目黒区議会 2009-08-05
平成21年都市環境委員会( 8月 5日)
平成21年
都市環境委員会( 8月 5日)
都市環境委員会
1 日 時 平成21年8月5日(水)
開会 午前10時00分
散会 午後 0時09分
2 場 所 第三
委員会室
3
出席者 委員長 青 木 早 苗 副
委員長 石 橋 ひとし
(9名)委 員 赤 城 ゆたか 委 員 戸 沢 二 郎
委 員 橋 本 欣 一 委 員 鴨志田 リ エ
委 員 増 田 宜 男 委 員 石 川 恭 子
委 員 宮 沢 信 男
4 欠席者
(0名)
5
出席説明員 小笠原
都市整備部長 島 﨑 参事(
都市計画課長)
(13名)池 本 参事(
都市整備課長・
大橋地区整備課長)
世 良
道路管理課長
立 山
土木工事課長 中 澤 みどりと
公園課長
網 倉
建築課長 髙 雄
住宅課長
小日向
街づくり推進部長 渋 谷
環境清掃部長
佐 藤
環境保全課長 石 田
清掃リサイクル課長
谷 合
清掃事務所長
6
区議会事務局 小 林 議事・
調査係長
(1名)
7 議 題
都市計画及び
環境保全等について
【
報告事項】
(1)「
住宅用新
エネルギー及び
省エネルギー機器設置に対する
助成事業」
の結果について (資料あり)
(2)
目黒区立目黒エコプラザの
臨時開館について (資料あり)
(3)平成20年度目黒区の
ごみ量・
資源回収量について (資料あり)
(4)(仮称)目黒区
景観計画(原案)についての
パブリックコメントに
対する区の考え方について (資料あり)
(5)目黒区立中町二丁目
公共駐車場の廃止に関する
近隣住民説明会の結
果について (資料あり)
(6)
目黒線洗足駅前広場等の整備について (資料あり)
(7)大橋一丁目駐輪場(仮称)整備(案)について (資料あり)
(8)みどりの
条例改正の考え方について(案) (資料あり)
(9)
耐震フェアの開催について (資料あり)
(10)
区民住宅高額滞納者への対応について (資料あり)
【その他】
次回の
委員会の開催について
─────────────────────────────────────────
○
青木委員長 ただいまから
都市環境委員会を開会いたします。
本日の
署名委員には、
橋本委員、
戸沢委員にお願いいたします。
きょうは結構ありますけど、きょう1日で全部終わりますから、どうぞよろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(1)「
住宅用新
エネルギー及び
省エネルギー機器設置に対する
助成事業」の結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 それでは、
報告事項(1)「
住宅用新
エネルギー及び
省エネルギー機器設置に対する
助成事業」の結果についての報告を受けます。
○
佐藤環境保全課長 それでは、「
住宅用新
エネルギー及び
省エネルギー機器設置に対する
助成事業」の結果について御説明申し上げます。
この事業につきましては、去る5月13日の当
委員会に御報告の上、5月25日号のめぐろ区報、当日アップロードしました
ホームページにお知らせをしまして、6月1日から30日までの1カ月間を
申請期間として実施したものでございます。お手元の資料をごらん願いたいと存じます。
資料の1、
助成額・件数でございますが、これは
助成対象機器の
種別ごとの
助成件数、右側の欄でございますが、件数と金額でございます。
予算総額が、表の上にありますように242万円でございます。
次に、2、
申請額・件数でございますが、
申請期間中に申請があった件数と金額でございます。ごらんのように太陽熱の
温水器にかかわるものにつきましては表の2行目と3行目ですが、こちらは1件もございませんでしたが、
太陽光発電システム、CO2
冷媒ヒートポンプ給湯器はいずれも
予算額を大きく超えました。また、
潜熱回収型給湯器につきましても
予算額を1件分超えたものでございます。
これらの申請につきまして要件の審査を行ったところ、
助成要件を満たさないものが、
太陽光発電システムで4件、CO2
冷媒ヒートポンプ給湯器で1件ございました。また、
潜熱回収型給湯器についてはすべて要件を満たしておりました。結果として、
太陽光発電システム54件、それからCO2
冷媒ヒートポンプ給湯器が27件、
潜熱回収型給湯器が11件ということでございまして、これらに要する経費の額といたしましては表の3番目の表の上のところにございますように1,431万円と当初の
予算額を大きく超えたものでございました。これらについてでございますが、
予算流用の手続を内部で行いまして、
太陽光発電システムについては当初予算の件数よりも3件
上乗せをして8件、それからCO2
冷媒ヒートポンプ給湯器については4件
上乗せをして7件まで助成することといたしました。また、
潜熱回収型給湯器につきましても1件
上乗せをして、11件助成することにいたしました。
以上によりまして、
潜熱回収型給湯器については抽選を行うことなく、申請された方全員を
助成金交付予定者として決定いたしました。残りの
太陽光発電システム、それから、CO2
冷媒ヒートポンプ給湯器につきましては7月29日、第三者の立ち会いのもと、
公開抽選会を実施し、
助成金交付予定者を決定いたしたものでございます。当日、会場には申請された方も4人ほどお越しになりまして、抽選の様子をごらんになられました。
なお、抽選を行った
太陽光発電システム、それからCO2
冷媒ヒートポンプ給湯器につきましては、辞退者があらわれることも想定いたしまして、それぞれ補欠者を2人、あわせて抽選により決定いたしたところでございます。
説明は以上でございます。
○
青木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
石川委員 以前の都市環でこのことが報告されたということなんですけども、すみません、わからないので、この
助成額242万円、この内訳というか、国の補助なりとかいろいろありますよね、その辺は国、都、区、その辺の内訳を教えていただきたいんですけども。
それと、申請していて条件に合わなかったということなんですけども、その点はどうして条件に合わなかったのか、まずその2点を教えてください。
○
佐藤環境保全課長 まず1点目の、国あるいは都の補助とのかかわりでございますが、この
助成費用については国の補助、都の補助とあわせて受けることができるものでございます。代表的な
太陽光発電システムで申しますと、目黒区では、資料の一番上にございますように24万円を上限にしてございます。
設置費用の3分の1までで上限を24万円としているものでございます。例えば、代表的な3キロワットというものでございますが、国や都におきましては
キロワット当たりで上限額を設けてございまして、国は
キロワット当たり7万円で、標準の3キロワットですと21万円、それから、都は
キロワット当たり10万円というふうにしていますので、3キロワットだと30万円というふうになります。したがって、目黒区のお住まいでありますと3キロワットのものをつける方ですと、目黒区の分が24万円、それから国の分が21万円、それから都の分が30万円ということで75万円までの助成を受けることができるものでございます。機器が大体200万円から二百数十万円と言われていますので、大体3分の1ぐらいの額については補助が受けられることになるのかなというふうに考えてございます。
それから、2点目の条件に合わなかったということでございますが、私どもの要綱、これ要綱でやっているものでございますが、自分の持ち家であることということでまずあります。
それから、もし、
借家等につきましては取りつけることについて大家さんの了承が得られたものについて補助をするものでございます。
集合住宅については、今年度についてはこの対象としてございません。結果として、
集合住宅というところでの申請があったものがありましたので、その部分については条件に合っていないということで対象外というふうにさせていただいたものでございます。
以上でございます。
○
石川委員 この間、新聞にも報道されていたんですけども、今回の
エネルギー助成事業、各自治体でも相当
申し込み者がふえたということを聞いてるんですね。目黒区でも事実抽選しなければならないという状況が起こったと思うんですけども、やはり今本当に環境問題が深刻になっている中で、こうした事業は非常に必要だと思うんですね。こうした場合、予算の予定よりも相当多くの人が申し込んできたという場合、区として再度検討を、増額というか補正を考えての対応をとる必要があると思うんですけども、その辺については抽選で終わったからということなんでしょうか。もっと積極的に、区民も前向きにこたえようとしてるわけですから、その点はどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 今の
お尋ねでございます。目黒区としては今年度初めて実施をさせていただいたものでございます。当初の予算の見込みがやや甘かったのかなという部分は反省をしてるところでございますが、所管といたしましては確かにかなりの倍率というふうになってしまいました。そういうことでありまして、これは補正については当然議会の議案として御審議をいただかなければいけないものでございますが、私
ども所管としては非常にこれについては重要なことだと考えておりますので、前向きにとらえていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
石川委員 前向きにということで、ぜひやっぱり区民の要求にこたえるという立場で
増額補正なり検討していただきたいなと思うことが1点と、それとこれには、ここだけじゃないんですけども、
学校施設等にも
太陽光パネルの
補助金などついていて、取り組みが進んでいるということも聞いているんですけども、区民の家以外の
公共施設のこうした新たな
エネルギーに対するそうした
機器設置についてはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。例えば保育園の改修とか民間の
施設等も、
保育園等もできたりするわけですよね。そうしたことに対する環境の立場から、その点については今どのように考えていらっしゃるんでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 ただいまの
お尋ねでございます。目黒区におきましては、本
年度地球温暖化対策推進実行計画という計画を定めました。これは、区という団体として率先して取り組むもの、低
炭素社会に向けた
行動計画でございます。この中では、区の施設についても、新築、改築、改修時に
省エネルギーあるいは新
エネルギー機器を導入していくというふうに明記をしてございますので、今後、施設の新築、改築、改修などの機会をとらえて今
お尋ねの件については進めていくべきものというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
石川委員 中央中学校が新たにできたあそこの屋根のところにつけられていますよね。そうすると、区としても前向きに区の施設にその対応を考えていくということなんですが、そうすると例えば今度
実施計画、秋等に出されると思うんですけども、そうした中に具体的にそうしたものが含まれてくるということでよろしいんでしょうか。その点は、具体的な点ではどうなっているんでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 実施計画につきましては、
パブリックコメントも終わりまして、現在、案の作成に向かっているというふうにとらえてございます。当然、その中で今のような、ただいま申し上げたような趣旨が反映するように、所管として前向きに考えてまいりたいと存じます。
○
青木委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 ないようですので、(1)「
住宅用新
エネルギー及び
省エネルギー機器設置に対する
助成事業」の結果についての報告を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(2)
目黒区立目黒エコプラザの
臨時開館について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(2)
目黒区立目黒エコプラザの
臨時開館についての報告を受けます。
○
佐藤環境保全課長 それでは、
目黒区立目黒エコプラザの
臨時開館について御説明申し上げます。
これは
例年どおりの御報告となりますが、9月20日、
目黒区民まつりが
区民センターを主会場に開催されるということでございます。したがいまして、この
区民まつりへ参加される区民の方の利便を図るため、9月20日の日に
目黒エコプラザの情報室及び
リサイクルショップについて臨時に開館をするというものでございます。
周知方法につきましては、区報、
ホームページによって広く周知するとともに告示するものでございます。
簡単ですが、以上でございます。
○
青木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 ないようですので、(2)
目黒区立目黒エコプラザの
臨時開館についての報告を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(3)平成20年度目黒区の
ごみ量・
資源回収量について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(3)平成20年度目黒区の
ごみ量・
資源回収量についての報告を受けます。
○
石田清掃リサイクル課長 それでは、20年度の目黒区の
ごみ量及び
資源回収量が確定いたしましたので御報告申し上げます。
資料、A4の両面ですが、まず1ページ目が
グラフになってございます。20年度は一番右側の縦棒のところでございます。横筋の高いほうの
グラフが
ごみ量ということで5万7,361トンございました。それから、低いほうの棒
グラフが
資源回収量ということで2万558トン。
リサイクル率としましては、上の
折れ線グラフになりますが26.4%ということでした。その注釈が
グラフの下の黒丸に書いてございます。
ごみ排出量につきましては、総体として6.9%減少しました。それから、
資源回収量につきましては、古紙の
回収量が若干減少しましたが、総体としては6.8%増加したという結果です。それから、
リサイクル率につきましては、19年度は23.8%でしたけれども、また一段と高い26.4%ということで、23区中でも
トップ水準を維持できたという結果でございます。
裏面にまいりまして、これを数値化した表になってございます。上の段にごみ、下のほうに資源ということでそれぞれ形態別に記載してございますのでごらんいただければと思います。
この結果、下の表になってございますが、区民1人
当たりの
ごみ量、
資源量等が書いてございますが、1人
当たりの
ごみ量が1日に602グラムという結果でございました。
なお、この数値につきましては丸めてございますので、端数処理してございますので、この表から計算しても合わないという部分もございますので、御注意いただきたいと思います。
この結果につきましては、8月10日に区の
公式ホームページにアップしたいと考えております。
説明は以上です。
○
青木委員長 それでは、説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
戸沢委員 ごみの総量としては減ったということですけども、いわゆる
不燃ごみにかかわる、減ってるということですけども、燃やすごみは結局ふえてるんですね、これね。ということですね、はい。ということは、目黒の
清掃工場、あるいは
地球温暖化の問題も含めて、何か手放しに減った減ったというようなことで言えるのかなということが1つ。その点についてもうちょっと踏み込んだ評価をしないと、減ってよかった、
リサイクルが進んでというだけではないんではないかと。
次に、目黒区はこれでこういうことなんですけども、
資源化回収をしない近隣の、名前を特に挙げれば一番大きいのが
世田谷区ですけども、目黒区の
清掃工場に入ってくるわけですね。そうしますと、ここでもいわば燃やす
ごみ量がふえるということもあるので、近隣の重立った区のこれに相応している資料というのを付して、全体の状況を見ないと本当の姿が見えないんじゃないかと思うんですけども、その点は掌握されてるんでしょうか。
以上。
○
石田清掃リサイクル課長 委員御指摘のとおり、裏面の表をごらんいただくと、
可燃ごみが3.8%の増となってございます。これは、サーマル
リサイクルで
プラスチックごみが入ってきたということで増加になっているものと考えております。ただ、一方、
不燃ごみについては45.1%のマイナスということで、こちらから
廃プラスチックが
可燃ごみに回ったんだろうというふうに考えてございます。ただ、
清掃工場の
搬入量につきましては、調整等も行っておりますので一概にふえているというふうには考えてございません。
ただ、手放しで喜べるのかというお話ですけれども、この辺につきましては今後も
廃プラスチック、あるいは
容器包装リサイクルの向上ということで排出の
適正化を図っていきたいと考えてございます。
それから、2点目の23区、特に近隣の区の
産出量ということで、これ東京二十三区一組ですね、清掃一組のほうで数は押さえてございますので、清掃一組の
ホームページには数字も出てございます。
以上です。
○
戸沢委員 ですから、目黒の
清掃工場に影響のある近隣の大きいところの表ぐらいは付してもうちょっと説明していただきたかったんですけど、これからでも結構ですけど。
その点を踏まえて、時期にもよるかもしれないけど、とにかく目黒区の
清掃工場に持ち込まれる
ごみ量は結局そんなに減ってないんじゃないかとか、あるいは時間的な、時には今現場の人のを聞いたり、近隣の人のを聞いても、物すごく込むらしいんですよね、搬入する車が。時間にもよりますけどね。ですから、それは要するに近隣からどんどん入ってくるのか、それともあそこの
交通経路がちょっと変わったんで、補助何号線だっけ、がつながって入りやすくなったということがあるのかもしれないけども、いずれにしても時間帯によってはすごく車がふえてるんですね。ですから、何か燃やすごみはふえちゃってるんじゃないかという印象、データがわからないから聞いてるわけですけども、だからそれは近隣の、目黒区に持ち込まれる
ごみ量はどうなんだろうかということをちゃんと調べていただきたいなということなんですけど、その点どこまで今つかんでおりますか。
○
石田清掃リサイクル課長 1点目の近隣区の表を付して報告してはどうかというお話ですけれども、これにつきましてはどこまで出すべきかということで今後検討させていただきたいと思います。
それから、2点目の
搬入量につきましては目黒区の
持ち込みごみ量については昨年度397トンでございました。これは、一昨年度と比較しても同じような数字になってございます。それから、
世田谷区を挙げられておりましたけれども、
世田谷区につきましては目黒区で5万7,000トンだったところが区の
収集ごみで19万1,000トン余ということで、やはり目黒区の3倍以上ということで多い数字になってございます。この辺のごみの搬入につきましては、
持ち込みにつきましては一組のほうで調整を行っておりますけれども、最近込んでるんじゃないかということで印象が悪いというお話ですけれども、やはり時間が重なる場合にはどうしても渋滞してしまうというような現象もあろうかと思います。ただ、搬入の経路につきましては前の通りが開通しましたが、変わっておりませんので、経路による込みぐあいということではないと考えております。
以上です。
○
戸沢委員 経路でないとすると、現場の
清掃作業員の人から聞いてもすごく込むと言うんですよ、時間、一定の搬入時に集中して。前より何か込むみたいだと。近隣の人もそういうことをこの間
説明会で何か言ってましたよね。ですから、やっぱり何かそういう要因があるんじゃないかと思うので、それは時間的な問題なのか、やはりちょっと
ごみ量がふえているのか、もうちょっと解明して、それは、じゃ、もっと分散して搬入してもらうということで解決するのかもしれないから、その辺をちゃんと解明した上で不安にこたえてほしいと思うんですが、どうでしょう。
○
石田清掃リサイクル課長 込みぐあいにつきましては今後検証して、原因について突きとめていきたいと考えております。
以上です。
○
青木委員長 ほかにございますか。
○
石川委員 この表で見ると、
リサイクル率が26.4%ということで
折れ線グラフでいくとぐっと上がった形になるんですけども、ただ、
リサイクル率は高いんですけども、この出し方の数式からいくと当然ごみの量が減って資源が少しふえれば、パーセントとしては上がるんだろうなと、数字としてはね。しかし、本当に状況が、多少よくなってるとは思うんですけども、ただ、これこんなにくっと上がって単純に喜べる状況なのかというところ、その辺をまず1つお聞きしたいのと、あと1人
当たりの
ごみ量、
資源量と、だんだん減ってきたり、
資源量はふえてきてるんですけども、これは状況としてはよくなってきていることはわかるんですけども、例えば23区の中でどういう状況に位置しているのか、その辺がわかるなら教えていただきたいんですけども。
○
石田清掃リサイクル課長 リサイクル率の向上ということですけれども、確かに委員御指摘のとおり一概にこの数字が上がったということで喜んでいられる状況ではないと考えてはおります。ただ、
容器包装リサイクルも行って、当然上がるだろうという予測もしていましたし、結果としてこういうぐあいだったということで受けとめてございます。今後も、
リサイクルの向上につきましては適正な
排出指導とともに向上させていきたいと考えております。
それから、1人
当たりの量でございますけれども、23区では全体の数字が出てございますけれども、目黒区は3位ですね、中野区と並んで3位というようなことでつかんでおります。一番多いのは港区ですかね、ということになっておりますけれども、
リサイクル率も港区は高いというふうに伺っております。この辺につきましては、23区の中で、じゃ目黒区はどういう位置にあるのかということは検証してまいりたいと考えております。
以上です。
○
石川委員 今後、この
資源回収や
リサイクルの状況、目黒区の状況を見ていくときに、1つは
目標値というのはどの辺に置いているのかと、あと見ていくときに、やっぱりこの
リサイクル率という形で見ていくんですか、それとも
資源回収量と、その辺はどのようにして目黒区の状況をきちっと把握していくんでしょうか。
○
石田清掃リサイクル課長 目標値なんですけれども、なかなか予測をすることは難しいなというふうに本当に実感してございまして、今後、当然
ごみ減量に向けたPR、それから
普及啓発を行ってまいりたいと思っておりますので、できるだけ実現できるような数字で
目標値を考えていきたいというふうには考えてございます。
それから、2点目の
リサイクル率を見ていけばいいのかというお話ですが、現在改定中の基本計画でも一応
リサイクル率ということで
目標値、指標を定めてございまして、その
リサイクル率は一つの指標になるだろうというふうには考えてございます。
以上です。
○
石川委員 目標値というのはあえて設けないということなんですか、最初の答弁の中で。ということなんですよね。
○
石田清掃リサイクル課長 目標値ですけれども、あくまでもごみの減量と、それから資源化ということで、その両方を見ていかなければならないだろうと考えておりまして、値としてどこまで出せるかというのはちょっと検討させていただきたいと思います。
○
青木委員長 ほかにございますか。
○
橋本委員 昨年10月から
資源回収は強化されて、半年たった分の結果、これが反映ですから、1年間もしやったらもっと大きく反映されたかなというふうに思います。
それで、たしか10月から12月分の四半期分の報告が昨年の
委員会でも報告があって、また残りの3カ月の3月末の分の報告を足したものが今回ですね。また、4月から6月で、また四半期に当たって、また3カ月分が、データどこまで把握してるかわからないんですが、10月から12月の速報の結果を伺ったときに大きく減少したのは私たちも伺ったんですが、3回の四半期、9カ月たって、一番初めは一生懸命皆さん分別をされたかなという予想は、広告宣伝もすごくしましたから予想されるんですが、その後その力が継続されてるのかをちょっと知りたいと思って伺いたいんですが、四半期ベースで3回超えて、最後はわかりませんけども、どんな傾向があるか伺えればなと思います。
以上です。
○
石田清掃リサイクル課長 実際の現場については、私のほうは実際に見てるということではございませんけれども、この昨年度の結果を見ても、区民の意識は高いと。また、寄せられる質問等の内容もやはりしっかりきれいに出そうというお話で、どこまで洗ったらいいのかというような御質問が多うございます。というのは、裏返して言えば、やはり区民の意識が高くて、
リサイクルできるものは
リサイクルしていこうという意識のあらわれだと考えてございまして、現状も引き続ききれいに出していただいてるものと考えております。
○
橋本委員 意識のことは、確かに反響があればいろいろうかがい知る場面があると思うんですが、数値では出してませんか。ですから、この
リサイクル率でも、
資源回収分の量でもいいんですけども、どういうふうになってるかなんですね。懸念するのは、初めは勢いよくみんなやったけどだんだん下がってきちゃってるといったら、これはまたどこかで盛り返してかなきゃ部分もあるかもしれません。ひょっとしたら、当初の意識が区民でみんな継続されていればありがたいんですけども、初めは一生懸命分別したけどだんだん分別面倒くさくなって、いいや、もう燃えちゃうから何でも、プラスチックでも燃やしちゃえと、こういう意識がだんだん出てきそうな時期なのかなと、そういうことを懸念してるんですけども、そこら辺の調査はしてますでしょうか。数値でわかれば教えてください。
○
石田清掃リサイクル課長 大変申しわけありません、数字上の把握はしてございません。ただ、通年で見ますと、現在26.4%という数字が出てございますけれども、通年ですと二十七、八%いくんではないかというような予測は立ててございます。また、
リサイクルしている中間処理のほうでお話を伺いますと、目黒区のものはランクも高いということで聞いてございますので、継続はされているものというふうに考えてございます。
以上です。
○
青木委員長 ほかにございますか。
○鴨志田委員 多額の予算をかけてこのごみの分別とサーマル
リサイクルに移行したわけですよね。20年度は1年間通してということじゃなくて、また21年度も予算化をしてるわけですけども、区民の大きな協力があれば予算は減るだろうと、こういった予測がされてるんですけども、今の時点で予算化したものに対してどのような傾向があるか、予算ぐらいでおさまるのか、いや、協力があるから予算は減少するのかという、この点がもう一つと、以前は、20年度から移行したわけなんですけども、区民1人
当たりのごみの予算に対する1人
当たり使った額、以前出てたと思うんですけども。目黒区の予算に対して、区民1人
当たり幾ら目黒区はこのごみの分別回収とか
リサイクルに使ったかと、以前は出てたと思うんですけども、この点はいかがでしょうか。
以上です。
○
石田清掃リサイクル課長 全体予算へどうやって反映できるかというお話ですが、そこについては今検証中でございますので、はっきりは出てございません。
それから、処理原価でございますけれど、これは19年度の数字で大変恐縮ですけれども、キロ
当たり58円、これは23区全体の数字です。19年度のごみ処理原価でキロ
当たり58円というふうに聞いてございます。
それから、目黒区はと申しますと、19年度の数字ではキロ
当たり57円ということでございます。
以上です。
○鴨志田委員 19年度になると、まだサーマルに移行してないときですから、20年度また、21年度は年間通しますと多額の予算を目黒区としても使うことになるわけですから、環境には税金がかかるんだという意識を持っていただいて、さらに
資源回収、こういったものに協力いただくという意識を高めるということも大事だと思うんですね。その意味では、21年度は全体的な予算がはっきり年間通してわかるわけですし、予算が余るのか、予算を超えちゃったのかということもわかるわけですから、19年度と21年度を比較して、サーマルにこうやって分別回収に生かして、これだけ19年度1人
当たり57円かかりましたが、こういった環境のためにサーマルに移行してそれが60何円になるのかわからないんですけど、こういったことも告知をして今後とも御協力をお願いしますというような周知を図って、さらなる目黒区の環境対策の中に区民に御貢献いただくという点はいかがでしょうか。
○
石田清掃リサイクル課長 委員おっしゃるとおり原価がどれぐらいかかるかというのを区民の方々も知りたいところだろうと考えております。これにつきましては、20年度後半、あるいは21年度の結果を出して適宜PRしていきたいと考えております。
以上です。
○
青木委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 ないようですので、(3)平成20年度目黒区のごみ・
資源回収量についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(4)(仮称)目黒区
景観計画(原案)についての
パブリックコメントに対
する区の考え方について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(4)(仮称)目黒区
景観計画(原案)についての
パブリックコメントに対する区の考え方についての報告を受けます。
○島﨑
都市計画課長 では、お手元の資料を御確認ください。
A4、1枚の(仮称)目黒区
景観計画(原案)についての
パブリックコメントに対する区の考え方についてと、別紙になっておりますいただいた区民意見をまとめました資料の2種類がございます。
では、A4一枚の資料のほうをごらんください。
1、経緯ですが、景観法を活用し、区の地域特性に応じた良好な景観を形成していくため、(仮称)目黒区
景観計画(素案)を策定いたしました。今回、区民意見を反映しながら原案を作成して公表し、
パブリックコメントを募集いたしました。
なお、原案につきましては去る6月11日の
都市環境委員会に御報告いたしたところです。本日は寄せられた意見などの概要と区の考え方について御報告いたします。
2、意見要望の状況ですが、(1)
パブリックコメントの募集期間が6月15日から7月17日までで、(2)メール・窓口による意見が8件ありました。
3、意見要望の内容による区分をしておりまして、8件の意見要望をAからCまで3項目に分けて整理しております。
4、意見等の概要と区の対応ですが、一覧表にして整理しております。対応の区分で、
景観計画策定に向けてさらに検討するものが3件、その他が5件でございます。
検討するものとしての主な意見等と区の対応ですが、1、景観形成基準の表現についてわかりやすく趣旨が伝わるようにしたほうがよいとの意見につきましては、表現について工夫してまいります。
2、事前協議の必要のない届け出のみの物件についても双方が確認し、調整を行えるようにしたほうがよいとの意見につきましては、運用面での対応を工夫してまいります。
その他の意見についての主な意見、区の対応ですが、1、素案で述べた意見を原案で反映していただいたとの意見は、東京都の
景観計画で電気事業施設を対象外としていることから、区も原案において整合を図ったことに対してのものでございます。
2、街並み景観の向上のために電線類の地中化を検討実施しているが、除去可能なガードレールや電柱等の柱の除去についても検討すべきであるとの意見につきましては、柱の除去は難しいと考えますが、他の関係法令等と連携しながら美観向上に努めてまいります。これは、景観法の制定とともに電線共同溝の整備等に関する特別措置法ができて、景観の向上を図るための整備ができるようになったり、ガードレールにつきましても美観向上を目的にガイドラインを国のほうで策定しておりますので、これらの関係法令等との連携を図りながら景観に配慮した対応に努めてまいります。
3、素案に対する意見を述べたが、区の回答は説明不足である。詳細な回答を求めるといった意見がありましたが、意見の内容が
景観計画の内容についてではなく、まちづくりの取り組みへの意見ですので、それに沿った内容で答えさせていただきました。
5、意見要望の区の考えについてですが、別紙になっております(仮称)目黒区
景観計画(原案)への区民意見等に対する区の考え方についてで整理いたしましてまとめております。
6、今後の予定ですが、予定どおり21年9月に区議会へ(仮称)目黒区景観条例案を提出いたしまして、秋ごろ(仮称)目黒区景観条例を施行し、景観行政団体へ移行して、東京都
景観計画を運用してまいります。前回、素案のときにも申し上げましたが、景観行政団体になった時点では、目黒区は東京都の
景観計画の運用をそのまま引き継ぎます。これはなぜかと申しますと、景観法では景観行政団体になって初めて区の
景観計画の策定が可能になります。そのため、一たん都の
景観計画を運用し、景観行政団体になってから景観法の手続に沿って区の
景観計画を策定してまいります。22年3月に(仮称)目黒区
景観計画を策定し、4月から施行してまいりたいと考えております。
以上で説明を終わらさせていただきます。
○
青木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○鴨志田委員 絶対高さ制限が施行されまして、今後この
景観計画が施行されていきますと、やはり目黒区の美しい住環境というのが非常に今後形成されていき、何十年後かのまちづくりの中で目黒のブランドというのが高まるかなと思っております。その中で、景観団体に移行してからということなんですけれども、絶対高さ制限は他区でもやっていたんですけど、なかなか目黒区のようにうまくいかないという状況もあったんですけれども、この景観行政団体への移行というのは他区の状況はどうなっているかということが1点です。
もう一つ、ここに意見等の中に、電柱等の柱の除去ということですが、目黒区としても電線の地中化を進めてますけれども、なかなか費用面で、また道路幅の面とかがあって進まないということもあるんですけれども、現在、電柱は今まで石膏というんですか、だったのが、金属製に移っていますよね。これは、今後こういった金属製のものに移行していくのかどうか、すべて、が1点です。これが2問目ですね。
3点目は、ガードレールも非常に景観を損なう醜いものと私も思っているんですね、ここにも書いてあるように。法令等もあるということなんですけれども、こちらの2ページ目の上にガードレール等も景観に配慮した対応に努めていきますと、実際、具体的にどのようにやっているかということですね。例えば渋谷区の松濤なんかへ行きますと、非常に歩道と車道、もう段差がなくバリアフリーになっていて、既存のガードレールというものがなくて、石塔が等間隔で並べられて、歩行の安全も保たれてるというすばらしい町並みづくりをしているんですよね。目黒区としては、このガードレール等に関しても、景観に配慮した対応を努めていく、具体的にどういうことなのか。
以上です。
○島﨑
都市計画課長 1つ、景観行政団体は、現在のところ7区が景観行政団体になっております。
電柱につきましては基準がございまして、以前は仕様規定だったんですが、今は性能規定、強度を持てばいいということですので、台風あるいは地震のときに構造規定を満足するような形になっておりますので、これは金属製のものでも構わないと。
2点目のガードレールにつきましても、これも以前は仕様で定められていたんですが、これも性能規定になりまして、ガードレール自体も色が以前は白ということだったんですが、国のほうで防護策の設置基準についてガイドラインが定められておりまして、割と色についても自由になってございますし、また、木製のものでもそういった強度を満たせば可能になっております。まずガードレールについてはボラードといったような白いレール状のものじゃなくて、さくではなくボラードみたいなものも可能になっておりますので、ガイドライン自体が美観に配慮したということの項目が盛り込まれておりますので、今後、ガードレールの設置につきましては、先ほど申しましたような美観に配慮したような考えで対応してまいりたいと考えてございます。
以上です。
○鴨志田委員 1点目は7区ということで、これはわかりました。
2点目なんですけども、性能規定になったので、金属でもよくなったということなんですけども、目黒区として今後、私の知る限りでは以前の石膏のような電柱よりも非常にスリムになっていて、景観的にもよろしいのかなと思ってるんですけども、目黒区として金属性のものにすべて移行していくのかどうかということが1点目。
ガードレールも性能規定になって色は自由になったと、といっても随分前から街の中でいろんなガードレール、創意工夫して町並み景観に合わせたものをつくってるんですよね。目黒区としてもこの
景観計画を実施していくに
当たり、町並みに合ったこういったガードレールをつくっていくのですかと、ある地域では石塔がいいかもしれないですし、ある地域では木製のものがいいかもしれないですし、それはガードレールも今あるものどんどん老朽化してっていずれ撤去するわけですから、こういったものは例えば住民から意見聴取をしていくのか、また目黒区として3パターンぐらい案を用意して、その中から住民に選んでもらうのか、どのような創意工夫をされてこういったまちづくりをしていくのか。
以上です。
○島﨑
都市計画課長 電柱につきましては、基本的にはやはり地中化を目指してまいりたいと考えてございます。現在、区道ですとたしか26キロほどあるんですが、そのうち今年度末で整備予定が3.6キロほどでございますが、これについてはやはり順次進めていきたいと。今回の
景観計画の中でも、例に挙げますと、駒場公園の周辺の道路につきましては景観重要
公共施設として位置づけておりまして、こういった位置づけをしますと電線共同溝の特別措置法の中で景観に配慮というのが目的の一つになってございますので、優先的に今後整備してくと。こういった景観法と電線共同溝の特別措置法との連携を図りながら、やはり基本は地中化に努めてまいりたいと。
ガードレールにつきましては、先ほど委員おっしゃっていただきましたように、地域の町並みに合った形で対応してくことになろうかと思いますが、ガードレールの場合については安全面の機能確保というのがやはり第一目的にありますので、その機能を確保した上で景観に配慮していくというのが基本になりますので、地域の意見等を踏まえながら対応に努めていきたいと考えているところでございます。
以上です。
○鴨志田委員 2問目の電柱の件なんですけども、もちろん電線類が全部地中化すれば非常に景観的にも歩行にもすばらしいんですけれども、目黒区を全部といったら、区長が答弁したように、100年ぐらいかかるでしょうというような答弁もあったように、なかなかそう簡単に進むものじゃないんですけども、私の質疑というのは、今後、電柱も、今石膏みたいな電柱は老朽化してくときにかえていくのは、今新しく出てきてる金属製のものなのかということをお聞きいたしました。
ガードレールの件は
景観計画を目黒区の中にもつくる中で、さまざまな情報を見ながら、さまざまなところを見ながらぜひ目黒区としてアピールできるようなガードレールというものをやっていただきたいんですけど、この辺の検討を庁内でも重々やっていただきたいんですけど、いかがでしょうか。
以上です。
○島﨑
都市計画課長 電柱については、基本的にはやはり地中化を目指すということですが、老朽化した場合につきまして、電柱についても安全面も配慮しながら設置してくことになろうかと思いますので、その辺は委員の御意見等を踏まえながら、本来の目的に配慮した形で対応していくような形になろうかと思います。
ガードレールについては、今、国のほうでガイドラインも定められておりますので、その辺を踏まえて庁内、この景観につきましては庁内の連絡会、検討組織を設けておりますのでその辺でちょっと話してみたいと思っております。
以上でございます。
○
青木委員長 ほかにございますか。
○
石川委員 今回の
パブリックコメントに対する意見というか要望が非常に、前回より少なくなっているんですけども、この対応の中で、表現について工夫していくと、運用面での対応を工夫していくということが書かれているんですが、そうするとこの間原案出されましたよね。そうすると、前回素案から原案のときには、その直したところが出されましたけども、今回出されていないというのは基本的にあの形でいくというのか。ただ、ここには表現については工夫していくということが書かれているので、それは多少変わった形で出てくるのかなということが1つと、あと運用面での対応をしていくということも書かれていますけども、それは規則とかどういう形になってくるのか、その点まずお聞きしたいんですけども。
○島﨑
都市計画課長 今回、原案ということでして、実は景観行政団体になった時点で原案から案を作成してまいります。そのときに工夫できるかどうか、それについて検討していきたいというふうに考えてございます。
2点目の運用面の対応につきましては、チェックシートを設けていきたいなと。実際に届け出した場合に、まず区側の担当のほうからこの地域の状況について説明していきたいなと。相手方からその周辺の状況についての資料も添付していただくようなことを考えてございます。建築する場合にどうしても敷地単位で見がちな面がございますので、敷地単位で機能を盛り込むというのは大切なことなんですが、やはり周辺も含めて外観に、周辺に配慮すると、そういったことを求めていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
石川委員 そうすると、新たに景観団体になった暁にその案が出されるということでは、再度、当然
委員会にも報告があると思うんですが、住民に対する
パブリックコメントという形でやっていくということでしょうか。そのときには、今回の回答に書かれているような文言というか、そういう変化があるということなんでしょうか。
○島﨑
都市計画課長 案の段階で、実は景観法で再度公聴会を設けるように、手続の中で定められております。ですから、最終的に案の段階でまた区民の皆様に意見を求めていくような形になります。表現につきましては、この案の中で変えたほうがいいのか、それとも運用基準、そういった中でより具体的な表現にしたほうがいいのか、それはちょっと検討中でございます。
以上でございます。
○
石川委員 基本的には多少変わる可能性があるかもしれないけど、基本的にはこの形だということで理解してよろしいんでしょうか。
それと、前回の区民意見のところでも、今回のところでも、景観アドバイザー、区として住民の心配の部分で景観アドバイザーや景観審議会制度を設けるということが書かれているんですけども、この役割が大きいとなると思うんですけども、この辺について、例えば景観審議会、この辺のメンバーとかその辺は後できちんと規則なりとかそういう形で設けられるんでしょうか。
そして、その審議会のメンバーには、当然専門家とあわせて住民なりとかそういうことも考えられているのかどうか、その点ちょっとお聞きしたいんですけども。
○島﨑
都市計画課長 景観計画の原案の形で、まず基本的な考え方についてはこれで進めていきたいというふうに考えております。
景観アドバイザーと景観審議会ですが、やはり専門的な知識、あるいはあとは実務経験が必要なのかなと。実際にアドバイザー、アドバイスできるような知識、経験が必要かと思いますので、そういった方たちを現在想定して検討してるところでございます。
景観審議会のメンバーについても現在検討してるところでございます。
○
石川委員 今、景観アドバイザーのところ、検討ということなんですが、具体的には例えばどういう資格なりとか専門の勉強をしている人が対象となるのかどうかお聞きしたいのと、景観審議会の中には当然専門的な知識のある人が入るのは
当たり前として、やはりそこに住む住民というかそうした人たちの目線というか考え方もきちんと反映させていくという意味ではそういう点もきちんと検討していただきたいなと思うんですが、その点いかがでしょうか。
○島﨑
都市計画課長 まず、アドバイザーの具体的な形ですと、例えば建設場所の性格をまず伝えるということが大切かと思います。例えば周辺の状況、景観資源のポイントであるとか地域をどう読み取るのか、あとは目黒川であれば、なぜ大切にしているのかというのを十分区側のほうで説明したいと、そういったことのできる方たちということになろうかと思いますが、その上で設計者の考えを聞きまして、具体的な道路からの視点でどういった形に見えるのか。近くから見た場合、遠くから見た場合、そういった形でアドバイス、例えば室外機であるとか屋外の自転車置場であるとか植栽計画、そういったことに対してアドバイスできればということですので、ある程度やはりアドバイスするということでありますと、専門家にならざるを得ないのかなというふうに考えてございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
(「それで、住民が入るというところでは、もう一つ」と呼ぶ者あり)
○島﨑
都市計画課長 景観アドバイザーについてはやはり専門家の方たちになるかと思いますが、景観審議会については今後ちょっとメンバーについては検討しているところでございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
それでは(4)(仮称)目黒区
景観計画(原案)についての
パブリックコメントに対する区の考え方についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(5)目黒区立中町二丁目
公共駐車場の廃止に関する
近隣住民説明会の結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(5)(仮称)目黒区立中町二丁目
公共駐車場の廃止に関する
近隣住民説明会の結果についての報告を受けます。
○池本
都市整備課長 それでは、目黒区立中町二丁目
公共駐車場の廃止に関する
近隣住民説明会の結果につきまして、資料に基づき報告させていただきます。
まず1の主催でございますが、当該
公共駐車場所管の都市整備課のほかに、子育て支援部保育計画課とありますのは表の下、最後の2行に記載のとおり跡地整備に関する
説明会もあわせて行ったためでございます。
次に、2の日時、3の場所は記載のとおりで、7月8日午後7時から中央町さくらプラザで行いました。
次に、4の参加者でございますが、5名でございました。対象及び
説明会の周知につきましては、括弧書きにありますように周囲の110世帯に案内通知を配布し、欠席された方には翌日
説明会資料、これは当
委員会に報告した資料を要約したものでございますけども、それを配布させていただきました。
次に、5の
公共駐車場に関する主な意見等への対応でございますが、表にして取りまとめております。左側に意見等、右側に回答を4件分それぞれ記載してございますが、いずれも質問ということで、特に廃止について反対といった意見はございませんでした。跡地整備に関しましても同様に特に反対といった意見はございませんでした。上の段からまいりまして、1件目は廃止時期の質問で、本年2月に廃止の判断をし、6月の議会で廃止条例が議決された旨回答したところでございます。2点目は、自転車集積所二層化工事の際の当該駐車場廃止提案についてでございますが、当時は廃止及び転用の検討はしていなかった旨で回答してございます。3点目は、当該駐車場存続費用についてでございますが、1,000万円余見込まれる旨の回答を行いました。最後に4点目、駐車場収支と利用状況でございますが、回答欄に記載のとおりでございます。
説明は以上でございます。
○
青木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
石川委員 私も
説明会に参加したんですけども、改めてこの区の回答を見てて、よくわからないなと思うのは、例えば廃止についてはいつごろ決定したのかということに対しては、時期は書いていないんですけども、その利用率が低下してくる中でかねてから存廃を含めて検討していたということですよね。
それと、次の質問の中で、二層化工事の時点では
公共駐車場存廃について区として検討していなかったので、転用の検討はしていませんでしたと書いてるんですが、私はちょっと矛盾、多分、
公共駐車場の利用率低いというのは、もう前々から、何年も前から言われていたと思うんですね。事実そうだったと思うんですが、そのとき、ですからかねてから検討していたと思うんですよ。それで、それが二層化工事というのは去年でしたっけ、だったと思うんですが、そんなに日程的というか、時期変わらないと思うんですね。そうしたときに、その辺も当然存廃というところでは二層化の部分と重なってくると思うんですが、その辺の検討、今回多分待機児解消のそういうことが出てきてなったとは思うんですけども、しかしそれは、
公共駐車場というのはそもそもここの答弁から見ても、かねてからと書いてあるわけですから、その辺は一体どうだったのかなというのが非常に疑問というか不思議でならないんですけども、いかがでしょうか。
○池本
都市整備課長 回答内容は現地でこういうふうに回答したということでございます、が事実でございますけども、かねてからという趣旨は平成16年とか17年ぐらいをピークにだんだん落ち込んできてたと。当時はそういう推移を見てたということがございました。ですから、そういう見てたということがかねてからというこの表現や、あるいは現地での発言になってございますけども、二層化工事の時点ではまだ様子を見てる状況でしたので、その転用は検討していなかったというのが事実経過でございます。
以上でございます。
○
青木委員長 いいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 ないようですので、(5)目黒区立中町二丁目
公共駐車場の廃止に関する
近隣住民説明会の結果についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(6)
目黒線洗足駅前広場等の整備について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(6)
目黒線洗足駅前広場等の整備についての報告を受けます。
○池本
都市整備課長 それでは、
目黒線洗足駅前広場等の整備について、資料に基づき報告させていただきます。
まず1の経緯でございますが、目黒線洗足駅前の掘り
割り区間にふたがけし、その上部を利用した広場、自転車駐車場については平成20年6月以降整備を進めてきたところでございます。このたび完成の運びになったということから、次のとおり供用開始をするものでございます。
なお、これらの整備内容及び地元対応等につきましてはこれまで当
委員会に報告させていただいてるところでございます。また、東急電鉄との工事施行協定等につきましても昨年7月の当
委員会に報告させていただいてるところでございます。
2の洗足駅前広場、これは事業主体が目黒区でございますけども、まず施設概要としまして面積が287.34平方メートル、名称は洗足駅前ふれあい広場ということで、これは洗足二丁目町会からの提案を受けまして名称を決定してるところでございます。住居表示につきましては記載のとおりでございます。
(2)の供用開始予定でございますが、本年9月1日からでございます。
3の自転車駐車場でございますが、これは事業主体が東急電鉄でございます。
(1)の施設概要としまして、面積409.35平方メートル、名称が洗足駅駐輪場、台数は291台、管理方法につきましては個別ロック式で、利用時間は24時間でございます。記載はございませんが、有料施設ということで、12時間単位で100円の利用料と聞いてございます。供用開始予定は同じく本年9月1日からでございます。
次に、位置図及び完成図でございますが、位置図は1枚目下の図のとおりでございます。
次に、めくっていただきまして、2ページ目、こちらは完成図になってございます。配置関係を申し上げますと、図の一番右側に洗足駅がございます。そこから道路を横断しまして広場、さらに左側にまいりまして東急が設置する自転車駐輪場となっております。
説明は以上でございます。
○
青木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
石川委員 まず駐輪場なんですけども、この管理というか事業主体は東急ということになってるんですが、管理というのは区でやるんでしょうか、どうなっているのかということが1つと、駅前ふれあい広場というのは当然住民の方たちの声を聞いた中でつくられてきたと思うんですが、要望というのはほとんど入っていたということなんでしょうか。
それと私、この辺よくわからないんですが、この図で道路のところ、歩道になる、散水栓と書いてある字のこのフロアというかエリアのぷっつんと切れている形は、こういうふうに以前から切れていたんですか。今回する中でこうなったのかどうか、その辺をちょっと教えていただきたいんですが。
○池本
都市整備課長 私のほうから、1点目の管理運営に関してお答えさせていただきます。
自転車駐車場の管理運営は東急側で行います。具体的には、これは東急から委託される東急レールウエイサービスというところが管理運営を行います。
私のほうからは以上でございます。
○中澤みどりと
公園課長 それでは、2点目の住民対応の関係でございます。
これにつきましては、まず20年5月8日ですか、
説明会をしてございます。それで、当
委員会にもその以降報告をして整備内容を固めてございますが、それは大体5月に説明をやって着手に入ったところでございますけども、ちょうど昨年8月ごろに、その内容を固める際にちゃんと地元町会とお話をして内容を固めてしたものでございますが、改めて昨年8月ごろに商店街あるいは町会の方々から御要望がございまして、再度内容を整理しております。その関係で、今回、本当は21年度3月完成ですが、本年9月1日ということで、多少その辺で時期はずれましたが、ちゃんとした内容で了解のもとで今事業を進めて完成に至ってるというところでございます。
以上でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
○
石川委員 先ほど言ったの、細かいことなんですが、ここってこういうふうに切れてる形なんですか、道路の。
○中澤みどりと
公園課長 今の御指摘の部分、これにつきましては歩道部分ということでございます。
以上でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
○
橋本委員 1点伺いますが、新設の公園でパーゴラの下にベンチがあるんですけども、ベンチはわかるんですが、パーゴラの意味、意義というのはこれどういうものなんでしょうか、教えていただきたいと思います。
○中澤みどりと
公園課長 今のパーゴラの件でございます。
これにつきましては、基本的に日よけ的なもので、ここにはキフスイカズラという樹種で、そういうものを植えて上に絡んでいくもの、あるいは例えば夏であればよしずをつけまして日よけにすると。ただ、夏以外は日差しが入るような形にするというような目的でございますが、基本的には日よけなりそういう樹木をはわす、スイカズラ的なものをはわせて日よけにしてくということで考えてるものでございます。
以上でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
ほかに。
○鴨志田委員 洗足駅周辺の目黒区の駐輪場のキャパ、もう一つ、放置自転車数、あともう一つは東急がこの291台という大きな駐輪場をつくってくださったわけですね。月額分にすると高くなっちゃうんですけれども、これをつくったのはお買い物客用なのか、それとも放置自転車が多いからその対策用なのか、これだけの台数ですからどのようなマーケティングをし、どのような意図があったのかお伺いいたします。
○
青木委員長 お答えできますか。
○世良
道路管理課長 洗足駅周辺の放置状況ということでございますが、平成19年9月に調査しました時点では放置が65台ございました。それから、この辺には自転車置場がございまして、区の自転車置場への駐輪が271台でございました。両方合わせますと、乗り入れ台数としては336台ということでございます。
整備の考え方でございますが、私ども今この自転車置場の跡に区の駐輪場を整備してございますが、それとあわせてこちらの東急のほうに駅のところに整備していただく、両方あわせてここの必要台数を満たすという考え方で整備しているものでございます。
○鴨志田委員 ということは、目黒区からの要望もあって291台になったということでよろしいでしょうか。また、例えば12時間100円ということで、ちょっと駅に行ったりとか非常に便利ですよね。そういったお買い物客とかこういったものもターゲットというか、ここに入ってるんでしょうか。
以上です。
○世良
道路管理課長 ここの場所の整備につきましては、委員御指摘のように区からの要望も踏まえて整備していただいたということでございます。利用につきましては、ここに、駅のところにスーパー等もございますし、商店街もございますので、そういったお買い物に来られた方も御利用いただくし、またその他の通勤等の方も御利用いただくということが想定されてございます。
○
戸沢委員 駐輪場をつくるのはいいんですけど、最近話題になってる自動二輪やバイクの関係は洗足駅周辺にはどこかほかのところあるんでしょうか。ないとすると、何か検討できなかったのかということが1つ。一部そういうことがね。
それから、もう一つはちょっと初歩的な話かもしれないけど、この図のほうで車どめのところ、ちょこっとありますね、これ何のこと、車どめと書いてあるでしょう。これは何のことなんですか。ちょっと教えてください。
○世良
道路管理課長 自動二輪とか原付自転車の関係でございますが、これはやはりガソリンを積んだ車を乗せるとなると、ふたかけ上部の上にこの駐輪場を整備していただくんですけれども、やはり構造がかなり違ってくるというふうに聞いてございまして、この駐輪場を整備していただくといった考え方の時点ではそういった自動二輪等の受け入れということまでは考えていらっしゃらなかったということで、今回のこの整備していただいた場所には自転車のみということになります。その代替という考えもございまして、私どもの区のほうで整備する洗足二丁目の駐輪場のほうには原動機付自転車20台、それから自動二輪10台を整備するということで考え方を整理いたしました。
○中澤みどりと
公園課長 それでは、2点目の図の車どめ(P型)というところでございますけども、これにつきましては、この形式はP型のちょうど真ん中にあいてるすき間がございますが、一般的にいいますとここがあいてないものの車どめを設置しますけども、今現在学芸大学の駅の周辺にもございますけども、自転車にそれをくくりつけて、それで撤去がしづらくなるということでございますので、そのところに間をあけまして、くくりつけても撤去できるというような形でございますので、その形が、結果、ちょっとP型みたいな形になっております。いわゆる車どめで一般的につくるものの間があいてるという形で、そこに自転車をかぎをロックして撤去できないことになってるので、それを撤去できるように間をあけてるという形でございます。
以上でございます。
○
戸沢委員 ということは何ですか、ここは本当はとめちゃいけないのにとめたときに撤去できるようにということなんですね、駐輪場をつくったわけじゃないのね、これね。それをちょっと確認して。
○中澤みどりと
公園課長 基本的には駐輪場をつくってちゃんとした中で、そこへとめていただくということでございます。ただし、そういう不正利用があってはいけないのですが、あった場合に対応もできるという形でそのような設備にしたものでございます。
以上でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
それでは、(6)
目黒線洗足駅前広場等の整備についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(7)大橋一丁目駐輪場(仮称)整備(案)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(7)大橋一丁目駐輪場(仮称)整備(案)についての報告を受けます。
○世良
道路管理課長 それでは、大橋ジャンクションの内部に整備いたします自転車駐輪場の大体の概要が決まりましたので御報告させていただきます。
資料のまず1番の経緯等でございますが、このエリアにおけます目黒区の放置自転車対策基本計画での必要台数は650台を見込んでございます。そのうち、本年4月に池尻大橋北口駐輪場を開設いたしまして、これで430台を整備いたしました。残る230台の整備というのが課題でございますが、その分を充足するということでこのジャンクションの構内に駐輪場を整備するというものでございます。
2の整備の考え方でございますが、これは首都高のほうと協定を結びましてジャンクションの内部に?体を整備していただくと。その後、区のほうで駐輪場設備の工事をするということでございます。
なお、これ建築基準法の建築物に該当いたしますので、区への建築許可の申請等必要な手続を行います。
3の整備の概要でございますが、名称は仮称でございますが大橋一丁目駐輪場でございます。広さが480平米ほど。収容台数は230台でございまして、これは自転車のみということでございます。
恐れ入りますが、1枚めくっていただきまして図面をちょっとごらんいただきたいと存じますが、2ページ目のところはエリアにおける位置が出てございます。3ページ目のところがこのジャンクションにおける位置でございまして、この斜めの斜線をつけた部分が駐輪場施設でございます。入り口としましては南西側の万代橋の向かい側のところに開口部がございまして、ここから入っていただいて、ここから左上のほうに延びてございますが、ここ通路でございまして、ここを通っていっていただいて駐輪場に入っていただくという形でございます。出るときはまた今のところを出てきていただくという形でございまして、なお、もう一つ常磐橋の向かい側のところに人だけが出入りできる出入り口を設けてございます。
恐れ入ります、4ページ目のところでございますが、こちらがもう少し詳しい図面でございます。先ほど申しましたように、この図で申しますと一番右側のところが万代橋のところの開口部でございまして、ここから自転車を押して入っていただきまして、左側のほうに出入り口、ここから入っていっていただくという形でずっと30メートルほどになりますが、通っていっていただいて駐輪場の入り口に入るという形でございます。ここ8列ございまして、平置きでございます。図面の下のほうに精算機が2台ございまして、ここに利用料金を入れていただいて、出るときは今の通路を通って出ていっていただくという形でございます。図の左下のほうに人が出入りできる通路、出入り口が設けてございます。
恐れ入りますが、1ページ目に戻っていただきまして、今後の予定でございますが、9月に建築許可の申請をいたします。?体の工事のほうは首都高で進められてございますが、区のほうの自転車駐輪施設の整備工事のほうは大体12月ごろから着手する予定でございます。供用開始は来年4月という予定でございます。
説明は以上でございます。
○
青木委員長 報告を終わります。それでは、質疑を受けます。
○赤城委員 目黒区放置自転車対策基本計画による駐輪場の必要台数ということで650台となっておりますけれども、調査によると1,000台近くの乗り入れがあるというような調査結果が出てると書いてありますけれども、大橋ジャンクションの中が公園になるというような報告を特別
委員会のほうで受けておりました。また、利用者も若干中が公園になればふえてくるんじゃないかなというふうに思いますけれども、果たして当初の650台で足りるのか、またこの計画上、修正が、今後若干ふやすことが可能であればそういった考えを、どう思ってらっしゃるのか。その点2点お伺いしたいんですけれども、よろしくお願いします。
○世良
道路管理課長 自転車対策基本計画の策定時点では650台という必要台数を見込んでございます。それに基づいて、現在
実施計画等に盛り込み整備してきたところでございます。
確かに、委員御指摘のように今後大橋ジャンクションが整備され、公園が整備されるということで、今後人の出入りがよりふえるかもしれません。それはまた今後、自転車対策基本計画の改定時にまた状況は調査いたしまして、必要に応じまして、それでも足りないという状況でございましたら、さらにまたこの周辺のエリアで整備するということにも、計画していくようになるかと存じます。現時点では、この計画上の必要台数を満たすということでございます。今後の、今申しましたように計画の改定時には改めて調査いたしまして必要性を検討させていただきたいと考えております。
○中澤みどりと
公園課長 それから、広場の関係あるいは公園の関係でございますが、今検討してございます。その中で、当然利用者のための駐輪場というのも今検討してるところでございます。
以上です。
○
石川委員 ジャンクションの構内につくるということなんですけども、例えば21年4月につくった池尻大橋北口の既に430台で、放置自転車に対応することはもう既にできなかったわけですよね。そうすると、このジャンクションの中に駐輪場をつくるというのは、そのジャンクションがつくられるどの辺からここの部分を想定していたんでしょうか。その辺ちょっと経過、もうあらかじめここが予想されるということで430台、北口の部分でしょうがないというか、どういうもとでここがなるようになったのかということが1つと、基本協定並びに年度協定を締結しということがあるんですけども、その具体的な基本協定と、あと年度協定というのはそれは年度ごとに協定をまた結んでいく、その辺のもう少し詳しいことを教えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○池本
大橋地区整備課長 それじゃ、私のほうから1点目のジャンクション構内に設置するに至った経緯について説明させていただきますが、ジャンクション建設に伴いまして区のほうもまちづくりが必要だということで地元の方々と一緒に取り組んできたところでございます。大まかな考え方、これは基本構想に
当たりますけども、これについてはたしか平成15年ぐらいに策定し、そのさらに具体化した整備方針、これを平成17年12月にたしか策定してございます。その中で、そういう方針に至る経緯の中で首都高側といろいろ協議いたしまして、この池尻大橋近辺では放置自転車もかなりある。それから、首都高側として地域貢献ということも含めてこういった設備ができないかという働きかけ並びに協議をしてまいりました。そういった中で、先ほど申し上げました整備方針の中にここを自転車駐輪場として整備するということを盛り込んできた。さらに、具体化したのが整備計画、これは平成19年3月でございますけども、その中で一定程度の台数を確保していくという旨で位置づけてきたという経緯がございます。
私のほうからは以上でございます。
○世良
道路管理課長 首都高と結んでおります整備の協定でございますが、基本協定のほうは工事の全体に関するものでございます。内部的には、どの場所に整備するとか広さであるとか時期であるとかそういったものを、今回御報告してるようなこの内容でございます。年度協定のほうは、その年度の費用の支払いの時期であるとかそういった細かいことを定めるものでございます。
以上でございます。
○
石川委員 要は、もうジャンクションをつくるに当たって前々から組み込まれていたというか、方針の中に入っていたということですね。
それとあと、これは目黒区が整備するわけですよね。そうすると、整備のための費用はどのくらいかかるというか、計算されているのかということと、あと年度協定の中でお金払うと、要は利用料という形で払うということなんでしょうかということをお聞きしたいことと、あとここを使う人の利用料、区が管理ということになると思うんですが、その利用料とかそういうことはどのように検討されているのか、その点いかがですか。
○池本
大橋地区整備課長 経緯の分は私のほうからお答えさせていただきますが、委員御指摘のとおり平成17年に策定した整備方針の中で明確に位置づけてきたところでございます。
○世良
道路管理課長 まずこの整備に要する費用の関係でございますが、まず設計委託費としまして19年度に、これ執行済みでございますが、190万円ほどございます。それから、工事費のほうが21年度の予算でございますけれども、これが首都高のほうにお支払いしますのが21年度予算で約1,700万円ほどでございます。これが躯体の整備の部分でございます。それから、区のほうの整備工事費としましては約6,000万円ほどを組んでございます。そんな形でございまして、ですから、コンクリートでつくる躯体の部分につきましてはこちらの要望に従いまして首都高に整備していただくという形で、その中身の駐輪施設、ラックであるとかそういったものは区のほうで整備するという形でございます。
それから、この場所につきましては無償で使用させていただくということでございまして、設置後そういったものを支払うということではございません。
それから、利用料の関係でございますが、これは1日利用という形でございまして、他の
施設等の料金から考えますと100円で支払っていただくという形で考えてございます。
なお、管理につきましては他の施設と同じように指定管理者による管理ということで考えてございます。
以上でございます。
○
石川委員 100円というのは1回、1日ということですか。ごめんなさい、それだけ。
○世良
道路管理課長 これは24時間まで100円という形でございます。先ほどの図面の精算機に自分のとめたラックの番号を入力していただいて100円入れていただくとラックが開くという形になりまして、それで出せるという形になります。
以上でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○増田委員 1点だけね。整備の考え方の中で、本駐輪場は建築基準法の建築物に該当するため、同法に基づく必要な手続を行うということで、この4の今後の予定で、9月に建築許可申請と書いてある。だとしたら、確認申請じゃないの。
○網倉
建築課長 許可とそれから確認申請、結論的には両方必要だということです。ここの敷地自体は道路内ということでございますので、道路内の建築物ということになります。これについての許可が必要になるというのが1点でございます。それともう一つは、通常の建築確認というのが今回の場合は設置者が区ということでございますので、いわゆる計画通知が必要になるということでございます。
以上です。
○増田委員 道路内だから、許可は首都高が出すんじゃないんですか。目黒区が出すの。この工作物に対する確認申請というのは区に出すわけでしょう。
○網倉
建築課長 建築許可のほうですが、これは今申し上げましたように道路内の建築物をつくるということで、これは建築基準法上の許可になります。それから、確認のほうはあくまでも駐輪場部分ということでございまして、工作物、いわゆるジャンクション全体についての確認ということではございません。あくまでも駐輪場部分のそこの部分を建築物と見て、そこに対する計画通知ということでございます。
以上です。
○増田委員 道路内というと、どこにできるんですか、この図でいくと。ループになっている中にできるわけ、この絵でいくとそうですね。イメージがわかないんだ。
○網倉
建築課長 本日の資料ではそこまで資料ございませんけども、ジャンクションのループの部分、それからその周辺も含めて道路区域ということになっております。そういうことで、道路内の建築物に関する許可が必要だということでございます。
以上です。
○増田委員 この2枚目の絵でいくと、これループ内にできるんですよね。じゃないの。含めてじゃなくてそのものでしょう、これ、この位置は。どういう状況でできてくるのかよくわからないんだけど。じゃ、後で説明してください。
○
青木委員長 じゃ、別に資料があるようですので、ちょっと後で課長、見せてあげてください。
じゃ、ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 ないようですので、(7)大橋一丁目駐輪場(仮称)整備(案)についての報告を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(8)みどりの
条例改正の考え方について(案)
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(8)みどりの
条例改正の考え方についての案、報告を受けます。
○中澤みどりと
公園課長 それでは、お手元の資料に基づきまして、みどりの
条例改正の考え方について(案)につきまして御報告させていただきます。
背景等でございます。本区では、目黒住環境プロジェクトの一つとして平成19年11月30日に議決をいただきまして、20年4月にみどりの条例を改正し、樹木等の保全協議制度の導入、また屋上緑化の推進、緑化計画協議の充実などにより、民有地の緑の保全と創出の取り組みを推進しているところでございます。
こうした状況の中で、国では長期優良住宅の普及の促進に関する法律を21年6月4日に施行いたしまして、環境負荷の低減などを目的に良質な住宅の普及促進を進めているところでございますが、この法律では建築確認、いろいろ建築基準法上の第6条によらず、同法に基づく認定により建築行為ができるということになってございます。こうした基準法によらない建築行為等につきましても緑化計画の協議の徹底を図る必要があるということがございます。
それと、またもう一つは、東京都では大規模敷地の緑化基準や開発許可の強化を図るため、東京における自然の保護と回復に関する条例及び同施行規則を平成21年3月に改正しまして、本年10月1日に施行する予定でございます。こうしたことから、緑化基準の見直しも求められているということがございます。今後、民有地の緑の保全と創出を推進するために条例及び施行規則を改正するものでございます。
2、改正の考え方でございますが、(1)
条例改正の考え方でございます。緑化計画協議の促進を図るため、緑化計画書の提出等を要する行為に長期優良住宅の普及の促進に関する法律による建築行為等も該当するよう規定の明確化を図るということで条例整備を行うものでございます。
それと、(2)条例施行規則の考え方でございます。東京都では5,000平米以上につきましては現在の基準にプラス5%を加えた緑化率ということで今規則を改正いたしまして、10月1日から施行するということでございまして、目黒区ではその部分で、その関係で商業系用途地域における緑化基準の部分で、現行制度では敷地面積1,000平米以上で建築行為等を行う場合、緑化面積は空地でございます。空地、下の部分に説明ございますが、敷地面積から建築物の建築面積を除いた部分でございます。これの20%。それと、総合設計制度等による建築の場合は空地の30%緑化と。これは平成20年4月に改正したものでございます。今回の改正の考え方でございますが、この現行基準の敷地面積5,000平米以上の部分で建築行為等を行う場合の緑化基準の強化を図るというものでございまして、5,000平米以上では空地の25%、また総合設計制度等の場合は空地の35%というものでございます。
それと、建築物の緑化基準、これ屋上緑化でございますが、現行の施行規則、区では敷地面積500平米以上における建築物は屋上緑化可能面積の20%を緑化と。それと、敷地面積1,000平米以上の総合設計制度等による建築物は30%を緑化ということで、平成20年4月にこれも改正しているものでございます。
今回の改正につきましては、この現行基準の部分の敷地面積5,000平米以上における緑化基準を強化すると。先ほどと同等でございまして、緑化面積は屋上緑化可能面積の25%。総合設計制度等を活用する場合は35%というものでございます。
それで、3点目でございます。今後の予定でございますが、9月の3定に条例を提案いたしまして御審議いただきまして、その後、10月1日に施行していきたいなということでございます。
説明は以上でございます。
○
青木委員長 それでは、質疑を受けます。
○
橋本委員 内容よりも、この条例は実際にはもう来月の3定でやっていくんだと思うんですけども、一月前のこの
委員会の時期に条例の内容にもかかわるようなものを、今回出てるんですけども、これは事前審査にならないんですか、ちょっとよくわからないんで伺いたいんですが。
○中澤みどりと
公園課長 あくまで所管としましては、こういう考え方で進めていきたいということで、(案)ということでお示ししてるものでございまして、別に条例の内容につきましてはちゃんとした条文の中での議案ということでお出しするということでございます。考え方をお示ししてるということでございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
○
石川委員 強化されるということは非常にいいことだと思うんですけども、ちょっとわからないんですけども、長期優良住宅の普及の云々、法律が施行されてこの法律では建築確認によらず同法に基づく認定により、建築行為ができることとなっているということが書かれてるんですが、その辺との関連が私よくわからないんですが、その辺をちょっと説明していただけますか。
○網倉
建築課長 それでは、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の部分について、私のほうで説明をさせていただきます。
長期優良住宅の普及促進法では、建築基準法による通常の確認の手続の特例を定めているということでございます。通常の建築しようとする場合には建築基準法に基づいて確認をとって、それから着工という、そういう流れになってるんですけども、この長期優良住宅促進法の中では確認をとらないでも、そのかわり認定をとれば、認定ということですね、認定をとれば建築確認をとったものとみなすという規定になってございます。そういうことで、手続としては基準法の確認という手続をとらないでも建物ができてしまうということでございますので、今回、そこら辺の漏れがないような形にするために手続をふやしたと、補ったということでございます。
以上です。
○
石川委員 この法律によって規制緩和された部分をきちんと担保するためにここに組み込んだということで理解していいんでしょうかということと、今回、緑化強化するわけですよね。そうした中で、緑化計画の中で緑被率を20%に持っていくというのがありますよね。これをした中で、区としてどのくらい緑被率に影響というか、その辺は考えていらっしゃるんでしょうか。
○網倉
建築課長 確認と、それから認定の関係でございますけれども、認定の、今回の長期優良住宅の促進法の認定の手続の中でも、具体的にはもう建築確認と同様な審査を行います。ですから、手続の内容的には簡略されるとか簡単になるとかということではないのですが、手続が新たにできたということでございまして、そうしてしまうと今までのみどりの条例で決めている手続に漏れてしまうということが出てきますので、そこの分は今回きちんと手当てをしたということでございます。
以上です。
○中澤みどりと
公園課長 それでは、緑被の関係でございます。これによって強化して緑被率20%の目標ということかと思います。
私ども20%の目標ということで、今回、20年4月にみどりの条例の改正もして、促進してる。また、みどりの街並み助成、これも平成19年、また20年に2回改正をいたしまして民地の緑をふやしていくと。一番その中で伸ばしていくものは屋上緑化でございます。これはこの部分を、やはり今現在ですと、みどりの基本計画の中では可能面積の0.4%しかないということもございます。ですので、その辺は強化していくということで500平米以上ということでございます。ですので、こうした、当然この大規模敷地の部分、これは大きな緑地を生む部分でございますので、そうしたものも強化することによって20%を達成していきたいなということでございます。
以上でございます。
○
石川委員 こことは直接関係ないんですけども、目黒区の緑というのは非常に民有地の中に樹木が多いというのは聞いているんですけども、このみどりの条例の中に指定樹木以外の樹木とかこういうものに対しては伐採しようとするときは規則で定めるところにより、区長に協議しなければならないというこの項目が入っているんですけども、この辺の部分では実際に効果というかそういうのが行われているのかなという、この辺の状況はどうなっているんでしょうか。
○中澤みどりと
公園課長 委員が今御指摘の部分は樹木等の保全協議制度の導入ということかと思います。
これにつきましては、20年4月から幹周り80センチ、これは直径約25センチ程度でございます。これを伐採するときには当然区と協議をしていただきたいということでこういう制度を設けまして、23区でも3区程度しかやってないということでございます。私どもの20年度の実績でございますが、これにつきましては保全協議件数が約28件ございまして、本数は95本ございました。保全樹木数は23本ということで約4分の1は保全されてると。今後、この制度が、今までこれがなければこの樹木については伐採された可能性が高いということはございます。私どもとしては一定の成果があるかなと思ってございます。
以上でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
○宮沢委員 今、
橋本委員がこの件について出されましたけども、本会議にこういう条例が提案されるわけですから、事前に、案だからといってこういうものというのは、私出したというのは余りないんじゃないかという気がするんだ。これ今聞いてると、事前審査みたいな質疑してるでしょ。これは例会が始まる前に添付されてくる条例案の中身と一緒になって出てくる資料だというふうに私思うんだよね。だから、いまだかつてもう、今聞いてて完全これ出されちゃいますと、中身も勉強していきますよ、だーっと皆さんがね。だから、こういう例というのは、部長あった、今まで。
もう一つ、それから今こういうふうに現行規則と改正される考え方というのが出てきてますけども、目黒区が該当する民有地、どのくらいあるの、目黒区の中に。敷地面積云々と書いてあるから、僕はこれを見て、1,000平米以上の民有地どのくらいあるの、目黒区の中で、対象とされようとしてるのは。それを500平米に改正されるんだなんて。ちょっとこれ僕もよくわからないんだけどさ。
○小笠原
都市整備部長 それでは、1点目の条例の事前審査に当たるかどうかという件でございますけども、これまで条例をいきなり出すということではなくて、その前にその条例を出すに当たっての区側の基本的な考え方という形で考え方を出してきた例はこれまでもあったというふうに思います。ただ、その出し方はやっぱりいろいろ事前審査に当たらないようにという配慮、これは必要なので、余り細かい形ではなくて、あくまでも考え方ということでお示ししてきたというふうに理解をしてございます。
以上です。
○
青木委員長 民有地が幾つありますかと。
○中澤みどりと
公園課長 基本的に、補足いたしますが、ちょっと説明が悪くて申しわけございませんでしたが、改正の考え方ということで
条例改正の考え方は考え方の趣旨でございます。それと、(2)のこれ規則になりますので規則改正ということでございますので、こういう内容で規則を改正していきますよということでございまして、それでここにございますように、ちょっとどのぐらい面積あるかというのはあれなんですが、大体、区の緑の約60%が民有地にあるということでございます。これは、みどりの基本計画を策定する前に調査をかけてございます。その中でデータとしてはございます。ただし、敷地面積どのぐらいあるかと、個別の敷地がどうだということはちょっと今お答えする資料がございませんので御了承いただきたいと思います。
以上でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 ないようですので、(8)みどりの
条例改正の考え方について(案)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(9)
耐震フェアの開催について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(9)
耐震フェアの開催についての報告を受けます。
○網倉
建築課長 それでは、
耐震フェアの開催につきまして報告をさせていただきます。
建築課では、現在耐震化に努めているということでございますけれども、耐震化に関する
普及啓発を図る、そういう趣旨で耐震診断あるいは改修工法の紹介、それから相談窓口を設置するということでございます。これは19年度から実施しているものでございますが、今年度は展示スペースの関係で縮小して実施するというものでございます。
まず1点目、日時でございますが、9月2日から9月4日までということでございます。9時から5時まででございます。
内容としましては、改修工法等の展示、それから耐震診断、改修工法の実例についての紹介、それから相談窓口を設置するものでございます。
場所としましては、総合庁舎の1階の休憩コーナーでございます。19年度、20年度につきましては、現在定額給付金課がございますスペースで行ってきたものでございますけれども、今年度につきましてはそこのスペースが使えないということで、同じ休憩コーナーの中でございますが、縮小して実施するということでございます。
あと、記載はございませんけれども、広報でございますが、区の
ホームページあるいは8月25日のめぐろ区報でお知らせをするという予定にしております。
以上でございます。
○
青木委員長 それでは、質疑を受けます。
○
石川委員 この開催なんですけども、促進計画に基づきということなんですけども、これはことし初めて、従来から、いつごろからやられているのかということと、あと耐震診断と改修の状況、ここのところどういう経過に実際問題利用しているかという件数がわかれば教えていただきたいと思うんですが、地震が起きると耐震診断や耐震改修がふえるということ、件数がふえるというのは聞いてるんですが、その点どうなっているんでしょうか。
○網倉
建築課長 まず1点目のいつからやってるかということでございますけれども、この
耐震フェアは19年度からやってございます。今年度は3回目ということでございます。耐震改修促進計画の中で、これは区民の方に対する
普及啓発の一環としてこういうことをやるよということは位置づけているというものでございます。
それから、2点目の実績でございますが、年間を通してということで申し上げますけれども、耐震診断につきまして、20年度の数字で申し上げますけれども、木造については109件ございました。木造以外、非木造というふうに言ってますけども、これが3件ございました。それから、耐震改修でございますけれども、木造が36件でございます。それから、非木造が1件でございます。
実績につきましては以上でございます。
○
石川委員 19年度から実施しているということなんですけども、この参加というかその辺の状況はどうなってきてるんでしょうか。まだ回数は少ないとはいえ、その辺の住民の参加という状況を教えていただきたいということと、あと診断とこの改修の実績なんですけども、この数年というかこの実績は上がってきているんでしょうか。
○網倉
建築課長 当日のフェアに参加していただいている人数でございますが、昨年度の数字でございますけども、2回開催してございまして、7月に開催したときには70名の方が来場されております。それから、1月にほぼ同様の内容でフェアを実施しておりますけれども、そのときには50名の方が来場されてるということでございます。
それから、実績についてのこれまでの各年度の動きということでございますけれども、耐震診断につきましては今の規模、耐震診断、木造の耐震については区で全額負担ということでやってますけど、これが18年度から実施してございますが、その数字で申し上げますと、18年度が147件、それから19年度が154件、20年度が109件ということで、20年度に若干減少したという傾向でございます。
それから、改修のほうでございますけれども、木造については18年度が14件、それから19年度が34件、20年度が36件ということで、これはややふえてきていると、そういう傾向でございます。
以上です。
○
石川委員 政府の地震調査
委員会の報告によると、今後30年に震度6弱以上が都市部で確率として上昇するというか、ますます危険な状況ということが明らかになってきたんですけども、そういう点でさらに診断とか改修、費用の問題もありますけども、こうしたところに関心なりとか呼ぶというかその点については区としてこういうことを、
耐震フェアをやることも住民の関心を高めていく一つだと思うんですけども、そのほかに今後さらに意識とか変えていくというか関心を持っていくというところでの対策なりとか検討、当然費用負担の問題もあると思うんですが、その辺ではどうなって、今後さらに検討するということがあるんでしょうか。
○網倉
建築課長 今のお話でございますが、全体的な話を申し上げますと、耐震改修についてはさらに進める必要があるというふうに考えてございますので、こういう
普及啓発も含めて、それから具体的に改修に結びつけなければいけないということですので、そういうことに対する取り組みはさらに強めていく必要があるだろうというふうに考えております。そのためにいろんなことを今後も検討してやっていきたいということでございます。
以上です。
○宮沢委員 ちょっと伺いたいんですが、目黒区の耐震診断、無料でやっておりますね。それから耐震に改修するその費用100万円を限度としてやってるということで、かなり目黒区評価いいんですけれども、ほかの区との比較はされておることあるんですか。近隣区でいいですけど、何か情報をつかんでる。
○網倉
建築課長 具体的なところは手元にございませんけど、それぞれ各区でいろんな支援をしているということでございまして、当然目黒区も事業実施に当たっては23区の調査もしてますし、新しい情報についても取り入れながらやってるという状況でございます。助成についても、例えば
世田谷区なんかでもマンションについての助成1,500万円というのがありますけども、目黒区も同程度のものを今年度から始めましたけども、程度としては遜色ないものを目黒区もやってるというふうに考えております。
以上です。
○宮沢委員 今、たまたま
世田谷区のことをおっしゃいましたけども、近隣区で、僕らはいろいろ情報交換してるんですけどね、そういう中でちゃんとある程度話し合いというかお互い交換してるんだろうというふうに思うけど、今、
世田谷区ちょこっと言われましたけども、つかんでないの、全然。
○網倉
建築課長 各区のそれぞれの制度につきましては調査はしております。細かい内容いろいろございますので、どこまで申し上げればいいのかわかりませんけども、23区の制度については、調査はしております。
以上です。
○宮沢委員 その調査の中で目黒区はいいほうなの、悪いほうなの、それともまあまあ。
○網倉
建築課長 全部を詳細に比較してるということではございませんので、感想になるのかもしれませんけども、先ほど申し上げましたように決して他の区に劣るような制度ではないというふうには考えております。
以上です。
○
青木委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 それでは、(9)
耐震フェアの開催について終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(10)
区民住宅高額滞納者への対応について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次に、(10)
区民住宅高額滞納者への対応についての報告を受けます。
○髙雄
住宅課長 それでは、御説明申し上げます。
滞納者の方の1つの現状でございまして、1、滞納者でございますけれども、区民住宅ということで中町一丁目に所在の区民住宅にお住まいの方の滞納状況ということで、2、具体的内容ですが、滞納使用料が92万8,000円余、これは使用料、共益費合算でございます。2の(2)で使用取り消しをしてございますので、その後は損害金というふうに名前変わりますので、その後は19万1,700円毎月という損害生じてございます。
3の経緯でございますけれども、この方は平成8年10月に入居しておりますけれども、昨年11月から滞納が始まり、督促、催告等粘り強くやっておりましたけれども、いかんともしがたいということで5月29日に使用許可を取り消してございます。取り消した結果は不法占拠ということになりますので、明け渡しについて継続して指導してまいりましたけれどもうまくいかないというところで、最終的に法的な措置もとらざるを得ませんよというような形で通知をお出ししているところでございまして、本日現在まだ退去してございません。
この方は、7の過去の経緯ということで、過去にも同じようなことがございまして、13年1月から滞納をしてございます。高額所得者等審査会ということで、これは明け渡しが可か否か、そういったことを外部の委員の方に検討してもらう会でございますけれども、そこでこの方は、一たん明け渡し請求をしても可能であるということのお墨つきを得たものでございまして、その後、使用許可を取り消しましたが、全額納付をして滞納は解消いたしました。そこで使用許可撤回をいたしたんでございますけれども、平成19年4月から再び滞納が始まり、これにつきましては再三いろいろもう手をかえ品をかえお話し申し上げた中で、おくれながらも納付をしたということでございます。
今後の対応でございますけれども、こういったような方でございますのでなかなか出ていっていただけないということで、担当の所管でございます総務課のほうが訴訟の提起の担当所管でございますので、民事訴訟を提起したらどうかというようなことにつきまして、担当所管と今後はちょっと検討してまいりたいというふうに考えているものでございます。
以上です。
○
青木委員長 報告を終わりました。それでは、質疑を受けます。
○
石川委員 1点だけなんですが、滞納の理由というか、その辺は何なんですか。
○髙雄
住宅課長 あくまで本人の言でございますけれども、建築士の方でございますけれども、会社は存続しているけれども、給料を払ってもらえない。約束を何回もしても会社のほうがほごにすると、だからだめなんだというようなことが主な主張でございます。
○
青木委員長 よろしいですか。
○
戸沢委員 この前に、高額所得者云々という、これのそういう、今はそうじゃないということですか、これね、ことがあったと。経緯からいうと払えないのに。
払えないのか、よく、だから、その辺の判断が難しいんだけど、今は本当に払えないと言ってるの。
○髙雄
住宅課長 この名称が、高額所得者等審査会ということで、高額所得になった場合、明け渡し請求をするのがどうかというのを審査するとともに、この等のところに実は滞納が重なった場合出ていくのを審査していただくと、両方の意味があります。すみません、わかりにくくて。
以上です。
○
青木委員長 よろしいですか。
○増田委員 過去の経緯の中で、13年1月から滞納始まって、まさか18年7月に全額納付するって、この期間の5年半ぐらい、これだけ滞納してたんですか、前の部分を。だとしたらすごい額を解消したことになるんだけど、その間に何回かあったんですか。
○髙雄
住宅課長 納付の経過でございますけれども、細かな資料は手元にございませんけれども、これはずっと滞納してるわけではございませんで、この間納付交渉をしておりますので、くしの歯が欠けたようにぽっぽっぽっと入れるというような形で、全額を滞納してるわけではございませんけども、たまに入れていただいて、ただ滞納は解消しない、そういう状況でございます。
以上です。
○
青木委員長 よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
青木委員長 それでは、(10)
区民住宅高額滞納者への対応について終わります。
以上で
報告事項を終わります。
――
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【その他】(1)次回の
委員会開催予定
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
青木委員長 次回の
委員会の開催なんですけど、大分先になります。9月9日水曜日、定例会中になります。午前10時から開会いたします。よろしくお願いいたします。
以上で本日の
委員会を散会いたします。
暑くなりますからお気をつけください。ありがとうございました。...