目黒区議会 > 2018-05-11 >
平成30年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 5月11日)

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  1. 目黒区議会 2018-05-11
    平成30年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 5月11日)


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    平成30年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 5月11日)                目 黒 区 総 合 戦 略 等 調 査 特 別 委 員 会 1 日    時 平成30年5月11日(金)          開会 午前10時00分          散会 午前11時32分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   佐 藤 ゆたか   副委員長  鈴 木 まさし      (9名)委  員  川 原 のぶあき  委  員  西 崎 つばさ          委  員  鴨志田 リ エ   委  員  松 田 哲 也          委  員  西 村 ち ほ   委  員  岩 崎 ふみひろ          委  員  おのせ 康 裕 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  鈴 木 副区長         荒 牧 企画経営部長     (27名)中 野 参事(政策企画課長)  橋 本 長期計画コミュニティ課長          田 中 経営改革推進課長    斎 藤 財政課長          森   区有施設プロジェクト部長                          松 本 区有施設プロジェクト課長          関 根 総務部長        大 野 総務課長          石 松 契約課長        照 井 施設課長          村 田 区民生活部長      秋 丸 産業経済部長          竹 内 文化・スポーツ部長   濵 下 文化・交流課長          金 元 スポーツ振興課長    佐 藤 オリンピックパラリンピック推進課長          上 田 健康福祉部長      長 崎 子育て支援部長          中 澤 都市整備部長      橋 本 参事(都市計画課長)          清 水 街づくり推進部長    田 島 環境清掃部長          野 口 教育次長        鹿 戸 学校施設計画課長          澤 田 道路管理課長 6 区議会事務局 山 口 次長          青 野 議事・調査係長      (2名) 7 議    題 区有施設見直し検討及び生活圏域整備計画見直し地域コミュニテ          ィのあり方並びに東京2020オリンピックパラリンピック競技大          会に関連する対応策に関する調査について   【報告事項】   (1)平成29年度構造体耐久性調査評価の結果について     (資料あり)   (2)第3回目黒シティラン~健康マラソン大会~の開催について  (資料あり)   (3)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた      機運醸成事業取組予定について              (資料あり)   【情報提供】   (1)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に係る輸送計      画の検討状況について                   (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○佐藤委員長  ただいまから目黒区総合戦略等調査特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、鈴木副委員長西崎委員にお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)平成29年度構造体耐久性調査評価の結果について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――佐藤委員長  それでは、報告事項(1)平成29年度構造体耐久性調査評価の結果についての説明を受けます。 ○田中経営改革推進課長  それでは、平成29年度の構造体耐久性調査評価の結果について御報告を申し上げます。  こちらにつきましては、区有施設見直し方針では区有施設見直しにおいて、施設改修コスト平準化を図る一つの手段といたしまして、建物の長寿命化というものを掲げてございます。  また、昨年度策定させていただいた区有施設見直し計画では、建てかえ等の判断基準について機能面コスト面のほか耐久性調査の結果も含めて総合的に判断するということとしておりまして、そのための判断材料といたしまして、施設構造体耐久性調査を実施しているものでございます。  この耐久性調査につきましては、これまでの施設耐用年数がおおむね60年程度との考え方のもとで、築後55年程度を迎えました建物について順次行っているものでございまして、これまで平成26年度に試行ということで2施設、27年度には11施設を行ってまいりました。今回2施設について調査した結果が出ましたので、御報告を申し上げるものでございます。  それでは、改めまして資料のほうをごらんください。  1の長寿命化の取り組みにつきましては、ただいま御説明したとおりですので、省略をさせていただいて、2の(1)本年度調査した対象施設表記載のとおり2施設スマイルプラザ中央町とめぐろ学校サポートセンターということになります。済みません、ここで評価結果について御説明させていただく前に、耐久性調査はどういったものなのかというのを簡単に御説明させていただきたいと思いますので、ちょっと資料1枚目をおめくりいただきまして、別紙をごらんください。  構造体耐久性調査評価の内容でございますが、1のこの調査の項目につきましては、コンクリートの強度、それと鉄筋の腐食、さびの状況コンクリート中性化進行状況調査をするというものでございます。  調査内容につきましては、その下、2に記載のとおり、建物の壁を一部くりぬいて強度試験やさびの状況を確認するものでございます。  次のページにまいりまして、こちら抜き出したコンクリートになりますが、こちらに溶液をつけまして、中性化進行状況を確認するものでございます。ちょっと本日白黒の写真で判別しづらいんですけども、こちら溶液をつけた段階で赤紫色になる部分がアルカリ性を保持しているという部分、つまりそこは中性化が進んでいないということになります。  3ページ目は、そのイメージですので、後ほどごらんいただくとして、次の4ページ目をごらんください。  こちらがその耐久性調査に基づく評価結果の表でございまして、評価結果が良好なほど、こちらでいえば評価結果Ⅰ、Ⅱ、Ⅲそれぞれなっておりますが、Ⅰということになれば、例えばコンクリートについては中性化が進んでいない。鉄筋についてもさびが進行していないという状況で、必要な改修等を特段施さなくても20年程度、使用がある程度可能であるという判断になります。  申しわけございません、資料の表面に戻っていただきまして、ここで2の(2)の今回の調査結果による評価でございます。こちら表記載のとおり、いずれも良好な結果となってございまして、コンクリート中性化抑制等をあえて行わなくても、おおむね80年程度の使用は可能であろうという今回の調査結果の報告でございます。  最後に、3の今後の進め方でございますが、今回の結果等も踏まえまして、区有施設見直し計画に沿って長寿命化の検討を行っていくこととしてございます。  なお、本日、一番資料の最後ですね、こちらに参考といたしまして、区有施設見直し期間中におきます60年を迎える施設状況を本日お示ししてございます。表面がこちら学校施設全体で、裏面がその他の施設になります。こちら計画期間中の38年度までというものでございますが、表の中に星印がついている部分がございますが、こちらがこの今回の区有施設見直し計画期間中に60年を迎える年度ということで、学校施設については、この原町小学校よりも下については星印はついてございません。こちらは38年度までには60年を迎えないというところでございます。  簡単ですが、説明は以上です。 ○佐藤委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  わかりやすい図、参考資料をつけていただいてありがとうございました。  27年、28年かな、11施設と2施設はこの両面になっています学校施設の中に、その2施設と11施設調べたものは入っていますでしょうか。入っていれば教えてください。  以上です。 ○田中経営改革推進課長  26年度の試行、それと27年度につきましては、学校施設等で行ってございまして、この表の中で行ったところはございます。まず、26年度でございますが、学校のほうでいいますと、上から4つ目八雲小学校、こちらが26年度に行ってございます。  それと27年度につきましては、その下、第一中学校、それと2段下の第十中学校、それとまた2段下の菅刈小学校、その下の中目黒小学校、あと2段下がって烏森小学校、その下の五本木小学校、それと何段か下がっていただいて、昭和38年のこの田道小学校、それと39年の一番上の下目黒小学校。それと学校以外の施設につきましては、こちらには記載ないんですけれども、26年度には中央体育館、それと27年度に東山地区センターを行ってございます。  以上でございます。 ○おのせ委員  ありがとうございました。  今11施設と2施設、また今回2施設もわかりました。これを見ていくと、今のそれを聞いていくと、やはり通常は目黒区は海はないんで、潮なんかがあれば、そこからやっていくかなと思うんですが、状況的には築年度を見て順番を決めていらっしゃるのかなと思いますが、この順番の決め方みたいなのっていうのは何となくあるんでしょうか。 ○田中経営改革推進課長  耐久性調査の順番なんでございますが、こちらにつきましては、先ほど御説明したとおり、おおむね60年、もともとのこれまでの目黒区における改築の周期といいましょうか、そういったものが60年程度というふうな想定で進んでおりましたので、その中で今回長寿命化をするかしないかという一つの判断材料として耐久性調査を行いますので、おおむね55年程度を迎える施設について行っているというような状況でございます。  ただ、学校等につきましては、これいろいろな棟がありますので、その中でやはり校舎のその棟自体がおおむね55年、60年を迎える前の55年程度を迎える施設についておおむねやっているということで、そういった視点で進めているというところでございまして、ただ来年、再来年につきましては、今後学校施設更新計画策定等もございますので、30年度と31年度の2年間につきましては、学校施設を中心に行ってまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○おのせ委員  最後にしますが、今この構造体耐久性調査ですけども、学校施設に関しては文科省等補助金等は出ておりますでしょうか。  あと、また各施設に対しても総務省等補助金活用が一部あるところはあるんでしょうか。  以上です。 ○田中経営改革推進課長  今回の耐久性調査のこちらにつきましては、全て補助金等出ておりませんので、区の一般財源で行っているものでございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  おのせ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○川原委員  調査結果、今回の2施設については、調査結果でいうと評価もそれぞれコンクリートの強度、また腐食、中性化の進行についてもよい評価だったというふうに感じておるんですけど、これ、いわゆる項番2の(1)の調査箇所8カ所というふうにありますけれども、その8カ所全てがそれの結果であったのか、総合的に判断しての結果なのか、その辺をお聞きしたいのと、8カ所もですね、多分ルールがそれぞれ偏らないようにさまざま棟のあれを判断してコア抜き等をしていると思うんですけど、できればそれぞれの施設のどこを抜いたというような図面にプロットしていただくと、よりわかりやすいと思うんですけど、その辺は次回以降といいますか、対応していただけるかどうか確認をしたいと思います。  以上です。 ○田中経営改革推進課長  今回の調査の内容でございますが、川原委員おっしゃいますように、ただ1カ所だけ抜いたわけではなくて、それぞれの施設におきまして、おおむね大体各階2カ所ぐらいずつ、コンクリート等の先ほどの調査の内容でありましたけども、抜いて結果を出させていただいて、若干そこの場所によって中性化状況等は違いはありますけれども、全体の評価としてはおおむねこの表のとおりになったというところでございます。  次回以降の調査結果の御報告の仕方につきましては、今、川原委員の御意見も踏まえまして、ちょっと出し方は検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○川原委員  なるべく8カ所、先ほど各階2カ所ということでしたけども、やっぱりどこを調査したかというのは、やっぱり我々も確認をしっかりしておかなきゃいけないというふうに思いますので、うまく工夫をしていただいて、ちょっと検討していただければというふうに思います。これは答弁は結構ですけども。  総合的な評価という意味合いだったというふうに評価結果については思うんですが、それぞれ各施設、フロア2カ所で8カ所という中で、大差はないんだと思うんですけど、その中性化がちょっと進みぐあいがあったところとかって、あんまり気になるようなところはなかったんですかね。その辺もう一回確認しておきたいと思います。 ○田中経営改革推進課長  こちらのほうの調査結果、それぞれ細かいのがあるんですけれども、これを出すと膨大な資料になってしまいますので、ちょっとお出しすることは難しいかなと思いますが、内容につきましては、川原委員おっしゃいましたように、若干その抜いた、コア抜きをした部分の場所、それは例えば日当たりの関係だとか、そういったことの関係で若干中性化があるところというのもございましたが、先ほど言ったように、全体としては全く問題ない状況ということで、こちらのほうは調査結果としては出てございます。  以上でございます。 ○川原委員  当然資料結果というのは委託をしている部分で、かなりの報告書というのは厚いものだと思うんで、それは当然難しいと思いますので、そこを求めているわけではないんですけども、やはり多分、その各これまでの調査した施設でもそうでしょうし、この2施設でもそうでしょうけど、やはり例えばその雨が当たる部分であるとかね、その風が当たる部分であるとかというところがやっぱり例えば階数とかにもよるんでしょうけども、何か特徴的に出てくるのがあるのかなと思いまして、そういったようなものがもしその調査の中で、分析の中であるんであれば、もうこの評価結果はいいというだけではなくて、例えばこういうのが過去の分析も含めて傾向的に見られるみたいなですね、そういうようなものもやっぱりこうアドバイスいただけると、何か非常に我々としてはしっかり判断していける部分があるのかなというふうに思いますので、その点を今後の調査結果なんかも、そういった部分を検討していただいて、御公表いただければなというふうに思いますが、その点について最後伺います。 ○田中経営改革推進課長  済みません。評価のその公表の仕方につきましては、川原委員おっしゃいますように、そういった観点でちょっと考えてまいりたいと思います。今回の調査、これまでの調査も含めてそうなんですけども、やはりそういった視点で、やはり同じような条件の場所だけ抜いていてもしようがありませんので、先ほど言ったように日当たりの場所とか、水分というか、そういったいろいろな条件が違うところをなるべくそれぞれ抜いて調査をしているという状況でございます。  そうした中で、今回の調査結果につきましては、若干の差異はありますけども、それぞれの個別においても全く問題ない状況であったということでは調査結果の報告は出てございます。  過去の例で申しますと、今回よりも若干、多少中性化が進んでいるというような施設、例えば東山地区センターですとか、そういったところもございますが、こちらにつきましては、それぞれ調査結果を踏まえて、また今後の長寿命化考え方に沿って総合的にそれぞれ判断していくというような状況になろうかと思います。今回につきましては、当面良好な状況で使えるというところで出ているというところでございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  川原委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○岩崎委員  構造体耐久性調査やり方なんですけれども、調査評価の項目ということで①から③まで示されているんですけれども、この基準というのは、これは全国一律ということでしょうか。  それと、今の委員もるる質問されていましたけれども、例えば天候によっても調査の値が変わることがあるのかどうか。晴れの日、曇りの日、雨の日というような、そういう天候で、例えばこの晴れた日に一律に行うというような、そういう天候による基準があるのかどうか、その辺についてはいかがでしょうか。  それと3点目は、学校関係については、この2年間で集中的に行うということですけれども、学校、それからその他の建物を含めて、これからどれぐらいの構造調査を何年かけて行っていくのか、その辺の見通しについて改めてお願いします。  以上です。 ○田中経営改革推進課長  まず構造体耐久性調査やり方でございますが、業者によって一部若干の違いはあるとは思いますが、基本的なその構造体耐久性調査やり方というのは確立されたものでございますので、全国、全くの一律かどうかは別にして、おおむね同じような調査をしているものでございます。  あと、天候における違いというのは特にはないというふうには聞いてございます。  あと、今後のその進め方でございますが、先ほどお話をさせていただいたとおり、学校施設につきましては、平成32年度中に学校施設更新計画というのを文科省のほうからつくるようにというふうなことを言われておりますので、それに向けて30年度と31年度の中で、まずは構造体耐久性調査は対象となる施設は全てやる方向でということでは今考えてございます。  あと、その他の学校以外の施設につきましては、こちらの参考でつけました表をごらんいただくとおわかりになるとおり、この一番裏面のほうなんですけれども、60年を迎える施設というのが、この施設になっています。この中で耐久性調査を行う必要な部分については、今回この東山地区センター先ほどお話ししたとおり27年度に実施しておりますし、めぐろ学校サポートセンタースマイルプラザは今回実施したということになります。そうすると計画期間中に今後やるということになれば、第三ひもんや保育園ですとか、総合庁舎ということになっていくような形になろうかと思います。  順次、その後もずっと続きますので、60年を迎えそうな施設については順次行っていく予定で考えてございます。
     以上でございます。 ○岩崎委員  そうすると、天候によって左右されないということなんですが、雨の日であろうが、晴れた日であろうが、この日に調査をしますという日にやるということでよろしいかということと、あと、学校施設についての計画などについて、こうした耐久性調査のその結果などについてもそういう計画に、学校施設のさっき言った文科省から指示をされている、その計画の中に盛り込む義務があるのかどうか。あるいは、目黒区としての判断として、その調査結果を盛り込むのかどうか、その辺についてもお伺いします。  以上です。 ○田中経営改革推進課長  まず、日にちにつきましては、特に天候等のことは関係ありませんので、事前に決めた日にちにやるということで進めてございます。  今後の学校施設更新計画でございますけども、こちらについてはあくまでも文科省の指示のもとでやっているというところではなく、耐震の構造体耐久性調査は、あくまでも長寿命化の一つの判断材料として行うものですので、その更新計画の中で例えばここの施設は改築をしていくとか、やはりある学校は全体としてまとめて一遍にはできませんから、ある程度長寿命化をしていくとか、そういう判断材料の一つで行っていくというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  岩崎委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○西崎委員  短く伺いますけれども、この構造体耐久性調査なんですけれども、今回その55年を目安に行っているということなんですけれども、これ、どのぐらいの範囲でできるのか。つまり築後40年でできるのか、やっぱり55年たってないと正確な値が出ないのかというところを伺いたいんですけど。  というのは何でかというと、その今の施設参考資料としておつけをいただいたもので、総合庁舎が38年に60年を迎えるということなんですけど、これ55年たったときにやって、やっぱりだめですってなって5年間で、じゃ、どうしようってなると大きな問題になると思うんです。5年以内に建てかえをするということになると、これかなりの対応が必要となると思うので、もう少し前に判断をできるのであればしたほうがいいと思うんですけど、そういう観点からのその調査の時期というのは、今後のその視点として入っているのかという意味で、どのぐらいの範囲でこの調査というのができるのかというところを伺います。 ○田中経営改革推進課長  構造体耐久性調査につきましては、先ほど言ったように、要はこの建物がある程度、例えばコンクリート中性化が進んでいないとか、さびの状況がいいか悪いかというような状況の中で、どれぐらいの耐久性があるかという調査ですので、その時点時点での調査になります。ですから、例えばの話ですが、本当に建物建ってから5年後にやってもいいでしょうし、それから今回のような55年たってからやってもいいような調査ではございます。  ただ、先ほど申しましたように、区の施設の改築の一つの考え方として、おおむね大体これまでは60年程度というような周期の中で考えていた状況がありますので、まずそれがあって、じゃ、この建物が60年以降も、今後の全部の建物が60年全部建てかえることができないという状況の中で、区有施設見直し計画の中で長寿命化ということを掲げておりますので、この耐久性調査につきましては、やはりその方針に沿っておおむね60年を迎える前、大体55年程度ということで、今後も進めていく予定では考えてございます。  以上でございます。 ○西崎委員  そうしましたら、1点だけ再確認なんですけれども、この総合庁舎に関しても55年をめどに実施をする、今のところは予定だということでよろしいでしょうか。それだけ1点再確認をさせてください。  以上です。 ○田中経営改革推進課長  この構造体耐久性調査のこの周期については、周期というか一応の目安としては、この区有施設見直し方針の中で掲げているとおり、そういった形で今後も55年程度で考えてございます。ただ、先ほど西崎委員の御質問の中にございましたように、急にじゃ、耐久性調査やってみたら悪かったという状況になるかどうかという話ですけれども、基本的には区有施設それぞれ学校施設も含めて計画修繕等も行っていますし、一定のそういったチェックは行っている状況でございますので、我々としてはいきなりここが調べてみたら本当にまずいというような状況にはないというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  西崎委員の質疑を終わります。 ○松田委員  今の質問に少し関連しまして、まず伺いたいのは既に今回の結果はA-1ということなんですけれども、以前行った11施設についてはどうだったでしょうか。  それがまず確認と。それから、このA-1とA-2の違いなんですが、A-2の場合は80年以上使用するためには何らかのやっぱり措置が必要だろうということで、これからさらに20年間あるわけですけれども、じゃ、また5年前に行うのかということと、それからじゃ、A-1については80年以上、この後20年後たってもまださらに使い続けるということだと思うんですが、これについてはいつ調査するのか。  やっぱり20年もたつから、また15年後にはやったほうがいいのかどうか、そこら辺のタイミングを今の質問と絡めて、要するに早過ぎてもその腐食の結果が出ないっていうこともあるでしょうし、ただ遅過ぎても間に合わない。特にその一遍にBという腐食の判定が出た場合は、なかなか追いつかないということもあると思うんで、そこら辺のタイミングをいずれにしても検討する必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○田中経営改革推進課長  まず、これまで行った構造体耐久性調査調査結果でございますが、この中でほとんどの施設おおむねA-1ということで出てございます。ただまず1つ、1カ所、先ほどちょっとお話しさせていただきましたが、東山地区センター、こちらについてはコンクリート中性化状況が、Bというような状況での調査結果が出てございます。それともう一つは第一中学校の第一校舎、こちらがやはりコンクリート中性化進行状況A-2というような調査結果が出ている状況でございます。  じゃ、例えばA-1、A-2が出た場合、特にA-2ですとかBが出た場合にどうするかという状況でございますが、こちらは先ほどもお話もさせていただきましたが、この結果を踏まえて長寿命化をするですとか、もしくは例えば改築をするですとか、そういったことを総合的にこれから判断して検討していくということになりますので、単純に出た後にまた15年後、この耐久性調査をやるということではなくて、まずはこの結果、それとそのほかの状況等を踏まえて、総合的に区有施設の見直しの検討を進めていくという状況で進めていくものでございます。  以上でございます。 ○松田委員  よくわかりました。  そうすると、じゃ、A-2の場合は80年までは使えるということですから、改めてこういう今回のような調査はしないで、これを引き続き使っていくのか、改築するのかという判断ができるということですね。じゃ、確認ですけど、じゃ、今回A-1だったものについては、やはり5年前には改めてもう一度やるのかどうかということと、それからBについて、東山地区センターはB判定が出たということなんですが、今後じゃ、早急に判断しなければいけないと思うんですけれども、そのときのB判定が出たときの判断基準というのは、例えばその、程度によると思いますけど、この東山地区がどうか今わかりませんし、今後どういうものが出るかわかりませんけれども、いずれにしても例えば大規模な改修が必要になってくる。それによって多額の費用がかかって、それが改築、建て直しにどの程度の金額があれば、これは長寿命化できないねというような判断になるのかどうか、その2点を。 ○田中経営改革推進課長  1点目については私のほうからお答えさせていただきます。  先ほど松田委員、例えば80年を過ぎたときに、その5年前にもう一回やるかどうかということの御質疑だと思いますけども、そういうことではなくて、先ほどお話ししたとおり、まずはこの耐久性調査をやって、長寿命化の一つの判断材料として今回行いました。30年、31年につきましては、特に学校施設については重点的に行い、更新計画の一つの参考、判断材料とさせていただくということで進めていくものでございまして、そういった中からその建物が例えば80年以上もちますよというものであっても、その全体のその計画の中で必要があるものについては、やはりもう60年過ぎている建物ですから、時代の状況に、施設の中の使い勝手とか、そういったところもありますので、そういったことを総合的に判断して、単純に80年使うんではなくて、改築というような選択もあるでしょうし、大規模改修という選択もあるでしょうし、そういったことを今回の調査、今年度、来年度の調査等を踏まえて、そういったところを検討していくという流れで進んでいくものでございます。  私のほうからは以上でございます。 ○照井施設課長  B判定の場合なんですけど、例えば60年以上たちましたと。この先どうしていくかというときに、長寿命化対策の中でも外壁材の中にそういったもう少しもたせるような材料など新しくいろんな工法が最近出てまいりまして、その中でやはり大規模改修等を行って、この施設をある程度外壁から何から全部更新させていただいて、さらに使っていくような手法もございますし、先ほど申しましたように、特にやはり機械設備等の更新のほうがやはり結構頻繁にこれまでもございまして、やはり壊れる率としてはそういった機械設備等もございますので、大規模改修だったり、あとはやはり改築という手法もこの後出てくるかもしれませんが、そういった新たにいろんな材料が出ている中で、どういった形でやっていくかというのを、この判断結果の後いろいろ検討していきたいと考えております。  以上です。 ○佐藤委員長  松田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○西村委員  この強度、さびの状況進行状況というのは、評価がⅠ、Ⅱ、Ⅲなど3段階に分かれているところですけれども、ちょっとざっくりマル、バツ、三角のざっくりな感じかなと思うんですが、これは細かくは本当はもう少し数値化されたりとかして、それで点数5個以上がⅠの評価ですよとか、そういったことになっているんでしょうか。それとも、もう、もともとそのⅠ、Ⅱ、Ⅲという評価がそもそもの出ている結果なのでしょうか。  それから、中性化については80年以上というような説明があるんですけれども、このコンクリートの強度と腐食の状況については、あと何年ですよというようなことがないんですが、これは現時点でのということで、将来についての保障というか、予測というのは難しいもの、判断なんでしょうか。というのは、例えば今回55年ぐらいたったところでの確認ですけれども、これから例えば今この状況耐久性に問題がないんだったら、今後55年たったとしても同じような進行状況なのか。それとも加速度的に劣化が進むようなものなのかということをお願いいたします。 ○田中経営改革推進課長  評価の基準でございますが、確かにこれだけ見るとⅠ、Ⅱ、Ⅲ、3段階でざっくりとした表現なんですけれども、この評価をするに当たっての基準というのは、やはりそれぞれの細かい数値がありまして、それのそれぞれの項目が何十点以上ですとか、そういったものを総合的に判断をして、その上でこの表記に置きかえているというような状況でございます。  2点目のそのコンクリートですとか、さびの状況の何年もつかという予測ができるのかどうかというお話ですけれども、先ほど西崎委員のお話の中にもちょっと御説明させていただきましたが、結局これをいつやったから、あと何年使えるかというのは、そのときの調査結果に基づくものですので、例えば今回は調査を行った結果、おおむね良好な状態であるということから20年程度はもつでしょうというような評価結果です。じゃ、例えばこれが実は試しじゃないですけど、5年後に例えばやったときに、じゃ、そのときにやはり同じような結果が出るかどうかというのは、先ほど海の近くとか、そういう話もありましたけれども、やはりその場所の日当たり状況ですとか、そういう劣化の要因となる状況変化によっては急激に悪くなることもなくはないと思います。ただ、今回の調査結果においては、少なくともこのままの状態を保っていけば20年程度は使えるでしょうという調査結果の報告だというふうに御理解いただければよろしいかと思います。  以上でございます。 ○西村委員  そうすると、区としては評価がⅠ、Ⅱ、Ⅲに分かれた中で、Ⅰの中でも例えばその幅があるところというのは把握されていて、この中でも大丈夫でしたという中でも、次に気にするんだったらここだなといったような目測というのは立つということでしょうか。 ○田中経営改革推進課長  確かにコア抜き、今回8カ所やっておりますけれども、それぞれの場所によって全く状況が同じではございませんので、そういったところ、場所によっては今後注視が必要なものがある場合もあると思います。ただ、今回の調査結果8カ所につきましては、それぞれ多少の差異はあっても全く問題ない状況だということですので、おおむね全ての箇所においては20年程度の使用に耐えられるというような調査結果の報告が出ております。  以上でございます。 ○佐藤委員長  西村委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  こちらのデータありがとうございました。戦後の荒廃から昭和30年代に入っていくと、どんどん高度成長期に向かって建物がどんどん建設されたんだなというのがよくわかりました。  そういう中で80年はもつだろうみたいな予想なんですけども、ヨーロッパなんかだと地震がないということもあるので、石の文化で500年ぐらいたって一般市民が住んでいる例もある中で、政府なんかも麻生財務大臣も100年建築ということを打ち出しているわけですけども、今回東山小学校すばらしいものができました。こういった新しいものというのは、100年、200年使える、もつという、こういう基準の中で建設しているのかどうかお伺いします。 ○照井施設課長  ことし3月に終わりました東山小学校でございますが、やはりこれまでの学校と違いまして、柱やはりでもたせるような、なかなかまたさらにそういった壁で耐力壁という形ではなく柱とはりでもたせるような建物でございまして、そういった建物はやはり今までの構造計算とまた全く違いまして、なおかつコンクリートの材料につきましても、かなりその100年建築目指しているようなところはございます。やはりこれからつくるものにつきましては、そういったところを目指していきたいですし、なるたけその建物の改修等もやりやすいような形でやっていきたいというふうに考えておりますので、委員おっしゃったような、そういった検討は必ず建物改築なり新築なりする場合は考えながらつくっているような状況でございます。  以上です。 ○鴨志田委員  昭和30年代の建物、これが40年でも、この辺もいっぱいありますし、その日本の新たな試練なのかななんて思いますよね。今度どうするかっていう意味では。そういう意味では、東山小学校が100年続くような構造でやるっていうことを目指しているということなんですけれども、こういった技術革新というのは確実に今進んでいるんでしょうか。その技術革新というのは、各建築会社っていうんですか、設計会社ですか、それとも政府の主導でやっているのか、この辺はいかがなんでしょう。 ○照井施設課長  やはり国土交通省を初め、そういった各大手の建設会社等ですね、やはり技術革新が日々検討されているところでございます。また、そういったところを国のほうからこちらのほうに情報を上げていただいて、私どもはそれに沿って検討していくという状況に今至っております。  以上です。 ○鴨志田委員  今回スマイルプラザ中央町も学校サポートセンターも大分耐震補強をして使っているということなんですけども、例えば耐久性が多少弱くでも、耐震補強をしっかりすれば耐久性っていう意味では持続可能になっていくのかどうか、お伺いします。 ○照井施設課長  やはり老朽化した建物に耐震補強している施設は多々ございますが、やはり耐震補強につきましては、老朽化というよりも、むしろやはり地震が起こったときの避難を最優先に考えております。ただ、建物につきましては、やはり築年数から考えれば老朽化してございます。  ですから、考え方としては、耐震補強した段階で、まず地震の対応はできていると。ただこれからの長寿命化等を考える場合につきましては、やはり学校も耐震は全部行っていますが、やはり老朽化は否めませんので、これから検討していくような形で調査をするということでやっております。  以上です。 ○佐藤委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐藤委員長  ないようですので、報告事項(1)平成29年度構造体耐久性調査評価の結果についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)第3回目黒シティラン~健康マラソン大会~の開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――佐藤委員長  続きまして、報告事項(2)第3回目黒シティラン~健康マラソン大会~の開催についての説明を受けます。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  それでは、第3回目黒シティラン~健康マラソン大会~の開催につきまして、御報告をいたします。  今回の報告につきましては、去る4月23日月曜日に目黒シティラン大会組織委員会が開催をされまして、第3回大会の開催が資料のとおり決定いたしましたので、その旨を御報告するものでございます。  まず、開催の日時につきましては、昨年と同様でございますが、11月の最終の日曜日であります25日に開催をいたします。スタートの時刻につきましても、昨年同様に午前8時30分でございます。  以下、会場、それから種目及びコース、募集人数、主催者等につきましては、記載のとおりでございますけれども、昨年第2回大会と大きな変更点はございません。  会場につきましては、10キロメートルが目黒区総合庁舎、2.5キロメートルと1キロメートルウオーキングにつきましては、中目黒小学校でございます。  種目及びコースにつきましては、10キロが総合庁舎前を出発し、駒沢通り、自由通り、目黒通り、山手通りを周回いたしますコースでございます。また、2.5キロメートルにつきましては、駒沢通りで五本木交差点付近で折り返してくる。そして、1キロメートルウオーキングにつきましては、目黒税務署前付近で折り返してくるコースでございます。  次に、募集人員でございますが、記載のとおり10キロメートルが3,000人、2.5キロメートルミニマラソンと1キロメートルウオーキングを合わせまして1,000人の合計4,000人でございます。  主催につきましては、目黒区シティラン実行委員会で、構成につきましては、資料の裏面をごらんください。大きな変更はございませんけれども、上段の関係機関のところと下段左側の安全対策部会のところに世田谷警察署を位置づけてございます。こちらにつきましては、コースの一部が世田谷警察署管内を通るということで、これまでも十分に連絡調整はとっているところでございますが、このたび協議をしたところで、組織図の中に位置づけるということになりましたので、今回から位置づけたものでございます。  資料お戻りいただきまして、主催者につきましては、記載のとおり目黒シティラン実行委員会でございます。  説明は以上でございます。 ○佐藤委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  今年度も実行委員会の御尽力で、この開催が決定されたということ、ありがとうございます。それは前提としまして、昨年度、第1回目のこの実行委員会開かれた中で、昨年度から継続して問題提起等々は実行委員会の中でされたことはなかったでしょうか。昨年の反省も踏まえて、こういった部分に関しては留意していくというところに関してお尋ねをしたいと思います。  2点目は、裏側のですね、去年の実際の事項がありましたので申し上げておきますが、実行委員会の目黒区町会連合会と目黒区住区住民会議連絡協議会と2つ入っておりますけれども、同じ目黒の重要なコミュニティーの一部であります。住区住民会議のほうの連合体の執行部と町会連合会の執行部が一部かぶっているところもありますので、その便宜上、町会連合会に対しての通達事項を住区住民会議を通して行った部分がありました。ということで、各町会に対して、ボランティアの選考等に関してはちょっと伝わってないところがあり、大分混乱をしたようでございますので、ここの町会連合会の下部組織、また住区住民会議の下部組織に対しましては、それぞれ丁寧に別々に対応していただきたいというようなことがございました。これに対して対応はどのようになりますでしょうか。  以上、2点です。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  まず、第1点目の課題のところでございますけれども、第1回大会を踏まえ第2回大会、昨年度開催に向けましては、大きく参加者のランナーの安全を守っていくということと、さらにもう1点、地域住民の生活への影響をできるだけ抑制していくというようなところに焦点を絞りまして、いろいろな課題を調整してきたところでございます。その成果を踏まえまして、第1回大会からと比較すると第2回大会につきましては、区民からお寄せいただくような御意見等につきましては、数も3分の1程度に減ってきていて、また内容につきましても、第1回はかなり厳しいお声をいただいたところですけれども、話す内容につきましては、どうすれば迂回ができるのかというような御質問に変わってきたりもしてきているところでございます。  この辺につきましては、第2回の実行委員会、それから部会のほうでも皆様の御意見を伺いながら、また警察等の協力もいただきながら進めてきたところでございます。第3回に向けまして、引き続きの課題ということでございますけれども、第1回から第2回に向けてのその比較をすると、確かに数は減ってございますけれども、まだこの件につきましては、十分に私ども中心に据えて取り組んでまいりたいと思います。  また、少しボランティアの皆さんからのお声なんかを聞いていきますと、一番強いお声は昨年、歩道橋の対応をしていただいたボランティアの皆様から、大変きつい、何というんでしょうか、体力的にきつかったというような御意見もいただいてございます。これによって、歩道橋の対応によって住民の皆様からの御意見が減ったところもございますけれども、その分の負担がボランティアの皆様にかかったというところもございまして、そういったことも含めて第3回に向けては改善を図りたいというふうに考えているところでございます。  本年度につきましては部会のほう、開催までに3回ほど開けるように予定をしているところでございます。第1回の部会につきましては、各部会で私ども事務局と、それから各部会員の皆様とで課題を確認しながら進めてまいりたいと考えてございます。課題の対応につきましては、その後また適宜、委員会でも報告をしていきたいと考えているところでございます。  続きまして、住区と町会への情報についてでございますが、こちらにつきましても、一部町会のほうで十分な情報が伝わらなかったということで、御意見をいただいたというところでございますけれども、こちらにつきまして、昨年度で言えば町会は町会の連合会のほうを通じて御連絡をしていくということと、住区住民会議についても総会等を通じて御連絡をしていくと。それから、その後につきましては、私どもから直接御連絡をしているところでございます。  ボランティアの募集につきましては、各町会の皆様には住区を通じて御連絡が行くようにしているところでございまして、その連絡がうまく伝わらなかったというような御意見かと存じます。この辺につきましては、第1回、2回通じまして、確かに課題であるという認識もしてございますので、本年度につきまして、ちょっと今具体的にどうするというお話はできませんけれども、十分に配慮をして、皆様に気持ちよく御協力をいただけるように考えてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○おのせ委員  3点目の部分は、じゃ、事態は把握をしているということですから、それがそういうことにならないように改善をして行うということであれば、もう、答弁は結構です。  最後に、募集に関する今決定している内容で結構ですので、スケジューリングを教えていただければと思います。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ランナーの募集につきまして、スケジュールということでございますが、今回の大会、第3回大会につきましても、第2回大会と同様の時期を考えてございます。昨年も7月から募集をいたしましたので、そのときから実施をしていきたいということでございます。シティランにつきましては、めぐろスポーツニュースで皆様に御周知をする日を起点としていろいろとスケジュールを考えているところで、昨年の7月15日からのところで募集を開始してございますが、本年度もそのような形で考えてございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  おのせ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○岩崎委員  今回やるに当たって、この前の委員会でも報告された実施報告書の中でも非常に交通規制に対する区民の方の不満やその待遇がどうなのかというような声も出ていると思います。それでやはり特にお年寄りの方についてはバスを多く使う機会があるということで、当日停留所に行ったら動いていなかったというようなことで、何日か前から停留所などにはそういうバスの運行での案内などもされていると思いますけれども、この交通規制に対する住民の皆さんへのお知らせというようなことでは、より一層の周知が必要だというふうに思っているんですが、それについてはどう思っているでしょうか。  それと、やはりボランティアの方々が沿道の整理などに多く当たっているということで、なかなか迂回路の案内ですとか、あるいはその交通規制に対するいろんな区民の方々の意見に対しての、その答え方など、やはりそういうものをきちんと事前に打ち合わせなどを強化しておくことも必要だというふうに思っているんですが、その辺については今回の対策、何か強化するということに当たって考えていることはないのかどうか、それについてお願いします。  以上です。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  まず、第1点目のバスを御利用になるような御高齢の皆様への周知はどうかというところでございますけれども、バスの御利用の皆様につきましては、2週間ほど前から各バス停に時間が変更になるということで、東急バスのバス会社のほうの御協力を得て看板を張っているところでございます。あわせまして、各路線を走っているバスの中にアナウンスをしていただくところと、それからポスターを張っていただくというような形で、これまで周知をしてきているところでございます。  このほか交通規制につきましては、規制図をつくって全戸配布をしていくというような対応もしてございます。今後、委員おっしゃられるように、今後もますます充実させていく必要性は私どもも感じているところでございまして、今年度また新たな取り組みはしていきたいと考えてございます。例えばでございますけれども、コンビニエンスストアであるとか、ファミリーレストランであるとか、そういったところで私どもの規制図を100枚なり何なり置かせていただいて、希望者に随時配っていくですとか、何かそのような形で強化ができればと、こういったこともあわせまして、今後の部会の中で検討してまいりたいと存じます。  あと沿道のボランティアにつきまして、通行される方から苦情もあって、そういったところの対応の仕方について、十分な打ち合わせが必要じゃないかということでございますけれども、この件につきまして、第1回大会では本当に苦情が直接ボランティアの皆様にいって、受け答えに困ったというようなところがございまして、第2回大会につきましては、その分苦情がなるべくボランティアの皆さんにいかないように、例えば横断に関する苦情であれば、横断歩道へ誘導していただくと、そこには警備員がいると。そこで苦情を受け付けるというような形であるとか、さまざまに取り組んできているところでございます。  ボランティアの皆様に余りこういったときはこう対応してほしいというようなことをいろいろとお願いをするというのが、なかなか厳しい状況もございますので、そういったお願いする内容は厳選をしていくということと、あわせてこれまでやってきましたように、説明会を実施していく中で、何とか対応していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  バス路線の確かに案内などについては2週間ほど前から周知しているということですけれども、なかなか若い人はそれなりに全戸配布された案内なども見て、この時間はちょっと特別な対応をしなきゃならないなということはわかると思うんですが、なかなかお年寄りは実際問題そうもいかないというようなことがあって、当日になって右往左往するというようなこともあるようです。  そうしたことから見ても、なかなかできるかどうかというところはあるんですけれども、高齢者施設、あるいはそれに近いような施設などへの周知ですね。あと、やっていると思うんですけど、老人いこいの家を中心にしたお知らせなど、そうしたことっていうのはできないのかどうか、その辺についてもお伺いをしたいと思います。
     以上です。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ただいまの御質問につきまして、区立の施設につきましては、もう、十分とは申し上げませんが、周知はできているところでございます。昨年につきましては、介護施設等民間の施設であっても周知を事前にしていくというような取り組みもしてまいりました。今後また委員の御意見含めまして、どのようなところへ配布していけば効果的かというところは十分に検討してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  岩崎委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○松田委員  自転車担ぎ隊でしたか、前回も今回も出ていますけれども、この増員は必須だと思うんですけれども、さらに人員の体制、これも少し前回伺ったんですが、1人で1台担いでいる状況だと思うんですけれども、これ電動自転車じゃなくてもやっぱり大人用の自転車って相当重たいですから、たまたま昨年は事故がなかったと思うんですけれども、やっぱり途中で疲労がたまってきたり、あるいはけがを、実はどこか持っていたり、さらにはぎっくり腰になったりして倒れた場合に、これはやっぱり大けが、大事故になると思うんです。その自転車の所有者も前後にいらっしゃるわけですから。質問としてはやっぱり最低限1台2人態勢にして、登るときは下から支えるとか、逆におりるときは前に立って交代で運ぶとかいうようなことを考えられないのか。  それから、運ぶときに、これ私伺っていませんでしたけれども、滑らないような手袋があると非常につかみやすいと思いますし、やっぱり痛みがいろんなところ持ちますから、荷物運ぶときでもやっぱりそういう手袋があったほうが少しでも楽になるかと思うんですが、そういったものを使っているのか。なければせめてそのぐらいは支給というか、貸与する必要があるんじゃないかということを伺います。  もう一つは、今自転車の話なんですが、前回車椅子をお使いの障害をお持ちの方だとか、車椅子で買い物に行かれている高齢者の方というのはいらっしゃらなかったのか。いてもいなくても、ことしそういう方がいた場合はどういう対応をされるのかということをちょっと聞いておきます。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  それでは、まず第1点目の自転車の歩道橋の対応ということでございますけれども、まず第2回大会につきましては、階段一つにつきまして3人を配置することにいたしました。第1回大会の反省も踏まえまして、人数をふやしてきているところで、言ってみれば一つの歩道橋について6人はついているというところでございます。  御意見ございましたように、特にボランティアの皆様から御意見いただきますのは、アシスト自転車については、もう、とても1人じゃ無理で2人じゃないと上がらないですというようなところも御意見を伺っております。この辺も踏まえまして、人数については十分に検討して進めてまいりたいと存じます。  あわせまして、例えば手袋というようなお話がございましたが、第2回大会におきましては、全員に滑りどめのついた手袋を配付をしたところでございます。こちらについては今年度も引き続き検討していくというところでございます。  2つ目の御質問の車椅子の対応についてでございますけれども、昨年、第2回大会までで車椅子で横断をするというところにつきましては、特に報告が上がってございませんで、今まではなかったのかなと。限られたあの時間の中でそういった対応はなかったのかなというようには思います。ただ、車椅子で御生活の方につきましては、当然そういったこともございますので、そういった点も全部踏まえまして、各横断歩道につきましては、警備員を複数配置をして、そこで対応ができるようなことをしてございます。  以上でございます。 ○松田委員  じゃ、その2点について。まず1つ目は一つの階段、歩道橋につき3人というのは前回も伺ったんですが、そういう3人を6人にするという増員はいいと思うんですけれども、増員ではなくて、その人員態勢、電動自転車じゃなくても普通の自転車であっても、やっぱり私が聞いているのは3人いたけど、3人で1台ということじゃなくて、1人1台でどんどん運ばされた時間があったというように聞いているものですから、その1台につき2人、それが徹底できるかどうかはともかく、そういうケアを、指導といいますか、情報を伝えたほうがいいのじゃないかというふうに聞いています。  いずれにしても皆さんが、むきむきの屈強な筋肉自慢の人ばかりじゃないでしょうから、やっぱりそこは本当に一般の方が一般の人の自転車を運ぶわけですから、ちょっとそこは本当に注意していかれたほうがいいかなと思います。  それから、2つ目の車椅子については、昨年はなかったということなんですが、今後あったときには、その車椅子の種類にもよると思うんですけれども、本当に大きな電動のもので運べないものは、もう運べない。しようがないとは思うんですが。折り畳みのようなものであったら、それは当然運んでさしあげて、その方をさらにおぶっていくのかどうか、そこら辺もちょっと事前に検討しておいたほうが、現場で混乱しないんじゃないかと思いますので、よろしくお願いします。いかがでしょうか。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  まず、自転車担ぎ隊につきまして、私の説明も一部いけなかったかと思うんですが、一つの歩道橋について最低6人がついているんだというところで対応させていただいたというところ、これは前回の御説明と同じと思います。  今回いただきました自転車1台について2人計算ぐらいで態勢を整えてはどうかという御意見につきましては、この辺を含めまして、また部会のほうで検討させていただきたいと存じます。  また、2点目の質問の車椅子につきましても、御意見の趣旨を踏まえまして、車椅子の方につきましても、きちんと安全に横断ができるような態勢を整えられるよう検討してまいります。  以上でございます。 ○佐藤委員長  松田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  シティランのほうは参加料、また寄附によっても賄われていて、たしか区の出費は4,000万円前後だったと思うんですけども、もし違ったら教えてください。参加料に関して5,000円だと思いますけど、これに関して何かいろんな意見があるのか、1点お伺いします。  2点目は、MIFAもこのメンバーに入ってるんですけども、区内大使館なんかはお声がけしているのか、参加について、が2点目。  3点目は、4月なんですけど、目黒をみんなで清掃の「WE LOVE めぐろ」が初めて中止になりました。その中止の伝達がなかなかうまくいかなくて混乱したということがあるんですけども、シティランなんかも、「WE LOVE めぐろ」でも1,200人ぐらい参加するのかな、で、混乱したので、こういったことを踏まえて中止の場合の万全の態勢は期すべきだと思うんですけども、この辺いかがでしょうか。  以上、3点です。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  まず、第1点目のこの経費のところでございますけれども、全体といたしまして、今把握できているところでいえば、第2回大会につきましては、7,600万円余がかかっているところでございます。このうち参加費といたしましては、1,545万円ほどが参加費としてくるということで、あとは諸収入ということで協賛金であるとか、そういったものが入ってくる、寄附が入ってくるというところでございます。残りの部分が区の負担ということで、5,600万円余というところが現在わかっている範囲ということでございます。  続きまして、2点目でございますけれども、区内大使館への連絡ということでございますが、第2回大会につきましては、全大使館、12の大使館へお呼びかけをしたところでございます。  第3点目、中止の際の態勢ということでございますけれども、中止につきましては、ホームページ等で確認をしてくださいということで、これだけ大きな大会ということで、なかなかそれ以外の連絡方法がございませんで、そのような形をとらせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  大使館の件、12の大使館に御案内したということだったんですけれども、大使館の中で参加されたところがあったのかどうか、1点お伺いします。大使館で参加したところがあったかどうか。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  第2回大会につきまして、大使館からの参加は、ケニア共和国からお二人、パプアニューギニアからお二人、ポーランドからお一人でございました。  以上でございます。 ○佐藤委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○西村委員  この開催日時のところの米印で雨天決行とあるんですけれども、それから中止の場合はというようなお話がありましたが、どういった場合が中止になるのかということと、どのように判断されるのかということを伺います。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  マラソン大会の中止、どのような場合に中止かというところでございますけれども、基本的に雨という程度、走れる雨というんでしょうか、というところであれば基本的には開催をいたします。例えば台風が来ているとかという場合には中止ということも考えられるというところでございます。昨年私どもよりもちょっと早く開催をいたしました横浜のマラソンのほうが、台風が接近しているということで中止を決定したというような経過もございました。あのような形で台風につきましては、事前に情報を十分にとって、その上で参加者の安全を考えながら判断をしていくというところでございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  西村委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐藤委員長  ないようですので、報告事項(2)第3回目黒シティラン~健康マラソン大会~の開催についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(3)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた機          運醸成事業の取組予定について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――佐藤委員長  続きまして、報告事項(3)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた機運醸成事業取組予定についての説明を受けます。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  それでは、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた機運醸成事業の取り組みにつきまして、今年度取り組みます平成30年度の予定について御報告をいたします。  まず目的でございますが、記載のとおり東京2020大会に向けまして、パネル展や各種の体験事業等を実施して、区民の大会に関する理解の促進と機運醸成を図るものでございます。  続きまして、事業内容でございますが、まず(1)のとおり、本年度につきまして四半期に1事業ずつ合計4事業の体験・参加型の事業を実施する予定でございます。この中で1番の5月4日に開催をいたしました、かけっこ教室につきましては、4月15日に発行いたしましたスポーツニュース4月号にも掲載をしてございますけれども、もと陸上競技の日本代表選手、現在はラグビーの女子選手ということでございますが、寺田明日香さんをお招きいたしまして、中央体育館にて実施をしたところでございます。  このほか2番以降、9月16日のパラスポーツ体験につきましては、昨年度は東京都の共催をいただきまして、ノーリミッツチャレンジという名前で車椅子テニスの体験会を実施したものがございます。本年度、ちょっと東京都との共催ができないというところで、今回は区のほうで同様の内容のものを独自に開催をしたいと考えているところでございます。  それから、11月についてはただいま報告をいたしました第3回目黒シティラン、2月につきましては、昨年度から実施をしておりますボールゲームフェスタの予定でございます。  続きまして、(2)のパネル展につきましては、記載のとおりで7回を予定しております。備考欄のほうにはどのような場所でということも記載をさせていただきました。商工まつりであるとか、区民まつりであるとか、スポーツまつりであるとか、区の大きな事業の中でパネルを展示していくことで、皆様に御理解をいただきたいというところで実施するものでございます。  なお、資料には記載はございませんけれども、総合庁舎西口ロビーでのカウントダウンモニター、それから総合庁舎や区立体育館で行っております公式ライセンス商品につきましては、今年度も継続をして実施していく予定でございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  今ここに取り組み予定ということがあります。2019年のラグビーのほうもオリンピックに関連して動いてきて、チケットなんかも販売、ボランティアの募集なんかも始まっているわけでして、前回の予算委員会でも他会派の委員も含めてラグビーもちょっと力を入れてもらいたいというようなお話もありました。ラグビー連盟のほうも体育協会のほうで御用意されているようでございまして、当然ラグビー連盟、これから働きかけをされていくんでしょうが、その場合にはここにまた追加できるという状況でよろしいでしょうか。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ラグビーについての区の取り組みにつきましての御質問かと思われます。ラグビーにつきまして、ここにある事業にまた委員がおっしゃられたように、また追加をしていくということがもしあれば、御報告をさせていただきますし、またあわせまして、昨年から実施をしておりますボールゲームフェスタの中では4種目のボールのゲームを取り入れていくんですけれども、こちら主催者のほうに調整をいたしまして、もしラグビーが取り入れられるなら入れてみたいなというようなところで調整をしてまいります。  以上でございます。 ○佐藤委員長  おのせ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  9月16日のパラスポーツ体験、これ東京都が準備もして支援もしてくださったということなんですけども、区独自でやるとなると、どこかと連携してやらなきゃいけないと思う。どういうところと連携して区独自で開催するのかお伺いします。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  本年度、区独自での開催ということでございますけれども、昨年まで実施をして東京都と連携して実施してきているところで、東京都から委託を受けて行っていた企業等もございまして、そういうところとの情報交換であるとか、そういったところからいろいろといただきながら、区としてはやっていくと。実際の指導であるとか講師を連れて来ると、来ていただくというところにつきましては、なかなか区独自でというのは難しいものですから、そういった業者のノウハウを使いながら開催をしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  ということは東京都の実例をもとにノウハウをいただいて、それで協力企業とか協力してくる団体なかも紹介いただいて、それでやるということでよろしいですか。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  御意見のとおり、協力をいただきながら進めてまいりたいと存じます。  以上です。 ○佐藤委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐藤委員長  ないようですので、報告事項(3)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた機運醸成事業取組予定についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に係る輸送計画の検討状況について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――佐藤委員長  次に、情報提供に移ります。  情報提供(1)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に係る輸送計画の検討状況について説明を受けます。 ○澤田道路管理課長  それでは、お手元の資料に沿いまして、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会における輸送計画の検討状況につきまして情報提供させていただきます。  輸送計画につきましては、本年2月9日開催の当委員会におきまして、輸送にかかわる取り組み状況として御説明したところですが、本日はそれ以降の検討状況につきまして御説明させていただくものでございます。  それでは、資料をおめくりいただきまして、1ページをごらんいただきたいと思います。  本年4月12日でございますが、大会開催時における選手などの関係者、観客の輸送を検討する第5回輸送連絡調整会議が開催されました。大会開催時の輸送に関しましては、現在政府、大会組織委員会、東京都による輸送連絡調整会議、それと交通輸送技術検討会の各組織におきまして、安全で円滑な輸送にかかわる取り組みについて検討されておりまして、項番の2でございますが、今回記載のとおり2つの事柄が公表されました。  1つ目でございますが、大会時における選手を初めとする大会関係者の輸送ルート案、それと観客の輸送ルート案の公表でございます。  2つ目は交通渋滞を緩和するためのTDM、これは交通需要マネジメントでございまして、このマネジメントの推進に向けた基本方針案でございます。  項番の3、各輸送ルートにつきましては、後ほど資料の5ページ、6ページで御説明させていただきます。  まず、項番4の交通需要マネジメント推進に向けた基本方針(案)でございますが、交通需要マネジメントとは、発生する交通量を抑制、分散、平準化して混雑を緩和する取り組みのことをいいますが、最初に目標でございます。道路におきましては、大会期間中、交通対策を何も行わない場合、首都高速道路では現況の2倍近くまで渋滞が悪化することが予想されております。この基本方針案では平時を基準に交通量全体を約10%、混雑が予想される区間では分散や抑制を強めて交通量全体を最大で25%程度減少させ、トータルで15%の減少を目指すこととしております。この15%につきましては、平時の休日並みの交通量に相当するものでございます。  鉄道につきましては、大会開催時、現在よりも10%程度の利用増が見込まれておりまして、大会前の現状と同程度の運行状況を目指すとされております。  なお、右下の表、オレンジ色の日にちにつきましては、大会開催年におけます交通渋滞を緩和するための集中的な取り組みを行う期間を示したものでございます。  資料2ページをごらんいただきたいと思います。  発生する交通量を抑制、分散、平準化する取り組みに向けた考え方でございますが、働き方改革など自発的な取り組みの支援、交通情報の提示による回避行動を選択できるようにするといったものでございます。この取り組みにつきましては、企業と個人への働きかけが柱になってございます。  本年4月以降、経済界や五輪スポンサー企業などに対しまして、テレワーク・デイズ、時差ビズなどのさらなる拡充、夏期休暇やボランティア休暇制度の導入への協力や支援を行うこととされております。加えまして、通勤・通学では時差出勤、休暇の計画的な取得など、また個人に対しましては、買い物やレジャーの行き先、時期の変更など。宅配の利用に関しましては、受け取り時間の変更、再配達の防止などを求めていくこととされております。今夏でございますが、企業や個人の自主的な試行につなげるため、特に物流業者に対しましては、行動計画の作成を求め、この計画に基づき大会期間中の物流量が調整できるか、事前に確認するための取り組みが予定されております。  資料3ページをごらんいただきたいと思います。  今後発生する交通量を抑制、分散、平準化する取り組みにつきまして、PDCAサイクルの実践を重ね大会本番を迎えることとされています。具体的には行動計画の作成・トライアル、取り組みの実施・拡充・深度化、花火大会など大規模なイベント等による周辺交通への影響の把握といった試行を重ねていくこととされております。  東京都並びに大会組織委員会の今後の取り組みでは、TDM、交通需要マネジメントの理解、参加を促す仕組み、早期の情報提供を行っていくこととされ、本日の当委員会におきましても、早期の情報提供ということで情報を提供させていただいたところでございます。  今後のさらなる取り組みといたしまして、大会期間中におきましては、公共工事などの抑制、大学等の夏休みの前倒し、お中元の前倒しなど、さまざまな取り組み事項としての案が示されております。  資料4ページごらんいただきたいと思います。  今後の検討スケジュールでございますが、本情報は4月12日に開催されました第5回輸送連絡調整会議の検討状況につきまして御説明させていただいておりますが、9月ごろには第6回輸送連絡調整会議が開催され、輸送ルート案が公表される予定となってございます。こちらの説明につきましては、表の上から2段目と3段目でございます。  また、来年、2019年度には輸送運営計画バージョン2が策定され、大会本番に臨むこととされております。  資料おめくりいただきまして、5ページをごらんいただきたいと存じます。  東京圏における輸送ルートが青の線で示されております。資料中ほどが東京都となっております。  資料6ページもあわせてごらんいただきたいと思います。
     先ほどの東京都の輸送ルートが拡大で表示されております。四角い赤い色が競技会場、薄い青の星印が選手村などの主要施設、そして青色の線が大会ルートを示しておりまして、濃い青が高速道路、薄い青が一般道路をあらわしております。この青の線が今回大会ルート案として公表されたものでございます。  最後になりますが、資料7ページをごらんいただきたいと思います。  輸送連絡調整会議のメンバー表でございます。特別区におきましては、これまで目黒区を含む20区でしたが、今回の会議の中で3区が加わりまして、23区全てが協議会のメンバーとなりました。  表の右側をごらんいただきたいと思います。  こちらには23区の区名が記載してございますが、薄い網かけで中野区、杉並区、北区の3区が今回輸送連絡調整会議のメンバーに加わったものでございます。  資料の説明は以上でございますが、補足をさせていただきたいと思います。前回、2月9日に当委員会に情報提供させていただいた際、御質問をいただいております。  まず、1点目は災害が発生した際などにおける輸送体制は検討しているかとの御質問をいただきました。今回の報告では、事故や自然災害に伴い交通規制などを行っても、今回公表された大会関係者の輸送ルートの通行に支障が出る場合は、今後代替ルートを設定するとの報告があります。現時点では示されておりませんが、今後報告があるものと考えております。  また、輸送連絡調整会議は20区が参加しているが、23区の加入と23区の連携について御質疑をいただきました。今回の報告では先ほどお話ししました資料最後の7ページにメンバー表を添付しておりまして、23区全てが加入したと御説明したところでございます。  また、23区の連携でございますが、本日の資料は4月27日に開催されました特別区土木主管課長会の資料を抜粋しております。済みません、特別区土木主管部長会でございます、失礼いたしました、を添付しております。23区におきましても、同じ情報が流れております。この情報等をもとに、今後23区全体で大会開催時に想定されている課題の解決が図られていくものと考えてございます。  説明は以上でございます。 ○佐藤委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○松田委員  調整会議のメンバーとして、さらなる情報提供を求めてもらいたいんですが、ちょっと、これ今聞いてわからないのは、まず首都高については交通量が2倍になると。なので10%から15%程度の交通量にしていくという目標。問題はですね、鉄道なんですけれども、見込みとしては10%程度の増なので、同程度、マイナス10%ということだと思うんですが、ゴールデンウイーク中に、これは毎日新聞だったと思うんですが、中央大学の理工学部の教授が試算をした結果、観客数が最も多い60万から70万ぐらいでしたかね、その日は6時から9時の間ですけれども、乗車率200%、これが50%もふえると。各種いろんな駅で完全に麻痺してしまうという調査結果が民間から、大学から出ていますので、ぜひちょっと今後それはどうなっていくんだということを聞いていただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○澤田道路管理課長  資料2ページでも御説明さしあげたところでございますが、大会期間中は道路、鉄道かなりの混雑が予想されているところでございます。ただ、大会組織委員会、東京都のほうでの検討状況でございますが、企業と個人に対しまして、今のうちから、大会の開催前からそういった例えば交通渋滞発生しないよう、鉄道の混雑がひどくならないような形で企業と個人に呼びかけていくと。例えばで書いてございますが、企業につきましては、打合せ・商談の時間調整ですとか、例えば車から公共交通への利用転換、あと物流・流通に関しましては、配送ルートの変更だったり、まとめて共同で配送をしたりとか、また、個人におきましては、レジャーにつきましては、なるべくオリンピック会場の近くではないような、この時期オリンピック会場に行かれると思うんですが、そういったところの行き先の変更ですとか時期の変更をお願いしたいということで、これから企業と個人に呼びかけて大会本番を迎えるということでございます。  以上でございます。 ○佐藤委員長  松田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐藤委員長  ないようですので、情報提供(1)東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に係る輸送計画の検討状況についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――佐藤委員長  今回がこの委員会としては本日が最後ですので、最後に一言、正副委員長から挨拶させていただきたいと思います。  まずは1年間、本当に理事者の皆様には、ありがとうございました。委員の皆様には、名前を混同したりとか、さ、し、し、がしゃべれなかったりとか、いろいろ御迷惑をおかけしましたが、この委員会、今回本当に3つを話していくっていうんですが、何かオリンピック・パラリンピックだけがメーンでなってますが、ほかに2つ大事なこともありまして、これは今後、来期のメンバーの方たちにしっかり検討していただく上で、その下地にはなったんじゃないかなと思います。本当に1年間ありがとうございました。  以上です。  (拍手) ○鈴木副委員長  どうも1年間ありがとうございました。理事者の皆様も、それから委員の皆様、あと事務局の皆様に大変いろいろサポートしていただいて、あと私のほうも微力でしたけども、一生懸命委員長のサポートもさせていただきました。地域のほうに出ていくと、やはりコミュニティーの話だとか、区有施設、それからシティランの話というのはよく聞かれる、大変よく聞かれる話で、やはり非常に区政の大きな課題を扱っている委員会だなということを非常に感じた1年間でした。これが土台になって、次の委員会につながっていけばと思っております。本当にありがとうございました。  (拍手) ○佐藤委員長  それでは、以上をもちまして、本日の目黒区総合戦略等調査特別委員会を散会いたします。  お疲れさまでした。ありがとうございました。...