、議論もしたことあるんですけどもね。それ、いかがでしょうか。  具体的にはリフォーム協会なんかとも、さらに連携をとってきていると思うんですよ。というのは、例えば畳がえを1つとっても、具体的に聞いた話は、下地、下の木ですよね、もうべこべこになっていると。それでもお金が出ないから、そのままでいいよと。畳がえしちゃってよみたいな話がやりとり、あったとして、あったそうなんですよ。それだと、やっぱり新たに入ってくる居住者も何か気持ち悪いし、ふわふわしちゃってね、維持管理、長もちさせるという点でも、これは畳にもよくないわけで、そういった点がちょっと、もうちょっとしっかりやってほしいという声もありますのでね。  だから、そういう点で修繕費について、出すべきものは、しっかり区が出しているのかね、そういった民間業者との濃密な相談関係が維持されているのかどうか、その点をお聞きしたいと思います。 ○立山都市整備課長  では、私のほうから1点目、まず委員会の現場視察に関してでございます。  今回、現場視察といいますか、現地調査を行った箇所については、三田フレンズ、それと碑文谷公園のポニー園、それと碑文谷四丁目アパート、それと緑が丘駅駐輪場の4カ所でございます。この4カ所で半日かけて回っているところでございます。  主な質疑で、一番活発に御質問等あったのは、緑が丘駐輪場について、今回拡張したというところで、変化があったというところで、御質問があったようでございます。全体の駐輪場の総収入がどのくらいなのかとか、拡張された経緯、どういう経緯で拡張されたのかとか、あと自転車について、駐輪機のあきの管理、ラックがあいている状況等の管理という、そういうところで、これについて、コンピューターで出入庫の確認ができているので、どのくらいあいているのかというのは集中管理で把握できるという、そういうような質疑があったというところでございます。  1点目は以上でございます。 ○高橋住宅課長  それでは、2点目の御質問でございます。  確かに委員御指摘のとおり、今年度改善提案の中で、空き室の定期募集ということで提案がございました。これにつきましては、区民の方へのその理解ですとか、あと応募機会の均等化、空き住戸期間の短縮といった感じで、非常に有効な提案であるというのは私どもも評価はしております。  それでも、やはり経常的に一定数空き住戸が出るような、なかなか流動性が低い区営住宅の特徴もございまして、定期募集するにはさまざまな課題があるのかなというふうにも考えてございます。そういった定期募集に関するメリットやデメリット、あるいは他区でどういうふうにやっているかと、そんな状況も踏まえながら、来年度以降定期募集できるかどうかについては、ちょっと課内では検討しているところでございます。  以上です。 ○佐藤環境保全課長  エコプラザに関する御質疑でございます。まず、先ほども私から御説明した御指摘の清掃工場建てかえ中、シルバーアトリエの休止について、これは本委員会に御報告をしていますとおり、その間6年間ということで、不用品の再生事業、これをどういうふうにしていくか、こういった観点も含めてのさまざま検討ということは、休止の始まる前もした上で、現在も継続はしているところでございます。  今、休止が始まる前の検討については、過去に御報告しているとおりでございまして、作業にかかる溶剤、薬剤、シンナー等の利用、そういったところも含めて、代替施設も含めた検討の結果としては、全く同じような作業をほかの代替で行うということは難しかったということでの休止、一方で35年度から利用開始できる見込みである新たな工場の管理棟の中では、同等のスペースについては確保していくような方向、こういったものを御報告したところでございまして、この点変更はございません。  その中で、休止中、現段階でのこの不用品の再生事業というところについては、1つ本日の29年度の運営評価の資料、エコプラザの中で、3ページ目の所見の一番上のところでございます。3ページ目の所見欄の右側の上のところ、不用品情報の登録件数が大幅に伸びているという評価、所見をいただいたところ、これがエコプラザの中で可能な大型も含めた再生不用品については、この情報交換の場を活用して、あっせんを促していく、こういった代替を1つ取り組んでおりまして、これについては、具体的には前年度から約1.7倍の登録件数になったという経緯がございます。  ただ、一方でほかの御質疑とも重なりますが、継続的な今後の課題ということで、あっせんの成立件数はこちらに書いてあるとおり微減してしまったような経緯もございますので、こういったところをこの情報登録の場を活用した不用品再生事業の代替については、継続的な課題ということで、改めて今年度、それから、今後31年度に向けても継続的な課題認識を持った上で、見直し等に取り組んでいく、こういった姿勢を協会として持っているところでございます。  これについては、私どもも35年度以降の事業のあり方も含めて、連携を密にしながら協会と、現在のこの代替事業の支援も含めて連携を密にして協議していきたい、このような姿勢で取り組んでまいる所存でございます。  その上で、そこと重なる区との連携のところについては、実際には協会との連絡会というのは年3回程度ということでございまして、その中では協会に対しては補助金を支出している、一方、エコプラザについては指定管理者として担っていただいている。この両方の立場をあわせ持った連絡会ということで、さまざまそれについては継続的な課題も含めて整理をし、今後の展開も含めて協議をしているということでございまして、これは今後も継続的に連携を密にしながらやっていきたい、御指摘のとおりというところでございます。  以上でございます。 ○高橋住宅課長  失礼しました。答弁漏れがございました。  リフォーム協会の畳がえの件でございます。  確かに住宅課では、現在目黒区の住宅リフォーム資金助成ということで、リフォーム協会に加盟している業者さん、区内の業者さんを活用して、みずからがお住まいの居住用の住宅のリフォーム助成ということで、ここ数年は120件程度の件数が実績があるところでございます。  委員御指摘の畳がえの件につきまして、私どもとして、細かい事実、ちょっと確認してございませんので、それを、事実を確認しまして、必要があれば対応していきたいというふうに考えてございます。  区営住宅の小修繕につきましては、基本は区内業者を活用するというところで、先ほど畳がえのところも含めまして、区内業者を活用するというふうな原則で、指定管理者のほうにも申し入れをしてございますので、そういった中でリフォーム協会加盟の業者さんを活用しながら、そういったところも対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○中澤都市整備部長  ちょっと4点目の補足でございますが、区内業者の活用につきましては、これは募集要項等にも当然掲げてございますので、大体一定、約7割程度の区内業者ということです。  これはやっぱり基本的にそれ、例えば自社、メーカーでの対応等が必要なものもございますので、全部を区内業者というのはなかなか難しいところで、大体ここ数年、今の指定管理、7割程度ということでございます。  それとあと、リフォーム協会との連携というのは、これは私ども当然リフォーム協会さんとか、建築士事務所協会さんとか、建築協会さんとか、連携して、年に2回ぐらいですかね、お話し合いの会も設けてございますので、そうした中では、今一定委員からあった内容は出てはございませんが、当然今後とも連携はしていきたい、当然そういうスタンスでございます。  また、畳がえというのは、これは基本的にその場が、そういうことがあったということでございますが、ちょっと私も現場は知りませんが、基本的にはちゃんとした修繕をするということで、今後は指導するように、それはしてまいりたいと思います。  以上でございます。
    ○森委員  業者との連携の関係なんですけども、先ほど言いましたとおり、シルバー人材センターやエコライフめぐろ推進協会については、比較的日常的な連携とりやすいと思うんですね。  一方、純然たる株式会社である東急コミュニティー等については、よっぽど濃密な相談体制をつくらないと、うまくいかないんじゃないかと思っています。  というのは、この指定管理者制度というのは、区民のサービス向上、効果的に設置目的に沿って、効果的に上げていくというのが一方の趣旨ですね。効率的、経済効率というのもありますけれども、これまで総務大臣の通知も特別に出たように、全国で金額、効率一本やりで進めた向きがあるということから、特別に通知を出したわけで、その原点に戻って公の施設の設置目的が本当に図られているのか、その点をしっかり評価していただきたいと思っています。  その点で、年に1回の評価だけでなくて、日常的にその原点を踏まえた、区民に寄り添った指定管理制度活用を図っていただきたいと思うんです。  そうしたことを考えると、やっぱりさっき言いましたとおり、民間事業者は一定営利目的という重要な面もありますから、よっぽど設置目的に沿った公の施設の区民利用、サービス向上ということを濃密に相談していきませんと、ままならない面が出てくると。そういった点で、例えばの例として、先ほどの畳がえの例も挙げました。さらには、入居者募集等に当たっても、本当に区民に寄り添って窓口対応されているのかなというと、さっきお役所仕事という話もありましたけど、お役所仕事がさらに高じちゃって、マニュアル仕事になっちゃってて、本当にその相談者の御苦労、悩みに寄り添って窓口対応しているとは思えない事例も、私、相談者から聞いています。  東急コミュニティーが住宅課にすぐに聞いて、ピンポンしてやりとりして、これはどうなの、どうなのって全部やっていけば、そういうファジーな部分というのはいっぱいあるわけですよ、行政の仕事の中には。行政が直でやっていればそういうことっていうのはわかって、わからなきゃいけないんですけど、わかっているから対応できると。でも、指定管理に任せちゃってると、そこのところが、ともすればマニュアル、それこそ括弧つきのお役所仕事になっちゃう。そこで、十分な連携体制をつくっていただきたいというふうに思っているんです。  ですから、先ほど協会との話し合いは、年二、三回定期的にやっているよという話ありましたけども、それ以上やっぱりやっていく必要あるんじゃないかというのが私の質問ですが、いかがですか。  その中で具体的ないろんな話を聞いていただきたいと。業者も窓口やっていると、いろんな、結局いろんな思いを持っていると思いますよ。私も直接行って聞いたことありますけどね。そういったことを聞いて、どうするのかという話し合いを日常的にやってほしいんですよ。じゃないと区民が困るんです。いかがでしょうか。  あと、ちょっとボランティアガイドの関係ですけども、駒場の和館等のシルバー人材センターが指定管理で受けていて、多くの方々の有能な、本当私も直接聞いて、おお、すごいわかりやすいなって感激して、案内受けてますけど、そういったことができるわけで、シルバー人材センターが指定管理になってもね。そういうガイドボランティア団体との連携と書いてありましたけれども、本当にそういったところを大事にしながら、区が主体的にさらに踏み込んで相談に乗って、連携を強めていただきたいと思うんですけど、これは他の分野、ポニーもそうですけど、そういったところはいかがでしょうか。  以上。 ○高橋住宅課長  それでは、区と指定管理者、東急コミュニティーとの連携でございますけれども、今現在は毎月の連絡会で、担当者のほうと密に連絡をとったり、また、年に一、二回はその連絡調整会ということで、課長も含めてさまざまな現場のいろいろな状況ですとか、そういったものを情報共有するということでやってきてございます。  特に区内業者の活用ということで、1点目に御質問がありましたけれども、これはさきの回答と繰り返しになりますけれども、基本的には小規模な修繕に関しましては、区内業者を活用ということで、こちらもその申し入れをしておりまして、そういった件についても、毎月の月例の話し合いの中で、そういったことについて情報共有をしているところでございます。  あと、ほかにも別に毎月の定例会だけじゃなくても、かなり東急コミュニティーの担当のほうが住宅課のほうに出向いて来まして、これこれこういうことがあったというふうな、逐一情報を入れて、当然担当者のほうとも情報共有をしたりしてございますので、特に全く指定管理者のほうに任せっきりとか、そういうことではないということで、密に連携をとっているのはこれまでもそうですし、これからもやっていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○櫻田みどりと公園課長  では、駒場のボランティアガイド等の連携というところでございます。  ボランティアガイドにつきましては、駒場公園にはもともと洋館のほうでガイドをしていたボランティアの会というのがございまして、そちらが日時、曜日は大体決まっておりますので、シルバーに関しましては、それ以外の時間で、管理の手がすいている時間帯に、ガイドを自主的に行っているというような連携体制になります。  そもそも指定管理者というところですが、限られた行財政資源をいかに効果的・効率的に行っていくか、運営していくかということで始まってございますので、区がやるべきところは区が当然、例えば駒場公園であれば、観光、あるいは利活用、重要文化財の保全・活用、そういったところは区がやるべきところと思います。  それから、指定管理者は委任を受けて現地を維持管理していくわけですので、そちらは任せるべきところは任せながら、きちんと連携を図って、連絡会議を密に行ってやっていきたいというふうに思っております。  ポニーに関しても、同様に考えております。  以上でございます。 ○吉野委員長  森委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○山本委員  じゃ、総括的な質問をします。  まず1点目で、この全ての評価結果に歳入・歳出決算額の推移の下のところに、導入前の収入と支出が書いてあるんですけれども、この支出というのは人件費は入っているんでしょうかというのが1点目です。  2点目として、これ全部の評価に言えることなんですけど、指定管理者を入れるというのは、要は何を見たいかというと、その効率的な運営で経費が削減されているとか、例えば民間の企業の知恵と工夫でサービスを向上させたところがあるとか、だから、そういったところを目的として、指定管理制度を導入しているはずという観点からすると、こうやっていろいろ書いてあるんですけど、要は何かこう評価をしても、客観的な基準が1つもなくて、何かもうもともと数値的な目標というのが1個も書いてないので、これを見たところで、果たしてこの点数が正確というか、妥当なのかというのがわからないんですよね。最終的に点数自体に水準を超えているとか、水準に達していないとかという基準は設けているんですけど、その点数をつけるに当たっての数値的な目標だとか、例えばこのアンケートをとったんであれば、アンケートの満足度が何点以上だったら何点だとか、何かこうそういう客観的な基準が示されていて、それに到達している、していないとかというところがないので、こういった評価をされても、果たしてそれが妥当な点数なのかというのがわからないと思うんです。  なので、その数字的な、客観的な何か基準を設定した上で、それにどの程度まで届いた、届いていないというところを評価に加える必要があるんではないでしょうかというところが2点目です。  3点目として、そもそも論で、じゃあ、その経費が妥当なのかとかという点についても、導入前の収入・支出等の比較と年度ごとの歳出・歳入がばっと並べて書いてあるだけなんですけど、果たしてこれが、じゃあ、金額として妥当なのかって、これを見ただけだと全然わからなくて、例えば民間の類似する企業とかサービスとかを集めてきて、何かそれとの比較とかが書いてあれば、何かこうわかるんですけど、これがばっと書いてあって、これがじゃあ、果たして効率的な運営で経費が何かこう削減されているのかって、よくわからないんですよね。そういった本来の目的にそぐう何か見せ方をしていただけたらなと思うんですけれども、いかがでしょうか。  以上3点です。 ○立山都市整備課長  まず1点目、支出に関してでございます。  資料で記載してございます歳入と歳出の歳出に関しましては、基本的には人件費と事務費というところでございます。そういう内容で記載してございます。それ以外に修繕費等は、また精算項目として別途記載してございます。基本的には支出につきましては、人件費、また、事務費等、それと済みません、定期点検の費用、これが含まれるというところでございます。  2点目、客観的な基準がないというところでございますが、施設の運営評価ということでございますので、なかなか数値で示すというのがなかなか難しい部分もある。そういうところで、都市整備部としては外部の専門、それぞれの専門の方に入っていただいて、例えば経営状態に関しましては、記載にありますように、中小企業診断士の方入っていただいて、その経営状態、また、収支状況を見て、そういう専門家の視点で評価をしていただくということで、一定の評価をしているということでございます。  なかなか客観的に点数がつけられれば、そういう委員会開かなくてもできるところかもしれませんが、そういうところで、サービスを提供するというところでございますので、評価委員会で評価をしていただくというところで、客観性というところでは、そういうところで客観性を保つということで、これは区全体でそういう方針で進めているというものでございます。  3点目、経費が妥当かどうかということで、民間の類似企業と比較するという御指摘でございますが、これについては、5年間を一つの指定期間ということで、最初の年、後ほど御説明しますが、次の期間については、31年度からの期間を今年度募集する、現在の指定管理者については25年度に募集をして、その中で複数の応募者があった中で、サービス内容と経費の提案があって、その中でサービス内容と経費を比較検討して、最も適切な業者に指定をしている、それについても選定評価委員会で評価していただいているということでございます。他の業者と比較していないわけではございません。1回そういう比較をして、決まった内容については、5年間その内容で適切に運営されているかという評価を今回はしているということで御理解いただければと思います。  以上でございます。 ○山本委員  この1点目確認なんですけど、この指定管理の導入前の人件費ということは、公務員人件費という意味で理解して正しいでしょうかというのが1点目。  あと2点目の数値的な目標の部分、これ専門家を、評価委員会に専門家の人が入っているので、客観性を保っているというのが区の全体での方針って、確かにそうなんですけれども、そこだけでやっぱり保てないというか、それだと結局のところわからないんですよね。どういう審査がされたかということもわからないし、一体どこを、何を目標にしているのかというのが明確になっていないと、運営する側もそうだし、評価、判断する側からとしても、これが果たして本当に、じゃ、効率的な運営がなされましたねとか、何かサービスが向上しましたねとかというのが見えないので、やっぱりそういったところは見える化をしていくべきだと思います。それが今の現状の区の方針であったとしても、そこは、変えていくべきじゃないかなと思うので、御検討いただけないでしょうかというのが2点目。  あと3点目の価格についても、これも同じですね。その選定評価委員会が入っているとしても、その中で、応募があった中でのその金額の比較しかしていないということになるので、果たして世間はどうなんだろうというのを見る、そこも実際に募集した中に同じような金額の申し込みがあるとは限らないとしても、外と比較をしてみるという視点は大切だと思うんですけれども、いかがでしょうか。  例えば、私、前もこの駐輪場で定期のほうの駐輪場は結構あいているのに、一時駐輪場はいつも満杯だということを、いつだったかの何か議会で言ったと思うんですけれども、それもずっと改善されないままなんですよね。  例えば、それだと、じゃ、どれぐらい、定期のほうってがちゃんとやるやつじゃないので、いつ入っていつ出たという入出庫が自動的にはわからないと。だから、人が数えるとかっていう作業が必要になるわけなんですけど、でも、駐輪場に毎日人がいて、何されているんでしょうね、管理をするために何時間か人がいるわけなんで、そこの間でカウントするって、そんなにすごい大作業じゃないと思うので、何か一定期間数えてみるとかということって十分できると思うんですけれども、そういったところもなされないわけですよ。でも、評価としては十分基準を満たしていると。  このアンケートにしても、じゃ、この満足、普通とか不満とかいろいろある中で、一体評価基準として満足度が何%以上だったら、その項目が水準を超えているというか、そういったサービスレベルの設定とかもないので、やっぱりそういったところも恣意的な点数のつけ方になっているように思うんですよね。だから、やっぱりある程度見える形での基準設定のもとの評価というものをすべきだと考えるんですが、いかがでしょうか。 ○吉野委員長  議事の都合により、暫時休憩いたします。  再開は午後1時といたします。  (休憩) ○吉野委員長  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  山本委員の質疑に対する答弁からお願いいたします。 ○立山都市整備課長  では、3点の御質問ございました。まず1点目、導入前の人件費の状況というものでございますが、まず、この指定管理制度の対象になっている施設につきましては、指定管理者導入以前は区の直営ということで、区もしくは、当時、区にかわってそこの施設の許認可ができるのは公的団体ということになってございました。まあ財団法人とかという法人格、一般の企業はできないという制度でございましたが、そういう現在の指定管理者制度で、民間のノウハウを導入して経費の効率化、また住民サービスを向上するということで行ったものでございます。  今回御報告している施設については、当時の管理していた法人がそのまま管理しているものもあれば、民間の事業者で行っていたものが、指定管理者によって変わったものもございます。それ以前の段階では、中には直営の職員、区の職員が直接管理してかかっていた人件費を、一時民間に委託化したものを、さらに例えばシルバー人材センターに切りかえたという、そういうものもございまして、経費的にはかなり当初かかっていたものより安い、効率的な運営に当時の状況から比べますと、なっている状況でございます。  2点目、数値目標ということでございます。説明が若干不足して申しわけございません。例えば資料の三田フレンズでいきますと2ページ目のところに評価内訳がございますが、ここについて、こういう評価をするに当たりましては、事前に事業者から各年度の事業報告書を提出させてございます。詳細にどういう事業を行ったか、どういう体制で行ったかというような報告書を出させてございます。また、アンケート調査、これも集計したところしか御報告してございませんが、内容的にはかなり細かくアンケート調査もしている。また、改善提案書や各指定管理者が自己評価をした自己評価書、これも結果しか御報告していませんが、そういう各報告書、それと会社の決算報告書などの資料を提出させてございまして、さらに、2ページ目の評価内訳で、例えばサービスの実施に関する事項ということで5項目ございますが、この中にはまたさらに細目で細かく評価項目を分けてございまして、それぞれの項目について5点もしくは10点という配点の中で3点が標準ということで、提出された資料等をもとにどういう点数になるかという、最終的にどう判断するかというところでは各判断する方の主観的なものはございますが、資料そのものは共通の資料で、それを点数づけするということで点数化するということでございます。  そういう意味では、数値目標ということではそういう点数づけした中で60点以上ないと標準には達していないという。標準がオール3であれば60点という考え方で、60点以上が必要という、そういう数値目標をつくっているというものでございます。  次に、費用的なところで、一般的な他の業界といいますか業種の一般的な費用ということでございますが、一番最初に申しましたように、区の直営で行っていたものをこういう指定管理に移行した中で、過去、もうかなり長い年月、委託化をしていた段階もございます。そういう中では、例えば今回、選定評価というところで先ほど申しましたけども、価格的にも評価の項目に入ってございますので、一般的にこの事業に参入したい業者さんは、価格とサービス内容を両方提案してここに参加できる。その中で選定したということでございますので、一般的な競争入札と価格的なところではそれほど変わらない。ただ、安かろう悪かろうとならないように、サービス内容について厳しく内容を確認して、その総合評価を行うという制度でございますので、そこはそういう制度だということで御理解いただければと思います。  以上でございます。 ○山本委員  済みません、最後にもう一回確認するんですけど。1点目は、要は、公務員の直営だった場合は、公務員人件費がここの支出のところに含まれているっていう認識で正しいんでしょうか。直営だった場合に。  2点目、3点目は、ちょっともう、何か平行線になってしまうので意見・要望なんですけれども、数値的に目標設定が難しいっていう割には、その評価点は数値でつけているっていう何かよくわからない。結局、評価をする人を外部から呼んできたとしても、ここが目標なんですっていうのが区として、こういう水準を目指しているっていうのを出していないと、どこに向かって、100を目指しているのか、80を目指しているのかによって、その評価点の基準って変わってくると思うので、どのレベルをどういうサービス内容、どういうコスト効率を目指しているのかっていうところは明確にしていかないと、採点をするにしても、その採点基準っていうのが不明確になっていくと思うので、そこは再検討いただきたいなというのは意見・要望です。  以上です。 ○中澤都市整備部長  まず1点目は、公務員の人件費。当然、これは平成15年に地方自治法の改正によってということで指定管理者制度が創設されてるということになります。現行で管理運営委託をしているものについては、3年以内に直営か指定管理かにしなさいっていう、そういう自治法の改正でございました。ですので、これは全国一斉に各自治体がそういう取り組みをしたわけです。  指定管理にする際には、今まで直営でやったわけですから、直営を例えば職員が2割の仕事、8割を業務委託。その中で当然職員使わなきゃいけないので、その分の人件費はかかるわけです。ただ、指定管理になりますと、その分をちゃんと精査して、最終的にコストが減るような形になっておりますので、それで年間の年度協定によって。まあ、参考金額、これから実施方針とかちょっと御説明しますけども、当然、参考金額を示して、それでこれで区のほうで公募して手を挙げてくださいというような形でやります。  それとあと、要はスタート時点からコスト縮減あるいは経費の効率化っていうのを図るために指定管理制度やってますので、当然、スタートからもうそこで軽減になっているということは御理解いただきたいと思います。  それともう一つ、先ほど課長からもあったように、安かろう悪かろう、これございます。私ども、例えば今、街づくりの委託でもプロポーザル方式でやっております。結局、競争入札で、半分でとっても仕事は最悪でございますので、当然、それはもう最初からわかっている。ただ、それが競争入札の世界ということです。  ですので、やはり大切なのは、サービスの提供をより効率的、なおかつ適正にしてもらう、また工事をしてもらう、こういうことが大事でございますので、私ども公契約条例、これは条例を可決していただきまして、10月1日から公契約条例の施行になります。そうしますと今度は、当然、そういうのの指定に入って、今までは効率性、効率性で、安かろう悪かろうでも、やはり今、働き方改革ということで、労働者の権利の部分というのもやっぱり大事であろうかなと一方では思っております。行政としては、そういうバランスをとった中で、適正な区民サービスの提供と、なおかつ効率化を図るということは必要ですけども、そうした社会状況の中を見つつ対応する。来年度からの募集要項にはそうした視点も当然入っておりますし、先ほどの委員のお話もあったように、施設の効用を高める提案、この項目もしっかりと入れて評価をしていくというふうにしております。  あともう一つ、評価の方法ですけども、評価には定量的評価と定性的評価がございます。一般的に定量的、委員おっしゃるのは定量的な話だと思うんですが、実験とか例えば研究のときは定量的評価で、それは出さないとなかなか難しいですが、多分、ヤフーとかアマゾンで見ていただくと、コメントがあって、5段階評価で4.3とか3.5、あれも定性的評価なんですね。結局、5段階評価で、各項目で感じ取った方で評価をしていくということになります。特に私どもは行政サービスですので、簡単に数字で、はかってこうだっていうことはございません。それのものもありますが、区民からの状況、あるいは単純に言いますと、使われてないから廃止するのかと。そういうこともなかなか難しい話がございます。区有施設の見直しもそうですが、そういう全体の中で行政としての役目を果たすということがやっぱり大きな視点ですので、先ほど課長からもあったように、定量的な評価もありますけど、定性的な評価はやっぱり多くなります。そうした中の項目で、例えば18項目から一番多いのはここには24項目、この項目で評価をしていくと。その評価の段階では現場も見て、なおかつ詳細な部分の資料、事業評価書とか自己評価とか事業継続書とか来年度の事業計画書とか、あ、来年度じゃないですね、改善提案書とかですね。アンケートとか、そういうのも提出させて、あとは経営状況の資料とか、そういうのも出してもらって、専門家も入れて、そして区の職員、区の部長2人も入って、その中でより客観性を高めていくと。定性的なデータを客観性高めるには、そういう委員会で客観性を高めるっていうことになっております。これ一般的にそういう評価をしてるかなと私は思っております。単純に数字だけで判断するっていうのも1つのあれかもしれませんが、どうしても行政は数字ではかる以外のものは結構多いですので、その辺をしっかりと評価し、今回お出ししているということでございます。  委員のそういう部分につきましては経営改革推進課、まあ企画のほうにも、委員のそういう御指摘の部分はお伝えしてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  山本委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、報告事項(1)から(8)についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(9)都市整備施設指定管理者制度実施方針(案)及び募集要項(案)について      (10)三田フレンズ指定管理者制度実施方針(案)について      (11)三田フレンズ指定管理者募集要項(案)について      (12)目黒区立自転車等駐車場指定管理者制度実施方針(案)について      (13)目黒区立自転車等駐車場指定管理者募集要項(案)について      (14)ポニー園指定管理者制度実施方針(案)について      (15)ポニー園指定管理者募集要項(案)について      (16)駒場公園茶室、和室指定管理者制度実施方針(案)について      (17)駒場野公園デイキャンプ場指定管理者制度実施方針(案)について      (18)目黒区営住宅等指定管理者制度実施方針(案)について      (19)目黒区営住宅等指定管理者募集要項(案)について      (20)目黒区エコプラザ指定管理者制度実施方針(案)について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、報告事項(9)から(20)について。  (9)都市整備施設指定管理者制度実施方針(案)及び募集要項(案)について、総括的な説明を受けます。 ○立山都市整備課長  それでは、報告事項9番の都市整備施設指定管理者制度実施方針(案)及び募集要項(案)につきまして御説明させていただきます。  これにつきましても、概要でございますので、資料はございません。  まず、都市整備部におけます現在の指定管理者指定期間が平成31年3月で終了することから、次年度以降の指定管理者選定に当たり、各施設の指定管理者制度実施方針(案)及び募集要項(案)の報告に先立ちまして、共通事項につきまして私のほうから総括的に御報告させていただきます。  指定管理者制度につきましては、先ほど運営評価に関して申し上げたものと同じでございますが、公の施設に対する区民ニーズに応えるために、管理運営に民間事業者の持つ技術やノウハウを活用し、住民サービスの向上と経費の効率的な活用を図ることとしております。  これまで、都市整備施設につきましては、先ほど運営評価で御報告させていただきました6施設で指定管理者制度を実施しており、引き続き指定管理者制度を活用し、サービスの向上と効率的な運営・管理を目指していくものでございます。  指定管理者の指定期間につきましては、基本方針に基づきまして5年間といたします。ただし、区有施設の見直しに伴いまして、指定期間の変更をすることがある旨を実施方針に記載いたします。  指定管理の選定につきましては、指定管理者制度活用の基本方針に基づき、公募を原則といたします。ただし、駒場公園茶室、和室及び駒場野公園デイキャンプ場等につきましては、公募の特例により継続といたします。これにつきましては、6月13日の当委員会で、次期指定管理者選定に当たっての基本的な考え方等についてで報告したとおりでございます。  指定管理者の選定評価に当たりましては、基本方針の指定管理者の選定の考え方に基づき、公平公正な評価を行って指定管理者を選定していくため、都市整備施設指定管理者選定評価委員会を設置し、選定評価を行います。  選定評価委員会では、一次評価及び二次評価を実施し、対象施設ごとに第1位と2位の指定管理者候補を選定します。第一次評価は、指定管理者応募者から提出された書類により審査し、評価点の高い順に5団体以内で選定いたします。二次評価は、一次評価通過団体に対するヒアリングにより評価を行います。  今後のスケジュールでございますが、募集については7月15日号の区報及び区ホームページで周知を行います。また、窓口につきまして、募集要項及び提出書類等をお渡しいたします。  募集要項等の配布期間につきましては7月中旬から下旬、そして申請書の受け付け期間が8月上旬から中旬、第一次評価を9月下旬に行い、二次評価を10月中旬に行いまして、指定管理者の候補者を選定することとしております。  仮協定を10月下旬に締結いたしまして、議会に議案の提出を行い、議決を経まして指定管理者が決定し、31年4月1日に本協定を締結することとしています。  評価委員会における審査の経過及び結果につきましては、区長が指定管理者を選定した後、公表いたします。  なお、一次評価の結果につきましては応募者全員に、また二次の結果につきましては二次評価対象者全員に通知することとしています。  概要については以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(10)三田フレンズ指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。
    立山都市整備課長  三田フレンズの指定管理者制度実施方針(案)について御報告させていただきます。  なお、御説明いたします内容につきましては、各施設の共通の部分につきましては、以降の施設につきまして省略させていただくことを御了承いただきたいと思います。  まず、実施方針の1、本方針の位置づけでございます。  三田フレンズにつきましては、平成18年4月に指定管理者制度を導入し、運営管理を行ってきたところでございまして、平成31年3月末で指定期間が終了いたします。  本方針は、平成20年5月15日付で改正されました指定管理者制度活用の基本方針に基づきまして、次期指定管理者候補者の選定に当たって、選定方法、指定手続等の基本的事項をまとめたものでございます。  2の施設の概要でございますが、(1)設置目的でございますが、目黒区三田地区駐車場条例に基づき設置しているものでございまして、機械式駐車場34台でございます。  3の選定に関する基本的事項、(1)対象施設は三田地区駐車場、(2)選定方法は公募でございます。  (3)の評価・選定基準でございますが、ア、サービスに関する事項として、(ア)から(エ)までの4項目でございます。  イ、経営能力等に関する事項でございますが、(ア)の管理を安定的に遂行する物的・人的能力があるかから、2ページ目の(エ)までの4項目でございます。  次に、ウ、施設の効用に関する事項で、施設の効用を高めるような提案があるかでございます。この項目につきましては、今回、評価項目として新たに追加した項目でございます。このことにつきましては、後ほど募集要項の説明で経過や内容を説明いたします。  次に、エ、管理運営経費に関する事項として、管理経費の効率化が図られるかでございます。  (4)選定評価組織は、先ほど総括で説明いたしましたように、記載のとおり、選定評価委員会を設けて実施するものでございます。  (5)評価・選定の手順につきましては、先ほど説明したとおりでございます。  (6)選定評価過程情報の取り扱いにつきましても先ほど御説明いたしましたが、この募集要項及び評価基準につきましては、公募時に公表するとともに、結果等につきましても公表するものでございます。  次に、4の指定手続等に関する基本的事項でございます。  (1)三田フレンズの管理業務の範囲でございますが、条例で定める管理業務を基本としまして、さらに住宅、保育施設、住区センター施設、街づくり活動室及び備蓄倉庫の専有部分を除いた三田フレンズの施設管理を含むものでございます。  アからエまでは三田地区駐車場に関する業務、オ、カは三田フレンズの施設管理全般に関する範囲でございます。  (2)指定期間は、指定管理者制度活用の基本方針に基づきまして5年間、平成36年3月31日までとします。  ただし、区有施設見直しに伴い、期間が変更する可能性があるというものでございます。  3ページにまいりまして、(3)の個人情報の保護でございますが、記載のとおり、目黒区個人情報保護条例に基づきまして、覚書等により個人情報の保護を図ります。  (4)利用料金制は採用いたしません。  (5)標準経費でございますが、管理経費の効率化の判断基準となる標準経費を積算いたしまして、この標準経費は修繕費及び光熱水費等の精算対象となる経費を除きまして、人件費、事務費、各種機器等の保守管理等の経費でございます。公募時には参考経費として示すものでございます。  (6)指定管理者の継続的な評価でございますが、先ほど報告したように、運営評価を毎年継続的に行い、指定管理者の評価をしていくものでございます。  5の兼業の禁止は、条例に基づき、兼業を禁止するものでございます。  6の今後のスケジュールでございますが、後ほど募集要項の説明でも御説明いたしますが、募集要項の配布は7月中旬から下旬、質問票の受け付けが7月下旬、質問票の回答が8月の上旬、申請書の受け付けが8月上旬から中旬、第一次評価、これは書類審査でございますが、9月下旬、その結果の通知を10月上旬に行います。  二次評価ヒアリングは10月中旬で、選定結果通知が10月下旬、仮協定締結も10月下旬に行い、11月議会に議案を提出する予定でございます。  4ページにまいりまして、その後、指定管理者の指定、選定結果の公表等踏まえまして、31年4月1日に協定締結並びに管理の開始となる予定でございます。  実施方針については以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(11)三田フレンズ指定管理者募集要項(案)について報告を受けます。 ○立山都市整備課長  続きまして、三田フレンズの指定管理者募集要項(案)をごらんください。  この内容につきましても、今までの説明と同様で、内容が重なる部分がございますので、その部分は今後省略させていただきます。  まず、1の施設名は三田フレンズで、施設の概要は記載のとおりでございまして、これまでありました店舗施設がなくなりまして、かわって保育施設となっています。駐車場は全て管理対象でございまして、それ以外の施設は共有部分と共同設備が管理対象でございます。  3の指定管理者の業務等でございますが、業務の範囲には、アに記載の住宅、4月から開設予定の保育施設、住区センター施設、街づくり活動室及び備蓄倉庫における廊下・階段などの共有部分と、それぞれの室内の消防設備等の維持管理が対象となるものでございます。  2ページのイでございますが、除かれる業務として、区営住宅等は住宅の指定管理者管理、高齢福祉住宅等の住宅は区が管理するものでございます。保育施設は保育事業者管理、音楽室等の住区センター施設は住区センターの指定管理者管理、備蓄倉庫は区が管理するということで対象外でございます。  続きまして、(2)で業務内容を挙げてございますが、説明は省略いたしまして、3ページ、4の指定管理者が行う管理の基準を4点記載してございます。  次に、5の指定期間は先ほど説明した5年間でございます。  6の応募資格は記載のとおりでございます。説明は省略させていただきます。  4ページにまいりまして、7、募集に関する事項でございます。  (1)募集・選定スケジュールで、募集要項のダウンロードは7月15日から30日まで、窓口での配布は7月17日から7月30日までとしています。質問票の受け付けは7月23日から31日まで及び回答が8月3日、を経まして、8月6日から13日まで申請書の受け付けを行います。以下のスケジュールは先ほど説明したとおりでございます。  (2)が質問事項の受け付けの詳細でございます。  (3)は、申請書類の提出先と期限でございまして、三田フレンズにつきましては、提出先は都市整備課街づくり調整係、総合庁舎6階でございます。提出期間は、先ほど申しました8月6日から13日で、午前8時半から午後5時でございますが、最終日は午後3時までに持参ということでございます。  5ページにまいりまして、8、応募に関する事項でございます。  (1)は提出書類、(2)は留意事項でございまして、説明は省略させていただきます。  6ページにまいりまして、(3)は添付資料や様式でございます。  その下、9の選定に関する事項でございますが、選定方法は先ほど説明したとおりでございます。  7ページにまいりまして(2)評価基準でございます。  第一次評価の評価項目の表をごらんください。先ほど実施方針で評価・選定基準を御説明いたしましたが、その評価項目の細目までまとめてございます。  1、サービスに関する事項で、(1)から(4)までの4つの評価項目を設定し、それぞれ評価の細目を示してございます。  8ページにまいりまして、2、経営能力等に関する事項につきましても(1)から(4)まで、4項目について、右側の各細目について審査をするものでございます。  3の施設の効用に関する事項でございますが、これにつきましては、先ほど申したように、今回新たに設定した評価項目でございます。これは、第1回選定評価委員会におきまして委員から、施設の効用を高める提案が求められまして、利用率を上げるなどの提案を評価項目として挙げるべきとの指摘がございました。三田フレンズにつきましては、駐車場の利用率向上及び複合施設の管理業務としてサービス向上策の提案を求めることとしたものでございます。  4の管理経費の効率化が図られるかにつきましては、区が提示した精算項目を除く管理経費の参考金額の見直しが図られたかというものでございます。  第二次評価の項目の1、ヒアリング及び質疑に係る事項でございますが、細目にある3点について評価するものでございます。  また、団体の概要、実績、事業計画等やヒアリングを含めた総合評価をするものでございます。  9ページにまいりまして、(3)評価項目の提案方法でございますが、これは事業者が提出する計画書等の記載内容の説明でございます。説明は省略させていただきます。  10の管理人員でございますが、三田フレンズの施設維持管理に必要な人員として、午前8時30分から午後10時まで1名、駐車場の運営管理に必要な人員として午前8時30分から午後10時30分まで1名と、必要な配置を示しています。  11の経理に関する事項でございますが、(1)は、使用料の収入に関し、規定された手続で委託するというもので、利用料金制は採用しないというものでございます。  10ページにまいりまして、(3)の管理経費でございますが、イ、区が支払う管理経費につきまして、黒丸になっていますが、募集要項を配布する際には参考金額を入れていく予定でございます。  ウ、精算項目として修繕費、光熱水費を記載してございまして、実績に応じた精算を行うものでございます。  12、管理の適正な実施に関する事項でございますが、関係法令の遵守、11ページにまいりまして個人情報の保護、情報公開、行政手続条例等の適用に関し、指定管理者として守る必要がある、もしくは協定書等で取り交わす事項、指定管理者となることで適用される事項を記載してございます。  また、(5)の業務の再委託でございますが、再委託する際は、業務計画書を提案に当たって提出し、区の承認を得る必要があるというものでございます。  (6)の事業計画書は、毎年9月末までに作成し、提出すること。  (7)に示す報告書の提出やアンケート実施、改善提案などの事業報告を行い、これに基づき12ページでございますが、(8)の事業評価を行うというものでございます。この評価の中で、必要な場合、是正勧告や、改善が見られない場合、指定の取り消しもあるということを挙げてございます。  また、(9)区の監査等の対象ともなること、(10)環境への配慮として取り組むべき事項を記載してございます。  13ページにまいりまして、13は協定に関する事項でございます。選定評価委員会で選定された指定管理者候補者は、議会の議決を経た後、指定管理者として指定を行うとともに、協定を締結することとなります。  協定は、指定期間を通じて基本的な事項を定めた包括協定と、年度ごとの事業実施に係る事項を定めた年度別協定に分けて締結するものでございます。  (1)は包括協定の内容で、14ページの(2)が年度別協定でございます。  14は、事業の継続が困難になった場合の項目を挙げてございます。  15のその他でございます。(1)指定期間の変更等につきましては、区有施設見直し計画に基づく取り組みに伴い、指定管理業務の内容を大幅に変更したり、指定期間満了前に指定管理業務を終了する可能性があるということ。見直しを行う場合は、区は指定管理者に対し12カ月前までに協議を依頼するものとし、施設の見直しに伴う対応及び補償については、基本協定に基づき双方誠意を持って協議することといたしますという項目が入ってございます。  15ページにまいりまして、(2)は業務の引き継ぎに関する内容でございます。  (3)は、公契約条例の対象になるというものでございます。  (4)は、労働環境モニタリングを実施することを記載してございます。  三田フレンズの説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(12)目黒区立自転車等駐車場指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。 ○澤田道路管理課長  それでは、目黒区立自転車等駐車場の指定管理者制度実施方針(案)を御説明いたします。  なお、各施設の共通事項につきましては省略させていただきます。  まず、1の本方針の位置づけでございますが、施設名以外は共通事項でございますので省略させていただきます。  2の施設の概要でございますが、(1)の設置目的でございますが、条例に基づきまして、利用者の利便を図ること、自転車等の放置防止を目的に設置しているものでございます。  (2)の施設一覧は記載のとおりでございまして、18カ所の駐輪場の管理運営となります。裏面の2ページとあわせてごらんいただきたいと思います。  2ページをごらんいただきまして、3、選定に関する基本的事項でございます。  (1)対象施設につきましては、先ほどの表のとおりでございます。  (2)管理の単位でございますが、施設の効果的・効率的な運営を図るため、18カ所の駐輪場を一括した単位で募集し、選定・評価するものでございます。  (3)選定方法でございますが、公募としております。後ほど募集要項の中で御説明いたします。  (4)評価・選定基準でございますが、ア、サービスの実施に関する事項は、(ア)から(カ)までの6項目でございます。  イ、経営能力等に関する事項でございますが、(ア)から(オ)の5項目でございます。  ウでございますが、利用料金制に関する事項としまして、妥当な料金設定が設定されているかを評価選定基準としております。  (5)から(7)でございますが、各施設共通事項でございますので省略させていただきます。  3ページの4の指定手続等に関する基本的事項でございますが、(1)業務の範囲でございます。記載のとおり、条例で定める管理業務としております。  (2)と、4ページに移りますが、(3)の個人情報の保護につきましては、共通事項ですので省略させていただきます。  4ページ、(4)利用料金制でございますが、記載のとおり、利用料金制を採用するものでございます。  続きまして、(5)、(6)でございますが、こちらにつきましても共通事項ですので省略させていただきます。  項番号の5、兼業の禁止、6、今後のスケジュールでございますが、こちらも共通事項でございますので省略させていただきます。  以上で、実施方針(案)につきまして報告を終わります。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(13)目黒区立自転車等駐車場指定管理者募集要項(案)について報告を受けます。 ○澤田道路管理課長  続きまして、指定管理者募集要項(案)につきまして御説明させていただきます。  この内容につきましても今までの説明と重なる部分がございますので、その部分は省略させていただきます。  1の施設の名称でございますが、記載のとおり、目黒区立自転車等駐車場でございます。  施設の概要でございますが、対象施設は18カ所でございまして、資料の最後にありますが、15ページ、また17ページに施設の内容を記載したものをとじ込んでございます。詳細につきましては後ほどごらんいただきたいと思います。
     資料お戻りいただきまして、3、管理の単位でございますが、18カ所を一括した管理運営といたします。  4、指定管理者の業務等でございますが、裏面の2ページもあわせてごらんいただきたいと思います。  (1)利用等に関する業務でございますが、記載のアからクまでの8項目で、受け付け業務、利用に関する業務などでございます。  (2)利用料金の収受等に関する業務でございますが、アからウまでの3項目で、内容は記載のとおりでございます。  (3)管理に関する業務でございますが、アからオまでの5項目、2ページごらんいただきたいと思いますが、5項目でございまして、場内整理、清掃、光熱水費等の支払い、保守点検などでございます。  5、指定管理者が行う管理の基準でございますが、5項目を掲載してございます。適切なサービスの提供、条例・規則の遵守、日常管理、保全・修繕、適切な個人情報保護を管理基準としております。  項番号の6、7につきましては、共通事項でございますので省略させていただきます。  3ページ、ごらんいただきたいと思います。  項番号8、募集に関する事項でございます。(1)募集・選定スケジュール、(2)質問票の受け付け、(3)申請書の提出先及び提出期間は記載のとおりでございます。  裏面の4ページ、ごらんいただきたいと思います。  9、応募に関する事項でございます。(1)提出書類、(2)留意事項、(3)添付書類・様式でございますが、こちらも記載のとおりでございます。  5ページ、6ページをごらんいただきたいと思います。  まず5ページでございますが、10、選定に関する事項でございます。選定方法は記載のとおりでございます。  裏面、6ページをごらんいただきまして、中ほど、(2)評価基準でございますが、まず最初に、①第一次評価の欄をごらんいただきたいと思います。  先ほど、実施方針の3の(4)で評価・選定基準を御説明いたしましたが、評価項目に対しまして細目を記載しております。  まず最初に1、サービスの実施に関する事項では、(1)から(6)までの6つの評価項目に対して各細目を記載してございます。  7ページ、ごらんいただきたいと思います。  2、経営能力等に関する事項でございますが、(1)から(5)までの5項目に対しまして、各細目を記載してございます。  3の利用料金制に関する事項でございますが、こちら、1項目に対しまして2つの細目を記載しております。  続きまして、②第二次評価につきまして御説明させていただきます。  まず最初に、1、ヒアリング及び質疑に係る事項でございますが、細目にある4点について評価をしてまいるものでございます。  裏面、8ページをごらんいただきたいと思います。  失礼しました。7ページでございますが、ちょっと説明漏れでございます。失礼いたしました。  二次評価の総合評価でございますが、団体の概要、実績、事業計画等並びにヒアリング等含め総合評価するものでございます。  恐れ入りますが、8ページ、ごらんいただきたいと思います。  (3)評価項目の提案方法でございますが、Ⅰ、サービスの実施に関する事項、Ⅱ、経営能力に関する事項、Ⅲ、利用料金制に関する事項の提案方法は記載のとおりでございます。  8ページ下のほうになりますが、11、経理に関する事項でございます。  (1)使用料の収入でございます。駐車場の使用料は指定管理者の利用料金収入とすること、駐車場運営管理は利用料金収入の範囲で行うことについて記載しております。  9ページ、ごらんいただきたいと思います。  (2)利用料金の設定でございます。条例の規定に基づきまして、条例に規定する使用料の額を超えない範囲で定めることについて記載しております。  (3)余剰金の納付でございます。協定を結びまして、収支に余剰金があった場合は、一定割合を区に納付することについて記載しております。  (4)収入実績でございます。現行の指定管理者による実績を記載しております。  (5)物品の帰属につきましては記載のとおりでございます。  続きまして、12、管理の適正な実施に関する事項でございます。  (1)に関係法令の遵守、(2)に個人情報保護について記載しております。  裏面、10ページ、11ページもごらんいただきたいと思います。  10ページの(3)情報公開から11ページ、(11)元号改正への対応につきましては、記載のとおりでございます。  11ページの13、協定に関する事項、13ページの14、事業の継続が困難になった場合につきましては、共通事項でございますので省略させていただきます。  15、その他でございますが、こちらにつきましては記載のとおりでございます。  報告は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(14)ポニー園指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  では、ポニー園の指定管理者制度実施方針(案)について御報告をいたします。  1の本方針位置づけは省略させていただきます。  2の施設の概要ですが、設置目的は、区立公園条例に基づきまして、公園の活性化、地域住民との協働、青少年育成及び障害児福祉等を行うため設置したものでございます。  (2)施設といたしましては、碑文谷公園内の乗馬場、引き馬コース、小動物と触れ合うコーナー、ポニー舎から構成されておりまして、開設時間や休園日は記載のとおりでございます。  3の選定に関する基本的事項につきましては、(1)対象施設は碑文谷公園「ポニー園」、(2)選定方法は公募でございます。  (3)評価・選定基準ですが、裏面にまいりまして、サービスに関すること、経営能力に関すること、施設の効用に関すること、それから管理運営経費に関する事項について評価をいたします。  (4)から(6)までは施設共通でございますので省略いたします。  3ページ目にまいりまして、4の指定手続に関する基本的事項につきましては、(1)管理業務の範囲でございますが、条例で定める管理業務を基本としまして、利用の承認、不承認に関する事務、施設等の保全に関する事務、設置目的に沿った各種プログラム運営となります。  (2)、(3)は各施設共通事項です。  (4)利用料金制は採用いたしません。  (5)以降は各施設共通ですので、省略をさせていただきます。  ポニー園の実施方針についての説明は以上となります。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(15)ポニー園指定管理者募集要項(案)について報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  続きまして、ポニー園の指定管理者募集要項(案)について御報告申し上げます。  1、施設の概要、2の指定管理者の業務は記載のとおりでございます。  2ページ目、3の指定管理者が行う管理の基準、4、指定期間、5、応募資格は施設共通でございます。  6の募集に関する事項につきましては、3ページ目のほうにかかっていきますが、(3)提出先がみどりと公園課利用係窓口となるほかは共通でございますので、省略いたします。  4ページ目にわたります、7の応募に関する事項は各施設共通です。  6ページ目、(2)評価基準につきましては、第一次評価の評価項目をごらんください。  先ほど実施方針で御説明いたしました評価・選定基準の評価項目と細目までを記載しております。  1のサービスに関する事項で8つの評価項目と、それぞれの細目でございます。  7ページ目にまいりまして、2の経営能力に関する事項、6項目について、細目について審査をするものでございます。  3の施設の効用に関する事項につきましては、他の施設同様、今回新たに設定した項目となります。ポニー園につきましては、8ページ目までわたりますけれども、魅力あるプログラムの提供、青少年育成・子どもの居場所づくりといった考え方、施設からの積極的な情報発信など、施設の効用を高めるための提案を求めるとしたものでございます。  4の管理運営経費の効率化、②第二次評価の評価項目及び(3)評価項目の提案方法につきましては、各施設共通です。  9ページ目の下段、9の経理に関する事項については、(1)は使用料の収入に関し、規定の手続で委託するというもので、利用料金制は採用しないということでございます。  (3)管理運営費以降、最後まで、各施設共通ですので省略いたします。  ポニー園の説明は以上となります。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(16)駒場公園茶室、和室指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  駒場公園茶室、和室指定管理者制度実施方針(案)について御報告いたします。  なお、本施設、及び次に報告します駒場野公園デイキャンプ場の指定管理に関しましては、さきの本委員会におきまして、基本方針の公募の特例を適用して、現在の指定管理者であるシルバー人材センターを候補者として、継続に当たっての評価を行う旨御報告させていただいております。  1の本方針の位置づけは各施設共通です。  2の施設の概要ですが、(1)設置目的、区立公園条例に基づきまして、駒場公園の歴史的経緯を踏まえ、貴重な文化財として保全・管理をしている施設でございます。  (2)開設時間、休園日、現行の指定管理者は記載のとおりでございます。  3の選定に関する基本的事項につきましては、(1)対象施設は、区立駒場公園茶室、和室。  (2)選定方法は公募によらず継続といたします。  (3)指定期間は各施設共通です。  (4)継続の理由といたしましては、裏面にわたりますけれども、指定管理者制度を導入した平成18年度以降、現行の指定管理者が利用者のサービス向上に取り組んでおりまして、運営評価でも堅実な成果を上げております。施設の利用実績等も増加しておりまして、事業継続性や安定性が発揮されているという点でございます。また、シルバー人材センターへの指定継続が、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に規定される公益社団法人でありまして、高齢者の就労機会の確保に寄与できるということもございます。  (5)の評価組織については、他施設と同様に、継続ですけれども、選定評価委員会において評価を行います。  (6)評価方法ですが、指定期間中の運営評価結果の状況、次期指定期間中の事業計画や収支予算計画の評価結果などにより総括的な評価を行います。  (イ)評価の基準ですが、次ページにわたります。サービスの実施に関する事項、経営能力等に関する事項、施設の効用に関する事項につきましては、他の施設同様でございます。  駒場公園茶室、和室につきましては、追加項目としまして、国内外からの来館者に向けたサービスの向上策や、施設からの積極的な情報発信など、文化財としての施設の効用を高め、公開活用を進めるための提案を求めることといたします。  (7)の評価結果の取り扱いにつきましては他施設と同様でして、議会の議決を経て指定管理者を決定すること、またその選定結果を公表してまいります。  4の指定手続等に関する基本的事項につきましては、管理業務の範囲ですが、条例で定める管理業務を基本といたしまして、利用の承認、不承認に関する事務等となります。  (2)個人情報の保護は各施設共通です。  (3)利用料金制は採用いたしません。  (4)指定管理者の継続的な評価は各施設共通でございます。  5、今後のスケジュールですが、本施設は継続に関する評価のため、二次評価、ヒアリングはいたしませんが、そのほかは同じでございます。  駒場公園茶室、和室の説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(17)駒場野公園デイキャンプ場指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  駒場野公園デイキャンプ場の指定管理者制度実施方針(案)について御報告申し上げます。  1の本方針の位置づけは各施設共通でございます。  2の施設の概要ですが、設置目的は、目黒区立公園条例に基づき設置している施設で、地域のレクリエーション施設として公園の活性化を図るためのものです。  (2)開設時間や休園日、現行指定管理者は記載のとおりでございます。  3の選定に関する基本的事項につきましては、(1)対象施設は区立駒場野公園デイキャンプ場。  (2)選定方法は公募によらず継続といたします。
     (3)指定期間は各施設共通です。  (4)継続の理由、(5)評価組織、(6)評価の方法につきましては、2ページにわたりますが、駒場公園茶室、和室での説明と同様になりますので省略をさせていただきます。  駒場野公園デイキャンプ場における施設の効用に関する事項につきましては、特色のある駒場野公園の自然環境への理解や配慮、地域住民団体との連携、施設からの積極的な情報発信など、施設の効用や利用率を高めるための提案を求めることとしたものです。  (7)評価結果の取り扱いについても他施設と同様でございます。  4の指定手続等に関する基本的事項についてです。  (1)当施設の管理業務の範囲ですが、条例で定める管理業務を基本としまして、利用の承認、不承認に関する事務等となります。  (2)個人情報の保護は、各施設共通です。  (3)本施設は無料施設でございまして、利用料金制は採用しません。  (4)指定管理者の継続的な評価は各施設共通です。  5、今後のスケジュールですが、先ほどと同様でございます。  駒場野公園デイキャンプ場の説明は以上となります。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(18)目黒区営住宅等指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。 ○高橋住宅課長  それでは、区営住宅等指定管理者制度実施方針(案)につきまして御報告させていただきます。  1の本方針の位置づけは、共通でございますので省略をさせていただきます。  2番の施設の概要でございますが、区営住宅から従前居住者用住宅まで4種類、それぞれ記載の目的により設置されておりまして、合計が23団地677戸ございます。  次の3番、選定に関する基本的事項、対象施設の内訳は記載のとおりで、これらを一括して管理し、選定方法は公募ということでございます。これは次の2ページのほうに記載がございます。  続きまして、(4)の評価・選定基準でございますが、アからウまでございます。これは次の募集要項のところで御説明させていただくとしまして、次の(5)から(7)までは、共通でございますので省略させていただきます。  4番、指定手続等に関する基本的事項でございます。区営住宅等の管理業務の範囲ですが、条例で定める管理業務を基本といたしまして、住宅及び共同施設の保全、改修及び改良や適正な使用の確保に関する業務などでございます。  (2)、(3)は共通でございますので省略いたしまして、(4)利用料金制は採用いたしません。  そして、(5)から次の大きな5番、6番につきましても、共通でございますので省略をさせていただきます。  簡単ですが、以上です。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(19)目黒区営住宅等指定管理者募集要項(案)について報告を受けます。 ○高橋住宅課長  それでは、引き続きまして、今度は募集要項(案)について御説明いたします。  この内容につきましても今までの説明と内容的に重なる部分ございますので、その部分は省略をさせていただきたいと思います。  1番、施設ですが、区営住宅から従前居住者用住宅まで4種類、それぞれ記載の目的により設置されまして、先ほど申し上げましたとおり、23団地677戸ございます。  次の2番、指定管理者の業務等でございますが、業務の範囲は、(1)に記載のとおり、住宅の修繕業務ですとか、あと入居者に関する業務、また入居者の募集、相談などでございます。  次のページにまいりまして、(2)業務に関する留意事項としまして、使用者、いわゆる入居者の方ですとか、あと使用料の業務につきましては、決定前の事務作業は指定管理者が行いまして、最終決定は区で行うこと、そして小規模修繕につきましては原則として区内事業者を活用すること、区が指定する住宅管理システムを使用することなどを挙げてございます。  次の大きな3番、指定管理者が行う管理の基準、そして4番、指定の期間、5番、応募の資格は、共通ですので省略をいたしまして、6番、募集に関する事項、内容はこれまでの施設と共通でございますけれども、提出先は住宅課になっているというところでございます。  そして、お隣のページの7番、応募に関する事項、こちらも共通ですので省略しまして、裏面の4ページ、8番、選定に関する事項でございます。  こちらでは、5ページの(2)の評価基準のほうをごらんください。  (2)評価基準のア、第一次評価の評価項目をそれぞれまとめてございます。まず大きな1番として、サービスに関する事項では、(1)施設の効用を最大限に発揮させる内容となっているか、(3)入居者の声を反映する仕組みとなっているかなど4つの評価項目を設定しまして、それぞれ①から⑤番等にありますように、それぞれ評価の細目を示してございます。  大きな2番の経営能力等に関する事項では、(1)管理を安定的に遂行する物的、人的能力ですとか、次のページにまいりまして、(4)危機に対して対応できる体制があるかなど、こちらの5項目につきまして、各細目について審査するものでございます。  3番の管理運営費に関する事項では、区が提示した管理経費の参考金額の見直しがどの程度図られたかというものでございます。  そして、イの第二次評価の評価項目でございます。こちらは、先ほどの施設で御説明したものと同様でございますので省略をいたします。  その下、大きな9番の経理に関する事項でございます。  このうち(1)は使用料の収入に関して、規定の手続で委託をするというもので、利用料金制は採用しないというものでございます。  以降、(2)の管理口座から大きな10番、11番、12番、13番以降につきましては、ほかの施設と同様でございますので説明は省略をさせていただきます。  私からは以上です。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  続きまして、(20)目黒区エコプラザ指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、御説明、改めまして、本実施方針につきましても、さきの6月13日の本委員会におきまして、指定管理の選定の基本的な考え方ということで、現行の指定管理者であるエコライフめぐろ推進協会を指定管理候補者として継続選定する旨、御報告したところでございます。その上で、資料の説明につきましては、さきの16番目の駒場公園茶室・和室、17番目の駒場野公園デイキャンプ場と共通の部分については説明を省略させていただきます。  その上で、1番、本方針の位置づけについては、エコプラザについて記載のとおり、共通内容でございます。  2番、施設の概要等、(1)設置目的、記載のとおりでございます。  それから、(2)の概要、改めて、記載のとおりでございます。  3番、選定に関する基本的事項の(1)対象施設は記載のとおりでございます。  (2)の選定方法、先ほどの御説明のとおり、継続ということでございます。  (3)指定期間、共通の内容として、原則の5年ということで、2ページにまたがりますが、記載のとおりでございます。  その上で、(4)継続の理由については、大きく4点。これはさきの6月13日にも考え方の中でお示ししましたが、大きく1番目としては、1行目の環境推進員事業、特徴的な事業として2行目、3行目に書いてあるような実施をした上で、4行目からでございますが、区民や関係団体との信頼関係を育み、5行目、そういったものを基盤とした事業展開を図ることによって、他の事業者では困難な、より高い成果が期待できること。  ②このエコライフめぐろ推進協会については、1行目の後段、環境配慮活動を地域に広げるコーディネーターの区としての先導的な役割、これを3行目以降、推進しながら充実させ、7行目以降、区と連携した上で、より効果的・効率的に取り組んできているということで、こういったことから、最後の行にかかりますが、人材や団体の育成等について、継続的、安定的な取り組みが見込まれるということ。  ③の1行目、区の基本的な計画である目黒区環境基本計画における重点テーマ、2行目の一人一人の自主的な環境保全行動、これに対して本協会については、3行目以降、さらに推進していく上で、これまでのノウハウを活用し、協会の自主事業、4行目からでございますが、それからこのエコプラザの指定管理事業を、一体的に展開した上で区との連携・協力、さきの質疑にもございましたが、より密にしながら、効果的・効率的に展開していくということで欠かせない。  それから、4番目、さきの御質疑のとおり、目黒清掃工場建てかえ中の不用品の再生事業、35年度以降。次期指定管理期間につきましても、エコライフめぐろ推進協会と連携して密な検討を進めていく、そういったことで、最後の行のとおり、継続して指定管理者として選定させていただく必要があるという考えでございます。  以下、(5)の評価組織、共通内容でございます。  (6)評価方法、こちらも区の基本方針に基づいた共通内容ということで、3ページ目に進みますが、①と②、それから括弧の中のそれぞれの事項について、記載のとおりでございます。  (7)評価結果の取り扱いについても公表ということで、共通内容記載のとおりでございます。  4番、指定手続等に関する基本事項、(1)管理業務の範囲、記載のとおりでございます。  4ページ目に進んでいただいて、(2)個人情報の保護、記載のとおり、共通内容でございます。  (3)利用料金制、こちらも採用しませんということでございます。  (4)継続的な運営評価は、記載のとおり、共通内容でございます。  以下、5番のスケジュール、改めて11月の指定議案の提出に向けまして、共通内容記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  以上で報告事項(9)から(20)の説明が終わりましたので、一括して質疑を受けます。  なお、総括の質疑につきましては、その質疑をそのまましていただいてよろしいんですけども、先ほどと同様に、各項目に対する質疑に関しましては、先にその項目名を言っていただきますと答弁がしやすいですので、御協力をお願いしたいと思います。  では、質疑を受けます。 ○田島委員  各項目で説明をいただきましてありがとうございます。大変、次から次へということで、全部を今頭の中で把握はできていないんですけれども、幾つか気がついたところで質問させていただきます。  全体の(9)から(20)についてなんですけれども、午前中というか先にやりました(1)番から(8)番で評価されて、それからこの実施方針、それから募集要項というのをおつくりになられたと思うんですけれども、評価を受けて変えられたところ、特に今回、応募に関してここの部分を注意して変えましたというところがあれば教えていただきたいと思います。なければないで結構でございますので、よろしくお願いします。  それから、やはり触れておかなきゃいけないのが、(16)の駒場公園の茶室とそれから目黒区エコプラザの特命といいますか、特例で公募をしないという部分なんですけれども、さきの委員会で御説明もございました。基本的に、それはそれで結構だと思うんです、継続していくのは。ただ、やはりこれ、継続しますと、継続が継続を生んで継続になっていって、最終的には変えられないという形になってしまうんではないかなと。そういった危険性がある。それから、やはり競争の原理の中からいいものが生まれてくるという部分もございます。そういった意味で、どういった形で見直しができるのか。今後そのまま、永続的にやっていきますよというのか、それとも、何か事故とか不祥事が起こるまではこのままでいくのか、その辺についても。  それからもう一つ、これは区の監査もきちっと受けるということでございますが、区の監査も恒常的にやっていくと、やはり硬直化しちゃって、組織というのはそういうものだと思うんですけれども、決していい形ではないと思うんです。特に特例での公募しないっていう部分に関しましては、例えば議会できちっと視察をさせていただくとか、監査まではいきませんけれども、何か今までと違った、また評価委員会で評価もしていただくんですけれども、もう一つ、特例に関しては何かかけていくというようなことも、これは都市環だけでは決められないことだと思うんですけれども、企画のほうにかかわっていくことかもしれませんけど、ぜひともその辺の部分まで考えていただいたほうがいいんではないかなと。これは特例でやっていかなきゃいけない部分もあると思うんですけど、特例であるがゆえに、きちっとして監視していくという組織もつくっていかなきゃいけないんじゃないかということについてはどう考えているか伺っておきます。  以上です。 ○立山都市整備課長  ではまず1点目、今回の選定に関しまして従来と変わった部分ということでございます。先ほどもちょっと説明はいたしましたが、例えば募集要項、三田フレンズに関しましては、募集要項の8ページを見ていただければと思います。  ここに、中ほど、3番として施設の効用に関する事項というものがございます。同様のものが、従来はサービスに関する事項の中に入っていたところでございますが、サービスの中で評価するよりも、サービスというとどちらかというと待ちの姿勢といいますか、先ほどの御指摘でいくと、やはりちょっと硬直化して、従来やっているものをただ継続すればいいという発想になってしまうだろうということで、1項目新たに起こしまして、指定管理者の応募する業者さんから提案事業ということで提案を、必ずこの部分については何らかの提案をしてもらって、先ほどの議論でいくと、自由な発想といいますか、硬直化しない、そういう視点で提案を求めるべきという選定評価委員会の中で御指摘がございましたので、1項目必ず、そういう提案が出てくるようにということで特筆して入れている部分でございます。  三田フレンズについては以上でございます。 ○田島環境清掃部長  特例の件、まずエコプラザの件かと。特例だからこそチェックをしっかりやるべき、確かに御指摘のとおりだと思います。我々も日常から特に何かチェックを甘くしているというところはないというつもりなんですけども、やはり特例でずっと続いてますと、多分、こういう部分はこうなんだろうななんていうふうに思いがちになる。確かにそういったところは戒めていかなければならないと思います。委員が御指摘のとおり、これは環境清掃部とかあるいは都市整備部だけの問題ではないと思いますので、企画部門、総務部門なんかとも相談をしながら、どういうふうにやっていくか考えていきたいと思います。  以上です。 ○櫻田みどりと公園課長  ポニー園、駒場茶室・和室、デイキャンプとございますが、3施設共通なんですけれども、まず施設の効用を高めるというところはほとんどの施設共通なんですが、新たに利用者サービスの向上を評価することとして、配点というか、その辺も上げているというところがございます。  それから、利用者の声を反映する仕組みというところで、アンケートに限らず、事業者からの提案を広く求めるということで、施設改善につながる提案というのを得るというような項目に変更しているというのが変更点でございます。これについては、駒場公園茶室・和室も駒場野公園デイキャンプ場も同様でございます。 ○中澤都市整備部長  委員御指摘の公募の特例でございます。健康福祉部も特例、芸文は生活福祉関係ですけど、芸文の関係あるいは事業団等々、公募の特例ということになっております。  (「住区も」と呼ぶ者あり) ○中澤都市整備部長  住区も、今言おうと思ったんですが。失礼しました。住区も当然でございます。  そうした中で、私どもも当然、公募の特例というのは、今回この2施設でございますが、指定管理である一方、福祉部門では補助金を出している団体、高齢者の雇用の安定等に関することで、一方では補助金を出しているということもございます。ただ、やはりこの施設、今まで茶室・和室、デイキャンプ場につきましては、現行、シルバー人材センターさんにお願いしてたわけでございますが、おっしゃるように、確かに、そういう公募をするということも1つの手ではあるのかと思ってますが、前回の委員会でお話しした理由で、今回につきましては公募の特例で進めていきたいと。  ただ、委員からありましたように、監査も含めまして施設の状況、取り組み状況等につきましては、視察といいますか見ると、こういうことは非常にいいことではあるんですが、一方、住区とかもありますので、これは区全体の話になりますので、どういう方法があるかは企画経営部に、ちょっとその辺はお伝えしてまいりたいと思いますが。個人的な話ですけど、駒場茶室・和室あるいはデイキャンプ場につきましては、ぜひ見ていただければなと個人的には思っておりますが、全庁的な取り組みありますので、その辺は企画経営部等々に話してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○田島委員  ありがとうございました。  まず、評価を受けてそれなりの形で変化もしていただいているということで御報告もいただきました。そういった意味では、指定管理の期間が変わるときに、前向きに1つずつ改善していくということが大事だと思いますので、ぜひそこは今後とも、評価を受けて、そして変えていくということを繰り返していただきたいなと思います。  それからやっぱり、今、両部長にも御説明いただいて、私も言ってるのは、この特例が、今回が悪いって言ってるわけじゃないんです。ただ、続けていくと変えられなくなるという怖さがある。そうするとやっぱり硬直化して、それから組織自体が大きくなって、その受けているところがですね、で、頭でっかちになってしまって、なかなか新しい発想が生まれてこないんじゃないかなという懸念があります。そういった意味では議会のチェックというのをうまく使っていただいて、行政が、指定管理を受けてる団体に対して議会からこういう意見があったよということ。行政の方々もふだんからチェックされてるんでしょうけど、議会っていうのは区民の目でチェックができますから、その辺のことはうまく使っていただくということを念頭に入れて今後、企画経営会議のほうでもいろんな意味でこんな意見があったと、都市環のほうからあったと、そういうことで特例に関してはやっぱり注意していかなきゃいけないんじゃないかな。5年間の期間だけではなくて、これが10年、20年たてば、30年、40年たてば、もう絶対変えられなくなっちゃうんですから、そこは指定管理という部分での怖さみたいなのもあると思うので、ぜひとも。要するに、行政側よりも大きな部分を持っていってしまうかもしれませんから、そこは気をつけていただきたいと思いますので。これは言いっ放しで結構でございます。今後皆さんにお願いしたいということですから、答弁は結構です。  以上です。 ○吉野委員長  田島委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川原委員  総括的な質問で。  公募によらないということはさきの委員が言っていただいたんで、私も重複するとあれなのでもう質疑いたしませんけども、総括的な部分で。一律皆、指定管理の期間が5年ということになってまして、当然、1つだけ変えるっていうわけにいかないと思うんですけど、例えばですが、その指定期間も公募の際に、長くすれば、5年のところを例えば10年にすれば、もうちょっと経費を減らせますよとかこういうサービスができますとかいうことで、期間自体も公募のプロポーザルの1つにしたらいいんじゃないかなと思ったりするんですよ。ほかの福祉系の施設もそうなのかもしれませんけども、安定的ということで5年で、長過ぎると、余り長過ぎてもいけないというのもあるのかもしれませんが、逆にそういった柔軟性も、これは先ほどの委員と同じですけど、都市環だけで決められないことなのかもしれませんけども、やったらいいんじゃないのかなと単純に思うんですけど、その辺をどうお考えでしょうか。そこだけお聞かせください。  以上です。 ○中澤都市整備部長  さきの委員、また今、川原委員からもございましたように、確かに今の指定管理者制度の基本方針というのが17年1月にできまして、20年5月15日に改定しておりますけども、それ以降、もう10年ぐらいたってございます。そうしますと、今のいろんな視点、例えば今の指定期間の関係も、原則5年ということになってますけども、長期的に安定したサービスの提供を求める施設、これ大体、福祉施設の関係ですけども、それは10年までの範囲と。例えば特養ホームの事業団関係ですね、それは10年と。ただ、今おっしゃる、確かに公募の条件として10年であればコストが安くなるよとか、そうなるものもあるかもしれませんので、私もやっぱりそろそろ指定管理の基本方針、これ個人的な話ですが、10年たっておりますので、ある程度そういう意見、都市環境委員会、本委員会であった御意見を企画経営部に伝えまして、やはりそろそろそういう視点で改善をしてく必要性もあるのではないかということは伝えてまいりたいと存じます。  ただ、それは全庁的なことになりますので、今私が話した改善というのは、そうした意見に基づいて一定程度改正をするなり、いろんな考え方を入れてくということは大事だと思っておりますので、そうした視点でお伝えしてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○吉野委員長  川原委員の質疑を終わります。 ○森委員  1点目、公契約条例との関係です。  施行は10月1日なんですけれども、4月1日から適用ということでよろしいんでしょうか。  公契約条例の具体化という点でお聞きします。どのように末端までチェックしていくかという問題です。例えば先ほどの区営住宅の修理にしても、この額でやってほしいと言われたときに、結局どこを削るかというと、御自分の人工代を減らすということやられている人もいるようですけれども、やっぱりそれ、やっちゃいかんというのが公契約条例で、そうすると、必要な修繕をきちっと区は先ほど確保していくと。畳の下の板がぼこぼこだったら、これは下から直していくという予算は確保しますよという話でしたけれども、それらを日常の中でどういうふうに実現していくかという問題については、今回の募集要項の中にきちっと入れておく必要があると思うんですが、その点、考え、いかがでしょうか。
     それから、2点目は、新たに施設の効用という項目を入れたことについては、これはいいなと率直に思いました。  設置目的をきちっと実現していくと、向上させていくという意味において、例えば利用率向上でいえば、区営住宅については空き室だらけで、いつまで利用率下げたまんまなんだと、こういうふうにみんな感じてますから、ちゃんと募集してよということになったら、できれば毎年の定期募集を実現するということに提案としてはなっていくでしょうし、あるいはまた、例えば防災、非常に重要ですよね。避難訓練ちゃんとやってたところは犠牲者出さなかったと。そういった意味では区営住宅も例外ではない。ところが、自治会があって、昨年でしたか一昨年でしたか、避難訓練できたのは、自治会のある1カ所の碑文谷だけだと。15団地のうちね。そういうやりとりもありました。だったらどうすんのかっていう問題が問われてるわけで、そういったことについてやはり提案していただく必要があるのではないかと。  その2は見守りについてです。孤独死ゼロどう実現するのかと。これまで、業者が変わって、今度は80歳以上見守りしますよってことになってますけども、区営住宅における孤独死が後を絶たないという現状をどう打開するのかっていうことでやっぱり提案していただかなきゃいけないと思うんですよ。そういったことは自然発生的に任せていたら、私はきっと、従来の物を見て、ここの部分はこういうふうに提案しようと、プラスアルファしようとか、そういうふうには思うでしょうけども、やっぱり今求められている設置目的の関係、さらに安全・安心の関係で区が一定示していくということが大事じゃないでしょうか。  その3は、例えば環境においても、草取りね、お年寄り、7倍、番号7つもらえるわけだから、7倍の確率で入居できます。そうすると、確かにお年寄りの社会になっちゃうわけですよ、区営住宅の。都営もそうだけど。そうすると、もう草取りもできないよ、ごみも拾えないよ、どうしてくれるのって、そういう声が広がっているわけでしょ。そういうときに、じゃ、どうすんのかと。だったら区が、じゃ、草取りぐらい業者にやってもらおうかと、そのくらい予算つけちゃいましょうっていう、そういう度量が必要だと思うんですよ。そこを今度の募集でやるかどうかっていうのは大事なとこじゃないですかね。そのあたりの考えをお聞きしたいと思います。  以上。 ○立山都市整備課長  まず1点目、公契約条例の関係でございます。御指摘のようなことで、募集要項の中に公契約条例の対象になるということで記載を入れているところでございます。まだ施行されてございませんし、詳細については今、所管のほうで、公契約条例の内容については審議してる部分もあるようでございます。基本は、その結果に基づきまして適切に履行されているかどうかというところは指定管理者のほうから報告を上げさせるという形になるのか。また、場合によっては、雇用されている方々からの申し出というのも区としては受けるという制度になってございますので、そういう中で状況は確認するという制度になっております。  具体的なところは私どもの所管ではございませんので、今後、具体的なところはまた、制度が細かくわかってくる中で対応は適切にしていきたいと考えてございます。  済みません、2点目、施設の効用に関して、ちょっと具体的な点はあれでございますが、まず施設の、先ほども申しましたように、それぞれの施設が従来の枠の中で管理していくという中で、もう少し発展的な効用ができないのか。一般的には、これは不特定多数の方が利用する中で、もっといろいろな人が利用しやすくすべきではないのかとか、周知が足りないのではないか。そういう視点でもうちょっとそこに、こういう施設があるのでもっと利用しやすいようにいろいろ、例えば最近、周知方法としてはSNSとか、そういう新たなものもふえてございます。そういうところに何らかPRする方法があるんではないかとか、ちょっと議論の中ではそんな御指摘もございまして、そういう提案が何か出てこないと、そこの点数は非常に低いよという、そういう方向があるべきではないかと。そういうところを受けて、まあそうは言いましても、こういう公共施設の募集でございますので、先ほど言いましたような、例えば三田フレンズやポニーというところで効用を増進する、効用をふやすような項目というのを新たに設けたというものでございます。  また、ストレートにそういう形ではやってない施設もございますが、各項目の見直しの中でそういう視点は取り入れて、できる中で視点を入れて、今回は新たな選定の評価の中に取り入れているという状況でございます。  以上でございます。 ○高橋住宅課長  今の森委員の御質問の中で、住宅に関するところで例に挙げていただきました。まず、空き室募集ですとか、これは今、改善提案として事業者のほうから出てるところもありますので、区として定期募集という形でできるかどうかは検討していくというのは午前中の質疑の中でもお答えしたところです。  また、防災訓練のお話も出ました。確かに、防災という点では非常に重要なところなんですけれども、おっしゃいましたように、おととしやったのがある1団地だけだったというような状況でございます。なかなかこの防災訓練に関しましては、老人ホームとかっていうような施設と違いまして、あくまでも住宅という枠組みの中でございますので、お住まいの方のプライバシーですとかお考えとか、あと協力していただく度合いなんかによってちょっと温度差、いろいろ差がありまして、なかなか協力していただけないようなところもあります。ここにつきましては、なるべくこういった防災に関する重要度を周知いたしまして、あと例えば地域、町会・自治会とかでやってるそういった防災訓練にも御参加いただくとか、そういった形で御協力できないかどうかについては呼びかけ等していきたいと思います。  また、見守りということで、孤独死ゼロというお話も出ました。現在の指定管理者の中では、原則として3カ月に1回なんですけれども、80歳以上の単身の高齢者の方には直接訪問させていただいて、ちょっとお声かけをしたりとかいうようなこともやってございます。入居者がだんだん高齢化してるというところで、そういった入居者の方に寄り添った形での対応なんかも取り組みは進めているところでございます。  また、入居者の方の高齢化というところで、施設の管理がなかなか厳しくなってくるっていうところもあります。基本的に自治会等でやっていただきたいところなんですけれども、中にはやはり、衛生上の問題があったりですとか、高いところの木を切ったりとか、お年寄りがやれば非常に危険なところもあるかと思います。そういったものにつきましては区のほうで適宜対応するなりの対応をとっているところでございまして、必要に応じて、団地の自治会のほうで困難な場合は、そういった区のほうで対応するケースもあるということを申し添えたいと思います。  私からは以上です。 ○森委員  公契約条例の関係については、4月1日からやってもらうんだということなんでしょ。確認しておきたいと思うんですよ。  何か、まだいろいろと細かいことがわかんないから、制度がわかる中で対応を適切にするみたいだと、ちょっと不安になっちゃうんですよね。しっかりやっていただきたいと思います。  報告を上げさせるとか、場合によっては雇ってる人からも声を受ける制度もあるみたいな話になってくると、何かちょっと違うんじゃないかと思うんですよね。末端までしっかり管理して、チェックしていく、違反があったらしっかりそれを実行していくと、こういうことでしょ、条例の趣旨はね。それ徹底してください。いかがでしょうか。  それから、2点目の効用についてですけど、これはあくまで設置目的をさらに増進させていくという点での効用だというふうに思います。区営住宅を例にとれば、空き家、空き室募集。指定管理業者が提案してるのに、区のほうが何でそれを待ってよっていう話になっちゃってるのか、検討中ですって言って。これはもうやる方向でしっかり検討しておりますと言っていただきたいんですが、いかがですか。  それから、その他ですけども、防災訓練ですね。それから、孤独死ゼロに向けての見守り。もう草取り悲鳴上げてますよ。草取り、自治会でやってほしいけれども云々っていう話ありましたけども、自治会が困ってるんですから、そういうところをさらに踏み込むところにもう来てるんじゃないですか。そういう点で指定管理業者、募集要項に基づく提案待ちだとそういうところは解決しないと思うので、もう少し踏み込んだ示し方を、区のほうで提案引き出すような何か示し方をやっていただきたいと思うんですが、いかがですか。  以上。 ○立山都市整備課長  1点目、公契約条例でございます。先ほども申しました募集要項に指定管理期間中は目黒区公契約条例の適用を受けることになりますということで募集をするということでございますので、来年の4月1日から、もう適用にはなるということでございます。  で、まあ実際の中身につきましては、受注者の責務としまして、労働報酬下限額以上の報酬の支払いとか、それが下回った場合の連帯責任ですとか、労働者に対する周知ということで、まず受注者がそういう制度があるということは周知して、下限額以上支払う義務があるということでの条例でございます。  また、台帳を作成して提出を定めるということになってございます。調査ということになると、そういう制度になってございますので、区としては提出を求めて確認をするという内容になっているところでございます。  私のほうからは、以上でございます。 ○高橋住宅課長  まず、空き室募集につきましては検討中ということで、さきの答弁でもお答え申し上げましたが、昨年度募集しました入居者の方がまだ、現在、全部入り切ってないというところでございまして、その状況も見ながら、定期募集につきましてどうするかというのは、メリット、デメリット、またはその体制面ですとか、さまざまな面から検討する必要があるかと思いますので、そういった点で実際できるかどうかにつきましては、他自治体のやり方も含めましてちょっと研究していきたいなというふうに考えてございます。  また、防災訓練等や、あとは施設の草取りとかそういった管理の件がございました。確かに今、入居者の方が高齢化されて、なかなか管理が厳しくなっているというようなところがございます。先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、そういった、もしも危険があるとか、衛生上非常に問題があるとかということに関しては、区のほうで適宜対応したりしてるところでございます。  あと、そういった評価の今回の選定評価というところでいけば、募集要項のほうには、施設の効用を最大限に発揮する内容というところで入居者の視点ですとか、あと近隣への配慮、または社会的弱者に対する配慮とか、ある程度、前回よりも少しイメージがつきやすいような形で細目を記載してございますので、そういうところで業者の方からどういった形でプロポーザル、提案が出るかどうかというのをちょっと見ていきたいなと。それでいい提案があればぜひ採用していって、今後5年間の区営住宅の指定管理に活用していきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○吉野委員長  森委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○山本委員  総括点な質問をします。  先ほどの質問で何かちょっとうまく伝わってなかったのかなというところもあって、改めて、ここに選定基準とかが書いてあるので、もう一回お伝えするんですけれども、必ずしも数値を使って、客観的な数値評価だけをしろという意見を言っているわけではなくて、先ほどおっしゃってたような定性的な評価、定量的な評価、その両方がバランスよく必要なんじゃないかなっていう視点で意見を言っているわけです。  例えばここに、指定管理者制度の実施方針にそれぞれ評価選定基準とかが書いてあったりするわけです。指定管理者が行う管理者の管理の基準とか書いてあるんですけど、これ自体は、例えば施設の設置目的を十分発揮する内容となっているかとか、平等な利用の確保とか、利用者の声を反映するとか、被雇用者の技術向上がどうとか、まあそういったこととか、あとは規定の遵守、適切なサービスとかっていうことが書いてあるんですけど、それぞれの基準に対するレベルがここには書いてないじゃないですか。なので、運営評価をするときに、結局どのレベルで評価をしているのかっていうのは、採点をする人の主観になってしまう可能性があるというか、主観になってしまうわけですよ。目黒区としてはこのレベルを目指していますというのを提示していないと。なので、そういった意味での基準に対する、どのレベル。公共施設なんで、最低限満たされてればいいんじゃないかっていうレベルなのか、いやもっと、よりよいサービスレベルを求めるのかっていうのって、その人、採点者の基準によってくると思うので、そういったところを別に数字じゃないんだったら、言葉で何かビジョンを掲げるじゃないけど、どういうレベルを求めていますっていうのを明確にしておくべきじゃないでしょうかっていうのが1点目です。  例えばですね、今回継続になったデイキャンプ場なんですけど、こことかも、管理者はシルバーさんですけど、実際にデイキャンプ使おうと思って並んでる人たちって、まあうちとかもそうです、子育ての世代の人とか若い世代の人が多いわけですよ、ほとんどそうなわけですよ。もう何回か並んでますけど。そうすると、仕事の時間をおくらせて、あそこ、現地行って並ばなきゃいけないと。現地に行って並ぶのに、ちょっと出勤をおくらせて、わざわざ現地で抽せんをしてっていうこと。何で朝、毎月1日の朝だったかな、にやらなきゃいけないのか。これが利用者ニーズに合ってるとは私的にはとても、並んでる層の人たちを見ても思えなくて、別にそれって、もう今だったらネット抽せんでもいいと思うし、事前に説明が必要なんであれば、その説明は1日の朝8時とかじゃなくても、あいてる時間に1回、初めての人は説明を受けに来てくださいとか、それを条件として抽せんに参加できるとか、何かいろんなやり方があると思うんですけど、何かそのまま、そういったところもずっと疑問には思っている中で、でも、管理評価の上で規定、基準は満たしているっていうんであれば、やっぱり行政施設だからそんないいレベルを求めてなくって、最低限、特に事故とか問題がなく運用できてればもういいんじゃないかっていうレベルで評価されてるのかなと。書いてないので、そういうふうに見えてしまうっていうところで、目黒区としてそれぞれの施設に対する指定管理のレベルっていうのがどの辺で求めているのかっていうのは明示したほうがいいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。  あともう一個。駐輪場なんですけど、さっきもちょっと言ったんですけど、定期があいてるのに、一時利用がいつも満杯ですっていうのを何とかしてくださいっていう意見を前々からお伝えをしていて、今回、指定管理者が変わるっていうタイミングで、駐輪場の効率的な運用のためには、定期のエリアが明らかにあいていて、一時利用のところが明らかに満杯なところがあれば、その配分を変えるとか、その一部を何かうまく活用するとかっていうやり方ができると思うので、そういった工夫も指定管理者が変わるタイミングでぜひ検討していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○立山都市整備課長  まず1点目の評価でございます。流れ的なところでいきますと、今回、この選定評価で先ほど御説明しましたような評価項目と細目を定めまして、提案を求めるものでございます。そうすると、この内容で複数の事業者が、例えば私の会社であればこういう運営をしますという、それぞれの項目に関してこういうサービスをしますという提案が出てきます。それが目標となるサービスレベルということでございます。それを運営評価で5段階で評定する中で、提案されたものが事業計画書になりますし、またその内容を適切に履行するということで協定書で定めるという。そういう事業計画書や協定書で定める以上の事業目標を達成したり、指定管理者導入以前よりもサービス水準が著しく上がっているというものであれば、5段階評価で5点をつけます。4点については、その計画書や協定書に定める事業を達成していて、サービス水準が向上しているということであれば4点とか、計画書や協定書に定める目標が達成されてる程度、当初の目的程度には何とかなってるということであれば3点ですし、そこまでいってなければ2点とか、その程度によって1点という、そういう5段階評価をするということです。  ですので、まず提案があって、それを選定評価して、選定評価委員がそれぞれ提案書の中で評価して点数をつけて、その中で一番いい提案をした事業者がその内容で運営をしますというのが1つの約束事ということで出てくるということで、その内容を細目で示している内容で細かく分けて5段階評価。中には、5段階評価ですけども、ウエートづけを倍にして、10点評価の5段階というふうにして、これは重要だということで評価を少し、点を倍にしてるようなところもあって、その中でどういう評価になるかということでございます。評価する方は、基本は選定評価をした評価委員の方が原則、途中で変わらなければ、運営評価を5年間していただくということで、当初選んだ事業者の提案内容と実際にやってる内容を比較検討して点数をつけていくということでございます。あとの詳細は、先ほど言いましたように、部長からありましたように、定性的なもの、定量的な判断というのはあるかもしれませんけども、そういう点数評価をしていくということで、一定程度、客観的な評価をしていくという制度ということでございます。  説明は以上でございます。 ○澤田道路管理課長  それでは2点目の、今回の選定に当たって指定管理者の評価をもう少し整理するべきじゃないかというお尋ねだと思いますが、委員御指摘のとおり、駐輪場の施設によっては、定期利用があいていて、1日利用が満杯という状況は把握してございます。でも施設ごとでございまして、ほかは逆転しているケースもございますが、今回の指定管理制度につきましては、指定管理者が駐輪場の維持管理、運営を行っていくということでございますので、今回資料の募集要項の6ページ、7ページをごらんいただければと思いますが、一次評価と二次評価というところで記載してございますが、例えば6ページの一次評価の1、サービスの実施に関する事項で、施設の設置目的を十分発揮する内容かというところの記載がございますが、③のところで利用率向上となるような利用者に対するサービスの向上策があるかとか、7ページの(6)でございますが、放置自転車防止対策としてそういった防止対策に取り組む。当然、駐輪場の利用が進めば防止対策が進むということにもつながってまいりますので、そういった提案があるか。それと、7ページの下の二次評価でございますが、二次評価のヒアリングの際は、施設の効用を最大限に発揮される提案が確認されたかといったところを事業者の応募内容を確認した上で評価してまいりたいと。その上で今回の指定管理者を選定したいというところでございます。  それと、今現在の実態でございますが、定期利用と1日利用の配分でございますけども、指定管理者でも把握しておりますし、区のほうでも実態を認識してございますので、指定管理者と協議しながら、配分につきましては検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○櫻田みどりと公園課長  駒場野公園デイキャンプ場の受け付けの形態というところでございます。駒場野公園、公園づくりを行った際、昭和60年とかですけれども、地域の方々と御一緒に公園づくりを行いまして、デイキャンプ場については、特に地域の方々への還元といいましょうか、地域の方が使いやすいようにということで、現地で朝受け付けてっていうようなやり方をずっと30年ぐらい続けているような状況でございます。  委員御指摘のとおり、このことについてはやはり御意見を区民の方からも頂戴していたり、あと、あそこ、区境にあるんですけれども、区民の方の御利用がなかなかできないというお声も頂戴しております。こういったこともありますし、今はインターネットもあるしというところでございますが、課題がいろいろあるのは私どもも認識しておりまして、今後、指定管理者からの実際の状況なども聴取しながら、変更できるところは変更していきたいというふうには思っております。  ただ、例えばあそこのデイキャンプ場をもっと活性化したほうがいいという御意見もいただくんですけれども、駐車場がなかったり、ごみ置き場がなかったりといった部分もございまして、その辺の維持管理上の限界ですとか、小さな施設であるというところですとか、その辺のバランス、考えあわせながら、改善すべきところはしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○吉野委員長  議事の都合により暫時休憩いたします。  再開は午後3時15分といたします。  (休憩) ○吉野委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  山本委員の質疑からお願いいたします。 ○山本委員  駐輪場の件ですけど、ちょうどその指定管理を変えるときなので、前向きに検討していただくというのもありがたいんですが、例えばさっきおっしゃっていた第一次評価で利用率向上となるような策があるかというところの配点を高くするとか、そこを結構重視していますよということをアピールしていただけたらなと。特に、この駐輪場で一番求められることって、限られたスペースの中に、いかに多くの利用者が使えるかというところかなと思うので、そこはできれば加配、配点上のプラスをつけていただけたらなと思いますが、いかがでしょうかというのと、あとキャンプ場の件も、次も指定管理者がシルバー人材センターになったというところで、シルバー人材センターからITを活用した案が出てくるとはなかなか考えづらいなというところもあって、ぜひ区と協力して何か今後の利便性を図っていただけたらなと思います。これは意見です。 ○吉野委員長  じゃ、1点ですね。 ○澤田道路管理課長  それでは、まず1点目でございますが、評価の際に評価項目を設けてございますが、選定する際にいわゆる区の駐輪場の実態をまず把握した上で提案書をつくると。提案書に基づいて当然管理運営を行うというのが大切かと思います。  委員からも御指摘のとおり、定期利用と1日利用、あきがあったり、満車で入れなかったりとございますので、そういった状況を把握した上で提案するというのが大切かというふうに思います。  今回、選定に当たりましては、ヒアリングの実施も行いますので、その中で例えばそういった区の駐輪場の実態を踏まえた上での自転車の配置というか、1日利用、定期の配置をどのような形で考えていくか、運営していくかということを確認して、そういった形で業者を選定してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○吉野委員長  山本委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、報告事項(9)から(20)について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(21)東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の変更の取扱いについて ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  次に、(21)東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の変更の取り扱いについて報告を受けます。 ○橋本都市計画課長  それでは、資料に基づいて御報告をさせていただきます。  区内には現在、生産緑地地区が14地区ございますが、そのうちの1地区について農業従事者の方がお亡くなりになったことに伴い、当該地区を生産緑地地区から削除する都市計画変更の手続を今後進めていくことの御報告をさせていただくものでございます。  本件は当委員会に、昨年8月2日に御報告した案件と同様の案件でございますが、今年度に入って初めての御報告ですので、生産緑地の制度について簡単に触れさせていただきます。  生産緑地の制度は、都市部に残る農地の計画的な保全を図るもので、都市計画の一つとして生産緑地地区の都市計画を定める制度となっております。  生産緑地地区の指定を受けますと、農地として管理することを義務づけられ、住宅を建てるなどの行為は制限を受けることになります。一方、そのような行為制限の救済措置として、主たる従事者が亡くなったときや、指定から30年が経過したときなどは、自治体に対して買い取りの申し出ができることとされております。そして、自治体等による買い取りが申し出から3カ月以内になされないと、宅地転用等の行為制限が解除される仕組みとなっております。  この買い取りでございますが、財源等の問題もあり、他の自治体でも事例は少ないと聞いてございます。また、生産緑地については、税制上の措置として、固定資産税の軽減や相続税の納税猶予の措置が講じられております。  それでは、本日の報告案件に戻りまして、今回変更する生産緑地地区の場所等について御説明をいたします。  1枚おめくりいただき、2ページのほうをごらんください。  上の1の表は、現在の目黒区の生産緑地地区14地区の一覧を掲げてございます。このうち1件目の地区番号5番、南二丁目4番の生産緑地地区を削除するもので、下の2の表の一番下の欄の右から2つ目の枠に記載のとおり、変更後の生産緑地地区は13件、1万9,730平米となるものでございます。  次の3ページ以降は、今後予定しております縦覧図書となりますが、この図書を用いて場所の御説明をいたします。  恐れ入りますが、6ページをごらんください。  目黒区の地図の下のほうに、削除区域を丸で示しております。  次の7ページをごらんください。  こちらは拡大図となります。環状7号線の右側、上のほうの⑦の右隣がすずめのお宿緑地公園、公園の右下が碑文谷八幡宮という立地で、さらに右下、今回⑤の黒塗りした部分、こちらが今回削除する区域となります。  恐れ入りますが、資料の1ページにお戻り願います。  資料の1ページ、今回の変更の主な経緯と取り扱いでございます。  項番号2及び3に記載のとおり、農業従事者の方がお亡くなりになり、本年3月に区に買い取りの申し出がございました。そして、目黒区及び東京都等による買い取りがなく、農業従事希望者へのあっせんも成立しなかったため、本年6月の時点で宅地転用等の行為制限が解除されたところでございます。そこで、生産緑地の要件を満たさなくなる当該箇所を生産緑地地区から削除する都市計画変更を行ってまいるものでございます。  項番号4の今後の予定ですが、記載のとおり都市計画変更案の公告・縦覧や都市計画審議会への付議等を経まして、本年11月に変更の都市計画決定を行う予定です。  説明は以上です。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○森委員  区の財政状況について、これを買うための補助金とか、その他前向きなやりとり、検討というのは、可能性の検討というのはどの程度されたんでしょうか。その1点です。 ○橋本都市計画課長  生産緑地を公立の制度上、自治体が買い取り申し出を受けるという仕組みになっているということで、特別区、目黒区のほうでも特別区の一員として、特別区長会として国に対して買い取りに当たっての財源の補助等の財政的な支援、これについて毎年求めているところでございます。  現状については、なかなか財源の措置というところが満たされていないというところで、区の一般財源を持ち出さないと買い取りができないという状況については、大きな変化は生じていないというところでございます。  以上です。 ○森委員  この間、生産緑地を区が買収したそのときは財政的な措置があったわけですけれども、新たな指定、自治体に1カ所のような規定がありましたけれども、そうした新たな指定というのは、今度はどこに置く予定なのか。その工夫ですね。買い取れるような工夫、積極的な工夫についてお聞きします。 ○橋本都市計画課長  まず、委員がおっしゃいました南一丁目のもとの生産緑地だろうと思いますが、区が買い取るに当たりましては、まず生産緑地の所有者の方の御意向、区のほうに売ってくださるというそういった御意向が、やっぱり一番大きな要素であろうかなと思います。  生産緑地の買い取りの申し出をされるというところは、一般的に相続税の支払いのために必要となるというところで、どうしても区のほうでの買い取り価格と比較しまして、一般的にほかの民間のほうに売却されるほうが、金額的には高いということが一般的には多うございますので、土地所有者の方が区のほうにお売りいただけるというような、そういったような御意向がないと、なかなか現実には難しいというところがございます。また、補助金の財源も必要だと。そういう大きく2点で難しいという状況でございまして、今回の本日御報告している案件については、その2つがなかなか満たされていないという状況にございます。  以上です。 ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(21)東京都市計画生産緑地地区(南二丁目)の変更の取り扱いについて終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(22)東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針中間のまとめについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ○吉野委員長  続きまして、(22)東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針中間のまとめについて報告を受けます。 ○橋本都市計画課長  それでは、資料に基づきまして、東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針中間のまとめについて御報告をさせていただきます。  この都市計画道路のあり方に関する検討については、昨年9月12日の当委員会に東京都と特別区、26市2町が共同して検討に着手した旨の御報告をさせていただいたところでございます。  このたび検討の中間段階として、今回の検討に当たっての基本的な考え方を中間のまとめとして取りまとめましたので、当委員会に御報告するとともに、パブリックコメントを実施するものでございます。  今後さらに検討を進め、個々の路線を対象とした検証を実施し、平成30年度末をめどに、計画変更等の対応方針を東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針として策定する予定としております。  それでは、1枚目の概要資料のほうをごらんください。  項番1の経緯でございますが、平成28年3月に策定した第四次事業化計画では、将来都市計画道路ネットワークの検証や優先整備路線の選定、建築制限の緩和について方針を示しておりますが、あわせて道路整備の必要性は確認されたが、優先整備路線として選定しなかった路線を対象に、今後の都市計画道路のあり方について見直し検討に取り組むことが第四次事業化計画の中に掲げられております。  この今後の都市計画道路のあり方の検討に関しまして、項番2に記載のとおり、今年度から東京都では第四次事業化計画の推進により、都市計画道路全体のネットワークの約8割が完成する一方で、残る路線は完成までに時間を要することから、当該都市計画道路のあり方に関する方向性を示すことを目的に、区市町との検討会等を設けて調査検討を進め、このほど中間のまとめを取りまとめたものでございます。  資料の裏面のほうをごらんいただきたいと思います。  資料の裏面、こちらは第四次事業化計画のページの一部を用いて、今回の検討部分を御説明するものです。  四角囲みの上から2つ目に、将来都市計画道路ネットワークの検証とございます。検証により必要性が確認された路線の中から、この図では一番左にございます優先整備路線を選定しておりますが、今回の検討はその右隣、必要性は確認されたが、優先整備路線として選定しなかった路線を対象として検討するものでございます。  次に、中間のまとめについてでございますが、資料1として本体資料、そして資料2として概要版をおつけしてございますが、本日は概要版を中心に本体資料もごらんいただきながら御説明をさせていただきます。  資料2の概要版のほうをごらんくださいませ。  資料2、概要版はA4、1枚でございます。済みません。一番後ろにおつけしてあると存じます。クリップどめした一番後ろのA4、1枚でございます。  概要版の中ほどに検討の視点とございます。第四次事業化計画では、都市計画道路をつなぐことの必要性を検証したところですが、今回の検討では、その検証を前提として概成道路における拡幅整備の有効性などを新たに都市計画道路のつなぎ方・構造等に関する検証項目を設けて計画内容を検討していくものでございます。  その下、左側の検討フローで検討の流れを図示しております。優先整備路線として選定しなかった路線に対して新たに検証項目を設定し、検証を経て、左側の計画存続、あるいは右側の計画変更という対応方針を導いていくものでございます。  この新たな検証項目については右側に、一番上の概成道路から一番下の既存道路による代替可能性の検証まで表で示してございます。  ここでお手数ですが、本体資料の15ページのほうをごらん願います。  こちらのほうで、検証項目について御説明をさせていただきます。  15ページの5、具体的な検証事項といたしまして、初めに(1)概成道路における拡幅整備の有効性の検証でございます。  概成道路という概念でございますけれども、ここに記載のとおり都市計画道路のうち計画幅員までは完成していないが、現況幅員が次の幅員を満たす道路のこととしてございます。  その下、四角囲みの上に書いてございますが、計画幅員15メートル以上の場合であれば、計画の60%以上または18メートル以上の道路というようなことで、下に図が、概成道路のイメージとして図の16が書かれてございます。  こういうような道路につきまして、図の上のところ2行で書いてございますけれども、概成道路の中には都市計画道路に求められる機能をおおむね満たしている区間もあれば、車道部や歩道部が狭く、さまざまな課題が生じている区間もあるということで、そこのところを今後検証して計画存続とするか、計画変更とするかを今後検討していくものでございます。  恐れ入りますが、19ページをお開き願います。  こちらが2つ目の検証項目となりまして、立体交差についての検証でございます。立体交差については円滑な交通の確保ですとか、速達性の向上のために今は設けていますけれども、立体交差にまでする必要があるのか、平面交差で足りるのか、そこあたりのところを検証するというものでございます。  次の20ページをお開き願います。  こちらはイのところ、交差点拡幅部についての検証でございます。交差点拡幅部については、右折ですとか、左折の交通が特に多い場合等について計画されておりますけども、この拡幅が必要かどうかというところを検証していくというものでございます。  次の21ページをごらんください。  こちらは支線についての検証でございます。支線のイメージが出てございますけれども、地形ですとか、幹線道路の機能を補完するために計画されている支線でございますけれども、こちらも同様に検証するものでございます。  次の22ページをお開き願います。  22ページ、こちらは隅切りでございます。隅切りのイメージが出てございますけれども、隅切りは自動車、歩行者、自転車等の安全かつ円滑な通行を確保するために計画されているものですが、同様に計画の要否を検証するものでございます。  次に、23ページをお開き願います。  23ページは橋詰めについての検証でございます。図の26、橋詰めのイメージがございますが、左側の図の橋のたもとのところに膨らんだ部分、こちらが橋詰めでございまして、橋の架けかえ用地ですとか、災害時の一時避難場所等のために計画されているというもので、その要否を検証するものでございます。  次の24ページをお開き願います。  24ページは計画の重複についての検証でございます。この図のところでイメージしてございますのは、都市計画公園等の計画と都市計画道路の計画とが重複している、こういったような事例があるということで、今後の整備の方向性について検証するというものでございます。  次の25ページをお開き願います。  こちらは事業実施済み区間についての検証で、この下に事業実施済み区間のイメージというところが出ますけれども、点線で出ているのは都市計画線で、こちらは真っすぐになっているんですけれども、実際の現道が少し曲がったような状態になっていると。こういう区間があるということで、これについても検証するということでございます。  次の26ページをお開き願います。  こちらはアのところ、既存道路による代替可能性というところで、図の30のところで図示されてございますけれども、赤い点線で都市計画道路の計画線があると。その下に黄色っぽい形で塗られてございます、これは都市計画道路以外の道路が近くにある場合に、それでもって機能が代替できるか、そういった点を検証するものでございます。  恐れ入りますが、資料2の概要版のほうにお戻りを願いたいと思います。A4、1枚の概要版、左下の検討対象でございます。  検討対象となる路線の延長は、都内全域で約545キロメートルで、うち概成道路が約240キロメートル、現道がない道路が約305キロメートルで、目黒区内の路線で申しますと、概成道路、現道がない道路ともに約5キロメートル程度となってございます。  その下、今後の進め方ですが、今後検証手法を整理し、それに基づいて個々の路線を対象とした検証を実施した後、基本方針を平成30年度末をめどに策定する予定でございます。  お手数ですが、さらに1枚目の資料のほうにお戻りを願いたいと思います。1枚目の資料の下の項番4でございます。  項番4、経過と今後の予定でございます。  昨年度から都・区市町が共同して検討を進めており、平成30年7月9日、一昨日に事務局である東京都で「中間のまとめ」を公表してございます。そして、8月10日までの期間で、東京都が代表してパブリックコメントを実施してございます。  目黒区においても、7月9日にホームページに掲載をし、今度の7月15日に区報に掲載する予定でございます。そして、今年度末に基本方針の策定という予定でございます。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○森委員  具体的に目黒区の検討道路区域は、対象はどこかということについてお聞きします。  東京都の小池知事は、都市計画道路について大胆に見直しを進めていきたいと、知事選で公約をしたんですけれども、実際には名古屋市が、例えば2,356路線、2,645キロメートルの道路が廃止されたというのと比較しても、東京は実際2路線に、廃止路線、たったの2路線にとどめられていると。実際にはどんどん都市計画道路を整備しているというのが状況です。  防災等を言っていますけれども、実際に都市計画道路の多くが終戦直後に計画されたものです。4分の3世紀経ているということからも、建設に合理性が認められないと、あるいは整備理由としている延焼遮断効果も科学的根拠が乏しいと、専門家からそういう指摘が広く出されているものです。道路ありきということであってはならないと。  そこで今回、中間のまとめで見直し等に関する基本方針中間のまとめが出されて、8月10日までパブリックコメントとなりましたけれども、目黒区の立場として、区民の声をまず大事にすると。区民主役の街づくりという目黒区の基本方針に沿った対応が求められていると思います。  この状況についてわかりづらいので、どこが対象区間になっているかとか、今説明を受けましたけれども、さらにわかりやすく区民に示す必要があると思うんですが、これは区独自の立場というのはどうなっていますでしょうか。東京都が取りまとめをやっているから、そこに任せようという話になるんでしょうか。  以上。 ○橋本都市計画課長  今、区独自の立場というお尋ねでございますけれども、道路については区境でぶった切って機能が成り立つものではございませんので、近隣と隣接する区もそうですし、その先都内、さらに広がれば東京都の圏域を超えた形での道路ネットワーク、こういったところが道路の機能としては必要になってくるというところで、そういった点で今回の検討についても、都・区市町が共同で進めているというところでございます。  道路の機能としては、区内だけ移動される方もいらっしゃるかと思いますが、機能としては区内の圏域を超えた形での移動ですとか、また防災上の機能、さまざまございますので、そういった点も踏まえて、今回の検討は本日の資料にもございますように、整備すべきものは整備し、見直すべきものは見直すということでございますので、それについては区も同様の考えでございます。  それから、区の中での今回の検討の検証対象となるものは何かというお尋ねでございますけれども、さまざまございますが、一番大きなものは概成道路の点になろうかと思います。  先ほど資料2のところで、都内全域の検討対象約545キロメートルというところで申しましたが、概成道路、区内では約5キロ程度というところでございます。  例として申しますと、補助26号線の目黒郵便局の本局のところから武蔵小山のほうに、南のほうに向かう部分、そこの部分が概成道路の区間となってございます。計画の幅員が20メートルに対しまして、現況の幅員が15メートル程度というようなところ、そういったところが検証の対象となってくるというものでございます。  以上でございます。 ○森委員  補助46号線等々は、その他の道路については対象にはなっていないんですか。以上。 ○橋本都市計画課長  キロ数で、延長で申しますと約5キロ程度ございます。複数箇所ございます。今、代表事例で申したところです。  以上です。 ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(22)東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針中間のまとめについて終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(23)平成30年度地籍調査事業について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(23)平成30年度地籍調査事業について報告を受けます。 ○澤田道路管理課長  それでは、平成30年度地籍調査事業につきまして御報告させていただきます。  お手元の資料は、表面が説明書きで裏面が図面になっておりますので、ごらんいただきたいと存じます。  まず、経過等でございますが、地籍調査事業は土地ごとに、所有者、地目、宅地とかという地目でございますが、境界及び面積を調査・確認し、正確な地籍図及び地籍簿を作成するものでございまして、国土調査法で市区町村が行う事務とされているところでございます。  本区におきましては、木造住宅密集地域等を対象にしまして、平成20年度から国・東京都の補助を活用し行っているものでございます。  この事業につきましては、測量などの基礎調査、それと境界確認の立ち会いを行い、成果につきましては土地境界の復元等の業務に活用するとともに、法務局に送付しているところでございます。  次に、実施済みの地区、その下の実施中の地区について御説明いたします。  裏面の図面とあわせてごらんいただきたいと思います。  実施済みの地区につきましては、裏面の地図で薄く網かけしているところが実施済みの地区でございます。  実施済みの面積でございますが、1.21平方キロメートルでございます。  実施中の地区につきましては、記載の地区でございまして、0.06平方キロメートルでございます。  事業の進捗率でございますが、平成29年度末で5.4%でございます。  補助金でございますが、国庫補助が対象事業費の2分の1補助、東京都補助が対象事業費の4分の1補助でございまして、目黒区の負担は4分の1でございます。  2の平成30年度事業概要でございますが、こちらも裏面の地図とあわせてごらんいただきたいと存じます。  濃く網かけしてある地区、こちらが平成30年度の今回御報告させていただいております実施地区及び事業内容でございます。  対象面積につきましては、0.42平方キロメートルでございます。  実施期間は、本年9月上旬から来年の3月中旬までを予定してございます。  関係者への周知でございますが、まず区民全体にはめぐろ区報に掲載、あと区のホームページにも掲載してまいります。  土地関係者への周知でございますが、委託業者決定後、関係者には個別にチラシを配布して御協力をいただくこととしております。  報告は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○森委員  まず、補助金の関係ですが、国が2分の1、東京都が4分の1、残りの4分の1が区。これまでの説明でも、これは一部財調措置があるというような言い方でしたけれども、もう少し明確にお答えいただきたいんですけども、財調の実額算定の措置、需要額に実額算定で認められたんでしょうか。それが1点です。  それから、順番で平成20年度からやっていますけども、どういう優先順位でやっているのかを聞いたときに、危険度が相対的に高い地域からやっていますと。すぐに、はっきりと官民境界が地籍調査をやればすぐに明確になるからだと、復興等に役立つからだというお話でしたけれども、それでずっとやられているとは思うんですが、この間、例えば東山一丁目の小川坂の児童遊園でも、区の公園が隣の敷地に越境していたと。ブロック塀が越境していて木が伐採されましたけれども、そういうところというのは、しっかり官民協定の確認というのはされているんでしょうか。  以上。 ○澤田道路管理課長  それでは、まず1点目の財調措置でございますが、これは財政課からの情報でございますが、地籍調査事業といたしまして、普通交付金の算定でございますが、記載されておりまして、金額につきましては人口の割合で割ってまいりますので、金額は申し上げられませんが、財政措置はされているということでございます。  2点目の境界の確認等の関係でございますが、地籍調査事業につきましては、道路と民有地の境を計画的に調査を進めているものでございますが、これ以外に例えば境界の確認が必要になった場合には、申請を受けての話になりますが、境界確認事務を行っております。  今回のその児童遊園の改修に当たって、境界がちょっとずれていたというお話でございますが、こちらにつきましても改修に当たりまして境界の確認を行った結果、境界の確認が一部ずれておりましたので、それを本来の位置に戻して整備を行ったと、改修を行ったというものでございます。  それと、1番目に補足をいたしますが、財調措置につきましては、実額算定ではないということをつけ加えさせていただきます。  以上でございます。
    ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(23)平成30年度地籍調査事業について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(24)機能的な都市施設サービス提供体制の構築に向けての基本的方向について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(24)機能的な都市施設サービス提供体制の構築に向けての基本的方向について報告を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、機能的な都市施設サービス提供体制の構築に向けての基本的方向について説明させていただきます。  まず項番1、背景等でございますが、国では笹子トンネル天井板落下事故以降「インフラ長寿命化計画」を策定いたしまして、一斉に老朽化が進みますインフラ対策に取り組んでおります。地方自治体に対しましても、点検・診断・修繕・更新していきます予防保全型の維持管理の導入を推進しまして、メンテナンスを確実に実行するための組織・人員を適正配置するよう求めているものでございます。  区では、国の計画を踏まえまして、これまで橋梁長寿命化修繕計画、公園施設長寿命化計画などを策定いしまして、インフラの適正な維持管理に努めてきております。  一方で、区の財政でございますが、国の税制改正によりまして、今後も大幅な歳入の増加は見込めない状況です。限られた行財政資源の中で、持続可能で質の高い区民サービスの提供に取り組まなければならないという状況がございます。  こうした中で区民に一番身近な道路・公園等の維持管理につきましては、これまで道路管理課、土木工事課、みどりと公園課の3課で行ってきておりますが、ますます複雑・多様化しています区民ニーズに迅速かつ的確に対応していくため、行革計画に「機能的な都市施設サービス提供体制の検討」の項目を掲げまして検討を進めておりまして、このたび基本的方向をまとめたものでございます。  次に項番2、これまでの経緯でございますけれども、道路公園の維持管理体制につきましては、効果的・効率的な機能別組織の構築に向けて、これまで段階的に組織改正を行ってきております。  平成23年4月には、目黒と碑文谷の2カ所の土木事務所を一つに統合し、平成29年4月には、土木事務所と公園事務所を統合、新たに道路・公園の維持管理を一体的・効率的に実施します土木公園事務所を目黒と碑文谷に再編したところでございます。  次に項番3、現行組織の課題としましては、大きくは4つ挙げております。  丸の1点目は、限られた行財政資源の中、区民要望等の複雑・多様化に伴う維持管理等における事務量の変化への対応でございます。これは、区民要望等が複雑・多様化してきているという状況がございまして、例えば公園等の遊具の使い方などを現地で丁寧に説明した際にも、公園利用者である自分の主張、要望、考えは正しくてこうだから、区としての考えをまとめて、例えば文書で回答を求められるなどのケースが多くなってきているというところがありまして、区への要望の質がちょっと変わってきているという状況がございます。こういった内容にスピード感を持って対応していくためには、職員個人ということではなくて、組織として対応していくという必要があると考えております。  次に2点目は、施設ごとに行っている計画・施工・維持管理の効率化でございます。現在の道路と公園の業務の内容、約8割から9割は維持管理系の業務内容となっておりまして、1点目の課題にも挙げていますとおり、限られた行財政資源の中では維持保全業務の充実、効率化を図っていかなければならないという課題がございます。  次に、丸の3点目は、職員がスキルアップできる組織機能の再編でございます。括弧書きにもありますとおり、職員の資質向上・人材育成に寄与していくためには、限りある人材を効果的に配置していくということと、仕事の経験値の積み重ねができる組織の再編が必要となります。  4点目は、技能系職員のあり方について。道路管理課などに配置されている職員について、技能系、事務系、技術系の職員が担います仕事の内容、やり方を含めて検討するというものでございます。  次に、おめくりいただきまして、2ページ目の項番4、機能別組織再編の基本的方向につきましては、恐れ入ります、3ページのイメージ図を並列で見ていただければと思います。  3ページのイメージ図をちょっと見ていただきますと、右側が現在の3課の現行組織、上から道路管理課、土木工事課、みどりと公園課でございます。  左側が新組織のイメージで、管理機能、計画機能、維持機能とありまして、間の細い矢印が新組織が担う業務の内容の行き先を示しております。  2ページの項番4にお戻りいただきまして、再編の基本的方向の1点目でございますが、都市施設サービスの拠点、目黒・碑文谷土木公園事務所を統合、再編しまして、道路公園の維持保全サービスの機能を強化する再編の方向としたいと考えております。  具体的な再編の場所につきましは、現在、区有施設の見直し方針を踏まえまして、今後企画経営部と協議していきたいというふうに考えております。  2点目でございますけれども、行政系人事制度を踏まえた機能別組織への再編で、今後は人事制度を踏まえて組織を再編する方向で検討を進めてまいります。  3点目でございますが、区民サービスの向上に資する組織としまして、複雑・多様化する要望等にワンストップ化を検討する組織の再編としてまいります。  具体的には、2ページ目の参考の表の機能別組織のイメージがございますけれども、表の一番右側が組織の再編の基本的方向でございます。その丸の一番下のところに3つ目、都市施設維持機能とございますけれども、そこがまずは区民から道路公園についての問い合わせを受けとめて、そこから関係課と連携して対応するという方向で、今後検討してまいります。これは区民にわかりやすい名称も含めて検討してまいりたいというふうに考えております。  項番4の4点目の丸にいっていただきまして、4点目は新たな課題に対応できる組織としまして、土砂災害警戒区域への対応等について、機動性、スピード感を持って対応できる再編を方向としてまいります。  具体的には、3ページのイメージ図の右側を見ていただきたいんですけれども、みどりと公園課のイメージ図を見ていただきますと、現在、公園の管理から計画、維持に加えて土木事務所への指揮命令系統を一つ、みどりと公園課で行っております。一つの組織に業務を集中させてしまいますと、動きが、機動性が悪くなるというところがありますので、それを向上させるために、矢印の方向に機能別に分類しまして、現場の指揮命令系統を明確にし、機動性が向上する再編の方向としてまいります。  最後に、2ページ目の項番5、今後の予定でございますが、機能的な都市サービス提供体制の構築に向けての方向性をまとめ、その後、庁内手続を進めまして、31年4月に新組織をスタートさせるという予定でおります。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○森委員  今進めている組織機能再編は、例えばみどりと公園課がどうなるかということについては、これは課としては残るんでしょう。課の名前の変更も考えているんですかね。全体として行革方針で出ているということになると、人員削減を狙っているんですか、結果として。何かその目標なんかがもう出ているんですか。その関係はいかがですか。 ○清水土木工事課長  1点目のみどりと公園課の組織が残るのかという点でございますけれども、恐れ入りますが、3ページ目の別紙につけております組織機能再編のイメージ図をごらんください。  右側が現行組織の道路管理課、土木工事課、みどりと公園課、一番下が現在2カ所に分かれています土木公園事務所になってございます。今この3課で行っています大きな丸の中の小さな丸が、今その課の中で担っている業務の内容になります。その中で、このおのおの行っている道路の新設改良、維持補修、それと公園の管理、計画、維持、それぞれ担っている業務の内容を左側の新組織に向けて管理機能、計画機能、維持機能に分けて機能的に分けていくという組織体制で考えております。  具体的には、この矢印にあるとおりの再編と考えておりまして、公園でいきますと公園管理の財産管理の機能が管理機能、計画の機能が計画機能、公園の維持の機能が維持機能と3つに機能が分かれるというような組織の再編の方向で考えております。  2点目のその行革方針に掲げている内容で人を減らすかどうかということですけれども、現在1ページ目に掲げている項番3の現行組織の課題があります。この中でも一番の大きな課題としましては丸の1番目、限られた行財政資源の中で区民要望等、複雑・多様化に伴う維持管理等におる事務量の変化ということがございます。これはやはり限りある行財政資源の中で、これから複雑・多様化している業務に対応するためには、やはりそれに合わせた形の組織に再編していくということが必要であるということで、今回再編を行うものでございます。減らすことを目的で今回再編をするということではなくて、効率的な組織にしていくという内容のものでございます。  以上でございます。 ○森委員  そうすると、みどりと公園課でいいますと、公園管理と公園計画と公園維持と統合して、みどりと公園課長として目黒の公園をどうしようかと、緑をどうする、20%までふやすかとか含めてやっていたんですが、その機能が分散されると、その連絡体制が密にとられないと、全体としてどうするのというのは、ばらばらになってしまうというマイナス面もありますよね。それは、今度は部長がきちっと仕切るということになるんですか。部長も全部、道路管理課も土木工事課も、みんなこのみどりと公園課も統合して見ていかなきゃいけないから、本当に集中的にみどりと公園課長がやってきた機能というのが、全局を見た機能というのは衰えるんじゃないかというイメージがあるんですけど、その点はいかがですか。 ○中澤都市整備部長  まず、今の御質問でございますが、先ほど課長が答えたとおりでございまして、これは段階的な組織改正ということで、過去で言いますと平成20年からこれは考えていたものでございます。  そして、その中でも財政状況がございますので、やっぱり段階的、あるいは一番大切なのは職員が納得した中で組織を進めるということが一番ですので、かなり検討を進めてきています。これは当然、職員参加は当たり前ですし、オブザーバーには組合の役員も入ってもらっているということで、皆さんの考えの中でこういう形になっているということでございます。  一番大切なのは、区民サービスを効率的に提供するという、これなかなか、例えば今あります2つの事務所でございますけども、エリアが決まっていますから、そのエリアの担当になります。ですので、目黒が厳しい状態のときに碑文谷は例えば仕事がない場合は目黒が大変。そういうことじゃなくて、やっぱり区内全域を効率的に保全していくためには、機能を一緒にして、それで必要なところにその力を注ぐということをしていかないと、これからは対応ができないということがございます。  それとあと、委員御心配の緑とか道路、ありますけれども、そこが機能が損なうわけではなくて、計画部分に例えば公園の計画もありますし、道路の計画もある。現在いろんな仕事をやってございますが、はっきり言いますと、例えばみどりと公園課だけで仕事ができるわけではございません。いろんな関係する所管が集まって、少なくとも例えばちょっとした事項であれば3課が一緒になってPTを組んでやるというのは当たり前でございますし、ほかの部局とも連携してやるというのがございます。  ですので、その面も見まして、今一つの課で完結してやるような仕事ではございません。やはり連携していろんな関連、道路、公園、それとあと現場に行ったら公園だけ見ているというわけじゃなくて、今現在、土木公園事務所で道路も公園も見ていますが、いろんな視点で見れるようなそういう職員ですかね、そういう育成という面もございます。  いずれにしても、この管理と計画と維持、特に維持部門が予算の約8割から9割ですので、ここを充実するということが、私どもの今後の区民の方のために道路公園の保全のサービスを進めるためには、私どもは必要だと思って行革計画に今挙げて、職員参加の中で取り組みを進めているということでございます。ですので、マイナスということは、今の中では考えてございません。  以上でございます。 ○吉野委員長  ほかにございますか。 ○川原委員  10月に方向性がまとまるということなので、そこでそれぞれ会派意見なんかも聞かれるんだと思いますので、そのときにしっかりまた見ていきたいと思いますけど、やはり今回の西日本を中心とする土砂災害等を見ても、土砂災害警戒区域への対応という部分が出てくるので、ここは危機管理部門といいますか、防災課とか、そういった部分との連携というのもしっかりしていかなければいけないので、多分、都市施設サービスの拠点再編成というのがあるので、そういったところを考えての再編を考えていただければなと思っておりますが、その辺いかがでしょう。  指揮系統がばらばらだと多分被害が拡大しちゃう可能性もありますので、そういった部分で一体的に動けるようなことを考えれば、一つの拠点が同じほうがいいんじゃないかなと考えておりますが、その辺いかがでしょうか。  以上です。 ○清水土木工事課長  再編の拠点の方向性でございますけれども、委員からお話しいただきましたとおり、都市整備部、特に土木工事課、みどりと公園課の業務の中には、風水害に対応する水防本部の中心的な実働部隊の役割も担っているところでございます。  基本的方向にもありますように、そういった土砂災害警戒区域への対応について、それ以外の風水害につきましても、やはり機動性を向上させる必要があるというふうに考えております。  具体的なその場所等につきましては、今後、企画経営部と協議してまいりますけれども、委員からいただきました意見も含めて、今後も協議して検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(24)機能的な都市施設サービス提供体制の構築に向けての基本的方向について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(25)工事報告「南一丁目緑地公園(仮称)整備工事」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(25)工事報告「南一丁目緑地公園(仮称)整備工事」について報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  では、工事報告書を説明いたします。  本日、企画総務委員会におきまして、契約報告ということで行われているものとあわせまして、南一丁目緑地公園整備工事の報告でございます。  場所、南一丁目22番、請負者が株式会社オールマン、請負額が7,560万円ということでございます。  工事の概要ですが、敷地の造成ですとか、園路広場、植栽工事ですとか、ベンチ等休養施設、園内灯ですとか門扉などの管理施設もございます。そういったところで、この金額ということになります。  工期ですが、本年6月14日から工期が始まっておりまして、10月23日まで90日間ということになっております。  報告は簡単ですが、以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(25)工事報告「南一丁目緑地公園(仮称)整備工事」について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(26)平成30年度「サクラ再生実行計画」の取り組みについて ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(26)平成30年度「サクラ再生実行計画」の取り組みについて報告を受けます。 ○櫻田みどりと公園課長  では、平成30年度「サクラ再生実行計画」の取り組みについて御報告申し上げます。  まず、背景でございますが、区内公園、緑道等にございます桜ですが、老齢化が進んでおりまして、倒木等のおそれがあるということで、平成26年3月「目黒のサクラ基金」を創設して御寄附をいただいているものを、こちらのサクラ基金を活用しまして、実施計画に沿って桜の保全事業を現在進めているところでございます。  こちら内容的には樹木診断を行いまして、その結果に基づき順次、場所場所ごとのサクラ再生実行計画の策定を行っております。  平成30年度は立会川緑道、こちら桜が約70本、それから呑川本流緑道、こちらは240本ほどございますが、その桜につきまして、それぞれ地域の検討会を開催いたしまして、地域住民の方の御意見、それから樹木医等の専門家の見識、そういったものを取り入れながら計画策定を進めていくといったところでございます。  裏面をちょっと見ていただけますでしょうか。  サクラ再生実行計画、こちらが28年度から再生計画づくりを始めておりまして、28年が点線、29年が長い点線で目黒川ですけれども、今年度、平成30年度は四角で囲っております呑川本流緑道、それから立会川緑道について計画づくりを行っていくというところでございます。  済みません、表にお戻りください。  2番、サクラ再生実行計画の検討会の予定でございます。  本日、御報告いたしまして、8月ごろ、それから10月、11月ごろにかけて3回程度、地元の検討会を開いていきたいと思っております。  3番で、そういった計画の内容なんですが、まずは27年度に樹木の診断を行っておりますので、この結果の報告と現状の課題というのを皆さんで確認し合いまして、それから桜の景観を保全していく対策について話し合いを行い、将来植えかえする場合に樹種ですとか、間隔について検討してまいります。  それから、いわゆる桜守とよく最近言われておりますが、地域の皆様の参加による維持管理方法なども含めて検討を進めていきたいと思っております。特に、呑川本流、地元の活動も大変盛んですので、御一緒にやっていきたいと思っております。  それから4番、地元への周知方法でございますが、目黒区のホームページ、公営掲示板、町会回覧、それから立会川緑道については、これ793メートルほどございますので、3住区6町会にわたっておりますが、こちらの方々を通じて周知を図ってまいります。  それから、呑川本流緑道、こちら2,451メートルございまして、やはり4住区7町会にわたっております。こちらも丁寧に周知を図ります。  また、関係の商店街・団体等への周知、それから現地掲示なども行って、いつも桜を見ている方にも目が触れるようにというふうに考えております。  報告は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○青木委員  1の背景の2行目から3行目にかけて、平成26年3月にこのサクラ基金ができ、区民、団体から、大勢の方から御寄附をいただいていると書いてあるんですけどね、このサクラ基金ができたときすごいなと思ったんです。直近の選挙の1年前だったと思うんですけど、今現在、約でいいです。サクラ基金、幾らぐらいのお金が集まっているんでしょうか。  それから、何人ぐらいの方が御寄附をしていただいているんでしょうかね。  それから、たしか1人の方が、ちょっと金額は忘れたんですけど、大口の方は何十万だったかな、その方には何か品物を差し上げていたような、ペーパーナイフでしたっけね。その辺もちょっと済みません、もう一回お願いいたします。 ○櫻田みどりと公園課長  サクラ基金の累計額といったところでございますが、平成30年6月末現在で累計ですが、454件、1,384万9,783円というところで頂戴をしております。  大口の方といったところですが、ペーパーナイフを、気仙沼でつくっていただいたペーパーナイフを1万円以上の方には差し上げております。それから、現在ふるさと納税のインターネットのサイト経由で寄附してくださる方も結構いらっしゃいまして、そういった方には区共通の返礼品というのをお選びいただいているといった状況でございます。  以上でございます。 ○青木委員  ちょっと素人なのでよくわからないんですけど、今度の平成30年度、計画、たまたま私のこの町会も入っています。うちの近隣のところをやっていただけることなんですけど、今1,384万ということで、たしかこの間の委員会で、目黒の桜を見に来た方が約300万人見えた、延べ。そして、昨年より30万人も多かったという報告があったと思うんですね。それこそ来年30万人またふえちゃったら大変という報告があった中で、私がここにいてから、桜なんていうのはうちの近所の、私で言えば碑文谷八幡とか、洗足池あたり、その辺で見ていて終わっちゃったんですね。
     この中目黒の桜がこんなに有名になったって、こっちに新庁舎に移っても、皆さんたち理事者もそうだと思うんですけど、新庁舎に移っても、まだそんな話はなかったような気がするんですね。ここ五、六年なのかなという感じなんです。天気予報で桜が満開とかいうたんびにふえているみたいなんですけど。  今1,384万、きょう現在、それだけの基金があるという話なんですけど、今回30年度これだけ計画を立てていますよね。その辺がちょっと素人でわからないんですけど、どうなんですかね。全然足りないんでしょうね。その植木とか、そういうことがよくわからないんで、課長のお答えを聞きたいんですけど。 ○櫻田みどりと公園課長  今後、今、桜保全事業、これまで危険な樹木の伐採ですとか、それから今後植えかえ等を進めていくのでございますけれども、実施計画のほうに位置づけをしておりまして、寄附金のほかに天空庭園の維持管理の基金の運用益、それから一般財源も使用しながら事業を進めております。実施計画上、今年度からは事業費の3分の1を基金に充てているということに位置づけを行っているところでございます。  ですので、今足りていないとか、もともと天空庭園の維持管理に使うお金を食べてしまっているということではございませんで、あくまで運用益を使っているということになります。ですので、あとは寄附金をふやす工夫というのを、また引き続き行っていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○青木委員  ちょっと最後に。大口というと10万円ぐらいなのかなと思うんですね、一般的に。10万円ぐらい。今ペーパーナイフを1万円以上の方に贈っている。10万円ぐらいいただける方ってどのぐらいいらっしゃるの。 ○櫻田みどりと公園課長  申しわけございません。ちょっとちゃんと統計をとっておりませんでしたが、ただ時々10万円とか、何十万という方もいらっしゃいまして、そういった場合には秘書課というか、感謝状を区長のほうからお出しをしているということはございます。ただ、ちょっと済みません、今手持ちで何件というのが統計がございませんでして、わからない状況です。 ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(26)平成30年度「サクラ再生実行計画」の取り組みについて終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(27)区有施設等のブロック塀等の安全点検について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(27)区有施設等のブロック塀等の安全点検について報告を受けます。 ○三吉建築課長  本案件につきましては、6月29日の議会運営委員会に御報告した内容から時間も経過してございますので、一部内容を修正してございます。それと、本日、文教・子ども委員会、企画総務委員会に報告、生活福祉委員会に情報提供を同様の内容でしてございます。  まず、項番の1でございます。  経緯でございますが、記載のとおりということでございまして、6月18日以降、さまざまな動きをしている内容でございます。国、都からも安全点検の通知等来てございます。  次に、項番2でございます。  当面の対応でございますが、まず(1)、(2)、(3)それぞれ3つに分かれてございます。  (1)につきましては、学校施設のブロック塀というくくりにしてございます。  (2)につきましては、学校施設以外の区有施設というくくりにしてございます。  (3)につきましては、民有地、それ以外の区内の施設ということでございますが、そういうくくりにしてございます。  まず、学校施設のブロック塀でございますが、記載のとおりでございまして、6月18日の発災以降27日までの間に、全学校施設のブロック塀の点検をしてございます。  19日、20日につきましては、国、都より通知が来てございます。  あと6月29日に教育委員会のほうから、東京都教育庁宛てに同様の内容の回答を既にしてございます。  7月2日につきまして、別紙の1でございます。おめくりいただいて、別紙1がございます。  これがブロック塀の該当校ということで、道路等に面したところはないんでございますが、敷地の中にあるということで、都の調査自体がブロック塀と万年塀という2項目になってございましたので、これにつきましてもその2つでまとめるような形になってございます。  菅刈小学校、油面小学校、原町小学校、東根小学校、第一中学校でございます。  ブロック塀につきましては、現在の建築基準法施行令の規定に適合していないブロック、そういう視点で見てございます。あと、万年塀等につきましては、著しいひび割れ、破損、傾斜が生じているか、そういう内容でございます。ここにごらんのような内容になってございます。  1ページ目にお戻りいただきまして、その他、五本木小学校の敷地北側に鉄筋コンクリート造の塀がございまして、その上に3段積みのブロック塀を、積み増しをしていた状況がございましたので、これにつきましては既に6月27日に撤去を済ませてございます。  あと、通学路の安全点検につきましては、各学校において7月末までに点検を実施する、そういう内容でございます。危険箇所があった場合は区へ連絡し、状況によっては通学路の変更も含めた対応を行う、そういうふうに聞いてございます。  次に、(2)学校施設以外の区有施設のブロック塀でございます。主にこれにつきましては、総務部施設課のほうで対応してございます。  済みません、(1)の学校のブロック塀については、教育委員会の学校施設計画課と、あと技術的な部門につきましては、総務部の施設課のほうが協力してやっているということでございます。  学校以外の区有施設につきましては、6月20日から7月4日の間に点検を終えて、結果を取りまとめてございます。  また、おめくりいただきまして、2枚目の別紙2をお願いいたします。  これも教育委員会の学校施設と同じようなくくりをしてございます。  まず、1ページ目でございますが、総合庁舎に始まり18施設が該当してございます。全て隣地境界線側でございます。あと、万年塀につきましても隣地境界線側でございます。道路等については、ないような状況でございます。  裏面をおめくりいただきまして、これ、民有地が所有で区の施設側に面しているブロック塀の状況でございます。13施設ございまして、ブロック塀についても記載のとおりでございまして、万年塀についても記載のとおりでございます。  あと、その下の安全点検ということで、住宅課の所有する区営住宅等でございますが、その中で青葉台二丁目アパートで1カ所隣地境界線側に万年塀の損傷がございましたので、それも記載してございます。これにつきましては、今月中に爆裂箇所を補修するというふうに聞いてございます。  あと、民有地、相手側が持っているところでございますが、ホーム月光原、これにつきましては万年塀の1カ所、笠木に若干ずれがあるということでやってございます。  いずれにいたしましても、そういう指摘のあったところにつきましては、安全対策をとって近寄らないとか、そういう対策をとって、注意喚起もございますが、今後、具体的な方法は検討していくという内容でございます。  あと、民有地については今後注意喚起を促していく、そういう予定で考えてございます。  次に、また最初のほうにお戻りいただきまして、総合庁舎北西側の隣地側の鉄筋コンクリート造の塀につきましては、コンクリート造の上に7段ブロックを積み増ししたということで、控えがないということでございましたので、7月3日に既に撤去を済ませてございます。  次に、(3)でございますが、民有地のブロック塀でございます。  民有地につきましては、建築課で対応してございます。  6月18日の発災以降、現在までさまざまな区民の声、直接電話をいただく、さまざまなルートで建築課のほうに御相談をいただいてございます。7月6日の時点で、これは62件になってございますが、きょう現在71件でございます。  その後、6月21日、国土交通省から建築物の既設の塀の安全点検ということで、国土交通省から通知がまいりましたので、注意喚起の内容につきまして、6月22日にホームページにアップしてございます。  あと、これ予定と書いてございますが、7月の上旬から注意喚起のチラシを全町会・自治会に回覧をしてございます。  あと、公営掲示板にも同様のチラシを掲示してございます。  あと、7月4日に住区住民会議連絡協議会の席で、私のほうから注意喚起のチラシについても情報提供しているという内容でございます。  一番最後の別紙3を見ていただきまして、これが町会の回覧の内容でございます。公営掲示板につきましても同様の内容でございます。実際の回覧につきましては、黄色の用紙を使って作成、配布してございます。  最初のページにお戻りいただいて、2ページをお願いします。  今後の対応でございます。  学校施設のブロック塀等につきまして、5校については具体的な対策を速やかにまとめて実施する。  区有施設につきましては、安全点検の結果を踏まえ、撤去等が必要な場合は早急に対応し、今後とも外構の部分については安全性確保に努める。  なお、区有施設以外の隣地が所有のブロック塀については注意喚起を実施していくという内容でございます。  あと、区では既に接道部の緑化の助成などをしてございますので、安全対策に資する制度として実施してございますので、建築課のほうでもいろいろ御相談を受けて、融資の御相談等を受けてございますので、この制度について周知を図り、区民の方の自主的な改修を促す、そういうふうな方向で今進めてございます。  次に、区民向けの「防災行動マニュアル」に掲載しております各種助成制度の紹介やブロック塀の安全対策についても今後改めて周知するとともに、区報、8月25日に防災の特集号を組む予定でございますので、その意識高揚に努めてまいりたいと考えてございます。  最後でございますが、今回の事故を踏まえて、国、都による新しい補助制度が追加された場合には、区として積極的に連携してまいりたいと考えているところでございます。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○青木委員  ありがとうございます。  1枚目の2、当面の対応の(1)学校施設のブロック塀、それの5つ目の黒丸ですね。7月2日、別紙1の5校、3番目、原町小学校なんですけど、私の卒業校、まさかここが入っちゃうとは思わなくて、えって、今見てびっくりしたんですけど、よく地元の会合に出たとき、原町小学校と九中は大丈夫だろうねなんてみんなで言って、大丈夫だろうなんて言って、みんなで笑っていたんですけど、今ここを見たら、えっ、入っちゃっているのと今思ったんですね。  今、御説明の中に、具体的に対応を検討して、速やかにまとめ、実施する。これ7月2日に安全確保の仮囲いの設置をした。きょう11日ですよね、7月11日。速やかに実施するんですけど、いろんなところをやらなきゃいけないと思うんですけど、大体いつごろですかね。例えば、20日ぐらいなのかとか、二十五、六日ごろとか、速やかにと言うんですけど。  例えば、これはよかったんですけど、うちの学校で誰かが倒れてけがしていたらといったら、本当に1週間後なんて言ってられないと思うんですね。逆にこういうことがあってね、こういうことがあって、逆に亡くなられた方には本当に気の毒なんですけど、改めてこんなにひび割れやなんかあったのかしらと驚いているんですけど、どの辺の日付を言うんですかね。速やかにといっても明日なのか、10日後なのか。どういうことなのか。たまたま済みません、自分の母校だったもので。 ○照井施設課長  原町小学校につきましては、現在、隣地側等々……  (「ちょっと声小さい」と呼ぶ者あり) ○照井施設課長  隣地側等々、人が余り入らないようなところも踏まえて、今回確認してまいりました。  今後の全体的な学校施設の工事につきましては、まずは校庭内とか、ある程度児童・生徒の立ち入るところから、今スタートしていこうかというふうには考えております。特に、今記載の一中とか、あとは東根小とか、こちらにつきましてはプール側ということで、プール終了後に今計画をしていこうかということで所管課とも話しております。  また、それ以外の隣地側につきましては、やはりなかなか隣地側の部分の工事ということで、今までの取り組みの中でも、やはり隣地側とのお話し合いもさせていただきながら工事をさせていただいているような状態でございます。  例えば、ブロック等々撤去してフェンスにするのか、あとは補強が一番いいのか、これからちょっと隣地側の方とお話し合いさせていただきながら、工事を進めていきたいと思います。  なかなか、じゃ、あした終わりますとか、今月中に終わります、なかなかそれはちょっと言いづらいところでございますが、ただ、そんなに時間もないところでございますので、ある程度学校側とも協議させていただきながら、速やかにできるものをやっていきたいと考えております。  以上です。 ○吉野委員長  ほかにございますか。 ○川原委員  大阪北部を震源とする地震の後に、我が会派としても学校の通学路のブロック塀等々、また区有施設のそういった外構部のブロック塀等の点検を実施するように要望させていただいて、速やかに対応していただいているところは評価したいと思うんですが。議運の報告をいただいたときは、学校については五本木小、区有施設については総合庁舎ということだったので、そんなにほかにはないのかなと思っていましたけど、きょうこれが出てくると、ほかにも結構出できたので、びっくりしているんですけども、こういった部分は他区なんかも公表していたりするんですけど、区としても公表する考えがあるのかというのがまず1点。あと民有地のブロック塀の対策のところで、ホームページで自主的点検、注意喚起を掲載されているんで、私も見たんですけど、できれば今回、全町会・自治会に回覧をしている部分で、要は区がやっているみどりのまちなみ助成だとか、いわゆる崖、擁壁の補修の工事費の助成とか、そういう制度のリンクに飛ぶように、今は多分、見たら喚起だけしかないので、本当はリンクを下につけていただいて、飛べるようにしていただくと、区民の方も見れるのかなというふうに思うので、そういった工夫もちょっとしていただけないかなというのが2点目でございます。  あと、区有施設と民有地の隣地で、民有地側のブロック塀というのは当然民有地の方にやっていただかなければいけないと思うので、これは交渉になってくると思うんですが、その間の危険であるというところで、何か掲示といいますか、立ち入らないようにとか、近づかないでというようなこともするような考えがあるのかどうか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。  以上です。 ○照井施設課長  今回の点検結果でございますが、まず1番目でございますけども、学校の部分につきましては、東京都に今回の結果を今、回答しているような状況でございます。ただ、東京都のほうでも個別の区とかそういうところではなくて、東京都全体にどのぐらいあったかという集計結果でございます。  あくまでも今回の安全点検につきましては、現行法にのっとった、ブロック塀が建築基準法の法令に合っているかどうかという視点で、私ども点検してございます。ただ、なかなか区有施設の中ではかなり古いものがございまして、その中でもやはりブロック塀もその時期にできたものであれば一概に法令違反とは言いづらく、やはり既存不適格のものも多いというふうには踏んでおります。ですから、学校につきましては、そういった文部科学省のほうの取りまとめもございますので、これまでは報告等しております。  あと、この全体の関係をどうするかというところは、今のところこの全部の内容で報告するということは、公にするということは今のところは考えておりません。ただ、実際のところ、直していくところは出てきますが、今のところ全体での表としてというところでは考えておりません。  あと、3番目のことでございますけども、私ども持っているところの隣地であればともかく、なかなか隣地側の塀というものも今回、全体周囲を見回しまして、ございました。特に、これから隣地の方にどういった形でアプローチしていこうかというのも、これから、そこの施設を管理している所管課と協議しているような状況でございます。  なかなか他人の家の塀に張っていくというのは非常に難しいものでございますから、どういったことが対策できるのか、どういった注意喚起ができるのかというのを今検討している状況でございます。  私からは以上です。 ○三吉建築課長  私のほうから2点目のいわゆる回覧の関係でございます。  別紙3にあるようなこういう回覧を今、してございまして、かなり区民の方に回っているということで、回覧を見たのでという形で御相談、お問い合わせいただく今、段階になってきてございます。  まず、補助制度については、ここにも一応みどりと公園課と、あと狭隘道路関係等書いてございますので、これはこれで積極的に推進してまいるのと、委員おっしゃいましたいろんなリンクの関係もございますので、その辺は可能な限り見やすいように、ホームページ等も検討していきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○中澤都市整備部長  ちょっと補足させていただきます。  まず、1点目の公表ということでございます。  これもう既に委員会に、あるいは議運にも出していますので、既に公表していると同じでございますので、どうするかというのは総務部と、それとあとここは学校施設、教育委員会のほうとちょっと相談して、そこは検討してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○川原委員  今、そうです、部長がおっしゃるように、公表しているということなんですが、委員会報告されているので、当然公表されてもいいということでしょうけども、私ども公表、当然発信はできるんですが、要は区がこれだけ対応を速やかにして、こういうことを対応していますよということが、区民の安心につながる部分はあるし、やはり毎日のように災害といいますか、大阪北部地震だけじゃなくて、次は水災害も来て、みんな不安に区民の方も思っていらっしゃると思うので、区がこうやって対応が早くできたんだよということをアピールしてほしいなという部分でのあれなんで、企画的になっちゃったのかもしれませんけども、そういった部分で、ぜひ都市整備のほうからつついていただいて、アップするようにということで言っていただければなというふうに思います。  以上です。 ○中澤都市整備部長  済みません、ちょっと説明が足りなくて申しわけございませんでした。  趣旨としますと、やはりこれは速やかに対応したということは当たり前のことではございますので、そうした情報を伝えるということは大事でございます。  それと、今、大阪の北部地震もありましたけども、最近、喫緊では土砂災害の関係で、西日本のほうは相当な被害を受けてございます。今後いつそういう緊急事態、いわゆる水防等もございますし、このブロック塀も当然その一部の一つのポイントでございます。ですので、やはり区民の方には情報を伝えておくことは必要だと思いますので、私のほうも総務部と教育委員会、その辺を、また教育委員会のほうでも東京都に情報は伝えていますから、それを含めて公表の仕方等についても協議してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○吉野委員長  ほかにございますか。 ○森委員  今後の対応なんですけれども、回覧の中で民間にかかわる部分の補助がどうなっているかというのをつけて促すということをしているわけです。
     私、この機会に、そういった補助を活用して、例えば接道部緑化については大いに促進を図っていけたらと思いますし、さらに住宅課所管ですけれども、リフォーム助成の外構部のつまりブロック塀の手当てをするというリフォーム助成の対象拡大についても図っていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですね。検討はぜひ、していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。その1点だけです。 ○三吉建築課長  まず、緑化の促進ということで、接道部緑化とブロック塀の関係で御意見いただきました。  いずれにいたしましても、区としても緑化の施策を推進してございますので、私どもの立場としては、都市整備部、区でございますが、やはりブロック塀を改修する場合には、まず緑化にしてほしいなと。そういう形では一応うちの担当者のほうも現地に行って、説明するような内容で今進めてございます。助成制度もございますので。  ただ、意見として出てくるのは、緑化は手入れが大変だなと、そういう生の声も聞いていますけど、粘り強くやるような形でするように指示してございます。 ○高橋住宅課長  2点目、リフォーム資金助成のお話出ました。  区の考え方としましては、本来、個人の不動産とか、そういった資産につきましての維持管理ですとか、その形成につきましては、所有者が担うことが基本というふうに考えてございます。もしも、その資産の形成に区の税金というか、一般財源を入れるとなると、やはり一定の公益性ですとか、政策目的、そういったものが必要となって、その対象は限定的にすべきものじゃないというふうに考えてございます。  そこで、住宅リフォーム資金助成につきましては、区民の居住水準の向上に対する支援、もう一つ区内建設関連企業の振興、いわゆる区内業者の振興というこういった公益性や政策目的を持って実施しているものでございまして、いわゆる御指摘の外構ですとか、余り日々の暮らしに直接は関係のない外構、あとは庭ですとか、そういうところにつきましては対象外ということにさせていただいているところでございます。  今回、確かに大阪のほうで大きな地震がありまして、ブロック塀が倒れるという痛ましい事故が起きました。そうした震災対策というふうな公益性から考えれば、このチラシにあります都市整備課のほうで狭あい道路係でやっております塀の撤去費用の一部助成ですとか、いわゆる道路に面したところの塀の撤去については一部助成するとか、そういった既存の制度がございますので、そういった制度を活用しながらブロック塀の撤去ですとか、そういったものについて対応を進めていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○森委員  このリフォーム助成の対象拡大について、ブロック塀を直すと、この点非常に重要な課題として求められているわけですから、これ大いに前向きに検討していただきたいということを要望しておきます。  以上。 ○吉野委員長  ほかにございますか。 ○田島委員  文教所管にもかかわるんですけれども、学校への通学路というのは道路管理だと思いますので、ブロック塀も一つ今回大きな問題になりましたけど、ほかにも道路上で、通学路での、子どもたちの安全の確保という観点からも、せっかくこういった課題ができたわけですから、道路の安全を確保するという意味で、地震だけではなくていろんな災害がございます。それに関して、やはり大きな視野を持って、道路の子どもたちの安全、文教所管にかかわることでもありますけれども、道路の管理というのは我々の所管でございますから、ぜひともいま一度その安全の確保というのを確認していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○中澤都市整備部長  今回この報告の中に、教育委員会のほうで通学路の点検ということで7月いっぱいまで点検を実施するということがございます。これはこれで教育委員会のほうということです。  都市整備部のほうとしては、実施計画に通学路、裏通りの安全対策と入れてございます。当然これ計画的に進めるわけでございますが、日常の巡回点検でも、やはりそういう視点を持って安全性の関係、ブロック塀も当然近隣からのお話もあるでしょうし、いずれにしても道路を管理する観点でも、そういう視点は持っていきたいと思っております。  以上でございます。 ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(27)区有施設等のブロック塀等の安全点検について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(28)目黒区エコプラザの臨時開館について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(28)目黒区エコプラザの臨時開館について報告を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、資料をごらんいただきまして、臨時開館日、1番記載のとおり。臨時に開館する施設と時間、2番記載のとおり。3番、理由につきましては、2行目のとおり、目黒区民まつりの開催に伴うものでございます。  改めて、4番、周知方法は記載のとおりでございまして、本日、エコプラザ指定管理に係る案件の中で、田島委員から正式な御視察等、いただいたところでございますが、一つの機会といたしまして、委員の皆様におかれましては、区民まつり御参加の際には、ぜひエコプラザもごらんいただきたく存じますということを、ぜひよろしくお願いします。  以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(28)目黒区エコプラザの臨時開館について終わります。  以上で報告事項を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)東京高等・地方裁判所中目黒分室(仮称)の計画について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  次に、情報提供(1)東京高等・地方裁判所中目黒分室(仮称)の計画について情報提供を受けます。 ○橋本都市計画課長  それでは、東京高等・地方裁判所中目黒分室(仮称)の計画について、裁判所から情報提供がございましたので、当委員会にも情報提供させていただきます。  初めに、建築計画の概要でございますが、計画件名は項番1の(1)に記載のとおりでございます。  (2)計画地は以前、厚生労働省関東信越厚生局の麻薬取締部や宿舎が建っていた記載の場所となります。  (3)敷地面積は約8,200平米、(4)記載の用途地域等の場所に(5)記載のとおり地下1階、地上5階、延べ面積約1万6,200平米、最高高さ23.9メートルの建物を東京都の許可及び目黒区の認定を受けて建てる予定でございます。  建物の用途は、(6)記載のとおりで、各階の配置は(7)記載のとおり、3階に法廷を配置する計画となっております。  恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、2枚目の資料をごらんください。  裁判所が中目黒に移転する経緯等を示す資料となります。  左上の囲みに記載のとおり、霞ヶ関庁舎では家事事件を初め各種事件の増加により庁舎が狭隘化しているため、右の囲みに記載のとおりビジネス関係の訴訟を集約して扱う庁舎を中目黒に設けるものでございます。  記載されている知的財産高等裁判所は、特許権や著作権といった地的財産に関する事件を専門的に処理するため、平成17年に設けられた高等裁判所で、加えて東京地方裁判所の知的財産部、会社法に関する株主代表訴訟などを処理する商事部、個人や法人の破産手続を処理する破産部が移転してくる予定です。  1枚おめくりいただきまして、3枚目の資料、こちらは案内図となりまして、左側に目黒川、下が東京共済病院、右側が東京都の職員住宅という立地になります。  もう一枚おめくりいただきまして、最後のページ、こちらの配置図も左側が目黒川、下が東京共済病院、右側が東京都の職員住宅となります。  裁判所による今回の建築計画でございますが、目黒区と裁判所との間で協議を行ってきておりまして、地域の良好な住環境への配慮等がなされてございます。  例えば、敷地の周辺部に設ける歩道上空地でございますが、基準の1.5メートルを上回る2メートル程度の幅員となってございます。また、右側の東京都職員住宅との境に通り抜け通路がございます。こちらは従前、厚生労働省の時代に、地域の方が敷地内を通り抜けできたということで、地域住民の要望に沿って設けられるものでございます。病院に行かれる際や、災害時の通路としても活用が見込まれてございます。また、このエリアが広域避難場所に指定されていることから、災害時に地域の避難者や帰宅困難者を受け入れる協力も予定されてございます。  恐れ入りますが、1枚目の資料にお戻りを願います。  項番2の今後の予定でございますが、平成31年度に工事に着手し、平成33年度に竣工の予定でございます。  本件の情報提供は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤委員  でき上がった後、だいたい1日どれぐらいの人たちが通勤で来られる予定でしょうかということと……  (「訪問だよ」と呼ぶ者あり) ○佐藤委員  訪問ですね。  あと、大体どれぐらいの職員がいるかということと、あと車、これを見ると駐車場の台数がすごくあるので、そうすると動線的には駒沢通りじゃなくて、山手通りからこの田楽橋のほうに入ってくるのが多いんじゃないかなと思われるんですが、そうなりますと、本当に田楽橋、救急車もよく曲がってくるところですが、道が狭くて、あとこれ目黒川の遊歩道沿いにあるので、交通ルールを無視して歩く方も多いということと、あと中目黒の駅まで行く間約500メートルと書いているんですが、歩道も狭いという部分で大変混雑すると思うんですが、その対応というのは国のほうとか、東京都のほうに訴えているんでしょうか。  以上です。 ○橋本都市計画課長  まず、こちらの裁判所のほうに来庁される数ということで、裁判所のほうから聞いてございますのは、多いときで300名ぐらいかなということで聞いてございます。また、職員の数としては、現時点では220名程度を想定しているということでございます。  そして、3点目、駐車場でございますけれども、確かに委員おっしゃるように、こちらの駐車場のところに入り口というところは狭いところが一部ございます。  基本的に裁判所のほうとしては、駐車場は確かに設けるんですが、来庁者に対する案内としては、基本的に公共交通機関のほうを御利用いただくような形で案内すると。また、弁護士会に対しても、そういったような案内をするというふうに聞いてございます。  それからあと、こちらに中目黒駅のほうから通行される際に、委員おっしゃいますように、一部山手通り沿いの歩道のところで狭い箇所があるというところは認識しているところでございます。  ここの部分については、この道路を管理する東京都と第二建設事務所のほうに要望もお伝えをしているところで、今、一定木が植わっているようなところを一部少し歩きやすくするようなことを、一部そういう通りやすくなるような工事をされているところは見ているところでございますけれども、引き続き何らか要望はしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○佐藤委員  先ほど通り抜け道路ということですが、たしかここのあたりって、かなり高さがあると思うんですが、この通り抜けのところは階段状になるんですかすね。それともスロープ状でずっとなっていくのか。 ○橋本都市計画課長  委員おっしゃいますように、ここの場所、高低差がかなりあるということで、なかなか、今こちらにスロープというふうに書いてございますが、病院に行かれる際の方もいらっしゃるので、極力今のところなるたけスロープに向けて工夫したいというように、裁判所でいろいろ知恵を出して考えてくださっているという状況でございます。  以上です。 ○吉野委員長  ほかにございますか。 ○山本委員  さっきの中目黒からの動線のことに絡んでなんですけど、ちょうどここの曲がり角のところに陸橋があるんですね。陸橋があるところが、一番道路が狭くなっていて、ここに多分行くんだったら、ここの角を曲がる人が多いのかなというふうに思われるんですけど、陸橋をどうするかについても、あわせて検討されているんでしょうか。 ○橋本都市計画課長  委員おっしゃいますように、中目黒から来るときに、コンビニでしょうか、たしか。コンビニの角のところが確かに狭いんですけど、こちらへの動線としましては、その手前の川の資料館のところ、船入り場のところなんですが、ここのところを経由して田楽橋を渡っていただくと、そういうようなルートを裁判所のほうにも案内するときにはお伝えするようにということで要望してございます。  バリアフリーのルート上も、そういったようなルート設定をしてございますので、船入り場のこの手前のところ、広いところ、スロープ等もございますので、そこのところを御案内をしていく予定でございます。  以上です。 ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(1)東京高等・地方裁判所中目黒分室(仮称)の計画について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(2)東急祐天寺駅ビルの開業について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(2)東急祐天寺駅ビルの開業について情報提供を受けます。 ○橋本都市計画課長  それでは、祐天寺駅ビルの開業について、東急電鉄から情報提供がございましたので、当委員会に情報提供させていただきます。  東急電鉄の祐天寺駅ビルにつきましては、本年4月11日の当委員会にも計画段階の情報提供を行ったところでございます。東横線祐天寺駅については、エスカレーターやホームドアの設置など駅改良工事が平成25年から行われてきましたが、祐天寺駅に隣接する駅ビルについても昨年から建てかえ工事に入り、本年の10月1日に開業するとのことでございます。  資料1ページ目、第1段落の2行目からの記載にございますように、1階には生活利便性を高める商業施設、2階には企業主導型保育園、3階から6階にはスモールオフィス20区画が入るとのことで、第3段落1行目にございますように、スモールオフィスの入居者は保育園に優先的に子どもを預けることができる保育園連携型のオフィスにするとのことでございます。  ページ番号を振ってなくて申しわけございませんが、おめくりいただきまして、3ページ目のところには、出店する商業施設7店舗の一覧がございます。  さらにおめくりいただきまして、一番最後の4ページ目の下に、保育園の概要が記載されてございます。ちなみに、企業主導型保育園でございますが、国の待機児童解消に向けた子育て安心プランに組み込まれており、内閣府が直接所掌して助成金が交付されているものでございます。  本件の情報提供は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(2)東急祐天寺駅ビルの開業について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(3)都営住宅の入居者募集について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  続きまして、(3)都営住宅の入居者募集について情報提供を受けます。 ○高橋住宅課長  では、都営住宅の入居者募集について、お手元の資料に沿いまして情報提供いたします。  まず、項番1の募集住宅の種類でございますが、資料記載のとおりでございます。ここでポイント方式という言葉が出てまいりますが、これは抽せんではなく、申し込み者の書面による審査、また面接による資格審査、訪問による実態調査、こういったものを行いまして、住宅の困窮度合いを判定しまして、困窮度の高い順にあっせんする方法のことでございます。  次に、項番2の申込書及び募集案内の配布期間でございますが、8月1日の水曜日から9日木曜日まで、総合庁舎及び目黒駅行政サービス窓口は土曜日、日曜日も配布してございます。そのほか住宅課ですとか、各地区サービス事務所、また総合庁舎別館6階の公営住宅の窓口でも配布してございます。  申し込み方法及び申し込み受け付け期限でございますが、全て郵送の受け付けで、8月13日月曜日まで必着というふうになってございます。  最後に、周知方法につきましは、区報及び目黒区のホームページで、7月25日から周知を行う予定でございます。  簡単ですが、説明は以上です。 ○吉野委員長  ありがとうございました。
     説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(3)都営住宅の入居者募集について終わります。  以上で情報提供を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○吉野委員長  次に、その他、(1)次回の委員会開催については、8月1日水曜日、午前10時から開会いたします。  以上で、本日の委員会を散会いたします。  大変に御苦労さまでした。...